JP7002874B2 - 基板処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、基板を薄化する基板処理システムに関する。
近年、半導体デバイスの製造工程においては、表面に複数の電子回路等のデバイスが形成された半導体ウェハ(以下、ウェハという)に対し、当該ウェハの裏面を研削や研磨など加工して、ウェハを薄化することが行われている。また、ウェハの表面(非加工面)には、デバイスを保護するための保護材、例えば保護テープが貼り付けられている。
ウェハの裏面(加工面)の加工は、例えば特許文献1に記載された加工装置を用いて行われる。加工装置は、ウェハを研削加工するバックグラインダ、及び研削加工されたウェハにウェハフレームを貼着し、且つウェハから保護テープを剥離除去する処理装置を主として構成されている。
また、バックグラインダには、粗研削を行う粗研削ステージ、仕上研削を行う仕上研削ステージ、研削前のウェハのアライメントを行うアライメントステージ、及び研削後のウェハを洗浄する洗浄ステージが設けられている。粗研削ステージと仕上研削ステージはそれぞれ、ターンテーブルのチャックに保持されたウェハに対して粗研削と仕上研削を行い、当該ターンテーブルの平面視外側から上方にかけて配置されている。また、アライメントステージと洗浄ステージはそれぞれ、平面視でターンテーブルの外側に配置されている。
特開2002-343756号公報
上述した特許文献1に記載されたバックグラインダでは、主たる処理として粗研削と仕上研削を行っているが、これに加えて、例えば粗研削と仕上研削の間に行う中研削や、仕上研削後に行う研磨などを行う場合がある。そしてかかる場合、バックグラインダの内部に中研削ステージや研磨ステージを設ける必要がある。一般的には、中研削ステージや研磨ステージはそれぞれ、粗研削ステージと仕上研削ステージと同様に、ターンテーブルの平面視外側から上方にかけて配置される。このように複数のステージを平面視で配置すると、バックグラインダのフットプリント(占有面積)が大きくなるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、基板を薄化するための処理を適切に行いつつ、フットプリントの小さい基板処理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、基板を薄化する基板処理システムであって、基板を保持する基板保持部を複数備え、回転自在なターンテーブルと、前記基板保持部に保持された基板の加工面を研削する研削部と、前記基板保持部に保持される前の基板の水平方向の向きを調節するアライメント部と、前記研削部で研削された基板の加工面を洗浄する加工面洗浄部と、前記研削部で研削された基板の非加工面を洗浄する非加工面洗浄部と、前記ターンテーブルと前記アライメント部との間で基板を搬送する第1の搬送部と、前記ターンテーブルと前記加工面洗浄部との間で基板を搬送する第2の搬送部と、を有し、前記第1の搬送部の基板搬送速度より前記第2の搬送部の基板搬送速度が遅く、前記アライメント部と前記加工面洗浄部は、平面視で前記ターンテーブルの外側において、鉛直方向に積層して設けられ、前記アライメント部、前記非加工面洗浄部及び前記加工面洗浄部は、上方からこの順で鉛直方向に積層して設けられ、前記アライメント部の内部圧力、前記非加工面洗浄部の内部圧力、及び前記加工面洗浄部の内部圧力は、この順で大きくなるように制御されていることを特徴としている。
本発明の基板処理システムには、アライメント部と加工面洗浄部が鉛直方向に積層して設けられているのでフットプリントを小さくすることができる。その結果、例えば研削部が複数設けられる場合でも、これら複数の研削部を同一装置内に配置することができ、基板を薄化するための処理を適切に行うことができる。
前記基板処理システムにおいて、前記加工面洗浄部は鉛直方向に複数積層して設けられていてもよい。
別な観点による本発明は、基板を薄化する基板処理システムであって、基板を保持する基板保持部を複数備え、回転自在なターンテーブルと、前記基板保持部に保持された基板の加工面を研削する研削部と、前記基板保持部に保持される前の基板の水平方向の向きを調節するアライメント部と、前記研削部で研削された基板の加工面を洗浄する加工面洗浄部と、前記ターンテーブルと前記アライメント部との間で基板を搬送する第1の搬送部と、前記ターンテーブルと前記加工面洗浄部との間で基板を搬送する第2の搬送部と、を有し、前記ターンテーブル、前記研削部、前記アライメント部及び前記加工面洗浄部を備える加工装置と、前記加工装置における加工処理の後、基板の非加工面に貼り付けられた保護テープを剥がす後処理装置と、前記加工装置と前記後処理装置との間で基板を搬送する搬送装置と、をさらに有し、前記搬送装置は、前記加工面洗浄部から基板を搬出し、前記加工装置は、前記第1の搬送部と、前記第2の搬送部とを有し、前記搬送装置、前記第1の搬送部、及び前記第2の搬送部において、前記第2の搬送部の基板搬送速度が最も遅いことを特徴としている。
