JP2004005401A - 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体 - Google Patents

診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】現状のインフラを利用することにより、美容・医療関連サービスを提供するための従来にはない大きな枠組みを構築するための技術を提供する。
【解決手段】このシステムは、美容・医療関連サービス提供者に管理される第2情報処理装置Y、それらに対する接続管理を行う第1情報処理装置X、ユーザが使用する端末装置Tを含む。これらは互いに、インターネットを介して通信可能とされる。ユーザは、端末装置Tを第1情報処理装置Xへ接続し、識別情報を送る。識別情報が正当であると第1情報処理装置Xが認めると、端末装置Tは、接続先として希望する第2情報処理装置Yを示す情報を第1情報処理装置Xへ送る。第1情報処理装置Xは、端末装置Tと、その第2情報処理装置Yとの通信を許可する。端末装置Tは、画像情報を接続先の第2情報処理装置Yへ送り、それに基づいて生成された処理データを第2情報処理装置から受け取る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、化粧方法の提案や、髪型の提案、或いは病気などの診断や処方、治療などについての美容・医療関連サービスをインターネットその他の所定のネットワークを介して提供するための美容・医療関連サービス提供システムに関する。
【0002】
【発明の背景】
日本における化粧品の販売では、対面販売と呼ばれるある種独特な手法が採用されている。これは、化粧品の販売員がユーザと対面して、直接話をしながら化粧品を販売するというものである。販売員は、化粧品の使用方法をユーザに説明しつつ、ユーザに化粧を施すなどして販売員が所属するメーカー独自の化粧方法をユーザに提案することで、ユーザに対する各メーカーが打ち出す化粧の方向性の理解を図る。かかる手法は、メーカー側が打ち出している化粧方法についての提案を各ユーザに対してきめ細かく行え、またメーカーの方針の理解を深めることでユーザの購買意欲を刺激できるという利点がある。また、ユーザから見ても、試用を行ったり、その使用方法に理解することができ、十分に納得した上で化粧品の購入を行えるという利点がある。
【0003】
しかしながら、かかる対面販売にも短所がないわけではない。一つには、各ユーザに対して一人の販売員が必要となり、その上各販売員に一定レベルの専門知識を持たせることが必要となるため、メーカー側の負担が大きくなりがちであることである。
また、ユーザ側から見ると、特定の販売員が提案する化粧法は、その販売員が所属する特定のメーカーのものであり、そこで薦められる化粧品はそのメーカーのものだけとなるため、それが果たして自分を最も際立たせるものであるかということについて疑問がつきまとうということである。つまり、ユーザ側からすれば、複数メーカー間で提案される化粧方法を対比したり、複数メーカーが販売する化粧品などを対比したりすることで客観的な判断を行うのが困難な現状が存在する。このような問題は、各ユーザが様々なメーカーの販売員に相談を行うことによって解決できる。しかしながら、複数メーカーの販売員に話を聞くのは手間がかかる。また、上述の対面販売は、商品を売ることを前提としたカウンセリングであるため、ユーザは、各販売員に話を聞くたびに商品の購買を勧められるという面倒を覚悟しなければならない。
【0004】
上述の如き課題は、何も化粧品の販売方法に限った話ではない。頭髪を扱う理容店や、かつらメーカー或いはエステ関連のサービスを提供する企業などにおいても同様の課題が生じる。更に言えば、医療についてのサービスを提供する期間でも同様の課題が生じうる。
つまり、サービス提供者側から言えば、サービスを提供する人員確保やその教育が負担になり、片やユーザ側から言えば、多数のサービス提供者から提供されるサービスの対比を行い難く、また多数の業者からサービスを受けるのが困難であり、更には受けたサービスの良否の客観的な判断が難しいという現状が存在する。
【0005】
ところで、近年のインフラの発達により、一般家庭や個人単位でも、自己の端末装置をインターネットなどのネットワークヘ接続し、これにより様々なサービスの提供を受けることが可能になってきている。
本願出願人は、このような現状を利用すれば、上述の如き不具合を一挙に解消することも可能であると考えるに至った。つまり、サービス提供者側からすれば、人員確保やその教育の問題を解消でき、他方ユーザ側からすれば、多数のサービス提供者によるサービスについて十分な対比を行え、客観的な理解を行えるような仕組みを構築できると考えるに至ったのである。つまり、本願出願人は、現状のインフラを利用することにより、美容・医療関連サービスを提供するための従来にはない大きな枠組みを構築できると考えるに至った。
本発明は、このような仕組みを構築するための技術を提案するものである。
【0006】
【発明の開示】
本願出願人は、上述の如き仕組みを実現するためのシステムとして、以下のものを提案する。
即ち、ユーザに操作される複数の端末装置と、所定のネットワークを介して前記端末装置と通信を行えるようになっている第1情報処理装置と、所定のネットワークを介して前記端末装置及び前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっており、且つ所定の画像データに基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれている複数の第2情報処理装置とを含んで構成されている美容・医療関連サービス提供システムであって、前記複数の端末装置はそれぞれ、ユーザを特定するための識別情報と、前記第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報とを所定の入力装置から受付ける手段と、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を基礎情報の入力を行う所定の基礎情報入力手段から受付ける手段と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための端末送受信手段とを備えており、前記第1情報処理装置は、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段を備えており、且つ前記端末装置のいずれかから、前記識別情報を受付けた場合であって、その識別情報が前記中継装置が保持している情報に照らして正当なものだと判断した場合に、前記端末装置から受付けた選択情報により選択されている第2情報処理装置と当該端末装置との通信を許可するように構成されており、前記複数の第2情報処理装置はそれぞれ、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、且つ接続された前記端末装置から基礎情報を受付けた場合に、この基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを前記端末装置へと送信するようにされてなる、美容・医療関連サービス提供システムである。
或いは、第1情報処理装置と、所定の画像データに基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んで構成されており、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の基礎情報入力手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置の送受信を行うための端末送受信手段、をそれぞれ備えている複数の端末装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する美容・医療関連サービス提供装置であって、前記第1情報処理装置は、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段と、前記識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段と、前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段と、前記識別情報保持手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段と、を備えてなり、前記第2情報処理装置はそれぞれ、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けた基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっている、美容・医療関連サービス提供装置である。
なお、この美容・医療関連サービス提供装置では、以下の如き方法が実行される。
即ち、第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んで構成されており、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報とを所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を基礎情報の入力を行う所定の基礎情報入力手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置の送受信を行うための端末送受信手段、をそれぞれ備えている複数の端末装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する美容・医療関連サービス提供装置にて実行される方法であって、前記第1情報処理装置が、前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報と、前記選択情報とを受付ける過程と、受付けた前記識別情報が、前記第1情報処理装置が保持する情報に照らして正当か否か判断する過程と、前記識別情報が正当だと判断した場合に、その端末装置と、当該端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する過程と、前記端末装置が通信することを許されたその前記第2情報処理装置が、その端末装置から基礎情報を受付ける過程と、その基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元の端末装置へ送信する過程と、を含む、美容・医療関連サービス提供方法がそれである。
【0007】
この美容・医療関連サービス提供システム或いは美容・医療関連サービス提供装置では、ユーザがその端末装置から送った基礎情報を、いずれかの第2情報処理装置で受けるようになっており、且つその第2情報処理装置から端末装置へと、上述の基礎情報に基づいて所定の美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを返信するようになっている。
ここで、上述の美容・医療関連サービスのための所定の処理は、第2情報処理装置が自動的に行っても良く、また、第2情報処理装置を管理している者(例えば、化粧品メーカーなどの従業員や、化粧品メーカーなどから委託を受けている者)が行っても良い。いずれにせよ、上述の如き美容・医療関連サービスシステムによれば、一人のユーザに対して一人の人間をつけるといったことが不要になるため、美容・医療関連サービスを提供する側の負担が小さく抑えられるようになる。
この美容・医療関連サービス提供システム或いは美容・医療関連サービス提供装置では、また、複数の中から選択した第2情報処理装置による美容・医療関連サービスの提供をユーザが受けられるようになっている。つまり、ユーザは、多数の美容・医療関連サービス提供者の中から自分が好む任意のものを選択することが可能であり、その選択した者による美容・医療関連サービスの提供を受けることができるのである。かかるサービスは、家にいながら、もっと言えば、携帯用の端末装置さえあればいつでもどこでも受けることができるものなので、ユーザが複数のサービスを受けるにあたっての困難は少ない。また、サービス提供者も、販売促進的な側面を強く出しすぎるとユーザが他のサービス提供者に流れてしまうことを考慮するので、提供されるサービスの良質化が期待できる。複数のサービス提供者の中からユーザは、好みの複数のサービスを受けることが可能になる。これにより、ユーザは、各サービス提供者が提供する美容・医療関連サービスを客観的に比較できるようになる。
本発明における美容・医療関連サービスとは、化粧品メーカーや、理容店、かつらメーカー或いはエステ関連のサービスを提供する企業などが提供するサービスや、医療機関が提供するサービスなどを広く含むものであり、健康に関連するサービス一般を意味するものとする。
また、端末装置と第2情報処理装置との間の通信は、これらの間で直接なされても良く、第1情報処理装置を間に挟んで行われても良い。
【0008】
端末装置から第2情報処理装置へと送られる基礎情報は、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータであれば、どのようなものでも構わない。例えば、身長、体重などについての情報や、肌の水分率についての情報或いは、顔や全身の画像などを基礎情報とすることができる。画像データは、ユーザの主観を配した客観的な情報を内包するものであるから、第2情報処理装置側で美容・医療関連サービスを行う際の元データとして適している。つまり、かかる画像データを基礎情報として用いることで、有効な美容・医療関連サービスの提供が行える可能性が高くなる。尚、本発明における画像データにより表現される画像は、静止画像のみならず動画像をも含む。
基礎情報が身長や体重肌の水分率についての情報であれば、その情報についてのデータは例えばテキストデータとなる。基礎情報が画像についてもものである場合には、そのデータは画像データとなる。つまり基礎情報の内容、種類は特に問わない。
また、基礎情報は、所定の基礎情報入力手段を介して端末装置へ入力される。基礎情報入力手段は基礎情報の種類に応じて適宜なものとすることが可能である。例えば、基礎情報がテキストデータである場合にはキーボードやマウスにより基礎情報入力手段を構成することが可能である。基礎情報が画像データである場合には、所定の撮像装置を基礎情報入力手段とすることが可能である。
【0009】
第2情報処理装置のそれぞれで行われる美容・医療関連サービスのための所定の処理は、すべて異なっていても良いし、その中の少なくとも2つが他と同一であっても良い。同種且つ複数の美容・医療関連サービスのための所定の処理があれば、ユーザが、提供されたサービスについて強い客観性の下で対比を行えるようになる。
上述の処理データの内容、種類にも特に制限はない。例えば、メークの仕方についての文章での説明についてのデータを処理データとすることができる。この場合の処理データは、例えばテキストデータとされる。また、メークの仕方について画像を用いた説明についてのデータを処理データとすることもでき、この場合であれば、処理データは画像データとなる。
基礎情報が画像データである場合には、ユーザが端末装置を介して送ってきた画像データに所定の画像処理を実行することにより得た処理画像データを処理データとすることもできる。
【0010】
画像データに所定の画像処理を施すことにより、処理画像データとして上述の如き処理画像データを得るようにした場合には、画像処理の内容を以下のようなものとすることができる。即ち、端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づいて、ユーザの顔に化粧を施した画像生成をする画像処理を行うことにより処理画像データを得るようにすることができる。このような処理画像データによれば、対面販売を行う場合と同様に、各化粧品メーカーが薦める化粧方法などを、ユーザは視覚的に理解できるようになる。この場合、第2情報処理装置の少なくとも一つが、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づいて、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの顔に化粧を施した画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを、前記処理データとして画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっていればよい。
【0011】
