JP2002007568A - 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体 - Google Patents

診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体

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JP2002007568A
JP2002007568A JP2000192793A JP2000192793A JP2002007568A JP 2002007568 A JP2002007568 A JP 2002007568A JP 2000192793 A JP2000192793 A JP 2000192793A JP 2000192793 A JP2000192793 A JP 2000192793A JP 2002007568 A JP2002007568 A JP 2002007568A
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diagnosis
image data
imaging
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Ryuichi Utsuki
龍一 宇津木
Masao Yamamoto
正男 山本
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Scalar Corp
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KAIHATSU KOMONSHITSU KK
Scalar Corp
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    • A61B5/441Skin evaluation, e.g. for skin disorder diagnosis

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 手軽な診療ないし治療を、病院以外の場所
で、いつでも自由に受けられるようにするための診断シ
ステムを提供する。 【解決手段】 このシステムは、ネットワークNにより
接続される端末TとサーバSとを含んでなる。ユーザ
は、端末Tに接続された撮像装置Cで身体の所定位置を
撮像し、その撮像により得た画像データをネットワーク
を介してサーバSへ送る。サーバSは、受け取った画像
データを、サーバSが持つ図示せぬ基準データと比較し
てユーザの健康状態などについての診断を自動的に行
い、診断データを生成する。診断データは、医師が患者
に告げる診断結果と同等のものであり、これによって自
動的な診断が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、欝病診
断、不眠症診断、眼瞼下垂診断などの診断を、コンピュ
ータを用いて自動的に行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】病気の診断や治療は、医師の手により行
われるのが一般的である。また、かかる診断や治療は、
患者や被験者が直接医師の下に出向き、医師と対面して
行われるのが通常である。一方、近年のインフラの発達
により、一般家庭や個人単位でも、自己の端末をインタ
ーネットなどのネットワークヘ接続し、これにより様々
な提供を受けることが可能になってきている。かかる技
術進歩に伴って、インターネットを介してそれぞれの端
末を接続された医師と患者等とが、リアルタイムで音声
や画像をやり取りし、これにより診断や治療を行うとい
った技術が実用化されるに至っている。
【0003】ところで、診断や治療の中には、診断がそ
れほど難しくなかったり、例えば肌の性状に関するもの
など身体、生命にそれほど重大な影響のないものもあ
る。生活の水準が向上した最近では、このようないわば
軽微な診断や治療についての需要はかなり大きく、これ
についての診断結果や治療方法の提示を医師の下に出向
かずに得られればと考えるユーザも数多く存在する。
【0004】しかしながら、リアルタイム性を重視した
上述の技術は、診断、治療の正確性が高いという利点は
あるものの、医師と、患者等とが自己の端末を時間を合
わせて利用しなければならないという不便がある。ま
た、診断乃至治療についての判断は、結局医師が行うこ
とになるため、医師の確保という大きな課題がつきまと
い、手軽な診断や治療を行うには向かない点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、原則的に医
師を必要とせず、誰もが好きなときに好きな診断や治療
を受けることができるような、ネットワークを応用した
診断、治療技術の提供を諜題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために以下のようなものとされている。即ち、
本発明は、ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対
象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮像手段
から、撮像により得られた画像データを受け付けること
のできる端末装置と、該端末装置に対し、ネットワーク
を介して接続可能とされている情報処理装置とを含んで
構成される診断システムであって、前記端末装置は、ユ
ーザが前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像すること
により生成された画像データを、前記ネットワークを介
して前記情報処理装置へ送信する送信手段を備えてお
り、前記情報処理装置は、前記端末から受け取った画像
データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結
果についての診断データを生成する診断手段を備えてお
り、ユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置
を撮像することで生成された複数の画像データに基づい
て、前記情報処理装置が、時系列に従った診断データを
生成するように構成されている、診断システムである。
【0007】この診断システムでは、ユーザがその端末
から送った画像情報に基づく診断を、情報処理装置が自
動的に行うようになっている。従って、この診断システ
ムによれば、医師の手を煩わせることなく診断を行える
ようになる。従って、ユーザは、医師との時間合わせの
必要もなく、いつでも、どこからでも気軽に診断を受け
られるようになる。また、この診断システムでは、ユー
ザの身体における所定の撮像対象位置を繰り返し撮像す
ることで同一の撮像位置についての複数の画像データを
生成し、この画像データを受け取った情報処理装置が、
それぞれの画像データに対する診断データを生成するよ
うになっている。これは、実際の診療で言えば、ユーザ
の身体の所定位置を定点観察して、その経過を追うこと
に対応する。つまり、本発明によれば、所定の撮像対象
位置の観察を所定の時間間隔を空けて行うことで、簡単
でありながらも精度の高い診断を行えるようになる。
尚、診断データは、受け取った画像データに基づいて時
系列に従って生成する。診断データは、受け取ったすべ
ての画像データに基づいて、生成されるようになってい
ても良いし、必要な画像データのみに基づいて生成され
るようになっていても良い。尚、上述の診断データは、
例えば、それをユーザに返送することで、ユーザが自己
の健康管理にそれを応用することも可能である。例え
ば、その診断データに基づいて必要と判断される薬剤や
化粧品の購買をユーザが行うようにするといった利用も
可能となる。また、この診断データは、薬剤や、化粧
品、医療器具、美容器具などの製造、販売元などでこれ
を利用することができる。例えば、薬剤や化粧品の販売
元などにこれを送ることにより、その利用を図ることが
できる。例をあげれば、そのデータを受け取った販売元
などから、自動的に或いはユーザからの購買要求に応じ
て薬剤や化粧品などを配送するようなシステムを構築す
ることができる。この場合には、ユーザが、情報処理装
置を管理する者との間で何らかの契約を行っておくこと
などが必要であろうが、そのような手当てさえあれば、
ユーザは、所定の画像データの撮影及び送信のための簡
単な処理を自宅で行うだけで、自分の健康状態に適合し
た薬剤、化粧品、健康食品、健康器具などを家に居なが
らにして入手できるようになる。尚、本発明における画
像は、静止画像のみならず動画像をも含む。
【0008】このシステムでは、ユーザ端末から情報処
理装置へ画像データを送ることとしていたが、これのみ
ならず、診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む問診
データをも情報処理装置へと送るようにしてもよい。こ
の問診データは、例えば、ユーザの年齢、性別について
の情報や、ユーザの生活環境についての情報などを含む
ものとすることができる。画像データに含めることので
きない情報をこの問診データに含めることにより、診断
の精度をあげることができる。尚、本発明で言う文字情
報には、テキストデータの如き一般的文字情報に加え
て、診断内容に関する情報を表現するために用いる記号
の情報をも含んでいる。例えば、複数選択肢の中から一
の選択肢を選択することにより生成された情報なども、
この明細書では文字情報と呼ぶこととする。この場合の
情報処理装置では、画像データのみならず問診データを
も考慮した形で、診断データの生成がなされる。上記情
報処理装置では、また、診断データを生成するのみなら
ず、これに基づいて、診断結果に適合する処方について
の処方データを生成するようにしても良い。この場合に
は、時系列に従って生成される前記診断データに基づい
て、時系列に従った処方データが生成されるようにな
る。このようにすれば、診断から処方という医師が行う
一連の作業を自動化することができるようになる。尚、
この処方データは、上述の診断データと同様、ユーザ
や、薬剤、化粧品、医療器具、美容器具などの製造、販
売元などで利用できる。
【0009】本発明による上記システムの一部をなす端
末装置は、以下のようなものである。即ち、ネットワー
クを介して受け取った画像データに基づいて所定の診断
を行うと共に、その診断結果についての診断データを生
成する診断手段を備えている情報処理装置に対し、前記
ネットワークを介して接続可能とされている端末装置で
あって、ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象
位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮像手段か
ら、ユーザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を
撮像することで生成された画像データを受け付けられる
ようにされ、且つこの画像データを、前記ネットワーク
を介しで情報処理装置に送信できる送信手段を備えてい
る、端末装置である。また、端末装置は、上述の問診デ
ータをも利用することを意図する場合には以下のような
ものとなる。即ち、ネットワークを介して受け取った画
像データ及び診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む
問診データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診
断結果についての診断データを生成する診断手段を備え
ている情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して
接続可能とされている端末装置であって、ユーザの身体
の所定位置に設定される撮像対象位置を繰り返し撮像す
ることのできる所定の撮像手段から、ユーザが前記撮像
手段を用いて前記撮像対象位置を撮像することで生成さ
れた画像データと、前記問診データを受け付けられるよ
うにされると共に、この画像データ及び問診データを、
