JP2003531006A - アンモニアの添加工程を用いた金属硫酸塩含有排水の処理及び高品質化方法 - Google Patents
アンモニアの添加工程を用いた金属硫酸塩含有排水の処理及び高品質化方法Info
- Publication number
- JP2003531006A JP2003531006A JP2001578356A JP2001578356A JP2003531006A JP 2003531006 A JP2003531006 A JP 2003531006A JP 2001578356 A JP2001578356 A JP 2001578356A JP 2001578356 A JP2001578356 A JP 2001578356A JP 2003531006 A JP2003531006 A JP 2003531006A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- ammonia
- wastewater
- sulfate
- waste water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/58—Treatment of water, waste water, or sewage by removing specified dissolved compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/52—Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities
- C02F1/5236—Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities using inorganic agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2101/00—Nature of the contaminant
- C02F2101/10—Inorganic compounds
- C02F2101/20—Heavy metals or heavy metal compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2101/00—Nature of the contaminant
- C02F2101/10—Inorganic compounds
- C02F2101/20—Heavy metals or heavy metal compounds
- C02F2101/203—Iron or iron compound
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2101/00—Nature of the contaminant
- C02F2101/10—Inorganic compounds
- C02F2101/20—Heavy metals or heavy metal compounds
- C02F2101/206—Manganese or manganese compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2101/00—Nature of the contaminant
- C02F2101/10—Inorganic compounds
- C02F2101/20—Heavy metals or heavy metal compounds
- C02F2101/22—Chromium or chromium compounds, e.g. chromates
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、少なくとも金属硫酸塩を含有する排水を処理し、高品質化するための方法であって、この排水に少なくとも一つの塩基を添加して、この金属イオンを金属水酸化物Mea(OH)eの形で沈澱させる工程と、この排水からアルカリ化工程の間に沈殿した沈殿水酸化物を分離する工程と、上記排水に水酸化カルシウムCa(OH)2を添加して、水和した硫酸カルシウムCaSO4を沈澱させる工程と、前工程の間に沈殿した硫酸カルシウムCaSO4を分離する工程とを含んでなることを特徴とする方法に関する。上記方法によって、実質的に金属を含まず、それゆえ高品質化が可能である硫酸カルシウム(白色セッコウ)と同様に高品質化が可能である金属オキシ水酸化物を得ることが可能になる。
Description
【0001】
本発明は工業排水の処理の分野に関する。
【0002】
更に詳しくは、本発明は主に金属硫酸塩を含有し、また硫酸(H2SO4)も含
有する排液の処理に関する。
有する排液の処理に関する。
【0003】
このタイプの排水は、自然環境に廃棄可能である浄化された排水に処理されな
ければならない。過去には、金属硫酸塩を含有するこのタイプの排水を浄化する
ために設計された処理は、排水に水酸化カルシウムCa(OH)2を添加して、
硫酸カルシウムCaSO4・2H2O、言い換えればセッコウの沈殿を得ることか
らなっていた。
ければならない。過去には、金属硫酸塩を含有するこのタイプの排水を浄化する
ために設計された処理は、排水に水酸化カルシウムCa(OH)2を添加して、
硫酸カルシウムCaSO4・2H2O、言い換えればセッコウの沈殿を得ることか
らなっていた。
【0004】
しかしながら、このタイプの方法は、金属硫酸塩を起源とする金属も金属水酸
化物Mea(OH)eの形で沈澱させるという大きな難点を有する。
化物Mea(OH)eの形で沈澱させるという大きな難点を有する。
【0005】
セッコウを有する混合物として得られるこれら化合物を使用する点で、2つの
問題が存在する。
問題が存在する。
【0006】
第1に、リサイクルシステムの入口で課せられる金属濃度しきい値が極めて低
いことを考慮すると、セッコウ中に汚染金属を含有することは、セッコウの高品
