JP2004031146A - バックライト及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】輝度の均一化及び輝度の向上を図ることのできるバックライト及びそれを用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】光源11の出射光を取り入れて液晶パネル8に導く導光板5を備え、導光板5の一方の側面5aに面して光源11が配置され、導光板5の他方の端部で反射シート4と導光板5とが接着部材10で接着される。接着部材10は透明なPET等の基材10aの両面に黒色の粘着層10bが設けられ、導光板5の他方の側面5bの厚さd以上の幅に形成される。これにより、側面5bで反射した光を遮光するとともに、接着部材10による光の吸収量を黒色の基材を用いた場合よりも低下させる。
【選択図】 図1
【解決手段】光源11の出射光を取り入れて液晶パネル8に導く導光板5を備え、導光板5の一方の側面5aに面して光源11が配置され、導光板5の他方の端部で反射シート4と導光板5とが接着部材10で接着される。接着部材10は透明なPET等の基材10aの両面に黒色の粘着層10bが設けられ、導光板5の他方の側面5bの厚さd以上の幅に形成される。これにより、側面5bで反射した光を遮光するとともに、接着部材10による光の吸収量を黒色の基材を用いた場合よりも低下させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示パネルを照明するバックライト及びそれを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は液晶パネルの背面に配されたバックライトにより液晶パネルを照明して画像を形成する。液晶パネルとバックライトとはベゼルにより挟持して一体化されている。ベゼルは液晶パネルの表示画面となる部分を開口し、液晶パネルの周部を覆っている。
【0003】
バックライトは薄型化のため所謂サイドライト方式が広く用いられる。サイドライト方式のバックライトは、液晶パネルに対向する導光板を備え、導光板の側部に光源が配される。光源の出射光を導光板に取り込んで液晶パネルの方向に出射して液晶パネルが照明される。
【0004】
導光板の背面側(液晶パネルと反対側)には周部を両面テープにより接着される反射シートが設けられる。反射シートは導光板から背面側に漏れた光を液晶パネル側に反射して光を効率よく利用するようになっている。また、ベゼルにより液晶パネルの周部が覆われるため、両面テープが表示画面から視認されず、表示画像の劣化が生じないようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年省スペースで広い表示画面を有する液晶表示装置が望まれ、液晶パネルはベゼルで覆われる面積が小さくなっている。このため、表示画面を斜め方向から見ると導光板の周部に配される両面テープが視認される場合があった。即ち、両面テープの断面図を図4に示すと、PET等の基材20a上に形成される粘着層20bの表面には微小な凹凸が形成される。
【0006】
このため、透明の両面テープ20を使用すると、粘着層20bの表面で乱反射するとともに両面テープ20を透過した光が反射シートで反射して粘着層20bの表面で拡散する。これにより、両面テープ20が光って視認され、表示画像が劣化する問題があった。
【0007】
この問題を解決するために、特開平8−234676号公報に開示されるように黒色等の光吸収色の両面テープを用いる方法が考えられる。即ち、PET等から成る黒色等の光吸収色の基材20a上に粘着層20bを形成した両面テープにより光を吸収して両面テープの視認性を低下させ、表示画像の劣化を防止することが可能である。
【0008】
しかしながら、この方法によると、PET等の基材20aで吸収される光の吸収量が大きく、両面テープ20部分の輝度が低下して表示画面の輝度が不均一になり、表示画像の劣化を充分改善することができない問題があった。
【0009】
本発明は、輝度の均一化及び輝度の向上を図ることのできるバックライト及びそれを用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、照明光を出射する光源と、被照明体に対向配置されるとともに側面から前記光源の出射光を取り入れて被照明体に導く導光板と、前記導光板に対して被照明体と反対側に配される反射シートとを備えたバックライトにおいて、透明基材の両面に光吸収色の粘着層を設けた接着部材により前記反射シートと前記導光板とを接着したことを特徴としている。
【0011】
この構成によると、光源から出射された光は導光板を導波して被照明体側に出射され、導光板の背面側に出射された光は反射シートで反射して被照明体の方向に出射される。これにより被照明体が照明される。導光板から接着部材に照射された光は光吸収色の粘着層で吸収され、粘着層での乱反射が防止される。また、粘着層に含浸される色素量の調節により粘着層による光の吸収量を適正にして表示画像が暗くなることを防止し、表示画面の輝度を均一にすることができる。
【0012】
