JP2004152232A - 監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、使用者の用途に応じて端末器同士で通話が可能な監視システムを提供する。
【解決手段】端末器2が非定常状態に関するデータを送信した場合や、使用者が端末器2の操作入力手段13を操作することにより、データ通信手段11は通話呼び出し信号を送信する。端末器3が端末器2からの通話呼び出し信号をデータ通信手段11で受信した場合は、端末制御部10により、報知手段17を制御し視覚的あるいは聴覚的に外部に報知する。端末器3の周辺にいる人が端末器3の操作入力手段13を操作することにより、端末器2の通話呼び出し信号を端末器3が受け付けたことになり、端末器2と端末器3で通話することが可能となる。
【選択図】 図3
【解決手段】端末器2が非定常状態に関するデータを送信した場合や、使用者が端末器2の操作入力手段13を操作することにより、データ通信手段11は通話呼び出し信号を送信する。端末器3が端末器2からの通話呼び出し信号をデータ通信手段11で受信した場合は、端末制御部10により、報知手段17を制御し視覚的あるいは聴覚的に外部に報知する。端末器3の周辺にいる人が端末器3の操作入力手段13を操作することにより、端末器2の通話呼び出し信号を端末器3が受け付けたことになり、端末器2と端末器3で通話することが可能となる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数設置された端末器において、端末器同士で通話が可能な監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の監視システムは、中央処理装置とドアホン端末器との間で通話が可能であり、侵入者やガス漏れをセキュリティ端末器で検知した場合に、中央処理装置から警報音を発生させる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平08−70361号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成では、端末器は、セキュリティ用と、通話用と個々の機能しか有しておらず、使用者の部屋に通話用とセキュリティ用の端末器が必要な場合には、2台の端末器が必要であったり、通話用の端末器は、中央処理装置との間でのみ通話が可能であったりしているため、使用者が中央処理装置から離れた部屋にいる場合は、通話ができないといった課題があった。
【0005】
本発明では、上記従来の課題を解決するためのもので、定常または非定常状態を監視する複数の端末器に、通話機能を備えることにより、端末器同士で通話が可能な監視システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、本発明の監視システムは、複数の端末器が、それぞれ定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段と、音声を入力する音声入力手段と、音声を出力する音声出力手段とを有し、端末器同士で通話が可能なものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、複数の端末器が、それぞれ定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段と、音声を入力する音声入力手段と、音声を出力する音声出力手段と設けたことにより、前記端末器同士で通話が可能となる。
【0008】
請求項2に記載した発明は、使用者の操作によって、使用者が操作する端末器以外の端末器に通話呼び出し信号の発信を行う操作入力手段と、他の端末器が通話呼び出し信号を受信した場合に、外部に報知する報知手段とを設けたことにより、使用者が通話を行いたい時に、使用者が操作入力手段を操作することで、他の部屋などに設置されてある端末器の報知手段により、視覚的あるいは聴覚的に通話呼び出し信号を受信していることが認識でき、操作入力手段により通話状態を確立させることが可能となる。
【0009】
請求項3に記載した発明は、通話呼び出し信号を受信しないように設定が可能な設定手段を設けたことにより、通話呼び出し信号を受信した場合でも、呼び出し音などを発生させたくない場所では、通話呼び出し信号を受信しないように設定することが可能となる。
【0010】
請求項4に記載した発明は、端末器が非定常状態に関するデータを中央処理装置に送信した場合に、非定常状態に関するデータを送信した端末器は、他に設置されている端末器に通話呼び出し信号を送信する機能を備えることにより、侵入者などが発生した場合に、使用者がいる部屋に設置された端末器で、侵入が発生した端末器付近の音声を聞くことが可能となる。
【0011】
請求項5に記載した発明は、端末器が、商用電源あるいは、充電可能な電源のどちらか1つを備えることにより、通話機能を多く使用する場合についても消費電力について気にする必要がなくなる。
【0012】
請求項6に記載した発明は、請求項1から5のいずれかに記載の監視システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムである。プログラムであるのでマイコンなどを用いて本発明の監視システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の構成と動作について、図1〜3を参照しながら説明する。
【0014】
図1に本実施例1の監視システムのシステムブロック図を示す。1は中央処理装置、2〜3は端末器である。中央処理装置1と端末器2〜3および端末器2と端末器3は無線による通信手段によって通信が行われる。
