JP2004001904A - マシンルームレスエレベータ - Google Patents

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    • B66B11/0226Constructional features, e.g. walls assembly, decorative panels, comfort equipment, thermal or sound insulation

Abstract

【課題】昇降路底部のピット深さを減少させることができるとともに、乗りかごの上部においてメンテナンス作業を集中的に行うことができ、さらにはトップクリアランスを減少させることができるマシンルームレスエレベータを提供する。
【解決手段】左右一対のかご側シーブ16L,16Rを乗りかご10の上部に設けるとともに、トラクションシーブ17および左右一対のかご側シーブ16L,16Rの回転軸線が共に前後方向に延びるようにする。また、左右一対のかご側シーブ16L,16Rを回転自在に支持するシーブ支持梁15をかご枠の上梁13と乗りかご10の天井面との間の隙間に配設するとともに、かご側シーブ16L,16Rの回転軸よりも下方に配設する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降路の頂部に機械室を持たないマシンルームレスエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物内の空間を効率良く利用するとともに日照権等の問題を回避するために、昇降路の頂部に機械室を持たない、いわゆるマシンルームレスエレベータが種々開発され提案されている。
【0003】
例えば、図7および図8に示したマシンルームレスエレベータにおいては、乗りかご1が昇降する昇降路の頂部壁面2に駆動装置3が固設されるとともに、この駆動装置3によって回転駆動されるトラクションシーブ4に複数本の小径ロープからなる巻き上げロープ5が巻き付けられている。
【0004】
巻き上げロープ5のうち、トラクションシーブ4から乗りかご1側に垂下する部分は、乗りかご1の左側の側壁1aに沿って下方に延びる部分5aと、乗りかご1の下方に支持された左右一対のかご側シーブ1b,1c間で左右方向に水平に延びる部分5bと、乗りかご1の右側の側壁1dに沿って上方に延びて昇降路頂部のヒッチ部6に固定される部分5cとからなり、乗りかご1を2:1ローピングで懸架している。
【0005】
同様に、巻き上げロープ5のうちトラクションシーブ4から釣合錘7側に垂下する部分は、昇降路の側壁2に沿って下方に延びて釣合錘7の上部に支持された錘側シーブ7aに巻き付けられる部分と、錘側シーブ7aから上方に向かって延びて昇降路頂部に設けられた図示されないヒッチ部に固定される部分とからなり、釣合錘7を2:1ローピングで懸架している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7および図8に示した従来のマシンルームレスエレベータにおいては、乗りかご1を懸架するためのかご側シーブ1b,1cがかご下に設けられているため、昇降路底部に設けられるピットの深さを大きくする必要がある。
【0007】
また、乗りかご1の左右の側壁1a,1dに沿って巻き上げロープ5が延びているため、乗りかご1の左右方向(ドア開閉方向)の寸法W1を確保しようとすると、昇降路断面の左右方向寸法Lの値が大きくなってしまう。
言い換えると、昇降路断面の左右方向寸法Lの値を一定とすると、乗りかご1の左右方向寸法W1を小さくせざるを得ない。
【0008】
さらに、駆動装置3やトラクションシーブ4および昇降路の頂部側壁に固設された制御装置8のメンテナンスは、最上方位置まで上昇させた乗りかご1の上に作業員が乗って行う必要がある。
これに対して、かご下シーブ1b,1cのメンテナンスは、乗りかご1を最下方位置まで降下させてピット内にて行わなければならない。
これにより、上述した従来のマシンルームレスエレベータにおいては、メンテナンス作業を効率良く行うことができない。
【0009】
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、昇降路底部のピット深さを減少させることができるとともに、乗りかごの上部においてメンテナンス作業を集中的に行うことができ、さらにはトップクリアランス(昇降路の天井面と乗りかご側の最上部との間の上下方向隙間)を減少させることができるように改良されたマシンルームレスエレベータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する請求項1に記載の手段は、
