JP2006220832A - トランジスタアレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲートラインの左右の端部側の非表示領域を狭くすることができるトランジスタアレイパネルを提供すること。
【解決手段】トランジスタアレイパネル1においては、複数のゲートライン3と複数のデータライン4とが互いに絶縁されて直交し、これらの各交差部に複数の薄膜トランジスタ5がそれぞれ配置され、ゲート31がゲートライン3に接続され、ソース37がデータライン4に接続されている。データライン4に対して平行に設けられた複数の引き回し配線21a,21bが表示領域の右方に配列されている。奇数行目のゲートライン3aに接続された引き回し配線21aがゲートライン3とともに絶縁性透明基板2上に形成され、偶数行目のゲートライン3bに接続された引き回し配線21bがデータライン4とともにゲート絶縁膜32上に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、アクティブマトリクス駆動方式のディスプレイパネルに用いられるトランジスタアレイパネルに関する。
アクティブマトリクス駆動方式の液晶ディスプレイパネルは、薄膜トランジスタ、画素電極等がアレイ状にパターニングされたトランジスタアレイパネルと、対向電極等がべた一面に形成された対向基板とを対向させ、トランジスタアレイパネルと対向基板との間に液晶を挟持した構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
図18は、従来のトランジスタアレイパネル901の概略平面図である。トランジスタアレイパネル901の透明基板902上には、行方向に延在した複数のゲートライン903が配列されているが、これらは薄膜トランジスタのゲートと同時にパターニングされたものである。一方、列方向に延在した複数のデータライン904が配列されているが、これらは、薄膜トランジスタのソース・ドレインと同時に、ゲートライン903を被覆したゲート絶縁膜上に形成されたものである。薄膜トランジスタは複数のデータライン904と複数のゲートライン903との各交差部に形成されており、複数の薄膜トランジスタがマトリクス状に配列されている領域905が表示領域となる。表示領域905の下側には、ICチップ型の駆動回路906が搭載され、データライン904が駆動回路906の出力端子に接続されている。一方、表示領域905の左側又は右側においては、ゲートライン903、薄膜トランジスタのゲートと同時にパターニングされた引き回し配線907がゲートライン903の端部にそれぞれ接続され、引き回し配線907がデータライン904に対して平行に設けられ、引き回し配線907が駆動回路906の出力端子に接続されている。引き回し配線907がデータライン904に対して平行に設けられているから、表示領域905の下側に駆動回路906を搭載するだけで、表示領域905の左右に走査用のドライバを搭載しなくても済み、表示領域905の左右の非表示領域を狭くすることができるという利点がある。
特開2004−226931号公報
ところで、液晶ディスプレイパネルの大型化に伴い、ゲートライン903の数も増え、それに伴い引き回し配線907の数も増えていく。従って、液晶ディスプレイが大きくなるにつれて、表示領域905の左右の非表示領域が広くなってしまう。
そこで、本発明は、上記のような課題を解決しようとしてなされたものであり、ゲートラインの左右の端部側の非表示領域を狭くすることができるトランジスタアレイパネルを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、基板の上面及び該基板上に形成された1層以上の絶縁膜の上面によって規定される複数の面のうち一つの面上に形成された複数のゲートラインと、前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面と異なる他の一つの面上に形成された複数のデータラインとが前記絶縁膜のうち少なくとも一つを介して互いに直交して前記基板上に設けられ、前記複数のゲートラインと前記複数のデータラインの各交差部に薄膜トランジスタが配置され、前記薄膜トランジスタのゲートが前記ゲートラインに接続され、前記薄膜トランジスタのソースとドレインとのうちの一方が前記データラインに接続されたトランジスタアレイパネルにおいて、前記複数の面の各面上に形成された複数の引き回し配線が前記複数のデータラインに対して平行に設けられて前記複数のゲートラインの端部側に配列され、前記複数の引き回し配線の端部が前記複数のゲートラインの何れかにそれぞれ接続されたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のトランジスタアレイパネルにおいて、前記絶縁膜が2層以上であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のトランジスタアレイパネルにおいて、前記複数の面のうち異なる面上に形成された前記複数の引き回し配線が前記絶縁膜を挟んで重なっていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1又は2に記載のトランジスタアレイパネルにおいて、前記複数の面のうち異なる面上に形成された前記複数の引き回し配線が前記絶縁膜を挟んで一部重なっていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のトランジスタアレイパネルにおいて、前記複数の引き回し配線が重ならずに配列されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のトランジスタアレイパネルにおいて、前記複数のゲートラインが形成された面に形成された引き回し配線及び前記複数のデータラインが形成された面に形成された引き回し配線は、それぞれ前記複数のゲートライン及び前記複数のデータラインと同一の材料で形成されたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載のトランジスタアレイパネルにおいて、前記複数のゲートラインが形成された面に形成された引き回し配線及び前記複数のデータラインが形成された面に形成された引き回し配線は、それぞれ前記複数のゲートライン及び前記複数のデータラインと同時に形成されたことを特徴とする。
請求項1〜7に係る発明によれば、ゲートラインの端部側の非表示領域において、複数の引き回し配線が1層以上の絶縁膜を介在して別層に形成されているから、平面視して一の層に形成された引き回し配線と他の層に形成された引き回し配線との間隔を狭めたり、平面視して一の層に形成された引き回し配線と他の層に形成された引き回し配線とを重ねたりすることができる。即ち、平面視した場合の引き回し配線の集積密度を高めることができる。そのため、ゲートラインの端部側の非表示領域を狭くすることができる。
