JP2003530812A - ピーク検出器を備える安定器 - Google Patents

ピーク検出器を備える安定器

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JP2003530812A
JP2003530812A JP2001575784A JP2001575784A JP2003530812A JP 2003530812 A JP2003530812 A JP 2003530812A JP 2001575784 A JP2001575784 A JP 2001575784A JP 2001575784 A JP2001575784 A JP 2001575784A JP 2003530812 A JP2003530812 A JP 2003530812A
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ジョハン、シー.ハルバースタッド
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Koninklijke Philips NV
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Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 この発明はエネルギー源から負荷へ電気的なエネルギーを供給するためのエネルギーコンバータに関する。このコンバータは、一次側および二次側を有し、この二次側が前記負荷に接続されるように設けられているトランスフォーマーを備えている。少なくとも第1および第2の制御可能なスイッチが互いに直列に配置されている。このエネルギーコンバータはさらに、前記トランスフォーマーの一次側に交流電流を生成するために、前記第1および第2のスイッチが開放および閉とすること伴う制御信号を生成するための制御装置を備え、この制御装置は、前記第1および第2のスイッチスイッチングの瞬間を決定するために第1のスイッチと第2のスイッチとの間のノードにおける単位時間当たりの電圧の変化の値に関連するまたはこれに等しい量の値を閾値と比較する手段としての比較器を備えている。この制御装置は、前記量の達成された最大値を決定すると共に、この量の決定された最大値に基づいて前記閾値を決定するために設けられている。その結果、前記比較器の遅延が、近接容量モードにおいて、スイッチングが最小スイッチング損失で行なわれている間に、補償されるようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、エネルギー源から負荷へと電気的エネルギーを供給するエネルギ
ーコンバータに係り、特に、一次側と二次側とを有し、二次側は動作時に前記負
荷に接続されたトランスフォーマーと、少なくとも第1および第2の直列接続さ
れ、動作時にはエネルギー源に接続され制御可能なスイッチと、前記第1および
第2のスイッチに対して逆並列接続されたダイオードと、を備えるエネルギーコ
ンバータに関し、また、前記トランスフォーマーの一次側において交流電流を生
成するために前記第1および第2のスイッチが開とされたり閉とされたりするの
に伴って制御信号を生成する制御装置を備え、さらにこの制御装置が前記第1お
よび第2のスイッチのスイッチングの瞬間を決定するために、前記第1および第
2のスイッチの間のノードにおける単位時間当たりの電圧の変化に関連するまた
はこれに等しい量の値を閾値と比較するための手段を備えるエネルギーコンバー
タに関するものである。
【0002】 このタイプのエネルギーコンバータは、それ自体が、とりわけ米国特許第5,
075,599号および米国特許第5,696,431号より公知である。この
コンバータにおいては、負荷はしばしば整流器であり、エネルギー源はDC電圧
源である。負荷と共に、このエネルギーコンバータは、その対象としてエネルギ
ー源のDC入力電圧を負荷のDC出力電圧へと変換しなければならない。しかし
ながら、この負荷は整流器以外のその他の異なる装置により構成されていても良
く、この装置には交流の電圧が供給されている。したがって、エネルギーコンバ
ータは、特に、DC/DCコンバータおよびDC/ACコンバータにより構成さ
れている。
【0003】 エネルギーコンバータの満足な動作のためには、交流電流を生成するためのス
イッチが丁度良い瞬間にオン切換およびオフ切換される。これらのスイッチがオ
ン切換およびオフ切換される周波数は、このコンバータの動作のモードを定義し
ている。もしも周波数が充分に高いならば、このエネルギーコンバータは規則的
