JP2004010259A - 乗客コンベアの運転制御装置 - Google Patents

乗客コンベアの運転制御装置 Download PDF

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Seiji Yanase
簗瀬 誠司
Toshiaki Matsuo
松尾 利昭
Asaki Kiyouya
京家 朝紀
Ryoichi Sakai
酒井 亮一
Masahiro Chikara
主税 雅裕
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Abstract

【課題】運転制御に要する作業の省力化を図ることのできる乗客コンベアの運転制御装置の提供。
【解決手段】乗客コンベアの運行状態を検知する乗客コンベア監視端末手段1に運転スケジュール、例えば乗客コンベアの起動および停止を制御するための起動停止スケジュール、運転速度の変更を制御するための速度変更スケジュール、自動運転と手動運転の切替えを制御するための運転モード変更スケジュール、照明の点灯および消灯を制御するための照明スケジュールを記憶可能なメモリを設け、運転制御手段2はこれらの運転スケジュールに応じて乗客コンベアの制御を行う。これにより乗客コンベアの制御に要する人為的作業を低減し、人員および経費の削減を図ることができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗客コンベアの運転制御装置に係り、特に、乗客コンベアの起動停止、運転速度の変更、運転モードの変更および照明の点灯消灯等の制御を行うのに好適な乗客コンベアの運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、大型店舗などでは多数の乗客コンベアが納入されているとともに、乗客コンベア設置場所から遠方に管理人室が設置されていることがある。また、近年の社会においてはバリアフリー化が求められ、高齢者が多く使用する時間帯は低速に速度変更を行ったり、省エネルギーのために閑散時には自動運転にモード変更する等、顧客のニーズに合わせて乗客コンベアの運転を変更することが求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば朝に行われる乗客コンベアの起動、高齢者利用時間帯に行われる低速運転への運転速度の変更、混雑時間帯に行われる輸送効率向上のための通常速度への運転速度の変更、夜に行われる乗客コンベアの停止といったスケジュールで運転を行う場合、管理人は乗客コンベアの操作のため日に4回出動しなければならず、特に、多数の乗客コンベアが納入されている大型店舗、乗客コンベア設置場所から遠方に管理人室が設置されている現場にあっては多大な労力を要するという問題があった。
【0004】
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、運転制御に要する作業の省力化を図ることのできる乗客コンベアの運転制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の請求項1記載に係る発明は、建屋に、乗客コンベアの運転を制御する運転制御手段と、駆動部に接続され速度および加速度の制御を行う速度制御手段と、前記運転制御手段と接続され乗客の有無を検出する乗客検出手段と、前記運転制御手段と接続され乗客コンベアの運行状態を検知する乗客コンベア監視端末手段とを備えた乗客コンベアの運転制御装置において、前記乗客コンベア監視端末手段に運転スケジュールを記憶可能なメモリを設け、前記運転制御手段は前記運転スケジュールに応じて制御を行う構成にしてある。
【0006】
前記のように構成した本発明の請求項1に係る発明によれば、乗客コンベア監視端末手段のメモリに運転スケジュールを記憶し、この運転スケジュールに応じて運転制御手段は乗客コンベアの制御を行う。これにより、乗客コンベアの制御のために乗客コンベアの設置現場に随時出動することを要せず、したがって、運転制御に要する作業の省力化を図ることができる。
【0007】
また、本発明の請求項2記載に係る発明は、前記メモリに、乗客コンベアの起動および停止を制御するための起動停止スケジュール、運転速度の変更を制御するための速度変更スケジュール、自動運転と手動運転の切替えを制御するための運転モード変更スケジュール、照明の点灯および消灯を制御するための照明スケジュールのうち少なくとも1つの運転スケジュールを記憶させ、前記運転制御手段は前記運転スケジュールに応じて制御を行う構成にしてある。
【0008】
