JP2004030524A - 配信要求に基づく情報配信装置、並びに、配信要求に基づく情報配信プログラム及び配信要求に基づく情報配信プログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】情報配信システムにおいて、利用者がタイミングを逸することなく情報を受信できるようにすること。
【解決手段】情報配信装置1は、まず、配信データの受信者により登録された通信端末4のアドレスを保持し、イベント監視装置2から通知されるイベントを監視する。イベント監視装置2から通知されたイベントと、通信端末3から登録された配信要求に含まれる配信条件との一致を契機に、情報配信装置1は、配信要求に含まれる配信データを、受信端末である通信端末4の処理可能な形式に変換した後、配信する仕組みを構築した。受信者による受信に利用する通信端末4の登録において、受信者が利用可能な端末を逐次指定することで、受信者は確実に配信データが受信できる。また、受信者が利用可能な端末を、端末ごとに優先度をつけて指定することで、端末の圏外や故障にも対応することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】情報配信装置1は、まず、配信データの受信者により登録された通信端末4のアドレスを保持し、イベント監視装置2から通知されるイベントを監視する。イベント監視装置2から通知されたイベントと、通信端末3から登録された配信要求に含まれる配信条件との一致を契機に、情報配信装置1は、配信要求に含まれる配信データを、受信端末である通信端末4の処理可能な形式に変換した後、配信する仕組みを構築した。受信者による受信に利用する通信端末4の登録において、受信者が利用可能な端末を逐次指定することで、受信者は確実に配信データが受信できる。また、受信者が利用可能な端末を、端末ごとに優先度をつけて指定することで、端末の圏外や故障にも対応することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配信要求に基づく情報配信装置、並びに、配信要求に基づく情報配信プログラム及び配信要求に基づく情報配信プログラムを記録した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話、FAX、電子メール、TV放送などの従来の通信放送システムにおいて、情報を単に配信するだけでなく、ある配信要求に基づき情報が配信されれば、配信される情報の内容と共に、配信という行為自体に付加的な意味を持たせることができる。
【0003】
配信要求に基づく情報配信システムの例として、指定された時刻に、ある情報を配信するものとして、アラーム機能やスケジュール機能があり、この機能を介して、情報を受信することで、受信した時刻が指定された時刻であることがすぐにわかる。これらの機能は、アラーム、モーニングコールサービス、スケジュール管理を行う電子秘書システム、スケジュールに従って電子メールを配信するメールマガジンなどで広く用いられている。
【0004】
また、実世界におけるある事象を常時監視し、予め設定された条件に合致した時に情報を配信するものとして、モニタリングシステムがあり、このシステムを介して、情報を受信することで、監視対象の事象が指定した状態にあることを知ることができる。また、例えばバスが停留所の近辺に来た際に、サービス登録者の携帯電話にその旨を送信するサービスが知られている。他にも、温室監視システムでは、温室の温度がある温度以上になった際に、その旨を利用者が持つ無線機に通知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の配信要求に基づく情報配信システムでは、実現できない問題がある。特に、利用者が情報を受信するタイミングに関してであり、この利用者が情報を受信するタイミングは、配信要求に基づく情報配信システムでは重要となる。
【0006】
まず、従来のシステムでは、受信先の通信端末の状態、例えば、受信先の通信端末の電源が入っていない、圏外であるなどの場合には、情報を繰り返し送信することで対処していた。そのため、従来のシステムでは、受信先の通信端末の状態により、情報を受信するタイミングを逸することがあった。
【0007】
また、従来のシステムでは、情報は受信者に対してではなく、受信者が所持する通信端末に送信されるため、通信端末に情報が受信されたとしても、利用者がその情報を受信したかは保証していなかった。例えば、電話(留守番電話)、電子メール、FAXに情報が受信された場合に、利用者が不在により、受信者自身がその情報を受け取ることができない状況があった。本発明は、このような課題に対処し、タイミングを逸することなく、利用者が確実に情報を受信できるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載の情報配信装置は、情報配信のタイミングを決定するイベントの状態を監視するイベント監視装置と、情報の配信要求を管理し、情報の配信処理を行う情報配信装置と、情報の送受信で利用される複数の通信端末とからなるシステムにおける情報配信装置であって、前記情報配信装置は、所定のイベントの状態を監視するセンサ部と、前記センサ部で取得したイベントの状態に関するイベント情報を送信する通信部を備えた前記イベント監視装置から送信される前記イベント情報を受信するイベント情報受信手段と、ネットワークに接続された通信端末からの配信条件、配信先の利用者ID、配信データを含んで構成される配信要求を管理する配信要求管理手段と、前記イベント情報受信手段が受信したイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信の契機及び配信先の通信端末を決定する配信要求照合手段と、ネットワークに接続された特定の通信端末との情報の送受信を制御する配信制御手段とを備え、前記配信要求を配信条件として前記配信データを前記決定した配信先の端末に配信する手段を含んで構成されることを特徴とする。ここで、配信データとは、配信データそのもの及び/又は配信データの存在場所への参照を含んで構成される。なお、配信データの存在場所への参照とは、例えば、コンピュータのアドレス及び/又はそのコンピュータ内でのファイルの場所を含むURL(Uniform Resource Locator)である。
【0009】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0010】
また、請求項2に記載の情報配信装置は、請求項1に記載の情報配信装置において、前記イベント監視装置から送信される前記イベント情報が、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント情報及び/又は前記ネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベント情報であることを特徴とする。ここで、前記ネットワーク内における所定のデジタルデータは、前記ネットワークに接続されているコンピュータ内の任意のデジタルデータを含む。
【0011】
かかる構成によれば、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント及び/又はネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0012】
さらに、請求項3に記載の情報配信装置は、請求項1又は請求項2に記載の情報配信装置において、前記配信要求管理手段が、ネットワークに接続された多数の通信端末からの配信条件、配信先の利用者ID、並びに、配信データを、1つのレコード単位に含んで構成される配信要求リストと、前記配信要求リストの参照先のデータを含む配信データリストとを格納する配信要求データベースを備えることを特徴とする。ここで、前記配信要求リストは、データの内容又はデータへの参照として、レコード単位に含まれる構成要素を各フィールドに保持する。
【0013】
かかる構成によれば、配信時刻などの任意のフィールドをキーとして、配信要求である各レコードを整列又は選択することが可能となる。
【0014】
また、請求項4に記載の情報配信装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の情報配信装置において、前記配信要求照合手段が、配信要求を照合する契機として、前記イベント情報受信手段によるイベント受信時に加え、前記配信要求管理部に予め設定されたイベントが起動する時とする手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0015】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0016】
さらに、請求項5に記載の情報配信装置は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の情報配信装置において、前記配信制御手段が、前記情報配信装置の外部からネットワークを通じて送信された配信先の利用者IDと配信先である通信端末のアドレスを含む配信先リストで、前記配信制御手段が管理する配信先リストを更新する手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0017】
かかる構成によれば、受信者の利用可能な通信端末に応じて、動的に情報の配信先を変更することができる。
