JP2004016305A - カップ刷毛 - Google Patents
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Abstract
【課題】綱構造物、橋梁などの、添接部のボルト、ナットの刷毛塗りにおいて、ボルト、ナットの数が、多くても塗り残しが残らず時間もかからず、見直し、手直しで完成するまで、相当な人件費がかからない塗装道具も提供する。
【解決手段】カップ1の内側に刷毛2を設け、塗料を吸収させ、ボルト、ナット4にかぶせ塗る。
【選択図】 図1
【解決手段】カップ1の内側に刷毛2を設け、塗料を吸収させ、ボルト、ナット4にかぶせ塗る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、綱構造物、橋梁などのボルト、ナットを確実に塗布でき、尚かつ、円滑に作業が進むことを前提とした、手軽な塗装道具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、橋梁などの塗り替え工事は、刷毛塗り仕上げが原則であり、六角ボルト、ナット塗りの場合、かなり手間取り、作業員が塗りにくい箇所では、「ダメ」という塗り残しが多く、完成するまでには、相当な人件費がかかっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
[イ]橋梁の塗り替え工事の場合、ボルト、ナットの数が多く、塗り残しがある。[ロ]各工程(補修塗り1、補修塗り2、下塗り、中塗り、上塗り)での、検査前の見直し、手直しに多くの人件費がかかる。
[ハ]最終工程の上塗りの場合は、光沢のある塗料のため、手直しした箇所が、足場解体後、光線の具合で見苦しく見える。
本発明は、以上の欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、作業員の技能力に大きな差がつかず、平均的な作業性と仕上げが、出来ることを最も主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
[イ]カップ(1)の内側に、刷毛(2)を設けるが、弾力性のある長めの毛を密集させる。
[ロ]カップ(1)の内側と刷毛(2)の張り付けは接着剤であるが、塗り替え工事で通常仕様のエポキシ系溶剤でも、溶けて剥がれない接着剤を使用する。
[ハ]柄(3)は、持ちやすさと作業性をよくするために、六角面以上の棒にする。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用する時は、柄(3)を持ち、カップ(1)の内側の刷毛(2)を手持ちのサゲ缶(塗料缶)に付け込み、塗料を吸収させる。ボルト、ナット(4)にかぶせるだけで、六角全面に塗料が付着する。柄(3)を左、右に最低一面分回しながら抜くだけで、ボルトのねじ山(5)部分のすき間、及びワッシャー
(6)にもしっかり塗布でき、塗膜厚も平均する。一度刷毛に塗料を吸収させれば、数個の連続作業は可能である。
【0006】
【実施形態の効果】
この実施形態によれば、カップの内側の密集した毛によって、ボルト、ナットの全面に塗料が付着し、軽く回し抜くことで容易に仕上がる。
【0007】
【他の実施形態】
図1の実施形態では、持つ部分の柄(3)は、六角面以上の棒であったが、他の実施形態では、持つ部分の柄は、円形でもよい。
【0008】
【発明の効果】
本発明を使用する事によって、ボルト、ナットを通常の刷毛で塗る場合との作業性が良くなり、手軽で完全に仕上げられる。従って、添接部のボルト、ナットの工程作業でかかり過ぎていた人件費が、大幅に削減できる。また、ボルト、ナットにカップ刷毛をあてかぶせ、左、右に軽く回し、さらに抜き取る事で、本来の刷毛塗りの原理である摩擦が生じ、塗料は密着する。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】カップ刷毛の実施方法を示した説明図である。(実施例1)
【図2】カップ刷毛の実施方法を示した説明図である。(実施例2)
【符号の説明】
1 カップ
2 刷毛
3 柄
4 ボルト、ナット
5 ボルトのねじ山
6 ワッシャー
【発明の属する技術分野】
この発明は、綱構造物、橋梁などのボルト、ナットを確実に塗布でき、尚かつ、円滑に作業が進むことを前提とした、手軽な塗装道具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、橋梁などの塗り替え工事は、刷毛塗り仕上げが原則であり、六角ボルト、ナット塗りの場合、かなり手間取り、作業員が塗りにくい箇所では、「ダメ」という塗り残しが多く、完成するまでには、相当な人件費がかかっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
[イ]橋梁の塗り替え工事の場合、ボルト、ナットの数が多く、塗り残しがある。[ロ]各工程(補修塗り1、補修塗り2、下塗り、中塗り、上塗り)での、検査前の見直し、手直しに多くの人件費がかかる。
[ハ]最終工程の上塗りの場合は、光沢のある塗料のため、手直しした箇所が、足場解体後、光線の具合で見苦しく見える。
本発明は、以上の欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、作業員の技能力に大きな差がつかず、平均的な作業性と仕上げが、出来ることを最も主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
[イ]カップ(1)の内側に、刷毛(2)を設けるが、弾力性のある長めの毛を密集させる。
[ロ]カップ(1)の内側と刷毛(2)の張り付けは接着剤であるが、塗り替え工事で通常仕様のエポキシ系溶剤でも、溶けて剥がれない接着剤を使用する。
[ハ]柄(3)は、持ちやすさと作業性をよくするために、六角面以上の棒にする。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用する時は、柄(3)を持ち、カップ(1)の内側の刷毛(2)を手持ちのサゲ缶(塗料缶)に付け込み、塗料を吸収させる。ボルト、ナット(4)にかぶせるだけで、六角全面に塗料が付着する。柄(3)を左、右に最低一面分回しながら抜くだけで、ボルトのねじ山(5)部分のすき間、及びワッシャー