画像データに所定の画像処理を施すことにより、処理画像データとして上述の如き処理画像データを得るようにした場合には、画像処理の内容を以下のようなものとすることができる。即ち、端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づいて、ユーザの顔に化粧を施した画像生成をする画像処理を行うことにより処理画像データを得るようにすることができる。このような処理画像データによれば、対面販売を行う場合と同様に、各化粧品メーカーが薦める化粧方法などを、ユーザは視覚的に理解できるようになる。この場合、第2情報処理装置の少なくとも一つが、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づいて、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの顔に化粧を施した画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを、前記処理データとして画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっていればよい。
ユーザの顔に化粧を施した画像を生成をする画像処理を行うことにより得た処理画像データを端末装置へと返信する場合には、ユーザの好みに応じた複数通りの化粧方法の中から選択した化粧をユーザの顔に施した当該顔についての画像データを返信するようにしても良い。化粧の仕方は、TPOや、流行などに応じて無限に存在する。そこで、上述のようにすることで、ユーザは、自分が知りたい化粧方法についての情報を入手できるようになる。もちろん、選択される化粧方法は複数であっても良く、その場合には、複数通りの顔画像についての処理画像データが端末装置へと返信されることになる。
ユーザの顔に化粧を施した画像を生成をする画像処理を行うことにより得た処理画像データを端末装置へと返信する場合は、また、化粧を施した画像で表された化粧後の顔を実現するに当たって必要な化粧関係製品についてのデータをも、画像データの送信元である端末装置へ送信するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザは、画像で表された顔を実現するに当たって必要な化粧関係製品についての情報を得ることができる。化粧関係製品には、例えば、化粧品や、化粧に用いる筆やビューラーなどの化粧用具などが含まれる。この場合、第2情報処理装置の少なくとも一つが、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づくものであって、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの顔に化粧を施した画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを、前記処理データとして前記画像データの送信元である端末装置へ送信すると共に、前記化粧を施した画像で表された化粧後の顔を実現するに当たって必要な化粧関係製品についてのデータを、画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっていればよい。
【0012】
画像データに所定の画像処理を施すことにより、処理画像データとして上述の如き処理画像データを得るようにした場合には、画像処理の内容を以下のようなものとすることができる。即ち、端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づいて、ユーザの頭髪の状態を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを得るようにすることができる。このような処理画像データによれば、ユーザは、頭髪の変化による印象の変化を画像により確認できるようになる。この場合、第2情報処理装置の少なくとも一つが、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づくものであって、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの頭髪の状態を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを、前記処理データとして、画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっていればよい。頭髪の状態の変化は、例えば、ユーザの髪型を変化させることにより、或いは、ユーザの頭髪の量を変化させることなどとして行うことができる。
【0013】
画像データに所定の画像処理を施すことにより、処理画像データとして上述の如き処理画像データを得るようにした場合には、画像処理の内容を以下のようなものとすることができる。即ち、端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づいて、当該ユーザの頭髪の状態を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより、処理画像データを得るようにすることができる。このような処理画像データによれば、ユーザは、頭髪の変化による印象の変化を画像により確認できるようになる。この場合、第2情報処理装置の少なくとも一つが、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づくものであって、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの頭髪の状態を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを、前記処理データとして、画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっていればよい。頭髪の状態の変化は、例えば、ユーザの髪型を変化させることにより、或いは、ユーザの頭髪の量を変化させることなどとして行うことができる。
【0014】
画像データに所定の画像処理を施すことにより、処理画像データとして上述の如き処理画像データを得るようにした場合には、また、画像処理の内容を以下のようなものとすることができる。即ち、端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づいて、当該ユーザの体型を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより、処理画像データを得るようにすることができる。このような処理画像データによれば、ユーザは、体重が増減した場合やトレーニングを行った場合に生じる見た目の変化を、画像により確認できるようになる。この場合、第2情報処理装置の少なくとも一つが、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの全身を含む画像についての画像データに基づくものであって、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの体型を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを前記処理データとして、画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっていればよい。
【0015】
第2情報処理装置で行われる美容・医療関連サービスのための所定の処理としては、他に、基礎情報に基づいて、所定の診断を実行することが考えられる。これによれば、ユーザは、遠隔診断と同様のサービスを、より客観的な状態で受けられるようになる。この場合、第2情報処理装置の少なくとも一つが、通信が許可された端末装置から受付けた前記基礎情報に基づいて、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として、所定の診断を実行することにより得たユーザの健康状態に関する診断結果についての処理診断データを、前記処理データとして、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっていればよい。
第2情報処理装置で行われる美容・医療関連サービスのための所定の処理としては、他に、基礎情報に基づいて、所定の診断を実行すると共に、診断結果に基づく処方についての処理処方データを、前記処理データとして、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようにすることができる。この場合には、診断結果のみならずその対処方法についての情報をも、ユーザは手に入れられることになる。
処理処方データが端末装置へ送信される場合には、その処方に必要な医療関係製品についてのデータをも端末装置へ送信するようにすることができる。この情報を参考にして、ユーザは、処理処方データに示されたとおりの処置を実行できるようになる。医療関係成製品とは、医薬品や、包袋、添え木など、治療や予防などに用いることのできるもの一般を言う。
【0016】
本発明における第1情報処理装置は、前記複数の第2情報処理装置とそれぞれ関連付けられている複数の選択用情報を前記端末装置のディスプレイ装置に表示する手段を備えるものとすることができる。これにより、所定のディスプレイ装置を備える端末装置の当該ディスプレイには、上述の如き選択用情報が表示されることになり、ユーザは、複数の選択用情報のいずれかを前記入力装置により選択することで前記選択情報を生成できるようになる。このようにすることで、ユーザの手間を省けるようになる。
ここで、第1情報処理装置は、前記複数の選択用情報を、前記選択用情報のそれぞれと関連付けられている前記複数の第2情報処理装置からその端末装置へと送信される処理データの種類が視覚的に区別できるような状態で前記端末装置のディスプレイ装置に表示する手段を備えているものとすることができる。このようにすれば、第2情報処理装置の中から、自分が望むサービスを提供してくれる第2情報処理装置のみを容易に選択できるようになる。
【0017】
また、本発明の端末装置は、診断用情報の送信方法は、所定の記録媒体に記録された以下のようなプログラムをコンピュータに読み込ませることで、家庭用コンピュータや、通信手段を備えたゲーム専用コンピュータなどを用いて簡易に実現できるようになる。
かかる記録媒体とは、例えば以下のものを言う。
即ち、ネットワークを介して受け取った画像データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果に基ついての診断データを生成する診断手段を備えている情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続可能とされている、コンピュータを含んで構成される端末装置を、診断用情報の送信装置として機能させるためのプログラムがコンピュータ読み取り可能な形態で記録された記録媒体であって、前記プログラムが、前記コンピュータに、ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユーザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像することで生成された画像データを受付ける処理、前記画像データを、前記ネットワークを介しで時報処理装置に送信する処理、を行わせるものである記録媒体がその一例である。
また、本発明のネットワークが、上述の問診データをも利用することを意図する場合には、記録媒体は例えば以下のようなものとできる。
即ち、ネットワークを介して受け取った画像データ及び診断内容に閻し且つ所定の文字情報を含む問診データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果についての診断データを生成する診断手段を備えている情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続可能とされている、コンピュータを含んで構成される端末装置を、診断用情報の送信装置として機能させるためのプログラムがコンピュータ読み取り可能な形態で記録された記録媒体であって、前記プログラムが、前記コンピュータに、ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユーザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像することで生成された画像データと、前記問診データを受付ける処理、前記画像データ及び前記問診データを、前記ネットワークを介しで情報処理装置に送信する処理、を行わせるものである記録媒体がその例である。
【0018】
本発明の第1情報処理装置は、例えば以下のようなものとすることができる。即ち、所定のネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、且つ所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれている複数の第2情報処理装置と、ユーザを特定するための識別情報、及び前記第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための端末送受信手段をそれぞれ備えており、且つユーザに操作されるものである複数の端末装置と、を含み、接続された前記端末装置から基礎情報を受付けた前記複数の第2情報処理装置が、受付けたその基礎情報に基づく美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを前記端末装置へと送信できるようになっているシステムと、の組み合わせにより美容・医療関連サービス提供システムを構成するものであり、前記ネットワークを介して前記端末装置及び前記第2情報処理装置と通信を行えるようになっている第1情報処理装置であって、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段と、前記端末装置のいずれかから、前記識別情報を受付けた場合であって、その識別情報が前記中継装置が保持している情報に照らして正当なものだと判断した場合に、前記端末装置から受付けた選択情報により選択されている第2情報処理装置と当該端末装置との通信を許可する手段と、を備えて構成される、第1情報処理装置である。
この第1情報処理装置は、また、以下のような課金手段を備えていても良い。課金手段は、例えば、端末装置から受付けた選択情報により選択されている第2情報処理装置と端末装置との通信を許可する毎に、第2情報処理装置の管理者に対して、所定の額の課金を行う手段として、或いは端末装置から受付けた選択情報により選択されている第2情報処理装置と端末装置との通信を許可した場合であって、且つ前記端末装置のユーザが新規なユーザである場合毎に、その第2情報処理装置の管理者に対して、所定の額の課金を行うための課金情報を生成する課金手段を備えてなる手段として構成することができる。
このような課金手段を備えていれば、第1情報処理装置の管理者は、自己で把握しているユーザを第2情報処理装置の管理者に紹介する毎に、当該第2情報処理装置の管理者に対して所定額の請求が可能となる。この場合の諸定額の請求は、いわば紹介料の如き性格を有するものであり、自己の顧客を第2情報処理装置へと紹介する第1情報処理装置の管理者にも一定のメリットを与えるものとなる。
【0019】
本発明の第1情報処理装置では、例えば以下の如き方法が実行される。
即ち、所定のネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、且つ所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれている複数の第2情報処理装置と、ユーザを特定するための識別情報、及び前記第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための端末送受信手段をそれぞれ備えており、且つユーザに操作されるものである複数の端末装置と、を含み、接続された前記端末装置から基礎情報を受付けた前記複数の第2情報処理装置が、受付けたその基礎情報に基づく美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを前記端末装置へと送信できるようになっているシステムと、の組み合わせにより美容・医療関連サービス提供システムを構成するものであり、前記ネットワークを介して前記端末装置及び前記第2情報処理装置と通信を行えるようになっている第1情報処理装置にて実行される方法であって、前記第1情報処理装置が、前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報と、前記選択情報とを受付ける過程と、受付けた前記識別情報が、前記第1情報処理装置が保持する情報に照らして正当か否か判断する過程と、前記識別情報が正当だと判断した場合に、その端末装置と、当該端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する過程と、を含む方法である。
【0020】
本発明の第1情報処理装置は、所定の記録媒体に記録された以下のようなプログラムをコンピュータに読み込ませることで、家庭用コンピュータなどの汎用的コンピュータを用いて簡易に実現できるようになる。
