JP2004022254A - 燃料電池および燃料電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】接触電気抵抗を低減した燃料電池およびその製造方法を提供する。
【解決手段】先ず、ステップS1〜S3により、ガス拡散電極1の触媒層4を撥水処理前のガス拡散層2の表面に形成し、次いで、ステップS4〜S6により、触媒層4を除くガス拡散層2を撥水処理してガス拡散電極1を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】先ず、ステップS1〜S3により、ガス拡散電極1の触媒層4を撥水処理前のガス拡散層2の表面に形成し、次いで、ステップS4〜S6により、触媒層4を除くガス拡散層2を撥水処理してガス拡散電極1を形成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池およびその製造方法に関し、特に、ガス拡散電極におけるガス拡散層の接触電気抵抗の低減に好適な燃料電池およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からガス拡散電極におけるガス拡散層の接触電気抵抗を低減し、発電出力の取り出し効率を改善する燃料電池は知られており、例えば、特開平6−84529号公報に開示されたものがある。
【0003】
これは、撥水処理によりガス拡散層の接触表面に付着された撥水剤に対し、スパッタ等による除去、耐リン酸性を備えた導電性粉体の付着、若しくは、付着撥水剤を耐リン酸性および電気伝導性の粉体で置換することで、ガス拡散層とガスセパレータ間の接触電気抵抗を低減するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、撥水処理後のガス拡散層の接触表面を対象として、その除去や導電性の粉体の付着・置換を行っているため、撥水剤を完全には除去できずに部分的に残り、接触部での接触電気抵抗が増大するという不具合があった。
【0005】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、撥水処理を行うも接触電気抵抗を低減可能な燃料電池および燃料電池の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、燃料電池において、ガス拡散層の固体高分子電解質膜へ接触する表面に撥水処理前に形成して撥水剤を含まない触媒層と、触媒層を除いて撥水処理された撥水剤を含むガス拡散層と、からガス拡散電極を構成したことを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、燃料電池の製造方法において、先ず、ガス拡散電極の触媒層を撥水処理前のガス拡散層の表面に形成し、次いで、触媒層を除くガス拡散層を撥水処理することを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、第2の発明において、ガス拡散電極の触媒層表面をマスクして撥水処理を行うことを特徴とする。
【0009】
第4の発明は、第2または第3の発明において、ガス拡散電極の触媒層表面を固体高分子電解質膜によりマスクして撥水処理を行うことを特徴とする。
【0010】
第5の発明は、第2の発明において、固体高分子電解質膜の両側の表面に触媒ペーストを塗布し、固体高分子電解質膜に各ガス拡散層の素材を当接させることでガス拡散電極の触媒層を形成し、前記接触状態で各ガス拡散層に撥水処理することを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】
したがって、第1および第2の発明では、ガス拡散電極の触媒層をガス拡散層への撥水処理前に形成して、ガス拡散層と触媒層との間に撥水剤を含まないよう構成されているため、ガス拡散層と触媒層の界面には電気的に接触抵抗を増大させる撥水剤が含まれなくでき、発電特性の優れた燃料電池を形成することができる。
【0012】
