JP2003536000A - 噴流調整器 - Google Patents

噴流調整器

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JP2003536000A JP2002502239A JP2002502239A JP2003536000A JP 2003536000 A JP2003536000 A JP 2003536000A JP 2002502239 A JP2002502239 A JP 2002502239A JP 2002502239 A JP2002502239 A JP 2002502239A JP 2003536000 A JP2003536000 A JP 2003536000A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、噴流調整器ケーシング(2)を備えた噴流調整器(1)であって、この噴流調整器(1)のケーシング内部に噴流調整装置(4)が設けられている形式のものに関する。このような形式の噴流調整器(1)を安価な費用で、従来の製造技術によって簡単に製造することができ、同時に噴流調整装置(4)の石灰沈着が避けられるようにするために、本発明によれば、噴流調整装置(4)が複数の組込部分(9,10、23)を有しており、これらの組込部分は貫流方向(Pf1)で相前後して噴流調整器ケーシング(2)内に組み込まれており、組込部分(9,10,23)はそれぞれほぼ貫流横断面に亘って延びる、単一方向で制限された複数の貫流開口(11)を有しており、隣接し合う組込部分(9,10,23)の貫流開口(11)は、噴流調整器ケーシング(2)の周方向で又は噴流調整器(1)の貫流方向(Pf1)で互いにずらして配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、噴流調整器(Strahlregler)であって、噴流調整器ケーシングを備
えており、このケーシングの内部に噴流調整装置が設けられている形式のものに
関する。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許第19642055号明細書によれば、心地よい柔軟な
、しかも飛び散らない噴射水流を生ぜしめるために、衛生設備の流出水栓に組込
可能である。この公知の噴流調整器は、孔付きプレートを有しており、この孔付
きプレートは、流入する噴射水流を多数の個別噴流に分割し、これらの噴流は、
次いで場合によっては空気と混合された後で、噴流調整装置内で再び均一な全噴
流にまとめられるようになっている。
【0003】 この場合、この公知の噴流調整器のスリーブ状の噴流調整器ケーシングは、周
方向セグメントとして構成された少なくとも2つのスリーブ部分から組み立てら
れている。噴流調整装置は、貫流方向に対して横方向に延びるピンを有しており
、これらのピンは、プラスチック射出成形部分として製造された少なくとも1つ
の周方向セグメントの内側に突き出している。
【0004】 ドイツ連邦共和国特許第19642055号明細書により公知の噴流調整器は
、金属フィルタを省くことができ、その噴流調整装置のピンがプラスチックより
製造されているので、噴流調整器のケーシング内部に石灰が沈着しないように効
果的に作用する。
【0005】 しかしながら、周方向セグメントを、この公知の噴流調整器のケーシングに接
合するために及び、ケーシング内部に設けられた噴流調整装置のピンを正しい位
置で整列することができるようにするために、射出成形工具が必要であって、こ
の射出成形工具の製造は高い正確さを必要とし、従って大量の個数を製造する場
合にだけしか収益が上がらないようになっている。
【0006】 従って本発明の課題は特に、冒頭に述べた形式の噴流調整器を改良して、安価
な費用で、従来の簡単な製造技術によって製造することもでき、しかも噴流調整
装置に石灰が沈着する傾向が避けられるようなものを提供することである。
【0007】 この課題を解決した本発明によれば、冒頭に述べた形式の噴流調整器において
、噴流調整装置が複数の組込部分を有しており、これらの組込部分は貫流方向で
相前後して噴流調整器ケーシング内に組み込まれており、組込部分はそれぞれほ
ぼ貫流横断面に亘って延びる、単一方向で制限された複数の貫流開口を有してお
り、隣接し合う組込部分の貫流開口は、噴流調整器ケーシングの周方向で又は噴
流調整器の貫流方向で互いにずらして配置されている。
【0008】 本発明による噴流調整器は主として、貫流方向で相前後して噴流調整器ケーシ
ング内に組込可能な多数の組込部分によって形成された噴流調整装置を有してい
る。各組込部分は、貫流横断面に亘って延びる、単一方向性の制限された多数の
貫流開口を有している。この場合、隣接し合う組込部分の貫流開口は、噴流調整
器ケーシングの周方向で、又は噴流調整器の貫流方向で互いにずらして配置され
ている。
【0009】 貫流開口が周方向で互いにずらして配置されていれば、隣接し合う組込部分は