前記基板処理システムにおいて、前記搬送装置は、基板の非加工面に対して紫外線を照射する紫外線照射部を有していてもよい。
基板を薄化するための処理を適切に行いつつ、フットプリントの小さい基板処理システムを提供することができる。
本実施形態にかかる基板処理システムの構成の概略を模式的に示す平面図である。 加工装置の構成の概略を示す平面図である。 図2のA-A線における加工装置の構成の概略を示す側面図である。 図2のB-B線における加工装置の構成の概略を示す側面図である。 アライメントユニットの構成の概略を示す平面図である。 第1の洗浄ユニットの構成の概略を示す平面図である。 第2の洗浄ユニットの構成の概略を示す平面図である。 ウェハ処理の主な工程を示すフローチャートである。 他の実施形態にかかる加工装置の構成の概略を示す側面図である。 他の実施形態にかかる加工装置の構成の概略を示す平面図である。 他の実施形態にかかる基板処理システムの構成の概略を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
先ず、本実施形態にかかる基板処理システムの構成について説明する。図1は、基板処理システム1の構成の概略を模式的に示す平面図である。なお、以下においては、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
本実施形態の基板処理システム1では、基板としてのウェハWを薄化する。ウェハWは、例えばシリコンウェハや化合物半導体ウェハなどの半導体ウェハである。ウェハWの表面(以下、非加工面という)にはデバイス(図示せず)が形成されており、さらに当該表面にはデバイスを保護するための保護テープ(図示せず)が貼り付けられている。そして、ウェハWの裏面(以下、加工面という)に対して研削などの所定の加工処理が行われ、当該ウェハが薄化される。
基板処理システム1は、処理前のウェハWをカセットC内に収納し、複数のウェハWをカセット単位で外部から基板処理システム1に搬入する搬入ステーション2と、処理後のウェハWをカセットC内に収納し、複数のウェハWをカセット単位で基板処理システム1から外部に搬出する搬出ステーション3と、ウェハWに加工処理を行って薄化する加工装置4と、加工処理後のウェハWの後処理を行う後処理装置5と、搬入ステーション2、加工装置4及び後処理装置5の間でウェハWを搬送する搬送ステーション6と、を接続した構成を有している。搬入ステーション2、搬送ステーション6、及び加工装置4は、X軸負方向側においてY軸方向にこの順で並べて配置されている。搬出ステーション3と後処理装置5は、X軸正方向側においてY軸方向にこの順で並べて配置されている。
搬入ステーション2には、カセット載置台10が設けられている。図示の例では、カセット載置台10には、複数、例えば2つのカセットCをX軸方向に一列に載置自在になっている。
搬出ステーション3も、搬入ステーション2と同様の構成を有している。すなわち、搬出ステーション3にはカセット載置台20が設けられ、カセット載置台20には、例えば2つのカセットCをX軸方向に一列に載置自在になっている。
加工装置4では、ウェハWに対して研削や洗浄などの加工処理が行われる。この加工装置4の構成は後述する。
後処理装置5では、加工装置4で加工処理されたウェハWに対して後処理が行われる。後処理としては、例えばウェハWをダイシングテープを介してダイシングフレームに保持するマウント処理、ウェハWに貼り付けられた保護テープを剥離する剥離処理などが行われる。そして、後処理装置5は、後処理が行われダイシングフレームに保持されたウェハWを搬出ステーション3のカセットCに搬送する。なお、後処理装置5で行われるマウント処理や剥離処理はそれぞれ、公知の装置が用いられる。
搬送ステーション6には、ウェハ搬送領域30が設けられている。ウェハ搬送領域30には、X軸方向に延伸する搬送路31上を移動自在なウェハ搬送装置32が設けられている。ウェハ搬送装置32は、水平方向、鉛直方向、水平軸回り及び鉛直軸周りに移動自在の搬送アーム33を有し、この搬送アーム33により、搬入ステーション2、加工装置4及び後処理装置5の間でウェハWを搬送できる。