即ち、所定のネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、且つ所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれている複数の第2情報処理装置と、ユーザを特定するための識別情報、及び前記第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための端末送受信手段をそれぞれ備えており、且つユーザに操作されるものである複数の端末装置と、を含み、接続された前記端末装置から基礎情報を受付けた前記複数の第2情報処理装置が、受付けたその基礎情報に基づく美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを前記端末装置へと送信できるようになっているシステムと、の組み合わせにより美容・医療関連サービス提供システムを構成するものであり、前記ネットワークを介して前記端末装置及び前記第2情報処理装置と通信を行えるようになっており、且つコンピュータを含んで構成されている装置を、前記端末装置を前記第2情報処理装置へと接続させる際に前記端末装置の窓口となる中継装置として機能させるためのプログラムコードがコンピュータ可読の形態で記録されている記録媒体であって、前記プログラムコードが、前記コンピュータに、前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報と、前記選択情報とを受付ける処理、受付けた前記識別情報が、前記コンピュータの保持する情報に照らして正当か否か判断する処理、前記識別情報が正当だと判断した場合に、その端末装置と、当該端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する処理、を実行させるものである、記録媒体がその例である。
本発明の第1情報処理装置を生成するためのプログラムコードの例を以下に示す。
即ち、所定のネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、且つ所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれている複数の第2情報処理装置と、ユーザを特定するための識別情報、及び前記第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための端末送受信手段をそれぞれ備えており、且つユーザに操作されるものである複数の端末装置と、を含み、接続された前記端末装置から基礎情報を受付けた前記複数の第2情報処理装置が、受付けたその基礎情報に基づく美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを前記端末装置へと送信できるようになっているシステムと、の組み合わせにより美容・医療関連サービス提供システムを構成するものであり、前記ネットワークを介して前記端末装置及び前記第2情報処理装置と通信を行えるようになっており、且つコンピュータを含んで構成されている装置を、前記端末装置を前記第2情報処理装置へと接続させる際に前記端末装置の窓口となる第1情報処理装置として機能させるためのコンピュータ可読な形態にされたプログラムコードであって、前記コンピュータに、前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報と、前記選択情報とを受付ける処理、受付けた前記識別情報が、前記コンピュータの保持する情報に照らして正当か否か判断する処理、前記識別情報が正当だと判断した場合に、その端末装置と、当該端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する処理、を実行させるものである、プログラムコードがその例である。
【0021】
本発明の端末装置は、例えば以下のようなものとすることができる。
第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んでなる美容・医療関連サービス提供装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する端末装置であり、ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段、識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段、複数の端末装置のいずれかから前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段、前記識別情報保持手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段を備えてなる前記第1情報処理装置と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようにされてなる前記第2情報処理装置と、組み合わせられる端末装置であって、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段と、前記基礎情報を所定の基礎情報入力手段から受付ける手段と、前記ネットワークを介して前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置の送受信を行うための端末送受信手段と、を備えて構成されている、端末装置がその例である。
【0022】
本発明の端末装置では、以下の如き方法が実行される。
第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んでなる美容・医療関連サービス提供装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する端末装置であり、ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段、識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段、複数の端末装置のいずれかから前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段、前記識別情報保持手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段を備えてなる前記第1情報処理装置と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようにされてなる前記第2情報処理装置と、組み合わせられる端末装置にて実行される方法であって、前記端末装置が、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける過程と、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける過程と、受付けた前記識別情報を前記第2情報処理装置へ送信する過程と、前記識別情報を受付けた前記第1情報処理装置が、その識別情報が正当だと判断し、その端末装置と、その端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信が許可された後、前記基礎情報を前記第2情報処理装置へと送る過程と、その基礎情報を受付けた第2情報処理装置から、その基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、受付ける過程と、を実行する方法がその例である。
【0023】
本発明の端末装置は、所定の記録媒体に記録された以下のようなプログラムをコンピュータに読み込ませることで、家庭用コンピュータなどの汎用的コンピュータを用いて簡易に実現できるようになる。
第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んでなる美容・医療関連サービス提供装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する端末装置であり、ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段、識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段、複数の端末装置のいずれかから前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段、前記識別情報保持手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段を備えてなる前記第1情報処理装置と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようにされてなる前記第2情報処理装置と、組み合わせられるものであり、且つコンピュータを有する端末装置の当該コンピュータに、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける処理、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける処理、受付けた前記識別情報を前記第2情報処理装置へ送信する処理、前記識別情報を受付けた前記第1情報処理装置が、その識別情報が正当だと判断し、その端末装置と、その端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信が許可された後、前記基礎情報を前記第2情報処理装置へ送信する処理、その基礎情報を受付けた第2情報処理装置から、その基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、受付ける処理、を実行させるためのプログラムコードがコンピュータ可読の形態で記録されている記録媒体がその例である。
本発明の端末装置を生成するためのプログラムコードの例を以下に示す。
第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んでなる美容・医療関連サービス提供装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する端末装置であり、ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段、識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段、複数の端末装置のいずれかから前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段、前記識別情報保持手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段を備えてなる前記第1情報処理装置と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようにされてなる前記第2情報処理装置と、組み合わせられるものであり、且つコンピュータを有する端末装置の当該コンピュータに、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける処理、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける処理、受付けた前記識別情報を前記第2情報処理装置へ送信する処理、前記識別情報を受付けた前記第1情報処理装置が、その識別情報が正当だと判断し、その端末装置と、その端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信が許可された後、前記基礎情報を前記第2情報処理装置へ送信する処理、その基礎情報を受付けた第2情報処理装置から、その基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、受付ける処理、を実行させるための、コンピュータ可読の形態で記録されているプログラムコードがその例である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態の一例について説明する。
【0025】
≪全体構成≫
この実施形態において具現化される美容・医療サービス提供システムは、図1に概略で示した如きものである。
この診断システムは、端末装置T、第1情報処理装置X、及び第2情報処理装置Yとを含んで構成されている。尚、第1情報処理装置X、及び第2情報処理装置Yはそれぞれ、インターネット、イントラネットなどにより形成されるネットワークに接続できるようにされており、端末装置Tと第1情報処理装置X、第1情報処理装置Xと第2情報処理装置、第2情報処理装置Yと端末装置Tは、相互に通信できるようになっている。
尚、第1情報処理装置X、及び第2情報処理装置Yによって、本発明における美容・医療サービス提供装置が構成される。
【0026】
≪端末装置の構成≫
次に端末装置Tについて説明する。この実施形態における端末装置Tは、これには限られないが、家庭用のコンピュータ、又は上述の如きネットワークを介しての通信を行うことのできる携帯端末(例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ社製のi−mode(商標)携帯電話端末)により構成されている。
これら端末装置Tは、所定のディスプレイ装置T1と、キーボードやマウス(もっぱら、端末装置Tが家庭用コンピュータにより構成される場合。)、或いはテンキーその他の入力キー(もっぱら、端末装置Tが携帯電話端末により構成される場合。)などによって構成される入力装置T2とを備えている。この入力装置T2は、後述の識別情報や選択情報を入力するためのものである。また、場合にもよるが、後述の基礎情報も、この入力装置T2から入力される。
各端末装置Tは、基礎情報を入力するための他の手段を必要に応じて有している。例えば、この例の端末装置Tは、カメラCや、水分計Sを備えている。基礎情報を入力するためのこれらの手段は、この例では、図示せぬ端子を介して端末装置Tへと接続されている。
上述の入力装置T2から基礎情報が入力される場合には当該入力装置T2が本発明の基礎情報入力手段となり、カメラCや水分計Sから基礎情報が入力される場合には当該カメラCや水分計Sが本発明の基礎情報入力手段となる。
尚、カメラCとしては、一般的なデジタルカメラを用いることができる。その具体的構成は問わない。動画、静止画、或いはその双方の撮像ができるものであれば良い。水分計Sは、ユーザの肌の水分率を測定するためのものである。例えば、肌水分計(製造・販売:スカラ株式会社、商品名:MOISTURE CHECKER)の原理を利用し、それに水分率データを出力するための出力端子などの出力手段を設けたものをこれに利用することができる。
【0027】
上述の端末装置のうち家庭用のコンピュータからなる端末装置Tは、ディスクドライブを備えている。そしてそのディスクドライブに、CD−ROMやDVD−ROMなどにより構成される記録媒体MTを挿入し、そこに記録されたプログラムを読み込めるようになっている。本発明による記録媒体MTを挿入し、その記録媒体に記録されている本発明によるプログラムを読み込ませることで、上記コンピュータは、本発明の端末装置Tに求められる後述の各機能を有するようになる。これには限られないが、この実施形態における記録媒体MTは、このシステム全体を統括する第1情報処理装置Xの管理者が配布したものである。
但し、上述のプログラムは、記録媒体MTを介してインストールされる必要は必ずしもなく、ネットワークを介しての配信の過程を経てコンピュータにインストールされるようにしても構わない。例えば、携帯電話からなる携帯端末装置Tはディスクドライブを持たないため、かかる配信の過程によって本発明によるプログラムについてのプログラム信号を取得することにより、本発明の端末装置Tに要求される諸機能を発揮するものとすればよい。
尚、上述のプログラムは、それ単体でコンピュータに本発明の端末装置Tとしての機能を奏させることができるようなものでもよく、それとコンピュータにインストールされているOSとの協働により、コンピュータに本発明の端末装置Tとしての機能を奏させるようなものとなっていても良い。
【0028】
端末装置Tは、装置全体の制御を行うCPUと、起動用プログラムなどを記録したROM、プログラムを実行するための領域を提供するRAMなどを備えており、RAM上に本発明のプログラムを展開してそれを実行することにより以下の機能ブロックを形成する。
つまり、図2に示したように、この端末装置は、データ受け付け部110、制御部120、識別情報生成部130、選択情報生成部140、基礎情報生成部150、送受信部160、ディスプレイ装置管理部170を備えて構成される。
【0029】