、噴流調整器の不都合な石灰沈着を促進する従来の金属製フィルタを必要とする
ことなしに、網目(メッシュ)構造を形成する。これに対して貫流開口が、貫流
方向で互いにずらして配置されていれば、ほぼ同じ方向に配列された、隣接し合
う組込部分の貫流開口は、カスケード(kaskade)状の構造を形成する。本発明
に従って設けられた組込部分を用いて、流過速度を強く制動し、心地よい柔軟な
噴射水流を形成する複雑なメッシュ状又はカスケード状の構造が得られるにも拘
わらず、各組込部分は、比較的簡単に構成され、安価な費用で簡単な従来の製造
技術を用いて製造できる。
【0010】 この場合、本発明の特に簡単かつ有利な実施例によれば、組込部分は網目構造
を形成するために、周方向で互いにずらして配置されている。
【0011】 必要な組込部分の製造を簡単にするために、及び本発明による噴流調整器の組
み立てを付加的にさらに軽減するために、組込部分が、それぞれ1つの外側の支
持リングと、この支持リングの内側に結合され、かつ互いに間隔を保ってほぼ平
行に延びるウエブとを有しており、これらのウエブ間にそれぞれスリット状の貫
流開口が形成されていれば、有利である。
【0012】 貫流方向を制限するウエブの撓みを阻止するために、組込部分が、ほぼ平行に
延びるウエブに対して垂直に配置された、殊に直径方向に延びる少なくとも1つ
の支持ウエブを有していて、この支持ウエブが有利な形式でウエブに結合されて
いれば、有利である。
【0013】 隣接し合う組込部分の貫流開口を、網目構造に対してできるだけ垂直に、又は
カスケード状の構造に対してできるだけ単一方向で配置することができるように
するために、本発明の実施態様によれば、一方では噴流調整器ケーシングに、他
方では組込部分に、組込部分を正しい位置で組み付けるための位置決め組み付け
用成形部若しくは一体成形部が設けられており、このために有利な形式で組込部
分の外側に複数の突起が設けられていて、噴流調整器ケーシングの内側に、流入
端部に向かって開放する溝状の複数の組込ガイドが設けられている。
【0014】 この場合、噴流調整器ケーシング及び組込部分に設けられた位置決め組み付け
用成形部若しくは一体成形部が、種々異なって、それぞれ1つの組込部分を正し
く位置決めして組み付けるために適合して構成されていれば、本発明による噴流
調整器を組み立てる際に、個別の、場合によっては種々異なる構成の個別部分を
正確に互いに上下に連続して配置することができる。
【0015】 本発明による噴流調整器の噴流調整装置に流入する個別噴流を、この噴流調整
装置内で再び均一な全噴流に形成することができるようにするために、有利には
、ウエブ及び組込部分の幅寸法が、その貫流方向で見た高さ寸法よりも小さく設
計されている。幅寸法よりも高さ寸法が大きく構成されたウエブ間で、噴射水流
は良好にガイドされ均一化される。
【0016】 本発明による噴流調整器の組込部分は、特に簡単に射出成形部分として製造す
ることができる。射出成形工具の分離面内に場合によっては存在するバリが不都
合な雑音形成の原因とならないようにするために、組込部分のウエブが、より大
きい横断面を有する流入側の区分と、この流入側の区分に接続され、かつこの区
分に対して減少された横断面を有する区分とを備えていれば、有利である。これ
によって、射出成形工具の2つの型半部間の分離面は、ウエブの流入側の区分と
流出側の区分との間の分離面内に正確に配置される。
【0017】 流入側で第1の組込部分のウエブの流入側の区分が切り妻屋根状に形成されて
いて、この流入側の区分に続いて、横断面拡張部を介して流出側の区分が設けら
れており、この流出側の区分は、有利にはほぼ方形で流出側が丸味を付けられて
いれば、個別噴流は、本発明による噴流調整器の噴流調整装置内で特に良好に雑
音なしで分割される。
【0018】 また、流入側で第1の組込部分に後置された後続の組込部分の流入側の区分が
丸味を付けられた流入側を有しており、この流入側の区分に続いて有利な横断面
拡張部を介して流出側の区分が設けられており、この流出側の区分は、特に横断
面がほぼ方形で流出側が丸味を付けられていれば、不都合な逆流が発生すること
なしに、水流に強い制動作用が働く。
【0019】 組込部分の支持リングの、貫流方向に配列された高さが、ウエブ及び場合によ
っては設けられた支持ウエブの高さよりも大きく構成されており、ウエブ及び場
合によっては支持ウエブが、支持リングの外側輪郭内に配置されていれば、隣接
し合う組込部分のウエブは、必要であれば直ちにわずかな間隔を保つことができ
る。
【0020】 貫流方向で相前後して配置され、有利には互いに直接的に隣接する少なくとも
2つの組込部分が設けられていれば、特に有利である。
【0021】 本発明による噴流調整器に流入する水流を良好に個別噴流に分割することがで
きるようにするために、本発明の有利な実施態様によれば、噴流調整装置の前方
に噴流分解装置が接続されており、該噴流分解装置は少なくとも噴流調整器ケー
シングと解除可能に係止可能な孔付きプレートを有している。
