JP2004022635A - アクティブ基板の配線構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】光電変換薄膜トランジスタを備えた指紋読取装置において、ガラス基板の端面に露出された引き出し線の腐食の進行を抑制する。
【解決手段】指紋読取装置複数個分に対応する大きさのガラス基板11は、最終的には一点鎖線で示すカットライン12に沿って切断されることにより、各単体に分断される。そして、例えば、光電変換薄膜トランジスタ16のボトムゲート電極18に接続されたボトムゲートライン22の右端部は、引き回し線31、ボトムゲートドライバ搭載領域32内の接続パッド33および引き出し線34を介して、カットライン12の外側に配置された静電気対策用の共通ライン15に接続されている。この場合、引き出し線34の幅は30〜55μm程度と比較的大きくなっている。これにより、ガラス基板11切断後に、ガラス基板11の端面に露出される引き出し線34の腐食の進行を抑制することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はアクティブ基板の配線構造に関し、特に、アクティブ素子として薄膜トランジスタを備えたアクティブ基板の配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば指紋読取装置には、光源上にマトリクスに配置された複数の光電変換素子(フォトセンサ素子)を、光源側に遮光性を有する材料からなる第1ゲート電極が配置され、光源側とは反対側に透光性を有する材料からなる第2ゲート電極が配置された薄膜トランジスタによって構成したものがある。
【0003】
従来のこのような指紋読取装置を製造する場合、生産性の向上を図るために、指紋読取装置のベースとなるガラス基板として、指紋読取装置複数個分に対応する大きさのものを用意し、そして所定の工程までは複数個分を一括して製造し、その後各単体に分断して製造する。
【0004】
この場合、各単体に分断する前に、例えばガラス基板を作業台上から引き剥がすとき、ガラス基板の下面に静電気が発生することがある。このような場合には、薄膜トランジスタに接続されたゲートラインやドレインライン等の配線ごとに帯電する電荷量が異なると、配線間で電位差が発生し、この結果隣接する配線間で放電が生じ、配線に断線が生じることがある。
【0005】
そこで、従来では、各単体に分断する前のガラス基板上の各単体形成領域の周囲に共通ラインを格子状に設け、この共通ラインに各単体形成領域内の配線から引き出された引き出し線を接続し、単体形成領域内の配線ごとに帯電する電荷量が異なっても、共通ラインを介して電荷が速やかに移動することにより、すべての配線が同電位となり、これにより配線の断線を防止するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガラス基板を各単体に分断すると、例えば図10(A)、(B)に示すように、配線のうちの引き回し線1に接続された接続端子2から引き出された引き出し線3が絶縁膜4で覆われていても、その端面3aがガラス基板5の端面5aから露出されるため、この露出部分の汚染等に起因して、当該露出部分が腐食するおそれがある。このような場合、引き出し線3の幅は引き回し1の幅とほぼ同じで極めて小さいため、引き出し線3の露出側から接続端子2側への腐食の進行が速くなってしまう。
そこで、この発明は、基板の端面に露出された引き出し線の腐食の進行を抑制することができるアクティブ基板の配線構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、基板上に、該基板上にマトリクス状に配置された複数のアクティブ素子に少なくとも一部が接続された配線が設けられ、該配線から引き出された引き出し線の端面が前記基板の端面から露出されているアクティブ基板の配線構造において、前記引き出し線の幅は前記配線の幅よりも大きくなっていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記引き出し線の幅は30〜55μm程度であることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アクティブ素子は薄膜トランジスタであり、前記配線は該薄膜トランジスタに接続されるゲートラインであることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アクティブ素子は薄膜トランジスタであり、前記配線は該薄膜トランジスタに接続されるソースラインであることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記配線はドライバが搭載される接続パッドに接続され、前記引き出し線は該接続パッドに接続されていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記引き出し線はクロムまたはモリブデンにより形成されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記引き出し線は単層構造であることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記引き出し線は複数層構造であることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アクティブ素子は光電変換素子としての薄膜トランジスタであることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記アクティブ素子はスイッチング素子としての薄膜トランジスタであることを特徴とするものである。
