JP2017022728A - 通信システムにおける以前に通信されたセッション情報の圧縮バージョンの交換 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信システムにおいて以前に通信されたセッション情報の圧縮バージョンを交換することに関する。【解決手段】一実施形態では、サーバは通信セッションの間、一群のセッション参加者間でセッションデータを交換し、交換されるセッションデータは、セッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む。サーバは、交換されたセッションデータの少なくともサブセットを記憶する。サーバは後で、(たとえば、通信セッション後または通信セッション中のいずれかに)所与のユーザ機器(UE)との接続を確立する。サーバは、通信セッションからの取得できなかったセッションデータを所与のUEに配信できるように圧縮する方法を示すUE定義コンテキストを判定する。サーバは、UE定義コンテキストに基づいて所与のUEが取得できなかった交換されたセッションデータの記憶されたサブセットの少なくとも一部を選択的に圧縮し、交換されたセッションデータの記憶されたサブセットの選択的に圧縮された部分を所与のUEに送信する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、通信システムにおいて以前に通信されたセッション情報の圧縮バージョン(compressed version)を交換することに関する。
ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(暫定の2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)、ならびに第3世代(3G)高速データ/インターネット対応ワイヤレスサービスを含む、様々な世代を通じて発展してきた。現在、セルラーシステムおよびパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む、多くの様々なタイプのワイヤレス通信システムが使用されている。知られているセルラーシステムの例には、セルラーAnalog Advanced Mobile Phone System(AMPS)、および、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、TDMAのGlobal System for Mobile access(GSM(登録商標))変形に基づくデジタルセルラーシステム、および、TDMA技術とCDMA技術の両方を使用するより新しいハイブリッドデジタル通信システムがある。
CDMAモバイル通信を提供するための方法は、本明細書ではIS-95と呼ばれる、「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」と題するTIA/EIA/IS-95-Aにおいて、米国電気通信工業会/米国電子工業会によって米国で規格化された。複合AMPS&CDMAシステムは、TIA/EIA規格IS-98に記載されている。他の通信システムは、広帯域CDMA(W-CDMA)、CDMA2000(たとえばCDMA2000 1xEV-DO規格など)またはTD-SCDMAと呼ばれるものを対象とする、IMT-2000/UM、すなわちInternational Mobile Telecommunications System 2000/Universal Mobile Telecommunications System規格に記載されている。
W-CDMAワイヤレス通信システムにおいて、ユーザ機器(UE)は、基地局に隣接しまたは基地局を囲む特定の地理的領域内の、通信リンクまたはサービスをサポートする固定位置のNode B(セルサイトまたはセルとも呼ばれる)から信号を受信する。Node Bは、一般にサービス品質(QoS)要求に基づいてトラフィックを区別するための方法をサポートする標準的なInternet Engineering Task Force(IETF)ベースのプロトコルを使用したパケットデータネットワークである、アクセスネットワーク(AN)/無線アクセスネットワーク(RAN)にエントリポイントを提供する。したがって、ノードBは、一般に、エアインターフェースを介してUEと、またインターネットプロトコル(IP)ネットワークデータパケットを介してRANと対話する。
ワイヤレス電気通信システムでは、プッシュツートーク(PTT)機能がサービスセクタおよび消費者に普及している。PTTは、たとえばW-CDMA、CDMA、FDMA、TDMA、GSM(登録商標)など、標準的な商用のワイヤレスインフラストラクチャ上で動作する「ディスパッチ」音声サービスをサポートすることができる。ディスパッチモデルでは、エンドポイント(たとえば、UE)間の通信が仮想グループ内で行われ、そこでは1人の「話者」の音声が1人または複数の「聴者」に送信される。このタイプの通信の単一のインスタンスは、通常、ディスパッチ呼、または単にPTT呼と呼ばれる。PTT呼は、呼の特徴を定義するグループのインスタンス化である。グループは、本質的に、メンバーリスト、およびたとえばグループ名またはグループ識別情報などの関連する情報によって定義される。
モバイルユーザ間の通信では、減衰またはその他のオフライン時の理由で1つまたは複数のデバイスが互いにアクセスできなくなったときにデバイス間の接続障害が生じることが多い。ユーザは、通信を再試行しなければならず、あるいは蓄積転送(store-and-forward)システムがコンテンツを収集して取り込めるようにする。
したがって、現在および過去の活動のグループ通信に対して新たに加わったユーザを効率的に通知し整合する方法によって、モバイル保証配信システムにおいて取得できなかったメッセージを効率的に取り込む必要がある。
一実施形態では、サーバは通信セッションの間、一群のセッション参加者(participant)間でセッションデータを交換し、交換されるセッションデータは、セッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む。サーバは、交換されたセッションデータの少なくともサブセットを記憶する。サーバは後で、(たとえば、通信セッション後または通信セッション中のいずれかに)所与のユーザ機器(UE)との接続を確立する。サーバは、通信セッションからの取得できなかったセッションデータを所与のUEに配信できるように圧縮する方法を示すUE定義コンテキストを判定する。サーバは、UE定義コンテキストに基づいて所与のUEが取得できなかった交換されたセッションデータの記憶されたサブセットの少なくとも一部を選択的に圧縮し、交換されたセッションデータの記憶されたサブセットの選択的に圧縮された部分を所与のUEに送信する。
本発明の実施形態およびその付随する利点の多くのより完全な理解は、以下の詳細な説明を参照し、本発明を限定するためではなく単に例示するために提示される添付の図面とともに考察することによってよりよく理解されれば、容易に得られるであろう。
本発明の少なくとも1つの実施形態による、アクセス端末とアクセスネットワークとをサポートするワイヤレスネットワークアーキテクチャの図である。 本発明のある実施形態による図1のコアネットワークを示す図である。 本発明の別の実施形態による図1のコアネットワークを示す図である。 図1のワイヤレス通信システムのある例をより詳細に示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態によるユーザ機器(UE)を示す図である。 従来の蓄積転送プロセスの例を示す図である。 本発明の一実施形態による、所与のUEが通信セッションから切り離され、通信セッションが依然としてアクティブであるときに所与のUEが取得できないセッションデータを選択的に圧縮するプロセスを示す図である。 本発明の一実施形態による、所与のUEが通信セッションから切り離され、通信セッションが終了した後に所与のUEが取得できないセッションデータを選択的に圧縮するプロセスを示す図である。 本発明の一実施形態による、所与のUEが後から通信セッションに参加した後に所与のUEが取得できないセッションデータを選択的に圧縮するプロセスを示す図である。 本発明の一実施形態による、実際には通信セッションの参加者になったことのない所与のUEが取得できないセッションデータを選択的に圧縮するプロセスを示す図である。 本発明の一実施形態による、早いうちから通信セッションに参加している所与のUEのためのセッションデータを選択的に圧縮するプロセスを示す図である。 本発明の一実施形態による、セッションデータを選択的に圧縮するのに使用されるUE定義コンテキストをアプリケーションサーバに供給する例を示す図である。 本発明の別の実施形態による、セッションデータを選択的に圧縮するのに使用されるUE定義コンテキストをアプリケーションサーバに供給する例を示す図である。 本発明の一実施形態による、UE定義コンテキストに基づいてセッションデータを選択的に圧縮する例を示す図である。 本発明の一実施形態による、UE定義コンテキストに基づいてセッションデータを選択的に圧縮する例を示す図である。 本発明の実施形態による、機能を実行するように構成された論理を含む通信デバイスを示す図である。
本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で、本発明の態様が開示される。本発明の範囲から逸脱することなく、代替の実施形態が考案され得る。さらに、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないように、本発明のよく知られている要素は詳細に記載されないか、または省略される。
「例示的」および/または「例」という用語は、本明細書では「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」として説明されるいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。
さらに、多くの実施形態について、たとえばコンピューティングデバイスの要素によって実行されるべき、一連の動作に関して説明する。本明細書で説明される様々な動作は、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行され得ることを認識されよう。加えて、本明細書で説明されるこれらの一連の動作は、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明される機能を実行させるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した、任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として具現化されるものと見なされ得る。したがって、本発明の様々な態様は、請求する主題の範囲内にすべて入ることが企図されているいくつかの異なる形式で具現化され得る。さらに、本明細書で説明される実施形態ごとに、任意のそのような実施形態の対応する形式は、本明細書では、たとえば、説明されるアクションを実行する「ように構成された論理」として記述されることがある。
本明細書ではユーザ機器(UE)と呼ばれるHigh Data Rate(HDR)加入者局は、移動式でも固定式でもよく、Node Bと呼ばれ得る1つまたは複数のアクセスポイント(AP)と通信することができる。UEは、Node Bのうちの1つまたは複数を介して、無線ネットワークコントローラ(RNC)との間でデータパケットを送受信する。Node BおよびRNCは、無線アクセスネットワーク(RAN)と呼ばれるネットワークの部分である。無線アクセスネットワークは、複数のアクセス端末間で音声パケットおよびデータパケットを運ぶことができる。
無線アクセスネットワークは、無線アクセスネットワークの外部の追加のネットワークにさらに接続されていてもよく、そのようなコアネットワークは、特定のキャリア関連のサーバおよびデバイス、ならびに企業内イントラネット、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、Serving General Packet Radio Service(GPRS) Support Node(SGSN)、Gateway GPRS Support Node(GGSN)のような他のネットワークへの接続を含んでおり、各UEとそのようなネットワークとの間で音声パケットおよびデータパケットを運ぶことができる。1つまたは複数のNode Bとのアクティブなトラフィックチャネル接続を確立したUEは、アクティブなUEと呼ばれることがあり、トラフィック状態であると呼ばれることがある。1つまたは複数のNode Bとのアクティブなトラフィックチャネル(TCH)接続を確立する過程にあるUEは、接続セットアップ状態であると呼ばれることがある。UEは、ワイヤレスチャネルまたは有線チャネルを介して通信する任意のデータデバイスであり得る。UEは、さらに、限定はされないが、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)デバイス、外付けまたは内蔵のモデム、またはワイヤレスもしくは有線の電話を含むいくつかのタイプのデバイスのうちのいずれかであり得る。UEが信号をNode Bに送る通信リンクは、アップリンクチャネル(たとえば、逆方向トラフィックチャネル、制御チャネル、アクセスチャネルなど)と呼ばれる。Node Bが信号をUEに送る通信リンクは、ダウンリンクチャネル(たとえば、ページングチャネル、制御チャネル、ブロードキャストチャネル、順方向トラフィックチャネルなど)と呼ばれる。トラフィックチャネル(TCH)という用語は、本明細書で使用される場合、アップリンク/逆方向トラフィックチャネル、またはダウンリンク/順方向トラフィックチャネルのいずれかを指し得る。
図1は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、ワイヤレス通信システム100の1つの例示的な実施形態のブロック図を示す。システム100は、パケット交換データネットワーク(たとえばイントラネット、インターネット、および/またはコアネットワーク126)とUE102、108、110、112との間にデータ接続を提供するネットワーク機器にUE102を接続することができるアクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)120と、エアインターフェース104を介して通信している、携帯電話102のようなUEを含み得る。本明細書で示されるように、UEは、携帯電話102、携帯情報端末108、本明細書では双方向テキストページャとして示されるページャ110、さらにはワイヤレス通信ポータルを有する個別のコンピュータプラットフォーム112であってよい。したがって、本発明の実施形態は、ワイヤレスモデム、PCMCIAカード、パーソナルコンピュータ、電話、またはそれらの任意の組合せもしくは部分的な組合せを限定することなく含む、ワイヤレス通信ポータルを含みまたはワイヤレス通信機能を有する、任意の形態のUE上で実現され得る。さらに、本明細書で使用される場合、他の通信プロトコル(すなわちW-CDMA以外)における「UE」という用語は、互換的に「アクセス端末」、「AT」、「ワイヤレスデバイス」、「クライアントデバイス」、「モバイル端末」、「移動局」、およびそれらの変形として呼ばれ得る。