前記ネットワークを介して情報処理装置に送信できる送
信手段を備えている、端末装置である。
【0010】また、本発明のネットワークを構成する端
末装置は、以下のような方法を実行できるものとなって
いる。即ち、ネットワークを介して受け取った画像デー
タに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果に
ついての診断データを生成する診断手段を備えている情
報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続可能
とされている端末装置にて実行される方法であって、ユ
ーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰り
返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユーザ
が前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像するこ
とで生成された画像データを受け付ける過程と、前記画
像データを、前記ネットワークを介しで情報処理装置に
送信する過程と、を含む、診断用情報の送信方法であ
る。また、本発明のネットワークを構成する端末装置
は、上述の問診データをも利用することを意図する場合
には、以下のような方法を実行できるものとなってい
る。即ち、ネットワークを介して受け取った画像データ
及び診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む問診デー
タに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果に
ついての診断データを生成する診断手段を備えている情
報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続可能
とされている端末装置にて実行される方法であって、ユ
ーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰り
返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユーザ
が前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像するこ
とで生成された画像データと、前記問診データとを受け
付ける過程と、前記画像データ及び前記問診データを、
前記ネットワークを介しで情報処理装置に送信する過程
と、を含む、診断用情報の送信方法である。
【0011】また、本発明の端末装置や、診断用情報の
送信方法は、所定の記録媒体に記録された以下のような
プログラムをコンピュータに読み込ませることで、家庭
用コンピュータや、通信手段を備えたゲーム専用コンピ
ュータなどを用いて簡易に実現できるようになる。かか
る記録媒体とは、例えば以下のものを言う。即ち、ネッ
トワークを介して受け取った画像データに基づいて所定
の診断を行うと共に、その診断結果に基ついての診断デ
ータを生成する診断手段を備えている情報処理装置に対
し、前記ネットワークを介して接続可能とされている、
コンピュータを含んで構成される端末装置を、診断用情
報の送信装置として機能させるためのプログラムがコン
ピュータ読み取り可能な形態で記録された記録媒体であ
って、前記プログラムが、前記コンピュータに、ユーザ
の身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰り返し
撮像することのできる所定の撮像手段から、ユーザが前
記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像することで
生成された画像データを受け付ける処理、前記画像デー
タを、前記ネットワークを介しで時報処理装置に送信す
る処理、を行わせるものである記録媒体がその一例であ
る。また、本発明のネットワークが、上述の問診データ
をも利用することを意図する場合には、記録媒体は例え
ば以下のようなものとできる。即ち、ネットワークを介
して受け取った画像データ及び診断内容に閻し且つ所定
の文字情報を含む問診データに基づいて所定の診断を行
うと共に、その診断結果についての診断データを生成す
る診断手段を備えている情報処理装置に対し、前記ネッ
トワークを介して接続可能とされている、コンピュータ
を含んで構成される端末装置を、診断用情報の送信装置
として機能させるためのプログラムがコンピュータ読み
取り可能な形態で記録された記録媒体であって、前記プ
ログラムが、前記コンピュータに、ユーザの身体の所定
位置に設定される撮像対象位置を繰り返し撮像すること
のできる所定の撮像手段から、ユーザが前記撮像手段を
用いて前記撮像対象位置を撮像することで生成された画
像データと、前記問診データを受け付ける処理、前記画
像データ及び前記問診データを、前記ネットワークを介
しで情報処理装置に送信する処理、を行わせるものであ
る記録媒体がその例である。
【0012】一方、本発明による上記システムの一部を
なす情報処理装置は、以下のようなものである。即ち、
ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
ザが前記撮像対象位置を撮像することにより生成された
画像データを受け付けられるようにされ、且つこの画像
データをネットワークを介して送信する送信手段を備え
ている端末装置に対し、前記ネットワークを介して接続
可能とされている情報処理装置であって、前記端末から
受け取った画像データに基づいて所定の診断を行うと共
に、その診断結果についての診断データを生成する診断
手段を備えており、ユーザが所定の時間間隔を空けて前
記撮像対象位置を撮像することで生成された複数の画像
データに基づいて、時系列に従った診断データを生成す
るように構成されている、情報処理装置である。情報処
理装置は、上述の問診データをも利用することを意図す
る場合には以下のようなものとなる。即ち、ユーザの身
体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰り返し撮像
することのできる所定の撮像手段から、ユーザが前記撮
像対象位置を撮像することにより生成された画像データ
と、診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む問診デー
タを受け付けられるようにされ、且つこの画像データ及
び問診データをネットワークを介して送信する送信手段
を備えている端末装置に対し、前記ネットワークを介し
て接続可能とされている情報処理装置であって、前記端
末から受け取った画像データ及び問診データに基づいて
所定の診断を行うと共に、その診断結果についての診断
データを生成する診断手段を備えており、ユーザが所定
の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を撮像することで
生成された複数の画像データ及び問診データに基づい
て、時系列に従った診断データを生成するように構成さ
れている、情報処理装置である。また、この情報処理装
置は、それが上述の処方データの生成をも行う場合には
以下のようなものとなる。即ち、診断データに基づい
て、診断結果に適合する処方についての処方データを生
成する処方手段を更に備えており、時系列に従って生成
される前記診断データに基づいて、前記処方手段が、時
系列に従った処方データを生成するように構成されてい
る、情報処理装置がそれである。
【0013】上記両情報処理装置は、例えば以下のよう
なものとすることができる。即ち、前記診断手段が、前
記画像データに対して、必要な場合に、所定の画像処理
を行うことにより対比用画像データを生成できるように
なっている画像処理手段と、診断のための基準データが
記録されている基準データ記録手段と、前記対比用画像
データを基準データと照らし合わせることにより前記所
定の診断を行う判定手段と、を含んで構成されているも
のとすることができる。上述の問診データをも利用する
ことを意図する場合には、情報処理装置の診断手段は、
前記画像データに対して所定の画像処理を行うことによ
り対比用画像データを生成できるようになっている画像
処理手段と、診断のための基準データが記録されている
基準データ記録手段と、前記対比用画像データを基準デ
ータと照らし合わせることにより前記所定の診断を行う
判定手段と、を含んで構成されるものとすることができ
る。
【0014】上記基準データは、複数種類の診断を行う
に必要なデータを含んでいるものとすることができる。
この場合、画像データに、その画像がどの診断に対応す
るかを示す対応情報を付加しておくと共に、前記判定手
段は、その画像データと共に受け付けた前記対応情報に
基づいて、対応情報で示された種類の診断を行うように
構成することができる。このようにすることで、一つの
システムで複数種類の診断を正しく実行できるようにな
る。また、基準データは、欝病診断、不眠症診断、眼瞼
下垂診断、自律神経失調症診断、肌の性状診断、毛髪診
断の少なくとも一つを行うためのデータを含むものとす
ることができる。そして、前記判定手段は、欝病診断、
不眠症診断、自律神経失調症診断、眼瞼下垂診断、肌の
性状診断、毛髪診断の少なくとも一つを行うように構成
されているものとすることができる。この場合、前記画
像データに、その画像がどの診断に対応するかを示す対
応情報を付加しておくと共に、前記判定手段を、画像デ
ータと共に受け付けた前記対応情報に基づいて、対応情
報で示された、欝病診断、不眠症診断、自律神経失調症
診断、眼瞼下垂診断、肌の性状診断、毛髪診断のいずれ
か1つを行うように構成することができる。
【0015】本発明のネットワークを構成する情報処理
装置は、以下のような方法を実行できるものとなってい
る。即ち、ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対
象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮像手段
から、ユーザが前記撮像対象位置を撮像することにより
生成された画像データを受け付けられるようにされ、且
つこの画像データをネットワークを介して送信する送信
手段を備えた端末装置に対し、前記ネットワークを介し
て接続可能とされている情報処理装置にて実行される方
法であって、前記端末から画像データを受け取る過程
と、該画像データに基づいて所定の診断を行うと共に、
その診断結果に基づいて、診断結果についての診断デー
タを生成する過程と、を、ユーザが所定の時間間隔を空
けて前記撮像対象位置を撮像することで生成された複数
の画像データについて繰り返し行うことにより、時系列
に従った診断データを生成する、診断データ生成方法で
ある。本発明のネットワークを構成する情報処理装置
は、また、上述の問診データをも利用することを意図す
る場合には、以下のような方法を実行できるものとなっ
ている。即ち、ユーザの身体の所定位置に設定される撮
像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮像
手段から、ユーザが前記撮像対象位置を撮像することに
より生成された画像データと、診断内容に関し且つ所定
の文字情報を含む問診データとを受け付けられるように
され、且つこの画像データ及び問診データをネットワー
クを介して送信する送信手段を備えた端末装置に対し、
前記ネットワークを介して接続可能とされている情報処
理装置にて実行される方法であって、 前記端末から画
像データ及び問診データを受け取る過程と、該画像デー
タ及び問診データに基づいて所定の診断を行うと共に、
その診断結束に基づいて、診断結果についての診断デー
タを生成する過程と、を、ユーザが所定の時間間隔を空
けて前記撮像対象位置を撮像することで生成された複数
の画像データ及び問診データについて繰り返し行うこと
により、時系列に従った診断データを生成する、診断デ
ータ生成方法である。
【0016】本発明の情報処理装置や、診断データの生
成方法は、所定の記録媒体に記録された以下のようなプ
ログラムをコンピュータに読み込ませることで、家庭用
コンピュータなどの汎用的コンピュータを用いて簡易に
