JP2004029868A - 理美容室の顧客管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】理美容室において、担当者が顧客と施術の相談を行う際に有用な顧客管理システムを提供する。
【解決手段】理美容室内で持ち運びが自在で撮像機能を有する携帯情報端末3とサーバ部2とをインターネット1を介し相互に接続し、該端末3から、顧客の個人情報や施術の内容、施術中及び施術後の顧客の髪型の画像などをサーバ部2に送信して、データ保存部25の顧客DB251及び画像保存部253に保存しておく。その顧客が再度来店したときに、該顧客に付与したパスワードを用いて端末3からサーバ部2にアクセスし、過去の施術内容や画像を呼び出して表示部3a上に表示させる。店舗内のいずれの場所でも、担当者はその表示画面を顧客に見せながら、当日の施術内容などを相談することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、理美容室(ここでは、理容室・美容室の総称)における顧客管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
理美容の分野では、顧客が特定の店舗や特定のスタッフ(担当者)にカットやパーマ等の施術を依頼することが多く、いわゆる定着率や回帰率が高い。そのため、顧客の個人情報の管理やその利用が非常に重要である。従来より、様々な分野でコンピュータシステム等を利用した顧客管理システムが導入されているが、理美容分野においてもこうした顧客管理システムの導入はかなり有用である。こうした観点から、従来、いくつかの理美容室用のシステムが提案されている。
【0003】
例えば特開平7−134736号公報や特開平11−296576号公報には、顧客に対する施術内容を記録したヘアカルテを保管し、必要に応じて呼び出すことができるようにしたシステムが開示されている。また、特開2001−125972号公報には、顧客が施術前に希望のスタイルを検討・選択することを補助するようなシステムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした従来の顧客管理システムは、担当者が顧客に対してヘアケアのアドバイスを行ったり、顧客が担当者と施術前に施術内容についての相談を行ったりするために、必ずしも使い易いものではなかった。すなわち、通常、こうした理美容室では、顧客は受付カウンタで受け付けを済ませ、待合いブースで順番を待つ。そして、自分の順番が来ると施術用の椅子に座り、施術を受けることになる。こうした顧客の移動の過程で、そのときの状況により、受付カウンタで担当者と施術の相談を行いたい場合もあれば、施術用椅子に座って施術の途中で相談が必要な場合もある。ところが、従来のシステムでは、理美容室内の特定の場所でしか利用ができなかった。また、そこで取り扱う情報内容にしても、担当者が過去の施術内容を知る程度であれば充分であるが、顧客とのコミュニケーションを図りながらアドバイスをしたり相談を行うには必ずしも充分とは言えなかった。更に、入力や各種選択のための操作が面倒で、顧客とのコミュニケーションの円滑さを害する要因となっていた。
【0005】
上記のような問題は、従来の顧客管理システムが、あくまでも店舗側のメリット、つまり顧客データの効率的な管理による業務の効率化などを中心に考えて構築されているためであって、必ずしも顧客自身が満足感を得られるか否かという点に着目されていなかったためであると考えられる。そのため、顧客にはあまりメリットが感じられにくく、顧客満足度の向上には充分に寄与していない。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みて成されたものであり、その主たる目的とするところは、担当者が来店した顧客とのコミュニケーションを円滑に図りつつ、的確なアドバイスを行ったり施術の相談を受けたりすることができ、これによって顧客の信頼感や満足度の向上を図り、ひいては販売促進に寄与する理美容室の顧客管理システムを提供することにある。また、本発明の他の目的とするところは、顧客が自分のヘアスタイルの決定に積極的に関与するような意識を顧客に与えることができ、それによって特にヘアスタイルに関心の高い客層の満足度の一層の向上を図ることができる理美容室の顧客管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段、及び効果】
上記課題を解決するために成された本発明に係る理美容室の顧客管理システムは、理美容室の店舗内で使用される携帯型の情報端末と、データ通信ネットワークを介して該情報端末と相互に接続されたサーバ部とを具備し、
前記情報端末は、
数文字情報を入力するための入力手段と、
数文字情報及び画像を表示可能な表示手段と、
被写体を撮像して画像データとして処理可能な撮像手段と、
前記データ通信ネットワークを介してサーバ部から受けたデータを処理し、前記表示手段に表示する画面を形成するとともに、該画像に対応して前記入力手段により入力された情報と前記撮像手段により取り込んだ画像データとを前記データ通信ネットワークを介してサーバ部へと送出する端末側処理手段と、
を備え、前記サーバ部は、
当該理美容室の顧客に関する個人情報、及び該顧客毎の施術履歴に関する情報を格納しておく顧客データベースと、
前記顧客毎の施術履歴に関連付けて前記画像データを保存しておく画像保存手段と、
前記情報端末からの要求に応じて、前記顧客データベース、及び画像保存手段から目的とする情報を読み出し、前記端末側処理手段により表示画面を形成可能な形式で前記データ通信ネットワークを介して情報端末へと送出するサーバ側処理手段と、
を備えることを特徴としている。
【0008】
本発明に係る理美容室の顧客管理システムでは、理美容室のスタッフ(担当者)が上記情報端末を適宜に操作することによって、データ通信ネットワークを介してサーバ部にアクセスし、サーバ部との間で相互にデータを送受信しながら、サーバ部に対して必要な情報を送るとともにサーバ部から目的とする情報を呼び出してきて表示手段に表示させる。具体的に言うと、例えば本顧客管理システムは理美容室において次のように利用される。
【0009】
新規の顧客がその理美容室に来店したとき、担当者は上記情報端末の表示手段に所定の画面を表示させ、顧客と話をしながら、顧客の氏名や住所などの個人情報を入力手段により入力する。また、カットやパーマなどの施術後には、その場で撮像手段により顧客の髪型の仕上がり具合などを撮影し、画像データとして一時的にその情報端末内部に保存する。それ以外にも、施術内容に関連する各種情報(例えばスタイル種類など)を入力手段により入力する。そして、端末側処理手段は、画像データとそのほかのデータとをデータ通信ネットワークを介してサーバ部へと送信する。これを受けたサーバ部のサーバ側処理手段は、これらのデータを整理して顧客データベース及び画像保存手段に保存する。
【0010】
上記顧客が再び来店したとき、担当者は情報端末で所定の操作を行い、当該顧客に関する個人情報や施術履歴に関する情報の読み出し要求をサーバ部に対して実行する。サーバ部のサーバ側処理手段はこの要求を受けて、顧客データベース及び画像保存手段を検索して、その顧客に対応した目的とする情報を読み出し上記情報端末へと送信する。端末側処理手段は受け取ったデータに基づいて表示画面を形成し、例えば、その顧客の個人情報や、以前に施術されたときの当該顧客の髪型の写真画像を含む施術履歴情報等を表示手段に表示させる。担当者は、そうした表示を直接顧客に提示しながら、今回の施術の要望などの相談にのったり、ヘアケアに関するアドバイスを行ったりする。