再び図1を参照すると、ワイヤレス通信システム100のコンポーネント、および本発明の例示的な実施形態の要素の相互関係は、図示の構成に限定されない。システム100は、例にすぎず、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス102、108、110、112などのリモートUEが、無線によってUE間で通信し、かつ/または、限定はされないが、コアネットワーク126、インターネット、PSTN、SGSN、GGSN、および/もしくは他のリモートサーバを含む、エアインターフェース104およびRAN120を介して接続されるコンポーネント間で通信することを可能にする、任意のシステムを含み得る。
RAN120は、RNC122に送信される(一般的にデータパケットとして送信される)メッセージを制御する。RNC122は、Serving General Packet Radio Services(GPRS)Support Node(SGSN)とUE102/108/110/112との間のベアラチャネル(すなわち、データチャネル)のシグナリング、確立、および切断を担う。また、リンクレイヤ暗号化が可能な場合、RNC122は、エアインターフェース104を介してコンテンツを転送する前に、コンテンツを暗号化する。RNC122の機能は、当技術分野でよく知られており、簡潔のために、この機能についてはこれ以上説明しない。コアネットワーク126は、ネットワーク、インターネット、および/または公衆交換電話網(PSTN)によってRNC122と通信することができる。あるいは、RNC122は、インターネットまたは外部ネットワークに直接接続することができる。一般的に、コアネットワーク126とRNC122との間のネットワークまたはインターネット接続は、データを転送し、PSTNは、音声情報を転送する。RNC122は、複数のNode B124に接続することができる。コアネットワーク126と同様の方法で、RNC122は通常、データ転送および/または音声情報のために、ネットワーク、インターネット、および/またはPSTNによってNode B124に接続される。Node B124は、データメッセージを、携帯電話102のようなUEへワイヤレスにブロードキャストすることができる。当技術分野で知られているように、Node B124、RNC122、および他のコンポーネントが、RAN120を形成することができる。しかし、代替構成が使用されてもよく、本発明は、図示の構成に限定されない。たとえば、別の実施形態では、RNC122、およびNode B124のうちの1つまたは複数の機能は、RNC122とNode B124の両方の機能を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに収められてよい。
図2Aは、本発明のある実施形態によるコアネットワーク126を示す。特に、図2Aは、W-CDMAシステム内で実装されるGeneral Packet Radio Services(GPRS)コアネットワークのコンポーネントを示す。図2Aの実施形態では、コアネットワーク126は、Serving GPRS Support Node(SGSN)160、Gateway GPRS Support Node(GGSN)165、およびインターネット175を含む。しかし、代替的な実施形態では、インターネット175および/または他のコンポーネントの部分がコアネットワークの外部に配置されていてもよいことを諒解されたい。
一般に、GPRSは、インターネットプロトコル(IP)パケットを送信するために、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標))電話によって使用されるプロトコルである。GPRSコアネットワーク(たとえば、GGSN165および1つまたは複数のSGSN160)は、GPRSシステムの中心部分であり、W-CDMAベースの3Gネットワークのサポートも提供する。GPRSコアネットワークは、GSM(登録商標)コアネットワークの一体化された部分であり、GSM(登録商標)およびW-CDMAネットワークにおけるIPパケットサービスのモビリティ管理、セッション管理、およびトランスポートを提供する。
GPRSトンネリングプロトコル(GTP)は、GPRSコアネットワークを特徴付けるIPプロトコルである。GTPは、GGSN165において、1つの位置からインターネットに接続し続けているかのようにしながら、GSM(登録商標)またはW-CDMAネットワークのエンドユーザ(たとえば、UE)が方々に移動することを可能にするプロトコルである。これは、加入者の現在のSGSN160から、加入者のセッションを処理しているGGSN165に加入者のデータを転送することによって達成される。
GTPの3つの形態、すなわち(i)GTP-U、(ii)GTP-C、および(iii)GTP'(GTP Prime)がGPRSコアネットワークによって使用される。GTP-Uは、パケットデータプロトコル(PDP)コンテキストごとに分離されたトンネルでのユーザデータの転送に使用される。GTP-Cは、制御シグナリング(たとえば、PDPコンテキストのセットアップおよび削除、GSN到達可能性の検証、加入者があるSGSNから別のSGSNに移動した場合のような更新または変更)に使用される。GTP'は、GSNから課金機能への課金データの転送のために使用される。
図2Aを参照すると、GGSN165は、GPRSバックボーンネットワーク(図示せず)と外部パケットデータネットワーク175との間のインターフェースとして働く。GGSN165は、関連するパケットデータプロトコル(PDP)形式(たとえば、IPまたはPPP)のパケットデータを、SGSN160から来るGPRSパケットから抽出し、対応するパケットデータネットワーク上でパケットを送出する。反対方向において、着信データパケットは、GGSN165によってSGSN160に向けられ、SGSN160は、RAN120によってサービスされる宛先のUEの無線アクセスベアラ(RAB)を管理および制御する。それによって、GGSN165は、ターゲットUEの現在のSGSNアドレスおよびそのユーザのプロファイルを、そのロケーションレジスタ(たとえば、PDPコンテキスト内)に記憶する。GGSNは、IPアドレス割当てを担い、接続されたUEのデフォルトのルータである。また、GGSNは、認証および課金機能を実行する。
ある例では、SGSN160は、コアネットワーク126内の多くのSGSNのうちの1つの代表である。各SGSNは、関連する地理的サービスエリア内で、UEとの間でのデータパケットの配信を担う。SGSN160のタスクには、パケットルーティングおよび転送、モビリティ管理(たとえば、接続/切断および位置管理)、論理リンク管理、ならびに認証および課金機能などがある。SGSNのロケーションレジスタは、ロケーション情報(たとえば、現在のセル、現在のVLR)、および、SGSN160に登録されたすべてのGPRSユーザのユーザプロファイル(たとえば、パケットデータネットワークで使用されるIMSI、PDPアドレス)を、たとえばユーザまたはUEごとに1つまたは複数のPDPコンテキスト内に記憶する。したがって、SGSNは、(i)GGSN165からのダウンリンクGTPパケットの逆トンネリング、(ii)GGSN165に向かうIPパケットのアップリンクトンネリング、(iii)UEがSGSNサービスエリアの間を移動するときのモビリティ管理の実行、(iv)モバイル加入者の支払い請求を担う。当業者が諒解するように、(i)〜(iv)の他に、GSM(登録商標)/EDGEネットワークのために構成されたSGSNは、W-CDMAネットワークのために構成されたSGSNと比較して、わずかに異なる機能を有する。
RAN120(たとえば、またはUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)システムアーキテクチャにおけるUTRANなど)は、Radio Access Network Application Part(RANAP)プロトコルを介して、SGSN160と通信する。RANAPは、Iuインターフェース(Iu-ps)を通じて、フレームリレーまたはIPなどの伝送プロトコルによって動作する。SGSN160は、SGSN160および他のSGSN(図示せず)と内部のGGSNとの間のIPベースのインターフェースであり上で定義されたGTPプロトコル(たとえば、GTP-U、GTP-C、GTP'など)を使用する、Gnインターフェースを介してGGSN165と通信する。図2Aの実施形態では、SGSN160とGGSN165との間のGnは、GTP-CとGTP-Uの両方を搬送する。図2Aには示されないが、Gnインターフェースは、ドメイン名システム(DNS)によっても使用される。GGSN165は、公衆データネットワーク(PDN)(図示せず)に、次にインターネット175に、IPプロトコルによるGiインターフェースを介して直接、またはワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)ゲートウェイを通じて接続される。
図2Bは、本発明の別の実施形態によるコアネットワーク126を示す。図2Bは、図2Bがダイレクトトンネル機能の実装形態を示すことを除いて、図2Aと同様である。
ダイレクトトンネルは、SGSN160が、パケット交換(PS)ドメイン内のRANとGGSNとの間のダイレクトユーザプレーントンネル、GTP-Uを確立することを可能にする、Iuモードにおける任意選択の機能である。ダイレクトトンネル対応SGSN、たとえば図2BのSGSN160は、SGSNがダイレクトユーザプレーン接続を使用できるかどうかにかかわらず、GGSN単位およびRNC単位で構成され得る。図2BのSGSN160は、制御プレーンシグナリングを処理し、ダイレクトトンネルをいつ確立するべきか決定を行う。PDPコンテキストに割り当てられた無線ベアラ(RAB)が解放される(すなわち、PDPコンテキストが保たれる)と、ダウンリンクパケットの処理を可能にするために、GGSN165とSGSN160との間にGTP-Uトンネルが確立される。
SGSN160とGGSN165との間の任意選択のダイレクトトンネルは通常、(i)ローミングの場合において(たとえば、GGSNが同じPLMNにあるか、異なるPLMNにあるかを、SGSNが知る必要があるので)、(ii)SGSNが加入者プロファイル中のCustomized Applications for Mobile Enhanced Logic(CAMEL)加入情報をホームロケーションレジスタ(HLR)から受信済みである場合、および/または(iii)GGSN165がGTPプロトコルバージョン1をサポートしない場合は、許可されない。CAMEL制約に関して、ダイレクトトンネルが確立されている場合、SGSN160はユーザプレーンをもはや見ることができないので、SGSN160からのボリューム報告は可能ではない。したがって、CAMELサーバは、PDPコンテキストの存続期間中はいつでもボリューム報告を呼び出すことができるので、ダイレクトトンネルの使用は、CAMEL加入情報を含むプロファイルをもつ加入者に対して禁止される。
SGSN160は、Packet Mobility Management(PMM)切断状態、PMMアイドル状態またはPMM接続状態で動作中であり得る。ある例では、ダイレクトトンネル機能のための、図2Bに示されるGTP接続を確立することができ、そうすることにより、SGSN160はPMM接続状態になり、UEからIu接続確立要求を受信する。SGSN160は、新たなIu接続と既存のIu接続が同じUE向けになることを確実にし、同じUE向けである場合、SGSN160は、新たな要求を処理し、既存のIu接続と、それに関連付けられたすべてのRABとを解放する。新たなIu接続と既存の接続が同じUE向けになることを確実にするために、SGSN160は、セキュリティ機能を実行することができる。Iu接続確立要求がシグナリングのみについてであるケースでは、ダイレクトトンネルがUE用に確立された場合、SGSN160は、Update PDP Context Requestを、関連付けられたGGSN165に送り、SGSN160とGGSN165との間のGTPトンネルを確立する。Iu接続確立要求がデータ転送についてであるケースでは、SGSN160は、直ちに新たなダイレクトトンネルを確立し、関連付けられたGGSN165にUpdate PDP Context Requestを送信し、ユーザプレーンについてのRNCのアドレス、データについてのダウンリンクTunnel Endpoint Identifier(TEID)を含めることができる。
UEがRRC接続解放メッセージを受信済みであるとき、UEは、PMMアイドル状態に入ると直ちに、ルーティングエリアが最終更新以来変化していない場合であっても、原因が「指示されたシグナリング接続再確立」であるルーティングエリア更新(RAU)手順も実施する。ある例では、RNCが、Iur接続の欠如により、UEを検証するためにサービングRNCに連絡することができないとき、RNCは、「指示されたシグナリング接続再確立」が原因であるRRC Connection Releaseメッセージを送信する(たとえば、TS25.331[52]参照)。UEがユーザデータを送信するのを保留しているとき、UEは、RAU手順の完了成功の後、後に続くサービス要求手順を実行して、無線アクセスベアラを再確立する。
PDPコンテキストは、UEがアクティブなGPRSセッションを有するとき、特定のUEの通信セッション情報を含む、SGSN160とGGSN165の両方に存在するデータ構造である。UEは、GPRS通信セッションを開始することを望むとき、まず、SGSN160に接続し、次いで、GGSN165によってPDPコンテキストをアクティブ化しなければならない。これによって、加入者が現在訪問しているSGSN160、およびUEのアクセスポイントにサービスしているGGSN165において、PDPコンテキストデータ構造が割り振られる。
