JP3322579B2 - サイドライト型面光源装置 - Google Patents

サイドライト型面光源装置

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JP3322579B2
JP3322579B2 JP29567696A JP29567696A JP3322579B2 JP 3322579 B2 JP3322579 B2 JP 3322579B2 JP 29567696 A JP29567696 A JP 29567696A JP 29567696 A JP29567696 A JP 29567696A JP 3322579 B2 JP3322579 B2 JP 3322579B2
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敏明 小野
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0033Means for improving the coupling-out of light from the light guide
    • G02B6/005Means for improving the coupling-out of light from the light guide provided by one optical element, or plurality thereof, placed on the light output side of the light guide
    • G02B6/0055Reflecting element, sheet or layer

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドライト型面
光源装置に関し、例えば入射面より遠ざかるに従って板
状部材の板厚が薄くなるように形成されたサイドライト
型面光源装置に適用するものである。本発明は、出射面
側を縁取りする際に、この縁取りの板状部材側に、縁取
りに対応して照明光を反射する光反射面を形成すること
により、縁取りしても照明光の利用効率が低下しないよ
うにする。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば液晶表示装置においては、
サイドライト型面光源装置により液晶表示パネルを照明
し、これにより全体形状を薄型化するようになされてい
る。
【0003】すなわち図5は、この種の液晶表示装置を
示す分解斜視図である。この液晶表示装置1は、液晶表
示パネル2の背面に、サイドライト型面光源装置3を配
置し、このサイドライト型面光源装置3の背面に液晶表
示パネル2の駆動用基板4等を配置する。
【0004】ここでサイドライト型面光源装置3は、棒
状光源でなる一次光源を板状部材(すなわち導光板でな
る)の側方に配置し、この一次光源より出射される照明
光を導光板の端面より導光板に入射する。さらにサイド
ライト型面光源装置3は、この照明光を屈曲して、導光
板の平面より液晶表示パネルに向けて出射し、これによ
り全体形状を薄型化できるようになされている。
【0005】このようなサイドライト型面光源装置3
は、ほぼ均一な板厚により導光板を形成した方式のもの
と、一次光源より遠ざかるに従って導光板の板厚を徐々
に薄く形成した形式のものとがあり、後者は、前者に比
して効率良く照明光を出射することができる。
【0006】すなわち図6は、この後者のサイドライト
型面光源装置3の一例を示す分解斜視図であり、図7
は、図6をA−A線で切り取って示す断面図である。こ
のサイドライト型面光源装置3は、導光板6の側方に一
次光源7を配置し、反射シート8、導光板6、光拡散シ
ート9、光制御部材でなるプリズムシート10及び1
1、弱い光拡散性を持ったシート材からなる保護シート
12を順次積層して形成される。なおこの保護シート1
2としては、プリズムシート10、11等の保護だけを
目的とする光拡散性を有しない透明なシート材を用いる
場合もあり、また光拡散性を持った保護シート12上に
さらに透明なシート材からなる保護シートを積層する場
合もある。
【0007】一次光源7は、冷陰極管でなる蛍光ランプ
13の周囲を、リフレクター14で囲って形成され、リ
フレクター14の開口側より導光板6の端面6Aに照明
光を入射する。ここでリフレクター14は、入射光を正
反射又は乱反射する例えばシート材により形成される。
【0008】導光板6は、例えばアクリル(PMMA樹
脂)を射出成形して断面楔形形状に形成され、端面でな
る入射面6Aより一次光源7の照明光を入射する。これ
により導光板6は、反射シート8側平面(以下斜面と呼
ぶ)6Bと光拡散シート9側平面(以下出射面と呼ぶ)
6Cとの間を繰り返し反射して照明光を伝搬し、この斜
面6B及び出射面6Cにおける反射の際に、臨界角以下
の成分を斜面6B及び出射面6Cより出射する。
【0009】さらにこの導光板6は、斜面6Bに光拡散
面6Dが形成される。ここでこの光拡散面6Dは、入射
面6A側より楔型先端に向かって光拡散の程度が順次増
大するように、例えば炭酸マグネシウム、酸化チタン等
を顔料にしてなる光拡散性のインクを選択的に付着して
形成される。なお光拡散面6Dは、光拡散性のインクに
代えて斜面6Bを部分的に梨地面(シボ面)に形成して
