JPH04127209U - 使い捨てエプロン - Google Patents

使い捨てエプロン

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Publication number
JPH04127209U
JPH04127209U JP3313391U JP3313391U JPH04127209U JP H04127209 U JPH04127209 U JP H04127209U JP 3313391 U JP3313391 U JP 3313391U JP 3313391 U JP3313391 U JP 3313391U JP H04127209 U JPH04127209 U JP H04127209U
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JP
Japan
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heat
cut
fold
fold line
side edges
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Pending
Application number
JP3313391U
Other languages
English (en)
Inventor
睦 石川
Original Assignee
大王製紙株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】胴巻き紐および首巻き紐の破断を防止する。 【構成】腹部分2の両側縁の下端から側縁に対して所定
間隔を置いて側縁に平行的に腹部分2の上部まで切り込
み20が施される。この切り込み端20aから斜め下側
に例えば約45度の山折り線21をもって熱接融着側に
折り畳み、さらに切り込み端20aから略水平の山折り
線22をもって熱融着面側に折り畳み、両折り畳み部分
熱融着により一体化させて、側方に延在する胴巻き紐2
3、23が形成されている。胸部分1の両側縁の下端か
ら側縁に対して所定間隔を置いて側縁に平行的に腹部分
1の上部まで切り込み10、この切り込み端10aから
略水平の山折り線11をもって熱接融着側に折り畳み、
さらに切り込み端10aから略その切り込み線10が延
在する方向の山折り線12をもって熱融着面側に折り畳
み、両折り畳み部分熱融着により一体化させて、側方に
延在する首巻き紐13、13が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、簡易に製造でき、また装着も極めて簡易でかつ丈夫な使い捨てエプ ロンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種の使い捨てエプロンが考案されているが、いずれもエプロン本体の 両側の一部を切離して、胴巻き紐と首巻き紐を形成し、両側からの紐の先端部を 相互に着用時に結んで使用するものであった。かかるものの例として、実開昭58 −27316 号公報や同56−19518 号公報に開示されたものがある。 かかる従来エプロンでは、前記紐部を着用時に胴に巻き付ける時には、紐部先 端部を胴部あるいは首部に巻き回した後、それらの先端部相互を結ぶものであっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記公報に例示される従来エプロンは、製造や着用は簡単であるが、着 用時、紐部上端の付け根部分に引っ張り応力が作用し、裂けやすいという問題が ある。特に実開昭58−27316 号公報に示されたものは、単に切り込みのみを形成 するものであるから、製造が容易であり、コスト的に有利である。この場合、使 用者が使用時において切り残し部分を切除することで直ちに使用が可能である。
【0004】 しかるに、たとえ切り込み線の末端において、引っ張り応力を分散させる鍵孔部 分を形成したとしても、着用後の激しい運動によって、シートが一枚であること もあって、破断が生じやすい。
【0005】 そこで本考案の課題は、着用時胴巻き紐や首巻き紐が裂けることを確実に防止 でき、製造が容易であり、コストの増大を可能な限り防ぐことができる使い捨て エプロンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、上部平面形状が略台形の胸部分と、下部平面形状が略方形の腹部 分とからなり、少なくとも片面が熱融着性のエプロン形成用シート材に対して、 前記腹部分の両側縁の下端から側縁に対して所定間隔を置いて側縁に平行的に 腹部分の上部まで切り込み、この切り込み端から斜め下側に20〜80度の山折 り線をもって熱融着側に折り畳み、さらに切り込み端から水平あるいは緩傾斜の 山折り線をもって熱融着面側に折り畳み、両折り畳み部分熱融着により一体化さ せて、側方に延在する胴巻き紐を形成し、 前記胸部分の両側縁の下端から側縁に対して所定間隔を置いて側縁に平行的に 腹部分の上部まで切り込み、この切り込み端から水平あるいは緩傾斜の山折り線 をもって熱接融着側に折り畳み、さらに切り込み端から略その切り込み線が延在 する方向の山折り線をもって熱融着面側に折り畳み、両折り畳み部分熱融着によ り一体化させて、側方に延在する首巻き紐を形成したことで解決できる。
【0007】 また、両首巻き紐相互を熱融着により一体化させると、そのまま使用に供する ことができる。
【0008】
【作用】
本考案では、胴部巻き紐および首巻き紐の付け根部が無理なく2重に折り畳ま れかつヒートシールされてあるから、従来例のように付け根部において着用時に 紐を引っ張って引き裂けるおそれがなく、極めて丈夫なエプロンが形成される。
【0009】 また、上記した紐部の切離、折り返しおよびヒートシールにより目的のエプロ ンを製造できるので、実質的に前記公報記載のエプロンとほぼ同一のコストで製 造できる。
【0010】
【実施例】
以下に図面により本考案の実施例を説明する。 図1に示すように、少なくとも片面、実施例では裏面のみが熱融着性のエプロ ン形成用シート材に対して、たとえば型打ち抜きにより、上部平面形状が略台形 の胸部分1と、下部平面形状が略方形の腹部分2とが成形される。
【0011】 この腹部分2の両側縁の下端から側縁に対して所定間隔を置いて側縁に平行的 に腹部分2の上部まで切り込み20が施される。次に図2のように、この切り込 み端20aから斜め下側に角度θ度(図では約45度としたが、20度〜80度 であればよい。)の山折り線21をもって熱接融着側に折り畳み、さらに図3の ように、切り込み端20aから略水平(あるいは緩傾斜)の山折り線22をもっ て熱融着面側に折り畳み、両折り畳み部分熱融着により一体化させて、側方に延 在する胴巻き紐23、23が形成されている。
【0012】 また、図4のように、胸部分1の両側縁の下端から側縁に対して所定間隔を置 いて側縁に平行的に腹部分1の上部まで切り込み10、この切り込み端10aか ら略水平(あるいは緩傾斜)の山折り線11をもって熱融着側に折り畳み、さら に、図5のように切り込み端10aから略その切り込み線10が延在する方向の 山折り線12をもって熱融着面側に折り畳み、両折り畳み部分熱融着により一体 化させて、側方に延在する首巻き紐13、13が形成されている。
【0013】 さらに、中心側に向かって延在する首巻き紐13、13は、相互に重ね合わさ れて熱融着されている。
【0014】 本考案にかかるエプロンの素材としては、熱融着性を有する、プラスチックラ ミネート加工品、不織布、特に強度の高いスパンボンド不織布、乾式不織布等が 好ましい。上記実施例では、裏面を熱融着面としたが、両面を熱融着面とするこ ともできる。また、使用に際しては、上記の裏面を外面として使用してもよい。
【0015】 さらに、外面は撥水処理することができる。 また熱融着の方法としては、上記熱融着性材料の融点以上の温度で加熱ヘッド を被融着部に押し付けて加熱融着させるいわゆるヒートシール法や、超音波によ り摩擦熱や圧縮熱を発生させる超音波接合方法等を使用できる。 一方、首巻き紐13、13は、商品として供する段階では、予め一体化させる ことなく分離しておき、着用の際に使用者が紐を結んで首に掛けるようにするこ ともできる。
【0016】
【考案の効果】
以上の通り、本考案によれば、着用時胴巻き紐や首巻き紐が裂けることがなく 、製造も簡単でかつ着用も簡単な使い捨てエプロンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエプロンの平面図である。
【図2】胴巻き紐の形成段階の説明図である。
【図3】胴巻き紐の形成段階の説明図である。
【図4】首巻き紐の形成段階の説明図である。
【図5】首巻き紐の形成段階の説明図である。
【符号の説明】
1…胸部分、2…胴部分、10…切り込み、13…首巻
き紐、20…切り込み、23…胴巻き紐