図2Cは、図1のワイヤレス通信システム100の一例をより詳細に示す。具体的には、図2Cを参照すると、UE1...Nは、異なるパケットデータネットワークのエンドポイントによってサービスされる位置でRAN120に接続するものとして示されている。図2Cの例は、W-CDMAシステムおよび用語に固有のものであるが、1xEV-DOシステムに適合するために図2Cをどのように変更することができるかを理解されたい。したがって、UE1およびUE3は、第1のパケットデータネットワークエンドポイント162(たとえば、SGSN、GGSN、PDSN、ホームエージェント(HA)、外部エージェント(FA)などに対応し得る)によってサービスされる部分でRAN120に接続する。第1のパケットデータネットワークエンドポイント162は、次に、ルーティングユニット188を介して、インターネット175、ならびに/または、認証、認可およびアカウンティング(AAA)サーバ182、プロビジョニングサーバ184、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)/セッション開始プロトコル(SIP)登録サーバ186、および/もしくはアプリケーションサーバ170のうちの1つもしくは複数に接続する。UE2およびUE5...Nは、第2のパケットデータネットワークエンドポイント164(たとえば、SGSN、GGSN、PDSN、FA、HAなどに対応し得る)によってサービスされる部分でRAN120に接続する。第1のパケットデータネットワークエンドポイント162と同様に、第2のパケットデータネットワークエンドポイント164は、次に、ルーティングユニット188を介して、インターネット175、ならびに/またはAAAサーバ182、プロビジョニングサーバ184、IMS/SIP登録サーバ186、および/もしくはアプリケーションサーバ170のうちの1つもしくは複数に接続する。UE4は、直接インターネット175に接続し、次いでインターネット175を通じて、上記のシステムコンポーネントのうちのいずれかに接続することができる。
図2Cを参照すると、UE1、UE3、およびUE5...Nは、ワイヤレス携帯電話として示され、UE2は、ワイヤレスタブレット型PCとして示され、UE4は、有線のデスクトップステーションとして示されている。しかし、他の実施形態では、ワイヤレス通信システム100は任意のタイプのUEに接続することができ、図2Cに示される例は、システム内で実装され得るUEのタイプを制限するものではないことを理解されたい。また、AAA182、プロビジョニングサーバ184、IMS/SIP登録サーバ186、およびアプリケーションサーバ170はそれぞれ、構造的に別のサーバとして示されているが、本発明の少なくとも1つの実施形態において、これらのサーバのうちの1つまたは複数は、統合されていてもよい。
さらに、図2Cを参照すると、アプリケーションサーバ170は、複数のメディア制御複合体(MCC)1...Nの170Bと複数の地域ディスパッチャ1...Nの170Aとを含むものとして示されている。集合的に、地域ディスパッチャ170AおよびMCC170Bは、少なくとも1つの実施形態では、ワイヤレス通信システム100内の通信セッション(たとえば、IPユニキャストプロトコルおよび/またはIPマルチキャストプロトコルを介した半二重グループ通信セッション)を調停するように集合的に機能するサーバの分散型ネットワークに対応し得る、アプリケーションサーバ170内に含まれる。たとえば、アプリケーションサーバ170によって調停される通信セッションは、理論上、システム100内のどこかに位置するUE間で行われ得るので、調停された通信セッションの待ち時間を減らすように(たとえば、北米のMCCが中国に位置するセッション参加者間でメディアを方々に中継しないように)、複数の地域ディスパッチャ170AおよびMCCが分布する。したがって、アプリケーションサーバ170を参照すると、関連する機能は、地域ディスパッチャ170Aのうちの1つもしくは複数、および/またはMCC170Bのうちの1つもしくは複数によって実施され得ることを理解されたい。地域ディスパッチャ170Aは、全般的に、通信セッションを確立することに関連する任意の機能(たとえば、UE間のシグナリングメッセージの処理、告知メッセージのスケジューリングおよび/または送信など)を担い、MCC170Bは、通話中シグナリングおよび調停された通信セッション中のメディアの実際の交換を行うことを含めて、呼インスタンスの間の通信セッションをホストすることを担う。
図3を参照すると、たとえば携帯電話などのUE200(ここではワイヤレスデバイス)は、プラットフォーム202を有し、プラットフォーム202は、RAN120から送信され、最終的にはコアネットワーク126、インターネット、および/または他のリモートサーバおよびネットワークから来る可能性がある、ソフトウェアアプリケーション、データ、および/またはコマンドを受信し、実行することができる。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(ASIC)208または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、または他のデータ処理デバイスに動作可能に結合された送受信機206を含み得る。ASIC208または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ212中の任意の常駐プログラムとインターフェースするアプリケーションプログラミングインターフェース(API)210レイヤを実行する。メモリ212は、読取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリから構成され得る。プラットフォーム202は、メモリ212中でアクティブに使用されないアプリケーションを保持することができるローカルデータベース214も含み得る。ローカルデータベース214は、一般にフラッシュメモリセルであるが、磁気媒体、EEPROM、光学媒体、テープ、ソフトまたはハードディスクなど、当技術分野で知られている任意の二次記憶デバイスであってもよい。内部プラットフォーム202のコンポーネントはまた、当技術分野で知られているように、コンポーネントの中でもとりわけ、アンテナ222、ディスプレイ224、プッシュツートークボタン228およびキーパッド226のような外部デバイスに動作可能に結合され得る。
したがって、本発明のある実施形態は、本明細書で説明された機能を実行する能力を含むUEを含み得る。当業者が諒解するように、様々な論理要素は、本明細書で開示される機能を達成するために、個別の要素、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュール、またはソフトウェアとハードウェアとの任意の組合せで具現化され得る。たとえば、ASIC208、メモリ212、API210およびローカルデータベース214がすべて協働的に使用されて、本明細書で開示される様々な機能をロードし、記憶し、実行することができ、したがってこれらの機能を実行するための論理は様々な要素にわたって分散され得る。代替的に、機能は、1つの個別コンポーネントに組み込まれ得る。したがって、図3のUE200の特徴は、単に例示にすぎないものと見なされ、本発明は、示された特徴または構成に限定されない。
UE102またはUE200とRAN120との間のワイヤレス通信は、たとえば符号分割多元接続(CDMA)、W-CDMA、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元(OFDM)、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、またはワイヤレス通信ネットワークもしくはデータ通信ネットワークで使用され得る他のプロトコルのような、様々な技術に基づき得る。たとえば、W-CDMAでは、データ通信は、一般的に、クライアントデバイス102、Node B124、およびRNC122の間で行われる。RNC122は、コアネットワーク126、PSTN、インターネット、仮想専用ネットワーク、SGSN、GGSNなどのような複数のデータネットワークに接続することができ、したがって、UE102またはUE200は、より広い通信ネットワークにアクセスすることができる。上で説明し、かつ当技術分野で知られているように、音声送信、および/またはデータは、様々なネットワークおよび構成を使用してRANからUEに送信され得る。したがって、本明細書で提供される例は、本発明の実施形態を限定するためのものではなく、単に本発明の実施形態の態様の説明を助けるためのものにすぎない。
蓄積転送は、通信セッションの間にセッション参加者間で交換されるデータがアプリケーションサーバ170などのサーバによって監視され記憶される通信プロトコルである。サーバは、一実施形態では、通信セッションのためのセッションデータの交換を仲介する。別の実施形態では、サーバは、通信セッションの仲介機能および/または調停機能に直接関連付けられなくてもよく、セッションデータをUEに転送するだけでよい。
別の実施形態では、サーバは、通信セッションから切り離され、それによってセッションデータの少なくとも一部を受信し損ねたUEのために、後で、記憶されたセッションデータを要求側のUEに配信できるように取り込むことができる。たとえば、セッション参加者は、ワイヤレス無線範囲の制限(たとえば、セッション参加者がトンネルを利用させられることなど)、ノイズ、信号減衰条件などを含む、任意の数の理由で通信セッションから切り離されている場合がある。
従来の蓄積転送実装形態の一例は、所与の電子メールのターゲットがこの所与の電子メールの受信に利用できない電子メール配信プロシージャを対象としてよい。この場合、電子メールサーバは、所与の電子メールを後で配信できるように記憶し、配信は、この所与の電子メールをターゲットに再送するための1回または複数の周期的な試行を介して行われても、あるいはターゲットから要求があったとき(たとえば、ターゲットが電子メールサーバにログオンして取得できなかった電子メールを確認するときなど)に行われてもよい。したがって、蓄積転送プロトコルは、高レベルでは、一般に、メディアをリアルタイムに配信できないときには、メディアを後でターゲットデバイスに配信できるようにネットワークエンティティに記憶する。
図4は、従来の蓄積転送プロセスの例を示す。図4を参照すると、アプリケーションサーバ170はUE1〜UEN(たとえば、直接通信セッションまたは1対1通信セッションの場合はN=2であり、グループ通信セッションの場合はN>2)間に通信セッション(たとえば、PTTなどの半二重通信セッション、VolPなどの全二重通信セッションなど)を確立する(400)。したがって、アプリケーションサーバ170は、通信セッションの間にメディアを交換することによってUE1〜UEN間の通信セッションの調停を開始する(405)。アプリケーションサーバ170によって調停される通信セッションの間、アプリケーションサーバ170はセッションメディア(たとえば、音声、映像、テキストなど)などのセッションデータおよび/またはシグナリング情報(たとえば、様々な時点でどのUEがフロア保持者であるかを示す情報、様々な時点でどのUEが通信セッションに参加しているかに関する情報など)を記憶する(410)。
図4を参照すると、通信セッションの間のある時点において、UE1が通信セッションから切り離される(415)と仮定する。たとえば、415において、UE1のユーザは、ユーザが通信セッションに参加することを終了することを決定しているか、UE1がRAN120とのコネクティビティを失っている場合がある。しかし、UE1が415において通信セッションから切り離されるにもかかわらず、UE2〜UENは引き続き通信セッションの間、メディアを交換する(420)。したがって、UE1は、切り離され、もはや通信セッションに参加している状態ではなくなった後、UE2〜UEN間で交換されるメディアを取得できないことを理解されたい。
UE1は、(たとえば、通信セッションが継続している間あるいは通信セッションが完全に終了した後の)以後のある時点において、アプリケーションサーバ170との接続を再確立する(425)。アプリケーションサーバ170は、425の再接続に応答して、410において記憶されたセッションデータを取り込み、415の切り離しの後にUE1が取得できなかったセッションデータのすべてをUE1に転送する(430)。
当業者には諒解されるように、従来の蓄積転送プロトコルを実行しているサーバは一般に、通信セッションのために特定のUEが取得できないすべてのセッションデータを転送する。しかし、特定のUEのユーザは、取得できなかったセッションデータの一部(たとえば、映像以外の音声、他のUE以外の、セッションに参加しているUEのサブセットから得られるセッションデータ)にしか関心がない場合がある。従来の蓄積転送プロトコルは、(たとえば、年齢によって、あるいはデータがもはや正確でなくなったために)あるデータが無関係になったときにそのデータを自動的に破棄または上書きするが、UEが定義した基準またはUE固有の基準に基づいて所与のUEが取得できなかった記憶されたセッションデータを圧縮することはない。したがって、本発明の実施形態は、所与のUEに固有であり、かつ/または所与のUEによって定義されたコンテキストに従って所与のUEが取得できなかったセッションデータを選択的に圧縮することに関する。
図5Aは、本発明の一実施形態による、所与のUE(「UE1」)が通信セッションから切り離された後に所与のUEが取得できないセッションデータを選択的に圧縮するプロセスを示す。特に、図5Aは、所与のUEが、切り離された後通信セッションがまだ継続している間に通信セッションに再参加し、所与のUEの通信セッションへの参加が再開されるのとともに選択的に圧縮された取得できなかったセッションデータが所与のUEに送られる例を示す。