【0015】
図2は中央処理装置1の内部ブロック図である。4は中央処理装置1の制御部である。5はデータ通信手段であり、定常または非定常状態に関するデータおよび通話呼び出し信号の送受信を行う。6は音声通信手段であり、音声を変復調して通信を行う。7は音声入力手段であり、中央処理装置1から端末器2〜3に対して音声を送信する。8は音声出力手段であり音声通信手段6から出力される音声を拡声する。
【0016】
図3は端末器2または3の内部ブロック図である。9は侵入検知手段で、本実施例ではリードスイッチを設けている。この端末器を窓やドアの枠に取り付け、可動部である窓ガラスやドア開閉部にこのリードスイッチと対応して開閉させるための磁石を取り付けることにより、窓やドアの開閉を検知することができる。10は端末制御部で、侵入検知手段9からの非定常信号、すなわち侵入が発生したという情報を、中央処理装置1に対して自らの端末器コードと共に、データ通信手段11を用いて無線によって送信するものである。
【0017】
データ通信手段11は、中央処理装置1に定常または非定常状態に関するデータを送信する。また、データ通信手段11は、通話呼び出し信号の送受信を行う。12は音声通信手段であり、音声を変復調して中央処理装置1および端末器との間で音声信号の通信を行う。13は操作入力手段であり、通話呼び出し信号を使用者の操作によって送受信するものである。14は設定手段であり、使用者の操作により、通話呼び出し信号を送受信しないように設定可能である。15は音声出力手段であり、音声通信手段6から出力される音声を拡声する。16は音声入力手段であり、端末器周辺の音声は音声入力手段16で集音され、音声通信手段12で変調されて中央処理装置1及び別の端末器に送信される。17は報知手段であり、通話呼び出し信号を受信した場合に外部に報知することができる。
【0018】
尚、報知手段にはLEDを設置して、通話呼び出し信号が受信された場合に、端末制御部10により報知手段であるLEDを所定時間点灯させたり、所定時間点滅させることによって使用者に通話呼び出し信号が受信されていることを知らせたり、通話呼び出し信号が受信されていることを知らせる旨の文字コードを表示させてもよい。また、通話呼び出し信号がデータ通信手段で受信された場合に、呼び出し音を発生させてもよい。18は電源部であり、10〜17の各ブロックに電力を供給する。
【0019】
次に本実施例の動作を説明する。
【0020】
まず、使用者のいる位置に端末器2が設置されている場合、使用者が端末器2の操作入力手段13を操作することにより、データ通信手段11は通話呼び出し信号を送信する。端末器3が端末器2からの通話呼び出し信号をデータ通信手段11で受信した場合は、端末制御部10により、報知手段17を制御し視覚的あるいは聴覚的に外部に報知する。端末器3の周辺にいる人が報知手段17からの報知内容を知覚し、端末器3の操作入力手段13を操作すると、端末器2の通話呼び出し信号を端末器3が受け付けたことになり、端末器2と端末器3で通話することが可能となる。
【0021】
また、設定手段14で予め端末器3の設定を行うことにより、端末器2から送信される通話呼び出し信号をデータ通信手段11で受信しても、外部に報知を行わないようにすることが可能である。
【0022】
次に、端末器2が監視動作を開始している場合に、侵入者が発生し、端末器2の侵入検知手段9で侵入者を検知した場合、端末器2は非定常状態に関するデータを中央処理装置1に送信するが、通話呼び出し信号も端末器3に送信する。端末器3で通話呼び出し信号を受信した場合は、外部報知手段17により視覚的あるいは聴覚的に外部に報知する。端末器3周辺にいる人は、報知手段17からの報知内容を知覚し、操作入力手段13を操作することにより、端末器2と端末器3の通話が成立し、侵入者を検知した端末器2周辺の音を聞くことが可能となる。また、音声入力手段16により、使用者が直接、侵入者に対して威嚇することも可能となる。
【0023】
上記実施例1の構成、動作によると、本発明の監視システムでは、端末器同士で通話が可能なので、わざわざ中央処理装置のところまで行かなくても、使用者の近くにある端末器で他の端末器との通話が可能なので、使い勝手が向上する。
【0024】
また、端末器の操作入力手段を操作するだけで他の端末器とハンズフリーで通話が確立されるため便利である。
【0025】
また、端末器は、通話呼び出し信号を受信しないように設定が可能な設定手段を有するので、呼び出し音を鳴らしたくない場所では、呼び出し音が鳴らないように設定できるため便利である。
【0026】
また、端末器に設けた侵入検知手段により侵入者を検知すると、他の端末器に通話呼び出し信号を送信し、非定常事態が発生したことを検出した端末器と他の端末器とで音声通話を行うことが可能なので、例えば、他の部屋に居ながら、侵入者を検知した端末器付近の音を聞くことができ、非定常事態発生時の安心感が向上する。また、使用者の声により直接威嚇をしたりすることができ、侵入者の撃退に効果がある。
【0027】
また電源を商用電源あるいは、充電可能な電源を使用しているため、通話による電力消費を気にせずに通話を行うことが可能である。
【0028】
尚、実施例1では、端末器2または3の侵入検知手段9にリードスイッチを設けているため、窓やドアが開閉された時に侵入者が発生したという非定常信号を送信しているが、侵入検知手段9が緊急用のボタンでボタンを押した場合に非定常信号、すなわち緊急の状態であるという情報を送信しても同様の効果を有するものである。また侵入検知手段9が焦電センサで人体を検知した場合に非定常信号すなわち侵入者が発生したという非定常信号を送信しても同様の効果を有するものである。
