JP2004023330A - 自動周波数制御装置 - Google Patents

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

【課題】受信信号の復調処理時における伝搬状況の変化に応じたループ利得により、高速及び安定的に希望周波数へ収束する自動周波数制御装置を提供する。
【解決手段】本発明の自動周波数制御装置によれば、デジタル位相変調又はデジタル周波数変調された受信信号と搬送波周波数との搬送波位相誤差と、ループ利得とに基づいて補正値を求める補正値演算手段を備え、この補正値演算手段からの補正値に基づいて局部発振した搬送波の周波数を制御する自動周波数制御装置において、補正値演算手段が、受信信号の搬送波位相誤差を、進遅を問わない位相誤差量に変換する位相誤差量変換部と、位相誤差量変換部からの位相誤差量の大きさに応じて、ループ利得を決定するループ利得決定部と、受信信号の搬送波位相誤差と、ループ利得決定部により決定されたループ利得とを乗算して補正値を求める補正値演算部とを備えることを特徴とする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動周波数制御装置に関する。例えば、無線通信装置の復調器において、デジタル位相変調又はデジタル周波数変調された受信信号の搬送波位相誤差に従って、局部発振される搬送波の希望周波数へ、高速かつ安定に収束する自動周波数制御装置に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
無線通信システムに用いられる無線通信装置の復調処理には、消費電力低減のための各種技術が利用されている。そのうちの1つの技術として、デジタル位相変調又はデジタル周波数変調された受信信号の位相を検出して、その受信信号の搬送波位相誤差に基づいて、局部発振される搬送波の希望周波数へ収束する自動周波数制御(AFC:Automatic Frequency Control)装置がある。
【0003】
図2は、従来の自動周波数制御装置の内部構成を示したブロック図である。
【0004】
図2に示すように、従来の自動周波数制御装置200は、ミキサ201と、発振器202と、発振器用ローパスフィルター(LPF)203、自動周波数制御(AFC)演算部204とを有している。
【0005】
図2において、ミキサ201によって、デジタル位相変調された受信信号は搬送波周波数に基づいて周波数変換され、周波数変換された受信信号は自動周波数演算部204に与えられる。周波数変換された受信信号は、自動周波数演算部204の位相誤差検出部208において、遅延器206によって所定シンボル区間(通常は1シンボル区間)遅延された信号に基づいて搬送波位相誤差(以下、位相誤差という)が求められ、その位相誤差が利得部209へ与えられる。
【0006】
位相誤差情報は、利得部209において、タイマー210からの指示により時間的に決定されたループ利得を乗算されることにより調整される。
【0007】
利得部209からの出力は、積分器211及びLPF203において平滑化されて、局部発振する搬送波の周波数を補正する補正値(すなわち周波数制御情報)として発振器202へ与えられる。
【0008】
位相誤差の補正値が与えられた発振器202は、その位相誤差の補正値に基づいて、発振する搬送波の周波数を制御した搬送波が発振される。
【0009】
従来の自動周波数制御装置200は、これらの処理を繰り返すことにより、局部発振される搬送波の希望周波数へ収束させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動周波数制御装置200の利得部209において、位相誤差情報と乗算するループ利得は時間的に決定されたものであって、そのループ利得が高い場合は、補正される周波数変移が大きくなり、希望周波数へ高速で追従するが安定度が低くなる。また、ループ利得が低い場合は、補正される周波数変移が小さくなり、希望周波数へ低速で追従するが安定性が高くなる。
【0011】
しかしながら、従来の自動周波数制御装置200は、上述したように、位相誤差の大きさに関わらず、位相誤差情報に乗算するループ利得を時間によって可変していたため、実際の位相誤差の変化に応じた補正値を求めることが困難であった。
【0012】
