JP2003070753A - 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体 - Google Patents

診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2003070753A
JP2003070753A JP2001271092A JP2001271092A JP2003070753A JP 2003070753 A JP2003070753 A JP 2003070753A JP 2001271092 A JP2001271092 A JP 2001271092A JP 2001271092 A JP2001271092 A JP 2001271092A JP 2003070753 A JP2003070753 A JP 2003070753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
data
still image
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001271092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Yamamoto
正男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Scalar Corp
Original Assignee
Scalar Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Scalar Corp filed Critical Scalar Corp
Priority to JP2001271092A priority Critical patent/JP2003070753A/ja
Publication of JP2003070753A publication Critical patent/JP2003070753A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手軽な診療ないし治療を、病院以外の場所
で、いつでも自由に受けられるようにするための診断シ
ステムを提供する。 【解決手段】 端末は、所定の撮像装置と接続され、そ
こから画像データを受け付ける。撮像装置は、ユーザの
体の所定部位である撮像対象位置の撮像を行う。端末は
所定のディスプレイ装置と接続されており、画像データ
に基づく動画G2が、その画面に実時間で表示される。
ユーザが操作を行うことで、動画のうちのある瞬間の画
像が静止画像として選択される。この端末は、また、過
去に撮像した静止画像についての静止画像データを記録
しており、その静止画像データに基づく過去に撮像した
静止画像G1を、動画像G2と同時に画面に表示するよ
うになっている。ユーザは、両画像を比較して、撮像位
置の同一性を高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、欝病診
断、不眠症診断、眼瞼下垂診断、皮膚がんなどの診断
を、医師その他の専門家の力を借りずに行うための技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】病気の診断や治療は、医師その他の専門
家の手により行われるのが一般的である。また、かかる
診断や治療は、患者や被験者が直接医師の下に出向き、
医師と対面して行われるのが通常である。診断や治療の
中には、診断がそれほど難しくなかったり、例えば肌の
性状に関するものなど、身体、生命にそれほど重大な影
響のないものもある。生活の水準が向上した最近では、
このようないわば軽微な診断や治療と言えるものについ
ての需要はかなり大きい。しかしながら、このような診
断や治療についても、患者、被験者は、医師の下に一々
出向くことが必要になっている。
【0003】一方、近年のインフラの発達により、一般
家庭や個人単位でも、自己の端末をインターネットなど
のネットワークヘ接続し、これにより様々な提供を受け
ることが可能になってきている。かかる技術進歩に伴っ
て、インターネットを介してそれぞれの端末を接続され
た医師と患者等とが、リアルタイムで音声や画像をやり
取りし、これにより診断や治療を行うといった技術が実
用化されるに至っている。きれによれば、患者、被験者
は、診断や治療を医師の下に出向かずとも受けられる。
【0004】しかしながら、リアルタイム性を重視した
上述の技術は、診断、治療の正確性が高いという利点は
あるものの、医師と、患者等とが自己の端末を時間を合
わせて利用しなければならないという不便がある。ま
た、診断乃至治療についての判断は、結局医師が行うこ
とになるため、医師の確保という大きな課題がつきまと
い、手軽な診断や治療を行うには向かない点がある。
【0005】このような不具合を解消し、自動的に診
断、治療を行えるようにするにあたっては、例えば、ユ
ーザが撮像した画像のデータを、自動的に診断、治療を
行う情報処理装置に送り、その情報処理装置に、診断、
治療を行わせるという技術が考えられる。或いは、ユー
ザが、撮像した自己の画像を過去の画像と較べること
で、ある程度のレベルの自己診断を行うという技術が考
えられる。このような技術を実現するには、ユーザの身
体の所定の部位を、撮像対象位置と定めると共に、常に
その対象位置を正確に撮像する必要がある。しかしなが
ら、撮像対象位置を複数回にわたって正確に撮像するた
めの技術は、未だ存在しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ユーザの身
体の所定の部位である撮像対象位置を複数回にわたって
正確に撮像することができるようにするための技術を提
供することで、好きな時間に診断、治療を受けられるよ
うにしたり、自己診断の正確性を上げられるようにした
りすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの発明として、本願発明者は以下のようなものを提案
する。尚、本発明は、大きく3つに大別できる。便宜
上、これらを以下の説明では、第1発明、第2発明、第
3発明と呼ぶこととする。第1発明、第2発明は、ユー
ザの身体の所定の部位である撮像対象位置を複数回にわ
たって正確に撮像できるようにすることで、好きな時間
に診断、治療を受けられるようにするための技術であ
る。第3発明は、ユーザの身体の所定の部位である撮像
対象位置を複数回にわたって正確に撮像できるようにす
ることで、自己診断の正確性を上げられるようにするた
めの技術である。
【0008】本発明における第1発明は、ユーザの身体
の所定位置に設定される撮像対象位置を撮像することの
できる所定の撮像手段から、撮像により得られた画像に
ついての画像データを受け付けることのできる端末装置
と、該端末装置に対し、所定のネットワークを介して接
続可能とされている情報処理装置とを含んで構成される
診断システムである。前記端末装置は、ユーザが前記撮
像手段で前記撮像対象位置を撮像することにより生成さ
れた前記画像データに基づいて生成された静止画像につ
いての静止画像データを、前記ネットワークを介して前
記情報処理装置へ送信する送信手段を備えている。前記
情報処理装置は、前記端末から受け付けた複数の静止画
像データに基づいて所定の診断を行うと共に、その診断
結果についての診断データを生成する診断手段を備えて
いる。そして、前記情報処理装置は、ユーザが所定の時
間間隔を空けて前記撮像対象位置を撮像することで生成
された複数の静止画像データを受け付け、これら複数の
静止画像データに基づいて、診断データを生成するよう
に構成されている。また、前記端末装置は、所定のディ
スプレイ装置に、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象
位置を撮像することにより生成された画像データに基づ
く動画像を実時間で表示させると同時に、ユーザが前記
撮像手段で前記撮像対象位置を撮像することにより過去
に生成された静止画像データに基づく静止画像を表示さ
せる画像処理手段と、前記動画像のうちのある瞬間の画
像を、ユーザが前記静止画像として選択するための選択
情報を受け付ける入力手段とを備えている。
【0009】この診断システムでは、ユーザがその端末
から送った静止画像情報に基づく診断を、情報処理装置
が自動的に行うようになっている。従って、この診断シ
ステムによれば、医師の手を煩わせることなく診断を行
えるようになる。従って、ユーザは、医師との時間合わ
せの必要もなく、いつでも、どこからでも気軽に診断を
受けられるようになる。また、この診断システムでは、
ユーザの身体における所定の撮像対象位置を繰り返し撮
像することで同一の撮像位置についての複数の静止画像
データを生成し、この画像データを受け取った情報処理
装置が、複数の静止画像データに基づく診断データを生
成するようになっている。これは、実際の診療で、ユー
ザの身体の所定位置を定点観察して、その経過を追う場
合と同様に、ユーザの身体の変化に重点を置いた診察を
行うことを意味する。つまり、本発明によれば、所定の
撮像対象位置の観察を所定の時間間隔を空けて行うこと
で、簡単でありながらも精度の高い診断を行えるように
なる。尚、診断データは、受け取ったすべての静止画像
データに基づいて、生成されるようになっていても良い
し、必要な静止画像データのみに基づいて生成されるよ
うになっていても良い。上述の診断データは、例えば、
それをユーザに返送することで、ユーザが自己の健康管
理にそれを応用することが可能である。例えば、ユーザ
は、その診断データに基づいて必要と判断される薬剤や
化粧品の購買を行うことができる。また、上述の端末装
置は、所定のディスプレイ装置に、ユーザが前記撮像手
段で前記撮像対象位置を撮像することにより生成された
画像データに基づく動画像を実時間で表示させると同時
に、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像す
ることにより過去に生成された静止画像データに基づく
静止画像を表示させる画像処理手段を備えている。従っ
て、ユーザは、ディスプレイ装置に表示される動画像
と、過去に撮像した静止画像とを対比することで、現在
撮像されている動画像が、過去に撮像した静止画像と同
一の位置についてのものか否かを簡単に判断できるよう
になる。従って、このシステムによれば、撮像対象位置
を複数回にわたって位置についての高い正確性を維持し
つつ撮像できるようになる。尚、動画像のうちどの部分
を情報処理装置に送る静止画像として採用するかは、上
述の入力手段が受け付ける選択情報によって決定され
る。尚、情報処理装置が生成した上述の診断データは、
薬剤や、化粧品、医療器具、美容器具などの製造、販売
者などが利用することもできる。例えば、薬剤や化粧品
の販売者などにこれを送ることにより、その利用を図る
ことができる。例えば、そのデータを受け取った販売者
などから、自動的に或いはユーザからの購買要求に応じ
て、薬剤、化粧品、健康食品などを配送するような仕組
みを構築することができる。この場合には、ユーザが、
情報処理装置を管理する者との間で何らかの契約を行っ
ておくことなどが必要であると考えられるが、そのよう
な手当てさえあれば、ユーザは、静止画像データの撮影
及び送信のための簡単な処理を自宅で行うだけで、自分
の健康状態に適合した薬剤、化粧品、健康食品、健康器
具などを家に居ながらにして入手できるようになる。
【0010】本発明の第2発明は、以下のような診断シ
ステムである。この診断システムは、ユーザの身体の所
定位置に設定される撮像対象位置を撮像することのでき
る所定の撮像手段から、撮像により得られた画像につい
ての画像データを受け付けることのできる端末装置と、
該端末装置に対し、所定のネットワークを介して接続可
能とされている情報処理装置とを含んで構成される。そ
して、その端末装置は、ユーザが前記撮像手段で前記撮
像対象位置を撮像することにより生成された前記画像デ
ータに基づいて生成された静止画像についての静止画像
データを、前記ネットワークを介して前記情報処理装置
へ送信する送信手段を備えており、その情報処理装置
は、前記端末から受け付けた複数の静止画像データに基
づいて所定の診断を行うと共に、その診断結果について
の診断データを生成する診断手段を備えており、その情
報処理装置は、ユーザが所定の時間間隔を空けて前記撮
像対象位置を撮像することで生成された複数の静止画像
データを受け付け、これら複数の静止画像データに基づ
いて、診断データを生成するように構成されている。端
末装置は、また、所定のディスプレイ装置に、前記画像
データに基づく動画像を表示させると同時に、ユーザが
前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像することにより
過去に生成された静止画像データに基づく静止画像を表
示させるべく、前記動画像を表示するための画像データ
と前記静止画像についての静止画像データとを所定の記
録手段に記録すると共に、ユーザの求めに応じて前記画
像データと静止画像データとを前記記録手段から読み出
して、この画像データ及び静止画像データに基づく動画
像及び静止画像を同時にディスプレイ装置に表示する画
像処理手段と、前記動画像のうちのある瞬間の画像を、
ユーザが前記静止画像として選択するための選択情報を
受け付ける入力手段とを備えてなる。
【0011】この第2発明の診断システムでも、第1発
明の診断システムと同様の利益を得られる。第2発明の
診断システムが、第1発明の診断システムと異なるの
は、その画像処理手段についてである。第2発明におけ
る画像処理手段は、静止画像データのみならず、動画表
示用の画像データをも一旦記録手段に記録するようにな
