JP2004014765A - 衛星放送受信用コンバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】作業効率が良く、長期にわたって密閉状態を維持できる衛星放送受信用コンバータを提供する。
【解決手段】本発明の衛星放送受信用コンバータは、突部8eを熱変形させることによって空気流出用の小孔8dが塞がれることによって、接着剤9の充填と乾燥が1回で済み、作業時間が従来に比して短くできて、作業効率の良好なものが得られ、また、外部環境によってケース7,8の内部が膨張、収縮するが、この時、小孔8dの箇所が熱変形された突部8eで塞がれているため、従来の接着剤に比して強度が強く、長期にわたって、通気孔が生じない密閉状態を提供できる。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明の衛星放送受信用コンバータは、突部8eを熱変形させることによって空気流出用の小孔8dが塞がれることによって、接着剤9の充填と乾燥が1回で済み、作業時間が従来に比して短くできて、作業効率の良好なものが得られ、また、外部環境によってケース7,8の内部が膨張、収縮するが、この時、小孔8dの箇所が熱変形された突部8eで塞がれているため、従来の接着剤に比して強度が強く、長期にわたって、通気孔が生じない密閉状態を提供できる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は屋外に設置されるものに使用して好適な衛星放送受信用コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛星放送受信用コンバータの構成を図3,図4に基づいて説明すると、金属板を折り曲げして形成された枠体51は、上下が開放したロ字状で構成されている。
金属板からなる蓋体52は、枠体51の一方の開放部を塞ぐように、枠体51に掛け止めして取り付けられている。
【0003】
プリント基板からなる回路基板53は、一面側のほぼ全面にわたって形成された接地用パターン54を有すると共に、ここでは図示しないが、他面側に配線パターンが設けられ、この配線パターンには、種々の電気部品を搭載して所望の受信回路が形成されたものとなっている。
【0004】
そして、このような回路基板53は、電気部品(受信回路)を枠体51内に位置した状態で、ロ字状の枠体51の他方の開放部を塞ぐように、枠体51に取り付けられる。
回路基板53が枠体51に取り付けられた際、接地用パターン54は枠体51から露出して、枠体51内をシールドし、その結果、受信回路は、枠体51,蓋体52,及び接地用パターン54によって電気的にシールドされた状態となっている。
【0005】
同軸型のコネクタ55は、枠体51から外方に突出した状態で枠体51に取り付けられ、このコネクタ55には受信回路が接続されている。
フィードホーン56は、回路基板53から垂直状態で接地用パターン54に半田付けされて取り付けられおり、上記のような構成によってコンバータ本体部H2が形成されている。
【0006】
そして、このようなコンバータ本体部H2は、衛星電波をフィードホーン56から受けて、受信回路で処理された信号をコネクタ55から取り出すようになると共に、このような構成のコンバータ本体部H2は、枠体51の内部の密閉度が悪く、このため、屋外で使用する際に雨等の防水を確実にする必要がある。
【0007】
合成樹脂の成型品からなる第1のケース57は、上壁57aと、この上壁57aの周囲から下方に延びる側壁57bと、この側壁57bの下端部において、コネクタ55を外部に導出するための少なくとも導出箇所(図示せず)を除く合わせ部に設けられた溝部57cと、上壁57aから垂直方向に突出し、内部が空洞となった膨出部57dとを有する。
【0008】
そして、この第1のケース57は、フィードホーン56を膨出部57d内に収納した状態で、コンバータ本体部H2の上部全体を覆うように被せられる。
この時、コネクタ55の一部は、導出箇所を通って第1のケース57外に突出した状態となっている。
【0009】