前記のように構成した本発明の請求項2に係る発明によれば、乗客コンベア監視端末手段のメモリに、乗客コンベアの起動および停止を制御するための起動停止スケジュール、運転速度の変更を制御するための速度変更スケジュール、自動運転と手動運転の切替えを制御するための運転モード変更スケジュール、照明の点灯および消灯を制御するための照明スケジュールのうち少なくとも1つの運転スケジュールを記憶し、これらの運転スケジュールに応じて運転制御手段は乗客コンベアの制御を行う。これにより、乗客コンベアの起動停止、運転速度の変更、自動運転と手動運転の変更および照明の点灯および消灯のいずれかのために乗客コンベアの設置現場に随時出動することを要せず、したがって、運転制御に要する作業の省力化を図ることができる。
【0009】
さらに、本発明の請求項3記載の発明は、前記運転制御手段と接続され乗客コンベアの運行状態を乗客に報知可能なアナウンス手段を備え、このアナウンス手段により乗客コンベアの起動、停止および運転速度変更を報知する構成にしてある。
【0010】
前記のように構成した本発明の請求項3に係る発明によれば、運転制御手段と接続されたアナウンス手段により乗客コンベアの起動、停止および運転速度変更時にその旨を報知する。これによって、利用客はアナウンスにより乗客コンベアの運行状態を認知することができ、したがって、安全性の向上を図ることができる。
【0011】
さらにまた、本発明の請求項4記載の発明は、遠隔地に、前記乗客コンベア監視端末手段に接続されるスケジュール設定手段を設け、このスケジュール設定手段により前記運転スケジュールの設定を行う構成にしてある。
【0012】
前記のように構成した本発明の請求項4に係る発明によれば、乗客コンベア監視端末手段のメモリに記憶される運転スケジュールの設定は、この乗客コンベア監視端末手段に接続されるスケジュール設定手段により遠隔地から行う。これにより、運転スケジュールの変更のために乗客コンベアの設置現場に赴くことを要せず、したがって、運転制御に要する作業の省力化を図ることができる。
【0013】
また、本発明の請求項5記載の発明は、外部に、通信回線を介して前記乗客コンベア監視端末手段に接続される遠隔制御手段を設け、この遠隔制御手段により前記通信回線を介して乗客コンベアを遠隔制御可能とした構成にしてある。
【0014】
前記のように構成した本発明の請求項5に係る発明によれば、通信回線を介して乗客コンベア監視端末手段に接続される遠隔制御手段により必要時、外部から乗客コンベアの遠隔制御を行う。これにより、乗客コンベアの設置現場に赴くことなく前記外部から乗客コンベアを操作でき、したがって、運転制御に要する作業の省力化を図ることができる。
【0015】
本発明の請求項6記載の発明は、前記運転スケジュールに応じた前記運転制御手段による制御が異常終了したことを検出して外部に異常情報を通報する通報手段を備えた構成にしてある。
【0016】
前記のように構成した本発明の請求項6に係る発明によれば、運転スケジュールに応じた運転制御手段による制御が異常終了した場合、通報手段は異常情報を外部に通報する。これによって、通報に応じて外部は迅速に異常に対応することができる。
【0017】
本発明の請求項7記載の発明は、前記外部に、通信回線を介して前記乗客コンベア監視端末手段に接続され乗客コンベアの運行状態を取得可能な乗客コンベア運行状態監視手段を設けるとともに、前記異常情報の受信に応じて前記乗客コンベア運行状態監視手段は乗客コンベアが運行可能な状態であるかどうかを判断し、運行可能な状態にあるとき前記遠隔制御手段により制御を行う構成にしてある。
【0018】
前記のように構成した本発明の請求項7に係る発明によれば、運転スケジュールに応じた運転制御手段による制御が異常終了し、通報手段から異常情報を受信すると、乗客コンベア運行状態監視手段は乗客コンベアが運行可能な状態であるかどうかを判断し、運行可能な状態にあるとき遠隔制御手段を介して乗客コンベアの制御を行う。このように異常終了した際に乗客コンベア運行状態監視手段により乗客コンベアが運行可能な状態であるかどうかを判断して外部から乗客コンベアの制御を行うことから、迅速な復旧を行うことができるとともに、復旧の際の安全性を確保することができる。
【0019】
本発明の請求項8記載の発明は、前記速度制御手段は、インバータ制御盤からなる構成にしてある。前記のように構成した本発明の請求項8に係る発明によれば、乗客コンベアの運転速度をインバータ制御とすることにより、円滑な加速度および減速度で乗客コンベアを制御することができ、したがって、より安全かつ快適なサービスを実現することができる。
【0020】
本発明の請求項9記載の発明は、前記スケジュール設定手段、前記遠隔制御手段、および前記乗客コンベア状態監視手段は、そのプログラムをパソコンにインストール可能なソフトウェアを記憶媒体とする構成にしてある。
【0021】