【0029】
また、実施例1では通信媒体として無線を用いているが、専用線による有線通信、電灯線搬送通信、赤外線通信、光ファイバ通信など、いずれも通信媒体を用いても同様の効果を有するものである。
【0030】
また、本発明は、実施例1の監視システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものであり、プログラムであるのでマイコンなどを用いて本発明の監視システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明の監視システムでは、端末器同士で通話が可能なため、わざわざ中央処理装置のところまで行かなくても、使用者の近くにある端末器で他の端末器との通話が可能なので、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のシステムブロック図
【図2】本発明の実施例1の中央処理装置の内部ブロック図
【図3】本発明の実施例1の端末器2の内部ブロック図
【符号の説明】
1 中央処理装置
2、3 端末器
4 制御部
5、11 データ通信手段表示手段
6、12 音声通信手段
7、16 音声入力手段
8、15 音声出力手段
9 侵入検知手段
10 端末制御部
13 操作入力手段
14 設定手段
17 報知手段
18 電源部
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数設置された端末器において、端末器同士で通話が可能な監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の監視システムは、中央処理装置とドアホン端末器との間で通話が可能であり、侵入者やガス漏れをセキュリティ端末器で検知した場合に、中央処理装置から警報音を発生させる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平08−70361号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成では、端末器は、セキュリティ用と、通話用と個々の機能しか有しておらず、使用者の部屋に通話用とセキュリティ用の端末器が必要な場合には、2台の端末器が必要であったり、通話用の端末器は、中央処理装置との間でのみ通話が可能であったりしているため、使用者が中央処理装置から離れた部屋にいる場合は、通話ができないといった課題があった。
【0005】
本発明では、上記従来の課題を解決するためのもので、定常または非定常状態を監視する複数の端末器に、通話機能を備えることにより、端末器同士で通話が可能な監視システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、本発明の監視システムは、複数の端末器が、それぞれ定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段と、音声を入力する音声入力手段と、音声を出力する音声出力手段とを有し、端末器同士で通話が可能なものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、複数の端末器が、それぞれ定常状態または非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段と、音声を入力する音声入力手段と、音声を出力する音声出力手段と設けたことにより、前記端末器同士で通話が可能となる。
【0008】
請求項2に記載した発明は、使用者の操作によって、使用者が操作する端末器以外の端末器に通話呼び出し信号の発信を行う操作入力手段と、他の端末器が通話呼び出し信号を受信した場合に、外部に報知する報知手段とを設けたことにより、使用者が通話を行いたい時に、使用者が操作入力手段を操作することで、他の部屋などに設置されてある端末器の報知手段により、視覚的あるいは聴覚的に通話呼び出し信号を受信していることが認識でき、操作入力手段により通話状態を確立させることが可能となる。
【0009】
請求項3に記載した発明は、通話呼び出し信号を受信しないように設定が可能な設定手段を設けたことにより、通話呼び出し信号を受信した場合でも、呼び出し音などを発生させたくない場所では、通話呼び出し信号を受信しないように設定することが可能となる。
【0010】
請求項4に記載した発明は、端末器が非定常状態に関するデータを中央処理装置に送信した場合に、非定常状態に関するデータを送信した端末器は、他に設置されている端末器に通話呼び出し信号を送信する機能を備えることにより、侵入者などが発生した場合に、使用者がいる部屋に設置された端末器で、侵入が発生した端末器付近の音声を聞くことが可能となる。
【0011】
請求項5に記載した発明は、端末器が、商用電源あるいは、充電可能な電源のどちらか1つを備えることにより、通話機能を多く使用する場合についても消費電力について気にする必要がなくなる。
【0012】
請求項6に記載した発明は、請求項1から5のいずれかに記載の監視システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムである。プログラムであるのでマイコンなどを用いて本発明の監視システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の構成と動作について、図1〜3を参照しながら説明する。
【0014】
