JP2004029996A - 監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】中央監視装置と接続される複数の端末器より、中央処理装置が複数の非定常状態である信号を受信した場合に、中央処理装置または外線電話により適切な端末器との間で音声による傍受、威嚇が可能な監視システムを提供する。
【解決手段】定常または非定常の状態を監視する複数の端末器と1台の中央処理装置17と、端末器および中央処理装置17との間で、定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段とを備え、中央処理装置17は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に非定常状態を送信した端末器との間で音声による通話をできるようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末器からの非定常信号に基づいて中央処理装置から自動通報を行う監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、窃盗犯罪の増加に伴い、住居における監視システムの需要が増加している。従来この種の監視システムは、侵入者検知用の複数のセンサ端末器と警報を発する中央処理装置との組み合わせからなり、中央処理装置は、各センサ端末器より侵入発生などの非定常状態を受け付けると外線電話に自動的に通報し、中央処理装置との間で音声通話ができるものも普及し始めている。
【0003】
また、最近では、各センサ端末器と中央処理装置との間で簡易的な通話機能(宅内インターホーン機能)を備える監視システムも提案されており、以下、その構成について説明する。
【0004】
図20は、従来この種の監視システムのシステムブロック図であり、1は中央処理装置、2または3は端末器である。これら中央処理装置1と端末器2または3の間は、後述する無線による通信手段によって通信が行われる。
【0005】
図21は中央処理装置1の内部ブロック図である。4はデータ通信手段、5は音声を変復調して通信を行う音声通信手段、6はデータ通信手段4からの出力を受けて外線電話に接続して音声通信手段5を公衆回線に接続する公衆回線接続手段。7は電話回線に接続するための外線接続部、8は中央処理装置1全体の動作を設定する設定部であり(図示はしないが)設定のための複数個のスイッチやボタンが配置され、スイッチ操作により警戒モードの設定や解除、または、外線電話の通知先電話番号を入力する際に用いるものである。9は音声通信手段5から出力される音声を拡声する音声出力手段、10は中央処理装置から端末器に対して音声を送信するための音声入力手段、59は上記各手段を制御する制御手段である。
【0006】
図22は端末器2または3の内部ブロック図である。11は侵入検知手段で(図示はしないが)、赤外線の受発光部を設けており、端末器2または3の周囲1〜3mに発光した赤外線出力の変化に応じて非定常状態を検知するものである。つまり、この端末器を宅内の窓近傍あるいは居間などに設置することにより、外部から宅内への侵入を検知することができる。
【0007】
12は端末制御部で、侵入検知手段11からの非定常信号、すなわち侵入が発生したという情報を、中央処理装置1に対して自らの端末器コードと共に、データ通信手段13を用いて無線によって送信するものである。14は音声通信手段で、中央処理装置1との間で音声信号を通信する。15は音声出力手段で、音声通信手段14によって受信・復調された音声信号を拡声するものである。16は音声入力手段で、これによって端末器2周辺の音声は集音され、音声通信手段14で変調されて中央処理装置1に送信される。
【0008】
以上の構成に基づいて動作を説明する。使用者の外出時において、中央処理装置1の設定部8によって警戒モードを設定することにより、警戒動作が開始する。警戒動作中において端末器2または3が設置されている宅内の窓近傍あるいは居間に外部から宅内への侵入があると侵入検知手段9が動作し、端末器2または3におけるデータ通信手段13に対して非定常状態発生の信号が出力される。データ通信手段13はこの信号を受けると中央処理装置1のデータ通信手段4に対して信号を発信する。この信号は、まず自らの端末器のアドレスコードと侵入が発生したという旨の状態コードを順次送信する。中央処理装置1では、中央処理装置1のデータ通信手段4においてこの送信信号を受信し、どの端末器からの信号かを判別し、さらには侵入発生した旨の信号を受信する。この信号に基づき、公衆回線接続手段6が動作し、外線接続部7から予め登録された電話番号に対応した宅外の電話機または携帯電話機に侵入が発生した箇所名と侵入発生の旨を通知する音声メッセージを通報する。
【0009】
次に宅外の電話機で通知を受けた使用者は、電話機から所定のトーン信号を送信し、回線接続部6によって音声通信手段5を動作させる。中央処理装置1からは、音声通信制御手段5によって複数の端末器に対して共通の呼び出し信号を発信するが、非定常信号を送信した端末器では端末制御部12によって音声通信手段14が予め待ち受け状態になっており、中央処理装置1の音声通信手段5からの共通呼び出し信号を受けると端末器の音声通信手段14が動作し、外部電話機との通話構成が確立する。これによって端末器の周辺の音声を、音声入力手段16を通じて宅外の電話機でモニタすることができるようになり、周辺状況の傍受が可能となる。また、必要な場合は電話機を通じて音声出力手段15から使用者の音声によって侵入者に対して威嚇を行うわけである。
