JP2003534468A - 衣類の端部領域を互いに結び合わせるための結合要素 - Google Patents

衣類の端部領域を互いに結び合わせるための結合要素

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JP2003534468A JP2001587613A JP2001587613A JP2003534468A JP 2003534468 A JP2003534468 A JP 2003534468A JP 2001587613 A JP2001587613 A JP 2001587613A JP 2001587613 A JP2001587613 A JP 2001587613A JP 2003534468 A JP2003534468 A JP 2003534468A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、婦人用下着類の端部領域を互いに結び合わせるための結合要素、特にブラジャーのキャリアバンドの端部領域の結合要素に関し、1つの又は複数のアイレットの備えられているアイレットテープが設けられていて、このアイレットテープはフックテープと結び合わせられ得て、このフックテープは上下に重なり合って位置する2つの領域を有し、その一方の領域には1つの又は複数のフックが固定されていて、これらのフックに対して平行に延びる、両方の領域の縁ゾーンは、各々の切断溶接継目を用いて互いに結び合わされていて、この際、切断溶接継目(10)はフックテープ(2)の内側でそのフックフリー領域(8)とフックサポート領域(7)との間に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、下着類のキャリアバンドの端部、例えばブラジャーのキャリアバン
ドの端部のための結合要素に関する。
【0002】 この種の結合要素は、多くの場合、両方のキャリアバンドの端部に縫い付けら
れていて、一般的には、アイレットテープ又はアイテープと、それと結び合わせ
ることのできるフックテープとから成る。
【0003】 アイレットテープの製造では、先ず、周知の装置において、連続するベーステ
ープにアイレットが縫い付けにより固定される。このために、両方の縦側面で折
り返されているベーステープ上に複数の所謂折り重ねテープが部分的に重なり合
う配置で縫い付けられ、この際、アイレットは、折り重ねテープを縫い付ける間
、ベーステープの縦側面に対して実質的に平行に延びるそれらの継目と共にベー
ステープ並びに折り重ねテープに固定される。引き続き、ベーステープは、この
ベーステープに固定されている折り重ねテープと共に、ベーステープの縦方向に
対して横向きに延びる切れ目により、アイレットテープを形成するセクションに
分割される。
【0004】 周知の製造法では、例えば超音波溶接法としての熱溶接法により、連続するベ
ーステープから個々のアイレットテープが切り離されるので、ベーステープのカ
ッティングエッジ及び折り重ねテープのカッティングエッジが同時に互いに結び
合わされる。連続するベーステープ並びに同様に連続する折り重ねテープからア
イレットテープを切り離すこの方式は、確かに製造技術的に簡単でそれに応じて
低コストであるが、この方式により、硬くしかも極めて鋭く形付けられた結合縁
が生じることになる。ベーステープと折り重ねテープは、それらの縦側面に対し
て横向きに指向されている切り目により互いに離されるので、これらの結合縁は
アイレットテープの縦側面の縁を形成する。
【0005】 直接的に肌につけるべき下着類、例えばブラジャーでは、これらのキャリアバ
ンドは所定の力で肌にあたり、それにより、同様に肌にあたるアイレットテープ
の結合縁が肌に食い込んでしまうという危険がある。それにより不快な装着感が
得られ、これは肌に刺激を与えるものでもある。
【0006】 フックテープにおいても状況は似ていて、フックテープの製造では、多くの場
合、同様に連続するベーステープが使用される。このベーステープは、先ず、そ
の両方の縦側面を折り返すことによりチューブの形式に成形され、この際、折り
返されたこれらの領域は、互いに僅かに重なり合い、実質的に同じ幅を有する。
この重なり合う領域、即ちオーバーラップ領域に配置すべきフックは、同様にベ
ーステープの縦側面に対して実質的に平行に延びる継目を用いてベーステープに
固定され、この際、上下に重なり合って位置するベーステープの全ての層が同時
に互いに結び合わされる。
【0007】 ここでも、ベーステープが、これに固定されているフックと共に、ベーステー
プの縦方向に対して横向きに延びる切り目により、フックテープを形成する個々
のセクションに分割される。個々のフックテープを切り離す前に、ベーステープ
は、実質的に中央で、ベーステープの縦方向に対して実質的に平行に延びる折り
重ねエッジを回って折り重ねられ、この際、ベーステープのフックサポート領域
