JP2004023488A - 体感音響装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メリハリのある体感振動が得られるものとする。
【解決手段】電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサー2と、入力された音楽信号を増幅してトランスデューサー2を駆動するアンプ部14を備える。また、入力された音楽信号をモード切替スイッチの切替に応じてイコライズするイコライズ部を備える。特定の周波数域を強調したメリハリのある体感振動を得ることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサー2と、入力された音楽信号を増幅してトランスデューサー2を駆動するアンプ部14を備える。また、入力された音楽信号をモード切替スイッチの切替に応じてイコライズするイコライズ部を備える。特定の周波数域を強調したメリハリのある体感振動を得ることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は人体に体感振動を与えることができる音響振動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサー(スピーカーを含む)を椅子やベッドなどに組み込み、該トランスデューサーに電気信号(音楽信号)を供給することで椅子やベッドの利用者に体感振動を与えることができる体感音響装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種の体感音響装置では、トランスデューサーに供給する音楽信号について、音量(振動量)の制御機能を備えているだけであり、入力供給される音楽信号全てに対して増幅を行ってトランスデューサーに供給していたために、振動が断続的に続いてメリハリの無いものとなっていた。
【0004】
また、従来のものは音楽信号が入力供給されないことには体感振動を得ることができないものであった。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところはメリハリのある体感振動を得ることができる体感音響装置を提供するにあり、他の目的とするところは音楽信号が入力供給されない時にも体感振動を得ることができる体感音響装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサーを備えるとともに、入力された音楽信号を増幅して上記トランスデューサーを駆動するアンプ部を備えた体感音響装置において、入力された音楽信号をモード切替スイッチの切替に応じてイコライズするイコライズ部を備えていることに特徴を有している。
【0007】
ここにおけるイコライズ部はカットオフ周波数及び増幅度の切替を行うものが好ましい。
【0008】
また、トランスデューサーに供給する電気信号を生成する信号生成部を備えていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図1に示すように、この体感音響装置は制御駆動回路1とトランスデューサー2と操作器3とからなるもので、音楽信号が入力供給される入力端子を備える制御駆動回路1は、中央演算処理装置(以下MPU)10と電子ボリューム13とアンプ部14、そしてカットオフ周波数の切替のためのローパスフィルタ(LPF)11とセレクタ12とを備えている。
【0010】
ここでセレクタ12は、入力信号(音楽信号)をダイレクトに取り込むか上記ローパスフィルタ11を介して取り込むかの選択を行うもので、セレクタ12を通過した音楽信号は電子ボリューム13を経てアンプ部14で増幅されてトランスデューサー5に供給される。
【0011】
上記操作器3は図3に示すように、オンオフスイッチ30と、モード切替スイッチ31,32と振動量調節スイッチ33と音量調節スイッチ34とサラウンドスイッチ35とミュートスイッチ36とを備えたものであり、モード切替スイッチ31は図示例では「パワーシネマ」と「パワーライブ」と「リラックス音楽」の3つのモードを切り換えることができるようになっている。
【0012】
ここで、「パワーシネマ」のモードは映画鑑賞用として設定したもので、このモードにセットしたならば、操作器3が接続されているMPU10はセレクタ12を入力信号がローパスフィルタ11側に切り換えて、入力信号のうち、衝撃音や爆発音などの低い周波数帯域のみをアンプ部14で再生する。
【0013】
「パワーライブ」及び「リラックス音楽」のモードは音楽用に設定したもので、入力信号はローパスフィルタ11を経ることなくダイレクトに入力される。従って、高音域やボーカルなども再生されることになる。なお、「パワーライブ」のモードと「リラックス音楽」のモードとでは、後者の方の電子ボリューム13の調節段階数を細かく設定している点で相違する。「パワーライブ」のモードでは強い振動が、「リラックス音楽」のモードでは心地良い細かい振動が得られるようにしているものである。従って本例においては、ローパスフィルタ11とセレクタ12、電子ボリューム13、そしてMPU10でイコライズ部が構成されていることになる。
【0014】
そしてモード切替スイッチ32はくつろぎコース用に設けたものであり、ここでは「ウェーブ」と「リズム」と「パルス」の3つのモードを切り換えることができるようにしているが、これらのモードにセットした時、トランスデューサー4にはMPU10で生成された周波数と振幅の信号がセレクタ12と電子ボリューム13とアンプ部14を介して供給される。この時、トランスデューサー2が持っている共振周波数またはその周辺の周波数またはその組み合わせの振動がトランスデューサー2で再生されるようにしており、入力信号(音楽信号)が無くても使用者に体感振動を与えることができるものである。もちろん、入力信号(音楽信号)が入力されている場合には、これにMPU10で生成した信号が重畳された形でトランスデューサー2に供給されるようにしていてもよい。なお、上記の3つのモードで供給される信号のデータは、MPU10に予めプログラムしており、選択されたモードに応じた信号が生成される。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサーを備えるとともに、入力された音楽信号を増幅して上記トランスデューサーを駆動するアンプ部を備えた体感音響装置において、入力された音楽信号をモード切替スイッチの切替に応じてイコライズするイコライズ部を備えているために、特定の周波数域を強調したメリハリのある体感振動を得ることができる。