前記のように構成した本発明の請求項9に係る発明によれば、スケジュール設定手段、遠隔制御手段、および乗客コンベア状態監視手段のプログラムはソフトウェアを記憶媒体としていることから、このソフトウェアをパソコンにインストールすることにより各手段を機能させることができ、したがって、容易に運転制御装置を構築することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の乗客コンベアの運転制御装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0023】
図1は本発明の乗客コンベアの運転制御装置の一実施形態を示すブロック図、図2は運転制御手段の処理手順を示すフローチャート、図3は乗客コンベア監視端末手段の処理手順を示すフローチャートである。
【0024】
本実施形態の乗客コンベアの運転制御装置は図1に示すように、乗客コンベアが設置される建屋側に、乗客コンベアの運転を制御する運転制御手段2と接続され、乗客コンベアの運行状態を検知するとともに、図示しない運転スケジュールを記憶可能なメモリを有する乗客コンベア監視端末手段1と、図示しない駆動部に接続され速度および加速度の制御を行う速度制御手段、例えばインバータ制御盤3と、運転制御手段2と接続され乗客コンベアの運行状況を乗客に報知可能なアナウンス手段4と、運転制御手段2と接続され乗客の有無を検出する乗客検出手段5と、通信回線7に接続され、運転スケジュールに応じた運転制御手段2による制御が異常終了したことを検出して外部に異常情報を通報する通報手段6とを備えるとともに、
通信回線7を介して建屋と接続される外部、例えば保守会社監視センタ11に、通信回線7を介して乗客コンベア監視端末手段1に接続されるスケジュール設定手段、例えばスケジュール設定用パソコン8と、通信回線7を介して乗客コンベア監視端末手段1に接続され乗客コンベアの運行状態を取得可能な乗客コンベア運行状態監視手段、例えば運行状態監視用パソコン9と、通信回線7を介して乗客コンベア監視端末手段1に接続される遠隔制御手段、例えば遠隔制御用パソコン10とを備えている。
【0025】
なお、前述したメモリに、乗客コンベアの起動および停止を制御するための起動停止スケジュール、運転速度の変更を制御するための速度変更スケジュール、自動運転と手動運転の切替えを制御するための運転モード変更スケジュール、照明の点灯および消灯を制御するための照明スケジュールを記憶させ、これらの運転スケジュールに応じて運転制御手段2は乗客コンベアの制御を行うようになっている。
【0026】
この実施形態にあっては、運転スケジュールの設定は、スケジュール設定用パソコン8により当該乗客コンベアに関する24時間に渡る起動停止スケジュール、速度変更スケジュール、運転モード変更スケジュールおよび照明スケジュールを編集するとともに、通信回線7を介して乗客コンベア監視端末手段1に送信し、乗客コンベア監視端末手段1のメモリに各スケジュールデータを記憶することにより行う。このとき正常な情報の送信が完了すると各スケジュールはスケジュール設定用パソコン8のハードディスク記憶される。これにより乗客コンベア監視端末手段1のメモリに記憶されるスケジュールと、スケジュール設定用パソコン8のハードディスクに記憶されるスケジュールとを参照することにより、建屋側と保守会社監視センタ11間でスケジュールの確認を行うことができるとともに、必要時に乗客コンベア監視端末手段1側からスケジュール設定用パソコン8のスケジュールデータを読み出すことも可能となる。なお、スケジュール設定に使用する時刻データは、通報手段6が保守会社監視センタ11と定期的な通信をする際、もしくは異常情報の送信をする際に取得する時刻データに基づくものである。
【0027】
起動スケジュールに基づく乗客コンベアの起動は、乗客コンベア監視端末手段1にあって設定された起動スケジュールと現在時刻が一致したときに運転制御手段2に起動要求信号が出力され開始される。起動要求信号に応じて運転制御手段2は、アナウンス手段4を介して乗客コンベアが起動する旨を報知するとともに、乗客検出手段5により一定時間の間乗客がいないことを検出するとインバータ制御盤3により所定の加速度で図示しない踏み板を停止状態から加速させ、所定の運転速度で運転を行う。正常に起動した場合、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に起動正常終了のコードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は起動正常終了時刻をメモリに記憶する。