請求項8に係る発明は、基板の上面及び該基板上に形成された2層以上の絶縁膜の上面によって規定される複数の面のうち一つの面上に形成された複数のゲートラインと、前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面に隣接する他の一つの面上に形成された複数のデータラインとが前記絶縁膜のうち少なくとも一つを介して互いに直交して前記基板上に設けられ、前記複数のゲートラインと前記複数のデータラインの各交差部に薄膜トランジスタが配置され、前記薄膜トランジスタのゲートが前記ゲートラインに接続され、前記薄膜トランジスタのソースとドレインとのうちの一方が前記データラインに接続されたトランジスタアレイパネルにおいて、前記複数のデータラインに対して平行に設けられた複数の引き回し配線が前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面又は前記複数のデータラインが形成された面と異なる別の一つの面上に配列され、前記複数の引き回し配線が前記複数のゲートラインにそれぞれ接続され、前記複数の引き回し配線が前記絶縁膜のうち少なくとも一つを挟んで前記複数のデータラインにそれぞれ重なっていることを特徴とする。
請求項8に係る発明によれば、表示領域内において引き回し配線がデータラインと重なっているので、ゲートラインの端部側の非表示領域に引き回し配線を形成しなくても済む。そのため、ゲートラインの端部側の非表示領域を狭くすることができる。
請求項9に係る発明は、基板の上面及び該基板上に形成された2層以上の絶縁膜の上面によって規定される複数の面のうち一つの面上に形成された複数のゲートラインと、前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面と異なる他の一つの面上に形成された複数のデータラインとが前記絶縁膜のうち少なくとも一つを介して互いに直交して前記基板上に設けられ、前記複数のゲートラインと前記複数のデータラインの各交差部に薄膜トランジスタが配置され、前記薄膜トランジスタのゲートが前記ゲートラインに接続され、前記薄膜トランジスタのソースとドレインとのうちの一方が前記データラインに接続されたトランジスタアレイパネルにおいて、直角に屈曲した複数の引き回し配線が前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面又は前記複数のデータラインが形成された面と異なる別の一つの面上に配列され、前記複数の引き回し配線の端部が前記複数のゲートラインの端部にそれぞれ接続され、前記複数の引き回し配線はその端部から屈曲部にかけて前記絶縁膜のうち少なくとも一つを挟んで前記複数のゲートラインにそれぞれ重なり、前記屈曲部から他方の端部にかけて前記絶縁膜のうち少なくとも一つを挟んで前記複数のデータラインにそれぞれ重なっていることを特徴とする。
請求項9に係る発明によれば、表示領域内において引き回し配線がデータライン及びゲートラインと重なっているので、ゲートラインの端部側の非表示領域に引き回し配線を形成しなくてもよい。そのため、ゲートラインの端部側の非表示領域を狭くすることができる。
以上のように、本発明によれば、ゲートラインの端部側の非表示領域において引き回し配線の集積密度を高めることができたり、その非表示領域に引き回し配線を形成しなくともよかったりするので、非表示領域を狭くすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明を適用したトランジスタアレイパネル1の等価回路図である。図1に示すように、このトランジスタアレイパネル1を平面視すると、絶縁性透明基板2に行方向に延在した複数のゲートライン(走査線)3と、列方向に延在した複数のデータライン(信号線)4とが形成され、これらゲートライン3とこれらデータライン4とはねじれの位置にある。具体的には、ゲートライン3とデータライン4が互いに絶縁され、ゲートライン3とデータライン4が平面視して互いに直交している。また、複数の薄膜トランジスタ5が絶縁性透明基板2上にマトリクス状に配列されており、各薄膜トランジスタ5がゲートライン3とデータライン4との各交差部においてゲートライン3とデータライン4に接続されている。ゲートライン3とデータライン4によって囲まれた各囲繞領域には、薄膜トランジスタ5に接続された画素電極6が配置され、複数の画素電極6が絶縁性透明基板2上にマトリクス状に配列されて表示領域が形成されている。
表示領域の上、下、左に沿って短絡用配線10が配置され、表示領域の右に沿って短絡用配線11が配置され、短絡用配線10及び短絡用配線11によって表示領域が囲繞されている。データライン4は短絡用配線10の下辺部と絶縁されて交差し、短絡用配線10とデータライン4との間には、高抵抗特性又は非線形抵抗特性を持つ保護素子7が接続されている。データライン4の下端部がデータ端子8となっており、データ端子8が短絡用配線10よりも下側にあり、複数のデータ端子8が絶縁性透明基板2の下辺に沿って一列に配列されている。
ゲートライン3は短絡用配線11と絶縁されて平面視して交差し、短絡用配線11とゲートライン3との間には、高抵抗特性又は非線形抵抗特性を持つ保護素子9が接続されている。
複数のゲートライン3のうち奇数行目のゲートライン3(以下、奇数行目のゲートライン3の符号を3aとする。)の右端部は、ゲートライン3aと一体形成された引き回し配線21aの端部に接続され、複数のゲートライン3のうち偶数行目のゲートライン3(以下、偶数行目のゲートライン3の符号を3bとする。)の右端部は、ゲートライン3bとは別体形成された引き回し配線21bの端部に接続されている。引き回し配線21aはデータライン4に対して平行になるよう列方向に延在しており、引き回し配線21aの下端部がアドレス端子22aとなっている。引き回し配線21bもデータライン4に対して平行となるよう列方向に延在しており、引き回し配線21bの下端部がアドレス端子22bとなっている。これらアドレス端子22a、アドレス端子22bが絶縁性透明基板2の下辺に沿って配列されている。データ端子8、アドレス端子22a、アドレス端子22bが配列されている領域αにICチップ型の駆動回路が搭載され、駆動回路の出力端子がデータ端子8、アドレス端子22a、アドレス端子22bに接続される。
図2は、トランジスタアレイパネル1の右縁部を示した平面図である。図3は、図2の切断線III−IIIに沿った面の矢視断面図である。図4は、図2の切断線IV−IVに沿った面の矢視断面図である。
何れの薄膜トランジスタ5も図3に示すように構成されている。図3に示すように、薄膜トランジスタ5は、ゲートライン3に接続されたゲート31と、ゲート絶縁膜32を挟んでゲート31に対向配置した半導体膜33と、半導体膜33の中央部上に形成されたチャネル保護膜34と、平面視してチャネル保護膜34の両側に配置されるとともに互いに離間するよう半導体膜33上に形成された不純物半導体膜35,36と、一方の不純物半導体膜35上に形成されたソース37と、他方の不純物半導体膜36上に形成されたドレイン38と、から構成されている。
ゲート31は、低抵抗率な金属材料、合金等のような導電性材料からなり、より望ましくはクロム、クロム合金、アルミ、アルミ合金等のように遮光性を有すると良い。
ゲート絶縁膜32は、酸化珪素、窒化珪素等の絶縁体を絶縁性透明基板2上にべた一面に成膜したものである。
半導体膜33は、アモルファスシリコン又はポリシリコンからなるものである。
不純物半導体膜35及び不純物半導体膜36は、シリコン等の半導体に不純物(例えば、Ga)をドープしたものである。
チャネル保護膜34は、酸化珪素、窒化珪素等の絶縁体から形成されたものであり、不純物半導体膜35及び不純物半導体膜36のパターニングの際にエッチャントから半導体膜33を保護するものである。
