JP2004014670A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レジスト膜が形成された被処理基板の周辺露光と識別マーク領域の直線露光とを同一箇所で行ことにより、スループットの向上及び装置の小型化を図ること。
【解決手段】ウエハWの表面を上方にして保持するチャック80と、チャック80を回転するモータ81と、ウエハWを水平方向に直線移動する移動手段90と、ウエハWの表面に光を照射する露光手段60とを具備する。露光手段60は、光源61と、光源61からの露光面積を調節する矩形状スリットを有すると共に、光をウエハWの周辺部の領域に誘導する第1のマスク67と、光源61からの露光面積を調節する円形状スリットを有すると共に、光をウエハWのアライメントマークの領域に誘導する第2のマスク69と、第2のマスク69の円形状スリットを光源61の直下位置又は待機位置への切換移動を司るマスク切換移動機構72とを具備する。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、基板処理装置及び基板処理方法に関するもので、例えば直線状の識別マークが施された半導体ウエハ等の被処理基板に形成されるレジスト膜の不要部分を除去する基板処理装置及び基板処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体ウエハ等の製造工程においては、半導体ウエハやLCD基板等の被処理用の基板(被処理基板)も表面に、レジストのパターンを形成するために、フォトリソグラフィ技術が用いられている。このフォトリソグラフィ技術は、被処理基板の表面にレジスト液を塗布するレジスト塗布工程と、形成されたレジスト膜に回路パターンを露光する露光処理工程と、露光処理後の基板に現像液を供給する現像処理工程とを有している。この場合、レジスト塗布工程においては、回転する被処理基板の表面にレジスト液を供給(滴下、吐出)させて、遠心力によって被処理基板表面にレジスト膜を形成している。そのため、被処理基板の周辺部のレジスト膜の膜厚が厚くなり、被処理基板表面の膜厚均一性が損なわれる。また、被処理基板の搬送に支障をきたす虞があるばかりか、被処理基板の搬送中あるいは処理中に周辺部の余剰レジスト膜が剥離してパーティクルを発生する虞もあった。更には、塗布工程を複数行う塗布処理においては塗布膜の平坦化の精度が低下するという問題もある。これら問題を解決するために、従来では、レジスト塗布後の被処理基板の周辺部を露光して、現像処理により被処理基板表面の周辺部の余剰レジスト膜を除去している。この場合、光量を一定にするために露光面積を調節する矩形状スリット例えば4mm×5mm、又は4mm×10mmの矩形状スリットを介して光源からの光を被処理基板の周辺部の所定領域に照射すると共に、被処理基板を回転させて、レジスト塗布後の被処理基板の周辺部を露光している。
【0003】
ところで、上記半導体ウエハ等の製造工程において、被処理基板上の既存パターンに対する次工程設計パターンの相対位置精度や被処理基板の種類あるいは用途等を識別できるように、被処理基板の表面にアライメントマーク等の識別マークが施されている。この識別マークは、一般に被処理基板表面の周辺部における周辺露光する領域よりも被処理基板中心に向かう領域で、かつ、回路パターンのチップに掛からない領域(場所)に直線状に設けられている。しかし、上述のレジスト塗布工程において、識別マークの上にもレジスト液が塗布されてしまい、識別マークの読み取りに支障をきたす虞があった。そのため、従来では、レジスト膜が形成された被処理基板を、露光装置に搬送して、識別マークの施された領域に露光処理を施した後、現像処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、識別マークの領域を露光装置において行うと、被処理基板の搬送工程が多くなり、処理に多くの時間を要するため、スループットが低下すると共に、装置が大型化するという問題があった。
【0005】
この問題を解決する方法として、周辺露光装置において識別マークの領域を露光する方法が考えられるが、周辺露光に用いられるマスクに設けられた矩形状スリットSを介して光源からの光を被処理基板の識別マークの領域に照射し、被処理基板を水平方向に所定角度回転すると共に、直線移動すると、図13に示すように、被処理基板例えばウエハWに設けられた識別マークの露光領域EXが正確な直線状とならず、露光領域EXのウエハW外周側の稜線が外方側に隆起して、隣接する回路パターンのチップに掛かる虞がある。
【0006】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、レジスト膜が形成された被処理基板の周辺露光と識別マーク領域の直線露光とを同一箇所で行うことにより、スループットの向上及び装置の小型化を図れるようにした基板処理装置及び基板処理方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の基板処理装置は、表面に直線状の識別マークが施された被処理基板の表面にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、レジスト膜が形成された上記被処理基板の周辺部に付着する余剰レジスト部と上記識別マーク部に光を照射した後、上記被処理基板を現像処理する基板処理装置を前提とし、この発明の第1の基板処理装置は、上記被処理基板の表面を上方にして保持する保持手段と、 上記保持手段を回転する回転手段と、 上記保持手段及び回転手段を水平方向に直線移動する移動手段と、 上記被処理基板の表面に光を照射する露光手段とを具備し、 上記露光手段は、光源と、この光源からの露光面積を調節する矩形状スリットを有すると共に、光を上記被処理基板の周辺部の所定領域に誘導する第1のマスクと、上記光源からの露光面積を調節する円形状スリットを有すると共に、光を上記被処理基板の識別マークの領域に誘導する第2のマスクと、上記第1のマスク又は第2のマスクを上記光源の直下位置に配設すべく少なくとも第2のマスクを、光源の直下位置と光源の直下位置から外れた待機位置への切換移動を司るマスク移動機構と、を具備することを特徴とする(請求項1)。
【0008】