第3の発明では、第2の発明の効果に加えて、撥水処理をガス拡散電極の触媒層表面をマスクして行うため、電極触媒層側表面に撥水剤が付着せず、固体高分子電解質膜との間でも電気的抵抗を低減でき、発電特性の優れた燃料電池を提供する事ができる。
【0013】
第4の発明では、第2または第3の発明の効果に加えて、撥水処理をガス拡散電極の触媒層表面を固体高分子電解質膜によりマスクして行うため、撥水処理を燃料電極および酸化剤電極同時に行え、撥水処理後に燃料電池単セルへの組立も容易となる。
【0014】
第5の発明では、第4の発明の効果に加えて、ガス拡散電極の触媒層を固体高分子電解質膜に各ガス拡散層の素材に当接させる際に固体高分子電解質膜の両側の表面に塗布した触媒ペーストが各ガス拡散層表面に滲入することで形成するため、撥水処理を燃料電極および酸化剤電極同時に行え、撥水処理後に燃料電池単セルへの組立も容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
(第1実施形態)
図1〜4は、本発明を適用した燃料電池の製造方法の一例を示し、図1は燃料電池の製造工程を示す工程図、図2〜4は前記製造の各工程での処理の詳細を示す処理状態図である。
【0017】
本実施の形態の燃料電池の製造方法は、夫々のガス拡散電極1を製造するガス拡散電極1の製造工程(ステップS1〜S3)と、ガス拡散電極1への撥水処理工程(ステップS4〜S6)と、ガス拡散電極1を用いての(単セル)組立工程(ステップS7〜S9)とから構成している。
【0018】
前記ガス拡散電極1の製造工程は、図1のステップS1〜S3に示すように、ガス拡散層2の準備(ステップS1)、ペースト状の触媒3の調整(ステップS2)、および、触媒ペーストのガス拡散層2への塗布(ステップS3)からなる。
【0019】
前記ガス拡散層2の準備(ステップS1)では、図2(A)に示すように、市販されているカーボンペーパまたはカーボンクロス等のガス拡散層2の素材を撥水処理されていない状態で所定の大きさに準備する。
【0020】
次いで、図2(B)に示すように、ペースト状の触媒3を調整(ステップS2)する。ペースト状の触媒3は、白金等の金属触媒3Aを担持させた炭素粉末3Bとナフィオン等の固体高分子電解質のアルコール溶液3Cとを混合して作製し、電極触媒ペースト3とする。
【0021】
次に、図2(C)に示すように、図2(A)で作製したガス拡散層2の素材の一方の面に、ステップS2で準備した電極触媒ペースト3を、刷毛塗りやスクリーン印刷法等により塗布しガス拡散電極1とする。電極触媒ペースト3はガス拡散層2を形成しているカーボンペーパまたはカーボンクロスの繊維間の隙間に塗り込まれて、その表面および表面から所定深さに亙って触媒層4を構成し、触媒層4はガス拡散層2との界面は電気的に良好な導通状態となる。また、触媒層4の表面は固体高分子電解質膜6に対する接触層4Aとなる。
【0022】
前記撥水処理工程は、図1のステップS4〜S6に示すように、ガス拡散電極1のマスク材装着(ステップS4)、撥水処理(ステップS5)、および、マスク材除去(ステップS6)の処理工程からなる。また、撥水処理(ステップS10)の工程としてもよい。
【0023】
前記マスク材装着(S4)工程では、図3(A)に示すように、テフロン(登録商標)シート等をマスク材5として用い、ガス拡散層2の電極触媒層4の固体高分子電解質膜6に対する接触層4Aの表面をマスクする。
【0024】
次いで、上記マスク状態において、撥水処理(ステップS5)がなされる。撥水処理は、所定の濃度に調整した、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系溶液中にマスク状態のガス拡散電極1を浸漬して撥水処理する。
【0025】
次いで、マスク材5を除去(ステップS6)し、その後、ガス拡散電極1を大気中または窒素雰囲気中で乾燥させる。
【0026】