【0010】
また、使用者が在宅であっても夜間の就寝時には中央処理装置1の設定部8から在宅状態に対応した警戒モードを設定する。この場合に侵入が発生した場合は、(中央処理装置1は宅外の電話機に電話をかけることなく)端末器からの音声信号は中央処理装置1の音声出力手段9から拡声される。これによって該当端末器の周辺の音声による状況傍受を中央処理装置1において行うことができる。またこの場合は、中央処理装置1の音声入力装置10から該当の端末器に対して音声信号を出力する。これによって該当端末器に対して中央処理装置1から侵入者に対して音声による威嚇を行うわけである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、中央処理装置1と音声通話が可能な端末器は、中央処理装置1により警戒モードを設定した後(つまり警戒動作を開始した後)に、初めて侵入発生等の非定常事態を検知した端末器に限定されており、例えば、端末器2を宅内の窓近傍に、端末器3を居間に設置したとして、外部から窓を経由して居間に侵入があった場合、(先に侵入発生等の非定常事態を検知した端末器である)窓近傍に設置した端末器2周辺の音声による状況傍受しかできなかった。
【0012】
本発明は、上記従来の課題を解決するためのもので、複数の端末器からの非定常状態である信号を受信した場合、非定常事態が発生した最新の箇所に対して中央処理装置(または外線電話など)からの音声通話ができる監視システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の監視システムは、定常または非定常の状態を監視する複数の端末器および1台の中央処理装置と、前記端末器および前記中央処理装置との間で、前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段とを備え、中央処理装置は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に前記非定常状態を送信した端末器との間で音声通信を行うようにしたものである。
【0014】
これにより、複数の端末器からの非定常状態である信号を受信した場合でも、非定常事態が発生した最新の箇所に対して中央処理装置からの音声通話を可能とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、定常または非定常の状態を監視する複数の端末器および1台の中央処理装置と、前記端末器および前記中央処理装置との間で、前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段とを備え、中央処理装置は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に前記非定常状態を送信した端末器との間で音声通信を行うようにしたものであり、これにより、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入など)を検知した場合、最新の検知箇所に対して中央処理装置との間で音声通話が可能となるものである。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の監視システムにて、中央処理装置は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に前記非定常状態を送信した端末器が特定できるよう音声通知するようにしたものであり、これにより、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入など)を検知した場合、使用者は最新の検知箇所がどこかを知った上で、中央処理装置との間で音声通話が可能となるものである。
【0017】
請求項3に記載の発明は、定常または非定常の状態を監視する複数の端末器および1台の中央処理装置と、前記端末器および前記中央処理装置との間で、前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段とを備え、中央処理装置は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、予め登録された通信装置に外線接続し、前記通信装置と最後に前記非定常状態を送信した端末器との間で音声通信を行うようにしたものであり、これにより、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入など)を検知した場合、最新の検知箇所に対して外線電話との間で音声通話が可能となるものである。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の監視システムにて、中央処理装置は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に前記非定常状態を送信した端末器が特定できるよう外線接続した通話装置に音声通知するようにしたものであり、これにより、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入など)を検知した場合、使用者は最新の検知箇所がどこかを知った上で、外線電話との間で音声通話が可能となるものである。