そして、この発明によれば、基板の端面に露出された引き出し線の幅を配線のうちの引き回し線の幅よりも大きくしているので、基板の端面に露出された引き出し線の腐食の進行を抑制することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態としての指紋読取装置を説明するために示すもので、指紋読取装置複数個分に対応する大きさのガラス基板上に光電変換素子としての薄膜トランジスタ等が形成された状態における等価回路的平面図を示したものである。
【0009】
指紋読取装置複数個分に対応する大きさのガラス基板11は、最終的には一点鎖線で示す格子状のカットライン12に沿って切断されることにより、カットライン12で囲まれた単体形成領域13からなる各単体に分断されるようになっている。ガラス基板11上の各単体形成領域13内の周辺部およびその周囲には第1および第2の共通ライン14、15がそれぞれ格子状に設けられている。なお、図面の明確化のため、第1の共通ライン14を第2の共通ライン15よりも太い実線で記載しているが、これは、実際のラインの幅寸法とは関係がない。
【0010】
単体形成領域13内の中央部には光電変換素子(アクティブ素子)としての複数の薄膜トランジスタ16がマトリクス状に配置されている。薄膜トランジスタ16は、その具体的な構造については後で説明するが、トップゲート電極17、ボトムゲート電極18、ドレイン電極19およびソース電極20を備えている。
【0011】
単体形成領域13内の中央部には、行方向に配置され、薄膜トランジスタ16のトップゲート電極17に接続された複数のトップゲートライン21と、行方向に配置され、薄膜トランジスタ16のボトムゲート電極18に接続された複数のボトムゲートライン22と、列方向に配置され、薄膜トランジスタ16のドレイン電極19に接続された複数のドレインライン23と、列方向に配置され、薄膜トランジスタ16のソース電極20に接続された複数のソースライン24とが設けられている。
【0012】
薄膜トランジスタ16、トップゲートライン21、ボトムゲートライン22、ドレインライン23およびソースライン24が配置された指搭載領域の最上層には透明導電層25(図2参照)が設けられている。透明導電層25は、この上に指紋読み取りのために接触された指が静電気を帯びているとき、この静電気を逃がすためのものである。
【0013】
各トップゲートライン21の左端部は、ガラス基板11上において透明導電層25の左側に設けられた引き回し線26、その左側の点線で示すトップゲートドライバ搭載領域27内に設けられた出力側の接続パッド28およびその左側に設けられた引き出し線29を介して、その左側のカットライン12の外側の第1の共通ライン14に接続されている。
【0014】
各ボトムゲートライン22の右端部は、ガラス基板11上において透明導電層25の右側に設けられた引き回し線31、その右側の点線で示すボトムゲートドライバ搭載領域32内に設けられた出力側の接続パッド33およびその右側に設けられた引き出し線34を介して、その左側のカットライン12の外側の第2の共通ライン15に接続されている。
【0015】
各ドレインライン23の下端部は、ガラス基板11上において透明導電層25の下側に設けられた引き回し線35、その下側の点線で示すドレインドライバ搭載領域36内に設けられた出力側の接続パッド37に接続されている。各ドレインライン23の上端部は、ガラス基板11上において透明導電層25の上側に設けられた引き出し線38を介して、その上側のカットライン12の外側の第2の共通ライン15に接続されている。
【0016】
各ドライバ搭載領域27、32、36内にそれぞれ設けられた入力側の接続パッド41、42、43は、ガラス基板11上においてドレインドライバ搭載領域36の下側の各所定の箇所に設けられた外部接続端子44に引き回し線45を介して接続されている。各ソースライン24の上端部は、共通引き回し線46を介して1つの外部接続端子44aに接続されている。
【0017】
ここで、上述したドレインライン23に接続された引き出し線38は、その下方で共通引き回し線46と交差するため、その交差部分15aを第2の共通ライン15と、同材料により同層に、つまり、同時に形成し、スルホールThを介して引き出し線38およびドレインライン23に接続される。
【0018】
透明導電層25の所定の2箇所は、引き回し線47を介して2つの外部接続端子44bに接続されている。各外部接続端子44は、その下側に設けられた引き出し線48を介して、その下側のカットライン12の外側の第1の共通ライン15に接続されている。各外部接続端子44bは、ガラス基板11をカットライン12に沿って切断した後、接地される。
【0019】