作成される場合もある。この場合も同様に光拡散面6D
は、一定のピッチで、あるいはランダムに、例えば矩形
形状に梨地面の領域を形成し、入射面6A側より楔型先
端に向かって各矩形形状領域の面積が増大するように形
成される。これにより導光板6は、楔型先端側で低減す
る出射光量を補正し、出射光の光量分布を均一化する。
【0010】このようにして照明光を拡散させるもの
の、導光板6は、基本的には、斜面6B及び出射面6C
との間を繰り返し反射して照明光を伝搬しながら、斜面
で反射する毎に出射面に対する照明光の入射角を低減
し、このうち臨界角以下の成分を出射面6Cより出射す
るものである。従って出射面6Cより出射される照明光
は、主たる出射方向が楔形形状の先端方向に傾いて形成
される。
【0011】反射シート8は、金属箔等でなるシート状
の正反射部材、又は白色PETフィルム等でなるシート
状の乱反射部材により形成され、斜面6Bより漏れ出す
照明光を反射して導光板6に入射し、これにより照明光
の利用効率を向上させる。
【0012】プリズムシート10及び11は、導光板6
の指向性を補正するために配置され、光拡散シート9
は、出射面6C側より斜面6Bの光拡散面6Dが認識さ
れないように、さらには照明光により照らし出される導
光板6の各部の輝き、影等を目立たなくするように配置
される。
【0013】すなわち光拡散シート9は、導光板6より
出射される照明光を拡散して射出する。プリズムシート
10及び11は、ポリカーボネート等の透光性のシート
材で形成され、導光板6と対向する側とは逆側の面にプ
リズム面が形成される。このプリズム面は、一方向にほ
ぼ平行に延長する断面三角形形状の突起が繰り返されて
形成され、この例の場合、導光板6側のプリズムシート
10は、この突起が入射面6Aと平行に延長するよう
に、プリズムシート11は、この突起が入射面6Aと直
交する方向に延長するように配置される。
【0014】これによりプリズムシート10及び11
は、この三角形形状の突起の斜面で、出射光の主たる出
射方向を出射面6Cの正面方向に補正する。なおプリズ
ムシートとしては、両面にプリズム面を形成した構造の
いわゆる両面プリズムシートを用いる場合もある。これ
によりこのサイドライト型面光源装置3では、ほぼ均一
な板厚により導光板を形成した方式のサイドライト型面
光源装置に比して、出射光を正面方向に効率良く出射で
きるようになされている。
【0015】保護シート12は、プリズムシート11の
表面をキズつき等から保護すると共に、プリズムシート
10及び11により補正された出射光の指向性を緩和
し、視野角を拡大する。これによりサイドライト型面光
源装置3では、出射面の正面方向に、所望の広がりで照
明光を出射する。かくするにつき、これら光拡散シート
9、プリズムシート10、11、保護シート12は、そ
れぞれ出射光の特性を補正する照明光補正シートを構成
する。
【0016】これに対して液晶表示パネル2は、液晶を
間に挟んで、透明電極等を形成したガラス基板を積層し
て形成される。さらに液晶表示パネル2は、黒色インク
の印刷により、又は黒色テープを張り付ける等により、
周囲に所定幅で黒色の縁取り19が形成され、これによ
り周囲からの照明光の回り込みを低減して、シャープな
画像を表示できるようになされている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように液
晶表示パネル2に縁取り19を形成すると、その分液晶
表示パネル2の製造工数が増大する。この縁取り19を
サイドライト型面光源装置側で実施することができれ
ば、液晶表示パネル2の製造工数を低減することができ
る。また液晶表示装置1全体から見ても、作業配分を適
切化でき、全体の工数を低減することができる。
【0018】ところがこのようにサイドライト型面光源
装置側で縁取りすれば、その分照明光の利用効率が低下
する問題がある。すなわちサイドライト型面光源装置3
では、この縁取りした部分で照明光が吸収されることに
なり、この場合単にサイドライト型面光源装置3からの
出射光量が低下するだけでなく、液晶表示装置全体とし
て見ても、光の利用効率が低下することになる。
【0019】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、サイドライト型面光源装置側で縁取りしても、照明
光の利用効率の低下を有効に回避することができるサイ
ドライト型面光源装置を提案しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
請求項1の発明においては、板状部材の端面から入射
した照明光を屈曲して板状部材の出射面より出射し、こ
の出射面に配置された照明光補正シートにより補正する
サイドライト型面光源装置に適用する。このサイドライ
ト型面光源装置において、照明光補正シートの両面及び
先の出射面の少なくとも1面の周辺部分に、照明光を遮
光する遮光面を形成して、先の1面をこの遮光面により
縁取りする。さらにこの遮光面より板状部材側に、遮光
面に対応して、照明光を反射する光反射面を形成する。
【0021】このとき遮光面に比して、光反射面を幅狭
に形成する。
【0022】これに代えて、又はこれに加えて照明光補
正シートが、照明光を拡散する拡散シート又は照明光の
指向性を補正する光制御部材でなるようにする。