【0019】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に記載の監視システムにて、中央処理装置は、非定常状態を送信した端末器の種別を記憶する第1の記憶手段を備え、前記第1の記憶手段に記憶した端末器からの非定常状態である信号を、前回信号を受け付けた時点から所定時間内は受け付けないようにしたものであり、これにより、例えば、設置した2つの端末器より同じ距離にいる侵入者に対して、2つの端末器が短時間に交互に侵入検知を繰り返す場合においても、中央処理装置または外部電話との間で、安定した音声通話を可能とするものである。
【0020】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4に記載の監視システムにて、中央処理装置は、端末器に対する非定常検知の重要度を設定する重要度設定手段を備え、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、前記重要度設定手段により高い重要度を設定した端末器との間で音声通信を行うようにしたものであり、これにより、例えば、窓近傍に設置した侵入センサよりも居間に設置した侵入センサを優先するなど、端末器に優先度を持たせて、中央処理装置または外線電話との間で音声通話を可能とするものである。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項1または2に記載の監視システムにて、中央処理装置は、使用者の操作により特定の端末器からの信号を受け付けないようにする第1の操作入力手段を備え、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、前記第1の操作入力手段により特定の端末器からの非定常状態である信号を受け付けないようにしたものであり、これにより、例えば、窓近傍と居間に端末器を設置し、侵入者が居間にいるにもかかわらず、侵入した窓のカーテンの動きにより窓近傍の端末器がいたずらに侵入検知を繰り返す場合などにも、中央処理装置からの操作により特定の端末器の侵入検知を停止させることができ、中央処理装置との間で、適切に音声通話が可能となるものである。
【0022】
請求項8に記載の発明は、請求項3または4に記載の監視システムにて、中央処理装置は、外線接続した通信装置にて使用者の操作により特定の端末器からの信号を受け付けないようにする第2の操作入力手段を備え、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、前記第2の操作入力手段により特定の端末器からの非定常状態である信号を受け付けないようにしたものであり、これにより、例えば、窓近傍と居間に端末器を設置し、侵入者が居間にいるにもかかわらず、侵入した窓のカーテンの動きにより窓近傍の端末器がいたずらに侵入検知を繰り返す場合などにも、外部電話からの操作により特定の端末器の侵入検知を停止させることができ、外部電話との間で、適切に音声通話が可能となるものである。
【0023】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜4に記載の監視システムにて、中央処理装置は、非定常状態を送信した端末器の種別と送信した時刻を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶したデータを表示する表示手段を備え、前記第2の記憶手段に記憶した端末器からの非定常状態である信号を受け付けた履歴を前記表示手段に表示するようにしたものであり、これにより、侵入者の宅内における行動履歴を表示可能となるものである。
【0024】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれかに記載の監視システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムである。この構成によれば、監視システムは、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入)を検知した場合、最新の検知箇所に対して中央処理装置または外部電話との間で音声通話を可能にするものである。また、プログラムであるのでマイコンなどを用いて本発明の監視システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図1〜19を参照しながら説明する。なお、上記従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0026】
(実施例1)
図1は、本実施例1の監視システムのシステムブロック図、図2は、本発明の実施例1の中央処理装置の内部ブロック図、図3は、本発明の実施例1の端末器2〜3の内部ブロック図であり、図4は、中央処理装置17の要部動作を示すフロ−チャ−トである。図1〜3に示すように、中央処理装置17以外は従来例と同じ構成である(なお、本実施例1では、外部電話に通信をおこなわないため、公衆回線接続手段6、外線接続部7、設定部8を表記してしない)。
【0027】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0028】
