JP2004005828A - 光ヘッド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受光素子をフレームに搭載するにあたって、新規な構造を採用することにより片面フレキシブル基板の使用を可能とした光ヘッド装置を提供すること。
【解決手段】光ヘッド装置において、フレキシブル基板4に対して、その同一面上にPD−IC8とキャパシタ9とを実装し、かつ、フレキシブル基板4を裏面側に折り曲げ、その折り曲げ部分に補強板6を挟む。フレキシブル基板4においてPD−IC8が実装されている領域の表面側に枠体7を配置し、補強板6のスルーホール60の部分で枠体7と補強板6とをハンダ付けしてフレキシブル基板アセンブリを構成し、枠体7の裏面側をフレーム3に接着固定する。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受光素子がフレキシブル基板を介してフレームに搭載された光ヘッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CD(コンパクトディスク)やDVD(ディジタルバーサタイルディスク)などの光記録媒体の記録、再生に用いられる光ヘッド装置では、レーザダイオードなどのレーザ光源からの出射光を導光系を介して対物レンズに導き、対物レンズによって収束させた光を光記録媒体に収束させる。ここで、レーザ光源、対物レンズ、および対物レンズをトラッキング方向およびフォーカシング方向に駆動するレンズ駆動装置などはフレームに搭載されているとともに、このフレームには、受光素子、およびノイズを除去するキャパシタなどもフレキシブル基板に実装された状態で搭載されている。
【0003】
このような構成の光ヘッド装置において、受光素子は、光記録媒体からの戻り光を受光して光記録媒体に記録されている信号を検出するとともに、トラッキングエラー信号やフォーカシングエラ信号を検出し、これらのエラー信号に基づいて、レンズ駆動装置は、対物レンズをトラッキング方向およびフォーカシング方向に駆動する。このため、受光素子については、応答性を高めるために高速駆動されるので、従来は、両面フレキシブル基板の一方の面に受光素子を実装する一方、他方の面にノイズ除去用のキャパシタを実装することによりそれらの配線距離を短いものとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、両面フレキシブル基板は、片面フレキシブル基板と比較して約2倍の価格であるという問題点がある。従って、両面フレキシブル基板を片面フレキシブル基板に置き換えて光ヘッド装置の低コスト化に図りたいという強い要求があるが、受光素子は、一般に、フレームの側面に搭載されるなどといったレイアウト上の制約があるため、フレキシブル基板の同一面に受光素子と電源ノイズ除去用のキャパシタとを近接して実装だけでは、これらの実装領域をフレームの側面に沿うように配置することは不可能である。
【0005】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、受光素子をフレームに搭載するにあたって、新規な構造を採用することにより片面フレキシブル基板の使用を可能とした光ヘッド装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、光記録媒体からの戻り光を受光する受光素子が実装され、かつ、当該受光素子の近傍に電子部品が実装されたフレキシブル基板と、該フレキシブル基板が搭載されたフレームとを有する光ヘッド装置において、前記受光素子および前記電子部品はいずれも、前記フレキシブル基板の表面側および裏面側のうちの表面側に実装され、かつ、前記フレキシブル基板は、前記受光素子の実装領域と前記電子部品の実装領域との間で裏面側に折り曲げられた状態で前記フレームに搭載されていることを特徴とする。
【0007】
本発明において、前記電子部品は、例えばノイズ除去用のキャパシタである。
【0008】
本発明では、フレキシブル基板として、安価な片面フレキシブル基板を用いるので、光ヘッド装置のコストダウンを図ることができる。また、フレキシブル基板に対して、その同一面上に受光素子と電子部品とを実装し、かつ、受光素子の実装領域と電子部品の実装領域との間でフレキシブル基板を裏面側に折り曲げてフレームに搭載する。このため、フレキシブル基板を折り曲げた状態において、受光素子が実装された領域と電子部品が実装された領域とが占める面積が狭いので、受光素子や電子部品が実装された領域をフレームの側面に沿うように配置するのに支障がない。また、このような構成であれば、片面フレキシブル基板を用いた場合でも、受光素子の端子からキャパシタ(電子部品)の端子までの配線距離を、例えば、1cm以下にできるので、キャパシタは、受光素子が発するノイズを効果的に除去できる。