合成樹脂の成型品からなる第2のケース58は、底壁58aと、この底壁58aの周囲から上方に延びる側壁58bと、この側壁58bの上端部において、コネクタ55を外部に導出するための少なくとも導出箇所(図示せず)を除く合わせ部に設けられた突壁58cと、内外に貫通して底壁58aに設けられた小孔58dと、この小孔58dを含んだ状態で底壁58aの外面に設けられた凹部58eとを有する。
【0010】
そして、この第2のケース58は、コンバータ本体部H2の下部全体を覆うように被せられると共に、突壁58cが接着剤59を充填した溝部57c内に突入し、導出箇所を除く第1,第2のケース57,58の合わせ部が接着剤59によって接着されて、密閉された状態となる。
【0011】
この時、コネクタ55の一部は、導出箇所を通って第2のケース58外に突出した状態となるが、第1,第2のケース57,58の導出箇所は、コネクタ55に取り付けたゴムパッキング等によって塞がれたり、或いは接着剤によって塞がれた状態となっている。
【0012】
また、第2のケース58が第1のケース57に組み合わされた際、内部の空気が小孔58dを通って外部に逃がした後の最後の工程で、接着剤59によって小孔58dが塞がれている。
なお、小孔58dの箇所の見栄えを良くするために、凹部58eにラベルを貼着して、小孔58dを見えなくしている。
【0013】
次に、従来の衛星放送受信用コンバータの組立方法を説明すると、先ず、第1のケース57が図3,図4で示す状態から裏返した状態で冶具に保持され、この状態で、溝部57c内に接着剤59を充填する。
【0014】
次に、コネクタ55にパッキングを取り付けた状態で、コンバータ本体部H2を第1のケース57内に載置した後、第2のケース58を第1のケース57に合わせると、内部の空気が小孔58dを通って外部に流出する。
これと同時に、突壁58cが溝部57c内、及び接着剤59内に突入して、合わせ部が塞がれる。
【0015】
そして、小孔58dは、内部が接着剤59によって塞がれた際、内部の空気を逃がして、接着剤59が溝部57c外に流出するのを防いでいる。
次に、溝部57c内の接着剤59を乾燥して固化した後、最後の工程で、小孔58dに接着剤59を充填して小孔58dを塞ぎ、接着剤59を乾燥すると、その組立は完了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来の衛星放送受信用コンバータは、溝部57cと小孔58dの2度にわたって接着剤59の充填、乾燥を繰り返すため、その作業が面倒である上に、作業時間が多くかかって、作業効率が悪いという問題がある。
また、外部環境によってケースの内部が膨張、収縮するが、この時、小孔58dの箇所の接着剤59の強度が弱く、通気孔が生じて密閉状態が悪くなるという問題がある。
また、突壁58cの先端部が平面状となっているため、突壁58cが接着剤59内に突入した時、接着剤59が勢い良く押し出されて、接着剤59が溝部57c外に流出するという問題がある。
【0017】
そこで、本発明は作業効率が良く、長期にわたって密閉状態を維持できる衛星放送受信用コンバータを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、コネクタを設けたコンバータ本体部と、このコンバータ本体部を内部に密閉した状態で収納する第1,第2のケースとを備え、前記コネクタを外部に導出するための少なくとも導出箇所を除く前記第1,第2のケースの合わせ部において、前記第1,第2のケースの一方には溝部が設けられると共に、前記第1,第2のケースの他方には前記溝部内に突入する突壁が設けられ、前記溝部内に充填された接着剤よって前記突壁が前記溝部に接着されて、前記第1,第2のケースの内部を密閉状態にし、前記第1,第2のケースの少なくとも一方には、空気流出用の小孔と、この小孔の近傍に設けられた突部を有し、前記突部を熱変形させることによって前記小孔が塞がれた構成とした。
【0019】
また、第2の解決手段として、前記突部が筒状部で形成された構成とした。
また、第3の解決手段として、前記突壁の先端部が楔状に形成された構成とした。
【0020】
また、第4の解決手段として、前記溝部が前記第1のケースに形成されると共に、前記突壁が前記第2のケースに形成された構成とした。