警戒動作を開始すると、図4のフローチャートに示すように中央処理装置17の制御手段50は、ステップ18にてデータ通信手段4より端末器2または端末器3が侵入を検知した内容のデータを受信したかを検知し、ステップ19にて端末器2が侵入を検知した場合、ステップ20aにて(既に端末器3との間で音声により通話が確立されている場合を想定して)端末器3との通話を切断する処理を行い、ステップ21aにて端末器2との間で音声による通話を確立する。一方、ステップ19にて端末器3が侵入を検知したと判断した場合、ステップ20bにて(既に端末器2との間で音声により通話が確立されている場合を想定して)端末器2との通話を切断する処理を行い、ステップ21bにて端末器3との間で音声による通話を確立する。これらの音声通信の切断・確立の切り替えは、ステップ22にて警戒動作を解除するまで繰り返され、ステップ22にて警戒動作を解除したことを知ると、ステップ23にて端末器2および端末器3との通話を共に切断して一連の警戒動作処理を終了する。
【0029】
以上のように、本実施例では、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入)を検知した場合、最新の検知箇所に対して中央処理装置との間で音声通話を可能にすることにより、例えば、中央処理装置17を2階の寝室に設置し、端末器2を1階の窓近傍に設置し、端末器3を1階の居間に設置した場合に、侵入者が1階の窓より侵入した時点では端末器2のとの間で音声通信による状況の傍受を行い、侵入者が居間に移動した時点では端末器3との間で音声通信による状況を傍受するなど、侵入者を自動追尾しながら音声による状況傍受をすることができる。
【0030】
なお、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、複数の端末器が非定常事態を検知した場合、最新の検知箇所に対して中央処理装置との間で音声通話が可能となるものであれば別のフローチャートであってもよい。例えばステップ19において端末器3が侵入を検知したかを判断するものであってもよい。
【0031】
なお、本実施例では、中央処理装置17には音声出力手段9と音声入力手段10が双方設けられているが、必要に応じて何れかだけを設けるものであっても構わない。
【0032】
また、本実施例では、端末器の台数を具体的に示したが、台数は特に限定するものではなく、端末器のアドレスコードと状態コードを特定できる限りにおいては、端末器の台数は何台でも構わない。
【0033】
また、本実施例の侵入検知手段は赤外線を用いた人体感知センサを例にあげたが、可動部の磁石の動きに対応するリードスイッチで構成した場合でも同様の効果が得られる。
【0034】
また、本実施例では通信媒体として無線を用いているが、専用線による有線通信、電灯線搬送通信、赤外線通信、光ファイバ通信など、いずれも通信媒体を用いても同様の効果を有するものである。
【0035】
(実施例2)
図5は、本発明の実施例2の中央処理装置の内部ブロック図、図6は、中央処理装置24の要部動作を示すフロ−チャ−トである。図5に示すように、中央処理装置24以外は実施例1と同じ構成である。
【0036】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0037】
警戒動作を開始すると、図6のフローチャートに示すように中央処理装置24の制御手段51は、ステップ18にてデータ通信手段4より端末器2または端末器3が侵入を検知した内容のデータを受信したかを検知し、ステップ19にて端末器2が侵入を検知した場合、ステップ20a〜ステップ21aにて端末器3との通話を切断する処理を行った後に端末器2との間で音声による通話を確立する。その後、ステップ25aにて中央処理装置24は端末器2との間で音声通信を開始した旨(例えば「窓センサとの通話を開始します。」などと言う内容)を音声合成にてアナウンスする。
【0038】
一方、ステップ19にて端末器3が侵入を検知したと判断した場合、ステップ20b〜ステップ21bにて端末器2との通話を切断する処理を行った後に端末器3との間で音声による通話を確立し、ステップ25bにて中央処理装置24は端末器3との間で音声通信を開始した旨(例えば「居間のセンサとの通話を開始します。」などと言う内容)を音声合成にてアナウンスする。
【0039】
以上のように、本実施例では、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入)を検知した場合、使用者は最新の検知箇所がどこかを知った上で、中央処理装置との間で音声通話が可能にすることにより、例えば、中央処理装置24を2階の寝室に設置し、端末器2を1階の窓近傍に設置し、端末器3を1階の居間に設置した場合に、侵入者が1階の窓より侵入した時点では、使用者は窓のセンサ近傍に侵入者がいることを知った上で、端末器2のとの間で音声通信による状況の傍受を行い、侵入者が居間に移動した時点では、使用者は居間のセンサの近傍に侵入者がいることを知った上で、端末器3との間で音声通信による状況を傍受するなど、侵入者の自動追尾しながら、その場所を知った上で、音声による状況傍受をすることができる。
【0040】
なお、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、複数の端末器が非定常事態を検知した場合、使用者は最新の検知箇所がどこかを知った上で、中央処理装置との間で音声通話が可能となるものであれば別のフローチャートであってもよい。例えばステップ19において端末器3が侵入を検知したかを判断するものであってもよい。
【0041】
なお、本実施例では、音声合成により侵入者の位置をアナウンスする方法を用いたが、ブザーの回数や長さ、あるいは音色など音声にてセンサの種別を判断できるものでも構わない。
【0042】
(実施例3)
図7は、本実施例3の中央処理装置の内部ブロック図、図8は、中央処理装置26の要部動作を示すフロ−チャ−トである。図7に示すように、中央処理装置26以外は従来例と同じ構成である。