はフックフリー領域上に載せられる。
【0008】 同様に熱溶接法で、連続するベーステープから個々のフックテープの切り離し
が行われると直ちに、切り離し過程により、上下に重なり合って位置するベース
テープの領域のカッティングエッジが互いに結び合わされる。ここでもカッティ
ングエッジが、ベーステープの縦側面に対して横向きに延びているので、これら
の接合縁も、そのように製造されるフックテープの端面側の縁を形成する。それ
により、フックテープの接合縁も、肌に直接的につけるべき下着類において不快
な装着感をもたらし、これは肌に刺激を与え得るものである。
【0009】 本発明の基礎を成す課題は、確かに熱溶接法を使用して製造可能であるが、そ
のフックテープ或いはアイレットテープが鋭く形付けられた結合縁を伴わない、
下着類のキャリアバンド、例えばブラジャーにおけるアンダーバストバンド(ス
トラップ)のための結合要素を創作することである。
【0010】 当初に挙げた形式のフックテープを基礎とし、フックテープのための前記課題
は、切断溶接継目がフックテープの内側でそのフックフリー領域(即ちフックを
伴わない領域)とフックサポート領域(即ちフックを支える領域)との間に配置
されていることによって解決される。
【0011】 切断溶接継目のこのような配置は、フックフリー領域がフックサポート領域上
に載せられている状態で切断溶接継目が形成されていて、これらの切断溶接継目
がフックテープのひっくり返し/裏返しにより両方の領域の間へともたらされて
いる場合に簡単に達成される。このようにして切断溶接継目がフックテープの内
側にもたらされるので、肌と接し得る縁ゾーンが、溶接されていないフックテー
プの素材によって形成される。
【0012】 フックテープの連続・製造は、フックが設けられていて連続するベーステープ
を使用しながら、セクションを切り離す前にベーステープがその自由端部の領域
においてその縦軸線に対して実質的に平行に延びる折り重ねラインを回って次の
ように折り重ねられる場合に達成される。即ち、ベーステープのフックフリー領
域がフック上に載せられ、引き続いて切断溶接継目によりセクションが切り離さ
れるようにである。この際、上下に重なり合って位置するそれらの領域はそれら
のカッティングエッジに沿って互いに結び合わされ、その結果、次に、そのよう
に形成されたフックテープが次のようにひっくり返され得る/裏返され得る。即
ち、切断溶接継目がフックテープの内側で両方の領域の間へと達するようにであ
る。
【0013】 この際、折り重ねラインが、フックフリー領域内で固定継目に対して側方に間
隔をもって延びていると有利である
【0014】 当初に挙げた形式のアイレットを基礎とし、アイレットテープのための前記課
題は、アイレットテープが、そのアイレットフリー領域(即ちアイレットを伴わ
ない領域)に配置されているカバーテープを有し、このカバーテープが切断溶接
継目を用いてアイレットテープと結び合わされていることによって解決され、こ
の際、それらの切断溶接継目はアイレットテープのアイレットフリー領域内でア
イレットテープとカバーテープとの間に配置されている。
【0015】 このような配置は、アイレットサポート領域(即ちアイレットを支える領域)
上にカバーテープが載せられている状態で切断溶接継目が形成されていて、これ
らの切断溶接継目がアイレットテープのひっくり返し/裏返しによりそのアイレ
ットフリー領域とカバーテープとの間へともたらされている場合に達成される。
【0016】 アイレットテープのアイレットフリー領域にカバーテープを取り付けることに
より、切断溶接継目により特に鋭く形付けられた結合縁がアイレットテープの内
側にもたらされるばかりか、更にはカバーテープによってアイレットのための固
定継目もカバーされ、それにより、アイレットテープの装着快適性が更に向上さ
れる。
【0017】 カバーテープをアイレットテープ上に固定する切断溶接継目をできるだけベー
ステープの領域内に形成するために、カバーテープが、弾性素材、好ましくは弾
性生地から成っていると有利である。
【0018】 ベーステープから切断溶接により対応するセクションが切り離されるが、アイ
レットが設けられているこのベーステープを使用するアイレットテープの連続・
製造は、セクションを切り離す前にベーステープの自由端部の領域内においてそ
のアイレットサポート領域上にカバーテープが載せられ、引き続いてベーステー
プのセクションもカバーテープのセクションも切断溶接継目により切り離される
場合に達成され、この際、ベーステープとカバーテープはそれらのカッティング
エッジに沿って互いに結び合わされ、次に、そのように形成されたアイレットテ
ープが次のようにひっくり返され得る/裏返され得る。即ち、切断溶接継目がア
イレットテープのアイレットフリー領域とカバーテープとの間へと達するように
である。