っている。そして、後からこの画像データに基づく動画
像と、静止画像データに基づくデータをディスプレイ装
置に表示することで、動画像と静止画像の対比を行える
ようにしている。これによっても、撮像対象位置の同一
性を容易に高められるようになる。動画像のうちどの部
分を情報処理装置に送る静止画像として採用するかは、
上述の入力手段が受け付ける選択情報によって決定され
る。
【0012】第1発明、第2発明の診断システムでは、
端末装置から情報処理装置へ画像データを送ることとし
ていたが、これのみならず、診断内容に関し且つ所定の
文字情報を含む問診データをも情報処理装置へと送るよ
うにしてもよい。この問診データは、例えば、ユーザの
年齢、性別についての情報や、ユーザの生活環境につい
ての情報などを含むものとすることができる。画像デー
タに含めることのできない情報をこの問診データに含め
ることにより、診断の精度をあげることができる。尚、
本発明で言う文字情報には、テキストデータの如き一般
的文字情報に加えて、診断内容に関する情報を表現する
ために用いる記号の情報をも含んでいる。例えば、複数
選択肢の中から一の選択肢を選択することにより生成さ
れた情報なども、この明細書では文字情報と呼ぶことと
する。この場合の情報処理装置では、画像データのみな
らず問診データをも考慮した形で、診断データの生成が
なされる。上記情報処理装置では、また、診断データを
生成するのみならず、これに基づいて、診断結果に適合
する処方についての処方データを生成するようにしても
良い。このようにすれば、診断から処方という医師が行
う一連の作業を自動化することができるようになる。処
方データは、受け取ったすべての静止画像データに基づ
いて、生成されるようになっていても良いし、必要な静
止画像データのみに基づいて生成されるようになってい
ても良い。この処方データが、ユーザや、薬剤、化粧
品、医療器具、美容器具などの製造、販売元などで利用
できるのは、診断データの場合と同様である。
【0013】本発明による上記診断システムの一部をな
す端末装置は、例えば以下のようなものである。第1発
明による端末装置は、ユーザが所定の時間間隔を空けて
ユーザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を撮
像することで生成された静止画像についての複数の静止
画像データを所定のネットワークを介して受け付けると
共に、前記複数の静止画像データに基づいて所定の診断
を行い、その診断結果についての診断データを生成する
診断手段を備えている情報処理装置に対して、前記ネッ
トワークを介して接続可能とされている端末装置であ
る。この端末装置は、所定の撮像手段から、前記撮像対
象位置を撮像することにより得られた画像についての画
像データを受け付ける画像データ受け付け手段と、ユー
ザが前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像することに
より生成された前記画像データに基づいて生成された静
止画像についての静止画像データを、前記ネットワーク
を介して前記情報処理装置へ送信する送信手段と、所定
のディスプレイ装置に、前記画像データに基づく動画像
を実時間で表示させると同時に、ユーザが前記撮像手段
で前記撮像対象位置を撮像することにより過去に生成さ
れた静止画像データに基づく静止画像を表示させる画像
処理手段と、前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユ
ーザが前記静止画像として選択するための選択情報を受
け付ける入力手段と、を備えて構成される。
【0014】第2発明の診断システムにおける端末装置
は、ユーザが所定の時間間隔を空けてユーザの身体の所
定位置に設定される撮像対象位置を撮像することで生成
された静止画像についての複数の静止画像データを所定
のネットワークを介して受け付けると共に、前記複数の
静止画像データに基づいて所定の診断を行い、その診断
結果についての診断データを生成する診断手段を備えて
いる情報処理装置に対して、前記ネットワークを介して
接続可能とされている端末装置である。そして、この端
末装置は、所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮
像することにより得られた画像についての画像データを
受け付ける画像データ受け付け手段と、ユーザが前記撮
像手段で前記撮像対象位置を撮像することにより生成さ
れた前記画像データに基づいて生成された静止画像につ
いての静止画像データを、前記ネットワークを介して前
記情報処理装置へ送信する送信手段と、所定のディスプ
レイ装置に、前記画像データに基づく動画像を表示させ
ると同時に、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象位置
を撮像することにより過去に生成された静止画像データ
に基づく静止画像を表示させるべく、前記動画像を表示
するための画像データと前記静止画像についての静止画
像データとを所定の記録手段に記録すると共に、ユーザ
の求めに応じて前記画像データと静止画像データとを前
記記録手段から読み出して、この画像データ及び静止画
像データに基づく動画像及び静止画像を同時にディスプ
レイ装置に表示する画像処理手段と、前記動画像のうち
のある瞬間の画像を、ユーザが前記静止画像として選択
するための選択情報を受け付ける入力手段と、を備えて
構成される。
【0015】第1発明、第2発明における端末装置は、
過去に生成された静止画像データを複数保持する記録手
段を備えており、前記画像処理手段は、ユーザの選択に
応じて、前記記録手段から読み出した前記静止画像デー
タのうちの一つに基づく静止画像を、前記動画像と同時
に前記ディスプレイ装置に表示させるように構成されて
いても良い。複数の過去の静止画像のうちの一つを、ユ
ーザの選択に基づいてディスプレイに表示できるように
した例である。第1発明、第2発明における端末装置
は、また、過去に生成された静止画像データのうち、直
近に生成された静止画像データを保持する記録手段を備
えており、前記画像処理手段は、この記録手段から読み
出した前記静止画像データに基づく静止画像を、前記動
画像と同時に前記ディスプレイ装置に表示させるように
構成されていても良い。直近の静止画像との対比を常に
行えるようにした例である。第1発明、第2発明におけ
る端末装置は、過去に生成された現在撮影中の撮像対象
位置についての静止画像データのうち、一つ(例えば、
一番最初に生成した静止画像データ)のみを保持する記
録手段を備えており、前記画像処理手段は、この記録手
段から読み出した前記静止画像データに基づく静止画像
を、前記動画像と同時に前記ディスプレイ装置に表示さ
せるように構成されていても構わない。
【0016】第1発明、第2発明における端末装置は、
診断内容に関し且つ所定の文字情報を含む問診データを
受け付けられるようにされると共に、この画像データ及
び問診データを、前記ネットワークを介して情報処理装
置に送信できる送信手段を備えていても良い。上述した
問診データを利用しての診断を実行するための端末装置
を実現できる。
【0017】本発明の診断システムを構成する情報処理
装置は、以下のような方法を実行できるものとなってい
る。第1発明の端末装置で実行される方法は、例えば、
ユーザが所定の時間間隔を空けてユーザの身体の所定位
置に設定される撮像対象位置を撮像することで生成され
た静止画像についての複数の静止画像データを所定のネ
ットワークを介して受け付けると共に、前記複数の静止
画像データに基づいて所定の診断を行い、その診断結果
についての診断データを生成する診断手段を備えている
情報処理装置に対して、前記ネットワークを介して接続
可能とされている端末装置であり、制御手段を備えてな
る端末装置にて実行される方法とされる。そして、前記
制御手段が、所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を
撮像することにより得られた画像についての画像データ
を受け付ける過程と、所定のディスプレイ装置に、前記
画像データに基づく動画像を実時間で表示させると同時
に、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像す
ることにより過去に生成された静止画像データに基づく
静止画像を表示させる過程と、前記動画像のうちのある
瞬間の画像を、ユーザが静止画像として選択するための
選択情報を受け付ける過程と、前記選択情報に基づいて
選択された静止画像についての静止画像データを、前記
ネットワークを介して前記情報処理装置へ送信する過程
と、を含んでいるデータ送信方法とされる。
【0018】第2発明の端末装置で実行される方法は、
ユーザが所定の時間間隔を空けてユーザの身体の所定位
置に設定される撮像対象位置を撮像することで生成され
た静止画像についての複数の静止画像データを所定のネ
ットワークを介して受け付けると共に、前記複数の静止
画像データに基づいて所定の診断を行い、その診断結果
についての診断データを生成する診断手段を備えている
情報処理装置に対して、前記ネットワークを介して接続
可能とされている端末装置であり、制御手段を備えてな
る端末装置にて実行される方法である。そして、前記制
御手段が、所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮
像することにより得られた画像についての画像データを
受け付ける過程と、過去に生成された静止画像データを
所定の記録手段に記録する過程と、所定のディスプレイ
装置に、前記画像データに基づく動画像を表示させるた
めの画像データを、所定の記録手段に記録する過程と、
ユーザの求めに応じて前記画像データと静止画像データ
とを前記記録手段から読み出して、この画像データ及び
静止画像データに基づく動画像及び静止画像を同時にデ
ィスプレイ装置に表示する過程と、前記動画像のうちの
ある瞬間の画像を、ユーザが静止画像として選択するた
めの選択情報を受け付ける過程と、前記選択情報に基づ
いて選択された静止画像についての静止画像データを、
前記ネットワークを介して前記情報処理装置へ送信する
過程とを含んでいる画像データ送信方法とされる。
【0019】本発明の端末装置や、診断用情報の送信方
法は、以下のようなプログラムをコンピュータに読み込
ませることで、家庭用コンピュータなどの汎用のコンピ
ュータや、通信手段を備えたゲーム専用コンピュータな
どを用いて簡易に実現できるようになる。第1発明の端
末装置を構成するためのプログラムとは、例えば以下の
ものを言う。このプログラムは、ユーザが所定の時間間
隔を空けてユーザの身体の所定位置に設定される撮像対
象位置を撮像することで生成された静止画像についての
複数の静止画像データを所定のネットワークを介して受
け付けると共に、前記複数の静止画像データに基づいて
所定の診断を行い、その診断結果についての診断データ
を生成する診断手段を備えている情報処理装置に対し
て、前記ネットワークを介して接続可能とされている端
末装置であり、コンピュータを含んで構成される端末装
置に読み込ませて用いられる。そして、このプログラム
は、前記コンピュータに、所定の撮像手段から、前記撮
像対象位置を撮像することにより得られた画像について
の画像データを受け付ける処理と、所定のディスプレイ
装置に、前記画像データに基づく動画像を実時間で表示
させると同時に、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象
位置を撮像することにより過去に生成された静止画像デ
ータに基づく静止画像を表示させる処理と、前記動画像
のうちのある瞬間の画像を、ユーザが静止画像として選
択するための選択情報を受け付ける処理と、前記選択情
報に基づいて選択された静止画像についての静止画像デ
ータを、前記ネットワークを介して前記情報処理装置へ
送信する処理と、を実行させる。
【0020】第2発明の端末装置を構成するためのプロ
グラムとは、例えば以下のものを言う。このプログラム
は、ユーザが所定の時間間隔を空けてユーザの身体の所
定位置に設定される撮像対象位置を撮像することで生成
された静止画像についての複数の静止画像データを所定
のネットワークを介して受け付けると共に、前記複数の
静止画像データに基づいて所定の診断を行い、その診断
結果についての診断データを生成する診断手段を備えて
いる情報処理装置に対して、前記ネットワークを介して
接続可能とされている端末装置であり、コンピュータを
含んで構成される端末装置に読み込ませて用いられる。
そして、このプログラムは、前記コンピュータに、所定
の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮像することによ
り得られた画像についての画像データを受け付ける処理
と、過去に生成された静止画像データを所定の記録手段
に記録する処理と、所定のディスプレイ装置に、前記画
像データに基づく動画像を表示させるための画像データ
を、所定の記録手段に記録する処理と、ユーザの求めに
応じて前記画像データと静止画像データとを前記記録手
段から読み出して、この画像データ及び静止画像データ
に基づく動画像及び静止画像を同時にディスプレイ装置
に表示する処理と、前記動画像のうちのある瞬間の画像
を、ユーザが静止画像として選択するための選択情報を
受け付ける処理と、前記選択情報に基づいて選択された
静止画像についての静止画像データを、前記ネットワー
クを介して前記情報処理装置へ送信する処理と、を実行
させるためのものである。これらプログラムは、所定の
記録媒体に記録されていても、いなくても良い。
【0021】第3発明は、以下のようなものである。即
ち、所定の撮像手段から、ユーザの身体の所定位置に設