【0009】
本発明において、前記フレキシブル基板は、前記受光素子の実装領域の裏面側と前記電子部品の実装領域の裏面側との間に剛性の補強板が挟まれ、かつ、当該補強板が少なくとも前記受光素子の実装領域の裏面側に固着された状態で前記フレームに搭載されていることが好ましい。このように構成すると、フレキシブル基板を折り曲げても、受光素子の実装領域の形状を保持することができるなど、折り曲げたことに起因する不具合を解消することができる。
【0010】
本発明において、前記フレキシブル基板には、前記補強板を部分的に露出させるハンダ付け用開口が形成され、該ハンダ付け用開口の周りには、当該フレキシブル基板を前記補強板に対してハンダにより固定するための固定用ランドが形成されていることが好ましい。このように構成すると、フレキシブル基板と補強板とを接着剤などで仮固定した後、ハンダによって、フレキシブル基板と補強板とを確実に固定することができる。
【0011】
本発明では、前記フレキシブル基板において前記受光素子が実装されている領域の表面側には、当該受光素子の受光部を露出させる窓が形成された枠体が配置され、当該枠体において前記フレキシブル基板側に位置する表面側に対して前記補強板が固定され、かつ、前記枠体の裏面側が前記フレーム側に固着されていることが好ましい。このように構成すると、受光素子が実装されたフレキシブル基板は、補強板を介して枠体に固定され、補強板および枠体を介してフレームに確実に搭載される。このため、温度変化などといった環境変化があっても、受光素子の光軸がずれることがないので、光ヘッド装置の信頼性を高めることができる。
【0012】
本発明において、前記補強板は、該補強板の外周端面に半円形の切り欠きとして形成されているスルーホールの部分でハンダにより前記枠体に固定されていることが好ましい。このように構成すると、補強板と枠体とを確実に固定でき、かつ、補強板と枠体とを効率よくハンダにより固定することができる。
【0013】
本発明において、前記フレキシブル基板において、前記スルーホールと重なる部分に切り欠きが形成され、該切り欠きの縁に沿って、当該フレキシブル基板の表面側にランドが形成されていることが好ましい。このように構成すると、補強板と枠体とをスルーホールの部分でハンダにより固定した際、この部分でフレキシブル基板もハンダによって固定される。それ故、フレキシブル基板、補強板、および枠体がハンダで強固に固定されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明を適用した光ヘッド装置を説明する。
【0015】
(光ヘッド装置の全体構成)
図1は、CD、CD−R、あるいはDVDの記録再生を行う光ヘッド装置の斜視図である。
【0016】
図1に示すように、本形態の光ヘッド装置1は、樹脂製あるいは金属製のフレーム3を有しており、このフレーム3は、機器に対して相互に平行となるように取り付けた2本のシャフト(図示せず)が連結部31、32、33に通されていることによりシャフトに沿って移動可能である。
【0017】
フレーム3には、レーザダイオードなどのレーザ光源、回折格子、分光器、コリメートレンズ、反射板などの光学部品(図示せず)が搭載されているとともに、対物レンズ2をフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆動する対物レンズ駆動装置5も搭載されている。この対物レンズ駆動装置5として、本形態では、軸摺動回動型の駆動装置が用いられている。
【0018】
光ヘッド装置1において、フレーム3には、レーザ光源の駆動や対物レンズ駆動装置5の駆動を行うためのフレキシブル基板4(図1の斜線領域)が搭載されている。このフレキシブル基板4において、表面側にはコネクタ10が実装され、フレーム3の側面部30に引き回されている部分には、図2ないし図6を参照して以下に説明するように、フォトダイオード(PD)などの受光素子、およびその駆動回路などを内蔵したPD−ICが実装され、かつ、このPD−ICに対するノイズ除去用のキャパシタも実装されている。
【0019】
(受光素子の搭載構造)
図2ないし図6を参照して、本形態の光ヘッド装置1に対するPD−ICの搭載構造を説明する。
【0020】