撥水処理の方法は、上記方法に限定されるものでなく、例えば、ステップS10に示すように、マスク状態のガス拡散電極1の接触層4Aを形成したマスク側とは反対の面から、同じく所定濃度のPTFE溶液をスプレー等により噴霧することによりガス拡散電極1を撥水処理してもよい。その後、ガス拡散電極1を大気中または窒素雰囲気中で乾燥させる。
【0027】
これにより、燃料電池の電流経路となる電極触媒層4および固体高分子電解質膜6に対する接触層4Aを除いた部分に撥水処理が行なわれた電極触媒付きガス拡散電極1を形成することができる。
【0028】
前記組立工程は、図1のステップS7〜S9に示すように、前記ガス拡散電極1により電解質膜6を挟んで一体化させるMEA化工程(ステップS7)、これにシール材8およびセパレータ9を追加して単セルを形成する単セル形成工程(ステップS8)から構成され、これらの工程を経て燃料電池単セルが完成(ステップS9)する。
【0029】
MEA化工程(ステップS7)では、図3(B)に示すように、電極触媒付きガス拡散電極1をナフィオン膜等の固体高分子電解質膜6の両面に触媒層4の接触層4Aが接するように配置する。この状態において、上記三者を圧着させる方向にホットプレスして熱圧着させ、膜/電解質接合体7(MEA(Membrane EIectrode Assembly))を形成する。以下、膜/電解質接合体7をMEA7という。
【0030】
この状態においては、MEA7の固体高分子電解質膜6とガス拡散電極1の接触層4Aとは、接触層4Aに撥水剤が付着していないため、両者の電気的な接触抵抗は極めて低く維持される。
【0031】
次いで、図4に示すように、固体高分子電解質膜6の周縁の両側面にシール材8を配置し、シール材8と共にMEA7を両側よりMEA7と接する側に予めガス流路9Aが形成されたセパレータ9で挟み込む(ステップS8)ことで燃料電池の単セル(ステップS9)を形成することができる。
【0032】
本実施形態にあっては、以下に記載する効果を奏することができる。即ち、ガス拡散電極1の触媒層4Aをガス拡散層2への撥水処理前に形成して、ガス拡散層2と触媒層4との間に撥水剤を含まないよう構成されているため、ガス拡散層2と触媒層4の界面には電気的に接触抵抗を増大させる撥水剤が含まれなくでき、発電特性の優れた燃料電池を形成することができる。
【0033】
撥水処理はガス拡散電極1の触媒層4表面をマスクして行うため、電極触媒層4側表面の接触層4Aに撥水剤が付着せず、固体高分子電解質膜6との間でも電気的抵抗を低減でき、発電特性の優れた燃料電池を提供する事ができる。
【0034】
(第2実施形態)
図5、図6は、本発明を適用した燃料電池の製造方法の第2の実施形態を示し、撥水処理工程を前実施形態においてはガス拡散電極個々に処理するものであるのに代えて、本実施形態においては固体高分子膜6の両面にガス拡散電極1を組合わせた状態で処理するようにしたものである。図5は燃料電池の製造工程を示す工程図、図6は前記製造工程において、第1実施形態と相違する工程での処理の詳細を示す処理状態図である。前実施形態と同一部分の説明は簡略にし、相違部分について詳細に説明する。
【0035】
図5において、ガス拡散電極1の製造工程であるステップS1〜S3、および、(単セル)組立工程であるステップS8、S9は、前実施形態と同一の処理が行われる。
【0036】
ステップS3で準備されたガス拡散電極1は燃料電池のアノード側およびカソード側となるよう二種類を製作した後、ステップS11において、図6(A)に示すように、固体高分子電解質膜6の両面に、カソード側およびアノード側のガス拡散電極1の触媒層4の接触層4Aが接するように配置する。この状態において、上記三者を圧着させる方向にホットプレスして熱圧着させ、MEA7(膜/電解質接合体)を作製する。
【0037】
この状態においては、MEA7の固体高分子電解質膜6とガス拡散電極1の接触層4Aとは、撥水剤等の介在がなく、電気的な接触抵抗は極めて低い。また、ガス拡散電極1の触媒層4とガス拡散層2との界面の電気的な接触抵抗も極めて低い。
【0038】