【0022】 前記孔付きプレートが、流出側で後続する組込部分を負荷するようになってお
り、このために孔付きプレートが流出側で、有利には第1の組込部分まで延び、
かつこの第1の組込部分を負荷するガイドウエブ又はこれと類似のガイド突起を
有していれば、本発明による噴流調整器の個別の構成部分は、確実かつしっかり
とその位置で保持される。
【0023】 また、噴流調整器の流出側で後方に整流装置(流れを整える装置)が接続され
ており、該整流装置は円セグメント(円のセグメント)状又はハニカム状の複数
の貫流開口を有しており、これらの貫流開口の開口幅が、貫流方向で見た高さよ
りも小さく構成されていれば、本発明による噴流調整器内の良好な噴流形成及び
噴射形成のために好都合である。
【0024】 本発明による噴流調整器を、噴流調整器ケーシングのケーシング内部に存在す
る組込部分の意図的な破壊に対して保護すると同時に、乱暴な取り扱いに対して
保護するために、整流装置が、噴流調整器ケーシングと一体的に結合されていて
、この噴流調整器ケーシンの出口側端部に配置されていれば、有利である。
【0025】 本発明による噴流調整器の組込部分は、簡単に製造可能な製造法によって、簡
単な形式で製造することができる。本発明の実施態様によれば、組込部分が、支
持リングとウエブ並びに場合によっては支持ウエブと突起と共に一体的な材料と
して、鍛造又は冷間成形によって製造されている。このような金属分として構成
された組込部分は、プラスチック部分と比較して、高い機械的な形状安定性及び
温度に対する高い耐性を有することを特徴としている。さらに、例えば高級鋼よ
り製造された組込部分は、高い衛生的な要求が課せられる使用領域で使用するこ
とができる。
【0026】 組込部分が、1つの金属薄板プレートから打ち抜き工程及び/又は変形工程に
よって製造されていれば、金属製の組込部分は、少数でも安価に製造することが
できる。金属薄板プレートから、1回の打ち抜き成形工程及び/又は変形工程に
よって製造される組込部分は、高い経済性を特徴としている。
【0027】 孔付きプレート又はこれと類似の噴射分解装置から生ぜしめられる個別噴流を
良好に制動することができるようにするためには、打ち抜き成形部分及び/又は
変形成形部分として構成された少なくとも1つの組込部分がウエブを有していて
、該ウエブが流出方向で拡張された外側輪郭を有していれば、有利である。この
場合、ウエブは、アーチ状又は屋根状の外側輪郭を有している。アーチ状のウエ
ブは、例えば円弧状又は楕円形に構成されていてよい。
【0028】 1つの組込部分から別組込部分へと、個別噴流の速度を次第に強く制動するこ
とができるようにするために、流出方向で後続する組込部分に設けられたアーチ
状又は屋根状のウエブのウエブプロフィールの傾斜角度が減少していれば、有利
である。これによって、上側の1つ又は複数の組込部分に設けられたウエブは、
後続の組込部分に設けられたウエブと比較して、より急勾配のウエブプロフィー
ルの傾斜角度を有している。
【0029】 金属薄板プレートが真鍮又は有利にはステンレス鋼より成っていれば有利であ
る。この場合、組込部分を整列させるために、組込部分の支持リングに設けられ
た突起は、金属薄板プレートの変形されていない区分によって形成されることが
できる。
【0030】 本発明の別の提案によれば、組み付け部分は、支持リング、ウエブ並びに場合
によって支持ウエブ及び突起と一体的に、射出成形部分特にプラスチック射出成
形部分として構成されている。
【0031】 本発明のその他の特徴は、請求項並びに図面に関連して、本発明の実施例とし
ての以下の説明により明らかである。本発明の実施例における個別の特徴は、単
独でもまた幾つかの組み合わせでも実現可能である。
【0032】 図面中、 図1には、縦断面図で噴流調整器が示されており、この噴流調整器の噴流調整
装置は、噴流調整器ケーシング内に組込可能な複数の組込部分より形成されてお
り、 図2には、図1に示した噴流調整器の流出側の端面側の平面図が示されており
、 図3には、孔付きプレートとして構成された噴流調整装置が示されており、こ
の場合、これらの孔付きプレートは、流出側及び流入側の端面側の平面図(図3
a及び図3c)、及び縦断面図(図3b)が示されており、 図4には、図1及び図2に示した噴流調整器の噴流調整装置の、孔付きプレー
トに続く組込部分が示されており、 図5には、同様に縦断面図(図5a)並びに平面図(図5b)で示した、図1
及び図2による噴流調整器の後続の組込部分が示されており、 図6には、打ち抜き及び成形工程によって金属薄板から製造された組込部分の
、流入端面側(図6a)の平面図、並びに縦断面図(図6b)及び横断面図(図
6c)が示されており、この場合、流入端面側及び横断面の拡大した詳細図が図
6d及び図6eに示されており、 図7には、屋根状に曲げられたウエブの領域における金属製の組込部分の部分
図が示されており、 図8には、円弧状に曲げられたウエブの領域における金属製の組込部分の部分