【0011】
上述したように、本発明に係る理美容室の顧客管理システムでは、顧客に関する各種情報を入力したり、或いは顧客に関する各種情報を呼び出してきて表示したりするための手段として携帯型の情報端末が使用されるので、店舗内の任意の場所で使用が可能である。したがって、そのときの状況に応じて、受付カウンタ、待合いブース、施術用のブース等のいずれの場所においても使用することができ、担当者と顧客とのコミュニケーションを一層円滑化することができる。特に、施術中等、通常、顧客の移動が制限されているような状況下でも、顧客に直接表示画面を提示しながらコミュニケーションをとることができるので、顧客の要望を満たしつつ適切な施術が可能となる。そのため、仕上がりに対する顧客の満足度が大きく向上するとともに、顧客がスタイルの決定に参加している意識が高まり更に満足度が増す。
【0012】
また、施術履歴として、施術後や施術時のその顧客を撮影した写真を画像データとして含めることができるので、顧客と担当者とで施術内容の相談を行う際にコミュニケーションが図り易く、顧客の要望と担当者の理解との間に乖離が生じにくい。そのため、顧客の要望に沿った仕上がりが得られ易く、その点でも顧客満足度の向上に寄与する。
【0013】
なお、本発明に係る顧客管理システムでは、情報の入力や選択を行う際にそうした作業ができるだけ簡便に行えることが望ましい。そこで、前記情報端末における入力手段は、表示手段の画面を利用したタッチパネル式のものを含む構成とすることが好ましい。この構成によれば、例えばペンなどで表示手段の画面上の所定箇所を適宜タップするだけで、入力や選択などの操作が行えるので、煩わしさがなく、顧客とのコミュニケーションを妨げることも少ない。
【0014】
また、店舗において提供する施術内容等は予め決まっているから、こうした情報を予めデータベース化しておけば、複数の選択肢の中から目的とするものを選択することで情報の入力を行うことができ、入力の煩雑さが一層解消され、入力ミスも減らすことができる。すなわち、上記本発明に係る顧客管理システムにおいて、前記サーバ部は、当該理美容室で提供する施術に関する情報を格納しておく店舗データベースを備え、前記サーバ側処理手段は、前記情報端末からの要求に応じて、該店舗データベースからも目的とする情報を読み出す構成とすることができる。
【0015】
また、顧客が例えば帰宅した後で自宅等でも自分の施術履歴に関する情報を見ることができるならば、理美容室へ出向く前に、施術内容の要望を考えておいたり、或いは、友人や家族等の他人と相談することもできる。そこで、本発明に係る理美容室の顧客管理システムでは、前記データ通信ネットワークを介して前記サーバ部は顧客側の端末とも接続され、前記サーバ側処理手段は、該顧客側端末からの要求に応じて、前記顧客データベース及び画像保存手段から目的とする情報を読み出し、顧客側端末の表示部で表示画面を形成可能な形式で前記データ通信ネットワークを介して顧客側端末へと送出する構成とすることができる。ここで、顧客側端末は、携帯電話を含む携帯情報端末、パーソナルコンピュータ等、インターネットを代表とするデータ通信ネットワークに接続してデータの送受信の可能な機器であれば何でもよい。
【0016】
この構成によれば、顧客は例えば自分が所有するパーソナルコンピュータや携帯電話等からデータ通信ネットワークを介してサーバ部にアクセスし、過去の施術後の髪型などの状態を自宅等で確認することができる。もちろん、一部には顧客に公開することが好ましくない情報が含まれている可能性もあるから、データベースに格納されている情報のうち、公開可能であるものと不可能であるものとを区別しておき、サーバ側処理手段は、公開可能である情報のみを利用して閲覧用の画面を作成することにより、不適切な情報を顧客に流出させてしまうことを防止することができる。
【0017】
また、通常は、顧客によるデータの勝手な書き換えを防ぐために、顧客側端末からは閲覧のみが可能としておくことが好ましいが、施術履歴として顧客の写真等が含まれる場合に、自分の気に入らないものが掲載される可能性もある。そこで、特定の一部のデータに関しては、顧客側端末からの操作によって、データが消去されたり、データ自体は消去されないにしても通常の閲覧画面には表示が禁止されたりするようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である理美容室の顧客管理システムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0019】
図1は本実施形態による顧客管理システムの全体構成図である。このシステムは、コンピュータであるサーバ部2と、理美容室(以下、単に「店舗」と呼ぶ)で使用される1乃至複数の携帯情報端末(以下、「店舗端末」と呼ぶ)3と、上記店舗を利用する顧客が自宅等で使用するパーソナルコンピュータ5(以下、パソコンと略す)や携帯電話6と、を含み、これら各要素はいずれもデータ通信ネットワークであるインターネット1に接続されている。なお、図1では店舗及び顧客はそれぞれ1つずつ描かれているが、実際にはそれぞれ多数存在し、個別にインターネット1に接続されている。また、以下の説明では、パソコン5と携帯電話6とを合わせて顧客端末7と呼ぶ。
【0020】
サーバ部2では、コンピュータ上で所定のサーバプログラムが動作しており、これにより、WEBサーバ20、データベース管理部21、画像管理部22、ユーザ認証部23、メール送受信部24、といった機能がソフトウエア的に構成されている。また、サーバ部2は、大容量のハードディスク等で構成されたデータ保存部25を備えており、ここに、上記各機能部によって利用されるデータベース(以下、適宜「DB」と略記する)やWEBサイトを構成するプログラムやデータ等のソフトウエア資源が保存されている。具体的には、主要なデータベースとして顧客DB251及び店舗DB252が構築されており、更に後述するように顧客DB251に関連付けて画像保存部253が設けられ、WEBサイトを構成するプログラムやデータとしてWEBサイト保存部254が設けられている。
【0021】
図2は顧客DB251及び画像保存部253の概略構成を示す概念図である。本実施形態のシステムでは顧客に会員制を採用しており、会員になった顧客には顧客IDとパスワードとが付与される。顧客DB251は大別して、顧客属性情報部251Aと施術履歴情報部251Bとから成る。顧客属性情報部251Aは、会員登録された顧客の個人情報を保存するものであって、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、携帯電話番号、電子メールアドレス、携帯電話メールアドレス、来店動機、客層の種別、メール送信の希望有無等の情報が格納される。
【0022】
一方、施術履歴情報部251Bは、各顧客IDに対応付けて、当該顧客に対する過去の施術の履歴情報を保存するものであって、1回の施術毎に年月日、担当者名、施術内容(例えばカット、パーマなどとその内容詳細)、料金などの諸情報が保存され、それ以外に「施術時画像ファイル」フィールド及び「施術後画像ファイル」フィールドが設けられている。施術履歴情報部251Bの記憶領域のサイズを大きくすれば保存可能な施術履歴回数に制限はないが、実用的に言うと、あまりに古い施術履歴を残しておくことは意味がない。そこで、ここでは、過去の直近の所定回数(例えば6回)分だけ施術履歴を保存可能としており、それよりも古い施術履歴は適宜削除される。「施術時画像ファイル」フィールド及び「施術後画像ファイル」フィールドは、画像保存部253に保存された施術時画像ファイル及び施術後画像ファイルの所在を示す情報(例えば、ファイル名、ファイルへのパス等)をそれぞれ保持しており、これにより、施術履歴情報部251Bと画像保存部253とがリンクしている。