また、第5の解決手段として、前記第1のケースは、前記第2のケース内に位置する側壁に複数の孔を有すると共に、前記第2のケースの側壁の内部には、複数の突起を有し、この突起が前記孔にスナップ係合するようにした構成とした。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の衛星放送受信用コンバータの図面を説明すると、図1は本発明の衛星放送受信用コンバータの正面図、図2は本発明の衛星放送受信用コンバータの要部の断面図である。
【0022】
本発明の衛星放送受信用コンバータの構成を図1,図2に基づいて説明すると、金属板を折り曲げして形成された枠体1は、上下が開放したロ字状で構成されている。
金属板からなる蓋体2は、枠体1の一方の開放部を塞ぐように、枠体1に掛け止めして取り付けられている。
【0023】
プリント基板からなる回路基板3は、一面側のほぼ全面にわたって形成された接地用パターン4を有すると共に、ここでは図示しないが、他面側に配線パターンが設けられ、この配線パターンには、種々の電気部品を搭載して所望の受信回路が形成されたものとなっている。
【0024】
そして、このような回路基板3は、電気部品(受信回路)を枠体1内に位置した状態で、ロ字状の枠体1の他方の開放部を塞ぐように、枠体1に取り付けられる。
回路基板3が枠体1に取り付けられた際、接地用パターン4は枠体1から露出して、枠体1内をシールドし、その結果、受信回路は、枠体1,蓋体2,及び接地用パターン4によって電気的にシールドされた状態となっている。
【0025】
同軸型のコネクタ5は、枠体1から外方に突出した状態で枠体1に取り付けられ、このコネクタ5には受信回路が接続されている。
フィードホーン6は、回路基板3から垂直状態で接地用パターン4に半田付けされて取り付けられおり、上記のような構成によってコンバータ本体部H1が形成されている。
【0026】
そして、このようなコンバータ本体部H1は、衛星電波をフィードホーン6から受けて、受信回路で処理された信号をコネクタ5から取り出すようになると共に、このような構成のコンバータ本体部H1は、枠体1の内部の密閉度が悪く、このため、屋外で使用する際に雨等の防水を確実にする必要がある。
【0027】
合成樹脂の成型品からなる第1のケース7は、上壁7aと、この上壁7aの周囲から下方に延びる側壁7bと、この側壁7bの下端部において、コネクタ5を外部に導出するための少なくとも導出箇所(図示せず)を除く合わせ部に設けられた溝部7cと、上壁7aから垂直方向に突出し、内部が空洞となった膨出部7dと、溝部7cより内側に位置する側壁7bに設けられた複数の孔7eとを有する。
【0028】
そして、この第1のケース7は、フィードホーン6を膨出部7d内に収納した状態で、コンバータ本体部H1の上部全体を覆うように被せられる。
この時、コネクタ5の一部は、導出箇所を通って第1のケース7外に突出した状態となっている。
【0029】
合成樹脂の成型品からなる第2のケース8は、底壁8aと、この底壁8aの周囲から上方に延びる側壁8bと、この側壁8bの上端部において、コネクタ5を外部に導出するための少なくとも導出箇所(図示せず)を除く合わせ部に設けられた先端部の尖った楔状の突壁8cと、内外に貫通して底壁8aに設けられた小孔8dと、この小孔8dの外周に設けられた筒状の突部8eと、この突部8eを含んだ状態で底壁8aの外面に設けられた凹部8fと、側壁8bの内面に設けられた複数の突起8gとを有する。
【0030】
そして、この第2のケース8は、コンバータ本体部H1の下部全体を覆うように被せられると共に、突壁8cが接着剤9を充填した溝部7c内に突入し、導出箇所を除く第1,第2のケース7,8の合わせ部が接着剤9によって接着されて、密閉された状態となる。
【0031】
また、第1,第2のケース7,8が組み合わされた際、溝部7cの内側に位置する第1のケース7の側壁7bが第2のケース8の側壁8b内に位置して、突起8gが孔7e内にスナップ係合し、第2のケース8が第1のケース7に掛け止めされた構成となる。
【0032】
この時、コネクタ5の一部は、導出箇所を通って第2のケース8外に突出した状態となるが、第1,第2のケース7,8の導出箇所は、コネクタ5に取り付けたゴムパッキング等によって塞がれたり、或いは接着剤によって塞がれた状態となっている。
【0033】
また、第2のケース8が第1のケース7に組み合わされた際、内部の空気が小孔8dを通って外部に逃がした後の最後の工程で、突部8eが熱変形されて小孔8dが塞がれている。