定される撮像対象位置を撮像することにより得られた動
画像についての動画像データを受け付ける画像データ受
け付け手段と、所定のディスプレイ装置に、前記画像デ
ータに基づく動画像を表示させる画像制御手段と、前記
動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが静止画像と
して選択するための選択情報を受け付ける入力手段と、
を有する画像処理装置である。この場像処理装置は、静
止画像として選択されたものについての静止画像データ
を記録する記録手段を備えている。また、前記画像制御
手段は、前記ディスプレイに、前記動画像を表示させる
と同時に、過去に生成された静止画像データに基づく静
止画像を、前記記録手段に記録されていた静止画像デー
タに基づいて表示させる、ようにされてなることを特徴
とする。この場合にも、過去の静止画像と現在撮像中の
動画とがディスプレイに同時に表示されるため、撮像対
象位置の正確な撮像が可能になる。第3発明における静
止画像データは、静止画像をディスプレイに表示するこ
とで、撮像対象位置の経時的な変化を掴むために用いる
ことができる。ユーザは、これに基づいて自己診断を行
えばよい。例えば、皮膚がんの自己診断を行うに有用で
ある。
【0022】第3発明の装置は、例えば、以下の方法を
実行する。その方法は、所定の撮像手段から、ユーザの
身体の所定位置に設定される撮像対象位置を撮像するこ
とにより得られた動画像についての動画像データを受け
付ける画像データ受け付け手段と、所定のディスプレイ
装置に、前記画像データに基づく動画像を表示させる画
像制御手段と、前記動画像のうちのある瞬間の画像を、
ユーザが静止画像として選択するための選択情報を受け
付ける入力手段と、を有する画像処理装置の前記画像制
御手段にて実行される方法である。そして、その方法
は、前記画像制御手段により実行される、前記動画像の
うち静止画像として選択されたものについての静止画像
データを所定の記録手段に記録する過程と、前記ディス
プレイに、前記動画像を表示させると同時に、過去に生
成された静止画像データに基づく静止画像を、前記記録
手段に記録されていた静止画像データに基づいて表示さ
せる過程と、を含む。
【0023】第3発明の画像処理装置は、例えば以下の
プログラムを用いて実現できる。そのプログラムは、所
定の撮像手段から、ユーザの身体の所定位置に設定され
る撮像対象位置を撮像することにより得られた動画像に
ついての動画像データを受け付ける画像データ受け付け
手段と、所定のディスプレイ装置に、前記画像データに
基づく動画像を表示させる画像制御手段と、前記動画像
のうちのある瞬間の画像を、ユーザが静止画像として選
択するための選択情報を受け付ける入力手段と、を有す
るコンピュータを、画像処理装置として機能させるため
のコンピュータ読み取り可能なプログラムである。この
プログラムが、前記画像制御手段により実行させる処理
として、前記動画像のうち静止画像として選択されたも
のについての静止画像データを所定の記録手段に記録す
る処理と、前記ディスプレイに、前記動画像を表示させ
ると同時に、過去に生成された静止画像データに基づく
静止画像を、前記記録手段に記録されていた静止画像デ
ータに基づいて表示させる処理と、が含まれる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
の一例について説明する。尚、以下の説明は、第1発明
から第3発明までの実施形態の説明を兼ねる。
【0025】≪全体構成≫この実施形態において具現化
される診断システムは、図1に示す如きものである。こ
の診断システムは、本発明の端末装置又は画像処理装置
としての端末T及び、本発明の情報処理装置としてのサ
ーバSとを含み、更には、美容用品販売店B及び薬局Y
を含んで構成されている。これら(美容用品販売店B、
薬局Yについては、そこに配置のコンピュータ)は、イ
ンターネット、イントラネットなどにより形成されるネ
ットワークNを介して接続されている。但し、端末Tを
第3発明の画像処理装置として機能させる場合には、こ
れとネットワークNとを接続する必要はない。
【0026】≪端末の構成≫次に端末Tについて説明す
る。この実施形態における端末Tは、これには限られな
いが、家庭用の汎用コンピュータにより構成されてい
る。この端末Tは、所定のディスプレイ装置T1、後述
する選択情報、問診データなどの入力などを行うため
の、キーボードやマウスなどによって構成される入力装
置T2、及びデジタルカメラなどにより構成される撮像
装置Cを備えている。
【0027】この撮像装置Cは、本発明の撮像手段に相
当するものである。撮像装置Cは、撮像を行うことによ
り画像データを生成することができるようになってい
る。画像データは、撮像装置Cと端末Tとを繋ぐケーブ
ルを介して、上述の端末Tに入力されるようになってい
る。撮像装置Cは、後述のように、ユーザの身体の一部
である所定の撮像対象位置を繰返して撮像するという用
い方をされる。つまり、撮像装置Cを用いて、同一の撮
像対象位置を所定時間間隔を空けて複数回撮像すること
が必要となる。この撮像の仕方については、後述する。
【0028】端末Tとなる家庭用のコンピュータは、デ
ィスクドライブを備えている。そしてそのディスクドラ
イブに、CD−ROMやDVD−ROMなどにより構成
される記録媒体MTを挿入し、その記録媒体に記録され
ている本発明によるプログラムを読み込ませることがで
きるようになっている。コンピュータは、本発明による
上述のプログラムをインストールすることで、本発明の
端末Tに求められる各機能を有するものとなる。これに
は限られないが、この実施形態における記録媒体MT
は、このシステムを運営するサーバSの管理者などが配
布したものである。但し、上述のプログラムは、記録媒
体MTを介してコンピュータにインストールされる必要
は必ずしもなく、ネットワークを介しての配信の過程を
経て、上記コンピュータにインストールされても良い。
このプログラムは、それ単体でコンピュータに本発明の
端末Tとしての機能を奏させることができるようなもの
でもよく、コンピュータに予めインストールされている
OS(Operation System)や、その他のプログラムとの
協働により、コンピュータに本発明の端末Tとしての機
能を奏させるようなものとなっていても良い。
【0029】上述のプログラムの実行により、本発明の
端末Tが内蔵するCPUは、以下の機能ブロックを形成
する。つまり、図2に示したように、この端末は、画像
データ受付部110、入力データ受付部120と、制御
部130と、送受信部150、ディスプレイ装置管理部
150とを備えて構成される。
【0030】画像データ受付部110は、所定の撮像装
置Cで撮像されることにより生成された所定の画像デー
タを受け付けるものである。この実施形態における画像
データ受付部110は、撮像装置Cと端末Tとを繋ぐケ
ーブルを介してかかる画像データを受け付けるようにな
っている。もっとも、画像データ受付部110は、撮像
装置Cで生成された画像データを受け付けるようになっ
ていれば良く、赤外線通信などの非接触の通信を上記撮
像装置Cとの間で行うことで、画像データを受け付ける
ように構成されていても構わない。入力データ受付部1
20は、入力装置T2を介して行われるユーザの入力を
受け付けるようになっている。受け付けるデータとして
は、選択情報や、問診データを生成するためのデータな
どがある。選択情報は、後述のようにディスプレイ装置
に表示される動画像のうち、ユーザが前記静止画像とし
て選択するものを特定するための情報である。選択情報
に基づいて、動画像のうちのある瞬間の画像が静止画像
として選択される。問診データとは、診断の内容に関す
る情報であり、且つ文字情報を含むものである。問診デ
ータは、例えば、ユーザの年齢、性別、自覚症状などに
ついての情報や、画像データを生成した(撮像を行っ
た)日時、生活リズムや生活パターンについての情報を
含むものとすることができる。つまり、この問診データ
には、それが文字データに関するものでありさえすれ
ば、診断に必要な情報に関するどのようなものも含める
ことができる。医師が行う実際の診断では、例えば、
「お腹が痛い」、「咳が出る」、「シミが増えた」とい
った患者側からの訴え(主訴)を如何に引き出すかが非
常に重要になる。問診データは、この主訴を引き出すに
当たり重要である。問診データは、診断内容の種別に応
じて適宜変更することができる。例えば、肌の性状につ
いての診断を対象とする場合、この問診データには、使
用している化粧品の種類についての情報を含めることが
できる。この問診データは、一般的には、入力装置T2
を構成するキーボードから文字情報として入力される。
例えば、問診データは、ユーザが自由に文字を打ち込む
ことによって生成されるようなものとすることができ
る。もっとも、上述のプログラムの実行により形成され
る機能体のうち、例えば制御部130に、実行される診
断に必要な問診データをユーザから引き出すための書式
的なものをユーザに提示する機能を持たせておき、提示
された書式に従って、ユーザが問診データの入力を行え
るようにすることもできる。例えば、制御部130に、
対象となる診断を行う際に必要となる情報を引き出すた
めの質問と、その質問に対する複数の選択肢とをディス
プレイ装置T1に表示させる機能を持たせておき、ディ
スプレイ装置T1に表示された選択肢をユーザに選択さ
せることによって、問診データの入力を行えるようにす
ることもできる。この場合における質問、選択肢の組
は、上述の主訴をユーザから引き出せるようなものとし
ておくことができる。
【0031】制御部130は、前述の画像データ受付部
110及び入力データ受付部120と、後述の送受信部
140及びディスプレイ装置管理部150の管理を行
う。例えば、送受信部140から送信すべきfデータや
問診データをユーザの入力内容に基づいて決定したり、
ディスプレイ装置T1に表示される動画像や静止画像の
決定を行ったりする。静止画像データは、画像データ受
付部110から受け付けた画像データと、入力データ受
付部120から受け付けた選択情報によって決定され
る。制御部130は、また、場合によっては、ディスプ
レイ装置管理部150に、問診データの生成を補助する
ための書式的なものの画像や、質問及び選択肢について
の画像をディスプレイ装置T1に表示させるに当たって
必要な情報を生成したりする。この実施形態の制御部1
30は、また、過去に生成した複数の静止画像データを
保持している。この実施形態の制御部130は、また、
前述の入力装置T2などからの入力に基づいて、受け付
けた画像データがいかなる診断のためのものであるかと
いうことを示すデータである対応情報を生成し、これを
画像データに付加する機能も有している。
【0032】送受信部140は、この端末Tとネットワ
ークNとの間での通信を実行するものである。この送受
信部140は、少なくとも、静止画像データ(及び付加
された対応情報)と問診データとを、サーバSに対して
ネットワークNを経由して送信できるようになってい
る。尚、この実施形態における送受信部140は、サー
バSが生成した後述の診断データ(場合により、診断デ
ータと処方データ、或いは処方データ)を、ネットワー
クNを介してサーバSから受け取れるようになってい
る。
【0033】ディスプレイ装置管理部150は、ディス
プレイ装置T1に所望の画像を表示するための表示用デ
ータを生成するものである。ディスプレイ装置管理部1
50は、制御部130の管理下で、表示用データを生成
するようになっている。
【0034】≪サーバの構成≫次にサーバSについて説
明する。この実施形態におけるサーバSは、一般的なコ
ンピュータにより構成されている。このサーバは、所定
のディスプレイ装置、キーボードやマウスなどにより構
成される所定の入力装置を備えている。
【0035】サーバSとなるコンピュータは、ディスク
ドライブを備えている。そしてそのディスクドライブ
に、CD−ROMやDVD−ROMなどにより構成され
る本発明による記録媒体MSを挿入し、その記録媒体に
記録されている本発明によるプログラムを読み込ませる
ことができるようになっている。このコンピュータは、
上述の過程によって本発明によるプログラムをインスト
ールすることで、本発明のサーバSに求められる各機能
を有するものとなる。このプログラムは、それ単体でコ
ンピュータに本発明の情報処理装置としての機能を奏さ
せることができるようなものでもよく、それとコンピュ
ータにインストールされているOSとの協働により、コ
ンピュータに本発明の情報処理装置としての機能を奏さ
せるようなものとなっていても良い。
【0036】上述のプログラムの実行により、本発明の
サーバSが内蔵するCPUは、以下の機能ブロックを形
成する。つまり、図3に示したように、このサーバS
は、送受信部210及び診断部2220を備え構成され
ている。
【0037】送受信部210は、サーバSと端末Tとの
間で行われるネットワークNを介しての通信を制御する
ものである。送受信部210は、少なくとも、静止画像
データ、問診データを、端末Tから受信できるようにな
っている。尚、この実施形態の送受信部210は、美容
室Bや薬局Yへ、或いはユーザが使用する端末Tへ、ネ
ットワークNを介して診断データ(場合によっては、処
方データと診断データ、或いは処方データ)を送信でき
るようになっている。美容室Bや薬局Y或いは端末Tへ
の処方データの送信は、その中の一ヶ所或いは複数箇所
に対して選択的に行えるようにすることができる。
【0038】診断部220は、本発明における診断手段
の機能を有するものであり、端末TからネットワークN
を介して受け付けた上述の画像データ及び問診データに
基づいて所定の診断を行うと共に、その診断結束に基づ
いて、診断結果についての診断データを生成し、また、