すなわち、利得部209は、タイマー210若しくは図示しないが制御コントローラ(例えばDSP、CPU等)からの時間的指示により、位相誤差が大きいと思われる初期同期時には、乗算するループ利得を高くなるように調整し、安定域に達したと思われる所定時間経過後には、乗算するループ利得を低くなるように調整していた。従って、例えば初期同期時の位相誤差が小さいにも関わらず、高いループ利得が乗算されるので、実際に安定域に達するまでの時間を要したり、また例えば、所定時間経過後の安定域時に、予期せぬ伝搬状況の変化により位相誤差が高くなった場合であっても、低いループ利得が乗算されるので、希望周波数へ再度収束するまでに時間がかかるという問題がある。
【0013】
また、従来の自動周波数制御装置200は、ループ処理により局部発振される搬送波の周波数を補正しているので、そのループ遅延によって位相誤差の振動が生じるおそれがある。
【0014】
すなわち、ミキサ201によって位相調整された信号が、その位相誤差の補正を再度ミキサ201に反映させるまでのループ遅延が生じてしまい、初期位相誤差の量によっては、乗算されるループ利得がある値以上になると位相誤差が増減を繰り返し振動しながら収束するようになる。この振動により収束時間が大幅に大きくなる場合あり、ある値以上ループ利得を高めても収束時間が縮まらないという問題がある。
【0015】
そのため、周波数変換された受信信号の位相誤差の大きさ、又は、及び位相角度差に応じて位相誤差情報に乗算するループ利得を可変することにより、受信信号の復調処理時における伝搬状況の変化に応じた、高速及び安定的に受信周波数誤差の補正をすることができる自動周波数制御装置が求められている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、デジタル位相変調又はデジタル周波数変調された受信信号と搬送波周波数との搬送波位相誤差と、ループ利得とに基づいて補正値を求める補正値演算手段を備え、この補正値演算手段からの補正値に基づいて局部発振した搬送波の周波数を制御する自動周波数制御装置において、補正値演算手段が、受信信号の搬送波位相誤差を、進遅を問わない位相誤差量に変換する位相誤差量変換部と、位相誤差量変換部からの位相誤差量の大きさに応じて、ループ利得を決定するループ利得決定部と、受信信号の搬送波位相誤差と、ループ利得決定部により決定されたループ利得とを乗算して補正値を求める補正値演算部とを備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明に係る自動周波数制御装置の第1の実施形態について図1及び3を参照しながら詳説する。
【0018】
第1の実施形態は、デジタル位相変調された受信信号を周波数変換し、その搬送波位相誤差に応じて乗算するループ利得を調整して、局部発振する搬送波との周波数誤差を補正する自動周波数制御装置に適用するものである。
【0019】
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態に係る自動周波数制御装置の内部構成を示したブロック図である。
【0020】
図1に示すように、自動周波数制御装置100は、ミキサ101と、発振器102と、LPF103と、自動周波数制御(AFC)演算部104とを有して構成されている。
【0021】
ミキサ101は、位相変調された受信信号を受信し、発振器102から発振された搬送波の周波数(以下、搬送波周波数)に基づいて周波数変換するものである。ミキサ101は、周波数変換した受信信号を自動周波数制御演算部104へ与えるものである。
【0022】
発振器102は、LPF103を介して発振搬送波の周波数の補正値を受け取り、その補正値に基づいて、周波数を補正した搬送波をミキサ101へ発振するものである。
【0023】
自動周波数制御(AFC)演算部104は、ミキサ101から周波数変換された受信信号を受け取り、その周波数誤差の補正値を演算して、LPF103に与えるものである。また、自動周波数制御演算部104は、減算器106と、遅延器107と、位相誤差検出器108と、補正値演算部105とを有している。なお、この補正値演算部105は、絶対値変換部109と、判定部110と、ゲインメモリ111と、乗算器112と、積分器112とを有して構成されている。
【0024】