以上の基板処理システム1には、制御部40が設けられている。制御部40は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、基板処理システム1におけるウェハWの処理を制御するプログラムが格納されている。また、プログラム格納部には、上述の各種処理装置や搬送装置などの駆動系の動作を制御して、基板処理システム1における後述のウェハ処理を実現させるためのプログラムも格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体Hから制御部40にインストールされたものであってもよい。
次に、上述した加工装置4の構成について説明する。図2は、加工装置4の構成の概略を示す平面図である。図3は、図2のA-A線における加工装置4の構成の概略を示す側面図である。図4は、図2のB-B線における加工装置4の構成の概略を示す側面図である。
加工装置4は、ターンテーブル100、第1の搬送部としての第1の搬送ユニット110、第2の搬送部としての第2の搬送ユニット120、アライメント部としてのアライメントユニット130、非加工面洗浄部としての第1の洗浄ユニット140、加工面洗浄部としての第2の洗浄ユニット150、第3の洗浄ユニット160、研削部としての粗研削ユニット170、研削部としての中研削ユニット180、及び研削部としての仕上研削ユニット190を有している。
ターンテーブル100は、回転機構(図示せず)によって回転自在に構成されている。ターンテーブル100上には、ウェハWを吸着保持する基板保持部としてのチャック101が4つ設けられている。チャック101は、ターンテーブル100と同一円周上に均等、すなわち90度毎に配置されている。4つのチャック101は、ターンテーブル100が回転することにより、4つの処理位置P1~P4に移動可能になっている。
本実施形態では、第1の処理位置P1はターンテーブル100のX軸正方向側且つY軸負方向側の位置であり、第3の洗浄ユニット160が配置される。第1の処理位置P1のY軸負方向側には、アライメントユニット130、第1の洗浄ユニット140、第2の洗浄ユニット150が上方からこの順で積層されて配置される。第2の処理位置P2はターンテーブル100のX軸正方向側且つY軸正方向側の位置であり、粗研削ユニット170が配置される。第3の処理位置P3はターンテーブル100のX軸負方向側且つY軸正方向側の位置であり、中研削ユニット180が配置される。第4の処理位置P4はターンテーブル100のX軸負方向側且つY軸負方向側の位置であり、仕上研削ユニット190が配置される。
チャック101には、チャック101には、例えばポーラスチャックが用いられる。チャック101はチャックテーブル102に保持されている。チャック101及びチャックテーブル102は、回転機構(図示せず)によって回転可能に構成され、また調節機構(図示せず)によってその面内の傾きが調節される。
なお、チャック101の表面、すなわちウェハWの保持面は側面視において、その中央部が端部に比べて突出した凸形状を有している。この凸形状は微小であるため、図示は省略している。研削処理(粗研削、中研削及び仕上研削)においては、後述する研削砥石172、182、192の円弧の一部がウェハWに当接する。この際、ウェハWが均一な厚みで研削されるように、上述した調節機構によってチャック101の表面を若干傾けるため、チャック101の表面を凸形状にし、この表面に沿うようにウェハWを吸着させる。
第1の搬送ユニット110は、ウェハWを搬送する第1の搬送アーム111と、第1の搬送アーム111を移動させる移動機構112と、を有している。第1の搬送アーム111は、ウェハWの加工面を吸着保持する第1のパッド111aを備えている。また、第1の搬送アーム111は、移動機構112によって、Y軸方向に延伸する搬送路113に沿って移動すると共に、水平方向、鉛直方向及び鉛直軸周りに移動自在に構成されている。そして、この第1の搬送アーム111により、アライメントユニット130と、第1の処理位置P1におけるチャック101との間でウェハWを搬送できる。
第2の搬送ユニット120は、ウェハWを搬送する第2の搬送アーム121と、第2の搬送アーム121を移動させる移動機構122と、を有している。第2の搬送アーム121は、ウェハWの加工面全面を吸着保持する第2のパッド121aを備えている。また、第2の搬送アーム121は、移動機構122によって、水平方向、鉛直方向及び鉛直軸周りに移動自在に構成されている。そして、この第2の搬送アーム121により、第1の処理位置P1におけるチャック101、第1の洗浄ユニット140、及び第2の洗浄ユニット150の間でウェハWを搬送できる。
