JP2006109206A - 筐体内の電池の活性・不活性を切り替えることのできる無線装置 - Google Patents

筐体内の電池の活性・不活性を切り替えることのできる無線装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ある時期以降には無線回路およびその無線回路に電力を供給する電池を筐体内に気密に収める必要があるスマートプレート用無線装置において、その無線装置の出荷時からその時期までの電池の無駄な消耗を低減する。
【解決手段】 また、スマートプレート用無線装置は、スイッチ操作具が、凹部93または凹部94がスイッチ4の位置にくるように押し込まれているとき、電池を不活性化し、その位置以外に押し込まれているとき、電池を活性化する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、筐体に無線回路とその無線回路に電力を供給する電池を筐体内に収め、その筐体内の電池の活性・不活性を切り替えることのできる無線装置に関するものであり、特にスマートプレートに用いて好適である。
近年、車両のナンバープレート情報等の車両情報を記憶し、その記憶する情報を無線送信する無線装置をナンバープレートに取付けた電子ナンバープレート(以下スマートプレートと記す)に関する技術が種々提案されている。
このような従来技術に対して、発明者は以下のとおり考察した。
スマートプレート用無線装置は、運用時においては、車両のナンバープレートに取り付けられることが通常であるので、水滴等の記憶装置や無線回路に悪影響を及ぼす物質にさらされやすい。したがって、このような無線回路や記憶媒体は、気密性の高い筐体で保護されることが望ましい。
このような気密性の高い筐体を用いるスマートプレート用無線装置の製造においては、無線回路、記憶媒体、およびそれらに電力を供給する電池等、筐体内に収める部品の接続および通電を完了し、その上で気密性の高い筐体でこれらの部品を覆うという工程が実行される可能性がある。このように製造されたスマートプレート用無線装置は、筐体が気密状態となっているため、外部から電池の活性、不活性を切り替えることができない。したがって、このスマートプレート用無線装置は、製造メーカーから出荷されて以降は、常にその筐体の内部の電池を活性化させていることになる。
しかし、以下に示す理由により、このように出荷段階で既に筐体内の電池が活性化していることは、電池の無駄な消耗の原因となる。
スマートプレート用無線装置の製造から車両への取り付けまでの過程を追っていくと、まずスマートプレート用無線装置製造メーカーでの製造後出荷前に、通信機能の検査のために電池の活性化が必要となる。次に、ナンバープレートメーカーにおいてスマートプレート用無線装置をナンバープレートに取り付ける際、筐体内の記憶装置に、車両登録番号等の固有の車両情報を書き込むため、電池の活性化が必要となる。次に、運輸支局等の、ナンバープレートを車両に取り付けるナンバープレート取り付け機関において、筐体内の記憶装置に、車両情報やセキュリティ情報を書き込むため、電池の活性化が必要となる。
また、これ以降、スマートプレートの実際の運用が始まることによって、持続的な電池の活性状態が必要となる。
しかし、スマートプレート用無線装置製造メーカーからナンバープレートメーカーまでの移送過程、およびナンバープレートメーカーからナンバープレート取り付け機関までの移送過程においては、スマートプレート用無線装置の電池を活性化させておく必要はない。したがって、この間に活性化している電池の消耗は、無駄な消耗であるといえる。
このような電池の無駄な消耗の問題は、スマートプレート用無線装置に限らず、ある時期以降に気密性の高い筐体に無線回路とその無線回路に電力を供給する電池が収まっており、かつその電池が持続的な活性状態にある必要があるような無線装置のうち、その無線装置の製造時から、そのある時期までの電池の活性化が常には必要でないようなものにも発生しうる。
本発明は上記点に鑑み、ある時期以降には、無線回路およびその無線回路に電力を供給する電池が筐体内に気密に収まっており、かつその電池が持続的な活性状態にある必要がある無線装置において、その無線装置の製造時からそのある時期までの電池の無駄な消耗を低減することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の特徴は、無線装置が、無線回路と、この無線回路に電力を供給する電池と、この電池の活性・不活性を切り替えるスイッチと、筐体と、スイッチ操作具とを備え、この筐体は、これら電池、無線回路およびスイッチを覆いかつ穴が形成された開口部を有し、スイッチ操作具は、穴から筐体内に押し込まれるようになっており、またこのスイッチは、スイッチ操作具が初期深度だけ筐体内に押し込まれているとき、電池を活性化し、この初期深度より深い中間深度だけ筐体内に押し込まれているとき、電池を不活性化し、この中間深度より深い最終深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、電池を活性化するような機構を有し、またこのスイッチ操作具は、筐体内にこの最終深度だけ押し込まれているとき、開口部の穴を気密に塞ぎ、かつ筐体内に埋まるような構造となっていることである。