導光板は出射面と背面とが平行な平板でも良く、くさび形でも良い。導光板の一方側方に光源が配された場合は、接着部材を他方の側面の厚さ以上の幅に形成して他方の端部と反射シートとを接着部材により接着すると良い。これにより、導光板の他方の側面で反射して反射シートに向かう光を遮光することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の液晶表示装置を示す側面断面図である。液晶表示装置1は液晶パネル8の背面側にバックライト2を配置してベゼル9により一体化されている。バックライト2の背面には液晶パネル8の駆動回路13が配されている。
【0014】
バックライト2はシャーシ3に覆われており、レンズシート6及び拡散シート7を介して液晶パネル8に対面するくさび形の導光板5を備えている。レンズシート6は表面にレンズアレイが形成され、所定間隔で光を集光する。拡散シート7はPET等の基材に拡散材が含有され、入射光を拡散する。
【0015】
導光板5の厚みの厚い側の側方には側面5aに面して照明光を出射する光源11が配される。光源11はリフレクタ12に覆われ、光源11から導光板5と反対方向に出射された光をリフレクタ12により反射して導光板5の方向に導く。導光板5の背面側には光を反射する反射シート5が配され、導光板5の厚みの薄い側の端部と両面テープ(接着部材)10により接着固定されている。
【0016】
図2は両面テープ10を示す断面図である。両面テープ10はPET等の透明な基材10aの両面に黒色等の光吸収色から成る粘着層10bが形成されている。粘着層10bは粘着材に光吸収色の色素を所定量含浸して容易に形成することができる。
【0017】
上記構成の液晶表示装置1において、光源11から出射された照明光は側面5aから導光板5に入射する。図3に示すように、導光板5の背面5cは微小な凹凸面に形成されており、導光板5を導波する照明光は矢印Aに示すように背面5cの凹凸面で反射して出射面5dから出射される。また、背面5cから臨界角を超えて出射された光は矢印Bに示すように反射シート4で反射して出射面5dから出射される。
【0018】
導光板5dの出射光はレンズシート6のレンズアレイにより所定間隔で集光され、更に拡散シート7により拡散される。これにより、均一な照明光が液晶パネル8に照射され、液晶パネル8の表示画像が視認できるようになっている。
【0019】
本実施形態によると、反射シート4を導光板5に接着する両面テープ10は透明の基材10a上に光吸収色の粘着層10bが形成されている。このため、粘着層10bに含浸する色素の量によって従来例のように黒色の基材20a(図4参照)を用いるよりも光の吸収量を低下させることができる。
【0020】
従って、液晶表示装置1の表示画面を斜め方向から見たときでも両面テープ10部分が暗く表示されず、表示画面の輝度の均一化及び輝度の向上を図ることができる。尚、出射面5dと背面5cとが略平行な導光板であっても両面テープ10の粘着層10bを光吸収色で形成することにより同様の効果を得ることができる。
【0021】
また、導光板5の一方の側面5aから光源11の出射光が取り込まれ、他方の側面5b(図3参照)に到達した光は反射して導波を継続する。この時、図3に示すように、導光板5の他方の側面5bで反射した光の一部は反射シート4側に向かい、矢印Cに示すように側面5bの厚みdと略同じ幅の端部に集中して照射される。
【0022】
このため、本実施形態では両面テープ10の幅を厚みdと同じにしている。これにより、側面5bで反射して反射シート4に向かう光が遮光される。従って、側面5bで反射して、反射シート4で反射する光や粘着層10bの表面で乱反射する光による両面テープ10の視認を防止することができる。その結果、液晶表示装置1の表示画面の輝度の均一化を図ることができる。両面テープ10の幅を厚みdよりも大きくしても良い。
【0023】
尚、出射面5dと背面5cとが略平行な導光板であっても一方の側方に光源を配置するバックライトにおいて同様の効果を得ることができる。更に、従来例と同様の黒色の基材20aを有する両面テープ20(図4参照)を用いた場合であっても、同様の効果を得ることができる。即ち、両面テープ20の幅を他方の側面5bの厚みd以上にすることによって、他方の側面5bで反射して反射シート4に向かう光を遮光することができる。これにより、表示画面の輝度の均一化を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によると、透明の基材の両面に光吸収色の粘着層を形成して接着部材により反射シートと導光板とを接着するので、粘着層に含浸する色素の量によって従来例のように黒色の基材を用いるよりも光の吸収量を低下させることができる。従って、表示装置の表示画面を斜め方向から見たときでも接着部材部分が暗く表示されず、輝度の均一化及び輝度の向上を図ることができる。
【0025】
