JP2018152531A - 電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板に水がかかりにくい簡便な構造を提供する。
【解決手段】 第1部品10と第2部品20が組み合わさることで閉塞空間を構成し、該閉塞空間に電子回路基板60を収容する電子装置100において、電子回路基板に設けられた接続端子61を閉塞空間の外へ突出させるハウジング30と、ハウジングを嵌合させるコネクタ用開口部40と、を備え、第1部品が第2部品より上下方向の下側になるように設置される電子装置であって、電子回路基板は、コネクタ用開口部の上縁41が第1部品と第2部品が組み合わされる継ぎ目50より上下方向の上側である場合には上縁より上下方向の上側に配置され、上縁が継ぎ目より上下方向の下側である場合には継ぎ目より上下方向の上側に配置される電子装置。
【選択図】 図3
【解決手段】 第1部品10と第2部品20が組み合わさることで閉塞空間を構成し、該閉塞空間に電子回路基板60を収容する電子装置100において、電子回路基板に設けられた接続端子61を閉塞空間の外へ突出させるハウジング30と、ハウジングを嵌合させるコネクタ用開口部40と、を備え、第1部品が第2部品より上下方向の下側になるように設置される電子装置であって、電子回路基板は、コネクタ用開口部の上縁41が第1部品と第2部品が組み合わされる継ぎ目50より上下方向の上側である場合には上縁より上下方向の上側に配置され、上縁が継ぎ目より上下方向の下側である場合には継ぎ目より上下方向の上側に配置される電子装置。
【選択図】 図3
Description
本発明は、電子装置に関し、特に、ケースとカバーから構成される筐体の内部に電子回路基板を収容する電子装置に関する。
従来から、車両のエンジンルーム内など水を被る場所に設置し、ケースとカバーから構成される筐体の内部に電子回路基板を収容する電子装置において、電子回路基板を水から保護するための技術が知られている。例えば、特許文献1は、コネクタの組み付け位置の精度を高めなくても、コネクタの両側の側面部とケース本体のコネクタ用開口部の両側の内側面部との間に隙間を確実に確保する電子制御機器のケースを開示する。このケースは、プリント配線基板を収容するケース本体と、このケース本体の開口部を閉塞するカバーと、上記開口部に連通すると共にプリント配線基板のコネクタが嵌合するようにケース本体の側壁部に設けられたコネクタ用開口部を備える。本ケースは、ケース本体の開口縁部とカバーの周縁部との間、コネクタの上面部とカバーの周縁部との間、並びに、コネクタ用開口部の内面部とコネクタの外面部との間をシールする液状シール材を備え、コネクタ用開口部の両側の内側面部に設けられた突条部を備えて成るものである。
また、特許文献2は、電子装置の内部への液体の浸入を防止する電子装置を開示する。この電子装置は、電子部品が実装された基板と、基板に固定されて正面側において相手コネクタと接続するコネクタとを備えている。また、この電子装置は、基板を覆い正面側に開口した開口部を有するケースを備え、ケースの上面は開口部の近傍においてコネクタの上面と近接する。コネクタの上面は、正面側に直交しつつ略水平方向に延びる防滴溝を備え、ケースの上面は、防滴溝と略同一方向に延びて防滴溝と嵌合する板状の防滴リブを備えている。防滴リブは、ケースの上面とコネクタの上面との相互間に浸入した液体を堰き止め、防滴リブと防滴溝の壁面との間隙が、防滴リブが堰き止めた液体を流すための第1通路として機能する。
しかし、シール材を用いたり複雑な構造にすると、その材料費や加工費が余分にかかるためコストが増大する。また、車室内のインスツルメンツパネル内に設置される電子制御機器には、基本的には水はかからないが、まれに水をかけて車室内を洗うことがある。このような場合には、インスツルメンツパネルのすき間を通して電子制御機器に水がかかる場合がある。シール材を用いるほどではないものの、内部の電子回路基板には水がかからないようにする必要がある。
そこで、本発明は、シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板に水がかかりにくい簡便な構造を有する電子装置を提供する。
そこで、本発明は、シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板に水がかかりにくい簡便な構造を有する電子装置を提供する。
