JP2004022241A - エマルジョンマスクパターン欠陥修正方法及び装置 - Google Patents

エマルジョンマスクパターン欠陥修正方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遮光性の周期性パターンに異なる大きさの欠陥が生じた場合でも、短時間で該欠陥部に修正液を容易且つ確実に塗布できるようにする。
【解決手段】透明板材にコーティングされた透光性のエマルジョン膜に、所定形状の遮光性パターンを繰り返し配列してなる周期性パターンが形成されているエマルジョンマスクを載置するテーブルと、該テーブル上に載置されたエマルジョンマスクについて、前記遮光性パターンに生じている透光性の欠陥部を修正するエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置において、先端に付着させた修正液を、前記透光性の欠陥部に塗布する、先端サイズの異なる複数の塗布針30が備えられ、且つ前記複数の塗布針30が、レボルバ26に固定されている塗布ユニット28を介してそれぞれ取り付けられ、各塗布ユニット28が、対応する塗布針30をそれぞれ進退動させるアクチュエータを有している。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、エマルジョンマスクパターン欠陥修正方法、例えばカラーテレビのブラウン管に用いられるシャドウマスクやアパーチャグリルを製造する際のエッチング用のマスクであるレジストパターンの作成に使用されるエマルジョンマスクについて、周期性パターンを構成する遮光性パターンに生じている透光性の欠陥部を修正する際に適用して好適なエマルジョンマスクパターン欠陥修正方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カラーテレビのブラウン管に用いられるシャドウマスクやアパーチャグリルは、金属板にコーティングされたレジスト膜を、所定の周期性パターンが形成されているエマルジョンマスクを用いて露光、現像して作成されるレジストパターンをマスクに、該金属板をエッチングして製造される。
【0003】
このようなレジストパターンの作成に使用されるエマルジョンマスクMは、図14(A)に2枚分の全体を、同図(B)に一部を拡大してそれぞれ示すように、設計値に基づく所定の形状と大きさからなる遮光性パターンPを繰り返し配列してなる周期性パターンが、透明なガラス板Gの表面に形成されているものである。そして、このような周期性パターンを構成する遮光性パターンPは、ガラス板G上に高解像力写真乳化剤をコーティングして形成された感光剤含有の透明エマルジョン膜Eを、予め作成してある対応するパターンを基に露光し、感光して形成することができる。
【0004】
上記のような所定形状(ここでは矩形)のパターンPを露光して形成する場合、例えば露光前のエマルジョン膜Eに微小異物が付着する等の何らかの理由により、図15(A)に示すような白欠けや、同図(B)に示すような白抜けという部分的なパターン欠陥(透光性の欠陥部)が生じることがある。
【0005】
このようなエマルジョンマスクMにパターン欠陥が生じた場合には、それを修正する必要があるが、従来は、熱硬化性樹脂を含む遮光性のある修正液を、例えば白抜けの欠陥部に塗布した後、それを図16に模式的に示す液硬化用レーザ発振器(LDレーザ)2と加工用レーザ発振器(YAG第2高調波)4とを切換えて対物レンズ6を通して照射することができる修正装置を用いて修正していた。
【0006】
図17には、白抜け(欠陥部)Kが生じている1つのパターンと、その白抜け位置を通る対応する部分断面図とを用いて、上記装置による従来の修正方法のイメージを示す。まず、同図(A)に示すようにガラス板上にコーティングされている透明なエマルジョン膜Eに形成されている遮光性のパターン(網かけ部分)Pの白抜けKの部分に、塗布用針(以下、塗布針ともいう)の先端に付着させた修正液(図中、塗布液)を接触させて塗布する。このように塗布された修正液の全体を、同図(B)に示すようにLDレーザを照射して熱硬化させ、塗布膜を形成した後、パターンPからはみ出した塗布膜部分(以下、はみ出し部分ともいう)は、発振器を切り換えて同図(C)に示すようにYAG第2高調波からなる加工用レーザを照射して熱分解して除去することにより修正していた。
【0007】