図5Aを参照すると、アプリケーションサーバ170はUE1〜UEN(たとえば、直接通信セッションまたは1対1通信セッションの場合はN=2であり、グループ通信セッションの場合はN>2)間に通信セッションを確立する(500A)。したがって、アプリケーションサーバ170は、通信セッションの間にメディアを交換することによってUE1〜UEN間の通信セッションの調停を開始する(505A)。アプリケーションサーバ170によって調停される通信セッションの間、アプリケーションサーバ170はセッションメディア(たとえば、音声、映像、テキストなど)などの交換されるセッションデータおよび/またはシグナリング情報(たとえば、様々な時点でどのUEがフロア保持者であるかを示す情報、様々な時点でどのUEが通信セッションに参加しているかに関する情報など)を記憶する(510A)。通信セッションの間のある時点において、UE1が通信セッションから切り離される(515A)と仮定する(たとえば、UE1がRAN120とのコネクティビティを失っている可能性があるなどと仮定する)。しかし、UE1が515Aにおいて通信セッションから切り離されるにもかかわらず、UE2〜UENは引き続き通信セッションの間、セッションデータを交換する(520A)。したがって、UE1は、切り離され、もはや通信セッションに参加していない状態になった後、UE2〜UEN間で交換されるセッションデータを取得できないことを理解されたい。UE1は、通信セッションが継続している以後のある時点において、アプリケーションサーバ170との接続を再確立する(525A)。アプリケーションサーバ170は、525Aの再接続に応答して、510Aにおいて記憶されたセッションデータを取り込み、UE1が515Aにおいて切り離されてからどのくらいのセッションデータを取得できなかったかを判定する。アプリケーションサーバ170が単に、取得できなかったセッションデータのすべてをUE1に転送する図4とは異なり、アプリケーションサーバ170は次いで、UE1のUE定義コンテキストに従ってUE1が取得できなかった記憶されたセッションデータを選択的に圧縮する(530A)。UE定義コンテキストの例ならびに記憶されたセッションデータを圧縮し得る様々な方法について以下に詳しく説明する。一般に、UE定義コンテキストは、UE1またはUE1のユーザのコンテキスト(たとえば、1組の嗜好、動作状態、ロケーションなど)に対応してよい。たとえば、UE1上でどのアプリケーションが実行されているかを判定することは、UE1のUE定義コンテキストに寄与し得る。代替として、ユーザは、UE1のUE定義コンテキストの一部を形成することができる映像コンテンツまたは特定のUEから得られるコンテンツに関心がないことを示してよい。アプリケーションサーバ170は、530Aにおいてセッションデータを選択的に圧縮した後、圧縮されたセッションデータをUE1に転送する(535A)。UE1は、535Aにおいて転送されたデータを受信した後、圧縮されたセッションデータを提示し、UE2〜UENによるアクティブな通信セッションへのUE1の参加を再開する(540A)。たとえば、圧縮されたセッションデータは、UE1が通信セッションに存在しなかった間にUE2〜UEN間で交換された音声のテキスト変換データとして提示されてよく、したがって、UE1は、ユーザがテキスト変換データを検討することによって他のセッション参加者に「追いつく」のを可能にするのとともに通信セッションを再開してもよい。セッションデータ圧縮の他の例について以下により詳細に説明する。
図5Aは、アプリケーションサーバ170が、依然としてアクティブな通信セッションへのUE1の参加を再開するとともに取得できなかったセッションデータの選択的に圧縮されたバージョンをUE1にプロビジョニングすることに関する。一方で、図5Bは、アプリケーションサーバ170が、通信セッションが終了した後に取得できなかったセッションデータの選択的に圧縮されたバージョンをUE1にプロビジョニングすることを対象とする。
図5Bは、本発明の一実施形態による、所与のUE(「UE1」)が通信セッションから切り離された後に所与のUEが取得できないセッションデータを選択的に圧縮するプロセスを示す。特に、図5Bは、所与のUEが、通信セッションが終了した後に通信セッションに再参加し、選択的に圧縮された取得できなかったセッションデータが所与のUEに送られる。
図5Bを参照すると、アプリケーションサーバ170はUE1〜UEN間の通信セッションを確立する(500B)。したがって、アプリケーションサーバ170は、通信セッションの間にセッションデータを交換することによってUE1〜UEN間の通信セッションの調停を開始する(505B)。アプリケーションサーバ170によって調停される通信セッションの間、アプリケーションサーバ170はセッションメディア(たとえば、音声、映像、テキストなど)などのセッションデータおよび/またはシグナリング情報(たとえば、様々な時点でどのUEがフロア保持者であるかを示す情報、様々な時点でどのUEが通信セッションに参加しているかに関する情報など)を記憶する(510B)。通信セッションの間のある時点において、UE1が通信セッションから切り離される(515B)と仮定する(たとえば、UE1がRAN120とのコネクティビティを失っている可能性があるなどと仮定する)。しかし、UE1が515Bにおいて通信セッションから切り離されるにもかかわらず、UE2〜UENは引き続き通信セッションの間セッションデータを交換する(520B)。したがって、UE1は、切り離され、もはや通信セッションに参加していない状態になった後、UE2〜UEN間で交換されるセッションデータを取得できないことを理解されたい。セッションが終了した(525B)後のある時点において、アプリケーションサーバ170はセッションデータを記憶するのを停止する(530B)。セッションが終了した(525B)後、UE1はアプリケーションサーバ170とのUE1の接続を再確立する(535B)。アプリケーションサーバ170は、535Bの再接続に応答して、510Bにおいて記憶されたセッションデータを取り込み、UE1が515Bにおいて切り離されてからどのくらいのセッションデータを取得できなかったかを判定する。アプリケーションサーバ170は次いで、UE1のUE定義コンテキストに従ってUE1が取得できなかった記憶されたセッションデータを選択的に圧縮する(540B)。上記に図5Aの530Aに関して指摘したように、UE定義コンテキストに関する例およびセッションデータを選択的に圧縮し得る方法について以下により詳細に説明する。アプリケーションサーバ170は、540Bにおいてセッションデータを選択的に圧縮した後、圧縮されたセッションデータをUE1に転送する(545B)。セッションデータ圧縮の他の例について以下により詳細に説明する。UE1は、545Bにおいて転送されたデータを受信した後、UE1が切り離されたために参加できなかった通信セッションの内容に関してキャッチアップするように圧縮されたセッションデータを提示する(550B)。上記に図5Aの540Aに関して指摘したように、セッションデータ圧縮の他の例について以下により詳しく説明する。
図5Aおよび図5Bは、UE1がセッションを開始したときの当初の参加者であることに関係するが、図6Aおよび図6Bは、UE1が、通信セッションに後から参加し、セッションの当初の参加者ではないことを対象とする。
図6Aは、本発明の一実施形態による、所与のUE(「UE1」)が後から通信セッションに参加した後に所与のUEが取得できないセッションデータを選択的に圧縮するプロセスを示す図である。特に、図6Aは、所与のUEが、当初の参加者ではなく、通信セッションが開始した後に通信セッションに参加し、既存の通信セッションに対して「キャッチアップする」ように選択的に圧縮された取得できなかったセッションデータが所与のUEに送られる。この実施形態では、UE1は、通信セッションに参加する前にキャッチアップするか、またはキャッチアップする(たとえば、通信セッションの生音声および選択的に圧縮された取得できなかったセッションデータのテキストトランスクリプト)のと並行して参加することができる。
図6Aを参照すると、アプリケーションサーバ170はUE2〜UEN間の通信セッションを確立する(600A)。したがって、アプリケーションサーバ170は、通信セッションの間にセッションデータを交換することによってUE2〜UEN間の通信セッションの調停を開始する(605A)。アプリケーションサーバ170によって調停される通信セッションの間、アプリケーションサーバ170は、セッションメディアおよび/またはシグナリング情報などのセッションデータを記憶する(610A)。通信セッションの間のある点において、当初の参加者ではなかったUE1が通信セッションに参加する(615A)と仮定する。したがって、UE1は、通信セッションに参加する前にUE2〜UEN間で交換されるセッションデータを取得できないことを理解されたい。アプリケーションサーバ170は、UE1が通信セッションに参加したことに応答して、610Aにおいて記憶されたセッションデータを取り込み、UE1が615Aにおいて参加する前にどのくらいのセッションデータを取得できなかったかを判定する。アプリケーションサーバ170は次いで、UE1のUE定義コンテキストに従ってUE1が取得できなかった記憶されたセッションデータを選択的に圧縮する(620A)。上記に図5Aの530Aに関して指摘したように、UE定義コンテキストに関する例およびセッションデータを選択的に圧縮し得る方法について以下により詳細に説明する。アプリケーションサーバ170は、620Aにおいてセッションデータを選択的に圧縮した後、圧縮されたセッションデータをUE1に転送する(625A)。UE1は、625Aにおいて転送されたデータを受信した後、ユーザが通信セッションの内容に関してキャッチアップすることができるように圧縮されたセッションデータをユーザに提示する(630A)。上記に図5Aの540Aに関して指摘したように、セッションデータ圧縮の他の例について以下により詳しく説明する。さらなる例において、630Aにおける提示は、UE1が、UE2〜UENとのリアルタイムの通信セッションに能動的に参加するのを開始する前に行われてよい(たとえば、UE1は、リアルタイムに達するまで取得できなかったセッションデータを早送りモードまたは高速モードで再生してよく、その後リアルタイムの通信セッションに能動的に関与してよい)。代替例において、630Aにおける提示は、UE1が、通信セッションに能動的に参加するのを開始するのと同時にまたは並行して行われてよい(たとえば、UE1はリアルタイムの通信セッションに関する、音声メディアまたは映像メディアなどのライブのメディアも再生しつつ取得できなかったセッションデータのテキストトランスクリプトを提示してよい)。
図6Aは、依然としてアクティブな通信セッションに後から参加したUEが前の通信セッションにおいて取得できなかったセッションデータを取得することに関する。一方で、図6Bは、UEが、実際には参加者ではなかった終了した通信セッションに関連する取得できなかったセッションデータまたはアーカイブされたセッションデータを取得することを対象とする。
図6Bを参照すると、600B〜610Bは、図6Aの600A〜610Aに対応しており、したがって、簡潔のために600B〜610Bについてはこれ以上説明しない。通信セッションが終了した(615B)後のある時点において、通信セッションの参加者ではなかったUE1がアーカイブされたセッションデータの一部を要求する(620B)と仮定する。UE1によって620Bにおいてなされた要求はアクティブであっても(たとえば、UE1は、あるアーカイブされたセッションデータの一部を求める要求をアプリケーションサーバ170に送信する)暗黙的であっても(たとえば、UE1は、UE2〜UENのうちの1つまたは複数を伴う通信セッションのある部分を受信するための嗜好設定を有する何らかの種類のアドミニストレータであってよく、たとえば、UE1が管理者によって制御され、UE2〜UENが管理者の従業員によって制御される)よい。アプリケーションサーバ170は、UE1によるアーカイブされたセッションデータの要求に応答して、610Bにおいて記憶されたセッションデータを取り込む。アプリケーションサーバ170は次いで、UE1のUE定義コンテキストに従ってUE1が取得できなかった記憶されたセッションデータを選択的に圧縮する(625B)。上記に図5Aの530Aに関して指摘したように、UE定義コンテキストに関する例およびセッションデータを選択的に圧縮し得る方法について以下により詳細に説明する。アプリケーションサーバ170は、625Bにおいてセッションデータを選択的に圧縮した後、圧縮されたセッションデータをUE1に転送する(630B)。UE1は、630Bにおいて転送されたデータを受信した後、UE1が要求した、通信セッションから得られた圧縮されたセッションデータを提示する(635B)。
図6Bに関するさらなる例において、UE1は前の通信セッションが終了した後その通信セッションを検討するよう促される。この場合、参加できなかった通信セッション全体を単にUE1に対して再生する代わりに、前の通信セッションに実際に参加したUEのうちの1つまたは複数が、通信セッション内の1つまたは複数の「キャッチアップポイント」を指定し、アプリケーションサーバ170に1つまたは複数のキャッチアップポイントに従って(625Bにおいて)通信セッションのセッションデータを圧縮するよう促す。たとえば、キャッチアップポイントは、通信セッションに参加したUEによって通信セッションの最も関連性の高い部分(たとえば、一般的に最も関連性の高い部分または特にUE1に特定的に関係すると見なされる通信セッションの部分)を指摘するかまたは強調するために使用されてよい。アプリケーションサーバ170は次いで、上述のキャッチアップポイントを重視した選択的に圧縮されたセッションデータを630BにおいてUE1に転送してよい。
図6Bに関する別の例では、UE1〜UENは同じ通信グループの一部であってよいが、UE1は、図6BのUE2〜UEN間に示すようなこのグループの通信セッションの間「オフライン」であった。上述のように、オンラインUE(すなわち、UE2〜UEN)のうちの1つまたは複数は、通信セッション内の関連する位置(たとえば、「リードフラムヒア」ポイントまたはキャッチアップポイント)をマークし、アプリケーションサーバ170にマークされた位置に基づいて取得できなかったセッションデータのサブセットを選択的に圧縮する(または同期させる)ように促すことができる。
図6Cは、図6Bが、UE1が終了した通信セッションに参加しておらず、その後UE1がアーカイブされたセッションデータを要求する例を示し、図6Cが、UE1が通信セッションに参加し、後で同じ通信セッションのアーカイブされたセッションデータを要求する例を示すことを除いて図6Bと同様である。したがって、600Cおよび605Cはそれぞれ図6Bの600Bおよび605Bと同様である。ただし、600Cおよび605CではUE1もセッション参加者である。605Cの後、図6Cの610C〜635Cは、図6Bの610B〜635Bと同様であり、したがって、簡潔のために610C〜635Cについてはこれ以上説明しない。
図7Aおよび図7Bはそれぞれ、本発明の実施形態による図5A、図5B、図6A、図6B、および図6Cのプロセス530A、540B、620A、625B、および/または625Cの例示的な実装形態を示す。図7Aを参照すると、通信セッションが開始する前に、UE1は、UE定義コンテキストを、UE1が参加できない以後の通信セッションのセッションデータを選択的に圧縮するために使用されるように事前設定してよい(700A)。たとえば、UE1は、現在のネットワーク接続に関連するアプリケーションサーバ170に対するUE1の現在の帯域幅容量を推定してよい。さらに、UE1は、圧縮に関連してどのセッションデータコンテンツを含めるべきかまたは除外すべきかについての1組のユーザの嗜好を指定してよい。アプリケーションサーバ170は、UE定義コンテキストを設定した後、事前設定されたUE定義コンテキストに基づいて選択的な圧縮動作を実行しつつ図5A、図5B、図6A、図6B、および/または図6Cに示すプロセスを実行する(705A)。圧縮は、限定はしないが帯域幅、アプリケーションサーバ170とUE1との過去の履歴、セッションデータの種類、プッシュすべきデータの優先度ランキングを含む多数の因子に基づいてよい。