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部平面形状が略台形の胸部分と、下部平
    面形状が略方形の腹部分とからなり、少なくとも片面が
    熱融着性のエプロン形成用シート材に対して、前記腹部
    分の両側縁の下端から側縁に対して所定間隔を置いて側
    縁に平行的に腹部分の上部まで切り込み、この切り込み
    端から斜め下側に20〜80度の山折り線をもって熱融
    着側に折り畳み、さらに切り込み端から水平あるいは緩
    傾斜の山折り線をもって熱融着面側に折り畳み、両折り
    畳み部分を熱融着により一体化させて、側方に延在する
    胴巻き紐を形成し、前記胸部分の両側縁の下端から側縁
    に対して所定間隔を置いて側縁に平行的に腹部分の上部
    まで切り込み、この切り込み端から水平あるいは緩傾斜
    の山折り線をもって熱接融着側に折り畳み、さらに切り
    込み端から略その切り込み線が延在する方向の山折り線
    をもって熱融着面側に折り畳み、両折り畳み部分を熱融
    着により一体化させて、側方に延在する首巻き紐を形成
    したことを特徴とする使い捨てエプロン。
  2. 【請求項2】両首巻き紐相互を熱融着により一体化させ
    た請求項1記載の使い捨てエプロン。
JP3313391U 1991-05-13 1991-05-13 使い捨てエプロン Pending JPH04127209U (ja)

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