JPH0565947A - 回転運動を往復運動に変える方法及びその装置 - Google Patents

回転運動を往復運動に変える方法及びその装置

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JPH0565947A
JPH0565947A JP30280091A JP30280091A JPH0565947A JP H0565947 A JPH0565947 A JP H0565947A JP 30280091 A JP30280091 A JP 30280091A JP 30280091 A JP30280091 A JP 30280091A JP H0565947 A JPH0565947 A JP H0565947A
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JP
Japan
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chain
loose hole
belt
reciprocating motion
pin
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JP30280091A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Fujita
保宏 藤田
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Soken Co Ltd
Original Assignee
Soken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転運動を往復運動に変えることによっ
て、各種の器具、機械、装置、方法に応用することを目
的とする。 【構成】 チェーンに設けられたピンと、駆動体に
設けられた凹み部あるルーズホールとから成る、回転運
動を往復運動に変える方法及び装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転運動を往復運動
に変える方法とその装置に関するものである。 特に
は、クランクを使用することもなく、回転運動を往復運
動に変える方法と、その装置に関するものである。 こ
のため、この発明は、各方面に利用することのできるも
ので、例えば、高層ビルの窓拭き装置あるいは、自動車
の洗車装置、各種物品の切断装置など幅広く利用できる
ものである。
【0002】
【従来の技術】従前、回転運動を往復運動に変え、また
は、その逆を行うためには、ほとんどクランク軸を使用
しなければならないものであった。 そして、このクラ
ンク軸は、主としてピストン機関でピストンの往復運動
を回転運動に変える場合に用いられるものであるため、
往復運動を回転運動又は、この逆の運動をさせるには、
必要な機械あるいは装置に必ず、こられピストン機関を
設置しなければならなかったし、また、このクランク軸
を外部に応用して設けても、ある程度の大きさとなった
り、他の部品、例えば、はずみ車などの他の部品を付着
して、使用しなければならないものであった。
【0003】
【解決しようとする課題】従前の回転運動を往復運動に
変える装置あるいは方法又、往復運動を回転運動に変え
る装置あるいは方法においては、必ず、クランクあるい
はクランク軸を使用しなければならなかったため、特別
にピストン機関を設けなければならなかったし、またピ
ストン機関を設けなくとも、クランクあるいはクランク
軸に他の付属品を装着しなければならなかった。そのた
め、回転運動を往復運動に、あるいは、その逆に変える
機械あるいは装置は、複雑に構成され、重量が重くなっ
たり、簡便に組立たりすることができないのみならず、
他の多くの産業分野に簡便に応用あるいは利用すること
ができないきらいがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、従前の欠点を除
き、簡便に、回転運動を往復運動に変え、多くの産業分
野に利用するためには、原動機(モータ)を取り付けた
台座の両端側にスプロケット(又は回転車)を設け、該
スプロケット(又は回転車)に、任意の箇所にピンを装
着したチェーン(又はベルト)を介装し、該チェーン
(又はベルト)には、底側外側面にルーズホールを有す
る駆動体が、前記チェーン(又はベルト)に装着したピ
ンを、該ルーズホール内に装填して、装着され、また該
ルーズホール壁内側に凹み部を設けることによる装置及
びその方法によって、回転運動を往復運動に容易に変え
ることによって達成されるものである。 この発明は、