このような無線装置の、製造後から、筐体内を気密にする必要があるときまでの期間における取り扱いは以下(A)〜(D)の通りである。
(A)出荷前の検査時等、製造後初めて電池の活性化が必要なときに、上記無線回路、電池、およびスイッチを収めた上記筐体の開口部の穴から、上記スイッチ操作具を上記初期深度まで押し込む。このようにすることで、筐体内のスイッチが、電池を活性化する。
(B)電池の活性化が必要な最初の作業の終了後、スイッチ操作具を、上記中間深度まで押し込む。このようにすることで、筐体内のスイッチが、電池を不活性化する。
(C)この状態のまま、無線装置の搬送等、電池の活性化が不要な作業を行う。
(D)無線装置の本運用開始時等、筐体内を気密にし、電池を持続的な活性情報にする必要が発生する時点で、スイッチ操作具を、上記最終深度まで押し込む。このようにすることで、筐体内のスイッチが、電池を活性化し、スイッチ操作具が筐体内を気密に塞ぐ。
このように、本発明に係る無線装置を(A)〜(D)に示したように使用することで、この無線装置の製造後から、筐体内を気密にして電池を持続的な活性状態にする必要があるときまでの期間において、スイッチ操作具を段階的に押し込んでいけば、筐体内の電池の活性・不活性を切り替えることで、電池の無駄な消耗を低減することが可能となる。
また、スイッチ操作具は、筐体内に最終深度だけ押し込まれているとき、その全体が筐体に埋まるような構造となっていてもよい。このようになっていれば、スイッチ操作具が最終深度だけ押し込まれた後は、人がスイッチ操作具を筐体から取り外すことが容易でなくなる。
なお、スイッチ操作具が筐体に埋まるとは、スイッチ操作具が、筐体から人が容易に抜き出せない程度に埋まることをいう。
また、スイッチ操作具は、筐体内に最終深度だけ押し込まれているとき、その全体が上記の穴から内側に入る操作具本体部材と、その操作具本体部材の筐体への押し込み方向の後端に設けられた、その穴より太い操作具後端部材とを有し、筐体の開口部は、スイッチ操作具が筐体内に最終深度だけ押し込まれているとき、そのスイッチ操作具の操作具後端部材がすべて埋まるような形状の窪み部を、前記穴の周囲に有しているようになっていてもよい。
このようになっていることで、スイッチ操作具が筐体内に最終深度だけ押し込まれているとき、穴より太い操作具後端部材により、スイッチ操作具がそれ以上筐体に深く入り込まないようになる。またこのとき、操作具後端部材は、筐体の窪み部に埋まるので、スイッチ操作具は、筐体から容易に抜き出せなくなる。
また、操作具後端部材は、操作具本体部材と当該操作具後端部材とが繋がる部分を囲み、操作具本体部材が筐体内に最終深度だけ押し込まれているときに窪み部と密着するシーリング部材を有するようになっていてもよい。このようになっていることで、操作具本体部材が筐体内に最終深度だけ押し込まれているとき、開口部の穴が、シーリング部材と、操作具本体部材と、操作具後端部材とによって気密に塞がれることになる。
また、無線装置は、スイッチ操作具が中間深度だけ筐体内に押し込まれているとき、筐体と操作具後端部材との間に挟まれることで、スイッチ操作具の挿入方向への挿入を制限する治具を備えていてもよい。このようになっていることで、無線装置の輸送時等、電池が活性状態である必要のない時期におけるスイッチ操作具の不意の押し込み深度の変化を制限することができる。
また、具体的には、操作具本体部材は、その長手方向が前記筐体への押し込み方向である棒状物であってもよい。このような棒状物は、複雑な形状のものに比べ、製造および取り扱いが容易である。なお、棒状物とは、例えば柱のように太さがその長手方向に一定なもの、錐体のように先細っているものの両方を含む概念である。
また、この棒状物は、その側面に凹部を有し、スイッチは、スイッチ本体と、スイッチ操作具の操作具本体部材が筐体内に押し込まれることで発生する操作具本体部材からの圧力によって、このスイッチ本体に対する配置を変える可動部材とを有し、かつスイッチ本体と前記可動部材との位置関係の変化に応じて電池の活性・不活性を切り替えるようになっており、可動部材は、スイッチ操作具が中間深度だけ筐体内に押し込まれているとき、凹部に嵌まり、スイッチ操作具が初期深度だけ筐体内に押し込まれているときおよび最終深度だけ筐体内に押し込まれているとき、棒状物の凹部以外の側面と接触しているようになっていてもよい。
