JP2004027834A - 接合金具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】垂直材と横架材とを互いに垂直に接合する接合金具であって、固定用孔を有し固定材で垂直材の側面に当接固定される縦長の平板体11と、平板体11に突出固定され、平板体11の平板部11bに対して垂直な方向に縦長の係合孔部13aを有する係合体13とを具備し、係合孔部13aは、矩形状のプレートを折曲しその両端部を平板部11bに固定して形成されており、引き寄せボルトを平板部11bに対して垂直な方向の所望の位置にずらして挿通可能であり、引き寄せボルトを係合孔部13bに挿通し、その引き寄せボルトの両側に位置する、係合孔部の相対向する一対の縁部間にまたがるように配したナットを螺合させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、接合金具に関し、詳しくは、引き寄せボルトの配設位置の精度に拘わらず、容易且つ確実に構造材同士を接合することのできる接合金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、都市部等において木造三階建等の土地効率を高めた住宅が注目されている。このような建物においては、特に一階の柱に加わる引き抜き力が大きくなるため、図6に示されるように、土台等の横架材20と該横架材20上に立設される柱等の垂直材30の柱脚部とは、ホールダウン金物10と呼ばれる金物を利用して強固に接合される。上記垂直材30は、その側面に固定された上記ホールダウン金物10と上記基礎4に埋設されたアンカーボルト5とを緊結することにより横架材20上に接合固定されている。
【0003】
また、最近では、平屋建や二階建の住宅においても、より耐震性を向上させるために、このようなホールダウン金物が構造材同士の接合部に用いられることが多くなっている。尚、上記横架材20は、基礎4に埋設されたアンカーボルト50により該基礎4上に固定されている。また、胴差梁をはさんで上下に柱がくる場合の接合部にも、このようなホールダウン金物が多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したホールダウン金物10を用いて横架材20上に垂直材30を接合するためには、該アンカーボルト5の正確な位置出しが必要であり、アンカーボルト5の埋設位置にずれがある場合には、該接合部にホールダウン金物10の取付ができなかったり、取付は可能であっても必要な強度を確保できないおそれがある。また、胴差梁の上下の柱の径に差がある場合等では、ボルト位置の調整が困難であった。従って、このような場合には、十分な接合強度を確保するために、他の接合金物を利用して該接合部を補強する等の対策を講ずる必要があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、引き寄せボルトの配設位置の精度に拘わらず、容易且つ確実に構造材同士を接合することのできる接合金具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1構造材と第2構造材とを互いに垂直に接合する接合金具であって、第1構造材が垂直材であり、第2構造材が横架材であり、固定用孔を有し該固定用孔を介して固定材で上記垂直材の側面に当接固定される縦長の平板体と、該平板体に突出固定され、該平板体の平板部に対して垂直な方向に縦長の係合孔部を有する係合体とを具備し、上記係合孔部は、矩形状のプレートを折曲し、折曲により互いに接近した該プレートの両端部を該平板体の平板部に固定して形成されており、該係合孔部は、上記垂直材に上記横架材を引き寄せ接合させるのに用いられる引き寄せボルトを、上記平板部に対して垂直な方向の所望の位置にずらして挿通可能であり、上記引き寄せボルトを上記係合孔部に挿通し、その引き寄せボルトの両側に位置する、該係合孔部の相対向する一対の縁部間にまたがるように配したナットを該引き寄せボルトに螺合させることにより、上記垂直材と上記横架材とを緊結可能になされていることを特徴とする接合金具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0007】