その診断結果に適合する処方についての処方データを生
成する機能を有する。具体的には、この診断部220
は、画像処理部221、基準データ記録部222、判定
部223、処方基準データ記録部224、処方データ生
成部225、及び対応判定部226を含んで構成され
る。
【0039】画像処理部221は、画像データに対して
所定の画像処理を行うことにより、後述する対比用画像
データを生成する機能を有している。基準データ記録部
222は、処方データを生成するに必要な基準データを
記録するものである。基準データ記録部222は、目的
とする診断を行うに必要なデータが記録されている。基
準データ記録部222は、少なくとも一つの診断を行う
に必要な基準データを記録していれば良いが、この実施
形態では、眼瞼下垂診断、欝病診断、不眠症診断、自律
神経失調症診断、肌の性状診断、及び毛髪診断のための
基準データを記録している。判定部223は、上述の画
像処理部221で生成された対比用画像データを、所望
する診断に適した基準データと対比すると共に、上述の
問診データを加味して診断結果についての診断データを
生成する機能を有している。処方基準データ記録部22
4には、上述の診断データに基づき処方データを生成す
るにあたって必要とされるデータが記録されている。こ
の実施形態の処方基準データ記録部224は、これには
限られないが、眼瞼下垂診断、欝病診断、不眠症診断、
自律神経失調症診断、肌の性状診断、及び毛髪診断に関
する処方についての処方データが記録されている。処方
データ生成部225は、上述の診断データを受け取り、
処方基準データ記録部224から適当なデータを読み出
すことにより処方データを生成する。処方データは、診
断データにより示される現状に適合する処方についての
データであり、例えば現状の健康状態回復のためのアド
バイスや、肌の性状を回復させるためのアドバイス、或
いはこれらに関連する情報などが含まれている。この処
方データは、各診断に応じた内容とされている。対応判
定部226は、画像データに付加されて端末Tから送ら
れてきた対応情報を解析し、当該画像データに対して行
われるべき診断を決定する。この実施形態では、眼瞼下
垂診断、欝病診断、不眠症診断、自律神経失調症診断、
肌の性状診断、及び毛髪診断の各診断を行うことが可能
となっているため、対応情報に基づいて、これら診断の
いずれを行うかを対応判定部226は決定する。この決
定は、画像処理部221及び判定部223へと送られ
る。この対応情報に基づいて、画像処理部221は適切
な画像処理を行い、判定部223は適切な診断の判定を
行うようになっている。
【0040】≪処方データ生成の流れ≫処方データ生成
の流れについて、眼瞼下垂診断、欝病診断、不眠症診
断、自律神経失調症診断、肌の性状診断、及び毛髪診断
の場合に分けて説明する。鬱病診断以下の各説明におい
て、眼瞼下垂診断の場合と重複する部分については、説
明を適宜省略することとする。
【0041】[眼瞼下垂診断の場合]眼瞼下垂とは、まぶ
たを挙上させる筋肉である眼瞼挙筋又は眼瞼挙腱の異常
や瞼板との接続障害によって眼瞼が垂れ下がることをい
い、精神的、肉体的な様々な疾病の症状として現れるも
のである。従って、この眼瞼下垂を早期に発見すること
で様々な疾病の予防を行える場合があるため、眼瞼下垂
の発見は非常に大きな意味を持つ。
【0042】眼瞼下垂の診断は例えば以下のように行
う。ユーザはまず、眼瞼下垂の診断を行うことを決定す
る旨の意思表示を、入力装置T2を介して入力する。こ
れにより、制御部130にて、その後入力される画像デ
ータに基づいて行われる診断が眼瞼下垂診断であること
を示す対応情報が生成される。この眼瞼下垂診断では、
眼が、撮像対象位置となる。従って、ユーザは、自分の
眼を含む静止画像についての静止画像データを、サーバ
Sに送ることになる。撮像対象位置が正確に位置決めさ
れた状態での静止画像についての静止画像データを生成
するため、この実施形態の端末Tでは、ディスプレイ装
置T1に、撮像装置Cで撮像されている動画像が実時間
で表示されるのみならず、過去に生成された静止画像デ
ータに基づく静止画像が、上記動画像と共に表じされる
ようになっている。動画像と静止画像をディスプレイ装
置T1に表示すべく、ユーザは、過去に生成した静止画
像データのうちの一つを選択するための情報を、入力装
置T2を介して入力する。この実施形態における制御部
130は、上述のように、過去に生成した複数の静止画
像データを保持しており、ユーザが入力した上記情報に
基づいて、制御部130は、過去に生成した静止画像デ
ータのどれに基づいて、ディスプレイ装置に静止画像を
表示するか決定する。尚、この実施形態における制御部
130は、過去に生成した複数の静止画像データを保持
しているが、過去に生成した静止画像データを一つだけ
保持しているようにしてもよい。この場合には、どの静
止画像データを選択するかということについての上述の
情報の入力は不要である。制御部130が一つだけ保持
する過去に生成した静止画像データは、例えば、最初に
サーバSに送られた静止画像データとすることができ
る。いずれにせよ、制御部130は、ディスプレイ装置
管理部150に、画像データ受付部110を介して撮像
装置Cから入力された画像データに基づく動画像と、こ
の動画との対比用に表示される過去に生成された静止画
像データに基づく静止画像とを、ディスプレイ装置T1
に表じさせるための情報を送る。これに基づいて、ディ
スプレイ装置管理部150は、上記動画像と、静止画像
とを、ディスプレイ装置T1に表じさせる。ディスプレ
イ装置T1には、例えば、図4で示したような画像が表
示される。この画像に含まれているG1が、静止画像
で、G2が実時間で表示される撮像装置Cで撮像された
動画像である。ユーザは、静止画像G1と対比しながら
撮像装置Cを動かして動画像を変化させる。動画像G2
が静止画像G1と一致したところで、ユーザは、入力装
置T2を操作し、選択情報を入力する。これが、制御部
130に入力されると、その時点でディスプレイ装置T
1に表示されている動画像が、静止画像として選択され
る。そして、この静止画像についての画像データが静止
画像データとなる。尚、動画像データを、所定の記録媒
体に記録しておき、この動画像データに基づく動画像を
再生してディスプレイ装置T1に表示すると共に、上述
の如き退避用の静止画像をもディスプレイに表示するよ
うな構成を採用することもできる。この場合において
も、静止画像と動画像とが一致したときに、ユーザが入
力装置T2を操作して選択情報を入力することで、動画
像の一部を静止画像とすることができる。ある瞬間の動
画像G2が静止画像として選択されると、ディスプレイ
装置T1には、撮像したばかりのものと、過去に撮像さ
れたものの2つの静止画像が表示されることになる。ユ
ーザは、この2つを見比べることで、自己診断を行うこ
とができる。
【0043】生成された静止画像データは、制御部13
0を介して送受信部へ送られる。制御部130は、ま
た、前述の対応情報を画像データに付加する。送受信部
140は、端末Tの操作によって入力されたユーザの求
めに応じてなされる制御部130による制御を受けて、
対応情報が付加された上述の静止画像データを、ネット
ワークNを介してサーバSへと送る。
【0044】尚、必要である場合には、ユーザは、入力
装置T2を介して文字情報を含む問診データ入力のため
の操作を行い、これにより問診データを生成する。この
実施形態では、問診データの入力にあたって、例えば図
5に示したような画像がディスプレイ装置T1に表示さ
れるようになっている。この画像は、制御部130の制
御に基づいてディスプレイ装置管理部150が生成した
表示用データに基づいてディスプレイ装置T1に表示さ
れる。ユーザは、例えば、例示した(1)〜(6)につ
いては、a、b(又はa、b、c)の選択肢から一の選
択肢を選択し、また(10)については、キーボードな
どにより文書入力を行うことにより、問診データの入力
を行う。問診データの入力がなされた場合には、端末T
は、入力データ受付部120を介して、上述の問診デー
タを受け付ける。このデータは、制御部130を解して
送受信部140へ送られる。送受信部140は、端末T
の操作によって入力されたユーザの求めに応じてなされ
る制御部130による制御を受けて、この問診データ
を、静止画像データに加えてサーバSへと送る。
【0045】サーバSは、ネットワークNを介して端末
Tから送られた、対応情報付きの静止画像データ(又は
対応情報付きの静止画像データと問診データ)を送受信
部210によって受け取り、このデータに基づいて、眼
瞼下垂についての診断を行う。送受信部210により受
け取られた眼についての画像データは、診断部220へ
送られる。まず、対応判定部226が、画像データに付
加されている対応情報を解析し、この対応情報に基づい
て、送信されてきた画像データについて行われるべき診
断を、眼瞼下垂診断であると決定する。この決定は、画
像処理部221及び判定部223へと送られ、画像処理
部221での適切な処理と、判定部223での適切な判
定を担保する。また、画像データは、画像処理部221
へと送られる。画像処理部221は、必要な場合に、画
像データに対して所定の画像処理を行い対比用画像デー
タを生成する。例えば、明度についての所定の閾値を設
定することなどによって2値化、3値化などを行うこと
により、眼の画像についての以後の判定を行いやすくす
るための処理を行う。エッジ強調や、モアレによる等高
線処理などを行っても良い。また、画像処理部221で
は、色補正の処理を行っても良い。静止画像データは、
撮像装置C毎の仕様の違いや、撮像時の照明の相違など
により本来の画像とは異なるものとなっていることが多
いので、かかる色補正を行うことで、正確な診断を行う
ことができる。例えば、所定の基準色が所定の配置で付
されたシールなどをユーザに予め配布しておくと共に、
このシールを撮像範囲に張付けて撮像を行うことをユー
ザに義務付け、画像に映りこんでいるシール内の基準色
を予め準備しておいた色に合わせるとともに、この処理
を画像全体に適用することによって行うことができる。
尚、かかる色補正の処理は、ユーザ側の端末Tにて行っ
てもよい。この場合には、色補正のされた統一された静
止画像データがサーバSに送られることとなる。この場
合には、端末Tが、色補正を行うための手段を備えてい
ることが必要となるが、例えば前述の制御部130にか
かる手段としての機能を与えておくことができる。この
実施形態では、ユーザの眼の画像を、眼の輪郭、白眼と
黒眼の境界、瞳孔の輪郭のみを明確に現すような図6に
示したような線図の画像に変換し、当該静止画像につい
ての対比用画像データを生成する。
【0046】上述の処理が必要に応じて行われた対比用
画像データは、次に、判定部223へと送られる。判定
部223では、対比用画像データと、基準データ記録部
222から読み出された基準データとを照らし合わせる
ことで、対比用画像データに基づく判定が行われる。こ
の判定が、医師の行う診断に相当する。この判定には、
基準データ記録部222に記録された眼瞼下垂について
の基準データが用いられる。この基準データは、眼瞼下
垂についての適切な判定を行えるようなものであればど
のようなものとしても良いが、例えば図7に示したよう
なものとすることができる。そして、判定部223は、
対比用画像データに基づく画像が、図7に示した1ない
し3のどの基準に当てはまるかを判定することによって
判定を行い、診断データを生成する。例えば、図6
(イ)の矢示した範囲に眼瞼がある場合には、『正常』
に相当する1の基準に当てはまるとの判定がなされ、図
6(ロ)の場合には、『軽度の眼瞼下垂』に相当する2
の基準に当てはまるとの判定がなされる。図6(ハ)の
場合には、『重度の眼瞼下垂』に相当する3の基準に当
てはまるとの判定がなされる。上述の如く行われた判定
の結果を示すデータが、診断データである。尚、対比用
画像データに以下のような内容を加えておくことによ
り、画像に基づく診断データの生成をより正確に行うよ
うにすることもできる。つまり、眉毛の挙上がある人の
場合には、眼瞼下垂の症状が通常の場合よりも出にくく
なるので、上述の如き画像に基づく判断に加えて、眉毛
の画像に基づく眉毛の挙上の有無に関する判定を行うこ
とにより、より正確な眼瞼下垂の判断を行うことができ
る。例えば、眉毛の画像に基づいて眉毛の挙上があると
判定された場合には、目の画像により軽度の眼瞼下垂と
判定されていたものを重度の眼瞼下垂と判定するように
補正することができる。また、目の画像により正常な状
態と判定されていたものを、正常ではあるが軽度の眼瞼
下垂に近いと判断されたものに限り、軽度の眼瞼下垂と
補正することができる。このような補正は、必要に応じ
て適宜行えばよい。尚、問診データの送信も行われた場
合には、問診データの内容も加味して上述の判定がなさ
れ、診断データが生成されるようにしてもよい。例え
ば、問診データの中に、ユーザの前日の睡眠時間が短い
ことを示す内容が含まれていた場合には、それも考慮し
た形で診断データの生成がなされるようにすることがで
きる。尚、判定部223にて判断が微妙なものは、医師
その他の専門家の判断に委ねるべく、判定部223での
判断を保留するようにすることもできる。この場合に
は、以下の処方データの生成も医師が行うようにするこ
とができる。
【0047】この診断データは、処方データ生成部22
5へと送られる。処方データ生成部225は、この診断
データに基づいて処方データを生成する。この処方デー
タの生成には、処方基準データ記録部224に記録され
た眼瞼下垂についての処方基準データが用いられる。こ
の基準データは、眼瞼下垂の症状毎に適切、且つ有意な
処方を行えるようなものであればどのようなものとして
も良いが、例えば図8に示したようなものとすることが
