JP2004016738A - 仮想空間を利用したトレーニング支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】トレーニングセンターサーバーは、ユーザーに対して、仮想空間を利用してトレーニングの指導、支援を個別に行うトレーニング支援方法を提供する。
【解決手段】トレーニングセンターサーバーが、ユーザーの個人情報に基づいて最適なトレーニング方法、トレーニングメニュー及び目標値を前記トレーニング情報データベースを参照して分析し、トレーニング中のユーザーの目標達成具合をリアルタイムで監視し、当該目標達成具合と前記目標値とを比較したデータをトレーニング装置へリアルタイムに配信して指導し、今回のトレーニングメニューの実施結果を評価すると共に、次回のトレーニングメニューを分析・作成し、前記評価、分析結果を前記トレーニング装置へ配信して出力表示手段によって出力させることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】トレーニングセンターサーバーが、ユーザーの個人情報に基づいて最適なトレーニング方法、トレーニングメニュー及び目標値を前記トレーニング情報データベースを参照して分析し、トレーニング中のユーザーの目標達成具合をリアルタイムで監視し、当該目標達成具合と前記目標値とを比較したデータをトレーニング装置へリアルタイムに配信して指導し、今回のトレーニングメニューの実施結果を評価すると共に、次回のトレーニングメニューを分析・作成し、前記評価、分析結果を前記トレーニング装置へ配信して出力表示手段によって出力させることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明に属する技術分野】
この本発明は、トレーニングセンターサーバーとユーザーが利用するトレーニング装置とがネットワークを介して情報の授受を行い、前記トレーニングセンターサーバーは、特定の複数のユーザーに対して、仮想空間を利用して、居場所に拘わりなく、トレーナーを必要としないで質の高いトレーニングの指導・支援を個別に行う、仮想空間を利用したトレーニング支援方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来技術】
近年、健康志向が高まるにつれ、多くの人がランニングやその他のトレーニングを日常的に行うようになってきている。利用者(ユーザー)は、より良いトレーニング方法を求めているが、時間や場所またトレーナーが必要であること、また、実施するための環境条件などの制約を受ける場合があるので、自分に最適なトレーニング方法を模索しているのが現状である。
【0003】
そのため、現在急速にネットワークがブロードバンド化(高速化)しているのに伴い、専門的知識を持つトレーナーが、コンピュータのネットワーク等の通信回線を介して、各ユーザーのトレーニングを指導する方法が幾つか開示されている。例えば、特開2001−299960公報には、トレーナー端末と各ユーザー端末とがネットワークに接続され、各ユーザーごとの個人データをやりとりすることにより、トレーナーが個々のユーザーへ最適なトレーニングメニューを分析し、返信するトレーニング支援システムが開示されている。
【0004】
また、最近では「e−ラーニング」(登録商標)と呼ばれる、語学やその他の分野の専門的な教育を、インターネット等の通信回線を介し、個々のユーザーが仮想空間を利用した教育(プログラム)を受けることを可能にした幾つものビジネスが行われている。例えば、語学教育を提供する教育産業では、場所を異にする複数のユーザーがインターネット上で、テレビ電話形式等により互いがあたかも同じ部屋に居る雰囲気の下で、リアルタイムにトレーナー(先生)から指導を受ける方法が実施されている。
【0005】
よって、上記したネットワーク等の通信回線を利用したトレーニング方法は、その業界での期待度が極めて高い技術分野の一つであると云える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の方法は、各ユーザーに対してそれぞれに専任のトレーナーが必要となるため、ユーザーが増えると、トレーナーがリアルタイムで指導できる人数には限りがある。トレーナー1人に対してあまりにも多くのユーザーへ指導を行わせると、各ユーザーに対して親密さを欠き、かつ最適な指導をすることは極めて困難となっている。
【0007】
また、1人1人の膨大な個人情報を参照し、ユーザーごとに適したトレーニングメニューを分析、作成することはトレーナーにとって骨の折れる作業である。その上に、ユーザー数が多くなると、作業時間が膨大となって、コーチ能力の限界を超えることとなり、各ユーザーへ前記トレーニングメニューを配信する作業に時間がかかってしまうため、全てのユーザーのニーズに応えられないという問題がある。
【0008】
更に、トレーナーが個々のユーザーに対してトレーニングを指導するので、時間割相当のコスト(タイムチャージ)が比例的に嵩むという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の問題点を解決し、ネットワーク等の通信回線を介して複数のユーザーに対し、場所の如何を問わず、専任のトレーナーを必要とせず、仮想空間を利用して安価に、しかも個別のユーザーにあたかも専任のトレーナーからの指導を直接受けているような環境でトレーニングすることを可能にした、トレーニング支援方法を提供することにある。
【0010】
本発明の次の目的は、場所を異にする複数のユーザーと共に仮想空間データを共有して、競争、比較等することができると共に、トレーニング状態に改善が必要なときはリアルタイムで指導データを配信するトレーニング支援方法を提供することにある。
【0011】
【課題が解決するための手段】
課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法は、
トレーニング環境を提供するトレーニングセンターサーバーと、ユーザーが利用するトレーニング装置とをインターネット等の通信回線を介して接続し、前記ユーザーに対して、仮想空間を利用し、トレーナーを必要としないトレーニングの指導・支援を個別に行うトレーニング支援方法であって、
トレーニングセンターサーバーは、前記ユーザーの健康、年令等の個人情報をユーザーごとに記録、格納するユーザー情報データベースと、
前記ユーザーのトレーニングメニュー、目標達成具合及び健康データ等をユーザーごとに記録、蓄積するトレーニング履歴データベースと、
トレーニングメニュー及びその関連知識等を記録、格納するトレーニング情報データベースと、
