JP2004022549A - ロック可能なスイッチ機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スイッチプランジャ2は、カム4の回転により移動し、カム4は、アクチュエータ20の挿入により回転する。スイッチプランジャ2の表面に偏らされるロッキングピン15と、ロック位置と開放位置との間で移動可能なロッキングアーム19とを備える。ロッキングピン15が偏らされるスイッチプランジャ2の表面は、スイッチプランジャ2の第2から第1の位置への動きでロッキングピン15を移動させるように形成された、テーパ状の環状の肩部の輪郭を有する。ロック位置にあるロッキングアーム19は、ロッキングピン15の移動を輪郭によって妨げ、これにより、プランジャ2の第2から第1の位置への移動を妨げる。電圧が印加されたソレノイドにより、ロッキングアーム19がアンロック位置に移動されない限り、アクチュエータ20の移動が妨げられる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、予め定められた状況が確立されるまで扉が開くことを妨げる機械用安全装置に用いられる、ロック可能なスイッチ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロック可能なスイッチ機構は、米国特許第5,777,284号(特許文献1)に記載されている。この機構はスイッチプランジャを備え、このスイッチプランジャは、ハウジング内に搭載され、第1のアンロック位置と第2のロック位置との間で、予め定められた軸に沿って、上記ハウジングに対して移動可能になっている。
ロック機構は、上記スイッチプランジャを第2の位置にロックするように形成されており、上記スイッチプランジャは、上記第1と第2の位置の間におけるスイッチプランジャの動作の結果、上記スイッチ機構を作動させる。上記ロック機構は、旋回可能に搭載された2つのラッチを備え、このラッチは、標準的には、上記プランジャが第2の位置に動いた場合に、上記スイッチプランジャによって画定されて軸方向に面する表面の後ろ側に噛み合うように、上記スイッチプランジャに対して傾いている。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第5,777,284号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のスイッチ機構は、上記スイッチプランジャの横断方向に延在するプレートがラッチ開放位置に移動された場合、上記ラッチは、上記スイッチプランジャの軸方向の移動を可能にするように、引きこまれるのみである。上記ラッチ開放プレートはレバー機構によって駆動され、このレバー機構は、上記スイッチ機構ハウジングの一方の側に配置されたソレノイドによって位置が制御される。この装置は、良好に働くが、比較的大きく、複雑である。
【0005】
本発明の目的は、改良されたロック可能なスイッチ機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ハウジング内に搭載され、第1のアンロック位置と第2の位置との間で、予め定められた軸方向に、上記ハウジングに対して移動可能なスイッチプランジャと、上記スイッチプランジャを上記第2の位置でロックするためのロック機構と、上記第1と第2の位置の間のスイッチプランジャの動きによって作動されるスイッチ機構とを備えるロック可能なスイッチ機構であって、上記ロック機構は、上記スイッチプランジャの表面に対して偏らされた(biased)少なくとも1つの第1ロッキング部材と、ロック位置と開放位置との間で移動可能な少なくとも1つの第2ロッキング部材を備え、上記第1ロッキング部材が偏らされている上記スイッチプランジャの表面は、このスイッチプランジャの第2の位置から第1の位置への動作により、上記第1のロッキング部材を移動させるような輪郭をなしており、上記第2ロッキング部材は、ロック位置において、上記第1ロッキング部材の移動を輪郭によって妨げ、これにより、上記プランジャの第2の位置から第1の位置への動きを妨げることを特徴とするロック可能なスイッチ機構が提供される。
【0007】
米国特許第5,777,284号に記載された機構に対して、本発明の機構は、第2のロッキング部材がロック位置に移動しない限り、上記スイッチプランジャの軸方向の移動を妨げない、第1のロッキング部材に依っている。これは、ラッチを開放する比較的複雑な機構よりも、比較的簡単で小型の機構が提供され、この機構は、上記第1ロッキング部材を、上記スイッチプランジャの軸方向の移動が妨げられる第1の位置と、上記第1ロッキング部材が上記スイッチプランジャの軸方向の動きにより簡単に移動される第2の位置とに維持するように配置可能である。全ての必要な部品は、上記スイッチプランジャの軸と共通の軸に沿って、コンパクトにかつ信頼性あるアッセンブリに配列される。