昇降路内を昇降する乗りかごと、
前後方向に延びる軸線回りに回転駆動される、前記昇降路内に配設されたトラクションシーブと、
前記トラクションシーブを回転駆動するための駆動装置と、
前記トラクションシーブの回転軸線と平行に若しくは前記回転軸線が延びる方向角度に接近した方向角度で延びる回転軸線の回りに回転自在な、前記乗りかごの上部に支持されたかご側シーブと、
前記トラクションシーブに巻き付けられるとともにその一端側が前記かご側シーブを介して前記乗りかごを懸架しかつその他端側が釣合錘を懸架する、複数本のロープからなる巻き上げロープと、
を備えることを特徴とするマシンルームレスエレベータである。
なお、前後方向とは乗りかごドアの開閉方向(左右方向)に対して垂直であることには限定されず、必要に応じてドア開閉方向に垂直な方向に対してある程度の角度をなす場合も含む。
【0011】
すなわち、請求項1に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、かご側シーブを乗りかごの上部に設けるから、昇降路底部のピット深さを減少させることができる。
また、トラクションシーブやかご側シーブばかりでなく、トラクションシーブを回転駆動するための駆動装置や、この駆動装置等の作動を制御するために昇降路の頂部に設けられた制御装置等のメンテナンスを、乗りかごの上部に乗った作業員が集中的に行うことができる。
さらに、巻き上げロープが乗りかごの左右の側壁に沿って延びないから、昇降路の水平断面寸法を一定としたときに乗りかごのためにより大きなスペースを確保することができる。言い換えると、乗りかごの水平断面寸法を一定としたときに昇降路の水平断面寸法をより小さくすることができる。
また、トラクションシーブおよびかご側シーブの回転軸線が互いに平行に若しくは接近した方向角度、好ましくは互いになす角度が0度〜45度の範囲で延びるから、両シーブ間で延びる巻き上げロープのねじれを最小限に抑えることができる。
これにより、乗りかごが最上方位置まで上昇してトラクションシーブとかご側シーブとの間の上下方向間隔が狭まったときでも、トラクションシーブおよびかご側シーブのロープ溝に対する巻き上げロープの傾斜角を小さく保つことができるから、撚り線から構成される巻き上げロープと各シーブのロープ溝との接触に伴って騒音や振動が発生することを防止できる。
加えて、乗りかごの下方にはかご側シーブや巻き上げロープが存在しないから、昇降路の底部に設けるバッファを乗りかごの底面の中心位置に対向させて配設することができる。
【0012】
請求項2に記載した手段は、請求項1に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、前記かご側シーブが、前記乗りかごの左右の側壁の近傍にそれぞれ配設されるとともに、互いに平行な回転軸線の回りに回転する左右一対のかご側シーブであることを特徴とする。
【0013】
すなわち、請求項2に記載したマシンルームレスエレベータによれば、左右いずれかのかご側シーブをトラクションシーブの直下若しくはその近傍に配置することができる。
これにより、トラクションシーブとかご側シーブとの間にそらせシーブを介在させる必要がないから、昇降路の天井と乗りかごとの間の上下方向隙間、いわゆるトップクリアランスを小さくすることができる。
また、トラクションシーブに対する巻き上げロープの巻き付け角度を大きく取ることができるから、トラクションシーブに対して巻き上げロープを確実に摩擦係合させることができる。
【0014】
請求項3に記載した手段は、請求項2に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、前記かご側シーブが、鉛直方向上方から見たときに、前記乗りかごの鉛直方向の投影面の内側に配設されることを特徴とする。
【0015】
すなわち、請求項2に記載したマシンルームレスエレベータによれば、乗りかごの側壁を昇降路の内壁面に接近させて、昇降路の水平断面寸法を一定としたときに乗りかごのためにより大きなスペースを確保することができる。
言い換えると、乗りかごの水平断面寸法を一定としたときに昇降路の水平断面寸法をより小さくすることができる。
【0016】
請求項4に記載した手段は、請求項2または3に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、前記左右一対のかご側シーブが、鉛直方向上方から見たときに前記乗りかごの重心に対して対称に配設されることを特徴とする。
なお、乗りかごの重心位置とは、乗りかごに乗客が乗っていないときに設計的に想定される位置である。