遅延器107は、ミキサ101から周波数変換された受信信号を受け取り、その周波数変換された受信信号を所定シンボル区間遅延させて、減算器106へ与えるものである。遅延器107は、従来の遅延器であって、通常周波数変換された受信信号を1シンボル区間遅延させるものであるが、本実施形態においてその遅延区間は位相誤差が検出できればよいので、その遅延時間は特に特定されるものではない。
【0025】
減算器106は、ミキサ101から周波数変換された受信信号と、遅延器107から遅延された信号とを受け取り、その周波数変換された受信信号と遅延信号との差分を求めて、その演算結果を位相誤差検出部108に与えるものである。
【0026】
位相誤差検出部108は、減算器106から演算結果を受け取り、位相変調成分を除去して搬送波位相誤差(位相誤差)を求めて、その位相誤差を補正値演算部105へ与えるものである。
【0027】
絶対値変換部109は、位相誤差検出部108から位相誤差を受け取り、その位相誤差の絶対値をとり、その位相誤差絶対値を判定部110へ与えるものである。すなわち、絶対値変換部109は、位相の進みや遅れを正負で表される位相誤差を、進遅を問わない位相誤差量に変換するものである。従って、絶対値変換部109は位相誤差を絶対値化するに限らず、例えば位相誤差を自乗するようにしてもよい。
【0028】
判定部110は、絶対値変換部109から位相誤差絶対値を受け取り、予め設定された複数の閾値と比較して、その比較結果に基づいてゲインメモリ111から出力されるループ利得を選択指示するものである。すなわち、判定部110は、位相誤差絶対値の大きさに応じて、ゲインメモリ111に格納されているループ利得を選択指示するものである。
【0029】
ゲインメモリ111は、判定部110の複数の閾値に対応したループ利得を予め格納しているものであり、判定部110からの選択指示に従って、格納されているループ利得を乗算器112へ与えるものである。従って、例えば、判定部110に予め2つの閾値が設定されているとすると、ゲインメモリ111には3つのループ利得が格納されている。
【0030】
乗算器112は、位相誤差検出部108から位相誤差と、ゲインメモリ111からループ利得とを受け取り、その位相誤差にループ利得を乗算して補正値(すなわち周波数制御情報)を積分器113へ与えるものである。
【0031】
積分器113は、乗算器112から補正値を受け取り、その補正値を平滑化して、LPF103を介して発振器102へ与えるものである。
【0032】
(A−2)第1の実施形態の動作
デジタル位相変調された受信信号は、ミキサ101において、局部発振された搬送波の周波数に基づいて周波数変換されて、自動周波数制御演算部104に与えられる。
【0033】
図3は、自動周波数制御演算部104における補正値演算処理を示したフローチャートである。
【0034】
周波数変換された受信信号は、遅延器107において、所定シンボル区間遅延され減算器106に与えられて、減算器106において、周波数変換された受信信号と遅延信号との差分が演算される(S1)。
【0035】
減算器106からの演算結果は、位相誤差検出部108によって、搬送波周波数位相誤差(位相誤差)が検出される(S2)。
【0036】
位相誤差検出部108によって検出された位相誤差は、絶対値変換部109において、絶対値に変換されて、その位相誤差絶対値は、判定部110へ与えられる(S3)。
【0037】
絶対値変換部109からの位相誤差絶対値は、判定部110によって、予め設定された閾値と比較されて、その位相誤差絶対値の大きさに応じたループ利得が選択指示される(S4)。
【0038】
ゲインメモリ111に格納されているループ利得は、判定部110からの選択指示により決定されて、その決定されたループ利得は乗算器112に与えられる(S5)。
【0039】
例えば、判定部110に予め2つの閾値が設定されている場合、ゲインメモリ111には、高いループ利得、小さいループ利得、それらの中間のループ利得というように3つのループ利得が格納されている。判定部110は、位相誤差絶対値とそれら閾値とを比較し、その位相誤差絶対値の大きさを判断して、位相誤差絶対値が高い閾値より大きい場合は高いループ利得、位相誤差絶対値が低い閾値より小さい場合は低いループ利得、位相誤差絶対値が2つの閾値の間である場合、すなわち位相誤差絶対値が比較的小さいものであって、安定域に達していない場合は中間のループ利得が選択指示される。勿論、閾値の設定及びその設定数等は本実施形態に制限されることはない。
【0040】
