JP2007310730A - 情報提供装置および情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定のユーザにデータの閲覧を催促する際、一時的なアクセス集中を解消できる情報提供装置を提供する。
【解決手段】アルバムの公開終了日時に達しており、かつ閲覧人数412が規定アクセス数413未満である場合、アクセス済みフラグ604が「未」である招待ユーザのメールアドレスに対し、アルバムの閲覧を催促するメールを送信する(S25)。招待ユーザによってアクセスされた時間が、アクセス制限テーブル500のアクセス開始時間501以上かつアクセス終了時間502未満であり、かつサーバの負荷が今後大きくなるとは予想されていない場合、招待ユーザへのアルバムの表示を許可する。招待ユーザに対して公開アルバムの表紙1700を表示する(S43)。
【選択図】図16

Description

本発明は、ユーザからの閲覧要求に応じて、蓄積されたデータを公開する情報提供装置および情報提供方法に関する。
近年、インターネット等の通信インフラを利用した情報提供サービスの一種として、画像データを閲覧可能なサービスが知られている。このサービスでは、ユーザは、デジタルカメラで撮影した画像データをネットワーク上のサーバの記憶領域にアップロードする。また、他のユーザは、所望の時にサーバ装置にアクセスし、画像データを閲覧する(特許文献1参照)。このようなサービスを提供するサーバ装置のプロバイダをフォトサイトと称する。
このようなフォトサイトが、画像データをアップロードしたユーザから指定された他のユーザにその画像データを公開する場合を示す。ここで、画像データをアップロードしたユーザをオーナユーザと称する。また、オーナユーザから指定された他のユーザを招待ユーザと称する。
まず、オーナユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)上でWebブラウザを起動してフォトサイトにアクセスする。そして、画像データをアップロードするとともに、招待ユーザの名称やアドレス等を通知する。フォトサイトは、アップロードされた画像データ、もしくは画像データ群にアクセスするためのURLを生成する。このとき、生成されるURLは、画像データに対してユニークなアドレスであり、かつ一意に予測不可能な乱数等を用いたものである。例えば、「http://○○○.com/PhotoSite/Album/AlbumEntry.cgi?AlbumID=AJNWDMF」等が挙げられる。
フォトサイトは、このURLを電子メールのメッセージに記載し、宛先に招待ユーザのメールアドレスをセットし、その電子メールをインターネット経由で送信する。招待ユーザは、電子メールを受け取ると、PC上でWebブラウザを起動し、電子メールのメッセージに記載されたURLを入力する。そして、オーナユーザの画像データを閲覧することができる。
また、フォトサイトは、オーナユーザが画像データを公開する際、公開を終了する日時を設定することができ、公開の終了とともに、アップロードされた画像データが自動的に削除される仕組みを提供する。これにより、フォトサイトがオーナユーザに限られたアップロード領域(ディスク領域)しか提供できない状況においても、そのディスク領域の有効利用を図ることができる。また、オーナユーザは、自分でアップロードした画像データの面倒な管理を行わなくても済む。
特開2003−108815号公報
しかしながら、上記従来の情報提供装置では、以下に掲げる問題があった。画像データに対し、公開の終了日時が設定されていた場合、招待ユーザが画像データを閲覧したか否かにかかわらず、この画像データは削除されてしまう。このように、画像データの公開終了期限が過ぎてしまうことで、公開されていた画像データが自動的に削除されてしまうので、招待ユーザが閲覧できない状況に至っていた。
このような招待ユーザにとって不利な状況を回避するために、公開終了の期限が迫った段階で、招待ユーザの中から、まだ画像データを閲覧していないユーザを特定する。その特定したユーザに対し、フォトサイト側から公開終了の期限が迫っていることを連絡する仕組みを提供することが考えられる。この連絡として、例えば電子メールで連絡することが挙げられる。
しかし、この場合、招待ユーザに、画像データに対するアクセスの催促を行うことで、公開終了期限前に駆け込みで閲覧しようとする招待ユーザが殺到するおそれがある。このことが、一時的にサーバの負荷を増加させてしまい、他のユーザが通常に公開されている(活用されている)画像データを閲覧する際、閲覧速度が遅くなる等の悪影響を与えることになる。また、多数の招待ユーザに公開している画像データほど、この悪影響を与えるリスクが大きくなることは当然である。
一方、招待ユーザにアクセスの催促を行うタイミングは、上記公開終了の期限が迫った時期に限らない。例えば、公開しているフォトアルバムに新しい写真やコメントを追加して再公開する場合、再び招待ユーザに対してアクセスの催促を連絡する仕組みを提供してもよい。この場合、閲覧を行っていない一部の招待ユーザだけでなく、招待ユーザ全員による再アクセスが考えられる。このため、より多くのアクセスが短時間に集中することが考えられ、サーバの負荷が著しく増大することが予想される。
そこで、本発明は、特定のユーザにデータの閲覧を催促する際、一時的なアクセス集中により装置の負荷が著しく増大することを解消できる情報提供装置および情報提供方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報提供装置は、複数のユーザがネットワークを介して閲覧可能なデータを蓄積し、前記ユーザからの閲覧要求に応じて、前記蓄積されたデータを公開する情報提供装置であって、前記データが公開されるユーザの情報処理装置を特定する公開特定手段と、前記公開されたデータに関する情報を前記特定のユーザに連絡して前記データの閲覧を促す連絡手段と、前記情報提供装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、前記取得した負荷情報に基づき、前記閲覧を促されたユーザの情報処理装置がアクセス可能な時間帯を設定する時間帯設定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の情報提供システムは、複数のユーザがネットワークを介して閲覧可能なデータを蓄積し、前記ユーザからの閲覧要求に応じて、前記蓄積されたデータを公開する情報提供装置と、前記ネットワークに接続され、前記蓄積されるデータを前記情報提供装置に送信する情報処理装置とを備えた情報提供システムであって、前記データが公開されるユーザの情報処理装置を特定する公開特定手段と、前記公開されたデータに関する情報を前記特定のユーザに連絡して前記データの閲覧を促す連絡手段と、前記情報提供装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、前記取得した負荷情報に基づき、前記閲覧を促されたユーザの情報処理装置がアクセス可能な時間帯を設定する時間帯設定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の情報提供方法は、サーバ装置は複数のユーザがネットワークを介して閲覧可能なデータを蓄積し、前記ユーザからの閲覧要求に応じて、前記蓄積されたデータを公開する情報提供方法であって、前記データが公開されるユーザの情報処理装置を特定する公開特定ステップと、前記公開されたデータに関する情報を前記特定のユーザに連絡して前記データの閲覧を促す連絡ステップと、前記サーバ装置の負荷情報を取得する負荷情報取得ステップと、前記取得した負荷情報に基づき、前記閲覧を促されたユーザの情報処理装置がアクセス可能な時間帯を設定する時間帯設定ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る情報提供装置によれば、閲覧を促されたユーザの情報処理装置がアクセス可能な時間帯を設定する。これにより、特定のユーザにデータの閲覧を促す際、一時的なアクセス集中により装置の負荷が著しく増大することを解消できる。また、他のユーザの情報処理装置から、通常に公開されているデータの閲覧速度等に影響を与えることを防止できる。従って、サイト全体の最適化を図ることができる。また、一時的な負集中を防止することで、サイトの強度を必要以上に高める必要がなくなり、サイト増強のためのコストを抑制することができる。
