JP3244787U - 塗膜材手塗りローラー用アタッチメント - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布材のネタ配りと均す作業を1つの工具で行い、さらに、その工具から硬化した塗膜材を剥離除去しやすくすることにより工具を繰り返し使用できるようにするための、塗膜材手塗りローラー用アタッチメントを提供する。【解決手段】塗膜材手塗りローラー用アタッチメント(1)は、円筒部材(2)と、円筒部材の一方の端に取り付けることができる第一のフランジ部材(3)と、円筒部材の他方の端に取り付けることができるまたは取り付けられた第二のフランジ部材(4)とを含み、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材は同一の外径を有し、その外径は円筒部材の外径よりも大きく、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材の少なくとも一方は中央部に孔(5)を有し、円筒部材とフランジ部材はポリオレフィン系樹脂、またはフッ素系樹脂またはシリコーン系樹脂で形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、塗膜材手塗りローラー用アタッチメントに関する。より詳しくは、本考案は、塗布量を管理するために、既存の塗膜材手塗りローラーに取り付けて使用するアタッチメントに関する。
塗膜防水工法(ウレタン塗膜防水、常温複合工法など)は、防水機能の確保のために塗膜材の塗布量および膜厚管理が重要となる。従来、ローラーや櫛目コテなどで下地や防水材の上に塗膜材を定量塗り広げた(ネタ配り)後、均一な膜厚となるように左官ゴテやヘラで均す作業を行ってきた。この方法では2段階、2つの工具での作業となり、手間がかかる。また、ローラー類は塗膜材が硬化する前に都度掃除を行うが、何度も再利用できないため、最終的には廃棄となる。
特許文献1には、自動車等の車体を構成する鋼板部材相互間の接合部分にシーリング材を塗布するための塗布方法が開示され、塗布されたシーリング材の塗布層を均一で外観良好な層にするために、ローラー本体の両端にローラー本体よりも太い径の円盤状案内板部材が同軸状に取り付けられたハンドローラーを用いる方法が開示されている。
特許第2622555号明細書
本考案は、従来の塗膜防水工法において2つの工具を用いてネタ配りと均す作業を行っていたのを、1つの工具で行い、さらに、その工具から硬化した塗膜材を剥離除去しやすくすることにより工具を繰り返し使用できるようにするための、既存の塗膜材手塗りローラーに取り付けて使用するアタッチメントを提供することを課題とする。
本考案は、塗膜材手塗りローラー用アタッチメントであって、アタッチメントは、円筒部材と、円筒部材の一方の端に取り付けることができる第一のフランジ部材と、円筒部材の他方の端に取り付けることができるまたは取り付けられた第二のフランジ部材とを含み、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材は同一の外径を有し、その外径は円筒部材の外径よりも大きく、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材の少なくとも一方は中央部に孔を有し、円筒部材とフランジ部材はポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂またはシリコーン系樹脂で形成されていることを特徴とする。
本考案は、次の実施態様を含む。
[1]塗膜材手塗りローラー用アタッチメントであって、アタッチメントは、円筒部材と、円筒部材の一方の端に取り付けることができる第一のフランジ部材と、円筒部材の他方の端に取り付けることができるまたは取り付けられた第二のフランジ部材とを含み、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材は同一の外径を有し、その外径は円筒部材の外径よりも大きく、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材の少なくとも一方は中央部に孔を有し、円筒部材とフランジ部材はポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂またはシリコーン系樹脂で形成されている、アタッチメント。
[2]円筒部材は、外径が20~40mmであり、内径が6~39mmであり、長さが110~200mmであり、
第一のフランジ部材および第二のフランジ部材は、外径が21~43mmであり、厚さが0.5~10mmであり、
第一のフランジ部材および第二のフランジ部材の外径と円筒部材の外径の差が0.5~3mmである、[1]に記載のアタッチメント。
[3]第一のフランジ部材は円筒部材に着脱可能に取り付けることができる、[1]または[2]に記載のアタッチメント。
[4]第一のフランジ部材は円筒部材にねじで着脱可能に取り付けることができる、[1]~[3]のいずれか1つに記載のアタッチメント。