また、この発明の第2の基板処理装置は、上記レジスト膜が形成された被処理基板を保持して搬送する搬送手段との間で、被処理基板を受け渡すと共に、被処理基板の表面を上方にして保持する保持手段と、 上記被処理基板の表面を上方にして保持する保持手段と、 上記保持手段を回転する回転手段と、 上記被処理基板の表面に光を照射する露光手段と、 上記搬送手段と露光手段との間において、上記保持手段及び回転手段を、搬送手段側又は露光手段側の水平方向に直線移動する移動手段と、 上記保持手段にて保持された上記被処理基板の中心からの偏心量を検出する検出手段と、を具備し、 上記露光手段は、光源と、この光源からの露光面積を調節する矩形状スリットを有すると共に、光を上記被処理基板の周辺部の所定領域に誘導する第1のマスクと、上記光源からの露光面積を調節する円形状スリットを有すると共に、光を上記被処理基板の識別マークの領域に誘導する第2のマスクと、上記第1のマスク又は第2のマスクを上記光源の直下位置に配設すべく少なくとも第2のマスクを、光源の直下位置と光源の直下位置から外れた待機位置への切換移動を司るマスク移動機構と、を具備することを特徴とする(請求項2)。
【0009】
この発明の基板処理装置において、上記第2のマスクは、異なる大きさの複数の円形状スリットを有するマスク基板と、任意の上記円形状スリットを光源直下位置に位置すべく上記マスク基板を移動するマスク移動機構と、を具備する構造としてもよい(請求項3)。また、上記第2のマスクは、互いに共働して可変調節可能な円形状スリットを形成する複数の絞り片と、各絞り片を調節移動する絞り片移動機構と、を具備する構造であってもよい(請求項4)。
【0010】
また、この発明の第1の基板処理方法は、請求項1記載の基板処理装置を用いる基板処理方法であって、 レジスト膜が形成された被処理基板を回転させると共に、光源から第1のマスクの矩形状スリットを介して被処理基板の表面周辺部の所定領域に光を照射する第1の露光工程と、 上記光源から第2のマスクの円形状スリットを介して上記被処理基板の上記識別マークの領域に光を照射すると共に、被処理基板を水平方向に所定角度回転しつつ直線移動する第2の露光工程と、を有することを特徴とする(請求項5)。
【0011】
また、この発明の第2の基板処理方法は、請求項2記載の基板処理装置を用いる基板処理方法であって、 上記レジスト膜が形成された被処理基板を搬送手段にて保持して搬送し、保持手段に受け渡す工程と、 上記被処理基板の中心からの偏心量を検出する工程と、 検出された中心からの偏心量の情報に基づいて上記被処理基板及び保持手段を露光手段の下方に移動すると共に、被処理基板の周辺部を露光手段の光源の直下位置に配設する工程と、 光源から第1のマスクの矩形状スリットを介して被処理基板の表面周辺部の所定領域に光を照射する第1の露光工程と、 制御手段に予め記憶された情報に基づいて上記被処理基板の識別マーク領域を上記光源の直下位置に配設し、上記光源から第2のマスクの円形状スリットを介して上記被処理基板の上記識別マークの領域に光を照射すると共に、被処理基板を水平方向に所定角度回転しつつ直線移動する第2の露光工程と、 上記第1及び第2の露光工程が終了した後、上記被処理基板を上記搬送手段に受け渡す工程と、を有することを特徴とする(請求項6)。
【0012】
この発明の基板処理方法において、上記第2の露光工程は、第2のマスクに設けられた異なる大きさの複数の円形状スリットのうちの選択された円形状スリットを介して光を照射する工程であってもよい(請求項7)。また、上記第2の露光工程は、第2のマスクを構成する可変調節可能な複数の絞り片を調節移動して設定される円形状スリットを介して光を照射する工程であってもよい(請求項8)。
【0013】
請求項1,2,4,5記載の発明によれば、レジスト膜が形成された被処理基板を回転させると共に、光源から第1のマスクの矩形状スリットを介して被処理基板の表面周辺部の所定領域に光を照射する露光処理{第1の露光工程}と、上記光源から第2のマスクの円形状スリットを介して被処理基板の識別マークの領域に光を照射すると共に、被処理基板を水平方向に所定角度回転しつつ直線移動する露光処理{第2の露光工程}とを、同一の光源すなわち同一箇所で行うことができる。したがって、スループットの向上及び装置の小型化を図ることができ、また、装置の信頼性の向上を図ることができる。
【0014】
また、第1の露光工程においては、矩形状スリットを介して被処理基板の表面周辺部に均一の光量を照射することができるので、余剰レジスト部とその他のレジスト膜部との境界の露光精度を高めることができる。また、第2の露光工程において、円形状スリットの直径と、被処理基板の回転角度及び直線移動量とによって、直線状の識別マーク領域に対応させた正確な直線露光が可能となるので、識別マークに近接する回路パターンのチップに露光領域が掛かる虞がない。
【0015】
請求項2,5記載の発明によれば、検出手段によって被処理基板の中心からの偏心量を検出し、その検出情報と、予め記憶された識別マークの位置情報とに基づいて被処理基板の周辺部露光{第1の露光工程}と、識別マーク領域の直線露光{第2の露光工程}とを制御することができるので、露光処理精度の向上を図ることができると共に、装置の信頼性の向上を図ることができる。
【0016】
請求項3,4,7,8記載の発明によれば、第2のマスクに設けられた大きさの異なる複数の円形状スリットのうちの選択された円形状スリットを介して識別マーク領域の露光を行うか、あるいは、第2のマスクに設けられた可変調節可能な円形状スリットを調節して行うことにより、識別マークの大きさに対応させて識別マーク領域の直線露光{第2の露光工程}を行うことができる。したがって、識別マークの大きさや種類に対応させたスリットを有する第2のマスクを別々に用意する必要がなく、1つのマスクによって識別マーク領域の直線露光{第2の露光工程}を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態では、この発明に係る基板処理装置を半導体ウエハのレジスト液塗布・現像処理システムに適用した場合について説明する。
【0018】
図1は、上記レジスト液塗布・現像処理システムの一実施形態の概略平面図、図2は、図1の正面図、図3は、図1の背面図である。
【0019】