【0023】また請求項4の発明においては、照明光補
正シートの出射面側に照明光補正シートを保護する保護
シートを有する場合に適用して、遮光面より板状部材側
遮光面に対応して、照明光を反射する光反射面を形
成する。
【0024】サイドライト型面光源装置において、照明
光補正シートの両面及び先の出射面の少なくとも1面の
周辺部分に、遮光面を形成して縁取りする際に、この遮
光面より板状部材側に、遮光面に対応して、照明光を反
射する光反射面を形成すれば、遮光面に入射する照明光
を板状部材側に戻して再利用することができる。従って
その分、照明光を有効に利用することができる。
【0025】このとき遮光面に比して、光反射面を幅狭
に形成すれば、この板状部材側に戻して再利用する照明
光による輝度ムラを有効に回避することができる。
【0026】これに代えて、又はこれに加えて照明光補
正シートが、照明光を拡散する拡散シート又は照明光の
指向性を補正する光制御部材でなるようにすれば、例え
ば印刷によりこれらのシート、部材に遮光面、光反射面
を形成することができる。
【0027】また同様の構成で、照明光補正シートの出
射面側に照明光補正シートを保護する保護シートを有す
る場合に適用して、遮光面より板状部材側に、遮光面に
対応して、照明光を反射する光反射面を形成しても、遮
光面に入射する照明光を板状部材側に戻して再利用する
ことができる。従ってその分、照明光を有効に利用する
ことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0029】図1は、本発明の実施の形態に係るサイド
ライト型面光源装置を部分的に示す断面図であり、図2
は、その分解斜視図である。このサイドライト型面光源
装置20は、図6について上述したサイドライト型面光
源装置3の保護シート12に代えて、この保護シート2
1を適用する。
【0030】ここでこの保護シート21は、照明光を吸
収する黒インク21Aが、導光板6側面、周縁部に一定
幅により印刷して遮光面(光吸収層)が形成される。保
護シート21は、この遮光面により縁取りが形成され
る。これによりサイドライト型面光源装置20では、こ
の保護シート21の周縁部を透過する照明光L1を遮光
し、その分液晶表示パネル側で縁取りしなくても、高品
位の画像を表示できるようになされている。
【0031】さらに保護シート21は、光吸収層の導光
板6側に、照明光を効率良く反射する銀テープ21Bが
張り付けられ、この銀テープ21Bにより照明光を反射
する光反射面が形成される。これによりサイドライト型
面光源装置20では、遮光面に到来する照明光をこの光
反射面により導光板6に向けて反射し、この導光板6に
おいて再利用するようになされている。これによりサイ
ドライト型面光源装置20では、その分照明光の利用効
率を向上できるようになされている。
【0032】このようにして形成される光反射面は、遮
光面に比して、幅狭に形成され、さらに外周側が遮光面
の外周側と一致するように形成される。これにより保護
シート21は、縁取りの内側部分においては、導光板6
側に遮光面が露出するようになされている。
【0033】すなわちこのように光反射面を形成して照
明光を導光板6に戻すようにすれば、その分導光板6の
外周側で出射光の輝度レベルが増大し、この増大の程度
が大きくなると、出射光に輝度ムラが発生する。これに
よりこの実施の形態では、縁取りの内側部分において
は、導光板6側に遮光面が露出するようにして、過大な
出射光を吸収するようになされ、これにより出射光の輝
度ムラを回避するようになされている。
【0034】以上の構成において、蛍光ランプ13から
射出された照明光は(図6)、直接に、又はリフレクタ
ー14で反射した後、入射面6Aより導光板6の内部に
入射し、この照明光が斜面と出射面との間で反射を繰り
返しながら、導光板6の内部を伝搬する。このときこの
照明光は、斜面で反射する毎に出射面に対する入射角が
低下し、出射面に対して臨界角以下の成分が出射面より
出射される。
【0035】この出射面より出射された照明光は、出射
面側に配置された照明光補正シート9〜21により特性
が補正される。すなわち光拡散シート9により拡散さ
れ、これにより導光板6の斜面6Bに形成された光拡散
面6Dの印刷が認識困難になるように、特性が補正され
る。またプリズムシート10、11により、主たる出射
方向が出射面の正面方向になるように、指向性が補正さ
れる。さらに保護シート21により、プリズムシート1
0、11により補正された指向性が緩和される。
【0036】このようにして導光板6より液晶表示パネ
ルに向けて出射される照明光のうち、保護シート21の
周縁部に入射する照明光は、光反射層により反射されて
導光板6の内部に戻り、この導光板6で反射して再び液
晶表示パネルに向けて出射される。これによりこの周縁
部に入射する照明光は、導光板6に戻されて再利用され
る。
【0037】さらにこの周縁部において、この光反射層
の液晶表示パネル側に形成された遮光層により、光反射
層を透過する照明光、さらには保護シート21及びプリ
ズムシート11間の空隙を伝搬して回り込む照明光が遮
光され、液晶表示パネルへの出射が防止される。これに
より液晶表示パネルにおいては、黒く縁取りしなくて
も、高品質の画像を表示することができる。
【0038】また光反射面により導光板6に戻された照