また、運用面においても、運用的なトラブルを防ぐことができる。例えば、公開が終了した際、そのデータの一部を削除する等、容量を制限する場合、規約が十分に理解されていないユーザとの間でトラブルになりやすい。しかし、アクセス時間を制限する場合、データ自体を削除する必要がなくなるので、そのような事態は生じない。
請求項2に係る情報提供装置によれば、動的に情報提供装置の負荷が大きくなると予想される場合、アクセス制限を行うことができる。
請求項3に係る情報提供装置によれば、公開終了となる前に特定のユーザにその旨を知らせることができる。
請求項4に係る情報提供装置によれば、公開終了設定日を延ばす作業を行わなくても、自動的に閲覧可能な期限を延長することができる。また、特定のユーザは、閲覧することを忘れていても、設定された公開終了日以降も閲覧することができる。
請求項5に係る情報提供装置によれば、特定のユーザは、データが更新された場合だけ閲覧することができる。
請求項6に係る情報提供装置によれば、統計的負荷データを用いることで、負荷情報の正当性を高めることができる。
請求項7に係る情報提供装置によれば、単位時間にアップロードされたデータ数を用いることで、負荷予測情報の正当性を高めることができる。
請求項8に記載の情報提供装置によれば、蓄積されるデータを情報提供装置に送信するユーザにとっても、閲覧の催促を自動的に行ってくれるので、アクセス状況を把握して自分で催促の連絡を行う必要がなくなる。
本発明の情報提供装置および情報提供方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の情報提供装置は、インターネットを介して画像データの共有サービスを提供する画像データ共有システムに適用される。ここでは、画像データをインターネット上のフォトサイトにアップロードを行った当事者をオーナユーザと呼ぶ。また、このオーナユーザから画像データの閲覧が許可された第三者を招待ユーザと呼ぶ。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態における画像データ共有システムの構成を示す図である。画像データ共有システムは、インターネット106を介して接続されたフォトサイト107、パーソナルコンピュータ(PC)102、105およびプリントサイト112から構成される。
フォトサイト107には、サーバPCによって実行・管理されるフォトシェアリングモジュール108、決済モジュール109、画像データベース(DB)110および属性情報データベース(DB)111が設けられている。PC102は、オーナユーザ用の汎用のPCであり、記憶領域102aを有するハードディスク(HD)、ブラウザ102b等を内蔵する。一方、PC105は、招待ユーザ用の汎用のPCであり、記憶領域105aを有するハードディスク(HD)、ブラウザ105b等を内蔵する。
また、オーナユーザ用のPC102には、データ転送用インタフェース103を介して画像入力機器101が接続される。画像入力機器101として、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナ等が挙げられる。デジタルスチルカメラは、被写体を撮影し、静止画像の画像データを記録する。デジタルビデオカメラは、動画像の画像データを記録する。スキャナは、原稿を読み取り、静止画像の画像データを記録する。画像入力機器101は、イメージ情報である光学像を電気信号に変換し、所定の画像処理を施した後、デジタル情報として記録および再生を行う。
データ転送用インタフェース103は、画像入力機器101によって入力された画像データをPC102に転送するものである。データ転送用インタフェース103として、Universal Serial Bus(USB)やIEEE1394に代表される有線系インタフェースが挙げられる。また、IrDAやBluetoothに代表される無線系インタフェースであってもよいことは勿論である。
このデータ転送用インタフェース103を経由して、画像入力機器101からPC102に転送された画像データは、PC102内の記憶領域102aに格納される。また、画像入力機器101からPC102への画像データ転送は、PC102内のCPUが予めインストールされているOSあるいは専用ソフトウェアを実行することによって行われる。この画像データ転送により、画像入力機器101内の画像データが読み出され、記憶領域102aに格納される。また、画像入力機器101がPC102に発行した転送コマンドに従って、PC102内のOSまたは専用ソフトウェアの実行により記憶領域102aが確保される。そして、この記憶領域102aに画像入力機器101から受信した画像データが格納される。
こうして、オーナユーザ用のPC102に転送された画像データは、以下の手順に従って、インターネット106に接続されているフォトサイト107にアップロードされる。
オーナユーザ用のPC102では、インターネット106へのデータ転送可能な標準プロトコルを有するブラウザ102bが動作している。このブラウザ102bは、httpプロトコル等の標準プロトコルを用いてフォトサイト107にアクセスする。そして、フォトサイト107内のサーバPCによって管理されるHTMLやXML等の記述言語で作成された画像、音声等のマルチメディア情報とリンクされている情報を表示する。この動作により、オーナユーザ用PC102は、フォトサイト107が提供する通信インフラとして、インターネット106を利用したサービスを受けることができる。
また、オーナユーザ用のPC102内の記憶領域102aに格納されている画像入力機器101によって撮影された画像データは、そのユーザからの要求により、フォトサイト107に転送される。この画像データ転送を画像アップロードと呼ぶ。この画像アップロードは、ユーザがブラウザ102bから転送したい画像データを選択し、画像アップロードの要求アクションを起こすことに連動して行われる。あるいは、画像アップロード専用ソフトウェア等を用いて画像データを選択し、この画像アップロード専用ソフトウェアから直接、転送される。いずれの場合も、「http」や「ftp」等、インターネット上で利用可能なプロトコルに基づいて実行される。この一連の動作は、フォトサイト107上で実行されるフォトシェアリングモジュール108によって行われる。
フォトシェアリングモジュール108は、アップロードされた画像データがフォトサイト107で使用可能なデータであるか否かをチェックする。チェックの結果、利用可能であると判断した場合、アップロードされた画像データを画像データベース110に格納し、その属性情報等を属性情報データベース111に格納する。この段階で、フォトシェアリングモジュール108は、正常に画像データがアップロードされたことをオーナユーザ用のPC102に通知する。
属性情報データベース111には、画像データの属性情報の他、フォトサイト107に登録されているユーザ属性情報、プリントサービス提供者の属性情報等、各種データが一元管理されている。フォトサイト107は、プリントサービス提供者(以下、プリントサイトという)112に対し、アップロードされた画像データのプリントアウトを依頼することができる。
このようにしてアップロードされた画像データを、PC102のオーナユーザは、ブラウザ102bを介して画像を指定して閲覧することができる。この閲覧に際し、アップロードされた複数枚の画像データを、1つの単位としたアルバムで管理することも可能である。