【0023】
図3は店舗DB252の概略構成を示す概念図である。本実施形態のシステムでは、本システムを利用する店舗自体についても一種の会員制を採用しており、会員になった店舗には店舗IDとパスワードとが付与される。店舗DB252は大別して、店舗属性情報部252Aと店舗別登録情報部252Bとから成る。店舗属性情報部252Aは、会員登録された店舗の基本情報を保存するものであって、店舗名、代表者名、住所、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス等の情報が格納される。一方、店舗別登録情報部252Bには、各店舗に対応して、その店舗で提供するサービスに関連した情報(担当者、スタイル、施術項目、店舗施術データなど)と、顧客を管理する際に参考としたい区分情報(来店動機、客層)とが保存される。また、顧客に電子メール等で連絡を行う際に利用されるメール文書データも保存されている。
【0024】
図2及び図3に示したように、顧客DB251及び店舗DB252はDB管理部21の下で管理されており、DB管理部21はWEBサーバ20からの指示に基づいて、顧客DB251や店舗DB252にデータを格納したり、或いは目的とするデータを検索して読み出したりする。
【0025】
図1において、WEBサイト保存部254には、サーバ部2の各種機能を利用したり情報を伝達したりするためのインターフェース画面を店舗端末3及び顧客端末7上に形成するためのソフトウエア資源が保存されている。本実施形態のシステムでは、各端末3、7にはいわゆるWEBブラウザ又はそれに相当するWEBサイト閲覧機能(以下、総称してブラウザと呼ぶ)が搭載されており、このブラウザがサーバ部2のWEBサーバ20からプログラム又はデータ等のWEBコンテンツを受け取って解析し、必要な処理を実行することによって、インターフェース画面が端末3、7のディスプレイ(表示部)上に形成される。WEBコンテンツとしては、例えば、HTML文書、画像、スクリプト、プラグイン用データ、Java(TM)アプレット等が挙げられる。
【0026】
店舗端末3はいわゆるPDA(Personal Digital Assistant)であり、カラー画像を表示可能な表示部3aと、英数文字情報を入力するための入力部3bと、被写体の静止画像を撮影するためのデジタルカメラ3cと、を備える。なお、入力部3bは、電源オン/オフボタンやスクロールキーなどを含むボタン類と、文字を入力するためのキーボードと、表示部3aの画面上に設けられたタッチパネル入力部と、から成る。タッチパネル入力部では、付属のペンなどで画面上をタップすることにより入力が可能である。
【0027】
また、店舗端末3は、インターネット1を介する通信機能を利用したWEBサイトの閲覧やメールの送受信等の機能を備える。もちろん、これらの機能はPDA本体のみで達成されるものである必要はなく、例えば通信用カード等の適宜の周辺機器を装着することにより、上記機能を達成するものであってもよい。また、店舗端末3には、図1に示したようにバーコードリーダ4が接続可能であって、バーコードリーダ4で読み取ったコードを入力することができる。更にまた、必要に応じてプリンタなどの出力手段も接続可能である。
【0028】
本顧客管理システムでは、インターネット1を介しサーバ部2と店舗端末3とで相互にデータの送受信を行うことにより、店舗端末3の表示部3a上にWEBサイト上のインターフェース画面を形成し、それに対して担当者が店舗端末3の入力部3bから適宜の操作や入力を行うと、そのデータがサーバ部2へと送信され、それを受けたサーバ部2では所定の処理を実行し、他のインターフェース画面を形成するようなデータを店舗端末3へと送り返す。このようなデータの送受信により、最終的に、店舗端末3の表示部3a上に形成した画面を通して担当者や顧客に必要な情報を提供する。
【0029】
以下、こうした本顧客管理システムの動作について、店舗端末3や顧客端末7の表示部上での表示画面とそれに対応する入力操作との関係を中心に詳細に説明する。なお、以下の説明では、主として、店舗端末3における各種の選択操作はタッチパネル又はボタンを用い、文字入力はキーボードを用いるものとして述べるが、入力方法はこれに限るものではなく、例えば文字入力を行うためにタッチパネルにキーボード画面を表示させてその上をタッピングしたり、或いは手書き文字認識機能を利用して文字入力を行うなど、各種の変形が考え得る。
【0030】
〔1.店舗に関連する情報の登録〕
本実施形態のシステムを利用する店舗は、その店舗を特定するための店舗IDとパスワードとを付与される。なお、このパスワードは後述するように、店舗側で適宜に変更が可能である。その店舗では、店舗DB252に格納する各種情報を予め次のようにして設定しておく。
【0031】
店舗端末3のブラウザを用いて所定URLのWEBページを開くと、図4(A)に示すような初期画面30が表示部3a上に表示される。そこで、担当者は、その店舗毎に決められている店舗IDとパスワードとをそれぞれの入力ボックス300、301に入力し、「次へ」ボタン301をタップする。これにより、入力された店舗ID及びパスワードはサーバ部2へと送られ、ユーザ認証部23が予め登録されている情報と照合することによって正規の会員店舗であるか否かを判断する。会員店舗であることが確認されると、WEBサーバ20から送信されてくるデータに基づいて、店舗端末3の表示部3a上には図4(B)に示す初期選択画面31が表示される。
【0032】
店舗情報の登録設定や変更等を行う場合には、初期選択画面31上で、メンバー店舗ルーム基本店舗データ設定画面「次へ」ボタン316をタップする。すると、図9(A)に示すような店舗データ選択画面40が表示されるから、ここで条件マスター登録・修正「次へ」ボタン400をタップする。これにより、表示部3a上には、図9(B)に示すような条件マスター選択画面41が表示される。ここで「店舗基本情報」ボタン410をタップし、図10(A)に示すような店舗登録設定画面42へと進む。
【0033】
店舗登録設定画面42には、店舗名、代表者名、住所等の各項目の入力ボックス420が設けられている。担当者は、入力部3bからのキー入力等によって全ての項目に入力を行う。そして入力を終えたら「登録」ボタン421をタップする。この操作により、入力された情報が確定してサーバ部2へと送信され、それに応答して、それら入力情報の一覧が含まれる、図10(B)に示すような店舗登録情報確認画面43が表示部3a上に表示される。また、サーバ部2では、WEBサーバ20からの指示を受けたDB管理部21が、店舗DB252の店舗属性情報部252Aに上記情報を格納する。
【0034】
担当者はこの店舗登録情報確認画面43上の各項目の内容を確認し、「条件マスター登録・修正画面に戻る」ボタン430をタップする。すると、表示画面は上記条件マスター選択画面41に戻るから、もし、先に入力した内容に誤りがある場合には、「店舗基本情報」ボタン410を再びタップして店舗登録設定画面42へと進み、既入力事項を修正すればよい。
【0035】
条件マスター選択画面41上には、上記のような店舗基本情報が設定されている店舗に関し、担当者、スタイル、施術項目、店頭販売品などの各店舗で提供するサービスを中心とする細目についての登録を行うための設定画面への移行のためのボタン411〜415と、顧客の来店動機や客層といった顧客の動向を把握するための区分情報の登録とを行うための設定画面への移行のためのボタン416、417とが配置されている。
