JP2877568B2 - 対物レンズ支持装置 - Google Patents

対物レンズ支持装置

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JP2877568B2
JP2877568B2 JP18253191A JP18253191A JP2877568B2 JP 2877568 B2 JP2877568 B2 JP 2877568B2 JP 18253191 A JP18253191 A JP 18253191A JP 18253191 A JP18253191 A JP 18253191A JP 2877568 B2 JP2877568 B2 JP 2877568B2
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貴美夫 宮沢
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号記録媒体に記録さ
れた信号を光学的に読み出す為の光ピックアップ装置に
おける対物レンズを変位可能に支持する対物レンズ支持
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】対物レンズをフレームに対して変位可能
に支持している対物レンズ支持装置としては、例えば実
開昭61−86824号公報に示されている。前記対物
レンズ支持装置は、複数本のワイヤーのそれぞれの一端
をフレームに固定されるプリント基板に固定し、前記複
数本のワイヤーのそれぞれの他端をフレームの前記プリ
ント基板が固定される反対側に穿設された孔に挿入して
前記複数本のワイヤーをそれぞれフレームの両端間に架
設するとともに、前記ワイヤーのそれぞれの中間部に対
物レンズが装着されたレンズホルダーを固定して前記対
物レンズを変位可能に支持している。
【0003】ところで、対物レンズ支持装置において
は、焦点距離の関係から対物レンズを信号記録媒体の信
号面に近づけて配置する必要がある為、対物レンズの取
付位置がレンズホルダーの上方に片寄った位置になる場
合が多い。その為、対物レンズを含めたレンズホルダー
の重心が該レンズホルダーの上方に片寄り、その重心と
レンズホルダーに印加される駆動力の中心(作用点)と
が上下方向にズレることが多く、その結果、レンズホル
ダーをトラッキング方向に駆動した際に該レンズホルダ
ーにローリングが発生するという問題があった。
【0004】前述のローリングの発生を防止する為、従
来、例えば特開平2−289927号に示される如く、
対物レンズの光軸に直交する面内において各ワイヤーを
非平行に配置し、レンズホルダーを駆動した際に各ワイ
ヤーが相互作用によりローリングを抑える方向の抑制力
を発生する様にすることが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各ワイ
ヤーを非平行に配置する様にすると、各ワイヤーを斜め
に固定する必要がある為、ワイヤーの位置ズレが生じ易
く、レンズホルダーを設定どおりに配置することが困難
となり、レンズホルダーの取付作業が困難であるという
問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
に鑑みて成されたもので、対物レンズが装着されるレン
ズホルダーと、フレームに固定される固定板と、それぞ
れ前記レンズホルダーと前記固定板とに接続され、該レ
ンズホルダーをフレームに対して変位可能に支持する為
の複数のワイヤーとを備え、前記固定板に、レンズホル
ダーの取付作業時に前記各ワイヤーが平行に配置された
状態となる様にその一端を固定しておく為の第1固定部
と、レンズホルダーの取付作業終了後に前記各ワイヤー
の一端の固定部分をトラッキング方向に変位して前記各
ワイヤーが非平行に配置される様にするべく各ワイヤー
の一端を変位して固定する為の第2固定部とを設けてい
る。
【0007】
【作用】本発明は、複数本のワイヤーのそれぞれの一端
を固定する為の固定板に、レンズホルダーの取付作業時
に使用する第1固定部と、レンズホルダーの取付作業終
了後、すなわち使用時に使用する第2固定部とをトラッ
キング方向に異なる位置に設け、レンズホルダーの取付
作業時においてその作業を容易にするべく前記各ワイヤ
ーを互いに平行に配置させておき、その作業が終了した
ら、前記各ワイヤーの固定板における固定位置を第1固
定部から第2固定部に移動させて対物レンズの光軸に直
交する面内において前記各ワイヤーを非平行に配置し、
レンズホルダーのローリングを発生しにくくしたもので
ある。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す展開斜視図で
ある。同図において、1は対物レンズ、2は該対物レン
ズ1が装着されたレンズホルダーであり、該レンズホル
ダー2には前記対物レンズ1をフォーカシング方向(光
軸方向)に駆動する為のフォーカシングコイル3と、前
記対物レンズ1をトラッキング方向(図1の矢印方向)
に駆動する為のトラッキングコイル4とが装着されてい
る。
【0009】は磁界を形成する磁気回路であり、一対
の永久磁石6,7と、その永久磁石6,7にそれぞれ付
設されたヨーク8,9と、それらのヨーク8,9のそれ
ぞれの端に架設されたプレート10,11とから構成さ
れ、前記フォーカシングコイル3及び前記トラッキング
コイル4のそれぞれの所定範囲内を貫く磁束を発生す
る。その為、レンズホルダー2が所定位置に配置された
状態において、フォーカシングコイル3に制御信号を供
給することにより前記レンズホルダー2をフォーカシン
グ方向に駆動することが出来るとともに、トラッキング
コイル4に制御信号を供給することにより前記レンズホ
ルダー2をトラッキング方向に駆動することが出来る。
【0010】12は磁気回路が取付けられたフレー