【0016】
ここにおけるイコライズ部はカットオフ周波数及び増幅度の切替を行うものが目的用途に応じた振動を使用者に提供することができる点で好ましい。
【0017】
また、トランスデューサーに供給する電気信号を生成する信号生成部を備えていると、音楽信号が入力供給されない時にも体感振動を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のブロック回路図である。
【図2】同上の操作器の正面図である。
【符号の説明】
2 トランスデューサー
11 ローパスフィルター
12 セレクタ
13 電子ボリューム
14 アンプ部
【発明の属する技術分野】
本発明は人体に体感振動を与えることができる音響振動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサー(スピーカーを含む)を椅子やベッドなどに組み込み、該トランスデューサーに電気信号(音楽信号)を供給することで椅子やベッドの利用者に体感振動を与えることができる体感音響装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種の体感音響装置では、トランスデューサーに供給する音楽信号について、音量(振動量)の制御機能を備えているだけであり、入力供給される音楽信号全てに対して増幅を行ってトランスデューサーに供給していたために、振動が断続的に続いてメリハリの無いものとなっていた。
【0004】
また、従来のものは音楽信号が入力供給されないことには体感振動を得ることができないものであった。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところはメリハリのある体感振動を得ることができる体感音響装置を提供するにあり、他の目的とするところは音楽信号が入力供給されない時にも体感振動を得ることができる体感音響装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサーを備えるとともに、入力された音楽信号を増幅して上記トランスデューサーを駆動するアンプ部を備えた体感音響装置において、入力された音楽信号をモード切替スイッチの切替に応じてイコライズするイコライズ部を備えていることに特徴を有している。
【0007】
ここにおけるイコライズ部はカットオフ周波数及び増幅度の切替を行うものが好ましい。
【0008】
また、トランスデューサーに供給する電気信号を生成する信号生成部を備えていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図1に示すように、この体感音響装置は制御駆動回路1とトランスデューサー2と操作器3とからなるもので、音楽信号が入力供給される入力端子を備える制御駆動回路1は、中央演算処理装置(以下MPU)10と電子ボリューム13とアンプ部14、そしてカットオフ周波数の切替のためのローパスフィルタ(LPF)11とセレクタ12とを備えている。
【0010】
ここでセレクタ12は、入力信号(音楽信号)をダイレクトに取り込むか上記ローパスフィルタ11を介して取り込むかの選択を行うもので、セレクタ12を通過した音楽信号は電子ボリューム13を経てアンプ部14で増幅されてトランスデューサー5に供給される。
【0011】
上記操作器3は図3に示すように、オンオフスイッチ30と、モード切替スイッチ31,32と振動量調節スイッチ33と音量調節スイッチ34とサラウンドスイッチ35とミュートスイッチ36とを備えたものであり、モード切替スイッチ31は図示例では「パワーシネマ」と「パワーライブ」と「リラックス音楽」の3つのモードを切り換えることができるようになっている。
【0012】
ここで、「パワーシネマ」のモードは映画鑑賞用として設定したもので、このモードにセットしたならば、操作器3が接続されているMPU10はセレクタ12を入力信号がローパスフィルタ11側に切り換えて、入力信号のうち、衝撃音や爆発音などの低い周波数帯域のみをアンプ部14で再生する。
【0013】
「パワーライブ」及び「リラックス音楽」のモードは音楽用に設定したもので、入力信号はローパスフィルタ11を経ることなくダイレクトに入力される。従って、高音域やボーカルなども再生されることになる。なお、「パワーライブ」のモードと「リラックス音楽」のモードとでは、後者の方の電子ボリューム13の調節段階数を細かく設定している点で相違する。「パワーライブ」のモードでは強い振動が、「リラックス音楽」のモードでは心地良い細かい振動が得られるようにしているものである。従って本例においては、ローパスフィルタ11とセレクタ12、電子ボリューム13、そしてMPU10でイコライズ部が構成されていることになる。
【0014】
そしてモード切替スイッチ32はくつろぎコース用に設けたものであり、ここでは「ウェーブ」と「リズム」と「パルス」の3つのモードを切り換えることができるようにしているが、これらのモードにセットした時、トランスデューサー4にはMPU10で生成された周波数と振幅の信号がセレクタ12と電子ボリューム13とアンプ部14を介して供給される。この時、トランスデューサー2が持っている共振周波数またはその周辺の周波数またはその組み合わせの振動がトランスデューサー2で再生されるようにしており、入力信号(音楽信号)が無くても使用者に体感振動を与えることができるものである。もちろん、入力信号(音楽信号)が入力されている場合には、これにMPU10で生成した信号が重畳された形でトランスデューサー2に供給されるようにしていてもよい。なお、上記の3つのモードで供給される信号のデータは、MPU10に予めプログラムしており、選択されたモードに応じた信号が生成される。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサーを備えるとともに、入力された音楽信号を増幅して上記トランスデューサーを駆動するアンプ部を備えた体感音響装置において、入力された音楽信号をモード切替スイッチの切替に応じてイコライズするイコライズ部を備えているために、特定の周波数域を強調したメリハリのある体感振動を得ることができる。