図7Aを参照すると、一例では、UE定義コンテキストは、UE1が関心を抱いて監視するUEのリストを含んでよい。たとえば、UE1は、管理者、同僚などから発信されるセッションデータに従うことに関心がある従業員によって制御されてよい。したがって、この例では、図7Aの700Aにおいて、UE1の事前設定コンテキストにUEのリストを加えてよい。UE1が図5A〜図6Cのいずれかにおいてセッションデータを取得できなかった後、アプリケーションサーバ170は、UE1についてのセッションデータの取得できなかった部分を評価し、セッションメディアのいずれかがリストに示されたUEから発信されたかどうか、および/またはいずれかのシグナリング情報がリストに示されたいずれかのUEに関連しているかどうか(たとえば、リストに示されたUEがセッションにいつ参加したかまたはセッションからいつ抜けたか、リストに示されたUEがいつフロアを保持したかなど)を判定する。アプリケーションサーバ170は、705Aにおいて、リストに示されていないUEから発信されたセッションメディアおよび/またはリストに示されていないUEに関連するシグナリング情報をフィルタリングすることによって取得できなかったデータを圧縮することができ、次いでセッションデータの残りを選択的に圧縮されたセッションデータとしてUE1に送ってよい。
図7Aを参照すると、別の例では、UE定義コンテキストは、UE1上で実行できるように設定された1つまたは複数のアプリケーションの組を含んでよい。たとえば、UE1は、取得できなかったセッションデータを取得するとともに1つまたは複数のアプリケーション(たとえば、ウェブブラウザ)を引き続き実行することを望むことがある。この場合、図7Aの700Aにおいて、UE1の事前設定コンテキストに1つまたは複数のアプリケーションのリストを加えてよい。UE1が図5A〜図6Cのいずれかにおいてセッションデータを取得できなかった後、アプリケーションサーバ170は、UE1上で現在実行されているアプリケーションを評価して、現在実行されているアプリケーションのうちの1つまたは複数がリストに示されたアプリケーションに対応するかどうかを判定する。アプリケーションサーバ170は、705Aにおいて、取得できなかったセッションデータを現在実行されているアプリケーションの動作に適合するように修正することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。たとえば、ウェブブラウザはUE1のディスプレイ画面の2分の1を消費することが予想され得、したがって、アプリケーションサーバ170は、取得できなかったセッションデータの映像部分の映像解像度をUE1のディスプレイ画面の残りの半分に適合するように低下させることによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。
図7Aを参照すると、別の例では、UE定義コンテキストは、UE1上の1組の会話を含んでよい。たとえば、UE1は、取得できなかったセッションデータを取得するとともに1つまたは複数の対話(たとえば、テキスト対話、音声対話など)に引き続き参加することを望むことがある。この場合、図7Aの700Aにおいて、UE1の事前設定コンテキストに1つまたは複数の対話のリストを加えてよい。UE1が図5A〜図6Cのうちのいずれかにおいてセッションデータを取得できなかった後、アプリケーションサーバ170は、UE1が現在、リストに示されている対話のうちの1つに関与しているかどうかを評価することができる。アプリケーションサーバ170は、705Aにおいて、取得できなかったセッションデータをUE1における現在の対話に適応するように修正することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。たとえば、UE1が音声通話に関与している場合、アプリケーションサーバ170は、取得できなかったセッションデータの音声部分を音声通話に干渉しないようにテキストに変換することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。別の例では、UE1がテキスト対話に関与しており、取得できなかったセッションデータがテキストを含む場合、アプリケーションサーバ170は、取得できなかったセッションデータのテキスト部分をテキスト対話に干渉しないように音声に変換することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。
図7Aを参照すると、別の例では、UE定義コンテキストは、UE1において利用可能な帯域幅を含んでよい。たとえば、UE1は、ワイヤレス通信システム全体にわたって移動しつつ様々な帯域幅環境(たとえば、WiFi、3G、1xなど)間を移行してよい。この場合、図7Aの700Aにおいて、UE1の事前設定されたコンテキストに帯域幅情報を加え、帯域幅情報を様々な圧縮の嗜好に関連付けてよい。UE1が図5A〜図6Cのいずれかにおいてセッションデータを取得できなかった後、アプリケーションサーバ170は、UE1の現在の帯域幅を評価し、UE1の現在の帯域幅をUE1の圧縮の嗜好と比較して所与の圧縮プロトコルを識別する。アプリケーションサーバ170は、705Aにおいて、識別された圧縮プロトコルに従って取得できなかったセッションデータを修正することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。たとえば、UE1が低帯域幅環境にある場合、アプリケーションサーバ170は、映像部分を切り離し、音声部分をテキストに変換することによって取得できなかったデータを圧縮してよい。別の例では、UE1が中間帯域幅環境にある場合、アプリケーションサーバ170は、映像部分の解像度またはデータレートを低下させることによって取得できなかったデータを圧縮してよい。
図7Aを参照すると、別の例では、UE1のユーザが、各々が異なるデバイス特性(たとえば、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、スマートフォン、ラップトップなど)を有する複数の異なる種類のUEにアクセスしてよい。この例では、UE定義コンテキストは、セッションデータを送信すべきデバイスタイプのUEを含んでよい。UE1のデバイスタイプは事前設定においてアプリケーションサーバ170に伝達されてよく、したがって、アプリケーションサーバ170は圧縮よりも前に図7Aの700Aにおいてこのデバイスタイプを知り、または代替として、以下により詳細に説明するような図7Bの700Bにおけるセッションデータを求める要求とともにデバイスタイプをUE1によってアプリケーションサーバ170に伝達してよい。アプリケーションサーバ170は、705Aにおいて、UE1の識別されたデバイスタイプに従って取得できなかったセッションデータを修正することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。たとえば、UE1が小形状因子デバイス(たとえば、スマートフォンなど)である場合、アプリケーションサーバ170は映像解像度を低下させることによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。別の例では、UE1が大形の白黒ディスプレイに接続される場合、アプリケーションサーバ170は、映像解像度を維持するが映像の色をグレースケールなどに変換することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。
図7Bは、図7Bが、本発明の一実施形態による、取得できなかったセッションデータの少なくとも一部を取得するための要求に関連してUE定義コンテキストが定義される例を示すことを除いて図7Aと同様である。
図7Bを参照すると、通信セッションが少なくとも開始された後(たとえば、通信セッションの間、通信セッションが終了した後など)、UE1はアプリケーションサーバ170に接続され、取得できなかったデータを圧縮し得るUE1のUE定義コンテキストも示しつつ取得できなかったセッションデータの少なくとも一部を要求する(700B)。次いで、アプリケーションサーバ170は、UE1によって示されたUE定義コンテキストに従ってUE1が取得できなかった記憶されたセッションデータを選択的に圧縮する(705B)。
図7Bを参照すると、一例では、取得できなかったセッションデータを求める要求に関連して示されるUE定義コンテキストは、UE1が関心を抱いて監視するUEのリストを含んでよい。アプリケーションサーバ170は、705Bにおいて、リストに示されていないUEから発信されたセッションメディアおよび/またはリストに示されていないUEに関連するシグナリング情報をフィルタリングすることによって取得できなかったメディアを圧縮することができ、次いでセッションデータの残りを選択的に圧縮されたセッションデータとしてUE1に送ってよい。
図7Bを参照すると、一例では、取得できなかったセッションデータを求める要求に関連して示されるUE定義コンテキストは、UE1上で実行できるように構成された1つまたは複数のアプリケーションの組を含んでよい。たとえば、UE1は、ディスプレイ画面の半分を占有するウェブブラウジングセッションに能動的に関与していることを示してよい。この例では、アプリケーションサーバ170は、取得できなかったセッションデータの映像部分の映像解像度をUE1のディスプレイ画面の残りの半分に適合するように低下させることによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。
図7Bを参照すると、別の例では、取得できなかったセッションデータを求める要求に関連して示されるUE定義コンテキストは、UE1が能動的に関与している対話を含んでよい。たとえば、UE1が音声通話に関与していることを示す場合、アプリケーションサーバ170は、取得できなかったセッションデータの音声部分を音声通話に干渉しないようにテキストに変換することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。別の例では、UE1がテキスト対話に関与していることを示し、取得できなかったセッションデータがテキストを含む場合、アプリケーションサーバ170は、取得できなかったセッションデータのテキスト部分をテキスト対話に干渉しないように音声に変換することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。
図7Bを参照すると、別の例では、取得できなかったセッションデータを求める要求に関連して示されるUE定義コンテキストは、UE1における現在の帯域幅を含んでよい。アプリケーションサーバ170は、705Aにおいて、取得できなかったセッションデータをUE1における現在の帯域幅に適したフォーマットに修正することによって取得できなかったセッションデータを圧縮してよい。たとえば、UE1が低帯域幅環境にある場合、アプリケーションサーバ170は、映像部分を切り離し、音声部分をテキストに変換することによって取得できなかったデータを圧縮してよい。別の例では、UE1が中間帯域幅環境にある場合、アプリケーションサーバ170は、映像部分の解像度またはデータレートを低下させることによって取得できなかったデータを圧縮してよい。
図7Bを参照すると、別の例では、UE1は、通信セッションに関連するセッションデータを取得できなかったことを認識してよい。たとえば、UE1が早くから通信セッションに参加しており、その後UE1の接続を失った場合、UE1が通信セッションの遅れた告知メッセージを受信した場合、UE1がアプリケーションサーバ170にログオンし、通知器通信セッションがすでに開始しているかまたは終了していることなどを通知される場合などがある。そのような判定に応答して、UE1に通信セッションの間にUE1が取得できないファイルタイプの概要(たとえば、UE2からの音声ファイル、映像ファイル、テキストファイル、カリフォルニアに位置するUEからのファイル、UE1のソーシャルネットワーキングの連絡先であるUEからのファイルなど)を供給してよい。UE1は次いで、要約ファイル(映像ファイル、音声ファイル、対話、および/または他のセッションデータタイプの参照)から、UE1が取得することを望む特定のファイルを選択し、次いでこのファイルタイプ嗜好をUE定義コンテキストを形成する要求にパッケージ化する(700B)。アプリケーションサーバ170は、ファイル要求を受信した後、要求されたファイルのみをUE1に転送する(705B)。場合によっては、UE1は、取得できなかったセッションデータの他の部分(たとえば、全解像度を有する元の映像ファイル)を求める補助的な要求を発行してよい。
図7Bを参照すると、別の例では、別のUE(UE1ではない)がUE1のUE定義コンテキストを供給してよい。たとえば、別のUEは任意のUEまたはUE1が関心をもっている点を示す「マーカー」を通信セッションに挿入してよい(たとえば、UE2は、UE1が洞窟探検に関心があることを認識している場合があり、UE1のために洞窟探検に関する対話専用のセッションの部分にフラグを立てるように対話にマーカーを挿入してよい)。したがって、UE1が取得できなかったセッションデータを要求すると、UE1のUE定義コンテキストの一部を形成する上述のフラグに部分的に基づいて圧縮を行うことができる。
図7Aおよび図7Bの検討から理解されるように、アプリケーションサーバ170はセッションデータの取得できなかった部分をUE1に配信できるように選択的に圧縮する。セッションデータの取得できなかった部分を圧縮し得る方法は、UE1に固有のUE定義コンテキストに基づいてよく、UE定義コンテキストは、(i)UEの新しい接続を介したUEに対する帯域幅の推定、または(ii)1人または複数のセッション参加者を介してアプリケーションサーバ170に伝達される圧縮規則などのいくつかの異なる因子または異なるアルゴリズムに基づいてよい。したがって、アプリケーションサーバ170は、従来の蓄積転送システムのように単にすべての取得できなかったデータをUE1に転送する代わりに、システム制約も考慮しつつ、取得できなかったデータをどのように圧縮するか、どんな種類の取得できなかったデータをUEに送るかなどに関してより選択的であってよい。