実現できるようになる。即ち、ユーザの身体の所定位置
に設定される撮像対象位置を繰り返し撮像することので
きる所定の撮像手段から、ユーザが前記撮像手段を用い
て前記撮像対象位置を撮像することで生成された画像デ
ータを受け付けられるようにされ、且つこの画像データ
をネットワークを介して送信する送信手段を備えた端末
装置に対し、前記ネットワークを介して接続可能とされ
ている、コンピュータを含んでなる情報処理装置を、診
断データの生成装置として機能させるためのプログラム
が、コンピュータ可読の形態で記録された記録媒体であ
って、前記プログラムは、前記コンピュータに、前記端
末から画像データを受け取る処理、該画像データ及び前
記問診データに基づいて所定の診断を行うと共に、その
診断結果についての診断データを生成する処理、を、ユ
ーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を撮像
することで生成された複数の画像データについて繰り返
し行わせることにより、複数の診断データを時系列に従
って生成させるものである、記録媒体がその例である。
また、本発明のネットワークが、上述の問診データをも
利用することを意図する場合には、この記録媒体は例え
ば以下のようなものとなる。即ち、ユーザの身体の所定
位置に設定される撮像対象位置を繰り返し撮像すること
のできる所定の撮像手段から、ユーザが前記撮像手段を
用いて前記撮像対象位置を撮像することで生成された画
像データと、診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む
問診データとを受け付けられるようにされ、且つこの画
像データをネットワークを介して送信する送信手段を備
えた端末装置に対し、前記ネットワークを介して接続可
能とされている、コンピュータを含んでなる情報処理装
置を、診断データ生成装置として機能させるためのプロ
グラムが、コンピュータ可読の形態で記録された記録媒
体であって、前記プログラムは、前記コンピュータに、
前記端末から画像データ及び問診データを受け取る処
理、該画像データ及び前記問診データに基づいて所定の
診断を行うと共に、その診断結果についての診断データ
を生成する処理、を、ユーザが所定の時間間隔を空けて
前記撮像対象位置を撮像することで生成された複数の画
像データ及び問診データについて繰り返し行わせること
により、複数の診断データを時系列に従って生成させる
ものである、記録媒体がその例である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
の一例について説明する。
【0018】≪全体構成≫この実施形態において具現化
される診断システムは、図1に示す如きものである。こ
の診断システムは、本発明の端末装置としての端末T及
び、本発明の情報処理装置としてのサーバSとを含み、
更には、美容用品販売店B及び薬局Yを含んで構成され
ている。これらは、インターネット、イントラネットな
どにより形成されるネットワークNを介して接続されて
いる。
【0019】≪端末の構成≫次に端末Tについて説明す
る。この実施形態における端末Tは、これには限られな
いが、家庭用のコンピュータにより構成されている。こ
の端末Tは、所定のディスプレイ装置T1、後述の問診
データの入力などを行うための、キーボードやマウスな
どによって構成される入力装置T2、及びデジタルカメ
ラなどにより構成される撮像装置Cを備えている。
【0020】この撮像装置Cは、本発明の撮像手段に相
当するものである。撮像装置Cは、撮像を行うことによ
り画像データを生成することができるようになってい
る。端末Tは、端末Tと撮像装置Cとを繋ぐケーブルが
接続される入力端子を介して、上述の画像データを受け
取り可能となっている。撮像装置Cは、後述のように、
ユーザの身体の一部である所定の撮像対象位置を複数回
撮像するような用い方をされる。つまり、撮像装置Cに
は、同一の撮像対象位置を所定時間間隔を空けて複数回
撮像できることが要求される。同一撮像対象位置を複数
回撮像するには、ほくろや、目、鼻などの特徴的な身体
上の部位との相対位置などを参考にして行うことができ
る。例えば、特定のほくろの右5mmの部分を撮像対象
位置として、そこを撮像しつづけるようにすることがで
きる。尚、撮像を行う場合で必要な場合には、位置のみ
ならず、撮像の倍率も固定として繰り返しの撮像を行
う。同一撮像対象位置の撮像を行うためには、撮像を補
助するための器具、例えば図2に示した如きヘッドギア
状の位置決め器具10を用いることができる。この位置
決め具10は、ユーザがこれを定められた所定の方向で
頭に被り、そして、縦横に走るフレーム11に多数穿設
された位置決め用孔12のうちの所定のものに撮像装置
Cを取り付けることで特定位置へのカメラの位置決めを
可能とするものである。この位置決め器具10は、顔の
所定の部位に対して例えば3点固定を行なえるようなも
のとしても良い。このようにすれば、位置決めをより正
確に行なえるようになる。このような補助具を用いて、
正確な位置決めを行った上で撮像を行うようにしても良
い。
【0021】端末Tとなるコンピュータは、ディスクド
ライブを備えている。そしてそのディスクドライブに、
CD−ROMやDVD−ROMなどにより構成される本
発明による記録媒体MTを挿入し、その記録媒体に記録
されている本発明によるプログラムを読み込ませること
ができるようになっている。コンピュータは、上述の過
程によって本発明によるプログラムをインストールする
ことで、本発明の端末Tに求められる各機能を有するも
のとなる。これには限られないが、この実施形態におけ
る記録媒体MTは、このシステムを運営するサーバSの
管理者などが配布したものである。但し、上述のプログ
ラムは、記録媒体MTを介してコンピュータにインスト
ールされる必要は必ずしもなく、ネットワークを介して
の配信の過程を経てコンピュータにインストールされる
ようにしても構わない。このプログラムは、それ単体で
コンピュータに本発明の端末Tとしての機能を奏させる
ことができるようなものでもよく、それとコンピュータ
にインストールされているOSとの協働により、コンピ
ュータに本発明の端末Tとしての機能を奏させるような
ものとなっていても良い。
【0022】上述のプログラムの実行により、本発明の
端末Tが内蔵するCPUは、以下の機能ブロックを形成
する。つまり、図3に示したように、この端末は、画像
データ受け付け部110、問診データ受け付け部120
と、制御部130と、送受信部150とを備えて構成さ
れる。
【0023】画像データ受け付け部110は、撮像装置
Cで撮像されることにより生成された所定の画像データ
を受け付けるものである。この実施形態における画像デ
ータ受け付け部110は、撮像装置Cと端末Tとを繋ぐ
ケーブルを介してかかる画像データを受け付けるように
なっている。もっとも、画像データ受け付け部110
は、撮像装置Cで生成された画像データを受け付けるよ
うになっていれば良く、メモリカードその他の外部記録
媒体などを介して画像データを受け付けるように構成さ
れていても構わない。問診データ生成部120は、入力
装置を介して行われるユーザの入力に応じて、問診デー
タを生成する。問診データとは、診断の内容に関する情
報であり、且つ文字情報を含むものである。問診データ
は、例えば、ユーザの年齢、性別、自覚症状などについ
ての情報や、画像データを生成した(撮像を行った)日
時、生活リズムや生活パターンについての情報を含むも
のとすることができる。つまり、この問診データには、
それが文字データに関するものでありさえすれば、診断
に必要な情報に関するどのようなものも含めることがで
きる。また、問診データは、診断内容の種別に応じて適
宜変更することができる。例えば、肌の性状についての
診断を対象とする場合、この問診データには、使用して
いる化粧品の種類についての情報を含めることができ
る。この問診データは、一般的には、入力装置Tを構成
するキーボードから文字情報として入力される。例え
ば、問診データは、ユーザが自由に文字を打ち込むこと
によって生成されるようなものとすることができる。も
っとも、上述のプログラムの実行により形成される制御
部130に、行われる診断についての書式的なものをユ
ーザに提示する機能を持たせておき、それに従った形で
ユーザが問診データの入力を行えるようにすることもで
きる。また、制御部130に、対象となる診断を行う際
に必要となる情報についての複数の選択肢をディスプレ
イ装置T1に表示させる機能を持たせておき、ディスプ
レイ装置T1に表示された選択肢をユーザに選択させる
ことによって、問診データの入力を行えるようにするこ
ともできる。
【0024】制御部130は、前述の画像データ受け付
け部110及び問診データ受け付け部120と、後述の
送受信部140及びディスプレイ装置管理部150の管
理を行う。例えば、送受信部140から送信すべき画像
データや問診データをユーザの入力内容に基づいて決定
したり、ディスプレイ装置T1に表示される画像の決定
を行ったりする。また、制御部130は、前述の入力装
置T2などからの入力に基づいて、受け付けた画像デー
タがいななる診断のためのものであるかということを示
すデータである対応情報を生成し、これを画像データに
付加する機能も有している。
【0025】送受信部140は、この端末Tとネットワ
ークNとの間での通信を実行するものである。この送受
信部140は、少なくとも、画像データ(及び付加され
た対応情報)と問診データとを、サーバSに対してネッ
トワークNを経由して送信できるようになっている。
尚、この実施形態における送受信部140は、サーバS
が生成した後述の診断データ(場合により、診断データ
と処方データ、或いは処方データ)をネットワークNを
介してサーバSから受け取れるようになっている。
【0026】ディスプレイ装置管理部150は、ディス
プレイ装置T1に所望の画像を表示するための表示用デ
ータを生成するものである。ディスプレイ装置管理部1
50は、制御部130の管理下で、表示用データを生成
するようになっている。
【0027】≪サーバの構成≫次にサーバSについて説
明する。この実施形態におけるサーバSは、一般的なコ
ンピュータにより構成されている。このサーバは、所定
のディスプレイ装置、キーボードやマウスなどにより構
成される所定の入力装置を備えている。
【0028】サーバSとなるコンピュータは、ディスク
ドライブを備えている。そしてそのディスクドライブ
に、CD−ROMやDVD−ROMなどにより構成され
る本発明による記録媒体MSを挿入し、その記録媒体に
記録されている本発明によるプログラムを読み込ませる
ことができるようになっている。このコンピュータは、
上述の過程によって本発明によるプログラムをインスト
ールすることで、本発明のサーバSに求められる各機能
を有するものとなる。このプログラムは、それ単体でコ
ンピュータに本発明の情報処理装置としての機能を奏さ
せることができるようなものでもよく、それとコンピュ
ータにインストールされているOSとの協働により、コ
ンピュータに本発明の情報処理装置としての機能を奏さ
せるようなものとなっていても良い。
【0029】上述のプログラムの実行により、本発明の
サーバSが内蔵するCPUは、以下の機能ブロックを形
成する。つまり、図4に示したように、このサーバS
は、送受信部210及び診断部2220を備え構成され
ている。
【0030】送受信部210は、この端末Tとネットワ
ークNとの間での通信を実行するものである。この送受
信部210は、少なくとも画像データ、問診データの端
末Tからの受信を行えるようになっている。尚、この実
施形態の送受信部210は、美容室Bや薬局Yへ、或い
はユーザが使用する端末Tへ、ネットワークNを介して
診断データ(場合によっては、処方データと診断デー
タ、或いは処方データ)を送信できるようになってい
る。美容室Bや薬局Y或いは端末Tへの処方データの送
信は、その中の一ヶ所或いは複数箇所に対して選択的に
行えるようになっている。
【0031】診断部220は、本発明における診断手段
及び処方手段の機能を併有するものであり、端末Tから
ネットワークNを介して受け付けた上述の画像データ及