上記レジスト液塗布・現像処理システムは、被処理基板である半導体ウエハW(以下にウエハWという)をウエハカセット1で複数枚例えば25枚単位で外部からシステムに搬入又はシステムから搬出したり、ウエハカセット1に対してウエハWを搬出・搬入したりするためのカセットステーション10(搬送部)と、塗布現像工程の中で1枚ずつウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを所定位置に多段配置してなる処理装置を具備する処理ステーション20と、この処理ステーション20と隣接して設けられる露光装置(図示せず)との間でウエハWを受け渡すためのインター・フェース部30とで主要部が構成されている。
【0020】
上記カセットステーション10は、図1に示すように、カセット載置台2上の突起3の位置に複数個例えば4個までのウエハカセット1がそれぞれのウエハ出入口を処理ステーション20側に向けて水平のX方向に沿って一列に載置され、カセット配列方向(X方向)及びウエハカセット1内に垂直方向に沿って収容されたウエハWのウエハ配列方向(Z方向)に移動可能なウエハ搬送用ピンセット4が各ウエハカセット1に選択的に搬送するように構成されている。また、ウエハ搬送用ピンセット4は、θ方向に回転可能に構成されており、後述する処理ステーション20側の第3の組G3の多段ユニット部に属するアライメントユニット(ALIM)及びエクステンションユニット(EXT)にも搬送できるようになっている。
【0021】
上記処理ステーション20は、図1に示すように、中心部に垂直搬送型の主ウエハ搬送機構(基板搬送機構、基板搬送装置)21が設けられ、この主ウエハ搬送機構21を収容する室22の周りに全ての処理ユニットが1組又は複数の組に渡って多段に配置されている。この例では、5組G1,G2,G3,G4及びG5の多段配置構成であり、第1及び第2の組G1,G2の多段ユニットはシステム正面(図8において手前)側に並列され、第3の組G3の多段ユニットはカセットステーション10に隣接して配置され、第4の組G4の多段ユニットはインター・フェース部30に隣接して配置され、第5の組G5の多段ユニットは背部側に配置されている。
【0022】
この場合、図2に示すように、第1の組G1では、カップ(容器)23内でウエハWと現像液供給手段(図示せず)とを対峙させてレジストパターンを現像する現像ユニット(DEV)と、ウエハWをスピンチャック(図示せず)に載置して所定の処理を行うこの発明に係る基板処理装置にて構成されるレジスト塗布ユニット(COT)とが垂直方向の下から順に2段に重ねられている。第2の組G2も同様に、2台のレジスト塗布ユニット(COT)及び現像ユニット(DEV)が垂直方向の下から順に2段に重ねられている。このようにレジスト塗布ユニット(COT)を下段側に配置した理由は、レジスト液の排液が機構的にもメンテナンスの上でも面倒であるためである。しかし、必要に応じてレジスト塗布ユニット(COT)を上段に配置することも可能である。
【0023】
図3に示すように、第3の組G3では、ウエハWをウエハ載置台24に載置して所定の処理を行うオーブン型の処理ユニット例えばウエハWを冷却するクーリングユニット(COL)、ウエハWに疎水化処理を行うアドヒージョンユニット(AD)、ウエハWの位置合わせを行うアライメントユニット(ALIM)、ウエハWの搬入出を行うエクステンションユニット(EXT)、ウエハWをベークする4つのホットプレートユニット(HP)が垂直方向の下から順に例えば8段に重ねられている。第4の組G4も同様に、オーブン型処理ユニット例えばクーリングユニット(COL)、エクステンション・クーリングユニット(EXTCOL)、エクステンションユニット(EXT)、クーリングユニット(COL)、急冷機能を有する2つのチリングホットプレートユニット(CHP)及び2つのホットプレートユニット(HP)が垂直方向の下から順に例えば8段に重ねられている。
【0024】
上記のように処理温度の低いクーリングユニット(COL)、エクステンション・クーリングユニット(EXTCOL)を下段に配置し、処理温度の高いホットプレートユニット(HP)、チリングホットプレートユニット(CHP)及びアドヒージョンユニット(AD)を上段に配置することで、ユニット間の熱的な相互干渉を少なくすることができる。勿論、ランダムな多段配置とすることも可能である。
【0025】
なお、図1に示すように、処理ステーション20において、第1及び第2の組G1,G2の多段ユニット(スピナ型処理ユニット)に隣接する第3及び第4の組G3,G4の多段ユニット(オーブン型処理ユニット)の側壁の中には、それぞれダクト25,26が垂直方向に縦断して設けられている。これらのダクト25,26には、ダウンフローの清浄空気又は特別に温度調整された空気が流されるようになっている。このダクト構造によって、第3及び第4の組G3,G4のオーブン型処理ユニットで発生した熱は遮断され、第1及び第2の組G1,G2のスピナ型処理ユニットへは及ばないようになっている。
【0026】
また、この処理システムでは、主ウエハ搬送機構21の背部側にも図1に点線で示すように第5の組G5の多段ユニットが配置できるようになっている。この第5の組G5の多段ユニットは、案内レール27に沿って主ウエハ搬送機構21から見て側方へ移動できるようになっている。したがって、第5の組G5の多段ユニットを設けた場合でも、ユニットをスライドすることにより空間部が確保されるので、主ウエハ搬送機構21に対して背後からメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0027】
上記インター・フェース部30は、奥行き方向では処理ステーション20と同じ寸法を有するが、幅方向では小さなサイズに作られている。このインター・フェース部30の正面部には可搬性のピックアップカセット31と定置型のバッファカセット32が2段に配置され、背面部には、ウエハWの周辺部の露光及び識別マーク領域の露光を行う露光手段である周辺露光装置33が配設され、中央部には、搬送手段であるウエハの搬送アーム34が配設されている。この搬送アーム34は、X,Z方向に移動して両カセット31,32及び周辺露光装置33に搬送するように構成されている。また、搬送アーム34は、θ方向に回転可能に構成され、処理ステーション20側の第4の組G4の多段ユニットに属するエクステンションユニット(EXT)及び隣接する露光装置側のウエハ受渡し台(図示せず)にも搬送できるように構成されている。