従前には見当たらなかった回転運動を往復運動に変える
装置と方法を提供しようとするものである。
【0005】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 図1、はこの発明の1つの実施例を示すため
の一部破断全体図であり、図2は、底側面から見た場合
の全体図であり、図3は、この実施例の場合の駆動体斜
視図である。(1)は、台座である。台座(1)は、各
種の資材によって作られる。この実施例では、台座
(1)は、直線的に作られているが、必ずしも直線的で
ある必要はなく、湾曲した状態で作ることも可能であ
る。(2)はスプロケット(又は回転車)である。 ス
プロケット(2)は、台座(1)の両端に各々設けられ
る。 このスプロケット(2)は、電気によりモータ
(原動機)の回転により回転するように取り付けられて
いる。回転車(2)の場合であっても同様に取り付けら
れる。この実施例では、スプロケット(2)を使用して
いる。 (3)は、チェーンである。チェーン(3)は
ベルトであってもよい。 この実施例ではチェーン
(3)を使用している。 チェーン(3)は金属性で
も、合成樹脂性でも、また一定の耐久性ある材質であれ
ばよく、その材質性を問わない。 目的に合わせたチェ
ーン(3)を使用することも可能である。このチェーン
(3)を、スプロケット(2)に介装する。 スプロケ
ット(2)に介装することにより、スプロケット(2)
の回転により、チェーン(3)は、スプロケット(2)
を介して、回転運動をすることが可能となる。 (4)
は、ピンである。 ピン(4)は、様々の材質、様々の
強度の材質によって作られる。 目的の強度に合わせ
て、ピン(4)を作ることが可能である。 また、目的
物の大小に合わせて、ピン(4)の大小を形成すること
も、長短を形成することもできる。 このピン(4)
は、チェーン(3)の任意の箇所に装着あるいは固定さ
れる。 この実施例では、チェーン(3)の一箇所に、
ピン(4)を装着あるいは固定している。 (5)は、
駆動体である。 駆動体(5)は各種の応用物品に置き
換えることができるものであり、応用される物品によっ
て例えば、窓拭き用の拭きバーになったり、切断用のカ
ッター等になったり、その応用される物品によって替る
ものである。 この実施例においては、単に往復運動を
する駆動体(5)として表示するものである。 (6)
は、ルーズホールである。ルーズホール(6)は駆動体
(5)の底側外側面に設けられ、駆動体(5)と一体に
あるいは、個別に構成され底側外側面に固定される。
このルーズホール(6)は、円形状あるいは楕円形状等
に設けられる。その他の形状に設けてもよいものである
が、楕円形状がもっともベターである。 この実施例
も、そのルーズホール(6)の形状を楕円形状に形成し
ている。 (6’)は、ルーズホール(6)壁に設けら
れる若干の凹み部分である。 この凹み部分(6’)
は、ルーズホール(6)壁の二箇所に設けられ、特に
は、楕円形状の両端側壁に設けるのがベターである。
この実施例でも凹み部分(6’)は、ルーズホール
(6)壁の楕円形状両端側に設けられている。 (7)
は、ベアリングあるいは滑車である。 このベアリング
(7)は、駆動体(5)の適便の箇所に設けられる。
この実施例では、台座(1)に、ケースカバーが設けら
れるため、そのケースカバーの側壁をレールとして使用
することが可能であり、駆動体(5)の往復運動をより
スムーズに行うことができるようにするため、駆動体
(5)の適便の箇所にベアリング(7)を設けている。
このベアリング(7)は、駆動体(5)に必ず設ける
必要があるものではなく、応用目的物あるいは、実施例
の必要において設けることによって十分のものである。
このように構成される駆動体(5)を、チェーン(3)
に装着するには、チェーン(3)に設けられたピン
(4)を、駆動体(5)の底側外側面に設けられている
ルーズホール(6)内に装填して、駆動体(5)を、チ
ェーン(3)の上に装置することによって行われる。
(8)はモータ(原動機)である。 このモータ(8)
は、台座(1)に設けられている。このモータ(8)を
一般的には電気によって回転させることにより、スプロ
ケット(2)の回転を起こさせるものである。(9)
は、台座(1)に設けられるケースカバーである。この
ケースカバー(9)は、台座(1)全体を覆うように設
けられる。しかし、必ずしもケースカバー(9)を必要
とするものではなくて、ケースカバー(9)を必要とし
ない場合もある。 ケースカバー(9)の内側をレール
として使用することも可能である。この実施例では、台
座(1)にケースカバー(9)が設けられている。
(10)はケースカバー(9)に設けられた溝である。
