JP3279138B2 - 監視制御システムおよび監視制御端末器 - Google Patents

監視制御システムおよび監視制御端末器

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JP3279138B2
JP3279138B2 JP19524595A JP19524595A JP3279138B2 JP 3279138 B2 JP3279138 B2 JP 3279138B2 JP 19524595 A JP19524595 A JP 19524595A JP 19524595 A JP19524595 A JP 19524595A JP 3279138 B2 JP3279138 B2 JP 3279138B2
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信を用いて負荷の
監視と制御とを行う監視制御システムおよび監視制御端
末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は監視制御システムを示すシステム
構成図、図6は監視制御端末器を説明するブロック図、
図7は従来の監視制御システムの親器の動作を説明する
フローチャート、図8は従来の監視制御システムの監視
制御端末器の動作を説明するフローチャートである。
【0003】従来、親器と複数の操作表示端末器と複数
の監視制御端末器とが通信で結ばれ、操作表示端末器を
操作することにより該操作表示端末器から負荷の制御要
求信号が親器に送出され、親器より該操作表示端末器に
対応する監視制御端末器に制御信号を送出し、該制御信
号を受けた監視制御端末器が接続されている負荷を制御
する制御機能と、監視制御端末器が、負荷状態の監視を
常時行い、その監視結果としての状態信号を親器に送出
し、親器から対応する操作表示端末器に対し前記状態信
号に基づく表示信号が送出され、該表示信号を受信した
操作表示端末器が対応する負荷の負荷状態(運転・停止
状態など)を表示するという監視機能と、を備える監視
制御システムが知られている。
【0004】上述の監視制御システム1は、図5に示す
ように、親器2と、複数の操作表示端末器3と、複数の
監視制御端末器4とを備える。親器2は、伝送線Lを介
して、それぞれの操作表示端末器3とそれぞれの監視制
御端末器4とに接続する。
【0005】親器2は、複数の操作表示端末器3と複数
の監視制御端末器4との、それぞれの固有アドレスを予
め記憶している。親器2は、時分割多重伝送信号である
ポーリング/セレクティング信号により、それぞれの端
末器に固有のアドレスに基づいて、操作表示端末器3あ
るいは監視制御端末器4と通信を行う。
【0006】操作表示端末器3は、操作部(図示せず)
と表示部(図示せず)とを備える。操作表示端末器3の
操作部を操作すると、操作表示端末器3は、親器2に対
し、操作表示端末器3に対応する負荷5に対して制御信
号を送出する旨を指示する、制御要求信号を送出する。
また、操作表示端末器3は、親器2からの表示信号に基
づいて、表示部の表示状態を、例えば、赤点灯(運転状
態表示)にしたりあるいは緑点灯(停止状態表示)にし
たりする。従って、運用者は、該表示部を見ることによ
り該操作表示端末器3に対応する負荷の負荷状態(運転
・停止状態)を、簡単に認知できる。
【0007】監視制御端末器4は、図6に示すように、
内部に、監視制御端末器4全体を統制する中央制御処理
部4a と、親器2との間で通信を行う伝送処理部4
b と、負荷5に例えば無電圧a接点出力を行う負荷制御
部4c と、負荷状態を例えば無電圧a接点入力の有無に
より監視する負荷監視部4d と、自分自身が前回監視し
た前回監視時の負荷状態などを一時的に記憶する記憶部
e とを備える。監視制御端末器4は、伝送線Lが接続
する伝送線接続部4L,4Lと、負荷5の制御入力部5
1,51が接続する制御出力部41,41と、負荷5の
監視出力部52,52が接続する監視入力部42,42
とを備える。また、伝送線接続部4L,4Lは伝送処理
部4b に、制御出力部41,41は負荷制御部4c に、
監視入力部42,42は負荷監視部4d にそれぞれ接続
している。
【0008】ところで、上述の従来の監視制御システム
にあっては、親器2が監視制御端末器4から負荷状態を
得る手順として、親器2が、それぞれの監視制御端末器
4に状態要求信号を順次送出し、それぞれの監視制御端
末器4から状態信号を送出せしめ、該状態信号を受信す
ることにより負荷状態を認知するという通常手順の他
に、負荷5である動力設備や空調機器や照明機器などの
異常停止や故障など負荷状態の変化を、親器2ができる
だけ速く認知できるように、監視制御端末器4が前回監
視時の負荷状態を記憶していて、今回監視時の負荷状態
が前回監視時の負荷状態と異なっていれば、監視制御端
末器4が状態変化状態に相当する割込状態になって、割
込手順により今回監視時の負荷状態が前回監視時の負荷
状態から変化した旨を親器2に伝達し、親器2は、割込
手順により負荷状態に変化の生じた監視制御端末器4に