(画像データベースの構成)
図2はフォトサイト107内の属性情報DB111に登録されている画像情報テーブル200を示す図である。この画像情報テーブル200には、各画像に関する情報が格納されている。
画像情報テーブル200では、オーナユーザがPC102から画像データをアップロードした際、1つの画像データに対して1つのレコードが作成される。画像情報テーブル200内の各レコードには、画像の属性情報が登録される。属性情報には、項目として、画像ID201、画像の属するアルバムID202、画像に使用されるタイトル(画像名)203、および画像DB110上におけるオリジナル画像のファイルパス204が登録される。また、Web上で表示されるサムネイル画像へのファイルパス205、Web上の詳細表示用画像へのファイルパス206、および画像に対して所有者が設定するコメント207が登録される。また、画像が作成された(アップロードされた)日時208が登録される。
本実施形態では、画像作成日時208に示された日時は、1970年1月1日午前0時0分0秒を”0”とした通算秒で保持される。なお、画像作成日時208に示される日時の形式は、日時を特定できる形式である限り、どのような形式であってもよい。
図3はフォトサイト107内の属性情報DB111に格納されているアルバムデータテーブル300を示す図である。ユーザが所有する画像データは、1枚または複数枚の画像をグループとするアルバムを単位として保管されている。従って、ユーザがアルバムを画面上で作成する際、アルバムデータテーブル300のレコードが1つ作成される。アルバムデータテーブル300には、項目として、アルバム所有者のユーザID301、アルバムID302およびアルバム表示順序番号303が設けられている。
図4はフォトサイト107内の属性情報DB111に格納されているアルバム情報テーブル400を示す図である。アルバム情報テーブル400は、アルバムデータテーブル300と同様、アルバムに紐付いた情報であるので、ユーザがアルバムを画面上で作成した際、1つレコードが作成される。
アルバム情報テーブル400には、項目として、アルバムID401、アルバム名402、アルバムに対するコメント403、およびアルバムを公開してよいかの可否フラグ404が設けられている。また、パスワードを設定するか否かの可否フラグ405、アルバムに設定されたパスワード406、および招待ユーザに印刷を許可するか否かの可否フラグ407が設けられている。また、招待ユーザにオリジナル画像を表示させるか否かの可否フラグ408、およびアルバムをどのようなレイアウトで見せるかの表示形式を示す番号409が設けられている。また、アルバムの公開終了日時410、アルバムを公開した人数411、およびアルバムを閲覧した人数412が設けられている。また、閲覧していないユーザに対して催促メールを出すか否かを判断するための閾値としての規定アクセス数413、およびこのアルバムに対してアクセス制限を行うか否かの可否フラグ414が設けられている。ここで使用される項目410〜414に関し、使い方や役割の詳細を示す。
図5はフォトサイト107内の属性情報DB111に格納されているアクセス制限テーブル500を示す図である。アクセス制限テーブル500は、システム全体として1つのレコードを有する。項目として、サイトの統計的データにより算出されたサイト負荷が小さいと判断される開始時間501および終了時間502、およびアクセス可否フラグ503が設定される。また、アクセス可否フラグは、デフォルトで「可」に設定されている。しかし、動的にサイト負荷が大きくなると予想された場合、画像データ共有システムは、アクセス可否フラグ503の値をアクセス「不可」に変更する。この変更処理の詳細については後述する。
図6はフォトサイト107内の属性情報DB111に格納されているアクセス管理テーブル600を示す図である。アクセス管理テーブル600には、アルバムの公開を通知する際、公開する宛先のメールアドレス分のレコードが作成される。アクセス管理テーブル600には、項目として、アルバムID601、公開した宛先のメールアドレス602、公開したユーザが閲覧した日時603、および公開したユーザが閲覧したか否かのアクセス済みフラグ604が設けられている。
図7はアルバムデータテーブル300、画像情報テーブル200、アルバム情報テーブル400およびアクセス管理テーブル600の関連を示す図である。画像データ共有システムでは、ユーザは複数のアルバムを持つことが可能である。また、1つのアルバムには、複数の画像データが登録可能である。また、アルバムを公開し、その招待ユーザが閲覧にきたか否かを判別可能である。
上記構成を有する画像データ共有サービスにおける全体の処理の流れを説明する。
(オーナユーザのプリント処理)
オーナユーザがアップロードした画像データのプリント注文を行う場合を示す。PC102のオーナユーザは、フォトサイト107に自らアップロードした画像データの中から、ブラウザ102bを介して選択した画像データを閲覧することができる。この画像の閲覧に際し、単一の画像単位で逐次閲覧される画像を選択することが行われる。あるいは、複数枚の画像を1つのアルバムとして登録し、複数個のアルバム群から自分が閲覧したいアルバムを選択し、その選択されたアルバムで管理されている個々の画像を選択することが行われる。
フォトサイト107は、オーナユーザからアップロードされた画像データのプリント注文をプリントサイト112に依頼する。プリントサイト112は、画像データのプリントアウトをソリューションとして提供するプリントプロバイダである。なお、図1では、プリントサイトが1つしか描かれていないが、通常、プリントサイトは複数存在する。プリントサイトの数は特に制限されるものではない。
オーナユーザは、アップロードした画像の閲覧画面から、商品としてプリントアウトして欲しい画像データを選択する。また、オーナユーザは、フォトサイト107が提供できるプリントサイト112および自分が注文したいプリントサイトの中から、所望のプリントサイトを選択する。このとき、オーナユーザは、各プリントサイトが提供するサービス、価格、納期等を考慮して、自ら発注するプリントサイトを選択することができる。
オーナユーザは、閲覧画面からプリント注文を依頼する画像データを選択してフォトサイト107に通知する。フォトサイト107は、プリントアウトの依頼があった画像データに関する仮プリントオーダを生成し、インターネット106を介してプリントサイト112に見積りを依頼する。プリントサイト112は、フォトサイト107から仮プリントオーダを受けると、課金モジュールを用いて仮プリントオーダの内容から価格を算出し、インターネット106を介してフォトサイト107に見積り価格を通知する。
フォトサイト107は、この見積り価格の情報をリアルタイムに受信し、オーナユーザのPC102に情報として転送する。これにより、プリント注文を行うオーナユーザに対し、プリントサイト112が提示する価格をダイナミックに提供することができる。
オーナユーザは、この提示された価格で購入することを認めると、承認のアクションをフォトサイト107に返す。決済モジュール109はこれを受理し、決済処理を行う。フォトサイト107は、決済が終了した段階で正式なプリントオーダをプリントサイト112に送る。
プリントサイト112は、この正式なプリントオーダを受理すると、プリントアウトに必要な画像データをフォトサイト107内の画像データベース110から取得する。こうして取得した画像データは、プリントサイト112が所有するプリンタ113を用いてプリントアウトされ、印刷物114として出力される。プリントアウトされた印刷物114は、種々の運送手段によって、プリントアウトを依頼したオーナユーザが指定した配送先に届けられる。
