JP2004008295A - 電気掃除機 - Google Patents

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Hirokazu Nagaoka
長岡 宏和
Shusuke Kitamura
北村 秀典
Seiji Ishikawa
石川 誠治
Masakazu Onda
恩田 雅一
Yasunori Tsuzaki
津崎 保則
Masafumi Okujima
奥島 雅史
Tetsuji Nomachi
野町 哲治
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】塵埃を収容する着脱自在な集塵ケースを有する掃除機にあって、集塵ケースの蓋体を開操作する尾錠釦の操作タイミングを規制し、使い勝手を向上させた集塵ケースを有する電気掃除機を提供する。
【解決手段】集塵ケース18は、ケース本体19と、このケース本体に軸20および蓋体バネ33で開閉自在に設けた蓋体21と、この蓋体21を固定し軸34により回転可能な押しレバー35と、この押しレバー35を操作する、尾錠釦バネ36により摺動可能な尾錠釦22と、バネにより摺動可能な尾錠ストッパー38とにより構成する。集塵ケース18が掃除機本体に装着されている時には、尾錠ストッパー38が掃除機本体の壁面に押され吸気口側に摺動し、尾錠釦の下部に挿入され、尾錠釦を操作不能状態にでき、操作タイミングを規制できる。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は塵埃を収容する集塵ケースを、掃除機本体に着脱自在に取り付ける電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種従来の電気掃除機は、特開平9−253011号公報に開示のように、集塵ケースが本体に装着時において、集塵した塵埃を捨てるのに集塵ケースの蓋体を開くための尾錠は、本体の内側に位置し、塵埃を捨てる際には両手を使い操作する必要があった。
【0003】
また他の電気掃除機には、尾錠が本体の外郭面で、かつ把手近傍に位置し、片手で操作可能な構成のものも市場に出ている。その構成について図3を用いて説明する。なお、電気掃除機の全体的な構成を示すため、本発明の実施例1の図1、図2を利用するものとする。
【0004】
掃除機本体1は、手元ハンドル2とホース継ぎ手3付きのホース4とを介して延長管5を連結し、さらに延長管5に取り付けた塵埃を吸引する吸込具6を有している。また、掃除機本体1は、前下面に1個の前輪キャスター7と後部の両側に一対の後輪8とを備えている。
【0005】
このような掃除機本体1は、図2に示すように、下本体9と上本体10と本体カバー11とで外郭を構成している。電動送風機12は、吸引空気流を発生するもので、前部を第1サポートゴム13で支持し、後部は第2サポートゴム14を介して第1モータカバー15と第2モータカバー16により支持して下本体9に装着し、中本体17により固定している。
【0006】
集塵ケース18は、ケース本体19とこのケース本体19に軸20により開閉自在に係止した蓋体21とで構成し、尾錠釦22を押すことにより蓋体21とケース本体19との係止が外れ、蓋体21をケース本体19より開き、開いた開口部より塵埃を捨てられるように構成している。そして、この集塵ケース18は、電動送風機12の吸気上流側、すなわち下本体9の前方に形成した凹部23に取り外し可能に装着している。
【0007】
しかしながら、このような電気掃除機にあって、蓋体21を開閉するための尾錠釦22は、塵埃を捨てるため集塵ケース18を下本体9より取り外して所定の場所に運んでから操作する以外でも、簡単に操作できるものである。すなわち、集塵ケース18が掃除機本体1に装着されている時に、誤って尾錠釦22を操作したまま、掃除機本体1から集塵ケース18を取り外した際には、ごみ箱等の廃棄場所に行く前に蓋体21が開き、塵埃が集塵ケース18の開口部から不意にこぼれ出てしまうという問題があった。
【0008】
さらに、蓋体21を開くための尾錠釦22は操作性を考え、集塵ケース18を持つ把手部等の部位の近くに配置している場合が多く、集塵ケース18を取り外す際に無意識のうちに操作してしまう傾向があった。
【0009】