び問診データに基づいて所定の診断を行うと共に、その
診断結束に基づいて、診断結果に適合する処方について
の処方データを生成するものである。より詳述すれば、
この診断部220は、画像処理部221、基準データ記
録部222、判定部223、処方基準データ記録部22
4、処方データ生成部225、及び対応判定部226を
含んで構成される。
【0032】画像処理部221は、本発明における画像
処理手段に相当するものであり、画像データに対して所
定の画像処理を行うことにより対比用画像データを生成
する機能を有している。基準データ記録部222は、本
発明における基準データ記録手段の一部に相当するもの
であり、処方データを生成するに必要な基準データを記
録するものである。基準データ記録部222は、少なく
とも一つの診断を行うための基準データを記録していれ
ば良いが、この実施形態では、眼瞼下垂診断、欝病診
断、不眠症診断、自律神経失調症診断、肌の性状診断、
及び毛髪診断のための基準データを記録している。判定
部223は、後述の処方データ生成部225と協働し
て、本発明における判定手段として機能するものであ
る。判定部223は、上述の画像処理部221で生成さ
れた対比用画像データを、所望する診断に適した基準デ
ータと対比すると共に、上述の問診データを加味して診
断結果についての診断データを生成する機能を有してい
る。また、処方基準データ記録部224には、上述の診
断データに基づいて処方データを生成するにあたって必
要とされるデータが記録されている。この実施形態の処
方データ記録部224は、これには限られないが、処方
データとして、眼瞼下垂診断、欝病診断、不眠症診断、
自律神経失調症診断、肌の性状診断、及び毛髪診断に関
する処方についてのデータが記録されている。処方デー
タ生成部225は、本発明の処方手段に相当するもので
ある。上述の診断データを受け取り、処方基準データ記
録部225から適当なデータを読み出すことにより処方
データを生成する。処方データは、診断データにより示
される現状に適合する処方についてのデータであり、例
えば現状の健康状態回復のためのアドバイスや、肌の性
状を回復させるためのアドバイス、或いはこれらに関連
する情報などが含まれている。この処方データは、各診
断に応じた内容とされている。対応判定部226は、画
像データに付加されて端末Tから送られてきた対応情報
を解析し、当該画像データに対して行われるべき診断を
決定する。この実施形態では、眼瞼下垂診断、欝病診
断、不眠症診断、自律神経失調症診断、肌の性状診断、
及び毛髪診断の各診断を行うことが可能となっているた
め、対応情報に基づいて、これら診断のいずれを行うか
を対応判定部226は決定する。この決定は、画像処理
部221及び判定部223へと送られる。この対応情報
に基づいて、画像処理部221は適切な画像処理を行
い、判定部223は適切な診断の判定を行うようになっ
ている。
【0033】≪処方データ生成の流れ≫処方データ生成
の流れについて、眼瞼下垂診断、欝病診断、不眠症診
断、自律神経失調症診断、肌の性状診断、及び毛髪診断
の場合に分けて説明する。鬱病診断以下の各説明におい
て、眼瞼下垂診断の場合と重複する部分については、説
明を適宜省略することとする。
【0034】[眼瞼下垂診断の場合]眼瞼下垂とは、まぶ
たを挙上させる筋肉である眼瞼挙筋又は眼瞼挙腱の異常
や瞼板との接続障害によって眼瞼が垂れ下がることをい
い、精神的、肉体的な様々な疾病の症状として現れるも
のである。従って、この眼瞼下垂を早期に発見すること
で様々な疾病の予防を行える場合があるため、眼瞼下垂
の発見は非常に大きな意味を持つ。
【0035】眼瞼下垂の診断は例えば以下のように行
う。ユーザはまず、眼瞼下垂の診断を行うことを決定す
る旨の意思表示を、入力装置T2を介して入力する。こ
れにより、制御部140にて、その後入力される画像デ
ータに基づいて行われる診断が眼瞼下垂診断であること
を示す対応情報が生成される。次いで、ユーザは、眼の
画像を撮像装置Cで撮像し、眼の画像に関する画像デー
タを生成する。この眼の画像は、ユーザの目を含む、一
定の範囲についてのものとされる。端末Tは、撮像装置
Cで撮像されることによって生成された画像データを、
画像データ受け付け部110にて受け付ける。このデー
タは、制御部140を介して送受信部へ送られる。ま
た、制御部140は、前述の対応情報を画像データに付
加する。送受信部140は、端末Tの操作によって入力
されたユーザの求めに応じてなされる制御部130によ
る制御を受けて、対応情報が付加された画像データを、
ネットワークNを介してサーバSへと送る。
【0036】尚、必要である場合には、ユーザは、入力
装置T2を介して文字情報を含む問診データ入力のため
の操作を行い、これにより問診データを生成する。この
実施形態では、問診データの入力にあたって、例えば図
5に示したような画像がディスプレイ装置T1に表示さ
れるようになっている。この画像は、制御部130の制
御に基づいてディスプレイ装置管理部150が生成した
表示用データに基づいてディスプレイ装置T1に表示さ
れる。ユーザは、例えば、例示した(1)〜(6)につ
いては、a、b(又はa、b、c)の選択肢から一の選
択肢を選択し、また(10)については、キーボードな
どにより文書入力を行うことにより、問診データの入力
を行う。問診データの入力がなされた場合には、端末T
は、問診データ受け付け部120を介して、上述の問診
データを受け付ける。このデータは、制御部140を解
して送受信部へ送られる。送受信部140は、端末Tの
操作によって入力されたユーザの求めに応じてなされる
制御部130による制御を受けて、この問診データを、
画像データに加えてサーバSへと送る。
【0037】サーバSは、ネットワークNを介して端末
Tから送られた画像データ(又は画像データと問診デー
タ)を送受信部210によって受け取り、このデータに
基づいて、眼瞼下垂についての診断を行う。送受信部2
10により受け取られた眼についての画像データは、診
断部220へ送られる。まず、対応判定部226が、画
像データに付加されている対応情報を解析し、この対応
情報に基づいて、送信されてきた画像データについて行
われるべき診断を、眼瞼下垂診断であると決定する。こ
の決定は、画像処理部221及び判定部223へと送ら
れ、画像処理部221での適切な処理と、判定部223
での適切な判定を担保する。また、画像データは、画像
処理部221へと送られる。画像処理部221は、必要
な場合に、画像データに対して所定の画像処理を行い対
比用画像データを生成する。例えば、明度についての所
定の閾値を設定することなどによって2値化、3値化な
どを行うことにより、眼の画像についての以後の判定を
行いやすくするための処理を行う。エッジ強調や、モア
レによる等高線処理などを行っても良い。また、画像処
理部221では、色補正の処理を行っても良い。画像デ
ータは、撮像装置C毎の仕様の違いや、撮像時の照明の
相違などにより本来の画像とは異なるものとなっている
ことが多いので、かかる色補正を行うことで、正確な診
断を行うことができる。例えば、所定の基準色が所定の
配置で付されたシールなどをユーザに予め配布しておく
と共に、このシールを撮像範囲に張付けて撮像を行うこ
とをユーザに義務付け、画像に映りこんでいるシール内
の基準色を予め準備しておいた色に合わせるとともに、
この処理を画像全体に適用することによって行うことが
できる。尚、色補正の処理は、ユーザ側の端末Tにて行
ってもよい。この場合には、色補正のされた統一された
画像データがサーバSに送られることとなる。この場合
には、端末Tが、色補正を行うための手段を備えている
ことが必要となるが、例えば前述の制御部130にかか
る手段としての機能を与えておくことができる。この実
施形態では、ユーザの眼の画像を、眼の輪郭、白眼と黒
眼の境界、瞳孔の輪郭のみを明確に現すような図6に示
したような線図の画像に変換し、当該画像についての対
比用画像データを生成する。
【0038】上述の処理が必要に応じて行われた対比用
画像データは、次に、判定部223へと送られる。判定
部223では、対比用画像データと、基準データ記録部
222から読み出された基準データとを照らし合わせる
ことで、対比用画像データに基づく判定が行われる。こ
の判定が、医師の行う診断に相当する。この判定には、
基準データ記録部222に記録された眼瞼下垂について
の基準データが用いられる。この基準データは、眼瞼下
垂についての適切な判定を行えるようなものであればど
のようなものとしても良いが、例えば図7に示したよう
なものとすることができる。そして、判定部223は、
対比用画像データに基づく画像が、図7に示した1ない
し3のどの基準に当て嵌るかを判定することによって判
定を行い、診断データを生成する。例えば、図6(イ)
の矢示した範囲に眼瞼がある場合には、『正常』に相当
する1の基準に当てはまるとの判定がなされ、図6
(ロ)の場合には、『軽度の眼瞼下垂』に相当する2の
基準に当てはまるとの判定がなされる。図6(ハ)の場
合には、『重度の眼瞼下垂』に相当する3の基準に当て
はまるとの判定がなされる。これらの判定結果について
のデータが、診断データである。尚、対比用画像データ
に以下のような内容を加えておくことにより、画像に基
づく診断データの生成をより正確に行なうようにするこ
ともできる。つまり、眉毛の挙上がある人の場合には、
眼瞼下垂の症状が通常の場合よりも出にくくなるので、
上述の如き画像に基づく判断に加えて、眉毛の画像に基
づく眉毛の挙上の有無に関する判定を行なうことによ
り、より正確な眼瞼下垂の判断を行なうことができる。
例えば、眉毛の画像に基づいて眉毛の挙上があると判定
された場合には、目の画像により軽度の眼瞼下垂と判定
されていたものを重度の眼瞼下垂と判定するように補正
したり、目の画像により正常な状態と判定されていたも
のを、正常であるが軽度の眼瞼下垂に近いと判断された
ものに限り、軽度の眼瞼下垂と判定することができる。
このような補正は、必要に応じて適宜行なえばよい。
尚、問診データの送信も行われた場合には、問診データ
の内容も加味したかたちで上述の判定がなされ、診断デ
ータが生成されるようにしてもよい。例えば、問診デー
タの中に、ユーザの前日の睡眠時間が短いことを示す内
容が含まれていた場合には、それも考慮した形で診断デ
ータの生成がなされるようにすることができる。尚、判
定部223にて判断が微妙なものは、医師その他の専門
家の判断に委ねるべく、判定部223での判断を保留す
るようにすることもできる。この場合には、以下の処方
データの生成も医師が行うようにすることができる。
【0039】この診断データは、処方データ生成部22
5へと送られる。処方データ生成部225は、この診断
データに基づいて処方データを生成する。この処方デー
タの生成には、処方基準データ記録部224に記録され
た眼瞼下垂についての処方基準データが用いられる。こ
の基準データは、眼瞼下垂の症状毎に適切、且つ有意な
処方を行えるようなものであればどのようなものとして
も良いが、例えば図8に示したようなものとすることが
できる。即ち、診断データが、『正常』であることを示
す1の場合には、何らの処置も必要ないことを示す1の
データを生成し、診断データが『軽度の眼瞼下垂』であ
ることを示す2の場合には、薬剤Aの服用を勧める2の
データを生成し、診断データが『重度の眼瞼下垂』であ
ることを示す3の場合には、より強い薬剤Bの服用を勧
める3のデータを生成する。これらのデータが処方デー
タとなる。尚、問診データの送信も行われた場合には、
問診データの内容も加味したかたちで上述の診断データ
及び処方データの生成がなされる。例えば、問診データ
の中に、ユーザの前日の睡眠時間が短いことを示す内容
が含まれていた場合には、多少眼瞼が下垂していたとし
ても、それを病的なものではないものとして取り扱うよ
うにすることができる。特に、前回、前々回に送られて
きた画像データで眼瞼下垂の兆候が見られなかった場合
には、多少現れた眼瞼の下垂を前日の睡眠不足が原因と
なった短期的なものとして取り扱うようにすることがで
きる。処方データの生成について問診データを加味する
場合には、例えば、睡眠時間が短いことを示す内容が問
診データに含まれていた場合、処方データに、睡眠時間