このように、棒状物に凹部が存在し、スイッチ操作具が中間深度だけ筐体内に押し込まれているとき、その凹部内に可動部が嵌まるようになっていることで、操作者に節度感を与えることができるので、中間深度の押し込み位置が操作者にとってわかりやすい。
また、凹部は、可動部が嵌まっているとき、棒状物の押し込み方向と反対の引き出し方向への移動を、可動部に引っかかることで制限する係留部を有するようになっていてもよい。このようになっていることで、電池が不活性の状態において、スイッチ操作具の引出方向への移動が制限される。
また、無線装置は、スイッチ操作具が中間深度より深い第2の中間深度だけ筐体内に押し込まれているとき、電池を活性化し、第2の中間深度より深く前記最終深度より浅い第3の中間深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、電池を不活性化するような機構を有しているようになっていてもよい。
このような無線装置の、製造後から、筐体内を気密にする必要があるときまでの期間における取り扱いは以下(A)、(B)、(C)、(C’)、(C’’)、(C’’’)、(D)の通りである。
(A)出荷前の検査時等、製造後初めて電池の活性化が必要なときに、上記無線回路、電池、およびスイッチを収めた上記筐体の開口部の穴から、上記スイッチ操作具を上記初期深度まで押し込む。このようにすることで、筐体内のスイッチが、電池を活性化する。
(B)電池の活性化が必要な最初の作業の終了後、スイッチ操作具を、上記中間深度まで押し込む。このようにすることで、筐体内のスイッチが、電池を不活性化する。
(C)この状態のまま、無線装置の搬送等、電池の活性化が不要な作業を行う。
(C’)また、2回目に電池の活性化が必要なときに、上記無線回路、電池、およびスイッチを収めた上記筐体の開口部の穴から、上記スイッチ操作具を上記第2の中間深度まで押し込む。このようにすることで、筐体内のスイッチが、電池を活性化する。
(C’’)また、(C’)における電池の活性化が必要な作業の終了後、スイッチ操作具を、上記第3の中間深度まで押し込む。このようにすることで、筐体内のスイッチが、電池を不活性化する。
(C’’’)この状態のまま、無線装置の搬送等、電池の活性化が不要な作業を行う。
(D)無線装置の本運用開始時等、筐体内を気密にして電池を持続的な活性状態にする必要が発生する時点で、スイッチ操作具を、上記最終深度まで押し込む。このようにすることで、筐体内のスイッチが、電池を活性化し、スイッチ操作具が筐体内を気密に塞ぐ。
このように、本発明に係る無線装置を(A)、(B)、(C)、(C’)、(C’’)、(C’’’)(D)に示したように使用することで、この無線装置の製造後から、筐体内を気密にして電池を持続的な活性状態にする必要があるときまでの期間において、スイッチ操作具を段階的に押し込んでいけば、筐体内の電池を2回以上活性化、不活性状態に切り替えることができる。
なお、上記括弧内の符号は、上記各構成物と後述する実施形態の構成物との対応関係を示す符号である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係るスマートプレートとしての無線装置100の断面図を示す。無線装置100は、車両のナンバープレート付近に取り付けられ、自車両の車両情報、ナンバープレート情報等を路側無線機に無線送信する無線装置である。無線装置100のサイズは、例えば縦40ミリメートル×横40ミリメートル×高さ15ミリメートル等、ナンバープレートに取り付けられても邪魔にならない程度になっている。図1は、無線装置100を左右に等分割する面における断面図であり、図中の上下方向が無線装置100の高さ方向に該当し、図中の左右方向が無線装置100の前後方向に該当する。
無線装置100は、筐体1、基板2、無線回路3、スイッチ4、電池5、記憶装置6等を有しており。基板2、無線回路3、スイッチ4、電池5、および記憶装置6は、筐体1内部に収められている。
筐体1は、無線装置100の外形を構成し、内部に覆った部品の保護を行うためのものであり、樹脂または金属等を材料としている。また、本実施形態の筐体1は、その後端部中央に、一辺およそ2ミリメートルの正方形の穴11を有している。また、この穴11の周囲には、筐体1の後部から見て円形となる、半径およそ5ミリメートル、深さ5ミリメートルの円柱状の窪みが形成された窪み部7がある。なお、穴11は、この円の中心からら少し(例えばその円盤の半径の10分の1)ずれた位置にある。なお、穴11が形成され、その周囲に窪み部7を有しているこの後端部を、以降開口部8と記す。また、筐体1は、穴11以外の部分からは内部への空気や水分等の流入がないような、気密性の高い構造となっている。