一方、集塵ケース18は、側面等に開口した開口部を、重力に逆らって強制的に蓋体21を上方へ開く構成にしているため、蓋体が開きづらいので強い開力をもつバネを利用して容易に開けるようしているため、強い開力をもつバネとそれに対応する取りつけ構成が必要であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、蓋体を開く操作タイミングを規制することにより、使い勝手を向上させた集塵ケースを有する電気掃除機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気上流側に前記掃除機本体に着脱自在に設けられ、吸塵した塵埃を収容する集塵ケースとを備え、前記集塵ケースは塵埃を廃棄するための開口部と、回動自在に軸支され前記開口部を開閉自在に塞ぐ蓋体と、前記蓋体を開操作する尾錠釦を有し、前記尾錠釦は掃除機本体より集塵ケースを取り外した状態でのみ蓋体の開操作を可能とするもので、前記尾錠釦の操作タイミングを規制できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
上記した本発明の目的は、各請求項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成できるので、以下には各請求項の構成にその構成による作用効果を併記し併せて請求項記載の構成のうち説明を必要とする特定用語については詳細な説明を加えて、本発明における実施の形態の説明とする。
【0013】
請求項1記載に係る発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気上流側に前記掃除機本体に着脱自在に設けられ、吸塵した塵埃を収容する集塵ケースとを備え、前記集塵ケースは塵埃を廃棄するための開口部と、回動自在に軸支され前記開口部を開閉自在に塞ぐ蓋体と、前記蓋体を開操作する尾錠釦を有し、前記尾錠釦は掃除機本体より集塵ケースを取り外した状態でのみ蓋体の開操作を可能とするもので、前記尾錠釦は集塵ケースが掃除機本体に装着されている状態では開操作できなくなり、集塵ケースが掃除機本体より取り外されて始めて開操作できるようになり、尾錠釦の開操作タイミングが規制される。従って、集塵ケースが掃除機本体に装着されている状態で、誤って尾錠釦を操作したまま集塵ケースを取り外した際に、蓋体が不意に開いて塵埃が開口部から落下することを防止でき、使い勝手を向上できるものである。
【0014】
請求項2記載に係る発明は、請求項1記載において、集塵ケースは、蓋体を開操作する尾錠釦の動作を阻止する尾錠ストッパーを設けてなるもので、集塵ケースを掃除機本体に装着時には、尾錠ストッパーにより蓋体を開操作する尾錠釦の動作が阻止され、また掃除機本体から集塵ケースを取り外した時には前記動作が阻止されないことによって、掃除機本体に集塵ケースの装着時において尾錠釦の誤操作を防止できるものである。
【0015】
請求項3記載に係る発明は、請求項2記載において、尾錠釦が動作できるように、前記バネにより前記尾錠ストッパーに付勢力を与える構成としたもので、尾錠ストッパーの1部品で作用を行う付勢力が簡単に得られることで、安価に構成できる。
【0016】
請求項4記載に係る発明は、請求項2または3記載において、尾錠ストッパーと尾錠釦は、互いに嵌合する凹部をいずれか一方に、他方に凸部をそれぞれ設けたもので、前記凹部とこれに嵌合する凸部により、集塵ケースが掃除機本体に装着時において誤って尾錠釦が蓋体の開操作をすると尾錠ストッパーとの間で凹凸嵌合が行われ、尾錠釦が蓋開操作されたまま掃除機本体から集塵ケースが取り外されてもロックは外れず、一度、尾錠釦の蓋開操作を離してから初めて再び操作可能となる。従って、尾錠釦による蓋体の開操作をしたままでの集塵ケースの取り外しが行われたとしても蓋体の不用意な開きを確実に防止し、開口部からの塵埃のこぼれ出しを防止できるものである。
【0017】
請求項5記載に係る発明は、請求項1記載において、集塵ケースは、尾錠釦を覆う開閉自在な尾錠カバーを設け、前記尾錠カバーは、集塵ケースを掃除機本体に装着した時に自動的に閉じて尾錠釦を覆い、集塵ケースを掃除機本体からの取り外した時に自動的に開き尾錠釦を操作可能に構成したもので、尾錠カバーは集塵ケースの掃除機本体への着脱で尾錠釦のカバーおよびその開放が行われる。従って、集塵ケースの掃除機本体への装着時には尾錠釦を操作できず、不用意な塵埃のこぼれ出しを防止でき、さらに外部から尾錠釦が見えないため、他の操作釦と混同することもないので、使い易いとともに、尾錠釦へのほこり等の侵入も防ぐことができる。
【0018】
請求項6記載に係る発明は、請求項5記載において、尾錠カバーは、集塵ケースに回動自在に軸支されてバネにより掃除機本体の後方側に付勢されるとともに、集塵ケースを掃除機本体へ装着する操作で掃除機本体に当接し回動して尾錠釦を覆い、集塵ケースを掃除機本体から取り外す操作で尾錠釦の前記覆いを開放するように設けたもので、掃除機本体から集塵ケースを取り外した時には、操作をすることなく、バネにより自動的に尾錠カバーが開くため、ワンタッチで塵埃の排出が可能であり、掃除機本体への集塵ケースの装着時には、掃除機本体方向に開いている尾錠カバーが掃除機本体に押されて回転し自動的に尾錠釦を覆うことができ、開閉操作を必要としない、大変使い勝手を向上させることができる。