のみ状態信号を送出せしめ、変化した負荷状態のみを素
早く認知するという割込手順をも備えている。
【0009】以下、1つの監視制御端末器4のみが割込
状態となる場合の割込手順を、図7および図8を用いて
説明する。運用者は、所望の負荷5の制御を行う場合、
所望の負荷5に対応する操作表示端末器3の操作部を操
作する。すると、操作された操作表示端末器3は、割込
状態になって割込パルスを親器2に送出する。
【0010】親器2は、割込パルスを監視しており(1
01)、該割込パルスを受信する(102)と、割込状
態にある全端末器に対してアドレスを返信するよう要求
する(103)。すると、前述の操作されて割込状態に
ある操作表示端末器3のみがアドレスを送出する。親器
2は、返信信号の重複などによるチェックコードのエラ
ーの有無を判定する(104)ものの、アドレスを送出
するのは前述の操作されて割込状態になった1台の操作
表示端末器3のみでありチェックコードのエラーは無い
ので、受信した前記アドレスに基づいて、割込状態にあ
るのは監視制御端末器4であるのか(105)それとも
操作表示端末器3であるのか(106)を判断する。
【0011】この場合、割込状態にあるのは操作表示端
末器3であるから、親器2は、前述の割込状態にある操
作表示端末器3をアクセスし、その結果として該操作表
示端末器3から制御要請を受信し(107)、該制御要
請に基づいて対応する監視制御端末器4にオン制御信号
を送出する(108)。その後、親器2は、前述の割込
状態にある操作表示端末器3に割込解除信号を送出し、
前述の割込状態にある操作表示端末器3の割込状態を解
除する(109)。
【0012】一方、監視制御端末器4は、親器2から伝
送線Lを介してオン制御信号を受信する(201)と、
制御出力部41,41から運用者が所望した負荷5に対
して無電圧a接点出力(202)を行う。すると、運用
者が所望した負荷5は、停止状態から運転状態になり、
監視出力部52,52から監視入力部42,42に対し
無電圧a接点出力を行う。
【0013】監視制御端末器4の負荷監視部4d は、接
続されている負荷5が運転状態である旨を、中央制御処
理部4a に対して通知する(203)。中央制御処理部
aは、記憶部4e に記憶している前回監視時の負荷状
態と今回監視時の負荷状態とを比較し(204)、負荷
状態が停止状態から運転状態に変化したことを認知し、
伝送処理部4b を割込状態にする(205)とともに、
今回監視時の負荷状態(運転状態)を前回負荷状態とし
て記憶部4e に記憶する(206)。
【0014】そして、中央制御処理部4a は、親器2か
らの制御信号の有無を判断し(201)、制御信号は無
いので、次に、親器2からの状態要求信号の有無を判断
し(208)、状態要求信号は無いので、次に、自己が
割込状態にあるのか否かを判断し(210)、割込状態
であるので、次に、親器2からのアドレス返信要求の有
無を判断し(211)、アドレス返信要求は無いので、
次に、割込解除信号の有無を判断する(213)。
【0015】すると、割込解除信号は無いので、中央制
御処理部4a は、伝送処理部4b から親器に対して状態
要求信号を要請する割込パルスを伝送線Lを介して送出
し(214)、割込状態にある監視制御端末器4の存在
することを親器2に通知する。その後、中央制御処理部
a は、再び負荷状態を監視する(203)ことにな
る。なお、割込パルスは、全端末器共通に定められた所
定タイミング(例えばポーリング/セレクティング信号
のスタート信号の立ち上がり時点など)で送出される。
【0016】該割込パルスを受信した親器2は、割込状
態にある端末器の存在は認知できるものの、割込状態に
ある端末器のアドレスは不明である。そこで、割込パル
スを受信した親器2は、割込状態にある端末器にアドレ
スを返信するよう要求するアドレス返信要求を、全端末
器有効として伝送線Lに送出する(103)。割込状態
にある監視制御端末器4は、全端末器有効としてのアド
レス返信要求信号を受信する(211)と、自己のアド
レスを伝送線Lを介して親器2に対し送出する(21
2)。
【0017】親器2は、受信したアドレスにより、割込
状態にある監視制御端末器4を知り、割込状態にある監
視制御端末器4に対し状態要求信号を送出し、割込状態
にある監視制御端末器4から状態信号を親器2に送出せ
しめ、該状態信号を受信する(110)。その後、親器
2は、割込状態にあった監視制御端末器4から得た状態
信号(この場合は運転状態である旨の状態信号)に基づ
き、対応する操作表示端末器3に対し表示部を緑点灯か
ら赤点灯に変更する旨の表示信号を送出する(111)
とともに、監視制御端末器4に対し解除信号に相当する
割込解除信号を送出し、該監視制御端末器4を割込状態
から脱させる(112)。
【0018】次に複数の監視制御端末器4が割込状態と
なる場合の割込手順を説明する。運用者は、グループ操
作表示端末器として予め設定される所定の操作表示端末
器3の操作部を操作する。すると、操作された操作表示
端末器3は、割込パルスを親器2に対して送出する。