ゲインメモリ111から決定されたループ利得は、乗算器112において、位相誤差検出部108からの位相誤差と掛け合わされて、搬送波周波数の補正値が生成される(S6)。
【0041】
生成された周波数誤差の補正値は、積分器113及びLPF103によって平滑化されて、発振器102に与えられる(S7)。周波数誤差の補正値は、発振器102によって、周波数が補正された搬送波が発振される。
【0042】
以上の動作を繰り返すことにより、絶対値化された位相誤差の大きさに基づいて、位相誤差に乗算するループ利得を調整して、伝搬状況に応じた周波数誤差を補正することができる。
【0043】
(A−3)第1の実施形態の効果
以上、第1の実施形態によれば、絶対値変換部109により変換された位相誤差絶対値の大きさに応じてループ利得を決定することができるので、従来のように時間的に応じてループ利得を変化させていた場合よりも、受信信号の復調処理時における伝搬状況の変化に応じた周波数誤差の補正をすることができる。
【0044】
(B)第2の実施形態
以下、本発明に係る自動周波数制御装置の第2の実施形態について図4を参照して説明する。
【0045】
第2の実施形態は、位相誤差絶対値の最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)の検出位置に基づいて位相誤差の大きさを判定し、その位相誤差の大きさに応じたシフト量だけ位相誤差をシフトして周波数誤差を補正する場合の適用である。
【0046】
(B−1)第2の実施形態の構成
図4は、第2の実施形態に係る自動周波数制御装置の内部構成を示したブロックである。第2の実施形態の自動周波数制御装置400が、第1の実施形態と異なるのは、補正値演算部405の構成である。従って、以下では補正値演算部405の構成について詳説して、補正値演算部405以外の構成要件の機能説明は省略する。なお、対応する構成要件には第1の実施形態の構成要件と対応する符号を付してある。
【0047】
補正値演算部405は、絶対値変換部409と、MSB判定部410と、シフト量メモリ411と、シフトレジスタ412と、積分器413とを有して構成されている。
【0048】
絶対値変換部409は、位相誤差検出部408から位相誤差を受け取り、その位相誤差を絶対値変換して、その位相誤差絶対値をMSB判定部410へ与えるものである。
【0049】
MSB判定部410は、絶対値変換部409から位相誤差絶対値を受け取り、その受け取った位相誤差絶対値のMSBの検出位置に基づいて、位相誤差の大きさを判定するものである。MSB判定部410は、判定した位相誤差の大きさをシフト量メモリ411に与えるものである。すなわち、MSB判定部410は、MSBの検出位置を基準として位相の進み又は遅れを判断し、シフト量メモリ411に対して、その進遅を問わないシフト量を選択指示するものである。従って、MSB判定部410は伝搬変化に応じた位相誤差の大きさを判定することができる。
【0050】
シフト量メモリ411は、位相誤差をシフトさせる予め設定されている複数のシフト量を記憶するものであり、MSB判定部410からの指示により、その位相誤差の大きさに応じたシフト量をシフトレジスタ412へ与えるものである。
【0051】
シフトレジスタ412は、位相誤差検出部408から位相誤差と、シフト量メモリ411からシフトさせるシフト量とを受け取り、その受け取った位相誤差に対して受け取ったシフト量だけシフトするものである。すなわち、シフトレジスタ412は2のべき乗の掛け算回路と同様の役割を果たす。なお、シフト量の決定処理とシフトレジスタ412の処理とは等価である。
【0052】
(B−2)第2の実施形態の動作
以下では、補正値演算部405の補正値演算処理についての動作を説明する。
【0053】
位相誤差検出部408によって検出された位相誤差は、絶対値変換部409及びシフトレジスタ412に与えられる。絶対値変換部409に与えられた位相誤差は絶対値変換されてMSB判定部410へ与えられる。
【0054】
絶対値変換部409からの位相誤差絶対値は、MSB判定部410によって、その位相誤差絶対値のMSBの位置が検出され、そのMSBの検出位置に基づいて、位相誤差の大きさが判定されてシフト量メモリ411に与えられる。
【0055】
MSB判定部410によって判定された位相誤差の大きさは、シフト量メモリ411によって、その位相誤差の大きさに応じてシフトさせるシフト量が求められ、そのシフト量がシフトレジスタ412に与えられる。