【0018】
また、請求項6に記載の情報配信装置は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の情報配信装置において、前記配信制御手段が、配信先の利用者IDに対応する通信端末のアドレスと、前記通信端末のアドレスごとの優先度を前記配信先リストに含み、前記配信先の利用者IDから、優先度を反映して前記通信端末のアドレスを特定する手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0019】
かかる構成によれば、受信者の利用可能な通信端末の中で、受信を希望する端末の優先順位が指定できる。
【0020】
さらに、請求項7に記載の情報配信装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の情報配信装置において、前記配信制御手段が、配信データを配信先である端末の処理可能な形式に変換する手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0021】
かかる構成によれば、情報の配信先として用いられる通信端末に応じた形式に、配信データがメディア変換されるため、配信者は、受信者の通信端末の種別に応じて、配信前に配信データを変換する必要が無い。
【0022】
また、請求項8に記載の情報配信装置は、情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信装置であって、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理部と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合部と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信部と、を含んで構成されることを特徴とする。ここで、配信データとは、配信データそのもの及び/又は配信データの存在場所への参照を含んで構成される。なお、配信データの存在場所への参照とは、例えば、コンピュータのアドレス及び/又はそのコンピュータ内でのファイルの場所を含むURLである。
【0023】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0024】
さらに、請求項9に記載の情報配信装置は、請求項8に記載の情報配信装置において、前記配信部が、登録された配信先の端末について、それぞれ配信可能かを確認する手段を有し、配信可能な端末に配信データを配信する手段を有することを特徴とする。
【0025】
かかる構成によれば、情報配信装置は、配信先の通信端末が利用不可能な場合、別の通信端末へ配信することができる。
【0026】
また、請求項10に記載の情報配信プログラムは、情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信プログラムであって、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理機能と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合機能と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信機能と、を有することを特徴とする。ここで、配信データとは、配信データそのもの及び/又は配信データの存在場所への参照を含んで構成される。なお、配信データの存在場所への参照とは、例えば、コンピュータのアドレス及び/又はそのコンピュータ内でのファイルの場所を含むURLである。
【0027】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0028】
さらに、請求項11に記載の情報配信プログラムが記憶された記憶媒体は、情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信プログラムが記憶された記憶媒体であって、前記プログラムは、電子計算機により前記記憶媒体から読み取られ、実行されることで、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理手段と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合手段と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信手段と、を前記電子計算機上に構築することを特徴とする。ここで、配信データとは、配信データそのもの及び/又は配信データの存在場所への参照を含んで構成される。なお、配信データの存在場所への参照とは、例えば、コンピュータのアドレス及び/又はそのコンピュータ内でのファイルの場所を含むURLである。
【0029】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の情報配信装置の第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0031】
まず、本発明の情報配信装置を含めた、配信要求に基づく情報配信システムについて、図1を参照して説明する。配信要求に基づく情報配信システムは、配信要求を参照して、配信データを特定の端末に配信する機能を有し、実施形態に係わる情報の配信要求を管理して情報の配信処理を行う情報配信装置1と、情報配信のタイミングを決定するイベントの状態を監視するイベント監視装置2と、情報の送信で利用される通信端末3と、情報の受信で利用される通信端末4と、これら情報配信装置1、イベント監視装置2、及び、通信端末3を接続するネットワーク5と、情報配信装置1及び通信端末4を接続するネットワーク6と、を含んで構築されている。
【0032】
次に、配信要求に基づく情報配信装置システムの動作の概要を説明する。まず、情報配信装置1は、通信端末3からの配信要求を受信して登録する。次に、イベント監視装置2からイベント情報の通知を受けた情報配信装置1は、通知を受けたイベント情報の内容と、登録済みの配信要求に含まれている配信条件とを照合する。そして、照合が合致した配信要求について、情報配信装置1は、配信要求の配信先である通信端末4の処理可能なデータ方式に配信データを変換して、通信端末4へ配信データを配信する。以下で、配信要求に基づく情報配信装置システムが有するイベント監視装置2及び情報配信装置1の構成と、情報配信装置1の動作を、より具体的に説明する。
【0033】
まず、イベント監視装置2の構成例を説明する。図2はイベント監視装置2の概略構成を示す図である。図2に図示するように、イベント監視装置2は、所定のイベント110の状態を監視するイベントセンサ部120と、イベントセンサ部120で取得したイベント110の状態に関する情報を送信するイベント通知部130と、を有する。
【0034】
ここで、所定のイベント110とは、時間、位置、温度、水量、本のページ数などの実世界イベント111と、ネットワーク内におけるコンピュータのデスクトップ上でのマウスカーソルの位置や動画情報のタイムコードなどのデジタルデータイベント112と、を含む。
【0035】
また、イベントセンサ部120は、イベント110の種別に対応したセンシング装置であり、実世界イベント111を監視する実世界イベントセンサ部121と、デジタルデータイベント112を監視するデジタルデータイベントセンサ部122と、を有する。実世界イベントセンサ部121は、実世界イベント111をデジタルデータに変換する機能を有し、例えば、タイマー、GPSセンサ、温度センサ、水位センサ、デジタルカメラが挙げられる。デジタルデータイベントセンサ部122は、例えば、ネットワークインタフェースカード及び通信回線を有する通信装置が挙げられる。
【0036】
そして、イベント通知部130は、図示しないネットワークインタフェースカード及び通信回線を含んで構成され、ネットワーク5に接続されている。イベント通知部130を通じて、イベント監視装置2から情報配信装置1へ、イベント110が通知される。
【0037】
次に、情報配信装置1の構成例を説明する。図3は情報配信装置1の概略構成を示す図である。図3に示すように(適宜図1も参照)、情報配信装置1は、ネットワーク5に接続された通信端末3からの配信要求を管理する配信要求管理部10と、イベント監視装置2から送信されるイベント110を受信し、配信要求に含まれる配信条件と照合する配信条件処理部20と、通信端末3,4との情報の送受信を制御する配信制御部30とを有し、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、並びにHDD(Hard Disk Drive)を含んで構成される。
【0038】
配信要求管理部10は、ネットワーク5に接続された通信端末3からの配信要求をデータベースとして管理する機能を有し、通信端末3からの配信要求を受信する配信要求受信部11と、1つの配信要求を1つのレコードとして管理する配信要求リスト12と、1つの配信データを1つのレコードとして管理する配信データリスト13とを有する。
【0039】