さらに、図7Aおよび図7Bにおいて、アプリケーションサーバ170は、いつ処理能力を使用してデータを圧縮するかを決定してよい(たとえば、UE1が取得できなかったセッションデータを要求する前に圧縮するか、またはUE1が取得できなかったセッションデータを要求したことに応答して圧縮する)。アプリケーションサーバ170は、特定のセッションに関するUE1に固有のパッケージを作成してよい。
図7Aおよび図7Bと同様に、図8Aおよび図8Bはそれぞれ、本発明の実施形態による図5A、図5B、図6A、図6B、および図6Cのプロセス530A、540B、620A、625B、および/または625Cの例示的な実装形態を示す。しかし、図7Aおよび図7Bは、UE定義コンテキストがアプリケーションサーバ170によってどのように取得されるかに焦点を当てており、図8Aおよび図8Bはセッションデータが実際にどのように圧縮されるかに焦点を当てている。
図8Aを参照すると、所与の通信セッションの記憶されたセッションデータは、記憶されたセッションデータに対する暗黙的な要求または明示的な(すなわち、アクティブな)要求に応答して800Aにおけるアプリケーションサーバ170によってロードされる。アプリケーションサーバ170は、記憶されたセッションデータをロードした後、記憶されたセッションデータのうちでUE1が取得できなかった部分を抽出する(805A)。上述のように、取得できなかったセッションデータは、すべてのセッションデータに対応しても(たとえば、UE1が通信セッションに参加しなかった場合)、またはすべてのセッションデータよりも少ないデータに対応しても(たとえば、UE1が通信セッションのある部分の間だけ参加した場合)よい。したがって、805Aは、UE1が通信セッションのどの部分に参加できなかったかと、UE1が通信セッションのどの部分に参加したか(参加した部分がもしあれば)に関する情報に基づいて実施されてよい。アプリケーションサーバ170は、805Aにおいて取得できなかったセッションデータを抽出した後、上記に図7Aの700Aおよび/または図7Bの700Bにおいて説明したように取得することのできるUE定義コンテキストに基づいて抽出された部分を縮小(または「圧縮」)する(810A)。810Aにおける縮小または圧縮をどのように実行し得るかの例については上記に図7Aおよび図7Bに関して説明しており(たとえば、8x10ピクチャを4x5ピクチャを視聴する場合と同等の解像度にダウンサイジングすることのように低帯域幅環境において映像解像度を低下させること、映像および/または音声を除外すること、音声をテキストに変換することによって音声ファイルを変換することなど)、これらの例については簡潔のためにこれ以上説明しない。
図8Bは、図8Aの810Aの例示的な実装形態を示す。図8Bでは、アプリケーションサーバ170は、UE1の取得できなかったセッションデータを抽出した後、UE1のUE定義コンテキストをロードする(800B)。アプリケーションサーバ170は次いで、UE1のUE定義コンテキストに基づいて、UE1が関心をもっている可能性が低いセッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を抽出された部分(すなわち、取得できなかったセッションデータ)から除外する。したがって、805Bにおける除外は、UE1が画面を有さないかまたは画面が現在占有されている場合に映像をフィルタリングすること、UE間の通信セッションのうちでUE1が関心をもっていない部分を除外することなどを含んでよい。諒解されるように、他の例では、セッションの圧縮が、図8Bに示すように関心に基づく必要はなく、その代わりに他の点でUE定義コンテキストに基づいてよい(たとえば、低帯域幅環境において映像の解像度を低下させることなど)。
さらに、図8Aおよび図8Bに関して、810Aおよび/または805Bにおいて除外されるセッションデータは追加的に(UE定義コンテキストとは無関係に)データ固有のコンテキストに基づいてよい。たとえば、セッションデータは、限定はしないが、常に送らなければならないデータ(たとえば、グループ管理データ、ワンオンワンメディア、グループメディア、グループ追加/削除、参加制限)、長時間の故障の後で送る必要のないデータ(たとえば、存在データ)、補助的シグナリング(エファメラルとしてマーク付けされる)、および対話管理データ(たとえば、現在の関連する位置、参加前「キャッチアップ」位置)を含むいくつかの範疇にタグ付けされてよい。したがって、810Aおよび/または805Bにおけるセッションデータの低減または排除は、データ固有のコンテキストを考慮するように実施される。たとえば、UE1が上述のデータに関心があることまたは関心がないことをUE1のUE定義コンテキストにおいて明示的に示さなかった場合でも、このデータを依然としてUE1に送ることができ、あるいはデータ自体に固有の(すなわち、任意のUEのUE定義コンテキストに適用可能な)理由でUE1に送信するのを妨げることもできる。
上記の図5A、図5B、図6A、および/または図7Aに関する実施形態の説明では、UE1は、通信セッションのセッションデータの少なくとも一部を取得できず、後でアプリケーションサーバ170に再接続され、取得できなかったセッションデータの圧縮バージョンを取得する。取得できなかったデータがUE1によって能動的に要求される例では、次に詳しく説明するようにアプリケーションサーバ170が取得できなかったセッションデータの圧縮バージョンを適切にまたは効率的に(すなわち、UE1がアプリケーションサーバ170との接続を確立した瞬間に取得できなかったセッションデータの圧縮バージョンが単にUE1にダンプされることのないように)プッシュすることを試みてよい。
アプリケーションサーバ170(またはプッシュサーバ)は所与の1組の因子を評価して取得できなかったセッションデータの圧縮バージョンをいつUE1にプッシュすべきかを判定してよい。所与の1組の因子には、(i)UE1の優先度、(ii)取得できなかったセッションデータを発信したUEの優先度、(iii)通信セッションにおける参加者の数、(iv)通信セッションを介して交換されるメディアの種類、(v)取得できなかったセッションデータを発信したUE1および/またはUEのデバイスタイプ(たとえば、電話、PCなど)、(vi)UE1が接続されているシステムの種類(たとえば、WiFi、3Gなど)、ならびに/あるいはUE1のバッテリー寿命を含めてよい。所与の1組の因子を評価することによって、任意の所与の時点におけるアプリケーションサーバ170(またはプッシュサーバ)に対する負荷を低減させるかまたは管理可能なレベルに維持することができる。
たとえば、アプリケーションサーバ170(またはプッシュサーバ)に対する負荷および/またはUE1のバッテリー寿命は、取得できなかったセッションデータの圧縮バージョンを一連のスロープッシュ(すなわち、小ファイルサイズ転送)を介して伝達することによって制御されてよい。別の例では、取得できなかったセッションデータの一部の発信者は、(少なくともUE1に対して)高優先度ユーザであってよく、したがって、取得できなかったセッションデータの圧縮バージョンの中で、高優先度ユーザからのメディアをより低い優先度のユーザからのメディアよりも前の位置にプッシュしてよい。代替として、取得できなかったセッションデータの圧縮では、単により低い優先度のUEからセッションデータを除外してもよい。
別の例では、上述のように、取得できなかったセッションデータの圧縮バージョンをいつUE1にプッシュするかに影響を与えるのに使用される所与の1組の因子には通信セッションに参加しているグループのサイズを含めてよい。たとえば、通信セッションが1対1である場合、他方のUEによって供給されるあらゆるセッションデータがUE1を対象としていることは既知であり、したがって、取得できなかったセッションデータのプッシュを優先度に応じて行うことができる。代替として、通信セッションが1000人の参加者を含む場合、UE1のユーザが任意の1つの特定のUEからのメディアに特に関心をもつことは統計的に可能性が低く、したがって、これらのUEからのメディアのプッシュは、都合に応じて行われてよい(すなわち、必ずしも優先度に応じて行われるとは限らない)。もちろん、アプリケーションサーバ170はUEをUE1に送信する場合の関連性または優先度に関する特殊な知識を有してよく(たとえば、送信側UEはUE1のサーバベースアドレスブックの一部である)、その場合、通信セッションの参加者の数が比較的多い場合でも、UEの送信されたセッションデータを優先度に応じてUE1にプッシュしてよい。
別の例では、上述のように、通信セッションを介して交換されるメディアの種類は、取得できなかったセッションデータの圧縮バージョンをUE1にプッシュするかどうかまたはいつプッシュするかに影響を与えることがある。たとえば、UE1がいくつかの存在更新を取得できなかった場合(たとえば、いくつかのUEが通信セッションに参加し、一方、他のUEが通信セッションから切り離され、一方、UE1が通信セッションの一部でなかった場合)、UE1は単に、セッションに再参加するときに存在情報をロードすると予想され得、優先度に応じたプッシュ手順を介して存在更新を受信する必要はない。言い換えれば、いくつかの事例では存在プッシュを省略してよい。
別の例では、上記のように、所与の1組の因子に、送信側UEおよび/または取得できなかったセッションデータを送信すべきシステムの指定(または種類)を含めてよい。たとえば、UE1が通信セッションから切り離されている間にセッションメディアを供給する送信側UEは、セッションデータをUE1にプッシュすべきではないことをアプリケーションサーバ170に示してよい。むしろ、アプリケーションサーバ170は、UE1がこのセッションデータを要求するのを待つだけでよい。たとえば、UE1が取得できなかったセッションデータは、UE2によって供給されてよく、かつ音声ノートまたはメモに対応してよく、UE2のユーザは、音声ノートまたはメモが比較的低い優先度を有し、UE1にプッシュされる必要がないことを示してよい(すなわち、「ノープッシュ」を含めることによって示してよく、したがって、UE1が、音声ノートによって「リアルタイム」に割り込まれることはなく、UE1が取得できなかったセッションデータを要求するときにのみ割り込まれる)。たとえば、バックエンドサーバは、UE2からの受信時に音声ノートまたはメモを配信することを試みてよいが、UE1にアクセスできなかった場合、アプリケーションサーバ170(またはプッシュサーバ)は、UE2がこのコンテンツに「ノープッシュ」フラグによってマーク付けした場合にはUE1をウェイクアップしなくてよい。代替として、アプリケーションサーバ170は、送信側UEまたはUE2からの明示的な「ノープッシュ」フラグが存在しないときでも、アプリケーションサーバ170自体の決定論理を実行し、UE1がより低い優先度と見なされる取得できなかったセッションデータによって煩わされることのないように特定のセッションデータを「ノープッシュ」として分類してよい。
図9は、本発明のある実施形態による、機能を実行するように構成された論理を含む通信デバイス900を示す。通信デバイス900は、限定はされないが、UE102、108、110、112または200、Node Bまたは基地局124、RNCまたは基地局コントローラ122、パケットデータネットワークエンドポイント(たとえば、SGSN160、GGSN165など)、サーバ170から186のうちいずれかなどを含む、上述の通信デバイスのいずれかに対応し得る。したがって、通信デバイス900は、ネットワークを通じて1つまたは複数の他のエンティティと通信する(または通信を容易にする)ように構成された任意の電子デバイスに対応し得る。
図9を参照すると、通信デバイス900は、情報を受信しかつ/または送信するように構成された論理905を含む。ある例では、通信デバイス900がワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE200、Node B124など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理905は、ワイヤレス送受信機および関連するハードウェア(たとえば、RFアンテナ、モデム、変調器および/または復調器など)のようなワイヤレス通信インターフェース(たとえば、Bluetooth(登録商標)、WiFi、2G、3Gなど)を含み得る。別の例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理905は、有線通信インターフェース(たとえば、インターネット175にアクセスする手段となり得るシリアル接続、USBまたはFirewire接続、イーサネット(登録商標)接続など)に対応し得る。したがって、通信デバイス900が何らかのタイプのネットワークベースのサーバ(たとえば、SGSN160、GGSN165、アプリケーションサーバ170など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理905は、一例では、ネットワークベースのサーバをイーサネット(登録商標)プロトコルを介して他の通信エンティティに接続するイーサネット(登録商標)カードに対応し得る。さらなる一例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理905は、通信デバイス900がそのローカル環境を監視する手段となり得る知覚または測定ハードウェア(たとえば、加速度計、温度センサ、光センサ、ローカルRF信号を監視するためのアンテナなど)を含んでよい。情報を受信および/または送信するように構成された論理905は、実行されると、その受信および/または送信機能を実施するための、情報を受信および/または送信するように構成された論理905の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を受信および/または送信するように構成された論理905は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を受信および/または送信するように構成された論理905は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図9を参照すると、通信デバイス900は、情報を処理するように構成された論理910をさらに含む。ある例では、情報を処理するように構成された論理910は、少なくともプロセッサを含み得る。情報を処理するように構成された論理910によって実施することができる処理タイプの例示的実装形態は、判断を実施すること、接続を確立すること、異なる情報選択肢の間での選択を行うこと、データに関連した評価を実施すること、測定動作を実施するための、通信デバイス900に結合されたセンサと対話すること、ある形式から別の形式に(たとえば、.wmvから.aviなど、異なるプロトコルの間で)情報を変換することなどを含むが、それに限定されない。