なお、図1において、各配線の交差箇所に付した●の中、参照符号Thを付したものだけがスルホールであり、Thが付されていない箇所は、第1の共通ライン14または第2の共通ライン15と一体に形成されていることを示すだけで、図面の明確化を目的とするものである。各スルーホールThは、ドレインライン23、ソースライン22、共通引き回し線46、引き回し線47、第2の共通ライン14を形成する際に同時に形成されるものである。
【0020】
次に、図1に示す指紋読取装置の一部の具体的な構造の一例について、図2を参照して説明する。この場合、図2は薄膜トランジスタ16の部分および各出力側の接続パッド28、33、37の部分の断面図を示す。
【0021】
まず、薄膜トランジスタ16の部分について説明する。ガラス基板11の上面の所定の箇所にはクロムまたはモリブデンからなるボトムゲート電極18(膜厚は一例として1000Å程度、以下同じ)が設けられている。ボトムゲート電極18を含むガラス基板11の上面には窒化シリコンからなるボトムゲート絶縁膜51(膜厚4000Å程度)が設けられている。ボトムゲート電極18上におけるボトムゲート絶縁膜51の上面の所定の箇所には真性アモルファスシリコンからなる半導体薄膜52(膜厚500Å程度)が設けられている。
【0022】
半導体薄膜52の上面の所定の箇所には窒化シリコンからなるチャネル保護膜53(膜厚1000Å程度)が設けられている。チャネル保護膜53の上面両側およびその両側における半導体薄膜52の上面にはn型アモルファスシリコンからなるコンタクト層54、55(膜厚250Å程度)が設けられている。各コンタクト層54、55の上面にはクロムまたはモリブデンからなるドレイン電極19およびソース電極20(膜厚500Å程度)が設けられている。
【0023】
ドレイン電極19およびソース電極20等を含むボトムゲート絶縁膜51の上面には窒化シリコンからなるトップゲート絶縁膜56(3000Å程度)が設けられている。半導体薄膜52上におけるトップゲート絶縁膜56の上面の所定の箇所にはITOからなるトップゲート電極17(膜厚500Å程度)が設けられている。トップゲート電極17を含むトップゲート絶縁膜56の上面には窒化シリコンからなるオーバーコート膜57(膜厚8000Å程度)が設けられている。オーバーコート膜57の上面の所定の箇所にはITOからなる透明導電層25(膜厚1500Å程度)が設けられている。
【0024】
次に、トップゲートドライバ搭載領域27内の出力側の接続パッド28について説明する。接続パッド28は、トップゲート絶縁膜56の上面の所定の箇所に設けられたITOからなる第1のパッド層28aと、その上のオーバーコート膜57の上面に設けられたITOからなる第2のパッド層28bとからなっている。この場合、第2のパッド層28bは、オーバーコート膜57に設けられたコンタクトホール61を介して第1のパッド層28aに接続されている。
【0025】
次に、ボトムゲートドライバ搭載領域32内の出力側の接続パッド33について説明する。接続パッド33は、ガラス基板11の上面の所定の箇所に設けられたクロムまたはモリブデンからなる第1のパッド層33aと、その上のボトムゲート絶縁膜51の上面に設けられたクロムまたはモリブデンからなる第2のパッド層33bと、その上のトップゲート絶縁膜56の上面に設けられたITOからなる第3のパッド層33cと、その上のオーバーコート膜57の上面に設けられたITOからなる第4のパッド層33dとからなっている。
【0026】
この場合、第2のパッド層33bは、ボトムゲート絶縁膜51に設けられたコンタクトホール62を介して第1のパッド層33aに接続されている。第3のパッド層33cは、トップゲート絶縁膜56に設けられたコンタクトホール63を介して第2のパッド層33bに接続されている。第4のパッド層33dは、オーバーコート膜57に設けられたコンタクトホール64を介して第3のパッド層33cに接続されている。
【0027】
次に、ドレインドライバ搭載領域36内の出力側の接続パッド37について説明する。接続パッド37は、ボトムゲート絶縁膜51の上面の所定の箇所に設けられたクロムまたはモリブデンからなる第1のパッド層37aと、その上のトップゲート絶縁膜56の上面に設けられたITOからなる第2のパッド層37bと、その上のオーバーコート膜57の上面に設けられたITOからなる第3のパッド層37cとからなっている。
【0028】
この場合、第2のパッド層37bは、トップゲート絶縁膜56に設けられたコンタクトホール65を介して第1のパッド層37aに接続されている。第3のパッド層37cは、オーバーコート膜57に設けられたコンタクトホール66を介して第2のパッド層37bに接続されている。
【0029】
次に、代表として、ボトムゲートドライバ搭載領域32内の出力側の接続パッド33の部分について、図3(A)、(B)を参照して説明する。この場合、図3(A)は接続パッド33の部分の平面図を示し、図3(B)はそのB−B線に沿う断面図を示す。
【0030】
