JP2004008649A - 清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】拭取部材を壁面やガラス面等の清掃対象部位に線接触状態で強く押し付けることにより、通常の方法では落ちにくい固着した汚れであっても確実に落とすことができる清掃具を得る。
【解決手段】操作用の柄10と、この柄10の先端に取り付けられた横長のワイパー基台11と、該ワイパー基台11に取り付けられた拭取部材12とからなる清掃具において、上記ワイパー基台11に、柄10の斜め前方に向けて弧状に膨出する硬質の取付面15を形成し、この取付面15に上記拭取部材12を、該取付面15に沿って湾曲した状態に取り付ける。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁や窓ガラス等に付着した汚れや水滴などを除去するための清掃具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
壁や窓ガラス等に付着した汚れや水滴などを除去するための清掃具として、本出願人は先に、図5及び図6に示すようなものを提案した(特開2001−120468号公報参照)。これは、柄1の先端に横長のヘッド2を取り付け、このヘッド2に柔軟性のあるスポンジ体3を固着し、このスポンジ体3の表面に拭取部材4を取り付けたものである。この清掃具は、スポンジ体3の柔軟性により拭取部材4を、窓ガラスに広い面積で弾力的に押し付けて清掃することができるため、比較的落ち易い通常の汚れや水滴の除去などには非常に有効かつ効率的に使用することができる。ところが、このような清掃具を、壁面やガラス面等に硬く付着して通常の方法では落ちにくくなっている汚れを落とすといったような特殊な用途に使用する場合には、上記スポンジ体3が柔軟性を有しているうえに、このスポンジ体3を平らに形成して拭取部材4の接触面積を広くしているため、該拭取部材4が対象物に面接触して押圧力が分散され易くなり、十分な効果を発揮できない場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、拭取部材を壁面やガラス面等の清掃対象部位に線接触状態で強く押し付けることにより、通常の方法では落ちにくい固着した汚れであっても確実に落とすことができるようにした清掃具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の清掃具は、操作用の柄と、該柄の先端に取り付けられた横長のワイパー基台と、該ワイパー基台に着脱自在に取り付けられたシート状の拭取部材とからなり、上記ワイパー基台が、柄の斜め前方に向けて弧状に膨出する硬質の取付面を有していて、この取付面に上記拭取部材が、該取付面に沿って湾曲した状態に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0005】
上記構成を有する清掃具は、拭取部材を、ワイパー基台に形成した弧状で硬質の取付面に、該取付面に沿って湾曲した状態に取り付けているので、この拭取部材を、壁面やガラス面等の清掃対象部位に線接触状態で局部的に押し付けることが可能となり、柄からの押圧力を該拭取部材の線接触する部分に直接かつ集中的に伝えて強力な力で汚れを擦り取ることができ、この結果、通常の方法では落ちにくい固着した汚れであっても確実に落とすことができる。
【0006】
本発明において好ましくは、上記拭取部材が、表面に硬質泡膜を有するメラミン樹脂発泡体か、あるいは、少なくとも一部に繊維径が1〜9μmの超極細繊維を含む不織布からなっていて、この拭取部材が上記取付面に直接取り付けられていることである。
【0007】
上記ワイパー基台の取付面には、上記拭取部材の端部が横断する位置に、該拭取部材の端部を摘持して剥離するための1つ以上の窪みを設けることができる。このような窪みを設けておくことにより、消耗した拭取部材を交換する際に、この窪みの位置で拭取部材の端部を摘持して簡単に剥離することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図4は本発明に係る清掃具の好ましい一つの実施形態を示すもので、この清掃具は、操作用の柄10と、該柄10の先端に取り付けられた横長のワイパー基台11と、該ワイパー基台11に着脱自在に取り付けられた可撓性を有するシート状の拭取部材12と、同様にワイパー基台11に取り付けられたへら部材13とで構成されている。
【0009】
上記ワイパー基台11は、上記柄10と共に硬質の合成樹脂からなるもので、この柄10と一体に形成された第1部材11aと、この第1部材11aにねじ止めや嵌め付け等の方法によって着脱自在に結合された第2部材11bとからなっている。そして、第2部材11bの前面には、上記柄10の先端から斜め前方に向けて膨出する弧状の取付面15が形成され、この取付面15のほぼ全面に、上記拭取部材12が、該取付面15に沿って湾曲した状態で着脱自在に取り付けられている。即ち、硬質の取付面15に上記拭取部材12が、スポンジ等の弾性部材を介することなく直接取り付けられている。
【0010】
また、上記第1部材11aと第2部材11bとの間には、ゴム弾性を有する上記へら部材13が、その先端のエッジ13aをワイパー基台11の上端部から上記取付面15の膨出方向とは反対方向、即ちワイパー基台11の斜め後方に向けて突出させた状態で、両部材11a,11b間に挟持されることにより取り付けられている。このへら部材13は、その長さがワイパー基台11の長さよりもやや長く形成されていて、その両端がワイパー基台11から若干突出している。
【0011】
上記拭取部材12は、メラミン樹脂を発泡させて形成した好ましくは2〜10mm厚、より好ましく3〜5mm厚程度のシート状の部材であって、表面に硬質泡膜を有し、この硬質泡膜の研磨力によって汚れを擦り落とすことができるものである。このような拭取部材12を上記ワイパー基台11の取付面15に取り付ける方法は任意であるが、接着により取り付けるのが好ましく、より好ましくは両面接着テープで接着することである。
【0012】