一方、例えば一定時間にわたり継続して乗客を検出することにより起動できない場合、あるいは図示しない安全装置の動作により起動ができない場合、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に起動異常終了のコードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は通報手段6に保守会社監視センタ11への異常情報の送信要求を行い、通報手段6は通信回線7を介して保守会社監視センタ11に起動が失敗した旨を通報する。なお、保守会社監視センタ11側からの起動の正常もしくは異常終了した時刻およびその異常終了の原因の把握は、乗客コンベア監視端末手段1のメモリに記憶されたデータを運行状態監視用パソコン9により通信回線7を介して読み出すことにより行う。
【0028】
起動スケジュールに基づく乗客コンベアの照明の点灯および消灯は、乗客コンベア監視端末手段1にあって設定された照明スケジュールと現在時刻が一致したときに運転制御手段2に制御信号が出力され、この運転制御手段2により実施される。正常に照明が点灯および消灯すると、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に点灯・消灯正常終了コードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は点灯・消灯正常終了時刻をメモリに記憶する。一方、照明スケジュールに応じた点灯あるいは消灯要求を実施することができなかった場合、運転制御手段2は点灯・消灯異常終了コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信し、乗客コンベア監視端末手段1は点灯・消灯異常終了時刻をメモリに記憶するとともに、通報手段6に保守会社監視センタ11に異常情報の送信要求を行い、通報手段6は通信回線7を介して照明の点灯あるいは消灯が異常終了した旨を保守会社監視センタ11に通報する。なお、保守会社監視センタ11側からの照明の正常もしくは異常終了した時刻およびその異常終了の原因の把握は、乗客コンベア監視端末手段1のメモリに記憶されたデータを運行状態監視用パソコン9により通信回線7を介して読み出すことにより行う。
【0029】
起動スケジュールに基づく乗客コンベアの運転速度変更は、乗客コンベア監視端末手段1にあって設定された速度変更スケジュールと現在時刻が一致したときに運転制御手段2に制御信号が出力されることにより開始される。制御信号に応じて運転制御手段2は、アナウンス手段4を介して乗客コンベアの速度が変更する旨を報知するとともに、インバータ制御盤3により所定の加速度で運転速度の変更を行う。正常に速度変更が実施されると、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に速度変更正常終了のコードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は速度変更終了時刻をメモリに記憶する。一方、速度変更スケジュールに応じた速度変更要求を実施することができなかった場合、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に速度変更異常終了のコードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は通報手段6に保守会社監視センタ11への異常情報の送信要求を行い、通報手段6は通信回線7を介して保守会社監視センタ11に速度変更が失敗した旨を通報する。なお、保守会社監視センタ11側からの速度変更の正常もしくは異常終了した時刻およびその異常終了の原因の把握は、乗客コンベア監視端末手段1のメモリに記憶されたデータを運行状態監視用パソコン9により通信回線7を介して読み出すことにより行う。
【0030】
起動スケジュールに基づく乗客コンベアの自動運転および手動運転の運転モード変更は、乗客コンベア監視端末手段1にあって設定された運転モード変更スケジュールと現在時刻が一致したときに運転制御手段2に制御信号が出力されることにより開始される。制御信号に応じて運転制御手段2は、アナウンス手段4を介して自動運転から手動運転、あるいは手動運転から自動運転に変更する旨を報知するとともに、この報知の後、変更を実施する。正常に運転モード変更が実施されると、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に運転モード変更正常終了のコードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は運転モード変更終了時刻をメモリに記憶する。一方、運転モード変更スケジュールに応じた運転モード変更要求を実施することができなかった場合、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に運転モード変更異常終了のコードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は通報手段6に保守会社監視センタ11への異常情報の送信要求を行い、通報手段6は通信回線7を介して保守会社監視センタ11に運転モード変更が失敗した旨を通報する。なお、保守会社監視センタ11側からの速度変更の正常もしくは異常終了した時刻およびその異常終了の原因の把握は、乗客コンベア監視端末手段1のメモリに記憶されたデータを運行状態監視用パソコン9により通信回線7を介して読み出すことにより行う。