【0056】
シフトレジスタ412において、位相誤差検出部408からの位相誤差は、シフト量メモリ411からのシフト量だけシフトされて、周波数誤差を補正する補正値が求められる。
【0057】
(B−3)第2の実施形態の効果
以上、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0058】
また、第2の実施形態によれば、MSB判定部410及びシフト量メモリ411を備えることにより、位相誤差絶対値のMSBの検出位置を基準として、その位相誤差の大きさに応じたシフト量を求めることができるので、回路規模を縮小・簡単化することができる。
【0059】
(C)第3の実施形態
以下、本発明に係る自動周波数制御装置の第3の実施形態について図5及び図6を参照して詳説する。
【0060】
第3の実施形態は、自動周波数制御に係るループ遅延を考慮したものであり、現在の位相と直前の位相との位相角度差に基づいて、ループ利得を調整して周波数誤差を補正する機能を第1の実施形態の構成にもたせた適用である。
【0061】
すなわち、第3の実施形態は、初期同期開始から徐々に位相誤差が小さくなり補正値演算部の出力側にある積分器の出力が最適な補正値になったとしても、その補正値を反映させるまでに遅延が生じてしまい、正確な補正値を反映させることができず位相がずれてしまうことを解消する機能を有する点に特徴がある。
【0062】
(C−1)第3の実施形態の構成
図5は、第3の実施形態に係る自動周波数制御装置の内部構成を示したブロック図である。なお、第3の実施形態の構成について、第1の実施形態と同じ構成と対応する符号を付しており、ここでの機能説明は省略する。
【0063】
図5に示すように、第3の実施形態に係る自動周波数制御装置500の自動周波数制御(AFC)演算部504は、減算器506と、遅延器507と、位相誤差検出部508と、補正値演算部505とを備えている。なお、補正値演算部505は、絶対値変換部509と、判定部510と、遅延器511と、引算器512と、位相差変換量判定部513と、ゲインメモリ514と、乗算器515と、積分器516とを有している。第3の実施形態では、位相誤差検出部508から補正値演算部505へ与えられる位相誤差は、sinθで表すものである。なお、θは現在の位相と直前の位相との位相角度差である。
【0064】
遅延器511は、絶対値変換部509から位相誤差絶対値を受け取り、その位相誤差絶対値を一時的に保持するものである。また、現在の位相誤差絶対値を受信した場合に、保持している直前の位相誤差絶対値を引算器512へ与えるものである。
【0065】
引算器512は、絶対値変換部509から現在の位相誤差絶対値と、遅延器511から直前の位相誤差絶対値とを受け取り、その現在の位相誤差絶対値と直前の位相誤差絶対値とに基づいて位相差を求めるものである。引算器512は、その位相差を位相差変化量判定部513へ与えるものである。なお、この位相差は位相誤差絶対値の差分である。
【0066】
位相差変化量判定部513は、引算器512から位相差を受け取り、その位相差の変化量に基づいて、ゲインメモリ514に格納されているループ利得を選択指示するものである。すなわち、位相差変化量判定部513は、今回受け取った位相差と過去に受け取った位相差とを比較していき、その位相差の変化量の増減に基づいて位相角度差を判定してループ利得の選択指示をする。これは、単に位相差が小さくなるほど収束しているとは言えず位相角度差を考慮する必要があるからであり、例えば位相差がsinθであっても、位相角度差θが、θ<π/2である場合と、θ>π/2である場合とが考えられるからである。すなわち、位相角度差θがπ/2より大きいときの初期位相誤差から同期を始めるとすると、位相角度差θがπ/2まで位相誤差は増加し、位相角度差θがπ/2以下で位相誤差は減少する。なお、θ=π/2の場合の位相差sinθが一番大きく、θ=0,πの場合の位相差sinθが一番小さい。位相差変化量判定部513は、周波数制御を進めていき、位相差変化量が増加しているのであれば位相角度差θはπ/2より大きいと判断し、位相誤差変化量が減少しているのであれば位相角度差θはπ/2より小さいと判断する。従って、位相差変化量判定部513は、位相差角度θがπ/2より大きいと判断した場合、高いループ利得を選択指示し、位相角度差θがπ/2より小さいと判断した場合、ループ遅延による振動を抑えるべく低いループ利得を選択指示する。