【0028】
上記のように構成される処理システムは、クリーンルーム40内に設置されるが、更にシステム内でも効率的な垂直層流方式によって各部の清浄度を高めている。
【0029】
上記周辺露光装置33は、図4及び図5に示すように、一端にウエハWの搬入・搬出口51を有する露光処理室52を形成する筐体50を具備しており、この筐体50の他端側の上部には露光手段60が装着されている。また、筐体50内には、ウエハWを表面が上方になるように保持する保持手段例えば真空吸着によりウエハWを保持するチャック80と、このチャック80を回転駆動する回転手段であるモータ81と、チャック80及びモータ81をウエハ搬送アーム34側すなわちウエハ搬入・搬出口51側又は露光手段60側の水平方向(X方向)に直線移動する移動手段90と、チャック80にて保持されたウエハWの中心からの偏心量を検出する検出手段例えばCCDカメラを有する位置検出器100と、ウエハ搬入・搬出口51を介して筐体50内に挿入される上記搬送アーム34とチャック80との間で、ウエハWを受け渡す受け渡し手段であるバッファ85とを具備している。
【0030】
上記露光手段60は、図6ないし図9に示すように、例えば超高圧水銀ランプにて形成される光源61と、光源61からの光を集光する集光ミラー62と、光源61と集光ミラー62を収納する光源ボックス63と、光源ボックス63の下部に設けられて、光源61からの光を下方の光学系(レンズ群)64に誘導するをロッド65と、ロッド65の下端開口部の近傍に配設されて、露光面積を調節する矩形状のスリット66(以下に矩形状スリット66という)を有する第1のマスク67と、ロッド65と光学系(レンズ群)64とを収納する筒状カバー体65bと、この筒状カバー体65bの側部に設けられた切欠き65aを介してロッド65と光学系(レンズ群)64との間に選択的に組み込まれる、露光面積を調節する矩形状スリット66とは大きさの異なる例えばスリット66より小径の円形状のスリット68(以下に円形状スリット68という)を有する第2のマスク69と、第2のマスク69の円形状スリット68を光源61の直下位置又は光源61の直下位置から外れた待機位置への切換移動を司るマスク移動機構であるマスク切換用モータ70とを具備している。
【0031】
この場合、第1のマスク67に設けられる矩形状スリット66の寸法は、例えば4mm×5mm、又は4mm×10mmに設定されている。また、第2のマスク69の円形状スリット68の径は、ウエハWに施されたアライメントマークMの領域例えば50〜250μmをカバーできる寸法に設定されている。
【0032】
このように構成される露光手段60において、第2のマスク69を待機位置においた状態では、図7に示すように、光源61からの光Bが第1のマスク67に設けられた矩形状スリット66によって誘導されてウエハW表面の周辺部の所定の領域に均一に照射される。この状態で、モータ81によってウエハWが回転することで、ウエハW表面の周辺部の余剰レジスト膜(部)RAに光Bを照射すなわち露光(周辺露光){第1の露光工程}することができる。このように、矩形状スリット66を介してウエハWの表面周辺部に均一の光量を照射することにより、余剰レジスト膜(部)RAとその他のレジスト膜部との境界の露光精度を高めることができる。したがって、現像処理後のレジスト膜の境界面が崩れる虞がない。
【0033】
また、第2のマスク69を筒状カバー体65bに設けられた切欠き65a内に挿入すなわち円形状スリット68を光源61の直下位置においた状態では、図9に示すように、光源61からの光Bが第2のマスク69に設けられた円形状スリット68によって誘導され、ウエハW表面に形成されたアライメントマークMの領域のレジスト膜Rに照射すると共に、ウエハWを水平方向(θ方向)に所定角度回転しつつ水平のX方向に直線移動して直線露光(アライメントマーク露光){第2の露光工程}することができる。
【0034】
上記移動手段90は、図4及び図5に示すように、チャック80とモータ81を載置する載置台91と、この載置台91をウエハ搬送アーム34側すなわちウエハ搬入・搬出口51側又は露光手段60側に移動するボールねじ機構92とで主に構成されている。この場合、ボールねじ機構92は、載置台91を軸方向に移動可能に係合(螺合)するねじ軸93と、ねじ軸93を正逆回転する移動用モータ94とで構成されている。また、ねじ軸93と平行に配設されて、載置台91を摺動可能に支持する一対のガイド軸95が設けられている。このように構成される移動手段90において、移動用モータ94を正逆方向に回転駆動することによって、チャック80及びモータ81が、ウエハ搬送アーム34側すなわちウエハ搬入・搬出口51側又は露光手段60側の水平方向に直線移動される。
【0035】
なお、ここでは、移動手段90がボールねじ機構92にて構成される場合について説明したが、必ずしも移動手段90をボールねじ機構92で構成する必要はなく、例えばシリンダ機構あるいはベルト機構等にて構成してもよい。
【0036】
上記バッファ85は、図4に示すように、平面視においてチャック80の外方を包囲する円弧状の切欠き86aを有する支持板86と、この支持板86の円弧状切欠き86a側近傍の3箇所に起立する支持ピン87と、支持板86をチャック80の上下方向に昇降する昇降機構例えば昇降用のエアーシリンダ88とを具備している。このように構成されるバッファ85は、エアーシリンダ88の駆動によりチャック80より上方に上昇した状態で、搬送アーム34にて保持されたウエハWを支持ピン87で受け取り、その後、チャック80より下方に下降することで、チャック80にウエハWを受け渡す。また、逆にチャック80の下方位置から上昇することで、チャック80に保持されたウエハWをチャックから支持ピン87が受け取り、その後、周辺露光装置33の筐体50内に進入してウエハWの下方に位置する搬送アーム34にウエハWを受け渡すように構成されている。
【0037】
上記モータ81、マスク切換用モータ70、移動用モータ94、昇降用エアーシリンダ88及び位置検出器100は、それぞれ制御手段例えば中央演算処理装置200(以下にCPU200という)に電気的に接続されており、CPU200に予め記憶された情報、例えばウエハWの縁部から回路パターンのチップまでの距離、アライメント(図示せず)の位置や寸法等の情報に基づいて、あるいは、位置検出器100からの検出信号に基づいてモータ81、マスク切換用モータ70、移動用モータ94及び昇降用エアーシリンダ88等が作動するようになっている。