また、本発明は、第1構造材と第2構造材とを互いに垂直に接合する接合金具であって、第1構造材が垂直材であり、第2構造材が横架材であり、固定用孔を有し該固定用孔を介して固定材で上記垂直材の側面に当接固定される縦長の平板体と、該平板体に突出固定され、該平板体の平板部に対して垂直な方向に縦長の係合孔部を形成する係合体とを具備し、上記係合孔部は、断面長円形状のパイプを上記平板体に固定して形成されており、該係合孔部は、上記垂直材に上記横架材を引き寄せ接合させるのに用いられる引き寄せボルトを、上記平板部に対して垂直な方向の所望の位置にずらして挿通可能であり、上記引き寄せボルトを上記係合孔部に挿通し、その引き寄せボルトの両側に位置する、係合孔部の相対向する一対の縁部間にまたがるように配したナットを該引き寄せボルトに螺合させることにより、上記垂直材と上記横架材とを緊結可能になされていることを特徴とする接合金具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の接合金具の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の接合金具を示す斜視図であり、図2は、図1の接合金具の使用状態を示す平面図で、図2(a)は、アンカーボルトが柱側面に対し垂直方向にずれている場合、図2(b)は、アンカーボルトが柱側面に沿う方向にずれている場合の接合を示す図である。図3は、図1の接合金具の使用状態を示す正面図である(固定材の図示は省略してある。)。
【0009】
本実施形態の接合金具1は、図1〜4に示されるように、第1構造材2と第2構造材3とを互いに垂直に接合する接合金具であって、固定用孔11aを有し、該固定用孔11aを介してボルト等の固定材12で上記第1構造材2の側面2aに当接固定される縦長の平板体11と、該平板体11の平板部11bに突出固定され、該平板部11bに対して垂直方向に縦長の係合孔部13aを有し、上記第1構造材2に上記第2構造材3を引き寄せ接合させるのに用いられる引き寄せボルト5の一端部が挿通係合する係合体13とを具備してなる。尚、図2及び図3における第1構造材は柱2、第2構造材は土台3であり、該柱2は、その下端面を該土台3の上面に当接させて該土台3上に接合されている。
【0010】
以下、本実施形態の接合金具1について、より詳細に説明する。
本実施形態の接合金具1は、平板体11と係合体13とを主体として構成されている。上記平板体11は、所定の厚みを有する縦長矩形状の金属製プレートからなり、該平板体11には、第1構造材2に当接固定するための固定用孔11aが複数長手方向に一列に並ぶように穿設されている。
各固定用孔11aは、それぞれ上記平板体11の幅方向に横長の長孔であり、より詳しくは、各固定用孔11aの上縁部及び下縁部は、互いに平行な直線状となっており、各固定用孔11aの左右の縁部は、それぞれ円弧形状となっている。
【0011】
上記平板体11は、突出固定部(該平板体11における上記係合体13が突出するように固定される部分)に、該平板体11の長手方向に沿う補強用のリブ14を有する。本接合金具における該補強用のリブ14は、該平板体11の下部中央に打出し成形により形成されている。尚、上記リブ14の下端は、上記平板体11の下端よりも上方に位置させてある。
上記係合体13は、上記平板体11と共に、上記平板体11の長手方向に延びる筒状体を形成しており、上記平板体11の平面状部分である平板部11bに突出するように固定されている。より具体的には、係合体13は、断面U字型に折曲された矩形状のプレートからなり、該プレートの両端部が該平板体11の前面平面状の平板部11bに溶接等により固定されている。
【0012】
以下に、本実施形態の接合金具1の使用方法の一例として、該接合金具1を用いて上記第1構造材としての柱2と上記第2構造材としての土台3とを接合する場合について説明する。
【0013】
先ず、図3に示すように、基礎4にアンカーボルト5を埋設固定し、該アンカーボルト5の配設位置に対応させて土台3にアンカーボルト5用の貫通孔を穿設する。そして、土台3を該基礎4上に載置し、該土台3上に、柱2や梁を組み上げていく。
そして、柱2の側面2aにボルト等の固定材12を用いて本接合金具1を固定すると共に、該接合金具1における上記係合体13に上記アンカーボルト5を挿通させ、該アンカーボルト5の上端雄ねじ部にナット6を螺合させて締め付ける。
このとき、柱2と該柱2の近傍に突出するアンカーボルト5との間には、予め設定された所定幅の隙間が形成されるのが通常であるが、アンカーボルト5の打設位置に多少のずれが生じ、上記隙間の幅が設定値の前後にずれることがある。
【0014】
本接合金具1においては、このようにアンカーボルト5と柱2との間の距離が設定値から外れている場合であっても、上記係合孔部13aが上記平板体11の平板部11bに対して垂直方向に縦長の形態を有するため、アンカーボルトの貫通する位置が前後にずれるのみで、該接合金具1の取付には支障がない。そして、接合金具1とアンカーボルト5との緊結を支障なく行うことができ、柱2と土台3との接合部に十分な接合強度を確保することができる。図2(a)は、アンカーボルト5の配設位置が、柱2の側面2aから遠くなる方向にずれた場合を示しているが、このような場合であっても柱2を土台3に容易且つ確実に接合することができ、同様に、アンカーボルト5の配設位置が、柱2の側面2aに近い方向(例えば、図2(a) 中のPの位置)にずれた場合であっても、柱2を土台3に容易且つ確実に接合することができる。
【0015】
