JP2004022217A - 発熱体およびこれを備えた電気加熱調理器 - Google Patents

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Kenji Okamura
岡村 健治
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Abstract

【課題】加熱中の熱による強度劣化によりコイル状ヒータがショートして断線することを防止する発熱体および電気加熱調理器を提供することを目的とするものである。
【解決手段】コイル状のヒータ16、17の内部に耐熱性の支持部材22、23を内装し、この支持部材22、23でヒータ16、17の内面上端部を支持するとともに、支持部材22、23をヒータ16,17両端に配した端部部材20,21で保持する構成とした発熱体および電気加熱調理器とすることにより、ヒータ16、17が熱で強度劣化しても支持部材22、23で支持しているため、耐久性、堅牢性が向上する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般家庭用のオーブントースター等に用いる発熱体およびその発熱体を備えた電気加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の発熱体および電気加熱調理器は、図5〜図7に示すような構成である。すなわち、発熱体1は被調理物を加熱調理する加熱室2に上下2本装備されている。また加熱室2は内筐体3で構成されている。
【0003】
そして、上記発熱体1は、コイル状のヒータ4と、ヒータ4を外装する筒状のパイプ5と、パイプ5の両端に配しヒータ4の端部を保持した端部部材6とで構成している。また、パイプ5や端部部材6は、耐熱性の高いガラスや陶器よりなるものである。なお、7は電気加熱調理器の筐体である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、長年使用すると、ヒータ4の加熱、冷却により表面に酸化皮膜が形成、剥離を繰り返し、線径が小さくなるとともに、加熱時、ヒータ4の温度上昇により強度が低下し、図7に示す様にヒータの自重でコイルが倒れて隣接するコイル間で接触しヒータ4が断線するという課題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の課題を解決するために、加熱時にヒータが熱により強度が劣化しても、ヒータがリアショートして断線することが無く、耐久性、堅牢性のある発熱体および電気加熱調理器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の発熱体および電気加熱調理器は、コイル状のヒータの内部に耐熱性の支持部材を挿入した構成としたものである。
【0007】
これにより、加熱時にヒータが熱により強度が劣化しても、ヒータは支持部材で支持されているので、ヒータがリアショートして断線することが無いものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、コイル状のヒータと、ヒータを外装する筒状のパイプと、ヒータの内径より小さい外形の板状でヒータに内装する耐熱性の支持部材と、支持部材を保持してパイプ両端に配した端部部材とを備えた発熱体としたことにより、加熱時にヒータが熱により強度が劣化しても、ヒータは支持部材で支持されているので、ヒータがリアショートして断線することが無く、耐久性、堅牢性のある発熱体が提供できる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、支持部材は上下が長手方向になるように端部部材で保持した発熱体としたことにより、ヒータの輻射熱は支持部材に遮断されることなく、ヒータ間に配置した加熱室の被調理物に輻射されるので、加熱効率が良い。
【0010】
請求項3に記載の発明は、ヒータの内径上部を支持部材で保持し、支持部材を端部部材で支持したとき、ヒータの外径下部がパイプ内面と間隙を有するように構成した発熱体としたことにより、ヒータの自重は支持部材の上端面で支持するので倒れる事が無く、しかも加熱時ヒータがパイプに伝導熱を奪われることが無いのですぐに赤熱し、ヒータ間に配置した加熱室の被調理物に輻射され、加熱効率が良い。しかもヒータ線径は小さくなると強度が低下するので、製作時にはコイルの径は線形の約10倍程度に設定するが、パイプ及び端部部材は共用して安価に提供できるようにしていることが多く、ヒータ線径が小さくなるに伴い、コイル径とパイプ内径の差が大きなり、ヒータの外径下部とパイプ内面とに間隙を有する効果が大きくなる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、支持部材は中央に開口を設けた発熱体としたことにより、支持部材のヒートマスが小さくヒータの温度上昇が早く、被調理物の加熱効率を高めるものである。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発熱体を備えた電気加熱調理器としたことにより、耐久性、堅牢性にすぐれた電気加熱調理器が提供できるものである。
