JP2004011681A - アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動用のプーリ38と従動用のプーリ44との間に懸架されるベルト部材46とを含む駆動力伝達機構16と、フレーム12側に形成された第1ボール転動溝66a、66bとスライダ18側に形成された第2ボール転動溝に沿って転動する複数のボールを含み、前記スライダ18がフレーム12に沿って変位するときに該スライダ18を案内するガイド機構20とを備える。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動源の駆動作用下にフレームに沿ってスライダを直線状に往復動作させることが可能なアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば、ワークを搬送するためにアクチュエータ等の搬送手段が用いられている。
【0003】
ここで、従来技術に係るアクチュエータを図14および図15に示す(例えば、特開平11−30234号公報等参照)。
【0004】
この従来技術に係るアクチュエータ1は、軌道レール2の凹部3に沿って変位するスライダ4と、図示しない駆動モータによって駆動され且つ前記スライダ4に対して取り外し可能なナット体5に螺合するねじ軸6とを有する。前記ねじ軸6の両端部には、該ねじ軸6を回転自在に支持するねじ軸支持体7a、7bがそれぞれ設けられ、前記ねじ軸支持体7a、7bは、軌道レール2の上面8に載置した状態で取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来技術に係るアクチュエータ1では、ねじ軸6の回転運動がナット体5を介してスライダ4の直線運動に変換されることにより該スライダ4を変位させているため、ねじ軸6を高速回転させてもスライダ4の変位速度を大幅に増大させて該スライダ4を高速度で変位させることが困難である。
【0006】
また、ユーザの設置環境に対応して、より一層アクチュエータの小型化および軽量化を図りたいという要請がある。
【0007】
本発明は、前記の点を考慮してなされたものであり、スライダの変位速度を高速化させることができるとともに、装置全体のより一層小型化および軽量化を図ることが可能なアクチュエータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、フレームと、
前記フレームの内部または外部に配設される駆動源と、
前記フレームの一端部側に回動自在に軸支された駆動用のプーリと、該フレームの他端部側に回動自在に軸支された従動用のプーリと、前記駆動用のプーリと前記従動用のプーリとの間に懸架されるベルト部材とを含む駆動力伝達機構と、
前記ベルト部材が係止され、該ベルト部材の回転運動によって該ベルト部材と一体的に前記フレームの軸線方向に沿って往復動作するスライダと、
フレーム側に形成された第1ボール転動溝とスライダ側に形成された第2ボール転動溝に沿って転動する複数のボールを含み、前記スライダがフレームに沿って変位するときに該スライダを案内するガイド機構と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
この場合、スライダに形成された溝部に着脱自在に装着されるベルトストッパを設け、前記ベルトストッパによってベルト部材を係止するとよい。
【0010】
なお、前記駆動力伝達機構を、前記ガイド機構の内部側に配設し、あるいは前記駆動力伝達機構と前記ガイド機構をそれぞれ分離して平行に配設するとよい。
【0011】
本発明によれば、駆動力伝達機構として駆動用のプーリと従動用のプーリとの間に懸架されたベルト部材を用い、前記ベルト部材をスライダに係止して該ベルト部材とスライダとを一体的に変位させることにより、該スライダの変位速度が高速化される。
【0012】
また、本発明では、駆動用のプーリと従動用のプーリとの間に懸架されたベルト部材の回転運動に伴ってスライダが変位する駆動力伝達機構と、第1ボール転動溝がフレームに形成されたガイド一体型フレームとを組み合わせることにより、従来技術に係るアクチュエータと比較して装置全体が小型化および軽量化される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係るアクチュエータについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0014】
図1において、参照数字10は、本発明の第1実施の形態に係るアクチュエータを示す。
【0015】
このアクチュエータ10は、複数の取付用孔部11が形成され、断面コ字状を呈し長尺に形成されたフレーム12と、前記フレーム12の一端部側に設けられた回転駆動源14とを含む。
【0016】
さらに、前記アクチュエータ10は、前記回転駆動源14の回転駆動力を直線運動に変換して伝達する駆動力伝達機構16と、前記駆動力伝達機構16を介して伝達される直線運動によって前記フレーム12の軸線方向に沿って往復動作するスライダ18と、前記スライダ18をフレーム12に沿って案内するガイド機構20(図7参照)とを有する。
【0017】
なお、前記フレーム12およびスライダ18をステンレススチール、アルミニウム、またはアルミニウム合金等の金属製材料によって形成し、前記フレーム12を、押し出し成形、引き抜き成形等によって一体的に形成すると好適である。
【0018】