図1に本実施例1の監視システムのシステムブロック図を示す。1は中央処理装置、2〜3は端末器である。中央処理装置1と端末器2〜3および端末器2と端末器3は無線による通信手段によって通信が行われる。
【0015】
図2は中央処理装置1の内部ブロック図である。4は中央処理装置1の制御部である。5はデータ通信手段であり、定常または非定常状態に関するデータおよび通話呼び出し信号の送受信を行う。6は音声通信手段であり、音声を変復調して通信を行う。7は音声入力手段であり、中央処理装置1から端末器2〜3に対して音声を送信する。8は音声出力手段であり音声通信手段6から出力される音声を拡声する。
【0016】
図3は端末器2または3の内部ブロック図である。9は侵入検知手段で、本実施例ではリードスイッチを設けている。この端末器を窓やドアの枠に取り付け、可動部である窓ガラスやドア開閉部にこのリードスイッチと対応して開閉させるための磁石を取り付けることにより、窓やドアの開閉を検知することができる。10は端末制御部で、侵入検知手段9からの非定常信号、すなわち侵入が発生したという情報を、中央処理装置1に対して自らの端末器コードと共に、データ通信手段11を用いて無線によって送信するものである。
【0017】
データ通信手段11は、中央処理装置1に定常または非定常状態に関するデータを送信する。また、データ通信手段11は、通話呼び出し信号の送受信を行う。12は音声通信手段であり、音声を変復調して中央処理装置1および端末器との間で音声信号の通信を行う。13は操作入力手段であり、通話呼び出し信号を使用者の操作によって送受信するものである。14は設定手段であり、使用者の操作により、通話呼び出し信号を送受信しないように設定可能である。15は音声出力手段であり、音声通信手段6から出力される音声を拡声する。16は音声入力手段であり、端末器周辺の音声は音声入力手段16で集音され、音声通信手段12で変調されて中央処理装置1及び別の端末器に送信される。17は報知手段であり、通話呼び出し信号を受信した場合に外部に報知することができる。
【0018】
尚、報知手段にはLEDを設置して、通話呼び出し信号が受信された場合に、端末制御部10により報知手段であるLEDを所定時間点灯させたり、所定時間点滅させることによって使用者に通話呼び出し信号が受信されていることを知らせたり、通話呼び出し信号が受信されていることを知らせる旨の文字コードを表示させてもよい。また、通話呼び出し信号がデータ通信手段で受信された場合に、呼び出し音を発生させてもよい。18は電源部であり、10〜17の各ブロックに電力を供給する。
【0019】
次に本実施例の動作を説明する。
【0020】
まず、使用者のいる位置に端末器2が設置されている場合、使用者が端末器2の操作入力手段13を操作することにより、データ通信手段11は通話呼び出し信号を送信する。端末器3が端末器2からの通話呼び出し信号をデータ通信手段11で受信した場合は、端末制御部10により、報知手段17を制御し視覚的あるいは聴覚的に外部に報知する。端末器3の周辺にいる人が報知手段17からの報知内容を知覚し、端末器3の操作入力手段13を操作すると、端末器2の通話呼び出し信号を端末器3が受け付けたことになり、端末器2と端末器3で通話することが可能となる。
【0021】
また、設定手段14で予め端末器3の設定を行うことにより、端末器2から送信される通話呼び出し信号をデータ通信手段11で受信しても、外部に報知を行わないようにすることが可能である。
【0022】
次に、端末器2が監視動作を開始している場合に、侵入者が発生し、端末器2の侵入検知手段9で侵入者を検知した場合、端末器2は非定常状態に関するデータを中央処理装置1に送信するが、通話呼び出し信号も端末器3に送信する。端末器3で通話呼び出し信号を受信した場合は、外部報知手段17により視覚的あるいは聴覚的に外部に報知する。端末器3周辺にいる人は、報知手段17からの報知内容を知覚し、操作入力手段13を操作することにより、端末器2と端末器3の通話が成立し、侵入者を検知した端末器2周辺の音を聞くことが可能となる。また、音声入力手段16により、使用者が直接、侵入者に対して威嚇することも可能となる。
【0023】
上記実施例1の構成、動作によると、本発明の監視システムでは、端末器同士で通話が可能なので、わざわざ中央処理装置のところまで行かなくても、使用者の近くにある端末器で他の端末器との通話が可能なので、使い勝手が向上する。
【0024】
また、端末器の操作入力手段を操作するだけで他の端末器とハンズフリーで通話が確立されるため便利である。
【0025】
また、端末器は、通話呼び出し信号を受信しないように設定が可能な設定手段を有するので、呼び出し音を鳴らしたくない場所では、呼び出し音が鳴らないように設定できるため便利である。
【0026】
また、端末器に設けた侵入検知手段により侵入者を検知すると、他の端末器に通話呼び出し信号を送信し、非定常事態が発生したことを検出した端末器と他の端末器とで音声通話を行うことが可能なので、例えば、他の部屋に居ながら、侵入者を検知した端末器付近の音を聞くことができ、非定常事態発生時の安心感が向上する。また、使用者の声により直接威嚇をしたりすることができ、侵入者の撃退に効果がある。
【0027】
また電源を商用電源あるいは、充電可能な電源を使用しているため、通話による電力消費を気にせずに通話を行うことが可能である。
【0028】
尚、実施例1では、端末器2または3の侵入検知手段9にリードスイッチを設けているため、窓やドアが開閉された時に侵入者が発生したという非定常信号を送信しているが、侵入検知手段9が緊急用のボタンでボタンを押した場合に非定常信号、すなわち緊急の状態であるという情報を送信しても同様の効果を有するものである。また侵入検知手段9が焦電センサで人体を検知した場合に非定常信号すなわち侵入者が発生したという非定常信号を送信しても同様の効果を有するものである。