本接合金具1は、直径16mmのアンカーボルト5に対応するようになっており、上記係合孔部13aの長手方向の内寸は、該直径16mmのアンカーボルト5の配設位置のずれが、所定位置の前後にプラス・マイナス20mmまで対処できるような寸法とされている。尚、図2(a)中、7で示されるのは、円錐台形状の固定用楔材であり、該固定用楔材を係合孔部13a内部の隙間に打ち込むことにより、該係合孔部13aに挿通されたアンカーボルト5や該アンカーボルトに螺合されるナット6のぐらつきや緩み等を防止することができる。
【0016】
また、本接合金具1における上記各固定用孔11aは、平板体11の幅方向に横長の形態を有するため、図2(b)に示されるようにアンカーボルト5の配設位置が第2構造材3の幅方向にずれた場合には、本接合金具1をアンカーボルト5がずれた方向(図2(b)における右方向)にずらして柱2に固定すれば良い。即ち、本接合金具1をアンカーボルト5のずれた方向に応じて柱側面中央より左右にずらして固定することにより、上記係合体13とアンカーボルト5との位置関係を最適なものとすることができる。従って、接合金具1とアンカーボルト5との緊結を支障なく行うことができ、柱2と土台3との接合部に十分な接合強度を確保することができる。
また、アンカーボルト5の配設位置は正常であるが、上記各固定用孔11aの穿設位置がいずれかの方向にずれている場合においても、接合金具1の固定位置をアンカーボルト寄りの位置にずらすことにより対処可能である。
【0017】
本接合金具1の柱2への固定は、上記固定用孔11aを介してボルト等の固定材12により行われ、そのため、予め柱2に固定材の挿通用孔21を穿設しておく必要がある。
上記挿通用孔21の穿設は、通常、現場又は工場プレカットにて行われるが、特に現場における穿設の場合、各挿通用孔21が直線状に揃っておらず、各挿通用孔21が柱側面2aの幅方向左右に多少ずれて穿設されることがある。図3は、上記挿通用孔21が幅方向にずれている場合を示すものであり、中央の挿通用孔21は適正位置に、上下の挿通用孔21はそれぞれ左右にずれて穿設されている例である。
【0018】
本接合金具1は、このように固定材の挿通用孔21が第1構造材2の幅方向にずれて穿設されている場合であっても、上記平板体11の幅方向に横長であるため、図3に示すように支障なく柱2に当接固定することができる。
従って、本接合金具1によれば、このような場合においても接合金具1とアンカーボルト5とを支障なく緊結することができ、柱2と土台3との接合部に十分な接合強度を確保することができる。
【0019】
図4は、上記接合金具1の他の使用態様を示すものであり、第2構造材としての胴差3’上に、一対の該接合金具1,1を用いて第1構造材としての上階の柱2’を接合した例を示すものである。
即ち、上階の柱2’の側面に、一方の上記接合金具1が固定され、下階の柱2”に、他方の接合金具1が固定され、上記胴差3’を貫通させて、一対の該接合金具1,1の係合体13,13間に直線状の引き寄せボルト5’が掛け渡され、該引き寄せボルト5’の両端部が上記係合体13,13に挿通係合されることによって、上記胴差3’上に上階の柱2’が接合されている。
【0020】
上記接合金具1は、このように管柱2’,2”同士の緊結に使用することができ、この場合、上階の柱2’と下階の柱2”とが異なる材径であっても良い。即ち、本接合金具1によれば、係合孔部13aが上記平板体11の平板部11bに対して垂直方向に縦長の形態を有するため、図4に示すように上階の柱2’と下階の柱2”とが異なる材径である場合にも両柱2’,2”間を確実に緊結することができ、上階の柱2’の引き抜けを防止する。
また、本接合金具1は、材径が異なる場合の他、上階の柱2’と下階の柱2”とが材径が同じで軸芯がずれて配設されている場合にも同様に使用することができる。
【0021】
図5に、本発明の接合金具の他の実施形態を示す。この実施形態は、図1〜図4に示される実施形態とは、上記係合体13の形成方法、及び上記平板体11における該係合体11の突出固定部の補強方法が異なるのみで、他の部分の形態等に何等異なるところはない。以下には、その相違点についてのみ説明し、その他の同様の構成には同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
【0022】
図5に示す接合金具1’においては、係合体13’が、断面長円形状のパイプからなり、該パイプにより上記平板体11の平板部に対して垂直方向に縦長の係合孔部13aが形成されている。そして、上記係合体13’が固定される上記平板体11の一部である突出固定部には、補強用のプレート15が該平板体11の長手方向に沿うように配設されている。
本実施形態の接合金具1’は、図1〜図4に示す接合金具1と全く同様にして用いることができ、該接合金具1’によれば上述の接合金具1におけるのと同様の効果が奏される。
【0023】