次いで、ステップS12において、図6(B)に示すように、このMEA7のガス拡散層1に、例えば、所定の濃度に調整したPTFE溶液中に浸漬するか、または、MEA7の両面からスプレー等により噴霧して、ガス拡散層2に撥水処理を施す。撥水処理の後、MEA7を大気中または窒素雰囲気中で乾燥させる。
【0039】
この状態においても、MEA7の固体高分子電解質膜6とガス拡散電極1の接触層4Aとの間には、撥水剤等が浸入することがなく、電気的な接触抵抗は極めて低く維持される。勿論、既に接触している触媒層4とガス拡散層2との界面にも撥水剤は滲入しない。
【0040】
引き続き、ステップS8、S9により、固体高分子電解質膜6の周縁の両側面にシール材8を配置し、シール材8と共にMEA7を両側よりMEA7と接する側に予めガス流路9Aが形成されたセパレータ9で挟み込むことで燃料電池の単セルを形成することができる。
【0041】
このようにして燃料電池を作製することにより、ガス拡散層2と触媒層4の接触部、および、触媒層4と固体高分子電解質膜6との接触層4Aに撥水剤などの電気絶縁材を含まない電気的に良好な接触を持つ燃料電池を提供する事が可能となる。
【0042】
本実施形態にあっては、第1の実施形態における効果に加えて、撥水処理をガス拡散電極1の触媒層4表面を固体高分子電解質膜6によりマスクして行うため、撥水処理を燃料電極および酸化剤電極同時に行え、撥水処理後に燃料電池単セルへの組立も容易となる。
【0043】
なお、上記実施形態において、白金等の貴金属触媒3Aを担持させた炭素粉末3Bとナフィオン等の固体高分子電解質3Cのアルコール溶液を混合した電極触媒ペースト3をガス拡散層2の素材側に塗布するものについて説明しているが、図示しないが、ガス拡散層2に塗布することなく、スクリーン印刷、スプレー法等により固体高分子電解質膜7の両側に塗布し、その両側にガス拡散層2を配置して一体化させて撥水処理するものであっても良い。
【0044】
この場合には、固体高分子電解質膜6にガス拡散層2を重ね合わせた際に固体高分子電解質膜6の表面と塗布されている電極触媒ペースト3がガス拡散層2の表面およびガス拡散層2の繊維間に滲入して、固体高分子電解質膜6と触媒層4およびガス拡散層2との間の電気的接触抵抗を低減して同様の効果を発揮させることができる。
【0045】
しかも、この構成においては、ガス拡散電極1の触媒層4を固体高分子電解質膜6に各ガス拡散層2の素材に当接させる際に固体高分子電解質膜6の両側の表面に塗布した触媒ペースト3が各ガス拡散層2表面に滲入することで形成するため、各ガス拡散層2を形成する素材のハンドリングが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す燃料電池の製造工程を示す工程図。
【図2】図1の製造工程の初期の工程での処理状態を(A)〜(C)に分けて示す処理状態図。
【図3】図1の製造工程の図2に続く工程での処理状態を(A)、(B)に分けて示す処理状態図。
【図4】図1の製造工程の図3に続く工程での処理状態と組立状態の燃料電池の単セルを示す断面図。
【図5】本発明の第2実施形態を示す燃料電池の製造工程を示す工程図。
【図6】図5における図1の製造工程と相違する工程を(A)、(B)に分けて示す処理状態図。
【符号の説明】
1 ガス拡散電極
2 ガス拡散層
3 触媒ペースト
4 触媒層
4A 接触層
5 マスク材
6 固体高分子電解質膜
7 MEA
8 シール材
9 セパレータ
10 撥水剤
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池およびその製造方法に関し、特に、ガス拡散電極におけるガス拡散層の接触電気抵抗の低減に好適な燃料電池およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からガス拡散電極におけるガス拡散層の接触電気抵抗を低減し、発電出力の取り出し効率を改善する燃料電池は知られており、例えば、特開平6−84529号公報に開示されたものがある。