[5]第一のフランジ部材はフランジ本体部および雄ねじ部を有し、円筒部材の一方の端部には雌ねじが切られており、円筒部材と第一のフランジ部材は螺合することができる、[1]~[4]のいずれか1つに記載のアタッチメント。
[6]アタッチメントが、さらに、円筒部材の一方の端と第一のフランジ部材の間に挿入されるOリングを有する、[1]~[5]のいずれか1つに記載のアタッチメント。
[7]第一のフランジ部材が逃がし溝を有する、[1]~[6]のいずれか1つに記載のアタッチメント。
[8]第二のフランジ部材は円筒部材にねじで着脱可能に取り付けることができ、第二のフランジ部材はフランジ本体部および雄ねじ部を有し、円筒部材の他方の端部には雌ねじが切られており、円筒部材と第二のフランジ部材は螺合することができる、[1]~[7]のいずれか1つに記載のアタッチメント。
[9]アタッチメントが、さらに、円筒部材の他方の端と第二のフランジ部材の間に挿入されるOリングを有する、[1]~[8]のいずれか1つに記載のアタッチメント。
[10]第二のフランジ部材は円筒部材に着脱不能に結合している、[1]~[7]のいずれか1つに記載のアタッチメント。
本考案のアタッチメントは、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーに装着することにより、塗膜材のネタ配りと均す作業を1つの工具で行うことを可能にし、かつ、アタッチメントは硬化した塗膜材を容易に剥離除去できるので、アタッチメントを装着した塗膜材手塗りローラーは繰り返し使用することができる。
図1は、本考案のアタッチメントの投影図(正面図・右側面図)である。 図2は、本考案のアタッチメントの別の実施形態の投影図(正面図・右側面図)である。 図3は、本考案のアタッチメントの円筒部材の投影図(正面図・右側面図)である。 図4は、本考案のアタッチメントの第一のフランジ部材の投影図(正面図・右側面図)である。 図5は、本考案のアタッチメントを既存の塗膜材手塗りローラーに装着したときの状態を示す図である。 図6は、既存の塗膜材手塗りローラーの一例を示す。
以下、図面を参照しながら本考案を詳しく説明するが、本考案は図面に示されたものに限定されない。
図1に、本考案のアタッチメントの投影図(正面図・右側面図)を示す。図1(a)はアタッチメントの正面図、図1(b)はアタッチメントの右側面図である。
本考案のアタッチメント1は、円筒部材2と、円筒部材の一方の端に取り付けることができる第一のフランジ部材3と、円筒部材の他方の端に取り付けることができるまたは取り付けられた第二のフランジ部材4とを含み、第一のフランジ部材3と第二のフランジ部材4は同一の外径Dを有し、その外径Dは円筒部材2の外径Dよりも大きく、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材の少なくとも一方は中央部に孔5を有し、円筒部材2とフランジ部材3,4はポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂またはシリコーン系樹脂で形成されている。
図3に、円筒部材2の投影図(正面図・右側面図)を示す。図3(a)は円筒部材2の正面図、図3(b)は円筒部材2の右側面図である。
円筒部材2は、中に既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10のローラー部材11を収納することができる空洞2aを有する。円筒部材2の内径D2Iは、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10のローラー部材11の外径D11と略同じであることが好ましい。
円筒部材2の外径Dは、好ましくは20~40mmであり、より好ましくは23~28mmであり、さらに好ましくは25~27mmである。
円筒部材2の内径D2Iは、好ましくは6~39mmであり、より好ましくは17~26mmであり、さらに好ましくは20~23mmである。
円筒部材2の長さLは、好ましくは110~200mmであり、より好ましくは115~160mmであり、さらに好ましくは120~155mmである。
既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10が6インチのウールローラーの場合は、円筒部材2は、外径Dが25~27mmであり、内径D2Iが20~23mmであり、長さLが155~170mmであることが好ましい。
なお、塗膜材手塗りローラーに限らず、建材に使用されるローラーに装着することもでき、その場合は、建材に使用されるローラーのローラー部材の外径D11と円筒部材2の内径D2Iは略同じであることが好ましい。
円筒部材2は、好ましくは、一方の端部には雌ねじ2bが切られている。雌ねじ2bが切られていることにより、第一のフランジ部材3を円筒部材2に螺合することができる。
図3の円筒部材2は一方の端部には雌ねじ2bが切られているが、円筒部材2には必ずしも雌ねじ2bが切られていなくてもよい。円筒部材2に雌ねじ2bが切られていない場合は、第一のフランジ部材3は接着剤または特殊形状などで円筒部材2に取り付けることができる。