データ受付け部110は、入力装置T2を介してユーザが入力した識別情報,選択情報についてのデータ(場合によっては、基礎情報についてのデータ)の内容を解析するものである。データ受付け部110は、また、基礎情報として画像情報や水分率についての情報を用いるべく、その端末装置TがカメラCや水分計Sを備えている場合には、そのカメラCや水分計Sからの入力情報をも受付けるようになっている。データ受付け部110にて受付けられた情報は、制御部120、識別情報生成部130、選択情報生成部140、基礎情報生成部150のいずれかへと送られるようになっている。
制御部120は、上述のデータ受け付け部110、識別情報生成部130、選択情報生成部140、基礎情報生成部150、送受信部160、ディスプレイ装置管理部170の制御ないし管理を行うものである。例えば、データ受付け部110にて受付けられた情報は、識別情報生成部130、選択情報生成部140、基礎情報生成部150のいずれかへと送られるようになっていることについては上で述べた。かかる情報の転送は、データ受付け部110が行うようになっているが、その転送先の決定は、データ受付け部110から受付けた情報に基づき、制御部120が行うようになっている。
識別情報生成部130は、入力装置T2からデータ受付け部110を介して受付けた情報に基づいて識別情報を生成するものである。この識別情報はユーザを特定するための情報であり、これには限られないが、この実施形態の場合では、数字とアルファベットの組み合わせにより構成される会員ID及びパスワードからなる。かかるメンバーID及びパスワードは、第1情報処理装置X(或いはその管理者)により予め割り振られており、第1情報処理装置Xにて管理されている。ユーザは、かかる情報を入力装置T2の操作を行うことで入力する。識別情報生成部130により生成された識別情報は、送受信部160へ送られるようになっている。
選択情報生成部140は、入力装置T2からデータ受付け部110を介して受付けた情報に基づいて選択情報を生成するものである。この選択情報は、複数の第2情報処理装置Yの中の一つを、ユーザの希望に応じて選択するためのものである。選択情報の別に応じて、端末装置Tは、異なる第2情報処理装置Yと通信を行うこととなる。尚、選択情報の入力方法及び、第2情報処理装置Yとの通信許可の過程については後述する。選択情報生成部140により生成された識別情報は、送受信部160へ送られるようになっている。
基礎情報生成部120は、データ受付け部110を介して基礎情報を入力する所定の手段から受付けた情報に基づいて基礎情報を生成するものである。基礎情報は、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行うことにより得ることができるデータである。基礎情報は、例えば、ユーザの体重の増減についてのデータや睡眠時間についてのデータ(これらは入力装置T2から入力した情報に基づく。)、ユーザの肌の所定部位における含有水分率についての水分データ(これは水分計Sから入力した情報に基づく。)、ユーザ身体の所定部位における画像についての画像データ(これはカメラCから入力した情報に基づく。)のデータなどとして生成される。基礎情報生成部150が生成した基礎情報は、送受信部160へ送られるようになっている。
送受信部160は、この端末装置Tとネットワークとの間での通信を実行するものであり、本発明の端末送受信手段としての機能を有している。この送受信部160は、識別情報及び選択情報を、第1情報処理装置へと送信できるようになっている。送受信部160は、基礎情報を第2情報処理装置へと送信できるようになっている。送受信部160は、また、後述の処理データを第2情報処理装置から受付けることができるようになっている。
ディスプレイ装置管理部170は、ディスプレイ装置T1に所望の画像を表示するための表示用データを生成するものである。ディスプレイ装置管理部170は、制御部120の管理下で、表示用データを生成するようになっている。ディスプレイ装置には、識別情報や選択情報を入力するユーザを補助するための画像や、宣伝広告などの所定の画像が表示されるようになっている。この実施形態におけるディスプレイ装置に表示される画像は、ディスプレイ装置管理部170が生成したデータにより表示されるようになっている。
【0030】
≪第1情報処理装置の構成≫
次に第1情報処理装置Xの構成について説明する。この実施形態における第1情報処理装置Xは、例えば家庭用の、汎用的なコンピュータにより構成されている。
第1情報処理装置Xは、必ずしもその限りではないが、所定のディスプレイ装置、キーボードやマウスなどにより構成される所定の入力装置を備えている。
【0031】
この実施形態においては、第1情報処理装置Xとなるコンピュータは、所定のディスクドライブを備えている。そしてそのディスクドライブに、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体を挿入し、そこに記録されたプログラムを読み込めるようになっている。本発明による記録媒体MXを挿入し、その記録媒体に記録されている本発明によるプログラムを読み込ませることで、上記コンピュータは、本発明の第1情報処理装置に求められる後述の各機能を有する第1情報処理装置Xとなる。このプログラムを、記録媒体MXを用いずに、プログラム信号の配信によって第1情報処理装置Xに供給してもよいことは当然のことである。このプログラムは、それ単体でコンピュータに本発明の情報処理装置としての機能を奏させることができるようなものでもよく、それとコンピュータにインストールされているOSとの協働により、コンピュータに本発明の情報処理装置としての機能を奏させるようなものでも良い。
【0032】
第1情報処理装置Xは、装置全体の制御を行うCPUと、起動用プログラムなどを記録したROM、プログラムを実行するための領域を提供するRAMなどを備えており、RAM上に本発明のプログラムを展開してそれを実行することにより以下の機能ブロックを形成する。
つまり、第1情報処理装置Xは、図3に示したように、送受信部210、制御部220、接続許可部230、識別情報記録部240、選択用情報生成部250、第2情報処理装置データ記録部260、課金情報生成部270及び課金データ記録部280を含んで構成されている。
【0033】
送受信部210は、この端末装置Tとネットワークとの間での通信を実行するものであり、本発明の第1送受信手段としての機能を有するものである。この送受信部210は、ネットワークを介しての端末装置T及び第2情報処理装置Yとの通信を実現できるように構成されている。送受信部210がネットワークを介して受付けたデータは、制御部220と、接続許可部230、選択用情報生成部250のいずれかへと送られるようになっている。
制御部220は、上述の送受信部210、接続許可部230、選択用情報生成部250、課金情報生成部270及び課金データ記録部280の制御ないし管理を行うものである。
【0034】
接続許可部230は、ネットワーク、送受信部210を経て端末装置Tから受付けた識別情報が正当なものであるか否か判定し、端末装置Tを第2情報処理装置Yと接続させるか否かについて決定する機能を有するものである。識別情報が正当であると判定した場合には、端末装置Tの第2情報処理装置Yへの接続を許可する旨の情報を生成し、他方識別情報が正当でないと判定した場合には、端末装置Tの第2情報処理装置Yへの接続を許可する旨の情報を生成するようになっている。ここで、識別情報記録部240は、識別情報としてのメンバーID及びパスワードを、各ユーザ毎に、例えば図4で示した如き形態で記録している。送受信部210は、端末装置Tから受付けた識別情報のメンバーID及びパスワードを、識別情報記録部240から受付けたメンバーID及びパスワードと対比し、両者が一致していればその識別情報が正当である、少なくとも一方が一致していなければその識別情報が不当である旨判断するようになっている。接続許可部230は、また、識別情報が正当であると判定された場合に、端末装置Tをいずれかの第2情報処理装置Yへと接続する機能を有している。もう少し詳しく言えば、接続許可部230は、識別情報が正当だと判断された場合に、ネットワーク、送受信部210を介して端末装置Tから受付けた選択情報に基づいて、その端末装置Tを接続させるべき第2情報処理装置Yを複数の第2情報処理装置Yの中から決定し、当該第2情報処理装置Yにその端末装置Tを決定させる機能を有している。
【0035】
選択用情報生成部250は、端末装置Tを操作するユーザが、選択情報を入力するために有用な情報である選択用情報を端末装置TのディスプレイT1上に表示するためのデータを生成するものである。選択用情報は、第2情報処理装置のぞれぞれと関連付けられた所定の標識ないしマーク(例えば、文字、図形或いはその組み合わせにより構成される。)として端末装置Tのディスプレイ装置T1に表示されるようになっており、ユーザは、その標識ないしマークのいずれかを、例えば入力装置T2のマウスと連動してディスプレイ装置T1条に表示されるポインタにて選択することで、選択情報の入力を行える。つまり、選択された選択用情報と関連付けられた第2情報処理装置Yが選択されたことになり、ユーザがその第2情報処理装置Yを選択したとの選択情報が生成されることになる。尚、この実施形態における選択用情報は、これには限られないが、その第2情報処理装置Yからその端末装置Tへと送信される処理データの種類が視覚的に区別できるような状態で端末装置Tのディスプレイ装置T1上に表示されるようになっている。選択用情報を生成するにあたっては、少なくとも、どのような第2情報処理装置Yが現在存在するのかということを、第1情報処理装置Xが把握している必要がある。かかる第2情報処理装置260についての情報を記録しているのが第2情報処理装置データ記録部260である。上述した選択用情報生成部250は、かかる第2情報処理装置データ記録部260から読み出した第2情報処理装置Yについてのデータに基づいて選択用情報を端末装置Tのディスプレイ装置Tへと表示するにあたって必要な情報を生成するようになっている。尚、この実施形態では、その第2情報処理装置Yからその端末装置Tへと送信される処理データの種類が視覚的に区別できるような状態で選択情報の表示を行うこととしているので、第2情報処理装置データ記録部260から読み出した第2情報処理装置Yについてのデータには、第2情報処理装置Yの存在に加えて、その第2情報処理装置Yで行われる処理の種類(これが、処理データの種類に相当する。)が記録されている。また、第2情報処理装置データ記録部260には、その第2情報処理装置Yと対応付けられて端末装置Tのディスプレイ装置T1に表示される標識ないしマークについてのデータが記録されている。
端末装置Tのディスプレイ装置T1上に表示される選択用情報の例を、図5にて示す。ユーザは、矢印形状とされたポインタでいずれかのアイコンを指定することによりいずれの第2情報処理装置Yとの接続を希望するかということについての意思表示を行うことができ、その行為により、端末装置Tにて選択情報が生成されることとなる。尚、図5で示した例では、口紅形状とされた図形のアイコンが化粧品会社の管理する第2情報処理装置Yと関連付けられており、はさみ形状とされた図形のアイコンが理容室ないし美容室の管理する第2情報処理装置Yと関連付けられており、救急箱ないし薬剤を示す図形のアイコンが医院の管理する第2情報処理装置Yと関連付けられており、体重計を示す図形のアイコンがエステ会社の管理する第2情報処理装置Yと関連付けられており、そして頭髪の薄い男性の図形のアイコンがかつらメーカーの管理する第2情報処理装置Yと関連付けられている。
上記化粧品会社の管理する第2情報処理装置Yと接続することで受けられるサービスは、化粧方法提案サービスを含むサービスであり、理容室ないし美容室の管理する第2情報処理装置Yと接続することで受けられるサービスは、髪型提案サービスを含むサービスであり、医院で管理する第2情報処理装置Yと接続することで受けられるサービスは、診断ないし処方サービスを含むサービスであり、エステ会社で管理する第2情報処理装置Yと接続することで受けられるサービスは、体重増減後イメージ確認サービスを含むサービスであり、かつらメーカーで管理する第2情報処理装置Yと接続することで受けられるサービスは、頭髪量変更後イメージ確認サービスを含むサービスである。各サービスの内容については後述することとする。
【0036】
課金情報生成部270は、第2情報処理装置Yと端末装置Tとの通信を許可する毎に、当該第2情報処理装置Yの管理者に対して、所定の額の課金を行うための情報を生成するものであり、本発明の課金手段に相当するものである。この例の課金情報生成部270は、これには限られないが、第2情報処理装置Yへ端末装置Tが接続できるようにする度に、当該第2情報処理装置Yの管理者に100円を請求するための情報を生成する。この実施形態の課金情報生成部270は、端末装置Tと第2情報処理装置の接続を許可する旨の情報を接続許可部230から受付けた制御部220が生成した情報に基づいて、かかる処理を実行するようになっている。勿論、接続を許可する旨の情報を、選択用情報生成部250から直接受付けた課金情報生成部270が上述の処理を実行できるようにしてもよい。
生成されたこの情報は、第2情報処理装置Yの管理者に請求すべき額として、課金情報生成部270が課金データ記録部280に記録する。課金データ記録部280は、各第2情報処理装置Y毎の課金額を記録する。かかる情報に基づく請求は、自動的に行われても良いし、課金データ記録部に記録されている情報に基づいて、第1情報処理装置Xの管理者により、例えば月毎に行われても良い。
尚、課金情報生成部270は、第2情報処理装置Yへ端末装置Tが接続できるようにされた場合であって、且つその端末装置Tを使用するユーザがその第2情報処理装置Yにとって新規なユーザである場合にのみ課金を行うようにすることもできる。このようにされている場合には、上述の制御部220を、例えば以下のようにすれば良い。即ち、接続許可部230から端末装置Tといずれかの第2情報処理押装置Yとの接続を許可する旨の情報を受付ける度に、その端末装置Tのユーザがその第2情報処理装置Yと過去に接続が許可された経歴を有するか否か判断し、そのような経歴がない場合のみ、課金情報を生成しろとの命令を課金情報生成部270へと送るようにすれば良い。
≪第2情報処理装置の構成≫
次に第2情報処理装置Yの構成について説明する。この実施形態における第2情報処理装置Xは、例えば家庭用の、汎用的なコンピュータにより構成されている。
第2情報処理装置Y、必ずしもその限りではないが、所定のディスプレイ装置、キーボードやマウスなどにより構成される所定の入力装置を備えている。
【0037】
この実施形態においては、第2情報処理装置Xとなるコンピュータは、所定のディスクドライブを備えている。そしてそのディスクドライブに、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体を挿入し、そこに記録されたプログラムを読み込めるようになっている。本発明による記録媒体MYを挿入し、その記録媒体に記録されている本発明によるプログラムを読み込ませることで、上記コンピュータは、本発明の第2情報処理装置に求められる後述の各機能を有する第2情報処理装置Yとなる。このプログラムを、記録媒体MYを用いずに、プログラム信号の配信によって第2情報処理装置Yに供給してもよいことは当然のことである。このプログラムは、それ単体でコンピュータに本発明の情報処理装置としての機能を奏させることができるようなものでもよく、それとコンピュータにインストールされているOSとの協働により、コンピュータに本発明の情報処理装置としての機能を奏させるようなものでも良い。
【0038】
第2情報処理装置Yは、装置全体の制御を行うCPUと、起動用プログラムなどを記録したROM、プログラムを実行するための領域を提供するRAMなどを備えており、RAM上に本発明のプログラムを展開してそれを実行することにより以下の機能ブロックを形成する。
つまり、第2情報処理装置Yは、図6に示したように、送受信部310、制御部320、接続情報管理部330、接続情報記録部331、基礎情報記録部340、処理データ生成部350、出入力部360を含んで構成されている。
【0039】
送受信部210は、第2情報処理装置YTとネットワークとの間での通信を実行するものであり、本発明の第2通信手段に相当するものである。送受信部210は、上述のネットワークを介して、第2情報処理装置Yと、端末装置T又は第1情報処理装置Xとの通信を実現させる。
送受信部210は、例えば、第1情報処理装置Xの接続許可部230により通信を許可された所定の端末装置Tとの間で通信を行うようにとの指示についての情報を当該第1情報処理装置Xから受付けたり、或いは基礎情報を通信が許可された当該端末装置Tから受付けたりする。これらの情報は制御部320へと伝えられるようになっている。これらの情報のうち前者は、制御部320からの指示を受付けた送受信部310によって接続情報管理部330へ送られるようになっており、後者は基礎情報記録部340へと送られるようになっている。
【0040】