【0019】
請求項7記載に係る発明は、請求項5記載において、尾錠カバーは、摺動可能に掃除機本体後方側へ付勢され、かつ集塵ケースより掃除機本体の後方側へ突き出た突出部を有し、前記尾錠カバーは集塵ケースを掃除機本体へ装着する操作で掃除機本体に前記突出部が当接し、摺動して尾錠釦を覆い、集塵ケースを本体から取り外す操作で前記覆いを開くように設けたもので、尾錠カバーは集塵ケースの掃除機本体への着脱で摺動して尾錠釦の覆い、および開放を行うものである。従って、上下方向に尾錠カバーの動作範囲を広く取れない場合でも尾錠釦を覆うことができるとともに、誤った尾錠釦の操作で不用意に集塵ケースから塵埃のこぼれ出しを防止できる。
【0020】
請求項8記載に係る発明は、請求項1記載において、集塵ケースは押し込み操作で摺動して前記集塵ケースの蓋体を開操作する尾錠釦を有し、前記尾錠釦は前記集塵ケースを掃除機本体に装着する操作で押し込み摺動方向を軸として回動し、前記蓋体の開操作を不能にするように設けたもので、集塵ケースは掃除機本体に装着することで尾錠釦を蓋体の開操作ができないように押し込み摺動方向を軸として回動させるものである。従って、尾錠釦は蓋体の操作タイミングを規制され、掃除機本体に集塵ケースが装着されている状態で尾錠釦を誤って操作しても蓋体が開くことはないから使い勝手を向上することができる。
【0021】
請求項9記載に係る発明は、請求項8記載において、尾錠釦は外周面に押し込み摺動方向に沿って螺旋状のカム溝を、集塵ケースは前記カム溝内を摺動する突出部をそれぞれ有し、集塵ケースを掃除機本体から取り外した時には、前記突出部が前記カム溝内を移動して尾錠釦により蓋体を開操作でき、集塵ケースを掃除機本体に装着した時には、前記突出部が前記カム溝内を移動して尾錠釦が押し込み摺動方向を軸として回動し集塵ケース内に収納するように構成したもので、尾錠釦は集塵ケースの掃除機本体への着脱で集塵ケースより出没する形態になる。従って、尾錠釦は集塵ケースの掃除機本体への装着時では集塵ケース内に収納、例えば集塵ケース内に没して誤操作をし難くして、さらに集塵ケースから塵埃のこぼれ出しを確実に防止することができる。
【0022】
請求項10記載に係る発明は、請求項8記載において、集塵ケースは外周面にに押し込み摺動方向に沿って螺旋状のカム溝を、尾錠釦は前記カム溝内を摺動する突出部をそれぞれ有し、集塵ケースを掃除機本体から取り外した時には、前記突出部が前記カム溝内を移動して尾錠釦により蓋体を開操作でき、集塵ケースを掃除機本体に装着した時には、前記突出部がカム溝内を移動して尾錠釦が押し込み摺動方向を軸として回動し集塵ケース内に収納するように構成したもので、尾錠釦は集塵ケースの掃除機本体への着脱で集塵ケースより出没する形態になる。従って、尾錠釦は集塵ケースの掃除機本体への装着時では集塵ケース内に没して誤動作を、さらに確実に防止することができるとともに、尾錠釦に少ない加工で操作タイミングの規制を実現できる。
【0023】
請求項11記載に係る発明は、吸引風を発する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気上流側に前記掃除機本体に着脱自在に設けられ、吸塵した塵埃を収容する集塵ケースとを備え、前記集塵ケースは塵埃を廃棄するための開口部と、回動自在に軸支され前記開口部を開閉自在に塞ぐ蓋体と、前記蓋体を開操作する尾錠釦を有し、前記尾錠釦を操作した際に、前記蓋体を開く方向に押圧する手段を設けたもので、重力に逆らっての蓋体を開ける場合などの強い開力が必要な際に、前記手段は補助的に蓋体を押すことになり、楽に蓋体を開けることができる。
【0024】
請求項12記載に係る発明は、請求項11記載において、集塵ケースは回動自在に軸支された蓋体を係止する押しレバーを設け、前記押しレバーに蓋体を開く方向に押圧する部材を一体に形成したもので、前記部材により尾錠釦を操作すると同時に蓋体を開く方向に補助的な力を加えられ、尾錠釦の操作する力を、蓋体を開くための力に使用することが可能になる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0026】
(実施例1)
図1〜図8は実施例1における電気掃除機を示すものであるが、集塵ケースの蓋体を開操作する尾錠釦部分の構成を除く、全体的な構成要素の配置は従来の掃除機と似ているので図20も利用して説明する。