(6)にもしっかり塗布でき、塗膜厚も平均する。一度刷毛に塗料を吸収させれば、数個の連続作業は可能である。
【0006】
【実施形態の効果】
この実施形態によれば、カップの内側の密集した毛によって、ボルト、ナットの全面に塗料が付着し、軽く回し抜くことで容易に仕上がる。
【0007】
【他の実施形態】
図1の実施形態では、持つ部分の柄(3)は、六角面以上の棒であったが、他の実施形態では、持つ部分の柄は、円形でもよい。
【0008】
【発明の効果】
本発明を使用する事によって、ボルト、ナットを通常の刷毛で塗る場合との作業性が良くなり、手軽で完全に仕上げられる。従って、添接部のボルト、ナットの工程作業でかかり過ぎていた人件費が、大幅に削減できる。また、ボルト、ナットにカップ刷毛をあてかぶせ、左、右に軽く回し、さらに抜き取る事で、本来の刷毛塗りの原理である摩擦が生じ、塗料は密着する。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】カップ刷毛の実施方法を示した説明図である。(実施例1)
【図2】カップ刷毛の実施方法を示した説明図である。(実施例2)
【符号の説明】
1 カップ
2 刷毛
3 柄
4 ボルト、ナット
5 ボルトのねじ山
6 ワッシャー
Claims (2)
- 綱構造物、橋梁などの添接部のボルト、ナットを確実に塗布できることを特徴とするカップ刷毛。
- カップの内側に刷毛を設け、塗料を吸収させ、ボルト、ナットにかぶせ塗ることで塗り残しがないことを特徴とする請求項1記載のカップ刷毛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002172208A JP2004016305A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | カップ刷毛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002172208A JP2004016305A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | カップ刷毛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004016305A true JP2004016305A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31171832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002172208A Pending JP2004016305A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | カップ刷毛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004016305A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102725A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Hiroshi Kubota | 円筒形手回し塗装用具 |
EP3127620A1 (en) * | 2015-08-07 | 2017-02-08 | Airbus Operations GmbH | Device and method for applying a liquid coating material to a portion of a fastening element |
JP2018161645A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | 非水平面から突出する留め具ヘッドに材料を塗布するための装置及び方法 |
WO2024084720A1 (ja) * | 2022-10-17 | 2024-04-25 | 株式会社Ihiインフラシステム | 塗装具 |
JP7482694B2 (ja) | 2020-06-16 | 2024-05-14 | 株式会社Ihiインフラシステム | 塗装具 |
-
2002
- 2002-06-13 JP JP2002172208A patent/JP2004016305A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102725A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Hiroshi Kubota | 円筒形手回し塗装用具 |
EP3127620A1 (en) * | 2015-08-07 | 2017-02-08 | Airbus Operations GmbH | Device and method for applying a liquid coating material to a portion of a fastening element |
US10052656B2 (en) | 2015-08-07 | 2018-08-21 | Airbus Operations Gmbh | Device and method for applying a liquid coating material to a portion of a fastening element |
JP2018161645A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | 非水平面から突出する留め具ヘッドに材料を塗布するための装置及び方法 |
JP7002374B2 (ja) | 2017-03-27 | 2022-01-20 | ザ・ボーイング・カンパニー | 非水平面から突出する留め具ヘッドに材料を塗布するための装置及び方法 |
JP7482694B2 (ja) | 2020-06-16 | 2024-05-14 | 株式会社Ihiインフラシステム | 塗装具 |
WO2024084720A1 (ja) * | 2022-10-17 | 2024-04-25 | 株式会社Ihiインフラシステム | 塗装具 |
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