【0003】
これは、撥水処理によりガス拡散層の接触表面に付着された撥水剤に対し、スパッタ等による除去、耐リン酸性を備えた導電性粉体の付着、若しくは、付着撥水剤を耐リン酸性および電気伝導性の粉体で置換することで、ガス拡散層とガスセパレータ間の接触電気抵抗を低減するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、撥水処理後のガス拡散層の接触表面を対象として、その除去や導電性の粉体の付着・置換を行っているため、撥水剤を完全には除去できずに部分的に残り、接触部での接触電気抵抗が増大するという不具合があった。
【0005】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、撥水処理を行うも接触電気抵抗を低減可能な燃料電池および燃料電池の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、燃料電池において、ガス拡散層の固体高分子電解質膜へ接触する表面に撥水処理前に形成して撥水剤を含まない触媒層と、触媒層を除いて撥水処理された撥水剤を含むガス拡散層と、からガス拡散電極を構成したことを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、燃料電池の製造方法において、先ず、ガス拡散電極の触媒層を撥水処理前のガス拡散層の表面に形成し、次いで、触媒層を除くガス拡散層を撥水処理することを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、第2の発明において、ガス拡散電極の触媒層表面をマスクして撥水処理を行うことを特徴とする。
【0009】
第4の発明は、第2または第3の発明において、ガス拡散電極の触媒層表面を固体高分子電解質膜によりマスクして撥水処理を行うことを特徴とする。
【0010】
第5の発明は、第2の発明において、固体高分子電解質膜の両側の表面に触媒ペーストを塗布し、固体高分子電解質膜に各ガス拡散層の素材を当接させることでガス拡散電極の触媒層を形成し、前記接触状態で各ガス拡散層に撥水処理することを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】
したがって、第1および第2の発明では、ガス拡散電極の触媒層をガス拡散層への撥水処理前に形成して、ガス拡散層と触媒層との間に撥水剤を含まないよう構成されているため、ガス拡散層と触媒層の界面には電気的に接触抵抗を増大させる撥水剤が含まれなくでき、発電特性の優れた燃料電池を形成することができる。
【0012】
第3の発明では、第2の発明の効果に加えて、撥水処理をガス拡散電極の触媒層表面をマスクして行うため、電極触媒層側表面に撥水剤が付着せず、固体高分子電解質膜との間でも電気的抵抗を低減でき、発電特性の優れた燃料電池を提供する事ができる。
【0013】
第4の発明では、第2または第3の発明の効果に加えて、撥水処理をガス拡散電極の触媒層表面を固体高分子電解質膜によりマスクして行うため、撥水処理を燃料電極および酸化剤電極同時に行え、撥水処理後に燃料電池単セルへの組立も容易となる。
【0014】
第5の発明では、第4の発明の効果に加えて、ガス拡散電極の触媒層を固体高分子電解質膜に各ガス拡散層の素材に当接させる際に固体高分子電解質膜の両側の表面に塗布した触媒ペーストが各ガス拡散層表面に滲入することで形成するため、撥水処理を燃料電極および酸化剤電極同時に行え、撥水処理後に燃料電池単セルへの組立も容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
(第1実施形態)
図1〜4は、本発明を適用した燃料電池の製造方法の一例を示し、図1は燃料電池の製造工程を示す工程図、図2〜4は前記製造の各工程での処理の詳細を示す処理状態図である。
【0017】