【0067】
ゲインメモリ514は、複数のループ利得を格納するものであり、判定部510及び位相差変化量判定部513からの選択指示されたループ利得を出力するものである。従って、第1の実施形態における位相誤差絶対値の大きさのみならず、位相差変化量によってもループ利得が決定される。ゲインメモリ514が格納するループ利得は、例えば1つの位相誤差絶対値に対応し、かつ位相角度差が大きい場合と小さい場合とに対応することができるものである。
【0068】
(C−2)第3の実施形態の動作
第3の実施形態に係る補正値演算部505の動作について図6を参照して説明する。図6は、補正値演算部505の動作を示したフローチャートである。
【0069】
ミキサ501から周波数変換された受信信号は、位相誤差検出部508において、位相誤差が検出されて、補正値演算部505へ与えられる。
【0070】
補正値演算部505の絶対値変換部509において、位相誤差検出部508からの位相誤差は絶対値に変換される(S21)。
【0071】
絶対値変換部509からの位相誤差絶対値は、判定部510、遅延器511及び引算器512へ与えられる。判定部510において、位相誤差絶対値と予め設定された閾値とが比較されて、その位相誤差絶対値の大きさに対応したループ利得が選択される(S22及びS23)。
【0072】
遅延器511において、絶対値変換部509からの現在の位相誤差絶対値は保持され(S24)、遅延器511から、保持されていた直前の位相誤差絶対値が引算器512へ与えられる。
【0073】
引算器512において、絶対値変換部509からの現在の位相誤差絶対値と、遅延器511からの直前の位相誤差絶対値とが比較されて、その位相差が求められる(S25)。その位相差は位相差変化量判定部513へ与えられる。
【0074】
位相差変化量判定部513において、過去に受け取った位相差と、今回受け取った位相差との変化量が求められ、その位相差変化量の増減が判断され(S26)、その位相差変化量の増減に基づいて位相角度差が判断される(S27)。
【0075】
すなわち、位相差変化量判定部513は、過去と現在との位相差変化量が増加又は減少しているかを判断し、周波数制御処理が行われていく中で、位相差変化量が増加する場合、その位相差角度はπ/2より大きいと判断し、位相差変化量が減少する場合、その位相差角度はπ/2より小さいと判断する。
【0076】
位相角度差が判断された後、位相変化量判定部513によって、その位相角度差に応じた、ゲインメモリ514に格納されているループ利得が選択される(S29)。
【0077】
判定部510と位相変化量判定部513との選択に対応するループ利得は、ゲインメモリ514から出力し、乗算器515へ与えられ位相誤差と乗算され、さらに平滑化されて、平滑化された補正値がLPF503へ出力される(S30及びS31)。
【0078】
(C−3)第3の実施形態の効果
以上、第3の実施形態によれば、位相差変換量判定部513を備えることにより、局部発振する搬送波の周波数補正に係る補正値と、対応する位相誤差との位相の相対性をもたすことができるので、局発振する搬送波の希望周波数への収束時間を縮めることができる。
【0079】
また、第3の実施形態によれば、位相差変化量判定部513を第1の実施形態の構成に備えることにより、位相誤差だけでなく位相角度差に応じても、ループ利得を決定することができるので、伝搬状況の変化に応じた周波数誤差の補正をすることができる。
【0080】
(D)他の実施形態
上述した第1〜第3の実施形態では受信信号をデジタル位相変調されたものとして説明し、具体的には、BPSK変調方式、QPSK変調方式等のデジタル位相変調された受信信号に適用できる。また局部発振する搬送波の周波数を補正できる復調回路に適用できるので、デジタル周波数変調された受信信号に対しても適用することができる。
【0081】
【発明の効果】