【0019】 このようにして、連続・製造が維持されるにもかかわらず、切断溶接継目がア
イレットテープの内側にもたらされ、その結果、肌と接し得る縁ゾーンが、外面
において溶接されていないカバーテープによって形成される。
【0020】 当初に挙げた形式のフックテープを基礎とし、フックテープのための前記課題
は、フックテープが、そのフックフリー領域に配置されているカバーテープを有
し、このカバーテープが切断溶接継目を用いてフックテープと結び合わされてい
ることによって解決され、この場合、それらの切断溶接継目はフックテープのフ
ックフリー領域内でフックテープとカバーテープとの間に配置されている。
【0021】 このような配置は、フックサポート領域上にカバーテープが載せられている状
態で切断溶接継目が形成されていて、これらの切断溶接継目がフックテープのひ
っくり返し/裏返しによりそのフックフリー領域とカバーテープとの間へともた
らされている場合に達成される。
【0022】 フックテープのフックフリー領域にカバーテープを取り付けることにより、切
断溶接継目により特に鋭く形付けられた結合縁がフックテープの内側にもたらさ
れるばかりか、更にはカバーテープによってフックのための固定継目もカバーさ
れ、それにより、フックテープの装着快適性が更に向上される。
【0023】 カバーテープをフックテープ上に固定する切断溶接継目をできるだけベーステ
ープの領域内に形成するために、カバーテープが、弾性素材、好ましくは弾性生
地から成っていると有利である。
【0024】 ベーステープから切断溶接により対応するセクションが切り離されるが、フッ
クが設けられているこのベーステープを使用するフックテープの連続・製造は、
セクションを切り離す前にベーステープの自由端部の領域内においてそのフック
サポート領域上にカバーテープが載せられ、引き続いてベーステープのセクショ
ンもカバーテープのセクションも切断溶接継目により切り離される場合に達成さ
れ、この際、ベーステープとカバーテープはそれらのカッティングエッジに沿っ
て互いに結び合わされ、次に、そのように形成されたフックテープが次のように
ひっくり返され得る/裏返され得る。即ち、切断溶接継目がフックテープのフッ
クフリー領域とカバーテープとの間へと達するようにである。
【0025】 このようにして、連続・製造が維持されるにもかかわらず、切断溶接継目がフ
ックテープの内側にもたらされ、その結果、肌と接し得る縁ゾーンが、外面にお
いて溶接されていないカバーテープによって形成される。
【0026】 本発明の他の詳細及び長所は、添付の図面に描かれている本発明の実施形態に
関する以下の説明から明らかである。
【0027】 図1には、フックテープ2のベーステープ1が示されていて、このベーステー
プ1には予め設定された間隔でフック3が設けられている。これらのフック3は
、ベーステープ2の縦軸線に対して実質的に平行に延びる固定継目4を用いてベ
ーステープ1に固定されていて、この際、フック3の縦軸線はベーステープ1の
縦軸線に対して実質的に横向きに延びている。図示されている実施形態において
、ベーステープ1の各々の側面領域は、互いに折り重ねられていて、所定の値で
重なり合っている。図2において下側に位置するベーステープ1の側面領域5は
、綺麗なエッジを形成するためにもう一度内側に折り返され、それよりも長い側
面領域6上に載せられている。固定継目4は同時にベーステープ1のこれらの折
り重ねを固定するために用いられ、従ってベーステープ1は、互いに重なり合う
へりを有するチューブ形状の形成物と言える。ベーステープ1の内側には裏地テ
ープが設けられ得る。
【0028】 従って、短い側面領域5は、フックサポート領域7、即ちフックを支える領域
7を形成し、それに対し、より長い側面領域6は、フックフリー領域8、即ちフ
ックを伴わない領域8を形成する。これらの領域7及び8は、異なる大きさを有
するが、同じ大きさであってもよい。
【0029】 図1には、ベーステープ1の前方端部が、予め設定された長さに沿って、好ま
しくは固定継目4により形成されている折り重ねラインを回って次のように折り
重ねられる。即ち、フックフリー領域8がフックサポート領域7上に載せられる
ようにである。それにより、それらのフック3は、これらの折り重ねの領域内で
フックフリー領域8により覆われていることになる。
【0030】 領域7及び8がこの位置にある状態で、例えば超音波を用いた熱溶接法を用い
、予め設定された長さのセクションがベーステープ1から連続して切り離される
。これらのセクションの長さは、例えばブラジャーにおける、製造すべきフック
テープ2の使用位置に関し、フックテープ2の高さ或いは幅を決定する。
【0031】 そのために使用される切断溶接工具は、この切断溶接工具が切断過程中に第1
セクションにおいてもこれに続く第2セクションにおいても各々に切断溶接継目
10を形成するように構成されている。従って、それにより生じるフックサポー