以上、本発明の接合金具の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、各部の形状や寸法等は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、接合金具1における上記係合体13は、上記平板体11の平板部11bに対して垂直方向に縦長の係合孔部13aを具備し、引き寄せボルト5を、平板部11bに対して垂直な方向の所望の位置にずらして挿通可能であり、その引き寄せボルトの両側に位置する、係合孔部の相対向する一対の縁部間にまたがるようにナットを配置して螺合可能である限り、その構成及び形成方法に制限はなく、また、材質や厚さ等により平板体11に十分な強度が確保できるのであれば、該係合体13を固定する突出固定部にリブやプレート等による補強がなくても良い。
また、上記平板体11の第1構造材2への固定は、ボルトによる他、釘等の他の固定材により行っても良い。また、本発明の接合金具は、土台等の横架材(第1構造材)と該横架材上に立設された柱等の垂直材(第2構造材)の柱脚部とを接合するのに特に適しているが、その他の態様で構造材同士を接合するのに用いることもできる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、引き寄せボルトの配設位置の精度に拘わらず、容易且つ確実に構造材同士を接合することのできる接合金具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の接合金具の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1の接合金具の使用状態を示す平面図である。
【図3】図3は、図1の接合金具の使用状態を示す正面図である。
【図4】図4は、図1の接合金具の他の使用状態を示す側面図である。
【図5】図5は、本発明の接合金具の他の実施形態を示す斜視図である。
【図6】図6は、従来の接合金具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 接合金具
11 平板体
11a 固定用孔
11b 平板部
12 固定材(ボルト)
13 係合体
13a 係合孔部
14 補強用のリブ
15 補強用のプレート
2 柱(垂直材,第1構造材)
21 固定材挿通孔
2a 側面
3 土台(横架材,第2構造材)
4 基礎
5 引き寄せボルト(アンカーボルト)
6 ナット
Claims (5)
- 第1構造材と第2構造材とを互いに垂直に接合する接合金具であって、
第1構造材が垂直材であり、第2構造材が横架材であり、
固定用孔を有し該固定用孔を介して固定材で上記垂直材の側面に当接固定される縦長の平板体と、該平板体に突出固定され、該平板体の平板部に対して垂直な方向に縦長の係合孔部を有する係合体とを具備し、
上記係合孔部は、矩形状のプレートを折曲し、折曲により互いに接近した該プレートの両端部を該平板体の平板部に固定して形成されており、該係合孔部は、上記垂直材に上記横架材を引き寄せ接合させるのに用いられる引き寄せボルトを、上記平板部に対して垂直な方向の所望の位置にずらして挿通可能であり、
上記引き寄せボルトを上記係合孔部に挿通し、その引き寄せボルトの両側に位置する、該係合孔部の相対向する一対の縁部間にまたがるように配したナットを該引き寄せボルトに螺合させることにより、上記垂直材と上記横架材とを緊結可能になされていることを特徴とする接合金具。 - 上記矩形状のプレートは、断面U字型に折曲されていることを特徴とする請求項1に記載の接合金具。
- 第1構造材と第2構造材とを互いに垂直に接合する接合金具であって、
第1構造材が垂直材であり、第2構造材が横架材であり、
固定用孔を有し該固定用孔を介して固定材で上記垂直材の側面に当接固定される縦長の平板体と、該平板体に突出固定され、該平板体の平板部に対して垂直な方向に縦長の係合孔部を形成する係合体とを具備し、
上記係合孔部は、断面長円形状のパイプを上記平板体に固定して形成されており、該係合孔部は、上記垂直材に上記横架材を引き寄せ接合させるのに用いられる引き寄せボルトを、上記平板部に対して垂直な方向の所望の位置にずらして挿通可能であり、
上記引き寄せボルトを上記係合孔部に挿通し、その引き寄せボルトの両側に位置する、該係合孔部の相対向する一対の縁部間にまたがるように配したナットを該引き寄せボルトに螺合させることにより、上記垂直材と上記横架材とを緊結可能になされていることを特徴とする接合金具。 - 上記固定用孔は、上記平板体の幅方向に横長であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の接合金具。
- 上記平板体は、上記係合体の突出固定部に、該平板体補強用のリブ又はプレートを備えており、該リブ又は該プレートの下端は、上記平板体の下端よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の接合金具。
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