上記課題を解決するために、第1部品と第2部品が組み合わさることで閉塞空間を構成し、この閉塞空間に電子回路基板を収容する電子装置において、電子回路基板に設けられた接続端子を閉塞空間の外へ突出させるハウジングと、ハウジングを嵌合させるコネクタ用開口部と、を備え、第1部品が第2部品より上下方向の下側になるように設置される電子装置であって、電子回路基板は、コネクタ用開口部の上縁が第1部品と第2部品が組み合わされる継ぎ目より上下方向の上側である場合には上縁より上下方向の上側に配置され、上縁が継ぎ目より上下方向の下側である場合には継ぎ目より上下方向の上側に配置される電子装置が提供される。
これによれば、電子回路基板が、電子装置の筐体の内部において、筐体の継ぎ目やコネクタ用開口部の上縁の位置より高い位置に配置されて収容されることで、シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板に水がかかりにくい簡便な構造を有する電子装置を提供することができる。
これによれば、電子回路基板が、電子装置の筐体の内部において、筐体の継ぎ目やコネクタ用開口部の上縁の位置より高い位置に配置されて収容されることで、シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板に水がかかりにくい簡便な構造を有する電子装置を提供することができる。
さらに、第1部品は、第1開口部を有するケースであり、第2部品は、第2開口部を有し、第1開口部を第2開口部で閉塞するカバーであり、コネクタ用開口部は、ケースとカバーが接触しない部分に設けられることを特徴としてもよい。
これによれば、コネクタ用開口部がケースとカバーが接触しない部分に設けられる、すなわち、ハウジングがケースとカバーの間に挟まれることで、容易に組み立てても電子回路基板に水がかかりにくい構造を実現できる。
これによれば、コネクタ用開口部がケースとカバーが接触しない部分に設けられる、すなわち、ハウジングがケースとカバーの間に挟まれることで、容易に組み立てても電子回路基板に水がかかりにくい構造を実現できる。
さらに、ハウジングは、溝を有し、少なくともカバーの端部は、溝に嵌まることを特徴としてもよい。
これによれば、水がより筐体の内部に侵入しにくくなる。
これによれば、水がより筐体の内部に侵入しにくくなる。
さらに、ハウジングは、溝の外側に鍔を有することを特徴としてもよい。
これによれば、散水を受けても水が筐体の内部に侵入しにくくなる。
これによれば、散水を受けても水が筐体の内部に侵入しにくくなる。
本発明によれば、シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板に水がかかりにくい簡便な構造を有する電子装置を提供することができる。
以下では、図面を参照し、各実施例について説明する。
<第一実施例>
図1乃至図4を参照し、本実施例における電子装置100を説明する。電子装置100は、車両に搭載される電装品の電子回路を内部に収容する。電子装置100は、エンジンルームのように激しく水がかかる可能性のある場所というより、車室内のインスツルメンツパネル内に設置される電子回路や、結露により水が滴下する可能性のある場所に設置される電子回路、また乗員が飲料物等を置く場所の近傍に配置される電子回路のように、液体が接触する可能性のある場所に設置される。
<第一実施例>
図1乃至図4を参照し、本実施例における電子装置100を説明する。電子装置100は、車両に搭載される電装品の電子回路を内部に収容する。電子装置100は、エンジンルームのように激しく水がかかる可能性のある場所というより、車室内のインスツルメンツパネル内に設置される電子回路や、結露により水が滴下する可能性のある場所に設置される電子回路、また乗員が飲料物等を置く場所の近傍に配置される電子回路のように、液体が接触する可能性のある場所に設置される。
電子装置100は、第1開口部11を有するケース10(第1部品)と、第1開口部11を閉塞するカバー20(第2部品)とを備え、ケース10とカバー20が組み合わされることで筐体を形成すると共に内部に閉塞空間を構成し、この閉塞空間に電子回路基板60を収容する。本実施例の電子装置100では、ケース10がカバー20より上下方向の下側になるように設置される。したがって、車両内のほぼ水平な取り付け面の上に置かれて車両に設けられる場合はケース10に取付用部材が備えられ、当該取り付け面の下に付けられて車両に設けられる場合はカバー20に取付用部材が備えられる。
