JP6048427B2 - 電子装置 - Google Patents
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Description
例えば、図7に示す従来の電子装置50では、筐体51内に収容された図示しない基板から筐体外へハーネス52が引き出され、ハーネス52の端部にはコネクタ53が設けられている。ハーネス52の複数の電線は、それぞれ基板と接続されており、筐体51には、ハーネス52の複数の電線を挿入する複数の孔が形成され、各孔には電線を保護するグロメット54が装着されている。
また、例えば、図9(a)に示す別の従来の電子装置70では、コネクタ71は筐体72に形成された矩形の開口部73より外部に突出するように配置され、筐体72内に収容された図示しない基板とコネクタ71とは、リード線で接続されている。図9(b)に示すように、開口部73とコネクタ71の外周部間の隙間Gは、外部より針金などの異物が侵入しないよう微小な隙間に維持されている。
また、電子装置60に示す従来技術では、コネクタ61は筐体62に直接ボルト63によりねじ止めされているので、部品点数が増大し、ボルト締結工数が余分にかかる問題がある。
また、電子装置70に示す従来技術では、筐体72の開口部73とコネクタ71の外周部間の隙間Gを微小な隙間に維持させるために、部品に厳しい寸法公差を必要とする問題がある。特に、筐体72を1部品構成とする場合には、組付け方向が規定され、設計上の制約が発生する問題がある。
また、電子装置60に示す従来技術及び、特許文献1に開示された従来技術では、コネクタは筐体に直接取付けられており、筐体に伝達された振動がコネクタに直接伝わり、コネクタを破損する恐れがある。また、筐体とコネクタとは熱膨張係数が異なることにより、筐体に伝わった熱によってコネクタが破損する恐れがある。そのため、コネクタと筐体間に隙間を設けることが好ましい。
図1に示す電子装置10は、筐体11と、筐体11内に収容された基板12と、基板12に実装され、一部が筐体11外に露出されたコネクタ13とを有している。
筐体11は、開口部を有する箱状の筐体本体14と、筐体本体14の開口部を覆う蓋体15とを有している。
図3及び図6(a)に示すように、筐体本体14の側壁部17のうち、コネクタ13の一部を外部に露出させる側の側壁部18には、開口部19が形成されている。開口部19は、側壁部18の上端側に形成され、上方に開口している。開口部19は、側壁部18の上端側を矩形に切り欠くことにより形成されており、開口部19には、互いに平行な2辺と2辺と直角な1辺とを備えた開口部19の縁部19Aが形成されている。
図3及び図6(a)に示すように、蓋体15の側壁部25のうち、コネクタ13の一部を外部に露出させる側の側壁部26には、開口部27が形成されている。開口部27は、側壁部26の下端側に形成され、下方に開口している。開口部27は、側壁部26の下端側を矩形に切り欠くことにより形成されており、開口部27には、互いに平行な2辺と2辺と直角な1辺とを備えた開口部27の縁部27Aが形成されている。
図1、図3及び図4に示すように、コネクタ13は、絶縁材料からなるコネクタ本体30と、コネクタ本体30の周囲に形成された外側リブ31及び内側リブ32を備えている。
コネクタ13は基板12に、ねじ34により例えばねじ止めされている。なおはんだにより固定されていても良い。
外側リブ31のコネクタ13の径方向の長さは、部位31Aと比較して、部位31Bの方が長く形成されている。外側リブ31のコネクタ13の径方向の長さとは、外側リブ31の周壁部30A側の基部から外周側の先端部までの長さに相当し、図5(b)に示すように、部位31Aの長さL1とし部位31Bの長さL2とすると、L1<L2となるように形成されている。
内側リブ32のコネクタ13の径方向の長さは、部位32Aと部位32Bとで同等の長さに形成されている。内側リブ32のコネクタ13の径方向の長さとは、内側リブ32の周壁部30A側の基部から外周側の先端部までの長さに相当し、図5(b)に示すように、部位32Aの長さL3とし部位32Bの長さL4とすると、L3≒L4となるように形成されている。また、L1とL3とは同等の長さに形成されている。よって、コネクタ本体30に対して上部側では、部位31Aの長さL1と部位32Aの長さL3とは同等の長さに形成されているが、コネクタ本体30に対して下部側では、部位31Bの長さL2の方が部位32Bの長さL4よりも長くなるように形成されている。
図4及び図5(b)に示すように、段差部31E、32Eの上下方向の形成位置は、段差部32Eの方が上部に形成され、段差部31Eの方が下部に形成されている。