【0019】親器2は、割込パルスを受信し(10
2)、操作された操作表示端末器3に対応するそれぞれ
の監視制御端末器4に対して、オン制御信号を送出する
(108)。すると、操作表示端末器3に対応するそれ
ぞれの監視制御端末器4は、制御出力部41,41か
ら、運用者が所望したグループに所属するそれぞれの負
荷5に対し、無電圧a接点出力を行う(202)。する
と、運用者の所望したグループに所属するそれぞれの負
荷5は、それぞれ停止状態から運転状態になり、それぞ
れの負荷5の監視出力部52,52から、それぞれの監
視制御端末器4の監視入力部42,42に対して無電圧
a接点出力を行う。
【0020】それぞれの監視制御端末器4の負荷監視部
d は、接続されている負荷5が運転状態である旨を、
それぞれの中央制御処理部4a に対して通知する(20
3)。それぞれの監視制御端末器4の中央制御処理部4
a は、記憶部4e に記憶している前回監視時の負荷状態
と今回監視時の負荷状態とを比較し(204)、負荷状
態が停止状態から運転状態に変化したことを認知し、そ
れぞれの伝送処理部4 b を割込状態にする(205)と
ともに、今回監視時の負荷状態(運転状態)を前回負荷
状態として記憶部4e に記憶する(206)。
【0021】そして、それぞれの中央制御処理部4
a は、親器2からの制御信号の有無を判断し(20
1)、制御信号は無いので、次に、親器2からの状態要
求信号の有無を判断し(208)、状態要求信号は無い
ので、次に、自己が割込状態にあるのか否かを判断し
(210)、割込状態であるので、次に、親器2からの
アドレス返信要求の有無を判断し(211)、アドレス
返信要求は無いので、次に、割込解除信号の有無を判断
する(213)。
【0022】すると、割込解除信号は無いので、それぞ
れの中央制御処理部4a は、伝送処理部4b から親器に
対して状態要求信号を要請する割込パルスを伝送線Lを
介して送出し(214)、割込状態にある監視制御端末
器4の存在することを親器2に通知する。その後、それ
ぞれの中央制御処理部4a は、再び負荷状態を監視する
(203)ことになる。なお、割込パルスは、全端末器
共通に定められた所定タイミング(例えばポーリング/
セレクティング信号のスタート信号の立ち上がり時点な
ど)で送出される。
【0023】親器2は、前記割込パルスを受信し(10
2)、アドレス返信要求信号を全端末器有効として送出
する(103)。すると、割込状態にある複数のそれぞ
れの監視制御端末器4は、同時に自己アドレスをそれぞ
れ返信する(212)。すると、親器2は、返信信号が
重複してチェックコードなどのエラーを起こすことか
ら、複数の端末器が割込状態にあることを知り(10
4)、今度は端末器のアドレスを幾つかのエリアに分割
し、アドレス返信要求信号を分割した各エリア中の1つ
のエリアのみを有効として送出する(120)。それで
も、チェックコードなどのエラーを起こす(121)な
らば、更にアドレスを幾つかのエリアに分割してアドレ
ス返信要求する(122)。
【0024】そして、該エリアの中に割込状態である端
末器が1つになれば、親器2はチェックコードなどのエ
ラーを起こすこと無く割込状態にある端末器のアドレス
を正しく知る(121)ことができる。以下は前述した
1つの監視制御端末器4のみが割込状態である場合と同
様の動作を行うことになる。
【0025】つまり、上述の動作から明らかのように、
親器2は、複数の端末器が割込状態にあることを知り、
端末器のアドレスを幾つかのエリアに分割し、アドレス
返信要求信号を分割した各エリア中の1つのエリアのみ
を有効として送出した場合であっても、該分割されたエ
リアに複数の割込状態の端末器が存在する場合もあり、
この場合にあっては再び親器2はチェックコードなどの
エラーを起こし、該分割されたエリアにも複数の割込状
態の端末器が存在することを知り、更に分割エリアを細
分化して割込状態にある端末器のアドレスを検索してい
き、最悪の場合には1アドレス毎に割込状態であるか否
かを確認し、割込状態にある端末器のアドレスを探し出
す。また、割込状態にある端末器が前記エリアの中に存
在しなければ、親器2は次のエリアまたその次のエリア
というように順次確認していき、割込状態にある全ての
監視制御端末器4のアドレスを探し出す。
【0026】なお、割込状態にある監視制御端末器4の
アドレスを探し出した後の親器2の動作は、前述した1
つの監視制御端末器4のみが割込状態である場合と同様
であるので説明は省略する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述のこと
から明らかのように、従来の監視制御システムにあって
は、少数の監視制御端末器が割込状態となっているとき
は、割込状態の監視制御端末器の負荷状態が親器に伝達
されるまでの時間は極めて短く速いものの、多数の監視
制御端末器が割込状態となっているときは、親器からの
アドレス返信要求信号に対する監視制御端末器のアドレ
ス返信信号の重複によるチェックコードなどのエラーを