【0027】
図1に示すように、掃除機本体1は、手元ハンドル2とホース継ぎ手3付きのホース4とを介して延長管5を連結し、さらに延長管5に取り付けた塵埃を吸引する吸込具6を有している。また、掃除機本体1は、前下面に1個の前輪キャスター7と後部の両側に一対の後輪8とを備えている。
【0028】
この掃除機本体1は、図2に示すように、下本体9と上本体10と本体カバー11とで外郭を構成している。電動送風機12は、吸引空気流を発生するもので、前部を第1サポートゴム13で支持し、後部は第2サポートゴム14を介して第1モータカバー15と第2モータカバー16により支持して下本体9に装着し、中本体17により固定している。
【0029】
集塵ケース18は、塵埃を遠心分離する分離室24を有し、この分離室24は略中空円筒状に形成し、かつ図3および図4に示すように、掃除機本体1の吸気口25に連通し、前記分離室24へ吸気を案内する塵埃搬送室26に第2連通口27を介して連通するとともに、塵埃を移送する第1連通口28を介して塵埃を蓄積する塵埃収容室29に連通している。
【0030】
この分離室24には、電動送風機12の吸気側と連通する吸気フィルター30を設け、第2連通口27は吸気フィルター30の近傍に形成し、第1連通口28は分離室24の第2連通口27と対角の位置に形成している。また、塵埃搬送室26の第2連通口27に臨む位置には、図6に示すように吸引空気流を分離室24の内壁に沿わせつつ第1連通口28に向かわせる整流ガイド部31を蓋体21に形成している。また、第1連通口28の周囲に塵埃収容室29から分離室24への気流の逆流を阻害する整流壁32を形成している。
【0031】
また、集塵ケース18は図7、図8に示すように、ケース本体19と、このケース本体19に軸支した軸20に設け、軸20に巻装した蓋体バネ33により重力と反対の上向きに付勢力を受けてケース本体19の開口部19aを開く開閉自在な蓋体21と、この蓋体21を係止して開口部19aを閉蓋させ、かつ軸34により回転可能に設けた押しレバー35と、上向きに付勢する尾錠釦バネ36に抗して下向きに押されて摺動し前記押しレバー35を操作して蓋体21の係止を解除し、常には尾錠釦バネ36により把手部46の上面より突き出ている尾錠釦22とにより構成している。
【0032】
押しレバー35は尾錠釦22の開操作を受けた時に回転して、蓋体21に当接して蓋体21を開く方向に補助的な力を加える押圧部材35aと、蓋体バネ33の作用で開く蓋体21の端部と着脱自在に係止して蓋体21を閉じた位置にする係止部材35bを有する。
【0033】
また、集塵ケース18は尾錠釦22が下本体9より集塵ケース18を取り外した状態でのみ蓋体21の開操作を可能にする手段、すなわち尾錠ストッパーバネ37により摺動可能な尾錠ストッパー38を備える。そして、尾錠ストッパー38は常に尾錠ストッパーバネ37により付勢されて掃除機本体1の後側方向である電動送風機12側に一部38aが突き出ている位置(蓋体21を開操作する尾錠釦22の動作を阻止しない位置)と、集塵ケース18の下本体9の凹部23に装着することで、一部38aが下本体9の立設した壁9aに押され掃除機本体1の前側へ摺動し尾錠釦22の下側に入って尾錠釦22が上方から押し込めない位置(蓋体21を開操作する尾錠釦22の動作を阻止する位置)とに作用する構成にしてある。
【0034】
さらに、集塵ケース18は電動送風機12の吸気上流側、すなわち下本体9の前方に形成した凹部23に装着し、上本体10に備えた摺動可能な着脱用尾錠39により固定および取り外し可能にしている。
【0035】
上記構成における動作、作用について説明する。電動送風機12を運転状態にすると、吸込具6より空気とともに吸引された塵埃を含む吸気気流は、図3および図4の矢印で示すように、吸気口25より流入して塵埃搬送室26を通り第2連通口27を介して分離室24に入る。
【0036】
このとき、第1連通口28は分離室24の第2連通口27と対角の位置に形成し、塵埃搬送室26の第2連通口27に臨む位置に吸気気流を分離室24の内壁に沿わせつつ第1連通口28に向かわせる整流ガイド部31を形成しているので、第2連通口27より分離室24内に流入した塵埃を含む吸気気流は、分離室24の内壁に沿って、第1連通口28に向かう旋回気流を形成することができる。この旋回気流により、吸気気流に含まれる塵埃に遠心力が働き、塵埃を遠心分離することができ、気流より分離した塵埃は第1連通口28を通して塵埃収容室29に蓄積され、塵埃を分離した清浄空気は吸気フィルター30を通して、電動送風機12に吸引される。
【0037】