ケース10は、外形は略直方体の形状をなし、一面に第1開口部11を有しており、内部に空間を有する。カバー20は、外形は略直方体の形状をなし、一面に第2開口部21を有しており、内部に空間を有する。電子装置100は、ケース10の第1開口部11とカバー20の第2開口部21が合わさり、ケース10の端部12とカバー20の端部22が接合することで1つの閉塞空間を構成する。ケース10の端部12とカバー20の端部22が接合する部分は、ケース10とカバー20の継ぎ目50である。
電子装置100は、さらに電子回路基板60に設けられた接続端子61を閉塞空間の外へ突出させるハウジング30と、ハウジング30を嵌合させるコネクタ用開口部40とを備える。接続端子61は、複数の接続端子を有しており、電子回路基板60と外部の制御装置等と電気的に接続する。ハウジング30は、接続端子61を保護すると共に、外部との接続端子との接続を案内するものである。接続端子61とハウジング30を合わせてコネクタを形成する。コネクタ用開口部40は、ケース10の第1開口部11と垂直な第1面、およびカバー20の第2開口部21と垂直な面であって第1面と同じ側にある第2面に設けられる。すなわち、コネクタ用開口部40は、電子装置100の側面となる正面側に設けられる。
図3(B)が示すように、接続端子61は、電子回路基板60の下面から出てコネクタ用開口部40の方へ延設されてハウジング30の内部に収められ、コネクタは、電子回路基板60の上下方向の下側になるように配置される。したがって、正面側のカバー20の端部22がハウジング30と接触する部分、すなわちコネクタ用開口部40の上縁41は、電子回路基板60の下側に配置される。また、上縁41は、ケース10およびカバー20が組み合わされる継ぎ目50より上下方向の上側に位置する。ケース10およびカバー20が組み合わされることにより形成される閉塞空間に収容される電子回路基板60は、継ぎ目50より上下方向の上側であってかつコネクタ用開口部40の上縁41より上下方向の上側に配置される。
コネクタ用開口部40は、ケース10およびカバー20の切り欠いた部分に設けられ、ケース10の端部12とカバー20の端部22が接触しない部分である。ケース10の端部12とカバー20の端部22が両方とも切り欠かれたことで、コネクタ用開口部40が形成されている。コネクタ用開口部40は、これに限定されず、ケース10の端部12とカバー20の端部22の一方のみが切り欠かれてもよいし、両方とも切り欠かれずに、ケース10またはカバー20の側面(第1面または第2面)に接続端子が突出する開口部を設けてもよい。
カバー20の端部22がハウジング30と接触する部分、すなわちコネクタ用開口部40の上縁41は、ケース10およびカバー20が組み合わされる継ぎ目50より上下方向の上側に位置する。ケース10およびカバー20が組み合わされることにより形成される閉塞空間に収容される電子回路基板60は、コネクタ用開口部40の上縁41より上下方向の上側に配置される。
ハウジング30は、接続端子61を内部に通す角筒状の筒状部33を有する。筒状部33は、筒状部33の上面となる上縁41と接する部分に溝31を有し、溝31に上縁41が嵌り込むことで、筒状部33が奥行方向にズレないようになると共に、水の侵入をしにくくする。また、筒状部33は、筒状部33の側面であり、ケース10およびカバー20に近接した部分に鍔32を有し、ケース10およびカバー20の外面に近接する位置に存する。鍔32は、水が正面側からかかった場合にも溝31と同様に水の侵入をしにくくする。
図4に示すように、電子装置100に正面側から水がかかった場合には、矢印が示すように水が流れる。ハウジング30は、筒状部33の内部に接続端子61を有し、コネクタ用開口部40に筒状部33を嵌合させている。カバー20の端部22は、コネクタ用開口部40の上縁41を構成し、筒状部33に形成された溝31に接触している。電子回路基板60は、ケース10に取り付けられているが、コネクタ用開口部40の上縁41よりも上下方向の上側に配置される。
水がケース10およびカバー20が組み合わされることで構成される閉塞空間に侵入する可能性があるのは、コネクタ用開口部40または継ぎ目50である。本実施例の場合、コネクタ用開口部40の上縁41は、ケース10およびカバー20が組み合わされる継ぎ目50より上下方向の上側に位置しているので、水が浸入する最も上側の位置は、コネクタ用開口部40の上縁41である。電子回路基板60は、この上縁41よりもさらに上側に位置するように配置されている。したがって、仮に図4の黒矢印に示すように水が上縁41から侵入しても、侵入した水はそれより低い位置に向かって流れるので、電子回路基板60が水に触れることはない。