【0008】
好ましくは、上記第1ロッキング部材は、上記スイッチプランジャの移動の軸に対して横断方向に延在するロッキングピンを備え、このロッキングピンは、上記スイッチプランジャに向って、上記スイッチプランジャの軸に対して直角方向に、バネで偏らされている。2つのロッキングピンは、上記スイッチプランジャに相対して配置されていてもよい。上記ロッキングピンは、スイッチプランジャが貫通して延びる開口を規定しているハウジングアッセンブリに搭載されていてもよく、この場合、上記ロッキングピンは、上記ハウジングアッセンブリに支持されたバネによって、上記開口の相対する方向から互いに向ってバネで偏らされる。上記ハウジングアッセンブリは、上記ロッキングピンとバネを受けるフレームと、上記ロッキングピンとバネをアッセンブリ中に保持するカバープレートとを備えてもよい。
【0009】
上記輪郭は、上記スイッチプランジャの周りに延在する環状の肩部によって画定される。この肩部は、この機構がロック状態でない場合、上記ロッキングピンを迅速に持ち上げてスイッチプランジャから離すことができるように、テーパ形状にされていてもよい。上記ロッキング部材は、上記スイッチプランジャの軸と平行な方向に移動可能なロッキングアームを備えてもよく、このロッキングアームは、ロック位置にあるとき、上記第1ロッキング部材が上記スイッチプランジャの軸から遠ざかる方向に移動することを妨げるために、上記スイッチプランジャから遠い第1ロッキング部材の側に延在する。2つのロッキングアームは、各々のロッキングピンが上記スイッチプランジャの軸に関して移動するのをロックするように、設けられてもよい。上記ロッキングアームはソレノイドプランジャの一端から延びていてもよく、このソレノイドプランジャは、上記スイッチプランジャの一端に配置されていると共に、ソレノイドハウジング中に巻かれているソレノイドによってスイッチプランジャの軸方向に移動可能になっている。上記ソレノイドは、電圧が印加されると上記ロッキングアームがロック位置から移動されるように形成するか、あるいは、電圧が印加されると上記ロッキングアームがロック位置に移動されるように形成してもよい。
【0010】
圧縮バネが、スイッチおよびソレノイドプランジャを偏らせて互いに隔てるように、これらのプランジャの間に配置されていてもよく、また、圧縮バネが、上記ソレノイドプランジャをスイッチプランジャに向って偏らせるように、上記ソレノイドプランジャとソレノイドハウジングの間に配置されていてもよい。この機構にアクチュエータを挿入し、上記スイッチプランジャがカムの回転によって基準位置から軸方向に移動させられてもよく、上記カムが基準位置に回転して戻る場合のほかは上記アクチュエータの引き込みが妨げられて、上記第2ロッキング部材がロック位置にある場合は、そのような回転がロック機構によって妨げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態が、添付の図面を参照して、例示によって説明される。
【0012】
図1を参照すると、図示されたロック可能スイッチ機構はハウジング1を備え、このハウジング1中でプランジャ2が摺動可能になっており、また、上記ハウジング1は、ピン5の回りに回転可能なカム4を支持するヘッドアッセンブリ3を支持している。上記プランジャ2は、外側ケーシング6を指示する金属コアを備え、シーリングキャップ7に摺動可能に収容されている。上記プランジャ2は、長軸回りに対称であり、その軸方向に、上記ハウジング1に対して摺動可能になっている。
【0013】
上記プランジャ2の上記カム4から遠い側の端は、孔8の中に収容されており、この孔8の中には、矢印10で示された方向に上記プランジャ2を偏らせるための圧縮バネ9が設けられている。上記孔8は、ソレノイドハウジング12の中に収容されたソレノイドプランジャ11の端部に形成されている。上記ソレノイドハウジング12中のソレノイド巻線(図示せず)への電圧の印加が、ソレノイドプランジャ11を図1の右方向に追いやる。上記ソレノイドの電源の切断により、上記ソレノイドプランジャ11が圧縮バネ13(図2)で図1の左側に移動される。この圧縮バネ13は、上記ソレノイドハウジング12とロッキングフォーク14との間に配置されており、上記ロッキングフォーク14は、上記孔8が形成されたソレノイドプランジャ11の端を取り巻いて延びる溝の中に、嵌合している。
【0014】