集塵ケース18に溜まった塵埃等を廃棄する際には、着脱用尾錠39を電動送風機12方向へスライドさせ、解錠した状態で集塵ケース18を持ち上げ、下本体9の凹部23より取り外す。次に塵埃を廃棄する場所に集塵ケース18を運んで尾錠釦バネ36に抗して尾錠釦22を上方より押すと、尾錠釦22に押された押しレバー35が軸34を中心に半時計回り方向に回転し、係止部材35bが固定していた蓋体21の一部との係止が外れ、かつ押圧部材35aが蓋体21に当って開方向に作用する補助的力と蓋体バネ33の作用により軸20を中心に半時計方向に90度回転し開口部19aを開成する。そして、開放状態となった集塵ケース18の開口部19aから塵埃収容室29内の塵埃をごみ箱等へ排出するのである。
【0038】
また、押しレバー35は回転する際に、係止部材35bの蓋体21との係止を外すのと同時に押圧部材35aが当って蓋体21を開く方向に押圧するため、蓋体21を開くための補助力となり、蓋体21を開くための蓋体バネ33等の力を軽減でき、安価な蓋体バネの採用が可能になるとともに、楽に蓋体21を開くことができ使い勝手を向上できる。
【0039】
一方、集塵ケース18は、下本体9に装着されている時には、図8に示すように、尾錠ストッパー38が下本体9の壁9aに押され吸気口25方向に摺動し、尾錠釦22の下部に挿入されているため、尾錠釦22は押すことができず操作不能となる。
【0040】
従って、集塵ケース18が下本体9に装着されている時に、誤って尾錠釦22を押したまま集塵ケース18を取り外した際に、蓋体21が不用意に開き開口部19aから塵埃がこぼれ出てしまうのを防止することができる。さらに、集塵ケース18は下本体9に装着している時には、尾錠釦22は押せないため、近くに配置された着脱用尾錠39と混同してしまい、押しているのに集塵ケース18が取り出せないといった誤りも防止できる。
【0041】
また、集塵ケース18は下本体9から取り外された状態では、尾錠ストッパー38は尾錠ストッパーバネ37により電動送風機12側に摺動し、尾錠釦22の下部から後退するため、尾錠釦22は操作可能となり前述のように塵埃を排出可能になる。
【0042】
(実施例2)
次に本発明の実施例2を、図9および図10と実施例1の図を用いて説明する。なお、実施例1と同一構成および作用効果を奏する部分については同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0043】
集塵ケース18は、実施例1の尾錠ストッパーバネ37に代えて、樹脂バネ41を一体に形成し、かつ一部に凹部42を設けた尾錠ストッパー38と、尾錠釦バネ36に抗して下向きに押されて摺動し前記押しレバー35を操作して蓋体21の係止を解除し、かつ前記凹部42に嵌合する突出部43を有する尾錠釦22とにより構成している。
【0044】
上記構成における動作、作用について説明する。図11に示すように、集塵ケース18が下本体9に装着されている時には、尾錠ストッパー38が下本体9の壁9aに押され吸気口25方向に摺動し、尾錠釦22の下側に挿入され、尾錠釦22は押すことができず操作不能となる。さらに、その時に尾錠ストッパー38の凹部42に尾錠釦22の突出部43が嵌合されるため、使用者が誤って尾錠釦22を押したまま集塵ケース18を下本体9から取り外した際に、尾錠ストッパー38は尾錠釦22に嵌合して下部に挿入されたままであり、蓋体21が開き集塵ケース18の開口部19aから塵埃がこぼれ出てしまうのを確実に防止することができる。
【0045】
さらに、尾錠ストッパー38と尾錠釦22の凹部42と突出部43が嵌合したまま取り外した集塵ケース18は、一旦、尾錠釦22を押すのを離すと前記嵌合が外れ、樹脂バネ41により尾錠ストッパー38が自動的に摺動して後方へ後退し、尾錠釦22の下部に非挿入状態となるため、尾錠釦22を押して蓋体21を開く操作ができ、集塵ケース18を下本体9から取り外し、意図した時のみに塵埃を排出可能となる。
【0046】
また、樹脂バネ41を使用することにより部品点数を減らせ安価に構成できる。なお、上記実施例では凹部42を尾錠ストッパー38に、突出部43を尾錠釦22にそれぞれ設けたが、前記凹部42と突出部43を逆の関係に尾錠釦22と尾錠ストッパー38に設けても、本実施例と同じ作用効果を期待できるものである。
【0047】
(実施例3)
次に本発明の実施例3を、図12、図13と実施例1の図を用いて説明する。なお、実施例1、2と同一構成および作用効果を奏する部分については同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0048】