前記トレーニングメニューに付随する仮想空間データを格納している仮想空間情報データベースとから成る知識データベース群を備え、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーからトレーニング装置の利用依頼を受けると、ユーザーごとにユーザーID・パスワードを設定して配布し、当該ユーザーに対し個人情報を入力するように促し、当該個人情報を前記ユーザー情報データベースへユーザーごとにユーザーごとに記録、管理するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーからトレーニング装置の利用及びトレーニングの指導・支援依頼を受けると、前記入力されたユーザーの個人情報に基づいて最適なトレーニング方法、トレーニングメニュー及び目標値を前記トレーニング情報データベースを参照して分析し、その分析結果を前記トレーニング装置へ配信するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーに前記トレーニング装置の始動を指示するよう促し、それを受けて前記トレーニングメニュー及びそれに付随する仮想空間データを前記トレーニング装置へ配信し、前記トレーニング装置を始動させるステップと、
トレーニングセンターサーバーは、トレーニング中のユーザーの目標達成具合をリアルタイムで監視し、当該目標達成具合と前記目標値とを比較したデータをトレーニング装置へリアルタイムに配信して指導すると共に、トレーニング履歴データベースへユーザーごとに記録、蓄積するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーに対して、前記トレーニングメニューの全ての終了を知らせ、トレーニング後の必要な健康データを収集し、今回のトレーニング内容及び結果を前記健康データとトレーニング情報データベースとユーザー情報データベース及び今回のトレーニング状況が蓄積されたトレーニング履歴データベースを参照して評価すると共に、次回のトレーニングメニューを分析し、前記評価、分析結果を前記トレーニング装置へ配信して出力表示手段によって出力させ、トレーニング履歴データベースへ当該結果をユーザーごとに記録、蓄積するステップから成ることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法において、
トレーニング中のユーザーのトレーニング状態に改善が必要な場合には、トレーニングセンターサーバーが、トレーニング情報データベース、トレーニング履歴データベース、ユーザー情報データベースを参照してユーザーに対して適切な指導データを分析し、当該指導データをトレーニング装置へリアルタイムに配信すると共にトレーニング履歴データベースへユーザーごとに記録、蓄積することを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法において、
トレーニングセンターサーバーが、トレーニングを中止する必要があると判断した時は、ユーザーに対してトレーニングを中止するよう促し、前記トレーニング装置の運転を終了させ、ユーザー本人の都合でトレーニングを中止したい時は、トレーニング装置の入力装置等を利用して、トレーニング中止指示をトレーニングセンターサーバーへ配信し、トレーニング装置の運転を停止させるステップを含むことを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1に記載した仮想区空間を利用したトレーニング支援方法において、
トレーニングセンターサーバーが、前記ユーザーに対しトレーニング直前のユーザーの健康データ等を入力するよう促し、当該健康データに基づいて前記トレーニングメニューの変更の有無を判断するステップを含むことを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項1又は2に記載した仮想空間を利用したトレーニング方法において、
トレーニングセンターサーバーが、前記知識データベース群を参照してユーザーとのコミュニケーションを行うステップを含むことを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一に記載した仮想空間を利用したトレーニング方法において、
トレーニングセンターサーバーは前記仮想空間データを、場所を異にする複数のユーザーと共有できるように配信し、互いに競争、比較等しつつ行うトレーニングの支援を可能にしたことを特徴とする。
【0017】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一に記載した仮想空間を利用したトレーニング方法において、
トレーニング情報データベースは、最新のトレーニングメニュー及びその関連知識等を更新し、ユーザーに対し常に最適なトレーニング支援を可能にする学習機能を有していることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施形態及び実施例】
以下、図面を参照して、請求項1〜7に記載した発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法が実施されるネットワークシステムの構成例を示している。
【0019】
このネットワークシステムは、トレーニングセンターサーバー1とユーザー(利用者)が利用する大規模トレーニング装置2a、小規模トレーニング装置2b、とがインターネット等の通信回線を利用して接続されており、複数のユーザーに対して前記トレーニングセンターサーバー1の管理及び指導の下で個別にトレーニング支援を受けることができるようになっている。
【0020】
なお、本実施形態において前記大規模トレーニング装置2aは、スポーツクラブ等に設置された高性能のコンピュータ、多機能のトレッドミルと仮想空間を実現する大型モニタ、大型スピーカー、プリンター等の出力表示装置及びマウス、キーボード、高画質のディジタルカメラ等の入力装置とから構成されている。
【0021】
また、前記小規模トレーニング装置2bのように、各ユーザーが家庭でもコスト面、規模面から容易に備えることのできる、最低限の機能を有したトレッドミル、インターネットを利用できるパソコン装置(最低限モニター、キーボード、マウス、プリンター、スピーカー等の入出力措置を含む)、ディジタルカメラ等の構成で実施できる(以下、単にトレーニング装置2a、2bと云う。)。
【0022】
インターネットでの接続は、必要に応じてセキュリティを確保するため、PPTP(Point−to−Point−Tunneling−Protocol)等のVPN(Virtual Private Ne−twork)を用い、更に、送信又は受信するデータを暗号化したり、ユーザーが利用時に使用するパスワードやユーザーID等を設定して、セキュリティを確保する。
【0023】
上記のトレーニングセンターサーバー1は、図2に示すように本発明に係るトレーニング支援方法を実行するためのプログラムを記憶・格納しているだけでなく、知識データベース群3を格納している。
前記知識データベース群3は、ユーザー情報データベース31と、トレーニング履歴データベース32と、トレーニング情報データベース33と、仮想空間情報データベース34とから構成される。
【0024】
前記ユーザー情報データベース31は、個々のユーザーの個人情報、例えば氏名、年令、住所等の「パーソナル情報」と、身長、体重、心拍数、体脂肪率、肺活量等の「運動・健康データ」と、これまでの運動記録等の「運動履歴情報」、「マラソン履歴情報」、「コース選択情報」、「入会の納入情報」「資格審査情報」等をユーザーごとに記録、格納する。
【0025】
前記トレーニング履歴データベース32は、ユーザーのトレーニングメニュー、目標達成具合及び健康データ等をユーザーごとに記録、蓄積する。