記憶装置6は、フラッシュメモリ等、書き換え可能な不揮発性記憶媒体を有し、無線回路3等からの制御に基づいてこの記憶媒体に対してデータの記憶、読み出しを行う装置である。基板2は、筐体1内に図示しないネジ等で固定されている。無線回路3は、無線信号の増幅、変調、復調、D/A変換、A/D変換等を行うことで、図示しないアンテナを用いて外部の通信装置とデータの送受信を行い、必要に応じて、無線受信したデータを記憶装置6に記憶させ、記憶装置6に記憶されているデータを無線送信するための回路である。電池5は、無線回路3等に作動のための電力を供給するものである。これら無線回路3、電池5、記憶装置6は、基板2に固定されている。
スイッチ4は、電池5の活性・不活性を、機械的に切り替えるスイッチである。図2および図3に、図1と同じ向きでスイッチ4の断面図を示す。スイッチ4は、スイッチ本体41、回転軸42、可動部43、接点44、接点45、バネ46等を有している。
スイッチ本体41は、基板2に固定された、直方体状の樹脂製のケースである。このスイッチ本体41の上面と、上述した穴11の最下部とは、同じ高さになっている。また、このスイッチ本体41は、その上部に、穴が形成された開口部を有している。このスイッチ本体41の後部には、左右(図2、3においては、紙面に垂直な方向に該当する)に真っ直ぐ伸びる金属製の回転軸42が固定されており、この回転軸42には、円柱を扇状に切ったような形状の樹脂製の可動部43が、その回転軸42を支点として回転できるように取り付けられている。なお、この可動部43の、回転軸42と接触する部分は、扇の中心に相当する位置の付近であり、可動部43の回転方向は、扇の面に平行な方向である。
また、可動部43の下端には、導電性を有する接点44が取り付けられており、また、スイッチ本体41の底部の上面の、接点44の直下にあたる部分には、同じく導電性を有する接点45が取り付けられている。これら2つの接点44、45が互いに接触すると、電池5が活性化し、無線回路3等に電力が供給される。また、これら2つの接点44、45が互いに離れると、電池5が不活性化し、無線回路3等に電力が供給されなくなる。
また、スイッチ本体41の底部の上面には、上下に伸縮するバネ46が取り付けられており、このバネ46が可動部43と接触することで、可動部43に上方への力を加えている。可動部43は、このバネ46からの力により、スイッチ4の外部から力を加えられない限り、図2に示す通り、スイッチ本体41の開口部の縁に当たる配置にあり、その上部1/3程度がスイッチ本体41の外に突出すようになっている。このとき、接点44と接点45とは互いに離れている。また、可動部43は、バネ46よりも強い力で上から押さえられた場合は、図3に示す通り、接点44が接点45に接触するまで下方に(図中においては反時計回りに)回転する。
このように、可動部43は、外部からの圧力により、スイッチ本体41に対する配置を変え、このスイッチ本体41と可動部43との位置関係の変化に応じて電池5の活性・不活性を切り替えるようになっている。
また、無線装置100は、図4に示すスイッチ操作具9を有するようになっている。スイッチ操作具9は、穴11から筐体1内に真っ直ぐ押し込まれることで、可動部43に圧力を及ぼすための、樹脂製、金属製等の道具である。
このスイッチ操作具9は、概ね四角柱形状となっており、その長手方向が押し込み方向となっている操作具本体部材91と、円盤状の操作具後端部材92とを有している。そして、操作具本体部材91の押し込み方向と逆の一端と、操作具後端部材92の円盤形状の中心から、窪み部7の中心と穴11とのずれにほぼ等しい距離だけずれた位置とは、操作具本体部材91の長手方向がその円盤面に対してほぼ垂直となるように互いに接続されている。なお、操作具本体部材91の四角柱の断面は、一辺が穴11と同じかあるいは僅かに小さい正方形となっている。また、操作具後端部材92の円盤の半径は、穴11の対角線の1/2より大きく、窪み部7の半径と同じかあるいは僅かに小さく、その厚みは、窪み部7の深さより小さい。
また、操作具本体部材91の下部側面には、凹部93、94が、筐体1への押し込み方向に沿って、操作具後端部材92に遠い方から順に並ぶように設けられている。なお、2つの凹部93、94は、繋がっておらず、互いに離れている。また、この凹部93、94の広さおよび深さは、それぞれ図2に示した可動部43のスイッチ本体41から突出している部分の広さおよび高さと同じ程度かそれよりも大きくなっている。また、凹部93、94においては、図4に示す通り、筐体1への押し込み方向側に面した傾斜96、97よりも、その反対側の引き抜き方向側に面した傾斜98、99の方が、より切り立っている。具体的には、押し込み方向に面した傾斜96、97の角度は、水平面に対して30°程度であるのに対し、引き抜き方向に面した傾斜98、99の角度は、水平面に対してほぼ垂直となっている。