ソース37及びドレイン38は、低抵抗率な金属材料、合金等のような導電性材料からなり、より望ましくはクロム、クロム合金、アルミ、アルミ合金等のように遮光性を有すると良い。
薄膜トランジスタ5は絶縁膜39によって被覆されている。絶縁膜39は、酸化珪素、窒化珪素等の絶縁体をべた一面に成膜したものであり、複数の薄膜トランジスタ5をまとめて被覆している。
図2及び図3に示すように、行方向に一列に配列された複数の薄膜トランジスタ5のゲート31は、共通のゲートライン3と一体形成されている。何れのゲート31及び何れのゲートライン3も、絶縁性透明基板2上にべた一面に成膜された導電性膜(以下、この導電性膜をゲート膜と称する。)をパターニングすることによって形成されたものである。なお、図1に示した短絡用配線10は、ゲート膜のパターニングによってゲート31及びゲートライン3と同時にパターニングされたものである。
列方向に一列に配列された複数の薄膜トランジスタ5のドレイン38は、共通のデータライン4と一体形成されている。何れのドレイン38、何れのソース37及び何れのデータライン4も、不純物半導体膜35,36を被覆するようにべた一面に成膜された導電性膜(以下、この導電性膜をドレイン膜と称する。)をパターニングすることによって形成されたものである。なお、図1に示した短絡用配線11は、ドレイン膜のパターニングによってソース37、ドレイン38及びデータライン4と同時に形成されたものであり、短絡用配線11と短絡用配線10との交差部においてコンタクトホールがゲート絶縁膜32に形成され、そのコンタクトホールを介して短絡用配線11と短絡用配線10が接続されている。
図2及び図3に示すように、ゲート絶縁膜32上には、複数の画素電極6がマトリクス状に配列されている。これら画素電極6は、ゲート絶縁膜32上にべた一面に成膜された透明導電性膜をパターニングすることによって形成されたものである。画素電極6は、酸化インジウム若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも一つを含む混合物(例えば、ITO、亜鉛ドープ酸化インジウム、CTO)からなる。これら画素電極6も絶縁膜39によってまとめて被覆されている。本実施形態においては、ソース37が画素電極6に接続され、ドレイン38がデータライン4と一体形成されているが、逆にドレイン38が画素電極6に接続され、ソース37がデータライン4と一体形成されていても良い。
図2に示すように、隣り合うゲートライン3の間にはキャパシタライン41が行方向に延在し、ゲートライン3とキャパシタライン41が交互に配列されている。これらキャパシタライン41は、ゲート膜のパターニングによってゲート31及びゲートライン3と同時にパターニングされたものである。また、キャパシタライン41は行方向に一列に配列された複数の画素電極6と重なるように幅広に設けられており、キャパシタライン41の幅広となった部分と画素電極6がゲート絶縁膜32を挟んで対向することでキャパシタが形成されている。キャパシタライン41の右端部と短絡用配線11が重なる箇所において、コンタクトホール42がゲート絶縁膜32に形成され、キャパシタライン41と短絡用配線11がコンタクトホール42を介して接続されている。
短絡用配線11の右方であってゲートライン3の右端部において、コンタクトホール43がゲート絶縁膜32に形成され、保護素子9の一方の電極91がコンタクトホール43を介してゲートライン3に接続されている。保護素子9の他方の電極92は短絡用配線11と一体形成され、電極92と電極91との間に抵抗体93が接続されている。保護素子9の電極91及び電極92も、ドレイン膜のパターニングによってソース37、ドレイン38及びデータライン4と同時に形成されたものである。また、抵抗体93は、薄膜トランジスタ5の半導体膜33のもとなるべた一面の半導体膜をパターニングすることによって半導体膜33と同時に形成されたものである。なお、データライン4に接続された保護素子7の両電極のうち一方の電極はデータライン4と一体形成されており、他方の電極はデータライン4とは別体であるがデータライン4と同時に形成されたものであり、その他方の電極がコンタクトホールを介して短絡用配線10に接続され、保護素子7の抵抗体は半導体膜33と同時に形成されたものである。
図2及び図4に示すように、短絡用配線11の右方においては、複数の引き回し配線21aが絶縁性透明基板2上に形成されている。引き回し配線21aは、ゲートライン3aと一体形成されており、ゲート膜のパターニングよりゲート31及びゲートライン3と同時に形成されたものである。また、短絡用配線11の右方においては、複数の引き回し配線21bがゲート絶縁膜32上に形成されている。引き回し配線21bは、保護素子9の電極91と一体形成されており、ドレイン膜のパターニングによりソース37、ドレイン38及びデータライン4と同時に形成されたものである。
図4に示すように、引き回し配線21aと引き回し配線21bが別層であり、平面視して引き回し配線21aと引き回し配線21bが重なった状態で形成されている。表示領域の右方において引き回し配線21aと引き回し配線21bが重なった状態となっているから、表示領域の右方の非表示領域の左右幅を狭くすることができる。
図4のように平面視して引き回し配線21aと引き回し配線21bが完全に重なっているのではなく、図5に示すように引き回し配線21aと引き回し配線21bが部分的に重なるようにしても良い。引き回し配線21aと引き回し配線21bが部分的に重なった場合においても、表示領域の右方の非表示領域の左右幅を狭くすることができ、更に引き回し配線21aと引き回し配線21bとの間の寄生容量を減らすことができる。
また、図6に示すように、平面視して隣り合う引き回し配線21aの間に引き回し配線21bが配置され、引き回し配線21aと引き回し配線21bが重ならずに互い違いに配列されても良い。平面視して引き回し配線21aと引き回し配線21bが重ならずに互い違いに配列された場合においても、表示領域の右方の非表示領域の左右幅を狭くすることができ、更に引き回し配線21aと引き回し配線21bとの間の寄生容量をより一層減らすことができる。
図2に示すように、絶縁膜39上には、矩形枠状のシール81が表示領域を囲繞するように形成されている。このシール81は、トランジスタアレイパネル1と対向基板を対向させた場合においてトランジスタアレイパネル1と対向基板との間に挟持された液晶を封止するものであり、トランジスタアレイパネル1と対向基板との間に液晶が封止されることで液晶ディスプレイパネルが構成される。なお、対向基板には、カラーフィルタ、ブラックマトリックス、透明対向電極、配向膜等が形成されている。
次に、トランジスタアレイパネル1の製造方法について説明する。
まず、気相成長法(スパッタリング法、CVD法、PVD法等)によって絶縁性透明基板2にゲート膜をべた一面に成膜し、フォトリソグラフィー法及びエッチング法によってゲート膜をパターニングする。これにより、複数のゲートライン3、複数の薄膜トランジスタ5のゲート31、複数のキャパシタライン41、複数の引き回し配線21a及び短絡用配線10を同時に形成する。ここで、引き回し配線21aについては奇数行目のゲートライン3aと一体形成する。