ところで、硬化して形成される塗布膜のサイズは、修正液の塗布サイズにより決まり、この塗布サイズは図18にイメージを示すように塗布針の先端サイズ(径)に依存する。実際の塗布サイズは、対応する平面図でそれぞれ塗布膜を示すように、針の先端径よりは若干大きくなるが、適正条件下で繰り返し塗布を行なえば、塗布サイズはほぼ一定に調整できるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の修正装置は、修正液を塗布する機構が1つの塗布針を取付ける構成になっているため、1回の動作によっては塗布サイズが1つに限定されることになる。発生する欠陥のサイズは大小様々であり、欠陥を正確に修正するためには欠陥部分を完全に被うように修正液を塗布する必要がある。従って、塗布針の先端サイズに比べ、欠陥サイズの方が大きい場合には、1回の塗布で完全に欠陥部分を被うことができず、図19に示すように複数回の塗布が必要となることから、修正に時間がかかるという問題があった。
【0009】
又、従来の修正装置は、塗布針を交換可能になっているが、修正作業時には1種類の先端サイズの塗布針しか搭載できないため、欠陥サイズにあった塗布針に交換しようとする場合は、人手で交換作業を行ない、更に塗布条件の調整を行なう必要があることから、同様に修正に時間を要するという問題があった。
【0010】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、遮光性の周期性パターンに異なる大きさの欠陥が生じた場合でも、短時間で該欠陥部分に修正液を塗布し、確実に修正することができるエマルジョンマスクパターン欠陥修正方法及び装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、透明板材にコーティングされた透光性のエマルジョン膜に、所定形状の遮光性パターンを繰り返し配列してなる周期性パターンが形成されているエマルジョンマスクについて、前記遮光性パターンに生じている透光性の欠陥部を修正するエマルジョンマスクパターン欠陥修正方法において、同一の部材に取り付けられている、先端サイズの異なる複数の塗布手段の中からいずれかを選択し、その先端に付着させた修正液を該当する大きさの前記透光性の欠陥部に塗布することにより、前記課題を解決したものである。
【0012】
本発明は、又、透明板材にコーティングされた透光性のエマルジョン膜に、所定形状の遮光性パターンを繰り返し配列してなる周期性パターンが形成されているエマルジョンマスクを載置するテーブルと、該テーブル上に載置されたエマルジョンマスクについて、前記遮光性パターンに生じている透光性の欠陥部を修正するエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置において、先端に付着させた修正液を、前記透光性の欠陥部に塗布する、先端サイズの異なる複数の塗布手段が備えたことにより、同様に前記課題を解決したものである。
【0013】
即ち、本発明においては、修正装置が先端サイズの異なる複数種類の塗布手段を備え、そのいずれかを任意に選択できるようにしたので、遮光性のパターンに生じている透光性の欠陥部が、同一サンプルに異なる大きさで生じている場合でも、適切な先端サイズの塗布手段を選択することにより、該欠陥部を短時間で且つ確実に修正することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る第1実施形態のエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置の全体を示す概略斜視図である。
この修正装置は、架台10上に前記図14に示したようなガラス板(透明板材)からなるエマルジョンマスクMを載置するテーブル12が取り付けられていると共に、該エマルジョンマスクMに形成されている任意の遮光性パターンに存在するパターン欠陥を修正するために、テーブル12に対して修正ヘッド14をX方向及びY方向にそれぞれ移動させるX駆動ステージ16及びY駆動ステージ18が設置されている。
【0016】
上記修正ヘッド14の内部には、図2に拡大して示すように、レーザ発振器20が対物レンズ22と共に固定されている。ここでは、3種類の対物レンズ22がレボルバ23に取り付けられており、レボルバ23を回転することにより、そのいずれかを選択し、使用することができるようになっている。又、このレーザ発振器20は、前記図16に示したような遮光性の塗布液(修正液)を熱硬化可能な液硬化用のLDレーザ発振器2と、加工用レーザ発振器4とを切換えて使用することが可能になっており、該加工用レーザ発振器4からはYAGレーザの第2、第3、第4の各高調波をそれぞれ切換発振することが可能になっている。