【0038】
次に、上記レジスト液塗布・現像処理システムの動作について説明する。まず、カセットステーション10において、ウエハ搬送用ピンセット4がカセット載置台2上の未処理のウエハWを収容しているカセット1にアクセスして、そのカセット1から1枚のウエハWを取り出す。ウエハ搬送用ピンセット4は、カセット1よりウエハWを取り出すと、処理ステーション20側の第3の組G3の多段ユニット内に配置されているアライメントユニット(ALIM)まで移動し、ユニット(ALIM)内のウエハ載置台24上にウエハWを載せる。ウエハWは、ウエハ載置台24上でオリフラ合せ及びセンタリングを受ける。その後、主ウエハ搬送機構21がアライメントユニット(ALIM)に反対側からアクセスし、ウエハ載置台24からウエハWを受け取る。
【0039】
処理ステーション20において、主ウエハ搬送機構21はウエハWを最初に第3の組G3の多段ユニットに属するアドヒージョンユニット(AD)に搬入する。このアドヒージョンユニット(AD)内でウエハWは疎水化処理を受ける。疎水化処理が終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをアドヒージョンユニット(AD)から搬出して、次に第3の組G3又は第4の組G4の多段ユニットに属するクーリングユニット(COL)へ搬入する。このクーリングユニット(COL)内でウエハWはレジスト塗布処理前の設定温度例えば23℃まで冷却される。冷却処理が終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをクーリングユニット(COL)から搬出し、次に第1の組G1又は第2の組G2の多段ユニットに属するレジスト塗布ユニット(COT)へ搬入する。このレジスト塗布ユニット(COT)内でウエハWはスピンコート法によりウエハ表面に一様な膜厚でレジストを塗布する。
【0040】
レジスト塗布処理が終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをレジスト塗布ユニット(COT)から搬出し、次にホットプレートユニット(HP)内へ搬入する。ホットプレートユニット(HP)内でウエハWは載置台上に載置され、所定温度例えば100℃で所定時間プリベーク処理される。これによって、ウエハW上の塗布膜から残存溶剤を蒸発除去することができる。プリベークが終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをホットプレートユニット(HP)から搬出し、次に第4の組G4の多段ユニットに属するエクステンション・クーリングユニット(EXTCOL)へ搬送する。このユニット(EXTCOL)内でウエハWは次工程すなわち周辺露光装置33における周辺露光処理に適した温度例えば24℃まで冷却される。この冷却後、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWを直ぐ上のエクステンションユニット(EXT)へ搬送し、このユニット(EXT)内の載置台(図示せず)の上にウエハWを載置する。このエクステンションユニット(EXT)の載置台上にウエハWが載置されると、インター・フェース部30の搬送アーム34が反対側からアクセスして、ウエハWを受け取る。そして、搬送アーム34はウエハWをインター・フェース部30内の周辺露光装置33へ搬入する。すなわち、搬送アーム34にて保持されたウエハWは、周辺露光装置33の筐体50内に搬入され、上昇されたバッファ85の支持ピン87に受け渡される。次いで、バッファ85の支持板86が下降し、支持ピン87にて支持されたウエハWは、チャック80に保持される。すると、移動手段90の移動用モータ94が駆動して、チャック80と共にウエハWが露光手段60側に移動される。この際、モータ81を低速回転させて位置検出器100から照射されるレーザー光によってウエハWの縁部に設けられたノッチ(図示せず)が検出されると共に、チャック80にて保持されたウエハWの中心からの偏心量が検出され、検出信号がCPU200に伝達される。これに基づいてCPU200からの制御信号が移動用モータ94に伝達されて、チャック80にて保持されたウエハWの周辺部を露光手段60側の位置が設定される。
【0041】
ウエハWが露光手段60の下方すなわち露光手段60の光源61及びロッド65の直下位置に移動されると、露光手段60が作動して、図7に示すように、光源61からの光Bが第1のマスク67に設けられた矩形状スリット66によって誘導されてウエハW表面の周辺部の所定の領域に均一に照射される。この状態で、モータ81によってウエハWが回転して、ウエハW表面の周辺部の余剰レジスト膜(部)RAに光Bが照射されて露光(周辺露光){第1の露光工程}が行われる。この周辺露光{第1の露光工程}においては、矩形状スリット66を介してウエハWの表面周辺部に均一の光量を照射することができるので、余剰レジスト膜(部)RAとその他のレジスト膜部との境界の露光精度を高めることができる。したがって、現像処理後のレジスト膜の境界面が崩れる虞がない。
【0042】
周辺露光が終了した後、CPU200からの制御信号に基づいて移動用モータ94が駆動し、ウエハWに施された(形成された)アライメントマークMの領域を露光手段60のロッド65の直下位置に移動する一方、切換用モータ70が駆動して第2のマスク69を筒状カバー体65bに設けられた切欠き65a内に挿入すなわち円形状スリット68を光源61の直下位置におく。具体的には、円形状スリット68をロッド65と光学系(レンズ群)64との間に配設する。この状態で露光手段60が作動して、図9に示すように、光源61からの光Bが第2のマスク69に設けられた円形状スリット68によって誘導され、ウエハW表面に形成されたアライメントマークMの領域のレジスト膜Rに照射されると共に、モータ81によってウエハWがθ方向に所定角度回転しつつ移動手段90によってウエハWは水平のX方向に直線移動して直線露光(アライメントマーク露光){第2の露光工程}が行われる。
【0043】
