JP2004003684A - 温水式床暖房装置 - Google Patents

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Masahiko Saito
斎藤 雅彦
Yuichi Yoshizawa
吉澤 勇一
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Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

【課題】運転開始時に床暖房装置の停止された時間(放置時間)を検出し、装置内の水温に応じた立ち上がり運転を実施する温水式床暖房装置を提供する。
【解決手段】床暖房パネル3と、この床暖房パネル3に温水管7でつなぎ開閉弁8を介して温水を供給する熱源機2とを備え、前記開閉弁8を周期的に開閉して通常の暖房運転を実施する温水式床暖房装置1において、運転開始時に前記開閉弁8を連続して開いて運転する立ち上がり運転を実施するとともに、運転開始時前の停止時間を検出しこの停止時間に基づいて立ち上がり運転時間を決定するように制御する制御装置13を設けた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床暖房パネルに温水を循環供給させる温水式床暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、例えば室外に設置した熱源機と室内に敷設した床暖房パネルとを温水管でつなぎ、熱源機で加熱生成された温水を、温水管を介して床暖房パネルに供給循環することにより室内を所望の温度に暖房する温水式床暖房装置(以下、単に床暖房装置という)が知られている。
【0003】
この種床暖房装置は、温水管に開閉弁を設けこの開閉弁を周期的に開閉制御することにより床暖房パネルに供給する温水量を調節し、室温を変動の少ない安定した設定温度に維持するように制御されている。
【0004】
ところで、前記床暖房装置の運転開始時には、温水管、床暖房パネル及び熱源機の内部に保有されている全ての水が冷えているために、これらの水を暖めるのに時間がかかる。このため室温が設定温度に達するまでの時間(立ち上がり時間)が長くなりなかなか暖まらないことによる不快感を感じる。
【0005】
そこで、運転開始時には通常運転時よりも暖房能力を上げて一定時間運転する立ち上がり運転を行っている。これにより立ち上がり時間を短くし不快感を軽減している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記床暖房装置の立ち上がり運転は、床暖房装置内の水が冷えている状態を想定して設定しているため、前回運転の停止時から今回運転の開始時までの停止時間(放置時間)が短い場合には、水温が暖かいため、暖房能力が大きすぎてエネルギーの無駄使いになることがある。
【0007】
本発明は、上述のような従来の事情に鑑みなされたものであり、運転開始時に床暖房装置の停止された時間(放置時間)を検出し、装置内の水温に応じた立ち上がり運転を実施する温水式床暖房装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、床暖房パネルと、この床暖房パネルに温水管でつなぎ開閉弁を介して温水を供給する熱源機とを備え、前記開閉弁を周期的に開閉して通常の暖房運転を実施する温水式床暖房装置において、運転開始時に前記開閉弁を連続して開いて運転する立ち上がり運転を実施するとともに、運転開始時前の停止時間を検出しこの停止時間に基づいて立ち上がり運転時間を決定するように制御する制御装置を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の温水式床暖房装置において、前記温水式床暖房装置は開閉弁の一周期当たりの開放時間の異なる複数の運転モードを有し、これら各運転モード毎に立ち上がり運転の所定時間が設定され、これら各所定時間と前記停止時間とから立ち上がり運転時間を決定することを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の床暖房装置において、前記立ち上がり運転は、床暖房装置の運転を開始する運転スイッチの操作により実施されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態における床暖房装置の概略説明図、図2は床暖房装置を操作するリモコンの正面図、図3は制御装置の概要構成を示すブロック図である。
【0012】
図1において、本発明の床暖房装置1は、室外に設置した熱源機2と、室内に敷設した床暖房パネル3及びリモコンRとを備え、熱源機2内には、下方にガス燃焼部4を配設した燃焼装置5と、この燃焼装置5の外周に巻き付けられたパイプ状熱交換器6とを有し、この熱交換器6が配水配管7にて床暖房パネル3に接続されている。前記温水管7の途中には、電磁弁よりなる開閉弁8と循環ポンプPとを設け、これら開閉弁8、循環ポンプP、室温センサ9及びガス燃焼部4のガス弁12等を制御装置13に接続し、全体として床暖房装置1を構成している。室温センサ9は室温を検出して制御装置13に温度信号を送信している。
【0013】
図2において、リモコンRには、運転入/切スイッチ14、モード切替スイッチ15、希望する室温に設定する室温設定スイッチ16、設定された時間に運転を開始または停止するタイマースイッチ17等を有し、さらにこれら操作スイッチで設定された内容や室温等を液晶表示する表示部22及び前記室温センサ9を有している。
【0014】
前記運転入/切スイッチ14は、一度このスイッチ14を押すことにより床暖房装置1の運転が開始され、もう一度押すことにより運転が停止される。前記モード切替スイッチ15は、暖房能力を強・中・弱・自動のモードに設定することができる。自動に設定した場合には、室温と設定温度の差に応じて自動的に強・中・弱モードの運転に切り替わる。
【0015】
図3において、制御装置13は制御用プログラムを格納したROM、各種データを記憶するRAM、アナログ/ディジタル変換を行うA/D変換器、随時書き込み可能な記憶手段としてEEPROM等を内蔵し、床暖房機全体の制御を行うマイクロコンピュータ(以下マイコンという)23を有している。このマイコン23には、運転開始時に行われる立ち上がり運転の所定時間Sが設定収納される。また、このマイコン23には、時計機能が内蔵され、床暖房装置1の運転経歴を監視し、前回運転時の運転停止時刻が記録される。そしてこの停止時刻の記録と次に運転を開始した時刻から装置1の停止していた時間(放置時間)を算出し、この放置時間により決定される係数Kが設定収納されている。