ト領域7のカッティングエッジ9はフックフリー領域8のカッティングエッジ1
1と溶接され、この際、硬化されてしかも極めて鋭く形付けられた結合縁12が
各々に生じ、この結合縁12は対応するセクションの各々の外側に位置する。こ
の場合、フック3はフックフリー領域8によって未だに覆われている(図3及び
図5)。
【0032】 それに引き続く裏返し過程により前記のセクションが次のように裏返される。
即ち、一方ではフック3がフックフリー領域8から解放され、他方では結合縁1
2(切断溶接継目10)が完成したフックテープ2の内側に達するようにである
。その結果、フックテープ2の使用位置において肌に接触する、フックテープ2
の両方の境界エッジ13及び14は、ベーステープ1の素材によって形成されて
いる(図4)。
【0033】 このように製造されたフックテープ2は、周知の方式で、衣類のキャリアバン
ド、例えばブラジャーのキャリアバンドに縫い付けられ得る。この場合、ブラジ
ャーの使用位置に関し、両方の境界エッジ13及び14は、キャリアバンドに縫
い付けられたフックテープ2の上側領域及び下側領域を形成する。
【0034】 図6には、アイレットテープ22のベーステープ21が示されていて、このベ
ーステープ21には予め設定された間隔でアイレット23が設けられている。図
6から見て取れるように、ベーステープ21上には、このベーステープ21の縦
軸線に対して平行に延びる複数の折り重ねテープ24が、これらの折り重ねテー
プ24に対して平行に延びる固定継目25を用いて縫い付けられている。これら
の固定継目25は同時にベーステープ21にアイレット23を固定するために用
いられ、これらアイレット23の縦軸線はベーステープ21の縦軸線に対して実
質的に横向きに延びている。従って、このベーステープ21は、その一方の側面
でアイレットサポート領域26、即ちアイレットを支える領域26を、その他方
の側面でアイレットフリー領域27、即ちアイレットを伴わない領域27を有す
る。
【0035】 ベーステープ21は、好ましくは軟らかい素材から製造されていて、平たいテ
ープにより形成され得て、図には詳細に描かれていないその側面領域は、互いに
折り重ねられていて、所定の値で重なり合っている。従ってベーステープ21は
、互いに重なり合うへりを有するチューブ形状の形成物と言える。ベーステープ
21の内側には裏地テープが設けられ得る。従って、ベーステープ21の折り返
しエッジ28及び29は、アイレットテープ22をブラジャーに使用する場合の
その使用位置に関し、アイレットテープ22の両方の端面側の境界部を示すこと
になる。
【0036】 図6から見て取れるように、ベーステープ21においてアイレットサポート領
域26上にはカバーテープ30が載せられ、このカバーテープ30がアイレット
23を覆うことになる。
【0037】 ベーステープ21とカバーテープ30がこの位置にある状態で、熱溶接法を用
い、予め設定された長さのセクションがベーステープ21から連続して切り離さ
れる。これらのセクションの長さは、例えばブラジャーにおける、製造すべきア
イレットテープ22の使用位置に関し、アイレットテープ22の高さ或いは幅を
決定する。
【0038】 ここでも、そのために使用される切断溶接工具は、この切断溶接工具が切断過
程中に第1セクションにおいてもこれに続く第2セクションにおいても切断溶接
継目31或いは32を形成するように構成されている。従って、それにより生じ
るアイレットテープ22のカッティングエッジ34はカバーテープ30のカッテ
ィングエッジ35と溶接され、この際、硬化されてしかも極めて鋭く形付けられ
た結合縁36が各々に生じ、この結合縁36は対応するセクションの各々の外側
に位置する。この場合、アイレット23は溶接されたカバーテープ30によって
未だに覆われている。
【0039】 それに引き続くひっくり返し/裏返し過程により前記のセクションが次のよう
にひっくり返される/裏返される。即ち、カバーテープ30がアイレットサポー
ト領域26からアイレットフリー領域27に達するようにである。それによりア
イレット23が露出される。同時に結合縁36(切断溶接継目31及び32)は
完成したアイレットテープ22の内側に達し、その結果、アイレットテープ22
の使用位置において肌に接触する、アイレットテープ22の両方の境界エッジ3
7及び38は、カバーテープ30によって形成されている。
【0040】 このように製造されたアイレットテープ22は、周知の方式で、衣類のキャリ
アバンド、例えばブラジャーのキャリアバンドに縫い付けられ得る。この場合、
ブラジャーの使用位置に関し、両方の境界エッジ37及び38は、キャリアバン
ドに縫い付けられたアイレットテープ22の上側領域及び下側領域を形成する。
【0041】 上記のものは、個々のセクションを切り離す際、フックテープ2からもアイレ
ットテープ22からも、各々2つのセクションにおいて各々1つの切断溶接継目