これにより、図10に示すように、ウエハWの周辺部の余剰レジスト部は均一に周辺露光EX1され、アライメントマークMの表面のレジスト膜はアライメントマークMに沿って直線露光EX2(アライメントマーク露光)される。アライメントマークMの露光領域(EX2)の幅Bは、円形状スリット68の直径により設定でき、アライメントマークMの露光領域(EX2)の長さLは、ウエハWのθ方向の回転角度とウエハWのX方向の直線移動量によって設定することができる。
【0044】
なお、アライメントマーク露光{第2の露光工程}は、毎回行う必要はなく、ウエハWに塗布されるレジスト膜の状態例えばレジスト膜の層が1層か2層かによって設定される。
【0045】
上記のようにして、周辺露光とアライメントマーク露光が行われた後、移動用モータ94が逆方向に回転駆動して、チャック80と共にウエハWを、周辺露光装置33の搬入・搬出口51側に移動する。次に、昇降用エアーシリンダ88が駆動して支持板86を上昇させ、支持ピン87にてチャック80上のウエハWを受け取り、ウエハWをチャックの上方位置に移動する。次に、搬送アーム34が周辺露光装置33の筐体50内のウエハWの下方に進入し、この状態で、支持板86が下降することで、ウエハWが搬送アーム34に受け渡される。その後、搬送アーム34が周辺露光装置33から後退して、ウエハWを搬出し、隣接する露光装置側のウエハ受取り台(図示せず)へ移送する。この場合、ウエハWは、露光装置へ渡される前に、バッファカセット32に一時的に収納されることもある。
【0046】
露光装置で全面露光が済んで、ウエハWが露光装置側のウエハ受取り台に戻されると、インター・フェース部30の搬送アーム34はそのウエハ受取り台へアクセスしてウエハWを受け取り、受け取ったウエハWを処理ステーション20側の第4の組G4の多段ユニットに属するエクステンションユニット(EXT)へ搬入し、ウエハ受取り台上に載置する。この場合にも、ウエハWは、処理ステーション20側へ渡される前にインター・フェース部30内のバッファカセット32に一時的に収納されることもある。
【0047】
ウエハ受取り台上に載置されたウエハWは、主ウエハ搬送機構21により、チリングホットプレートユニット(CHP)に搬送され、フリンジの発生を防止するため、あるいは化学増幅型レジスト(CAR)における酸触媒反応を誘起するためポストエクスポージャーベーク処理が施される。
【0048】
その後、ウエハWは、第1の組G1又は第2の組G2の多段ユニットに属する現像ユニット(DEV)に搬入される。この現像ユニット(DEV)内では、ウエハW表面のレジストに現像液が満遍なく供給されて現像処理が施される。この現像処理によって、ウエハW表面に形成されたレジスト膜が所定の回路パターンに現像されると共に、ウエハWの周辺部の余剰レジスト膜が除去され、更に、ウエハW表面に形成された(施された)アライメントマークMの領域に付着したレジスト膜が除去される。このようにして、現像が終了すると、ウエハW表面にリンス液がかけられて現像液が洗い落とされる。
【0049】
現像工程が終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWを現像ユニット(DEV)から搬出して、次に第3の組G3又は第4の組G4の多段ユニットに属するホットプレートユニット(HP)へ搬入する。このユニット(HP)内でウエハWは例えば100℃で所定時間ポストベーク処理される。これによって、現像で膨潤したレジストが硬化し、耐薬品性が向上する。
【0050】
ポストベークが終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをホットプレートユニット(HP)から搬出し、次にいずれかのクーリングユニット(COL)へ搬入する。ここでウエハWが常温に戻った後、主ウエハ搬送機構21は、次にウエハWを第3の組G3に属するエクステンションユニット(EXT)へ移送する。このエクステンションユニット(EXT)の載置台(図示せず)上にウエハWが載置されると、カセットステーション10側のウエハ搬送用ピンセット4が反対側からアクセスして、ウエハWを受け取る。そして、ウエハ搬送用ピンセット4は、受け取ったウエハWをカセット載置台上の処理済みウエハ収容用のカセット1の所定のウエハ収容溝に入れて処理が完了する。
【0051】
なお、上記実施形態では、第2のマスク69に1つのスリット例えば円形状スリット68が形成される場合について説明したが、第2のマスク69を、以下に示すような構造としてもよい。例えば、図11に示すように、第2のマスク69Aを、異なる大きさの複数例えば5個の円形状スリット68a,68b,68c,68d,68e(68a>68b>68c>68d>68e)を有する平面視が略半ドーナツ状のマスク基板71と、円形状スリット68a,68b,68c,68d,68eの任意の円形状スリットを光源61の直下位置に位置すべくマスク基板71を移動するマスク切換移動機構72とで構成してもよい。この場合、マスク切換移動機構72は、ステッピングモータにて形成されるマスク切換用モータ70Aと、このマスク切換用モータ70Aの駆動軸70aとマスク基板71の一端部とを連結する連結部材73とで構成されている。
【0052】
このように構成される第2のマスク69Aによれば、予めCPU200に記憶されたアライメントマークMの大きさや形状等の情報に基づいて円形状スリット68a,68b,68c,68d,68eうちの所定の大きさの円形状スリット例えば円形状スリット68bが露光手段60の光源61の直下位置に位置することができる。したがって、アライメントマークMの大きさや種類に対応させた円形状スリットを有する第2のマスク69を別々に用意する必要がなく、1つの第2のマスク69Aによってアライメントマーク領域の直線露光{第2の露光工程}を行うことができる。なお、円形状スリット68a,68b,68c,68d,68eは、必ずしも5個にする必要はなく、アライメントマークMの種類に対応した任意の数であってもよい。
【0053】
また、第2のマスクの別の形態として、図12に示すように、第2のマスク69Bを、互いに共働して可変調節可能な円形状スリット68Bを形成する複数(例えば12枚)の絞り片74と、各絞り片74を調節移動する絞り片移動機構75とで構成することもできる。この場合、絞り片移動機構75は、正逆回転可能な切換用モータ70Bの駆動軸70aに駆動歯部76を装着し、この駆動歯部76を内周に各絞り片74の外側辺を固定した操作リング77の外周に設けられた従動歯部78を噛合させた構造となっている。