アライメントユニット130では、研削処理前のウェハWの水平方向の向きを調節する。図5は、アライメントユニット130の構成の概略を示す平面図である。アライメントユニット130は、基台131、スピンチャック132、及び検出部133と、を有している。スピンチャック132は、ウェハWを保持し、回転機構(図示せず)によって回転自在に構成されている。検出部133は、例えばウェハWの外周部を撮像することでウェハWのノッチ部の位置を検出してもよいし、あるいはウェハWの周縁部にレーザ光を照射することでウェハWのノッチ部の位置を検出してもよい。そして、スピンチャック132に保持されたウェハWを回転させながら検出部133でウェハWのノッチ部の位置を検出することで、当該ノッチ部の位置を調節してウェハWの水平方向の向きを調節する。
第1の洗浄ユニット140では、研削処理後のウェハWの非加工面を洗浄すると共に、第2の搬送アーム121を洗浄する。図6は、第1の洗浄ユニット140の構成の概略を示す平面図である。第1の洗浄ユニット140は処理容器141を有し、処理容器141の内部には洗浄液ノズル142、エアノズル143、ストーン洗浄具144(砥石)、及びブラシ洗浄具145が設けられている。洗浄液ノズル142、エアノズル143、ストーン洗浄具144、及びブラシ洗浄具145はそれぞれ、昇降機構(図示せず)によって鉛直方向に移動自在に構成されている。
洗浄液ノズル142は、例えばウェハWの径より長く延伸するスリット状の吐出口を備え、吐出口からウェハWの非加工面に洗浄液、例えば純水を供給して、当該非加工面を洗浄する。エアノズル143は、ウェハWの非加工面にエアを噴射して、当該非加工面を乾燥させる。なお、ウェハWの非加工面の洗浄は、本実施形態に限定されず任意の方法を取り得る。例えば非加工面にスポンジ洗浄具(図示せず)を接触させて、当該非加工面を洗浄してもよい。あるいは、洗浄液による洗浄とスポンジ洗浄具による洗浄を共に行ってもよい。
ストーン洗浄具144とブラシ洗浄具145はそれぞれ、例えば第2の搬送アーム121の第2のパッド121aにおけるウェハWの吸着面の径より長く延伸し、当該吸着面に接触して洗浄する。
第2の洗浄ユニット150では、研削処理後のウェハWの加工面を洗浄し、より具体的にはスピン洗浄する。図7は、第2の洗浄ユニット150の構成の概略を示す平面図である。第2の洗浄ユニット150は処理容器151を有し、処理容器151の内部にはスピンチャック152と洗浄液ノズル153が設けられている。スピンチャック152はウェハWを保持し、回転機構(図示せず)によって回転自在に構成されている。洗浄液ノズル153はウェハWの加工面に洗浄液、例えば純水を供給する。また、洗浄液ノズル153は、移動機構154により水平方向及び鉛直方向に移動自在に構成されている。そして、スピンチャック152に保持されたウェハWを回転させながら、洗浄液ノズル153からウェハWの加工面に洗浄液を供給する。そうすると、供給された洗浄液はウェハWの加工面上を拡散し、当該加工面が洗浄される。
第3の洗浄ユニット160では、研削処理後のウェハWの加工面をスピン洗浄すると共に、チャック101を洗浄する。図2及び図3に示すように第3の洗浄ユニット160は、洗浄液ノズル161、ストーン洗浄具162(砥石)、及び移動機構163を有している。洗浄液ノズル161とストーン洗浄具162はそれぞれ、移動機構163によって、搬送路113に沿って移動すると共に、鉛直方向に移動自在に構成されている。
洗浄液ノズル161はウェハWの加工面に洗浄液、例えば純水を供給する。そして、チャック101に保持されたウェハWを回転させながら、洗浄液ノズル161からウェハWの加工面に洗浄液を供給する。そうすると、供給された洗浄液はウェハWの加工面上を拡散し、当該加工面が洗浄される。なお、ウェハWの加工面の洗浄は、第3の洗浄ユニット160による粗洗浄と、第2の洗浄ユニット150による仕上洗浄の2段階で行われる。
ストーン洗浄具162は、チャック101の表面に接触して洗浄する。この際、ノズル(図示せず)からチャック101の表面に洗浄液、例えば純水を供給してもよい。
粗研削ユニット170では、ウェハWの加工面を粗研削する。粗研削ユニット170は環状形状の粗研削ホイール171を有し、粗研削ホイール171は粗研削砥石172と、粗研削砥石172を支持するホイール基台173とを有している。粗研削ホイール171は円板状のマウント174に支持され、マウント174にはスピンドル175を介して駆動部176が設けられている。駆動部176は例えばモータ(図示せず)を内蔵し、粗研削ホイール171を回転させると共に、支柱177に沿って鉛直方向に移動させる。そして、チャック101に保持されたウェハWを粗研削砥石172の円弧の一部に当接させた状態で、チャック101と粗研削砥石172をそれぞれ回転させることによって、ウェハWの裏面を粗研削する。またこのとき、ウェハWの裏面に研削液、例えば水が供給される。なお、本実施形態では、粗研削の研削部材として粗研削砥石172を用いたが、これに限定されるものではない。研削部材は、例えば不織布に砥粒を含有させた部材などその他の種類の部材であってもよい。