幾度も起こし、親器が割込状態の監視制御端末器の負荷
状態を全て認知するまでの時間はかなり長く遅くなる。
【0028】従って、例えば、グループ操作用の操作表
示端末器が操作された場合など、一度に多くの負荷が制
御されて状態変化を生じ、一度に多くの監視制御端末器
が割込状態になり、親器が、割込状態になった多くの監
視制御端末器から、アドレス返信要求信号とアドレス返
信信号との授受を繰り返しながら監視制御端末器のアド
レスエリアの分割数を増大し、割込状態にある監視制御
端末器のアドレスを順次探し出し、この探し出したアド
レスの監視制御端末器に状態要求信号を送出し、割込状
態にある監視制御端末器から状態信号を順次送出せし
め、そして負荷状態を順次認知するのでは、全てを認知
し終えるまでに多くの時間を必要とし、引き続き他の操
作表示端末器が操作されたにしても、制御が即時に実行
されないなど、システムの処理効率が大きく落ちる。
【0029】まして、火災時に全動力負荷の運転を停止
するとともに全照明負荷を点灯するという火災連動制御
や、バックアップ電源の容量に基づいて予め定めた負荷
を停電時に一斉に停止するという停電連動制御などの場
合にあっては、システム効率が極端に低下するという問
題点があった。
【0030】本発明は、上記の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、一斉に状態
変化の生じるような場合があったにてしも、システムの
処理効率が極端に低下することのない、優れた監視制御
システムを提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、親器と
通信で結ばれ、親器からの制御信号に応じて負荷制御を
行う複数の制御端末器と、親器と通信で結ばれ、負荷状
態が前回監視した状態から変化すれば状態変化状態にな
って状態要求信号を親器に対して要請するとともに、親
器からの状態要求信号を受信すると状態信号を親器へ送
信し、その後の親器からの解除信号によって状態変化状
態の解除される複数の監視端末器とを備える監視制御シ
ステムにおいて、前記親器は、制御信号を送信してから
予め定められる所定時間は監視端末器からの状態要求信
号の要請を無視する状態要求信号要請無視手段と、所定
時間経過すると前記制御信号によって負荷状態に変化の
生じた筈である監視端末器に状態要求信号と解除信号と
を送信する予定信号送信手段とを設けたものであること
を特徴とする。
【0032】請求項2記載の発明にあっては、親器と通
信で結ばれ、対応する負荷の負荷状態を親器からの表示
信号に基づき表示するとともに操作により親器に対して
対応する負荷に制御信号を送出するよう要請する操作表
示端末器と、親器と通信で結ばれ、親器からの制御信号
に応じて負荷制御を行う複数の制御端末器と、親器と通
信で結ばれ、負荷状態が前回監視した状態から変化すれ
ば状態変化状態になって状態要求信号を親器に対して要
請するとともに、親器からの状態要求信号を受信すると
状態信号を親器へ送信し、その後の親器からの解除信号
によって状態変化状態の解除される複数の監視端末器と
を備える監視制御システムにおいて、前記親器は、制御
信号を送信してから予め定められる所定時間は監視端末
器からの状態要求信号の要請を無視する状態要求信号要
請無視手段と、前記制御信号によって負荷状態に変化の
生ずる筈である監視端末器が予定通りの負荷状態の変化
を生じるものとして前もって表示信号を送出する期待表
示信号送出手段と、所定時間経過すると前記制御信号に
よって負荷状態に変化の生じた筈である監視端末器に状
態要求信号と解除信号とを送信する予定信号送信手段と
を設けたものであることを特徴とする。
【0033】請求項3記載の発明にあっては、親器と通
信で結ばれ、親器からの制御信号に応じて負荷制御を行
うとともに、負荷状態が前回監視した状態から変化すれ
ば状態変化状態になって状態要求信号を親器に対して要
請するとともに、親器からの状態要求信号を受信すると
状態信号を親器へ送信し、その後の親器からの解除信号
によって状態変化状態の解除される監視制御端末器にお
いて、前記親器から制御信号を受信すると、該制御信号
によって負荷状態の変化の発生する筈である前回監視状
態を、該制御信号によって生じるであろう状態に変更す
る前回監視状態変更手段を設けたことを特徴とする。
【0034】請求項4記載の発明にあっては、親器と通
信で結ばれ、親器からの制御信号に応じて負荷制御を行
うとともに、負荷状態が前回監視した状態から変化すれ
ば状態変化状態になって状態要求信号を親器に対して要
請するとともに、親器からの状態要求信号を受信すると
状態信号を親器へ送信し、その後の親器からの解除信号
によって状態変化状態の解除される監視制御端末器にお
いて、前記親器から制御信号を受信すると、該制御信号
によって生じるであろう状態を記憶する期待状態記憶手
段と、期待状態を記憶するときに有効フラグを立てると
ともに前記有効フラグが立っているときは今回監視した
負荷状態を前記期待状態と比較し不一致になると前記有