【0013】
【実施例】
以下本発明の実施例について図1〜図4を用いて説明する。
【0014】
図において、10は前面に開口を有する電気加熱調理器の加熱室で、トースト等の被調理物を加熱調理する。11は加熱室10を構成する内筐体である。12は加熱室10の開口部を開閉する扉である。13、14は内筐体11内部の上下部に配した上側および下側の発熱体である。この発熱体13、14は、実施例では上側、下側にそれぞれ一本づつ配しているが、上下に複数本づつ配してもよく、また、上側、下側のいずれか一方だけであってもよい。15は発熱体13、14間に配置した、被調理物を戴置する網体である。
【0015】
そして、前記発熱体13、14は、コイル状のヒータ16、17と、ヒータ16、17を外装する筒状のパイプ18、19と、パイプ18、19の両端に配した端部部材20、21と、ヒータ16、17に内装してヒータの内面上端部を支持する耐熱性の無機材料で、ヒータ16、17の内径より若干小さい外形の板状の支持部材22、23とから構成されている。支持部材22、23は中央に開口22a、23bを設け、ヒータ全体に渡って内装し、ヒータの内面上端部を全体に渡り支持しているものである。前記開口22a、23bは、支持部材22、23のヒートマスを小さくしてヒータの温度上昇を早くし、被調理物の加熱効率を高めるものであって、その形状、個数、大きさ等は特に限定されるものではない。
【0016】
また、ヒータ16、17は、加熱調理時にその両端部は内筐体11に熱をとられて均一加熱ができないため、ヒータ16、17の両端部は一定の幅をもって密巻きピッチにし、中央部は粗巻きピッチにして、全体として被調理物の加熱を均一にするようにしている。さらに、パイプ18、19と、端部部材20、21は、耐熱性の高いガラスや陶器で構成されている。端部部材20、21の構成は、パイプ18、19の端部を嵌合してこれを保持する凹部20a、21aを有するとともに支持部材22、23の端部が挿入されこれを保持する保持孔20b、21bを有し、支持部材22,23の上下が長手方向になるように端部部材20,21で保持し、ヒータ16、17の外径下部がパイプ18、19内面と間隙を有するようにしている。なお、図中、25は電気加熱調理器の筐体である。
【0017】
上記した発熱体13、14は、支持部材22、23によりヒータ16、17の内面上端部を支持しており、加熱時にヒータ16、17が熱により強度が劣化したり、加熱冷却の繰り返しで酸化皮膜の生成剥離を繰り返して線径が小さくなって強度が低下しても、ヒータ16、17の自重は支持部材22、23によりヒータ16、17の内面上端部を支持されているので、ヒータ16、17は倒れず、従ってヒータ16、17のリアショートにより断線するようなことはない。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、コイル状のヒータと、ヒータを外装する筒状のパイプと、ヒータの内径より小さい外形の板状でヒータに内装する耐熱性の支持部材と、支持部材を保持してパイプ両端に配した端部部材とを備えた発熱体としたことにより、加熱時にヒータが熱により強度が劣化しても、ヒータは支持部材で支持されているので、ヒータがリアショートして断線することが無く、耐久性、堅牢性のある発熱体および耐久性、堅牢性にすぐれた電気加熱調理器が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電気加熱調理器の正断面図
【図2】同電気加熱調理器の要部を拡大して示した部分断面図
【図3】同電気加熱調理器の発熱体の断面図
【図4】同電気加熱調理器の側断面図
【図5】従来の電気加熱調理器の正断面図
【図6】同電気加熱調理器の部分拡大断面図
【図7】同電気加熱調理器の発熱体の課題を示す部分拡大断面図
【符号の説明】
13、14 発熱体
16、17 ヒータ
18、19 パイプ
20、21 端部部材
22、23 支持部材

Claims (5)

  1. コイル状のヒータと、ヒータを外装する筒状のパイプと、ヒータの内径より小さい外形の板状でヒータに内装する耐熱性の支持部材と、支持部材を保持してパイプ両端に配した端部部材とを備えた発熱体。
  2. 支持部材は上下が長手方向になるように端部部材で保持した請求項1に記載の発熱体。
  3. ヒータの内径上部を支持部材で保持し、支持部材を端部部材で支持したとき、ヒータの外径下部がパイプ内面と間隙を有するように構成した請求項1または2に記載の発熱体。
  4. 支持部材は中央に開口を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の発熱体。
  5. 被調理物を加熱調理する加熱室の上下部に請求項1〜4のいずれか1項に記載の発熱体を備えた電気加熱調理器。
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