質化を極めて困難なものとする。
いことを考慮すると、セッコウ中に汚染金属を含有することは、セッコウの高品
質化を極めて困難なものとする。
【0007】
また、純度の高い状態では白色であるが、金属セッコウ水酸化物により着色さ
れる可能性があるという問題も存在し、白色度指数が重要な要素であるセッコウ
の高品質化を妨げる。
れる可能性があるという問題も存在し、白色度指数が重要な要素であるセッコウ
の高品質化を妨げる。
【0008】
言い換えれば、この方法で最終的に得られるセッコウは工業的に使用不可であ
り、ごみ捨て場に捨てなければならない。結果として、この汚染は単に排液から
固体残渣へと場所を換えるに過ぎない。
り、ごみ捨て場に捨てなければならない。結果として、この汚染は単に排液から
固体残渣へと場所を換えるに過ぎない。
【0009】
本発明の目的は、硫酸の有る場合と無い場合の両方で金属硫酸塩を含有する工
業排水を処理するための方法であって、上述の現状技術による方法の難点を持た
ないものを提供することである。
業排水を処理するための方法であって、上述の現状技術による方法の難点を持た
ないものを提供することである。
【0010】
特に、本発明の一つの目的は、高品質化が可能な製品、言い換えれば工業界に
おいてその後に有用な使用が可能である製品を製造することができるような方法
を提供することである。
おいてその後に有用な使用が可能である製品を製造することができるような方法
を提供することである。
【0011】
結果として、本発明の一つの目的は、ごみ捨て場で貯蔵されなければならない
最終残渣の量を著しく低減することができるような方法を提供することである。
最終残渣の量を著しく低減することができるような方法を提供することである。
【0012】
本発明の更に別な目的は、従来技術による方法に比較して、高い追加コストを
含まずに使用可能であるような方法を提案することである。
含まずに使用可能であるような方法を提案することである。
【0013】
本発明によれば、少なくとも一種の金属硫酸塩を含有する排水を処理する方法
に関する種々の方法を達成することができ、この方法は、 上記排水にアンモニアNH3溶液を添加して、溶液中の硫酸アンモニウム(N
H4)2SO4と金属水酸化物Mea(OH)eの沈澱とを得る工程であって、アン
モニアの添加によって上記排水を塩基性化し、7と9.5の間のpH値を得る工
程と、 前工程の間に沈殿した金属相Mea(OH)eを上記排水から分離する工程と、 上記排水に水酸化カルシウムCa(OH)2を添加して、上記溶液中の硫酸塩
を水和した硫酸カルシウムCaSO4の形で沈殿させる工程であって、Ca(O
H)2の添加量が硫酸カルシウム生成のための化学量論的反応を満足する工程と
、 前工程の間に沈殿した水和した硫酸カルシウムCaSO4を上記排水から分離
する工程であって、残渣は洗浄され高品質化されるものである工程と、 を含んでなることを特徴とする。
に関する種々の方法を達成することができ、この方法は、 上記排水にアンモニアNH3溶液を添加して、溶液中の硫酸アンモニウム(N
H4)2SO4と金属水酸化物Mea(OH)eの沈澱とを得る工程であって、アン
モニアの添加によって上記排水を塩基性化し、7と9.5の間のpH値を得る工
程と、 前工程の間に沈殿した金属相Mea(OH)eを上記排水から分離する工程と、 上記排水に水酸化カルシウムCa(OH)2を添加して、上記溶液中の硫酸塩
を水和した硫酸カルシウムCaSO4の形で沈殿させる工程であって、Ca(O
H)2の添加量が硫酸カルシウム生成のための化学量論的反応を満足する工程と
、 前工程の間に沈殿した水和した硫酸カルシウムCaSO4を上記排水から分離
する工程であって、残渣は洗浄され高品質化されるものである工程と、 を含んでなることを特徴とする。
【0014】
すなわち、本発明は、中和工程を用いて金属硫酸塩中に含有される金属を沈殿
させなければならないことと、このように沈殿した金属オキシ水酸化物を排水か
ら分離した後、硫酸塩を硫酸カルシウムの形で沈殿させ、そして排水から硫酸カ
ルシウムを分離しなければならないことを推奨している。これらの工程はすべて
熱を加えずに、10℃と50℃の間の反応温度で行われる。
させなければならないことと、このように沈殿した金属オキシ水酸化物を排水か
ら分離した後、硫酸塩を硫酸カルシウムの形で沈殿させ、そして排水から硫酸カ
ルシウムを分離しなければならないことを推奨している。これらの工程はすべて
熱を加えずに、10℃と50℃の間の反応温度で行われる。
【0015】
この方法に従って進めることにより、回収された硫酸カルシウムは金属相によ
り汚染を受けない。かくして、回収された硫酸カルシウムは元来の色に相当する
白色がかった色を有し、異なるタイプの工業界、特にセメントあるいはプラスタ
ー業界において高品質化が可能である。
り汚染を受けない。かくして、回収された硫酸カルシウムは元来の色に相当する
白色がかった色を有し、異なるタイプの工業界、特にセメントあるいはプラスタ
ー業界において高品質化が可能である。
【0016】
また、本発明に係る方法は、高品質化が可能である、言い換えれば、工業、特
に製鋼業で有用な使用が可能である沈殿した金属オキシ水酸化物を製造する方法
である。
に製鋼業で有用な使用が可能である沈殿した金属オキシ水酸化物を製造する方法
である。
【0017】
アンモニアを排水に添加すると次の化学反応が起こる。
【化1】
【0018】
水酸化カルシウムCa(OH)2を添加すると、CaSO4化合物が次の反応に
従って部分的に沈殿する。
従って部分的に沈殿する。
【化2】
【0019】
本発明の特に魅力的な好ましいバリエーションによれば、この反応で生成する
アンモニアNH3をストリッピングまたは蒸留して、排水をこの化合物から分離
して浄化させることができる。
アンモニアNH3をストリッピングまたは蒸留して、排水をこの化合物から分離
して浄化させることができる。
【0020】
本発明の好ましいバリエーションによれば、上記ストリッピングまたは上記蒸