中研削ユニット180では、ウェハWの裏面を中研削する。図2及び図4に示すように中研削ユニット180の構成は粗研削ユニット170の構成とほぼ同様であり、中研削ホイール181、中研削砥石182、ホイール基台183、マウント184、スピンドル185、駆動部186、及び支柱187を有している。なお、中研削砥石182の粒度は、粗研削砥石172の粒度より小さい。そして、チャック101に保持されたウェハWの裏面に研削液を供給しながら、裏面を中研削砥石182の円弧の一部に当接させた状態で、チャック101と中研削砥石182をそれぞれ回転させることによってウェハWの裏面を研削する。
仕上研削ユニット190では、ウェハWの裏面を仕上研削する。仕上研削ユニット190の構成は粗研削ユニット170、中研削ユニット180の構成とほぼ同様であり、仕上研削ホイール191、仕上研削砥石192、ホイール基台193、マウント194、スピンドル195、駆動部196、及び支柱197を有している。なお、仕上研削砥石192の粒度は、中研削砥石182の粒度より小さい。そして、チャック101に保持されたウェハWの裏面に研削液を供給しながら、裏面を仕上研削砥石192の円弧の一部に当接させた状態で、チャック101と仕上研削砥石192をそれぞれ回転させることによってウェハWの裏面を研削する。
次に、以上のように構成された基板処理システム1を用いて行われるウェハ処理について説明する。図8は、かかるウェハ処理の主な工程の例を示すフローチャートである。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、搬入ステーション2のカセット載置台10に載置される。カセットCには、保護テープが変形するのを抑制するため、当該保護テープが貼り付けられたウェハWの表面が上側を向くようにウェハWが収納されている。
次に、ウェハ搬送装置32によりカセットC内のウェハWが取り出され、加工装置4に搬送される。この際、搬送アーム33によりウェハWの加工面が上側に向くように、表裏面が反転される。
加工装置4に搬送されたウェハWは、アライメントユニット130のスピンチャック132に受け渡される。そして、当該アライメントユニット130において、ウェハWの水平方向の向きが調節される(図8のステップS1)。
次に、ウェハWは第1の搬送ユニット110によって、第1の処理位置P1のチャック101に受け渡される。このように、アライメントユニット130に対して、ウェハWを搬入する方向とウェハWを搬出する方向が異なる。すなわち、アライメントユニット130に対しては、Y軸負方向とY軸正方向の2方向からアクセス可能になっている。その後、ターンテーブル100を反時計回りに90度回転させ、チャック101を第2の処理位置P2に移動させる。そして、粗研削ユニット170によって、ウェハWの加工面が粗研削される(図8のステップS2)。粗研削の研削量は、薄化前のウェハWの厚みと薄化後に要求されるウェハWの厚みに応じて設定される。
なお、このステップS2においてウェハWがチャック101に保持される前に、チャック101は第3の洗浄ユニット160のストーン洗浄具162を用いて洗浄されている(図8のステップT1)。チャック101の洗浄は、ステップS2までの任意のタイミングで行われる。
次に、ターンテーブル100を反時計回りに90度回転させ、チャック101を第3の処理位置P3に移動させる。そして、中研削ユニット180によって、ウェハWの裏面が中研削される(図8のステップS3)。中研削の研削量も、薄化前のウェハWの厚みと薄化後に要求されるウェハWの厚みに応じて設定される。
次に、ターンテーブル100を反時計回りに90度回転させ、チャック101を第4の処理位置P4に移動させる。そして、仕上研削ユニット190によって、ウェハWの裏面が仕上研削される(図8のステップS4)。この仕上研削において、ウェハWは、製品として要求される薄化後の厚みまで研削される。
次に、ターンテーブル100を反時計回りに90度回転させ、又はターンテーブル100を時計回りに270度回転させて、チャック101を第1の処理位置P1に移動させる。そして、第3の洗浄ユニット160の洗浄液ノズル161を用いて、ウェハWの加工面が洗浄液によって粗洗浄される(図8のステップS5)。このステップS5では、チャック101によるウェハWの回転速度が遅いため、加工面の汚れをある程度まで落とす洗浄が行われる。