【0017】
同様に、上記修正ヘッド14の内部には、X方向に所定のオフセット量(距離)を隔ててレボルバ回転用アクチュエータ24が固定され、その下端にはレボルバ(部材)26が回転可能に保持されている。このレボルバ26には、その回転中心を中心とする同一円周上に配置された複数の塗布ユニット28が取り付けられ、レボルバ26を回転することにより、そのいずれかを選択使用できるようになっている。又、各塗布ユニット28には、それぞれ異なる先端サイズの塗布針30が取り付けられ、各ユニットが有するエアシリンダ等のアクチュエータによりそれぞれの塗布用針(塗布手段)30を軸方向に進退動可能になっていると共に、選択されると針軸が垂直下方に向くようになっている。又、図中右方向には選択された塗布ユニット28に取り付けられている塗布用針30の下端に修正液を塗布させるための塗布液壷32が旋回可能に取り付けられている。なお、上記塗布用針30は、先端から修正液を吐出するディスペンサであってもよい。
【0018】
この修正装置では、図2に一点鎖線で示すように、使用中の対物レンズ22の光軸と、選択されている塗布ユニット28に取り付けられている塗布用針30のZ方向の昇降(進退動)方向とは、X方向に所定のオフセット量だけ隔てて一致するように設計されている。
【0019】
本実施形態においては、上述した修正装置を用いて、前記図14等に示したような、ガラス板(透明板材)Gにコーティングされた透光性のエマルジョン膜Eに、所定形状の遮光性パターンPを繰り返し配列してなる周期性パターンが形成されているエマルジョンマスクMについて、前記遮光性パターンPのいずれかに生じている、前記図15や図17に示したような光を透過する透光性の白抜け(欠陥部)Kを、熱硬化性樹脂を含む遮光性の修正液により以下のように修正する。上記修正液としては、従来と同様に、例えば印刷用フェノール樹脂系インクを挙げることができる。
【0020】
便宜上、以下には前記レボルバ26には、図3に要部のみを示すように、先端径サイズが、大、中、小の3種類の塗布針が取り付けられている塗布ユニットが固定されているとして説明する。
【0021】
まず、前記図1に示したテーブル12上にエマルジョンマスクMを載置すると共に、前記レーザ発振器20に付設されている対物レンズ22により上記欠陥部Kを捉える。欠陥の大きさを見て、適切な先端サイズの塗布針が付いている塗布ユニット28を選択する。例えば、欠陥サイズが大きい場合であれば、図4に示すようにレボルバ26を回転させ、対応する大サイズの針が付いている塗布ユニット28を選択する。次いで、前記図2に示したように修正ヘッド14をX方向にオフセット量だけ移動し、同図に示すように選択した塗布用針30を欠陥部(白抜け)Kの真上へ合わせ、位置決めする。次いで、前記塗布液壷32を旋回させ、上記塗布用針30の真下に移動させ、該当する塗布ユニット28を駆動してその塗布用針30を下降させ、針先端を壷32に挿入し、適量の修正液(図中、塗布液)を付着させた後、一旦その塗布用針30を上昇させ、壷32を旋回して元の位置に戻す。
【0022】
その後、上記図4に破線で示すように、再び選択中の前記塗布ユニット28により、修正液を付着した針30の先端を前記エマルジョン膜(マスク)に接触するまで下降させ、欠陥部Kに修正液を塗布した後、該塗布ユニット28を駆動して塗布用針30を上昇させる。次いで、修正ヘッド14をX方向にオフセット量だけ移動させて元の位置に戻し、対物レンズ22が前記欠陥部Kに塗布した修正液を捉えた後、従来と同様に前記発振器20によりLDレーザを照射し、塗布液を熱硬化させる。なお、その際、もしも前記図17に示したような塗布液のはみ出し部分が生じている場合には、そのはみ出し部分に従来と同様に出力調整した加工用レーザを照射し、整形する。
【0023】
以上詳述した本実施形態によれば、前記レボルバ26に固定されている塗布ユニット28に取り付けられている先端サイズが大、中、小の各塗布針30による塗布膜が、図5に拡大したイメージで示す大きさであるとすると、発生した欠陥が図6(A)に示すような大きさの白抜けであった場合、先端径が中サイズの塗布針を選択すると、同図(C)に示すように1回の塗布動作では修正し切れないのに対して、大サイズのものを選択することにより、同図(B)に示すように1回の動作で済む。
【0024】
又、逆に図7(A)に示すような小さな白抜けの場合には、大や中サイズの塗布針ではパターンからはみ出さないように塗布することが難しいが、小サイズの針を選択すれば、同図(B)に示すように容易且つ正確に塗布することができる。