また、操作具後端部材92は、その円盤の、筐体1への押し込み方向に面した側に、僅かな窪みを有しており、この窪みに沿って嵌めるように、シール材としてのゴム製のO−リングシール95を有している。このO−リングシール95は、操作具本体部材91と操作具後端部材92とが繋がる部分を囲むよう、円環状に配されている。
以上のような構成の無線装置100の、製造直後から本運用開始までの作業過程における使用方法を、図5〜図9を用いて説明する。なお、ここでいう本運用とは、無線装置100が車両に取り付けられて用いられることをいう。
以下では、無線装置100の、製造直後から本運用開始までの作業過程を、時系列に沿った5つの段階(1)〜(5)に分けて説明する。
段階(1):
まず、製造直後に、無線装置100の無線通信機能の検査を行うために、電池5を活性化する。このために、スイッチ操作具9の操作具本体部材91を、穴11から筐体1内に向けて水平に所定の初期深度だけ真っ直ぐ押し込む。ここで、深度とは、操作具本体部材91の、穴11から筐体1の内部に入った部分の長さに比例する量であるとする。所定の初期深度は、具体的には、操作具本体部材91の先端(すなわち操作具後端部材92と接続している端部と反対の端部)がスイッチ本体41の位置より深く筐体1内に入り、かつ、操作具本体部材91の凹部93は可動部43の位置に到達していないような深度である。図5に、このような初期深度だけ操作具本体部材91が押し込まれたときの無線装置100の断面の、開口部8付近の部分拡大図を示す。上述した通り、スイッチ本体41の上面と穴11の下面とは同じ高さとなっているので、この初期深度だけ操作具本体部材91が押し込まれた状態においては、凹部93から操作具本体部材91の先端までにある押し込み方向に対して真っ直ぐな側面のいずれかによって、可動部43に上からの圧力が及ぼされ、可動部43は図3に示したような配置に遷移する。このとき、上述したとおり、接点44と接点45とが接触することで、電池5が活性化する。
段階(2):
検査終了後、無線装置100をナンバープレートメーカーに搬送するために、電池5を不活性化する。このために、スイッチ操作具9の操作具本体部材91が筐体1内に所定の中間深度だけ入っている状態となるよう、操作具後端部材92を指で押す。所定の中間深度は、具体的には、凹部93とスイッチ本体41の上面の穴の位置が概ね一致し、可動部43が凹部93に嵌まるような深度である。図6に、このような中間深度だけ操作具本体部材91が押し込まれたときの断面図を、図5と同じ形式で示す。このとき、可動部43はバネ46からの力によってスイッチ本体41の上に突出し、凹部93内に嵌まる配置に遷移する。このとき、スイッチ本体41と可動部43との位置関係は図2のようになり、上述したとおり、接点44と接点45とが離れることで、電池5が不活性化し、電池5が消耗しない。
また、この状態において、スイッチ操作具9を筐体1から引き抜こうとすると、ほぼ垂直に切り立っている凹部93の傾斜98が、可動部43に引っかかる。そして、回転軸42がこの凹部93の位置よりも引き抜き側にあるので、可動部43は、この引っかかりによって、上方に回転する力を受ける。しかし、可動部43のその方向への回転は、スイッチ本体41の上面の開口部の縁によって止められる。したがって、スイッチ操作具9を筐体1から引き抜くことができなくなる。
また、この状態において、筐体1の窪み部7の周囲と操作具後端部材92との間に、操作具本体部材91を囲むように、U字型の樹脂製等の治具10を、横から(図6においては紙面向こう側からこちら側に)挿入する。このようにすることで、移動中の意図しない力により、筐体1に対してスイッチ操作具9の位置関係が変化することが制限される。
段階(3):
無線装置100のナンバープレートメーカーへの搬送が終了すると、ナンバープレートメーカーでは、無線装置100を所定のナンバープレートに取り付ける。この際、無線装置100の記憶装置6に、その車両登録番号等、ナンバープレートの情報を書き込むために、無線装置100の通信機能を作動させる。このとき、電池5を活性化する。このために、治具10を取り去り、スイッチ操作具9の操作具本体部材91が筐体1内に所定の第2の中間深度だけ入っている状態となるよう、操作具後端部材92を指で押す。所定の第2の中間深度は、具体的には、凹部93がスイッチ本体41の位置より深く筐体1内に入り、かつ、凹部94は可動部43の位置に到達していないような深度である。
図7に、このような第2の中間深度だけ操作具本体部材91が押し込まれたときの断面図を、図5と同じ形式で示す。この第2の中間深度だけ操作具本体部材91が押し込まれた状態においては、凹部93から凹部94までにある押し込み方向に対して真っ直ぐな側面のいずれかによって、可動部43に上からの圧力が及ぼされ、可動部43は図3に示したような配置に遷移する。このとき、上述したとおり、接点44と接点45とが接触することで、電池5が活性化する。なお、図6の状態において治具10を取り去り、スイッチ操作具9を筐体1に押し込んだ場合、凹部93の押し込み方向に面したなだらかな傾斜96は、可動部43を下に動かすような圧力を可動部43に対して及ぼすので、引き抜き方向において発生したような引っかかりがない。