留の後に回収されるアンモニアNH3を本方法の始めに戻して、金属を金属オキ
シ水酸化物Mea(OH)eの形で沈澱させる上述の工程で使用することができる
。
留の後に回収されるアンモニアNH3を本方法の始めに戻して、金属を金属オキ
シ水酸化物Mea(OH)eの形で沈澱させる上述の工程で使用することができる
。
【0021】
本方法の効率を改善するために、本方法は、好ましくは排水のpHを増大させ
、約2のpHを有するように設計された予備的な工程を含む。金属硫酸塩を含有
する原排水は、また、2未満の極めて酸性のpHを有し、反応平衡に悪影響を与
えることができるような酸を含有することもある。このタイプの予備的な中和工
程は、この問題の専門家に既知の異なる方法で行ってもよい。
、約2のpHを有するように設計された予備的な工程を含む。金属硫酸塩を含有
する原排水は、また、2未満の極めて酸性のpHを有し、反応平衡に悪影響を与
えることができるような酸を含有することもある。このタイプの予備的な中和工
程は、この問題の専門家に既知の異なる方法で行ってもよい。
【0022】
有利なことには、アルカリ性窒素化合物と炭酸カルシウムまたは水酸化カルシ
ウムとを添加する工程を攪拌しながら行うのが有利であることが注目される。
ウムとを添加する工程を攪拌しながら行うのが有利であることが注目される。
【0023】
更には、本方法を更によく適用するためには、本方法の開始時において、排水
中の金属濃度を3g/lと120g/lとの間にすべきである。
中の金属濃度を3g/lと120g/lとの間にすべきである。
【0024】
結論として、従来技術と比較して、本発明に係る方法を使用して、高品質化が
不能な2つの化合物の混合物の代わりに、高品質化が可能な2つの副生成物、す
なわち、第1には白色のセッコウCaSO4・2H2Oと、第2にはMea(OH
)eとを得ることができる。
不能な2つの化合物の混合物の代わりに、高品質化が可能な2つの副生成物、す
なわち、第1には白色のセッコウCaSO4・2H2Oと、第2にはMea(OH
)eとを得ることができる。
【0025】
本発明及びその種々の利点を更に容易に理解するため、図面を参照しながら実
施の形態を以下に説明する。
施の形態を以下に説明する。
【0026】
この実施の形態によれば、以下の金属の組成と、2.5に近いpHと、20℃
の温度とを有する工業排水をタンク1の中に添加する。
の温度とを有する工業排水をタンク1の中に添加する。
【表1】
【0027】
16.6モル/lのアンモニア(NH3)を排水1リットル当り25ml添加
するが、これは約3のNH3/Feモル比と約9.5の排水のpHに対応する。
するが、これは約3のNH3/Feモル比と約9.5の排水のpHに対応する。
【0028】
次の化学反応が起こり、
【化3】
【化4】
次の一般的な反応が得られる。
【化5】
この反応の結果、主としてオキシ水酸化鉄Fe(OH)xの沈澱を得る。
【0029】
攪拌手段2を用いて1/2時間ないし2時間の攪拌の後、濾過手段3を用いて
この混合物を濾過する。この濾液(濾液1)と乾燥残渣の分析により次の結果を
得る。
この混合物を濾過する。この濾液(濾液1)と乾燥残渣の分析により次の結果を
得る。
【0030】
濾液1の組成:
【表2】
【0031】
金属残渣の元素組成:
【表3】
【0032】
次に、濾液1をタンク4の中に移し、この中に、200mg/lの石灰乳を濾
液11リットル当り88ml添加する。次に、攪拌手段5を用いて、この混合物
を1/2時間攪拌し、次に濾過手段6を用いて、濾過して、濾液(濾液2)と白
色のセッコウ(硫酸カルシウム)の沈殿を回収する。
液11リットル当り88ml添加する。次に、攪拌手段5を用いて、この混合物
を1/2時間攪拌し、次に濾過手段6を用いて、濾過して、濾液(濾液2)と白
色のセッコウ(硫酸カルシウム)の沈殿を回収する。
【0033】
次の反応が起こる。
【化6】
濾液2と白色のセッコウの分析により次の結果を得る。
【0034】
濾液2の組成:
【表4】
【0035】
セッコウの組成:
【表5】
【0036】
得られるセッコウはほぼ純粋であり、極めて僅かな金属残渣を有する。それゆ
え、容易に高品質化することができる。
え、容易に高品質化することができる。
【0037】
次に、濾液2を反応器7中でストリッピングまたは蒸留にかけて、アンモニア
を回収し、この設備の始めに戻す。
を回収し、この設備の始めに戻す。
【0038】
本明細書に記載された本発明の実施形態は、本発明の範囲を制約することを意
図するものではない。それゆえ、本発明の範囲外に出ることなしに多数の改変を
行うことができる。
図するものではない。それゆえ、本発明の範囲外に出ることなしに多数の改変を
行うことができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,
AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B
Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE
,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,
GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I
S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK
,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,
MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P
T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL
,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,