以上、本発明の自動周波数制御装置によれば、デジタル位相変調又はデジタル周波数変調された受信信号と搬送波周波数との搬送波位相誤差と、ループ利得とに基づいて補正値を求める補正値演算手段を備え、この補正値演算手段からの補正値に基づいて局部発振した搬送波の周波数を制御する自動周波数制御装置において、補正値演算手段が、受信信号の搬送波位相誤差を、進遅を問わない位相誤差量に変換する位相誤差量変換部と、位相誤差量変換部からの位相誤差量の大きさに応じて、ループ利得を決定するループ利得決定部と、受信信号の搬送波位相誤差と、ループ利得決定部により決定されたループ利得とを乗算して補正値を求める補正値演算部とを備えることにより、位相誤差の大きさに応じてループ利得を決定することができるので、伝搬状況の変化に応じた搬送波の周波数誤差を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る自動周波数制御装置の内部構成を示したブロック図である。
【図2】従来の自動周波数制御装置の内部構成を示したブロック図である。
【図3】第1の実施形態に係る自動周波数制御演算部の動作を示したフローチャートである。
【図4】第2の実施形態に係る自動周波数制御装置の内部構成を示したブロック図である。
【図5】第3の実施形態に係る自動周波数制御装置の内部構成を示したブロック図である。
【図6】第3の実施形態に係る補正値演算部の動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
100、400、500…自動周波数制御装置、
104、404、504…自動周波数制御(AFC)演算部、
109、409、509…絶対値変換部、
110、510…判定部、410…MSB判定部、
111、514…ゲインメモリ、411…シフト量メモリ、
112、515…乗算器、412…シフトレジスタ、511…遅延器、
512…引算器、513…位相差変化量判定部。

Claims (5)

  1. デジタル位相変調又はデジタル周波数変調された受信信号と搬送波周波数との搬送波位相誤差と、ループ利得とに基づいて補正値を求める補正値演算手段を備え、この補正値演算手段からの補正値に基づいて局部発振した搬送波の周波数を制御する自動周波数制御装置において、
    上記補正値演算手段が、
    上記受信信号の搬送波位相誤差を、進遅を問わない位相誤差量に変換する位相誤差量変換部と、
    上記位相誤差量変換部からの位相誤差量の大きさに応じて、上記ループ利得を決定するループ利得決定部と、
    上記受信信号の搬送波位相誤差と、上記ループ利得決定部によって決定されたループ利得とを乗算して補正値を求める補正値演算部と
    を備えることを特徴とする自動周波数制御装置。
  2. 上記ループ利得決定部は、
    予め設定された複数のループ利得を記憶するループ利得記憶部と、
    上記位相誤差量変換部から与えられた位相誤差量の大きさと、予め設定された複数の閾値とを比較した比較結果に基づいて、位相誤差量の大きさに応じたループ利得を決定するループ利得比較部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の自動周波数制御装置。
  3. 上記ループ利得決定部は、
    予め設定された搬送波位相誤差に応じてシフトするシフト量を記憶するシフト量記憶部と、
    上記位相誤差量変換手段から与えられた位相誤差量の最上位ビット位置に基づいて、位相誤差量の大きさを判定する位相誤差量判定部とを有し、
    上記補正値演算部は、上記シフト量記憶部からのシフト量に応じて、上記受信信号の搬送波位相誤差をシフトすることを特徴とする請求項1に記載の自動周波数制御装置。
  4. 上記ループ利得決定部は、
    上記位相誤差量変換部からの位相誤差量を一時的に保持するものであって、上記位相誤差量変換部から位相誤差量を受け取ると、直前に受け取った位相誤差量を送出する遅延部と、
    上記位相誤差量変換部からの位相誤差量と、上記遅延部からの直前の位相誤差量との位相差を求める位相差演算部と、
    上記位相差演算部から位相差を受け取り、その位相差と直前の位相差との位相差変化量に基づいて、現在の位相と過去の位相との位相角度差を判定して、その位相角度差に応じたループ利得を決定する位相角度差判定部と
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動周波数制御装置。
  5. 上記位相角度差判定部は、判定した上記位相角度差が、大きい場合は大きなループ利得を決定し、小さい場合は小さいループ利得を決定することを特徴とする請求項4に記載の自動周波数装置。
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