【0031】
起動スケジュールに基づく乗客コンベアの停止は、乗客コンベア監視端末手段1にあって設定された停止スケジュールと現在時刻が一致したときに運転制御手段2に停止要求信号が出力され開始される。停止要求信号に応じて運転制御手段2は、アナウンス手段4を介して乗客コンベアが停止する旨を報知するとともに、乗客検出手段5により一定時間の間乗客がいないことを検出するとインバータ制御盤3により所定の減速度で図示しない踏み板を停止する。正常に停止した場合、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に停止正常終了のコードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は停止正常終了時刻をメモリに記憶する。一方、例えば一定時間にわたり継続して乗客を検出することにより停止できない場合、運転制御手段2は乗客コンベア監視端末手段1に停止異常終了のコードを送信し、乗客コンベア監視端末手段1は通報手段6に保守会社監視センタ11への異常情報の送信要求を行い、通報手段6は通信回線7を介して保守会社監視センタ11に停止が失敗した旨を通報する。なお、保守会社監視センタ11側からの起動の正常もしくは異常終了した時刻およびその異常終了の原因の把握は、乗客コンベア監視端末手段1のメモリに記憶されたデータを運行状態監視用パソコン9により通信回線7を介して読み出すことにより行う。
【0032】
次に、乗客コンベア監視端末手段1および運転制御手段2の処理手順を図2、3に基づき説明する。
【0033】
まず、乗客コンベア監視端末手段1は図3に示す手順S20として遠隔制御用パソコン10からの遠隔制御指令があるかどうかを判断し、遠隔制御指令が無いことが判断されると手順S21としてスケジュール設定用パソコン8によりメモリに設定されたスケジュール制御時間になったかどうかを判断するとともに、このときスケジュール制御時間でないことが判断されると終了となる。一方、前述した手順S21でスケジュール制御時間であることが判断されると、手順S22として運転制御手段2に所定の制御データ、すなわち起動データ、停止データ、運転速度変更データ、照明点灯データ、照明消灯データおよび運転モード変更データのいずれかを送信する。また、前述した手順S20で遠隔制御指令があることが判断されると手順S22として運転制御手段2に所定の制御データ、すなわち遠隔制御用パソコン10から送信される遠隔制御データを送信する。
【0034】
制御データを受信した運転制御手段2は図2に示すように、手順S1でこの制御データが起動データであることを判断すると、手順S2として乗客コンベアの運行状態の確認を行う。このとき乗客コンベアが既に起動していることを確認すると手順S8として起動操作不要による正常終了のコードを乗客コンベア監視端末手段1に送信する。一方、前述した手順S2で乗客コンベアが停止中であることを確認すると手順S3としてアナウンス手段4に乗客コンベア起動の旨のアナウンスを行うようアナウンス要求を出力する。このとき運転制御手段2は手順S4として乗客検出手段5により乗客の有無の確認を行うとともに、一定時間経過しても乗客がいて起動を行うことができないとき手順S7として乗客検出による起動異常コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信する。また、前述した手順4で乗客がいないことを確認すると、インバータ制御盤3を介して所定の加速度で乗客コンベアを起動し、手順6として正常に起動したかどうかを判断する。このとき正常に起動したことを判断すると手順S8として起動正常終了コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信するとともに、手順S6で起動失敗と判断すると手順S7として起動異常コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信する。なお、乗客コンベアの停止も同等の手順で処理されることから説明を省略する。
【0035】
