JP2004013014A - 高圧放電ランプ装置 - Google Patents

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【課題】ランプを点灯始動させる際に発光管を加熱するヒータが設けられた高圧放電ランプ装置に、複雑なヒータ用電源回路を設けるまでもなく、極めて簡単な回路構成でヒータに確実に通電することができ、短時間で所定の明るさに立ち上げることができるようにする。
【解決手段】発光管(2)を加熱するヒータ(4)が、ランプ点灯装置(8)からランプ(1)に電力を供給する回路(9)にランプ(1)と直列に接続されると共に、ヒータ端子(4a、4b)間に、該ヒータ(4)への通電量を制御するバイパス回路(12)を設けてヒータ(4)の発熱量を制御できるようにした。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランプを点灯始動させる際に発光管を加熱するヒータが設けられた高圧放電ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶プロジェクタや投射型液晶ディスプレイ装置等のバックライトは、矩形状のスクリーンに対して充分な輝度、効率及び演色性をもって均一に画像を投射することが要求されるため、その光源として、発光管内に水銀や金属ハロゲン化物を封入した高圧放電ランプが用いられる。そして、近時は、光源の小型化、点光源化をより一層推進することが求められている。
【0003】これらの要求に鑑み、金属ハロゲン化物を封入した高圧放電ランプに代わって、発光管の単位容積当り0.15mg/mm以上の水銀を封入して安定点灯時の水銀蒸気圧が100気圧を超える超高圧水銀ランプと称する高圧放電ランプが提案されている(特開平2−148561号公報、特開平6−52830号公報)。
【0004】この種のランプは、高輝度・高効率・高演色性を実現するために、安定点灯時の水銀蒸気圧を100気圧以上に高めることによってアークの径方向の拡がりを抑えて光出力を向上させるようにしたもので、その発光管のシール部は耐圧性を高めるために排気用の細管を設けない所謂溶封タイプとし、また、発光部の肉厚は、自動車の前照灯に用いる高圧放電ランプのそれに比べて約3倍の2mm前後としている。
【0005】このように肉厚の大きい発光管の発光部は、熱容量が大きくて温まり難いので、ランプ始動時にその発光部の内表面に液滴状となって溜まっている液状水銀が、温められて水銀蒸気となり、その蒸気圧が上昇して光出力が立ち上がるまでに時間を要し、例えば150W程度のランプでは、実に60秒もの時間を要する。
【0006】そのため、この種のランプをバックライトとする液晶プロジェクタや投射型液晶ディスプレイ装置は、立ち上がりが遅く、それらをプレゼンテーションなどに使用したときに、スクリーンが画像を投射するのに十分な明るさに達するまでの待ち時間が長いという問題があった。
【0007】これを改善するために、本出願人は、ランプ点灯始動時に発光管をその外表面から加熱して内部の液状水銀の蒸発を促進させ、光出力の立ち上がり時間を短縮できるようにした高圧放電ランプ装置を試作した。
【0008】図4はこのような高圧放電ランプ装置を示し、超高圧水銀ランプ41の発光管42に、その発光部43を加熱する電熱線で成るヒータ44が、一方のシール部45aから発光部43を跨いで他方のシール部45bへ至るように発光管42の外表面にスパイラル上に巻装されている。
【0009】そして、ランプ41の電極端子46a及び46bと、ランプ電源47の間には、ランプの始動に必要な電気的条件を与える始動装置48や、ランプ電流を規定値に制御する安定器49を備えたランプ点灯装置50が接続されている。
そして、安定器49には、始動直後は定電流出力制御を行い、電圧が上昇して安定点灯時のランプ電圧近傍まで達したときに定電力制御となるように電流を規制する電力調整器51と、低周波交流矩形波電圧を出力するインバータ52を備え、ランプ電源47にはヒータ用電源回路53が接続されている。
【0010】これによれば、ランプ41を点灯始動する際に、ランプ電源47の出力電力がヒータ用電源回路53を介してヒータ44に供給されるので、発光管22の発光部43が加熱されて液状水銀の蒸発が促進され、光出力の立ち上がり時間が短縮される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この場合、ランプ点灯装置50にヒータ用電源回路53を組み込まなければ成らず、しかも、このヒータ用電源回路53は、ランプ41を始動させてから安定点灯状態に達するまでヒータ44に通電させるためのタイミング制御回路や電力制御回路を組み込む必要があるため回路構成が複雑になるだけでなく、点灯装置50が全体として大型化してしまい、製造コストが嵩むという問題を生じた。