部が示されている。
【0033】 図1に示した噴流調整器1は、心地良く柔軟な(perlend-weichen)飛び散らな
い均一な噴射水流を生ぜしめるために、詳しく図示していない衛生設備の流出水
栓に組み込まれる。
【0034】 噴流調整器1は、スリーブ状の噴流調整器ケーシング2を有しており、そのケ
ーシング内部に流過方向Pf1に、孔付き円板3として構成された噴流分解装置
と、流出側に整流装置5とが設けられている。噴流調整器1のケーシング内部か
ら汚れ粒子を遠ざけて、噴流調整器1の自由な流れが保証される運転が得られる
ようにするために、噴流調整器1に補助フィルタ6が前置接続されている。
【0035】 孔付きプレート3のプレート面は、貫流方向Pf1に対して横方向に配列され
ている。この孔付きプレート3は、互いに間隔を保って配置された多数の貫流孔
7を有しており、これらの貫流孔7は、流入側でそれぞれ1つの丸味を付けられ
た漏斗状の流入開口8を有している(図3b、図3c)。
【0036】 噴流調整器1に流入する液体流は、孔付き円板3として構成された噴流分解装
置内で、多数の個別噴流に分割される。次いで個別噴流は、後続の噴流調整装置
4内で、心地良く柔軟で均一な全噴流に成形される。
【0037】 このために、噴流調整装置4は、互いに直接隣接する組込部分9,10を有し
ており、これらの組込部分9,10は、貫流横断面に亘ってそれぞれほぼ、単一
方向性に制限された貫流開口11を有している。この場合、隣接し合う2つの組
込部分9,10の貫流開口11は、貫流方向Pf1で互いにずらして配置され、
それによってカスケード状の構造を形成している。
【0038】 また、網目(メッシュ)構造が得られるように、組込部分9,10を周方向で
互いにずらして配置してもよい。この場合、各組込部分9,10の貫流開口11
は、単一方向性つまり互いに平行に整列されているが、すべての組込部分9,1
0を組み合わせた状態で見た場合に、ふるい又は格子状の構造が得られる。この
ようなふるい若しくは格子状又は図示の実施例ではカスケード状の構造によって
、水の噴流は良好に制動され、次いで心地良く柔軟な全噴射として噴射され得る
【0039】 組込部分9,10は、それぞれ1つの外側の支持リング12と、この支持リン
グ12と内側で結合された、互いに間隔を保ってほぼ平行に延びるウエブ13と
を有しており、これらのウエブ13間にそれぞれスリット状の貫流開口11が形
成されている。図4aと図5aとを比較すれば分かるように、ウエブ13は、よ
り大きい横断面を有する流入側の区分14と、この区分14に対して減少された
横断面を備えた、この区分14に続く流出側の区分15を有している。この場合
、プラスチック射出成形部分として構成された組込部分9,10のウエブ13の
流入側と流出側との間の分離面は同時に、使用された射出成形工具の分離面をも
形成する。これによって、そうでなければ雑音を発生する不都合な乱れを発生さ
せる、流入側の、射出成形に制限された成形は避けられる。
【0040】 図4にさらに詳しく示された流入側の第1の組込部分9のウエブの流入側の区
分14は、切り妻屋根の形状に構成されている。続いて、横断面拡大部を介して
、横断面がほぼ方形で、流出側で丸味を付けられた区分15が形成されている。
図1で分かるように、孔付きプレート3の貫流孔7は、その中心線が流出側の後
続のウエブ13の中心線とほぼ軸方向で合致するように位置決めされている。
【0041】 図5には、流入側で第1の組込部分9に後置された組込部分10がさらに詳し
く図示されている。この組込部分10のウエブ13は、流入側の区分14を有し
ており、この流入側の区分14は丸味を付けられた流入側を有している。続いて
、横断面拡大部を介して、横断面がほぼ方形の区分15が形成されている。この
区分15は流出側が同様に丸味を付けられている。これらの後続のウエブ層は、
不都合な逆流を生ぜしめることなしに、水に抗する抵抗を高める。
【0042】 図1により明らかなように、組込部分は流入側のケーシング端面側から一緒に
組込ストッパ16まで噴流調整器ケーシング2内に解除可能に組込ことができる
。このために、組込部分9,10の支持リング12の外周面は、噴流調整器ケー
シング2の内径の内法寸法に合致されている。組込部分9,10を噴流調整器ケ
ーシング2内に挿入した後で、孔付きプレート3も噴流調整器ケーシング2内に
組み込まれ、ここで解除可能に係止される。
【0043】 組込部分9,10を互いに及び孔付きプレート3に対して正しい位置で確実に
配置するために、一方では噴流調整器ケーシング2に、また他方では組込部分9
,10若しくは孔付きプレート3に、位置決め組み付け用成形部若しくは一体成
形部が設けられている。このために組込部分9,10及び孔付きプレート3は、
ガイド突起17若しくは18を有しており、これらのガイド突起17,18は、
ケーシング内径において流入側端部に向かって開放する溝状の組込ガイド19内
に係合する。
【0044】 互いに反対側に配置されたこれらのガイド突起17は、組込部分9,10にお