な誘導モードで動作している。このモードにおいては、トランスフォーマーの一
次側を流れる電流の位相は、ノードにおける電圧の位相に追従している。電流誘
導スイッチが開とされた後に、および他のスイッチのダイオードが電流の誘導を
開始した後は、他のスイッチが開とされる。その場合には、スイッチング損失は
ない。両方のスイッチが開とされる時間間隔は、非重複(non-overlap)時間と
して参照されることになる。
【0004】 このコンバータは、複数のスイッチのスイッチング周波数、したがってトラン
スフォーマーの一次側を流れる交流電流の周波数が、この交流電流が少なくとも
ノードにおけるこの交流電流とほとんど同相となる点にまで、低減されたときに
近似容量モードで動作する。電流誘導スイッチが開とされた後で、かつ、このス
イッチに対して互いに逆並列に配置されたダイオードが誘導を開始する前に、ト
ランスフォーマーの一次側を流れる電流の方向は反転される。その場合にもしも
他のスイッチが閉とされているならば、ハードスイッチング(hard switching―
強引な切換―)が行なわれる。このことは、関連するスイッチをまたいで電圧差
があるときに、切換が瞬時に行なわれることを意味している。これはスイッチン
グ損失を結果するであろう。
【0005】 一般的は、エネルギーコンバータは誘導モードにおいて動作することが望まれ
ている。この目的を達成するために、非重複時間がハードスイッチングすなわち
スイッチング損失を防止するのに充分に長い時間となるように選択されているこ
とは重要である。しかしながら、余りに長い非重複時間の場合にはハードスイッ
チングもまた発生してスイッチング損失が生じることになるので、最大値を制限
されている。
【0006】 誘導モードで動作するエネルギーコンバータ用の重複時間を決定するために、
第1および第2のスイッチのノードにおける単位時間当たりの電圧の変化の値に
関係するまたは等しくなる量の値を、閾値と比較すると共に、他方で第1および
第2のスイッチの切換の瞬間を決定するための手段を備える制御装置を提供する
ことは公知である。より具体的には、他方のスイッチが閉とされる瞬間は、エネ
ルギーコンバータのキャパシタンスを介して流れる電流を計測することにより決
定され、このキャパシタンスは、それが単位時間当たりのノードでの電圧の変化
の値を低減させるような方法によって、エネルギーコンバータ内に組み入れられ
ている。他方のスイッチは、この電流の値が低減して相対的に小さな正の閾値に
等しくなったその瞬間に閉とされる。実践的な仕上げにしたがって、切換の瞬間
は、比較器の手段を用いて、電流感知抵抗の電圧を参照電圧と比較することによ
って決定される。この感知抵抗は、前記キャパシタンスに直列に配置されていて
も良いし、または、容量性電流分割器を介する交流電流通路内に組み入れられて
いても良い。公知のエネルギーコンバータの欠点は、相対的に小さな入力信号お
よび相対的に小さな傾斜(スロープ)に基づいて動作している比較器が、遅延さ
せられた方法で反応することができるということである。その結果、関連するス
イッチは、遅れすぎて切り換えられるかもしれない。これは、言い換えると、こ
の誘導モードにおいてはハードスイッチングが今までのところ発生しており、切
換損失を結果することを意味している。
【0007】 この発明の目的は、上述した問題の解決方法を提供することにある。また、こ
の発明の更なる目的は、近似容量モードで動作しているときに、スイッチング損
失を最小にまで低減することのできるエネルギーコンバータを提供することにあ
る。
【0008】 この発明によれば、エネルギーコンバータは前記量の到達した最大値を決定し
て、この量の決定された最大値に基づいて、前記閾値を決定するために設けられ
ている。閾値は前記量の決定された最大値に基づいて決定されているので、前記
遅延、および前記制御装置内でおそらく用いられる比較器を補償することが可能
となる。
【0009】 この閾値は、エネルギーコンバータが近似容量モードで動作するときに、ノー
ドにおける交流電圧が極度値に達したときに関連するスイッチが閉とされるよう
な方法での最大値に基づいて、個別的に選択することができる。この極度値は、
スイッチング損失を最小にすることを結果している。その理由は、その瞬間に閉
とされるスイッチを横切る電圧差が最小であるからである。
【0010】 とりわけ、閾値は最大値を、0と1との間の値を有する因数K倍したものに等
しい。この因数Kは、スイッチング損失が近似容量モードにおいて最小となるよ
うに、特に選択されるようにしても良い。誘導モードにおいては、このKは、重