明光のうち、この光反射面による縁取りの近傍より液晶
表示パネルに向かって出射される成分は、この光反射面
に比して幅広く形成された光遮光面により遮光される。
これにより光反射面により照明光を導光板6の内部に戻
して再利用する際に、周縁部で増大する輝度レベルが抑
圧され、輝度ムラが防止される。なおこのようにして光
反射面、光遮光層を形成すれば、導光板6の入射面6A
における上下エッジが照明光により照らしだ出される場
合に、この照らし出されたエッジが出射面より観察され
てなる輝度ムラについても低減できる。
【0039】以上の構成によれば、保護シートの導光板
6側を縁取りするにつき、この縁取りの上に、幅狭く光
反射層を形成することにより、この縁取りにより遮光す
る照明光を導光板6の内部に戻して再利用することがで
き、その分照明光の利用効率を向上することができる。
【0040】なお上述の実施の形態では、保護シートの
導光板側面に、光遮光層及び光反射層を積層して形成す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図3
に示すように、保護シート21の両面にそれぞれ光遮光
層(黒インク層21A)及び光反射層(銀テープ21
B)を形成してもよい。
【0041】さらに上述の実施の形態では、保護シート
に光遮光層及び光反射層を積層して形成する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図4に示す
ように、光遮光層及び光反射層をそれぞれ別の照明光補
正シート、さらには導光板6の出射面に形成してもよ
い。なおこの図4においては、保護シート21の出射
面、光拡散シート9の入射面に、それぞれ光遮光層及び
光反射層を形成したものである。また、光拡散シート9
の入射面側に光遮光層と光反射層とを積層して形成して
も良く、あるいは光拡散シート9の出射面側に光遮光層
を、入射面側に光反射層を形成してもよい。
【0042】また上述の実施の形態では、光遮光層に比
して光反射層を幅狭く形成する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、必要に応じて光遮光層及び光反
射層を等しい幅により形成しても良く、さらには光反射
層側を幅広に形成してもよい。
【0043】また上述の実施の形態では、照明光補正シ
ートの四辺に沿って光遮光層及び光反射層を形成する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら四
辺の中の何れかの辺に沿って光遮光層及び光反射層を形
成してもよい。
【0044】さらに上述の実施の形態では、黒インクを
印刷して遮光面を形成する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、黒色テープを貼り着けて縁取りする
場合、灰色インクを印刷する場合、或いは灰色テープを
貼り着ける場合等、種々の縁取り方法を広く適用するこ
とができる。
【0045】また上述の実施の形態では銀テープにより
光反射面を形成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、銀色インクを印刷する場合、銀あるいはア
ルミニウム等の金属層により光反射面を形成する場合、
さらには白色インクを印刷する場合等、正反射、乱反射
の光反射面形成手法を広く適用することができる。
【0046】さらに上述の実施の形態では、照明光補正
シートでなる光拡散シート9、プリズムシート10、1
1、保護シート12を順次導光板6の出射面に配置する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に
応じて出射面に配置する照明光補正シートの種類、数
は、種々に選択することができる。この場合、例えば片
面にプリズム面を形成したプリズムシートを2枚配置す
る代わりに、プリズムシートを1枚だけ配置する場合、
さらには両面にプリズム面を形成したいわゆる両面プリ
ズムシートを配置する場合、さらにはプリズムシートを
取り除いて指向性を何ら補正しない場合等にも広く適用
することができる。
【0047】また上述の実施の形態では、保護シート1
2を用いて、プリズムシートで補正した出射光の指向性
を補正すると共に、プリズムシートを保護する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、プリズムシート
の保護のみを目的とした透明シートによる保護シートを
用いる場合、さらにはこのような透明シートによる保護
シートを、保護シート12上にさらに積層する場合にも
広く適用することができる。なおこの場合、この透明な
保護シートに遮光面及び光反射面の少なくとも1つを形
成しても良く、さらには遮光面及び光反射面の双方を形
成しても良い。さらにこれら遮光面及び光反射面の形成
箇所も、必要に応じて、透明な保護シートの出射面側、
入射面側、さらには入出射面に自由に選定することがで
きる。
【0048】また、上述の実施の形態では、導光板の出
射面と対向する面に光拡散面を形成する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず導光板の出射面に光拡散
面を形成する構成、あるいは出射面とこれと対向する面
の両方に光拡散面を形成する構成にも広く適用すること