【0012】また、液晶プロジェクタや投射型液晶ディスプレイ装置などにこのような高圧放電ランプ41を用いる場合に、ヒータ用電源回路53を接続することからランプ電源47として大容量のものが必要となり、やはり、コストアップの要因となる。
【0013】そこで本発明は、複雑なヒータ用電源回路を設けるまでもなく、極めて簡単な回路構成でヒータに確実に通電することができ、短時間で所定の明るさに立ち上げることができるようにすることを技術的課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、請求項1の発明は、ランプを点灯始動させる際に発光管を加熱するヒータが設けられた高圧放電ランプ装置において、前記ヒータが、ランプ点灯装置からランプに電力を供給する回路に、該ランプと直列に接続されていることを特徴とする。
【0015】請求項1の発明によれば、発光管を加熱するヒータが、ランプ点灯装置からランプに電力を供給する回路に、ランプと直列に接続されており、ランプに電力を供給すればヒータ及びランプに等しい電流が流れる。
したがって、ヒータ用の電源回路を別途設けるまでもなく、ランプを点灯始動させる際にヒータが発熱し、周囲とほぼ同じ温度であった発光管が加熱され、発光管内部の液状水銀の蒸発が促進されるので、その結果、主電極間に印加される電圧の上昇が早まり、所定の明るさに達するまでの立ち上がり時間が格段に短縮される。
【0016】ここで、請求項2のように、ヒータのヒータ端子間に、該ヒータへの通電量を制御するバイパス回路を設けておけば、このバイパス回路を流れる通電量を制御することにより、ヒータへの通電量を変化させることができ、これにより、ヒータの発熱量を制御できる。
【0017】具体的には、請求項3のように、バイパス回路を開閉するスイッチ手段を設け、供給電圧が低い高圧放電ランプの始動直後はスイッチ手段によりバイパス回路を遮断させ、電圧又は電力が予め設定された値に達した時点で、スイッチ手段によりバイパス回路を閉じるように操作する。
【0018】これにより、始動直後は、ランプ点灯装置から出力された電流が直列に接続されたランプとヒータに流れるのでヒータが加熱され、液状水銀の蒸発が促進されて、蒸気圧の上昇が早まり、短時間で安定点灯時のランプ電圧に達するので、光出力の立ち上がり時間が早くなる。
次いで、ランプ点灯装置から出力される電圧又は電力が予め設定された値に達し、ランプが安定点灯されるようになった時点でスイッチ手段によりバイパス回路を閉じて導通させれば、ヒータ端子間が短絡されてヒータに電流が流れなくなるので、ヒータの発熱が中止される。
【0019】このように、発光管の温度がある程度高くなって、これ以上液状水銀の蒸発を促進させる必要がなくなった時点で、ヒータへ通電されなくなるのでランプの過熱が防止されてランプ寿命が長くなるだけでなく、無駄な電力消費が抑えられる。
【0020】また、バイパス回路に、サイリスタや可変抵抗器などの電流制御手段を設けておけば、バイパス回路を流れる電流量を連続的に変えることができ、これによってヒータを流れる電流量も連続的に可変できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る高圧放電ランプ装置を示すブロック図、図2は回路構成を示す回路図、図3は電圧−電流−電力の時間変化を示すグラフである。
【0022】本例の高圧放電ランプ装置は、例えば150Wの超高圧水銀ランプ1の発光管2に、その発光部3を加熱するヒータ4が設けられている。なお、発光部3は、約60mm程度の容積を有し、その内部には、発光部3の両端を封止するシール部5a、5bに埋設して固定された一対の主電極が互いに対向して設けられると共に、点灯始動用補助ガスとなるアルゴンが約20kPa(常温時)、水銀が約12mg封入されている。
【0023】ヒータ4は、鉄、ニッケル、クロム、アルミニウムなどを主成分とする線径約0.29mm、長さ170mmの電熱線で成り、該電熱線を一方のシール部5aから発光部3を跨いで他方のシール部5bへ至るように発光管2の外表面にスパイラル上に巻装させると共に、シール部5a、5bの発光部3に近い側を夫々密巻きにして、該電熱線に2.5Aの電流を流したときに40Wの出力が得られるように設計されている。
【0024】そして、ランプ1の電極端子6a、6bと、ランプ電源7の間にはランプ点灯装置8が接続され、前記ヒータ4が、点灯装置8からランプ1に電力を供給する電力供給回路9に、ランプ1と直列に接続されている。