段階(4):
ナンバープレートメーカーでの作業が終了すると、無線装置100を、ナンバープレートと共に運輸支局に搬送するために、電池5を不活性化する。このために、スイッチ操作具9の操作具本体部材91が筐体1内に所定の第3の中間深度だけ入っている状態となるよう、操作具後端部材92を指で押す。所定の第3の中間深度は、具体的には、凹部94とスイッチ本体41の上面の穴の位置が概ね一致し、可動部43が凹部94に接触するような深度である。
図8に、このような第3の中間深度だけ操作具本体部材91が押し込まれたときの断面図を、図5と同じ形式で示す。このとき、可動部43はバネ46からの力によってスイッチ本体41の上に突出し、凹部94内に嵌まる配置に遷移する。このとき、スイッチ本体41と可動部43との位置関係は図2のようになり、上述したとおり、接点44と接点45とが離れることで、電池5が不活性化し、電池5が消耗しない。また、段階(2)と同様、傾斜99の引っかかりによって、スイッチ操作具9を筐体1から引き抜くことができなくなる。
段階(5):
無線装置100の運輸支局への搬送が終了すると、運輸支局では、無線装置100の付いたナンバープレートを所定の車両に取り付ける。この際、無線装置100の記憶装置6に、その車両情報、セキュリティ情報等を書き込むために、無線装置100の通信機能を作動させる。このとき、電池5を活性化する。このために、スイッチ操作具9の操作具本体部材91が筐体1内に所定の最終深度だけ入っている状態となるよう、操作具後端部材92を指で押す。所定の最終深度は、具体的には、凹部94がスイッチ本体41の位置より深く筐体1内に入り、かつ、操作具本体部材91の全体が穴11から内側に入っているような深度である。
図9に、このような最終中間深度だけ操作具本体部材91が押し込まれたときの断面図を、図5と同じ形式で示す。この最終深度だけ操作具本体部材91が押し込まれた状態においては、凹部94から操作具本体部材91と操作具後端部材92の接続点までにある、押し込み方向に対して真っ直ぐな側面のいずれかによって、可動部43に上からの圧力が及ぼされ、可動部43は図3に示したような配置に遷移する。このとき、上述したとおり、接点44と接点45とが接触することで、電池5が活性化する。
またこのとき、操作具後端部材92は、自身の半径より同じかやや大きい窪み部7に嵌まる。そして、O−リングシール95が、窪み部7と密着する。上述したとおり、O−リングシール95は、操作具後端部材92と操作具本体部材91との接続部分を囲むように配置されているので、これが窪み部7と密着すると、O−リングシール95、操作具本体部材91、操作具後端部材92のO−リングシール95の内側部分、によって、穴11が気密に塞がれることになる。
また、操作具後端部材92は穴11より太いので、スイッチ操作具9がこれ以上筐体1に深く入り込まないようになる。
また、上述の通り、操作具後端部材92の厚さは、窪み部7の深さに比べて小さいので、操作具後端部材92が窪み部7に嵌まると、操作具後端部材92が筐体1から出っ張らずに、筐体1に陥没したようになる。したがって、この状態の操作具後端部材92を人の手で抜き出すことが、非常に困難になる。このように、スイッチ操作具9全体が筐体1に埋まる。
運輸支局での作業が終了した後は、無線装置100を取付けたスマートプレートの本運用が始まる。このとき以降、無線装置100は、電池5は常に活性状態であり、筐体1内部は高い気密性を保つことができる。
以上のように、無線装置100を、段階(1)〜段階(5)に示したように使用することで、この無線装置100の製造後から、筐体内を気密にする必要があるときまでの期間において、スイッチ操作具9を段階的に押し込んでいくことで、筐体内の電池の活性・不活性を切り替えれば、電池の無駄な消耗を低減することが可能となる。
また、操作具後端部材92は、操作具本体部材91と当該操作具後端部材92とが繋がる部分を囲み、操作具本体部材が筐体内に最終深度だけ押し込まれているときに窪み部と密着するO−リングシール95を有するようになっているので、操作具本体部材91が筐体1内に最終深度だけ押し込まれているとき、開口部8の穴11が、O−リングシール95と、操作具本体部材91と、操作具後端部材92とによって、気密に塞がれることになる。
また、操作具本体部材91に凹部94が存在し、スイッチ操作具9が中間深度だけ筐体1内に押し込まれているとき、その凹部94内に可動部43が嵌まるようになっていることで、操作者に節度感を与えることができるので、中間深度の押し込み位置が操作者にとってわかりやすい。