次に、ウェハWは第2の搬送ユニット120によって、第1の洗浄ユニット140に搬送される。この際、ウェハWは薄化されているため、第2の搬送アーム121はウェハWの加工面を全面で吸着保持する。そして、第1の洗浄ユニット140では、ウェハWが第2の搬送ユニット120に保持された状態で、洗浄液ノズル142からウェハWの非加工面に洗浄液が供給され、当該非加工面が洗浄される(図8のステップS6)。その後さらに、ウェハWが第2の搬送ユニット120に保持された状態で、エアノズル143から非加工面にエアが噴射され、当該非加工面が乾燥される。
なお、このステップS6においてウェハWが第2の搬送ユニット120によって搬送される前に、第2の搬送アーム121の第2のパッド121aは、第1の洗浄ユニット140のストーン洗浄具144とブラシ洗浄具145を用いて洗浄されている(図8のステップT2)。第2の搬送アーム121の洗浄は、ステップS6までの任意のタイミングで行われる。
次に、ウェハWは第2の搬送ユニット120によって、第2の洗浄ユニット150に搬送される。このように、第1の洗浄ユニット140に対して、ウェハWを搬入する方向とウェハWを搬出する方向は同じである。すなわち、第1の洗浄ユニット140に対しては、Y軸正方向の1方向からのみアクセス可能になっている。そして、第2の洗浄ユニット150では洗浄液ノズル153を用いて、ウェハWの加工面が洗浄液によって仕上洗浄される(図8のステップS7)。このステップS7では、ウェハWの加工面が所望の清浄度まで洗浄される。
その後、ウェハWはウェハ搬送装置32によって、後処理装置5に搬送される。このように、第2の洗浄ユニット150に対して、ウェハWを搬入する方向とウェハWを搬出する方向が異なる。すなわち、第2の洗浄ユニット150に対しては、Y軸負方向とY軸正方向の2方向からアクセス可能になっている。そして、後処理装置5では、ウェハWをダイシングフレームに保持するマウント処理や、ウェハWに貼り付けられた保護テープを剥離する剥離処理などの後処理が行われる(図8のステップS8)。
その後、すべての処理が施されたウェハWは、搬出ステーション3のカセット載置台20のカセットCに搬送される。こうして、基板処理システム1における一連のウェハ処理が終了する。
以上の実施形態によれば、加工装置4においてアライメントユニット130、第1の洗浄ユニット140、第2の洗浄ユニット150が積層されているので、加工装置4のフットプリントを小さくすることができる。その結果、加工装置4の設置自由度が向上する。
また、このようにアライメントユニット130、第1の洗浄ユニット140、第2の洗浄ユニット150を積層することで、これら各ユニット130、140、150のメンテナンスも容易に行うことができる。
さらにアライメントユニット130、第1の洗浄ユニット140、第2の洗浄ユニット150は上方からこの順で積層されており、すなわち液処理を行う第1の洗浄ユニット140と第2の洗浄ユニット150がアライメントユニット130の下層に設けられている。かかる場合、第1の洗浄ユニット140と第2の洗浄ユニット150における排液を容易に行うことができ、またパーティクルがアライメントユニット130に侵入することがない。但し、アライメントユニット130、第1の洗浄ユニット140、第2の洗浄ユニット150の積層順はこれに限定されるものではない。
また、本実施形態によれば、一の基板処理システム1において、粗研削ユニット170による粗研削、中研削ユニット180による中研削、仕上研削ユニット190による仕上研削、第1の洗浄ユニット140によるウェハWの非加工面の洗浄、第3の洗浄ユニット160及び第2の洗浄ユニット150によるウェハWの加工面の洗浄などの一連の処理を、複数のウェハWに対して連続して行うことができる。したがって、一の基板処理システム1内でウェハ処理を効率よく行い、スループットを向上させることができる。
次に、基板処理システム1の他の実施形態について説明する。
(第1の変形例)
図9に示すように加工装置4において、第2の洗浄ユニット150は複数積層して設けられていてもよい。かかる場合、第2の洗浄ユニット150によるウェハWの加工面の洗浄を、複数のウェハWに対して並行して行うことができるので、ウェハ処理のスループットをより向上させることができる。しかも、加工装置4のフットプリントは小さく維持することができる。なお、図示の例では、第2の洗浄ユニット150は2つ積層されていたが、3つ以上であってもよい。
(第2の変形例)
以上の実施形態の加工装置4には、粗研削ユニット170、中研削ユニット180、仕上研削ユニット190が設けられていたが、図10に示すように粗研削ユニット170、仕上研削ユニット190、研磨ユニット200が設けられていてよい。粗研削ユニット170、仕上研削ユニット190、研磨ユニット200はそれぞれ、第2の処理位置P2、第3の処理位置P3、第4の処理位置P4に配置される。