【0025】
以上のように、本実施形態によれば、発生している欠陥の大きさに合わせて、適切な塗布針を選択してその欠陥を修正することができるため、如何なる大きさの欠陥の場合でも、最小限の塗布動作で確実に修正することができる。
【0026】
従って、1種類の先端サイズしか使えない場合に頻発していた、複数回の塗布に伴う修正液の重なり部分の発生を大幅に低減できる。即ち、通常、図8に塗布膜の平面方向と断面方向のイメージを、1点塗布と2点塗布の場合についてそれぞれ示すように、2点塗布により生じる重なり部分が、1点塗布に比較して当然膜厚が厚くなり、塗布回数が多いほど厚くなる。そのため、場合によっては1点塗布の場合の2倍以上になることもある。
【0027】
このように塗布膜Cの厚みが厚い(例えば、2μm以上)場合、便宜上、方向を縦にして図9(A)にイメージを示すように、パターン修正後のエマルジョンマスクMを使って、製品材料である基材(明示せず)にコーティングされているレジスト膜(非露光材)Rを露光するために、両者を同図(B)に示すように密着させると、この塗布膜Cが潰れてパターンPの形状を超える位置まで広がってしまうことがある。そして、その状態で露光すると図10に平面方向のレジスト膜Rのイメージを示すように、修正したパターン部分だけレジスト膜が本来のパターン形状(ここでは矩形)より広い範囲まで遮光されてしまうために、レジストパターンの変形が発生し、それが製品に転写されて欠陥を発生させる原因になる。本実施形態によれば、このような問題の発生を極力減少させることができるという利点もある。
【0028】
次に、本発明に係る第2実施形態の修正装置について説明する。
【0029】
図11は、本実施形態の修正装置が備えている修正ヘッド14の内部構成を示す、前記図2に相当する概略斜視図である。
【0030】
本実施形態の修正装置では、先端サイズの異なる複数種類の塗布針30が、前記塗布ユニット28ではなく、取付具34を介して取り付けられ、レボルバ26に固定されているだけである。そして、レボルバ回転・昇降用アクチュエータ24Aにより、該レボルバ26を回転させることにより、所望の塗布針30を選択できるようになっていると共に、同レボルバ26自体を昇降動作させることにより、選択した塗布針30により、同様に欠陥を修正できるようになっている。それ以外の構成は、前記第1実施形態の修正装置と実質的に同一である。
【0031】
従って、本実施形態によれば、レボルバ26が前記図3に相当する図12に示すようであるとすると、前記図4に相当する図13に示すように、レボルバ26を回転させることができると共に、破線で示すように該レボルバ26自体を降下させることにより、同様に欠陥部Kに修正液の塗布を行なうことができる。
【0032】
以上、本発明について具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0033】
例えば、本発明に適用される修正装置の具体的構成は、前記実施形態に示したものに限定されない。
【0034】
又、複数の塗布針を取付ける同一の部材がレボルバである場合を示したが、これに限らず、水平(XY)方向への平行移動により任意の塗布針を選択できるものであってもよい。
【0035】
又、修正液として熱硬化性樹脂を含むものを採り上げたが、これに限定されず、紫外線硬化性樹脂を含むものであってもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、遮光性の周期性パターンに異なる大きさの欠陥が生じた場合でも、該欠陥部に修正液を短時間で且つ確実に塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の修正装置の全体を示す概略斜視図
【図2】第1実施形態の修正装置が備えている修正ヘッドの詳細を拡大して示す概略斜視図
【図3】第1実施形態の修正ヘッドが備えているレボルバと塗布ユニットの関係のイメージを示す概略正面図
【図4】第1実施形態の作用を示す概略正面図
【図5】塗布針の違いによる塗布膜の大きさの関係を示す説明図
【図6】大きい欠陥と塗布膜との関係を示す説明図
【図7】小さい欠陥と塗布膜の関係を示す説明図
【図8】1点塗布と2点塗布の膜厚の関係のイメージを示す平面図と断面図
【図9】塗布膜の膜厚が厚い場合の問題点を示す説明図
【図10】塗布膜の膜厚が厚い場合の問題点を示す他の説明図
【図11】本発明に係る第2実施形態の修正装置が備えている修正ヘッドの詳細を拡大して示す概略斜視図