集塵ケース18は、下本体9の壁9aに接する面の端部に位置して設けた軸44と、その軸44を中心に回転可能に設け、尾錠釦22を覆い、または開放する開閉自在な尾錠カバー45により構成される。さらに、尾錠釦22は把手部46の近傍に位置して設けている。
【0049】
尾錠カバー45は軸44に巻装した尾錠カバーバネ47により常に下本体9の後方側に開力が働いており、集塵ケース18が下本体9に装着した時には、尾錠カバー45の電動送風機12側の面48が下本体9の壁9aと接合する構成となっている。
【0050】
上記構成における動作、作用について説明する。集塵ケース18を下本体9に装着する時には、図13に示すように、尾錠カバー45の電動送風機12側の面48が下本体9の壁9aに当接して図12に示す矢印方向に回転誘導され、尾錠カバー45は使用者が操作をすることなく自動的に閉められ、尾錠釦22を覆うのである。
【0051】
さらに、その後集塵ケース18が所定置に装着されている間は、尾錠カバー45の面48が下本体9の壁9aに接しているため、尾錠カバー45を開けることはできず、尾錠ボタン22を操作することはできない。よって、集塵ケース18は尾錠釦22を押しながら取り外すのを防げ、集塵ケース18からの不用意な塵埃のこぼれ出しを防止できる。
【0052】
また、集塵ケース18を下本体9から取り外す時には、尾錠カバー45の下本体9の壁9aに接していた面48が離れ、使用者が操作することなく尾錠カバーバネ47の開力により尾錠カバー45が自動的に開成する。そして、把手部46の近傍に位置している尾錠釦22を操作して蓋体21を開成し、ワンタッチで集塵ケース18の開口部19aから塵埃の排出が可能であり、良好な使い勝手を提供できる。
【0053】
さらに、尾錠カバー45による尾錠釦22を覆う構成により、着脱用釦39等の他の操作釦と混同することがなく、集塵ケース18を下本体9に装着している時には、不要な操作釦は外郭から見えない位置にあり、デザイン的にも制限されることがない。また、普段は尾錠釦22が見えない位置にあり、集塵ケース18を取り外しの必要な時には、機能的に操作しやすい場所に配置することができる。なお、尾錠カバー45は樹脂製であるが、透明、半透明、不透明のいずれであっても本実施例の作用効果を期待できるものである。
【0054】
(実施例4)
次に本発明の実施例4を、図14、図15と実施例1の図を用いて説明する。なお、実施例1〜3と同一構成および作用効果を奏する部分については同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0055】
集塵ケース18は、突出部としての一部45aが下本体9の後方側である電動送風機12側に突出した尾錠カバー45を備え、この尾錠カバー45は尾錠釦22を覆う位置と、覆わない位置に摺動可能に設けてある。また、尾錠カバー45は尾錠カバーバネ49により下本体9の後側方向に力を受けており、その際には尾錠釦22を覆わない場所に位置する構成となっている。
【0056】
上記構成における動作、作用について説明する。集塵ケース18を下本体9に装着する時には、図15に示すように、尾錠カバー45の下本体9の後方側へ突出している一部45aが下本体9の壁9aに押され、使用者が操作することなく自動的に尾錠カバー45が尾錠カバーバネ49に抗して尾錠釦22を覆う位置に摺動され、その後、集塵ケース18が下本体9に装着されている間、尾錠釦22が尾錠カバー45に覆われ操作不能にできる。
【0057】
また、集塵ケース18を下本体9から取り外した時には、尾錠カバーバネ49により、使用者が操作をすることなく尾錠カバー45が後退して開き尾錠釦22の上方を開放し、尾錠釦22は操作できるようになるため、ワンタッチで蓋体21の開いた集塵ケース18の開口部19aから塵埃を排出可能である。
【0058】
また、尾錠カバー45は下本体9に装着された集塵ケース18の前後方向に沿って平面的にスライドするので、集塵ケース18の下本体9への着脱時においては、実施例3における尾錠カバー45のように回転することで把手部46より外側へ飛び出さず、集塵ケース18内に納まった形態でスライドが行われ良好な使い勝手を提供できる。
【0059】
(実施例5)
次に本発明の実施例5を、図16〜図19と実施例1の図を用いて説明する。なお、実施例1〜4と同一構成および作用効果を奏する部分については同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【0060】