【0036】
例えば担当者の登録設定(又は既登録済みの内容の変更)を行いたい場合には、「(1)担当者」411を選択する。すると、図11(A)に示すような担当者登録設定画面44が表示される。担当者登録設定画面44には、多数(ここでは10名まで)の担当者(例えばスタイリスト)の氏名を入力するための入力ボックス440が設けられているから、入力部3bからのキー入力等により氏名を入力し、全ての入力が終了したらば「登録」ボタン441をタップする。この操作により、入力された情報が確定してサーバ部2へと送信され、それに応答して、それら入力情報の一覧が含まれる、図11(B)に示すような担当者登録情報確認画面45が表示部3a上に表示される。また、サーバ部2では、WEBサーバ20からの指示を受けたDB管理部21が、店舗DB252の店舗別登録情報部252Bに上記担当者の情報を格納する。
【0037】
担当者はこの担当者登録情報確認画面45上の各担当者の氏名を確認し、「条件マスター登録・修正画面に戻る」ボタン450をタップする。すると、表示画面は条件マスター選択画面41に戻るから、もし、先に入力した氏名に誤りがあったり追加が必要であったりする場合には、「(1)担当者」411を再び選択して担当者登録設定画面44へと進み、既入力事項を修正又は追加すればよい。
【0038】
スタイル、店頭販売品、来店動機、及び客層についても上記担当者の登録設定と同様の手順で、それぞれ登録設定することができる。図12(A)及び(B)はスタイル登録設定画面46及びスタイル登録情報確認画面47、図15(A)及び(B)は店頭販売品登録設定画面52及び店頭販売品登録情報確認画面53、図16(A)及び(B)は来店動機登録設定画面54及び来店動機登録情報確認画面55、図17(A)及び(B)は客層登録設定画面56及び客層登録情報確認画面57の一例である。
【0039】
また、施術項目の登録設定(又は既登録済みの内容の変更)を行いたい場合には、条件マスター選択画面41で「(3)施術項目」413を選択する。すると、図13(A)に示すような施術項目登録設定画面48が表示される。施術項目登録設定画面48には、多数(ここでは20個まで)の施術種類名用の入力ボックス480が設けられているから、入力部3bからのキー入力等により施術種類名を順次入力し、全ての入力が終了したならば「登録」ボタン481をタップする。この操作により、入力された情報が確定してサーバ部2へと送信され、それに応答して、それら入力情報の一覧が含まれる、図13(B)に示すような施術項目登録情報確認画面49が表示部3a上に表示される。また、サーバ部2では、WEBサーバ20からの指示を受けたDB管理部21が、店舗DB252の店舗別登録情報部252Bに上記施術項目の情報を格納する。
【0040】
更に、この施術項目登録情報確認画面49では、登録されている施術種類をボタン操作等で選択できるようになっており、担当者が例えば「(1)トップスタイリストカット」491を選択すると、図14(A)に示すようなトップスタイリストカット用の(つまり施術項目毎に設けられた)料金登録設定画面50が表示される。この料金登録設定画面50には、5個の種別と料金とを入力設定するための入力ボックス500が設けられており、ここでは、「大人」、「中学生・高校生」及び「小学生以下」の3つの種別を定めてそれぞれ料金を設定している。
【0041】
こうした入力が終了したならば「登録」ボタン501をタップする。この操作により、入力された情報が確定してサーバ部2へと送信され、それに応答して、それら入力情報の一覧が含まれる、図14(B)に示すような料金登録情報確認画面51が表示部3a上に表示される。また、サーバ部2では、WEBサーバ20からの指示を受けたDB管理部21が、店舗DB252の店舗別登録情報部252Bに上記施術項目に対応付けて料金情報を格納する。
【0042】
担当者はこの料金登録情報確認画面51上の各種別と料金とを確認し、「施術項目確認画面に戻る」ボタン510をタップする。すると、表示画面は施術項目登録情報確認画面49に戻るから、もし、先に入力した種別と料金とに誤りがあったり追加が必要であったりする場合には、「(1)トップスタイリストカット」ボタン491を再び選択して料金登録設定画面50へと進み、既入力事項を修正又は追加すればよい。
【0043】
また、「(1)トップスタイリストカット」以外の施術項目に対する料金を登録設定したい場合には、施術項目登録設定画面48上で所望の施術種類を選択し、上記と同様の手順で料金情報を入力すればよい。そして、全ての施術種類に対して料金を登録したならば、「条件マスター登録・修正画面に戻る」ボタン490をタップし、条件マスター選択画面41へと戻る。更に、上述したような条件マスター選択画面41から移行する画面上で設定すべき各種内容を登録し終えたならば、条件マスター選択画面41で「戻る」ボタン418をタップし、店舗データ選択画面40へと戻る。
【0044】
また、パーマ、カラーリングなどに使用する薬品類の種類や処置時間などの、施術に関する詳細データは、店舗施術データとして店舗DB252に登録することができる。店舗施術データを登録設定(又は既登録済みの内容の変更)したい場合には、店舗データ選択画面40で、店舗施術データ登録・修正「次へ」ボタン401をタップする。すると、図18(A)に示すような店舗施術データ登録設定画面58が表示される。店舗施術データ登録設定画面58には、多数(ここでは10個まで)の入力ボックス580が設けられているから、入力部3bからのキー入力等により薬品種別等を順次入力し、全ての入力が終了したならば「登録」ボタン581をタップする。この操作により、入力された情報が確定してサーバ部2へと送信され、それに応答して、それら入力情報の一覧が含まれる、図18(B)に示すような店舗施術データ登録情報確認画面59が表示部3a上に表示される。また、サーバ部2では、WEBサーバ20からの指示を受けたDB管理部21が、店舗DB252の店舗別登録情報部252Bに上記情報を格納する。
【0045】
更に、この店舗施術データ登録情報確認画面59では、ボタン操作等により登録されている項目を選択できるようになっており、担当者が例えば「C ヘアカラー剤」591を選択すると、図19(A)に示すようなヘアカラー剤(の一部)に対する店舗施術データ細目登録設定画面60が表示される。この店舗施術データ細目登録設定画面60には、20個の細目(例えば薬品名等)を入力設定するための入力ボックス600が設けられているから、担当者は薬品名等を順次入力する。
【0046】
こうした入力が終了したならば「登録」ボタン601をタップする。この操作により、入力された情報が確定してサーバ部2へと送信され、それに応答して、それら入力情報の一覧が含まれる、図19(B)に示すような店舗施術データ細目登録情報確認画面61が表示部3a上に表示される。また、サーバ部2では、WEBサーバ20からの指示を受けたDB管理部21が、店舗DB252の店舗別登録情報部252Bに上記項目に対応付けて細目情報を格納する。
【0047】
担当者はこの店舗施術データ細目登録情報確認画面61上の細目を確認し、「店舗施術データ登録・修正確認画面に戻る」ボタン610をタップする。すると、表示画面は店舗施術データ登録情報確認画面59に戻るから、もし、先に入力した細目に誤りがあったり追加が必要であったりする場合には、「C ヘアカラー剤」591を再び選択して店舗施術データ細目登録設定画面60へと進み、既入力事項を修正又は追加すればよい。
【0048】