効フラグを倒す有効無効決定手段と、前記有効フラグを
倒すと状態変化状態にする状態決定手段とを設けたこと
を特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る監視制御シス
テムの、第1の実施の形態を図1に基づいて、第2の実
施の形態を図2および図3に基づいて、第3の実施の形
態を図4に基づいて、それぞれ詳細に説明する。
【0036】〔第1の実施の形態〕図1は監視制御シス
テムの親器の動作を説明するフローチャートである。な
お、操作表示端末器と監視制御端末器とにおいては、従
来の技術で説明したものと同様のものであり、監視制御
端末器の動作の説明には図8を流用する。また、図1に
あっては、従来の技術で説明した図7と同じ箇所には同
じ符号を付してあるので、同じ箇所の詳細な説明は省略
する。
【0037】図1に示す親器を備える監視制御システム
が従来のものと異なり特徴となるのは、親器に、状態要
求信号要請無視手段(130)と、予定信号送信手段
(131,133)とを設けた形態である。
【0038】状態要求信号要請無視手段(130)は、
親器が制御信号を送信(108)した後、負荷が監視制
御端末器により制御されて状態が変化し、この負荷状態
の変化を監視制御端末器が監視して認識するまでの予め
定められる所定時間(0.1秒程度の短い時間)、監視
制御端末器からの状態要求信号の要請を無視する。予定
信号送信手段(131,133)は、制御信号を送った
監視制御端末器に状態要求信号を送出し、状態信号を受
信してから該監視制御端末器に割込解除信号を送出す
る。
【0039】上述のような監視制御システムにあっては
次のように動作する。すなわち、操作表示端末器の操作
などにより親器が1つまたは複数の監視制御端末器から
負荷を制御する(108)と、親器は時間待ち状態(1
30)になるとともに割込手順が実行されない状態にな
り、監視制御端末器が今回の負荷状態を前回の負荷状態
として記憶した(206)後に、親器は1つまたは複数
の前記監視制御端末器に状態要求信号を送出して負荷の
状態信号を受信し(131)、該それぞれの状態信号に
基づいた表示信号を対応する操作表示端末器に送出し
(132)、その後、親器は先程状態信号を受信した1
つまたは複数の監視制御端末器に割込解除信号を送出す
る(133)。
【0040】つまり、親器は、親器自身の送出する制御
信号により変化する負荷状態に関しては、割込手順を用
いること無く負荷の制御後の負荷状態を知ることができ
る。従って、グループ制御や火災連動制御や停電連動制
御などで一度に多くの負荷の制御を行っても、これらの
多くの負荷制御の後の変化した負荷状態を、多くのそれ
ぞれの監視制御端末器から獲得し終える迄にさほど長い
時間はかからず、システムの処理効率をあまり低下させ
ないで済む。
【0041】なお、親器から制御信号を送出してもいな
いのに負荷状態に変化のあった場合には、親器は、従来
通りの割込手順によって、負荷状態の変化を認知し表示
信号を送出することができる。
【0042】〔第2の実施の形態〕図2は監視制御シス
テムの親器の動作を説明するフローチャート、図3は監
視制御システムの監視制御端末器の動作を説明するフロ
ーチャートである。なお、操作表示端末器においては、
従来の技術で説明したものと同様のものである。また、
図2および図3においては、従来の技術で説明した図7
および図8と同じ箇所には同じ符号を付してあるので、
同じ箇所の詳細な説明は省略する。
【0043】図2に示す親器と図3に示す監視制御端末
器とを備える監視制御システムが従来のものと異なり特
徴となるのは、親器に期待表示信号送出手段(140)
を設け、監視制御端末器に前回監視状態変更手段(22
0)を設けた形態である。
【0044】期待表示信号送出手段(140)は、親器
が制御信号を送信(108)した後、該制御信号によっ
て負荷状態に変化の生ずる筈である監視制御端末器が予
定通りの負荷状態の変化を生じるものとして、前もって
期待される表示信号を対応する操作表示端末器に送出す
る。
【0045】前回監視状態変更手段(220)は、監視
制御端末器が親器から制御信号を受信する(201)
と、監視制御端末器が負荷状態を監視する(203)以
前に、該制御信号によって負荷状態の変化の発生する筈
である前回監視状態を、該制御信号によって生じるであ
ろう状態に変更する。
【0046】上述のような監視制御システムにあっては
次のように動作する。すなわち、親器は操作表示端末器
の操作に基づいて対応する1つまたは複数の監視制御端
末器に例えば運転制御信号を送出する(108)。する
と、対応する1つまたは複数の監視制御端末器は、該運
転制御信号を受信し(201)、該受信した制御信号に
よって負荷状態の変化の発生する筈である前回監視状態
を、該制御信号によって生じるであろう運転状態に変更
する(220)。
【0047】その後、該1つまたは複数の監視制御端末
器は、実際に接続している負荷を制御して、負荷状態を
停止状態から運転状態にする(202)とともに、該制
御された負荷が安定して監視出力部から監視制御端末器