2つのロッキングピン15が、上記プランジャ2の両方の側に配置されており、このロッキングピン15は、上記プランジャ2に対してバネ16によって偏らされている。上記ロッキングピン15とバネ16は、フレーム17とカバープレート18とからなるハウジングアッセンブリの中に、保持されている。上記プランジャ2が図1に示された位置にある状態では、上記ピン15は上記プランジャ2の軸から離れて保持されていて、上記ピン15は、上記ロッキングフォーク14に支持されたアーム19の矢印10の方向への通過を妨げる。
【0015】
図2は、カム4の回転を起こすためにアクチュエータ20をヘッドアッセンブリ3に挿入した後の図1のアッセンブリを示している。そのようなカム4の回転は、上記プランジャ2がピン5に向って動くことを可能にする。その結果、上記プランジャ2の環状肩部が有する形状の輪郭が、ロッキングピン15の左側に移動する。上記ロッキングピン15は、上記プランジャ2と接触したままであるように、互いに向って偏らされており、これによって、上記ロッキングフォーク14のアーム19がロッキングピン19を通過することを可能にしている。
【0016】
上記アクチュエータ20とカム4は、上記アクチュエータのヘッドアッセンブリ3への挿入が、カムの基準位置からの回転を起こすように形成されており、この基準位置は図1に示されたカム4の位置である。公知の方法により、上記アクチュエータは、(図2に示すように)カム4に画定された凹所に噛み合う突起物を規定する(図示せず)。したがって、上記カム4が上記基準位置からいったん回転すると、上記アクチュエータ20は、上記カム4が回転して上記基準位置に戻らない限り、上記ヘッドアッセンブリ3から引き出されない。この一般的なタイプのアクチュエータおよびカム機構は、上述の米国特許第5,777,284号に記載されている。
【0017】
図3および4は、アンロック状態でのアッセンブリを示している。図3では、上記ソレノイドプランジャ11はソレノイドに電圧が印加された場合に採られる位置に動かされており、上記プランジャ2は、上記カム4によって可能な限りソレノイドハウジング12に近づくように移動された位置にある。その結果、上記ピン15の間のスペースは、上記ソレノイドの電源が切断されても、上記アーム19がピン15を越えて移動することができないようなスペースになっている。
したがって、上記ピン15は、上記プランジャ2の軸方向の移動の際に、拘束力を全く負わせない。対称的に、図5および6に示されるように、上記プランジャ2を移動するように上記カム4が回転され、上記ピン15がプランジャ2に定義された輪郭をなす肩部21に落ちるようになると、上記バネ16は、上記肩部21の背後に噛み合うように、ロッキングピン15を互いに向って追いやる。そして、上記ソレノイドの電源の切断は、上記アーム19がピン15を越えて延び、上記アーム19がピン15の互いに遠ざかる動きを妨げる結果となる。したがって、上記プランジャ2をソレノイドハウジング12に向って動かそうとするいかなる試みも、上記ピンが輪郭21とアーム19との間で妨害される結果、阻止される。
【0018】
図7は、上記カムピン5に向ってプランジャ2が移動した後のアッセンブリを示す図である。上記ソレノイドに電圧が印加されない限り、上記ロッキングフォーク14のアーム19は、図5および6に示されるように、上記ピン15の周囲に係止する。しかしながら、図7に示された配置では、上記ソレノイドは電圧が印加されて、アーム19を右側に移動している。ここでは、上記ロッキングピン15が、バネ16によって与えられる偏りの力に抗して、互いに離れるように動かされることを妨げるものは、何もない。このように、上記アクチュエータ20がヘッドアッセンブリ3に引き込まれると、上記プランジャ2の図7において右側への移動を結果として生じ、そのような動きは、上記肩部21のテーパ状にされた表面が、上記2つのロッキングピン15を押し動かして互いに遠ざけることによって、可能になる。
【0019】
図8は、上記アッセンブリが図2に示す配列であって、上記ピン15の位置がアーム19によってロックされている場合に、上記アクチュエータ20を引き込もうとする試みがなされた場合を示す図である。上記アクチュエータ20での引張りは、上記カム4を図8における時計回りに回転させ、これによって、上記プランジャ2に軸方向の力を与えて、このプランジャを矢印22の方向に動かそうとする。しかしながら、そのような移動は、上記輪郭21を圧迫するロッキングピン15によって、妨げられる。上記アーム19は、上記ピン15の互いに離れる動きを妨げ、したがって、上記プランジャ2のさらなる軸方向の移動が妨げられる。
【0020】
これに対して、上記アーム19を図7に示された位置に移動するように、上記ソレノイドに電圧が印加され、そして、上記アクチュエータ20がヘッドアッセンブリ3から引き出される場合、上記カム4の回転は、上記ピン15と輪郭21との間の接触によっては妨げられず、その結果、上記プランジャ2は、図9に示された矢印23の方向に移動される。