こうして、オーナユーザは、画像入力機器101で撮影された画像データをアップロードし、フォトサイト107の閲覧およびプリント注文を行う。なお、ここでは、画像データをアップロードする端末として、PCを示したが、情報提供装置としては、これに限定されるものではない。例えば、携帯端末から画像データをアップロードしてもよいし、デジタルカメラ、デジタルビデオ、スキャナ、複写機等の画像入力機器から直接画像データをアップロードしてもよい。
(招待ユーザの閲覧処理)
つぎに、オーナユーザ以外のユーザが、インターネット106を介して、フォトサイト107内の画像データベース110に登録されている画像データを閲覧する場合を示す。フォトサイト107は、オーナユーザによって指定された招待ユーザに対し、画像データの閲覧およびプリント注文サービスを提供する。この閲覧およびプリント注文サービスは、「アップロードされた画像」あるいは「アップロードされた複数枚の画像を1つのアーカイブとして管理しているアルバム」に対して行われる。
オーナユーザは、自分が閲覧を許可した招待ユーザの氏名等の属性情報およびE−Mailアドレスを、Webブラウザ102bを用いてフォトサイト107に通知する。フォトサイト107は、招待ユーザに画像を公開する場合、公開に必要なURL(Universal Resource Locator)を生成する。この生成されるURLには、ユニークなアドレスであって、一意に予測不可能な乱数等を用いたものが割り当てられる。
この一意に予測不可能なURLは、ランダムURLと称され、例えば以下に示すものが挙げられる。
「http://○○○.com/PhotoSite/Album/AlbumEntry.cgi?AlbumID=AJNWDMF」
フォトサイト107は、この生成されたランダムURLを招待ユーザにインターネット106を介してE−Mailで通知する。このとき、必要に応じて、閲覧に必要なパスワード情報が付加される。
招待ユーザは、E−Mailを受け取ると、招待ユーザ用PC105からインターネット106にアクセスし、Webブラウザ105bにE−Mailで通知されたランダムURLを入力する。これにより、招待ユーザは、オーナユーザによって指定された画像またはアルバムを閲覧することができる。
また、フォトサイト107は、オーナユーザが画像またはアルバムに対して公開の終了日時を設定し、終了日時に達すると、自動的に公開していた画像を削除する機能を提供する。また、公開の終了日時を設定する代わりに、運用上設定された所定期間アクセスがなかった場合、同様に自動的に公開していた画像を削除する機能を提供することができる。この自動削除の機能により、オーナユーザは、フォトサイト107の画像DB110に登録されている画像データを自ら削除しなくても済む。このように、自動的に削除・整理が行われることで、画像DB110内の領域を有効に活用することができる。
(招待ユーザのプリント注文処理)
つぎに、招待ユーザが閲覧可能になった画像データのプリント注文を行う場合を示す。フォトサイト107は、招待ユーザからの画像データのプリント注文をプリントサイト112に依頼する。
招待ユーザは、プリントアウトして印刷物を商品として手に入れたい画像データを閲覧画面から選択する。招待ユーザは、フォトサイト107が提供するプリントサイト112を複数の中から選択する。このとき、招待ユーザは、各プリントサイト112が提供するサービス、単価、納期等を考慮して、自ら発注するプリントサイト112を選択することができる。そして、招待ユーザは、閲覧画面から、プリント注文したい画像データを選択し、フォトサイト107に通知する。フォトサイト107は、プリントアウトの依頼があった画像データに関する仮プリントオーダを生成し、インターネット106を介してプリントサイト112に送信し、見積りを依頼する。
プリントサイト112は、フォトサイト107からの仮プリントオーダを受けると、フォトサイト107内の画像データベース110から必要な画像データを取得し、選択画像情報を生成する。この選択画像情報は、インターネット106を介してPC105に送信される。PC105で選択画像情報が受信されると、招待ユーザは、PC105上のWebブラウザ105bで選択された画像毎にプリント形式や枚数などを入力する。
また、プリントサイト112は、選択された画像毎のプリント形式や枚数などの情報を元に、料金算出(課金)モジュールにより見積額を算出する。さらに、算出した見積額をインターネット106を介してフォトサイト107に送信する。
フォトサイト107は、プリントサイト112から送信された見積額の情報をアルタイムに受信する。そして、個人情報を持っていない招待ユーザの場合、この見積額をWeb情報としてPC105に転送する。一方、個人情報を持っている招待ユーザの場合、見積額にポイントを加味した提示額をWeb情報として転送する。これにより、プリント注文を行う招待ユーザに、見積額をダイナミックに提示することができる。
招待ユーザは、提示された価格で購入を認めると、承認のアクションをフォトサイト107に返す。フォトサイト107では、決済モジュール109がこれを受理し、決済処理を行う。フォトサイト107は、決済が終了した段階で正式なプリントオーダをプリントサイト112に送る。
プリントサイト112は、この正式なプリントオーダを受理すると、プリントアウトに必要な画像データをフォトサイト107の画像データベース110から取得する。取得された画像データは、プリントサイト112が所有するプリンタ113を用いてプリントアウトされ、印刷物114として出力される。プリントアウトされた印刷物114は、種々の運送手段によって、プリントアウトを依頼した招待ユーザに届けられる。
このようにして、招待ユーザは、オーナユーザから、画像またはアルバムの閲覧許可を受けると、フォトサイト107から受け取った情報に基づき、画像データの閲覧およびプリント注文を行う。
つぎに、フォトサイトの動作を示す。
(アルバム公開設定処理)
図8はアルバムの公開設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、フォトサイト107内の記憶媒体に格納されており、CPUによって実行される。本実施形態では、画像データは1枚または複数枚の画像をグループとするアルバムを単位としている。なお、画像データの単位については特に限定されるものではない。
まず、PC102の画面上で、作成済みのアルバムの中から、ユーザによって選択された、公開するアルバムを取得する(ステップS1)。アルバム編集画面において、ユーザがアルバムを公開する機能を選択すると、公開設定画面900(図9参照)に切り替わる。
アルバムを公開する際、この公開設定画面900上でユーザによって設定された各種データを取得する(ステップS2)。公開設定画面900で入力が終了し、送信ボタン911が押下されると、宛先902で設定された各招待ユーザのメールアドレスに対し、公開を示す内容のメール(図11参照)を送信する(ステップS3)。この後、本処理を終了する。
図9はアルバム公開設定画面を示す図である。この公開設定画面900では、ユーザが公開したアルバムのタイトルが表題文字列901として表示される。入力領域902は、アルバムを公開する招待ユーザのメールアドレスを入力する領域である。全体の設定が完了して次のステップに進む際、 “,” 区切りで入力されたメールアドレスの数をカウントし、この値をアルバム情報テーブル400の公開人数411に設定する。また同時に、アクセス管理テーブル600では、メールアドレスの数だけレコードが作成される。公開されたアルバムID601にアルバムIDが入力され、メールアドレス602にメールアドレスが入力され、アクセス済みフラグ604に「未」を示す値が設定される。
入力領域903は、送信者の氏名を入力する欄である。ユーザは、自分の指名を入力するか、既にフォトサイト107の属性情報データベース111に存在している場合、その文字列がデフォルト値として表示される。
入力領域904は、送信者アドレスを入力する欄である。ユーザは、自分のメールアドレスを入力するか、属性情報データベース111に既に存在している場合、その文字列がデフォルト値として表示される。