このように、電子回路基板60が、電子装置100の筐体の内部において、筐体の継ぎ目50およびコネクタ用開口部40の上縁41の位置より高い位置に配置されて収容されることで、シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板60に水がかかりにくい簡便な構造を有する電子装置100を提供することができる。
また、カバー20の端部22が溝31に嵌ることで、水が閉塞空間内に侵入しにくくすることができ、水が筐体の内部に侵入しにくくなる。また、鍔32が、ケース10およびカバー20の外側に配置されているので、白矢印のように勢いよく水が水平方向からかけられたとしても、筒状部33の側面から水が流れ込むことを阻止することができる。
なお、コネクタ用開口部が、継ぎ目50より上下方向の下側に位置する場合は、電子回路基板60は、継ぎ目50より上下方向の上側に配置されてよい。すなわち、電子回路基板60は、ケース10およびカバー20が組み合わされることで構成される閉塞空間において、水が浸入する可能性のあるコネクタ用開口部40または継ぎ目50の中で最も上側にあるものよりもさらに上側に配置される。これにより、シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板60に水がかかりにくい簡便な構造を有する電子装置100を提供することができる。
また、本実施例のように、コネクタ用開口部40がケース10とカバー20が接触しない部分に設けられる、すなわち、ハウジング30がケース10とカバー20の間に挟まれることで、容易に組み立てても電子回路基板60に水がかかりにくい構造を実現できる。
<第二実施例>
図5乃至図7を参照し、本実施例にかかる電子装置100Aを説明する。なお、重複記載を避けるため、同じ構成要素には同じ符号を付し、上記実施例と異なる点を中心に述べる。電子装置100Aは、ケース10(第1部品)と、カバー20(第2部品)と、電子回路基板60に設けられた接続端子61を閉塞空間の外へ突出させるハウジング30Aと、ハウジング30Aを嵌合させるコネクタ用開口部40と、を備える。
図5乃至図7を参照し、本実施例にかかる電子装置100Aを説明する。なお、重複記載を避けるため、同じ構成要素には同じ符号を付し、上記実施例と異なる点を中心に述べる。電子装置100Aは、ケース10(第1部品)と、カバー20(第2部品)と、電子回路基板60に設けられた接続端子61を閉塞空間の外へ突出させるハウジング30Aと、ハウジング30Aを嵌合させるコネクタ用開口部40と、を備える。
ハウジング30Aは、接続端子61を内部に通す角筒状の筒状部33Aをする。筒状部33Aは、ケース10およびカバー20の外面に近接した部分において鍔32Aを有する。上記実施例の鍔32は、筒状部33の側面だけに形成されているが、本実施例の鍔32Aは、筒状部33Aの上面にも形成されている。なお、本実施例のハウジング30Aには、上記実施例にあった溝は形成されていない。
図8に示すように、電子装置100Aに水がかかった場合には、矢印が示すように水が流れる。ハウジング30Aは、コネクタ用開口部40に筒状部33Aを嵌合させている。鍔32Aは、カバー20の外面に接触するように近接した位置に形成され、鍔32Aの裏側は、カバー20の外面に接触するように近接している。また、カバー20の端部22である上縁41は、筒状部33Aの上面に接触するように近接している。電子回路基板60は、コネクタ用開口部40の上縁41よりも上下方向の上側に配置される。
コネクタ用開口部40の上縁41は、ケース10およびカバー20が組み合わされる継ぎ目50より上下方向の上側に位置しているので、水が浸入する最も上側の位置は、コネクタ用開口部40の上縁41である。電子回路基板60は、この上縁41よりもさらに上側に位置するように配置されている。したがって、図8の黒矢印に示すように水が上縁41から侵入しても、侵入した水はそれより低い位置に向かって流れるので、電子回路基板60が水に触れることはない。
このように、電子回路基板60が、電子装置100Aの筐体の内部において、筐体の継ぎ目50およびコネクタ用開口部40の上縁41の位置より高い位置に配置されて収容されることで、シール材等を用いることなく、内部に収容される電子回路基板60に水がかかりにくい簡便な構造を有する電子装置100Aを提供することができる。
また、鍔32Aが、カバー20の外側に配置されているので、白矢印のように勢いよく水が水平方向からかけられたとしても、コネクタ用開口部40の上縁41からその水が流れ込むことを阻止することができる。
<第三実施例>