(他の実施形態)
なお、上記の実施形態においては、操作具本体部材91は、四角柱状の物体であったが、かならずしもこのようになっている必要はなく、例えば楔状物であってもよい。すなわち、操作具本体部材91は、穴11から筐体1内に押し込まれ、その押し込まれの深度に応じて、スイッチ4に電池5の活性・不活性を切り替えさせるための圧力を及ぼすようになっていればよい。
また、上記の実施形態においては、穴11の回りに窪み部7があり、最終深度までスイッチ操作具9が押し込まれたとき、操作具後端部材92がこの窪み部7に嵌まり込むようになっているが、窪み部7は必ずしもなくともよい。その場合、例えば操作具後端部材92が、操作具本体部材91と接続する部分においては操作具本体部材91と同じ太さを有し、後端に向かうほど徐々に太くなっている逆テーパー構造を有しており、その最終深度までスイッチ操作具9が押し込まれたとき、操作具後端部材92が穴11内に完全に嵌まり、逆テーパーが穴11と密着することで、筐体1内が高い気密状態となるようになっていてもよい。このような場合は、シール材も必ずしも必要ない。すなわち、最終深度までスイッチ操作具9が押し込まれたときは、スイッチ操作具9全体が筐体1に埋まり、かつ筐体1内の気密性が確保されていれば足りる。
また、シール材もO−リングシール95に限らず、ガスケット等のシール材を用いても良い。
また、このような逆テーパー形の操作具後端部材92の後端部に、スイッチ操作具9の構成要素ではないツマミが、操作の利便性のために付けられており、最終深度までスイッチ操作具9が押し込まれたとき、このツマミを取り去るようになっていてもよい。
また、スイッチ4は、上記実施形態のような、凹部93、94の構造によって上下するようなものに限らず、例えば操作具本体部材91の先端から横方向の圧力を受けて段階的に前に進む、一方の接点を有する可動部と、その可動部の進みに応じて上記接点とのの接触、非接触が繰り返し切り替わるような他方の接点を有するスイッチ本体と、から成っていてもよい。
また、本実施形態においては、スイッチ4は、繋がったスイッチ本体41と可動部43とを有しているが、例えばスイッチ本体41と可動部43とは分離していてもよい。例えば、上記他の例のような可動部が、操作具本体部材91の先端に取り付けられており、スイッチ本体は、筐体1内に固定されていてもよい。
また、上記の実施形態では、スイッチ4の位置に凹部93、凹部94が到達したときに、電池5が不活性に切り替わるようになっており、それ以外の場合に、電池5が活性に切り替わるようになっているが、この関係は逆でもよい。すなち、スイッチ4の位置に凹部93、凹部94が到達したときに、電池5が活性に切り替わるようになっており、それ以外の場合に、電池5が不活性に切り替わるようになっていてもよい。
また、上記の実施形態では、スイッチ操作具9が中間深度まで押し込まれたときにのみ治具10を用いてスイッチ操作具9を固定するようになっているが、例えば、スイッチ操作具9が第3の中間深度まで押し込まれたときにも、中間深度の場合と同じように治具を用いて、スイッチ操作具9を固定するようになっていてもよい。ただし、この場合は、治具10よりも薄い治具を用いる必要がある。このような場合、治具10が、その厚さ方向に2つに分離できるようになっており、そのうちの1つを取り去ると、第3の中間深度に対応した治具となるようになっていてもよい。
無線装置100の断面図である。 スイッチオン時におけるスイッチ4の断面図である。 スイッチオフ時におけるスイッチ4の断面図である。 スイッチ操作具9の断面図である。 段階(1)における、無線装置100の断面の、開口部8付近の部分拡大図を示す図である。 段階(2)における、無線装置100の断面の、開口部8付近の部分拡大図を示す図である。 段階(3)における、無線装置100の断面の、開口部8付近の部分拡大図を示す図である。 段階(4)における、無線装置100の断面の、開口部8付近の部分拡大図を示す図である。 段階(5)における、無線装置100の断面の、開口部8付近の部分拡大図を示す図である。
符号の説明
1…筐体、2…基板、3…無線回路、4…スイッチ、5…電池、6…記憶装置、
7…窪み部、8…開口部、9…スイッチ操作具、10…治具、11…穴、
41…スイッチ本体、42…回転軸、43…可動部、44、45…接点、46…バネ、
91…操作具本体部材、92…操作具後端部材、93、94…凹部、94…凹部、
95…O−リングシール、96、97…押し込み方向に面した傾斜、
98、99…引き抜き方向に面した傾斜、100…無線装置。

Claims (9)

  1. 無線回路(3)と、
    前記無線回路に電力を供給する電池(5)と、