この溝(10)は、この実施例では、直線的にケース
カバー(9)に設けられているし、この溝(10)か
ら、駆動体(5)の一部が突出しており、この溝(1
0)を、駆動体(5)の一部が直線的に往復運動をする
ものである。 もっとも、この実施例では、ケースカバ
ー(9)がもうけられることによって、駆動体(5)
が、直線的に往復運動することが明白に知られるもので
ある。 このように構成される、この発明の装置によっ
て、回転運動を、往復運動に変えるには、まず、電力に
よって、モータ(8)を回転させる。 モータ(8)の
回転によって、これに、結び付いてるスプロケット
(2)が回転する。このスプロケット(2)の回転によ
って、チェーン(3)が、常にスプロケット(2)間を
回転する回転運動をする。 この回転運動をするチェー
ン(3)に設けられているピン(4)が、駆動体(5)
底側外側面に設けられているルーズホール(6)内に装
填されているため、チェーン(3)の回転運動によっ
て、ピン(4)が、ルーズホール(6)の凹み部
(6’)に入り、これにより、チェーン(3)の回転運
動によって、駆動体(5)はまずチェーン(3)の回転
方向に引っ張られる。 次にスプロケット(2)部にお
いて、チェーン(3)が、逆方向に回転することになる
が、この場合は、チェーン(3)のピン(4)は、ルー
ズホール(6)の1つの凹み部(6’)から外れて、ル
ーズホール(6)の他の凹み部(6’)に、チェーン
(3)の回転によって、移動し、他の凹み部(6’)に
嵌装する。 このため、駆動体(5)は、チェーン
(3)の回転運動により、今度は、逆方向に引っ張られ
ることとなる。 このように、駆動体(5)は、チェー
ン(3)の回転運動によって、チェーン(3)に設けら
れたピン(4)と、駆動体(5)の底側外側面に設けら
れている凹み部(6’)を有するルーズホール(6)の
嵌合によって、常に往復運動をすることとなるものであ
る。チェーン(3)の回転は、スムーズに行われるの
で、スプロケット(2)部において、駆動体(5)が、
停止することはなく、常に同じ速度で往復運動をするも
のである。尚、図2において、チェーン(3)に装着し
たピン(4)が、ルーズホール(6)内を瞬時に移動
し、駆動体(5)を逆方向に移動させる様子を底側面方
向から見た全体図としてピン(4)の移動を基に図示し
ている。
【0006】
【発明の効果】このようして行われる回転運動を往復運
動に変える方法及び装置は、簡単な手段によって行うこ
とができるものであり、すこぶる簡単に、その装置がで
き、かつ、簡単な方法によって運動させることができる
ものである。 そのため、この方法及び装置は、各種の
産業分野に利用することのできる便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部破断全体図
【図2】 底側面図
【図3】 斜視図
【符号の説明】
(1) − 台座 (2) − スプロケット (3) − チェーン (4) − ピン (5) − 駆動体 (6) − ルーズホール (6’) − 凹み部 (7) − ベアリング (8) − モータ (9) − ケースカバー (10) − 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機を取り付けた台座の両端側にスプロ
    ケット(又は回転車)を設け、該スプロケット(又は回
    転車)に、任意の箇所にピンを装着したチェーン(又は
    ベルト)を介装し、該チェーン(又はベルト)には、底
    側外側面にルーズホールを有する駆動体が、前記チェー
    ン(又はベルト)に装着したピンを、該ルーズホール内
    に装填して、装着され、また該ルーズホール壁内側に凹
    み部を設けることによって、回転運動を往復運動に変え
    る方法。
  2. 【請求項2】原動機を取り付けた台座の両端側にスプロ
    ケット(又は回転車)を設け、該スプロケット(又は回
    転車)に、任意の箇所にピンを装着したチェーン(又は
    ベルト)を介装し、該チェーン(又はベルト)には、底
    側外側面に、ルーズホールを有する駆動体が、前記チェ
    ーン(又はベルト)に装着したピンを、該ルーズホール
    内に装填して、装着され、また該ルーズホール壁内側に
    凹み部を設けることを特徴とした回転運動を往復運動に
    変える装置。
JP30280091A 1991-09-05 1991-09-05 回転運動を往復運動に変える方法及びその装置 Pending JPH0565947A (ja)

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