本実施の形態の燃料電池の製造方法は、夫々のガス拡散電極1を製造するガス拡散電極1の製造工程(ステップS1〜S3)と、ガス拡散電極1への撥水処理工程(ステップS4〜S6)と、ガス拡散電極1を用いての(単セル)組立工程(ステップS7〜S9)とから構成している。
【0018】
前記ガス拡散電極1の製造工程は、図1のステップS1〜S3に示すように、ガス拡散層2の準備(ステップS1)、ペースト状の触媒3の調整(ステップS2)、および、触媒ペーストのガス拡散層2への塗布(ステップS3)からなる。
【0019】
前記ガス拡散層2の準備(ステップS1)では、図2(A)に示すように、市販されているカーボンペーパまたはカーボンクロス等のガス拡散層2の素材を撥水処理されていない状態で所定の大きさに準備する。
【0020】
次いで、図2(B)に示すように、ペースト状の触媒3を調整(ステップS2)する。ペースト状の触媒3は、白金等の金属触媒3Aを担持させた炭素粉末3Bとナフィオン等の固体高分子電解質のアルコール溶液3Cとを混合して作製し、電極触媒ペースト3とする。
【0021】
次に、図2(C)に示すように、図2(A)で作製したガス拡散層2の素材の一方の面に、ステップS2で準備した電極触媒ペースト3を、刷毛塗りやスクリーン印刷法等により塗布しガス拡散電極1とする。電極触媒ペースト3はガス拡散層2を形成しているカーボンペーパまたはカーボンクロスの繊維間の隙間に塗り込まれて、その表面および表面から所定深さに亙って触媒層4を構成し、触媒層4はガス拡散層2との界面は電気的に良好な導通状態となる。また、触媒層4の表面は固体高分子電解質膜6に対する接触層4Aとなる。
【0022】
前記撥水処理工程は、図1のステップS4〜S6に示すように、ガス拡散電極1のマスク材装着(ステップS4)、撥水処理(ステップS5)、および、マスク材除去(ステップS6)の処理工程からなる。また、撥水処理(ステップS10)の工程としてもよい。
【0023】
前記マスク材装着(S4)工程では、図3(A)に示すように、テフロン(登録商標)シート等をマスク材5として用い、ガス拡散層2の電極触媒層4の固体高分子電解質膜6に対する接触層4Aの表面をマスクする。
【0024】
次いで、上記マスク状態において、撥水処理(ステップS5)がなされる。撥水処理は、所定の濃度に調整した、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系溶液中にマスク状態のガス拡散電極1を浸漬して撥水処理する。
【0025】
次いで、マスク材5を除去(ステップS6)し、その後、ガス拡散電極1を大気中または窒素雰囲気中で乾燥させる。
【0026】
撥水処理の方法は、上記方法に限定されるものでなく、例えば、ステップS10に示すように、マスク状態のガス拡散電極1の接触層4Aを形成したマスク側とは反対の面から、同じく所定濃度のPTFE溶液をスプレー等により噴霧することによりガス拡散電極1を撥水処理してもよい。その後、ガス拡散電極1を大気中または窒素雰囲気中で乾燥させる。
【0027】
これにより、燃料電池の電流経路となる電極触媒層4および固体高分子電解質膜6に対する接触層4Aを除いた部分に撥水処理が行なわれた電極触媒付きガス拡散電極1を形成することができる。
【0028】
前記組立工程は、図1のステップS7〜S9に示すように、前記ガス拡散電極1により電解質膜6を挟んで一体化させるMEA化工程(ステップS7)、これにシール材8およびセパレータ9を追加して単セルを形成する単セル形成工程(ステップS8)から構成され、これらの工程を経て燃料電池単セルが完成(ステップS9)する。
【0029】
MEA化工程(ステップS7)では、図3(B)に示すように、電極触媒付きガス拡散電極1をナフィオン膜等の固体高分子電解質膜6の両面に触媒層4の接触層4Aが接するように配置する。この状態において、上記三者を圧着させる方向にホットプレスして熱圧着させ、膜/電解質接合体7(MEA(Membrane EIectrode Assembly))を形成する。以下、膜/電解質接合体7をMEA7という。
【0030】