UZ,VN,YU,ZA,ZW
Fターム(参考) 4D011 AA15 AC04 AD03
4D037 AA11 AB12 BA23 BB05 CA14
4D038 AA08 AB36 BB03 BB13 BB18
4G002 AA02 AB02 AC02
4G076 AA14 AB27 BA15 BC02 BE11
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも一種の金属硫酸塩を含有する排水を処理するため
の方法であって、 上記排水にアンモニアNH3溶液を添加して、溶液中の硫酸アンモニウム(N
H4)2SO4と金属オキシ水酸化物Mea(OH)eの沈澱とを得る工程であって
、アンモニアの添加によって上記排水を塩基性化し、7と9.5の間のpH値を
得る工程と、 前工程の間に沈殿した金属相Mea(OH)eを上記排水から分離する工程と、 上記排水に水酸化カルシウムCa(OH)2を添加して、上記溶液中の硫酸塩
を水和した硫酸カルシウムCaSO4の形で沈殿させる工程であって、Ca(O
H)2の添加量が硫酸カルシウム生成のための化学量論的反応を満足する工程と
、 前工程の間に沈殿した水和した硫酸カルシウムCaSO4を上記排水から分離
する工程であって、残渣は洗浄して高品質化できるものである工程と を含んでなることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 上記硫酸塩の沈澱の間に生成したアンモニアNH3をストリ
ッピングまたは蒸留する追加の工程を含んでなることを特徴とする請求項1に記
載の方法。 - 【請求項3】 上記ストリッピングまたは蒸留工程に由来するアンモニアを
、上記金属オキシ水酸化物Mea(OH)eの沈澱を得る工程に戻すことを含むこ
とを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 pHを2以上とする予備的に排水を中和する工程を含んでな
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項5】 上記アンモニア添加工程と上記水酸化カルシウム添加工程が
攪拌しながら行なわれ、これらすべての工程がいかなる熱も加えずに、好ましく
は10℃と50℃の間の反応温度で行なわれることを特徴とする請求項1ないし
4のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項6】 上記排水の金属濃度が本方法の開始時に3と120g/lの
間にあることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項7】 上記排水が2種以上の金属硫酸塩を含有することを特徴とす
る請求項1ないし6のいずれか一つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0005209A FR2808017A1 (fr) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | Procede de traitement d'effluents contenant de l'acide sulfurique et du sulfate de fer mettant en oeuvre une etape d'addition d'ammoniac |
FR00/05209 | 2000-04-21 | ||
FR0007072A FR2808018B1 (fr) | 2000-04-21 | 2000-05-31 | Procede de traitement d'effluents contenant des sulfates metalliques mettant en oeuvre une etape d'addition d'ammoniac |
FR00/07072 | 2000-05-31 | ||
PCT/FR2001/001180 WO2001081255A1 (fr) | 2000-04-21 | 2001-04-17 | Procede de traitement et de revalorisation d'effluents contenant des sulfates metalliques mettant en oeuvre une etape d'addition d'ammoniaque |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003531006A true JP2003531006A (ja) | 2003-10-21 |
Family
ID=26212359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001578356A Pending JP2003531006A (ja) | 2000-04-21 | 2001-04-17 | アンモニアの添加工程を用いた金属硫酸塩含有排水の処理及び高品質化方法 |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6861041B2 (ja) |
EP (1) | EP1274655B1 (ja) |
JP (1) | JP2003531006A (ja) |
KR (1) | KR20030011313A (ja) |
CN (1) | CN1275872C (ja) |
AT (1) | ATE300503T1 (ja) |
AU (1) | AU2001254867A1 (ja) |
BR (1) | BR0110224A (ja) |
CA (1) | CA2406845C (ja) |
CZ (1) | CZ297704B6 (ja) |
DE (1) | DE60112270T2 (ja) |
EA (1) | EA004157B1 (ja) |
ES (1) | ES2247099T3 (ja) |
FR (1) | FR2808018B1 (ja) |