配信要求リスト12の構成例を図4を参照して説明する。配信要求リスト12は、1つの配信要求を1つのレコードとして管理する。各レコードは、イベント110に対応した任意の時刻、場所、数値などの配信条件211と、配信データを受信する通信端末4の利用者を識別する利用者ID212と、通信端末3から通信端末4へ配信する、テキスト、動画、音声などの配信データを識別する配信データID213を含んで構成される。なお、配信データの配信者は、イベント110のうち、条件を設定できるものを既に知っており、配信要求の中の配信条件211に、その条件を設定する。また、配信データID213の生成は、例えば、情報配信装置1が配信条件211を受信した時刻を数値化して生成する。一例として、受信時刻が2001年11月23日13時10分56秒なら、時刻に含まれる数値を羅列した”20011123131056”が配信データID213となる。この方法により、配信データID213が、一意にかつ固定長で生成できる。
【0040】
配信データリスト13の構成例を図5を参照して説明する。配信データリスト13は、1つの配信データを1つのレコードとして管理する。このため、各レコードは、通信端末3から通信端末4へ配信する配信データを識別する配信データID213と、テキスト、動画、音声などの配信データ221を含んで構成される。よって、配信データリスト13により、配信データID213をキーとして、配信データ221の検索が可能である。
【0041】
配信条件処理部20は、イベント監視装置2から送信されるイベント110を受信し、配信要求に含まれる配信条件211とイベント110とを照合する機能及びデータを読み出す機能を有する。このため、配信条件処理部20は、イベント110と配信条件211を照合する配信要求照合部21と、照合が合致したら、配信データID213をキーとして、配信データリスト13より配信データ221を読み出す配信データ読み出し部22と、を有する。
【0042】
配信制御部30は、通信端末3,4との情報の送受信を制御する機能を有する。このため、配信制御部30は、配信先の通信端末4を特定するために参照される配信先リスト31と、配信先リスト31を参照して配信先の通信端末4を特定する配信先照合部32と、配信先の通信端末4が処理可能な形式に配信データ221を変換するメディア変換部33と、変換された配信データ221を配信先の通信端末4に配信するデータ配信部34と、を有する。
【0043】
配信先リスト31の構成例を図6を参照して説明する。配信先リスト31は、1つの通信端末4を1つのレコードとして管理する。このため、各レコードは、通信端末4の利用者を識別する利用者ID212と、通信端末4の宛先である通信端末のアドレス231と、利用者ID212に対応した利用者における通信端末のアドレス231の優先度である通信端末の優先度232とを含んで構成される。よって、配信先リスト31により、利用者ID212をキーとして、通信端末の優先度232に応じて通信端末のアドレス231の検索が可能である。
【0044】
次に図1〜図6を参照しつつ、情報配信装置1の動作を、図7に沿って説明する。図7は、配信要求に基づく情報配信装置システムが有する、情報配信装置1、イベント監視装置2、配信元である通信端末3、並びに、配信先である通信端末4について、時系列に、処理及び通信を説明したフローチャートである。
【0045】
まず、情報配信装置1は、イベント監視装置2にて監視するイベント110を特定するため、監視するイベント110をイベント監視装置2へと登録する(S101)。以後、監視するイベント110の登録を受信したイベント監視装置2は、イベントの発生を契機として登録されたイベント110を情報配信装置1に随時通知する設定がなされる。
【0046】
次に、配信データの受信者は、配信データの受信に利用する通信端末4を特定するため、配信先の通信端末のアドレス231を情報配信装置1に登録する(S102)。アドレス231の登録を受けた情報配信装置1は、通信端末4を受信端末として、配信先の通信端末のアドレス231を配信先リスト31に格納する(S103)。なお、通信端末4の登録において入力されるデータには、通信端末のアドレス231に加え、利用者ID212、及び、通信端末の優先度232、が含まれる。なお、優先度232は、配信データの受信者が明示的に指定する替わりに、通信端末のアドレス231の登録に使用した通信端末又は配信データを受信した通信端末の通信履歴に応じて設定する方法も可能である。具体的には、最近通信端末のアドレス231の登録に使用した通信端末の優先度を上げる、又は、最近配信データを受信した通信端末の優先度を上げる、などである。
【0047】
そして、配信データの配信元である通信端末3より、ネットワーク5を通じて配信要求が情報配信装置1に登録される(S104)。配信要求受信部11により配信要求を受信した情報配信装置1は、配信要求リスト12及び配信データリスト13に配信要求を格納する(S105)。
【0048】
ここで、イベント110が発生し(S106)、イベント監視装置2がイベント110を、実世界イベントセンサ部121又はデジタルデータイベントセンサ部122により感知する。イベント110を感知したイベント監視装置2は、イベント通知部130より、ネットワーク5を通じて、イベント110を、情報配信装置1に通知する(S107)。
【0049】
イベント110の通知を受けた情報配信装置1は、イベント110の種別に合致した配信要求について、配信条件処理部20及び配信制御部30を用いて、配信データ211の配信準備を行う(S108)。配信準備(S108)が完了した配信データ221は、データ配信部34より、ネットワーク6を通じて通信端末4へと配信される(S109)。以上で1回の配信について説明した。情報配信装置1は、別の配信データに対応するため、再びイベント110を監視する。なお、配信データ211は、例えば、テキスト、動画、音声などである。
【0050】
ここで、情報配信装置1における配信の準備(S108)について、図8を参照して説明する(適宜図1〜図7参照)。図8は、情報配信装置1が有する、配信要求管理部10、配信条件処理部20、並びに、配信制御部30について、時系列に、処理及び通信を説明したフローチャートである。
【0051】
まず、配信条件処理部20は、配信条件211を含む配信要求を取得するため、配信要求管理部10に配信要求の通知を指示する(S201)。配信要求の通知を指示された配信要求管理部10は、配信要求リスト12から配信要求を読み出し、配信条件処理部20に通知する(S202)。
【0052】
次に、配信条件処理部20は、配信要求照合部21により、配信要求管理部10より通知された配信要求リスト12に含まれる配信条件211と、イベント監視装置2より通知されたイベント110とを照合する(S203)。
【0053】
ここで、イベント110に合致する配信要求は、通信端末4に配信するので、配信データ読み出し部22により読み出された配信データリスト13が有する配信データ221とともに、配信制御部30へと通知される(S204)。
【0054】
配信先照合部32は、配信条件処理部20から通知された配信要求に含まれる利用者ID212と、配信先リスト31を照合して(S205)、それぞれの配信要求について、配信先の通信端末4を特定する。ここで、情報配信装置1は、配信先の通信端末4が通信可能かを調べ、通信端末4が携帯電話である場合の圏外や、通信端末4の故障などにより通信不可能な場合は、優先度の低い、別の通信端末4を配信先として特定してもよい。また、配信先の通信端末4には、携帯電話、電子メールの読み書き可能な端末、FAXなど様々な種別があり、通信端末4が処理可能な配信データの種類は、通信端末4の種別に制限される。よって、メディア変換部33は、配信データ221を通信端末4が処理可能な形式に変換する(S206)。形式の変換は、例えば、テキスト形式の配信データを固定電話である通信端末4に対応させるための音声形式への変換、が挙げられる。以上で、情報配信装置1における配信準備(S108)について説明し、情報配信装置1の動作の説明を完了する。
【0055】
以上、本発明の1実施形態について説明した。この第1実施形態によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0056】
以下に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、配信先リストとして図9を用いて、上記第1実施形態を、より具体的な事例で説明する。従って、配信要求に基づく情報配信システムを構成する構成要素及び動作は第1実施形態と同様とし、同じ符号を付して説明を省略する。
【0057】
まず、第2実施形態の概要を、図9、第1実施形態でも参照した図1及び図5を再び参照して説明する。配信データの配信者である利用者A(図示しない)は、テキストで記述された電子メールを配信データ221として、受信者である利用者B(図示しない)へ配信する。日本からアメリカに移動した利用者Bは、アメリカで利用可能な通信端末を用いて、利用者Aの電子メールを受信する。なお、利用者Bは、日本で利用可能な通信端末4として、パソコン231A及び携帯電話231Bを有し、また、アメリカで利用可能な通信端末4として、固定電話231Cを有しているので、電子メールを受信する通信端末4は、固定電話231Cとなる。
【0058】
利用者Bは、日本からアメリカに移動する際に、配信先アドレスの登録(S102)として、図9に示す配信先リスト31Aから配信先リスト31Bに変更する。
【0059】