【0016】
ここにおけるイコライズ部はカットオフ周波数及び増幅度の切替を行うものが目的用途に応じた振動を使用者に提供することができる点で好ましい。
【0017】
また、トランスデューサーに供給する電気信号を生成する信号生成部を備えていると、音楽信号が入力供給されない時にも体感振動を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のブロック回路図である。
【図2】同上の操作器の正面図である。
【符号の説明】
2 トランスデューサー
11 ローパスフィルター
12 セレクタ
13 電子ボリューム
14 アンプ部
Claims (3)
- 電気信号を機械的振動に変換するトランスデューサーを備えるとともに、入力された音楽信号を増幅して上記トランスデューサーを駆動するアンプ部を備えた体感音響装置において、入力された音楽信号をモード切替スイッチの切替に応じてイコライズするイコライズ部を備えていることを特徴とする体感音響装置。
- イコライズ部はカットオフ周波数及び増幅度の切替を行うものであることを特徴とする請求項1記載の体感音響装置。
- トランスデューサーに供給する電気信号を生成する信号生成部を備えていることを特徴とする請求項1記載の体感音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002176444A JP2004023488A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 体感音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002176444A JP2004023488A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 体感音響装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004023488A true JP2004023488A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31174746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002176444A Pending JP2004023488A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 体感音響装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004023488A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009078176A1 (ja) * | 2007-12-19 | 2009-06-25 | Panasonic Corporation | 映像音響出力システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6466000A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-13 | Mazda Motor | Acoustic device |
JP2002078066A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Yamaha Corp | 振動波形信号出力装置 |
-
2002
- 2002-06-17 JP JP2002176444A patent/JP2004023488A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6466000A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-13 | Mazda Motor | Acoustic device |
JP2002078066A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Yamaha Corp | 振動波形信号出力装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009078176A1 (ja) * | 2007-12-19 | 2009-06-25 | Panasonic Corporation | 映像音響出力システム |
US8433085B2 (en) | 2007-12-19 | 2013-04-30 | Panasonic Corporation | Video and audio output system |
JP5366827B2 (ja) * | 2007-12-19 | 2013-12-11 | パナソニック株式会社 | 映像音響出力システム |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050517 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061107 |
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A02 | Decision of refusal |
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