前記フレーム12の軸線方向に沿った一端部には、第1ハウジング22が一体的に連結され、該フレーム12の軸線方向に沿った他端部には、第2ハウジング24が一体的に連結される。前記第1ハウジング22および第2ハウジング24には、図1および図2に示されるように、ねじ部材26を介して着脱自在に装着される第1カバー部材28および第2カバー部材30と、長さが異なる一組のねじ部材32a、32bを介して連結される一組のエンドプレート34a、34bとが設けられる。
【0019】
前記第1ハウジング22の底面部には、回転駆動源14が図示しないねじ部材によって締結される。なお、前記回転駆動源14は、該第1ハウジング22の底面部に限定されるものではなく、図4の二点鎖線に示されるように、第1ハウジング22の上面部に連結することができ、設置環境に対応していずれか一方を選択することができる。
【0020】
また、前記第1ハウジング22の凹部36内には、駆動用のプーリ38が回転自在に軸支され、前記駆動用のプーリ38は、円形状の開口部40を介して回転駆動源14の駆動軸14aに直接連結されている(図2および図4参照)。第2ハウジング24の凹部42内には、従動用のプーリ44が回転自在に軸支され、前記駆動用のプーリ38と従動用のプーリ44との間には、フレーム12の軸線と略平行に延在するベルト部材46が懸架される。
【0021】
従動用のプーリ44の中心には、円柱状のピン部48が軸着され、前記ピン部48は、第2カバー部材30に形成された長孔50と、第2ハウジング24の凹部42に装着されるプレート52とによって軸支される(図2および図4参照)。前記プレート52は、第2ハウジング24の凹部42にねじ部材54によって係止され、該プレート52は、前記ねじ部材54が係合する長孔56に沿って変位可能に設けられる。
【0022】
エンドプレート34bと対向する前記プレート52の幅狭な側面には、前記エンドプレート34bの孔部に頭部が保持された調節用ねじ部材58がねじ込まれ、前記調節用ねじ部材58は、駆動用のプーリ38と従動用のプーリ44との間に懸架されたベルト部材46の張力を調節する機能を営む。すなわち、外部に露呈するエンドプレート34bの側面から、例えば、六角レンチ等によって調節用ねじ部材58の頭部を回動させてプレート52のねじ孔60に対するねじ部のねじ込み量を調整することにより、前記プレート52が第2ハウジング24の凹部42に沿って微小距離だけ変位し、ベルト部材46のテンションを好適に調節することができる。
【0023】
図5乃至図7に示されるように、前記スライダ18の一側部には、軸線と略平行に延在する長溝62が形成され、断面コ字状のベルトストッパ64を一組のボルト66を介して前記長溝62に装着することにより、スライダ18とベルトストッパ64との間でベルト部材46が挟持される。従って、前記ベルト部材46はスライダ18に固定され、該ベルト部材46とスライダ18とが一体的に変位するように設けられる。
【0024】
前記ベルトストッパ64は、一組のボルト66を介して前記スライダ18に着脱自在に装着され、しかも、図5および図6に示されるように、フレーム12の側壁の上部側で外部から容易に着脱することができるため、該フレーム12にスライダ18を装着した状態でベルト部材46の交換作業およびメンテナンス作業等を簡便に遂行することができる。
【0025】
ガイド機構20は、図7に示されるように、フレーム12の内壁の底面に近接する部位に該フレーム12の軸線方向に沿って延在し、その縦断面が円弧状に形成された一組の対向する第1ボール転動溝66a、66bと、該フレーム12の内壁に対向するスライダ18の側面に形成され、その縦断面が円弧状に形成された一組の第2ボール転動溝68a、68bと、前記第2ボール転動溝68a、68bに近接しスライダ18の軸線方向に沿って貫通する一組のボール転動孔70a、70bとを有する。
【0026】
また、ガイド機構20は、スライダ18の下部側にねじ部材72を介して一体的に連結されるプレート74およびカバー76と、スライダ18の側面に装着されるリターンガイド78とを有する。前記プレート74、カバー76およびリターンガイド78をそれぞれ樹脂製材料によって形成すると好適である。
【0027】
この場合、前記プレート74およびカバー76をスライダ18の側面の下部側に装着することにより、前記プレート74およびカバー76が装着されていないスライダ18の側面の上部側をダンパ80a、80b(図3参照)が当接する当接面として用いることができる。
【0028】
なお、前記プレート74、カバー76およびリターンガイド78は、スライダ18の軸線方向に沿った一方の側面側と他方の側面側とで同一構成部品によって構成されている。
【0029】
前記カバー76には、ボールリターン溝82が形成され、この場合、相互に対向する第1および第2ボール転動溝66a、66b、68a、68bと、スライダ18に形成された貫通するボール転動孔70a、70bと、前記ボールリターン溝82とによって複数のボール84が転動する無限循環軌道が構成される。
【0030】
スライダ18の上部の中央部には、図5および図7に示されるように、軸線方向に沿って延在する断面U字状の開口部86が形成され、前記開口部86は、上方に向かって開口する大きな凹部状に形成されることにより、ベルト部材46がスライダ18に接触することがなく好適に回動する空間部として機能する。
【0031】
また、前記スライダ18には、図7に示されるように、前記開口部86から下部側に向かって貫通する矩形状の孔部88が形成される。
【0032】