【0026】
前記トレーニング情報データベース33は、トレーニングメニュー及びその関連知識等を記録、格納すると共に、最新のトレーニングメニュー及びその関連知識を常に更新する。
【0027】
前記仮想空間情報データベース34は、トレーニングメニューに付随する仮想空間データを格納する。
【0028】
また、前記トレーニングセンターサーバー1は、各ユーザーの前記個人情報を管理する「利用者管理機能」40と、
前記個人情報から個々に合ったトレーニングメニューを指導するために必要な、装置の運転・停止機能、データ計測受信機能、データ分析機能、最適評価機能、トレーニング情報送信機能、実績情報蓄積機能等を有する「トレーニング支援機能」41と、
個々のユーザーがトレーニング方法の質問や情報が必要である場合、適切な解答や情報を提供する為に必要な、トレーニングメニューの質議応答機能、トレーニング実績把握機能、個人カルテの参照機能、トレーニング関連知識データ、課題達成度評価表データ等を有する「コミュニケーション機能」42と、
トレーニングの評価、及びこれからのトレーニングを支援するために必要な、課題達成度評価機能、課題達成度予測機能、メニュー・スケジュールの更新機能、コースの選択・アドバイス、レクチャー機能等を有する「コース選択・学習機能」43と、
ビジネスとして運用していくために必要な、会員管理、支払管理、個人情報管理、設備予約管理等の「運用管理機能」44を持つ処理装置とから構成される。
【0029】
前記トレーニングシステムサーバー1には、必要に応じて入力装置(キーボード、マウス等)及び出力装置(表示装置)が接続されている。勿論、構成はこの限りではない。
【0030】
前記トレーニングセンターサーバー1のシステムブロックの一例を、図3に示す。
トレーニングセンターサーバー1は、共通バス50を介して、前記トレーニングセンターサーバー1とトレーニング装置2a、2bとの間で交わされる全ての情報の授受の窓口となるwww・サーバー51及びメール・サーバー52、前記知識データベース群3の情報を引き出すための命令を渡し、それに対応する情報を返すデータベースサーバー53、前記知識データベース群3を司るデータベース54、「個人情報管理機能」40、「トレーニング支援機能」41、「コミュニケーション機能」42、「コース選択・学習機能」43、「運営管理機能」44を司るマルチ処理サーバー55、内部と外部のネットワークを接続するゲートウェイ(相互接続装置)56、キーボード、モニタ、プリンタ等の各種入出力装置57とから構成されている。勿論、構成はこの限りではない。
【0031】
次に、本実施形態の全体的な流れを図4に示したフローチャートに沿って説明する。
なお本実施形態では、トレッドミル等を使用したマラソンのトレーニングを支援する場合を説明する。
【0032】
仮想空間を利用したトレーニング支援方法に供されるシステムは、先ず、ステップAにおいて、前記トレーニングセンターサーバー1が、インターネット等の受付窓口を通じて、ユーザーから仮想空間を利用したトレーンニング装置2a、2bの利用依頼を受け付けると、ユーザーごとにそれぞれユーザーID・パスワードが設定され、前記ユーザー情報データベース31及びトレーニング履歴データベース32に前記ユーザーの各データを記録、蓄積する領域が確保される。
【0033】
そして、上述した「パーソナル情報」、「運動・健康データ」「運動履歴情報」、「マラソン履歴情報」、「コース選択情報」、「入会の納入情報」、「資格審査情報」等の必要な個人情報をユーザーに入力するよう促して収集する。収集した個人情報は、ユーザー情報データベース31へ記録、蓄積される。
【0034】
次にステップBにおいて、各ユーザーからトレーニングの指導・支援依頼を受けると、前記収集した個人情報を基にして、トレーニング情報データベース33を参照して個々のユーザーに最適なトレーニング方法とトレーニングメニュー及び目標値を分析・設定し、トレーニング装置2a、2bへ配信して、ユーザーへ前記トレーニングメニューの詳細を知らせる。そして、当該データをトレーニング履歴データベース32へ蓄積する。
【0035】
前記トレーニング方法には、トレーニングの概要、開始日時、開始準備事項、データ作成方法等の情報が含まれている。
また、前記トレーニングメニューには、ユーザーが行う一週間分のメニューが指示されている。
【0036】
ステップCにおいて、前記分析されたトレーニングメニューを実施する直前に、ユーザーの健康データを収集し、当該健康データに基づいて前記トレーニングメニューを実施することが可能か否かを判断をする(請求項4に記載した発明)。前記健康データには例えば、心拍数、体温、血中酸素濃度等が挙げられるがこの限りではない。
【0037】
当該トレーニングメニューを実施できない場合は、中止又はそれに代わるトレーニングメニュー等が分析され配信される。
【0038】
ステップDにおいて、前記判断でトレーニングメニューを実施可能であれば、トレーニングセンターサーバー1はユーザーに対してトレーニングの開始を指示するよう促す。それを受けてユーザーがトレーニング装置2a、2bの入力装置等を利用してトレーニングを開始する指示を前記トレーニングセンターサーバー1へ配信すると、前記トレーニングセンターサーバー1は、前記トレーニングメニューに合った仮想空間データを前記仮想空間情報データベース34から、前記トレーニング装置2a、2bへ配信すると共に、当該トレーニング装置2a、2bのトレッドミルを始動させる。
【0039】
そしてステップEにおいて、トレーニングセンターサーバー1は、トレーニング装置2a、2bのトレッドミルの始動と同時に、ユーザのトレーニングの目標達成具合をリアルタイムで受信して監視を開始する。前記目標達成具合には、走行距離、走行時間、心拍数、血中酸素濃度等が含まれる。
【0040】
続くステップFで、前記目標達成具合と予め設定した目標値とを比較したデータをトレーニング装置2a、2bへ配信し、出力表示画面上にリアルタイムで表示させる。そして、当該それぞれのデータを前記トレーニング履歴データベース32へ継続的に記録、蓄積する。トレーニングセンターサーバー1は、目標達成具合の監視によりトレーニングを中止する必要があると判断した時は、ユーザーに対してトレーニングを中止するよう促して、トレーニング装置2a、2bの運転を停止させる。
【0041】
また、ユーザー本人の都合でトレーニングを中止したい場合、トレーニング装置2a、2bの入力装置等を利用して、トレーニング中止指示をトレーニングセンターサーバー1へ配信し、トレーニング装置2a、2bの運転を停止させる。
【0042】
図5は前記データがトレーニング装置2a、2bの出力表示画面上(モニタ)に表示する一例を示している。このように、走行時間、走行距離、走行速度等の自分のデータと設定した目標値とを比較したデータをリアルタイムで確認しながらトレーニングすることができるので、より現実的で効果的なトレーニングが可能になる。
【0043】
トレーニング中のユーザーのトレーニング状態に改善が必要な場合のトレーニング支援方法を、図6に示すフローチャートにより説明する。