MX (1) | MXPA02010330A (ja) |
NO (1) | NO324017B1 (ja) |
PL (1) | PL358091A1 (ja) |
WO (1) | WO2001081255A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT413697B (de) * | 2001-11-07 | 2006-05-15 | Andritz Ag Maschf | Verfahren zur behandlung säurehältiger abwässer |
US8043585B2 (en) * | 2008-01-15 | 2011-10-25 | Vale Inco Limited | Liquid and solid effluent treatment process |
ES2349380B1 (es) * | 2009-01-30 | 2011-10-25 | Fundacion Investigacion E Innovacion Para El Desarrollo Social | Sistema para la obtencion de hidroxido calcico a partir de sulfato calcico. |
ES2387084B1 (es) * | 2011-02-22 | 2013-08-19 | Fundacion Centro De Innovacion Y Demostracion Tecnologica | Regeneración y depuración de aguas residuales y fertilizacion para el riego agricola |
ES2393023B1 (es) * | 2011-06-01 | 2014-04-16 | Jochen Scheerer | Procedimiento de depuración y regeneración de aguas residuales urbanas y sistema. |
CN102351231A (zh) * | 2011-06-28 | 2012-02-15 | 攀枝花市微创科技开发有限公司 | 钛白副产物硫酸亚铁资源化利用方法 |
CN104528898B (zh) * | 2014-12-16 | 2017-03-29 | 湖北万润新能源科技发展有限公司 | 高浓度氮、磷、硫废水资源的回收方法 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US961764A (en) * | 1906-02-26 | 1910-06-21 | William Richard Cathcart | Process of utilizing by-product metallic salts and ammoniacal liquor. |
US997237A (en) * | 1909-06-08 | 1911-07-04 | John Lawson Cameron | Preparation of iron compounds. |
US2151261A (en) * | 1938-02-05 | 1939-03-21 | Leland D Bartlett | Recovering metal values |
US2271524A (en) * | 1940-04-15 | 1942-02-03 | Little Inc A | Treatment of waste pickling liqyuirs |
US2333672A (en) * | 1941-05-31 | 1943-11-09 | Charlotte Chemical Lab Inc | Process of producing alkaline sulphates from ferrous sulphate |
US2374454A (en) * | 1942-10-23 | 1945-04-24 | Charlotte Chemical Lab Inc | Production of iron oxide |
US2416744A (en) * | 1943-04-09 | 1947-03-04 | Charles B Francis | Process for the utilization of ferrous sulphate solutions in the manufacture of other sulphates |
US2427555A (en) * | 1944-12-02 | 1947-09-16 | Colorado Fuel & Iron Corp | Process of treating ferrous sulphate solutions |
US2642334A (en) * | 1947-09-20 | 1953-06-16 | Anthony L Nugey | Method of neutralizing industrial waste |
US2529874A (en) * | 1947-09-27 | 1950-11-14 | Mellon Inst Of Ind Res | Process for manufacturing ammonium salts and magnetic iron oxide from solutions of ferrous salts |
US2639222A (en) * | 1949-11-22 | 1953-05-19 | Marblehead Lime Company | Treatment of acid waste liquors |
US2692229A (en) * | 1952-05-05 | 1954-10-19 | Smith Corp A O | Disposal of waste pickle liquor |