いて半径方向で外方に突き出しているのに対して、孔付きプレート3に設けられ
たガイド突起18は、貫流方向Pf1に突き出している。この場合、孔付きプレ
ート3に設けられたガイド突起18は場合によっては、孔付きプレート3がガイ
ド突起18で以て、後続の組込部分9を負荷して、付加的にその位置を固定する
程度の長さに寸法設計されている。
【0045】 図1、図4及び図5によれば、貫流方向Pf1に配列された組込部分9,10
の支持リング12の高さは、ウエブ11の高さよりも大きく、ウエブ11は支持
リング12の外側輪郭内に位置しているので、ウエブ11のすべての側が確実に
環流されるようになっている。
【0046】 噴流調整装置4内で再び心地良く柔軟な個別噴流を均一化するために、噴流調
整装置4の下流側に整流装置5が接続されており、この整流装置5は、ハニカム
(蜂の巣)状又はここでは円セグメント状の貫流開口21を有している。この貫
流開口21の開口幅は、貫流方向Pf1における高さよりも小さい。整流装置5
は、噴流調整器ケーシング2に一体的に接続されていて、このケーシング2の出
口側端部に配置されており、この整流装置5は同時に破壊防止手段としても用い
られる。
【0047】 噴流調整器1は、換気式又は非換気式として構成されている。図示の実施例で
は換気式の噴流調整器として構成された、衛生設備の組込部分として噴流調整器
ケーシングの外周面で換気用開口20を有しており、この換気用開口20は、孔
付きプレート3と噴流調整装置4との間の領域内に開口している。
【0048】 図1によれば、整流装置5の貫流開口21が、ほぼ貫流方向Pf1に延びてい
るガイド壁部22によって分離されている。このガイド壁部22は、このガイド
壁部22によって制限された貫流開口21の内法直径の一部である壁厚を有して
いる。整流装置5の良好な機能を維持するために、ガイド壁部22の高さhと整
流装置5の全直径Dとの間の比h:Dが1より小さく、特に1:2よりも小さい
【0049】 図6には、組込部分23の種々異なる図面が示されている。この組込部分23
の機能は、図4及び図5に示した組込部分9,10の機能に相当する。しかしな
がら図4及び図5に示した組込部分9,10がプラスチック射出成形部分として
構成されているのに対して、図6に示した組込部分23は、1回の打ち抜き及び
成形工程で金属薄板プレートから一体的に製造されている。図6に示した組込部
分23もウエブ13を有しており、このウエブ13は、ほぼ貫流横断面に亘って
延びていて、単一方向性で配列された貫流開口11を制限している。ウエブ13
は、外側の支持リング12で保持されていて、この支持リング12と共に噴流調
整器ケーシング内に挿入されている。支持リング12にはガイド突起17が設け
られており、これらのガイド突起17は、金属薄板プレートの成形されていない
区分より形成されていて、位置決め組み付け用一体成形部として用いられる。
【0050】 図6eの詳細図及び図6cから明らかなように、単一方向性のウエブ13のプ
ロフィール(断面形状)は屋根状である。組込部分23を製造するために使用さ
れる金属薄板プレートの薄板厚さは、材料の剛性及び変形可能性の必要に応じて
設定されている。材料としては真鍮又はステンレス鋼が挙げられる。真鍮薄板は
、良好な耐腐食性を保証するために、さらに表面処理される。
【0051】 ウエブ13の高さは一方では材料に応じている。つまり隣接し合うウエブ13
間で平らな金属薄板プレートの変形されていない状態でなお最大のウエブ高さと
して提供される程度に設定されるが、ウエブプロフィールへの変形プロセスが行
われる前に、材料ストリップ(Materialstreifen)が平らな金属薄板から打ち抜
き成形される場合には、ウエブ13の高さは減少させることができる。
【0052】 金属薄板プレートから製造された組込部分23は、製造コストが比較的安価で
あり、また機械的な高い形状安定性及び温度に対する高い耐性を有していること
を特徴としている。さらにまた、高級鋼より製造された組込部分23は、特に高
い衛生的な要求が課せられる使用領域において使用することが望ましい。
【0053】 同様に平らな金属薄板プレートから成形された環状の支持リング12の高さは
、ウエブ高さよりも大きいか又はウエブ高さと同じである。支持リング12の高
さによって、隣接し合う2つの組込部分23の軸方向の間隔が規定され、この場
合、ウエブプロフィールの側面角度に関連した軸方向の間隔が形成されるので有
利であることが分かった。
【0054】 単一方向性のウエブ13の数は、噴流制動の要求に応じており、変えることが
できる。金属製の組込部分23の組込位置の位置決めは、突起17によって行わ
れ、この突起17は、平らな金属薄板プレートがこの領域で環状の円形リングに
変形されないことによって形成される。
【0055】 図7と図8とを比較すれば、単一方向性のウエブ13の断面形成は、屋根状又
はアーチ状に選択的に構成することもできることが明らかである。この場合、ウ