また、「C ヘアカラー剤」以外の項目に対する細目を登録設定したい場合には、店舗施術データ登録情報確認画面59上で所望の項目を選択し、上記と同様の手順で細目を入力すればよい。そして、全ての項目に対して細目を登録したならば、「店舗データ選択画面に戻る」ボタン590をタップし、店舗データ選択画面40へと戻る。
【0049】
以上のような当該店舗に係る条件マスター及び店舗施術データは、必ずしも全ての項目の登録設定が必要という訳ではないが、本実施形態のシステムを好適に運用するためには極力登録しておくことが望ましい。なお、会員である店舗がパスワードを変更したい場合には、店舗データ選択画面40からパスワード設定変更「次へ」ボタン403をタップし、図20(A)に示すパスワード設定変更画面62で新たなパスワードを入力すればよい。
【0050】
〔2.新規顧客の登録〕
或る顧客が初めて来店したときには、店舗では顧客登録処理を実行し、該顧客に対して顧客カード8を発行する。顧客登録処理の手順は次の通りである。
【0051】
新規の顧客登録を行う場合には、上記初期選択画面31において、お客様登録「次へ」ボタン310をタップする。すると、図5(A)に示すような顧客登録設定画面32が表示される。ここで、担当者は入力部3bからのキー入力等により、顧客から聴取したその顧客の属性情報を順次入力ボックス320に入力する。年月日などはドロップダウンメニューになっているので、そのメニューの中から選択すればよい。少なくとも必須項目(図5(A)中の※印の項目)を入力し終えた状態で「次へ」ボタン321をタップすると、入力情報がサーバ部2へと送信され、それに応答して、それら入力情報の一覧が含まれる、図5(B)に示すような顧客登録情報確認画面が表示部3a上に表示される。
【0052】
担当者は例えばこの表示画面を直接顧客に提示して、誤りがないか否かをチェックした貰った後、問題がなければ「登録」ボタン330をタップする。もし、入力ミス等がある場合には「戻る」ボタン331を操作して、顧客登録設定画面32へと一旦戻り、この画面上で入力事項を修正すればよい。
【0053】
顧客登録情報確認画面33上で「登録」ボタン330がタップされると、サーバ部2では、WEBサーバ20からの指示を受けたDB管理部21が、顧客DB251の顧客属性情報部251Aに上記情報を新規に格納する。また、WEBサーバ20からの送信されてくるデータを受けて、また、図6(A)に示すような顧客登録完了画面34が表示される。この顧客登録完了画面34上には、その新規の顧客に対して発行されたパスワードがパスワード欄340に表示されているから、担当者は顧客に渡す顧客カード(ここでは「お客様アクセスカード」と名付けている)にパスワードを記入する。なお、顧客カードにバーコードを設ける場合には、別途プリンタで印刷したバーコードシールをカードに貼り付けるか、或いは、カードに直接バーコードを印刷すればよい。この顧客登録完了画面34にて、「顧客データ選択画面へ」ボタン341をタップすれば、図6(B)に示すような顧客データ選択画面35が表示される。
【0054】
なお、顧客の頭髪や頭皮の状態に合った施術を行うことが望ましいから、新規顧客に対しては、担当者が顧客の頭髪、頭皮の状態をチェックし、予め登録されているカウンセリング項目の中から選択して登録できるようにしてもよい。
【0055】
〔3.既存顧客の情報呼び出し〕
来店した顧客が新規顧客でなく既登録の既存顧客である場合で、該顧客が顧客カード8を持って来ている場合には、初期選択画面31上で顧客パスワード入力ボックス311にパスワードを入力するか、或いは、顧客カード8に記載されているバーコードをバーコードリーダ4で読み取ることにより、パスワードを入力する。バーコードリーダ4を介して入力されたパスワードは、顧客パスワード入力ボックス311に表示される。この文字列が正しければ、担当者は「次へ」ボタン312をタップする。
【0056】
この操作により、入力されたパスワードがサーバ部2へ送られると、ユーザ認証部23は既に登録されている会員顧客の情報と照合し、該当する顧客の顧客属性を顧客DB251の顧客属性情報部251Aから読み出す。WEBサーバ20はこの情報を元に図7(B)に示すような顧客登録情報確認画面37を形成するデータを店舗端末3へと送信し、その画面37を表示部3aに表示させる。
【0057】
一方、既存顧客であっても顧客カード8を持って来なかった場合には、通常、パスワードが不明である。そうした場合には、検索機能を利用して顧客情報を探す。すなわち、初期選択画面31において、顧客の氏・名のそれぞれ頭文字1文字ずつ、計2文字を片仮名で氏名検索ボックス315に入力し、「検索」ボタン316をタップする。すると、サーバ部2では、DB管理部21が顧客DB251の顧客属性情報部251Aに格納されている氏名データを検索して、該当するものを全て読み出す。このデータを元にWEBサーバ20は図7(A)に示すような顧客検索結果画面36を作成し、表示部3a上に表示させる。顧客検索結果画面36には、氏名の頭文字2文字が「ハア」である顧客の一覧リスト360を含む。この一覧リスト360において該当する顧客の氏名を選択すると、上記顧客登録情報確認画面37に移行する。
【0058】
したがって、パスワードを入力した場合、氏名による検索機能を利用した場合のいずれにおいても、顧客登録情報確認画面37にて確かにその顧客の情報であるのか否かを確認し、よければ「OK」ボタン370をタップする。すると、上記顧客データ選択画面35が表示される。
【0059】
なお、既存顧客の登録設定内容の変更を行いたい場合には、初期選択画面31において顧客登録情報変更「次へ」ボタン317をタップする。すると、図8に示す顧客登録情報変更画面38が表示される。そこで、初期選択画面31のときと同様に、既存顧客のパスワードが既知でるあるか不明であるのかに応じて、パスワードを入力するか或いは顧客の氏名の頭2文字を入力した後に検索することにより、顧客登録設定画面32を表示させる。そして、既登録事項を適宜変更した後は、上述したような新規登録時と同様の手順で変更内容を登録させることができる。
【0060】
〔4.顧客の施術に関する情報の登録〕
図6(B)に示すような顧客データ選択画面35には、当該顧客の施術に関する各種の情報を新規に登録したり、或いは過去に登録されている情報を呼び出してきて閲覧したりするためのボタン350〜354が設けられている。具体的には、施術時画像データ登録「次へ」ボタン350、施術後画像データ登録「次へ」ボタン351、ヘアカルテ登録「次へ」ボタン352、及び顧客管理情報登録「次へ」ボタン353のいずれかがタップされると、それぞれ、図21に示す施術時画像データ登録設定画面70、図22に示す施術後画像データ登録設定画面71、図23に示すヘアカルテ登録設定画面72、及び図24に示す顧客管理情報登録設定画面73に表示が移行する。但し、登録設定時には、これら画面に備えられている入力ボックス720、730や画像フィールド700、701、710、711は空欄である。
【0061】
施術時画像データ(施術後画像データでも同様)の登録を行う場合の手順の一例は次の通りである。この店舗端末3では、デジタルカメラ3cを利用して静止画像を撮影して、例えばJPEGなどの圧縮ファイル形式で内蔵のメモリ又はICカードなどに保存することができる。そこで、店舗端末3を撮影モードに切り替えて(カメラ3cを起動させて)、顧客の施術中又は施術後の写真を複数枚撮影する。撮影された画像データは、1枚ずつその画像を特定する情報(ファイル名や連続番号など)が付与されて保存される。
【0062】