まず、配信先リスト31Aは、利用者Bが日本において利用可能な通信端末4のリストとして、優先度が2であるパソコン231A及び優先度が1である携帯電話231Bを有する。よって、配信先リスト31Aを用いて配信する場合、優先度が高いパソコン231Aに配信データが配信される。しかし、利用者Bは、アメリカにおいて、パソコン231A及び携帯電話231Bは利用不可能である。
【0060】
そこで、利用者Bは、配信先リスト31Aから配信先リスト31Bに設定を変更する。配信先リスト31Bは、通信端末4のリストとして、パソコン231A、携帯電話231B、並びに、固定電話231Cを有する。そして、固定電話231Cを優先度1とし、パソコン231A及び携帯電話231Bを、利用不可能を示す優先度0を設定する。配信の際、情報配信装置1は、配信先リスト31Bを照合し(S205)、優先度の高い固定電話231Cを配信先の通信端末4に設定する。
【0061】
ここで、固定電話231Cは音声データに対応しているので、電子メールを音声形式に変換した(S206)後、情報配信装置1は、音声形式の電子メールを固定電話231Cに配信する。なお、利用者Bの不在により、固定電話231Cが利用者Bにとって利用不可能な時間帯において、利用者Bは、アメリカで利用可能な別の通信端末4を、固定電話231Cの優先度1より高い優先度としてさらに配信先リスト31Bに追加することで、電子メールを受信できる。つまり、情報配信装置1に通信可能な通信端末4を随時登録することにより、従来の課題を解決している。
【0062】
以上、本発明の第2実施形態について説明した。この第2実施形態によれば、利用者Aは、利用者Bの利用可能な端末について確認することなく電子メールを送信できるので、利用者Aの確認の手間が省け、利便性が向上する。
【0063】
以上説明した本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。
【0064】
例えば、実施形態では、受信者自身が逐次、情報の配信先を手動で設定したが、配信者が情報送信装置1へ配信要求を送信する時に、受信者の配信先アドレス、または、そのリストを予め設定することもできる。
【0065】
また、実施形態では、情報配信装置1と、イベント監視装置2とを別々の装置としたが、情報配信装置1の内部に、イベントセンサ部120を組み込んでもよい。
【0066】
さらに、実施形態では、配信データは、通信回線により通信端末から受信する方式としたが、配信データを、予め情報配信装置1に設定することにより、情報配信装置1を配信データサーバとして構成してもよい。
【0067】
また、イベント監視装置2から情報配信装置1へ通知されるイベントは、実施形態では配信データの配信契機を決定する目的で利用されたが、受信者が配信データの配信理由を特定するため、情報配信装置1は、通知されるイベントの内容を配信データに付して配信してもよい。
【0068】
さらに、情報配信装置1は、イベントの発生を受けて配信データを送信する際に、配信データをメディア変換したが、配信データが含まれる配信要求には利用者IDが含まれており、利用者IDに対応する利用者の通信端末が、情報配信装置1に登録されているので、情報配信装置1は、イベントの発生前に予め配信データを利用者の通信端末が処理可能なメディア形式に変換したものを保持し、イベントの発生時に、変換済みの配信データを送信してもよい。その場合、配信データの配信時に、配信データのメディア変換に係わる時間が短縮できるため、イベントの発生後に配信データを変換する方式に比べ、よりイベント発生から短時間で、配信データが配信できる。
【0069】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0070】
請求項2に記載した発明により、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント及び/又はネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント及び/又はネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0071】
請求項3に記載した発明により、配信時刻などの任意のフィールドをキーとして、配信要求である各レコードを整列又は選択することが可能となる。その結果、例えば、レコードを配信時刻順に整列し、配信時刻が現在の時刻に近いレコードを優先的に処理する、又は、ある利用者IDからのレコードを一括して選択して削除する、などのレコードの効率的な管理が行える。
【0072】
請求項4に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0073】
請求項5に記載した発明により、受信者の利用可能な通信端末に応じて、動的に情報の配信先を変更することができる。その結果、配信者は、受信者の通信端末が利用可能かを確認することなく、受信者への確実な情報配信を実現することができる。
【0074】
請求項6に記載した発明により、受信者の利用可能な通信端末の中で、受信を希望する端末の優先順位が指定できる。その結果、情報配信装置は、優先度の高い通信端末が利用不可能な場合、優先度の低い通信端末へ配信することで、受信者への確実な情報配信を実現することができる。
【0075】
請求項7に記載した発明により、情報の配信先として用いられる通信端末に応じた形式に、配信データがメディア変換されるため、配信者は、受信者の通信端末の種別に応じて、配信前に配信データを変換する必要が無い。その結果、配信者は、受信者の通信端末の種別を確認することなく、受信者への確実な情報配信を実現することができる。
【0076】
請求項8に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0077】
請求項9に記載した発明により、情報配信装置は、配信先の通信端末が利用不可能な場合、別の通信端末へ配信することができる。その結果、受信者への確実な情報配信を実現することができる。
【0078】
請求項10に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0079】
請求項11に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる情報配信装置を含む情報配信システムの概略構成例を示す図である。
【図2】情報配信システムが有するイベント監視装置の構成例を示す図である。
【図3】本発明の情報配信装置の構成例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係わる配信要求リストの説明図である。
【図5】本発明の実施形態に係わる配信データリストの説明図である。
【図6】本発明の実施形態に係わる配信先リストの説明図である。
【図7】本発明の実施形態に係わる情報配信装置のフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係わる情報配信装置における配信準備のフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施形態における配信先リストの説明図である。
【符号の説明】
1…情報配信装置
2…イベント監視装置
3,4…通信端末
5,6…ネットワーク
10…配信要求管理部
12…配信要求リスト
13…配信データリスト
20…配信条件処理部
30…配信制御部
31…配信先リスト
32…配信先照合部
33…メディア変換部
110…イベント
120…イベントセンサ部
130…イベント通知部
【発明の属する技術分野】
本発明は、配信要求に基づく情報配信装置、並びに、配信要求に基づく情報配信プログラム及び配信要求に基づく情報配信プログラムを記録した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話、FAX、電子メール、TV放送などの従来の通信放送システムにおいて、情報を単に配信するだけでなく、ある配信要求に基づき情報が配信されれば、配信される情報の内容と共に、配信という行為自体に付加的な意味を持たせることができる。
【0003】
配信要求に基づく情報配信システムの例として、指定された時刻に、ある情報を配信するものとして、アラーム機能やスケジュール機能があり、この機能を介して、情報を受信することで、受信した時刻が指定された時刻であることがすぐにわかる。これらの機能は、アラーム、モーニングコールサービス、スケジュール管理を行う電子秘書システム、スケジュールに従って電子メールを配信するメールマガジンなどで広く用いられている。
【0004】
また、実世界におけるある事象を常時監視し、予め設定された条件に合致した時に情報を配信するものとして、モニタリングシステムがあり、このシステムを介して、情報を受信することで、監視対象の事象が指定した状態にあることを知ることができる。また、例えばバスが停留所の近辺に来た際に、サービス登録者の携帯電話にその旨を送信するサービスが知られている。他にも、温室監視システムでは、温室の温度がある温度以上になった際に、その旨を利用者が持つ無線機に通知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の配信要求に基づく情報配信システムでは、実現できない問題がある。特に、利用者が情報を受信するタイミングに関してであり、この利用者が情報を受信するタイミングは、配信要求に基づく情報配信システムでは重要となる。
【0006】