複時間がスイッチング損失が全く存在していない非重要な値を有するように保持
される。
【0011】 したがって、トランスフォーマーの一次側を流れる交流電流の周波数が低いた
めに交流電流が少なくともノードの電圧と同相となるときに、ノードの電圧は極
度値となるものと仮定した瞬間に、複数のスイッチングの瞬間のうちの1つが一
致するように、因数Kが決定されることが好ましいことになる。したがって、こ
の因数Kは、近似容量モード内でスイッチング損失が最小となるように決定され
ている。
【0012】 このエネルギーコンバータはまた、好ましくは、単位時間当たりの電圧の変化
の値を制限するためのキャパシタンスを少なくとも備えており、前記電圧の変化
の値はキャパシタンスを流れる電流の値に関連する前記量の値である。もしもこ
のキャパシタンスが現れていないならば、単位時間当たりのノードにおける電圧
は非常に大きな変化を有するであろうし、寄生容量に依存することになるであろ
う。半導体スイッチが大きな寄生容量を有しないならば、それ故に単位時間当た
りのノードにおける電圧の変化の値を制限するためのキャパシタンスを備えるこ
とは長所である。
【0013】 後の場合、複数のスイッチングの瞬間のうちの1つがキャパシタンスを流れる
電流がゼロの瞬間と一致するのに対して、トランスフォーマーの一次側を流れる
交流電流が低いためにこの交流電流が少なくともノードにおける電圧と実質的に
同相となるときに、前記瞬間の前の電流の値がゼロにまで減少するようにして、
因数Kは決定されている。したがって制御装置は、第1の測定用キャパシタンス
を介して前記最大値を決定するためのノードに接続された電流ピーク検出器を備
えている。
【0014】 この変形例の更なる合成にしたがい、制御装置はさらに、前記ピーク電流検出
器に接続されて前記因数Kにより前記最大値を乗算する乗算器と、第2の測定用
キャパシタンスと、前記乗算器の出力に接続されると共に前記第2の測定用キャ
パシタンスを介して前記ノードに接続された比較器とを備え、前記比較器は、前
記ピーク検出器の出力信号がこの比較器の出力信号と等しくなった瞬間を決定す
るために設けられている。
【0015】 一般的には、第1および第2のキャパシタンスは、この場合少なくとも1つお
よび同一のキャパシタンスにより形成されている。
【0016】 これらおよび他のアスペクトは、以下に説明される実施形態から明らかであっ
て、またこれら実施形態にしたがって明らかとなるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1における参照番号1は、エネルギーコンバータの可能な実施形態を示して
いる。このエネルギーコンバータは、この技術分野の状態にしたがったおよびこ
の発明に係るエネルギーコンバータとしての、エネルギーコンバータの形態であ
っても良い。この技術の状態にしたがって活性化された(アクティブな)エネル
ギーコンバータがまず議論される。
【0018】 この実施形態において、エネルギーコンバータ1は共振半ブリッジコンバータ
として構成されている。このエネルギーコンバータ1はエネルギー源Vs、この
実施形態の場合DCエネルギー源からの負荷Zload' への電気的エネルギーの供
給のために設けられている。この実施形態においては、エネルギー源VsがDC
電圧Voを生成している。エネルギーコンバータは、一次側Tpと二次側Tcと
を有するトランスフォーマーTを備えている。さらに、エネルギーコンバータは
互いに直列に配置された、第1の制御可能な半導体スイッチShと、第2の制御
可能な半導体スイッチSlとを備えている。第1のスイッチShおよび第2のス
イッチSlは、ノードKで相互接続されている。この第1および第2のスイッチ
ShおよびSlは、例えば、トランジスタ、サイリスタ、MOSFET等であっ
ても良い。第1のスイッチShは、本体ダイオードd1に逆並列に配置されてい
る。第2のスイッチSlは、本体ダイオードd2に逆並列に配置されている。ノ
ードKは、コイルL1を介してトランスフォーマーTの一次側Tpに接続されて
いる。エネルギーコンバータはさらに、コイルL1を備えるキャパシタンスC1
を備えており、一次側TpおよびキャパシタンスC1は互いに直列になるように
配置されている。この実施形態においては、キャパシタンスC1は、トランスフ
ォーマーTの一次側Tpと接地との間に配置されている。この実施形態において
は、電力供給源Vsの一方側もまた、接地に接続されている。しかしながら、前
記電力供給源Vsの接地に接続されていない側にキャパシタンスC1を接続する
こともまた選択的に可能である。
【0019】 エネルギーコンバータはさらに、トランスフォーマーTの二次側Tcにおいて