施術時画像データ登録設定画面70には、2枚の画像フィールド700、701と2つの画像選択ボタン702、703とが設けられている。画像フィールド700、701は、その端末3のメモリに格納されている画像ファイルの所在を示す情報(ファイル名、ファイルへのパス名等で、以下、画像位置特定情報と呼ぶ)をそれぞれ保持しており、該情報によって指定されたファイルの画像が画像フィールド700、701にそれぞれ貼り付けられることによって、テキスト情報と画像との混在が可能となっている。
【0063】
上述したように予め撮影されて保存されている画像ファイルに関する画像位置特定情報は例えばテーブル形式で整理されており、担当者が画像選択ボタン702、703をタップする毎に、画像フィールド700、701の画像位置特定情報は巡回的に更新される。したがって、例えば画像選択ボタン702をタップすると、1回のタップ毎に、画像フィールド700に表示される画像は、図21中の(p1)→(p2)→(p3)…というように順次更新される。担当者はその画像を顧客に見せながら、登録したい画像が現れるまで画像選択ボタン702をタップすればよい。もちろん、ボタン操作によって同様の作業を行うようにしてもよい。他方の画像フィールド701についても同様である。
【0064】
上記以外の画像選択方法の例としては、画像選択ボタン702、703を1回タップすると、スライドショウ機能が作動して、メモリ(又はICカードなど)に格納されている画像が所定時間間隔で自動的に更新して表示されるようにし、所望の画像が表示されているときに画像選択ボタン702、703を再度タップすると、スライドショウ機能が終了して画像が決まるようにしてもよい。いずれにしても、複数(ここでは3枚以上)撮影した画像の中から任意の2枚の画像を容易に選択できるようにしておきさえすればよい。
【0065】
また、自分の写真がそのまま登録されたりWEBサイト上に掲載されることを好まない顧客もいるため、本システムでは、店舗端末3に、写真画像をデータ処理して例えばスケッチ調の絵画に変換する画像処理機能を持たせている。上記施術時画像データ登録設定画面70において、「画像処理」ボタン704をタップすると、選択されている2枚の画像データが処理され、処理が終了すると、元の画像データに代えて処理後のスケッチ調の画像が表示される。この場合、元の写真画像自体もメモリにはそのまま保存されており、「未処理」ボタン705をタップすれば、処理前の元の写真画像が表示される。したがって、顧客の好みによって、写真画像又はスケッチ調の絵画画像のいずれを選択的に表示させることができる。なお、この画面70に表示される画像はスペースの制限があるため、元の画像データから作成した縮小画像であるが、例えばその画像フィールド700、701をタップすることにより、その時点で表示されている画像の拡大画像を表示させるようにしてもよい。
【0066】
このようにして、2枚の画像データが各画像フィールド700、701に表示された状態で、担当者が「登録」ボタン706をタップすると、それら画像データがサーバ部2へと送られ、画像管理部22の制御の下に画像保存部253の所定領域に保存される。また同時に、DB管理部21はその画像の位置を示す情報を顧客DB251の施術履歴情報部251B内の施術時画像データファイルフィールドに書き込む。
【0067】
施術後画像データの登録手順についても上記と同様であるので、説明を省略する。このようにして、例えばパーマをかけている途中の状態や仕上がり状態など、施術中や施術後の任意の時点での顧客の状態を画像データとして残すことができる。
【0068】
図23(A)に示すようなヘアカルテ登録設定画面72には、予め登録されている店舗技術データの項目の一覧が表示され、それぞれに入力ボックス720が設けられている。ここで、各項目又は各入力ボックスはそれぞれ、各項目に対応して登録されている店舗技術データ細目の一覧表にリンクしている。したがって、例えば「C ヘアカラー剤」の入力ボックス721を選択すると、図23(B)に示すような「項目C ヘアカラー剤」に対応して登録されている薬品類の一覧を示すウインドウ722が重畳して表示される。そこで、その一覧表の中で1つの細目、例えば「N−4」723を選択すると、その選択されたものが「項目C ヘアカラー剤」の入力ボックス721に自動的に入力される。もちろん、ドロップダウンメニューで表示しても同様である。
【0069】
こうしてヘアカルテ登録設定画面72上で必要な項目について入力が完了したならば、「登録」ボタン725をタップする。すると、この情報がサーバ部2に送られ、DB管理部21の制御の下に、顧客DB251の施術履歴情報部251B内に格納される。
【0070】
また、図24(A)に示すような顧客管理情報登録設定画面73においても、上記ヘアカルテ登録設定と同様の方法及び手順で、簡単に所定事項を入力し、「登録」ボタン735をタップすることにより、入力した情報を顧客DB251の施術履歴情報部251B内に格納することができる。
【0071】
以上のようにして、或る顧客に対する1回の施術において、施術時画像データ、施術後画像データ、ヘアカルテ、及び顧客管理情報が、顧客DB251の施術履歴情報部251Bに登録されることになる。こうした情報のうち、画像データを除くデータはDB管理部21を経て顧客DB251の施術履歴情報部251Bに格納され、画像データは画像管理部22を経て画像保存部253に格納される。但し、上述したように施術履歴情報部251Bに格納された施術時及び施術後画像ファイルデータによって画像データの所在は確定しているから、実質的には、1回の施術に関するこれら全てのデータは一体的に取り扱うことができる。
【0072】
〔5.顧客の施術に関する情報の呼び出し〕
来店した顧客が、過去において既に上述したように施術に顧客DB251の施術履歴情報部251Bに関する情報を登録している場合、担当者は、該顧客に施術を行う前に、過去の施術の情報を呼び出してきて表示部3a上に表示させ、それを顧客に提示しながら施術内容の相談等に利用することができる。
【0073】
上記のような過去の施術履歴を呼び出したい場合には、上記顧客データ選択画面35において過去データ閲覧「次へ」ボタン354をタップする。すると、この操作による指示を受けたサーバ部2では、DB管理部21が顧客DB251の施術履歴情報部251Bにおいてその顧客に対する最も直近の履歴情報を検索し、WEBサーバ20は図25、図26又は図27(A)に示すような過去データ閲覧画面74を形成するデータを店舗端末3に送信する。これを受けて、店舗端末3の表示部3aには、過去データ閲覧画面74が表示される。
【0074】
この過去データ閲覧画面74上には、過去6回の施術の選択ボタン740と、テキスト出力ボックス746に表示される情報の種類を選択するための「ヘアカルテ」ボタン741、「顧客管理情報」ボタン742及び「個人情報」ボタン743と、2枚の画像フィールド744と、画像フィールド744に表示する画像を選択するための施術時・施術後選択ボタン745とが配置されている。図24は「ヘアカルテ」ボタン741がタップされ、テキスト出力ボックス746にヘアカルテ情報が表示されている例、図25は「顧客管理情報」ボタン742がタップされ、テキスト出力ボックス746に顧客管理情報が表示されている例、そして図27(A)は「個人情報」ボタン743がタップされ、テキスト出力ボックス746にその顧客の個人情報が表示されている例である。
【0075】
施術時・施術後選択ボタン745の一方がタップされると、それに応じて画像フィールド744に表示される画像は、上述したように既に画像保存部253に保存されている施術時画像データ⇔施術後画像データと入れ替わる。また、施術の選択ボタン740により他の施術履歴が選択されると、顧客DB251の施術履歴情報部251Bに保存されている他の施術履歴情報が読み出され、それに応じて表示も更新される。更にまた、画像フィールド744をタップすると、図27(B)に示すようにその画像の拡大画像750が表示された拡大画像画面75に切り替わり、「戻る」ボタン751をタップすると元の画面へ戻る。