集塵ケース18は、下面を上向き傾斜面50aに形成した三角錐形状の突出部50を外周面より下本体9の後方側に突出し、かつ軸心を中心に回転可能な円柱形状の尾錠釦22を備える。尾錠釦22は集塵ケース18の案内筒18aに案内され、尾錠釦バネ36の付勢力を受けて常に把手部46の上面より突出しており、さらに螺旋状のカム溝51を外周面に有しており、そのカム溝51の右端には集塵ケース18からの固定された案内杆である突出部52が嵌合されている。
【0061】
そして、尾錠釦22は上方から押されると、固定の突出部部52にカム溝51が案内されて回転しながら下降し、集塵ケース18の案内筒18a内に没した位置で、集塵ケース18の突出部52がカム溝51の左端に移動する構成となっている。また、尾錠釦22の下面に設けた操作体53は上下する尾錠釦22の回転により、蓋体21を係止する押しレバー35を操作する位置(図18)と、押しレバー35を操作できない位置(図19)に移動する。
【0062】
上記構成における動作、作用について説明する。集塵ケース18を下本体9に装着した時には、図18に示すように、尾錠釦22の突出している突出部50が下本体9の壁9aによって上向き傾斜面50aが押されるため、上部からみて半時計回りに尾錠釦22は約45度回転する。その時、集塵ケース18の固定されている突出部52が嵌合しているカム溝51に案内され、螺旋状のカム溝51の右端から左端に移動するため、尾錠釦22も回転しながら螺旋状に集塵ケース18の案内筒18a内に没して収納される。
【0063】
また、図19に示すように、回転されると同時に尾錠釦22の操作体53は押しレバー35を操作できない位置に移動する。これらのことにより集塵ケース18を下本体9に装着している時には、尾錠釦22は集塵ケース18の一部である案内筒18aに没して収納され、かつ蓋体21を開操作できない(操作し難い場所)場所に位置することになり、集塵ケース18の下本体9への装着時において尾錠釦22の誤操作を確実に防止することができる。
【0064】
また、集塵ケース18が下本体9から取り外される時には、尾錠釦バネ36により尾錠釦22は上方に移動し案内筒18aより出てくるのと同時に、突出部52が嵌合している螺旋状のカム溝51に案内され、カム溝51の左端から右端に移動するため、尾錠釦22は時計回りに回転し元の位置に戻る。よって、操作体53も押しレバー35を操作できる位置となり、尾錠釦22をワンタッチで操作し押しレバー35の係止を外し蓋体21を開き塵埃を排出できる。
【0065】
このように尾錠釦22は必要(集塵ケース18を下本体9から取り外し、塵埃を廃棄するとき)、不必要(集塵ケース18を下本体9に装着しているとき)により出現、非出現である集塵ケース18の案内筒18aより出没するため、さらに確実に尾錠釦22の誤操作を防止することができる。また、他部品が必要無く安価に実現可能である。
【0066】
なお、上記実施例では、尾錠釦22にカム溝51を、集塵ケース18に突出部52をそれぞれ設けたが、前記カム溝51と突出部52を逆の関係に集塵ケース18と尾錠釦22に設けても、本実施例と同じ作用効果を期待できるものである
【0067】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、蓋体を開く操作タイミングを規制することにより、使い勝手を向上させた集塵ケースを有する電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜5における電気掃除機の斜視図
【図2】同電気掃除機の掃除機本体の分解斜視図
【図3】本発明の実施例1〜5における電気掃除機の蓋体を開いた状態の一部切欠した拡大斜視図
【図4】同電気掃除機の集塵ケースの拡大断面図
【図5】同電気掃除機における図4の集塵ケースのX−X線拡大断面図
【図6】本発明の実施例1における電気掃除機の尾錠主用部品の分解斜視図
【図7】同電気掃除機における図6の集塵ケースのX−X線側断面図
【図8】同電気掃除機の下本体に集塵ケースを装着した時における尾錠主用部品の斜視図
【図9】本発明の実施例2における電気掃除機の尾錠部品の分解斜視図
【図10】同電気掃除機における図9の集塵ケースのX−X線断面図
【図11】同電気掃除機の下本体装着時における図9の集塵ケースのX−X線断面図
【図12】本発明の実施例3における電気掃除機の集塵ケースの断面図
【図13】同電気掃除機の下本体に装着した時の集塵ケースの断面図
【図14】本発明の実施例4における電気掃除機の尾錠主用部品の斜視図
【図15】同電気掃除機の下本体に集塵ケースが装着した時の尾錠主用部品の斜視図
【図16】本発明の実施例5における電気掃除機の尾錠部分の拡大断面図
【図17】同電気掃除機の下本体に集塵ケースが装着した時の尾錠部分の拡大断面図
【図18】同電気掃除機の尾錠部分の拡大平面図