【0054】
このように構成される第2のマスク69Bによれば、予めCPU200に記憶されたアライメントマークMの大きさや形状等の情報に基づいて切換用モータ70Bが所定角度回転することによって、各絞り片74が共働して所定の大きさの円形状スリット68Bを形成することができる。アライメントマークMの位置は、CPU200の上位コンピュータ例えばホストコンピュータからネットワークを通じて回路パターン情報をもらうことで、ウエハWのノッチ位置の基準位置から割り出される。したがって、アライメントマークMの大きさや種類に対応させたスリットを有する第2のマスク69を別々に用意する必要がなく、1つの第2のマスク69Bによってアライメントマーク領域の直線露光{第2の露光工程}を行うことができる。
【0055】
なお、上記実施形態では、周辺露光装置33において、ウエハWの周辺露光{第1の露光工程}を行った後に、アライメントマーク露光{第2の露光工程}を行う場合について説明したが、逆にしてもよい。すなわち、アライメントマーク露光{第2の露光工程}を行った後に、周辺露光{第1の露光工程}を行うようにしてもよい。
【0056】
また、上記実施形態では、第1のマスク67を光源61の直下位置に固定し、第2のマスク69,69A,69Bを光源61の直下位置と待機位置とに切換移動する場合について説明したが、必ずしもこのような構造とする必要なない。例えば、第1のマスク67と第2のマスク69,69A,69Bの双方を、光源61の直下位置と待機位置とに切換移動可能な構造としてもよい。
【0057】
また、上記実施形態では、被処理基板が半導体ウエハWである場合について説明したが、この発明の基板処理装置及び基板処理方法は、ウエハW以外の円形の例えばLCD基板やフォトマスク基板等においても同様に適用できるものである。
【0058】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明の基板処理装置及び基板処理方法によれば、以下のような効果が得られる。
【0059】
1)請求項1,2,4,5記載の発明によれば、レジスト膜が形成された被処理基板を回転させると共に、光源から第1のマスクの矩形状スリットを介して被処理基板の表面周辺部の所定領域に光を照射する露光処理{第1の露光工程}と、上記光源から第2のマスクの円形状スリットを介して被処理基板の識別マークの領域に光を照射すると共に、被処理基板を水平方向に所定角度回転しつつ直線移動する露光処理{第2の露光工程}とを、同一の光源すなわち同一箇所で行うことができるので、スループットの向上及び装置の小型化を図ることができ、また、装置の信頼性の向上を図ることができる。
【0060】
また、第1の露光工程においては、矩形状スリットを介して被処理基板の表面周辺部に均一の光量を照射することができるので、余剰レジスト部とその他のレジスト膜部との境界の露光精度を高めることができる。また、第2の露光工程において、円形状スリットの直径と、被処理基板の回転角度及び直線移動量とによって、直線状の識別マーク領域に対応させた正確な直線露光が可能となるので、識別マークに近接する回路パターンのチップに露光領域が掛かる虞がなく、識別マークの領域のレジストのみを正確に除去することができる。
【0061】
2)請求項2,5記載の発明によれば、検出手段によって被処理基板の中心からの偏心量を検出し、その検出情報と、予め記憶された識別マークの位置情報とに基づいて被処理基板の周辺部露光{第1の露光工程}と、識別マーク領域露光{第2の露光工程}とを制御することができるので、露光処理精度の向上を図ることができると共に、更に装置の信頼性の向上を図ることができる。
【0062】
3)請求項3,4,7,8記載の発明によれば、第2のマスクに設けられた大きさの異なる複数の円形状スリットのうちの選択された円形状スリットを介して識別マーク領域の露光を行うか、あるいは、第2のマスクに設けられた可変調節可能な円形状スリットを調節して行うことにより、識別マークの大きさに対応させて識別マーク領域の直線露光{第2の露光工程}を行うことができる。したがって、識別マークの大きさや種類に対応させたスリットを有する第2のマスクを別々に用意する必要がなく、1つのマスクによって識別マーク領域の直線露光{第2の露光工程}を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基板処理装置を適用したレジスト液塗布・現像処理システムの一例を示す概略平面図である。
【図2】上記レジスト液塗布・現像処理システムの概略正面図である。
【図3】上記レジスト液塗布・現像処理システムの概略背面図である。
【図4】この発明における露光手段を示す横断面図である。
【図5】上記露光手段の縦断面図である。
【図6】上記露光手段による周辺露光{第1の露光工程}を示す概略断面図(a)及び(a)のI−I線に沿う断面図(b)である。
【図7】上記露光手段による周辺露光{第1の露光工程}を示す概略斜視図(a)及び(a)のII−II線に沿う拡大断面図(b)である。
【図8】上記露光手段によるアライメントマーク露光{第2の露光工程}を示す概略断面図(a)及び(a)のIII−III線に沿う断面図(b)である。
【図9】上記露光手段によるアライメントマーク露光{第2の露光工程}を示す概略斜視図(a)及び(a)のIV−IV線に沿う拡大断面図(b)である。
【図10】上記露光手段による周辺露光{第1の露光工程}と直線露光(アライメントマーク露光){第2の露光工程}を示す平面図である。
【図11】この発明における第2のマスクの第二実施形態を示す概略斜視図である。
【図12】この発明における第2のマスクの第三実施形態を示す概略斜視図である。
【図13】従来の矩形状スリットを有するマスクを用いた直線露光を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
33 周辺露光装置
34 搬送アーム(搬送手段)
51 搬入・搬出口
60 露光手段
61 光源
66 矩形状スリット
67 第1のマスク
68,68a,68b,68c,68d,68e 円形状スリット
68B 円形状スリット