できる。即ち、診断データが、『正常』であることを示
す1の場合には、何らの処置も必要ないことを示す1の
データを生成し、診断データが『軽度の眼瞼下垂』であ
ることを示す2の場合には、薬剤Aの服用を勧める2の
データを生成し、診断データが『重度の眼瞼下垂』であ
ることを示す3の場合には、より強い薬剤Bの服用を勧
める3のデータを生成する。これらのデータが処方デー
タとなる。尚、問診データの送信も行われた場合には、
問診データの内容も加味して上述の診断データ及び処方
データの生成がなされる。例えば、問診データの中に、
ユーザの前日の睡眠時間が短いことを示す内容が含まれ
ていた場合には、多少眼瞼が下垂していたとしても、そ
れを病的なものではないものとして取り扱うようにする
ことができる。特に、前回、前々回に送られてきた画像
データで眼瞼下垂の兆候が見られなかった場合には、多
少現れた眼瞼の下垂を前日の睡眠不足が原因となった短
期的なものとして取り扱うようにすることができる。処
方データの生成について問診データを加味する場合に
は、例えば、睡眠時間が短いことを示す内容が問診デー
タに含まれていた場合、処方データに、睡眠時間をなる
べく多く取るようにとの指示を含ませるようにすること
ができる。
【0048】これら診断データや処方データは、サーバ
Sからユーザの使用する端末Tなどに送信することによ
り利用される。つまり、ユーザは、この診断データや処
方データに基づいて自分の健康状態を把握したり、或い
は、薬剤を購入して服用したりすることができる。そし
て、必要と考えれば、改めて医師による診断を受けたり
することができる。この際の診断データや処方データの
送信は、サーバSの送受信部210から、ネットワーク
Nを介して行う。端末Tでは、その送受信部140にて
これを受け取る。診断データや処方データは、また、サ
ーバSから薬局Yへと渡すことにより利用することもで
きる。例えば、薬局Yは、診断データに基づき、健康に
不安をもっていそうな人を抽出してダイレクトメールを
出すことができる。また、薬局Yは、処方データを利用
して、それに示された上述の薬剤Aや薬剤Bをユーザに
配送するサービスや、これらの薬剤の購入する意図をダ
イレクトメールなどでユーザに問うサービスを行うこと
ができる。このような診断データや処方データの利用に
より、ユーザ、薬局Yの双方が利益を得られることとな
る。この際の薬局Yへのデータの受け渡しは、サーバS
の送受信部210から、ネットワークNを介して送信す
ることで行うことができる。この場合には、薬局Yに配
置した図示せぬ端末によりこれを受け取るようにするこ
とができる。また、このデータの受け渡しは、何らかの
記録媒体を介在させて行っても良いし、サーバSから打
ち出した紙媒体などにより行ってもよい。
【0049】上述の過程を定期、不定期に繰り返し、そ
の時々の診断データ、処方データを生成して、ユーザな
どの利用に供する。ユーザの状況が変化すれば、診断デ
ータや処方データも刻々と変化するので、常にユーザの
状態に合致した価値のある診断データや処方データが生
成されることになる。
【0050】尚、上述の実施形態では、処方データをも
利用する場合の例を説明した。しかしながら、処方デー
タが必要ない場合には、診断データのみを利用するよう
にすることもできる。この場合には、サーバS内の処方
基準データ記録部224、処方データ生成部225が不
要になる。
【0051】[鬱病診断の場合(1)]鬱病になった場合
には、上述の眼瞼下垂の症状が現れる場合が多い。従っ
て、鬱病の診断にあたっては、眼瞼下垂の場合と略同様
の処理を行うことによってその診断を行うことができ
る。静止画像データの生成の処理については上述の場合
と同様である。つまり、判定部223が診断データを生
成する際に用いる鬱病診断用データとして図9に示した
如きものを準備しておけば、眼瞼下垂診断の場合と略同
様の過程を実行することで、鬱病診断を行えるようにな
る。この場合、正常、軽度の鬱病、重度の鬱病のいずれ
かを示す診断データが生成される。問診データの送信も
された場合には、これも加味する形で診断データが生成
される点については、眼瞼下垂診断の場合と同様であ
る。そして、処方データ生成部225では、上述の診断
データに応じて処方データを生成する。この場合には、
処方基準データとして、例えば、図10に示した如きも
のを準備しておけばよい。この例の場合には、『処置の
必要なし』、『薬剤Cの服用を勧める』、『薬剤Dの服
用及び通院を勧める』といった処方データが生成され
る。これら診断データ及び処方データのユーザや薬局で
の利用のされ方は、眼瞼下垂診断の場合と略同様であ
り、以上の処理を定期、不定期に繰返すことができる点
についても眼瞼下垂診断の場合と同様である。
【0052】[鬱病診断の場合(2)]鬱病になった場合
には、光刺激に対する瞳孔の反応が特徴的なものとなる
ことが知られている。これに基づいて、上述の場合とは
異なる方法によって鬱病診断を実行することができる。
静止画像データの生成の処理については上述の場合と同
様である。この場合にも、ユーザは、眼の画像を撮像装
置Cで撮像するが、その画像は動画である。つまり、眼
に対して一定の強さの光を照射し、その後一定時間の瞳
孔の径の変化を示す動画像を撮像する。この眼の画像
は、ユーザの目を含む、一定の範囲についてのものとさ
れる。このようにして生成された画像データは、場合に
よっては問診データと共に、サーバSへと送られる。
【0053】サーバSでは、ネットワークNを介して端
末Tから送られた画像データ(又は画像データと問診デ
ータ)に基づいて、鬱病についての診断が行われる。画
像データは、画像処理部221へと送られ、瞳孔の面積
を検出しやすくするために、例えば、2値化、3値化な
どの処理を行われる。この例では、眼瞼下垂診断の場合
と同様の画像処理を行う。これにより対比用画像データ
が生成されることになる。
【0054】次いで、この対比用画像データは、判定部
223へと送られる。判定部223では、対比用画像デ
ータと、基準データ記録部222から読み出された基準
データとを照らし合わせることで、対比用画像データに
基づく判定が行われる。この場合の基準データは、例え
ば、図11に基づくような瞳孔の反応パターンについて
のものとなっている。図11は、眼に光を照射してから
の瞳孔の反応パターンを示している。図11(イ)は、
通常の状態にある人の瞳孔の反応パターンを示してい
る。通常の場合、光を照射されることによって小さくな
った瞳孔は、速やかに元の大きさに戻る。図2(ロ)
は、過緊張の状態にある人の瞳孔の反応パターンを示す
ものである。過緊張の状態にある場合、光を照射される
ことによって小さくなった瞳孔は、元の大きさよりも大
きくなり、しかもその後落ち着かずに拡縮を繰返す。図
2(ハ)は、鬱病の状態にある人の瞳孔の反応パターン
を示すものである。鬱病の人の場合、光を照射されるこ
とによって小さくなった瞳孔は、反応が緩慢で中々拡大
しない傾向にあり、しかも元の大きさにまで戻らない場
合が多い。判定部223は、対比用画像データが図11
のどのパターンに近いか否かを判断し、それに基づい
て、ユーザが鬱状態にあるか否かを判定する。即ち、
(イ)に近い場合は、通常の状態である旨の、(ロ)に
近い場合は過緊張にある旨の、そして(ハ)に近い場合
は鬱状態にある旨の診断データを生成する。
【0055】この診断データは、処方データ生成部22
5へと送られる。処方データ生成部225は、この診断
データに基づいて処方データを生成する。この処方デー
タの生成には、処方基準データ記録部224に記録され
た処方基準データが用いられる。この処方基準データ
は、例えば図12に示したようなものとすることができ
る。この場合において生成される処方データについて説
明する。診断データが『通常の状態にある旨』のデータ
である場合には、何らの処置も必要ないことを示す1の
データが生成され、診断データが『過緊張の状態にある
旨の』データである場合には、薬剤Eの服用及び通院を
勧めることを示す2のデータが生成され、そして、診断
データが『鬱状態にある旨』のデータである場合には、
薬剤Fの服用及び通院を勧めることを示す3のデータが
生成される。
【0056】これら診断データ及び処方データのユー
ザ、薬局での利用のされ方は、眼瞼下垂診断の場合と略
同様であり、以上の処理を定期、不定期に繰返すことが
できる点についても眼瞼下垂診断の場合と同様である。
【0057】[不眠症診断、自律神経失調症診断の場合]
静止画像データの生成の処理については上述の場合と同
様である。不眠症や、自律神経失調症になった場合に
は、上述の眼瞼下垂の症状が現れる場合が多い。また、
これらの疾病は、鬱病を併発する場合がほとんどであ
る。従って、不眠症診断や、自律神経失調症診断は、上
述の鬱病診断の場合と同様の過程を実行することで行う
ことができる。不眠症診断の場合には、例えば、診断デ
ータを、不眠症である、軽度の不眠症である、重度の不
眠症であるなどの中から選択的に生成すると共に、それ
に対して適当な処方についての処方データを生成するよ
うにすることができる。例を挙げれば、適切な薬剤の服
用を勧めるコメントについてのデータや、運動や、食事
療法を勧めるコメントについてのデータを含む処方デー
タを生成できるようにすればよい。このようにするに
は、基準データや処方基準データを上述の診断データや
処方データを生成し得るものにしておけば良い。
【0058】[毛髪診断の場合]静止画像データの生成の
処理については上述の場合と同様である。毛髪について
は、薄毛や枝毛など、男女を問わず悩みが多いところで
ある。従って、手軽に行える毛髪診断についての需要は
多い。毛髪の健康状態についての診断は、例えば以下の
ようにして行う。尚、この例では、毛髪として頭髪を診
断とする場合につき説明する。
【0059】頭髪の診断を行う場合には、ユーザは、対
応情報入力用の情報を入力装置T2などから入力する。
また、頭髪の画像を撮像装置Cで撮像し、頭髪の画像に
関する画像データを生成する。この頭髪の画像は、頭皮
の所定部分の一定範囲についてのものとされる。頭皮の
所定部分を撮像する場合には、図2で示した如き位置決
め器具10を用いることが可能である。これを既述の使
用法で用いることにより、同一の位置についての撮像を
簡易に行えるようになる。また、この実施形態における
頭髪の撮像は、予め定められた所定の倍率で行うように
している。
【0060】端末Tは、撮像装置Cで撮像されることに
よって生成された画像データを、画像データ受付部11
0にて受け付ける。このデータは、ユーザの求めに応じ
て、ネットワークNを介して付加情報と共にサーバSへ
と送られる。
【0061】必要である場合には、ユーザは、入力装置
T2を介して文字情報を含む問診データ入力のための操
作を行い、これにより問診データを生成する。このと
き、眼瞼下垂診断の場合と同様に、問診データの入力に
あたって、ディスプレイ装置T1に選択肢の選択を促す
ような画像を表示することもできる。問診データの入力
がなされた場合には、端末Tは、この問診データを、画
像データに加えてネットワークNを介してサーバSへと
送る。
【0062】サーバSは、端末Tから送られた画像デー
タ(又は画像データと問診データ)を送受信部210に
よって受け取り、このデータに基づいて、頭髪について
の診断が行われる。送受信部210により受け取られた
画像データが診断部220へ送られ、対応判定部226
により頭髪診断が行われる旨の決定がなされる点、及び
この決定が画像処理部221、判定部223へと伝えら
れる点については眼瞼下垂診断の場合と同様である。頭
髪についての画像データは、画像処理部221へと送ら
れる。画像処理部221は、必要な場合に、画像データ
に対して所定の画像処理を行い、対比用画像データを生
成する。例えば、明度についての所定の閾値を設定する
ことなどによって2値化、3値化などを行うことによ
り、眼の画像についての以後の判定を行いやすくするた
めの処理を行う。この実施形態では、ユーザの頭髪の画
像を、2値化して、頭髪とそれ以外の部分を明確に区別
できるようにする。図12で示したのが、対比用画像デ
ータに基づいて表示される頭髪の拡大像についての例で
ある。
【0063】上述の処理が必要に応じて行われた対比用
画像データは、次に、判定部223へと送られる。判定
部223では、対比用画像データと、基準データ記録部
222から読み出された基準データとを照らし合わせる
ことで、対比用画像データに基づく判定が行われる。こ
の判定には、基準データ記録部222に記録された頭髪
についての基準データが用いられる。この基準データ
は、頭髪についての適切な判定を行えるようなものであ
ればどのようなものとしても良いが、例えば図13、図
14に示したようなものとすることができる。判定部2
23は、対比用画像データに基づく図12(イ)や
(ロ)に示した画像が、図13や、図14で示したどの
基準に当てはまるかを判断することによって判定を行い
診断データを生成する。図13で示した例で言えば、単
位面積あたりの頭髪の本数を基準とし、その多少によっ
て、『正常』、『軽度の薄毛』、『重度の薄毛』の別を
判定する。図14で示した例で言えば、頭髪の平均太さ
を基準とし、その太さによって頭髪の成長状態を判定す
る。具体的には、『正常』、『軽度の成長不良』、『重
度の成長不良』の別を判定する。判定の結果得られた、
『正常』、『軽度の薄毛』、『重度の薄毛』或いは、
『正常』、『軽度の成長不良』、『重度の成長不良』と
いった判定結果についてのデータが診断データとなる。
尚、問診データの送信も行われた場合には、問診データ
の内容も加味したかたちで上述の判定がなされ、診断デ
ータが生成される。
【0064】この診断データは、処方データ生成部22
5へと送られる。処方データ生成部225は、この診断