円筒部材2は、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂またはシリコーン系樹脂で形成されている。ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂は、硬化した塗膜材を剥離除去しやすいので好ましい。ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などが挙げられるが、ポリプロピレン樹脂が特に好ましい。
第一のフランジ部材3は円筒部材2に取り付けることができる。取り付ける方法は、限定されないが、着脱可能に取り付けてもよいし、あるいは、着脱不能に、すなわちいったん取り付けたら取り外しできないように、取り付けてもよい。
着脱可能に取り付ける方法は、限定するものではないが、ねじで着脱可能に取り付ける方法、ねじ以外の特殊形状(たとえば、嵌合することによる嵌め込み式)で着脱可能に取り付ける方法を挙げることができる。
着脱不能に取り付ける方法は、限定するものではないが、接着剤で着脱不能に取り付ける方法、接着剤以外の特殊形状(たとえば、射出成型での一体型)で着脱不能に取り付ける方法を挙げることができる。
第一のフランジ部材3は円筒部材2に着脱可能に取り付けることができることが好ましい。第一のフランジ部材3が円筒部材2に着脱可能に取り付けることができることにより、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーに本考案のアタッチメントを装着することができ、また、本考案のアタッチメントを使用し尽くした後に、本考案のアタッチメントを新品と交換するために、本考案のアタッチメントを既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーから取り外し、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーを再利用することができる。
第一のフランジ部材3は円筒部材2にねじで着脱可能に取り付けることができることが好ましい。円筒部材2にねじで着脱可能に取り付けることができる第一のフランジ部材3の一例を図4に示す。
図4は、第一のフランジ部材3の投影図(正面図・右側面図)である。図4(a)は第一のフランジ部材3の正面図であり、図4(b)は第一のフランジ部材3の右側面図である。
第一のフランジ部材3は、フランジ本体部3aおよび雄ねじ部3bを有する。第一のフランジ部材3が雄ねじ部3bを有し、円筒部材2の一方の端部には雌ねじ2bが切られていることにより、第一のフランジ部材3は円筒部材2にねじで着脱可能に取り付けることができる。
第一のフランジ部材3は、好ましくは、逃がし溝3cを有する。第一のフランジ部材3が逃がし溝3cを有することにより、第一のフランジ部材3を円筒部材2に嵌めきることができる。
第一のフランジ部材3の外径(フランジ本体部3aの外径)Dは、好ましくは21~43mmであり、より好ましくは24~29mmであり、さらに好ましくは26~28mmである。
第一のフランジ部材3の厚さTは、好ましくは0.5~10mmであり、より好ましくは1~5mmであり、さらに好ましくは1~2mmである。ここで、第一のフランジ部材3の厚さTとは、第一のフランジ部材3がフランジ本体部3aおよび雄ねじ部3bを有する場合も、第一のフランジ部材3が雄ねじ部3bを有せず、フランジ本体部3aのみからなる場合も、フランジ本体部3aの厚さT3aをいう。
図4中、D3bは雄ねじ部3bの外径であり、T3bは雄ねじ部3bの長さであり、T3cは第一のフランジ部材3の逃がし溝3cの幅である。
第二のフランジ部材4は、円筒部材に着脱可能に取り付けることができるものであってもよいし、円筒部材に着脱不能に取り付けられていてもよい。
第二のフランジ部材4を円筒部材に着脱可能に取り付ける方法および円筒部材に着脱不能に取り付ける方法は、第一のフランジ部材3と同様の方法を採用することができる。
第二のフランジ部材4が円筒部材に着脱可能に取り付けることができるものである場合は、第二のフランジ部材4は、フランジ本体部および雄ねじ部を有し、円筒部材2の他方の端部にも雌ねじが切られており、円筒部材2と第二のフランジ部材4は螺合することができることが好ましい。すなわち、第二のフランジ部材4は、孔以外は、第一のフランジ部材3と同一の形状であることが好ましい。
第二のフランジ部材4が円筒部材2に着脱不能に取り付けられている場合は、第二のフランジ部材4は、第一のフランジ部材3のフランジ本体部と同じ形状のフランジ本体部のみからなり、円筒部材に着脱不能に結合している。その場合、第二のフランジ部材4と円筒部材2とは、射出成型などで一体に成形されたものであってもよいし、接着剤等で結合されたものであってもよい。