    前記電池の活性・不活性を切り替えるスイッチ(4)と、
    前記電池、前記無線回路および前記スイッチを覆い、穴が形成された開口部(8)を有する筐体(1)と、
    前記穴から前記筐体内に押し込まれるスイッチ操作具(9)と、を備えた無線装置であって、
    前記スイッチは、前記スイッチ操作具が初期深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、前記電池を活性化し、前記初期深度より深い中間深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、前記電池を不活性化し、前記中間深度より深い最終深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、前記電池を活性化するような機構を有し、
    前記スイッチ操作具は、前記筐体内に前記最終深度だけ押し込まれているとき、前記穴を気密に塞ぐような構造となっていることを特徴とする無線装置。
  2. 前記スイッチ操作具は、前記筐体内に前記最終深度だけ押し込まれているとき、その全体が前記筐体に埋まるような構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記スイッチ操作具は、前記筐体内に前記最終深度だけ押し込まれているとき、その全体が前記穴から内側に入る操作具本体部材(91)と、その操作具本体部材の前記筐体への押し込み方向の後端に設けられた、前記穴より太い操作具後端部材(92)とを有し、
    前記開口部は、前記スイッチ操作具が前記筐体内に前記最終深度だけ押し込まれているとき、前記スイッチ操作具の前記操作具後端部材がすべて埋まるような形状の窪み部(7)を、前記穴の周囲に有していることを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
  4. 前記操作具後端部材は、前記操作具本体部材と当該操作具後端部材とが繋がる部分を囲み、前記操作具本体部材が筐体内に最終深度だけ押し込まれているとき前記窪み部と密着するシーリング部材(95)を有することを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
  5. 前記スイッチ操作具が前記中間深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、前記筐体と前記操作具後端部材との間に挟まれることで、前記スイッチ操作具の前記挿入方向への挿入を制限する冶具を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の無線装置。
  6. 前記操作具本体部材は、その長手方向が前記筐体への押し込み方向である棒状物であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の無線装置。
  7. 前記棒状物は、その側面に凹部(93、94)を有し、
    前記スイッチは、スイッチ本体(41)と、前記操作具本体部材が前記筐体内に押し込まれることで発生する前記操作具本体部材からの圧力によって、前記スイッチ本体に対する配置を変える可動部材(43)とを有し、前記スイッチ本体と前記可動部材との位置関係の変化に応じて前記電池の活性・不活性を切り替えるようになっており、
    前記可動部材は、前記スイッチ操作具が前記中間深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、前記凹部内に嵌まる配置にあり、前記スイッチ操作具が前記初期深度だけ前記筐体内に押し込まれているときおよび前記最終深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、前記棒状物の前記凹部以外の側面と接触する配置にあることを特徴とする請求項6に記載の無線装置。
  8. 前記凹部は、前記可動部が嵌まっているとき、前記棒状物の前記押し込み方向と反対の引き出し方向への移動を、前記可動部に引っかかることで制限する係留部(98、99)を有することを特徴とする請求項7に記載の無線装置。
  9. 前記スイッチは、前記スイッチ操作具が前記中間深度より深い第2の中間深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、前記電池を活性化し、前記第2の中間深度より深く前記最終深度より浅い第3の中間深度だけ前記筐体内に押し込まれているとき、前記電池を不活性化するような機構を有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の無線装置。
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