また本発明によると、導光板の一方側面から光源の出射光を取り入れるバックライトにおいて導光板の他方の端部と反射シートとを接着する接着部材を導光板の他方側面の厚さ以上の幅に形成するので、他方側面で反射して反射シートに向かう光が遮光される。従って、反射シートで反射する光や粘着層の表面で乱反射する光による接着部材の視認を防止することができる。その結果、表示画面の輝度の均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態の液晶表示装置を示す側面断面図である。
【図2】は、本発明の実施形態の液晶表示装置のバックライトの導光板と反射シートとを接着する両面テープを示す側面断面図である。
【図3】は、本発明の実施形態の液晶表示装置のバックライトの要部を示す側面断面図である。
【図4】は、従来の液晶表示装置のバックライトの導光板と反射シートとを接着する両面テープを示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置
2 バックライト
3 シャーシ
4 反射シート
5 導光板
5a、5b 側面
6 レンズシート
7 拡散シート
8 液晶パネル
9 ベゼル
10、20 両面テープ
10a、20a 基材
10b、20b 粘着層
11 光源
12 リフレクタ
13 駆動回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示パネルを照明するバックライト及びそれを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は液晶パネルの背面に配されたバックライトにより液晶パネルを照明して画像を形成する。液晶パネルとバックライトとはベゼルにより挟持して一体化されている。ベゼルは液晶パネルの表示画面となる部分を開口し、液晶パネルの周部を覆っている。
【0003】
バックライトは薄型化のため所謂サイドライト方式が広く用いられる。サイドライト方式のバックライトは、液晶パネルに対向する導光板を備え、導光板の側部に光源が配される。光源の出射光を導光板に取り込んで液晶パネルの方向に出射して液晶パネルが照明される。
【0004】
導光板の背面側(液晶パネルと反対側)には周部を両面テープにより接着される反射シートが設けられる。反射シートは導光板から背面側に漏れた光を液晶パネル側に反射して光を効率よく利用するようになっている。また、ベゼルにより液晶パネルの周部が覆われるため、両面テープが表示画面から視認されず、表示画像の劣化が生じないようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年省スペースで広い表示画面を有する液晶表示装置が望まれ、液晶パネルはベゼルで覆われる面積が小さくなっている。このため、表示画面を斜め方向から見ると導光板の周部に配される両面テープが視認される場合があった。即ち、両面テープの断面図を図4に示すと、PET等の基材20a上に形成される粘着層20bの表面には微小な凹凸が形成される。
【0006】
このため、透明の両面テープ20を使用すると、粘着層20bの表面で乱反射するとともに両面テープ20を透過した光が反射シートで反射して粘着層20bの表面で拡散する。これにより、両面テープ20が光って視認され、表示画像が劣化する問題があった。
【0007】
この問題を解決するために、特開平8−234676号公報に開示されるように黒色等の光吸収色の両面テープを用いる方法が考えられる。即ち、PET等から成る黒色等の光吸収色の基材20a上に粘着層20bを形成した両面テープにより光を吸収して両面テープの視認性を低下させ、表示画像の劣化を防止することが可能である。
【0008】
しかしながら、この方法によると、PET等の基材20aで吸収される光の吸収量が大きく、両面テープ20部分の輝度が低下して表示画面の輝度が不均一になり、表示画像の劣化を充分改善することができない問題があった。
【0009】
本発明は、輝度の均一化及び輝度の向上を図ることのできるバックライト及びそれを用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、照明光を出射する光源と、被照明体に対向配置されるとともに側面から前記光源の出射光を取り入れて被照明体に導く導光板と、前記導光板に対して被照明体と反対側に配される反射シートとを備えたバックライトにおいて、透明基材の両面に光吸収色の粘着層を設けた接着部材により前記反射シートと前記導光板とを接着したことを特徴としている。
【0011】
この構成によると、光源から出射された光は導光板を導波して被照明体側に出射され、導光板の背面側に出射された光は反射シートで反射して被照明体の方向に出射される。これにより被照明体が照明される。導光板から接着部材に照射された光は光吸収色の粘着層で吸収され、粘着層での乱反射が防止される。また、粘着層に含浸される色素量の調節により粘着層による光の吸収量を適正にして表示画像が暗くなることを防止し、表示画面の輝度を均一にすることができる。
【0012】