【0021】
図10は、上記ロッキングピン15とバネ16のためのハウジングアッセンブリを図解したものであり、図11は、図10のアッセンブリの部品を分解状態で示した図である。
【0022】
図12は、ソレノイドプランジャ11の断面図であり、孔8と、この孔8が設けられたプランジャ11の端部の回りに延在する溝とを示しており、この溝は、図13および14に示されたロッキングフォーク14に噛み合わされる。
【0023】
図13および14を参照すると、ロッキングアーム19を支持するロッキングフォークは、内側に突出する縁24を画定してC字形状体を有し、この縁は、図12に示されたソレノイドプランジャ11の端部の回りに形成された溝に、受け取られる。上記フォークアーム19の内側面は、ソレノイドに電圧が印加されたとき、上記アーム19のピン15との係合が簡単に解除されるように、テーパ状をなしている。
【0024】
上記プランジャとロッキングフォークの組み合わせの構造では、上記組み合わせを組立てるのは比較的簡単なことである。他の構造においても、上記プランジャ11と、ロッキングフォークアーム19を含むロッキングフォーク17とを1つの構成部品として作製することは、当然、可能である。
【0025】
図1から14の実施形態では、ロック機構を解除するために、上記ソレノイドへの電圧の印加が必要である。上記ロック機構の解除が求められるときは、上記ソレノイドは電圧の印加を受けていない。上記機構がロックされているときに停電が発生した場合、上記機構は解除することが不可能になり、したがって、上記アクチュエータをカムから開放することができない。上記アクチュエータは、電源の供給が回復した後に、解除できるのみである。これは、実際の適用によっては、重大な不都合となり得る。図15から17は、本発明の第2の実施形態を説明する図であり、このような不都合が、スイッチがロックされる場合に電圧が印加され、スイッチロック機構が解除されるときに電源が遮断されるソレノイドによって回避されている。
【0026】
図15から17を参照すると、図1から14に示された第1実施形態の部品と同等の第2実施形態の部品は、同じ参照番号で明らかにされている。したがって、第2実施形態において、プランジャ2が圧縮バネ9によってカム4に偏らされている。上記プランジャ2は、バネ16によってプランジャ2の側面に偏らされた1組のロッキングピン15の間に、配置されている。上記プランジャは、このプランジャ2が、カムの回動するピン5に向って移動されたときに、ロッキングピン15が背後に係止する肩部21を画定している。図15は、上記カムを回転するためにアクチュエータをアッセンブリに挿入する前の、ロック機構を示している。この構成では、上記ロッキングピン15は肩部21の背後に噛み合うことができない。図16は、上記カム4の回転の結果、上記プランジャ2が移動した後の機構を示す図である。この構成では、上記ピン15は、上記肩部21の背後に係止するように、バネ16によって内側に偏らされている。図16は、ロッキングフォーク14が移動した後のロッキングピン15を示しており、ロッキングアーム19が上記ロッキングピン15の外側に延在し、これによって、上記ロッキングピン15が外側に動くことを妨げている。したがって、図16に示された状態では、上記プランジャ2は、図16における右側には動かされない。そのような動きは、上記肩部21とロッキングピン15との相互の噛み合いによって妨げられるからである。
【0027】
上記ロッキングフォーク14は、ソレノイドプランジャ11に搭載されており、圧縮バネ13によってカム4に向って偏らされている。上記ソレノイドの電源が切断されると、上記バネ13によって、確実に、上記ロッキングアーム19が移動されてロッキングピン15から離れる。したがって、この機構はアンロックされて、上記プランジャ2の軸方向の移動は妨げられない。上記ソレノイド2に電圧が印加されると、上記プランジャ11は図16の右側に駆動され、上記プランジャ2が図16に示す位置にあるという条件で、上記ロッキングアーム19がロッキングピン15の外側に係止可能になり、その結果、この機構をロックする。
【0028】
図15および16に図示された構成で、上記ソレノイドに電圧が印加されている間のみ、上記スイッチがロックされたままとなる。この機構がアンロックされることが望まれる場合、単に、上記ソレノイドの電源が遮断される。このような構成により、停電時に、この機構は自動的にアンロックされという評価が得られる。実際の適用によっては、これは、重要な利点である。これに対して、図1から14に図示された機構では、機構のアンロックにはソレノイドの電圧の印加が必要であり、したがって、停電時にはアクチュエータ20をカム4から開放することが不可能になる。