負荷Zload' に並列に配置されたキャパシタンスC2’を備えている。この負荷
Zload' は交流電圧で動作する装置であっても良い。この装置は言い換えると、
例えばDC電圧を得るための整流器であっても良い。
【0020】 エネルギーコンバータはさらに、単位時間当たりノードKでの電圧の変化の値
を滑らかにするように配置されたキャパシタンスChbを備えている。今実施形態
においては、キャパシタンスChbは、ノードKと接地との間に配置されている。
しかしながら、キャパシタンスChbは、電力供給源Csの接地電位に接続されて
いない側とノードKとの間に選択的に配置されていても良い。またこれと選択的
にキャパシタンスChbは、原理的にはエネルギーコンバータの構成要素の寄生容
量により構成されていても良い。
【0021】 エネルギーコンバータはさらに、それぞれリード12,13を介して第1およ
び第2のスイッチSh,Slを制御するための制御装置Cntを備えている。した
がって、この制御装置Cntは、第1および第2のスイッチSh,Slが開および
閉とされた瞬間を定義している。この実施形態においては、制御装置の入力はリ
ード11を介してノードKに接続されている。
【0022】 キャパシタンスC2’および負荷Zload' がトランスフォーマーTの一次側で
公知のやり方により変換されたときに、図2に示されるように、図1のエネルギ
ーコンバータの等価回路図が得られる。コイルL2は、トランスフォーマーTに
置き換わり、キャパシタンスC2はキャパシタンスC2’に置き換わり、Zload
がZload' に置き換わることになる。
【0023】 図2はこれから明らかにされるであろう、幾つかの電流および電圧を示してい
る。ノードKにおける電圧Vhbは、通常の使用中は矩形波となっている。転送特
性を計算するために、第1の調波近似値が用いられ、ここでは基本的な周波数の
みが考慮される。高調波は、これらの構成要素の周波数がエネルギーコンバータ
の共振周波数からは、はるかに遠く離れているため、無視することができる。さ
らに、これらの高調波の出力Zloadへの寄与が無視できることは持続する。
【0024】 もしもキャパシタンスC1が充分な値を有しているならば、これもまた無視す
ることができる。もしもZloadが無限に大きなインピーダンスを有しているのな
らば、これは共振周波数で持続する:
【0025】
【数1】 この場合、LpはコイルL1およびL2の並列配置である:
【0026】
【数2】 しかしながら実際には、Zloadは無限のインピーダンスとなるであろうし、共
振周波数のシフトを結果している。
【0027】 図3aは、誘導モードにおいてエネルギーコンバータが動作するときの波形を
示している。ここで、Hsゲートは、第1のスイッチShへと与えられるスイッ
チング信号である。このスイッチング信号がハイのとき、スイッチShは閉、す
なわち導通している。この信号Hsゲートは、制御装置Cntによりこのスイッチ
へと与えられる。信号Lsゲートは、制御装置Cntにより第2のスイッチSlに
対して与えられる制御信号である。これによって、両方のスイッチが同時に閉と
はならないであろうと思われる。もしもこれ(両方のスイッチが同時に閉となる
こと)がこの場合のようであったとしたら、それは短絡回路となるであろう。他
の信号の意味(有意性)は、図3aから直接に明らかである。誘導モードにおい
て、電流Iidの位相は、半ブリッジ回路の電圧Vhb(の基本調波)、すなわちこ
の実施形態においてはノードKにおける電圧、を追従している。電圧Vhbの基本
調波は、電流Iind の線図(ダイヤグラム)においては破線によって示されてい
る。導通しているスイッチ(例えば、第1のスイッチSh)が瞬間t0で開にな
った後は、電流Iind はキャパシタChbを変化させるであろう。他方のスイッチ
Sl(このスイッチは丁度開とはなっていないスイッチである)の本体ダイオー
ド(d2)導通を開始し、この他方のスイッチSlを瞬間t1で閉とすることが
できる。その後、このスイッチには注目するような電圧はなくなる。この場合、
スイッチング損失もなくなる。両方のスイッチが開となっている瞬間t0−t1
の間隔は、この場合は、非重複時間として参照されている。この現象は、スイッ
チSlが瞬間t2で開とされると共にスイッチShが瞬間t3で閉とされたとき
に、反転された電圧および電流により繰り返されるが、本体ダイオードd1は電
流を導通させる。非重複時間は瞬間t2からt3の区間である。
【0028】 図3aは、Hs/LsFetおよびLsダイオードの手段により、Iind がも