引き回し線31は、ガラス基板11の上面に設けられたクロムまたはモリブデン層からなり、長方形状の接続パッド33のクロムまたはモリブデンからなる第1のパッド層33aの左辺中央部に接続されている。引き出し線34は、ガラス基板11の上面に設けられたクロムまたはモリブデン層からなり、第1のパッド層33aの右辺部に接続されている。接続パッド33の配列ピッチは、例えば、60μm程度とされているものであり、その場合、各接続パッド33の幅は40〜55μm程度、引き回し線31の幅は10μm程度、引き出し線34の幅は30〜55μm程度である。
【0031】
ここで、接続パッド33の配列ピッチが60μm程度と比較的大きいのに対して、引き回し線31の幅が10μm程度と極めて小さいのは、図1において、ボトムゲートライン22の右端部(例えば透明導電層24の右辺)とボトムゲートドライバ搭載領域32との間隔が全体の小型化を図るため狭く、この狭い領域に多数の引き回し線31を適宜に傾斜させて且つ密集させて配置するためである。
【0032】
つまり、指搭載領域の一辺の長さに比し、ボトムゲートドライバ搭載領域32はその長さが短いので、引き回し線31を指搭載領域側からボトムゲートドライバ搭載領域32に向けて密集するように傾斜させて引き回す(図1では簡略のため平行に図示されている)ことが必要となり、しかも、指搭載領域側とボトムゲートドライバ搭載領域32との間隔が大変狭いので、この引き回し線31の傾斜角度が大変大きくなる。このため、ボトムゲートドライバ搭載領域32近傍では、この引き回し線31の傾斜された方向と直交する方向のピッチは、60μmより遙かに小さくなるため、引き回し線31の幅を大きくすることができないのである。
【0033】
一方、引き出し線34の配列ピッチは接続パッド33の配列ピッチ60μm程度と同じとすることができる。この結果、引き出し線34の幅は、その配列ピッチ60μm程度に可及的に近づけることができ、フォトリソグラフィ工程を考慮すると、最大で55μm程度とすることができる。そして、本発明では、上述の如く、各接続パッド33の幅は40〜55μm程度とし、引き出し線34の幅は30〜55μm程度としている。
【0034】
なお、引き出し線34の長さに関しては、最近、機器小型化のため、ドライバ搭載領域等を含む非読取領域の幅を小さくする傾向があるが、それでも、カットライン12から接続パッド33までの長さは、通常、1.0mm〜2.5mm程度であり、引き出し線34の幅に対し、長さは十分に大きいのでこの方向の腐食が問題になることはない。
【0035】
そして、図1において、ガラス基板11をカットライン12に沿って切断すると、引き出し線34の切断面がガラス基板11の切断面から露出されるが、引き出し線34の幅が、引き回し線31の幅10μm程度よりも大きく、30〜55μm程度であるので、引き出し線34の露出部分の汚染等に起因して、当該露出部分が腐食しても、引き出し線34の露出側から接続パッド33側への腐食の進行を抑制することができる。このようなことは、図1に示す、残りの引き出し線29、38、48についても同様である。
【0036】
なお、上記実施形態では、図3(B)に示すように、引き出し線34をクロム層またはモリブデン層の単層構造とした場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図4に示すように、引き出し線34をクロム層またはモリブデン層34a、34bの2層構造としてもよい。また、図5に示すように、引き出し線34をクロム層またはモリブデン層34a、34bおよびITO層34cの3層構造としてもよい。このように、引き出し線34を複数層構造とした場合には、引き出し線34の露出側から接続パッド33側への腐食の進行をより一層抑制することができる。
【0037】
次に、図6はこの発明の他の実施形態としての液晶表示装置を説明するために示すもので、液晶表示装置複数個分に対応する大きさのガラス基板上にスイッチング素子としての薄膜トランジスタ等が形成された状態における等価回路的平面図を示したものである。
【0038】
液晶表示装置複数個分に対応する大きさのガラス基板71は、最終的には一点鎖線で示すカットライン72に沿って切断されることにより、カットライン72で囲まれた単体形成領域73からなる各単体に分断されるようになっている。ガラス基板71上の各単体形成領域73の周囲には共通ライン74が格子状に設けられている。単体形成領域73において二点鎖線で囲まれた領域は表示領域75となっている。
【0039】
表示領域75には、マトリクス状に配置された複数の画素電極76と、これらの画素電極76にそれぞれ接続されたスイッチング素子(アクティブ素子)としての複数の薄膜トランジスタ77と、行方向に配置され、薄膜トランジスタ77に走査信号を供給する複数の走査ライン78と、列方向に配置され、薄膜トランジスタ77にデータ信号を供給する複数のデータライン79とが設けられている。
【0040】
各走査ライン78の右端部は、ガラス基板71上において表示領域75の右側に設けられた引き回し線81、その右側の点線で示す走査ドライバ搭載領域82内に設けられた出力側の接続パッド83およびおよびその右側に設けられた引き出し線84を介して、その右側の共通ライン74に接続されている。
【0041】
各データライン79の下端部は、ガラス基板71上において表示領域75の下側に設けられた引き回し線85、その下側の点線で示すデータドライバ搭載領域86内に設けられた出力側の接続パッド87およびその下側に設けられた引き出し線88を介して、その下側の共通ライン74に接続されている。