【0016】
前記マイコン23の入力側には、室温センサ9や運転・停止を行わせるための運転入/切スイッチ14、設定温度スイッチ15、希望する時刻に運転・停止を行わせるタイマースイッチ17等が接続されている。
【0017】
一方、マイコン23の出力側には、循環ポンプP、ガス弁12、開閉弁8及びリモコンRの表示部22等が接続されている。
【0018】
次にこの床暖房装置の通常運転時の動作を説明する。
【0019】
図1において、燃焼装置5の燃焼によりパイプ状熱交換器3内で加熱された温水は、循環ポンプPの作動により温水管7を経て床暖房パネル5に流入し、前記床暖房パネル3を暖めるとともにこの輻射熱によって室内を加温して室温を上昇させる。開閉弁8は、周期的に開閉比率が設定され開閉制御されることで暖房能力が調節され、床温が大きく変動しないようにしてある。
【0020】
この開閉弁8の調節は、例えば、図4に示すように、一周期Tを20分とし、開閉弁8の開放時間t1を15分とすることで強モード、開放時間t2を10分とすることで中モード、開放時間t3を5分とすることで弱モードにしている。これら強・中・弱モードの運転は、室温が設定温度に達したとき燃焼を停止して開閉弁8を閉じ、室温が設定温度未満になったとき開閉弁8を開いて燃焼を再開するサーモサイクル運転が行われる。
【0021】
次に床暖房装置の運転開始時の動作を説明する。図5は床暖房装置の放置時間と立ち上がり時間との関係を示す表、図6は運転開始時の開閉弁の一開閉例を示す動作説明図である。
【0022】
図1、図5、図6において、運転入/切スイッチ14が押され運転が開始されると、制御装置13は立ち上がりの所定間Sを選出する。次に前回運転時の停止時刻の記録から装置1の停止していた時間(放置時間)を算出する。そして、放置時間により決定される係数Kを選出しこの係数Kに所定時間Sを掛けて立ち上がり時間K×Sを決定する。
【0023】
この立ち上がり時間K×Sは、例えば、立ち上がりの所定時間Sが30分に設定されている場合、放置時間が30分以上のときには、制御装置13は係数Kとして100%を選出しK×Sが30分になり立ち上がり運転時間は30分になる。以下、同様に放置時間が20分以上30分未満のときは立ち上がり運転時間は22.5分、20分以上30分未満のときは15分、10分未満のときは7.5分になる。
【0024】
これにより、制御装置13は、連続してK×S時間開閉弁8を開き、燃焼装置5及び循環ポンプPを作動させ、床暖房パネル5に温水を供給し立ち上がり運転を実施する。
【0025】
このように、本実施形態における床暖房装置1は、運転入/切スイッチ14が運転操作されると、装置1の放置時間を算出し立ち上がり運転時間を決定するので、装置1内の水温に応じた適正な暖房能力で立ち上がり運転を実施することができる。
【0026】
また、前記立ち上がりの所定時間Sは、例えば弱運転モードでは30分、中運転モードでは60分、強運転モードでは90分、自動運転モードでは90分の長さに設定しており、運転モード毎に所定時間を設定している。これにより、各運転モード毎に立ち上がり運転時間が決定され、各運転モードに対応した立ち上がり運転を実施することができる。
【0027】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の床暖房装置は、床暖房装置の運転経歴を記録し、運転開始時に装置の放置時間を算出して立ち上がり運転時間を決定するので、適正な暖房能力で立ち上がり運転が実施され、快適な床暖房を実現することができる。
【0029】
また、運転モード毎に立ち上がり運転の所定時間を設定しているので、運転モードに対応した適正な立ち上がり運転を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における床暖房装置の概略図である。
【図2】図1の床暖房装置を操作するリモコンの正面図である。
【図3】図1の制御装置の概要構成を示すブロック図である。
【図4】図1の運転モード毎における開閉弁の開閉状態を示す動作説明図である。
【図5】床暖房装置の放置時間と立ち上がり時間との関係を示す表である。
【図6】運転開始時の開閉弁の一開閉例を示す動作説明図である。
【符号の説明】
1 床暖房装置
2 熱源機
3 床暖房パネル
5 燃焼装置
7 温水管
8 開閉弁
9 室温センサ
13 制御装置
14 運転入/切スイッチ(運転スイッチ)
S 立ち上がり運転の所定時間
K 放置時間により決定される係数

Claims (3)

  1. 床暖房パネルと、この床暖房パネルに温水管でつなぎ開閉弁を介して温水を供給する熱源機とを備え、前記開閉弁を周期的に開閉して通常の暖房運転を実施する温水式床暖房装置において、
    運転開始時に前記開閉弁を連続して開いて運転する立ち上がり運転を実施するとともに、運転開始時前の停止時間を検出しこの停止時間に基づいて立ち上がり運転時間を決定するように制御する制御装置を設けたことを特徴とする温水式床暖房装置。
  2. 前記温水式床暖房装置は開閉弁の一周期当たりの開放時間の異なる複数の運転モードを有し、これら各運転モード毎に立ち上がり運転の所定時間が設定され、これら各所定時間と前記停止時間とから立ち上がり運転時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の温水式床暖房装置。
  3. 前記立ち上がり運転は、温水式床暖房装置の運転を開始する運転スイッチの操作により実施されることを特徴とする請求項1または2に記載の温水式床暖房装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025959A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Sanyo Electric Co Ltd 電気暖房機
JP2018169084A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 大阪瓦斯株式会社 床暖房システム

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