しも0よりも大きいならば、電流Iind はスイッチSh,スイッチSlまたはこ
のスイッチSlに並列配置されたダイオードd2内を流れることを示している。
同様に、Hs/LsFetおよびHsダイオードは、電流Iind が0よりも小さ
いときに、この電流はスイッチSh,スイッチSlおよびスイッチShに逆並列
に配置されたダイオードd1内を流れている。
【0029】 図3bは、電流Iind が電圧Vhb(の基本調波)とほとんど同相となるが依
然として誘導的である点にまで、エネルギーコンバータのスイッチング周波数が
低減されたときの図3aの線図を示している。導通スイッチShまたはSlが開
となった後に、電流Iind は、キャパシタンスChbへの充電を開始するであろ
うが、他のスイッチのダイオード(d1またはd2)が導通を開始する前に、電
流Iind の方向は反転される。この電流Iind の方向が反転された瞬間に、Vhb
の傾斜は、0に等しくなる。図3bから明らかなように、ノードKにおける電圧
Vhbは、瞬間t1ではスイッチShへ与えられる電力供給電圧Vsよりも小さく
なっている。換言すれば、スイッチShを越える(跨ぐ)電圧となる。スイッチ
Shが引き続いて瞬間t1で閉となった(Hsゲートがハイとなった)ときに、
ハードスイッチングがスイッチング損失の発生時に行なわれる。スイッチShを
越える電圧第2の一部分の範囲内から消えて、ノードKにおける電圧および電圧
Vhbは、電力供給源Vsの電力供給電圧の値へと飛び越える(ジャンプ)ことに
なる。これは、図3bに示されるように、瞬間t1の後に、Ichb の短く継続す
る電流のピークを結果することになる。この現象は、スイッチShが瞬間t2で
開とされたときで、引き続いてスイッチSlが非重複時間t3−t2が経過した
後で瞬間t3で閉とされたときに、繰り返されることになる。ハードスイッチン
グはまた、スイッチSlが閉とされたときにも行なわれている。図3bにより説
明されたモードは、近似容量モードとして引用される。
【0030】 図3cの線図において、エネルギーコンバータの周波数は、電流Iind が半ブ
リッジ電圧Vhb(の基本調波)と同相となるか、または同相の半ブリッジ電圧を
導くかする点にまで低減されている。その場合、キャパシタChbは全く変化しな
い。これは、瞬間t0およびt1の間で電圧Vhbが0に等しいままである図3c
から明らかである。したがってスイッチShが瞬間t1で閉とされたときに、こ
のスイッチを越える電圧差は電力供給電圧Voに等しくなる。スイッチShが閉
とされたとき、ハードスイッチングが再び行なわれてスイッチング損失が生じる
ことになる。
【0031】 エネルギーコンバータが活性化されている所望のモードは、電流Iind が誘導
されてスイッチング損失が最小である、図3aにしたがったモードである。満足
な動作のために、非重複時間(t0−t1およびt2−t3)が、電圧Vhbの有
限な立ち上がり時間および減衰時間の結果としてのハードスイッチングを防止す
るために充分に長くなるように選択されなければならない。事実、図3aに示さ
れているように、電圧Vhbはt0とt1との間ですばやく上昇するが、この場合
Vhbがその最大値に到達してしまう前に、およそ(t0−t1)/2秒を要する
ことになる。一方、最大値はまた、電流Iind がその方向を再び反転させる前に
他のスイッチSlが閉とされなければならないので、非重複時間が拘束される最
大値となる。もしもこの場合でないならば、ハードスイッチングがまた行なわれ
ることになる。
【0032】 現在のシステムにおいて、重複時間を決定するための2つのやり方がある。1
つは、固定された非重複時間の使用により行なわれる。これは、固定の遅延時間
が経過した後でかつ導通しているスイッチが開となった後に、反対側のスイッチ
が閉となるという簡単な方法である。しかしながら、非重複時間を調整可能な方
法により実施することもまた公知である。スイッチSlのスイッチングの瞬間は
キャパシタンスChb内の電流の値が0の方向に減少するときにこの電流が小さな
正の値で流れる瞬間により決定される。この正の値Idet は、図4aのb1の波
形図に示されている。この図4aのb1において、エネルギーコンバータは誘導
モード、すなわち図3aによるモードで動作している。この実施形態においては
スイッチSlが瞬間t0で開となる。スイッチShは、既に開となってしまって
いる。瞬間t0で、電圧Vhbは増加し始める。電流Ichb は、瞬間t0からまた
0に向かって減少し始める。、電流Ichbが瞬間t4でIdet と等しくなったと
きに、非重複時間が終了する瞬間、すなわちスイッチShを閉とすることができ