【0042】
各ドライバ搭載領域82、86内にそれぞれ設けられた入力側の接続パッド89、90は、ガラス基板71上においてデータドライバ搭載領域86の右下側の各所定の箇所に設けられた外部接続端子91に引き回し線92を介して接続されている。各外部接続端子91は、その下側に設けられた引き出し線93を介して、その下側の共通ライン74に接続されている。
【0043】
次に、図6に示す液晶表示装置の一部の具体的な構造の一例について、図7を参照して説明する。この場合、図7は薄膜トランジスタ77の部分および各出力側の接続パッド83、87の部分の断面図を示す。
【0044】
まず、薄膜トランジスタ77の部分について説明する。ガラス基板71の上面の所定の箇所にはクロムまたはモリブデンからなるゲート電極101が設けられている。ゲート電極101を含むガラス基板71の上面には窒化シリコンからなるゲート絶縁膜102が設けられている。ゲート電極101上におけるゲート絶縁膜102の上面の所定の箇所には真性アモルファスシリコンからなる半導体薄膜103が設けられている。
【0045】
半導体薄膜103の上面の所定の箇所には窒化シリコンからなるチャネル保護膜104が設けられている。チャネル保護膜104の上面両側およびその両側における半導体薄膜103の上面にはn型アモルファスシリコンからなるコンタクト層105、106が設けられている。各コンタクト層105、106の上面にはクロムまたはモリブデンからなるドレイン電極107およびソース電極108が設けられている。
【0046】
ドレイン電極107およびソース電極108等を含むゲート絶縁膜102の上面には窒化シリコンからなるオーバーコート膜109が設けられている。オーバーコート膜109の上面の所定の箇所にはITOからなる画素電極76が設けられている。画素電極76は、オーバーコート膜109に設けられたコンタクトホール110を介してソース電極108に接続されている。
【0047】
次に、走査ドライバ搭載領域82内の出力側の接続パッド83について説明する。接続パッド83は、ガラス基板71の上面の所定の箇所に設けられたクロムまたはモリブデンからなる第1のパッド層83aと、その上のゲート絶縁膜102の上面に設けられたクロムまたはモリブデンからなる第2のパッド層83bと、その上のオーバーコート膜109の上面に設けられたITOからなる第3のパッド層83cとからなっている。
【0048】
この場合、第2のパッド層83bは、ゲート絶縁膜102に設けられたコンタクトホール111を介して第1のパッド層83aに接続されている。第3のパッド層83cは、オーバーコート膜109に設けられたコンタクトホール112を介して第2のパッド層83bに接続されている。
【0049】
次に、データドライバ搭載領域86内の出力側の接続パッド87について説明する。接続パッド87は、ゲート絶縁膜102の上面の所定の箇所に設けられたクロムまたはモリブデンからなる第1のパッド層87aと、その上のオーバーコート膜109の上面に設けられたITOからなる第2のパッド層87bとからなっている。この場合、第2のパッド層87bは、オーバーコート膜109に設けられたコンタクトホール113を介して第1のパッド層87aに接続されている。
【0050】
次に、代表として、走査ドライバ搭載領域82内の出力側の接続パッド83の部分について、図8(A)、(B)を参照して説明する。この場合、図8(A)は接続パッド83の部分の平面図を示し、図8(B)はそのB−B線に沿う断面図を示す。
【0051】
引き回し線81は、ガラス基板71の上面に設けられたクロムまたはモリブデン層からなり、長方形状の接続パッド83のクロムまたはモリブデンからなる第1のパッド層83aの左辺中央部に接続されている。引き出し線84は、ガラス基板71の上面に設けられたクロムまたはモリブデン層からなり、第1のパッド層83aの右辺部に接続されている。この場合、接続パッド83(および引き出し線84)の配列ピッチは60μm程度である。引き回し線81の幅は10μm程度である。引き出し線84の幅は30〜55μm程度である。
【0052】
そして、図6において、ガラス基板71をカットライン72に沿って切断すると、引き出し線84の切断面がガラス基板71の切断面から露出されるが、引き出し線84の幅が、引き回し線81の幅10μm程度よりも大きく、30〜55μm程度であるので、引き出し線84の露出部分の汚染等に起因して、当該露出部分が腐食しても、引き出し線84の露出側から接続パッド83側への腐食の進行を抑制することができる。このようなことは、図6に示す、残りの引き出し線88、93についても同様である。
【0053】
なお、上記実施形態では、図8(B)に示すように、引き出し線84をクロムまたはモリブデン層の単層構造とした場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、引き出し線84をクロムまたはモリブデン層84a、84bの2層構造としてもよい。このように、引き出し線84を複数層構造とした場合には、引き出し線84の露出側から接続パッド83側への腐食の進行をより一層抑制することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、基板の端面に露出された引き出し線の幅を配線のうちの引き回し線の幅よりも大きくしているので、基板の端面に露出された引き出し線の腐食の進行を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態としての指紋読取装置を説明するために示すもので、指紋読取装置複数個分に対応する大きさのガラス基板上に光電変換素子としての薄膜トランジスタ等が形成された状態における等価回路的平面図。