まず、従来のシステムでは、受信先の通信端末の状態、例えば、受信先の通信端末の電源が入っていない、圏外であるなどの場合には、情報を繰り返し送信することで対処していた。そのため、従来のシステムでは、受信先の通信端末の状態により、情報を受信するタイミングを逸することがあった。
【0007】
また、従来のシステムでは、情報は受信者に対してではなく、受信者が所持する通信端末に送信されるため、通信端末に情報が受信されたとしても、利用者がその情報を受信したかは保証していなかった。例えば、電話(留守番電話)、電子メール、FAXに情報が受信された場合に、利用者が不在により、受信者自身がその情報を受け取ることができない状況があった。本発明は、このような課題に対処し、タイミングを逸することなく、利用者が確実に情報を受信できるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載の情報配信装置は、情報配信のタイミングを決定するイベントの状態を監視するイベント監視装置と、情報の配信要求を管理し、情報の配信処理を行う情報配信装置と、情報の送受信で利用される複数の通信端末とからなるシステムにおける情報配信装置であって、前記情報配信装置は、所定のイベントの状態を監視するセンサ部と、前記センサ部で取得したイベントの状態に関するイベント情報を送信する通信部を備えた前記イベント監視装置から送信される前記イベント情報を受信するイベント情報受信手段と、ネットワークに接続された通信端末からの配信条件、配信先の利用者ID、配信データを含んで構成される配信要求を管理する配信要求管理手段と、前記イベント情報受信手段が受信したイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信の契機及び配信先の通信端末を決定する配信要求照合手段と、ネットワークに接続された特定の通信端末との情報の送受信を制御する配信制御手段とを備え、前記配信要求を配信条件として前記配信データを前記決定した配信先の端末に配信する手段を含んで構成されることを特徴とする。ここで、配信データとは、配信データそのもの及び/又は配信データの存在場所への参照を含んで構成される。なお、配信データの存在場所への参照とは、例えば、コンピュータのアドレス及び/又はそのコンピュータ内でのファイルの場所を含むURL(Uniform Resource Locator)である。
【0009】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0010】
また、請求項2に記載の情報配信装置は、請求項1に記載の情報配信装置において、前記イベント監視装置から送信される前記イベント情報が、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント情報及び/又は前記ネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベント情報であることを特徴とする。ここで、前記ネットワーク内における所定のデジタルデータは、前記ネットワークに接続されているコンピュータ内の任意のデジタルデータを含む。
【0011】
かかる構成によれば、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント及び/又はネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0012】
さらに、請求項3に記載の情報配信装置は、請求項1又は請求項2に記載の情報配信装置において、前記配信要求管理手段が、ネットワークに接続された多数の通信端末からの配信条件、配信先の利用者ID、並びに、配信データを、1つのレコード単位に含んで構成される配信要求リストと、前記配信要求リストの参照先のデータを含む配信データリストとを格納する配信要求データベースを備えることを特徴とする。ここで、前記配信要求リストは、データの内容又はデータへの参照として、レコード単位に含まれる構成要素を各フィールドに保持する。
【0013】
かかる構成によれば、配信時刻などの任意のフィールドをキーとして、配信要求である各レコードを整列又は選択することが可能となる。
【0014】
また、請求項4に記載の情報配信装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の情報配信装置において、前記配信要求照合手段が、配信要求を照合する契機として、前記イベント情報受信手段によるイベント受信時に加え、前記配信要求管理部に予め設定されたイベントが起動する時とする手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0015】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0016】
さらに、請求項5に記載の情報配信装置は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の情報配信装置において、前記配信制御手段が、前記情報配信装置の外部からネットワークを通じて送信された配信先の利用者IDと配信先である通信端末のアドレスを含む配信先リストで、前記配信制御手段が管理する配信先リストを更新する手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0017】
かかる構成によれば、受信者の利用可能な通信端末に応じて、動的に情報の配信先を変更することができる。
【0018】
また、請求項6に記載の情報配信装置は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の情報配信装置において、前記配信制御手段が、配信先の利用者IDに対応する通信端末のアドレスと、前記通信端末のアドレスごとの優先度を前記配信先リストに含み、前記配信先の利用者IDから、優先度を反映して前記通信端末のアドレスを特定する手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0019】
かかる構成によれば、受信者の利用可能な通信端末の中で、受信を希望する端末の優先順位が指定できる。
【0020】
さらに、請求項7に記載の情報配信装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の情報配信装置において、前記配信制御手段が、配信データを配信先である端末の処理可能な形式に変換する手段を含んで構成されることを特徴とする。
【0021】
かかる構成によれば、情報の配信先として用いられる通信端末に応じた形式に、配信データがメディア変換されるため、配信者は、受信者の通信端末の種別に応じて、配信前に配信データを変換する必要が無い。
【0022】
また、請求項8に記載の情報配信装置は、情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信装置であって、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理部と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合部と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信部と、を含んで構成されることを特徴とする。ここで、配信データとは、配信データそのもの及び/又は配信データの存在場所への参照を含んで構成される。なお、配信データの存在場所への参照とは、例えば、コンピュータのアドレス及び/又はそのコンピュータ内でのファイルの場所を含むURLである。
【0023】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0024】
さらに、請求項9に記載の情報配信装置は、請求項8に記載の情報配信装置において、前記配信部が、登録された配信先の端末について、それぞれ配信可能かを確認する手段を有し、配信可能な端末に配信データを配信する手段を有することを特徴とする。
【0025】
かかる構成によれば、情報配信装置は、配信先の通信端末が利用不可能な場合、別の通信端末へ配信することができる。
【0026】
また、請求項10に記載の情報配信プログラムは、情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信プログラムであって、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理機能と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合機能と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信機能と、を有することを特徴とする。ここで、配信データとは、配信データそのもの及び/又は配信データの存在場所への参照を含んで構成される。なお、配信データの存在場所への参照とは、例えば、コンピュータのアドレス及び/又はそのコンピュータ内でのファイルの場所を含むURLである。
【0027】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0028】