接続情報管理部330は、当該第2情報処理装置Yと通信を行った端末装置Tについての通信記録を行うものである。つまり、接続情報管理部330は、その第2情報処理装置Yがどの端末装置Tと通信を行ったかということについての記録を行うものである。かかる通信記録についての情報は、接続情報記録部331に記録される。この情報は、後述の処理データを、その処理データを生成するための基礎情報を送ってきた端末装置Tへ正しく返信するために用いられる。もっとも、この情報は、他の目的、例えば、上述の課金額が正しいか否かを第2情報処理装置Yの管理者側で確認する際に用いることもできる。
【0041】
基礎情報記録部340は、端末装置Tからネットワーク経由で送られてきて送受信部310にて受付けられた基礎情報を一時的に記録するものである。基礎情報記録部340へのデータの書き込みは送受信部310が行う。
【0042】
処理データ生成部350は、上述の基礎情報に基づいて、自動的に処理データを生成するものである。処理データは、美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することにより得られる。処理データの生成手法に関しては後述する。
処理データを生成する際に、処理データ生成部350は、上述の基礎情報記録部340から基礎情報を読み出す。
【0043】
出入力部360は、基礎情報記録部350が受付けた基礎情報を出入力部360から読み出し、これを、所定の外部記録媒体(例えば、フロッピーディスクやMO。)へと記録したり、他のコンピュータへと送信したりする機能を有するものとなっている。この出入力部360は、この第2情報処理装置Y内で処理データの生成を行わない場合に有用なものである。即ち、出入力部360から、所定の外部記録媒体を関して、或いは直接的に他のコンピュータに送られた基礎情報に基づいて、当該他のコンピュータで処理データの生成を行う場合に、この出入力部360が有用になるのである。
従って、出入力部360を介して基礎情報を読み出した他のコンピュータでしかかかる処理データの生成が行われないのであれば、第2情報処理装置Yには、上述の処理データ生成部350は不要である。また、処理データ生成部350でしか処理データの生成が行われていないのであれば、処理データ生成部350は不要である。
【0044】
≪美容・医療関連サービス提供システムの動作≫
次に、以上で説明した美容・医療関連サービス提供システムの動作について説明することで美容・医療関連サービス提供の流れについて説明する。かかる動作の一例を概略的に図7で示す。
【0045】
このシステムを利用して美容・医療関連サービスの提供を受けたいユーザは、まず、入力装置T2を操作することで、端末装置Tを第1情報処理装置Xへ接続させる(S401)。
上述のネットワークがインターネットである場合には、ユーザは、ブラウザを立ち上げると共に、第1情報処理装置XのURL (Uniform Resource Locator)を指定して、端末装置Tと第1情報処理装置Xとを接続する。
次に、端末装置Tから第1情報処理装置Xへの識別情報の送信が行われる(S402)。
ユーザは、予め割り振られた識別情報としてのユーザID及びパスワードを入力し、これを第1情報処理装置Xに送信する。尚、識別情報の送信に先立って、識別情報の入力をユーザに促す画像を端末装置Xのディスプレイ装置T1に表示するためのデータを第1情報処理装置Xが、端末装置Tに送信するようにすることも可能である。これにより、例えば、図8に示した如き画像をディスプレイT1に表示させ、ユーザによる識別情報の入力をスムーズなものとすることもできる。
図8で示した例においては、図中の空欄にメンバーIDとパスワードを入力することによって生成された情報が、データ受付け部110を介して識別情報生成部130へと送られる。識別情報生成部130が、この情報に基づいて生成した識別情報が、送受信部160へと送られる。そして、ログインのボタン画像にカーソルを併せて決定の入力を行うことで、送受信部160による、メンバーIDとパスワードからなる識別情報の送信が行われることになる。
【0046】
次いで、第1情報処理装置Xで、上述の識別情報が正当か否かが判断される(S503)。識別情報が正当でなければ、端末装置Tと第1情報処理装置Xとの通信は終了する。かかる判断は、識別情報記録部240に記録されたデータを用いて接続許可部230が行う。
【0047】
識別情報が正当であると判断された場合、選択用画像を含む画像(例えば、図5で示したような画像をいう。)を端末装置Xのディスプレイ装置T1に表示するためのデータが第1情報処理装置Xから端末装置Tに送信される(S504)。この情報は、第2情報処理装置260に記録されているデータを読み出した選択用情報生成部250が生成する。この情報が、送受信部210、ネットワークを経て端末装置Tへと送られる。
【0048】
この情報を送受信部160で受付けた端末装置Tのディスプレイ装置T2には、選択用画像を含む画像が表示される(S405)。
具体的には、送受信部160で受付けた上記データを受付けた制御部120の管理下にあるディスプレイ装置管理部170が画像表示用のデータを生成し、これをディスプレイ装置T1に送る。このデータに基づいて、ディスプレイ装置T1には、図5で示したような画像が表示されることになる。
【0049】
次いで、端末装置Tから第1情報処理装置Xへの選択情報の送信が行われる(S406)。
具体的には、端末装置Tのディスプレイ装置T1上にアイコンとして表示された選択用情報の一つを、入力装置T2としてのマウスなどと連動する矢印形状とされたポインタで指定すると共に、マウスでクリックする等の所定の決定操作を行うことで選択情報生成のための入力を行う。選択情報は、かかる入力をデータ受付け部110を介して受付けた選択情報生成部140が生成する。この選択情報は、ポインタで指定したアイコンと対応付けられた第2情報処理装置Yとその端末装置Tとの通信を要求することをその内容とするものとなっている。
生成された選択情報は、送受信部160、ネットワークを介して第1情報処理装置Xへと送られる。
【0050】
次いで、選択情報を受付けた第1情報処理装置Xが、端末装置Xと、第2情報処理装置Yとの通信を許可しその旨の情報を第2情報処理装置Yへと送信する(S507)。
より詳述に言えば、ネットワーク、及び挿入深部210を介して選択情報を受付けた接続許可部230は、その端末装置Tの第2情報装置への接続許可をした旨のデータを生成し、そのデータを、送受信部210、ネットワークを介して、を第2情報処理装置Yへと送信する。
他方、この情報は、制御部220へも送られる。そして、この情報を受付けた制御部220の制御下で、課金情報生成部270が課金情報を生成する。この課金情報は、課金データ記録部280へと書き込まれる。
【0051】
接続許可についての上述のデータを受付けた第2情報処理装置は、その送受信部310にてその情報を受付け、端末装置Tとの通信を準備し(S608)、端末装置Tとの通信を開始する。
つまり、接続許可についての上述の情報は、送受信部310から制御部320へと送られる。この情報を受付けた制御部320は、その送受信部310を、その第2情報処理端末Yとの通信が第1情報処理端末Xによって許可された端末装置Tと通信可能とする。これにより、端末装置Tと第2情報処理装置Yの通信が開始されるのである。
接続許可についての上述の情報は、また、送受信部310から接続情報管理部330へも送られる。そして、この情報は、接続情報記録部331へ記録される。
【0052】
次いで、ユーザは、基礎情報を生成しこれを、端末装置Tから第2情報処理装置Yへと送信する(S409)。
基礎情報を生成する際には、ユーザが、例えば、入力装置T2を操作することで文字情報を入力し、或いは、カメラCや水分計Sから、画像データや水分率データを入力する。これらのデータは、データ受付け部110を介して基礎情報生成部150へと送られる。そして、これを受けた基礎情報生成部150が、受付けた前述のデータに基づいて基礎情報を生成する。この基礎情報は、送受信部160、ネットワークを介して第2情報処理装置Yへと送られる。
【0053】
次いで、第2情報処理装置Yにて、処理データの生成がなされる(S610)。
端末装置Tから送受信部310が受付けた基礎情報は、基礎情報記録部340へ書き込まれる。処理データは、この基礎情報に基づいて生成される。
処理データは、基礎情報に基づいて自動的に、或いは手作業で生成される。
前者の場合には、基礎情報に基づいて自動的に処理データを生成する機能を有する処理データ生成部350が基礎情報記録部340から基礎情報を読出し、これに基づいて処理データの生成を行う。生成された処理データは、処理データ生成部350から送受信部310へと送られる。
他方、後者の場合には、出入力部340を通じて基礎情報記録部340から、例えば所定の外部記録媒体に基礎情報を読み出し、その基礎情報に対して、処理データの生成を行うことのできる他のコンピュータなどで所定の処理を行うことにより処理データの生成を行う。生成された処理データは、出入力部360から再度入力され、制御部320を経て送受信部310へと送られる。
尚、処理データの生成方法については、後述する。
【0054】
自動的に生成されたにせよ、手作業で生成されたにせよ、処理データは、送受信部310からネットワークを介して端末装置Tへと送られる(S611)。ユーザは、この処理データを、自己の美容や健康管理に利用できることになる。
【0055】
以下、処理データの生成方法の詳細の幾つかの例について述べる。
【0056】
[化粧方法提案サービスの場合]
選択情報生成時に、ユーザが、口紅形状とされた図形のアイコンを選択した場合、端末装置Tは化粧品会社の管理する第2情報処理装置Yに接続される。
化粧品会社の管理する第2情報処理装置Yにより提供されるサービスは、この実施形態では、化粧方法提案サービスとなっている。
このサービスは、以下のように実行される。
この場合、ユーザは、基礎情報を生成する際にカメラCを用いる。ユーザは、自分の身体の一部(これには限られないが、この実施形態では、顔である。)を含む画像を撮像し、これを端末装置Tへと入力する。これにより、端末装置T中の基礎情報生成部150が画像データである基礎情報を生成する。
尚、この基礎情報で表現される画像は、ユーザの顔の全体についてのものでも良く、また、目や口などの顔の一部についてのものでも構わない。
この基礎情報は、上述のように、ネットワークを介して第2情報処理装置Yへと送られる。
第2情報処理装置Yに送られた基礎情報は、送受信部310を経て基礎情報記録部340で記録される。
化粧方法の提案は、画像データであるこの基礎情報に対して所定の画像処理を施すことによってなされるものであり、それにより得られる処理画像データも画像データとされる(本発明でいうところの、処理画像データとなる。)。
【0057】
この例における上述の画像処理は、出入力部340を通じて基礎情報記録部340から読み出された画像データに基づいて、行われる。この画像処理は、上記化粧品会社の社員などによって、例えば手作業で実行される。
ここで、実行される画像処理は、例えば次のようなものである。
つまり、基礎情報に相当するユーザの顔(例えば、素顔。)に化粧を施した画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを生成することとしている。つまり、ユーザは、その化粧品会社が提案する化粧をした状態の自分の顔を確認するための情報を入手できることになる。端末装置Tから送られてきた画像データがユーザの顔の一部についてのものである場合には、その当該一部に対して化粧を施した状態を示す画像についての画像データを生成すればよい。このような画像処理は、汎用的な画像処理ソフトを用いれば実行可能である。
このように生成した画像データとしての処理データ(処理画像データ)は、出入力部360から入力され、制御部320、送受信部310、ネットワークを介して端末装置Tへと返信されることになる。
【0058】
上述の化粧方法提案サービスは、更に、以下のようなものとすることができる。
即ち、ユーザの好みや、化粧のTPOといった化粧の諸条件についての条件情報を、例えば入力装置T1を用いることでユーザに入力させ、上記基礎情報に加えて第2情報処理装置Yへと送るようにしてもよい。条件情報は、これには限られないが、例えば制御部120にて生成されるようにすることができる。この場合、第2情報処理装置Yの基礎情報記録部340には基礎情報及び条件情報が記録されるようにすることができる。この例で行われる画像処理は、出入力部340を通じて基礎情報記録部340から読み出された画像データ及び条件情報に基づいて行うことができる。この場合には、上述した化粧品会社の社員などが、文字情報として送られてきた条件情報を参照することにより、ユーザの希望に添うような化粧が施された顔画像についての画像データを生成できるようになる。
条件情報は、例えば、色味(ピンク系、茶系、ベージュ系など)や、イメージ(きれい、かわいい、大人っぽい、子供っぽいなど)や、TPO(学校用、会社用、デート用、冠婚葬祭用など)等、適宜設ければよい。また、上述の如き条件をユーザに自由に入力させると抽象的になりすぎて収集がつかなくなる場合には、上述の如き条件についての選択肢を設けてユーザがそれらの中から自分の希望する化粧と合致する化粧を選択するといった形式にすることもできる。この場合には、端末装置Tのディスプレイ装置T1にかかる選択肢を表示するための画像データを第2情報処理装置Yが生成するようにもできる。ネットワークを介して第2情報処理装置Yから端末装置Tへ送られたその情報によって、上述の如き選択肢を表示するための画像が端末装置Tのディスプレイ装置T1に表示されることになる。
【0059】
上述の化粧方法提案サービスは、更に、以下のようなものとすることができる。
即ち、基礎情報の送信元である端末装置Tへ処理データを送信する際に、その化粧を施した画像で表された化粧後の顔を実現するに当たって必要な化粧関係製品についてのデータを、画像データの送信元である端末装置へ送信するようにするのも可能である。
例えば、画像で示されたこの化粧を実現するには、ファンデーションとして〜〜を、口紅として〜〜を、アイシャドウとして〜〜を、アイラインとして〜〜を、マスカラとして〜〜が必要です。といった情報を端末装置Tへと送ることができる。ユーザにおける商品知識を深めるのみならず、購買意欲をそそることも可能となる。
【0060】
この例における上述の画像処理は、出入力部340を通じて基礎情報記録部340から読み出された画像データに基づいて、行われる。この画像処理は、上記化粧品会社の社員などによって、例えば手作業で実行される。
ここで、実行される画像処理は、例えば次のようなものである。
つまり、基礎情報に相当するユーザの顔(例えば、素顔。)に化粧を施した画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを生成することとしている。つまり、ユーザは、その化粧品会社が提案する化粧をした状態の自分の顔を確認するための情報を入手できることになる。端末装置Tから送られてきた画像データがユーザの顔の一部についてのものである場合には、その当該一部に対して化粧を施した状態を示す画像についての画像データを生成すればよい。このような画像処理は、汎用的な画像処理ソフトを用いれば実行可能である。
このように生成した画像データとしての処理データ(処理画像データ)は、出入力部360から入力され、制御部320、送受信部310、ネットワークを介して端末装置Tへと返信されることになる。
【0061】
上述の化粧方法提案サービスは、更に、以下のようなものとすることができる。
即ち、ユーザの好みや、化粧のTPOといった化粧の諸条件についての条件情報を、例えば入力装置T1を用いることでユーザに入力させ、上記基礎情報に加えて第2情報処理装置Yへと送るようにしてもよい。条件情報は、これには限られないが、例えば制御部120にて生成されるようにすることができる。この場合、第2情報処理装置Yの基礎情報記録部340には基礎情報及び条件情報が記録されるようにすることができる。この例で行われる画像処理は、出入力部340を通じて基礎情報記録部340から読み出された画像データ及び条件情報に基づいて行うことができる。この場合には、上述した化粧品会社の社員などが、文字情報として送られてきた条件情報を参照することにより、ユーザの希望に添うような化粧が施された顔画像についての画像データを生成できるようになる。
条件情報は、例えば、色味(ピンク系、茶系、ベージュ系など)や、イメージ(きれい、かわいい、大人っぽい、子供っぽいなど)や、TPO(学校用、会社用、デート用、冠婚葬祭用など)等、適宜設ければよい。また、上述の如き条件をユーザに自由に入力させると抽象的になりすぎて収集がつかなくなる場合には、上述の如き条件についての選択肢を設けてユーザがそれらの中から自分の希望する化粧と合致する化粧を選択するといった形式にすることもできる。この場合には、端末装置Tのディスプレイ装置T1にかかる選択肢を表示するための画像データを第2情報処理装置Yが生成するようにもできる。ネットワークを介して第2情報処理装置Yから端末装置Tへ送られたその情報によって、上述の如き選択肢を表示するための画像が端末装置Tのディスプレイ装置T1に表示されることになる。