なお、小孔8dの箇所の見栄えを良くするために、凹部8fにラベルを貼着して、小孔8dを見えなくしている。
【0034】
次に、本発明の衛星放送受信用コンバータの組立方法を説明すると、先ず、第1のケース7が図1,図2で示す状態から裏返した状態で冶具に保持され、この状態で、溝部7c内に接着剤9を充填する。
【0035】
次に、コネクタ5にパッキングを取り付けた状態で、コンバータ本体部H1を第1のケース7内に載置した後、第2のケース8を第1のケース7に合わせると、内部の空気が小孔8dを通って外部に流出する。
これと同時に、突壁8cが溝部7c内、及び接着剤9内に突入して、合わせ部が塞がれると共に、突起8gが孔7eにスナップ係合して、第2のケース8が第1のケース7に掛け止めされる。
【0036】
そして、小孔8dは、内部が接着剤9によって塞がれた際、内部の空気を逃がして、接着剤9が溝部7c外に流出するのを防いでいる。
次に、溝部7c内の接着剤9を乾燥して固化した後、最後の工程で、加熱された冶具によって突部8eを熱変形させて、小孔8dを塞ぐと、その組立は完了する。
【0037】
なお、この実施例では、第2のケース8に小孔8dと突部8eを設けたもので説明したが、小孔8dと突部8eを第1のケース7に設けても良い。
また、この実施例では、第1のケース7に溝部7cを、また、第2のケース8に突壁8cを設けたもので説明したが、第1のケース7に突壁を設け、第2のケース8に溝部を設けたものでも良い。
【0038】
【発明の効果】
本発明の衛星放送受信用コンバータは、コネクタを設けたコンバータ本体部と、このコンバータ本体部を内部に密閉した状態で収納する第1,第2のケースとを備え、コネクタを外部に導出するための少なくとも導出箇所を除く第1,第2のケースの合わせ部において、第1,第2のケースの一方には溝部が設けられると共に、第1,第2のケースの他方には溝部内に突入する突壁が設けられ、溝部内に充填された接着剤よって突壁が溝部に接着されて、第1,第2のケースの内部を密閉状態にし、第1,第2のケースの少なくとも一方には、空気流出用の小孔と、この小孔の近傍に設けられた突部を有し、突部を熱変形させることによって小孔が塞がれた構成とした。
このように、突部を熱変形させることによって空気流出用の小孔が塞がれることによって、接着剤の充填と乾燥が1回で済み、作業時間が従来に比して短くできて、作業効率の良好なものが得られる。
また、外部環境によってケースの内部が膨張、収縮するが、この時、小孔の箇所が熱変形された突部で塞がれているため、従来の接着剤に比して強度が強く、長期にわたって、通気孔が生じない密閉状態を提供できる。
【0039】
また、突部が筒状部で形成されたため、突部の熱変形を容易にできて、小孔の塞ぎを確実にできる。
【0040】
また、突壁の先端部が楔状に形成されたため、接着剤内への突入時の接着剤の押し出しを少なくできて、溝部からの接着剤の流出を防止できる。
【0041】
また、溝部が前記第1のケースに形成されると共に、突壁が第2のケースに形成されたため、第1のケースを上方に位置できて、溝部への水分の溜まりを無くすことができる。
【0042】
また、第1のケースは、第2のケース内に位置する側壁に複数の孔を有すると共に、第2のケースの側壁の内部には、複数の突起を有し、この突起が孔にスナップ係合するようにしたため、第1,第2のケースの組合せが容易で、両者の結合を確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星放送受信用コンバータの正面図。
【図2】本発明の衛星放送受信用コンバータの要部の断面図。
【図3】従来の衛星放送受信用コンバータの正面図。
【図4】従来の衛星放送受信用コンバータの要部の断面図。
【符号の説明】
1 枠体
2 蓋体
3 回路基板
4 接地用パターン
5 コネクタ
6 フィードホーン
H1 コンバータ本体部
7 第1のケース
7a 上壁
7b 側壁
7c 溝部
7d 膨出部
7e 孔
8 第2のケース
8a 底壁
8b 側壁
8c 突壁
8d 小孔
8e 突部
8f 凹部
8g 突起
9 接着剤
【発明の属する技術分野】