入力領域905は、送信するメールの件名を入力する欄である。ユーザが任意の文字列を入力することで件名を設定することができる。
ラジオボタン906は、公開するアルバムに対して公開終了日時を設定するか否かを選択するものである。設定を「する」に選択した場合、日時入力領域907への入力が必要となり、入力した日時がアルバム情報テーブル400の公開終了日時410に設定される。一方、設定を「しない」に選択した場合、日時入力領域907への入力は必要でなくなり、公開終了日時410には、“null” が設定される。この値をもって、公開終了日時が設定されていないと判断される。
ラジオボタン908は、規定アクセス数の設定を行うものである。設定を「する」に選択した場合、入力領域909に人数の入力が必要となり、入力した人数はアルバム情報テーブル400の規定アクセス数413に設定される。一方、設定を「しない」に選択した場合、公開した人数を規定アクセス数と定義し、公開人数411と同じ値を規定アクセス数413に設定する。また、設定を「しない」に選択した場合、公開人数を規定アクセス数に設定する旨の文章を、公開設定画面900のいずれかの位置に記載する。
入力欄910は、送信するメールの内容を入力する欄であり、ユーザが任意の文字列を入力することで、メールの内容を設定することができる。
送信ボタン911は、公開設定画面900における各入力内容で確定し、指定した公開先にメールを送信する際に押下される。キャンセルボタン912は、公開設定画面900における各入力内容をキャンセルし、アルバムを選択した状態への画面に戻る際に押下される。
この送信ボタン911を押下した際、公開設定画面900で設定された内容に不備があった場合、エラー画面が別画面で表示され、メールの送信は行われない。図10は公開設定画面900で設定された内容に不備があった際に表示されるエラー画面を示す図である。エラー画面1000には、エラーの内容を示す文字列1001、およびユーザがエラーの内容を承諾して公開設定画面900に戻るためのボタン1002が設けられている。ここでは、エラーの内容を示す文字列1001には、宛先902の設定内容に関する不備があったことを示す文字列を示されている。この文字列は、エラーの内容に応じて選択されることは勿論である。
図11は公開先に送信されるメールの内容を示す図である。このメールの内容は、公開設定画面900の各項目に入力された内容が反映されたものになっている。また、このメールに記載されているアクセスURLには、アクセス先のアルバムIDおよび送信先ユーザのメールアドレスが引数として設定されている。
つぎに、招待ユーザのアクセスを判別する動作を示す。
(招待ユーザのアクセス判別)
図12は招待ユーザのアクセスを判別し、公開されたアルバムの閲覧を許可する処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、フォトサイト107内の記憶媒体に格納されており、CPUによって実行される。ここで、前述したステップS3で送信されるメール(図11参照)に記載されているアクセスURLをクリックすることで、アクセス先のアルバムとメールアドレスの情報がサーバ(フォトサイト107)に送信される。
まず、送信されたメールに記載されているアルバムへのアクセスURLが招待ユーザによってクリックされ、アルバムIDおよびメールアドレスが通知(抽出)されたか否かを判別する(ステップS11)。アルバムIDおよびメールアドレスの情報が欠けていた場合、招待ユーザに送信されたメールに記載されているアクセスURL以外からのアクセスであると判断する。そして、アクセス元に対してアルバムの表示許可を行わず、エラー画面を表示し(ステップS15)、本処理を終了する。このエラー画面には、通知された情報に誤りがある旨を示す文字列が表示される。
一方、ステップS11で、正常にアルバムIDおよび招待ユーザのメールアドレスが抽出された場合、これらの情報を用いてアクセス管理テーブル600から該当するレコードを検索する。そして、レコードが検索できたか否かを判別する(ステップS12)。レコードが検索できた場合、閲覧数のカウントアップを行う(ステップS13)。
閲覧数のカウントアップでは、アルバム情報テーブル400の閲覧人数412のカウントアップが行われる。ただし、既にアクセス済みフラグ604に「済み」の値が設定されていた場合、アクセス日時603の値のみ更新し、アルバム情報テーブル400の閲覧人数412のカウントアップを行わない。そして、アクセス管理テーブル600のアクセス日時603にアクセスが行われた日時を設定し、アクセス済みフラグ604にアクセス「済み」を示す値を設定する。
ステップS13で閲覧数のカウントアップが終了した段階で、閲覧要求のあったアルバムの表紙を準備して表示し、招待ユーザに返答する(レスポンス、ステップS14)。このような閲覧要求に対し、アルバムの表紙を準備する段階で、アクセス制限テーブル500の設定値を用いてアルバムを閲覧してよいか否かを判断する。アクセス制限テーブル500の各値の設定、およびアルバムを閲覧してよいか否かの判断の詳細については、図16を用いて後述する。一方、ステップS12でレコードが検索できなかった場合、そのままステップS14の処理に進む。この後、本処理を終了する。
なお、正常にアルバムIDと招待ユーザのメールアドレスが抽出できない場合であっても、アルバムIDだけが属性情報DB111に存在する場合、ステップS13で閲覧数のカウントアップを行わないが、アルバムの閲覧を許可するようにしてもよい。これは、アクセスURLには、アルバムIDおよびメールアドレスがこの順に引数として付加されているが、往々にしてURL自体が長くなってしまい、メールアドレスの終わりの方が尻切れになってしまう可能性がある。このような閲覧要求を救うことになる。本実施形態では、セキュリティの観点から、アルバムIDとメールアドレスの両方が正常でなければアクセスできないようにしている。つまり、情報の一部でも正常でない場合、ステップS15のエラー画面の表示処理に移行する。
(アルバムに対するアクセス制限の設定)
つぎに、招待ユーザのカウントアップ等の情報を利用し、公開終了日時が終了したアルバム、あるいは運用上設定された閾値の時間が経過してもアクセスが無いアルバムに対し、アクセス制限を設定する場合を示す。
図13はアルバムを閲覧していない招待ユーザに催促メールを送信する処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、フォトサイト107内の記憶媒体に格納されており、CPUによって実行される。この処理は、1日に運用で設定された回数だけポーリング処理としてバックグラウンドで行われ、該当するアルバムがピックアップされる。
まず、ポーリング処理を行い、属性情報DB111のアルバム情報テーブル400に登録されているアルバム全体に対し、公開終了日時410が設定されているか否かを判別する(ステップS21)。設定されていない(“null” が設定されている)場合、公開終了日時412が設定されていないアルバムIDを抽出し、そのアルバムIDでアクセス管理テーブル600を検索する。検索されたレコードのアクセス日時603と現在の時間との差が運用上設定された閾値の時間(例えば、30日)以上であるか否かを判別する(ステップS22)。
アクセス日時603と現在の日時との差が運用上設定された閾値の時間未満であった場合、「まだ活用されている」と判断し、本処理を終了する。一方、ステップS22でアクセス日時603と現在の日時との差が閾値の時間以上である場合、「公開を終了した」と判断する。そして、ステップS24の処理に移行する。
一方、ステップS21で公開終了日時410が設定されている場合、公開終了日時410が設定されているアルバムに対し、現在の時間と公開終了日時410を比較し、公開終了日時に達しているか否かを判別する(ステップS23)。公開終了日時に達していない場合、「まだ活用されている」と判断し、本処理を終了する。