この状態においては、MEA7の固体高分子電解質膜6とガス拡散電極1の接触層4Aとは、接触層4Aに撥水剤が付着していないため、両者の電気的な接触抵抗は極めて低く維持される。
【0031】
次いで、図4に示すように、固体高分子電解質膜6の周縁の両側面にシール材8を配置し、シール材8と共にMEA7を両側よりMEA7と接する側に予めガス流路9Aが形成されたセパレータ9で挟み込む(ステップS8)ことで燃料電池の単セル(ステップS9)を形成することができる。
【0032】
本実施形態にあっては、以下に記載する効果を奏することができる。即ち、ガス拡散電極1の触媒層4Aをガス拡散層2への撥水処理前に形成して、ガス拡散層2と触媒層4との間に撥水剤を含まないよう構成されているため、ガス拡散層2と触媒層4の界面には電気的に接触抵抗を増大させる撥水剤が含まれなくでき、発電特性の優れた燃料電池を形成することができる。
【0033】
撥水処理はガス拡散電極1の触媒層4表面をマスクして行うため、電極触媒層4側表面の接触層4Aに撥水剤が付着せず、固体高分子電解質膜6との間でも電気的抵抗を低減でき、発電特性の優れた燃料電池を提供する事ができる。
【0034】
(第2実施形態)
図5、図6は、本発明を適用した燃料電池の製造方法の第2の実施形態を示し、撥水処理工程を前実施形態においてはガス拡散電極個々に処理するものであるのに代えて、本実施形態においては固体高分子膜6の両面にガス拡散電極1を組合わせた状態で処理するようにしたものである。図5は燃料電池の製造工程を示す工程図、図6は前記製造工程において、第1実施形態と相違する工程での処理の詳細を示す処理状態図である。前実施形態と同一部分の説明は簡略にし、相違部分について詳細に説明する。
【0035】
図5において、ガス拡散電極1の製造工程であるステップS1〜S3、および、(単セル)組立工程であるステップS8、S9は、前実施形態と同一の処理が行われる。
【0036】
ステップS3で準備されたガス拡散電極1は燃料電池のアノード側およびカソード側となるよう二種類を製作した後、ステップS11において、図6(A)に示すように、固体高分子電解質膜6の両面に、カソード側およびアノード側のガス拡散電極1の触媒層4の接触層4Aが接するように配置する。この状態において、上記三者を圧着させる方向にホットプレスして熱圧着させ、MEA7(膜/電解質接合体)を作製する。
【0037】
この状態においては、MEA7の固体高分子電解質膜6とガス拡散電極1の接触層4Aとは、撥水剤等の介在がなく、電気的な接触抵抗は極めて低い。また、ガス拡散電極1の触媒層4とガス拡散層2との界面の電気的な接触抵抗も極めて低い。
【0038】
次いで、ステップS12において、図6(B)に示すように、このMEA7のガス拡散層1に、例えば、所定の濃度に調整したPTFE溶液中に浸漬するか、または、MEA7の両面からスプレー等により噴霧して、ガス拡散層2に撥水処理を施す。撥水処理の後、MEA7を大気中または窒素雰囲気中で乾燥させる。
【0039】
この状態においても、MEA7の固体高分子電解質膜6とガス拡散電極1の接触層4Aとの間には、撥水剤等が浸入することがなく、電気的な接触抵抗は極めて低く維持される。勿論、既に接触している触媒層4とガス拡散層2との界面にも撥水剤は滲入しない。
【0040】
引き続き、ステップS8、S9により、固体高分子電解質膜6の周縁の両側面にシール材8を配置し、シール材8と共にMEA7を両側よりMEA7と接する側に予めガス流路9Aが形成されたセパレータ9で挟み込むことで燃料電池の単セルを形成することができる。
【0041】
このようにして燃料電池を作製することにより、ガス拡散層2と触媒層4の接触部、および、触媒層4と固体高分子電解質膜6との接触層4Aに撥水剤などの電気絶縁材を含まない電気的に良好な接触を持つ燃料電池を提供する事が可能となる。
【0042】
本実施形態にあっては、第1の実施形態における効果に加えて、撥水処理をガス拡散電極1の触媒層4表面を固体高分子電解質膜6によりマスクして行うため、撥水処理を燃料電極および酸化剤電極同時に行え、撥水処理後に燃料電池単セルへの組立も容易となる。