ム、13は該フレーム12にビス14により固定される
プリント基板、15は該プリント基板13にそれぞれ一
端が半田付け固定されて前記フレーム12に架設される
4本のワイヤー、16はフレーム12に固定されるとと
もに、前記4本のワイヤー15の各他端がそれぞれ挿入
される孔を有し、前記各他端を摺動変位自在に支持する
為の支持部材である。
【0011】17はそれぞれプリント基板13に穿設さ
れ、各ワイヤー15の一端をそれぞれ固定する為の孔で
あり、図2に示すプリント基板13方向からの側面図に
示す如く、ワイヤー15の一端が異なる2つの位置で係
止出来る様に切り欠かれており、その2つの切り欠き部
が各ワイヤー15の一端をそれぞれ選択的にトラッキン
グ方向に変位させて固定する為の第1固定部aと第2固
定部bとなる。この場合、プリント基板13の中央に近
い方が前記第1固定部aとなり、遠い方が前記第2固定
部bとなる。そして、前記各第1固定部aの形成位置
は、レンズホルダー2の各ワイヤー15の接続部2aが
形成されている位置と同一の位置関係にあるとともに、
支持部材16の各ワイヤー15の他端がそれぞれ挿入さ
れる孔の位置と同一の位置関係にある。その為、第1固
定部aに各ワイヤー15の一端をそれぞれ固定したとき
に各ワイヤー15は互いに平行に配置される。
【0012】前述の如く構成された対物レンズ支持装置
を組立てる場合、まず、フォーカシングコイル3及びト
ラッキングコイル4が装着されたレンズホルダー2を磁
気回路による磁界中の所定位置に仮設しておき、その
後、あらかじめ一端をプリント基板13に半田付けした
4本のワイヤー15を、図1の如く、フレーム12の一
方の外側から配置し、フレーム12の他方側に固定され
た支持部材16の各孔(図示せず)に挿入し、この状態
でプリント基板13をフレーム12の一方側にビスによ
り固定する。この場合、各ワイヤー15の一端をそれぞ
れプリント基板13の第1固定部aに固定しておき、前
記各ワイヤー15を互いに平行に配置する。その為、前
記各ワイヤー15は、それぞれレンズホルダー2に設け
られた各取付部2aに隣接して配置されるので、前記各
ワイヤー15をそれぞれ対応した取付部2aに容易に半
田付け固定することが出来、この半田付けを行って、レ
ンズホルダー2をフレーム12に変位可能に支持する。
この状態において、図3の平面図の破線に示す如く、各
ワイヤー15はフレーム12の両端間に互いに平行に張
架されている。
【0013】この様にしてレンズホルダー2の取付作業
が終了したら、次にプリント基板13における各ワイヤ
ー15の一端の半田付けを取って各ワイヤー15をそれ
ぞれ第1固定部aから第2固定部bに変位させる。この
場合、半田を溶解させた状態で各ワイヤー15の一端を
それぞれ孔17内で移動させて第2固定部bに変位させ
ることが出来る。
【0014】各ワイヤー15の一端をそれぞれ第2固定
部bに変位させたら、今度はその状態で半田付け固定す
る。これで、対物レンズ支持装置の組立てが完了する。
【0015】ところで、各第2固定部bは、それぞれ対
応する第1固定部aよりトラッキング方向に外側に形成
されているので、各ワイヤー15は一端側がそれぞれ前
記外側に変位されて固定される。その為、各ワイヤー1
5は、図3の実線に示す如く、外側に撓んで張架された
状態になり、対物レンズ1の光軸に直交する面内におい
て非平行に配置される。
【0016】したがって、レンズホルダー2を駆動した
際に各ワイヤー15の相互作用によりローリングを抑え
る方向の抑制力が発生される。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、レン
ズホルダーの取付作業時に使用する第1固定部と、使用
時に使用する第2固定部とを固定板にトラッキング方向
に異なる位置に設けているので、レンズホルダーの取付
作業時と使用時とにおける各ワイヤーの張架位置を独立
して設定することが出来、レンズホルダーのローリング
が発生しにくく、しかもレンズホルダーの取付作業が容
易な対物レンズ支持装置が提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す展開斜視図である。
【図2】本発明の主要部分であるプリント基板方向から
の側面図である。
【図3】図1の組立て完了状態における各ワイヤーの位
置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 レンズホルダー 磁気回路 12 フレーム 13 プリント基板(固定板) 15 ワイヤー 17 孔 a 第1固定部 b 第2固定部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号記録媒体に対して信号を読み取る為
    の光スポットのトラッキング及びフォーカシングを行う
    べく対物レンズをフレームに対して変位可能に支持する
    対物レンズ支持装置であって、前記対物レンズが装着さ
    れるレンズホルダーと、フレームに固定される固定板
    と、それぞれ前記レンズホルダーと前記固定板とに接続
    され、該レンズホルダーをフレームに対して変位可能に
    支持する為の複数のワイヤーとを備え、前記固定板に、
    レンズホルダーの取付作業時に前記各ワイヤーが平行に
    配置された状態となる様にその一端を固定しておく為の
    第1固定部と、レンズホルダーの取付作業終了後に前記
    各ワイヤーの一端の固定部分をトラッキング方向に変位
    して前記各ワイヤーが非平行に配置される様にするべく
    各ワイヤーの一端を変位して固定する為の第2固定部と
    を設けたことを特徴とする対物レンズ支持装置。
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