【0043】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0044】
警戒動作を開始すると、図8フローチャートに示すように中央処理装置26の制御手段52は、ステップ18にてデータ通信手段4より端末器2または端末器3が侵入を検知した内容のデータを受信したかを検知し、端末器からの侵入検知を受信した場合、ステップ27にて公衆回線接続手段6および外線接続部7を用いて設定部8にてあらかじめ登録している外部電話に電話をかけ通信を確立(通話できる状態に)する。
【0045】
ステップ19〜ステップ21は実施例1と同様であるが、補足して説明すると、ステップ27にて確立した中央処理装置26と外線電話は公衆回線を用いており(いわゆる宅内の固定電話より宅外の携帯電話に電話するそれと同様であり)、ステップ21における端末器と中央処理装置26との間はデータ通信手段4を用いた簡易無線通信(いわゆる電話料金のかからない宅内インターフォン機能)である。つまり、ステップ21の段階では、端末器の設置している周辺の音声を、端末器から中央処理装置までの間は簡易無線により送信し、中央処理装置から外線電話には公衆回線を用いて送信するという2つの(種別の違う)通信経路を用いて宅外に宅内の音声状況を送信するものである。
【0046】
話を戻して、使用者が警戒動作を解除したことを知ると、ステップ23にて端末器2および端末器3との通話を共に切断して、ステップ28にて外線電話との通信を切断する。
【0047】
以上のように、本実施例では、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入)を検知した場合、最新の検知箇所に対して中央処理装置との間で音声通話を可能にすることにより、例えば、端末器2を窓近傍に設置し、端末器3を居間に設置した場合に、侵入者が窓より侵入した時点で、中央処理装置は外線電話に電話をかけて外線電話より(窓から侵入した時点では)端末器2のとの間で音声通信による状況の傍受を行い、侵入者が居間に移動した時点では端末器3との間で音声通信による状況を傍受するなど、侵入者を自動追尾しながら宅外にいながら宅内の状況を音声により傍受することができる。
【0048】
なお、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入など)を検知した場合、最新の検知箇所に対して外線電話との間で音声通話が可能となるものであれば別のフローチャートであってもよい。
【0049】
なお、本実施例は宅外との通話手段を電話機や公衆回線で説明したがこれに限るものでなく、パソコンや携帯情報端末などの通信装置であってもよいし、専用回線やインターネット回線であってもよい。
【0050】
(実施例4)
図9は、本発明の実施例4の中央処理装置の内部ブロック図、図10は、中央処理装置29の要部動作を示すフロ−チャ−トである。図9に示すように、中央処理装置29以外は実施例3と同じ構成である。
【0051】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0052】
警戒動作を開始すると、図10のフローチャートに示すように中央処理装置29の制御手段53は、ステップ18〜23、および、ステップ27〜28は、実施例3と同様なので説明は省略するが、実施例3との違いは、端末器2と音声通信を開始する際にステップ25aにて中央処理装置29は外線電話に対して端末器2との間で音声通信を開始した旨(例えば「窓センサとの通話を開始します。」などと言う内容)を音声合成にてアナウンスする。
【0053】
一方、端末器3と音声通信を開始する際にはステップ25bにて中央処理装置29は外線電話に対して端末器3との間で音声通信を開始した旨(例えば「居間のセンサとの通話を開始します。」などと言う内容)を音声合成にてアナウンスする。
【0054】
以上のように、本実施例では、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入)を検知した場合、宅外にいる使用者は最新の検知箇所がどこかを知った上で、宅外の外線電話と検知した端末器の間で音声通話が可能にすることにより、例えば、端末器2を窓近傍に設置し、端末器3を居間に設置した場合に、侵入者が窓より侵入した時点では、使用者は外線電話の音声アナウンスにより窓のセンサ近傍に侵入者がいることを知った上で、端末器2のとの間で音声通信による状況の傍受を行い、侵入者が居間に移動した時点では、使用者は居間のセンサの近傍に侵入者がいることを知った上で、端末器3との間で音声通信による状況を傍受するなど、侵入者の自動追尾しながら、侵入者が実際にどこにいるのかを知った上で、音声による状況傍受をすることができる。
【0055】
なお、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入など)を検知した場合、使用者は最新の検知箇所がどこかを知った上で、外線電話との間で音声通話が可能となるものであれば別のフローチャートであってもよい。
【0056】
(実施例5)
図11は、本発明の実施例5の中央処理装置の内部ブロック図、図12は、中央処理装置30の要部動作を示すフロ−チャ−トである。図11に示すように、記憶手段31は端末器2または端末器3が(侵入検知などの)非定常状態を送信した端末器の種別などの送信データを記憶する記憶手段であり、各端末器から送られてきたデータには各端末の設置場所や侵入検知をした時刻などが含まれており、これらを最新のデータから複数個(例えば30個)履歴のかたちで記憶している。同時に記憶手段31は各端末器からの送信データを受信した時刻と現在の時刻の差より、各端末器から前回の送信データを受信してから現在までの経過時間をしたかを把握している(本実施例では、この経過時間を検知タイマーと呼ぶ)。