また、手順S1で制御データが起動データでないことが判断されるとともに、手順S9で制御データが運転速度変更データであることが判断されると、手順S10として乗客コンベアの運行状況を確認し乗客コンベアがどのモードで走行しているかどうかを判断する。このとき変更要求されたモードで乗客コンベアが既に走行していることが判断されると、手順S8として速度変更不要による正常終了コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信する。一方、前述した手順S10で現在の走行モードが変更要求のあったものと異なるものであることが判断されると、手順S11としてアナウンス手段4に運転速度変更の旨のアナウンスを行うようアナウンス要求を出力するとともに、手順S12としてインバータ制御盤3を介して所定の加速度あるいは減速度で乗客コンベアの運転速度の変更を行う。この後、手順13で正常に運転速度変更がなされたことを判断すると手順S8として運転速度変更正常終了コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信するとともに、手順S13で運転速度変更失敗と判断すると手順S14として運転速度変更異常コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信する。なお、自動運転および手動運転の運転モード変更も同等の手順で処理されることから説明を省略するとともに、前述した運転速度変更および運転モード変更の際、乗客検出手段5による乗客の有無の確認は必要ない。
【0036】
さらに、手順S1で制御データが起動データでないことが判断されるとともに、手順S9で制御データが運転速度変更データでないことが判断され、かつ手順S15で制御データが照明点灯データであることが判断されると、手順S16として乗客コンベアの照明状況を確認する。このとき照明が既に点灯されていることが判断されると、手順S8として照明点灯不要による正常終了コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信する。一方、手順S16で消灯状態であることが判断されると、手順S17として照明を点灯させ、手順18として正常に点灯したかどうかを判断する。このとき正常に点灯したことを判断すると手順S8として照明点灯正常終了コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信するとともに、手順S18で点灯失敗と判断すると手順S19として照明点灯異常コードを乗客コンベア監視端末手段1に送信する。なお、照明の消灯も同等の手順で処理されることから説明を省略する。
【0037】
一方、乗客コンベア監視端末手段1は図3に示す手順S23として前述した手順S7、手順S8、手順S14、手順S19で運転制御手段2から出力される報告信号の有無を判断し、報告信号の出力がないときは手順S24として報告信号の待ち時間がタイムアウトかどうかを判断する。このときタイムアウトでないことが判断されると再び手順S23で報告信号の出力を待つが、タイムアウトであることが判断されると手順S25として保守会社監視センタ11への異常情報送信処理を行うため通報手段6に通報要求データを送信され、通信回線7を介して異常情報が保守会社監視センタ11に送信される。また、前述した手順S23で報告信号の出力が判断されると、手順S26として報告信号が正常終了かどうかを判断し、正常終了の場合は終了となる。一方、報告信号が異常終了である場合、手順S25として保守会社監視センタ11への異常情報送信処理を行うため通報手段6に通報要求データが送信され、通信回線7を介して異常情報が保守会社監視センタ11に送信される。
【0038】
そして、異常情報を受信した保守会社監視センタ11は運行状態監視用パソコン9により通信回線7、通報手段6を介して乗客コンベア監視端末手段1のメモリに記憶されたデータを読み出し、乗客コンベアが運行可能な状態であるかどうかを判断する。そして、運行可能な状態にあることが判断されると遠隔制御用パソコン10により遠隔制御が実施される。この遠隔制御は、まず遠隔制御用パソコン10を通信回線7、通報手段6を介して乗客コンベア監視端末手段1に接続するとともに、この乗客コンベア監視端末手段1から随時送信される乗客コンベアの運行状況を把握しながら任意の遠隔制御を行う。この後、遠隔制御用パソコン10と乗客コンベア監視端末手段1との接続状態を保持し、乗客コンベア監視端末手段1から送信される遠隔制御の正常終了あるいは異常終了を示す制御結果を受信することにより遠隔制御が終了する。なお、前述した保守会社監視センタ11からの遠隔制御に代わり、保守会社監視センタ11から当該建屋の管理人に連絡が取られ管理人による乗客コンベアの制御を行うことも可能である。