【0017】
すなわち、請求項4に記載したマシンルームレスエレベータによれば、鉛直方向上方から見たときに乗りかごの重心に対して対称となるように左右一対のかご側シーブが配置されるので、乗りかごに作用する重力と乗りかごを上方に吊り上げる力とが水平方向に大きくオフセットすることがなく、乗りかごを安定的に懸架することができる。
【0018】
請求項5に記載した手段は、請求項2乃至4のいずれかに記載したマシンルームレスエレベータにおいて、
前記乗りかごの上方で水平に延びる上梁を有した、前記乗りかごを支持するためのかご枠と、
その長手方向中央部の上面が前記上梁の長手方向中央部の下面に接続されるとともにその両端部において前記左右一対のかご側シーブをそれぞれ回転自在に支持するシーブ支持梁と、をさらに備え、
前記シーブ支持梁が、その上面よりも上方に前記かご側シーブの回転軸を支持するための支持手段を有することを特徴とする。
【0019】
すなわち、請求項5に記載したマシンルームレスエレベータによれば、かご側シーブの回転軸線よりも下方にシーブ支持梁を配置することができるから、シーブ支持梁の上面に接続される上梁を乗りかごの上面により接近させて配置することができる。
これにより、乗りかごが最上方位置まで上昇したときにおける昇降路の天井と乗りかご側の最上部との間の上下方向隙間、いわゆるトップクリアランスをより小さくすることができる。
また、かご側シーブに作用する乗りかごを上方に吊り上げる力は、シーブ支持梁の上面から上梁の下面に直接伝達することができる。
【0020】
請求項6に記載した手段は、請求項5に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、
左右一対のかご側ガイドレールと、
前記かご側ガイドレールに接触して前記乗りかごの昇降を案内する、前記かご枠の上部に取り付けられた案内手段と、をさらに備えるとともに、
前記かご枠のうち前記かご側ガイドレールに沿って上下方向に延びる部分が、前記かご側ガイドレールを前後方向に挟むように配設された前後一対の縦部材を有し、
かつ前記案内手段が、前記上梁の下面と前記乗りかごの上面との間で、かつ前記前後一対の縦部材の間の位置に配設されることを特徴とする。
【0021】
すなわち、請求項6に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、かご枠の上梁よりも下側に案内手段が位置するから、かご側ガイドレールの最上端近傍まで乗りかごを上昇させることができる。
これにより、昇降路の天井と乗りかご側の最上部との間の上下方向隙間、いわゆるトップクリアランスをより小さくすることができる。
【0022】
請求項7に記載した手段は、請求項1乃至6のいずれかに記載したマシンルームレスエレベータにおいて、前記駆動装置が、鉛直方向上方から見たときに、少なくともその一部が前記乗りかごの鉛直方向の投影面と重なることを特徴とする。
【0023】
すなわち、請求項7に記載したマシンルームレスエレベータによれば、駆動装置の少なくとも一部が乗りかごの上方に位置するため、トラクションシーブを回転駆動するために必要なスペースを確保することができる。
また、乗りかごの左右の側壁のうち駆動装置を設けた側の側壁を昇降路の内壁に接近させることができるから、昇降路の水平断面寸法を一定としたときに乗りかごのためにより大きなスペースを確保することができる。
言い換えると、乗りかごの水平断面寸法を一定としたときに昇降路の水平断面寸法をより小さくすることができる。
【0024】
請求項8に記載した手段は、請求項7に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、
前記巻き上げロープの他端側によって懸架される釣合錘と、
前記釣合錘の昇降を案内する前後一対の錘側ガイドレールと、
前記前後一対の錘側ガイドレールの上端部間に掛け渡されて前後方向に水平に延びる、上下一対の横壁とこれらの横壁同士を接続する縦壁とを有した支持枠と、をさらに備え、
前記駆動装置が、前記左右一対のかご側ガイドレールのうち前記錘側ガイドレールの近傍に位置するかご側ガイドレールの上端面と前記支持枠の上面との上に載置されて固定されることを特徴とする。
【0025】
すなわち、請求項8に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、支持枠の上下方向寸法分だけ余分に、かご側ガイドレールが錘側ガイドレールよりも上方に延びる。これにより、昇降路の天井に向かってより上方にまで乗りかごを上昇させることができる。