先ず、ステップE1において、トレーニングセンターサーバー1は、ユーザー情報データベース31、トレーニング履歴データベース32及びトレーニング情報データベース33を参照して個々のユーザーに適切な指導データを分析する。
【0044】
即ち、標準的な過去のデータとユーザーの現在の運動能力と、現在の心拍数、走行速度とを比較・検討し、ペース配分、走行フォーム、呼吸法等の指導データを分析する。
【0045】
そして、ステップE2で、前記指導データをトレーニング装置2a、2bへ配信し、出力表示画面に表示させる。そのデータをトレーニング履歴データベース32へ蓄積する(請求項2記載の発明)。図7は前記指導データをトレーニング装置2a、2bへ配信され出力表示画面上に表示する例を示した。
【0046】
このように、トレーニング状態に改善が必要なとき、リアルタイムで適切・簡明な指導データを配信するため個人の希望する課題、目標に則した細やかなトレーニングの支援が可能である。
【0047】
なお、トレーニングを行う際、場所を異にする複数のユーザーと仮想空間データを共有して、互いに競争、比較を行いつつトレーニングすることが可能である(請求項6記載の発明)。
【0048】
続くステップGで、トレーニングセンターサーバー1は、トレーニングメニューの全行程が終了すると、トレーニングが終了したことをトレーニング装置2a、2bの出力表示画面上へ表示して知らせ、トレーニング後のユーザーの体重、体温、心拍数、血中酸素濃度等の必要な健康データを収集する。そして、前記収集した健康データをトレーニング履歴データベース32へユーザーごとに記録、蓄積する。
【0049】
そして、ステップHにおいて、今回のトレーニングメニューを、前記健康データとトレーニング情報データベース33、ユーザー情報データベース31及び今回のトレーニング状況が蓄積されたトレーニング履歴データベース32を参照して評価し、次回のトレーニングメニューを分析・作成する。また次回のトレーニングまでにすべき弱点強化方法や栄養指導等の補助的指導も分析し、ユーザーが利用するトレーニング装置2a、2bへ前記各結果を配信し、トレーニング装置2a、2bの出力表示装置(プリンター)により出力させる。そして、トレーニング履歴データベース32へユーザーごとに記録、蓄積(更新)させて図4に示す一連のトレーニング支援方法が終了する。
【0050】
なお、前記トレーニング情報データベース33は、最新のトレーニングメニューまたその最新関連知識等へ常に更新する学習機能を有しているため、常に各ユーザーへ最適なトレーニングの指導を提供することが可能である(請求項7記載の発明)。
【0051】
また、個々のユーザーがトレーニング方法の質問や情報が必要である場合、トレーニングセンターサーバーが、前記知識データベース群3を参照して必要な解答や情報を提供して、ユーザーとコミュニケーションを図ることも可能である(請求項5に記載した発明)。
【0052】
次回、本発明のトレーニング支援方法を利用する場合は、トレーニング支援依頼を受付けたときに設定されたユーザーID、パスワードを入力することにより、図4に示した、ステップA、Bは省略され、ステップCより開始される。
【0053】
以上には、本発明の実施形態の一例を説明したが、勿論この実施形態に限定されない。即ち、本発明の主旨を逸脱することなく、当業者が通常行う種々の応用、変更による実施を可能であることを念のため言及する。例えば、図8aに示すように、腕に無線センサー等をユーザーに着用させて必要なデータを収集することもできる。また、図8bに示したようにスカイダイビングを仮想空間を利用してトレーニングする場合にも実施できる。更に図8cに示したスキー競技のトレーニングを支援する場合においても実施できる。
【0054】
【本発明の奏する効果】
請求項1〜7に記載した発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法によれば、ネットワーク等の通信回線を介して各ユーザーに対して場所に拘らず、安価でトレーナーを必要としない仮想空間を利用したトレーニングの指導を個別に行う事が可能である。また、改善が必要なとき、リアルタイムで適切・簡明な指導データが配信されるため個人の希望する課題、目標に則した細やかなトレーニングの支援が可能である。更に、場所を異にする複数のユーザーと共に仮想空間データを共有して、競争、比較等をしたトレーニングの支援が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法を実現するためのシステム全体を示した概略図である。
【図2】トレーニングセンターサーバーの全体的な構成を示した概略図である。
【図3】トレーニングセンターサーバーのシステムの一例を示したシステムブロック図である。
【図4】本発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法の全体的な流れを説明する流れ図である。
【図5】出力画面に表示される一例を示した図である。
【図6】図4におけるステップEの詳細な流れを説明する流れ図である。
【図7】出力画面に表示される一例を示した図である。
【図8】他の実施例を示した概略図である。
【符号の説明】
1 トレーニングセンターサーバー
2a、2b トレーニング装置
3 知識データベース群
31 ユーザー情報データベース
32 トレーニング履歴データベース
33 トレーニング情報データベース
34 仮想空間情報データベース
【発明に属する技術分野】
この本発明は、トレーニングセンターサーバーとユーザーが利用するトレーニング装置とがネットワークを介して情報の授受を行い、前記トレーニングセンターサーバーは、特定の複数のユーザーに対して、仮想空間を利用して、居場所に拘わりなく、トレーナーを必要としないで質の高いトレーニングの指導・支援を個別に行う、仮想空間を利用したトレーニング支援方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来技術】
近年、健康志向が高まるにつれ、多くの人がランニングやその他のトレーニングを日常的に行うようになってきている。利用者(ユーザー)は、より良いトレーニング方法を求めているが、時間や場所またトレーナーが必要であること、また、実施するための環境条件などの制約を受ける場合があるので、自分に最適なトレーニング方法を模索しているのが現状である。
【0003】
そのため、現在急速にネットワークがブロードバンド化(高速化)しているのに伴い、専門的知識を持つトレーナーが、コンピュータのネットワーク等の通信回線を介して、各ユーザーのトレーニングを指導する方法が幾つか開示されている。例えば、特開2001−299960公報には、トレーナー端末と各ユーザー端末とがネットワークに接続され、各ユーザーごとの個人データをやりとりすることにより、トレーナーが個々のユーザーへ最適なトレーニングメニューを分析し、返信するトレーニング支援システムが開示されている。
【0004】
また、最近では「e−ラーニング」(登録商標)と呼ばれる、語学やその他の分野の専門的な教育を、インターネット等の通信回線を介し、個々のユーザーが仮想空間を利用した教育(プログラム)を受けることを可能にした幾つものビジネスが行われている。例えば、語学教育を提供する教育産業では、場所を異にする複数のユーザーがインターネット上で、テレビ電話形式等により互いがあたかも同じ部屋に居る雰囲気の下で、リアルタイムにトレーナー(先生)から指導を受ける方法が実施されている。