一方、公開終了日時に達している場合、「公開を終了した」と判断する。そして、該当したアルバムIDでアルバム情報テーブル400を検索し、閲覧人数412と規定アクセス数413の値を比較し、閲覧人数412が規定アクセス数413以上であるか否かを判別する(ステップS24)。ステップS24で閲覧人数412が規定アクセス数413未満である場合、そのアルバムは「活用されていない状態にある」と判断する。
該当したアルバムIDでアクセス管理テーブル600を検索し、各アルバムに対してアクセス済みフラグ604が「未」であるレコードを抽出する。そして、抽出されたレコードの招待ユーザのメールアドレスに対し、アルバムの閲覧を催促するメールを送信する(ステップS25)。図14は催促メールの内容を示す図である。この催促メールでは、公開終了が迫っている旨の文字列を、件名および本文に使用し、招待ユーザに公開アルバムへのアクセスを催促する。
催促メールの送信が終了した後、該当アルバムIDでアルバム情報テーブル400を検索し、公開終了日時410を運用上規定された日時(例えば、7日)だけ延期する。この延期により、招待ユーザは、催促メールを見てアクセスしても、公開終了でアルバムを閲覧できなくなることはなくなる。
アルバム情報テーブル400のアクセス制限可否フラグ414の値に「制限する」を示す値を設定する(ステップS26)。この後、本処理を終了する。これにより、フォトサイト107は、アルバム閲覧の要求を受けた際、該当アルバムIDのアクセス制限可否フラグ414の値が「制限する」に設定されていた場合、アクセス制限テーブル500の値を用いてアクセス制限に該当する状況であるか否かを判断する。
一方、ステップS24で閲覧人数412が規定アクセス数413以上である場合、そのアルバムは「活用されて公開を終了した」と判断し、自動的にアルバムに含まれる画像データを全て削除する(ステップS27)。つまり、「活用されて公開を終了した」という判断に基づき、該当アルバムIDで画像情報テーブル200の該当レコードを全て削除し、アルバムデータテーブル300の該当アルバムIDのレコードを削除する。これにより、自動的にユーザの画像データが削除され、画像DB110のユーザ領域が整理される。この後、本処理を終了する。
本実施形態では、「催促するタイミング」として、公開終了日時の値を用い、催促メールを送信したアルバムに対し、公開終了日時を運用上設定された値だけ延長することで対応した。なお、この「催促するタイミング」を、例えば公開終了日時から運用上設定された値だけ遡った時間、つまり公開終了日時まで残り僅かな日数になった時点に設定することも可能である。この場合、公開終了日時の延長処理を行う必要がなくなる。このように、本発明は、「催促するタイミング」の設定を限定するものではない。
(アクセス制限テーブルの各値の設定)
つぎに、アクセス制限テーブル500の各値を設定する処理を示す。図15はアクセス制限テーブル500の各カラムの値を属性情報DB111に設定する処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、フォトサイトイ107内の記憶媒体に格納されており、CPUによって実行される。この処理は、1日に運用で設定された回数だけポーリング処理としてバックグラウンドで行われ、アクセス制限テーブル500の各カラムの値が設定される。
まず、運用設定値として定義されている値を読み込み、アクセス開始時間501およびアクセス終了時間502を設定する(ステップS31)。この運用設定値は、フォトサイト107の統計的なアクセス頻度に関するデータ(負荷データ)であり、この運用設定値には、「サーバの負荷が小さいと判断される時間帯」が定義されている。
例えば、土曜・日曜日には、夜のアクセスが多いという統計情報がある場合、土曜・日曜日の運用設定値は4:00〜18:00等の時間帯の値に定義される。この場合、夜にはアクセスできなくなる。また、フォトサイト特有なものとして、成人式、入学式、ゴールデンウィーク、お盆(夏休み)、クリスマス、デジカメ製品発売後、夏冬ボーナス後などの「特異日」も同様に定義可能である。特異日には、統計的に平日とは違うアクセス頻度が起こるので、それぞれの特異日に応じたアクセス時間帯が設定される。
この後、稼動中のフォトサイトの動的な状況を判断し、「サーバの負荷が今後大きくなると判断される要因」があるか否かを確認する。この要因を判断する際、単位時間の新規画像アップロード数、単位時間の新規アルバム作成数などを用いることで、今後アルバムの公開やプリント注文が増えるであろうと予測する。つまり、フォトサイトの負荷が増加するであろうと判断する。
サーバの負荷が今後大きくなると判断される要因があった場合、アクセス制限テーブル500のアクセス可否フラグ503に「否」を示す値を設定する。これにより、招待ユーザは、アルバムを閲覧する際、このフラグを参照し、閲覧可能な状況にあるか否かを判断する。従って、サーバ負荷の集中を防ぐことができる。
この閲覧可能な状況にあるか否かを判断する際のフラグの設定方法を、ステップS32〜S36を用いて説明する。運用上設定された単位時間(例えば、1時間)における新規画像のアップロード数が、運用上設定された閾値(例えば、1万枚)を越えているか否かを判別する(ステップS32)。フォトサイト107は、新規画像のアップロード数として、アップロードされた画像数を全て足し合わせる情報(図示せず)を有している。
新規画像のアップロード数が閾値を越えている場合、サーバの負荷が今後大きくなると判断される要因が「ある」と判断され、アクセス制限テーブル500のアクセス可否フラグ503に「否」を示す値を設定する(ステップS36)。この後、本処理を終了する。一方、ステップS36で新規画像のアップロード数が閾値を越えていない場合、ステップS33に進み、次の要因をチェックする。
運用上設定された単位時間(例えば、1時間)における新規アルバムの作成数が運用上設定された閾値(例えば、1000アルバム)を越えているか否かを判別する(ステップS33)。フォトサイト107は、新規アルバムの作成数として、作成されたアルバム数を全て足し合わせる情報(図示せず)を有している。新規アルバムの作成数が閾値を越えている場合、ステップS36でアクセス可否フラグ503に「否」を示す値を設定する。この後、本処理を終了する。一方、ステップS33で新規のアルバム作成数が閾値を越えていない場合、ステップS34に進み、次の要因をチェックする。
サーバのCPU負荷の平均値が運用上設定された閾値(例えば、60%)以上であるか否かを判別する(ステップS34)。この平均値として、ステップS34で処理が行われている時刻のものが採用される。なお、平均値の代わりに、前回の処理が行われてからのCPU負荷の増分で判断してもよい。ここでは、運用上、ステップS31〜S36の処理が1日どのくらいの頻度で行われるか不定であるので、回数が少ない場合、統計的数値の特徴で吸収される平均値を採用した。また、上記処理の頻度が高い場合、前回の処理との差分を取ることも有効である。サーバのCPU負荷の平均値が運用上設定された閾値以上である場合、ステップS36でアクセス可否フラグ503に「否」を示す値を設定する。この後、本処理を終了する。
一方、サーバのCPU負荷の平均値が運用上設定された閾値(例えば、60%)未満である場合、サーバの負荷が今後大きくなると判断される要因が「ない」と判断される。そして、アクセス制限テーブル500のアクセス可否フラグ503に「可」を示す値を設定する(ステップS35)。この後、本処理を終了する。
(招待ユーザのアクセス制限)
つぎに、アクセス制限テーブル500の各値を用いてアルバムを閲覧する際、どのように招待ユーザのアクセス制限を行うかを示す。図16はステップS14における閲覧要求のあったアルバムの表紙を準備して招待ユーザに閲覧許可を返答する際、招待ユーザのアクセス制限を行う処理手順を示すフローチャートである。