研磨ユニット200は、例えばチャック101に保持されたウェハWの加工面を化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)する。そして、研磨ユニット200では、粗研削及び仕上研削が行われることでウェハWの加工面に形成されたダメージ層をストレスリリーフ処理を行って除去しつつ、当該ウェハWの裏面にゲッタリング層を形成する。
なお、研磨ユニット200がウェハWの加工面を化学研磨する場合、シリカ(SiO)等の砥粒を含んだ処理液(スラリー)を用いる。そこで、砥粒が加工面に固着するのを防止するため、当該加工面を洗浄する必要がある。また、この加工面の洗浄には、スクラブ洗浄具(図示せず)を加工面に接触させて洗浄する、いわゆるスクラブ洗浄を行うのが好ましい。そこで、図9に示したように第2の洗浄ユニット150を2つ積層して設ける場合、一の第2の洗浄ユニット150ではスクラブ洗浄具を用いたスクラブ洗浄を行い、他の第2の洗浄ユニット150では洗浄液を用いたスピン洗浄を行ってもよい。
(第3の変形例)
以上の実施形態では、加工装置4の内部に第1の搬送ユニット110と第2の搬送ユニット120が設けられていたが、図11に示すように加工装置4の外部にウェハ搬送装置210が設けられていてもよい。ウェハ搬送装置210は、第1の搬送ユニット110の第1の搬送アーム111と、第2の搬送ユニット120の第2の搬送アーム121とを有している。これら第1の搬送アーム111と第2の搬送アーム121はそれぞれ、移動機構211によって、水平方向、鉛直方向及び鉛直軸周りに移動自在に構成されている。
ウェハ搬送装置210における第1の搬送アーム111は、上記実施形態と同様の構成を有し、アライメントユニット130と、第1の処理位置P1におけるチャック101との間でウェハWを搬送できる。また、ウェハ搬送装置210における第2の搬送アーム121も、上記実施形態と同様の構成を有し、第1の処理位置P1におけるチャック101、第1の洗浄ユニット140、及び第2の洗浄ユニット150の間でウェハWを搬送できる。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果を享受できる。しかも、加工装置4において第1の搬送ユニット110と第2の搬送ユニット120を省略できるので、加工装置4のフットプリントをさらに小さくすることも可能となる。
(第4の変形例)
以上の実施形態の基板処理システム1において、図11に示すようにウェハ搬送装置32は、紫外線照射部220をさらに有していてもよい。紫外線照射部220は、搬送アーム33に保持されたウェハWの非加工面に対し、下方から紫外線を照射する。上述したように後処理装置5では、ウェハWに貼り付けられた保護テープを剥離する剥離処理が行われるが、この剥離処理の前に、非加工面(保護テープが貼り付けられた面)に紫外線を照射することによって、ウェハWから保護テープを容易に剥離させることができる。
本実施形態では、紫外線照射処理を、ウェハ搬送装置32によって加工装置4から後処理装置5にウェハWを搬送している間に行うことができるので、ウェハ処理のスループットをさらに向上させることができる。また、例えば後処理装置5に紫外線照射部を別途設ける必要がなくなるので、後処理装置5のフットプリントを小さくすることもできる。
(第5の変形例)
以上の実施形態では、ウェハWの表面にはデバイスを保護するために保護テープが貼り付けられていたが、デバイスの保護材はこれに限定されない。例えばウェハの表面には、支持ウェハやガラス基板などの支持基板が貼り合せられていてもよく、かかる場合でも本発明を適用することができる。
本実施形態において加工装置4では、第1の搬送ユニット110の第1の搬送アーム111と第2の搬送ユニット120の第2の搬送アーム121はそれぞれ、ウェハWを吸着保持してもよいし、あるいはウェハWの端部を挟み込んで保持(エッジクランプ)してもよい。研削処理を行ってウェハWを薄化した後も、支持基板の板厚が大きいため、このようにウェハWをエッジクランプすることができる。また、第2の搬送ユニット120がウェハWをエッジクランプする場合、上記実施形態において第1の洗浄ユニット140で行っていた非加工面の洗浄と、第2の洗浄ユニット150で行っていた加工面の洗浄とを、1つの洗浄ユニットで同時に行うことも可能となる。
また、本実施形態のウェハ搬送装置32、第1の搬送ユニット110、及び第2の搬送ユニット120において、第2の搬送ユニット120のウェハ搬送速度が最も遅いのが好ましい。第2の搬送ユニット120は研削後に薄化されたウェハWを搬送するため、当該ウェハWの破損を抑制し、また落下を抑制する必要があるからである。かかる観点では、水平方向と鉛直方向の移動を比較した場合、特に第2の搬送ユニット120の鉛直方向のウェハ搬送速度が最も遅くなるように、ウェハ搬送装置32、第1の搬送ユニット110、第2の搬送ユニット120の動作を制御するのがよい。