が形成されることを基礎にしたものである。このことは比較的簡単な切断溶接工
具により行われ得る。更に、この場合にはベーステープ21におけるどんな屑も
回避される。
【0042】 また、フックテープ2或いはアイレットテープ22から個々のセクションを切
り離さすために各々に成形・切断溶接工具を使用することは、当然のことながら
本発明の枠内にあることである。従って、各々のセクションに同時に各々の両方
の切断溶接継目を形成することも可能である。
【0043】 その際、フックテープ2のベーステープ1からセクションを切り離すために使
用される成形・切断溶接工具には、個々のセクションの長さの間隔に配置すべき
直線的な2つのソノトローデだけを設ければよい。
【0044】 アイレットテープ22のベーステープ21からセクションを切り離すために、
実質的にU字形状のソノトローデを使用する可能性が提供され、それにより、こ
の場合には、両方の切断溶接継目31及び32と、同時にこれらの間に延びる横
溶接継目33とが製造され得る。この際、U字形状のソノトローデにおいて互い
に平行に延びる両方のアームを用い、両方の切断溶接継目31及び32が製造さ
れ、それに対し、両方のアームを接続するクロスバーを用い、両方の折り返しエ
ッジ28及び29のうちの1つの領域内で横溶接継目33が製造され得て、この
横溶接継目33は通常の溶接継目として(即ち、切断溶接継目としてではなく)
形成され得る。
【0045】 つまり、それにより、対応する折り返しエッジ29の領域には同様に硬化され
た結合縁が生じ、このことは差し当たり短所として判断され得る。しかし、アイ
レットテープ22のひっくり返し/裏返し過程により、この結合縁がアイレット
テープ22のアイレットフリー領域27とカバーテープ30との間へと達するの
で、この短所は再び解消され、この際、同時に、対応する折り返しエッジが硬化
されるという長所が達成される。横溶接継目33が、アイレットテープ22の端
部にして対応するキャリアバンドに後になって結び合わされない端部の領域内に
設けられる場合、対応する折り返しエッジのこの硬化はアイレットテープ22の
外見の改善に寄与することになる。
【0046】 図9には、フックテープ52の第2実施形態のベーステープ51が示されてい
て、そのフック53は、予め設定された間隔で配置されていて、固定継目54を
用いてベーステープ51に縫い付けられている。フック53の縦軸線はベーステ
ープ51の縦軸線に対して実質的に横向きに延びていて、それにより、固定継目
54はベーステープ51の縦軸線に対して実質的に平行に延びている。この固定
継目54は、フック53の縫い付けアイレット55の領域において、ベーステー
プ51の縦軸線に対して横向きに延びるセクション56を有し、これらのセクシ
ョン56は、詳細には図示されていない結合ステッチで互いに結び合わされてい
る。
【0047】 ベーステープ51は平たいテープから形成され得て、この平たいテープの両方
の端部領域は先ず折り重ねられる必要があり、この際、それにより生じるより短
いアーム57の端部は、もう一度内側に折り返されていて、より長いアーム58
の端部上に載せられ、それにより、両方のアーム57及び58は所定の値で互い
に重なり合っていて、ベーステープ51はチューブ形状の形成物の形式を示し、
このチューブ形状の形成物内には裏地テープが設けられ得る。
【0048】 ベーステープ51は他の実施形態において他の方式でも製造され得る。図10
aにはベーステープ51aが示されていて、このベーステープ51aは2つのテ
ープ57a並びに58aによって形成されている。この場合、テープ57aは実
質的にベーステープ51の短いアーム57に対応し、それに対し、テープ58a
はベーステープ51の長いアーム58に対応する。
【0049】 そのために図10aから見て取れるように、テープ57aの両方の端部領域は
、より短いその端部領域がより長い端部領域上に載せられるように互いに折り重
ねられている。それに対し、テープ58aの端部領域は、より長いその端部領域
がより短い端部領域上に載せられるように互いに折り重ねられている。この場合
にも、フック53は、対応する固定継目54を用いて両方のテープ57a及び5
8aの間に同様に固定され、この際、これらのテープ57a及び58aは固定継
目54及び/又は別個の継目により互いに結び合わされ得る。
【0050】 従って、ベーステープ51或いは51aの製造方式に依存せず、それらの折り
返しエッジ59及び60は、フックテープ52をブラジャーに使用する場合のそ
の使用位置に関し、フックテープ52の両方の端面側の境界部を示すことになる
【0051】 従って、ベーステープ51もベーステープ51aも、その一方の側面でフック
サポート領域61を有し、その他方の側面でフックフリー領域62を有する。
【0052】 ベーステープ51或いはベーステープ51aの異なる実施形態が本発明による