る瞬間をその反転がトリガーするようにして決定されている。(Vhbの負の傾斜
において、全ての極性が反転されると共に、スイッチSlを閉とすることができ
る瞬間が同様にして決定されている。)比較器はしばしば、Ichb がIdet と等
しくなる瞬間を決定するために用いられている。しかしながら、この比較器は瞬
間t4の後、この具体例では瞬間t1の後暫くの間、前記他のスイッチShが閉
となることを結果する反応時間を有している。しかしながら、この遅延は余りに
長いのでIchb の電流方向がその間に反転されている。これは、電圧Vhbが、既
に低減し始めているので、実質的な電圧はスイッチShが閉のときにこのスイッ
チを越えて現れている。したがって、ハードスイッチングが再び行なわれる。こ
のことは図4bのb2に示されている。
【0033】 この発明によれば、所定の量、この実施例では電流Ichb の達成されるべき最
大値を決定するための制御装置Cntを適用することにより、多少とも解決されて
おり、その後、決定された最大値に基づいて閾値が決定されている。特に、この
実施形態における閾値最大値Ichb の因数K倍に等しくなるように選択されてお
り、Kは0から1の間の数値を有している。したがって、制御装置には、ノード
Kにおける単位時間当たりの電圧の変化に関係または等しくなるような量の値を
一方では(この実施例では電流Ichb またはdVhb/dt )閾値と比較し、他方で
はスイッチングの瞬間を決定するための手段を設けている。この実施形態におい
ては、少なくともスイッチShおよびSlが閉とされたスイッチングの瞬間がこ
のようにして決定される。これらのスイッチが開とされる瞬間は公知のやり方に
より決定されていても良い。
【0034】 この目的を達するために、制御装置には、キャパシタンスCsを介してノード
Kに接続されているピーク電流検出器P1が設けられている。ピーク検出器P1
の出力は、2つの直列配置された乗算器M1およびM2を介して比較器Comp1に
接続されている。さらにこの比較器Comp1は、乗算器M3およびキャパシタンス
Csを介してノードKに接続されている。比較器Comp1の出力はプロセッサP2
に接続されており、このプロセッサP2はリードl2を介してスイッチShに接
続されると共にリードl2を介してスイッチSlに接続されている。
【0035】 電流Ichb は、Cs×dVhb/dt に等しいまま持続する。さらに、Vhbが変化
しているときの期間中(t0およびt4の間と、t2およびt5の間の期間)、
式3の状態が持続することが容易に確実にすることができる。
【0036】
【数3】 制御装置は以下のように動作する。 ピーク検出器P1は電流Icsの最大値を決定している。この電流Icsの最大値
はまた、Vhb(Vhb/dt max)の最大傾斜における測定(measure)である。この
ことは、これが第1および第2のスイッチ間のノードKにおける単位時間当たり
の電圧の変化の最大値に関連する量の測定であることを意味している。したがっ
て、単位時間当たりの電圧の変化の値に関連する量は、この実施形態においては
電流Icsである。ピーク検出器は、この電流Icsの最大値を決定している。この
値Ics maxは、乗算器M1において値Kにより乗算され、このKは0および1の
間の値を仮定しても良い。乗算器M2は、乗算器M1の出力信号を因数Cで乗算
している。この実施例では、この因数Cは1となるように選択されている。値K
×Ics maxはこの実施例では閾値として機能している。乗算器M3はまた値Ics
を因数Cにより乗算している。この実施例においては、因数Cは、上述したよう
に1となるように選択されているので、比較器1は、Icsの値を上述した閾値と
比較している。
【0037】 誘導モードにおいては、電流Iind は時間間隔内で0と等しくはならないもの
であり、ここでVhbは例えば時間間隔t0−t4および時間間隔t2−t5で変
化している。傾斜dVhb/dt の終わりで、例えば瞬間t4(から瞬間t0まで)
で、電流Icsは0にまで低減されるであろう(そしてこれはまた電流Ichb を与
える)し、Iind は引き続いてダイオードd1を介して流れて、dVhb/dt が0
に等しくなるという結果を伴っている。これは図6aに示されている。Icsが0
にまで低減されて閾値K×Ics maxを通過する瞬間t6で、比較器Comp1がこれ
に応答してプロセッサP2を制御するであろう。これに応答してプロセッサP2
はリードl2を介してスイッチShを閉とするであろう。これは、瞬間t6に関
連する幾つかの時間が遅延された瞬間t1で行なわれている。この遅延時間ΔT