エブプロフィールの角度は、上方から衝突する噴射水をどの程度の強さで整合す
るかに応じて種々異なって構成することができる。噴流分解装置から送られてく
る個別噴流の速度が1つの組込部分から次の組込部分に送られるのに従って次第
に強く制動されるようになっている限りは、上方の組込部分23に設けられたウ
エブ13のウエブプロフィールは、後続の組込部分23に設けられたウエブ13
と比較してより大きい傾斜角度を有している。
【0056】 図4乃至図8の実施例においては、噴流調整器1は、安価な費用で、より簡単
に製造可能な製造技術によって製造することができ、この場合、この噴流調整装
置4及びその整流装置5に石灰が沈着することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 噴流調整器の縦断面図である。
【図2】 図1に示した噴流調整器の流出側の端面側の平面図である。
【図3】 aは孔付きプレートとして構成された噴流調整装置の流出側の平面図、bは縦
断面図、cは流入側の平面図である。
【図4】 aは図1及び図2に示した噴流調整装置の、流入側の第1の組込部分の縦断面
図、bは平面図である。
【図5】 aは流入側で第1の組込部分9に後置された組込部分10の縦断面図、bは平
面図である。
【図6】 aは、打ち抜き及び成形工程によって金属薄板から製造された組込部分の、流
入端面側の平面図、bは縦断面図、cは横断面図、dは流入端面側の拡大した詳
細図、eは横断面の拡大した詳細図である。
【図7】 屋根状に曲げられたウエブの領域における金属製の組込部分の部分図である。
【図8】 円弧状に曲げられたウエブの領域における金属製の組込部分の部分部である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年8月23日(2002.8.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】 本発明は、噴流調整器ケーシングを備えた噴流調整器(Strahlregler)であっ
て、この噴流調整器のケーシング内部に噴流調整装置が設けられており、該噴流
調整装置が、ほぼ貫流横断面に亘って延びる複数の貫流開口を有していて、これ
らの貫流開口が、噴流調整器ケーシングの周方向で見て又は噴流調整器の貫流方
向で見て互いにずらして配置されており、前記噴流調整装置が、前記複数の貫流
開口を有する少なくとも1つの組込部分を有している形式のものに関する。 流出側で少なくとも1つの金属フィルタを有していて、この金属フィルタの前
方に、流れを減少させるためだけに複数の孔付きプレートが接続されている形式
の噴流調整器は既に公知である(アメリカ合衆国特許第4119276号明細書
参照)。このような形式の金属フィルタは、例えばアメリカ合衆国特許第411
9275号に記載されているように、石灰が沈着する傾向がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 ドイツ連邦共和国実用新案第29718728号明細書には、噴流調整器ケー
シングを備えた噴流調整器で、ケーシング内部に噴流調整装置が設けられている
ものについて記載されている。噴流調整装置は、貫流横断面に亘って延びる複数
の貫流開口を有しており、これらの貫流開口は、噴流調整器ケーシングの周方向
で又は噴流調整器の貫流方向で互いにずらして配置されている。この場合、公知
の噴流調整器の噴流調整装置は、複数の貫流開口を有する組込部分を有しており
、この組込部分は、円筒形区分を形成する少なくとも2つのスリーブ部分より成
っている。これらのスリーブ部分は、1つの円筒形のスリーブに接合してまとめ
られている。このスリーブ部分のそれぞれにはピン区分が設けられていて、こら
れのピン区分は、スリーブ部分を接合する際に1対形式で互いに整列されていて
、衝突体を形成している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】 上記ドイツ連邦共和国実用新案第29718728号明細書により公知の噴流
調整器において使用された、円筒形区分を形成し、かつピン区分を有するスリー
ブ部分を備えた組込部分の構成も、公知の噴流調整器の構成可能性及びひいては
組込可能性を制限し、しかも高価な射出成形工具を必要とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】 この課題を解決した本発明によれば、冒頭に述べた形式の噴流調整器において
、複数の組込部分が設けられており、これらの組込部分は貫流方向で相前後して
噴流調整器ケーシング内に組み込まれており、前記組込部分は、外側に環状に延
びる支持リングと、この支持リングの内側に結合され、かつ貫流横断面に亘って
連続的に延びる複数のウエブとを有しており、前記複数の組込部分の、互いに間
隔を保ってほぼ平行に延びるウエブが単一方向に配列された複数の貫流開口を制