本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0033】
先ず、スライダ18に対するガイド機構20の組み付け方法について説明する。
【0034】
スライダ18の両端面に対しねじ部材72を介して一組のプレート74およびカバー76をそれぞれ装着し、前記スライダ18をフレーム12の凹部内に組み付ける。この場合、スライダ18の軸線方向に沿った一端側と他端側とで同一構成要素からなるプレート74、カバー76およびリターンガイド78が装着されるため、スライダ18の一端側または他端側のいずれの方向からでもプレート74およびカバー76等を装着することができるように設定されている。
【0035】
換言すると、スライダ18の軸線方向に沿った一端側と他端側とで同一の構成部材を用いることにより、その方向性を問題とすることがなく、簡便に組み付けることができる。また、ガイド機構20を構成する部品の共通化を図ることにより、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
【0036】
次に、アクチュエータ10の動作について説明する。
【0037】
図示しない電源を付勢することにより回転駆動源14の駆動軸14aに連結された駆動用のプーリ38が回転駆動し、前記駆動用のプーリ38の回転運動が従動用のプーリ44との間に懸架されたベルト部材46に伝達される。従って、ベルトストッパ64を介して前記ベルト部材46が係止されたスライダ18は、ガイド機構20の案内作用下に一体的にフレーム12の軸線方向に沿って変位する。なお、図示しないコントローラの制御作用下に、回転駆動源14に流される電流の極性を正逆逆転させることにより、前記スライダ18をフレーム12の軸線方向に沿って往復動作させることができる。
【0038】
スライダ18がフレーム12の軸線方向に沿って往復動作する際、第1ボール転動溝66a、66bおよび第2ボール転動溝68a、68bに沿って複数のボール84が転動することにより、フレーム12に沿ってスライダ18を円滑に変位させることができる。
【0039】
本実施の形態では、駆動力伝達機構16として駆動用のプーリ38と従動用のプーリ44との間に懸架されたベルト部材46を用い、前記ベルト部材46をスライダ18に係止して該ベルト部材46とスライダ18とを一体的に変位させることにより、該スライダ18の変位速度を高速化させることができる。
【0040】
また、本実施の形態では、駆動用のプーリ38と従動用のプーリ44との間に懸架されたベルト部材46の回転運動に伴ってスライダ18が変位する駆動力伝達機構16と、第1ボール転動溝66a、66bがフレーム12に形成されたガイド一体型フレームとを組み合わせることにより、従来技術に係るアクチュエータと比較して装置全体を小型化および軽量化することができる。
【0041】
換言すると、本実施の形態では、第1および第2ボール転動溝66a、66b68a、68b等から構成されるガイド機構20の内部側にベルト部材46等の駆動力伝達機構16を配設することにより、より一層の小型化および軽量化を達成することができる。
【0042】
なお、前記回転駆動源14に代替して、図示しないロッドレスシリンダまたは流体圧シリンダ等の駆動手段を用いてもよい。
【0043】
さらに、フレーム12の側面に図示しないセンサを装着し、スライダ18に連結され該スライダ18と一体的に変位する図示しない被検出部材を検出することにより、原点位置を検出することができる。
【0044】
加えて、本実施の形態では、フレーム12の第1ボール転動溝66a、66bを略水平に2列配置することにより、4列配置した場合と比較して、該フレーム12の側部の高さ方向の寸法を抑制して剛性を増大させることができるという利点がある。
【0045】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエータ100を図8および図9に示す。なお、図1に示す第1の実施の形態に係るアクチュエータ10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0046】
この第2の実施の形態に係るアクチュエータ100では、それぞれ断面コ字状に形成された上部側の第1フレーム102と下部側の第2フレーム104と一体的に連結するとともに、その両端部に連結されたハウジング106a、106b内には、一組のプーリ108a、108b、110a、110bを略平行に配設して合計4個のプーリ108a、108b、110a、110bを使用している点に特徴がある。
【0047】
図9に示されるように、上部側の第1フレーム102には、第1ボール転動溝66a、66b等のガイド機構20が設けられ、前記ガイド機構20の案内作用下にスライダ18が第1フレーム102の凹部に沿って円滑に変位するように設けられ、下部側の第2フレーム104には、ベルト部材46が挿通する中空の空間部112が形成される。
【0048】
第2の実施の形態に係るアクチュエータ100では、スライダ18の変位量が大きく設定されたロングストロークタイプとして使用することができ、また、ベルト部材46の自重による撓みによって所定距離離間する一組の上部側のプーリ108a、110aに噛合する該ベルト部材46の歯数が多くなり、プーリ108a、110aからベルト部材46に対して回転駆動力を好適に伝達することができる。
【0049】
次に、本発明の第3の実施の形態に係るアクチュエータ200を図10および図11に示す。
【0050】