また、本実施形態の加工装置4において、アライメントユニット130の内部、第1の洗浄ユニット140の内部、及び第2の洗浄ユニット150の内部をそれぞれ異なる圧力に制御してもよい。具体的には、積層されたユニットのうち、上段から下段に向けて圧力が大きくなるように制御するのがよく、本実施形態では、アライメントユニット130の内部、第1の洗浄ユニット140の内部、及び第2の洗浄ユニット150の内部の順に圧力が大きくなるように制御するのがよい。一般的にユニットの外部にあるパーティクルなどのゴミは、下方にいくほど増加するが、上記のように圧力を制御すると、下段のユニット(第2の洗浄ユニット150)の内部に、外部のゴミが進入し難くなる。
また、本実施形態において後処理装置5では、ウェハWをダイシングフレームに保持するマウント処理や、ウェハWの加工面を研磨する研磨処理、例えば化学機械研磨処理などが行われる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 基板処理システム
2 搬入ステーション
3 搬出ステーション
4 加工装置
5 後処理装置
6 搬送ステーション
32 ウェハ搬送装置
40 制御部
100 ターンテーブル
101 チャック
110 第1の搬送ユニット
111 第1の搬送アーム
120 第2の搬送ユニット
121 第2の搬送アーム
130 アライメントユニット
140 第1の洗浄ユニット
150 第2の洗浄ユニット
160 第3の洗浄ユニット
170 粗研削ユニット
180 中研削ユニット
190 仕上研削ユニット
200 研磨ユニット
210 ウェハ搬送装置
220 紫外線照射部
W ウェハ

Claims (4)

  1. 基板を薄化する基板処理システムであって、
    基板を保持する基板保持部を複数備え、回転自在なターンテーブルと、
    前記基板保持部に保持された基板の加工面を研削する研削部と、
    前記基板保持部に保持される前の基板の水平方向の向きを調節するアライメント部と、
    前記研削部で研削された基板の加工面を洗浄する加工面洗浄部と、
    前記研削部で研削された基板の非加工面を洗浄する非加工面洗浄部と、
    前記ターンテーブルと前記アライメント部との間で基板を搬送する第1の搬送部と、
    前記ターンテーブルと前記加工面洗浄部との間で基板を搬送する第2の搬送部と、を有し、
    前記第1の搬送部の基板搬送速度より前記第2の搬送部の基板搬送速度が遅く、
    前記アライメント部と前記加工面洗浄部は、平面視で前記ターンテーブルの外側において、鉛直方向に積層して設けられ、
    前記アライメント部、前記非加工面洗浄部及び前記加工面洗浄部は、上方からこの順で鉛直方向に積層して設けられ、
    前記アライメント部の内部圧力、前記非加工面洗浄部の内部圧力、及び前記加工面洗浄部の内部圧力は、この順で大きくなるように制御されていることを特徴とする、基板処理システム。
  2. 前記加工面洗浄部は鉛直方向に複数積層して設けられていることを特徴とする、請求項に記載の基板処理システム。
  3. 基板を薄化する基板処理システムであって、
    基板を保持する基板保持部を複数備え、回転自在なターンテーブルと、
    前記基板保持部に保持された基板の加工面を研削する研削部と、
    前記基板保持部に保持される前の基板の水平方向の向きを調節するアライメント部と、
    前記研削部で研削された基板の加工面を洗浄する加工面洗浄部と、
    前記ターンテーブルと前記アライメント部との間で基板を搬送する第1の搬送部と、
    前記ターンテーブルと前記加工面洗浄部との間で基板を搬送する第2の搬送部と、を有し、
    前記ターンテーブル、前記研削部、前記アライメント部及び前記加工面洗浄部を備える加工装置と、
    前記加工装置における加工処理の後、基板の非加工面に貼り付けられた保護テープを剥がす後処理装置と、
    前記加工装置と前記後処理装置との間で基板を搬送する搬送装置と、をさらに有し、
    前記搬送装置は、前記加工面洗浄部から基板を搬出し、
    前記加工装置は、前記第1の搬送部と、前記第2の搬送部とを有し、
    前記搬送装置、前記第1の搬送部、及び前記第2の搬送部において、前記第2の搬送部の基板搬送速度が最も遅いことを特徴とする、基板処理システム。
  4. 前記搬送装置は、基板の非加工面に対して紫外線を照射する紫外線照射部を有することを特徴とする、請求項に記載の基板処理システム。
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