教えの使用可能性に影響を及ぼさない以上、以下ではベーステープ51だけに関
連して説明を続けるものとする。
【0053】 図9から見て取れるように、そこで製造されているベーステープ51において
図面では右側の領域上にはカバーテープ63が載せられていて、このカバーテー
プ63は、フック53を覆い、カバーテープ63の全幅に渡って延びている。
【0054】 ベーステープ51とカバーテープ63がこの位置にある状態で、熱溶接法を用
い、予め設定された長さのセクションがベーステープ51から連続して切り離さ
れる。これらのセクションの長さは、例えばブラジャーにおける、製造すべきフ
ックテープ52の使用位置に関し、フックテープ52の高さ或いは幅を決定する
【0055】 ここでも、そのために使用される切断溶接工具は、この切断溶接工具が切断過
程中に第1セクションにおいてもこれに続く第2セクションにおいても切断溶接
継目64或いは65を形成するように構成されている。従って、それにより生じ
るフックテープ52のカッティングエッジ66はカバーテープ63のカッティン
グエッジ67と溶接され、この際、硬化されてしかも極めて鋭く形付けられた結
合縁68が各々に生じ、この結合縁68は対応するセクションの各々の外側に位
置する。この場合、フック53は溶接されたカバーテープ63によって未だに覆
われている。
【0056】 それに引き続くひっくり返し/裏返し過程により前記のセクションが次のよう
にひっくり返される/裏返される。即ち、カバーテープ63がフックサポート領
域61からフックフリー領域62に達するようにである。それによりフック53
が露出される。同時に結合縁68(切断溶接継目64及び65)は完成したフッ
クテープ52の内側に達し、その結果、フックテープ52の使用位置において肌
に接触する、フックテープ52の両方の境界エッジ59及び60は、カバーテー
プ63によって形成されている。
【0057】 このように製造されたフックテープ52は、周知の方式で、衣類のキャリアバ
ンド、例えばブラジャーのキャリアバンドに縫い付けられ得る。この場合、ブラ
ジャーの使用位置に関し、両方の境界エッジ59及び60は、キャリアバンドに
縫い付けられたフックテープ52の上側領域及び下側領域を形成する。
【0058】 上記のものは、個々のセクションをフックテープ52から切り離す際、各々2
つのセクションにおいて各々1つの切断溶接継目が形成されることを基礎にした
ものである。このことは比較的簡単な切断溶接工具により行われ得る。更に、こ
の場合にはベーステープ51におけるどんな屑も回避される。
【0059】 また、フックテープ52から個々のセクションを切り離さすために各々に成形
・切断溶接工具を使用することは、当然のことながら本発明の枠内にあることで
ある。従って、各々のセクションに同時に各々の両方の切断溶接継目を形成する
ことも可能である。
【0060】 その際、フックテープ52のベーステープ51からセクションを切り離すため
に使用される成形・切断溶接工具には、個々のセクションの長さの間隔に配置す
べき直線的な2つのソノトローデだけを設ければよい。
【0061】 ここでも、フックテープ52のベーステープ51からセクションを切り離すた
めに、実質的にU字形状のソノトローデを使用する可能性が提供され、それによ
り、この場合には、両方の切断溶接継目64及び65と、同時にこれらの間に延
びる横溶接継目69とが製造され得る。この際、U字形状のソノトローデにおい
て互いに平行に延びる両方のアームを用い、両方の切断溶接継目64及び65が
製造され、それに対して、両方のアームを接続するクロスバーを用い、両方の折
り返しエッジ59及び60のうちの1つの領域内で横溶接継目69が製造され得
て、この横溶接継目69は通常の溶接継目として(即ち、切断溶接継目としてで
はなく)形成され得る。
【0062】 つまり、それにより、対応する折り返しエッジ59の領域には同様に硬化され
た結合縁が生じ、このことは差し当たり短所として判断され得る。しかし、フッ
クテープ52のひっくり返し/裏返し過程により、この結合縁がフックテープ5
2のフックフリー領域62とカバーテープ63との間へと達するので、この短所
は再び解消され、この際、同時に、対応する折り返しエッジが硬化されるという
長所が達成される。横溶接継目69が、フックテープ52の端部にして対応する
キャリアバンドに後になって結び合わされない端部の領域内に設けられる場合、
対応する折り返しエッジのこの硬化はフックテープ52の外見の改善に寄与する
【図面の簡単な説明】
【図1】 折り重ねられた端部を有する連続・テープとして、フックの設けられているフ
ックテープのベーステープにおける第1実施形態を示す図である。
【図2】 未だ折り重ねられていないフックテープのベーステープの横断面を示す図であ
る。
【図3】 切断溶接過程後のフックテープを示す図である。