【0057】
その他は、中央処理装置30以外は実施例1と同じ構成である。
【0058】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0059】
警戒動作を開始すると、図12のフローチャートに示すように中央処理装置30の制御手段53は、ステップ32にて検知タイマー(各端末器から前回の送信データを受信してから現在までの経過時間)の値をクリアし、ステップ18にてデータ通信手段4より端末器2または端末器3が侵入を検知した内容のデータを受信したかを検知し、ステップ33にて検知タイマーの値が5秒未満である場合、端末器2または端末器3からの新たな検知入力として受け付けない。
【0060】
一方、ステップ33にて検知タイマーが5秒以上の値である場合、端末器2または端末器3からの検知入力を受け付け、実施例1に述べたような一連の動作を行い、ステップ34にて検知タイマーをクリアする。
【0061】
以上のように、本実施例では、端末器の新たな侵入検知信号を前回受け付けた時点から所定時間内は受け付けないようにしたものであり、例えば、設置した2つの端末器より同じ距離にいる侵入者に対して、2つの端末器が短時間に交互に侵入検知を繰り返す場合においても、中央処理装置との間で、安定した音声通話を可能とするものである。
【0062】
なお、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、例えば、設置した2つの端末器より同じ距離にいる侵入者に対して、2つの端末器が短時間に交互に侵入検知を繰り返す場合においても、中央処理装置または外部電話との間で、安定した音声通話を可能とするものであれば別のフローチャートであってもよい。
【0063】
なお、本実施例では、新たに端末器からの侵入検知を受け付ける最低時間を5秒などと具体的な数値をあげて説明したが、この数値は本発明を限定するものではない。
【0064】
また、本実施例では、中央処理装置と各端末器との間で音声通信を行う事例をあげたが、外線電話と(中央処理装置を経由して)各端末器との音声通信を行う場合にも同様の効果を有するものである。
【0065】
(実施例6)
図13は、本発明の実施例6の中央処理装置の内部ブロック図、図14は、中央処理装置35の要部動作を示すフロ−チャ−トである。図13に示すように、重要度設定手段36は複数ある端末器の重要度合い(侵入検知の優先度合い)を設定するものである。その他は、中央処理装置35以外は実施例1と同じ構成である。
【0066】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0067】
警戒動作を開始すると、図14のフローチャートに示すように中央処理装置35の制御手段55は、ステップ37にて重要度設定手段36にて端末器2が端末器3より重要度が高く設定されている場合、ステップ19aにて最初に端末器2が侵入を検知したのかを判断し、次にステップ38bにて端末器3が侵入を検知したのかを判断する。一方、ステップ37にて重要度設定手段36にて端末器3が端末器2より重要度が高く設定されている場合、ステップ38aおよびステップ19bにて端末器3を端末器2より優先して侵入検知したのかを判断する。
【0068】
以上のように、本実施例では、端末器毎に他の端末器との相対的な重要度(検知の優先度合い)を設定できるようにしたものであり、例えば、1つの端末器を窓近傍に設置し、もう1つの端末器を居間に設置した場合、侵入者が両方の端末器に感知する場合においても、重要度の高い(この場合は居間であるが)場所の音声による状況傍受を可能とするものである。
【0069】
なお、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、例えば、窓近傍に設置した侵入センサよりも居間に設置した侵入センサを優先するなど、端末器に優先度を持たせて、中央処理装置または外線電話との間で音声通話を可能とするものであれば別のフローチャートであってもよい。
【0070】
(実施例7)
図15は、本発明の実施例7の中央処理装置の内部ブロック図、図16は、中央処理装置39の要部動作を示すフロ−チャ−トである。図15に示すように、設定部8は中央処理装置39全体の動作を設定するものである。その他は、中央処理装置39以外は実施例1と同じ構成である。
【0071】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0072】
警戒動作を開始すると、図16のフローチャートに示すように中央処理装置39の制御手段56は、ステップ40にて設定部8により端末器2による検知入力を禁止する操作がなされたかを検知し、ステップ41にて設定部8により端末器2による検知入力を禁止する設定がされている場合、ステップ38bにて端末器3のみ侵入検知の判断を行う。
【0073】
実際の使用としては、使用者が警戒動作を開始してから、外部からの侵入により端末器2および端末器3が短時間に交互に侵入を検知した場合に、端末器3の周囲の音を聞くことに傾注したい目的から、中央処理装置の設定部8の所定の操作を行い、端末器2による検知入力を禁止するわけである。
【0074】