たとえば、情報を処理するように構成された論理910に含まれるプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せに相当し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。情報を処理するように構成された論理910は、実行されると、その処理機能を実施するための、情報を処理するように構成された論理910の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を処理するように構成された論理910は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を処理するように構成された論理910は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図9を参照すると、通信デバイス900は、情報を記憶するように構成された論理915をさらに含む。ある例では、情報を記憶するように構成された論理915は、少なくとも非一時的メモリおよび関連ハードウェア(たとえば、メモリコントローラなど)を含み得る。たとえば、情報を記憶するように構成された論理915に含まれる非一時的メモリは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に相当し得る。情報を記憶するように構成された論理915は、実行されると、その記憶機能を実施するための、情報を記憶するように構成された論理915の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を記憶するように構成された論理915は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を記憶するように構成された論理915は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図9を参照すると、通信デバイス900はさらに、情報を提示するように構成された論理920を任意選択で含む。一例では、情報を提示するように構成された論理920は、少なくとも出力デバイスおよび関連ハードウェアを含んでよい。たとえば、出力デバイスは、ビデオ出力デバイス(たとえば、ディスプレイスクリーン、USB、HDMI(登録商標)など、ビデオ情報を搬送することができるポートなど)、オーディオ出力デバイス(たとえば、スピーカー、マイクロフォンジャック、USB、HDMI(登録商標)など、オーディオ情報を搬送することができるポートなど)、振動デバイス、および/または情報が出力のためにフォーマットされるか、通信デバイス900のユーザもしくはオペレータによって実際に出力される手段となり得る任意の他のデバイスを含んでよい。たとえば、通信デバイス900が、図3に示すようなUE200に対応する場合、情報を提示するように構成された論理920は、ディスプレイ224を含み得る。さらに別の例では、情報を提示するように構成された論理920は、ローカルユーザをもたないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチやルータ、リモートサーバなど)など、いくつかの通信デバイスに関しては省いてもよい。情報を提示するように構成された論理920は、実行されると、その提示機能を実施するための、情報を提示するように構成された論理920の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を提示するように構成された論理920は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を提示するように構成された論理920は、その機能性を遂行するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図9を参照すると、通信デバイス900はさらに、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理925を任意選択で含む。ある例では、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理925は、少なくともユーザ入力デバイスおよび関連ハードウェアを含み得る。たとえば、ユーザ入力デバイスは、ボタン、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、カメラ、オーディオ入力デバイス(たとえば、マイクロフォンジャックのようなオーディオ情報を搬送することができるマイクロフォンもしくはポートなど)、および/または、通信デバイス900のユーザまたは操作者から情報を受け取る際の手段となり得る任意の他のデバイスを含み得る。たとえば、通信デバイス900が、図3に示されるようなUE200に対応する場合、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理925は、ディスプレイ224(タッチスクリーンを実装した場合)、キーパッド226などを含み得る。さらに別の例では、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理925は、ローカルユーザをもたないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチやルータ、リモートサーバなど)のような、いくつかの通信デバイスに対しては省略されてよい。ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理925は、実行されると、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理925の関連ハードウェアがその入力受取機能を実行することを可能にする、ソフトウェアも含み得る。しかし、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理925は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理925は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図9を参照すると、905〜925の構成された論理は、図9では別個または相異なるブロックとして示されているが、それぞれの構成された論理がその機能性を実施するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアは、部分的に重複し得ることを理解されたい。たとえば、905〜925の構成された論理の機能性を容易にするのに使われるどのソフトウェアも、情報を記憶するように構成された論理915に関連付けられた非一時的メモリに記憶することができ、そうすることによって、905〜925の構成された論理は各々、その機能性(すなわち、この場合、ソフトウェア実行)を、情報を記憶するように構成された論理915によって記憶されたソフトウェアの動作に部分的に基づいて実施する。同様に、構成された論理のうちの1つに直接関連付けられたハードウェアは、他の構成された論理によって時々借り、または使うことができる。たとえば、情報を処理するように構成された論理910のプロセッサは、データを、情報を受信および/または送信するように構成された論理905によって送信される前に、適切な形式にフォーマットすることができ、そうすることによって、情報を受信および/または送信するように構成された論理905は、その機能性(すなわち、この場合、データの送信)を、情報を処理するように構成された論理910に関連付けられたハードウェア(すなわち、プロセッサ)の動作に部分的に基づいて実施する。さらに、905〜925の構成された論理または「ように構成された論理」は、特定の論理ゲートまたは論理要素に限定されるのではなく、概して、本明細書に記載した機能性を、(ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せのいずれかを介して)実施するための能力を指す。したがって、905〜925の構成された論理または「ように構成された論理」は、「論理」という言葉を共有するにもかかわらず、必ずしも論理ゲートまたは論理要素として実装されるわけではない。構成された論理905から925の間の他の対話または協働が、上で説明された実施形態の検討から、当業者には明らかになるであろう。
さらに、一実施形態では、「取得できなかった」セッションデータは、特定のUEによって受信されなかったセッションデータに対応してよい。代替として、「取得できなかった」セッションデータは、特定のUEに配信されず、次いでUEに再び送られるセッションデータに対応してよい。たとえば、ユーザは、最初所定のUEを介して通信セッションに参加しており、次いでユーザの側で通信セッションのある態様を取得できなくなり、したがって、セッションのユーザが参加できなかった部分を再検討したくなる場合がある。したがって、「取得できなかった」セッションデータは、UE故障期間の間に交換されたデータに必然的に限定されるものと解釈されるべきではない。
情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを当業者なら理解するであろう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装できることを、当業者なら理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェアコンポーネント、または、本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または、任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示された実施形態と関連して説明された方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで直接具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末(たとえば、UE)中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
上記の開示は本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正を行えることに留意されたい。本明細書で説明された本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップおよび/または動作は、特定の順序で実行されなくてもよい。さらに、本発明の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 ワイヤレス通信システム
102、108、110、112 UE
104 エアインターフェース
120 RAN
122 RNC
124 Node B
126 コアネットワーク
160 Serving GPRS Support Node
162 第1のパケットデータネットワークエンドポイント
164 第2のパケットデータネットワークエンドポイント
165 Gateway GPRS Support Node
170 アプリケーションサーバ
170A 地域ディスパッチャ
170B メディア制御複合体
175 インターネット
182 AAAサーバ
184 プロビジョニングサーバ
186 IMS/SIP登録サーバ
188 ルーティングユニット
900 通信デバイス
905 情報を受信しかつ/または送信するように構成された論理
910 情報を処理するように構成された論理
915 情報を記憶するように構成された論理
920 情報を提示するように構成された論理
925 ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理

Claims (27)

  1. 以前に通信されたセッション情報を供給する方法であって、
    通信セッションの間、一群のセッション参加者間でセッションデータを交換するステップであって、前記交換されるセッションデータが、セッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む、ステップと、
    前記交換されたセッションデータの少なくともサブセットを記憶するステップと、
    前記一群のセッション参加者中の少なくとも1人のセッション参加者から、1つまたは複数のキャッチアップポイントの指定を受信するステップであって、各キャッチアップポイントが、1人または複数のセッション不参加者のために前記通信セッションの関連する部分を識別するように構成される、ステップと、
    所与のユーザ機器(UE)との接続を確立するステップと、
    前記1つまたは複数のキャッチアップポイントに基づいて前記所与のUEが取得できなかった前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの少なくとも一部を選択的に圧縮するステップと、
    前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの前記選択的に圧縮された部分を前記所与のUEに送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記通信セッションからの取得できなかったセッションデータを前記所与のUEに配信できるように圧縮する方法を示すUE定義コンテキストを判定するステップをさらに含み、
    前記選択的に圧縮するステップは、前記UE定義コンテキストにさらに基づいており、かつ、
    前記UE定義コンテキストは、(i)前記所与のUEが関心をもつユーザの第1のリスト、(ii)前記所与のUEが関心をもたないユーザの第2のリスト、(iii)前記所与のUEの現在の帯域幅および/または帯域幅ステータスに基づく前記所与のUEの圧縮の嗜好、(iv)前記所与のUE上で実行される現在の1組のアプリケーションおよび/またはアプリケーション実行ステータスに基づく前記所与のUEの圧縮の嗜好、(v)前記所与のUEが関与する現在の1組の対話および/または対話ステータスに基づく前記所与のUEの圧縮の嗜好、ならびに/あるいは(vi)前記所与のUEのデバイスタイプを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記確立するステップは、前記所与のUEが、前記取得できなかったセッションデータを要求するために前記取得できなかったセッションデータを記憶するサーバとの前記所与のUEの接続を能動的に確立するかまたは再確立するステップに対応する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記確立し送信するステップは、前記送信されたセッションデータを受信するために前記所与のUEをトリガしてウェイクアップさせるように実施されるプッシュプロシージャに集合的に対応する、請求項1に記載の方法。