【図4】 ひっくり返し/裏返し過程後のフックテープを示す図である。
【図5】 図1のB-B線による断面を示す図である。
【図6】 連続・テープとしてのカバーテープを有するアイレットテープのベーステープ
を示す図である。
【図7】 溶接されたカバーテープと共に、図6のA-A線による断面を示す図である。
【図8】 ひっくり返し/裏返し過程後のアイレットテープを示す図である。
【図9】 本発明によるフックテープの第2実施形態を示す図であり、このフックテープ
は、その前側領域において溶接されたカバーテープを有する。
【図10】 図10は、図9のA-B線による断面を示す図である。図10aは、2本のテー
プで形成されているフックテープの他の実施形態を、図10に対応して示す図で
ある。
【図11】 切断溶接過程後の図9のC-D線による断面を示す図である。
【図12】 切断溶接過程及びひっくり返し/裏返し過程後の図9のC-D線による断面を示
す図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】婦人用下着類の端部領域を互いに結び合わせるための結合要素
    、特にブラジャーのキャリアバンドの端部領域の結合要素であって、1つの又は
    複数のアイレットの備えられているアイレットテープが設けられていて、このア
    イレットテープがフックテープと結び合わせられ得て、このフックテープが、上
    下に重なり合って位置する2つの領域を有し、その一方の領域には1つの又は複
    数のフックが固定されていて、これらのフックに対して平行に延びる、両方の領
    域の縁ゾーンが、各々の切断溶接継目を用いて互いに結び合わされている結合要
    素において、 切断溶接継目(10)がフックテープ(2)の内側でそのフックフリー領域(
    8)とフックサポート領域(7)との間に配置されていることを特徴とする結合
    要素。
  2. 【請求項2】フックフリー領域(8)がフックサポート領域(7)上に載せ
    られている状態で切断溶接継目(10)が形成されていて、これらの切断溶接継
    目(10)がフックテープ(2)の裏返しにより両方の領域(7、8)の間へと
    もたらされていることを特徴とする、請求項1に記載の結合要素。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に対応するフックテープを製造するための方法
    であって、このフックテープを形成するために、フックの設けられているベース
    テープから切断溶接により対応するセクションが切り離される方法において、 セクションを切り離す前にベーステープ(2)がその自由端部の領域において
    その縦軸線に対して実質的に平行に延びる折り重ねラインを回って、ベーステー
    プ(2)のフックフリー領域(8)がフック(3)上に載せられ、引き続いて切
    断溶接継目(10)によりセクションが切り離されるように折り重ねられ、更に
    は、上下に重なり合って位置するそれらの領域(7、8)がそれらのカッティン
    グエッジ(9、11)に沿って互いに結び合わされ、次に、そのように形成され
    たフックテープ(2)が、切断溶接継目(9、11)がフックテープ(2)の内
    側で両方の領域(7、8)の間へと達するように裏返されることを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】折り重ねラインが固定継目(4)に対して側方に間隔をもって
    延びていることを特徴とする、請求項1又は2によるフックテープを製造するた
    めの方法。
  5. 【請求項5】婦人用下着類の端部領域を互いに結び合わせるための結合要素
    、特にブラジャーのキャリアバンドの端部領域の結合要素であって、1つの又は
    複数のフックの備えられているフックテープが設けられていて、このフックテー
    プがアイレットテープと結び合わせられ得て、このアイレットテープのアイレッ
    トが、1つの又は複数の固定継目を用いてベーステープに固定されていて、アイ
    レットの縦方向に対して平行に延びる縁ゾーンが各々に切断溶接継目を有し、こ
    れらの切断溶接継目が、アイレットテープの複数層形成の場合には同時にその個
    々の層を互いに結び合わせる結合要素において、 アイレットテープ(22)が、そのアイレットフリー領域(27)に配置され
    ているカバーテープ(30)を有し、このカバーテープ(30)が切断溶接継目
    (31、32)を用いてアイレットテープ(22)と結び合わされていて、それ
    らの切断溶接継目(31、32)がアイレットテープ(22)の内側でそのアイ
    レットフリー領域(27)とカバーテープ(30)との間に配置されていること
    を特徴とする結合要素。
  6. 【請求項6】アイレットサポート領域(26)上にカバーテープ(30)が