図5(b)に示すように、側壁部18及び側壁部26が、外側リブ31と内側リブ32との間に挿入された状態で、側壁部26が側壁部18よりも外側に配置され、側壁部18が側壁部26よりも内側に配置される。なお、図2に示すように、蓋体15の側壁部25は、全周に渡り筐体本体14の側壁部17より外側に配置される。これは、蓋体15を筐体本体14に装着するときに、装着し易くするためである。また上面からの水等に対して内部への浸水防止になる。
また、図5(a)、図5(b)に示すように、コネクタ本体30の側方において、側壁部18の上端部と側壁部26の下端部とは、重なった状態にある。なお、図2に示すように、筐体本体14の側壁部17と蓋体15の側壁部25とは、コネクタ本体30の周囲を除き、全周に渡り重なった状態にある。これは、重なった状態にすることにより、外部より異物などの進入を防止するためである。
先ず、筐体本体14を準備する。
次に、コネクタ13を実装した基板12を準備し、筐体本体14の開口部14Aよりコネクタ13の外側リブ31及び内側リブ32間に、側壁部18の開口部19が位置するように配置し位置決めをした上で、基板12を受け部21にねじ22により固定する。
次に、蓋体15を準備し、コネクタ13の外側リブ31及び内側リブ32間に、側壁部26の開口部27が位置するように位置決めをした上で、蓋体15を取付部23にねじ29により固定する。
コネクタ本体30の周囲には外側リブ31及び内側リブ32が設けられ、外側リブ31と内側リブ32との間に、筐体本体14の側壁部18及び蓋体15の側壁部26が位置する状態にある。
すなわち、側壁部18の開口部19の縁部19Aと周壁部30Aとの間には、所定の隙間を維持した状態にある。また、側壁部18と外側リブ31間の隙間b及び、側壁部18と内側リブ32間の隙間dは、外部より針金などの筐体11内への進入を防止するのに充分小さく設定されていることにより、針金の筐体11内への進入を防止することが可能である。
また、コネクタ本体30の側方において、側壁部18の先端部と側壁部26の下端部とは、重なった状態にある。なお、筐体本体14の側壁部17と蓋体15の側壁部25とは、コネクタ本体30の周囲を除き、全周に渡り重なった状態にある。このため、外部より異物などの進入を防止することが可能である。
○ 上記の実施形態においては、外側リブ31及び内側リブ32はコネクタ本体30に一体形成されているとして説明したが、外側リブ31及び内側リブ32をコネクタ本体30とは別体で形成し、別体で形成した外側リブ31及び内側リブ32をコネクタ本体30に接着剤などで取り付け一体化しても良い。
11 筐体
12 基板
13 コネクタ
14 筐体本体
15 蓋体
18 側壁部
19 開口部
19A 開口部の縁部
26 側壁部
27 開口部
27A 開口部の縁部
30 コネクタ本体
30A 周壁部
31 外側リブ
31E 段差部
32 内側リブ
32E 段差部
33 リード線
Claims (3)
- 基板と、
前記基板に実装され、前記基板とコネクタ本体とを電気的に接続するリード線を備えたコネクタと、
前記基板を収容すると共に、前記コネクタの一部を外部に露出させる開口部を有し、前記開口部の縁部と前記コネクタとの間に隙間が形成された筐体と、を備えた電子装置であって、
前記筐体は、筐体本体と蓋体を有し、
前記開口部は前記蓋体の側壁部の端部を切欠いて形成される第1開口部と、前記筐体本体の側壁部の端部を切欠いて形成される第2開口部とからなり、
前記コネクタ本体に取り付けられる鍔状の外側リブと、
前記コネクタ本体に取り付けられ、前記外側リブより内側に設けられる鍔状の内側リブと、
前記第1開口部及び前記第2開口部に取り付けられ、前記外側リブと前記内側リブとの間の隙間に挿入される凸部と、を備え、
前記外側リブは、該外側リブの外側の部位と内側の部位との間に形成された段差部を備え、
前記内側リブは、該内側リブの外側の部位と内側の部位との間に形成された段差部を備え、
前記蓋体の凸部と前記筐体本体の凸部は、前記外側リブの段差部と前記内側リブの段差部の間にて重なるように、前記外側リブと前記内側リブの隙間に挿入されていることを特徴とする電子装置。 - 前記外側リブ及び前記内側リブは前記コネクタ本体の周壁部全周に連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
- 前記外側リブのコネクタの径方向の長さが、前記内側リブのコネクタの径方向の長さより長く形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
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