【0043】
なお、上記実施形態において、白金等の貴金属触媒3Aを担持させた炭素粉末3Bとナフィオン等の固体高分子電解質3Cのアルコール溶液を混合した電極触媒ペースト3をガス拡散層2の素材側に塗布するものについて説明しているが、図示しないが、ガス拡散層2に塗布することなく、スクリーン印刷、スプレー法等により固体高分子電解質膜7の両側に塗布し、その両側にガス拡散層2を配置して一体化させて撥水処理するものであっても良い。
【0044】
この場合には、固体高分子電解質膜6にガス拡散層2を重ね合わせた際に固体高分子電解質膜6の表面と塗布されている電極触媒ペースト3がガス拡散層2の表面およびガス拡散層2の繊維間に滲入して、固体高分子電解質膜6と触媒層4およびガス拡散層2との間の電気的接触抵抗を低減して同様の効果を発揮させることができる。
【0045】
しかも、この構成においては、ガス拡散電極1の触媒層4を固体高分子電解質膜6に各ガス拡散層2の素材に当接させる際に固体高分子電解質膜6の両側の表面に塗布した触媒ペースト3が各ガス拡散層2表面に滲入することで形成するため、各ガス拡散層2を形成する素材のハンドリングが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す燃料電池の製造工程を示す工程図。
【図2】図1の製造工程の初期の工程での処理状態を(A)〜(C)に分けて示す処理状態図。
【図3】図1の製造工程の図2に続く工程での処理状態を(A)、(B)に分けて示す処理状態図。
【図4】図1の製造工程の図3に続く工程での処理状態と組立状態の燃料電池の単セルを示す断面図。
【図5】本発明の第2実施形態を示す燃料電池の製造工程を示す工程図。
【図6】図5における図1の製造工程と相違する工程を(A)、(B)に分けて示す処理状態図。
【符号の説明】
1 ガス拡散電極
2 ガス拡散層
3 触媒ペースト
4 触媒層
4A 接触層
5 マスク材
6 固体高分子電解質膜
7 MEA
8 シール材
9 セパレータ
10 撥水剤
Claims (5)
- 触媒層と撥水化したガス拡散層からなるガス拡散電極で構成される燃料電極および酸化剤電極と、この一対の電極で挟持した固体高分子電解質膜からなる発電部および、燃料および酸化剤を隔離するセパレータからなる単位セルを複数段積層して構成する燃料電池において、
ガス拡散電極は、ガス拡散層の固体高分子電解質膜へ接触する表面に撥水処理前に形成して撥水剤を含まない触媒層と、触媒層を除いて撥水処理された撥水剤を含むガス拡散層と、から構成したことを特徴とする燃料電池。 - 触媒層と撥水化したガス拡散層からなるガス拡散電極で構成される燃料電極および酸化剤電極と、この一対の電極で挟持した固体高分子電解質膜からなる発電部および、燃料および酸化剤を隔離するセパレータからなる単位セルを複数段積層して構成する燃料電池の製造方法において、
先ず、ガス拡散電極の触媒層を撥水処理前のガス拡散層の表面に形成し、
次いで、触媒層を除くガス拡散層を撥水処理することを特徴とする燃料電池の製造方法。 - 前記撥水処理は、ガス拡散電極の触媒層表面をマスクして行うことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池の製造方法。
- 前記撥水処理は、ガス拡散電極の触媒層表面を固体高分子電解質膜によりマスクして行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の燃料電池の製造方法。
- 前記ガス拡散電極の触媒層は、固体高分子電解質膜の両側の表面に触媒ペーストを塗布し、固体高分子電解質膜に各ガス拡散層の素材を当接させることで形成され、
前記接触状態で各ガス拡散層に撥水処理することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池の製造方法。
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