また、2本の錘側ガイドレールと1本のかご側ガイドレールとによって、駆動装置を安定的に支持することができる。
【0026】
請求項9に記載した手段は、請求項8に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、前記駆動装置が、前記支持枠の縦壁の背面よりも前記かご側ガイドレール側に寄った位置の上方にその重心が来るように配設されることを特徴とする。
【0027】
すなわち、請求項9に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、駆動装置の重心が支持枠の縦壁の背面よりもかご側ガイドレール側に寄った位置の上方に位置するので、支持枠の前後方向に延びる軸線回りの曲げモーメントが支持枠に作用することがない。
これにより、駆動装置の重量が作用しても2本の錘側ガイドレールと1本のかご側ガイドレールが湾曲することはない。
【0028】
請求項10に記載した手段は、請求項8または9に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、前記巻き上げロープの他端側は、前記支持枠に連設されたヒッチ部に固定されることを特徴とする。
【0029】
すなわち、請求項10に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、巻き上げロープの他端側に作用する張力を合計3本のガイドレールで支持することになるから、各ガイドレールの湾曲を最小限に抑えることができる。
【0030】
上記の課題を解決する請求項11に記載した手段は、昇降路内を昇降可能な乗りかごと、この乗りかご上部に設けられるシーブと、前記昇降路内に設けられ、前記乗りかごを昇降させる駆動力を発生する駆動装置と、前記昇降路内を昇降可能な釣合錘と、前記駆動装置に懸装され一端側が前記シーブに他端側が前記釣合錘に延接する巻き上げロープとを備えることを特徴とするマシンルームレスエレベータである。
【0031】
すなわち、請求項11に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、自由に駆動装置、トラクションシーブ、かごを支えるシーブ、ガイドレール等を昇降路内に配置でき、さらに昇降路底部のピット深さを減少することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図8を参照し、本発明に係るマシンルームレスエレベータの一実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、乗りかごのドアが開閉する方向を左右方向と、乗客が乗りかごに出入りする方向を前後方向と、鉛直方向を上下方向と言う。
また、同一の部分には同一の参照符号を用いてその説明を省略する。
【0033】
まず最初に図1および図2を参照し、本実施形態のマシンルームレスエレベータの全体構造について詳細に説明すると、乗りかご10は左右一対のかご側ガイドレール11L,11Rによって案内されて建物に設けた昇降路内を昇降する。
乗りかご10の前面に設けられた左右一対のドア12L,12Rは、左右方向に開閉する。
乗りかご10を支持するかご枠は、乗りかご10の上方で左右方向に水平に延びる上梁13と、この上梁13の左右両端部に接続された左右一対の縦梁14L,14Rとを有している。
左右一対の縦梁14L,14Rは、左右一対のかご側ガイドレール11L,11Rをそれぞれ前後方向に挟む前後一対の縦部材14a,14bを有している。
【0034】
乗りかご10と上梁13との間の上下方向の隙間には、上梁13に対して水平面内で傾斜して延びるシーブ支持梁15が設けられている。
シーブ支持梁15は、その長手方向中央部の上面が上梁13の長手方向中央部の下面に密着するように上梁13に接続されている。
シーブ支持梁15の両端部の上面には、左右一対のかご側シーブ16L,16Rを回転自在に支持するためのブラケット(支持手段)15aがそれぞれ設けられている。
これにより、左右一対のかご側シーブ16L,16Rの回転軸線よりも下方にシーブ支持梁15を配置することができるから、かご枠の上梁13を乗りかご10の上面に接近させて配置することができる。
したがって、乗りかご10が最上方位置まで上昇したときにおける昇降路の天井と乗りかご10の最上部との間の上下方向隙間、いわゆるトップクリアランスをより小さくすることができる。
また、左右一対のかご側シーブ16L,16Rに作用する乗りかご10を上方に吊り上げるための力は、シーブ支持梁15の上面から上梁13の下面に直接伝達することができる。
【0035】