導光板は出射面と背面とが平行な平板でも良く、くさび形でも良い。導光板の一方側方に光源が配された場合は、接着部材を他方の側面の厚さ以上の幅に形成して他方の端部と反射シートとを接着部材により接着すると良い。これにより、導光板の他方の側面で反射して反射シートに向かう光を遮光することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の液晶表示装置を示す側面断面図である。液晶表示装置1は液晶パネル8の背面側にバックライト2を配置してベゼル9により一体化されている。バックライト2の背面には液晶パネル8の駆動回路13が配されている。
【0014】
バックライト2はシャーシ3に覆われており、レンズシート6及び拡散シート7を介して液晶パネル8に対面するくさび形の導光板5を備えている。レンズシート6は表面にレンズアレイが形成され、所定間隔で光を集光する。拡散シート7はPET等の基材に拡散材が含有され、入射光を拡散する。
【0015】
導光板5の厚みの厚い側の側方には側面5aに面して照明光を出射する光源11が配される。光源11はリフレクタ12に覆われ、光源11から導光板5と反対方向に出射された光をリフレクタ12により反射して導光板5の方向に導く。導光板5の背面側には光を反射する反射シート5が配され、導光板5の厚みの薄い側の端部と両面テープ(接着部材)10により接着固定されている。
【0016】
図2は両面テープ10を示す断面図である。両面テープ10はPET等の透明な基材10aの両面に黒色等の光吸収色から成る粘着層10bが形成されている。粘着層10bは粘着材に光吸収色の色素を所定量含浸して容易に形成することができる。
【0017】
上記構成の液晶表示装置1において、光源11から出射された照明光は側面5aから導光板5に入射する。図3に示すように、導光板5の背面5cは微小な凹凸面に形成されており、導光板5を導波する照明光は矢印Aに示すように背面5cの凹凸面で反射して出射面5dから出射される。また、背面5cから臨界角を超えて出射された光は矢印Bに示すように反射シート4で反射して出射面5dから出射される。
【0018】
導光板5dの出射光はレンズシート6のレンズアレイにより所定間隔で集光され、更に拡散シート7により拡散される。これにより、均一な照明光が液晶パネル8に照射され、液晶パネル8の表示画像が視認できるようになっている。
【0019】
本実施形態によると、反射シート4を導光板5に接着する両面テープ10は透明の基材10a上に光吸収色の粘着層10bが形成されている。このため、粘着層10bに含浸する色素の量によって従来例のように黒色の基材20a(図4参照)を用いるよりも光の吸収量を低下させることができる。
【0020】
従って、液晶表示装置1の表示画面を斜め方向から見たときでも両面テープ10部分が暗く表示されず、表示画面の輝度の均一化及び輝度の向上を図ることができる。尚、出射面5dと背面5cとが略平行な導光板であっても両面テープ10の粘着層10bを光吸収色で形成することにより同様の効果を得ることができる。
【0021】
また、導光板5の一方の側面5aから光源11の出射光が取り込まれ、他方の側面5b(図3参照)に到達した光は反射して導波を継続する。この時、図3に示すように、導光板5の他方の側面5bで反射した光の一部は反射シート4側に向かい、矢印Cに示すように側面5bの厚みdと略同じ幅の端部に集中して照射される。
【0022】
このため、本実施形態では両面テープ10の幅を厚みdと同じにしている。これにより、側面5bで反射して反射シート4に向かう光が遮光される。従って、側面5bで反射して、反射シート4で反射する光や粘着層10bの表面で乱反射する光による両面テープ10の視認を防止することができる。その結果、液晶表示装置1の表示画面の輝度の均一化を図ることができる。両面テープ10の幅を厚みdよりも大きくしても良い。
【0023】
尚、出射面5dと背面5cとが略平行な導光板であっても一方の側方に光源を配置するバックライトにおいて同様の効果を得ることができる。更に、従来例と同様の黒色の基材20aを有する両面テープ20(図4参照)を用いた場合であっても、同様の効果を得ることができる。即ち、両面テープ20の幅を他方の側面5bの厚みd以上にすることによって、他方の側面5bで反射して反射シート4に向かう光を遮光することができる。これにより、表示画面の輝度の均一化を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によると、透明の基材の両面に光吸収色の粘着層を形成して接着部材により反射シートと導光板とを接着するので、粘着層に含浸する色素の量によって従来例のように黒色の基材を用いるよりも光の吸収量を低下させることができる。従って、表示装置の表示画面を斜め方向から見たときでも接着部材部分が暗く表示されず、輝度の均一化及び輝度の向上を図ることができる。
【0025】
また本発明によると、導光板の一方側面から光源の出射光を取り入れるバックライトにおいて導光板の他方の端部と反射シートとを接着する接着部材を導光板の他方側面の厚さ以上の幅に形成するので、他方側面で反射して反射シートに向かう光が遮光される。従って、反射シートで反射する光や粘着層の表面で乱反射する光による接着部材の視認を防止することができる。その結果、表示画面の輝度の均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態の液晶表示装置を示す側面断面図である。