【0025】ランプ点灯装置8は、ランプ1の始動に必要な電気的条件を与える始動装置10や、ランプ電流を規定値に制御する安定器11が前記電力供給回路9に接続されると共に、前記ヒータ4のヒータ端子4a、4b間に接続されるバイパス回路12を備えている。
【0026】このバイパス回路12は、ヒータ4への通電量を制御するためのもので、該回路12を開閉するスイッチ手段もしくは該回路12の電流量を調整するするサイリスタ等の半導体素子を用いた電流制御手段が設けられている。
本例では、電力供給回路9を通じてランプ1に対して出力される出力電圧を検出する電圧計13の検出電圧が予め設定された値に達したときに閉じるリレースイッチ(スイッチ手段)14が設けられている。
そして、このリレースイッチ14によりバイパス回路12が閉じて導通されると、ヒータ4のヒータ端子4a、4b間が短絡し、ヒータ4への通電が停止されるようになっている。
なお、電圧計13としては後述する電力調整器15で電力制御を行うためにもともと設けられているものを用いればよい。
【0027】なお、安定器11は、始動直後は定電流出力制御を行い、電圧が上昇して安定点灯時のランプ電圧近傍まで達したときに定電力制御となるように、ランプ電源7から供給された電力の電流を制限する電力調整器15と、得られた直流調整電圧を所定時間ごとに極性反転させて低周波交流矩形波電圧に変換するインバータ16を備えている。
【0028】電力調整器15は、トランジスタ17の導通/非導通のデューティ比をPWM制御することによりランプ電源7から出力された直流定電圧を所定幅の直流パルス電圧に変換するチョッパー回路15aと、その直流パルス電圧を平滑化するダイオード18、チョークコイル19、コンデンサ20により構成される平滑回路15bとを備えている。
【0029】インバータ16は、トランジスタ21a〜21dがフルブリッジ接続されて成り、対角に位置するトランジスタ21a及び21b、21c及び21dを二個一対として、各対ごとにオン−オフを切り換えることにより、電力調整器15から出力された直流電圧の極性が所定時間間隔で交互に反転されて、電力供給回路9を通じて高圧放電ランプ1に低周波交流矩形波電圧を印加するようになされている。
【0030】始動装置10は、インバータ16の一方の出力端子16aにトランス22が接続されて構成され、ランプの放電を開始させるために始動時に高電圧パルス波を発生させるものである。
【0031】以上が本発明の一構成例であって、次にその作用を説明する。
ランプ点灯装置8の始動スイッチ(図示せず)をオンすると、始動装置10から高圧放電ランプ1に対して数kVの高電圧の始動電圧が瞬間的に印加されて放電が開始され、次いで、安定器11から電力が供給される。
【0032】図3(a)、(b)及び(c)は150Wのランプ1が放電開始されてから安定点灯されるまで、点灯装置8、ランプ1、ヒータ4の電圧、電流及び電力の変化を示すグラフである。
【0033】まず、ランプ1が放電開始されると、ランプ点灯装置8から、2.5Aの定電流が出力されると共に、ヒータ4で生ずる電圧降下の電位量Vに相当する電圧V(=16V)が出力され、以後、その電圧Vが電力調整器15により徐々に上昇されていく。
【0034】この時点では、リレースイッチ14が開いてバイパス回路12が遮断されているので、ランプ点灯装置8から出力された定電流I(=2.5A)がそのままランプ1及びヒータ4を流れる。
したがって、ヒータ4では電位量V(=16V)の電圧降下を生じ、電力W(=40W)が消費されて発熱し、これにより発光管2の発光部7が加熱されて内部の液状水銀の蒸発が促進される。
【0035】また、ランプ点灯装置8からの出力電圧Vの上昇に伴ってその電力Wも上昇するが、ヒータ4で消費される電力Wは一定であるため、ランプ1で消費される電力Wが上昇していく。
【0036】そして、ランプ点灯装置8の出力電圧V又は出力電力Wが予め設定された値(本例では夫々60V又は150W)に達すると、定電流制御から定電力制御に移行すると共に、電圧計13からの検出信号によりリレースイッチ14が閉じてバイパス回路12が導通し、ヒータ端子4a、4b間が短絡される。
これにより、電流はヒータ4に流れずにこれと並列に形成されたバイパス回路12を流れるので、ヒータ4に流れる電流I=0、ヒータ4で生ずる電圧降下の電位量V=0、ヒータ4で消費される電力W=0となり、ヒータ4による加熱が停止される。
【0037】また、定電力制御に移行した後、ランプ1にはランプ点灯装置8から安定点灯時のランプ電圧Vs(=50V)以上の電圧Vが印加されると共に、ランプを流れる電流が制御されて、ランプ1で消費される電力Wがランプ1の定格電力Wsに維持され、これによりランプ1は、放電開始から30秒足らずで安定点灯状態となる。