ができる。
【0049】さらに上述の実施の形態では、一端面より
照明光を入射する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、併せて他の端面から照明光を入射する構成の
サイドライト型面光源装置にも広く適用することができ
る。
【0050】また上述の実施の形態では、一次光源とし
て棒状光源を用いる場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、発光ダイオード等の点光源により一次光源
を構成する場合、あるいはこれを複数配列して一次光源
を形成する場合等、種々の光源によるサイドライト型面
光源装置に広く適用することができる。
【0051】さらに上述の実施の形態では、断面楔型形
状の板状部材でなる導光板を用いたサイドライト型面光
源装置に本発明を適用する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、ほぼ均一な板厚により導光板を形成
した方式のサイドライト型面光源装置にも広く適用する
ことができる。
【0052】さらに上述の実施の形態では、液晶表示装
置の面光源装置に本発明を適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、種々の照明機器、表示装置
等のサイドライト型面光源装置に広く適用することがで
きる。
【0053】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、出射面側
を縁取りする際に、この縁取りの板状部材側に、縁取り
に対応して照明光を反射する光反射面を形成することに
より、縁取りにより遮光される照明光を板状部材に戻し
て再利用することができる。これにより出射面側で縁取
りしても照明光の利用効率が低下しないようにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るサイドライト
型面光源装置を示す断面図である。
【図2】図1のサイドライト型面光源装置の照明光補正
シートを示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係るサイドライト型
面光源装置を示す断面図である。
【図4】別の照明光補正シートにそれぞれ光遮光層及び
光反射層を形成した場合を示す断面図である。
【図5】従来の液晶表示装置を示す斜視図である。
【図6】図5の液晶表示装置に適用されるサイドライト
型面光源装置を示す分解斜視図である。
【図7】図6をA−A線により切り取って示す断面図で
ある。
【符号の説明】
3、20 サイドライ
ト型面光源装置 6 導光板 9、12、21 光拡散シー
ト 10、11 プリズムシ
ート 13 リフレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−190023(JP,A) 特開 平7−270623(JP,A) 特開 平4−65007(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 331 F21V 8/00 601 G02F 1/13357

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状部材の端面から入射した照明光を屈
    曲して前記板状部材の出射面より出射し、前記出射面に
    配置された照明光補正シートにより補正するサイドライ
    ト型面光源装置において、 前記照明光補正シートの両面及び前記出射面の少なくと
    も1面の周辺部分に、前記照明光を遮光する遮光面を形
    成して、前記1面を前記遮光面により縁取りし、前記遮光面より前記板状部材側に、 前記遮光面に対応し
    て、前記照明光を反射する光反射面を形成したことを特
    徴とするサイドライト型面光源装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光面に比して、前記光反射面を幅
    狭に形成したことを特徴とする請求項1に記載のサイド
    ライト型面光源装置。
  3. 【請求項3】 前記照明光補正シートは、前記照明光を
    拡散する拡散シート又は前記照明光の指向性を補正する
    光制御部材でなることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載のサイドライト型面光源装置。
  4. 【請求項4】 板状部材の端面から入射した照明光を屈
    曲して前記板状部材の出射面より出射し、前記出射面に
    配置された照明光補正シートにより補正するサイドライ
    ト型面光源装置において、 前記照明光補正シートの出射面側に、前記照明光補正シ
    ートを保護する保護シートを有し、 前記照明光補正シートの両面、前記保護シートの両面及
    び前記出射面の少なくとも1面の周辺部分に、前記照明
    光を遮光する遮光面を形成して、前記1面を前記遮光面
    により縁取りし、前記遮光面より前記板状部材側に、 前記遮光面に対応し
    て、前記照明光を反射する光反射面を形成したことを特
    徴とするサイドライト型面光源装置。
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