【図2】は、本発明の実施形態の液晶表示装置のバックライトの導光板と反射シートとを接着する両面テープを示す側面断面図である。
【図3】は、本発明の実施形態の液晶表示装置のバックライトの要部を示す側面断面図である。
【図4】は、従来の液晶表示装置のバックライトの導光板と反射シートとを接着する両面テープを示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置
2 バックライト
3 シャーシ
4 反射シート
5 導光板
5a、5b 側面
6 レンズシート
7 拡散シート
8 液晶パネル
9 ベゼル
10、20 両面テープ
10a、20a 基材
10b、20b 粘着層
11 光源
12 リフレクタ
13 駆動回路
Claims (4)
- 照明光を出射する光源と、被照明体に対向配置されるとともに側面から前記光源の出射光を取り入れて被照明体に導く導光板と、前記導光板に対して被照明体と反対側に配される反射シートとを備えたバックライトにおいて、
透明基材の両面に光吸収色の粘着層を設けた接着部材により前記反射シートと前記導光板とを接着したことを特徴とするバックライト。 - 前記導光板の一方側面から前記光源の出射光を取り入れるとともに、前記接着部材を前記導光板の他方側面の厚さ以上の幅に形成し、前記導光板の他方の端部と前記反射シートとを前記接着部材により接着したことを特徴とする請求項1に記載のバックライト。
- 照明光を出射する光源と、被照明体に対向配置されるとともに一方の側面から前記光源の出射光を取り入れて被照明体に導く導光板と、前記導光板に対して被照明体と反対側に配される反射シートとを備えたバックライトにおいて、
前記導光板の他方の側面の厚さ以上の幅を有する光吸収色の接着部材により、前記導光板の他方の端部と前記反射シートとを接着したことを特徴とするバックライト。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のバックライトと、前記導光板に対向する液晶パネルとを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002186451A JP2004031146A (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | バックライト及びそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002186451A JP2004031146A (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | バックライト及びそれを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004031146A true JP2004031146A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31181804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002186451A Pending JP2004031146A (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | バックライト及びそれを用いた液晶表示装置 |
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---|---|
JP (1) | JP2004031146A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016204083A1 (ja) * | 2015-06-19 | 2016-12-22 | シャープ株式会社 | 照明装置及び表示装置 |
US10732343B2 (en) * | 2018-06-26 | 2020-08-04 | Samsung Display Co., Ltd. | Optical member and display device including the same |
CN114442362A (zh) * | 2021-07-06 | 2022-05-06 | 荣耀终端有限公司 | 显示组件及电子设备 |
KR102405870B1 (ko) * | 2021-09-24 | 2022-06-08 | (주)상도전기 | 도광판을 이용한 led 조명장치 |
-
2002
- 2002-06-26 JP JP2002186451A patent/JP2004031146A/ja active Pending
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CN103792727A (zh) * | 2012-10-31 | 2014-05-14 | 苹果公司 | 用于显示器背光的具有集成反射器的导光板 |
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