図2は、本形態の光ヘッド装置に用いたフレキシブル基板4の展開図である。図3は、図2に示すフレキシブル基板4の折り曲げ部分に補強板を仮り止めする様子を示す説明図、図4は、フレキシブル基板4にPD−ICを実装する様子を示す説明図、図5は、補強板が固定される枠体の構造を示す説明図、図6は、補強板を枠体に固定する様子を示す説明図である。
【0021】
図1において、本形態の光ヘッド装置1に用いたフレキシブル基板4は、その表面側のみにランドや配線パターンが形成された片面フレキシブル基板であり、フレーム3の側面部30に引き回される領域には、図2に示すように、溝状の切り抜き部分40によって、本体部分41に対して連結部42を介して繋がってるPD−IC実装領域44が形成されている。また、PD−IC実装領域44の根元部分にはキャパシタ実装領域45が形成され、キャパシタ実装領域45とPD−IC実装領域44との間には、この部分でフレキシブル基板4の折り曲げを容易とする開口49が形成されている。
【0022】
PD−IC実装領域44には、配線パターンに接続する複数のランド440が2列に形成されているとともに、その4隅部分の各々にはハンダ付け用開口46が形成されている。また、複数のランド440の一部は、ハンダ付け用開口46の縁に沿うように形成されている。さらに、PD−IC実装領域44の3つの辺の各々には半円形の切り欠き47が形成されているとともに、この切り欠き47の周りにもランド48が形成されている。
【0023】
これに対して、キャパシタ実装領域45には、配線パターンに接続する複数のランド450が4つ形成されている。
【0024】
ここで、PD−IC実装用のランド440からキャパシタ実装用のランド450までの配線距離は、1cm以下になっている。
【0025】
なお、キャパシタ実装領域45の両側で延設された部分43にも、端部にハンダ付け用のランド430が形成されている。
【0026】
このように構成したフレキシブル基板4を用いてPD−IDをフレーム3に搭載するにあたって、本形態では、まず、図3に示すように、フレキシブル基板4をPD−IC実装領域44とキャパシタ実装領域45との間、すなわち、開口49(図2を参照)が形成されている位置で裏面側に折り曲げ、それによって折り曲げられた部分の間(PD−IC実装領域44の裏面側とキャパシタ実装領域45の裏面側との間)に、例えば、5mm厚の補強板6を挿入する。その際、両面テープや粘着剤によって、PD−IC実装領域44の裏面側と補強板6とを仮固定する。
【0027】
補強板6は端面スルーホール基板であり、補強板6をフレキシブル基板4の折り曲げ部分に挿入した状態で、上辺および側辺に相当する側端面においてフレキシブル基板4の切り欠き47と重なる部分には、半円形のスルーホール60が各々、形成されている。また、補強板6には、補強板6をフレキシブル基板4の折り曲げ部分に挿入した状態でフレキシブル基板4のハンダ付け用開口46と重なる領域に矩形のランド61が各々、電気的に独立して形成されている。
【0028】
このような構成の補強板6が仮固定されたフレキシブル基板4に対しては、図4に示すように、フレキシブル基板4のハンダ付け用開口46でハンダ付けを行って、フレキシブル基板4のハンダ付け用開口46の縁に沿うランド440を補強板6のランド61にハンダ付けしてフレキシブル基板4と補強板6とを固定した後、PD−IC実装用のランド440に対してPD−IC8をハンダで実装する。ここで、PD−IC8の実装はリフロー方式を用いる。
【0029】
次に、フレキシブル基板4においてPD−IC8が実装されている領域の表面側に対して、図5に示す枠体7を取り付けて、図6に示すフレキシブル基板アセンブリ400を完成させる。ここで、枠体7は、例えば、鉄製の配線基板であり、PD−IC8の受光部80(受光素子が形成されている側の面)を露出させる窓70が形成されている。このため、図6に示すように、フレキシブル基板4においてPD−IC8が実装されている領域の表面側に枠体7を重ねた状態で、その窓70からはPD−IC8の受光部80が露出した状態となる。
【0030】
ここで、フレキシブル基板4においてPD−IC8が実装されている領域の表面側に枠体7を重ねた状態で、枠体7の表面側には、フレキシブル基板4の切り欠き47、および補強板6のスルーホール60と重なる部分にはランド71が各々形成されている。このため、スルーホール60が形成されている部分でハンダ付けを行うと、ハンダは、補強板6のスルーホール60、フレキシブル基板4の切り欠き47の周縁に形成されているランド48、および枠体7のランド71を固定する。その結果、フレキシブル基板4、補強板6、および枠体7が強固に固定されたフレキシブル基板アセンブリが形成されるので、枠体7の裏面側をフレーム3の側面部30に接着剤で固定すれば、PD−IC8がフレーム3に搭載された状態となる。