【0029】
図17は、図15および16の実施形態のロッキングフォーク14の構造を、より詳細に図示している。上記ロッキングアーム19は、ロッキングフォーク14のL字型の伸長部25に搭載されており、上記ロッキングフォーク14は、内側に突出した縁を確定してC字型の本体を画定しており、上記縁は、上記ソレノイドプランジャ11の端部の周りに形成された溝の中に受け取られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、スイッチがアンロック状態である本発明によるロッキングスイッチ機構の概略断面図である。
【図2】図2は、機構を切り換えるためのアクチュエータを挿入した後の図1の機構と、機構のロックを説明する図である。
【図3】図3は、図1および2の機構の幾つかの部品の部分透視図であり、これらの部品が、図1に示されたようにスイッチがアンロックされたときに採られる位置を示している。
【図4】図4は、図3の部品の側面図である。
【図5】図5は、図3および4に示された部品の部分透視図であり、これらの部品は、図2に対応するスイッチロック位置にある。
【図6】図6は、図5に示された部品の側面図である。
【図7】図7は、アクチュエータの挿入の後であり、機構がロックする前である図1〜6の機構を示した図である。
【図8】図8は、機構がロックされたときにアクチュエータを引き込む力の作用を示す図である。
【図9】図9は、アンロックした後の機構であり、アクチュエータの部分的な引き込み状態を示す図である。
【図10】図10は、ロック機構の組み立てられた部品の斜視図である。
【図11】図11は、図10の組立品を構成する部品の分解図である。
【図12】図12は、図1〜11の機構に結合されたソレノイドプランジャの断面図である。
【図13】図13は、図1〜12の機構に結合されたソレノイドロッキングフォークの斜視図である。
【図14】図14は、図13のソレノイドロッキングフォークの断面図である。
【図15】図15は、スイッチがアンロック状態である本発明による第2のロックスイッチ機構の概略断面図である。
【図16】図16は、アクチュエータの挿入の後である図15の機構を示し、機構のロック状態を示す図である。
【図17】図17は、図15および16に結合されたロッキングフォークの斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 プランジャ
3 ヘッドアッセンブリ
4 カム
5 ピン
6 外側ケーシング
7 シーリングキャップ
8 孔
9 圧縮バネ
10 矢印
11 ソレノイドプランジャ
12 ソレノイドハウジング
15 ロッキングピン
16 バネ
17 フレーム
18 カバープレート
19 アーム
Claims (13)
- ハウジング内に搭載され、第1のアンロック位置と第2の位置との間で、予め定められた軸方向に、上記ハウジングに対して移動可能なスイッチプランジャと、
上記スイッチプランジャを上記第2の位置でロックするためのロック機構と、上記第1と第2の位置の間のスイッチプランジャの動きによって作動されるスイッチ機構と
を備えるロック可能なスイッチ機構であって、
上記ロック機構は、上記スイッチプランジャの表面に対して偏らされた少なくとも1つの第1ロッキング部材と、ロック位置と開放位置との間で移動可能な少なくとも1つの第2ロッキング部材を備え、
上記第1ロッキング部材が偏らされている上記スイッチプランジャの表面は、このスイッチプランジャの第2の位置から第1の位置への動作により、上記第1のロッキング部材を移動させるような輪郭をなしており、
上記第2ロッキング部材は、ロック位置において、上記第1ロッキング部材の移動を輪郭によって妨げ、これにより、上記プランジャの第2の位置から第1の位置への動きを妨げることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項1に記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記第1ロッキング部材は、上記スイッチプランジャの移動の軸に対して横断方向に延在するロッキングピンを備え、このロッキングピンは、上記スイッチプランジャに向って、上記スイッチプランジャの軸に対して直角方向に、バネで偏らされていることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項2に記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記スイッチプランジャに相対して配置された2つのロッキングピンを備えることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項3に記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記2つのロッキングピンは、上記スイッチプランジャが貫通して延びる開口を規定しているハウジングアッセンブリに搭載され、