図9を参照し、本実施例に係る電子装置100Bを説明する。なお、重複記載を避けるため、同じ構成要素には同じ符号を付し、上記実施例と異なる点を中心に述べる。電子装置100Bは、ケース10とカバー20とを備え、ケース10とカバー20が組み合わされることで筐体を形成すると共に内部に閉塞空間を構成し、この閉塞空間に電子回路基板60を収容する。電子装置100Bは、さらに、電子回路基板60に設けられた接続端子61を閉塞空間の外へ突出させるハウジング30Bと、ハウジング30Bを嵌合させるコネクタ用開口部40とを備える。
図9を参照し、本実施例に係る電子装置100Bを説明する。なお、重複記載を避けるため、同じ構成要素には同じ符号を付し、上記実施例と異なる点を中心に述べる。電子装置100Bは、ケース10とカバー20とを備え、ケース10とカバー20が組み合わされることで筐体を形成すると共に内部に閉塞空間を構成し、この閉塞空間に電子回路基板60を収容する。電子装置100Bは、さらに、電子回路基板60に設けられた接続端子61を閉塞空間の外へ突出させるハウジング30Bと、ハウジング30Bを嵌合させるコネクタ用開口部40とを備える。
ハウジング30Bは、筒状部33Bの外周を取り巻くように形成された2つの鍔32Bを有し、その結果、その2つの鍔32Bの間には溝31Bが形成されている。この溝31Bは、カバー20の端部22の上縁41に適合し、端部22が嵌るように形成されている。また、2つの鍔32Bの内の外部側の鍔32Bは、白矢印のようにかかる水を防御するための鍔32Bとして機能する。また、カバー20の端部22が、2つの鍔32Bの間に形成された溝31Bに嵌ることで、黒矢印に示すように、水が閉塞空間内に侵入しないようにすることができる。また、溝31Bの外側に鍔32Bを有することで、散水を受けても水が筐体の内部に侵入しにくくなる。
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
100 電子装置
10 ケース(第1部品)
11 第1開口部
12 端部
20 カバー(第2部品)
21 第2開口部
22 端部
30 ハウジング
31 溝
32 鍔
33 筒状部
40 コネクタ用開口部
41 上縁
50 継ぎ目
60 電子回路基板
61 接続端子
10 ケース(第1部品)
11 第1開口部
12 端部
20 カバー(第2部品)
21 第2開口部
22 端部
30 ハウジング
31 溝
32 鍔
33 筒状部
40 コネクタ用開口部
41 上縁
50 継ぎ目
60 電子回路基板
61 接続端子
Claims (4)
- 第1部品と第2部品が組み合わさることで閉塞空間を構成し、該閉塞空間に電子回路基板を収容する電子装置において、
前記電子回路基板に設けられた接続端子を前記閉塞空間の外へ突出させるハウジングと、
前記ハウジングを嵌合させるコネクタ用開口部と、
を備え、前記第1部品が前記第2部品より上下方向の下側になるように設置される電子装置であって、
前記電子回路基板は、前記コネクタ用開口部の上縁が前記第1部品と前記第2部品が組み合わされる継ぎ目より上下方向の上側である場合には前記上縁より上下方向の上側に配置され、前記上縁が前記継ぎ目より上下方向の下側である場合には前記継ぎ目より上下方向の上側に配置される、
電子装置。 - 前記第1部品は、第1開口部を有するケースであり、
前記第2部品は、第2開口部を有し、前記第1開口部を前記第2開口部で閉塞するカバーであり、
前記コネクタ用開口部は、前記ケースと前記カバーが接触しない部分に設けられることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。 - 前記ハウジングは、溝を有し、
少なくとも前記カバーの端部は、前記溝に嵌まることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。 - 前記ハウジングは、前記溝の外側に鍔を有することを特徴とする請求項3に記載の電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017049575A JP2018152531A (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | 電子装置 |
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2017
- 2017-03-15 JP JP2017049575A patent/JP2018152531A/ja active Pending
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