をなるべく多く取るようにとの指示を含ませるようにす
ることができる。
【0040】これら診断データや処方データは、サーバ
Sからユーザの使用する端末Tなどに送信することによ
り利用される。つまり、ユーザは、この診断データや処
方データに基づいて自分の健康状態を把握したり、或い
は、薬剤を購入して服用したりすることができる。そし
て、必要と考えれば、改めて医師による診断を受けたり
することができる。この際の診断データや処方データの
送信は、サーバSの送受信部210から、ネットワーク
Nを介して行う。端末Tでは、その送受信部140にて
これを受け取る。診断データや処方データは、また、サ
ーバSから薬局Yへと渡すことにより利用することもで
きる。例えば、薬局Yは、診断データに基づき、健康に
不安をもっていそうな人を抽出してダイレクトメールを
出すことができる。また、薬局Yは、処方データを利用
して、それに示された上述の薬剤Aや薬剤Bをユーザに
配送するサービスや、これらの薬剤の購入する意図をダ
イレクトメールなどでユーザに問うサービスを行うこと
ができる。このような診断データや処方データの利用に
より、ユーザ、薬局Yの双方が利益を得られることとな
る。この際の薬局Yへのデータの受け渡しは、サーバS
の送受信部210から、ネットワークNを介して送信す
ることで行うことができる。この場合には、薬局Yに配
置した図示せぬ端末によりこれを受け取るようにするこ
とができる。また、このデータの受け渡しは、何らかの
記録媒体を介在させて行っても良いし、サーバSから打
ち出した紙媒体などにより行ってもよい。
【0041】上述の過程を定期、不定期に繰り返し、そ
の時々の診断データ、処方データを生成して、ユーザな
どの利用に供する。ユーザの状況が変化すれば、診断デ
ータや処方データも刻々と変化するので、常にユーザの
状態に合致した価値のある診断データや処方データが生
成されることになる。
【0042】尚、上述の実施形態では、処方データをも
利用する場合の例を説明した。しかしながら、処方デー
タが必要ない場合には、診断データのみを利用するよう
にすることもできる。この場合には、サーバS内の処方
基準データ記録部224、処方データ生成部225が不
要になる。
【0043】[鬱病診断の場合(1)]鬱病になった場合
には、上述の眼瞼下垂の症状が現れる場合が多い。従っ
て、鬱病の診断にあたっては、眼瞼下垂の場合と略同様
の処理を行うことによってその診断を行うことができ
る。つまり、判定部223が診断データを生成する際に
用いる鬱病診断用データとして図9に示した如きものを
準備しておけば、眼瞼下垂診断の場合と略同様の過程を
実行することで、鬱病診断を行えるようになる。この場
合、正常、軽度の鬱病、重度の鬱病のいずれかを示す診
断データが生成される。問診データの送信もされた場合
には、これも加味する形で診断データが生成される点に
ついては、眼瞼下垂診断の場合と同様である。そして、
処方データ生成部225では、上述の診断データに応じ
て処方データを生成する。この場合には、処方基準デー
タとして、例えば、図10に示した如きものを準備して
おけばよい。この例の場合には、『処置の必要なし』、
『薬剤Cの服用を勧める』、『薬剤Dの服用及び通院を
勧める』といった処方データが生成される。これら診断
データ及び処方データのユーザや薬局での利用のされ方
は、眼瞼下垂診断の場合と略同様であり、以上の処理を
定期、不定期に繰返すことができる点についても眼瞼下
垂診断の場合と同様である。
【0044】[鬱病診断の場合(2)]鬱病になった場合
には、光刺激に対する瞳孔の反応が特徴的なものとなる
ことが知られている。これに基づいて、上述の場合とは
異なる方法によって鬱病診断を実行することができる。
この場合にも、ユーザは、眼の画像を撮像装置Cで撮像
するが、その画像は動画である。つまり、眼に対して一
定の強さの光を照射し、その後一定時間の瞳孔の径の変
化を示す動画像を撮像する。この眼の画像は、ユーザの
目を含む、一定の範囲についてのものとされる。このよ
うにして生成された画像データは、場合によっては問診
データと共に、サーバSへと送られる。
【0045】サーバSでは、ネットワークNを介して端
末Tから送られた画像データ(又は画像データと問診デ
ータ)に基づいて、鬱病についての診断が行われる。画
像データは、画像処理部221へと送られ、瞳孔の面積
を検出しやすくするために、例えば、2値化、3値化な
どの処理を行われる。この例では、眼瞼下垂診断の場合
と同様の画像処理を行う。これにより対比用画像データ
が生成されることになる。
【0046】次いで、この対比用画像データは、判定部
223へと送られる。判定部223では、対比用画像デ
ータと、基準データ記録部222から読み出された基準
データとを照らし合わせることで、対比用画像データに
基づく判定が行われる。この場合の基準データは、例え
ば、図11に基づくような瞳孔の反応パターンについて
のものとなっている。図11は、眼に光を照射してから
の瞳孔の反応パターンを示している。図11(イ)は、
通常の状態にある人の瞳孔の反応パターンを示してい
る。通常の場合、光を照射されることによって小さくな
った瞳孔は、速やかに元の大きさに戻る。図2(ロ)
は、過緊張の状態にある人の瞳孔の反応パターンを示す
ものである。過緊張の状態にある場合、光を照射される
ことによって小さくなった瞳孔は、元の大きさよりも大
きくなり、しかもその後落ち着かずに拡縮を繰返す。図
2(ハ)は、鬱病の状態にある人の瞳孔の反応パターン
を示すものである。鬱病の人の場合、光を照射されるこ
とによって小さくなった瞳孔は、反応が緩慢で中々拡大
しない傾向にあり、しかも元の大きさにまで戻らない場
合が多い。判定部223は、対比用画像データが図11
のどのパターンに近いか否かを判断し、それに基づい
て、ユーザが鬱状態にあるか否かを判定する。即ち、
(イ)に近い場合は、通常の状態である旨の、(ロ)に
近い場合は過緊張にある旨の、そして(ハ)に近い場合
は鬱状態にある旨の診断データを生成する。
【0047】この診断データは、処方データ生成部22
5へと送られる。処方データ生成部225は、この診断
データに基づいて処方データを生成する。この処方デー
タの生成には、処方基準データ記録部224に記録され
た処方基準データが用いられる。この処方基準データ
は、例えば図12に示したようなものとすることができ
る。この場合において生成される処方データについて説
明する。診断データが『通常の状態にある旨』のデータ
である場合には、何らの処置も必要ないことを示す1の
データが生成され、診断データが『過緊張の状態にある
旨の』データである場合には、薬剤Eの服用及び通院を
勧めることを示す2のデータが生成され、そして、診断
データが『鬱状態にある旨』のデータである場合には、
薬剤Fの服用及び通院を勧めることを示す3のデータが
生成される。
【0048】これら診断データ及び処方データのユー
ザ、薬局での利用のされ方は、眼瞼下垂診断の場合と略
同様であり、以上の処理を定期、不定期に繰返すことが
できる点についても眼瞼下垂診断の場合と同様である。
【0049】[不眠症診断、自律神経失調症診断の場合]
不眠症や、自律神経失調症になった場合には、上述の眼
瞼下垂の症状が現れる場合が多い。また、これらの疾病
は、鬱病を併発する場合がほとんどである。従って、不
眠症診断や、自律神経失調症診断は、上述の鬱病診断の
場合と同様の過程を実行することで行うことができる。
不眠症診断の場合には、例えば、診断データを、不眠症
である、軽度の不眠症である、重度の不眠症であるなど
の中から選択的に生成すると共に、それに対して適当な
処方についての処方データを生成するようにすることが
できる。例を挙げれば、適切な薬剤の服用を勧めるコメ
ントについてのデータや、運動や、食事療法を勧めるコ
メントについてのデータを含む処方データを生成できる
ようにすればよい。このようにするには、基準データや
処方基準データを上述の診断データや処方データを生成
し得るものにしておけば良い。
【0050】[毛髪診断の場合]毛髪については、薄毛や
枝毛など、男女を問わず悩みが多いところである。従っ
て、手軽に行える毛髪診断についての需要は多い。毛髪
の健康状態についての診断は、例えば以下のようにして
行う。尚、この例では、毛髪として頭髪を診断とする場
合につき説明する。
【0051】頭髪の診断を行う場合には、ユーザは、対
応情報入力用の情報を入力装置T2などから入力する。
また、頭髪の画像を撮像装置Cで撮像し、頭髪の画像に
関する画像データを生成する。この頭髪の画像は、頭皮
の所定部分の一定範囲についてのものとされる。頭皮の
所定部分を撮像する場合には、図2で示した如き位置決
め器具10を用いることが可能である。これを既述の使
用法で用いることにより、同一の位置についての撮像を
簡易に行えるようになる。また、この実施形態における
頭髪の撮像は、予め定められた所定の倍率で行うように
している。
【0052】端末Tは、撮像装置Cで撮像されることに
よって生成された画像データを、画像データ受け付け部
110にて受け付ける。このデータは、ユーザの求めに
応じて、ネットワークNを介して付加情報と共にサーバ
Sへと送られる。
【0053】必要である場合には、ユーザは、入力装置
T2を介して文字情報を含む問診データ入力のための操
作を行い、これにより問診データを生成する。このと
き、眼瞼下垂診断の場合と同様に、問診データの入力に
あたって、ディスプレイ装置T1に選択肢の選択を促す
ような画像を表示することもできる。問診データの入力
がなされた場合には、端末Tは、この問診データを、画
像データに加えてネットワークNを介してサーバSへと
送る。
【0054】サーバSは、端末Tから送られた画像デー
タ(又は画像データと問診データ)を送受信部210に
よって受け取り、このデータに基づいて、頭髪について
の診断が行われる。送受信部210により受け取られた
画像データが診断部220へ送られ、対応判定部226
により頭髪診断が行われる旨の決定がなされる点、及び
この決定が画像処理部221、判定部223へと伝えら
れる点については眼瞼下垂診断の場合と同様である。頭
髪についての画像データは、画像処理部221へと送ら
れる。画像処理部221は、必要な場合に、画像データ
に対して所定の画像処理を行い、対比用画像データを生
成する。例えば、明度についての所定の閾値を設定する
ことなどによって2値化、3値化などを行うことによ
り、眼の画像についての以後の判定を行いやすくするた
めの処理を行う。この実施形態では、ユーザの頭髪の画
像を、2値化して、頭髪とそれ以外の部分を明確に区別
できるようにする。図12で示したのが、対比用画像デ
ータに基づいて表示される頭髪の拡大像についての例で
ある。
【0055】上述の処理が必要に応じて行われた対比用
画像データは、次に、判定部223へと送られる。判定
部223では、対比用画像データと、基準データ記録部
222から読み出された基準データとを照らし合わせる
ことで、対比用画像データに基づく判定が行われる。こ
の判定には、基準データ記録部222に記録された頭髪
についての基準データが用いられる。この基準データ
は、頭髪についての適切な判定を行えるようなものであ
ればどのようなものとしても良いが、例えば図13、図
14に示したようなものとすることができる。判定部2
23は、対比用画像データに基づく図12(イ)や
(ロ)に示した画像が、図13や、図14で示したどの
基準に当てはまるかを判断することによって判定を行い
診断データを生成する。図13で示した例で言えば、単
位面積あたりの頭髪の本数を基準とし、その多少によっ
て、『正常』、『軽度の薄毛』、『重度の薄毛』の別を
判定する。図14で示した例で言えば、頭髪の平均太さ
を基準とし、その太さによって頭髪の成長状態を判定す
る。具体的には、『正常』、『軽度の成長不良』、『重
度の成長不良』の別を判定する。判定の結果得られた、
『正常』、『軽度の薄毛』、『重度の薄毛』或いは、
『正常』、『軽度の成長不良』、『重度の成長不良』と
いった判定結果についてのデータが診断データとなる。
尚、問診データの送信も行われた場合には、問診データ
の内容も加味したかたちで上述の判定がなされ、診断デ
ータが生成される。