上記ロッキングピンは、上記ハウジングアッセンブリに支持されたバネによって、上記開口の相対する方向から互いに向ってバネで偏らされていることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項3に記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記ハウジングアッセンブリは、上記ロッキングピンとバネを受けるフレームと、上記ロッキングピンとバネをアッセンブリ中に保持するカバープレートとを備えることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項2乃至5のいずれか1つに記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記輪郭は、上記スイッチプランジャの周りに延在する環状の肩部によって画定されることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項1乃至6のいずれか1つに記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記ロッキング部材は、上記スイッチプランジャの軸と平行な方向に移動可能なロッキングアームを備え、このロッキングアームは、ロック位置にあるとき、上記第1ロッキング部材が上記スイッチプランジャの軸から遠ざかる方向に移動することを妨げるために、上記スイッチプランジャから遠い第1ロッキング部材の側に延在することを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項7に記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記ロッキングアームは、ロック位置にあるとき、上記第1ロッキング部材に接触するテーパ面を画定し、このテーパ面は、上記ロッキングアームが開放位置に移動されたとき、上記ロッキングアームの開放を促進するように形成されていることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項7または8に記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記2つのロッキングアームは、上記スイッチプランジャに関する各々のロッキングピンの移動をロックするように形成されていることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項9に記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記ロッキングアームはソレノイドプランジャの一端から延びており、このソレノイドプランジャは、上記スイッチプランジャの一端に配置されていると共に、ソレノイドハウジング中に巻かれているソレノイドによってスイッチプランジャの軸方向に移動可能になっていることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項10に記載のロック可能なスイッチ機構において、圧縮バネが、スイッチおよびソレノイドプランジャを偏らせて互いに隔てるように、これらのプランジャの間に配置されていることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。
- 請求項10または11に記載のロック可能なスイッチ機構において、
圧縮バネが、上記ソレノイドプランジャをスイッチプランジャに向って偏らせるように、上記ソレノイドプランジャとソレノイドハウジングの間に配置されていることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。 - 請求項1乃至12のいずれか1つに記載のロック可能なスイッチ機構において、
上記スイッチプランジャは、この機構へのアクチュエータの挿入により基準位置から回転可能なカムに向って偏らされており、このカムは、上記基準位置に回転されない限り上記アクチュエータの移動を妨げるように、このアクチュエータに噛み合っており、上記スイッチプランジャがカムによって第2の位置に移動され、かつ、上記第2ロッキング部材がロック位置に移動された場合、上記アクチュエータの移動を妨げるようになっていることを特徴とするロック可能なスイッチ機構。
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