次に、気相成長法によって絶縁性透明基板2上にゲート絶縁膜32をべた一面に成膜し、ゲート絶縁膜32により複数のゲートライン3、複数の薄膜トランジスタ5のゲート31、複数のキャパシタライン41、複数の引き回し配線21a及び短絡用配線10を被覆する。
次に、気相成長法によってゲート絶縁膜32上にべた一面の半導体膜を成膜し、フォトリソグラフィー法及びエッチング法によってその半導体膜をパターニングする。これにより、複数の薄膜トランジスタ5の半導体膜33、複数の保護素子9の抵抗体93、複数の保護素子7の抵抗体を形成する。
次に、気相成長法、フォトリソグラフィー法、エッチング法を順に行うことによって、複数の薄膜トランジスタ5のチャネル保護膜34を形成する。
次に、気相成長法、フォトリソグラフィー法、エッチング法を順に行うことによって、複数の薄膜トランジスタ5の不純物半導体膜35,36を形成する。
次に、気相成長法、フォトリソグラフィー法、エッチング法を順に行うことによって、複数の画素電極6を形成する。
次に、ゲート絶縁膜32のうち各キャパシタライン41の右端部に重なる部分にコンタクトホール42を形成し、更に、ゲート絶縁膜32のうち各ゲートライン3の右端部に重なる部分にコンタクトホール43を形成する。
次に、気相成長法によってゲート絶縁膜32上にドレイン膜をべた一面に成膜すると、コンタクトホール42及びコンタクトホール43にドレイン膜が埋まり、その後フォトリソグラフィー法及びエッチング法によってドレイン膜をパターニングする。これにより、短絡用配線11、複数のデータライン4、複数の薄膜トランジスタ5のドレイン38及びソース37、複数の保護素子9の電極91及び電極92、複数の保護素子7の電極並びに複数の引き回し配線21bを同時に形成する。ここで、引き回し配線21bについては、コンタクトホール43を介して偶数行目のゲートライン3bに接続される。
次に、気相成長法によりゲート絶縁膜32上に絶縁膜39をべた一面に成膜し、短絡用配線10、複数のデータライン4、複数の薄膜トランジスタ5のドレイン38及びソース37、複数の保護素子9の電極91及び電極92、複数の保護素子7の電極並びに複数の引き回し配線21bを絶縁膜39により被覆する。
次に、絶縁膜39のうち各データライン4の下端部及び各引き回し配線21bの下端部に重なる部分にコンタクトホールを形成し、各データライン4のデータ端子8及び各引き回し配線21bのアドレス端子22bを露出させる。また、絶縁膜39及びゲート絶縁膜32のうち引き回し配線21aの下端部に重なる部分にコンタクトホールを形成し、各引き回し配線21aのアドレス端子22aを露出させる。
製造したトランジスタアレイパネル1に配向膜を形成し、トランジスタアレイパネル1と対向基板を対向させ、トランジスタアレイパネル1と対向基板との間に液晶を挟んで、液晶をシール81により封止すれば、液晶ディスプレイパネルが出来上がる。
なお、上記実施形態では、奇数行目のゲートライン3aに接続される引き回し配線21aをゲート膜から形成し、偶数行目のゲートライン3bに接続される引き回し配線21bをドレイン膜から形成したが、逆に奇数行目のゲートライン3aに接続される引き回し配線21aをドレイン膜から形成し、偶数行目のゲートライン3bに接続される引き回し配線21bをゲート膜から形成しても良い。あるいは、上記実施形態では、ゲートライン3を奇数行目の群と偶数行目の群の2つの群に分けたが、分け方はこれに限るものではなく、全てのゲートライン3が2つの群に分かれていればよく、例えば、隣接するゲートライン3を同じ群に含めてもよい。
また、上記実施形態では、薄膜トランジスタ5は、ゲート31がソース37及びドレイン38の下方にゲート絶縁膜32を介して形成されるボトムゲート型としたが、ゲート31がソース37及びドレイン38の上方にゲート絶縁膜32を介して形成されるトップゲート型としてもよい。この場合、絶縁性透明基板2上にデータライン4及びドレイン膜から形成される引き回し配線21bを形成し、その上にゲート絶縁膜32を成膜し、ゲート絶縁膜32上にゲートライン3及びゲート膜から形成される引き回し配線21aを形成する。上記何れの変形例においても、本実施例と同様に、短絡用配線11の右方において引き回し配線21a、引き回し配線21bが重なって、あるいは重ならずに積層されているので、表示領域の右方非表示領域の左右幅を狭くすることができる。
〔第2の実施の形態〕
第2実施形態におけるトランジスタアレイパネル101について図7〜図9を用いて説明する。図7は、トランジスタアレイパネル101の等価回路図であり、図8は、トランジスタアレイパネル101の右縁部を示した平面図であり、図9は、図8の切断線IX−IXに沿った面の矢視断面図である。以下の説明において、トランジスタアレイパネル101については、第1実施形態におけるトランジスタアレイパネル1の何れかの部分に対応する部分に対して下二桁共通数字を付す。
トランジスタアレイパネル101の表示領域については、第1実施形態のトランジスタアレイパネル1の表示領域と同じように構成されている。即ち、薄膜トランジスタ105、画素電極106、ゲートライン103、データライン104、キャパシタライン141のパターニング及び材料は、それぞれ薄膜トランジスタ5、画素電極6、ゲートライン3、データライン4、キャパシタライン41のパターニング及び材料と同じである。更に、表示領域の周囲については、保護素子109、保護素子107、短絡用配線110、短絡用配線111のパターニング及び材料は、それぞれ保護素子9、保護素子7、短絡用配線10、短絡用配線11のパターニング及び材料と同じである。
そして、表示領域の右方については、第1実施形態では、奇数行目のゲートライン3aと一体となった引き回し配線21aがゲート膜から形成されたものであり、偶数行目のゲートライン3bに接続された引き回し配線21bがドレイン膜から形成されたものであった。それに対して、第2実施形態では、nを任意の自然数とした場合、複数のゲートライン103のうち(3×n−2)行目のゲートライン103(以下、(3×n−2)行目のゲートライン103の符号を103aとする。)に接続された引き回し配線121aがゲート膜から形成されたものであり、(3×n−1)行目のゲートライン103(以下、(3×n−1)行目のゲートライン103の符号を103bとする。)に接続された引き回し配線121bがドレイン膜から形成されたものであり、(3×n)行目のゲートライン103(以下、(3×n)行目のゲートライン103の符号を103cとする。)に接続された引き回し配線121cがゲート膜及びドレイン膜とは別のメタル膜から形成されたものである。
引き回し配線121a、引き回し配線121b、引き回し配線121cは何れも短絡用配線111の右方において列方向に延在している。また、引き回し配線121aは、ゲートライン103aと一体形成されており、引き回し配線121bは、ゲート絶縁膜132を貫通したコンタクトホール143を介してゲートライン103bに接続されている。引き回し配線121cは、絶縁膜139上に形成されており、ゲート絶縁膜132及び絶縁膜139を貫通したコンタクトホール144を介してゲートライン103cに接続されている。
図9に示すように、引き回し配線121aと引き回し配線121bと引き回し配線121cが重なっている。表示領域の右方において引き回し配線121aと引き回し配線121bと引き回し配線121cが重なった状態となっているから、表示領域の右方の非表示領域の左右幅を狭くすることができる。