US2798802A (en) * | 1954-05-27 | 1957-07-09 | Chemical Construction Corp | Method for the treatment of waste ferrous sulfate liquors |
US2845332A (en) * | 1954-09-24 | 1958-07-29 | Jones & Laughlin Steel Corp | Production of ammonium sulfate and ferrous carbonate from ferrous sulfate-containing solutions |
US3261665A (en) * | 1962-11-05 | 1966-07-19 | Du Pont | Process for the treatment of waste sulfuric acid pickle liquor |
US3375066A (en) * | 1963-08-24 | 1968-03-26 | Yawata Chem Ind Co Ltd | Process for the continuous production of gypsum and iron oxide from waste sulfuric acid pickle liquor and a calcium compound |
US3927173A (en) * | 1974-02-22 | 1975-12-16 | Armco Steel Corp | Treatment of acid waste waters to produce ferromagnetic sludges |
US3981966A (en) * | 1974-07-26 | 1976-09-21 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Zinc recovery from acidic aqueous streams |
GB1454933A (en) * | 1974-10-12 | 1976-11-10 | Tioxide Group Ltd | Process for the treatment of acidic waste liquid containing dissolved salts |
US6139753A (en) * | 1997-03-21 | 2000-10-31 | Geo2 Limited | Method for treating acidic waste water |
-
2000
- 2000-05-31 FR FR0007072A patent/FR2808018B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-04-17 EP EP01927985A patent/EP1274655B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 MX MXPA02010330A patent/MXPA02010330A/es active IP Right Grant
- 2001-04-17 CA CA002406845A patent/CA2406845C/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-04-17 BR BR0110224-9A patent/BR0110224A/pt not_active Application Discontinuation
- 2001-04-17 ES ES01927985T patent/ES2247099T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 EA EA200201120A patent/EA004157B1/ru not_active IP Right Cessation
- 2001-04-17 AU AU2001254867A patent/AU2001254867A1/en not_active Abandoned
- 2001-04-17 PL PL01358091A patent/PL358091A1/xx not_active Application Discontinuation
- 2001-04-17 AT AT01927985T patent/ATE300503T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-04-17 US US10/257,829 patent/US6861041B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-04-17 KR KR1020027014136A patent/KR20030011313A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-04-17 DE DE60112270T patent/DE60112270T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-17 CZ CZ20023483A patent/CZ297704B6/cs not_active IP Right Cessation
- 2001-04-17 CN CNB018083668A patent/CN1275872C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-04-17 JP JP2001578356A patent/JP2003531006A/ja active Pending
- 2001-04-17 WO PCT/FR2001/001180 patent/WO2001081255A1/fr active IP Right Grant
-
2002
- 2002-10-18 NO NO20025025A patent/NO324017B1/no not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2406845C (en) | 2009-04-21 |