さらに、請求項11に記載の情報配信プログラムが記憶された記憶媒体は、情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信プログラムが記憶された記憶媒体であって、前記プログラムは、電子計算機により前記記憶媒体から読み取られ、実行されることで、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理手段と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合手段と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信手段と、を前記電子計算機上に構築することを特徴とする。ここで、配信データとは、配信データそのもの及び/又は配信データの存在場所への参照を含んで構成される。なお、配信データの存在場所への参照とは、例えば、コンピュータのアドレス及び/又はそのコンピュータ内でのファイルの場所を含むURLである。
【0029】
かかる構成によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の情報配信装置の第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0031】
まず、本発明の情報配信装置を含めた、配信要求に基づく情報配信システムについて、図1を参照して説明する。配信要求に基づく情報配信システムは、配信要求を参照して、配信データを特定の端末に配信する機能を有し、実施形態に係わる情報の配信要求を管理して情報の配信処理を行う情報配信装置1と、情報配信のタイミングを決定するイベントの状態を監視するイベント監視装置2と、情報の送信で利用される通信端末3と、情報の受信で利用される通信端末4と、これら情報配信装置1、イベント監視装置2、及び、通信端末3を接続するネットワーク5と、情報配信装置1及び通信端末4を接続するネットワーク6と、を含んで構築されている。
【0032】
次に、配信要求に基づく情報配信装置システムの動作の概要を説明する。まず、情報配信装置1は、通信端末3からの配信要求を受信して登録する。次に、イベント監視装置2からイベント情報の通知を受けた情報配信装置1は、通知を受けたイベント情報の内容と、登録済みの配信要求に含まれている配信条件とを照合する。そして、照合が合致した配信要求について、情報配信装置1は、配信要求の配信先である通信端末4の処理可能なデータ方式に配信データを変換して、通信端末4へ配信データを配信する。以下で、配信要求に基づく情報配信装置システムが有するイベント監視装置2及び情報配信装置1の構成と、情報配信装置1の動作を、より具体的に説明する。
【0033】
まず、イベント監視装置2の構成例を説明する。図2はイベント監視装置2の概略構成を示す図である。図2に図示するように、イベント監視装置2は、所定のイベント110の状態を監視するイベントセンサ部120と、イベントセンサ部120で取得したイベント110の状態に関する情報を送信するイベント通知部130と、を有する。
【0034】
ここで、所定のイベント110とは、時間、位置、温度、水量、本のページ数などの実世界イベント111と、ネットワーク内におけるコンピュータのデスクトップ上でのマウスカーソルの位置や動画情報のタイムコードなどのデジタルデータイベント112と、を含む。
【0035】
また、イベントセンサ部120は、イベント110の種別に対応したセンシング装置であり、実世界イベント111を監視する実世界イベントセンサ部121と、デジタルデータイベント112を監視するデジタルデータイベントセンサ部122と、を有する。実世界イベントセンサ部121は、実世界イベント111をデジタルデータに変換する機能を有し、例えば、タイマー、GPSセンサ、温度センサ、水位センサ、デジタルカメラが挙げられる。デジタルデータイベントセンサ部122は、例えば、ネットワークインタフェースカード及び通信回線を有する通信装置が挙げられる。
【0036】
そして、イベント通知部130は、図示しないネットワークインタフェースカード及び通信回線を含んで構成され、ネットワーク5に接続されている。イベント通知部130を通じて、イベント監視装置2から情報配信装置1へ、イベント110が通知される。
【0037】
次に、情報配信装置1の構成例を説明する。図3は情報配信装置1の概略構成を示す図である。図3に示すように(適宜図1も参照)、情報配信装置1は、ネットワーク5に接続された通信端末3からの配信要求を管理する配信要求管理部10と、イベント監視装置2から送信されるイベント110を受信し、配信要求に含まれる配信条件と照合する配信条件処理部20と、通信端末3,4との情報の送受信を制御する配信制御部30とを有し、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、並びにHDD(Hard Disk Drive)を含んで構成される。
【0038】
配信要求管理部10は、ネットワーク5に接続された通信端末3からの配信要求をデータベースとして管理する機能を有し、通信端末3からの配信要求を受信する配信要求受信部11と、1つの配信要求を1つのレコードとして管理する配信要求リスト12と、1つの配信データを1つのレコードとして管理する配信データリスト13とを有する。
【0039】
配信要求リスト12の構成例を図4を参照して説明する。配信要求リスト12は、1つの配信要求を1つのレコードとして管理する。各レコードは、イベント110に対応した任意の時刻、場所、数値などの配信条件211と、配信データを受信する通信端末4の利用者を識別する利用者ID212と、通信端末3から通信端末4へ配信する、テキスト、動画、音声などの配信データを識別する配信データID213を含んで構成される。なお、配信データの配信者は、イベント110のうち、条件を設定できるものを既に知っており、配信要求の中の配信条件211に、その条件を設定する。また、配信データID213の生成は、例えば、情報配信装置1が配信条件211を受信した時刻を数値化して生成する。一例として、受信時刻が2001年11月23日13時10分56秒なら、時刻に含まれる数値を羅列した”20011123131056”が配信データID213となる。この方法により、配信データID213が、一意にかつ固定長で生成できる。
【0040】
配信データリスト13の構成例を図5を参照して説明する。配信データリスト13は、1つの配信データを1つのレコードとして管理する。このため、各レコードは、通信端末3から通信端末4へ配信する配信データを識別する配信データID213と、テキスト、動画、音声などの配信データ221を含んで構成される。よって、配信データリスト13により、配信データID213をキーとして、配信データ221の検索が可能である。
【0041】
配信条件処理部20は、イベント監視装置2から送信されるイベント110を受信し、配信要求に含まれる配信条件211とイベント110とを照合する機能及びデータを読み出す機能を有する。このため、配信条件処理部20は、イベント110と配信条件211を照合する配信要求照合部21と、照合が合致したら、配信データID213をキーとして、配信データリスト13より配信データ221を読み出す配信データ読み出し部22と、を有する。
【0042】
配信制御部30は、通信端末3,4との情報の送受信を制御する機能を有する。このため、配信制御部30は、配信先の通信端末4を特定するために参照される配信先リスト31と、配信先リスト31を参照して配信先の通信端末4を特定する配信先照合部32と、配信先の通信端末4が処理可能な形式に配信データ221を変換するメディア変換部33と、変換された配信データ221を配信先の通信端末4に配信するデータ配信部34と、を有する。
【0043】
配信先リスト31の構成例を図6を参照して説明する。配信先リスト31は、1つの通信端末4を1つのレコードとして管理する。このため、各レコードは、通信端末4の利用者を識別する利用者ID212と、通信端末4の宛先である通信端末のアドレス231と、利用者ID212に対応した利用者における通信端末のアドレス231の優先度である通信端末の優先度232とを含んで構成される。よって、配信先リスト31により、利用者ID212をキーとして、通信端末の優先度232に応じて通信端末のアドレス231の検索が可能である。
【0044】
次に図1〜図6を参照しつつ、情報配信装置1の動作を、図7に沿って説明する。図7は、配信要求に基づく情報配信装置システムが有する、情報配信装置1、イベント監視装置2、配信元である通信端末3、並びに、配信先である通信端末4について、時系列に、処理及び通信を説明したフローチャートである。
【0045】
まず、情報配信装置1は、イベント監視装置2にて監視するイベント110を特定するため、監視するイベント110をイベント監視装置2へと登録する(S101)。以後、監視するイベント110の登録を受信したイベント監視装置2は、イベントの発生を契機として登録されたイベント110を情報配信装置1に随時通知する設定がなされる。
【0046】
次に、配信データの受信者は、配信データの受信に利用する通信端末4を特定するため、配信先の通信端末のアドレス231を情報配信装置1に登録する(S102)。アドレス231の登録を受けた情報配信装置1は、通信端末4を受信端末として、配信先の通信端末のアドレス231を配信先リスト31に格納する(S103)。なお、通信端末4の登録において入力されるデータには、通信端末のアドレス231に加え、利用者ID212、及び、通信端末の優先度232、が含まれる。なお、優先度232は、配信データの受信者が明示的に指定する替わりに、通信端末のアドレス231の登録に使用した通信端末又は配信データを受信した通信端末の通信履歴に応じて設定する方法も可能である。具体的には、最近通信端末のアドレス231の登録に使用した通信端末の優先度を上げる、又は、最近配信データを受信した通信端末の優先度を上げる、などである。