この第3の実施の形態に係るアクチュエータ200では、断面コ字状に形成された第1フレーム202と断面L字状に形成された第2フレーム204とを水平方向に沿って一体的に並設するとともに、第1フレーム202に配設されたガイド機構20と、第2フレーム204に配設された駆動力伝達機構16とを分離構成している点に特徴がある。
【0051】
第3の実施の形態に係るアクチュエータ200では、ガイド機構20と駆動力伝達機構16とを並行に分離構成することにより、メンテナンス作業を容易とし、高さ方向の寸法を抑制することができる利点がある。
【0052】
次に、本発明の第4実施の形態に係るアクチュエータ300を図12および図13に示す。
【0053】
この第4の実施の形態に係るアクチュエータ300では、ガイド機構20および駆動力伝達機構16が配設された第1フレーム302aおよび第2フレーム302bを上下方向に一体的に連結し、一組のスライダ18a、18bをそれぞれ同時に駆動させている点に特徴があり、他の構成は、図8および図9に示されるアクチュエータ100と同様に設けられている。
【0054】
なお、ガイド機構20および駆動力伝達機構16が配設された第1フレーム302aおよび第2フレーム302bを上下方向ではなく、左右方向に一体的に連結して構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0056】
すなわち、ベルト部材の回転運動に伴ってスライダが変位する駆動力伝達機構と、ガイド機構を構成する第1ボール転動溝がフレームに形成されたガイド一体型フレームとを組み合わせることにより、スライダの変位速度を高速化させることができるとともに、装置全体のより一層小型化および軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るアクチュエータの斜視図である。
【図2】前記アクチュエータの分解斜視図である。
【図3】前記アクチュエータの平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った縦断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿った縦断面図である。
【図6】図3の矢印A方向からみた矢視図である。
【図7】前記アクチュエータを構成するガイド機構の分解斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエータの正面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿った縦断面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るアクチュエータの平面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿った縦断面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係るアクチュエータの正面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿った縦断面図である。
【図14】従来技術に係るアクチュエータの一部切欠斜視図である。
【図15】前記従来技術に係るアクチュエータの分解斜視図である。
【符号の説明】
10、100、200、300…アクチュエータ
12、102、104、202、204、302a、302b…フレーム
14…回転駆動源 16…駆動力伝達機構
18、18a、18b…スライダ 20…ガイド機構
22、24、106a、106b…ハウジング
28、30…カバー部材 34a、34b…エンドプレート
36、42…凹部
38、44、108a、108b、110a、110b…プーリ
40、86…開口部 46…ベルト部材
52、74…プレート 58…調節用ねじ部材
66a、66b、68a、68b…ボール転動溝
70a、70b…ボール転動孔 78…リターンガイド
Claims (4)
- フレームと、
前記フレームの内部または外部に配設される駆動源と、
前記フレームの一端部側に回動自在に軸支された駆動用のプーリと、該フレームの他端部側に回動自在に軸支された従動用のプーリと、前記駆動用のプーリと前記従動用のプーリとの間に懸架されるベルト部材とを含む駆動力伝達機構と、
前記ベルト部材が係止され、該ベルト部材の回転運動によって該ベルト部材と一体的に前記フレームの軸線方向に沿って往復動作するスライダと、
フレーム側に形成された第1ボール転動溝とスライダ側に形成された第2ボール転動溝に沿って転動する複数のボールを含み、前記スライダがフレームに沿って変位するときに該スライダを案内するガイド機構と、
を備えることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項1記載のアクチュエータにおいて、
前記ベルト部材は、スライダに形成された溝部に着脱自在に装着されるベルトストッパによって係止されることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項1記載のアクチュエータにおいて、
前記駆動力伝達機構は、前記ガイド機構の内部側に配設されることを特徴とするアクチュエータ。 - 請求項1記載のアクチュエータにおいて、
前記駆動力伝達機構と前記ガイド機構は、それぞれ分離して平行に配設されることを特徴とするアクチュエータ。
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