【0039】
このように構成した本実施形態では、乗客コンベア監視端末手段1のメモリに記憶された運転スケジュールに応じて運転制御手段2は乗客コンベアの制御を行うことから、乗客コンベアの起動停止、運転速度の変更、自動運転と手動運転の変更および照明の点灯および消灯のために乗客コンベアの設置現場に随時出動することを要せず、したがって、運転制御に要する作業を省力化して人員および経費の削減を図ることができる。また、利用客は乗客コンベアの制御に連動してアナウンス手段4から行われるアナウンスにより乗客コンベアの運行状態を認知することができ、これにより安全性の向上を図ることができる。さらに、運転スケジュールの設定を通信回線7を介してスケジュール設定用パソコン8により保守会社監視センタ11から行うことから、運転スケジュールの変更のために乗客コンベアの設置現場に赴くことを要せず、したがって運転制御に要する作業の省力化をさらに図ることができる。さらにまた、必要時に遠隔制御用パソコン10により通信回線7を介して保守会社監視センタ11から乗客コンベアの遠隔制御を行うことができることから、乗客コンベアの制御のために乗客コンベアの設置現場に赴くことを要せず、したがって運転制御に要する作業の省力化をさらに図ることができる。
【0040】
また、運転スケジュールに応じた運転制御手段2による制御が異常終了したときに、通報手段6から異常情報が保守会社監視センタ11に通報されることから、迅速に異常に対応することができる。さらに、運転スケジュールに応じた運転制御手段2による制御が異常終了した際に運行状態監視用パソコン9により乗客コンベアが運行可能な状態であるかどうかを判断して遠隔から乗客コンベアの制御を行うことから、迅速な復旧を行うことができるとともに、復旧の際の安全性を確保することができる。さらにまた、乗客コンベアの運転速度をインバータ制御とすることにより、円滑な加速度および減速度で乗客コンベアを制御して、より安全かつ快適なサービスを実現することができる。また、スケジュール設定用パソコン8、運行状態監視用パソコン9および遠隔制御用パソコン10のプログラムはソフトウェアを記憶媒体としていることから、このソフトウェアをパソコンにインストールすることにより各手段を機能させることができ、したがって容易に運転制御装置を構築することができる。
【0041】
なお、本実施形態ではスケジュール設定手段としてスケジュール設定用パソコン8を外部、すなわち保守会社監視センタ11に設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、遠隔地、例えば図示しない建屋内の管理人室に設けることもできる。
【0042】
【発明の効果】
本発明の請求項1、2に係る発明によれば、乗客コンベア監視端末手段のメモリに記憶された運転スケジュールに応じて運転制御手段は乗客コンベアの制御を行うことから、乗客コンベアの制御、例えば起動停止、運転速度の変更、自動運転と手動運転の変更および照明の点灯および消灯のために乗客コンベアの設置現場に随時出動することを要せず、したがって、運転制御に要する作業を省力化して人員および経費の削減を図ることができる。
【0043】
また、本発明の請求項3に係る発明によれば、利用客は乗客コンベアの制御に連動してアナウンス手段から行われるアナウンスにより乗客コンベアの運転状態を認知することができ、これにより安全性の向上を図ることができる。
【0044】
さらに、本発明の請求項4に係る発明によれば、運転スケジュールの設定をスケジュール設定手段により遠隔地から行うことから、運転スケジュールの変更のために乗客コンベアの設置現場に赴くことを要せず、したがって運転制御に要する作業の省力化をさらに図ることができる。
【0045】
さらにまた、本発明の請求項5に係る発明によれば、必要時に遠隔制御手段により通信回線を介して外部から乗客コンベアの遠隔制御を行うことができることから、乗客コンベアの制御のために乗客コンベアの設置現場に赴くことを要せず、したがって運転制御に要する作業の省力化をさらに図ることができる。
【0046】
また、本発明の請求項6に係る発明によれば、運転スケジュールに応じた運転制御手段による制御が異常終了したときに、通報手段から異常情報が外部に通報されることから、迅速に異常に対応することができる。
【0047】
さらに、本発明の請求項7に係る発明によれば、運転スケジュールに応じた運転制御手段による制御が異常終了した際に運行状態監視手段により乗客コンベアが運行可能な状態であるかどうかを判断して遠隔から乗客コンベアの制御を行うことから、迅速な復旧を行うことができるとともに、復旧の際の安全性を確保することができる。
【0048】