図9に示すように引き回し配線121aと引き回し配線121bと引き回し配線121cが完全に重なっているのではなく、図10に示すように引き回し配線121aと引き回し配線121bと引き回し配線121cが部分的に重なるようにしても良い。引き回し配線121aと引き回し配線121bと引き回し配線121cが部分的に重なった場合においても、表示領域の右方の非表示領域の左右幅を狭くすることができ、更に引き回し配線121a、引き回し配線121b、引き回し配線121cの間の寄生容量を減らすことができる。
また、図11に示すように、隣り合う引き回し配線121aの間に引き回し配線121b及び引き回し配線121cが配置され、隣り合う引き回し配線121bの間に引き回し配線121a及び引き回し配線121cが配置され、隣り合う引き回し配線121cの間に引き回し配線121a及び引き回し配線121bが配置され、引き回し配線121aと引き回し配線121bと引き回し配線121cが重ならずに互い違いに配列しても良い。引き回し配線121aと引き回し配線121bと引き回し配線121cが重ならずに互い違いに配列した場合においても、表示領域の右方の非表示領域の左右幅を狭くすることができ、更に引き回し配線121a、引き回し配線121b、引き回し配線121cの間の寄生容量をより一層減らすことができる。
なお、図9〜図11の何れの場合でも、絶縁膜139上にパッシベーション膜150がべた一面に成膜され、パッシベーション膜150によって引き回し配線121cが被覆されている。
次に、トランジスタアレイパネル101の製造方法について説明する。
まず、絶縁性透明基板102にゲート膜をべた一面に成膜し、そのゲート膜をパターニングすることによって、複数のゲートライン103、複数の薄膜トランジスタ105のゲート131、複数のキャパシタライン141、複数の引き回し配線121a及び短絡用配線110を同時に形成する。ここで、引き回し配線121aについては(3×n−2)行目のゲートライン103aと一体形成する。
次に、絶縁性透明基板102上にゲート絶縁膜132をべた一面に成膜する。
次に、複数の薄膜トランジスタ105の半導体膜133、複数の保護素子109の抵抗体193、複数の保護素子107の抵抗体を形成する。
次に、複数の薄膜トランジスタ105のチャネル保護膜134を形成する。
次に、複数の薄膜トランジスタ105の不純物半導体膜135,136を形成する。
次に、複数の画素電極106を形成する。
次に、ゲート絶縁膜132のうち各キャパシタライン141の右端部に重なる部分にコンタクトホール142を形成し、更に、ゲート絶縁膜132のうち各ゲートライン103の右端部に重なる部分にコンタクトホール143を形成する。
次に、ゲート絶縁膜132上にドレイン膜をべた一面に成膜し、ドレイン膜をパターニングすることにより、短絡用配線111、複数のデータライン104、複数の薄膜トランジスタ105のドレイン138及びソース137、複数の保護素子109の電極191及び電極192、複数の保護素子107の電極並びに複数の引き回し配線121bを同時に形成する。ここで、引き回し配線121bについては、コンタクトホール143を介して(3×n−1)行目のゲートライン103bに接続される。
次に、ゲート絶縁膜132上に絶縁膜139をべた一面に成膜する。
次に、ゲート絶縁膜132及び絶縁膜139のうち各ゲートライン103の右端部に重なる部分にコンタクトホール144を形成する。
次に、クロム、クロム合金、アルミ、アルミ合金等からなるメタル膜を絶縁膜139上にべた一面に成膜し、そのメタル膜をパターニングすることにより、複数の引き回し配線121cを形成する。ここで、引き回し配線121cについては、コンタクトホール144を介して(3×n)行目のゲートライン103cに接続される。
次に、絶縁膜139上にパッシベーション膜150をべた一面に成膜する。
次に、パッシベーション膜150のうち各引き回し配線121cの下端部に重なる部分にコンタクトホールを形成し、各引き回し配線121cのアドレス端子122cを露出させる。また、パッシベーション膜150及び絶縁膜139のうち各データライン104の下端部及び各引き回し配線121bに重なる部分にコンタクトホールを形成し、各データライン104のデータ端子108及び各引き回し配線121bのアドレス端子122bを露出させる。また、パッシベーション膜150、絶縁膜139及びゲート絶縁膜132のうち引き回し配線121aの下端部に重なる部分にコンタクトホールを形成し、各引き回し配線121aのアドレス端子122aを露出させる。
製造したトランジスタアレイパネル101に配向膜を形成し、トランジスタアレイパネル101と対向基板を対向させ、トランジスタアレイパネル101と対向基板との間に液晶を挟んで、液晶をシール181により封止すれば、液晶ディスプレイパネルが出来上がる。
なお、上記実施形態では、(3×n−2)行目のゲートライン103aに接続される引き回し配線121aをゲート膜から形成し、(3×n−1)行目のゲートライン103bに接続される引き回し配線121bをドレイン膜から形成し、(3×n)行目のゲートライン103cに接続される引き回し配線121cをメタル膜から形成したが、引き回し配線121a、引き回し配線121b、引き回し配線121cのうち何れか一つをゲート膜から形成し、ゲート膜から形成した引き回し配線と異なる引き回し配線のうち何れか一つをドレイン膜から形成し、ゲート膜若しくはドレイン膜から形成した引き回し配線と異なる引き回し配線をメタル膜から形成しても良い。あるいは、上記実施形態では、ゲートライン103を(3×n−2)行目の群と(3×n−1)行目の群と(3×n)行目の群の3つの群に分けたが、分け方はこれに限るものではなく、全てのゲートライン103が3つの群に分かれていればよく、例えば、隣接するゲートライン103を同じ群に含めてもよい。
また、上記実施形態では、引き回し配線121cをゲート絶縁膜132上に成膜された絶縁膜139上に形成したが、引き回し配線121cを絶縁性透明基板102上に形成し、絶縁性透明基板102上に引き回し配線121cを被覆してべた一面に絶縁膜139を成膜し、絶縁膜139上にゲートライン103及びゲート131を形成し、絶縁膜139上にゲートライン103及びゲート131を被覆してべた一面にゲート絶縁膜132を成膜し、ゲート絶縁膜132上にデータライン104、ドレイン138及びソース137を形成してもよく、あるいは、ゲートライン103及びゲート131を被覆してべた一面に成膜されたゲート絶縁膜132上に引き回し配線121cを形成し、ゲート絶縁膜132上に引き回し配線121cを被覆してべた一面に絶縁膜139を成膜し、絶縁膜139上にデータライン104、ドレイン138及びソース137を形成してもよい。更には、薄膜トランジスタ105は、ゲート131がソース137及びドレイン138の上方にゲート絶縁膜132を介して形成されるトップゲート型としてもよい。