【図12】第2実施形態の修正ヘッドが備えているレボルバと塗布針の関係をイメージを示す概略正面図
【図13】第2実施形態の作用を示す概略正面図
【図14】エマルジョンマスクの全体のイメージとその一部を拡大したイメージとを示す概略平面図
【図15】エマルジョンマスクのパターン欠陥のイメージを示す説明図
【図16】従来の修正装置の要部とエマルジョンマスクとの関係のイメージを示す説明図
【図17】従来の修正方法の特徴のイメージを示す説明図
【図18】塗布針の先端サイズと塗布膜の大きさの関係のイメージを示す説明図
【図19】従来の修正方法の問題点を示す説明図
【符号の説明】
M…エマルジョンマスク
G…ガラス板
E…エマルジョン膜
P…遮光性パターン
K…欠陥部
R…レジスト膜
2…液硬化用レーザ発振器
4…加工用レーザ発振器
10…架台
12…テーブル
14…修正ヘッド
16…X駆動テーブル
18…Y駆動テーブル
20…レーザ発振器
22…対物レンズ
24…レボルバ回転用アクチュエータ
24A…レボルバ回転・昇降用アクチュエータ
23、26…レボルバ
28…塗布ユニット
30…塗布用針
32…塗布液壷
34…取付具

Claims (6)

  1. 透明板材にコーティングされた透光性のエマルジョン膜に、所定形状の遮光性パターンを繰り返し配列してなる周期性パターンが形成されているエマルジョンマスクについて、前記遮光性パターンに生じている透光性の欠陥部を修正するエマルジョンマスクパターン欠陥修正方法において、
    同一の部材に取り付けられている、先端サイズの異なる複数の塗布手段の中からいずれかを選択し、その先端に付着させた修正液を該当する大きさの前記透光性の欠陥部に塗布することを特徴とするエマルジョンマスクパターン欠陥修正方法。
  2. 透明板材にコーティングされた透光性のエマルジョン膜に、所定形状の遮光性パターンを繰り返し配列してなる周期性パターンが形成されているエマルジョンマスクを載置するテーブルと、該テーブル上に載置されたエマルジョンマスクについて、前記遮光性パターンに生じている透光性の欠陥部を修正するエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置において、
    先端に付着させた修正液を、前記透光性の欠陥部に塗布する、先端サイズの異なる複数の塗布手段が備えられていることを特徴とするエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置。
  3. 前記複数の塗布手段が、同一の部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置。
  4. 前記複数の塗布手段が、前記部材に固定されている塗布ユニットを介してそれぞれ取り付けられ、各塗布ユニットが、対応する塗布手段をそれぞれ進退動させるアクチュエータを有していることを特徴とする請求項3に記載のエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置。
  5. 前記複数の塗布手段が、前記部材に固定されている取付具を介して取り付けられ、且つ該部材を各塗布手段と一体的に進退動させるアクチュエータが備えられていることを特徴とする請求項3に記載のエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置。
  6. 前記部材がレボルバであり、該レボルバの回転動作により任意の塗布手段が選択され、選択された塗布手段の先端部が前記エマルジョンマスクに対して垂直方向に進退動可能になっていることを特徴とする請求項4又は5に記載のエマルジョンマスクパターン欠陥修正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009122259A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Ntn Corp 液状材料塗布装置およびそれを用いた欠陥修正装置
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JP2011131124A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 V Technology Co Ltd 薬液塗布装置及び薬液塗布方法

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