【0005】
よって、上記したネットワーク等の通信回線を利用したトレーニング方法は、その業界での期待度が極めて高い技術分野の一つであると云える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の方法は、各ユーザーに対してそれぞれに専任のトレーナーが必要となるため、ユーザーが増えると、トレーナーがリアルタイムで指導できる人数には限りがある。トレーナー1人に対してあまりにも多くのユーザーへ指導を行わせると、各ユーザーに対して親密さを欠き、かつ最適な指導をすることは極めて困難となっている。
【0007】
また、1人1人の膨大な個人情報を参照し、ユーザーごとに適したトレーニングメニューを分析、作成することはトレーナーにとって骨の折れる作業である。その上に、ユーザー数が多くなると、作業時間が膨大となって、コーチ能力の限界を超えることとなり、各ユーザーへ前記トレーニングメニューを配信する作業に時間がかかってしまうため、全てのユーザーのニーズに応えられないという問題がある。
【0008】
更に、トレーナーが個々のユーザーに対してトレーニングを指導するので、時間割相当のコスト(タイムチャージ)が比例的に嵩むという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の問題点を解決し、ネットワーク等の通信回線を介して複数のユーザーに対し、場所の如何を問わず、専任のトレーナーを必要とせず、仮想空間を利用して安価に、しかも個別のユーザーにあたかも専任のトレーナーからの指導を直接受けているような環境でトレーニングすることを可能にした、トレーニング支援方法を提供することにある。
【0010】
本発明の次の目的は、場所を異にする複数のユーザーと共に仮想空間データを共有して、競争、比較等することができると共に、トレーニング状態に改善が必要なときはリアルタイムで指導データを配信するトレーニング支援方法を提供することにある。
【0011】
【課題が解決するための手段】
課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法は、
トレーニング環境を提供するトレーニングセンターサーバーと、ユーザーが利用するトレーニング装置とをインターネット等の通信回線を介して接続し、前記ユーザーに対して、仮想空間を利用し、トレーナーを必要としないトレーニングの指導・支援を個別に行うトレーニング支援方法であって、
トレーニングセンターサーバーは、前記ユーザーの健康、年令等の個人情報をユーザーごとに記録、格納するユーザー情報データベースと、
前記ユーザーのトレーニングメニュー、目標達成具合及び健康データ等をユーザーごとに記録、蓄積するトレーニング履歴データベースと、
トレーニングメニュー及びその関連知識等を記録、格納するトレーニング情報データベースと、
前記トレーニングメニューに付随する仮想空間データを格納している仮想空間情報データベースとから成る知識データベース群を備え、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーからトレーニング装置の利用依頼を受けると、ユーザーごとにユーザーID・パスワードを設定して配布し、当該ユーザーに対し個人情報を入力するように促し、当該個人情報を前記ユーザー情報データベースへユーザーごとにユーザーごとに記録、管理するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーからトレーニング装置の利用及びトレーニングの指導・支援依頼を受けると、前記入力されたユーザーの個人情報に基づいて最適なトレーニング方法、トレーニングメニュー及び目標値を前記トレーニング情報データベースを参照して分析し、その分析結果を前記トレーニング装置へ配信するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーに前記トレーニング装置の始動を指示するよう促し、それを受けて前記トレーニングメニュー及びそれに付随する仮想空間データを前記トレーニング装置へ配信し、前記トレーニング装置を始動させるステップと、
トレーニングセンターサーバーは、トレーニング中のユーザーの目標達成具合をリアルタイムで監視し、当該目標達成具合と前記目標値とを比較したデータをトレーニング装置へリアルタイムに配信して指導すると共に、トレーニング履歴データベースへユーザーごとに記録、蓄積するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーに対して、前記トレーニングメニューの全ての終了を知らせ、トレーニング後の必要な健康データを収集し、今回のトレーニング内容及び結果を前記健康データとトレーニング情報データベースとユーザー情報データベース及び今回のトレーニング状況が蓄積されたトレーニング履歴データベースを参照して評価すると共に、次回のトレーニングメニューを分析し、前記評価、分析結果を前記トレーニング装置へ配信して出力表示手段によって出力させ、トレーニング履歴データベースへ当該結果をユーザーごとに記録、蓄積するステップから成ることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法において、
トレーニング中のユーザーのトレーニング状態に改善が必要な場合には、トレーニングセンターサーバーが、トレーニング情報データベース、トレーニング履歴データベース、ユーザー情報データベースを参照してユーザーに対して適切な指導データを分析し、当該指導データをトレーニング装置へリアルタイムに配信すると共にトレーニング履歴データベースへユーザーごとに記録、蓄積することを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法において、
トレーニングセンターサーバーが、トレーニングを中止する必要があると判断した時は、ユーザーに対してトレーニングを中止するよう促し、前記トレーニング装置の運転を終了させ、ユーザー本人の都合でトレーニングを中止したい時は、トレーニング装置の入力装置等を利用して、トレーニング中止指示をトレーニングセンターサーバーへ配信し、トレーニング装置の運転を停止させるステップを含むことを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1に記載した仮想区空間を利用したトレーニング支援方法において、
トレーニングセンターサーバーが、前記ユーザーに対しトレーニング直前のユーザーの健康データ等を入力するよう促し、当該健康データに基づいて前記トレーニングメニューの変更の有無を判断するステップを含むことを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項1又は2に記載した仮想空間を利用したトレーニング方法において、
トレーニングセンターサーバーが、前記知識データベース群を参照してユーザーとのコミュニケーションを行うステップを含むことを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一に記載した仮想空間を利用したトレーニング方法において、