NO20025025L (no) | 2002-11-20 |
FR2808018A1 (fr) | 2001-10-26 |
WO2001081255A1 (fr) | 2001-11-01 |
KR20030011313A (ko) | 2003-02-07 |
US20040089612A1 (en) | 2004-05-13 |
DE60112270D1 (de) | 2005-09-01 |
CA2406845A1 (en) | 2001-11-01 |
AU2001254867A1 (en) | 2001-11-07 |
FR2808018B1 (fr) | 2002-07-12 |
EP1274655A1 (fr) | 2003-01-15 |
NO324017B1 (no) | 2007-07-30 |
ES2247099T3 (es) | 2006-03-01 |
EA200201120A1 (ru) | 2003-04-24 |
BR0110224A (pt) | 2003-01-28 |
DE60112270T2 (de) | 2006-05-24 |
CZ20023483A3 (cs) | 2003-04-16 |
CZ297704B6 (cs) | 2007-03-07 |
NO20025025D0 (no) | 2002-10-18 |
EP1274655B1 (fr) | 2005-07-27 |
PL358091A1 (en) | 2004-08-09 |
CN1275872C (zh) | 2006-09-20 |
ATE300503T1 (de) | 2005-08-15 |
MXPA02010330A (es) | 2004-09-06 |
US6861041B2 (en) | 2005-03-01 |
EA004157B1 (ru) | 2004-02-26 |
CN1424987A (zh) | 2003-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5888404A (en) | Method for treating waste water sludge | |
RU2238246C2 (ru) | Способ уменьшения концентрации растворенных металлов и металлоидов в водном растворе | |
AU7779098A (en) | A process for the treatment of effluent streams | |
EP0703874A1 (en) | Method for the treatment of water treatment sludge | |
JP2003531006A (ja) | アンモニアの添加工程を用いた金属硫酸塩含有排水の処理及び高品質化方法 | |
JPH07172824A (ja) | 硫酸根含有高塩基性塩化アルミニウム溶液の製造方法 | |
WO2005068358A1 (en) | Production of 'useful material(s)' from waste acid issued from the production of titanium dioxyde | |
KR20040079948A (ko) | 아연 및 염화물 이온의 존재 하에서 음이온 착체를형성하지 않는 제 2 금속을 분리하는 방법 | |
JPS61192386A (ja) | 重金属錯体を含む廃水の処理方法 | |
JP4039820B2 (ja) | 排水の処理方法 | |
JP2002528378A (ja) | 塩化ナトリウム水溶液の製造方法 | |
ZA200208516B (en) | Method for treating and upgrading effluents containing metallic sulphates using an ammonia addition step. | |
JP3282452B2 (ja) | 排水中のセレン除去方法 | |
JP2002126693A (ja) | 廃棄物の処理方法 | |
KR102530614B1 (ko) | 바이오황과 산화반응을 이용한 석고 제조방법 및 그 이용 | |
KR860000469B1 (ko) | 황산법에 의한 산화티탄 제조시 발생하는 폐황산의 처리방법 | |
RU2085509C1 (ru) | Способ очистки щелочных сточных вод, неорганический коагулянт для очистки щелочных сточных вод и способ его получения | |
JP2003088880A (ja) | 硫酸カルシウムを用いた水溶性リンの除去方法 | |
JPS62192588A (ja) | 塩化鉄水溶液中のクロム,ニツケルの除去方法 | |
JPH02233520A (ja) | 水溶性ストロンチウム塩からのバリウムの分離法 | |
WO1998051616A1 (en) | Process for the production of gypsum from sulphuric acid containing waste streams | |
RU1824379C (ru) | Способ получени водорастворимых солей бари из твердых отходов после выщелачивани плава сульфида бари | |
SU852800A1 (ru) | Способ очистки водных растворовОТ СЕРОВОдОРОдА | |
JPH08132067A (ja) | 硫酸と銅とを含む排水の処理方法 | |
JPS5934650B2 (ja) | 高純度クロム酸アルカリの製造法 |