データに基づいて処方データを生成する。この処方デー
タの生成には、処方基準データ記録部224に記録され
た頭髪についての処方基準データが用いられる。この基
準データは、頭髪の状態毎に適切、且つ有意な処方を行
えるようなものであればどのようなものとしても良い。
例えば、診断データが、『正常』であることを示す場合
には、何らの処置も必要ないことを示すデータを生成
し、診断データが『軽度の薄毛』であることを示す場合
には、何らかの薬剤の塗布を勧めたり、使用すべきシャ
ンプーやヘアコンディショナーを提示するデータを生成
し、診断データが『重度の薄毛』であることを示す場合
には、より強い薬剤の塗布を勧めたり、使用すべきシャ
ンプーやヘアコンディショナーを提示するデータを生成
することを可能にしておくことができる。診断データに
基づいて生成されるこれらのデータが処方データとな
る。問診データの送信も行われた場合には、問診データ
の内容も加味したかたちで上述の処方データの生成をし
ても良い。
【0065】これら診断データや、処方データは、例え
ば、サーバSからユーザの使用する端末Tに送信するこ
とにより利用される。ユーザは、診断データに基づいて
自分の頭髪の健康状態を把握できるようになる。また、
ユーザは、処方データに基づいて適宜の薬剤を購入した
り、シャンプーやヘアコンディショナーを購入したりす
ることもできる。また、処方データは、サーバSから薬
局Yや、美容用品販売店Bなどへと渡すことにより利用
することもできる。つまり、薬局Yや美容用品販売店B
は、診断データや処方データを利用して、眼瞼下垂診断
の場合と同様のダイレクトメールサービスなどを行うこ
とができる。
【0066】上述の過程を定期、不定期に繰り返し、そ
の時々の処方データを生成して、ユーザなどの利用に供
する。
【0067】[肌の性状診断の場合]肌の性状の健康状態
についての診断は、例えば以下のようにして行う。尚、
この例では、肌の性状として肌の乾燥の具合を診断する
場合につき説明する。
【0068】肌の性状の診断を行う場合には、ユーザ
は、肌の性状の画像を撮像装置Cで撮像し、肌の性状の
画像に関する画像データを生成する。この肌の性状の画
像は、肌の所定部分の一定範囲についてのものとされ
る。静止画像データの生成の処理については上述の場合
と同様である。また、この実施形態における肌の性状の
撮像は、予め定められた所定の倍率で行うようにしてい
る。
【0069】端末Tは、撮像装置Cで撮像されることに
よって生成された画像データを、画像データ受付部11
0にて受け付ける。このデータは、ユーザの求めに応じ
て、ネットワークNを介してサーバSへと送られる。
【0070】必要である場合には、ユーザは、入力装置
T2を介して文字情報を含む問診データ入力のための操
作を行い、これにより問診データを生成する。このと
き、眼瞼下垂診断の場合と同様に、問診データの入力に
あたって、ディスプレイ装置T1に選択肢の選択を促す
ような画像を表示することもできる。問診データの入力
がなされた場合には、端末Tは、この問診データを、画
像データに加えてネットワークNを介してサーバSへと
送る。
【0071】サーバSは、端末Tから送られた画像デー
タ(又は画像データと問診データ)を送受信部210に
よって受け取り、このデータに基づいて、肌の性状につ
いての診断を行う。送受信部210により受け取られた
画像データが診断部220へ送られ、対応判定部226
により肌の性状診断が行われる旨の決定がなされる点、
及びこの決定が画像処理部221、判定部223へと伝
えられる点については眼瞼下垂診断の場合と同様であ
る。肌についての画像データは、画像処理部221へと
送られる。画像処理部221は、必要な場合に、画像デ
ータに対して所定の画像処理を行い、対比用画像データ
を生成する。この例では、明度についての所定の閾値を
設定することなどによって2値化の処理を行い、以後の
判定を行いやすくする。図15で示したのが、対比用画
像データで示される肌の拡大像の一例である。図15中
縦横に走る線として表現されているHMは、皮溝と呼ば
れる表皮上の溝であり、皮溝HMで区画された各部分は
皮丘HOと呼ばれる。
【0072】上述の処理が必要に応じて行われた対比用
画像データは、次に、判定部223へと送られる。判定
部223では、対比用画像データと、基準データ記録部
222から読み出された基準データとを照らし合わせる
ことで、対比用画像データに基づく判定が行われる。こ
の判定には、基準データ記録部222に記録された肌の
性状についての基準データが用いられる。この基準デー
タは、肌の性状についての適切な判定を行えるようなも
のであればどのようなものでも良い。基準データは、例
えば、これには限られないが、皮丘HOの大きさなどに
基づく図16に示した如きものとすることができる。健
康な肌の皮溝HMは縦横に走っているが、不健康な肌に
なると皮溝HMは一方向にしか存在しなくなり、より不
健康な肌では、皮溝HM自体が存在しなくなる。つま
り、潤いのある健康的な肌ほどきめが細かく、その皮丘
HOの面積が小さくなる。上述の基準データは、このよ
うな知見に基づいて肌の乾燥度合いを判断するためのも
のである。判定部223は、対比用画像データに基づく
図15に示したような画像が、図16で示したどの基準
に当てはまるかを判断することによって判定を行い診断
データを生成する。図16で示した例で言えば、皮溝H
Mの状態や皮丘HOの面積の大小に基づいて、『肌の状
態良好』、『肌が老化傾向にある』、『肌が老化してい
る』の別を判定する。判定の結果得られた、『肌の状態
良好』、『肌が老化傾向にある』、『肌が老化してい
る』といった結論が診断データとなる。尚、問診データ
の送信も行われた場合には、問診データの内容も加味し
たかたちで上述の判定がなされ、診断データが生成され
る。例えば、適切な皮丘HOの面積の大小は年齢によっ
て異なる。従って、問診データに含まれていた年齢のデ
ータに基づいて、『肌の状態良好』、『肌が老化傾向に
ある』、『肌が老化している』という判断に補正を加
え、より正確な診断データを生成することができる。
【0073】この診断データは、処方データ生成部22
5へと送られる。処方データ生成部225は、この診断
データに基づいて処方データを生成する。これら処方デ
ータの生成には、処方基準データ記録部224に記録さ
れた肌の性状についての処方基準データが用いられる。
この基準データは、肌の性状の状態毎に適切、且つ有意
な処方を行えるようなものであればどのようなものとし
ても良い。例えば、診断データが、『肌の状態良好』で
あることを示す場合には、化粧品Aを使用すべきことを
示すデータを生成し、診断データが』、『肌が老化傾向
にある』、であることを示す場合には、化粧品Bを使用
すべきことを示すべきことを示すデータを生成し、診断
データが『肌が老化している』ことを示す場合には、化
粧品Cを使用すると共に、専門家による判断を仰ぐべき
ことを提案するコメントを含むデータを生成することを
可能にしておくことができる。診断データに基づいて生
成されるこれらのデータが処方データとなる。尚、問診
データの送信も行われた場合には、問診データの内容も
加味したかたちで処方データの生成をしても良い。
【0074】これら診断データや処方データは、例え
ば、サーバSからユーザの使用する端末Tに返信するこ
とにより利用される。つまり、ユーザは、この処方デー
タに基づいて購入すべき化粧品を決定したり、専門家に
よる更なる判断を仰いだりすることができるようにな
る。また、診断データや処方データは、サーバSから、
美容用品販売店Bなどへと渡すことにより利用すること
もできる。つまり、美容用品販売店Bは、処方データを
利用して、眼瞼下垂診断の場合と同様のダイレクトメー
ルサービスや、適宜な化粧品の発送などを行うことがで
きる。
【0075】上述の過程を定期、不定期に繰り返し、そ
の時々の処方データを生成して、ユーザなどの利用に供
する。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、手軽な診療ないし治療
を、医師の都合によらず、いつでも自由に受けられるよ
うになる。また、本発明は、定点についての連続的な観
察を行うこととしているので、原則的に医師を必要とし
ないにも関わらず、その診療ないし治療の精度を高く保
てるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる診断システムの全
体構成を概略的に示す図。
【図2】図1で示した診断システムに含まれる端末の構
成を示す機能ブロック図。
【図3】図1で示した診断システムに含まれるサーバの
構成を示す機能ブロック図。
【図4】図1で示した診断システムに含まれる端末のデ
ィスプレイ装置に表示される画像の一例を示す図。
【図5】問診データを入力する際に、端末のディスプレ
イ装置に表示される画像の一例を示す図。
【図6】眼瞼下垂診断で用いられる対比用画像データに
よって示される画像の一例を示す図。
【図7】眼瞼下垂診断で用いられる基準データの内容の
一例を説明するための図。
【図8】眼瞼下垂診断で用いられる処方基準データの内
容の一例を説明するための図。
【図9】鬱病診断(1)で用いられる基準データの内容
の一例を説明するための図。
【図10】鬱病診断(1)で用いられる処方基準データ
の内容の一例を説明するための図。
【図11】鬱病診断(2)で用いられる基準データの内
容の一例を説明するための図。
【図12】毛髪診断で用いられる対比用画像データによ
って示される画像の一例を示す図。
【図13】毛髪診断で用いられる基準データの内容の一
例を説明するための図。
【図14】毛髪診断で用いられる基準データの内容の一
例を説明するための図。
【図15】皮膚の性状診断で用いられる対比用画像デー
タによって示される画像の一例を示す図。
【図16】皮膚の性状診断で用いられる基準データの内
容の一例を説明するための図。
【符号の説明】
T 端末 T1 ディスプレイ装置 T2 入力装置 C 撮像装置 S サーバ(情報処理装置) N ネットワーク B 美容用品販売店 Y 薬局 MT 記録媒体 MS 記録媒体 G1 静止画像 G2 動画像 10 位置決め器具 110 画像データ受付部 120 入力データ受付部 130 制御部 140 送受信部 150 ディスプレイ装置管理部 210 送受信部 220 診断部 221 画像処理部 222 基準データ記録部 223 判定部 224 処方基準データ記録部 225 処方データ生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 126 G06F 17/60 126Q G06T 1/00 290 G06T 1/00 290Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの身体の所定位置に設定される撮
    像対象位置を撮像することのできる所定の撮像手段か
    ら、撮像により得られた画像についての画像データを受
    け付けることのできる端末装置と、該端末装置に対し、
    所定のネットワークを介して接続可能とされている情報
    処理装置とを含んで構成され、 前記端末装置は、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象
    位置を撮像することにより生成された前記画像データに
    基づいて生成された静止画像についての静止画像データ
    を、前記ネットワークを介して前記情報処理装置へ送信
    する送信手段を備えており、 前記情報処理装置は、前記端末から受け付けた複数の静
    止画像データに基づいて所定の診断を行うと共に、その
    診断結果についての診断データを生成する診断手段を備
    えており、 前記情報処理装置は、ユーザが所定の時間間隔を空けて
    前記撮像対象位置を撮像することで生成された複数の静
    止画像データを受け付け、これら複数の静止画像データ
    に基づいて、診断データを生成するように構成されてい
    る、診断システムであって、 前記端末装置は、所定のディスプレイ装置に、ユーザが
    前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像することにより
    生成された画像データに基づく動画像を実時間で表示さ
    せると同時に、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象位
    置を撮像することにより過去に生成された静止画像デー
    タに基づく静止画像を表示させる画像処理手段と、前記
    動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが前記静止画
    像として選択するための選択情報を受け付ける入力手段
    とを備えてなる、 診断システム。
  2. 【請求項2】 ユーザの身体の所定位置に設定される撮
    像対象位置を撮像することのできる所定の撮像手段か
    ら、撮像により得られた画像についての画像データを受
    け付けることのできる端末装置と、該端末装置に対し、
    所定のネットワークを介して接続可能とされている情報
    処理装置とを含んで構成され、 前記端末装置は、ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象
    位置を撮像することにより生成された前記画像データに
    基づいて生成された静止画像についての静止画像データ
    を、前記ネットワークを介して前記情報処理装置へ送信
    する送信手段を備えており、 前記情報処理装置は、前記端末から受け付けた複数の静
    止画像データに基づいて所定の診断を行うと共に、その
    診断結果についての診断データを生成する診断手段を備