トレーニングセンターサーバーは前記仮想空間データを、場所を異にする複数のユーザーと共有できるように配信し、互いに競争、比較等しつつ行うトレーニングの支援を可能にしたことを特徴とする。
【0017】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一に記載した仮想空間を利用したトレーニング方法において、
トレーニング情報データベースは、最新のトレーニングメニュー及びその関連知識等を更新し、ユーザーに対し常に最適なトレーニング支援を可能にする学習機能を有していることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施形態及び実施例】
以下、図面を参照して、請求項1〜7に記載した発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法が実施されるネットワークシステムの構成例を示している。
【0019】
このネットワークシステムは、トレーニングセンターサーバー1とユーザー(利用者)が利用する大規模トレーニング装置2a、小規模トレーニング装置2b、とがインターネット等の通信回線を利用して接続されており、複数のユーザーに対して前記トレーニングセンターサーバー1の管理及び指導の下で個別にトレーニング支援を受けることができるようになっている。
【0020】
なお、本実施形態において前記大規模トレーニング装置2aは、スポーツクラブ等に設置された高性能のコンピュータ、多機能のトレッドミルと仮想空間を実現する大型モニタ、大型スピーカー、プリンター等の出力表示装置及びマウス、キーボード、高画質のディジタルカメラ等の入力装置とから構成されている。
【0021】
また、前記小規模トレーニング装置2bのように、各ユーザーが家庭でもコスト面、規模面から容易に備えることのできる、最低限の機能を有したトレッドミル、インターネットを利用できるパソコン装置(最低限モニター、キーボード、マウス、プリンター、スピーカー等の入出力措置を含む)、ディジタルカメラ等の構成で実施できる(以下、単にトレーニング装置2a、2bと云う。)。
【0022】
インターネットでの接続は、必要に応じてセキュリティを確保するため、PPTP(Point−to−Point−Tunneling−Protocol)等のVPN(Virtual Private Ne−twork)を用い、更に、送信又は受信するデータを暗号化したり、ユーザーが利用時に使用するパスワードやユーザーID等を設定して、セキュリティを確保する。
【0023】
上記のトレーニングセンターサーバー1は、図2に示すように本発明に係るトレーニング支援方法を実行するためのプログラムを記憶・格納しているだけでなく、知識データベース群3を格納している。
前記知識データベース群3は、ユーザー情報データベース31と、トレーニング履歴データベース32と、トレーニング情報データベース33と、仮想空間情報データベース34とから構成される。
【0024】
前記ユーザー情報データベース31は、個々のユーザーの個人情報、例えば氏名、年令、住所等の「パーソナル情報」と、身長、体重、心拍数、体脂肪率、肺活量等の「運動・健康データ」と、これまでの運動記録等の「運動履歴情報」、「マラソン履歴情報」、「コース選択情報」、「入会の納入情報」「資格審査情報」等をユーザーごとに記録、格納する。
【0025】
前記トレーニング履歴データベース32は、ユーザーのトレーニングメニュー、目標達成具合及び健康データ等をユーザーごとに記録、蓄積する。
【0026】
前記トレーニング情報データベース33は、トレーニングメニュー及びその関連知識等を記録、格納すると共に、最新のトレーニングメニュー及びその関連知識を常に更新する。
【0027】
前記仮想空間情報データベース34は、トレーニングメニューに付随する仮想空間データを格納する。
【0028】
また、前記トレーニングセンターサーバー1は、各ユーザーの前記個人情報を管理する「利用者管理機能」40と、
前記個人情報から個々に合ったトレーニングメニューを指導するために必要な、装置の運転・停止機能、データ計測受信機能、データ分析機能、最適評価機能、トレーニング情報送信機能、実績情報蓄積機能等を有する「トレーニング支援機能」41と、
個々のユーザーがトレーニング方法の質問や情報が必要である場合、適切な解答や情報を提供する為に必要な、トレーニングメニューの質議応答機能、トレーニング実績把握機能、個人カルテの参照機能、トレーニング関連知識データ、課題達成度評価表データ等を有する「コミュニケーション機能」42と、
トレーニングの評価、及びこれからのトレーニングを支援するために必要な、課題達成度評価機能、課題達成度予測機能、メニュー・スケジュールの更新機能、コースの選択・アドバイス、レクチャー機能等を有する「コース選択・学習機能」43と、
ビジネスとして運用していくために必要な、会員管理、支払管理、個人情報管理、設備予約管理等の「運用管理機能」44を持つ処理装置とから構成される。
【0029】
前記トレーニングシステムサーバー1には、必要に応じて入力装置(キーボード、マウス等)及び出力装置(表示装置)が接続されている。勿論、構成はこの限りではない。
【0030】
前記トレーニングセンターサーバー1のシステムブロックの一例を、図3に示す。
トレーニングセンターサーバー1は、共通バス50を介して、前記トレーニングセンターサーバー1とトレーニング装置2a、2bとの間で交わされる全ての情報の授受の窓口となるwww・サーバー51及びメール・サーバー52、前記知識データベース群3の情報を引き出すための命令を渡し、それに対応する情報を返すデータベースサーバー53、前記知識データベース群3を司るデータベース54、「個人情報管理機能」40、「トレーニング支援機能」41、「コミュニケーション機能」42、「コース選択・学習機能」43、「運営管理機能」44を司るマルチ処理サーバー55、内部と外部のネットワークを接続するゲートウェイ(相互接続装置)56、キーボード、モニタ、プリンタ等の各種入出力装置57とから構成されている。勿論、構成はこの限りではない。
【0031】
次に、本実施形態の全体的な流れを図4に示したフローチャートに沿って説明する。
なお本実施形態では、トレッドミル等を使用したマラソンのトレーニングを支援する場合を説明する。
【0032】
仮想空間を利用したトレーニング支援方法に供されるシステムは、先ず、ステップAにおいて、前記トレーニングセンターサーバー1が、インターネット等の受付窓口を通じて、ユーザーから仮想空間を利用したトレーンニング装置2a、2bの利用依頼を受け付けると、ユーザーごとにそれぞれユーザーID・パスワードが設定され、前記ユーザー情報データベース31及びトレーニング履歴データベース32に前記ユーザーの各データを記録、蓄積する領域が確保される。
【0033】
そして、上述した「パーソナル情報」、「運動・健康データ」「運動履歴情報」、「マラソン履歴情報」、「コース選択情報」、「入会の納入情報」、「資格審査情報」等の必要な個人情報をユーザーに入力するよう促して収集する。収集した個人情報は、ユーザー情報データベース31へ記録、蓄積される。