【図2】図1に示す指紋読取装置のうちの薄膜トランジスタの部分および各出力側の接続パッドの部分の断面図。
【図3】(A)は図1に示す指紋読取装置のうちのボトムゲートドライバ搭載領域内の出力側の接続パッドの部分の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【図4】ボトムゲートドライバ搭載領域内の出力側の接続パッドの部分の他の例の断面図。
【図5】ボトムゲートドライバ搭載領域内の出力側の接続パッドの部分のさらに他の例の断面図。
【図6】この発明の一実施形態としての液晶表示装置を説明するために示すもので、液晶表示装置複数個分に対応する大きさのガラス基板上にスイッチング素子としての薄膜トランジスタ等が形成された状態における等価回路的平面図。
【図7】図6に示す液晶表示装置のうちの薄膜トランジスタの部分および各出力側の接続パッドの部分の断面図。
【図8】(A)は図6に示す液晶表示装置のうちの走査ドライバ搭載領域内の出力側の接続パッドの部分の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【図9】走査ドライバ搭載領域内の出力側の接続パッドの部分の他の例の断面図。
【図10】(A)は従来の指紋読取装置の問題点を説明するために示す平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
11 ガラス基板
12 カットライン
13 単体形成領域
14、15 共通ライン
16 薄膜トランジスタ
21 トップゲートライン
22 ボトムゲートライン
23 ドレインライン
24 ソースライン
26 引き回し線
27 トップゲートドライバ搭載領域
29 引き出し線
31 引き回し線
32 ボトムゲートドライバ搭載領域
33 出力側の接続パッド
34 引き出し線
35 引き回し線
36 ドレインドライバ搭載領域
37 出力側の接続パッド
38 引き出し線
41、42、43 入力側の接続パッド
44 外部接続端子
46 共通引き回し線
48 引き出し線

Claims (10)

  1. 基板上に、該基板上にマトリクス状に配置された複数のアクティブ素子に少なくとも一部が接続された配線が設けられ、該配線から引き出された引き出し線の端面が前記基板の端面から露出されているアクティブ基板の配線構造において、前記引き出し線の幅は前記配線の幅よりも大きくなっていることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記引き出し線の幅は30〜55μm程度であることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  3. 請求項1に記載の発明において、前記アクティブ素子は薄膜トランジスタであり、前記配線は該薄膜トランジスタに接続されるゲートラインであることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  4. 請求項1に記載の発明において、前記アクティブ素子は薄膜トランジスタであり、前記配線は該薄膜トランジスタに接続されるソースラインであることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  5. 請求項1に記載の発明において、前記配線はドライバが搭載される接続パッドに接続され、前記引き出し線は該接続パッドに接続されていることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  6. 請求項1に記載の発明において、前記引き出し線はクロムまたはモリブデンにより形成されていることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  7. 請求項1に記載の発明において、前記引き出し線は単層構造であることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  8. 請求項1に記載の発明において、前記引き出し線は複数層構造であることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  9. 請求項1に記載の発明において、前記アクティブ素子は光電変換素子としての薄膜トランジスタであることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
  10. 請求項1に記載の発明において、前記アクティブ素子はスイッチング素子としての薄膜トランジスタであることを特徴とするアクティブ基板の配線構造。
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