  5. (i)前記所与のUEの優先度、(ii)前記取得できなかったセッションデータを発信したセッション参加者の優先度、(iii)前記通信セッションにおける前記一群のセッション参加者の数、(iv)前記通信セッションを介して交換されるメディアの種類、(v)前記所与のUEおよび/または前記取得できなかったセッションデータを発信した前記一群のセッション参加者のうちの1人または複数の他のセッション参加者によって操作されるUEのデバイスタイプ、(vi)前記所与のUEが接続されるシステムの種類、ならびに/あるいは(vii)前記所与のUEのバッテリー寿命
    のうちの1つまたは複数に基づいて前記プッシュプロシージャをスケジューリングするステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 所与のユーザ機器(UE)において以前に通信されたセッション情報を取得する方法であって、
    一群のセッション参加者間の通信セッションの調停を以前に開始したアプリケーションサーバとの接続を確立し、前記通信セッションの間に前記一群のセッション参加者の間でセッションデータを交換するステップであって、前記交換されるセッションデータがセッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む、ステップと、
    前記一群のセッション参加者中の少なくとも1人のセッション参加者からの1つまたは複数のキャッチアップポイントの指定に基づいて前記通信セッションからの前記取得できなかったセッションデータの選択的に圧縮された部分を受信するステップであって、各キャッチアップポイントが、1人または複数のセッション不参加者のために前記通信セッションの関連する部分を識別するように構成される、ステップと
    を含む方法。
  7. 前記通信セッションからの取得できなかったセッションデータを前記所与のUEに配信できるように圧縮する方法を示すUE定義コンテキストを供給するステップをさらにに含み、
    前記取得できなかったセッションデータの選択的に圧縮された部分は、前記UE定義コンテキストにさらに基づいている、請求項6に記載の方法。
  8. 前記供給するステップは、前記アプリケーションサーバとの前記接続を確立する前に前記UE定義コンテキストを前記アプリケーションサーバに供給するか、または、
    前記供給するステップは、前記アプリケーションサーバとの前記接続を確立するとともに前記UE定義コンテキストを前記アプリケーションサーバに供給する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記UE定義コンテキストは、(i)前記所与のUEが関心をもつユーザの第1のリスト、(ii)前記所与のUEが関心をもたないユーザの第2のリスト、(iii)前記所与のUEの現在の帯域幅および/または帯域幅ステータスに基づく前記所与のUEの圧縮の嗜好、(iv)前記所与のUE上で実行される現在の1組のアプリケーションおよび/またはアプリケーション実行ステータスに基づく前記所与のUEの圧縮の嗜好、(v)前記所与のUEが関与する現在の1組の対話および/または対話ステータスに基づく前記所与のUEの圧縮の嗜好、ならびに/あるいは(vi)前記所与のUEのデバイスタイプを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記確立するステップは、前記所与のUEが、前記取得できなかったセッションデータを要求するために前記取得できなかったセッションデータを記憶する前記アプリケーションサーバとの前記所与のUEの接続を能動的に確立するかまたは再確立するステップに対応する、請求項6に記載の方法。
  11. 前記確立し送信するステップは、前記取得できなかったセッションデータの前記選択的に圧縮された部分を受信するために前記所与のUEをトリガしてウェイクアップさせるプッシュプロシージャに集合的に対応する、請求項6に記載の方法。
  12. 前記プッシュプロシージャは、(i)前記所与のUEの優先度、(ii)前記取得できなかったセッションデータを発信したセッション参加者の優先度、(iii)前記通信セッションにおける前記一群のセッション参加者の数、(iv)前記通信セッションを介して交換されるメディアの種類、(v)前記所与のUEおよび/または前記取得できなかったセッションデータを発信した前記一群のセッション参加者のうちの1人または複数の他のセッション参加者によって操作されるUEのデバイスタイプ、(vi)前記所与のUEが接続されるシステムの種類、ならびに/あるいは(vii)前記所与のUEのバッテリー寿命
    のうちの1つまたは複数に基づいてスケジューリングされる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記受信されたセッションデータを前記所与のUEのユーザに提示するステップをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  14. 以前に通信されたセッション情報を供給するように構成されたサーバであって、
    通信セッションの間、一群のセッション参加者間でセッションデータを交換するための手段であって、前記交換されるセッションデータが、セッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む、手段と、
    前記交換されたセッションデータの少なくともサブセットを記憶するための手段と、
    前記一群のセッション参加者中の少なくとも1人のセッション参加者から、1つまたは複数のキャッチアップポイントの指定を受信するための手段であって、各キャッチアップポイントが、1人または複数のセッション不参加者のために前記通信セッションの関連する部分を識別するように構成される、手段と、
    所与のユーザ機器(UE)との接続を確立するための手段と、
    前記1つまたは複数のキャッチアップポイントに基づいて前記所与のUEが取得できなかった前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの少なくとも一部を選択的に圧縮するための手段と、
    前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの前記選択的に圧縮された部分を前記所与のUEに送信するための手段と
    を備えるサーバ。
  15. 以前に通信されたセッション情報を取得するように構成された所与のユーザ機器(UE)であって、
    一群のセッション参加者間の通信セッションの調停を以前に開始したアプリケーションサーバとの接続を確立し、前記通信セッションの間に前記一群のセッション参加者の間でセッションデータを交換するための手段であって、前記交換されるセッションデータがセッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む、手段と、
    前記前記一群のセッション参加者中の少なくとも1人のセッション参加者からの1つまたは複数のキャッチアップポイントの指定に基づいて前記通信セッションからの前記取得できなかったセッションデータの選択的に圧縮された部分を受信するための手段であって、各キャッチアップポイントが、1人または複数のセッション不参加者のために前記通信セッションの関連する部分を識別するように構成される、手段と
    を備えるユーザ機器。
  16. 以前に通信されたセッション情報を供給するように構成されたサーバであって、
    通信セッションの間、一群のセッション参加者間でセッションデータを交換するように構成された論理手段であって、前記交換されるセッションデータが、セッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む、論理手段と、
    前記交換されたセッションデータの少なくともサブセットを記憶するように構成された論理手段と、
    前記一群のセッション参加者中の少なくとも1人のセッション参加者から、1つまたは複数のキャッチアップポイントの指定を受信するように構成された論理手段であって、各キャッチアップポイントが、1人または複数のセッション不参加者のために前記通信セッションの関連する部分を識別するように構成される、論理手段と、
    所与のユーザ機器(UE)との接続を確立するように構成された論理手段と、
    前記1つまたは複数のキャッチアップポイントに基づいて前記所与のUEが取得できなかった前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの少なくとも一部を選択的に圧縮するように構成された論理手段と、
    前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの前記選択的に圧縮された部分を前記所与のUEに送信するように構成された論理手段と
    を備えるサーバ。
  17. 以前に通信されたセッション情報を取得するように構成された所与のユーザ機器(UE)であって、
    一群のセッション参加者間の通信セッションの調停を以前に開始したアプリケーションサーバとの接続を確立し、前記通信セッションの間に前記一群のセッション参加者の間でセッションデータを交換するように構成された論理手段であって、前記交換されるセッションデータがセッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む、論理手段と、
    前記一群のセッション参加者中の少なくとも1人のセッション参加者からの1つまたは複数のキャッチアップポイントの指定に基づいて前記通信セッションからの前記取得できなかったセッションデータの選択的に圧縮された部分を受信するように構成された論理手段であって、各キャッチアップポイントが、1人または複数のセッション不参加者のために前記通信セッションの関連する部分を識別するように構成される、論理手段と
    を備えるユーザ機器。
  18. 以前に通信されたセッション情報を供給するように構成されたサーバによって実行されたときに、前記サーバに動作を実施させる命令を記憶した、非一時的コンピュータ可読記録媒体であって、前記命令が、
    通信セッションの間、一群のセッション参加者間でセッションデータを交換するためのプログラムコードであって、前記交換されるセッションデータが、セッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む、プログラムコードと、
    前記交換されたセッションデータの少なくともサブセットを記憶するためのプログラムコードと、
    前記一群のセッション参加者中の少なくとも1人のセッション参加者から、1つまたは複数のキャッチアップポイントの指定を受信するためのプログラムコードであって、各キャッチアップポイントが、1人または複数のセッション不参加者のために前記通信セッションの関連する部分を識別するように構成される、プログラムコードと、
    所与のユーザ機器(UE)との接続を確立するためのプログラムコードと、
    前記1つまたは複数のキャッチアップポイントに基づいて前記所与のUEが取得できなかった前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの少なくとも一部を選択的に圧縮するためのプログラムコードと、
    前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの前記選択的に圧縮された部分を前記所与のUEに送信するためのプログラムコードと
    を含むコンピュータ可読記録媒体。
  19. 以前に通信されたセッション情報を取得するように構成された所与のユーザ機器(UE)によって実行されたときに、前記所与のUEに動作を実施させる命令を記憶した、非一時的コンピュータ可読記録媒体であって、前記命令が、
    一群のセッション参加者間の通信セッションの調停を以前に開始したアプリケーションサーバとの接続を確立し、前記通信セッションの間に前記一群のセッション参加者の間でセッションデータを交換するためのプログラムコードであって、前記交換されるセッションデータがセッションメディアおよび/またはセッションシグナリング情報を含む、プログラムコードと、
    前記一群のセッション参加者中の少なくとも1人のセッション参加者からの1つまたは複数のキャッチアップポイントの指定に基づいて前記通信セッションからの前記取得できなかったセッションデータの選択的に圧縮された部分を受信するためのプログラムコードであって、各キャッチアップポイントが、1人または複数のセッション不参加者のために前記通信セッションの関連する部分を識別するように構成される、プログラムコードと
    を含むコンピュータ可読記録媒体。
  20. 前記確立するステップの前に、前記通信セッションが終了される、請求項1に記載の方法。
  21. 前記1つまたは複数のキャッチアップポイントが、前記通信セッションの所与の関係する部分の開始ポイントを示すキャッチアップポイントを含み、
    前記選択的に圧縮するステップが、前記交換されたセッションデータの前記記憶されたサブセットの前記選択的に圧縮された部分から、前記開始ポイントの前の前記交換されたセッションデータの一部またはすべてを除外する、請求項1に記載の方法。
  22. 前記1つまたは複数のキャッチアップポイントが、前記所与のUEのために特定的に構成されている少なくとも1つのキャッチアップポイントを含む、請求項1に記載の方法。
  23. 前記1つまたは複数のキャッチアップポイントが、セッション不参加者のために一般的に構成されている少なくとも1つのキャッチアップポイントを含む、請求項1に記載の方法。
  24. 前記確立するステップの前に、前記通信セッションが終了される、請求項6に記載の方法。
  25. 前記1つまたは複数のキャッチアップポイントが、前記通信セッションの所与の関係する部分の開始ポイントを示すキャッチアップポイントを含み、
    前記取得できなかったセッションデータの前記選択的に圧縮された部分が、前記開始ポイントの前の前記交換されたセッションデータの一部またはすべてを除外する、請求項6に記載の方法。
  26. 前記1つまたは複数のキャッチアップポイントが、前記所与のUEのために特定的に構成されている少なくとも1つのキャッチアップポイントを含む、請求項6に記載の方法。
  27. 前記1つまたは複数のキャッチアップポイントが、セッション不参加者のために一般的に構成されている少なくとも1つのキャッチアップポイントを含む、請求項6に記載の方法。
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