更には、上記実施形態では、ゲートラインを3つの群に分けたが、これに限るものではなく、ゲートラインを4つ以上の群に分けてもよい。この場合、絶縁性透明基板102とパッシベーション膜150との間に一つ以上の別の絶縁膜を成膜し、絶縁性透明基板102、ゲート絶縁膜132、絶縁膜139及びこの一つ以上の別の絶縁膜の上に引き回し配線121を形成し、それぞれの層に形成された引き回し配線121と、これらの層のうち何れか一つの層に形成されたゲートライン103を1対1対応させて接続すればよい。上記何れの変形例においても、本実施例と同様に、短絡用配線111の右方において引き回し配線が複数の異なる層に形成されており、異なる層に形成された引き回し配線が重なって、あるいは重ならずに積層されているので、表示領域の右方非表示領域の左右幅を狭くすることができる。
〔第3の実施の形態〕
第3実施形態におけるトランジスタアレイパネル201について図12〜図14を用いて説明する。図12は、トランジスタアレイパネル201の等価回路図であり、図13は、トランジスタアレイパネル201の右縁部を示した平面図であり、図14は、図13の切断線XIV−XIVに沿った面の矢視断面図である。以下の説明において、トランジスタアレイパネル201については、第1実施形態におけるトランジスタアレイパネル1の何れかの部分に対応する部分に対して下二桁共通数字を付す。
第3実施形態におけるトランジスタアレイパネル201の薄膜トランジスタ205、画素電極206、ゲートライン203、データライン204、キャパシタライン241、保護素子209、保護素子207、短絡用配線210、短絡用配線211のパターニング及び材料は、それぞれ第1実施形態のトランジスタアレイパネル1の薄膜トランジスタ5、画素電極6、ゲートライン3、データライン4、キャパシタライン41、保護素子9、保護素子7、短絡用配線10、短絡用配線11のパターニング及び材料と同じである。
また、第1実施形態においては、引き回し配線21a及び引き回し配線21bが表示領域の右方に形成されており、引き回し配線21aがゲート膜から形成されたものであり、引き回し配線21bがドレイン膜から形成されたものであった。それに対して、第3実施形態においては、図12〜図14に示すように、複数の引き回し配線221が表示領域内において列方向に延在しており、複数の引き回し配線221がゲート膜及びドレイン膜とは別のメタル膜から形成されたものである。
引き回し配線221は絶縁膜239上に形成され、引き回し配線221はデータライン204に対して平行に設けられている。一本のデータライン204につき一本の引き回し配線221が絶縁膜239を挟んで対向し、平面視して一本の引き回し配線221につき一本のデータライン204が重なっている。
一本の引き回し配線221につき一本のゲートライン203が接続されている。具体的には、引き回し配線221とそれに対応するゲートライン203の交差部近傍においては、引き回し配線221が幅広に設けられ、平面視してその幅広の部分が薄膜トランジスタ205のゲート231に重なり、コンタクトホール245がゲート絶縁膜232及び絶縁膜239をそのゲート231まで貫通し、引き回し配線221がそのコンタクトホール245を通じて薄膜トランジスタ205のゲート231に接している。これにより、引き回し配線221がそれに対応するゲートライン203にゲート231を介して接続されている。
引き回し配線221の下端部がアドレス端子222となり、アドレス端子222が短絡用配線210よりも下側にあり、複数のアドレス端子222が絶縁性透明基板202の下辺に沿って一列に配列されている。また、これら引き回し配線221は、絶縁膜239上にべた一面に形成されたパッシベーション膜250によって被覆されている。
トランジスタアレイパネル201の製造方法について説明する。
まず、絶縁性透明基板202にゲート膜をべた一面に成膜し、そのゲート膜をパターニングすることによって、複数のゲートライン203、複数の薄膜トランジスタ205のゲート231、複数のキャパシタライン241及び短絡用配線210を同時に形成する。
次に、絶縁性透明基板202上にゲート絶縁膜232をべた一面に成膜する。
次に、複数の薄膜トランジスタ205の半導体膜233、複数の保護素子209の抵抗体293、複数の保護素子207の抵抗体を形成する。
次に、複数の薄膜トランジスタ205のチャネル保護膜234を形成する。
次に、複数の薄膜トランジスタ205の不純物半導体膜235,236を形成する。
次に、複数の画素電極206を形成する。
次に、ゲート絶縁膜232のうち各キャパシタライン241の右端部に重なる部分にコンタクトホール242を形成し、ゲート絶縁膜232のうち各ゲートライン203の右端部に重なる部分にコンタクトホール243を形成する。
次に、ゲート絶縁膜232上にドレイン膜をべた一面に成膜し、ドレイン膜をパターニングすることにより、短絡用配線211、複数のデータライン204、複数の薄膜トランジスタ205のドレイン238及びソース237、複数の保護素子209の電極291及び電極292並びに複数の保護素子207の電極を同時に形成する。
次に、ゲート絶縁膜232上に絶縁膜239をべた一面に成膜する。
次に、1本のゲートライン203につき1つのコンタクトホール245を絶縁膜239及びゲート絶縁膜239に貫通させる。
次に、クロム、クロム合金、アルミ、アルミ合金等からなるメタル膜を絶縁膜239上にべた一面に成膜し、そのメタル膜をパターニングすることにより、複数の引き回し配線221を形成する。ここで、引き回し配線221は、それに対応するコンタクトホール245を介してゲートライン203に接続される。
次に、絶縁膜239上にパッシベーション膜250をべた一面に成膜する。
次に、パッシベーション膜250のうち各引き回し配線221の下端部に重なる部分にコンタクトホールを形成し、各引き回し配線221のアドレス端子222を露出させる。また、パッシベーション膜250及び絶縁膜239のうち各データライン204の下端部に重なる部分にコンタクトホールを形成し、各データライン204のデータ端子208を露出させる。
製造したトランジスタアレイパネル201に配向膜を形成し、トランジスタアレイパネル201と対向基板を対向させ、トランジスタアレイパネル201と対向基板との間に液晶を挟んで、液晶をシール281により封止すれば、液晶ディスプレイパネルが出来上がる。
本実施形態では、引き回し配線221が表示領域に形成されているから、表示領域の左右の非表示領域の左右幅を狭くすることができる。更に、引き回し配線221がデータライン204に重なっているから、このトランジスタアレイパネル201を用いた液晶ディスプレイパネルの開口率が向上する。
尚、上記実施形態では、引き回し配線221をゲート絶縁膜232上に成膜された絶縁膜239上に形成したが、引き回し配線221を絶縁性透明基板202上に形成し、絶縁性透明基板202上に引き回し配線221を被覆してべた一面に絶縁膜239を成膜し、絶縁膜239上にゲートライン203及びゲート231を形成し、絶縁膜239上にゲートライン203及びゲート231を被覆してべた一面にゲート絶縁膜232を成膜し、ゲート絶縁膜232上にデータライン204、ドレイン238及びソース237を形成してもよい。更には、薄膜トランジスタ205は、ゲート231がドレイン238及びソース237の上方にゲート絶縁膜232を介して形成されるトップゲート型としてもよい。