【0038】このように、上述した実施形態では、ランプ点灯装置8からランプ1に電力を供給する電力供給回路9に、ランプと前記ヒータが直列に接続されているので、ヒータ4に電力を供給するために複雑なヒータ用電源回路、その電圧制御回路、さらには、オンオフのタイミング制御を行う制御回路などを設けなくても、ランプの点灯始動時にヒータ4に通電することができ、しかも、ランプに流れる電流が変化することもない。
そして、これによりランプ1の発光管2の発光部7が確実に加熱され、液状水銀の蒸発が促進され、ランプ1の光出力の立ち上がり時間が短縮される。
【0039】また、ヒータ4のヒータ端子4a、4b間にバイパス回路12が設けられ、ある程度、液状水銀が蒸発した後や安定点灯状態に達した後にバイパス回路12を流れる電流量を調整することにより、ヒータ4へ流れる電流量が変化するのでその発熱量を制御できる。
【0040】これにより、発光管2が過熱されてランプ寿命が短くなったり、無駄なエネルギーを浪費することを防止でき、さらに、バイパス回路12はその回路構成が極めて単純であることからランプ点灯装置8が大型化することもない。
【0041】なお、上述の説明では、インバータ16により生成した低周波交流矩形波電圧によりランプ1を点灯させる場合について説明したが、本発明はこれに限らず、インバータ16のないランプ点灯装置を用いて直流電力により高圧放電ランプ1を点灯させる場合にも適用し得る。
【0042】また、バイパス回路12はリレースイッチ14により開閉する場合に限らず、電圧計13からの検出信号に応じて電流量の調整が可能なサイリスタ等の電流制御手段を設けることにより、バイパス回路12を流れる電流量を段階的又は連続的に変化させる場合でも良い。
さらに、バイパス回路12にスイッチ手段と電流制御手段を直列に接続して、スイッチ手段によりバイパス回路12の開閉を行なわせると共に、電流制御手段によりその電流量を連続的に変化させるようにしてもよい。
【0043】さらに、ヒータ4への通電量は、ランプ点灯装置8からランプ1に供給される電圧に応じて制御する場合に限らず、点灯装置8から出力される電流及び電圧に基づいて電力を検出し、その検出電力や積算電力量に基づいて制御したり、タイマーなどを用いてスイッチ手段の開閉タイミングを制御するものであってもよい。
この場合も、電圧計及び電流計は電力調整器15で電力制御を行うためにもともと設けられているものを用いればよい。
【0044】さらにまた、ランプ1が安定点灯した後もバイパス回路12を所定の抵抗値に維持するようにすれば、ヒータ4に低電流を流すことができ、これにより、安定点灯中も温度が低くなり易い発光管2のシール部5a、5bの発光部3に近い側を水銀が凝集しない程度の適度な温度に維持することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、複雑なヒータ用電源回路や制御回路を別途設けるまでもなく、極めて簡単な回路構成でヒータに確実に通電することができるので、高圧放電ランプ装置の光出力の立ち上がり時間を短縮させることができるという大変優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高圧放電ランプ装置を示すブロック図。
【図2】その回路構成を示す回路図。
【図3】電圧−電流−電力の時間変化を示すグラフ。
【図4】従来装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1………超高圧水銀ランプ(高圧放電ランプ)
2………発光管
4………ヒータ
4a、4b……ヒータ端子
6a、6b……電極端子
8………ランプ点灯装置
9………電力供給回路
12………バイパス回路
13………電圧計
14………リレースイッチ(スイッチ手段)

Claims (3)

  1. ランプを点灯始動させる際に発光管を加熱するヒータが設けられた高圧放電ランプ装置において、前記ヒータが、ランプ点灯装置からランプに電力を供給する回路に、該ランプと直列に接続されていることを特徴とする高圧放電ランプ装置。
  2. 前記ヒータのヒータ端子間に、該ヒータへの通電量を制御するバイパス回路が設けられている請求項1記載の高圧放電ランプ装置。
  3. 前記バイパス回路に、該回路を開閉するスイッチ手段もしくは該回路の電流量を調整する電流制御手段が設けられている請求項2記載の高圧放電ランプ装置。
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