本発明は屋外に設置されるものに使用して好適な衛星放送受信用コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛星放送受信用コンバータの構成を図3,図4に基づいて説明すると、金属板を折り曲げして形成された枠体51は、上下が開放したロ字状で構成されている。
金属板からなる蓋体52は、枠体51の一方の開放部を塞ぐように、枠体51に掛け止めして取り付けられている。
【0003】
プリント基板からなる回路基板53は、一面側のほぼ全面にわたって形成された接地用パターン54を有すると共に、ここでは図示しないが、他面側に配線パターンが設けられ、この配線パターンには、種々の電気部品を搭載して所望の受信回路が形成されたものとなっている。
【0004】
そして、このような回路基板53は、電気部品(受信回路)を枠体51内に位置した状態で、ロ字状の枠体51の他方の開放部を塞ぐように、枠体51に取り付けられる。
回路基板53が枠体51に取り付けられた際、接地用パターン54は枠体51から露出して、枠体51内をシールドし、その結果、受信回路は、枠体51,蓋体52,及び接地用パターン54によって電気的にシールドされた状態となっている。
【0005】
同軸型のコネクタ55は、枠体51から外方に突出した状態で枠体51に取り付けられ、このコネクタ55には受信回路が接続されている。
フィードホーン56は、回路基板53から垂直状態で接地用パターン54に半田付けされて取り付けられおり、上記のような構成によってコンバータ本体部H2が形成されている。
【0006】
そして、このようなコンバータ本体部H2は、衛星電波をフィードホーン56から受けて、受信回路で処理された信号をコネクタ55から取り出すようになると共に、このような構成のコンバータ本体部H2は、枠体51の内部の密閉度が悪く、このため、屋外で使用する際に雨等の防水を確実にする必要がある。
【0007】
合成樹脂の成型品からなる第1のケース57は、上壁57aと、この上壁57aの周囲から下方に延びる側壁57bと、この側壁57bの下端部において、コネクタ55を外部に導出するための少なくとも導出箇所(図示せず)を除く合わせ部に設けられた溝部57cと、上壁57aから垂直方向に突出し、内部が空洞となった膨出部57dとを有する。
【0008】
そして、この第1のケース57は、フィードホーン56を膨出部57d内に収納した状態で、コンバータ本体部H2の上部全体を覆うように被せられる。
この時、コネクタ55の一部は、導出箇所を通って第1のケース57外に突出した状態となっている。
【0009】
合成樹脂の成型品からなる第2のケース58は、底壁58aと、この底壁58aの周囲から上方に延びる側壁58bと、この側壁58bの上端部において、コネクタ55を外部に導出するための少なくとも導出箇所(図示せず)を除く合わせ部に設けられた突壁58cと、内外に貫通して底壁58aに設けられた小孔58dと、この小孔58dを含んだ状態で底壁58aの外面に設けられた凹部58eとを有する。
【0010】
そして、この第2のケース58は、コンバータ本体部H2の下部全体を覆うように被せられると共に、突壁58cが接着剤59を充填した溝部57c内に突入し、導出箇所を除く第1,第2のケース57,58の合わせ部が接着剤59によって接着されて、密閉された状態となる。
【0011】
この時、コネクタ55の一部は、導出箇所を通って第2のケース58外に突出した状態となるが、第1,第2のケース57,58の導出箇所は、コネクタ55に取り付けたゴムパッキング等によって塞がれたり、或いは接着剤によって塞がれた状態となっている。
【0012】
また、第2のケース58が第1のケース57に組み合わされた際、内部の空気が小孔58dを通って外部に逃がした後の最後の工程で、接着剤59によって小孔58dが塞がれている。
なお、小孔58dの箇所の見栄えを良くするために、凹部58eにラベルを貼着して、小孔58dを見えなくしている。
【0013】
次に、従来の衛星放送受信用コンバータの組立方法を説明すると、先ず、第1のケース57が図3,図4で示す状態から裏返した状態で冶具に保持され、この状態で、溝部57c内に接着剤59を充填する。
【0014】
次に、コネクタ55にパッキングを取り付けた状態で、コンバータ本体部H2を第1のケース57内に載置した後、第2のケース58を第1のケース57に合わせると、内部の空気が小孔58dを通って外部に流出する。