69,69A,69B 第2のマスク
70,70A,70B マスク切換用モータ
71 マスク基板
72 マスク切換移動機構
74 絞り片
75 絞り片移動機構
80 チャック(保持手段)
81 モータ(回転手段)
85 バッファ(受け渡し手段)
90 移動手段
91 載置台
92 ボールねじ機構
100 位置検出器(検出手段)
200 CPU(制御手段)
W 半導体ウエハ(被処理基板)
B 光
M アライメントマーク
R レジスト膜
RA 余剰レジスト膜(部)

Claims (8)

  1. 表面に直線状の識別マークが施された被処理基板の表面にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、レジスト膜が形成された上記被処理基板の周辺部に付着する余剰レジスト部と上記識別マーク部に光を照射した後、上記被処理基板を現像処理する基板処理装置であって、
    上記被処理基板の表面を上方にして保持する保持手段と、
    上記保持手段を回転する回転手段と、
    上記保持手段及び回転手段を水平方向に直線移動する移動手段と、
    上記被処理基板の表面に光を照射する露光手段とを具備し、
    上記露光手段は、光源と、この光源からの露光面積を調節する矩形状スリットを有すると共に、光を上記被処理基板の周辺部の所定領域に誘導する第1のマスクと、上記光源からの露光面積を調節する円形状スリットを有すると共に、光を上記被処理基板の識別マークの領域に誘導する第2のマスクと、上記第1のマスク又は第2のマスクを上記光源の直下位置に配設すべく少なくとも第2のマスクを、光源の直下位置と光源の直下位置から外れた待機位置への切換移動を司るマスク移動機構と、を具備することを特徴とする基板処理装置。
  2. 表面に直線状の識別マークが施された被処理基板の表面にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、レジスト膜が形成された上記被処理基板の周辺部に付着する余剰レジスト部と上記識別マーク部に光を照射した後、上記被処理基板を現像処理する基板処理装置であって、
    上記レジスト膜が形成された被処理基板を保持して搬送する搬送手段との間で、被処理基板を受け渡すと共に、被処理基板の表面を上方にして保持する保持手段と、
    上記被処理基板の表面を上方にして保持する保持手段と、
    上記保持手段を回転する回転手段と、
    上記被処理基板の表面に光を照射する露光手段と、
    上記搬送手段と露光手段との間において、上記保持手段及び回転手段を、搬送手段側又は露光手段側の水平方向に直線移動する移動手段と、
    上記保持手段にて保持された上記被処理基板の中心からの偏心量を検出する検出手段と、を具備し、
    上記露光手段は、光源と、この光源からの露光面積を調節する矩形状スリットを有すると共に、光を上記被処理基板の周辺部の所定領域に誘導する第1のマスクと、上記光源からの露光面積を調節する円形状スリットを有すると共に、光を上記被処理基板の識別マークの領域に誘導する第2のマスクと、上記第1のマスク又は第2のマスクを上記光源の直下位置に配設すべく少なくとも第2のマスクを、光源の直下位置と光源の直下位置から外れた待機位置への切換移動を司るマスク移動機構と、を具備することを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の基板処理装置において、
    上記第2のマスクは、異なる大きさの複数の円形状スリットを有するマスク基板と、任意の上記円形状スリットを光源直下位置に位置すべく上記マスク基板を移動するマスク移動機構と、を具備することを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1又は2記載の基板処理装置において、
    上記第2のマスクは、互いに共働して可変調節可能な円形状スリットを形成する複数の絞り片と、各絞り片を調節移動する絞り片移動機構と、を具備することを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項1記載の基板処理装置を用いる基板処理方法であって、
    レジスト膜が形成された被処理基板を回転させると共に、光源から第1のマスクの矩形状スリットを介して被処理基板の表面周辺部の所定領域に光を照射する第1の露光工程と、
    上記光源から第2のマスクの円形状スリットを介して上記被処理基板の上記識別マークの領域に光を照射すると共に、被処理基板を水平方向に所定角度回転しつつ直線移動する第2の露光工程と、を有することを特徴とする基板処理方法。
  6. 請求項2記載の基板処理装置を用いる基板処理方法であって、
    上記レジスト膜が形成された被処理基板を搬送手段にて保持して搬送し、保持手段に受け渡す工程と、
    上記被処理基板の中心からの偏心量を検出する工程と、
    検出された中心からの偏心量の情報に基づいて上記被処理基板及び保持手段を露光手段の下方に移動すると共に、被処理基板の周辺部を露光手段の光源の直下位置に配設する工程と、
    光源から第1のマスクの矩形状スリットを介して被処理基板の表面周辺部の所定領域に光を照射する第1の露光工程と、
    制御手段に予め記憶された情報に基づいて上記被処理基板の識別マーク領域を上記光源の直下位置に配設し、上記光源から第2のマスクの円形状スリットを介して上記被処理基板の上記識別マークの領域に光を照射すると共に、被処理基板を水平方向に所定角度回転しつつ直線移動する第2の露光工程と、
    上記第1及び第2の露光工程が終了した後、上記被処理基板を上記搬送手段に受け渡す工程と、を有することを特徴とする基板処理方法。
  7. 請求項5又は6記載の基板処理方法において、
    上記第2の露光工程は、第2のマスクに設けられた異なる大きさの複数の円形状スリットのうちの選択された円形状スリットを介して光を照射することを特徴とする基板処理方法。
  8. 請求項5又は6記載の基板処理方法において、
    上記第2の露光工程は、第2のマスクを構成する可変調節可能な複数の絞り片を調節移動して設定される円形状スリットを介して光を照射することを特徴とする基板処理方法。
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