【0047】
そして、配信データの配信元である通信端末3より、ネットワーク5を通じて配信要求が情報配信装置1に登録される(S104)。配信要求受信部11により配信要求を受信した情報配信装置1は、配信要求リスト12及び配信データリスト13に配信要求を格納する(S105)。
【0048】
ここで、イベント110が発生し(S106)、イベント監視装置2がイベント110を、実世界イベントセンサ部121又はデジタルデータイベントセンサ部122により感知する。イベント110を感知したイベント監視装置2は、イベント通知部130より、ネットワーク5を通じて、イベント110を、情報配信装置1に通知する(S107)。
【0049】
イベント110の通知を受けた情報配信装置1は、イベント110の種別に合致した配信要求について、配信条件処理部20及び配信制御部30を用いて、配信データ211の配信準備を行う(S108)。配信準備(S108)が完了した配信データ221は、データ配信部34より、ネットワーク6を通じて通信端末4へと配信される(S109)。以上で1回の配信について説明した。情報配信装置1は、別の配信データに対応するため、再びイベント110を監視する。なお、配信データ211は、例えば、テキスト、動画、音声などである。
【0050】
ここで、情報配信装置1における配信の準備(S108)について、図8を参照して説明する(適宜図1〜図7参照)。図8は、情報配信装置1が有する、配信要求管理部10、配信条件処理部20、並びに、配信制御部30について、時系列に、処理及び通信を説明したフローチャートである。
【0051】
まず、配信条件処理部20は、配信条件211を含む配信要求を取得するため、配信要求管理部10に配信要求の通知を指示する(S201)。配信要求の通知を指示された配信要求管理部10は、配信要求リスト12から配信要求を読み出し、配信条件処理部20に通知する(S202)。
【0052】
次に、配信条件処理部20は、配信要求照合部21により、配信要求管理部10より通知された配信要求リスト12に含まれる配信条件211と、イベント監視装置2より通知されたイベント110とを照合する(S203)。
【0053】
ここで、イベント110に合致する配信要求は、通信端末4に配信するので、配信データ読み出し部22により読み出された配信データリスト13が有する配信データ221とともに、配信制御部30へと通知される(S204)。
【0054】
配信先照合部32は、配信条件処理部20から通知された配信要求に含まれる利用者ID212と、配信先リスト31を照合して(S205)、それぞれの配信要求について、配信先の通信端末4を特定する。ここで、情報配信装置1は、配信先の通信端末4が通信可能かを調べ、通信端末4が携帯電話である場合の圏外や、通信端末4の故障などにより通信不可能な場合は、優先度の低い、別の通信端末4を配信先として特定してもよい。また、配信先の通信端末4には、携帯電話、電子メールの読み書き可能な端末、FAXなど様々な種別があり、通信端末4が処理可能な配信データの種類は、通信端末4の種別に制限される。よって、メディア変換部33は、配信データ221を通信端末4が処理可能な形式に変換する(S206)。形式の変換は、例えば、テキスト形式の配信データを固定電話である通信端末4に対応させるための音声形式への変換、が挙げられる。以上で、情報配信装置1における配信準備(S108)について説明し、情報配信装置1の動作の説明を完了する。
【0055】
以上、本発明の1実施形態について説明した。この第1実施形態によれば、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。
【0056】
以下に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、配信先リストとして図9を用いて、上記第1実施形態を、より具体的な事例で説明する。従って、配信要求に基づく情報配信システムを構成する構成要素及び動作は第1実施形態と同様とし、同じ符号を付して説明を省略する。
【0057】
まず、第2実施形態の概要を、図9、第1実施形態でも参照した図1及び図5を再び参照して説明する。配信データの配信者である利用者A(図示しない)は、テキストで記述された電子メールを配信データ221として、受信者である利用者B(図示しない)へ配信する。日本からアメリカに移動した利用者Bは、アメリカで利用可能な通信端末を用いて、利用者Aの電子メールを受信する。なお、利用者Bは、日本で利用可能な通信端末4として、パソコン231A及び携帯電話231Bを有し、また、アメリカで利用可能な通信端末4として、固定電話231Cを有しているので、電子メールを受信する通信端末4は、固定電話231Cとなる。
【0058】
利用者Bは、日本からアメリカに移動する際に、配信先アドレスの登録(S102)として、図9に示す配信先リスト31Aから配信先リスト31Bに変更する。
【0059】
まず、配信先リスト31Aは、利用者Bが日本において利用可能な通信端末4のリストとして、優先度が2であるパソコン231A及び優先度が1である携帯電話231Bを有する。よって、配信先リスト31Aを用いて配信する場合、優先度が高いパソコン231Aに配信データが配信される。しかし、利用者Bは、アメリカにおいて、パソコン231A及び携帯電話231Bは利用不可能である。
【0060】
そこで、利用者Bは、配信先リスト31Aから配信先リスト31Bに設定を変更する。配信先リスト31Bは、通信端末4のリストとして、パソコン231A、携帯電話231B、並びに、固定電話231Cを有する。そして、固定電話231Cを優先度1とし、パソコン231A及び携帯電話231Bを、利用不可能を示す優先度0を設定する。配信の際、情報配信装置1は、配信先リスト31Bを照合し(S205)、優先度の高い固定電話231Cを配信先の通信端末4に設定する。
【0061】
ここで、固定電話231Cは音声データに対応しているので、電子メールを音声形式に変換した(S206)後、情報配信装置1は、音声形式の電子メールを固定電話231Cに配信する。なお、利用者Bの不在により、固定電話231Cが利用者Bにとって利用不可能な時間帯において、利用者Bは、アメリカで利用可能な別の通信端末4を、固定電話231Cの優先度1より高い優先度としてさらに配信先リスト31Bに追加することで、電子メールを受信できる。つまり、情報配信装置1に通信可能な通信端末4を随時登録することにより、従来の課題を解決している。
【0062】
以上、本発明の第2実施形態について説明した。この第2実施形態によれば、利用者Aは、利用者Bの利用可能な端末について確認することなく電子メールを送信できるので、利用者Aの確認の手間が省け、利便性が向上する。
【0063】
以上説明した本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。
【0064】
例えば、実施形態では、受信者自身が逐次、情報の配信先を手動で設定したが、配信者が情報送信装置1へ配信要求を送信する時に、受信者の配信先アドレス、または、そのリストを予め設定することもできる。
【0065】
また、実施形態では、情報配信装置1と、イベント監視装置2とを別々の装置としたが、情報配信装置1の内部に、イベントセンサ部120を組み込んでもよい。
【0066】
さらに、実施形態では、配信データは、通信回線により通信端末から受信する方式としたが、配信データを、予め情報配信装置1に設定することにより、情報配信装置1を配信データサーバとして構成してもよい。
【0067】
また、イベント監視装置2から情報配信装置1へ通知されるイベントは、実施形態では配信データの配信契機を決定する目的で利用されたが、受信者が配信データの配信理由を特定するため、情報配信装置1は、通知されるイベントの内容を配信データに付して配信してもよい。
【0068】
さらに、情報配信装置1は、イベントの発生を受けて配信データを送信する際に、配信データをメディア変換したが、配信データが含まれる配信要求には利用者IDが含まれており、利用者IDに対応する利用者の通信端末が、情報配信装置1に登録されているので、情報配信装置1は、イベントの発生前に予め配信データを利用者の通信端末が処理可能なメディア形式に変換したものを保持し、イベントの発生時に、変換済みの配信データを送信してもよい。その場合、配信データの配信時に、配信データのメディア変換に係わる時間が短縮できるため、イベントの発生後に配信データを変換する方式に比べ、よりイベント発生から短時間で、配信データが配信できる。
【0069】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0070】
請求項2に記載した発明により、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント及び/又はネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント及び/又はネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0071】