    えており、 前記情報処理装置は、ユーザが所定の時間間隔を空けて
    前記撮像対象位置を撮像することで生成された複数の静
    止画像データを受け付け、これら複数の静止画像データ
    に基づいて、診断データを生成するように構成されてい
    る、診断システムであって、 前記端末装置は、所定のディスプレイ装置に、前記画像
    データに基づく動画像を表示させると同時に、ユーザが
    前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像することにより
    過去に生成された静止画像データに基づく静止画像を表
    示させるべく、前記動画像を表示するための画像データ
    と前記静止画像についての静止画像データとを所定の記
    録手段に記録すると共に、ユーザの求めに応じて前記画
    像データと静止画像データとを前記記録手段から読み出
    して、この画像データ及び静止画像データに基づく動画
    像及び静止画像を同時にディスプレイ装置に表示する画
    像処理手段と、前記動画像のうちのある瞬間の画像を、
    ユーザが前記静止画像として選択するための選択情報を
    受け付ける入力手段とを備えてなる、 診断システム。
  3. 【請求項3】 ユーザが所定の時間間隔を空けてユーザ
    の身体の所定位置に設定される撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された静止画像についての複数の静止画像デ
    ータを所定のネットワークを介して受け付けると共に、
    前記複数の静止画像データに基づいて所定の診断を行
    い、その診断結果についての診断データを生成する診断
    手段を備えている情報処理装置に対して、前記ネットワ
    ークを介して接続可能とされている端末装置であって、 所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮像すること
    により得られた画像についての画像データを受け付ける
    画像データ受け付け手段と、 ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像するこ
    とにより生成された前記画像データに基づいて生成され
    た静止画像についての静止画像データを、前記ネットワ
    ークを介して前記情報処理装置へ送信する送信手段と、 所定のディスプレイ装置に、前記画像データに基づく動
    画像を実時間で表示させると同時に、ユーザが前記撮像
    手段で前記撮像対象位置を撮像することにより過去に生
    成された静止画像データに基づく静止画像を表示させる
    画像処理手段と、 前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが前記静
    止画像として選択するための選択情報を受け付ける入力
    手段と、 を備えて構成される、端末装置。
  4. 【請求項4】 ユーザが所定の時間間隔を空けてユーザ
    の身体の所定位置に設定される撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された静止画像についての複数の静止画像デ
    ータを所定のネットワークを介して受け付けると共に、
    前記複数の静止画像データに基づいて所定の診断を行
    い、その診断結果についての診断データを生成する診断
    手段を備えている情報処理装置に対して、前記ネットワ
    ークを介して接続可能とされている端末装置であって、 所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮像すること
    により得られた画像についての画像データを受け付ける
    画像データ受け付け手段と、 ユーザが前記撮像手段で前記撮像対象位置を撮像するこ
    とにより生成された前記画像データに基づいて生成され
    た静止画像についての静止画像データを、前記ネットワ
    ークを介して前記情報処理装置へ送信する送信手段と、 所定のディスプレイ装置に、前記画像データに基づく動
    画像を表示させると同時に、ユーザが前記撮像手段で前
    記撮像対象位置を撮像することにより過去に生成された
    静止画像データに基づく静止画像を表示させるべく、前
    記動画像を表示するための画像データと前記静止画像に
    ついての静止画像データとを所定の記録手段に記録する
    と共に、ユーザの求めに応じて前記画像データと静止画
    像データとを前記記録手段から読み出して、この画像デ
    ータ及び静止画像データに基づく動画像及び静止画像を
    同時にディスプレイ装置に表示する画像処理手段と、 前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが前記静
    止画像として選択するための選択情報を受け付ける入力
    手段と、 を備えて構成される、端末装置。
  5. 【請求項5】 過去に生成された静止画像データを複数
    保持する記録手段を備えており、前記画像処理手段は、
    ユーザの選択に応じて、前記記録手段から読み出した前
    記静止画像データのうちの一つに基づく静止画像を、前
    記動画像と同時に前記ディスプレイ装置に表示させるよ
    うに構成されている、 請求項3又は4記載の端末装置。
  6. 【請求項6】 過去に生成された静止画像データのう
    ち、直近に生成された静止画像データを保持する記録手
    段を備えており、前記画像処理手段は、この記録手段か
    ら読み出した前記静止画像データに基づく静止画像を、
    前記動画像と同時に前記ディスプレイ装置に表示させる
    ように構成されている、 請求項3又は4記載の端末装置。
  7. 【請求項7】 診断内容に関し且つ所定の文字情報を含
    む問診データを受け付けられるようにされると共に、こ
    の画像データ及び問診データを、前記ネットワークを介
    して情報処理装置に送信できる送信手段を備えている、 請求項3又は4記載の端末装置。
  8. 【請求項8】 ユーザが所定の時間間隔を空けてユーザ
    の身体の所定位置に設定される撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された静止画像についての複数の静止画像デ
    ータを所定のネットワークを介して受け付けると共に、
    前記複数の静止画像データに基づいて所定の診断を行
    い、その診断結果についての診断データを生成する診断
    手段を備えている情報処理装置に対して、前記ネットワ
    ークを介して接続可能とされている端末装置であり、制
    御手段を備えてなる端末装置にて実行される方法であっ
    て、 前記制御手段が、 所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮像すること
    により得られた画像についての画像データを受け付ける
    過程と、 所定のディスプレイ装置に、前記画像データに基づく動
    画像を実時間で表示させると同時に、ユーザが前記撮像
    手段で前記撮像対象位置を撮像することにより過去に生
    成された静止画像データに基づく静止画像を表示させる
    過程と、 前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが静止画
    像として選択するための選択情報を受け付ける過程と、 前記選択情報に基づいて選択された静止画像についての
    静止画像データを、前記ネットワークを介して前記情報
    処理装置へ送信する過程と、 を含んでいる、画像データ送信方法。
  9. 【請求項9】 ユーザが所定の時間間隔を空けてユーザ
    の身体の所定位置に設定される撮像対象位置を撮像する
    ことで生成された静止画像についての複数の静止画像デ
    ータを所定のネットワークを介して受け付けると共に、
    前記複数の静止画像データに基づいて所定の診断を行
    い、その診断結果についての診断データを生成する診断
    手段を備えている情報処理装置に対して、前記ネットワ
    ークを介して接続可能とされている端末装置であり、制
    御手段を備えてなる端末装置にて実行される方法であっ
    て、 前記制御手段が、 所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮像すること
    により得られた画像についての画像データを受け付ける
    過程と、 過去に生成された静止画像データを所定の記録手段に記
    録する過程と、 所定のディスプレイ装置に、前記画像データに基づく動
    画像を表示させるための画像データを、所定の記録手段
    に記録する過程と、 ユーザの求めに応じて前記画像データと静止画像データ
    とを前記記録手段から読み出して、この画像データ及び
    静止画像データに基づく動画像及び静止画像を同時にデ
    ィスプレイ装置に表示する過程と、 前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが静止画
    像として選択するための選択情報を受け付ける過程と、 前記選択情報に基づいて選択された静止画像についての
    静止画像データを、前記ネットワークを介して前記情報
    処理装置へ送信する過程と、 を含んでいる、画像データ送信方法。
  10. 【請求項10】 ユーザが所定の時間間隔を空けてユー
    ザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を撮像す
    ることで生成された静止画像についての複数の静止画像
    データを所定のネットワークを介して受け付けると共
    に、前記複数の静止画像データに基づいて所定の診断を
    行い、その診断結果についての診断データを生成する診
    断手段を備えている情報処理装置に対して、前記ネット
    ワークを介して接続可能とされている端末装置であり、
    コンピュータを含んで構成される端末装置の前記コンピ
    ュータに、 所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮像すること
    により得られた画像についての画像データを受け付ける
    処理と、 所定のディスプレイ装置に、前記画像データに基づく動
    画像を実時間で表示させると同時に、ユーザが前記撮像
    手段で前記撮像対象位置を撮像することにより過去に生
    成された静止画像データに基づく静止画像を表示させる
    処理と、 前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが静止画
    像として選択するための選択情報を受け付ける処理と、 前記選択情報に基づいて選択された静止画像についての
    静止画像データを、前記ネットワークを介して前記情報
    処理装置へ送信する処理と、 を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログ
    ラム。
  11. 【請求項11】 ユーザが所定の時間間隔を空けてユー
    ザの身体の所定位置に設定される撮像対象位置を撮像す
    ることで生成された静止画像についての複数の静止画像
    データを所定のネットワークを介して受け付けると共
    に、前記複数の静止画像データに基づいて所定の診断を
    行い、その診断結果についての診断データを生成する診
    断手段を備えている情報処理装置に対して、前記ネット
    ワークを介して接続可能とされている端末装置であり、
    コンピュータを含んで構成される端末装置の前記コンピ
    ュータに、 所定の撮像手段から、前記撮像対象位置を撮像すること
    により得られた画像についての画像データを受け付ける
    処理と、 過去に生成された静止画像データを所定の記録手段に記
    録する処理と、 所定のディスプレイ装置に、前記画像データに基づく動
    画像を表示させるための画像データを、所定の記録手段
    に記録する処理と、 ユーザの求めに応じて前記画像データと静止画像データ
    とを前記記録手段から読み出して、この画像データ及び
    静止画像データに基づく動画像及び静止画像を同時にデ
    ィスプレイ装置に表示する処理と、 前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが静止画
    像として選択するための選択情報を受け付ける処理と、 前記選択情報に基づいて選択された静止画像についての
    静止画像データを、前記ネットワークを介して前記情報
    処理装置へ送信する処理と、 を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログ
    ラム。
  12. 【請求項12】 所定の撮像手段から、ユーザの身体の
    所定位置に設定される撮像対象位置を撮像することによ
    り得られた動画像についての動画像データを受け付ける
    画像データ受け付け手段と、 所定のディスプレイ装置に、前記画像データに基づく動
    画像を表示させる画像制御手段と、 前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユーザが静止画
    像として選択するための選択情報を受け付ける入力手段
    と、を有する画像処理装置において、 静止画像として選択されたものについての静止画像デー