また、上記実施形態では、引き回し配線221を絶縁膜239上にのみ形成したが、絶縁性透明基板202とパッシベーション膜250との間に一つ以上の別の絶縁膜を成膜し、絶縁性透明基板202、ゲート絶縁膜232、絶縁膜239及びこの一つ以上の別の絶縁膜の上面のうち、ゲートライン203若しくはデータライン204が形成された面と異なる二つ以上の面に引き回し配線221を形成し、それぞれの面に形成された引き回し配線221と、ゲートライン203を1対1対応させて接続してもよい。上記何れの変形例においても、本実施例と同様に、引き回し配線221がデータライン203上に重なって形成されているので、表示領域の左右の非表示領域の左右幅を狭くすることができる。
〔第4の実施の形態〕
第4実施形態におけるトランジスタアレイパネル301について図15〜図17を用いて説明する。図15は、トランジスタアレイパネル301の等価回路図であり、図16は、トランジスタアレイパネル301の右縁部を示した平面図であり、図17は、図16の切断線XVII−XVIIに沿った面の矢視断面図である。以下の説明において、トランジスタアレイパネル301については、第3実施形態におけるトランジスタアレイパネル201の何れかの部分に対応する部分に対して下二桁共通数字を付す。
第4実施形態におけるトランジスタアレイパネル301の薄膜トランジスタ305、画素電極306、ゲートライン303、データライン304、キャパシタライン341、保護素子309、保護素子307、短絡用配線310、短絡用配線311のパターニング及び材料は、それぞれ第3実施形態のトランジスタアレイパネル201の薄膜トランジスタ205、画素電極206、ゲートライン203、データライン204、キャパシタライン241、保護素子209、保護素子207、短絡用配線210、短絡用配線211のパターニング及び材料と同じである。
また、第3実施形態においては、表示領域内で引き回し配線221がそれに対応するゲートライン203に接続していた。それに対して、第4実施形態においては、図15〜図17に示すように、表示領域の右方の非表示領域で引き回し配線321がそれに対応するゲートライン303に接続している。
引き回し配線321の一部は表示領域内においてデータライン304に重なるよう列方向に延在しているが、対応するゲートライン303に交差する箇所で引き回し配線321が直角に屈曲している。この引き回し配線321は、屈曲部から右端部にかけてゲートライン303と重なっている。従って、引き回し配線321は、平面視してL字状に形成されている。
引き回し配線321の右端部は、短絡用配線311よりも右方に延出している。各引き回し配線321の右端部において、コンタクトホール345が絶縁膜339及びゲート絶縁膜332を貫通し、ゲートライン303にまで通じている。引き回し配線321の右端部が、それに対応するゲートライン303の右端部にコンタクトホール345を介して接続している。
トランジスタアレイパネル301の製造方法について説明する。
まず、絶縁性透明基板302にゲート膜をべた一面に成膜し、そのゲート膜をパターニングすることによって、複数のゲートライン303、複数の薄膜トランジスタ305のゲート331、複数のキャパシタライン341及び短絡用配線310を同時に形成する。
次に、絶縁性透明基板302上にゲート絶縁膜332をべた一面に成膜する。
次に、複数の薄膜トランジスタ305の半導体膜333、複数の保護素子309の抵抗体393、複数の保護素子307の抵抗体を形成する。
次に、複数の薄膜トランジスタ305のチャネル保護膜334を形成する。
次に、複数の薄膜トランジスタ305の不純物半導体膜335,336を形成する。
次に、複数の画素電極306を形成する。
次に、ゲート絶縁膜332のうち各キャパシタライン341の右端部に重なる部分にコンタクトホール342を形成し、ゲート絶縁膜332のうち各ゲートライン303の右端部に重なる部分にコンタクトホール343を形成する。
次に、ゲート絶縁膜332上にドレイン膜をべた一面に成膜し、ドレイン膜をパターニングすることにより、短絡用配線311、複数のデータライン304、複数の薄膜トランジスタ305のドレイン338及びソース337、複数の保護素子309の電極391及び電極392並びに複数の保護素子307の電極を形成する。
次に、ゲート絶縁膜332上に絶縁膜339をべた一面に成膜する。
次に、絶縁膜339及びゲート絶縁膜332のうち各ゲートライン303の右端部に重なる部分に、コンタクトホール345を形成する。
次に、クロム、クロム合金、アルミ、アルミ合金等からなるメタル膜を絶縁膜339上にべた一面に成膜し、そのメタル膜をパターニングすることにより、複数の引き回し配線321を形成する。ここで、引き回し配線321は、コンタクトホール345を介してそれに対応するゲートライン303に接続される。
次に、絶縁膜339上にパッシベーション膜350をべた一面に成膜する。
次に、パッシベーション膜350のうち各引き回し配線321の下端部に重なる部分にコンタクトホールを形成し、各引き回し配線321のアドレス端子322を露出させる。また、パッシベーション膜350及び絶縁膜339のうち各データライン304の下端部に重なる部分にコンタクトホールを形成し、各データライン304のデータ端子308を露出させる。
製造したトランジスタアレイパネル301に配向膜を形成し、トランジスタアレイパネル301と対向基板を対向させ、トランジスタアレイパネル301と対向基板との間に液晶を挟んで、液晶をシール381により封止すれば、液晶ディスプレイパネルが出来上がる。
本実施形態では、引き回し配線321が表示領域に形成されているから、表示領域の左右の非表示領域の左右幅を狭くすることができる。更に、引き回し配線321がゲートライン303及びデータライン304に重なっているから、このトランジスタアレイパネル301を用いた液晶ディスプレイパネルの開口率が向上する。更に、コンタクトホール345が表示領域の右方に形成されているから、第3実施形態のトランジスタアレイパネル201の開口率よりも、このトランジスタアレイパネル301の開口率が高い。
尚、上記実施形態では、引き回し配線321cをゲート絶縁膜332上に成膜された絶縁膜339上に形成したが、引き回し配線321cを絶縁性透明基板302上に形成し、絶縁性透明基板302上に引き回し配線321cを被覆してべた一面に絶縁膜339を成膜し、絶縁膜339上にゲートライン303及びゲート331を形成し、絶縁膜339上にゲートライン303及びゲート331を被覆してべた一面にゲート絶縁膜332を形成してもよく、あるいは、ゲートライン303及びゲート331を被膜してべた一面に成膜されたゲート絶縁膜332上に引き回し配線321cを形成し、ゲート絶縁膜332上に引き回し配線321cを被覆してべた一面に絶縁膜339を成膜し、絶縁膜339上にデータライン304、ドレイン338及びソース337を形成してもよい。更には、薄膜トランジスタは、ゲート331がソース337及びドレイン338の上方にゲート絶縁膜332を介して形成されるトップゲート型としてもよい。
また、上記実施形態では、引き回し配線321を絶縁膜339上にのみ形成したが、絶縁性透明基板302とパッシベーション膜350との間に一つ以上の別の絶縁膜を成膜し、絶縁性透明基板302、ゲート絶縁膜332、絶縁膜339及びこの一つ以上の別の絶縁膜の上面のうち、ゲートライン303若しくはデータライン304が形成された面と異なる二つ以上の面に引き回し配線321を形成し、それぞれの面に形成された引き回し配線321と、ゲートライン303を1対1対応させて接続してもよい。上記何れの変形例においても、本実施例と同様に、引き回し配線321がゲートライン303及びデータライン304に重なって形成されているので、表示領域の左右の非表示領域の左右幅を狭くすることができる。