左側のかご側ガイドレール11Lの上端部近傍に配設されたトラクションシーブ17は、前後方向に延びる回転軸の回りに回転駆動される。
このトラクションシーブ17に巻き付けられた巻き上げロープ5の一端側は、トラクションシーブ17から左側のかご側シーブ16Lに向かって下方に延びる部分5aと、左右一対のかご側シーブ16L,16Rの間で水平に延びる部分5bと、右側のかご側シーブ16Rから上方に延びて右側のヒッチ部6Rに固定される部分5cとからなり、乗りかご10を2:1ローピングで懸架している。
トラクションシーブ17に巻き付けられた巻き上げロープ5の他端側は、釣合錘18の上部に回転自在に支持された錘側シーブ18aに向かってトラクションシーブ17から下方に延びる部分5dと、錘側シーブ18aから上方に延びて左側のヒッチ部6Lに固定される部分5eとからなり、釣合錘18を2:1ローピングで懸架している。
【0036】
また、図3に示したように、左右一対のかご側シーブ16L,16Rは、上方から見たときに乗りかご10の重心Gに対して対称に配設されている。
言い換えると巻き上げロープ5の各部分のうち左右一対のかご側シーブ16L,16R間で水平に延びる部分5bが、鉛直方向上方から見たときに乗りかご10の重心Gの上方を通過するように、左右一対のかご側シーブ16L,16Rが配設されている。
これにより、乗りかご10に作用する重力と乗りかご10を上方に吊り上げる力とが水平方向に大きくオフセットすることがなく、乗りかご10を安定的に懸架することができる。
さらに、左右一対のかご側ガイドレール11L,11Rが乗りかご10の重心Gに対して左右方向に対称に配設されているから、乗りかご10を安定的に昇降させることができる。
【0037】
また、トラクションシーブ17の回転軸線と左右一対のかご側シーブ16L,16Rの回転軸線とが互いに平行となるように、これらのシーブを配設することができる。
若しくは、図3に示したように、トラクションシーブ17の回転軸線の方向角度と左右一対のかご側シーブ16L,16Rの回転軸線の方向角度とが接近するように、好ましくは互いになす角度が0度〜45度の範囲で延びるようにこれらのシーブを配設することができるから、トラクションシーブ17と左側のかご側シーブ16Lとの間で延びる巻き上げロープ5のねじれを最小限に抑えることができる。
これにより、乗りかご10が最上方位置まで上昇してトラクションシーブ17と左側のかご側シーブ16Lとの間の上下方向間隔が狭まったときでも、トラクションシーブ17および左側のかご側シーブ16Lのロープ溝に対する巻き上げロープ5の傾斜角を小さく保つことができる。
したがって、撚り線から構成される巻き上げロープ5各シーブのロープ溝との接触に伴って騒音や振動が発生することを防止することができるとともに、巻き上げロープ5の耐久性をも向上させることができる。
さらに、従来、平たい可撓性のロープまたはベルトを使用し、かごを支えるかご上もしくは下のシーブの回転軸とトラクションシーブの回転軸を平行にして構成してエレベータにに比べ、このような構成により自由に駆動装置、トラクションシーブ、かごを支えるシーブ、ガイドレール等を昇降路内に配置できる。
つまりトラクションシーブ17とかご上シーブ16Lを前述の所定の関係にしておけば昇降路内において自由に各部を配置でき、乗りかご、昇降路断面形状によって自由にシステムを構成できる。
【0038】
また、図4に示したように、左右一対のかご側シーブ16L,16Rは、乗りかご10の左右の側壁10L,10Rの近傍において乗りかご10の上部に配設されている。
これにより、昇降路底部のピット深さを減少させることができるとともに、トラクションシーブ17や左右一対のかご側シーブ16L,16Rばかりでなく、トラクションシーブ17を回転駆動するための駆動装置22や、この駆動装置22の作動を制御するために昇降路の頂部に設けられた制御装置8のメンテナンスを、乗りかご10の上部に乗った作業員が集中的に行うことができる。
さらに、巻き上げロープ5が乗りかご10の左右の側壁10L,10Rに沿って延びないから、乗りかご10の左の側壁10Lがトラクションシーブ17の下方に来るように乗りかご10を拡大することができる。
これにより、昇降路の水平断面寸法を一定としたときに乗りかご10のためにより大きなスペースを確保することができる。
言い換えると、乗りかご10の水平断面寸法を一定としたときに昇降路の水平断面寸法をより小さくすることができる。
さらに、左側のかご側シーブ16Lがトラクションシーブ17の直下に位置するから、トラクションシーブ17に対する巻き上げロープ5の巻き付け角度を大きく取ることができ、トラクションシーブ17に対して巻き上げロープ5を確実に摩擦係合させることができる。