【0034】
次にステップBにおいて、各ユーザーからトレーニングの指導・支援依頼を受けると、前記収集した個人情報を基にして、トレーニング情報データベース33を参照して個々のユーザーに最適なトレーニング方法とトレーニングメニュー及び目標値を分析・設定し、トレーニング装置2a、2bへ配信して、ユーザーへ前記トレーニングメニューの詳細を知らせる。そして、当該データをトレーニング履歴データベース32へ蓄積する。
【0035】
前記トレーニング方法には、トレーニングの概要、開始日時、開始準備事項、データ作成方法等の情報が含まれている。
また、前記トレーニングメニューには、ユーザーが行う一週間分のメニューが指示されている。
【0036】
ステップCにおいて、前記分析されたトレーニングメニューを実施する直前に、ユーザーの健康データを収集し、当該健康データに基づいて前記トレーニングメニューを実施することが可能か否かを判断をする(請求項4に記載した発明)。前記健康データには例えば、心拍数、体温、血中酸素濃度等が挙げられるがこの限りではない。
【0037】
当該トレーニングメニューを実施できない場合は、中止又はそれに代わるトレーニングメニュー等が分析され配信される。
【0038】
ステップDにおいて、前記判断でトレーニングメニューを実施可能であれば、トレーニングセンターサーバー1はユーザーに対してトレーニングの開始を指示するよう促す。それを受けてユーザーがトレーニング装置2a、2bの入力装置等を利用してトレーニングを開始する指示を前記トレーニングセンターサーバー1へ配信すると、前記トレーニングセンターサーバー1は、前記トレーニングメニューに合った仮想空間データを前記仮想空間情報データベース34から、前記トレーニング装置2a、2bへ配信すると共に、当該トレーニング装置2a、2bのトレッドミルを始動させる。
【0039】
そしてステップEにおいて、トレーニングセンターサーバー1は、トレーニング装置2a、2bのトレッドミルの始動と同時に、ユーザのトレーニングの目標達成具合をリアルタイムで受信して監視を開始する。前記目標達成具合には、走行距離、走行時間、心拍数、血中酸素濃度等が含まれる。
【0040】
続くステップFで、前記目標達成具合と予め設定した目標値とを比較したデータをトレーニング装置2a、2bへ配信し、出力表示画面上にリアルタイムで表示させる。そして、当該それぞれのデータを前記トレーニング履歴データベース32へ継続的に記録、蓄積する。トレーニングセンターサーバー1は、目標達成具合の監視によりトレーニングを中止する必要があると判断した時は、ユーザーに対してトレーニングを中止するよう促して、トレーニング装置2a、2bの運転を停止させる。
【0041】
また、ユーザー本人の都合でトレーニングを中止したい場合、トレーニング装置2a、2bの入力装置等を利用して、トレーニング中止指示をトレーニングセンターサーバー1へ配信し、トレーニング装置2a、2bの運転を停止させる。
【0042】
図5は前記データがトレーニング装置2a、2bの出力表示画面上(モニタ)に表示する一例を示している。このように、走行時間、走行距離、走行速度等の自分のデータと設定した目標値とを比較したデータをリアルタイムで確認しながらトレーニングすることができるので、より現実的で効果的なトレーニングが可能になる。
【0043】
トレーニング中のユーザーのトレーニング状態に改善が必要な場合のトレーニング支援方法を、図6に示すフローチャートにより説明する。
先ず、ステップE1において、トレーニングセンターサーバー1は、ユーザー情報データベース31、トレーニング履歴データベース32及びトレーニング情報データベース33を参照して個々のユーザーに適切な指導データを分析する。
【0044】
即ち、標準的な過去のデータとユーザーの現在の運動能力と、現在の心拍数、走行速度とを比較・検討し、ペース配分、走行フォーム、呼吸法等の指導データを分析する。
【0045】
そして、ステップE2で、前記指導データをトレーニング装置2a、2bへ配信し、出力表示画面に表示させる。そのデータをトレーニング履歴データベース32へ蓄積する(請求項2記載の発明)。図7は前記指導データをトレーニング装置2a、2bへ配信され出力表示画面上に表示する例を示した。
【0046】
このように、トレーニング状態に改善が必要なとき、リアルタイムで適切・簡明な指導データを配信するため個人の希望する課題、目標に則した細やかなトレーニングの支援が可能である。
【0047】
なお、トレーニングを行う際、場所を異にする複数のユーザーと仮想空間データを共有して、互いに競争、比較を行いつつトレーニングすることが可能である(請求項6記載の発明)。
【0048】
続くステップGで、トレーニングセンターサーバー1は、トレーニングメニューの全行程が終了すると、トレーニングが終了したことをトレーニング装置2a、2bの出力表示画面上へ表示して知らせ、トレーニング後のユーザーの体重、体温、心拍数、血中酸素濃度等の必要な健康データを収集する。そして、前記収集した健康データをトレーニング履歴データベース32へユーザーごとに記録、蓄積する。
【0049】
そして、ステップHにおいて、今回のトレーニングメニューを、前記健康データとトレーニング情報データベース33、ユーザー情報データベース31及び今回のトレーニング状況が蓄積されたトレーニング履歴データベース32を参照して評価し、次回のトレーニングメニューを分析・作成する。また次回のトレーニングまでにすべき弱点強化方法や栄養指導等の補助的指導も分析し、ユーザーが利用するトレーニング装置2a、2bへ前記各結果を配信し、トレーニング装置2a、2bの出力表示装置(プリンター)により出力させる。そして、トレーニング履歴データベース32へユーザーごとに記録、蓄積(更新)させて図4に示す一連のトレーニング支援方法が終了する。
【0050】
なお、前記トレーニング情報データベース33は、最新のトレーニングメニューまたその最新関連知識等へ常に更新する学習機能を有しているため、常に各ユーザーへ最適なトレーニングの指導を提供することが可能である(請求項7記載の発明)。
【0051】
また、個々のユーザーがトレーニング方法の質問や情報が必要である場合、トレーニングセンターサーバーが、前記知識データベース群3を参照して必要な解答や情報を提供して、ユーザーとコミュニケーションを図ることも可能である(請求項5に記載した発明)。
【0052】
次回、本発明のトレーニング支援方法を利用する場合は、トレーニング支援依頼を受付けたときに設定されたユーザーID、パスワードを入力することにより、図4に示した、ステップA、Bは省略され、ステップCより開始される。
【0053】
以上には、本発明の実施形態の一例を説明したが、勿論この実施形態に限定されない。即ち、本発明の主旨を逸脱することなく、当業者が通常行う種々の応用、変更による実施を可能であることを念のため言及する。例えば、図8aに示すように、腕に無線センサー等をユーザーに着用させて必要なデータを収集することもできる。また、図8bに示したようにスカイダイビングを仮想空間を利用してトレーニングする場合にも実施できる。更に図8cに示したスキー競技のトレーニングを支援する場合においても実施できる。