これと同時に、突壁58cが溝部57c内、及び接着剤59内に突入して、合わせ部が塞がれる。
【0015】
そして、小孔58dは、内部が接着剤59によって塞がれた際、内部の空気を逃がして、接着剤59が溝部57c外に流出するのを防いでいる。
次に、溝部57c内の接着剤59を乾燥して固化した後、最後の工程で、小孔58dに接着剤59を充填して小孔58dを塞ぎ、接着剤59を乾燥すると、その組立は完了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来の衛星放送受信用コンバータは、溝部57cと小孔58dの2度にわたって接着剤59の充填、乾燥を繰り返すため、その作業が面倒である上に、作業時間が多くかかって、作業効率が悪いという問題がある。
また、外部環境によってケースの内部が膨張、収縮するが、この時、小孔58dの箇所の接着剤59の強度が弱く、通気孔が生じて密閉状態が悪くなるという問題がある。
また、突壁58cの先端部が平面状となっているため、突壁58cが接着剤59内に突入した時、接着剤59が勢い良く押し出されて、接着剤59が溝部57c外に流出するという問題がある。
【0017】
そこで、本発明は作業効率が良く、長期にわたって密閉状態を維持できる衛星放送受信用コンバータを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、コネクタを設けたコンバータ本体部と、このコンバータ本体部を内部に密閉した状態で収納する第1,第2のケースとを備え、前記コネクタを外部に導出するための少なくとも導出箇所を除く前記第1,第2のケースの合わせ部において、前記第1,第2のケースの一方には溝部が設けられると共に、前記第1,第2のケースの他方には前記溝部内に突入する突壁が設けられ、前記溝部内に充填された接着剤よって前記突壁が前記溝部に接着されて、前記第1,第2のケースの内部を密閉状態にし、前記第1,第2のケースの少なくとも一方には、空気流出用の小孔と、この小孔の近傍に設けられた突部を有し、前記突部を熱変形させることによって前記小孔が塞がれた構成とした。
【0019】
また、第2の解決手段として、前記突部が筒状部で形成された構成とした。
また、第3の解決手段として、前記突壁の先端部が楔状に形成された構成とした。
【0020】
また、第4の解決手段として、前記溝部が前記第1のケースに形成されると共に、前記突壁が前記第2のケースに形成された構成とした。
また、第5の解決手段として、前記第1のケースは、前記第2のケース内に位置する側壁に複数の孔を有すると共に、前記第2のケースの側壁の内部には、複数の突起を有し、この突起が前記孔にスナップ係合するようにした構成とした。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の衛星放送受信用コンバータの図面を説明すると、図1は本発明の衛星放送受信用コンバータの正面図、図2は本発明の衛星放送受信用コンバータの要部の断面図である。
【0022】
本発明の衛星放送受信用コンバータの構成を図1,図2に基づいて説明すると、金属板を折り曲げして形成された枠体1は、上下が開放したロ字状で構成されている。
金属板からなる蓋体2は、枠体1の一方の開放部を塞ぐように、枠体1に掛け止めして取り付けられている。
【0023】
プリント基板からなる回路基板3は、一面側のほぼ全面にわたって形成された接地用パターン4を有すると共に、ここでは図示しないが、他面側に配線パターンが設けられ、この配線パターンには、種々の電気部品を搭載して所望の受信回路が形成されたものとなっている。
【0024】
そして、このような回路基板3は、電気部品(受信回路)を枠体1内に位置した状態で、ロ字状の枠体1の他方の開放部を塞ぐように、枠体1に取り付けられる。
回路基板3が枠体1に取り付けられた際、接地用パターン4は枠体1から露出して、枠体1内をシールドし、その結果、受信回路は、枠体1,蓋体2,及び接地用パターン4によって電気的にシールドされた状態となっている。
【0025】
同軸型のコネクタ5は、枠体1から外方に突出した状態で枠体1に取り付けられ、このコネクタ5には受信回路が接続されている。