第二のフランジ部材4の厚さTは、好ましくは0.5~10mmであり、より好ましくは1~5mmであり、さらに好ましくは1~2mmである。ここで、第二のフランジ部材4の厚さTとは、第二のフランジ部材4がフランジ本体部および雄ねじ部を有する場合も、第二のフランジ部材4が雄ねじ部を有せず、フランジ本体部のみからなる場合も、フランジ本体部の厚さをいう。
図1のアタッチメントは、第一のフランジ部材3が円筒部材2にねじで着脱可能に取り付けることができるが、第二のフランジ部材4は円筒部材2に着脱不能に取り付けられている場合のものを示す。
図2のアタッチメントは、第一のフランジ部材3および第二のフランジ部材4が、両方とも、円筒部材2にねじで着脱可能に取り付けることができる場合のものであって、第一のフランジ部材3および第二のフランジ部材4と円筒部材2の間にOリング6を有するものを示す。
第一のフランジ部材および第二のフランジ部材は、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂またはシリコーン系樹脂で形成されている。ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂およびシリコーン系樹脂は、硬化した塗膜材を剥離除去しやすいので好ましい。ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などが挙げられるが、ポリプロピレン樹脂が特に好ましい。
第一のフランジ部材3と第二のフランジ部材4は同一の外径Dを有し、その外径Dは円筒部材の外径Dよりも大きい。
第一のフランジ部材および第二のフランジ部材の外径Dと円筒部材の外径Dの差は、好ましくは0.5~10mmであり、より好ましくは1~5mmであり、さらに好ましくは1~2mmである。
とDの差が、塗膜材の塗布量すなわち塗膜の膜厚を制御する。DとDの差の半分が、塗布直後の塗膜の膜厚となる。
第一のフランジ部材と第二のフランジ部材の少なくとも一方は中央部に孔5を有する。孔5は、本考案のアタッチメントを既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10に装着する際に、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10の支持軸12aを通すためのものである(図4および図5参照)。
孔5は、第一のフランジ部材に設けてもよいし、第二のフランジ部材に設けてもよいし、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材の両方に設けてもよい。
孔5の直径Dは、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10の支持軸12aの外径よりも少し大きくすることが好ましい。孔5の直径Dは、好ましくは6~15mmであり、より好ましくは6~10mmであり、さらに好ましくは6~8mmである。
アタッチメントは、好ましくは、円筒部材2の一方の端と第一のフランジ部材3の間に挿入されるOリング6を有する(図2参照)。Oリングを円筒部材の一方の端と第一のフランジ部材の間に挿入することにより、第一のフランジ部材と円筒部材2の隙間を無くすことで円筒部材内に塗膜材の流入を防ぐことができる。また、円筒部材2とフランジ部材の間にOリングがあることで摩擦が生じ、塗布中にフランジ部材が外れにくくなっている。Oリングの素材は限定するものではないが、ニトリルゴム、フッ素系ゴム、シリコーン系ゴムなどが挙げられ、好ましくはニトリルゴムである。
第二のフランジ部材4が円筒部材にねじで着脱可能に取り付けることができる場合は、アタッチメントは、好ましくは、円筒部材2の他方の端と第二のフランジ部材4の間に挿入されるOリング6を有する。
本考案のアタッチメントは、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーに装着して用いる。
図6に、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーの一例を示す。既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10は、ローラー部材11と、ローラー部材を回転可能に支持する支持軸12aを含む支持部材12と、支持部材の支持軸とは反対側の端部に取り付けられた把手部材13とを含む。既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10がウールローラーの場合、ローラー部材11は芯筒に繊維毛を植毛した部材である。
図5に、本考案のアタッチメント1を既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10に装着したときの状態を示す。
本考案のアタッチメント1を既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー10に装着するときは、次のように行う。