【0054】
【本発明の奏する効果】
請求項1〜7に記載した発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法によれば、ネットワーク等の通信回線を介して各ユーザーに対して場所に拘らず、安価でトレーナーを必要としない仮想空間を利用したトレーニングの指導を個別に行う事が可能である。また、改善が必要なとき、リアルタイムで適切・簡明な指導データが配信されるため個人の希望する課題、目標に則した細やかなトレーニングの支援が可能である。更に、場所を異にする複数のユーザーと共に仮想空間データを共有して、競争、比較等をしたトレーニングの支援が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法を実現するためのシステム全体を示した概略図である。
【図2】トレーニングセンターサーバーの全体的な構成を示した概略図である。
【図3】トレーニングセンターサーバーのシステムの一例を示したシステムブロック図である。
【図4】本発明に係る仮想空間を利用したトレーニング支援方法の全体的な流れを説明する流れ図である。
【図5】出力画面に表示される一例を示した図である。
【図6】図4におけるステップEの詳細な流れを説明する流れ図である。
【図7】出力画面に表示される一例を示した図である。
【図8】他の実施例を示した概略図である。
【符号の説明】
1 トレーニングセンターサーバー
2a、2b トレーニング装置
3 知識データベース群
31 ユーザー情報データベース
32 トレーニング履歴データベース
33 トレーニング情報データベース
34 仮想空間情報データベース
Claims (7)
- トレーニング環境を提供するトレーニングセンターサーバーと、ユーザーが利用するトレーニング装置とをインターネット等の通信回線を介して接続し、前記ユーザーに対して、仮想空間を利用し、トレーナーを必要としないトレーニングの指導・支援を個別に行うトレーニング支援方法であって、
トレーニングセンターサーバーは、前記ユーザーの健康、年令等の個人情報をユーザーごとに記録、格納するユーザー情報データベースと、
前記ユーザーのトレーニングメニュー、目標達成具合及び健康データ等をユーザーごとに記録、蓄積するトレーニング履歴データベースと、
トレーニングメニュー及びその関連知識等を記録、格納するトレーニング情報データベースと、
前記トレーニングメニューに付随する仮想空間データを格納している仮想空間情報データベースとから成る知識データベース群を備え、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーからトレーニング装置の利用依頼を受けると、ユーザーごとにユーザーID・パスワードを設定して配布し、当該ユーザーに対し個人情報を入力するように促し、当該個人情報を前記ユーザー情報データベースへユーザーごとに記録、管理するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーからトレーニング装置の利用及びトレーニングの指導・支援依頼を受けると、前記入力されたユーザーの個人情報に基づいて最適なトレーニング方法、トレーニングメニュー及び目標値を前記トレーニング情報データベースを参照して分析し、その分析結果を前記トレーニング装置へ配信するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーに前記トレーニング装置の始動を指示するよう促し、それを受けて前記トレーニングメニュー及びそれに付随する仮想空間データを前記トレーニング装置へ配信し、前記トレーニング装置を始動させるステップと、
トレーニングセンターサーバーは、トレーニング中のユーザーの目標達成具合をリアルタイムで監視し、当該目標達成具合と前記目標値とを比較したデータをトレーニング装置へリアルタイムに配信して指導すると共に、トレーニング履歴データベースへユーザーごとに記録、蓄積するステップと、
トレーニングセンターサーバーが、ユーザーに対して、前記トレーニングメニューの全ての終了を知らせ、トレーニング後の必要な健康データを収集して、今回のトレーニングメニューの実施結果を前記健康データとトレーニング情報データベースとユーザー情報データベース及び今回のトレーニング状況が蓄積されたトレーニング履歴データベースを参照して評価すると共に、次回のトレーニングメニューを分析・作成し、前記評価、分析結果を前記トレーニング装置へ配信して出力表示手段によって出力させ、トレーニング履歴データベースへ当該結果をユーザーごとに記録、蓄積するステップとから成ることを特徴とする、仮想空間を利用したトレーニング支援方法。 - トレーニング中のユーザーのトレーニング状態や方法に改善が必要な場合には、トレーニングセンターサーバーが、トレーニング情報データベース、トレーニング履歴データベース、ユーザー情報データベースを参照してユーザーに対して適切な指導データを分析し、当該指導データをトレーニング装置へリアルタイムに配信すると共にトレーニング履歴データベースへユーザーごとに記録、蓄積することを特徴とする、請求項1に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法。
- トレーニングセンターサーバーが、トレーニングを中止する必要があると判断した時は、ユーザーに対してトレーニングを中止するよう促し、前記トレーニング装置の運転を終了させ、ユーザー本人の都合でトレーニングを中止したい時は、トレーニング装置の入力装置等を利用して、トレーニング中止指示をトレーニングセンターサーバーへ配信し、トレーニング装置の運転を停止させるステップを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法。
- トレーニングセンターサーバーが、前記ユーザーに対しトレーニング直前のユーザーの健康データ等を収集し、当該健康データに基づいて前記トレーニングメニューの変更の有無を判断するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法。
- トレーニングセンターサーバーが、前記知識データベース群を参照してユーザーとのコミュニケーションを行うステップを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法。
- トレーニングセンターサーバーは前記仮想空間データを、場所を異にする複数のユーザーと共有できるように配信し、互いに競争、比較等しつつ行うトレーニングの支援を可能にしたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法。
- トレーニング情報データベースは、最新のトレーニングメニュー及びその関連知識等を更新し、ユーザーに対し常に最適なトレーニング支援を可能にする学習機能を有していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載した仮想空間を利用したトレーニング支援方法。
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