【0029】
また、実施例1では通信媒体として無線を用いているが、専用線による有線通信、電灯線搬送通信、赤外線通信、光ファイバ通信など、いずれも通信媒体を用いても同様の効果を有するものである。
【0030】
また、本発明は、実施例1の監視システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものであり、プログラムであるのでマイコンなどを用いて本発明の監視システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布が簡単にできる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明の監視システムでは、端末器同士で通話が可能なため、わざわざ中央処理装置のところまで行かなくても、使用者の近くにある端末器で他の端末器との通話が可能なので、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のシステムブロック図
【図2】本発明の実施例1の中央処理装置の内部ブロック図
【図3】本発明の実施例1の端末器2の内部ブロック図
【符号の説明】
1 中央処理装置
2、3 端末器
4 制御部
5、11 データ通信手段表示手段
6、12 音声通信手段
7、16 音声入力手段
8、15 音声出力手段
9 侵入検知手段
10 端末制御部
13 操作入力手段
14 設定手段
17 報知手段
18 電源部
Claims (6)
- 定常または非定常の状態を監視する複数の端末器と1台の中央処理装置とを有し、前記端末器と前記中央処理装置にはそれぞれ前記定常状態または前記非定常状態に関するデータの送信または受信を行うデータ通信手段と、音声信号の送信または受信を行う音声通信手段と、音声を入力する音声入力手段と、音声を出力する音声出力手段とを有し、前記端末器同士で通話が可能なことを特徴とする監視システム。
- 端末器は、使用者の操作によって、前記端末器以外の端末器に通話呼び出し信号の発信および、前記通話呼び出し信号の受信を受け付け、通話状態を確立させる操作入力手段と、前記通話呼び出し信号を受信した場合に、外部に受信したことを報知する報知手段とを有する請求項1記載の監視システム。
- 端末器は、通話呼び出し信号を受信しても、外部に受信したことを放置しないように設定が可能な設定手段を有する請求項1または2記載の監視システム。
- 端末器は、監視区域への侵入者を検知する侵入検知手段を有し、非定常状態に関するデータを中央処理装置に送信した場合に、前記端末器は、前記端末器以外の端末器に通話呼び出し信号を送信する請求項1から3のいずれか1項記載の監視システム。
- 端末器は、商用電源あるいは、充電可能な電源のどちらか1つを有する請求項1から4のいずれか1項記載の監視システム。
- 請求項1〜5のいずれか記載の監視システムにて少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002319718A JP2004152232A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002319718A JP2004152232A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | 監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004152232A true JP2004152232A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32462491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002319718A Withdrawn JP2004152232A (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | 監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004152232A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7651931B2 (en) | 2004-06-24 | 2010-01-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Laser beam projection mask, and laser beam machining method and laser beam machine using same |
-
2002
- 2002-11-01 JP JP2002319718A patent/JP2004152232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7651931B2 (en) | 2004-06-24 | 2010-01-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Laser beam projection mask, and laser beam machining method and laser beam machine using same |
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