【0076】
このように簡単な操作によって、過去の様々な施術に関する情報を呼び出すことができるので、担当者は顧客に対してその情報を提示しながら、的確なアドバイスを行うことができ、逆に顧客は担当者に対し施術の要望事項を伝えることができる。しかも、店舗端末3は担当者が店舗内のいずれの場所にも持って行くことができるので、例えば、店舗内の待合いスペースで顧客と相談を行ったり、施術用椅子に座した顧客と相談を行ったり、様々な形態をとることができる。そのため、顧客のリラックスした感情を損なうことがなく、施術途中などにも気軽に適切な相談が可能である。また、担当者自身も過去の施術の技術内容等を迅速に且つ正確に確認することができ、また担当者が異なる場合であっても、過去の施術を引き継いで又は参考にして、適切な施術が行えるので、顧客にとっては安心感がある。もちろん、顧客へのサービスとして、上記のような施術履歴等の各種情報をプリンタから出力して顧客へ手渡すこともできる。
【0077】
〔6.顧客への連絡〕
以上は、担当者が店舗端末3を用いることによって、来店した顧客と施術の相談を行ったり、ヘアケアのアドバイスを行ったりする場合の例であるが、本実施形態のシステムでは、帰宅した顧客等に対して、電子メールを用いてお礼などを送ることができる。
【0078】
こうした電子メールを利用する場合、店舗端末3において表示部3aに店舗データ選択画面40(図9(A))を表示させ、メール文書登録・修正「次へ」ボタン402をタップする。すると、図28に示すようなメール文書選択画面76が表示される。このメール文書選択画面76では、既に登録されている文書のタイトルの一覧が表示されるから、始めて文書を登録する場合には全てが空欄である。図28の例では既に4件の文書が登録されており、例えば、番号「1」760をタップすると、「ご来店ありがとうございました。」というタイトルのメール文書登録画面77が現れる。この画面77上では、タイトル入力ボックス770及びメッセージ入力ボックス771に適宜にテキストを入力、追加、又は修正することができ、こうした作業が終了したならば「登録」ボタン772をタップする。また、このタイトルの付された文書を削除したい場合には「削除」ボタン773をタップすればよい。「登録」ボタン772がタップされると、タイトル及びメッセージを含むデータがサーバ部2へと送られ、DB管理部21により店舗DB252の店舗別登録情報部252Bに格納される。
【0079】
こうした文書は通常の電子メール機能や携帯電話のメール機能を利用して各顧客の電子メールアドレス、携帯メールアドレスに宛てて送信できるようにしてもよいが、それ以外に、後述のように、各顧客が顧客端末7で自分の施術履歴などのWEBページを閲覧する際に、そのページの一部に貼り付けられる、又は同時に開く別のウインドウ上に表示されるようにしてもよい。
【0080】
サーバ部2のメール送受信部24では、上記のようなメールの送信を例えば顧客来店の次の日、1ヶ月後など、予め決まった時機に自動的に行うようにすることができる。なお、顧客がこうしたメールの受信装置を持たない場合には、葉書などを利用した連絡を代わりに採用することができる。
【0081】
〔7.顧客端末を用いた閲覧〕
本実施形態のシステムでは、顧客はパソコン5や携帯電話6などの顧客端末7を用いて、自宅に居ながらにして又は任意の場所において、上述したような過去データ等を閲覧することができる。図29はパソコン5で表示される画面の一例、図30は携帯電話で表示される画面の一例である。
【0082】
顧客がパソコン5のブラウザでサーバ部2にアクセスし、パスワードの入力要求に応答して正規のパスワードを入力すると、サーバ部2ではユーザ認証部23がパスワードを照合し、正規の会員であることが認証されるとWEBページの閲覧が可能になる。このWEBサイト上では、例えば店舗の情報の一部やそのほかの各店舗の広告に類する情報が閲覧可能であるとともに、その顧客に関する施術履歴の情報が閲覧可能である。
【0083】
すなわち、所定操作により過去データの閲覧を指示すると、サーバ部2から送られてくるデータにより、パソコン5の表示部上には図29に示すような施術履歴情報閲覧画面80が開く。この施術履歴情報閲覧画面80では、1回の施術に関して、施術時又は施術後の画像を表示する画像フィールド802、ヘアカルテ等の施術内容を表示する出力ボックス803、担当者からの連絡事項などを表示する連絡欄804などが1ページに集約されており、タブ801をタップすることで、過去6回の施術に関する情報をすぐに見ることができる。
【0084】
図30は携帯電話によるインターネット接続を利用した場合の、携帯電話の表示画面の一例であって、通常、縦スクロールによって順次画面上に現れる表示の全体を描いている。この画面81では、上に上記のようにして作成されたメール文書810が配置され、その下に、6回の過去データを選択するためのボタンが設けられている。これらボタンをタップすることにより、上記パソコンの表示画面に含まれるような情報を携帯電話の画面上でも見ることができる。
【0085】
したがって、顧客は店舗へ出向く前に自宅や任意の場所で予め過去の施術内容や担当者からのアドバイスなどを確認し、施術に関する要望事項などを考えた上で店舗へ行ったり、又は施術の予約などをすることができる。もちろん、こうした予約も同じWEBサイト上で行えるようにしておけば、確実に希望の担当者による施術を受けることができ、更にまた、電子メールなどによって、施術の要望事項などを店舗に連絡しておくことによって、店舗側でも時間の調整が行い易くなる。
【0086】
なお、上記のような施術履歴に関する情報はその全てが必ずしも顧客の了解の下に登録されるとは限らないから、例えば自宅のパソコンでこうした情報を見た顧客の中には、例えば画像が気に入らないといった場合もあり得る。そこで、自分の情報に関しては、顧客端末7からの操作により、一部又全ての情報の削除、或いは、閲覧の禁止等の指示を行えるようにしておいてもよい。また逆に、店舗側では、顧客に開示することなく保持しておきたい顧客情報もあろうから、例えば登録の際に情報開示禁止フラグ等を設定できるようにしておいて、サーバ部2は、そのフラグが付与されているデータに関しては、顧客端末7からのアクセスによるWEBページには開示しないようにしてもよい。
【0087】
なお、上記実施形態のシステムでは、画像として静止画のみを用いているが、端末の処理能力などに依っては、短時間の圧縮動画を利用してもよい。これは、特に施術中の状況を把握したり、或いはスタイルの完成状態を360°の周囲から見渡すのに便利である。
【0088】
更にまた、上記顧客管理システムでは、上記記載以外に各種の機能を盛り込むことが可能である。すなわち、店舗側からの顧客の管理という観点で顧客DBを活用すれば、例えば日付を入力して、その日の顧客データを一覧で閲覧したり、或る特定の顧客、例えば、誕生日、新規顧客、長期間来店していない顧客、特定の施術を受けた顧客などの条件の下に顧客を検索することができる。
【0089】
更にまた、本システムに参加している会員店舗の情報の共有化も可能である。すなわち、或る会員店舗で考案された新規のヘアスタイル及び施術内容を公開可能である旨の指定を行った上でデータベースに登録しておけば、他の会員店舗の担当者が自由に閲覧することができる。これによれば、参加店舗の担当者の技術の向上に大きく貢献する。
【0090】