【図19】同電気掃除機の下本体に集塵ケースが装着した時の尾錠部分の拡大断面図
【図20】従来の電気掃除機における掃除機本体の断面図
【符号の説明】
1 掃除機本体
18 集塵ケース
19a 開口部
20、34 軸
21 蓋体
22 尾錠釦
33 蓋体バネ
35 押しレバー
35a 係止部材
35b 押圧部材(部材または手段)
36 尾錠釦バネ
37 尾錠ストッパーバネ
38 尾錠ストッパー(手段)
41 樹脂バネ
42 凹部
43、50、52 突出部
45 尾錠カバー
46 把手部
47、49 尾錠カバーバネ
51 カム溝

Claims (12)

  1. 吸引風を発する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気上流側に前記掃除機本体に着脱自在に設けられ、吸塵した塵埃を収容する集塵ケースとを備え、前記集塵ケースは塵埃を廃棄するための開口部と、回動自在に軸支され前記開口部を開閉自在に塞ぐ蓋体と、前記蓋体を開操作する尾錠釦を有し、前記尾錠釦は掃除機本体より集塵ケースを取り外した状態でのみ蓋体の開操作を可能とする電気掃除機。
  2. 集塵ケースは、蓋体を開操作する尾錠釦の動作を阻止する尾錠ストッパーを設けてなる請求項1記載の電気掃除機。
  3. 尾錠ストッパーにバネを一体に形成し、集塵ケースを取り外したときには、尾錠釦が動作できるように、前記バネにより前記尾錠ストッパーに付勢力を与える構成とした請求項2記載の電気掃除機。
  4. 尾錠ストッパーと尾錠釦は、互いに嵌合する凹部をいずれか一方に、他方に凸部をそれぞれ設けてなる請求項2または3記載の電気掃除機。
  5. 集塵ケースは、尾錠釦を覆う開閉自在な尾錠カバーを設け、前記尾錠カバーは、集塵ケースを掃除機本体へ装着した時に自動的に閉じて尾錠釦を覆い、集塵ケースを掃除機本体から取り外した時に自動的に開き尾錠釦を操作可能に構成してなる請求項1記載の電気掃除機。
  6. 尾錠カバーは、集塵ケースに回動自在に軸支されてバネにより掃除機本体の後方側に付勢されるとともに、集塵ケースを掃除機本体へ装着する操作で掃除機本体に当接し回動して尾錠釦を覆い、集塵ケースを掃除機本体から取り外す操作で尾錠釦の前記覆いを開放するように設けてなる請求項5記載の電気掃除機。
  7. 尾錠カバーは、摺動可能に掃除機本体側へバネで付勢され、かつ集塵ケースより掃除機本体の後方側へ突き出た突出部を有し、前記尾錠カバーは集塵ケースを掃除機本体へ装着する操作で掃除機本体に前記突出部が当接し、摺動して尾錠釦を覆い、集塵ケースを本体から取り外す操作で前記覆いを開くように設けてなる請求項5記載の電気掃除機。
  8. 集塵ケースは、押し込み操作で摺動し前記集塵ケースの蓋体を開操作する尾錠釦を有し、前記尾錠釦は前記集塵ケースを掃除機本体に装着する操作で押し込み摺動方向を軸として回動し、前記蓋体の開操作を不能にするように設けた請求項1記載の電気掃除機。
  9. 尾錠ボタンは外周面に押し込み摺動方向に沿い螺旋状のカム溝を、集塵ケースは前記カム溝内を摺動する突出部をそれぞれ有し、集塵ケースを掃除機本体から取り外した時には、前記突出部が前記カム溝内を移動して尾錠釦により蓋体を開操作でき、集塵ケースを掃除機本体に装着した時には、前記突出部が前記カム溝内を移動して尾錠釦が押し込み摺動方向を軸として回動し集塵ケース内に収納するように構成してなる請求項8記載の電気掃除機。
  10. 集塵ケースは外周面に押し込み摺動方向に沿い螺旋状のカム溝を、尾錠釦は前記カム溝内を摺動する突出部をそれぞれ有し、集塵ケースを掃除機本体から取り外した時には、前記突出部が前記カム溝内を移動して尾錠釦により蓋体を開操作でき、集塵ケースを掃除機本体に装着した時には、前記突出部がカム溝内を移動して尾錠釦が押し込み摺動方向を軸として回動し集塵ケース内に収納するように構成してなる請求項8記載の電気掃除機。
  11. 吸引風を発する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気上流側に前記掃除機本体に着脱自在に設けられ、吸塵した塵埃を収容する集塵ケースとを備え、前記集塵ケースは塵埃を廃棄するための開口部と、回動自在に軸支され前記開口部を開閉自在に塞ぐ蓋体と、前記蓋体を開操作する尾錠釦を有し、前記尾錠釦を操作した際に、前記蓋体を開く方向に押圧する手段を設けてなる電気掃除機。
  12. 集塵ケースは回動自在に軸支された蓋体を係止する押しレバーを設け、前記押しレバーに蓋体を開く方向に押圧する部材を一体に形成した請求項11記載の電気掃除機。
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