以上のように、本実施例では、使用者の中央処理装置からの特定の操作により特定の端末器からの信号を受け付けないようにしたものであり、これにより、例えば、窓近傍と居間に端末器を設置し、外部者が窓から侵入し居間にいるにもかかわらず、侵入した窓のカーテンの動き(風によってカーテンがなびくなどの動作)により窓近傍の端末器がいたずらに侵入検知を繰り返す場合などにも、中央処理装置からの操作により特定の端末器の侵入検知を停止させることができ、中央処理装置と目的の端末器の間で、適切に音声による通話が可能となるものである。
【0075】
なお、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、例えば、窓近傍と居間に端末器を設置し、侵入者が居間にいるにもかかわらず、侵入した窓のカーテンの動きにより窓近傍の端末器がいたずらに侵入検知を繰り返す場合などにも、中央処理装置からの操作により特定の端末器の侵入検知を停止させることができ、中央処理装置との間で、適切に音声通話が可能となるものであれば別のフローチャートであってもよい。
【0076】
(実施例8)
図17は、本発明の実施例8の中央処理装置の内部ブロック図、図18は、中央処理装置42の要部動作を示すフロ−チャ−トである。図17に示すように、中央処理装置42以外は実施例3と同じ構成である。
【0077】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0078】
警戒動作を開始すると、図18のフローチャートに示すように中央処理装置42の制御手段57は、ステップ43にて(外線電話との中央処理装置との間に通信が確立されている場合に)外線電話より端末器2による検知入力を禁止する操作がなされたかを検知し、ステップ41にて外線電話により端末器2による検知入力を禁止する設定がされている場合、ステップ38bにて端末器3のみ侵入検知の判断を行う。
【0079】
実際の使用としては、使用者が警戒動作を開始してから外出し、外部からの侵入により端末器2および端末器3が短時間に交互に侵入を検知した場合に、端末器3の周囲の音を聞くことに傾注したい目的から、外線電話の所定の操作を行い、端末器2による検知入力を禁止するわけである。
【0080】
以上のように、本実施例では、使用者の外線電話からの特定の操作により特定の端末器からの信号を受け付けないようにしたものであり、これにより、例えば、窓近傍と居間に端末器を設置し、使用者が外出後に、外部者が窓から侵入し居間にいるにもかかわらず、侵入した窓のカーテンの動き(風によってカーテンがなびくなどの動作)により窓近傍の端末器がいたずらに侵入検知を繰り返す場合などにも、外部電話からの操作により特定の端末器の侵入検知を停止させることができ、外部電話との間で、適切に音声通話が可能となるものである。
【0081】
なお、本実施例では、一例をフローチャートで示したがこれに限るものでなく、侵入者の宅内における行動履歴を表示可能とするものであれば別のフローチャートであってもよい。
【0082】
(実施例9)
図19は、本発明の実施例9の中央処理装置の内部ブロック図である。図19に示すように、記憶手段31は端末器2または端末器3が(侵入検知などの)非定常状態を送信した端末器の種別などの送信データを記憶する記憶手段であり、各端末器から送られてきたデータには各端末器の設置場所や侵入検知をした時刻などが含まれており、これらを最新のデータから複数個(例えば30個)履歴のかたちで記憶している。表示手段45は記憶手段31の内容を表示するものである。その他は、中央処理装置44以外は実施例1と同じ構成である。
【0083】
以上のように構成された監視システムについて、以下その動作、作用を説明する。
【0084】
警戒動作を開始し、各端末器による侵入検知と音声通話の処理は実施例1のそれと同様なので説明を省略するが、侵入検知をした端末器から送られてきたデータには端末器の設置場所や侵入検知をした時刻が、最新のデータから30個だけ記憶手段31に記憶されており、表示手段45はこれらのデータを時系列順に30行にわたって表示する。
【0085】
以上のように、本実施例では、記憶手段に記憶した侵入検知をした端末器の設置場所や侵入検知をした時刻などのデータを表示するようにしたものであり、例えば、使用者は外部からの侵入者に対して、中央処理装置と端末器との間の音声通信を使って声にて威嚇し宅外に追い出したあとに、表示手段を見て、侵入者の行動履歴(窓から侵入して居間に移動した後、玄関から宅外に逃げたなど)を知ることが可能となるものである。
【0086】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、監視システムは、定常または非定常の状態を監視する複数の端末器および1台の中央処理装置と、前記端末器および前記中央処理装置との間で、前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段とを備え、中央処理装置は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に前記非定常状態を送信した端末器との間で音声通信を行うようにしたものであり、これにより、複数の端末器が非定常事態(宅内への侵入)を検知した場合、最新の検知箇所に対して中央処理装置または外部電話との間で音声通話を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のシステムブロック図
【図2】本発明の実施例1の中央処理装置の内部ブロック図
【図3】本発明の実施例1の端末器2〜3の内部ブロック図