さらにまた、トラクションシーブ17と左側のかご側シーブ16Lとの間にそらせシーブを介装する必要がないから、昇降路の天井と乗りかご10との間の上下方向隙間、いわゆるトップクリアランスを小さくすることもできる。
加えて、乗りかご10の下方にはかご側シーブや巻き上げロープが存在しないから、昇降路の底部に設けるバッファを乗りかご10の底面の中心位置に対向させて配設することができる。
【0039】
また、図5に示したように、上梁13の下面と乗りかご10の上面との間で、かつ前後一対の縦部材14a,14bの間には、案内手段としてのガイドシュー19が配設されている。
これにより、従来のマシンルームレスエレベータのようにガイドシュー19が上梁13の上方に突出することがないから、乗りかご10は左右一対のかご側ガイドレール11L,11Rの最上端部に最も接近した位置まで上昇することができる。
したがって、昇降路の天井と乗りかごと10との間の上下方向隙間、いわゆるトップクリアランスをより小さくすることができる。
【0040】
また、図6に示したように、釣合錘18の昇降を案内する前後一対の錘側ガイドレール20f,20rの上端部間には、上下一対の横壁21a,21bとこれらの横壁同士を接続する縦壁21cとを有した断面形状がコ字型の支持枠21が前後方向に水平に延びるように架け渡されてブラケット20aによりそれぞれ固定されている。
さらに、左側のかご側ガイドレール11Lの上端面と支持枠21の上面との間には、トラクションシーブ17を回転駆動するための駆動装置22が載置されている。
これにより、左側のかご側ガイドレール11Lは、支持枠21の上下方向寸法分だけ余分に前後一対の錘側ガイドレール20f,20rよりも上方に延びるから、昇降路の天井に向かってより上方にまで乗りかご10を上昇させることができる。
また、2本の錘側ガイドレール20f,20rと1本のかご側ガイドレール11Lとによって駆動装置22を安定的に支持することができる。
【0041】
また、駆動装置22は、支持枠21の縦壁21aの背面よりもかご側ガイドレール11L側に寄った位置の上方にその重心が来るように配設されているから、支持枠21の前後方向に延びる軸線回りの曲げモーメントが支持枠21に作用することがない。
これにより、駆動装置22の重量が作用しても、2本の錘側ガイドレール20f,20rおよび1本のかご側ガイドレール11Lが共に湾曲することがない。
【0042】
さらに、支持枠21に固定した支持板に左側のヒッチ部6Lを設けているので、巻き上げロープ5の釣合錘18側の端部に作用する張力を合計3本のガイドレールで支持するから、各ガイドレールの湾曲を最小限に抑えることができる。
【0043】
以上、本発明に係るマシンルームレスエレベータの一実施形態ついて詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、左右一対のかご側シーブ16L,16Rを用いて乗りかご10を懸架しているが、左側のかご側シーブ16Lのみによって乗りかご10を懸架することも可能である。
また、駆動装置22を支持している支持枠21の断面形状がコ字形となっているが、H字形若しくはI字形とすることもできる。
また、上述した実施形態においては、釣合錘18が乗りかご10の左側において昇降するように配設されているが、乗りかご10の後ろ側で昇降するように配設することもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のマシンルームレスエレベータにおいてはかご側シーブを乗りかごの上部に設けるから、昇降路底部のピット深さを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のマシンルームレスエレベータを示す斜視図。
【図2】図1の要部を拡大して示す斜視図。
【図3】図1に示したマシンルームレスエレベータを上方から見た図。
【図4】トラクションシーブおよびかご側シーブの配置を模式的に示す正面図。
【図5】ガイドシューを示す斜視図。
【図6】駆動装置の支持状態を示す側面図(a)および正面図(b)。
【図7】従来のマシンルームレスエレベータを模式的に示す正面図。
【図8】図7に示したマシンルームレスエレベータを上方から見た図。
【符号の説明】
1 乗りかご
2 昇降路の壁面
3 駆動装置
4 トラクションシーブ
5 巻き上げロープ
6 ヒッチ部
7 錘側シーブ
8 制御装置
10 乗りかご
11L,11R かご側ガイドレール
12L,12R ドア
13 上梁
14L,14R 縦梁
14a,14b 縦部材
15 シーブ支持梁
16L,16R かご側シーブ