請求項3に記載した発明により、配信時刻などの任意のフィールドをキーとして、配信要求である各レコードを整列又は選択することが可能となる。その結果、例えば、レコードを配信時刻順に整列し、配信時刻が現在の時刻に近いレコードを優先的に処理する、又は、ある利用者IDからのレコードを一括して選択して削除する、などのレコードの効率的な管理が行える。
【0072】
請求項4に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0073】
請求項5に記載した発明により、受信者の利用可能な通信端末に応じて、動的に情報の配信先を変更することができる。その結果、配信者は、受信者の通信端末が利用可能かを確認することなく、受信者への確実な情報配信を実現することができる。
【0074】
請求項6に記載した発明により、受信者の利用可能な通信端末の中で、受信を希望する端末の優先順位が指定できる。その結果、情報配信装置は、優先度の高い通信端末が利用不可能な場合、優先度の低い通信端末へ配信することで、受信者への確実な情報配信を実現することができる。
【0075】
請求項7に記載した発明により、情報の配信先として用いられる通信端末に応じた形式に、配信データがメディア変換されるため、配信者は、受信者の通信端末の種別に応じて、配信前に配信データを変換する必要が無い。その結果、配信者は、受信者の通信端末の種別を確認することなく、受信者への確実な情報配信を実現することができる。
【0076】
請求項8に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0077】
請求項9に記載した発明により、情報配信装置は、配信先の通信端末が利用不可能な場合、別の通信端末へ配信することができる。その結果、受信者への確実な情報配信を実現することができる。
【0078】
請求項10に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【0079】
請求項11に記載した発明により、登録したイベントの発生を契機に、発生したイベントの種別に応じた配信要求の配信データが受信できる。その結果、配信データの受信者は、イベントの発生から、タイミングを逸することなく、イベントに関する配信データが受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる情報配信装置を含む情報配信システムの概略構成例を示す図である。
【図2】情報配信システムが有するイベント監視装置の構成例を示す図である。
【図3】本発明の情報配信装置の構成例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係わる配信要求リストの説明図である。
【図5】本発明の実施形態に係わる配信データリストの説明図である。
【図6】本発明の実施形態に係わる配信先リストの説明図である。
【図7】本発明の実施形態に係わる情報配信装置のフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係わる情報配信装置における配信準備のフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施形態における配信先リストの説明図である。
【符号の説明】
1…情報配信装置
2…イベント監視装置
3,4…通信端末
5,6…ネットワーク
10…配信要求管理部
12…配信要求リスト
13…配信データリスト
20…配信条件処理部
30…配信制御部
31…配信先リスト
32…配信先照合部
33…メディア変換部
110…イベント
120…イベントセンサ部
130…イベント通知部
Claims (11)
- 情報配信のタイミングを決定するイベントの状態を監視するイベント監視装置と、情報の配信要求を管理し、情報の配信処理を行う情報配信装置と、情報の送受信で利用される複数の通信端末とからなるシステムにおける情報配信装置であって、前記情報配信装置は、所定のイベントの状態を監視するセンサ部と、前記センサ部で取得したイベントの状態に関するイベント情報を送信する通信部を備えた前記イベント監視装置から送信される前記イベント情報を受信するイベント情報受信手段と、ネットワークに接続された通信端末からの配信条件、配信先の利用者ID、配信データを含んで構成される配信要求を管理する配信要求管理手段と、前記イベント情報受信手段が受信したイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信の契機及び配信先の通信端末を決定する配信要求照合手段と、ネットワークに接続された特定の通信端末との情報の送受信を制御する配信制御手段とを備え、前記配信要求を配信条件として前記配信データを前記決定した配信先の端末に配信する手段を含んで構成されることを特徴とする配信要求に基づく情報配信装置。
- 前記イベント監視装置から送信される前記イベント情報は、現実世界における所定のイベントの状態に関するイベント情報及び/又は前記ネットワーク内における所定のデジタルデータの状態に関するイベント情報であることを特徴とする請求項1に記載の配信要求に基づく情報配信装置。
- 前記配信要求管理手段は、ネットワークに接続された多数の通信端末からの配信条件、配信先の利用者ID、並びに、配信データを、1つのレコード単位に含んで構成される配信要求リストと、前記配信要求リストの参照先のデータを含む配信データリストとを格納する配信要求データベースを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配信要求に基づく情報配信装置。
- 前記配信要求照合手段は、配信要求を照合する契機として、前記イベント情報受信手段によるイベント受信時に加え、前記配信要求管理部に予め設定されたイベントが起動する時とする手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の配信要求に基づく情報配信装置。
- 前記配信制御手段は、前記情報配信装置の外部からネットワークを通じて送信された配信先の利用者IDと配信先である通信端末のアドレスを含む配信先リストで、前記配信制御手段が管理する配信先リストを更新する手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の配信要求に基づく情報配信装置。
- 前記配信制御手段は、配信先の利用者IDに対応する通信端末のアドレスと、前記通信端末のアドレスごとの優先度を前記配信先リストに含み、前記配信先の利用者IDから、優先度を反映して前記通信端末のアドレスを特定する手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の配信要求に基づく情報配信装置。
- 前記配信制御手段は、配信データを配信先である端末の処理可能な形式に変換する手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の配信要求に基づく情報配信装置。
- 情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信装置であって、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理部と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合部と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信部と、を含んで構成されることを特徴とする配信要求に基づく情報配信装置。
- 前記配信部は、登録された配信先の端末について、それぞれ配信可能かを確認する手段を有し、配信可能な端末に配信データを配信する手段を有することを特徴とする請求項8に記載の配信要求に基づく情報配信装置。
- 情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信プログラムであって、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理機能と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合機能と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信機能と、を有することを特徴とする配信要求に基づく情報配信プログラム。
- 情報を配信する条件を管理すると共に、この管理した条件に基づいて前記情報の配信処理を行う情報配信プログラムが記憶された記憶媒体であって、前記プログラムは、電子計算機により前記記憶媒体から読み取られ、実行されることで、ネットワーク上の通信端末から送信された配信条件、配信データ、並びに、配信先指定情報を含んで構成される配信要求を記憶手段により管理する配信要求管理手段と、前記イベント情報を受信すると、このイベント情報と前記配信要求管理部で管理する配信要求とを照合し、配信データの配信(送信)の可否を決定する配信要求照合手段と、前記配信要求照合部の照合結果に基づいて、ネットワークに接続された配信先の端末へと配信データを配信する配信手段と、を前記電子計算機上に構築することを特徴とする配信要求に基づく情報配信プログラムを記録した記憶媒体。
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