第1実施形態におけるトランジスタアレイパネル1の等価回路図である。 トランジスタアレイパネル1の右縁部を示した平面図である。 図2の切断線III−IIIに沿った面の矢視断面図である。 図2の切断線IV−IVに沿った面の矢視断面図である。 変形例における図2の切断線IV−IVに沿った面の矢視断面図である。 別の変形例における図2の切断線IV−IVに沿った面の矢視断面図である。 第2実施形態におけるトランジスタアレイパネル101の等価回路図である。 トランジスタアレイパネル101の右縁部を示した平面図である。 図8の切断線IX−IXに沿った面の矢視断面図である。 変形例における図8の切断線IX−IXに沿った面の矢視断面図である。 別の変形例における図8の切断線IX−IXに沿った面の矢視断面図である。 第3実施形態におけるトランジスタアレイパネル201の等価回路図である。 トランジスタアレイパネル201の右縁部を示した平面図である。 図13の切断線XIV−XIVに沿った面の矢視断面図である。 第4実施形態におけるトランジスタアレイパネル301の等価回路図である。 トランジスタアレイパネル301の右縁部を示した平面図である。 図16の切断線XVII−XVIIに沿った面の矢視断面図である。 従来のトランジスタアレイパネル901の概略平面図である。
符号の説明
1、101、201、301 トランジスタアレイパネル
2、102、202、302 絶縁性透明基板
3、103、203、303 ゲートライン
4、104、204、304 ドレインライン
5、105、205、305 薄膜トランジスタ
21a、21b、121a、121b、121c、221、321 引き回し配線
32、132、232、334 ゲート絶縁膜
39、139、239、339 絶縁膜

Claims (9)

  1. 基板の上面及び該基板上に形成された1層以上の絶縁膜の上面によって規定される複数の面のうち一つの面上に形成された複数のゲートラインと、前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面と異なる他の一つの面上に形成された複数のデータラインとが前記絶縁膜のうち少なくとも一つを介して互いに直交して前記基板上に設けられ、前記複数のゲートラインと前記複数のデータラインの各交差部に薄膜トランジスタが配置され、前記薄膜トランジスタのゲートが前記ゲートラインに接続され、前記薄膜トランジスタのソースとドレインとのうちの一方が前記データラインに接続されたトランジスタアレイパネルにおいて、
    前記複数の面の各面上に形成された複数の引き回し配線が前記複数のデータラインに対して平行に設けられて前記複数のゲートラインの端部側に配列され、前記複数の引き回し配線の端部が前記複数のゲートラインの何れかにそれぞれ接続されたことを特徴とするトランジスタアレイパネル。
  2. 前記絶縁膜が2層以上であることを特徴とする請求項1に記載のトランジスタアレイパネル。
  3. 前記複数の面のうち異なる面上に形成された前記複数の引き回し配線が前記絶縁膜を挟んで重なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトランジスタアレイパネル。
  4. 前記複数の面のうち異なる面上に形成された前記複数の引き回し配線が前記絶縁膜を挟んで一部重なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトランジスタアレイパネル。
  5. 前記複数の引き回し配線が重ならずに配列されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトランジスタアレイパネル。
  6. 前記複数のゲートラインが形成された面に形成された引き回し配線及び前記複数のデータラインが形成された面に形成された引き回し配線は、それぞれ前記複数のゲートライン及び前記複数のデータラインと同一の材料で形成されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のトランジスタアレイパネル。
  7. 前記複数のゲートラインが形成された面に形成された引き回し配線及び前記複数のデータラインが形成された面に形成された引き回し配線は、それぞれ前記複数のゲートライン及び前記複数のデータラインと同時に形成されたことを特徴とする請求項6に記載のトランジスタアレイパネル。
  8. 基板の上面及び該基板上に形成された2層以上の絶縁膜の上面によって規定される複数の面のうち一つの面上に形成された複数のゲートラインと、前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面に隣接する他の一つの面上に形成された複数のデータラインとが前記絶縁膜のうち少なくとも一つを介して互いに直交して前記基板上に設けられ、前記複数のゲートラインと前記複数のデータラインの各交差部に薄膜トランジスタが配置され、前記薄膜トランジスタのゲートが前記ゲートラインに接続され、前記薄膜トランジスタのソースとドレインとのうちの一方が前記データラインに接続されたトランジスタアレイパネルにおいて、
    前記複数のデータラインに対して平行に設けられた複数の引き回し配線が前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面又は前記複数のデータラインが形成された面と異なる別の一つの面上に配列され、前記複数の引き回し配線が前記複数のゲートラインにそれぞれ接続され、前記複数の引き回し配線が前記絶縁膜のうち少なくとも一つを挟んで前記複数のデータラインにそれぞれ重なっていることを特徴とするトランジスタアレイパネル。
  9. 基板の上面及び該基板上に形成された2層以上の絶縁膜の上面によって規定される複数の面のうち一つの面上に形成された複数のゲートラインと、前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面と異なる他の一つの面上に形成された複数のデータラインとが前記絶縁膜のうち少なくとも一つを介して互いに直交して前記基板上に設けられ、前記複数のゲートラインと前記複数のデータラインの各交差部に薄膜トランジスタが配置され、前記薄膜トランジスタのゲートが前記ゲートラインに接続され、前記薄膜トランジスタのソースとドレインとのうちの一方が前記データラインに接続されたトランジスタアレイパネルにおいて、
    直角に屈曲した複数の引き回し配線が前記複数の面のうち前記複数のゲートラインが形成された面又は前記複数のデータラインが形成された面と異なる別の一つの面上に配列され、前記複数の引き回し配線の端部が前記複数のゲートラインの端部にそれぞれ接続され、前記複数の引き回し配線はその端部から屈曲部にかけて前記絶縁膜のうち少なくとも一つを挟んで前記複数のゲートラインにそれぞれ重なり、前記屈曲部から他方の端部にかけて前記絶縁膜のうち少なくとも一つを挟んで前記複数のデータラインにそれぞれ重なっていることを特徴とするトランジスタアレイパネル。
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