フィードホーン6は、回路基板3から垂直状態で接地用パターン4に半田付けされて取り付けられおり、上記のような構成によってコンバータ本体部H1が形成されている。
【0026】
そして、このようなコンバータ本体部H1は、衛星電波をフィードホーン6から受けて、受信回路で処理された信号をコネクタ5から取り出すようになると共に、このような構成のコンバータ本体部H1は、枠体1の内部の密閉度が悪く、このため、屋外で使用する際に雨等の防水を確実にする必要がある。
【0027】
合成樹脂の成型品からなる第1のケース7は、上壁7aと、この上壁7aの周囲から下方に延びる側壁7bと、この側壁7bの下端部において、コネクタ5を外部に導出するための少なくとも導出箇所(図示せず)を除く合わせ部に設けられた溝部7cと、上壁7aから垂直方向に突出し、内部が空洞となった膨出部7dと、溝部7cより内側に位置する側壁7bに設けられた複数の孔7eとを有する。
【0028】
そして、この第1のケース7は、フィードホーン6を膨出部7d内に収納した状態で、コンバータ本体部H1の上部全体を覆うように被せられる。
この時、コネクタ5の一部は、導出箇所を通って第1のケース7外に突出した状態となっている。
【0029】
合成樹脂の成型品からなる第2のケース8は、底壁8aと、この底壁8aの周囲から上方に延びる側壁8bと、この側壁8bの上端部において、コネクタ5を外部に導出するための少なくとも導出箇所(図示せず)を除く合わせ部に設けられた先端部の尖った楔状の突壁8cと、内外に貫通して底壁8aに設けられた小孔8dと、この小孔8dの外周に設けられた筒状の突部8eと、この突部8eを含んだ状態で底壁8aの外面に設けられた凹部8fと、側壁8bの内面に設けられた複数の突起8gとを有する。
【0030】
そして、この第2のケース8は、コンバータ本体部H1の下部全体を覆うように被せられると共に、突壁8cが接着剤9を充填した溝部7c内に突入し、導出箇所を除く第1,第2のケース7,8の合わせ部が接着剤9によって接着されて、密閉された状態となる。
【0031】
また、第1,第2のケース7,8が組み合わされた際、溝部7cの内側に位置する第1のケース7の側壁7bが第2のケース8の側壁8b内に位置して、突起8gが孔7e内にスナップ係合し、第2のケース8が第1のケース7に掛け止めされた構成となる。
【0032】
この時、コネクタ5の一部は、導出箇所を通って第2のケース8外に突出した状態となるが、第1,第2のケース7,8の導出箇所は、コネクタ5に取り付けたゴムパッキング等によって塞がれたり、或いは接着剤によって塞がれた状態となっている。
【0033】
また、第2のケース8が第1のケース7に組み合わされた際、内部の空気が小孔8dを通って外部に逃がした後の最後の工程で、突部8eが熱変形されて小孔8dが塞がれている。
なお、小孔8dの箇所の見栄えを良くするために、凹部8fにラベルを貼着して、小孔8dを見えなくしている。
【0034】
次に、本発明の衛星放送受信用コンバータの組立方法を説明すると、先ず、第1のケース7が図1,図2で示す状態から裏返した状態で冶具に保持され、この状態で、溝部7c内に接着剤9を充填する。
【0035】
次に、コネクタ5にパッキングを取り付けた状態で、コンバータ本体部H1を第1のケース7内に載置した後、第2のケース8を第1のケース7に合わせると、内部の空気が小孔8dを通って外部に流出する。
これと同時に、突壁8cが溝部7c内、及び接着剤9内に突入して、合わせ部が塞がれると共に、突起8gが孔7eにスナップ係合して、第2のケース8が第1のケース7に掛け止めされる。
【0036】
そして、小孔8dは、内部が接着剤9によって塞がれた際、内部の空気を逃がして、接着剤9が溝部7c外に流出するのを防いでいる。
次に、溝部7c内の接着剤9を乾燥して固化した後、最後の工程で、加熱された冶具によって突部8eを熱変形させて、小孔8dを塞ぐと、その組立は完了する。
【0037】
なお、この実施例では、第2のケース8に小孔8dと突部8eを設けたもので説明したが、小孔8dと突部8eを第1のケース7に設けても良い。
また、この実施例では、第1のケース7に溝部7cを、また、第2のケース8に突壁8cを設けたもので説明したが、第1のケース7に突壁を設け、第2のケース8に溝部を設けたものでも良い。