の監視入力部に出力するようになるまでの暫くの期間
(0.1秒程度)時間待ちを行った(221)後、実際
に自己の担当する負荷状態を監視する(203)。する
と、負荷がトラブル無く期待通りに停止状態から運転状
態に変化すれば、今回監視した負荷状態と記憶部に記憶
している前回の負荷状態とを比較する(204)と一致
し、従来の監視制御端末器であれば割込状態になるとこ
ろ該形態の監視制御端末器にあっては割込状態になるこ
と無く、今回の負荷状態を前回の負荷状態として記憶し
(206)、通常通りの動作を継続する。
【0048】一方、親器は、制御信号を対応する1つま
たは複数の監視制御端末器に送出した(108)後、操
作表示端末器に割込解除信号を送出して操作表示端末器
の割込状態を解除する(109)。その後、親器は、実
際に状態要求信号を監視制御端末器に送出するとともに
状態信号を受信すること無しに、前記制御信号の期待通
りに負荷が制御されたものと見做し、対応する操作表示
端末器に表示信号を送出する(140)。従って、運用
者は、速い応答を以て自分の行った操作を、操作表示端
末器の表示部で確認することができので、安心感を持つ
ことができる。
【0049】万が一、負荷が期待通りに制御されなかっ
たとしても、その監視制御端末器は割込状態になって
(205)割込パルスを送出し(214)、親器は、負
荷が期待通りに制御されなかったことを割込手順により
得た状態信号から認知し(110)、該状態信号に応じ
た表示信号を操作表示端末器に送出する(111)。ま
た、親器は、各端末器からの割込パルスの無い状態にな
った時点で、通常の状態監視を行う(125)とともに
通常の表示信号の送出を行う(126)。従って、運用
者は、制御のトラブルを認知できる。また、親器から制
御信号を送出してもいないのに負荷状態に変化のあった
場合には、親器は、従来通りの割込手順によって、負荷
状態の変化を認知し表示信号を送出することができる。
【0050】つまり、上述のような監視制御システムに
あっては、親器は、親器の送出する制御信号通りに負荷
が動作している限り、割込手順を用いること無く負荷の
制御後の負荷状態を知ることができる。従って、グルー
プ制御や火災連動制御や停電連動制御などで一度に多く
の負荷の制御を行っても、これらの多くの負荷制御の後
の変化した負荷状態を、多くのそれぞれの監視制御端末
器から獲得し終えるのにさほど長い時間はかからず、シ
ステムの処理効率をあまり低下させないで済むととも
に、運用者の行った操作を速い応答で操作表示端末器の
表示部に表示するので、運用者に安心感を与えることが
できる。
【0051】〔第3の実施の形態〕図4は監視制御シス
テムの監視制御端末器の動作を説明するフローチャート
である。なお、操作表示端末器においては、従来の技術
で説明したものと同様のものである。また、親器におい
ては前述の第2の実施の形態にて用いた図2に示すもの
と同一であり、親器の動作の説明には図2を流用する。
また、図4にあっては、従来の技術で説明した図8と同
じ箇所には同じ符号を付してあるので、同じ箇所の詳細
な説明は省略する。
【0052】図2に示す親器と図4に示す監視制御端末
器とを備える監視制御システムが従来のものと異なり特
徴となるのは、親器に期待表示信号送出手段(140)
を設けるとともに、監視制御端末器に期待状態記憶手段
(230)と有効無効決定手段(231,240,24
1,242)と状態決定手段(205)とを設けた形態
である。
【0053】期待表示信号送出手段(140)は、前述
の第2の実施の形態の場合と同様、親器が制御信号を送
信(108)した後、該制御信号によって負荷状態に変
化の生ずる筈である監視制御端末器が予定通りの負荷状
態の変化を生じるものとして、前もって期待される表示
信号を対応する操作表示端末器に送出する。
【0054】期待状態記憶手段(230)は、親器が制
御信号を送信(108)し、監視制御端末器が該制御信
号を受信(201)したとき、該制御信号によって生じ
るであろう状態すなわち期待状態を記憶部に記憶する。
【0055】有効無効決定手段(231,240,24
1,242)は、前記期待状態を記憶部に記憶する(2
30)ときに有効フラグを立て(231)、監視制御端
末器が今回の負荷状態を監視し(203)、有効フラグ
が立っているか否かを判断し(240)、有効フラグが
立っていれば今回監視した負荷状態と前記期待状態とを
比較し(241)、不一致であれば有効フラグを倒す
(242)。
【0056】状態決定手段(205)は、有効フラグが
立っているときにあっては今回監視した負荷状態と前記
期待状態とが異なっていれば、また、有効フラグが倒れ
ているときにあっては今回監視した負荷状態と前回監視
した負荷状態とが異なっていれば、状態要求信号を親器
に要請する状態変化状態すなわち割込状態にする。
【0057】上述のような監視制御システムにあっては
次のように動作する。すなわち、親器は操作表示端末器
の操作に基づいて対応する1つまたは複数の監視制御端
末器に例えば運転制御信号を送出する(108)。する