【0062】
上述の化粧方法提案サービスは、更に、以下のようなものとすることができる。
即ち、基礎情報の送信元である端末装置Tへ処理データを送信する際に、その化粧を施した画像で表された化粧後の顔を実現するに当たって必要な化粧関係製品についてのデータを、画像データの送信元である端末装置へ送信するようにするのも可能である。
例えば、画像で示されたこの化粧を実現するには、ファンデーションとして〜〜を、口紅として〜〜を、アイシャドウとして〜〜を、アイラインとして〜〜を、マスカラとして〜〜が必要です。といった情報を端末装置Tへと送ることができる。ユーザにおける商品知識を深めるのみならず、購買意欲をそそることも可能となる。
[髪型提案サービスの場合]
選択情報生成時に、ユーザが、はさみ形状とされた図形のアイコンを選択した場合、端末装置Tは理容室ないし美容室の管理する第2情報処理装置Yに接続される。
理容室ないし美容室の管理する第2情報処理装置Yにより提供されるサービスは、この実施形態では、髪型提案サービスとなっている。
このサービスは、以下のように実行される。
ユーザは、基礎情報を生成する際にカメラCを用いる。ユーザは、自分の頭部を含む顔全体の画像を撮像し、これを端末装置Tへと入力する。これにより、端末装置T中の基礎情報生成部150が画像データである基礎情報を生成する。
この基礎情報は、上述のように、ネットワークを介して第2情報処理装置Yへと送られる。
第2情報処理装置Yに送られた基礎情報は、送受信部310を経て基礎情報記録部340で記録される。
髪型の提案は、画像データであるこの基礎情報に対して所定の画像処理を施すことによってなされるものであり、それにより得られる処理画像データも画像データとなる。
【0063】
この場合の画像処理は、出入力部340を通じて基礎情報記録部340から読み出された画像データに基づいて、行われる。この画像処理は、上記理容室ないし美容室の社員などによって、例えば手作業で実行される。
ここで、実行される画像処理は、例えば次のようなものである。
つまり、基礎情報に相当するユーザの髪型に変化を与えた画像についての画像データとして処理画像データを生成することとしている。つまり、ユーザは、その理容室や美容室が提案する髪形をした状態の自分の顔の印象を確認するための情報を入手できることになる。
このように生成した処理データは、出入力部360から第2情報処理装置Yへと入力され、制御部320、送受信部310、ネットワークを介して端末装置Tへと返信されることになる。
この場合にも、条件情報の利用を図ることもできる。また、その髪形を実現するために必要な整髪量などについてのデータを、上記画像データの送信元である端末装置Tへ、処理データと併せて送信することもできる。
上述の化粧方法提案サービスは、更に、以下のようなものとすることができる。
【0064】
[頭髪量変更後イメージ確認サービスの場合]
選択情報生成時に、ユーザが、頭髪の薄い男性の図形のアイコンを選択した場合、端末装置Tはかつらメーカーの管理する第2情報処理装置Yに接続される。かつらメーカーの管理する第2情報処理装置Yにより提供されるサービスは、この実施形態では、頭髪量変更後イメージ確認サービスとなっている。
このサービスは、髪型提案サービスと略同様の過程により提供される。
髪型提案サービスの場合と異なるのは、生成される画像データが、基礎情報に相当するユーザの髪型に変化を与えた画像についての画像データではなく、基礎情報に相当するユーザの髪量に変化を与えた(通常は増毛である。)画像についての画像データである点である。
【0065】
[体重増減後イメージ確認サービスの場合]
選択情報生成時に、ユーザが、体重計を示す図形のアイコンを選択した場合、端末装置Tはエステ会社の管理する第2情報処理装置Yに接続される。
エステ会社の管理する第2情報処理装置Yにより提供されるサービスは、この実施形態では、体重増減後イメージ確認サービスとなっている。
このサービスは、以下のように実行される。
ユーザは、基礎情報を生成する際にカメラCを用いる。ユーザは、自分の全身像を含む顔全体の画像を撮像し、これを端末装置Tへと入力する。これにより、端末装置T中の基礎情報生成部150が画像データである基礎情報を生成する。
この基礎情報は、上述のように、ネットワークを介して第2情報処理装置Yへと送られる。
第2情報処理装置Yに送られた基礎情報は、送受信部310を経て基礎情報記録部340で記録される。
体重増減後イメージ確認は、画像データであるこの基礎情報に対して所定の画像処理を施すことによってなされるものであり、それにより得られる処理画像データも画像データとなる。
【0066】
この場合の画像処理は、出入力部340を通じて基礎情報記録部340から読み出された画像データに基づいて、行われる。この画像処理は、上記エステ会社の社員などによって、例えば手作業で実行される。
ここで、実行される画像処理は、例えば次のようなものである。
つまり、基礎情報に相当するユーザの体型に変化を与えた画像についての画像データとして処理画像データを生成することとしている。
つまり、ユーザは、そのエステ会社が本来提供するダイエット方法によって痩身に成功した後の自分の体型を確認するための情報を入手できることになる。この場合には、現在より2kg減、現在より5kg減という異なる体型についての画像に関する画像データを生成すると、ユーザは痩身の過程をイメージし易くなる。
このように生成した処理データは、出入力部360から第2情報処理装置Yへと入力され、制御部320、送受信部310、ネットワークを介して端末装置Tへと返信されることになる。
【0067】
[頭髪量変更後イメージ確認サービスの場合]
選択情報生成時に、ユーザが、頭髪の薄い男性の図形のアイコンを選択した場合、端末装置Tはかつらメーカーの管理する第2情報処理装置Yに接続される。
かつらメーカーの管理する第2情報処理装置Yにより提供されるサービスは、この実施形態では、頭髪量変更後イメージ確認サービスとなっている。
このサービスは、髪型提案サービスと略同様の過程により提供される。
髪型提案サービスの場合と異なるのは、生成される画像データが、基礎情報に相当するユーザの髪型に変化を与えた画像についての画像データではなく、基礎情報に相当するユーザの髪量に変化を与えた(通常は増毛である。)画像についての画像データである点である。
【0068】
[診断ないし処方サービスの場合]
選択情報生成時に、ユーザが、救急箱ないし薬剤を示す図形のアイコンを選択した場合、端末装置Tは医院の管理する第2情報処理装置Yに接続される。
医院の管理する第2情報処理装置Yにより提供されるサービスは、この実施形態では、診断ないし処方サービスとなっている。
このサービスは、以下のように実行される。
ユーザは、基礎情報を生成する際にカメラCを用いる。ユーザは、自分の眼の画像を含む画像を撮像し、これを端末装置Tへと入力する。これにより、端末装置T中の基礎情報生成部150が画像データである基礎情報を生成する。
この基礎情報は、上述のように、ネットワークを介して第2情報処理装置Yへと送られる。
第2情報処理装置Yに送られた基礎情報は、送受信部310を経て基礎情報記録部340で記録される。
診断ないし処方は、画像データであるこの基礎情報に基づいてなされるものである。
【0069】
この実施形態では、基礎情報記録部340に記録された基礎情報を読み出した処理データ生成部350が、基礎情報記録部340から基礎情報を読み出して自動的に診断ないし処方処理を行うようになっている。
これを可能とするため、この第2情報処理端末Yにおける処理データ生成部350は、図9に示したように構成されている。
即ち、処理データ生成部350は、診断部720は、本発明における診断手段及び処方手段の機能を併有するものであり、端末装置TからネットワークNを介して受付けた上述の画像データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結束に基づいて、診断結果に適合する処方についての処方データを生成するものである。
より詳述すれば、この処理データ生成部350は、画像処理部721、基準データ記録部722、判定部723、処方基準データ記録部724、処方データ生成部725、及び処理制御部726を含んで構成される。
【0070】
画像処理部721は、画像データに対して所定の画像処理を行う機能を有している。
基準データ記録部722は、診断データを生成するに必要な基準データを記録するものである。基準データ記録部722は、少なくとも一つの診断を行うための基準データを記録していれば良いが、複数種類の診断に対応できるよう、複数種類の基準データを持っていてもよい。この実施形態では、眼瞼下垂診断と肌の性状診断に対応すべく2種類の基準データが記録されている。
判定部723は、後述の処方データ生成部725と協働して、診断を行うものである。判定部723は、上述の画像処理部721で生成された画像データを、所望する診断に適した基準データと対比し、その対比結果に応じて、診断結果についての診断データを生成する機能を有している。
また、処方基準データ記録部724には、上述の診断データに基づいて処方データを生成するにあたって必要とされる処方基準データが記録されている。この実施形態の処方基準データ記録部724は、これには限られないが、処方基準データとして、眼瞼下垂診断及び肌の性状診断に関する処方についてのデータが記録されている。
処方データ生成部725は、本発明の処方手段に相当するものである。上述の診断データを受け取り、処方基準データ記録部725から適当なデータを読み出すことにより処方データを生成する。処方データは、診断データにより示される現状に適合する処方についてのデータであり、例えば現状の健康状態回復のためのアドバイスについてのデータなどが含まれている。
処理制御部726は、複数種類のサービスを提供することある第2情報処理装置Yに対して特定の診断ないし処方を希望して端末装置Tを接続させてきたユーザが、例えば入力装置T1の操作により基礎情報と共に送信してきた情報(どの診断ないし処方を行うべきかを特定するための情報)を解析するものである。処方処理部726は、その解析に応じて、基礎情報に対して行われるべき診断を決定する。この実施形態では、眼瞼下垂診断、肌の性状診断を行うことが可能となっているため、対応情報に基づいて、これら診断のいずれを行うかを処理制御部726が決定する。この決定は、画像処理部721及び判定部723へと送られる。この対応情報に基づいて、画像処理部721は適切な画像処理を行い、判定部723は適切な診断の判定を行うようになっている。
【0071】
具体的な、処理データ生成の流れについて説明する。
この例では、眼瞼下垂診断が行われるものとする。
尚、眼瞼下垂とは、まぶたを挙上させる筋肉である眼瞼挙筋又は眼瞼挙腱の異常や瞼板との接続障害によって眼瞼が垂れ下がることをいい、精神的、肉体的な様々な疾病の症状として現れるものである。従って、この眼瞼下垂を早期に発見することで様々な疾病の予防を行える場合があるため、眼瞼下垂の発見は非常に大きな意味を持つ。
【0072】
診断に当たっては、まず、処理データ生成部350が、基礎情報及び診断の種類を特定するための上述の情報を基礎情報記録部340から読み込む。
次いで、処理制御部726が、診断の種類を特定するための情報を解析し、この情報に基づいて、送信されてきた画像データについて行われるべき診断が、眼瞼下垂診断であると決定する。この決定は、画像処理部721及び判定部723へと送られ、画像処理部721での適切な処理と、判定部723での適切な判定を担保する。
また、画像データは、画像処理部721へと送られる。画像処理部721は、必要な場合に、画像データに対して所定の画像処理を行う。
例えば、明度についての所定の閾値を設定することなどによって2値化、3値化などを行うことにより、眼の画像についての以後の判定を行いやすくするための処理を行う。エッジ強調や、モアレによる等高線処理などを行っても良い。
また、画像処理部721では、色補正の処理を行っても良い。画像データは、カメラC毎の仕様の違いや、撮像時の照明の相違などにより本来の画像とは異なるものとなっていることが多いので、かかる色補正を行うことで、正確な診断を行うことができるようになる。例えば、所定の基準色が所定の配置で付されたシールなどをユーザに予め配布しておくと共に、このシールを撮像範囲に張付けて撮像を行うことをユーザに義務付け、画像に映りこんでいるシール内の基準色を予め準備しておいた色に合わせるとともに、この処理を画像全体に適用することによって色補正を行うことができる。尚、色補正の処理は、ユーザ側の端末装置Tにて行ってもよい。この場合には、色補正のされた統一された画像データがサーバSに送られることとなる。この場合には、端末装置Tが、色補正を行うための手段を備えていることが必要となるが、例えば前述の制御部130にかかる手段としての機能を与えておくことができる。
この実施形態では、ユーザの眼の画像を、眼の輪郭、白眼と黒眼の境界、瞳孔の輪郭のみを明確に現すような図10に示したような線図の画像に変換する。
【0073】
上述の処理が必要に応じて行われることで生成された画像データは、次に、判定部723へと送られる。判定部723では、この画像データと、基準データ記録部722から読み出された基準データとを照らし合わせることで、対比用画像データに基づく判定が行われる。この判定が、医師の行う診断に相当する。
この判定には、基準データ記録部722に記録された眼瞼下垂についての基準データが用いられる。この基準データは、眼瞼下垂についての適切な判定を行えるようなものであればどのようなものとしても良いが、例えば図11に示したようなものとすることができる。
そして、判定部723は、対比用画像データに基づく画像が、図11に示した1ないし3のどの基準に当てはまるかを判定することによって判定を行い、診断データを生成する。例えば、図10(イ)の矢示した範囲に眼瞼がある場合には、『正常』に相当する1の基準に当てはまるとの判定がなされ、図10(ロ)の場合には、『軽度の眼瞼下垂』に相当する2の基準に当てはまるとの判定がなされる。図10(ハ)の場合には、『重度の眼瞼下垂』に相当する3の基準に当てはまるとの判定がなされる。これらの判定結果についてのデータが、診断データである。
尚、対比用画像データに以下のような内容を加えておくことにより、画像に基づく診断データの生成をより正確に行うようにすることもできる。
つまり、眉毛の挙上がある人の場合には、眼瞼下垂の症状が通常の場合よりも出にくくなるので、上述の如き画像に基づく判断に加えて、眉毛の画像に基づく眉毛の挙上の有無に関する判定を行うことにより、より正確な眼瞼下垂の判断を行うことができる。例えば、眉毛の画像に基づいて眉毛の挙上があると判定された場合には、目の画像により軽度の眼瞼下垂と判定されていたものを重度の眼瞼下垂と判定するように補正したり、目の画像により正常な状態と判定されていたものを、正常であるが軽度の眼瞼下垂に近いと判断されたものに限り、軽度の眼瞼下垂と判定することができる。このような補正は、必要に応じて適宜行えばよい。
尚、判定部723にて判断が微妙なものは、医師その他の専門家の判断に委ねるべく、判定部723での判断を保留するようにすることもできる。この場合には、以下の処方データの生成も医師が行うようにすることができる。この場合には、出入力部360が利用される。
【0074】
診断データは、必要に応じて、処方データ生成部725へと送られる。処方データ生成部725は、この診断データに基づいて処方データを生成する。
この処方データの生成には、処方基準データ記録部724に記録された眼瞼下垂についての処方基準データが用いられる。この基準データは、眼瞼下垂の症状毎に適切、且つ有意な処方を行えるようなものであればどのようなものとしても良いが、例えば図11に示したようなものとすることができる。
即ち、診断データが、『正常』であることを示す1の場合には、何らの処置も必要ないことを示す1のデータを生成し、診断データが『軽度の眼瞼下垂』であることを示す2の場合には、薬剤Aの服用を勧める2のデータを生成し、診断データが『重度の眼瞼下垂』であることを示す3の場合には、より強い薬剤Bの服用を勧める3のデータを生成する。これらのデータが処方データとなる。
【0075】
以上説明した診断データ及び処方データが、処理データである。
このように生成した処理データは、出入力部360から第2情報処理装置Yへと入力され、制御部320、送受信部310、ネットワークを介して端末装置Tへと返信されることになる。ユーザの求めに応じて、或いは必要性に応じて、場合によっては診断データ、処方データの一方のみ、場合によってはその双方が返信される。
【0076】
この処理データ生成部350は、また、上述の眼瞼下垂診断のみならず、肌の性状診断が行われることもある。
この場合の処理の流れについて説明する。
【0077】