【0056】この診断データは、処方データ生成部22
5へと送られる。処方データ生成部225は、この診断
データに基づいて処方データを生成する。この処方デー
タの生成には、処方基準データ記録部224に記録され
た頭髪についての処方基準データが用いられる。この基
準データは、頭髪の状態毎に適切、且つ有意な処方を行
えるようなものであればどのようなものとしても良い。
例えば、診断データが、『正常』であることを示す場合
には、何らの処置も必要ないことを示すデータを生成
し、診断データが『軽度の薄毛』であることを示す場合
には、何らかの薬剤の塗布を勧めたり、使用すべきシャ
ンプーやヘアコンディショナーを提示するデータを生成
し、診断データが『重度の薄毛』であることを示す場合
には、より強い薬剤の塗布を勧めたり、使用すべきシャ
ンプーやヘアコンディショナーを提示するデータを生成
することを可能にしておくことができる。診断データに
基づいて生成されるこれらのデータが処方データとな
る。問診データの送信も行われた場合には、問診データ
の内容も加味したかたちで上述の処方データの生成をし
ても良い。
【0057】これら診断データや、処方データは、例え
ば、サーバSからユーザの使用する端末Tに送信するこ
とにより利用される。ユーザは、診断データに基づいて
自分の頭髪の健康状態を把握できるようになる。また、
ユーザは、処方データに基づいて適宜の薬剤を購入した
り、シャンプーやヘアコンディショナーを購入したりす
ることもできる。また、処方データは、サーバSから薬
局Yや、美容用品販売店Bなどへと渡すことにより利用
することもできる。つまり、薬局Yや美容用品販売店B
は、診断データや処方データを利用して、眼瞼下垂診断
の場合と同様のダイレクトメールサービスなどを行うこ
とができる。
【0058】上述の過程を定期、不定期に繰り返し、そ
の時々の処方データを生成して、ユーザなどの利用に供
する。
【0059】[肌の性状診断の場合]肌の性状の健康状態
についての診断は、例えば以下のようにして行う。尚、
この例では、肌の性状として肌の乾燥の具合を診断する
場合につき説明する。
【0060】肌の性状の診断を行う場合には、ユーザ
は、肌の性状の画像を撮像装置Cで撮像し、肌の性状の
画像に関する画像データを生成する。この肌の性状の画
像は、肌の所定部分の一定範囲についてのものとされ
る。肌の所定部分を撮像する場合には、図2で示した如
き位置決め器具10を用いることが可能である。これを
既述の使用法で用いることにより、同一の位置について
の撮像を簡易に行えるようになる。また、この実施形態
における肌の性状の撮像は、予め定められた所定の倍率
で行うようにしている。
【0061】端末Tは、撮像装置Cで撮像されることに
よって生成された画像データを、画像データ受け付け部
110にて受け付ける。このデータは、ユーザの求めに
応じて、ネットワークNを介してサーバSへと送られ
る。
【0062】必要である場合には、ユーザは、入力装置
T2を介して文字情報を含む問診データ入力のための操
作を行い、これにより問診データを生成する。このと
き、眼瞼下垂診断の場合と同様に、問診データの入力に
あたって、ディスプレイ装置T1に選択肢の選択を促す
ような画像を表示することもできる。問診データの入力
がなされた場合には、端末Tは、この問診データを、画
像データに加えてネットワークNを介してサーバSへと
送る。
【0063】サーバSは、端末Tから送られた画像デー
タ(又は画像データと問診データ)を送受信部210に
よって受け取り、このデータに基づいて、肌の性状につ
いての診断を行う。送受信部210により受け取られた
画像データが診断部220へ送られ、対応判定部226
により肌の性状診断が行われる旨の決定がなされる点、
及びこの決定が画像処理部221、判定部223へと伝
えられる点については眼瞼下垂診断の場合と同様であ
る。肌についての画像データは、画像処理部221へと
送られる。画像処理部221は、必要な場合に、画像デ
ータに対して所定の画像処理を行い、対比用画像データ
を生成する。この例では、明度についての所定の閾値を
設定することなどによって2値化の処理を行い、以後の
判定を行いやすくする。図15で示したのが、対比用画
像データで示される肌の拡大像の一例である。図15中
縦横に走る線として表現されているHMは、皮溝と呼ば
れる表皮上の溝であり、皮溝HMで区画された各部分は
皮丘HOと呼ばれる。
【0064】上述の処理が必要に応じて行われた対比用
画像データは、次に、判定部223へと送られる。判定
部223では、対比用画像データと、基準データ記録部
222から読み出された基準データとを照らし合わせる
ことで、対比用画像データに基づく判定が行われる。こ
の判定には、基準データ記録部222に記録された肌の
性状についての基準データが用いられる。この基準デー
タは、肌の性状についての適切な判定を行えるようなも
のであればどのようなものでも良い。基準データは、例
えば、これには限られないが、皮丘HOの大きさなどに
基づく図16に示した如きものとすることができる。健
康な肌の皮溝HMは縦横に走っているが、不健康な肌に
なると皮溝HMは一方向にしか存在しなくなり、より不
健康な肌では、皮溝HM自体が存在しなくなる。つま
り、潤いのある健康的な肌ほどきめが細かく、その皮丘
HOの面積が小さくなる。上述の基準データは、このよ
うな知見に基づいて肌の乾燥度合いを判断するためのも
のである。判定部223は、対比用画像データに基づく
図15に示したような画像が、図16で示したどの基準
に当てはまるかを判断することによって判定を行い診断
データを生成する。図16で示した例で言えば、皮溝H
Mの状態や皮丘HOの面積の大小に基づいて、『肌の状
態良好』、『肌が老化傾向にある』、『肌が老化してい
る』の別を判定する。判定の結果得られた、『肌の状態
良好』、『肌が老化傾向にある』、『肌が老化してい
る』といった結論が診断データとなる。尚、問診データ
の送信も行われた場合には、問診データの内容も加味し
たかたちで上述の判定がなされ、診断データが生成され
る。例えば、適切な皮丘HOの面積の大小は年齢によっ
て異なる。従って、問診データに含まれていた年齢のデ
ータに基づいて、『肌の状態良好』、『肌が老化傾向に
ある』、『肌が老化している』という判断に補正を加
え、より正確な診断データを生成することができる。
【0065】この診断データは、処方データ生成部22
5へと送られる。処方データ生成部225は、この診断
データに基づいて処方データを生成する。これら処方デ
ータの生成には、処方基準データ記録部224に記録さ
れた肌の性状についての処方基準データが用いられる。
この基準データは、肌の性状の状態毎に適切、且つ有意
な処方を行えるようなものであればどのようなものとし
ても良い。例えば、診断データが、『肌の状態良好』で
あることを示す場合には、化粧品Aを使用すべきことを
示すデータを生成し、診断データが』、『肌が老化傾向
にある』、であることを示す場合には、化粧品Bを使用
すべきことを示すべきことを示すデータを生成し、診断
データが『肌が老化している』ことを示す場合には、化
粧品Cを使用すると共に、専門家による判断を仰ぐべき
ことを提案するコメントを含むデータを生成することを
可能にしておくことができる。診断データに基づいて生
成されるこれらのデータが処方データとなる。尚、問診
データの送信も行われた場合には、問診データの内容も
加味したかたちで処方データの生成をしても良い。
【0066】これら診断データや処方データは、例え
ば、サーバSからユーザの使用する端末Tに返信するこ
とにより利用される。つまり、ユーザは、この処方デー
タに基づいて購入すべき化粧品を決定したり、専門家に
よる更なる判断を仰いだりすることができるようにな
る。また、診断データや処方データは、サーバSから、
美容用品販売店Bなどへと渡すことにより利用すること
もできる。つまり、美容用品販売店Bは、処方データを
利用して、眼瞼下垂診断の場合と同様のダイレクトメー
ルサービスや、適宜な化粧品の発送などを行うことがで
きる。
【0067】上述の過程を定期、不定期に繰り返し、そ
の時々の処方データを生成して、ユーザなどの利用に供
する。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、手軽な診療ないし治療
を、医師の都合によらず、いつでも自由に受けられるよ
うになる。また、本発明は、定点についての連続的な観
察を行うこととしているので、原則的に医師を必要とし
ないにも関わらず、その診療ないし治療の精度を高く保
てるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる診断システムの全
体構成を概略的に示す図。
【図2】図1で示した診断システムの端末で撮像するに
あたって利用可能な位置決め器具10の使用態様を示す
斜視図。
【図3】図1で示した診断システムに含まれる端末の構
成を示す機能ブロック図。
【図4】図1で示した診断システムに含まれるサーバの
構成を示す機能ブロック図。
【図5】問診データを入力する際に、端末のディスプレ
イ装置に表示される画像の一例を示す図。
【図6】眼瞼下垂診断で用いられる対比用画像データに
よって示される画像の一例を示す図。
【図7】眼瞼下垂診断で用いられる基準データの内容の
一例を説明するための図。
【図8】眼瞼下垂診断で用いられる処方基準データの内
容の一例を説明するための図。
【図9】鬱病診断(1)で用いられる基準データの内容
の一例を説明するための図。
【図10】鬱病診断(1)で用いられる処方基準データ
の内容の一例を説明するための図。
【図11】鬱病診断(2)で用いられる基準データの内
容の一例を説明するための図。
【図12】毛髪診断で用いられる対比用画像データによ
って示される画像の一例を示す図。
【図13】毛髪診断で用いられる基準データの内容の一
例を説明するための図。
【図14】毛髪診断で用いられる基準データの内容の一
例を説明するための図。
【図15】皮膚の性状診断で用いられる対比用画像デー
タによって示される画像の一例を示す図。
【図16】皮膚の性状診断で用いられる基準データの内
容の一例を説明するための図。
【符号の説明】
T 端末 T1 ディスプレイ装置 T2 入力装置 C 撮像装置 S サーバ(情報処理装置) N ネットワーク B 美容用品販売店 Y 薬局 MT 記録媒体 MS 記録媒体 10 位置決め器具 110 画像データ受け付け部 120 問診データ受け付け部 130 制御部 150 送受信部 210 送受信部 220 診断部 221 画像処理部 222 基準データ記録部 223 判定部 224 処方基準データ記録部 225 処方データ生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 400 G06T 1/00 400B H04N 1/00 H04N 1/00 Z Fターム(参考) 4C038 PP01 PP05 5B047 AA17 AB02 BB06 CA12 5B057 AA07 BA02 CA08 CA13 CB08 CB12 CC01 DB03 DB09 DC16 DC22 5C062 AA01 AA13 AA29 AB38 AB42 AB53 AC56 AE08 AF00 AF06 BD04

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの身体の所定位置に設定される撮
    像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮像
    手段から、撮像により得られた画像データを受け付ける
    ことのできる端末装置と、該端末装置に対し、ネットワ
    ークを介して接続可能とされている情報処理装置とを含
    んで構成される診断システムであって、 前記端末装置は、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象
    位置を撮像することにより生成された画像データを、前
    記ネットワークを介して前記情報処理装置へ送信する送
    信手段を備えており、 前記情報処理装置は、前記端末から受け取った画像デー