と、対応する1つまたは複数の監視制御端末器は、該運
転制御信号を受信し(201)、該受信した制御信号に
基づく期待状態である運転状態を記憶部に記憶する(2
30)とともに有効フラグを立てる(231)。その
後、該監視制御端末器は、先程受信した制御信号に基づ
いて自己の担当する負荷を制御し(202)、該制御さ
れた負荷が安定して監視出力部から監視制御端末器の監
視入力部に状態信号を出力するようになるまでの暫くの
期間(0.1秒程度)時間待ちを行った(221)後、
実際に自己の担当する負荷状態を監視する(203)。
【0058】その後、該監視制御端末器は、有効フラグ
が立っているか否かを判断し(240)、有効フラグが
立っていれば、今回監視した負荷状態を前回記憶した負
荷状態と比較するのではなく、今回監視した負荷状態を
前記期待状態と比較し(241)、一致していれば今回
の負荷状態を前回負荷状態として記憶し(206)、通
常通りの動作を継続する。
【0059】また、一度、記憶した期待状態と今回の負
荷状態とが異なる場合があると、有効フラグは倒される
(242)とともに割込状態になる(205)ので、親
器からの制御信号に基づく期待通りの負荷制御がなされ
なかった場合や突発的に負荷状態に変化のあった場合に
は、監視制御端末器は割込状態になって割込パルスを送
出することができ、実際の負荷状態と親器の認識状態と
操作表示端末器の表示状態とは素早く一致できる。従っ
て、運用者は、制御のトラブルを素早く認知できる。更
に、親器は、各端末器からの割込パルスの無い状態にな
った時点で、通常の状態監視を行う(125)ととも
に、通常の表示信号の送出を行う(126)。
【0060】一方、親器は、制御信号を対応する1つま
たは複数の監視制御端末器に送出した(108)後、操
作表示端末器に割込解除信号を送出して操作表示端末器
の割込状態を解除する(109)。その後、親器は、実
際に状態要求信号を監視制御端末器に送出するとともに
状態信号を受信すること無しに、前記制御信号の期待通
りに負荷が制御されたものと見做し、対応する操作表示
端末器に表示信号を送出する(140)。従って、運用
者は、自分の行った操作を、操作表示端末器の表示部で
速い応答を以て確認することができ、安心感を持つこと
ができる。
【0061】つまり、上述のような監視制御システムに
あっては、親器は、親器の送出する制御信号通りに負荷
が動作している限り、割込手順を用いること無く負荷の
制御後の負荷状態を知ることができる。従って、グルー
プ制御や火災連動制御や停電連動制御などで一度に多く
の負荷の制御を行っても、これらの多くの負荷制御の後
の変化した負荷状態を、多くのそれぞれの監視制御端末
器から獲得し終えるのにさほど長い時間はかからず、シ
ステムの処理効率をあまり低下させないで済むととも
に、運用者の行った操作を速い応答で操作表示端末器の
表示部に表示するので、運用者に安心感を与えることが
できる。
【0062】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではく、端末器としては、操作表示端末器と監視
制御端末器とを備える監視制御システムを例に説明して
いるが、監視と制御とがそれぞれ分離した、監視端末器
と制御端末器とを備える監視制御システムであっても適
用可能なものであり、本発明は監視端末器と制御端末器
とを備える監視制御システムをも含むものである。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、親器を経
由して負荷を制御したときの、負荷の制御による状態変
化での、端末器からの割込パルスのような親器に対する
状態要求信号の要請を発生しないようにできるので、親
器が状態要求信号を要請している端末器を検索する処理
頻度を減らすことができ、親器を経由する制御に関わる
処理時間を短縮することができ、システムの処理効率の
低下を防止できる、優れる監視制御システムを提供でき
るという効果を奏する。
【0064】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加えて更に、運用者の操作を高い応答性で操
作表示端末器の表示部に表示でき、運用者に安心感を与
えることのできる、優れる監視制御システムを提供でき
るという効果を奏する。
【0065】請求項3記載または請求項4記載の発明に
よれば、前記請求項2記載の効果を備える監視制御シス
テムを構築することのできる、優れる監視制御端末器を
提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の監視制御シス
テムの親器の動作を説明するフローチャートである。
【図2】本発明に係る第2の実施の形態の監視制御シス
テムの親器の動作を説明するフローチャートである。
【図3】前記第2の実施の形態の監視制御システムの監
視制御端末器の動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明に係る第3の実施の形態の監視制御シス