まず、招待ユーザによってアクセスされた時間が、アクセス制限テーブル500のアクセス開始時間501以上かつアクセス終了時間502未満であるか否かを判別する(ステップS41)。つまり、アクセス可能時間であるか否かを判定し、アクセス可能時間であると判定された場合、アクセス制限テーブル500のアクセス可否フラグ503の値が「可」であるか否かを判別する(ステップS42)。つまり、「サーバの負荷が今後大きくなると判断される」状態であるか否かを判断する。
アクセス可否フラグ503が「可」である場合、つまりサーバの負荷が今後大きくなるとは予想されていない場合、招待ユーザへのアルバムの表示を許可すると判断する。そして、招待ユーザに対して公開アルバムの表紙1700を表示する(ステップS43)。この後、本処理を終了し、メインの処理に復帰する。
図17はアルバムの表紙1700を示す図である。この公開アルバムの表紙1700では、ウインドウタイトルとしてアルバム名が表示される。また、アルバムに設定されたコメント1701、アルバムを訪問した招待ユーザの値1702、およびアルバムに設定されたパスワードの入力領域1703が表示される。また、アルバムの内容を見るために押下されるボタン1704が表示される。
ウインドウタイトルとして表示されるアルバム名は、アルバム情報テーブル400のアルバム名401の文字列で表現される。コメント1701はコメント402の文字列で表現される。訪問者数1702は閲覧人数412の値で表現される。パスワードの入力領域1703は、パスワード可否405が「パスワードあり」を示す値に設定された場合に表示され、「パスワードなし」を示す値に設定された場合に表示されない。
一方、ステップS42でアクセス可否フラグ503が「否」である場合、つまりサーバの負荷が今後大きくなると予想されている場合、アクセス制限ページ1800を表示する(ステップS44)。このアクセス制限ページ1800には、招待ユーザにアルバム表示を許可しないようにするために、アクセスが制限されていることが示されている。この後、本処理を終了し、メインの処理に復帰する。また、ステップS41でアクセス不可能時間と判断された場合、同様に、ステップS44でアクセスが制限されていることを示すアクセス制限ページ1800を表示する。この後、本処理を終了し、メインの処理に復帰する。
図18はアクセス制限ページ1800を示す図である。アクセス制限ページ1800には、ウインドウタイトルとしてアルバム名が表示される。また、アルバムに設定されたコメント1801、アルバムを訪問した招待ユーザの値1802、および招待ユーザに対して現在このアルバムにアクセスできない時間帯であることを示す文字列1803が表示される。また、アクセスできない時間帯を一覧にしたページへのリンク1804、および表示されたアクセス制限ページ1800を閉じるためのボタン1805が表示される。
ウインドウタイトルとして表示されるアルバム名は、アルバム情報テーブル400のアルバム名401の文字列で表現される。コメント1801はコメント403の文字列で表現される。閲覧数1802は閲覧人数412の値で表現される。文字列1803は、招待ユーザに現在アルバムが閲覧できないことを示す文字列、およびアクセス制限テーブル500のアクセス開始時間501とアクセス終了時間502の時間を合成した文字列で表現される。また、文字列中、閲覧カレンダー画面1900へのリンク1804が設定されている。
図19は閲覧カレンダー画面1900を示す図である。閲覧カレンダー画面1900には、ウインドウタイトルとしてアルバム名が表示される。また、アクセス「不可」を表す色の説明1901、アクセス「可」を示す色の説明1902、アクセス可能な時間帯を示す時間軸1903および日付を示す文字列1904が表示される。また、アクセス可能な時間帯を色分けした領域1905、前の週のデータへ遷移するボタン1906、次の週のデータへ遷移するボタン1907、および閲覧カレンダー画面を閉じるためのボタン1908が表示される。
日付の文字列1904およびアクセス可能な時間帯を色分けした領域1905のデータは、ステップS31で読み込まれた運用設定値として定義されている値である。このデータは、フォトサイト107の統計的なアクセス頻度に関するデータそのものである。ここでは、ステップS32〜S34で判断される動的な要素は含まず、フォトサイト107の統計的なデータに基づいた値が表示される。
動的な要因によりアクセス制限を行う場合、アクセス制限ページ2000を表示する。このページでは、時間に関する表記および統計的なデータに基づいて作成されている閲覧カレンダー画面1900へのリンクを持たない画面が表示される。同様に、動的なデータによりアクセス不可能であると判断された場合、アクセス制限ページ2000が表示される。
図20はアクセス制限ページ2000を示す図である。アクセス制限ページ2000には、ウインドウタイトルとしてアルバム名が表示される。また、アルバムに設定されたコメント2001、アルバムを訪問した招待ユーザの値2002、および招待ユーザに現在このアルバムにアクセスできない負荷状況であることを示す文字列2003が表示される。また、表示されたアクセス制限ページ2000を閉じるためのボタン2004が表示される。
このように、本実施形態の画像データ共有システムによれば、招待ユーザに対して画像データの閲覧を催促する際、一時的なアクセス集中によりサーバの負荷が著しく増大することを解消できる。また、他のユーザによる、通常に公開されている画像データの閲覧速度等に影響を与えることを防ぐことができ、サイト全体の最適化を図ることができる。また、一時的な負荷集中を防止することで、サイトの強度を必要以上に高める必要がなくなり、サイト増強のためのコストを抑制することができる。
一方、オーナユーザにとっても、閲覧の催促を自動的に行ってくれるので、アクセス状況を把握して自分で催促の連絡を行う必要がなくなる。また、公開終了設定日を延ばす作業を行わなくても、自動的に閲覧可能な期限を延長してくれる。
また、運用面においても、運用的なトラブルを防ぐことができる。例えば、公開が終了した際、その画像データの一部を削除する等、容量を制限するシステムでは、規約が十分に理解されていないユーザとの間でトラブルになりやすい。しかし、アクセス時間を制限する場合、コンテンツ自体を削除する必要がなくなるので、そのような事態は生じない。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、図13では、「催促するタイミング」として、公開終了日時の値を用い、まだ閲覧に来ていない招待ユーザへの閲覧の催促を意図するメールを送信していた。しかし、このユーザへの閲覧の催促を行うタイミングとしては、他にユーザがアルバム内の画像データを追加・変更した場合が挙げられる。また、画像データへのコメントを追記・修正した場合など、アルバムデータが更新された場合にも招待ユーザに閲覧の催促を行うことができる。この場合、対象となる閲覧が催促された招待ユーザは、公開した全ての招待ユーザであるので、催促のメールをきっかけとしたアクセスの殺到がさらに高い確率で起こり得る。このようなアクセスの集中に対しても、本発明は効果的である。
また、「公開開始時からアクセス時間を限る」というオプションを設け、招待ユーザがこのオプションを能動的に選択した場合、次のような特典をこの招待ユーザに付与するようにしてもよい。例えば、アルバムにある画像のサイズを1/2に換算したり、最大公開可能日時の上限を増やすことが挙げられる。