【図4】本発明の実施例1の中央処理装置の動作フロ−チャ−ト
【図5】本発明の実施例2の中央処理装置の内部ブロック図
【図6】本発明の実施例2の中央処理装置の動作フロ−チャ−ト
【図7】本発明の実施例3の中央処理装置の内部ブロック図
【図8】本発明の実施例3の中央処理装置の動作フロ−チャ−ト
【図9】本発明の実施例4の中央処理装置の内部ブロック図
【図10】本発明の実施例4の中央処理装置の動作フロ−チャ−ト
【図11】本発明の実施例5の中央処理装置の内部ブロック図
【図12】本発明の実施例5の中央処理装置の動作フロ−チャ−ト
【図13】本発明の実施例6の中央処理装置の内部ブロック図
【図14】本発明の実施例6の中央処理装置の動作フロ−チャ−ト
【図15】本発明の実施例7の中央処理装置の内部ブロック図
【図16】本発明の実施例7の中央処理装置の動作フロ−チャ−ト
【図17】本発明の実施例8の中央処理装置の内部ブロック図
【図18】本発明の実施例8の中央処理装置の動作フロ−チャ−ト
【図19】本発明の実施例9の中央処理装置の内部ブロック図
【図20】従来の監視システムのシステムブロック図
【図21】従来の監視システムの中央処理装置の内部ブロック図
【図22】従来の監視システムの端末器2〜3の内部ブロック図
【符号の説明】
2、3 端末器
4、13 データ通信手段
5、14 音声通信手段
6 公衆回線接続手段(通信回線接続装置)
9、15 音声出力手段
10、16 音声入力手段
11 侵入検知手段
17、24、26、29、30、35、39、42、44 中央処理装置
36 重要度設定手段
45 表示手段

Claims (10)

  1. 定常または非定常の状態を監視する複数の端末器および1台の中央処理装置と、前記端末器および前記中央処理装置との間で、前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段とを備え、前記中央処理装置は、前記複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に前記非定常状態を送信した端末器との間で音声通信を行うようにした監視システム。
  2. 中央処理装置は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に前記非定常状態を送信した端末器が特定できるよう音声通知するようにした請求項1記載の監視システム。
  3. 定常または非定常の状態を監視する複数の端末器および1台の中央処理装置と、前記端末器および前記中央処理装置との間で、前記定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段とを備え、前記中央処理装置は、前記複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、予め登録された通信装置に外線接続し、前記通信装置と最後に前記非定常状態を送信した端末器との間で音声通信を行うようにした監視システム。
  4. 中央処理装置は、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、最後に前記非定常状態を送信した端末器が特定できるよう外線接続した通話装置に音声通知するようにした請求項3記載の監視システム。
  5. 中央処理装置は、非定常状態を送信した端末器の種別を記憶する第1の記憶手段を備え、前記第1の記憶手段に記憶した端末器からの非定常状態である信号を、前回信号を受け付けた時点から所定時間内は受け付けないようにした請求項1〜4のいずれか1項記載の監視システム。
  6. 中央処理装置は、端末器に対する非定常検知の重要度を設定する重要度設定手段を備え、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、前記重要度設定手段により高い重要度を設定した端末器との間で音声通信を行うようにした請求項1〜4のいずれか1項記載の監視システム。
  7. 中央処理装置は、使用者の操作により特定の端末器からの信号を受け付けないようにする第1の操作入力手段を備え、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、前記第1の操作入力手段により特定の端末器からの非定常状態である信号を受け付けないようにした請求項1または2記載の監視システム。
  8. 中央処理装置は、外線接続した通信装置にて使用者の操作により特定の端末器からの信号を受け付けないようにする第2の操作入力手段を備え、複数の端末器から非定常状態である信号を受信した場合、前記第2の操作入力手段により特定の端末器からの非定常状態である信号を受け付けないようにした請求項3または4記載の監視システム。
  9. 中央処理装置は、非定常状態を送信した端末器の種別と送信した時刻を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶したデータを表示する表示手段を備え、前記第2の記憶手段に記憶した端末器からの非定常状態である信号を受け付けた履歴を前記表示手段に表示するようにした請求項1〜4のいずれか1項記載の監視システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか記載の監視システムにて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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