(1)ローラー部材11と、ローラー部材を回転可能に支持する支持軸12aを含む支持部材12と、支持部材の支持軸とは反対側の端部に取り付けられた把手部材13とを含む既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラー(以下、単に「既存の塗膜材手塗りローラー」という。)10を用意する。
(2)既存の塗膜材手塗りローラーのローラー部材11を支持部材12から外す。
(3)本考案のアタッチメントの第一のフランジ部材3が円筒部材2に取り付けられているときは、本考案のアタッチメントの第一のフランジ部材3を円筒部材2から外す。
(4)既存の塗膜材手塗りローラーのローラー部材11を本考案のアタッチメントの円筒部材2の中に挿入した後、円筒部材2に第一のフランジ部材3を螺合する。
(5)本考案のアタッチメントの第二のフランジ部材4が円筒部材2に取り付けられていないときは、本考案のアタッチメントの第二のフランジ部材4を円筒部材2に取り付ける。
(6)既存の塗膜材手塗りローラーの支持部材の支持軸12aを、本考案のアタッチメントの孔5を通してローラー部材11に挿入する。
本考案のアタッチメントは、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーに装着して、塗膜材を手塗りするために使用することができる。
本考案のアタッチメントを既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーに装着することにより、塗膜材の塗布と配りの両方を1つの道具(アタッチメントを装着したローラー)で行うことを可能にするとともに、洗浄剤で軽く拭くだけで、ローラーに付着した塗膜材が固まっても簡単にはがすことができる。本考案のアタッチメントを装着したローラーは、特に立上り施工において、効果的に使用することができる。
本考案のアタッチメントは、既存のすなわち市販の塗膜材手塗りローラーに装着して、塗膜材を手塗りするのに好適に利用することができる。また、本考案のアタッチメントを射出成型で一体型にする場合は、第二のフランジ部材は着脱不能とし、既存の塗膜材手塗りローラーに装着して塗膜材を手塗りすることができる。
1 塗膜材手塗りローラー用アタッチメント
2 円筒部材
2a 空洞
2b 雌ねじ
3 第一のフランジ部材
3a フランジ本体部
3b 雄ねじ部
3c 逃がし溝
4 第二のフランジ部材
5 孔
6 Oリング
10 既存の塗膜材手塗りローラー
11 ローラー部材
12 支持部材
12a 支持軸
13 把手部材

Claims (10)

  1. 塗膜材手塗りローラー用アタッチメントであって、アタッチメントは、円筒部材と、円筒部材の一方の端に取り付けることができる第一のフランジ部材と、円筒部材の他方の端に取り付けることができるまたは取り付けられた第二のフランジ部材とを含み、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材は同一の外径を有し、その外径は円筒部材の外径よりも大きく、第一のフランジ部材と第二のフランジ部材の少なくとも一方は中央部に孔を有し、円筒部材とフランジ部材はポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂またはシリコーン系樹脂で形成されている、アタッチメント。
  2. 円筒部材は、外径が20~40mmであり、内径が6~39mmであり、長さが110~200mmであり、
    第一のフランジ部材および第二のフランジ部材は、外径が21~43mmであり、厚さが0.5~10mmであり、
    第一のフランジ部材および第二のフランジ部材の外径と円筒部材の外径の差が0.5~10mmである、請求項1に記載のアタッチメント。
  3. 第一のフランジ部材は円筒部材に着脱可能に取り付けることができる、請求項1に記載のアタッチメント。
  4. 第一のフランジ部材は円筒部材にねじで着脱可能に取り付けることができる、請求項1に記載のアタッチメント。
  5. 第一のフランジ部材はフランジ本体部および雄ねじ部を有し、円筒部材の一方の端部には雌ねじが切られており、円筒部材と第一のフランジ部材は螺合することができる、請求項1に記載のアタッチメント。
  6. アタッチメントが、さらに、円筒部材の一方の端と第一のフランジ部材の間に挿入されるOリングを有する、請求項1に記載のアタッチメント。
  7. 第一のフランジ部材が逃がし溝を有する、請求項1に記載のアタッチメント。
  8. 第二のフランジ部材は円筒部材にねじで着脱可能に取り付けることができ、第二のフランジ部材はフランジ本体部および雄ねじ部を有し、円筒部材の他方の端部には雌ねじが切られており、円筒部材と第二のフランジ部材は螺合することができる、請求項1に記載のアタッチメント。
  9. アタッチメントが、さらに、円筒部材の他方の端と第二のフランジ部材の間に挿入されるOリングを有する、請求項1に記載のアタッチメント。
  10. 第二のフランジ部材は円筒部材に着脱不能に結合している、請求項1に記載のアタッチメント。
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