    載せられている状態で切断溶接継目(31、32)が形成されていて、これらの
    切断溶接継目(31、32)がアイレットテープ(22)の裏返しによりそのア
    イレットフリー領域(27)とカバーテープ(30)との間へともたらされてい
    ることを特徴とする、請求項5に記載の接続要素。
  7. 【請求項7】カバーテープ(30)が、弾性素材、好ましくは弾性生地から
    成っていることを特徴とする、請求項5に記載の結合要素。
  8. 【請求項8】アイレットテープ(22)の折り返しエッジ(28、29)の
    少なくとも1つの領域内に溶接継目(33)が設けられていることを特徴とする
    、請求項5に記載の結合要素。
  9. 【請求項9】請求項4又は5に対応するアイレットテープを製造するための
    方法であって、このアイレットテープを形成するために、アイレットの設けられ
    ているベーステープから切断溶接により対応するセクションが切り離される方法
    において、 セクションを切り離す前にベーステープ(21)のその自由端部の領域内にお
    いてそのアイレットサポート領域(26)上にカバーテープ(30)が載せられ
    、引き続いてベーステープ(21)のセクションもカバーテープ(30)のセク
    ションも切断溶接継目(31、32)により切り離され、ベーステープ(21)
    とカバーテープ(30)がそれらのカッティングエッジ(34、35)に沿って
    互いに結び合わされ、次に、そのように形成されたアイレットテープ(22)が
    、切断溶接継目(31、32)がアイレットテープ(22)のアイレットフリー
    領域(27)とカバーテープ(30)との間へと達するように裏返されることを
    特徴とする方法。
  10. 【請求項10】婦人用下着類の端部領域を互いに結び合わせるための結合要
    素、特にブラジャーのキャリアバンドの端部領域の結合要素であって、インフッ
    クテープが設けられていて、このインフックテープが、1つの又は複数のフック
    の設けられているフックテープと結び合わせられ得て、それらのフックが、1つ
    の又は複数の固定継目を用いてベーステープに固定されていて、フックの縦方向
    に対して平行に延びる縁ゾーンが各々に切断溶接継目を有し、これらの切断溶接
    継目が、フックテープの複数層形成の場合には同時にその個々の層を互いに結び
    合わせる結合要素において、 フックテープ(52)が、そのフックフリー領域(62)に配置されているカ
    バーテープ(63)を有し、このカバーテープ(63)が切断溶接継目(64、
    65)を用いてフックテープ(52)と結び合わされていて、それらの切断溶接
    継目(64、65)がフックテープ(52)の内側でそのフックフリー領域(6
    2)とカバーテープ(63)との間に配置されていることを特徴とする結合要素
  11. 【請求項11】フックサポート領域(61)上にカバーテープ(63)が載
    せられている状態で切断溶接継目(64、65)が形成されていて、これらの切
    断溶接継目(64、65)がフックテープ(52)の裏返しによりそのフックフ
    リー領域(62)とカバーテープ(63)との間へともたらされていることを特
    徴とする、請求項10に記載の結合要素。
  12. 【請求項12】カバーテープ(63)が、弾性素材、好ましくは弾性生地か
    ら成っていることを特徴とする、請求項10に記載の結合要素。
  13. 【請求項13】フックテープ(52)の折り返しエッジ(59、60)の少
    なくとも1つの領域内に溶接継目(69)が設けられていることを特徴とする、
    請求項10に記載の結合要素。
  14. 【請求項14】請求項10に対応するフックテープを製造するための方法で
    あって、このフックテープを形成するために、フックの設けられているベーステ
    ープから切断溶接により対応するセクションが切り離される方法において、 セクションを切り離す前にベーステープ(51)のその自由端部の領域内にお
    いてそのフックサポート領域(61)上にカバーテープ(63)が載せられ、引
    き続いてベーステープ(51)のセクションもカバーテープ(63)のセクショ
    ンも切断溶接継目(64、65)により切り離され、ベーステープ(51)とカ
    バーテープ(63)がそれらのカッティングエッジ(62、67)に沿って互い
    に結び合わされ、次に、そのように形成されたフックテープ(52)が、切断溶
    接継目(64、65)がフックテープ(52)のフックフリー領域(51)とカ
    バーテープ(63)との間へと達するように裏返されることを特徴とする方法。
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