この実施形態における肌の性状診断を行う場合、ユーザは、水分計Sを用いて基礎情報生成のための入力を行う。水分計Sにて、肌の所定箇所の水分率を測定することによって、肌の水分率についての基礎情報(以下、場合により、水分率データという。)を生成するのである。
尚、肌の水分率に影響を与える要素としては、肌における部位の相違以外に、季節の別や周囲の気温の相違がある。ユーザは、例えばいつも同一の室温の中で水分率の測定を行うように注意したほうが良い。
この基礎情報は、眼瞼下垂診断の場合と同様に、端末装置Tから第2情報処理装置Yへと送られ、診断の種類を特定するための情報と共に基礎情報記録部340に記録される。
【0078】
診断に当たっては、まず、処理データ生成部350が、基礎情報及び診断の種類を特定するための上述の情報を基礎情報記録部340から読み込む。
次いで、処理制御部726が、診断の種類を特定するための情報を解析し、この情報に基づいて、送信されてきた画像データについて行われるべき診断が、肌の性状診断であると決定する。この決定は、画像処理部721及び判定部723へと送られ、画像処理部721での適切な処理と、判定部723での適切な判定を担保する。もっとも、肌の性状診断は画像データに基づくものではないので、画像処理部721は使用されない。
【0079】
水分率データは、診断部220へ送られる。
診断部220が水分率データを受け付けると、まず、対応判定部226が、水分率データに付加されている対応情報を解析し、この対応情報に基づいて、送信されてきた水分率データについて行われるべき診断を、判定する。この例では基本診断を行うべきであると決定する。この決定は、判定部223へと送られ、判定部223での適切な判定を担保する。
【0080】
水分率データは、また、判定部723へも送られる。判定部723では、水分率データと、基準データ記録部722から読み出された基準データとを照らし合わせることで、肌の水分率に基づく基本診断についての判定が行われる。この判定が、医師の行う診断に相当する。
この判定には、基準データ記録部722に記録された基本診断についての基準データが用いられる。この基準データは、基本診断についての適切な判定を行えるようなものであればどのようなものとしても良いが、例えば図12に示したようなものとすることができる。尚、図12で示した基準データは、19歳から35歳の女性の額部分における肌の水分率を統一された所定条件下で調査し、それから統計的に求めたデータに基づいて作成されたものである。
例えば、判定部723は、水分率データで示された肌の水分率が40%から47%であった場合には、当該ユーザの肌がノーマルタイプ肌であると、40%より小さければドライタイプ肌であると、そして47%より大きければウエットタイプ肌であるとそれぞれ判定する。この判定を正しいものとするためには、この基本診断で用いる水分率データが、内椀を測定することによって生成されたものとされている必要がある。従って、水分率データ作成のための水分率測定の段階で、端末装置Tがユーザに、例えば、ディスプレイ装置T1にその旨の表示をするなどしておくのが好ましい。
尚、判定部723にて判断が微妙なものは、医師その他の専門家の判断に委ねるべく、判定部723での判断を保留するようにすることもできる。この場合には、以下の処方データの生成も医師が行うようにすることができる。
【0081】
この診断データは、処方データ生成部725へと送られる。処方データ生成部725は、この診断データに基づいて処方データを生成する。
この処方データの生成には、処方基準データ記録部724に記録された基本診断についての処方基準データが用いられる。この処方基準データは、基本診断の結果に適切、且つ有意な処方を行えるようなものであればどのようなものとしても良い。例えば図13に示したようなものとすることができる。
この場合には、診断データが、『ドライタイプ肌』であることを示す1の場合には、化粧品Aの使用並びに生活の改善を勧めることを示す1のデータを生成し、診断データが『ノーマルタイプ肌』であることを示す2の場合には、何ら特別な処置が不要であることを示す2のデータを生成し、診断データが『ウエットタイプ肌』であることを示す3の場合には、他の化粧品Bの使用を勧める3のデータを生成することになる。もっとも、これらは一例である。このようにして生成されたデータが処方データである。
【0082】
以上説明した診断データ及び処方データが、処理データである。
このように生成した処理データは、出入力部360から第2情報処理装置Yへと入力され、制御部320、送受信部310、ネットワークを介して端末装置Tへと返信されることになる。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、現状のインフラを利用することにより、美容・医療関連サービスを提供するための従来にはない大きな枠組みを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる美容・医療関連サービス提供システムの全体構成を概略的に示す図。
【図2】図1で示した美容・医療関連サービス提供システムに含まれる端末装置の構成を示す機能ブロック図。
【図3】図1で示した美容・医療関連サービス提供システムに含まれる第1情報処理装置の構成を示す機能ブロック図。
【図4】
図1で示した美容・医療関連サービス提供システムで用いられる識別情報の概
念を示す図。
【図5】
図1で示した美容・医療関連サービス提供システムに含まれる端末装置のディ
スプレイに表示される画像の一例を示す図。
【図6】
図1で示した診断システムに含まれる第2情報処理装置の構成を示す機能ブロ
ック図。
【図7】
図1で示した診断システムで実行される処理の流れを示す図。
【図8】
図1で示した美容・医療関連サービス提供システムに含まれる端末装置のディ
スプレイに表示される画像の他の例を示す図。
【図9】
図6で示した処理データ生成部の構成を詳細に示す機能ブロック図。
【図10】
眼瞼下垂診断で用いられる画像処理後の画像の一例を示す図。
【図11】
眼瞼下垂診断で用いられる基準データの一例を説明するための図。
【図12】
眼瞼下垂診断で用いられる処方データの一例を説明するための図。
【図13】
肌の性状診断で用いられる基準データの一例を説明するための図。
【図14】
肌の性状診断で用いられる処方データの一例を説明するための図。
【符号の説明】
T 端末
T1 ディスプレイ装置
T2 入力装置
C カメラ
X 第1情報処理装置
Y 第2情報処理装置
MT 記録媒体
MX 記録媒体
MY 記録媒体
110 データ受け付け部
120 制御部
130 識別情報生成部
140 選択情報生成部
150 基礎情報生成部
160 送受信部
210 送受信部
220 制御部
230 接続許可部
240 識別情報記録部
250 選択用情報生成部
260 第2情報処理装置データ記録部
270 課金情報生成部
280 課金データ記録部
310 送受信部
320 制御部
330 接続情報管理部
340 基礎情報記録部
350 処理データ生成部
360 出入力部

Claims (21)

  1. 第1情報処理装置と、所定の画像データに基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んで構成されており、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の基礎情報入力手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置と送受信を行うための端末送受信手段、をそれぞれ備えている複数の端末装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する美容・医療関連サービス提供装置であって、
    前記複数の端末装置の少なくとも一つにおける基礎情報受付け手段は、ユーザの顔の画像についての画像データを前記基礎情報として所定の撮像手段から受付ける手段とされており、
    前記第1情報処理装置は、
    前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段と、
    前記識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段と、
    前記判定手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段と、を備えてなり、
    前記第2情報処理装置はそれぞれ、
    前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けた基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっているとともに、
    前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づいて、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの顔に化粧を施した画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを、前記処理データとして画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    美容・医療関連サービス提供装置。
  2. 前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データと、該端末装置から受付けた化粧の条件についての条件情報とに基づいて、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの顔に前記条件情報により特定された条件に即した化粧を施した画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを、前記処理データとして画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    請求項1記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  3. 第1情報処理装置と、所定の画像データに基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んで構成されており、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の基礎情報入力手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置と送受信を行うための端末送受信手段、をそれぞれ備えている複数の端末装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する美容・医療関連サービス提供装置であって、
    前記複数の端末装置の少なくとも一つにおける基礎情報受付け手段は、ユーザの顔の画像についての画像データを前記基礎情報として所定の撮像手段から受付ける手段とされており、
    前記第1情報処理装置は、
    前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段と、
    前記識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段と、
    前記判定手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段と、を備えてなり、
    前記第2情報処理装置はそれぞれ、
    前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けた基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっているとともに、
    前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づくものであって、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの頭髪の状態を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを、前記処理データとして、画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    美容・医療関連サービス提供装置。
  4. 前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づくものであって、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの髪型を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを前記処理データとして、画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    請求項3記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  5. 前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けたユーザの顔を含む画像についての画像データに基づくものであって、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの頭髪の量を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを前記処理データとして、画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    請求項3記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  6. 前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けたユーザの全身を含む画像についての画像データに基づくものであって、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として当該ユーザの体型を変化させた画像を生成する画像処理を行うことにより得た処理画像データを前記処理データとして、画像データの送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    請求項3記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  7. 第1情報処理装置と、所定の画像データに基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んで構成されており、ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の基礎情報入力手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置と送受信を行うための端末送受信手段、をそれぞれ備えている複数の端末装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する美容・医療関連サービス提供装置であって、
    前記複数の端末装置の少なくとも一つにおける基礎情報受付け手段は、ユーザの身体の所定の部分の画像についての画像データを前記基礎情報として所定の撮像手段から受付ける手段とされており、
    前記第1情報処理装置は、
    前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段と、
    前記識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段と、
    前記判定手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段と、を備えてなり、
    前記第2情報処理装置はそれぞれ、
    前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けた基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっているとともに、
    前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けた前記基礎情報に基づいて、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として所定の診断を実行することにより得たユーザの健康状態に関する診断結果についての処理診断データを、前記処理データとして、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    美容・医療関連サービス提供装置。