限している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴流調整器ケーシング(2)を備えた噴流調整器(1)であ
    って、この噴流調整器(1)のケーシング内部に噴流調整装置(4)が設けられ
    ている形式のものにおいて、 噴流調整装置(4)が複数の組込部分(9,10、23)を有しており、これ
    らの組込部分は貫流方向(Pf1)で相前後して噴流調整器ケーシング(2)内
    に組み込まれており、組込部分(9,10,23)はそれぞれほぼ貫流横断面に
    亘って延びる、単一方向で制限された複数の貫流開口(11)を有しており、隣
    接し合う組込部分(9,10,23)の貫流開口(11)は、噴流調整器ケーシ
    ング(2)の周方向で又は噴流調整器(1)の貫流方向(Pf1)で互いにずら
    して配置されていることを特徴とする、噴流調整器。
  2. 【請求項2】 組込部分(9,10,23)が網目構造を形成するために周
    方向で互いにずらして配置されている、請求項1記載の噴流調整器。
  3. 【請求項3】 組込部分(9,10,23)が、それぞれ1つの外側の支持
    リング(12)と、この支持リング(12)の内側に結合され、かつ互いに間隔
    を保ってほぼ平行に延びるウエブ(13)とを有しており、これらのウエブ(1
    3)間にそれぞれスリット状の貫流開口(11)が形成されている、請求項1又
    は2記載の噴流調整器。
  4. 【請求項4】 組込部分(9,10,23)が、ほぼ平行に延びるウエブ(
    13)に対して垂直に配置された、殊に直径方向に延びる少なくとも1つの支持
    ウエブを有していて、この支持ウエブが有利な形式でウエブ(13)に結合され
    ている、請求項1から3までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  5. 【請求項5】 一方では噴流調整器ケーシング(2)に、他方では組込部分
    (9,10,23)に、組込部分(9,10,23)を正しい位置で組み付ける
    ための位置決め組み付け用成形部若しくは一体成形部が設けられており、このた
    めに有利な形式で組込部分(9,10,23)の外側に複数の突起(17)が設
    けられていて、噴流調整器ケーシング(2)の内側に、流入端部に向かって開放
    する溝状の複数の組込ガイド(19)が設けられている、請求項1から4までの
    いずれか1項記載の噴流調整器。
  6. 【請求項6】 噴流調整器ケーシング(2)及び組込部分(9,10,23
    )に設けられた位置決め組み付け用成形部若しくは一体成形部が、種々異なって
    、それぞれ1つの組込部分(9,10,23)を正しく位置決めして組み付ける
    ために適合して構成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の噴流
    調整器
  7. 【請求項7】 組込部分(9,10,23)と、支持リング(12)とウエ
    ブ(13)並びに場合によっては支持ウエブ及び突起(17)とが、一体的に射
    出成形部分特にプラスチック射出成形部分として構成されている、請求項1から
    6までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  8. 【請求項8】 ウエブ(13)及び組込部分(9,10)の幅寸法が、その
    貫流方向(Pf1)で見た高さ寸法よりも小さい、請求項1から7までのいずれ
    か1項記載の噴流調整器。
  9. 【請求項9】 組込部分(9,10,23)のウエブ(13)が、より大き
    い横断面を有する流入側の区分(14)と、この流入側の区分(14)に接続さ
    れ、かつこの区分(14)に対して減少された横断面を有する区分(15)とを
    備えている、請求項1から8までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  10. 【請求項10】 流入側で第1の組込部分(9)のウエブ(13)の流入側
    の区分(14)が切り妻屋根状に形成されており、この流入側の区分(14)に
    続いて、横断面拡張部を介して流出側の区分(15)が設けられており、この流
    出側の区分(15)は、有利にはほぼ方形で流出側が丸味を付けられている、請
    求項1から9までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  11. 【請求項11】 流入側で第1の組込部分(9)に後置された後続の組込部
    分(10)の流入側の区分(14)が丸味を付けられた流入側を有しており、こ
    の流入側の区分(14)に続いて有利な横断面拡張部を介して流出側の区分が設
    けられており、この流出側の区分は、特に横断面がほぼ方形で流出側が丸味を付