    タに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果に
    ついての診断データを生成する診断手段を備えており、 ユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を撮
    像することで生成された複数の画像データに基づいて、
    前記情報処理装置が、時系列に従った診断データを生成
    するように構成されている、診断システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して受け取った画像デ
    ータに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果
    についての診断データを生成する診断手段を備えている
    情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続可
    能とされている端末装置であって、 ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
    り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
    ザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された画像データを受け付けられるようにさ
    れ、且つこの画像データを、前記ネットワークを介しで
    情報処理装置に送信する送信手段を備えている、端末装
    置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して受け取った画像デ
    ータ、及び診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む問
    診データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断
    結果に基づいて、その診断結果についての診断データを
    生成する診断手段を備えている情報処理装置に対し、前
    記ネットワークを介して接続可能とされている端末装置
    であって、 ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
    り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
    ザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された画像データと、前記問診データを受け
    付けられるようにされると共に、この画像データ及び問
    診データを、前記ネットワークを介して情報処理装置に
    送信できる送信手段を備えている、端末装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して受け取った画像デ
    ータに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果
    についての診断データを生成する診断手段を備えている
    情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続可
    能とされている端末装置にて実行される方法であって、 ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
    り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
    ザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された画像データを受け付ける過程と、 前記画像データを、前記ネットワークを介しで情報処理
    装置に送信する過程と、 を含む、診断用情報の送信方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して受け取った画像デ
    ータ及び診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む問診
    データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結
    果についての診断データを生成する診断手段を備えてい
    る情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続
    可能とされている端末装置にて実行される方法であっ
    て、 ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
    り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
    ザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された画像データと、前記問診データとを受
    け付ける過程と、 前記画像データ及び前記問診データを、前記ネットワー
    クを介しで情報処理装置に送信する過程と、 を含む、診断用情報の送信方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して受け取った画像デ
    ータに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果
    についての診断データを生成する診断手段を備えている
    情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続可
    能とされている、コンピュータを含んで構成される端末
    装置を、診断用情報の送信装置として機能させるための
    プログラムがコンピュータ読み取り可能な形態で記録さ
    れた記録媒体であって、 前記プログラムが、前記コンピュータに、 ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
    り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
    ザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された画像データを受け付ける処理、 前記画像データを、前記ネットワークを介しで時報処理
    装置に送信する処理、 を行わせるものである記録媒体。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して受け取った画像デ
    ータ、及び診断内容に閻し且つ所定の文字情報を含む問
    診データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断
    結果についての診断データを生成する診断手段を備えて
    いる情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接
    続可能とされている、コンピュータを含んで構成される
    端末装置を、診断用情報の送信装置として機能させるた
    めのプログラムがコンピュータ読み取り可能な形態で記
    録された記録媒体であって、 前記プログラムが、前記コンピュータに、 ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
    り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
    ザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された画像データと、前記問診データを受け
    付ける処理、 前記画像データ及び前記問診データを、前記ネットワー
    クを介しで情報処理装置に送信する処理、 を行わせるものである記録媒体。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して受け取った画像デ
    ータに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果
    についての診断データを生成する診断手段を備えている
    情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接続可
    能とされている、コンピュータを含んで構成される端末
    装置を、診断用情報の送信装置として機能させるための
    プログラムであって、 前記コンピュータに、 ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
    り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
    ザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された画像データを受け付ける処理、 前記画像データを、前記ネットワークを介しで情報処理
    装置に送信する処理、 を行わせるためのものとしてコンピュータ読み取り可能
    な形態で所定の記録媒体に記録されたプログラム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して受け取った画像デ
    ータ、及び診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む問
    診データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断
    結果についての診断データを生成する診断手段を備えて
    いる情報処理装置に対し、前記ネットワークを介して接
    続可能とされている、コンピュータを含んで構成される
    端末装置を、診断用情報の送信装置として機能させるた
    めのプログラムであって、 前記コンピュータに、 ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を繰
    り返し撮像することのできる所定の撮像手段から、ユー
    ザが前記撮像手段を用いて前記撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された画像データと、前記問診データとを受
    け付ける処理、 前記画像データ及び前記問診データを、前記ネットワー
    クを介しで情報処理装置に送信する処理、 を行わせるためのものとしてコンピュータ読み取り可能
    な形態で所定の記録媒体に記録されたプログラム。
  10. 【請求項10】 ユーザの身体の所定位置に設定される
    撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮
    像手段から、ユーザが前記撮像対象位置を撮像すること
    により生成された画像データを受け付けられるようにさ
    れ、且つこの画像データをネットワークを介して送信す
    る送信手段を備えている端末装置に対し、前記ネットワ
    ークを介して接続可能とされている情報処理装置であっ
    て、 前記端末から受け取った画像データに基づいて所定の診
    断を行うと共に、その診断結果についての診断データを
    生成する診断手段を備えており、 ユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を撮
    像することで生成された複数の画像データに基づいて、
    時系列に従った診断データを生成するように構成されて
    いる、情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記診断手段は、前記画像データに対
    して所定の画像処理を行うことにより対比用画像データ
    を生成できるようになっている画像処理手段と、診断の