【0031】
なお、キャパシタ実装領域45については、その裏面側に別の補強板(図示せず)を貼って補強した後、フレキシブル基板4の表面側に形成されているキャパシタ実装用のランド450にキャパシタ9を実装する。あるいは、フレキシブル基板4の表面側に形成されているキャパシタ実装用のランド450にキャパシタ9を実装した後、キャパシタ実装領域45の裏面側に別の補強板(図示せず)を貼って補強する。これらの工程は、フレキシブル基板4を折り曲げる前、あるいは折り曲げた後、さらには、補強板6を取り付ける前、あるいは後のいずれの工程で行ってもよい。その際、フレキシブル基板4において、キャパシタ実装領域45の両側で延設された部分43については、枠体7の表面側にランド430をハンダ付けする。
【0032】
(本形態の効果)
このように本形態の光ヘッド装置1では、フレキシブル基板4として、安価な片面フレキシブル基板を用いるので、コストダウンを図ることができる。
【0033】
また、フレキシブル基板4に対して、その同一面上(表面側)にPD−IC8とキャパシタ9とを実装し、かつ、PD−IC実装領域44とキャパシタ実装領域45との間でフレキシブル基板4を裏面側に折り曲げてフレーム3に搭載する。このため、フレキシブル基板4を折り曲げた状態においては、PD−IC実装領域44とキャパシタ実装領域45が占める面積が狭いので、フレーム3の側面部30にフレキシブル基板4を沿うように配置することができる。しかも、このような構成であれば、片面のフレキシブル基板4を用いた場合でも、PD−IC8の端子からキャパシタ9の端子までの配線距離を、例えば、1cm以下にできるので、キャパシタ9は、PD−IC8が発するノイズを効果的に除去できる。
【0034】
また、本形態では、フレキシブル基板4の折り曲げ部分に補強板6が挟まれ、かつ、固着されているので、フレキシブル基板4を折り曲げても、その形状を保持することができるなど、折り曲げたことに起因する不具合を解消することができる。
【0035】
さらに、フレキシブル基板4には、補強板6のランドを露出させるハンダ付け用開口46が形成され、ハンダ付け用開口46の周りには、フレキシブル基板4を補強板6に対してハンダにより固定するための固定用のランド440が形成されている。このため、フレキシブル基板4と補強板6とを両面テープや粘着剤などで仮固定した後、ハンダ付け用開口46からハンダ付けするだけでフレキシブル基板4と補強板6とを確実に固定することができる。
【0036】
さらにまた、フレキシブル基板4においてPD−IC8が実装されている領域の表面側に重ねた枠体7を補強板6にハンダで固定した状態でフレキシブル基板4をフレーム3に搭載するので、フレキシブル基板4は、補強板6を介して枠体7に固定され、かつ、補強板6および枠体7を介してフレーム3に確実に搭載される。このため、温度変化などといった環境変化があっても、PD−IC8の受光部80の光軸がずれることがないので、光ヘッド装置1の信頼性を高めることができる。
【0037】
また、補強板6のスルーホール60の部分でハンダ付けを行うので、補強板6と枠体7とを確実に固定でき、かつ、補強板6と枠体7とを効率よく固定することができる。しかも、フレキシブル基板4には、スルーホール60と重なる部分に切り欠き47が形成され、これらの切り欠き47の縁に沿ってランド48が形成されているため、補強板6と枠体7とをスルーホール60の部分でハンダにより固定した際、フレキシブル基板4もハンダによって固定される。それ故、フレキシブル基板4、補強板6、および枠体7がハンダで強固に固定される。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、フレキシブル基板として、安価な片面フレキシブル基板を用いるので、光ヘッド装置のコストダウンを図ることができる。また、フレキシブル基板に対して、その同一面上に受光素子と電子部品とを実装し、かつ、受光素子の実装領域と電子部品の実装領域との間でフレキシブル基板を裏面側に折り曲げてフレームに搭載する。このため、フレキシブル基板を折り曲げた状態において、受光素子が実装された領域と電子部品が実装された領域とが占める面積が狭いので、受光素子や電子部品が実装された領域をフレームの側面に沿うように配置するのに支障がない。また、このような構成であれば、片面フレキシブル基板を用いた場合でも、受光素子の端子からキャパシタ(電子部品)の端子までの配線距離を、例えば、1cm以下にできるので、キャパシタは、受光素子が発するノイズを効果的に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CD、CD−R、あるいはDVDの記録再生を行う光ヘッド装置の斜視図である。