また、上記実施形態は本発明の単に一例に過ぎないから、本発明の請求項に記載の範囲で適宜に変形や追加を行えることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である理美容室の顧客管理システムの全体構成図。
【図2】顧客DB及び画像保存部の概略構成を示す概念図。
【図3】店舗DBの概略構成を示す概念図。
【図4】店舗端末の表示画面の一例を示す図(初期画面30及び初期選択画面31)。
【図5】店舗端末の表示画面の一例を示す図(顧客登録設定画面32及び顧客登録情報確認画面33)。
【図6】店舗端末の表示画面の一例を示す図(顧客登録完了画面34及び顧客データ選択画面35)。
【図7】店舗端末の表示画面の一例を示す図(顧客検索結果画面36及び顧客登録情報確認(既登録時)画面37)。
【図8】店舗端末の表示画面の一例を示す図(顧客登録情報変更画面38)。
【図9】店舗端末の表示画面の一例を示す図(店舗データ選択画面40及び条件マスター選択画面41)。
【図10】店舗端末の表示画面の一例を示す図(店舗登録設定画面42及び店舗登録情報確認画面43)。
【図11】店舗端末の表示画面の一例を示す図(担当者登録設定画面44及び担当者登録情報確認画面45)。
【図12】店舗端末の表示画面の一例を示す図(スタイル登録設定画面46及びスタイル登録情報確認画面47)。
【図13】店舗端末の表示画面の一例を示す図(施術項目登録設定画面48及び施術項目登録情報確認画面49)。
【図14】店舗端末の表示画面の一例を示す図(料金登録設定画面50及び料金登録情報確認画面51)。
【図15】店舗端末の表示画面の一例を示す図(店頭販売品登録設定画面52及び店頭販売品登録情報確認画面53)。
【図16】店舗端末の表示画面の一例を示す図(来店動機登録設定画面54及び来店動機登録情報確認画面55)。
【図17】店舗端末の表示画面の一例を示す図(客層登録設定画面56及び客層登録情報確認画面57)。
【図18】店舗端末の表示画面の一例を示す図(店舗施術データ登録設定画面58及び店舗施術データ登録情報確認画面59)。
【図19】店舗端末の表示画面の一例を示す図(店舗施術データ細目登録設定画面60及び店舗施術データ細目登録情報確認画面61)。
【図20】店舗端末の表示画面の一例を示す図(パスワード設定変更画面62及びパスワード変更終了画面63)。
【図21】店舗端末の表示画面の一例を示す図(施術時画像データ登録設定画面70)。
【図22】店舗端末の表示画面の一例を示す図(施術後画像データ登録設定画面71)。
【図23】店舗端末の表示画面の一例を示す図(ヘアカルテ登録設定画面72)。
【図24】店舗端末の表示画面の一例を示す図(顧客管理情報登録設定画面73)。
【図25】店舗端末の表示画面の一例を示す図(過去データ閲覧画面74)。
【図26】店舗端末の表示画面の一例を示す図(過去データ閲覧画面74)。
【図27】店舗端末の表示画面の一例を示す図(過去データ閲覧画面74及び拡大画像画面75)。
【図28】店舗端末の表示画面の一例を示す図(メール文書選択画面76及びメール文書登録画面77)。
【図29】顧客端末であるパソコンの表示画面の一例を示す図。
【図30】顧客端末である携帯電話の表示画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…インターネット
2…サーバ部
20…WEBサーバ
21…データベース(DB)管理部
22…画像管理部
23…ユーザ認証部
24…メール送受信部
25…データ保存部
251…顧客DB
251A…顧客属性情報部
251B…施術履歴情報部
252…店舗DB
252A…店舗属性情報部
252B…店舗別登録情報部
253…画像保存部
254…WEBサイト保存部
3…店舗端末
3a…表示部
3b…入力部
3c…デジタルカメラ
5…パーソナルコンピュータ
6…携帯電話
7…顧客端末
30…初期画面
31…初期選択画面
32…顧客登録設定画面
33…顧客登録情報確認画面
34…顧客登録完了画面
35…顧客データ選択画面
36…顧客検索結果画面
37…顧客登録情報確認画面
38…顧客登録情報変更画面
40…店舗データ選択画面
41…条件マスター選択画面
42…店舗登録設定画面
43…店舗登録情報確認画面
44…担当者登録設定画面
45…担当者登録情報確認画面
46…スタイル登録設定画面
47…スタイル登録情報確認画面
48…施術項目登録設定画面
49…施術項目登録情報確認画面
50…料金登録設定画面
51…料金登録情報確認画面
52…店頭販売品登録設定画面
53…店頭販売品登録情報確認画面
54…来店動機登録設定画面
55…来店動機登録情報確認画面
56…客層登録設定画面
57…客層登録情報確認画面
58…店舗施術データ登録設定画面
59…店舗施術データ登録情報確認画面
60…店舗施術データ細目登録設定画面
61…店舗施術データ細目登録情報確認画面
62…パスワード設定変更画面
63…パスワード変更終了画面
70…施術時画像データ登録設定画面
71…施術後画像データ登録設定画面
72…ヘアカルテ登録設定画面
73…顧客管理情報登録設定画面
74…過去データ閲覧画面
75…拡大画像画面
76…メール文書選択画面
77…メール文書登録画面
80…施術履歴情報閲覧画面

Claims (4)

  1. 理美容室の店舗内で使用される携帯型の情報端末と、データ通信ネットワークを介して該情報端末と相互に接続されたサーバ部とを具備し、
    前記情報端末は、
    数文字情報を入力するための入力手段と、
    数文字情報及び画像を表示可能な表示手段と、
    被写体を撮像して画像データとして処理可能な撮像手段と、
    前記データ通信ネットワークを介してサーバ部から受けたデータを処理し、前記表示手段に表示する画面を形成するとともに、該画像に対応して前記入力手段により入力された情報と前記撮像手段により取り込んだ画像データとを前記データ通信ネットワークを介してサーバ部へと送出する端末側処理手段と、
    を備え、前記サーバ部は、
    当該理美容室の顧客に関する個人情報、及び該顧客毎の施術履歴に関する情報を格納しておく顧客データベースと、
    前記顧客毎の施術履歴に関連付けて前記画像データを保存しておく画像保存手段と、
    前記情報端末からの要求に応じて、前記顧客データベース及び画像保存手段から目的とする情報を読み出し、前記端末側処理手段により表示画面を形成可能な形式で前記データ通信ネットワークを介して情報端末へと送出するサーバ側処理手段と、
    を備えることを特徴とする理美容室の顧客管理システム。
  2. 前記情報端末における入力手段は、前記表示手段の画面を利用したタッチパネル式のものを含むことを特徴とする請求項1に記載の理美容室の顧客管理システム。
  3. 前記サーバ部は、当該理美容室で提供する施術に関する情報を格納しておく店舗データベースを備え、前記サーバ側処理手段は、前記情報端末からの要求に応じて、該店舗データベースからも目的とする情報を読み出すことを特徴とする請求項1又は2に記載の理美容室の顧客管理システム。
  4. 前記データ通信ネットワークを介して前記サーバ部は顧客側の端末とも接続され、前記サーバ側処理手段は、該顧客側端末からの要求に応じて、前記顧客データベース及び画像保存手段から目的とする情報を読み出し、顧客側端末の表示部で表示画面を形成可能な形式で前記データ通信ネットワークを介して顧客側端末へと送出することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の理美容室の顧客管理システム。
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