    けられている、請求項1から10までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  12. 【請求項12】 組込部分(9,10,23)の支持リング(12)の、貫
    流方向に配列された高さが、ウエブ(13)及び場合によっては設けられた支持
    ウエブの高さよりも大きく構成されており、ウエブ及び場合によっては支持ウエ
    ブが、支持リング(12)の外側輪郭内に配置されている、請求項1から11ま
    でのいずれか1項記載の噴流調整器。
  13. 【請求項13】 貫流方向で(Pf1)で相前後して配置され、有利には互
    いに直接的に隣接する少なくとも2つの組込部分(9,10,23)が設けられ
    ている、請求項1から12までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  14. 【請求項14】 噴流調整装置(4)の前方に噴流分解装置が接続されてお
    り、該噴流分解装置は少なくとも噴流調整器ケーシング(2)と解除可能に係止
    可能な孔付きプレート(3)を有している、請求項1から13までのいずれか1
    項記載の噴流調整器。
  15. 【請求項15】 前記孔付きプレート(3)が、流出側で後続する組込部分
    (9)を負荷するようになっており、このために孔付きプレート(3)が流出側
    で、有利には第1の組込部分(9)まで延び、かつこの第1の組込部分(9)を
    負荷するガイドウエブ又はこれと類似のガイド突起(18)を有している、請求
    項1から14までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  16. 【請求項16】 噴流調整器(4)の流出側で後方に整流装置(5)が接続
    されており、該整流装置(5)は円セグメント状又はハニカム状の複数の貫流開
    口(21)を有しており、これらの貫流開口(21)の開口幅は、貫流方向で見
    た高さよりも小さい、請求項1から15までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  17. 【請求項17】 整流装置(5)が、噴流調整器ケーシング(2)と一体的
    に結合されていて、この噴流調整器ケーシング(2)の出口側端部に配置されて
    いる、請求項1から16までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  18. 【請求項18】 隣接し合う貫流開口(21)が互いに分離されていて、整
    流装置(5)の、ほぼ貫流方向(Pf1)に延びるガイド壁部(22)がそれぞ
    れ、このガイド壁(22)によって制限された貫流開口(21)の孔直径の内法
    寸法の一部に相当する壁厚を有しており、ガイド壁(22)の高さ(h)と整流
    装置(5)の全直径Dとの間の比h:Dが1より小さく、有利には1:2より小
    さく設定されている、請求項1から17までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  19. 【請求項19】 組込部分(23)が、支持リング(12)とウエブ(13
    )並びに場合によっては支持ウエブと突起(17)と共に一体的な材料として、
    鍛造又は冷間成形によって製造されている、請求項1から18までのいずれか1
    項記載の噴流調整器。
  20. 【請求項20】 組込部分(23)が、1つの金属薄板プレートから打ち抜
    き工程及び/又は変形工程によって製造されている、請求項19記載の噴流調整
    器。
  21. 【請求項21】 打ち抜き成形部分及び/又は変形成形部分として構成され
    た少なくとも1つの組込部分(23)がウエブ(13)を有していて、該ウエブ
    (13)が流出方向で拡張された外側輪郭を有している、請求項19又は20記
    載の噴流調整器。
  22. 【請求項22】 ウエブ(13)がアーチ状又は屋根状の外側輪郭を有して
    いる、請求項19から21までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  23. 【請求項23】 流出方向で後続する組込部分(23)に設けられたアーチ
    状又は屋根状のウエブ(13)のウエブプロフィールの傾斜角度が減少している
    、請求項19から22までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  24. 【請求項24】 金属薄板プレートが真鍮又は有利にはステンレス鋼より成
    っている、請求項19から23までのいずれか1項記載の噴流調整器。
  25. 【請求項25】 複数の突起(17)が金属薄板プレートの変形されていな
    い区分より形成されている、請求項19から24までのいずれか1項記載の噴流
    調整器。
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