【図2】本形態の光ヘッド装置に用いたフレキシブル基板の展開図である。
【図3】図2に示すフレキシブル基板の折り曲げ部分に補強板を仮り止めする様子を示す説明図である。
【図4】図3に示すフレキシブル基板にPD−ICを実装する様子を示す説明図である。
【図5】図4に示す補強板が固定される枠体の構造を示す説明図である。
【図6】図4に示す補強板を枠体に固定する様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光ヘッド装置
2 対物レンズ
3 フレーム
4 フレキシブル基板
5 対物レンズ駆動装置
6 補強板
7 枠体
8 PD−ID
9 キャパシタ
30 フレームの側面部
44 PD−IC実装領域
45 キャパシタ実装領域
46 ハンダ付け用開口
47 切り欠き
48 フレキシブル基板のランド
60 スルーホール
61 補強板のランド
80 PD−IC
70 窓
70 枠体のランド
440 PD−IC実装用のランド
450 キャパシタ実装用のランド

Claims (8)

  1. 光記録媒体からの戻り光を受光する受光素子が実装され、かつ、当該受光素子の近傍に電子部品が実装されたフレキシブル基板と、該フレキシブル基板が搭載されたフレームとを有する光ヘッド装置において、
    前記受光素子および前記電子部品はいずれも、前記フレキシブル基板の表面側および裏面側のうちの表面側に実装され、かつ、
    前記フレキシブル基板は、前記受光素子の実装領域と前記電子部品の実装領域との間で裏面側に折り曲げられた状態で前記フレームに搭載されていることを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 請求項1において、前記フレキシブル基板上における前記受光素子の端子から前記電子部品の端子までの配線距離は、1cm以下であることを特徴とする光ヘッド装置。
  3. 請求項1または2において、前記電子部品は、ノイズ除去用のキャパシタであることを特徴とする光ヘッド装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記フレキシブル基板は、前記受光素子の実装領域の裏面側と前記電子部品の実装領域の裏面側との間に剛性の補強板が挟まれ、かつ、当該補強板が少なくとも前記受光素子の実装領域の裏面側に固着された状態で前記フレームに搭載されていることを特徴とする光ヘッド装置。
  5. 請求項4において、前記フレキシブル基板には、前記補強板を部分的に露出させるハンダ付け用開口が形成され、該ハンダ付け用開口の周りには、当該フレキシブル基板を前記補強板に対してハンダにより固定するための固定用ランドが形成されていることを特徴とする光ヘッド装置。
  6. 請求項1において、前記フレキシブル基板において前記受光素子が実装されている領域の表面側には、当該受光素子の受光部を露出させる窓が形成された枠体が配置され、
    当該枠体において前記フレキシブル基板側に位置する表面側に対して前記補強板が固定され、かつ、前記枠体の裏面側が前記フレーム側に固着されていることを特徴とする光ヘッド装置。
  7. 請求項6において、前記補強板は、該補強板の外周端面に半円形の切り欠きとして形成されているスルーホールの部分でハンダにより前記枠体に固定されていることを特徴とする光ヘッド装置。
  8. 請求項7において、前記フレキシブル基板において、前記スルーホールと重なる部分に切り欠きが形成され、該切り欠きの縁に沿って、当該フレキシブル基板の表面側にランドが形成されていることを特徴とする光ヘッド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018042597A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 セイコーエプソン株式会社 光センサーモジュール、生体情報検出装置及び電子機器

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