  8. 前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    前記診断結果に基づく処方についての処理処方データを、前記処理データとして、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    請求項7記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  9. 前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けた前記基礎情報に基づいて、前記美容・医療関連サービスのための所定の処理として、所定の診断を実行することにより得たユーザの健康状態に関する診断結果に基づく処方についての処理処方データを、前記処理データとして、基礎情報の送信元である端末装置へ送信すると共に、前記処方に必要な医療関係製品についてのデータを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    請求項8記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  10. 前記第2情報処理装置の少なくとも一つは、
    通信が許可された端末装置から受付けた基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行する美容・医療関連サービスのための所定の処理手段を備えており、美容・医療関連サービスのための所定の処理手段が生成したデータを前記処理データとして基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようになっている、
    請求項1、3、又は7記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  11. 前記端末装置は、所定のディスプレイ装置を備えていると共に、前記第1情報処理装置は、前記複数の第2情報処理装置とそれぞれ関連付けられている複数の選択用情報を前記端末装置のディスプレイ装置に表示する手段を備えており、前記複数の選択用情報のいずれかを前記入力装置により選択することで前記選択情報が生成されるようになっている、
    請求項1、3、又は7記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  12. 前記第1情報処理装置は、前記複数の選択用情報を、前記選択用情報のそれぞれと関連付けられている前記複数の第2情報処理装置からその端末装置へと送信される処理データの種類が視覚的に区別できるような状態で前記端末装置のディスプレイ装置に表示する手段を備えている、
    請求項11記載の美容・医療関連サービス提供装置。
  13. 第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んで構成されており、
    ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を基礎情報の入力を行う所定の基礎情報入力手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置と送受信を行うための端末送受信手段、をそれぞれ備えている複数の端末装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する美容・医療関連サービス提供装置にて実行される方法であって、
    前記第1情報処理装置が、
    前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報と、前記選択情報とを受付ける過程と、
    受付けた前記識別情報が、前記第1情報処理装置が保持する情報に照らして正当か否か判断する過程と、
    前記識別情報が正当だと判断した場合に、その端末装置と、当該端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する過程と、
    前記端末装置が通信することを許されたその前記第2情報処理装置が、
    その端末装置から基礎情報を受付ける過程と、
    その基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元の端末装置へ送信する過程と、
    を含む、美容・医療関連サービス提供方法。
  14. 所定のネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、且つ所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれている複数の第2情報処理装置と、ユーザを特定するための識別情報、及び前記第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための端末送受信手段をそれぞれ備えており、且つユーザに操作されるものである複数の端末装置と、を含み、接続された前記端末装置から基礎情報を受付けた前記複数の第2情報処理装置が、受付けたその基礎情報に基づく美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを前記端末装置へと送信できるようになっているシステムと、
    の組み合わせにより美容・医療関連サービス提供システムを構成するものであり、前記ネットワークを介して前記端末装置及び前記第2情報処理装置と通信を行えるようになっている第1情報処理装置であって、
    前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段と、
    前記端末装置のいずれかから、前記識別情報を受付けた場合であって、前記第1情報処理装置が保持している情報に照らしてその識別情報が正当なものだと判断した場合に、前記端末装置から受付けた選択情報により選択されている第2情報処理装置と当該端末装置との通信を許可する手段と、
    を備えて構成される、第1情報処理装置。
  15. 前記端末装置から受付けた選択情報により選択されている第2情報処理装置と端末装置との通信を許可する毎に、当該第2情報処理装置の管理者に対して所定の額の課金を行うための課金情報を生成する課金手段を備えてなる、請求項14記載の第1情報処理装置。
  16. 前記端末装置から受付けた選択情報により選択されている第2情報処理装置と端末装置との通信を許可した場合であって、且つ前記端末装置のユーザが新規なユーザである場合毎に、当該第2情報処理装置の管理者に対して、所定の額の課金を行うための課金情報を生成する課金手段を備えてなる、
    請求項14記載の第1情報処理装置。
  17. 所定のネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、且つ所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれている複数の第2情報処理装置と、ユーザを特定するための識別情報、及び前記第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための端末送受信手段をそれぞれ備えており、且つユーザに操作されるものである複数の端末装置と、を含み、接続された前記端末装置から基礎情報を受付けた前記複数の第2情報処理装置が、受付けたその基礎情報に基づく美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを前記端末装置へと送信できるようになっているシステムと、
    の組み合わせにより美容・医療関連サービス提供システムを構成するものであり、前記ネットワークを介して前記端末装置及び前記第2情報処理装置と通信を行えるようになっている第1情報処理装置にて実行される方法であって、
    前記第1情報処理装置が、前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報と、前記選択情報とを受付ける過程と、
    受付けた前記識別情報が、前記第1情報処理装置が保持する情報に照らして正当か否か判断する過程と、
    前記識別情報が正当だと判断した場合に、その端末装置と、当該端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する過程と、
    を含む方法。
  18. 所定のネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、且つ所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれている複数の第2情報処理装置と、ユーザを特定するための識別情報、及び前記第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段、ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける手段、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための端末送受信手段をそれぞれ備えており、且つユーザに操作されるものである複数の端末装置と、を含み、接続された前記端末装置から基礎情報を受付けた前記複数の第2情報処理装置が、受付けたその基礎情報に基づく美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行して得られた処理データを前記端末装置へと送信できるようになっているシステムと、
    の組み合わせにより美容・医療関連サービス提供システムを構成するものであり、前記ネットワークを介して前記端末装置及び前記第2情報処理装置と通信を行えるようになっており、且つコンピュータを含んで構成されている装置を、前記端末装置を前記第2情報処理装置へと接続させる際に前記端末装置の窓口となる中継装置として機能させるためのプログラムコードがコンピュータ可読の形態で記録されている記録媒体であって、
    前記プログラムコードが、前記コンピュータに、
    前記複数の端末装置のいずれかから、前記識別情報と、前記選択情報とを受付ける処理、
    受付けた前記識別情報が、前記コンピュータの保持する情報に照らして正当か否か判断する処理、
    前記識別情報が正当だと判断した場合に、その端末装置と、当該端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する処理、
    を実行させるものである、記録媒体。
  19. 第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んでなる美容・医療関連サービス提供装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する端末装置であり、
    ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段、識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段、複数の端末装置のいずれかから前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段、前記判定手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段を備えてなる前記第1情報処理装置と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようにされてなる前記第2情報処理装置と、組み合わせられる端末装置であって、
    ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける手段と、
    前記基礎情報を所定の基礎情報入力手段から受付ける手段と、
    前記ネットワークを介して前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置の送受信を行うための端末送受信手段と、
    を備えて構成されている、端末装置。
  20. 第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んでなる美容・医療関連サービス提供装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する端末装置であり、
    ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段、識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段、複数の端末装置のいずれかから前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段、前記判定手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段を備えてなる前記第1情報処理装置と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようにされてなる前記第2情報処理装置と、組み合わせられる端末装置にて実行される方法であって、
    前記端末装置が、
    ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける過程と、
    ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける過程と、
    受付けた前記識別情報を前記第1情報処理装置へ送信する過程と、
    前記識別情報を受付けた前記第1情報処理装置が、その識別情報が正当だと判断し、その端末装置と、その端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信が許可された後、前記基礎情報を前記第2情報処理装置へと送る過程と、
    その基礎情報を受付けた第2情報処理装置から、その基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、受付ける過程と、
    を実行する方法。
  21. 第1情報処理装置と、所定の基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理を実行することができる者の管理下に置かれており、且つ所定のネットワークを介して前記第1情報処理装置と通信を行えるようになっている複数の第2情報処理装置とを含んでなる美容・医療関連サービス提供装置との組み合わせによって美容・医療関連サービスシステムを構成する端末装置であり、
    ネットワークを介して情報の送受信を行うための第1送受信手段、識別情報とその識別情報が割り振られたユーザについての情報を保持する識別情報保持手段、複数の端末装置のいずれかから前記識別情報を受付けた場合に、前記識別情報保持手段に保持された情報と照らしてその識別情報が正当か否かを判断する判定手段、前記判定手段でその識別情報が正当だと判断された場合に、前記端末装置と、前記端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信を許可する許可手段を備えてなる前記第1情報処理装置と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行うための第2送受信手段を備えており、通信が許可された端末装置から受付けたユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、基礎情報の送信元である端末装置へ送信するようにされてなる前記第2情報処理装置と、組み合わせられるものであり、且つコンピュータを有する端末装置の当該コンピュータに、
    ユーザを特定するための識別情報、及び前記複数の第2情報処理装置のいずれかを選択するための選択情報を所定の入力装置から受付ける処理、
    ユーザの身体に関して所定の測定ないし観測を行って得たデータである基礎情報を所定の撮像手段から受付ける処理、
    受付けた前記識別情報を前記第2情報処理装置へ送信する処理、
    前記識別情報を受付けた前記第1情報処理装置が、その識別情報が正当だと判断し、その端末装置と、その端末装置から受付けた選択情報で選択された第2情報処理装置との通信が許可された後、前記基礎情報を前記第2情報処理装置へ送信する処理、
    その基礎情報を受付けた第2情報処理装置から、その基礎情報に基づいて美容・医療関連サービスのための所定の処理が実行されることにより得られた処理データを、受付ける処理、
    を実行させるためのプログラムコードがコンピュータ可読の形態で記録されている記録媒体。
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