=t6−t1は、電流Iind が0に等しくならない限り決定的なものではない。
遅延時間ΔTはいまや必要なものであるので、比較器Comp1それ自身がまた遅延
時間ΔTを引き起こすことは、もはや欠点ではなくなっている。この遅延時間は
遅延時間ΔT内に組み入れられても良い。したがって、この発明によれば、Vhb
の傾斜が0と等しくなった瞬間t4の前に瞬間t6が生じることが保証される。
瞬間t6が瞬間t4よりもどの程度まで早い瞬間に生じているのかについては、
因数Kを調整することにより決定することができる。ΔTが固定値に選択された
ものと仮定したときに、もしもこの因数Kがより小さくなったとしたら、t6は
より遅い瞬間(これはt1でも良い)に生じるであろうし、Kがより大きくなっ
たならば、t6はより早い瞬間(これもt1でも良い)に生じるであろう。実用
上の変形によれば、比較器Comp1のそれ自身の遅延は、ΔTのための値として取
り入れられる。したがって、プロセッサP2はΔTに対して同様の影響も及ぼさ
ない。プロセッサP2はまた、勿論、比較器Comp1の固有の遅延ΔTにプロセッ
サP2の調整された遅延をプラスした合計となるように用いられている。
【0038】 エネルギーコンバータが近似容量モードで動作しているとき、図5に示された
制御装置は、他の大きな長所を有している。これは図6bを参照しながら説明さ
れるであろう。近似容量モードにおいては、電流Iind は、Vhbが傾斜している
期間t0−t4の間は減少するであろう。Icsが閾値K×Ics maxと等しくなる
瞬間t6は、瞬間t4より前である。この瞬間t6は、因数Kにより決定されて
いる。もしもKがより大きくなったならば、t6はより早い瞬間に生じるであろ
う。Kが減少するとき、t6はより遅い瞬間に発生するであろう。因数Kは、ス
イッチングの瞬間t1(それがt1=t6+ΔTで保持される)が瞬間t4に一
致するように今選択することができる。換言すれば、因数Kはt1=t4となる
ように選択することができる。これは、この例においてはスイッチShが、電圧
Vhbが最大となる瞬間に閉とされることを意味している。これは、スイッチSh
がこのスイッチを通過する電圧が最小の瞬間に閉とされることを意味している。
換言すれば、スイッチShは、電流Icsが0に等しくなった瞬間に閉となってい
る。このスイッチング損失は、これにより最小化されるであろう。完全なアナロ
グ方式においては、スイッチSlが電圧Vhbが再び極度値に到達した瞬間t3に
閉とされることが保証されている。したがってこの瞬間に電流IcsおよびIind
が0に等しくなること、および、最小電圧がスイッチSlを越えて現れることが
維持されており、その理由は、ノードKにおける電圧は、電圧源Vsによりスイ
ッチSl(この実施例では、この電圧レベルは接地電位に等しい)に供給される
電圧として閉とされることが可能であるからである。全ての電圧、電流および閾
値は、スイッチShが閉とされた瞬間を決定するために、上述した状況に関連し
て反転されている。前記スイッチShおよびSlが開とされた瞬間は、プロセッ
サP2により公知の方式で決定されている。
【0039】 この発明は、上述した実施形態に限定された手段によるものではない。例えば
因数Cは、1とは異なる値に仮定しても良い。とりわけ、因数Cは1/Kに等し
くなるように選択されている。その場合、Icsの最大値は閾値として取り入れら
れて、この閾値はIcs/Kに対応する量と比較される。この発明は半ブリッジに
関連して説明された。しかしながら、スイッチングの瞬間は、4つのスイッチを
有する全ブリッジ回路のための完全なアナログ方式によって決定されていても良
い。その場合には、スイッチは、対になるように等しく配置されている。この場
合、ピーク検出器P1および乗算器M3がノードKに接続され、それぞれが独立
したキャパシタCsおよびCs’をそれぞれ備えていることもまた実現可能であ
る。このような変形は、この発明の範囲内にあるものとして判断されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エネルギーコンバータの可能な実施形態を示す回路構成図である。
【図2】 図1に示されたエネルギーコンバータであって、エネルギーコンバータのトラ
ンスフォーマーの二次側に配置された構成要素がトランスフォーマーの一次側へ
と変形されたものを示す回路図である。
【図3a】 このコンバータが誘導モードにおいて活性化するとき、図1によるエネルギー
コンバータにおける種々の電圧および電流を示す特性図である。
【図3b】 このコンバータが近似容量モードにおいて活性化するとき、図1によるエネル