テムの監視制御端末器の動作を説明するフローチャート
である。
【図5】監視制御システムを示すシステム構成図であ
る。
【図6】監視制御システムの監視制御端末器を説明する
ブロック図である。
【図7】従来の監視制御システムの親器の動作を説明す
るフローチャートである。
【図8】従来の監視制御システムの監視制御端末器の動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
130 状態要求信号要請無視手段 131 予定信号送信手段 133 予定信号送信手段 140 期待表示信号送出手段 205 状態決定手段 220 前回監視状態変更手段 230 期待状態記憶手段 231 有効無効決定手段 240 有効無効決定手段 241 有効無効決定手段 242 有効無効決定手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親器と通信で結ばれ、親器からの制御信
    号に応じて負荷制御を行う複数の制御端末器と、親器と
    通信で結ばれ、負荷状態が前回監視した状態から変化す
    れば状態変化状態になって状態要求信号を親器に対して
    要請するとともに、親器からの状態要求信号を受信する
    と状態信号を親器へ送信し、その後の親器からの解除信
    号によって状態変化状態の解除される複数の監視端末器
    とを備える監視制御システムにおいて、前記親器は、制
    御信号を送信してから予め定められる所定時間は監視端
    末器からの状態要求信号の要請を無視する状態要求信号
    要請無視手段と、所定時間経過すると前記制御信号によ
    って負荷状態に変化の生じた筈である監視端末器に状態
    要求信号と解除信号とを送信する予定信号送信手段とを
    設けたものであることを特徴とする監視制御システム。
  2. 【請求項2】 親器と通信で結ばれ、対応する負荷の負
    荷状態を親器からの表示信号に基づき表示するとともに
    操作により親器に対して対応する負荷に制御信号を送出
    するよう要請する操作表示端末器と、親器と通信で結ば
    れ、親器からの制御信号に応じて負荷制御を行う複数の
    制御端末器と、親器と通信で結ばれ、負荷状態が前回監
    視した状態から変化すれば状態変化状態になって状態要
    求信号を親器に対して要請するとともに、親器からの状
    態要求信号を受信すると状態信号を親器へ送信し、その
    後の親器からの解除信号によって状態変化状態の解除さ
    れる複数の監視端末器とを備える監視制御システムにお
    いて、前記親器は、制御信号を送信してから予め定めら
    れる所定時間は監視端末器からの状態要求信号の要請を
    無視する状態要求信号要請無視手段と、前記制御信号に
    よって負荷状態に変化の生ずる筈である監視端末器が予
    定通りの負荷状態の変化を生じるものとして前もって表
    示信号を送出する期待表示信号送出手段と、所定時間経
    過すると前記制御信号によって負荷状態に変化の生じた
    筈である監視端末器に状態要求信号と解除信号とを送信
    する予定信号送信手段とを設けたものであることを特徴
    とする監視制御システム。
  3. 【請求項3】 親器と通信で結ばれ、親器からの制御信
    号に応じて負荷制御を行うとともに、負荷状態が前回監
    視した状態から変化すれば状態変化状態になって状態要
    求信号を親器に対して要請するとともに、親器からの状
    態要求信号を受信すると状態信号を親器へ送信し、その
    後の親器からの解除信号によって状態変化状態の解除さ
    れる監視制御端末器において、前記親器から制御信号を
    受信すると、該制御信号によって負荷状態の変化の発生
    する筈である前回監視状態を、該制御信号によって生じ
    るであろう状態に変更する前回監視状態変更手段を設け
    たことを特徴とする監視制御端末器。
  4. 【請求項4】 親器と通信で結ばれ、親器からの制御信
    号に応じて負荷制御を行うとともに、負荷状態が前回監
    視した状態から変化すれば状態変化状態になって状態要
    求信号を親器に対して要請するとともに、親器からの状
    態要求信号を受信すると状態信号を親器へ送信し、その
    後の親器からの解除信号によって状態変化状態の解除さ
    れる監視制御端末器において、前記親器から制御信号を
    受信すると、該制御信号によって生じるであろう状態を
    記憶する期待状態記憶手段と、期待状態を記憶するとき
    に有効フラグを立てるとともに前記有効フラグが立って
    いるときは今回監視した負荷状態を前記期待状態と比較
    し不一致になると前記有効フラグを倒す有効無効決定手
    段と、前記有効フラグを倒すと状態変化状態にする状態
    決定手段とを設けたことを特徴とする監視制御端末器。
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