また、本発明の目的は、以下によっても達成される。即ち、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給する。そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになる。また、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RWを用いることができる。また、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、ネットワークを介してプログラムコードをダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、以下の場合も含まれる。即ち、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。このような処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。この後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う。このような処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明は、フォトサイト等、サイト上でユーザからのデータを預かって第三者に公開するような、データシェアリングのサービスを実現するシステム全般に適用可能である。
第1の実施形態における画像データ共有システムの構成を示す図である。 フォトサイト107内の属性情報DB111に登録されている画像情報テーブル200を示す図である。 フォトサイト107内の属性情報DB111に格納されているアルバムデータテーブル300を示す図である。 フォトサイト107内の属性情報DB111に格納されているアルバム情報テーブル400を示す図である。 フォトサイト107内の属性情報DB111に格納されているアクセス制限テーブル500を示す図である。 フォトサイト107内の属性情報DB111に格納されているアクセス管理テーブル600を示す図である。 アルバムデータテーブル300、画像情報テーブル200、アルバム情報テーブル400およびアクセス管理テーブル600の関連を示す図である。 アルバムの公開設定処理手順を示すフローチャートである。 アルバム公開設定画面を示す図である。 公開設定画面900で設定された内容に不備があった際に表示されるエラー画面を示す図である。 公開先に送信されるメールの内容を示す図である。 招待ユーザのアクセスを判別し、公開されたアルバムの閲覧を許可する処理手順を示すフローチャートである。 アルバムを閲覧していない招待ユーザに催促メールを送信する処理手順を示すフローチャートである。 催促メールの内容を示す図である。 アクセス制限テーブル500の各カラムの値を属性情報DB111に設定する処理手順を示すフローチャートである。 ステップS14における閲覧要求のあったアルバムの表紙を準備して招待ユーザに閲覧許可を返答する際、招待ユーザのアクセス制限を行う処理手順を示すフローチャートである。 アルバムの表紙1700を示す図である。 アクセス制限ページ1800を示す図である。 閲覧カレンダー画面1900を示す図である。 アクセス制限ページ2000を示す図である。
符号の説明
101 画像入力機器
102、105 PC
107 フォトサイト
106 インタネット
108 フォトシェリングモジュール
109 決済モジュール
110 画像データベース(DB)
111 属性情報データベース(DB)
112 プリントサイト

Claims (12)

  1. 複数のユーザがネットワークを介して閲覧可能なデータを蓄積し、前記ユーザからの閲覧要求に応じて、前記蓄積されたデータを公開する情報提供装置であって、
    前記データが公開されるユーザの情報処理装置を特定する公開特定手段と、
    前記公開されたデータに関する情報を前記特定のユーザに連絡して前記データの閲覧を促す連絡手段と、
    前記情報提供装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、
    前記取得した負荷情報に基づき、前記閲覧を促されたユーザの情報処理装置がアクセス可能な時間帯を設定する時間帯設定手段とを備えたことを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記情報提供装置の負荷予測情報を取得する負荷予測情報取得手段と、
    前記時間帯設定手段によって設定された前記アクセス可能な時間帯であっても、前記取得した負荷予測情報に基づき、前記設定されたアクセス可能な時間帯を制限するアクセス制限手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  3. 前記データに関する情報として、前記公開されたデータの公開終了日時を設定する終了日時設定手段を備え、
    前記連絡手段は、前記設定された公開終了日時に近づいた場合、前記特定のユーザにその旨を連絡することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  4. 前記特定のユーザへの連絡後、前記設定された公開終了日時を延長することを特徴とする請求項3記載の情報提供装置。
  5. 前記公開されたデータの更新の有無を判別する更新判別手段を備え、
    前記連絡手段は、前記公開されたデータが更新された場合、前記特定のユーザに連絡することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  6. 前記負荷情報取得手段は、前記負荷情報として、前記情報提供装置の統計的負荷データを取得することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  7. 前記負荷予測情報取得手段は、前記負荷予測情報として、単位時間にアップロードされたデータ数が予め設定された閾値を越えるか否かの情報を取得することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  8. 前記蓄積されるデータを保持し、当該データを前記情報提供装置に送信する情報処理装置と前記ネットワークを介して接続されたことを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  9. 複数のユーザがネットワークを介して閲覧可能なデータを蓄積し、前記ユーザからの閲覧要求に応じて、前記蓄積されたデータを公開する情報提供装置と、前記ネットワークに接続され、前記蓄積されるデータを前記情報提供装置に送信する情報処理装置とを備えた情報提供システムであって、
    前記データが公開されるユーザの情報処理装置を特定する公開特定手段と、
    前記公開されたデータに関する情報を前記特定のユーザに連絡して前記データの閲覧を促す連絡手段と、
    前記情報提供装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、
    前記取得した負荷情報に基づき、前記閲覧を促されたユーザの情報処理装置がアクセス可能な時間帯を設定する時間帯設定手段とを備えたことを特徴とする情報提供システム。
  10. サーバ装置は複数のユーザがネットワークを介して閲覧可能なデータを蓄積し、前記ユーザからの閲覧要求に応じて、前記蓄積されたデータを公開する情報提供方法であって、
    前記データが公開されるユーザの情報処理装置を特定する公開特定ステップと、
    前記公開されたデータに関する情報を前記特定のユーザに連絡して前記データの閲覧を促す連絡ステップと、
    前記サーバ装置の負荷情報を取得する負荷情報取得ステップと、
    前記取得した負荷情報に基づき、前記閲覧を促されたユーザの情報処理装置がアクセス可能な時間帯を設定する時間帯設定ステップとを有することを特徴とする情報提供方法。
  11. 請求項1乃至8のいずれかに記載の情報提供装置を実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムコードを有するプログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムを格納した記憶媒体。
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