17 トラクションシーブ
18 釣合錘
18a 錘側シーブ
19 ガイドシュー(案内手段)
20f,20r 錘側ガイドレール
21 支持枠
22 駆動装置

Claims (11)

  1. 昇降路内を昇降する乗りかごと、
    前後方向に延びる軸線回りに回転駆動される、前記昇降路内に配設されたトラクションシーブと、
    前記トラクションシーブを回転駆動するための駆動装置と、
    前記トラクションシーブの回転軸線と平行に若しくは前記回転軸線が延びる方向角度に接近した方向角度で延びる回転軸線の回りに回転自在な、前記乗りかごの上部に支持されたかご側シーブと、
    前記トラクションシーブに巻き付けられるとともにその一端側が前記かご側シーブを介して前記乗りかごを懸架しかつその他端側が釣合錘を懸架する、複数本のロープからなる巻き上げロープと、
    を備えることを特徴とするマシンルームレスエレベータ。
  2. 前記かご側シーブは、前記乗りかごの左右の側壁の近傍にそれぞれ配設されるとともに、互いに平行な回転軸線の回りに回転する左右一対のかご側シーブであることを特徴とする請求項1に記載したマシンルームレスエレベータ。
  3. 前記かご側シーブは、鉛直方向上方から見たときに、前記乗りかごの鉛直方向の投影面の内側に配設されることを特徴とする請求項2に記載したマシンルームレスエレベータ。
  4. 前記左右一対のかご側シーブは、鉛直方向上方から見たときに前記乗りかごの重心に対して対称に配設されることを特徴とする請求項2または3に記載したマシンルームレスエレベータ。
  5. 前記乗りかごの上方で水平に延びる上梁を有した、前記乗りかごを支持するためのかご枠と、
    その長手方向中央部の上面が前記上梁の長手方向中央部の下面に接続されるとともにその両端部において前記左右一対のかご側シーブをそれぞれ回転自在に支持するシーブ支持梁と、をさらに備え、
    前記シーブ支持梁は、その上面よりも上方に前記かご側シーブの回転軸を支持するための支持手段を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載したマシンルームレスエレベータ。
  6. 左右一対のかご側ガイドレールと、
    前記かご側ガイドレールに接触して前記乗りかごの昇降を案内する、前記かご枠の上部に取り付けられた案内手段と、をさらに備えるとともに、
    前記かご枠のうち前記かご側ガイドレールに沿って上下方向に延びる部分は、前記かご側ガイドレールを前後方向に挟むように配設された前後一対の縦部材を有し、
    かつ前記案内手段は、前記上梁の下面と前記乗りかごの上面との間で、かつ前記前後一対の縦部材の間の位置に配設されることを特徴とする請求項5に記載したマシンルームレスエレベータ。
  7. 前記駆動装置は、鉛直方向上方から見たときに、少なくともその一部が前記乗りかごの鉛直方向の投影面と重なることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載したマシンルームレスエレベータ 。
  8. 前記巻き上げロープの他端側によって懸架される釣合錘と、
    前記釣合錘の昇降を案内する前後一対の錘側ガイドレールと、
    前記前後一対の錘側ガイドレールの上端部間に掛け渡されて前後方向に水平に延びる、上下一対の横壁とこれらの横壁同士を接続する縦壁とを有した支持枠と、をさらに備え、
    前記駆動装置は、前記左右一対のかご側ガイドレールのうち前記錘側ガイドレールの近傍に位置するかご側ガイドレールの上端面と前記支持枠の上面との上に載置されて固定されることを特徴とする請求項7に記載したマシンルームレスエレベータ。
  9. 前記駆動装置は、前記支持枠の縦壁の背面よりも前記かご側ガイドレール側に寄った位置の上方にその重心が来るように配設されることを特徴とする請求項8に記載したマシンルームレスエレベータ。
  10. 前記巻き上げロープの他端側は、前記支持枠に連設されたヒッチ部に固定されることを特徴とする請求項8または9に記載したマシンルームレスエレベータ。
  11. 昇降路内を昇降可能な乗りかごと、
    この乗りかご上部に設けられるシーブと、
    前記昇降路内に設けられ、前記乗りかごを昇降させる駆動力を発生する駆動装置と、
    前記昇降路内を昇降可能な釣合錘と、
    前記駆動装置に懸装され一端側が前記シーブに他端側が前記釣合錘に延接する巻き上げロープと、
    を備えることを特徴とするマシンルームレスエレベータ。
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