    タを記録する記録手段を備えていると共に、 前記画像制御手段は、前記ディスプレイに、前記動画像
    を表示させると同時に、過去に生成された静止画像デー
    タに基づく静止画像を、前記記録手段に記録されていた
    静止画像データに基づいて表示させる、ようにされてな
    る、 ことを特徴とする、画像処理装置。
  13. 【請求項13】 所定の撮像手段から、ユーザの身体の
    所定位置に設定される撮像対象位置を撮像することによ
    り得られた動画像についての動画像データを受け付ける
    画像データ受け付け手段と、所定のディスプレイ装置
    に、前記画像データに基づく動画像を表示させる画像制
    御手段と、前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユー
    ザが静止画像として選択するための選択情報を受け付け
    る入力手段と、を有する画像処理装置の前記画像制御手
    段にて実行される方法であって、 前記画像制御手段により実行される、 前記動画像のうち静止画像として選択されたものについ
    ての静止画像データを所定の記録手段に記録する過程
    と、 前記ディスプレイに、前記動画像を表示させると同時
    に、過去に生成された静止画像データに基づく静止画像
    を、前記記録手段に記録されていた静止画像データに基
    づいて表示させる過程と、 を含む、画像処理方法。
  14. 【請求項14】 所定の撮像手段から、ユーザの身体の
    所定位置に設定される撮像対象位置を撮像することによ
    り得られた動画像についての動画像データを受け付ける
    画像データ受け付け手段と、所定のディスプレイ装置
    に、前記画像データに基づく動画像を表示させる画像制
    御手段と、前記動画像のうちのある瞬間の画像を、ユー
    ザが静止画像として選択するための選択情報を受け付け
    る入力手段と、を有するコンピュータを、画像処理装置
    として機能させるためのコンピュータ読み取り可能なプ
    ログラムであって、 前記プログラムが、前記画像制御手段により実行させる
    処理として、 前記動画像のうち静止画像として選択されたものについ
    ての静止画像データを所定の記録手段に記録する処理
    と、 前記ディスプレイに、前記動画像を表示させると同時
    に、過去に生成された静止画像データに基づく静止画像
    を、前記記録手段に記録されていた静止画像データに基
    づいて表示させる処理と、 を含む、プログラム。
JP2001271092A 2001-09-06 2001-09-06 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体 Pending JP2003070753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271092A JP2003070753A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271092A JP2003070753A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003070753A true JP2003070753A (ja) 2003-03-11

Family

ID=19096643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001271092A Pending JP2003070753A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003070753A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004041753A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Ric:Kk デジタルズーム肌診断装置
WO2005065534A1 (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Keio University 色素沈着部位の遠隔診療システム
JP2006185396A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Higashi Nihon Medicom Kk 生体リズムを加味した診断治療支援システム
WO2007023565A1 (ja) * 2005-08-26 2007-03-01 Beyond It Co., Ltd. 画像診断用データ・サンプリング・システム並びに画像診断用データのサンプリング方法
US8150118B2 (en) 2006-03-28 2012-04-03 Fujifilm Corporation Image recording apparatus, image recording method and image recording program stored on a computer readable medium
CN105559802A (zh) * 2015-07-29 2016-05-11 北京工业大学 一种基于注意和情感信息融合的抑郁症诊断系统及方法
WO2020129834A1 (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社夏目綜合研究所 脳疾患の診断装置
WO2021100880A1 (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 株式会社Aventino 提案システム、提案方法及びプログラム
JP2021518244A (ja) * 2018-03-12 2021-08-02 ティー−バイオマックス スンディリアン ブルハドT−Biomax Sdn Bhd 毛髪及び頭皮の診断及び処置
CN113631094A (zh) * 2019-01-28 2021-11-09 斯卡拉株式会社 身心状态的判定系统、判定装置、方法及计算机程序

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004041753A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Ric:Kk デジタルズーム肌診断装置
WO2005065534A1 (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Keio University 色素沈着部位の遠隔診療システム
AU2005204037B2 (en) * 2004-01-09 2010-09-16 Keio University Pigmentary deposition portion remote medical treatment system
JP2006185396A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Higashi Nihon Medicom Kk 生体リズムを加味した診断治療支援システム
WO2007023565A1 (ja) * 2005-08-26 2007-03-01 Beyond It Co., Ltd. 画像診断用データ・サンプリング・システム並びに画像診断用データのサンプリング方法
US8150118B2 (en) 2006-03-28 2012-04-03 Fujifilm Corporation Image recording apparatus, image recording method and image recording program stored on a computer readable medium
CN105559802A (zh) * 2015-07-29 2016-05-11 北京工业大学 一种基于注意和情感信息融合的抑郁症诊断系统及方法
CN105559802B (zh) * 2015-07-29 2018-11-02 北京工业大学 基于注意和情感信息融合的抑郁诊断系统及数据处理方法
JP2021518244A (ja) * 2018-03-12 2021-08-02 ティー−バイオマックス スンディリアン ブルハドT−Biomax Sdn Bhd 毛髪及び頭皮の診断及び処置
JP7289464B2 (ja) 2018-03-12 2023-06-12 ティー-バイオマックス スンディリアン ブルハド 毛髪及び頭皮の診断及び処置
WO2020129834A1 (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社夏目綜合研究所 脳疾患の診断装置
CN113631094A (zh) * 2019-01-28 2021-11-09 斯卡拉株式会社 身心状态的判定系统、判定装置、方法及计算机程序
WO2021100880A1 (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 株式会社Aventino 提案システム、提案方法及びプログラム
JPWO2021100880A1 (ja) * 2019-11-19 2021-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002007568A (ja) 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体
US7988628B2 (en) Security enabled medical screening device
JP4056443B2 (ja) 健康診断システムおよびプログラム
AU2009214829B2 (en) System and method of cosmetic analysis and treatment diagnosis
US20070255589A1 (en) Systems and methods using a dynamic database to provide aesthetic improvement procedures
US20060282288A1 (en) Methods of providing a patient with aesthetic improvement procedures
JP2009513205A (ja) 特に診断画像に使用する画像処理システム
US20080077434A1 (en) System and Method for Administration of On-Line Healthcare
JP2003070749A (ja) 診断システム、肌の診断方法、及びそれに用いられる情報処理装置、並びにプログラム、記録媒体
US20150045632A1 (en) Medical Screening Device
CN109599174A (zh) 远程医疗控制方法、系统及设备
CN110782986A (zh) 一种智能舌诊数据处理系统及方法
Colantonio et al. Computer vision for ambient assisted living: Monitoring systems for personalized healthcare and wellness that are robust in the real world and accepted by users, carers, and society
JP2003070753A (ja) 診断システム、診断データ生成方法、それに用いられる情報処理装置、及び端末装置、並びに記録媒体
Woźniacka et al. Artificial intelligence in medicine and dermatology
WO2021053668A1 (en) Thermal imaging diagnostic method and system thereof
US20210369115A1 (en) Telemetry monitoring and assessment system of parameters of human vital functions and clinical signs of possible functional disorders and determination of methods of control
JP2003085278A (ja) 診断システム、診断用情報の送信方法、及びそれに用いられる端末装置、並びにプログラム、記録媒体
WO2021100880A1 (ja) 提案システム、提案方法及びプログラム
WO2013114356A1 (en) System and method for automatic analysis and treatment of a condition
JP2001128958A (ja) アイリス・アイリドロジ健康診断管理システム
JP2011526690A (ja) 薬剤の効力を決定する方法とシステム
WO2007103303A2 (en) Systems and methods using a dynamic expert system to provide patients with aesthetic improvement procedures
US20150107377A1 (en) Medical Screening Device
US20200118672A1 (en) Medical environment management method, medical environment management server, and medical environment management system