【0038】
【発明の効果】
本発明の衛星放送受信用コンバータは、コネクタを設けたコンバータ本体部と、このコンバータ本体部を内部に密閉した状態で収納する第1,第2のケースとを備え、コネクタを外部に導出するための少なくとも導出箇所を除く第1,第2のケースの合わせ部において、第1,第2のケースの一方には溝部が設けられると共に、第1,第2のケースの他方には溝部内に突入する突壁が設けられ、溝部内に充填された接着剤よって突壁が溝部に接着されて、第1,第2のケースの内部を密閉状態にし、第1,第2のケースの少なくとも一方には、空気流出用の小孔と、この小孔の近傍に設けられた突部を有し、突部を熱変形させることによって小孔が塞がれた構成とした。
このように、突部を熱変形させることによって空気流出用の小孔が塞がれることによって、接着剤の充填と乾燥が1回で済み、作業時間が従来に比して短くできて、作業効率の良好なものが得られる。
また、外部環境によってケースの内部が膨張、収縮するが、この時、小孔の箇所が熱変形された突部で塞がれているため、従来の接着剤に比して強度が強く、長期にわたって、通気孔が生じない密閉状態を提供できる。
【0039】
また、突部が筒状部で形成されたため、突部の熱変形を容易にできて、小孔の塞ぎを確実にできる。
【0040】
また、突壁の先端部が楔状に形成されたため、接着剤内への突入時の接着剤の押し出しを少なくできて、溝部からの接着剤の流出を防止できる。
【0041】
また、溝部が前記第1のケースに形成されると共に、突壁が第2のケースに形成されたため、第1のケースを上方に位置できて、溝部への水分の溜まりを無くすことができる。
【0042】
また、第1のケースは、第2のケース内に位置する側壁に複数の孔を有すると共に、第2のケースの側壁の内部には、複数の突起を有し、この突起が孔にスナップ係合するようにしたため、第1,第2のケースの組合せが容易で、両者の結合を確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星放送受信用コンバータの正面図。
【図2】本発明の衛星放送受信用コンバータの要部の断面図。
【図3】従来の衛星放送受信用コンバータの正面図。
【図4】従来の衛星放送受信用コンバータの要部の断面図。
【符号の説明】
1 枠体
2 蓋体
3 回路基板
4 接地用パターン
5 コネクタ
6 フィードホーン
H1 コンバータ本体部
7 第1のケース
7a 上壁
7b 側壁
7c 溝部
7d 膨出部
7e 孔
8 第2のケース
8a 底壁
8b 側壁
8c 突壁
8d 小孔
8e 突部
8f 凹部
8g 突起
9 接着剤
Claims (5)
- コネクタを設けたコンバータ本体部と、このコンバータ本体部を内部に密閉した状態で収納する第1,第2のケースとを備え、前記コネクタを外部に導出するための少なくとも導出箇所を除く前記第1,第2のケースの合わせ部において、前記第1,第2のケースの一方には溝部が設けられると共に、前記第1,第2のケースの他方には前記溝部内に突入する突壁が設けられ、前記溝部内に充填された接着剤よって前記突壁が前記溝部に接着されて、前記第1,第2のケースの内部を密閉状態にし、前記第1,第2のケースの少なくとも一方には、空気流出用の小孔と、この小孔の近傍に設けられた突部を有し、前記突部を熱変形させることによって前記小孔が塞がれたことを特徴とする衛星放送受信用コンバータ。
- 前記突部が筒状部で形成されたことを特徴とする請求項1記載の衛星放送受信用コンバータ。
- 前記突壁の先端部が楔状に形成されたことを特徴とする請求項1、又は2記載の衛星放送受信用コンバータ。
- 前記溝部が前記第1のケースに形成されると共に、前記突壁が前記第2のケースに形成されたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の衛星放送受信用コンバータ。
- 前記第1のケースは、前記第2のケース内に位置する側壁に複数の孔を有すると共に、前記第2のケースの側壁の内部には、複数の突起を有し、この突起が前記孔にスナップ係合するようにしたことを特徴とする請求項4記載の衛星放送受信用コンバータ。
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