    ための基準データが記録されている基準データ記録手段
    と、前記対比用画像データを前記基準データと照らし合
    わせることにより前記所定の診断を行う判定手段と、を
    含んで構成されている、 請求項10記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 ユーザの身体の所定位置に設定される
    撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮
    像手段から、ユーザが前記撮像対象位置を撮像すること
    により生成された画像データと、診断内容に関し且つ所
    定の文字情報を含む問診データを受け付けられるように
    され、且つこの画像データ及び問診データをネットワー
    クを介して送信する送信手段を備えている端末装置に対
    し、前記ネットワークを介して接続可能とされている情
    報処理装置であって、 前記端末から受け取った画像データ及び問診データに基
    づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果について
    の診断データを生成する診断手段を備えており、 ユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を撮
    像することで生成された複数の画像データ及び問診デー
    タに基づいて、時系列に従った診断データを生成するよ
    うに構成されている、情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記診断手段は、前記画像データに対
    して所定の画像処理を行うことにより対比用画像データ
    を生成できるようになっている画像処理手段と、診断の
    ための基準データが記録されている基準データ記録手段
    と、前記対比用画像データ及び問診データと、を前記基
    準データと照らし合わせることにより前記所定の診断を
    行う判定手段と、を含んで構成されている、 請求項12記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記基準データは、欝病診断、不眠症
    診断、眼瞼下垂診断、自律神経失調症診断、肌の性状診
    断、毛髪診断の少なくとも一つを行うためのデータを含
    んでおり、前記判定手段は、欝病診断、不眠症診断、自
    律神経失調症診断、眼瞼下垂診断、肌の性状診断、毛髪
    診断の少なくとも一つを行うように構成されている、 請求項11又は13記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記基準データは、複数種類の診断を
    行うに必要なデータを含んでいると共に、 前記画像データには、その画像がどの診断に対応するか
    を示す対応情報が付加されており、前記判定手段は、画
    像データと共に受け付けた前記対応情報に基づいて、対
    応情報で示された当該種類の診断を行うように構成され
    ている、 請求項11又は13記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記基準データは、欝病診断、不眠症
    診断、眼瞼下垂診断、自律神経失調症診断、肌の性状診
    断、毛髪診断の少なくとも一つを行うためのデータを含
    んでいると共に、 前記画像データには、その画像がどの診断に対応するか
    を示す対応情報が付加されており、前記判定手段は、画
    像データと共に受け付けた前記対応情報に基づいて、対
    応情報で示された、欝病診断、不眠症診断、自律神経失
    調症診断、眼瞼下垂診断、肌の性状診断、毛髪診断のい
    ずれか1つを行うように構成されている、 請求項15記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記診断データに基づいて、診断結果
    に適合する処方についての処方データを生成する処方手
    段を備えており、 時系列に従って生成される前記診断データに基づいて、
    前記処方手段が、時系列に従った処方データを生成する
    ように構成されている、 請求項10又は12記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 ユーザの身体の所定位置に設定される
    撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮
    像手段から、ユーザが前記撮像対象位置を撮像すること
    により生成された画像データを受け付けられるようにさ
    れ、且つこの画像データをネットワークを介して送信す
    る送信手段を備えた端末装置に対し、前記ネットワーク
    を介して接続可能とされている情報処理装置にて実行さ
    れる方法であって、 前記端末から画像データを受け取る過程と、 該画像データに基づいて所定の診断を行うと共に、その
    診断結果に基づいて、診断結果についての診断データを
    生成する過程と、 を、ユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置
    を撮像することで生成された複数の画像データについて
    繰り返し行うことにより、時系列に従った診断データを
    生成する、診断データ生成方法。
  19. 【請求項19】 ユーザの身体の所定位置に設定される
    撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮
    像手段から、ユーザが前記撮像対象位置を撮像すること
    により生成された画像データと、診断内容に関し且つ所
    定の文字情報を含む問診データとを受け付けられるよう
    にされ、且つこの画像データ及び問診データをネットワ
    ークを介して送信する送信手段を備えた端末装置に対
    し、前記ネットワークを介して接続可能とされている情
    報処理装置にて実行される方法であって、 前記端末から画像データ及び問診データを受け取る過程
    と、 該画像データ及び問診データに基づいて所定の診断を行
    うと共に、その診断結束に基づいて、診断結果について
    の診断データを生成する過程と、 をユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を
    撮像することで生成された複数の画像データ及び問診デ
    ータについて繰り返し行うことにより、時系列に従った
    診断データを生成する、診断データ生成方法。
  20. 【請求項20】 ユーザの身体の所定位置に設定される
    撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮
    像手段から、ユーザが前記撮像手段を用いて前記撮像対
    象位置を撮像することで生成された画像データを受け付
    けられるようにされ、且つこの画像データをネットワー
    クを介して送信する送信手段を備えた端末装置に対し、
    前記ネットワークを介して接続可能とされている、コン
    ピュータを含んでなる情報処理装置を、診断データの生
    成装置として機能させるためのプログラムが、コンピュ
    ータ可読の形態で記録された記録媒体であって、 前記プログラムは、前記コンピュータに、 前記端末から画像データを受け取る処理、 該画像データ及び前記問診データに基づいて所定の診断
    を行うと共に、その診断結果についての診断データを生
    成する処理、 をユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を
    撮像することで生成された複数の画像データについて繰
    り返し行わせることにより、複数の診断データを時系列
    に従って生成させるものである、記録媒体。
  21. 【請求項21】 ユーザの身体の所定位置に設定される
    撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮
    像手段から、ユーザが前記撮像手段を用いて前記撮像対
    象位置を撮像することで生成された画像データと、診断
    内容に関し且つ所定の文字情報を含む問診データとを受
    け付けられるようにされ、且つこの画像データをネット
    ワークを介して送信する送信手段を備えた端末装置に対
    し、前記ネットワークを介して接続可能とされている、
    コンピュータを含んでな岑情報処理装置を、診断データ
    生成装置として機能させるためのプログラムが、コンピ
    ュータ可読の形態で記録された記録媒体であって、 前記プログラムは、前記コンピュータに、 前記端末から画像データ及び問診データを受け取る処
    理、 該画像データ及び前記問診データに基づいて所定の診断
    を行うと共に、その診断結果についての診断データを生
    成する処理、 をユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を
    撮像することで生成された複数の画像データ及び問診デ
    ータについて繰り返し行わせることにより、複数数の診
    断データを時系列に従って生成させるものである、記録
    媒体。
  22. 【請求項22】 ユーザの身体の所定位置に設定される
    撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮
    像手段から、ユーザが前記撮像手段を用いて前記撮像対
    象位置を撮像することで生成された画像データを受け付
    けられるようにされ、且つこの画像データをネットワー
    クを介して送信する送信手段を備えた端末装置に対し、
    前記ネットワークを介して接続可能とされている、コン
    ビュータを含んでなる情報処理装置を、診断データ生成
    装置として機能させるためのプログラムであって、 前記コンピュータに、 前記端末から画像データを受け取る処理、 該画像データに基づいて所定の診断を行うと共に、その
    診断結果についての診断データを生成する処理、 をユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を
    撮像することで生成された複数の画像データについて繰
    り返し行わせることにより、複数の診断データを時系列
    に従って生成させるものとしてコンピュータ可読の形態
    で記録媒体に記録された、プログラム。
  23. 【請求項23】 ユーザの身体の所定位置に設定される
    撮像対象位置を繰り返し撮像することのできる所定の撮
    像手段から、ユーザが前記撮像手段を用いて前記撮像対
    象位置を撮像することで生成された画像データと、診断
    内容に関し且つ所定の文字情報を含む問診データを受け
    付けられるようにされ、且つこの画像データ及び問診デ
    ータをネットワークを介して送信する送信手段を備えた
    ユーザ瑞末装置に対し、前記ネットワークを介して接続
    可能とされている、コンピュータを含んでなる情報処理
    装置を、診断データ生成装置として機能させるためのプ
    台グラムであって、 前記コンピュータに、 前記端末から画像データ及び問診データを受け取る処
    理、 該画像データ及び問診データに基づいて所定の診断を行
    うと共に、その診断結果についてのついての診断データ
    を生成する処理、 をユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮像対象位置を
    撮像することで生成された複数の画像データ及び問診デ
    ータについて繰り返し行わせることにより、数の診断デ
    ータを時系列に従って生成させるものとしてコンピュー
    タ可読の形で記録媒体に記録された、プログラム。
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