さらにまた、本発明の請求項8に係る発明によれば、乗客コンベアの運転速度をインバータ制御とすることにより、円滑な加速度および減速度で乗客コンベアを制御して、より安全かつ快適なサービスを実現することができる。
【0049】
また、本発明の請求項9に係る発明によれば、スケジュール設定手段、遠隔制御手段および乗客コンベア運行状態監視手段のプログラムはソフトウェアを記憶媒体としていることから、このソフトウェアをパソコンにインストールすることにより各手段を機能させることができ、したがって容易に運転制御装置を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の乗客コンベアの運転制御装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】運転制御手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】乗客コンベア監視端末手段の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 乗客コンベア監視端末手段
2 運転制御手段
3 インバータ制御盤
4 アナウンス手段
5 乗客検出手段
6 通報手段
7 通信回線
8 スケジュール設定用パソコン(スケジュール設定手段)
9 運行状態監視用パソコン(乗客コンベア運行状態監視手段)
10 遠隔監視用パソコン(遠隔監視手段)
11 保守会社監視センタ

Claims (9)

  1. 建屋に、乗客コンベアの運転を制御する運転制御手段と、駆動部に接続され速度および加速度の制御を行う速度制御手段と、前記運転制御手段と接続され乗客の有無を検出する乗客検出手段と、前記運転制御手段と接続され乗客コンベアの運行状態を検知する乗客コンベア監視端末手段とを備えた乗客コンベアの運転制御装置において、
    前記乗客コンベア監視端末手段に運転スケジュールを記憶可能なメモリを設け、前記運転制御手段は前記運転スケジュールに応じて制御を行うことを特徴とする乗客コンベアの運転制御装置。
  2. 前記メモリに、乗客コンベアの起動および停止を制御するための起動停止スケジュール、運転速度の変更を制御するための速度変更スケジュール、自動運転と手動運転の切替えを制御するための運転モード変更スケジュール、照明の点灯および消灯を制御するための照明スケジュールのうち少なくとも1つの運転スケジュールを記憶させ、前記運転制御手段は前記運転スケジュールに応じて制御を行うことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの運転制御装置。
  3. 前記運転制御手段と接続され乗客コンベアの運行状態を乗客に報知可能なアナウンス手段を備え、このアナウンス手段により乗客コンベアの起動、停止および運転速度変更を報知することを特徴とする請求項1又は2記載の乗客コンベアの運転制御装置。
  4. 遠隔地に、前記乗客コンベア監視端末手段に接続されるスケジュール設定手段を設け、このスケジュール設定手段により前記運転スケジュールの設定を行うことを特徴とする請求項1ないし3又は4記載の乗客コンベアの運転制御装置。
  5. 外部に、通信回線を介して前記乗客コンベア監視端末手段に接続される遠隔制御手段を設け、この遠隔制御手段により前記通信回線を介して乗客コンベアを遠隔制御可能としたことを特徴とする請求項1ないし3又は4記載の乗客コンベアの運転制御装置。
  6. 前記運転スケジュールに応じた前記運転制御手段による制御が異常終了したことを検出して前記外部に異常情報を通報する通報手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4又は5記載の乗客コンベアの運転制御装置。
  7. 前記外部に、通信回線を介して前記乗客コンベア監視端末手段に接続され乗客コンベアの運行状態を取得可能な乗客コンベア運行状態監視手段を設けるとともに、前記異常情報の受信に応じて前記乗客コンベア運行状態監視手段は乗客コンベアが運行可能な状態であるかどうかを判断し、運行可能な状態にあるとき前記遠隔制御手段により制御を行うことを特徴とする請求項6記載の乗客コンベアの運転制御装置。
  8. 前記速度制御手段は、インバータ制御盤からなることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの運転制御装置。
  9. 前記スケジュール設定手段、前記遠隔制御手段、および乗客コンベア状態監視手段は、そのプログラムをパソコンにインストール可能なソフトウェアを記憶媒体とすることを特徴とする請求項4、5又は7記載の乗客コンベアの運転制御装置。
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