また、消耗した拭取部材12の剥離を容易にするため、上記ワイパー基台11には、取付面15の下端部に窪み16が形成されている。この窪み16は、その上を上記拭取部材12の端部が横断するような位置に設けられていて、その位置では拭取部材12が取付面15から離間しているため、この窪み16の位置で拭取部材12の下端部を摘持して取付面15から引き剥すことにより、簡単に剥離することができる。なお、図示の例では、複数の窪み16,16が取付面15の両端寄りの位置に設けられているが、窪みの数は1つであっても良い。
【0013】
上記構成を有する清掃具は、柄10を手に持ち、拭取部材12を壁や窓ガラス等に押し付けて前後に動かすことにより、これらの壁や窓ガラス等に付着した汚れや水滴などを除去する。この場合、上記拭取部材12を、ワイパー基台11の弧状に湾曲する硬質の取付面15に、スポンジのような弾性部材を介することなく直接、かつ該取付面15の弧状の形に沿って湾曲した状態に取り付けているので、この拭取部材12を清掃対象部位に線接触の状態で局部的に押し付けて汚れを擦り取ることができ、スポンジ等の弾性部材が介在する場合のように押圧力が吸収されて伝わりにくいとか、取付面15が平面である場合のように拭取部材12が面接触して押圧力が分散されるといったようなことがなく、柄10からの押圧力を拭取部材12の線接触する部分に直接かつ集中的に伝えて効率良く清掃することができる。そしてこの結果、通常の方法では落ちにくい固着した汚れであっても確実に落とすことができる。特に、上記拭取部材12をメラミン樹脂発泡体で形成することにより、この発泡体が有する硬質泡膜の研磨力により、その清掃効果は格段に向上する。
【0014】
また、清掃具の押し付け角度を変えることにより、拭取部材12が清掃対象部位に接触する位置を変えることができるため、この拭取部材12が一部消耗しても、新たな部分を次々に使用して効率よく清掃することができる。
【0015】
使用によって上記拭取部材12が消耗した場合には、上記窪み16の位置で該拭取部材12の下端部を摘持して取付面15から引き剥し、新たな拭取部材12と交換すれば良い。
【0016】
壁や窓ガラス等に付着した水滴を除去する場合には、清掃具を前後反転させてへら部材13を使用する。
【0017】
上記実施例では、拭取部材12として、表面に硬質泡膜を有するメラミン樹脂発泡体製の部材を使用しているが、その他の部材、例えば、少なくとも一部に繊維径が1〜9μmの超極細繊維を含む不織布からなるシート状部材を使用することもできる。そして、このような不織布製の拭取部材であっても、超極細繊維の研磨力と、弧状に湾曲する硬質の取付面15との協同作用により、該拭取部材を清掃対象部位に線接触状態に押し付けて汚れを擦り落とすことが可能で、通常の方法では落ちにくい固着した汚れであっても確実に落とすことができる。
【0018】
なお、上記実施例では、上記柄10がワイパー基台11と一体に形成されているために角度を変更することができないが、該柄10をワイパー基台11とは別に形成して傾動自在に連結することもでき、これにより柄10の角度を変更することができる。あるいは、この柄10を伸縮により長さ調節自在なるように構成することもできる。
【0019】
【発明の効果】
本発明の清掃具は、拭取部材を、ワイパー基台の弧状に湾曲する硬質の取付面に、スポンジのような弾性部材を介することなく直接かつ該取付面の弧状の形に沿って湾曲した状態に取り付けているので、この拭取部材を清掃対象部位に線接触状態で強く押し付けて汚れを擦り取ることができる。特に、スポンジ等の弾性部材が介在する場合のように押圧力が吸収されたり、取付面が平面である場合のように拭取部材が面接触して押圧力が分散されるといったようなことがなく、柄からの押圧力を拭取部材の線接触する部分に直接かつ集中的に伝えて効率良く清掃することができるため、通常の方法では落ちにくい固着した汚れであっても確実に落とすことができる。
また、清掃具の押し付け角度を変えることにより、拭取部材が清掃対象部位に接触する位置を変えることができるため、拭取部材が一部消耗しても、新たな部分を次々に使用して効率よく清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る清掃具の一実施例を示す正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同背面図である。
【図4】図1におけるA−A線での断面図である。
【図5】従来の清掃具の正面図である。
【図6】図5の断面図である。
【符号の説明】
10   柄
11   ワイパー基台
12   拭取部材
15   取付面
16   窪み

Claims (4)

  1. 操作用の柄と、該柄の先端に取り付けられた横長のワイパー基台と、該ワイパー基台に着脱自在に取り付けられたシート状の拭取部材とからなり、上記ワイパー基台が、柄の斜め前方に向けて弧状に膨出する硬質の取付面を有していて、この取付面に上記拭取部材が、該取付面に沿って湾曲した状態に取り付けられていることを特徴とする清掃具。
  2. 上記拭取部材が、表面に硬質泡膜を有するメラミン樹脂発泡体からなっていて、この拭取部材が上記取付面に直接取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
  3. 上記拭取部材が、少なくとも一部に繊維径が1〜9μmの超極細繊維を含む不織布からなっていて、この拭取部材が上記取付面に直接に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
  4. 上記ワイパー基台の取付面における上記拭取部材の端部が横断する位置に、該拭取部材の端部を摘持して剥離するための1つ以上の窪みを有することを特徴とする請求項1から3までの何れかに記載の清掃具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020103663A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 大王製紙株式会社 清掃用具

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