ギーコンバータにおける種々の電圧および電流を示す特性図である。
【図3c】 このコンバータが容量モードにおいて活性化するとき、図1によるエネルギー
コンバータにおける種々の電圧および電流を示す特性図である。
【図4a】 非重複時間を決定する公知の方法を示す特性図である。
【図4b】 それにも拘らずハードスイッチングを導く図4aによる公知の方法を示す特性
図である。
【図5】 この発明によるエネルギーコンバータ制御装置の一部分の可能な実施形態を示
すブロック回路図である。
【図6a】 誘導モードにおける図5の制御装置の動作を表示する電圧および電流の特性図
である。
【図6b】 近似容量モードにおいてエネルギーコンバータが活性化したときに、図5の制
御装置を示す図6aによる電圧および電流の特性図である。
【符号の説明】
1 エネルギーコンバータ K ノード Sh 第1のスイッチ Sl 第2のスイッチ T トランスフォーマー Tp 一次側 Tc 二次側 Vo DC電圧 Vs エネルギー源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H007 AA03 BB03 CA02 CB02 CB05 CB22 CB25 CC32 DB02 DB07 DC02 DC05 EA02 【要約の続き】 で行なわれている間に、補償されるようにしても良い。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギー源から負荷への電気的エネルギーを供給するエネルギーコンバータ
    であって、このコンバータが、 一次側と二次側を有し、この二次側の動作中には前記負荷が接続されているト
    ランスフォーマーと、 直列配置されており、動作中には前記エネルギー源に接続されるべき制御可能
    な、少なくとも第1および第2のスイッチと、 前記第1および第2のスイッチに対して逆並列に配置されたダイオードと、 前記第1および第2のスイッチが開および閉とされるのに伴い生成されると共
    に前記トランスフォーマーの一次側に生成される交流電流を得るための制御装置
    と、 を備え、 前記制御装置は、前記第1および第2のスイッチの切換の瞬間を決定するため
    の第1および第2スイッチのノードにおける単位時間当たりの電圧の変化に関連
    するまたは等しい量を、閾値と比較する手段を備えると共に、前記制御装置は前
    記量の最大値を決定し、この決定された前記量の最大値に基づいて前記閾値を決
    定するために設けられているエネルギーコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記閾値は、前記最大値の因数K倍に等しく、このKは、0と1との間の値を
    有することを特徴とする請求項1に記載のエネルギーコンバータ。
  3. 【請求項3】 前記因数Kは、前記トランスフォーマーの一次側を流れる前記交流電流が低い
    ためにこの交流電流の周波数が少なくとも前記ノードにおける前記電圧と実質的
    に同相であるときの極度値が、前記ノードにおける前記電圧であると仮定した瞬
    間と、前記複数の切換の瞬間のうちの1つが一致するように決定されることを特
    徴とする請求項2に記載のエネルギーコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記エネルギーコンバータは、前記ノードにおける前記単位時間あたりの前記
    電圧の変化の量を制限するためのキャパシタンスを少なくとも備えており、前記
    振幅(said magnitude)の値はこのキャパシタンスを流れる電流の値に関係して
    いることを特徴とする請求項1に記載のエネルギーコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記因数Kは、前記トランスフォーマーの一次側を流れる前記交流電流が低い
    ためにこの交流電流の周波数が少なくとも前記ノードにおける前記電圧と実質的
    に同相であるときに、ある瞬間より前の電流の値がゼロにまで低減する間に、前
    記キャパシタンスを流れる電流がゼロになる前記瞬間に、前記複数の切換の瞬間
    のうちの1つが一致するようにして決定されることを特徴とする請求項3に記載
    のエネルギーコンバータ。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、第1の測定用キャパシタンスを解して前記最大値を決定する
    ためのノードに接続された電流ピーク検出器を備えることを特徴とする請求項1
    に記載のエネルギーコンバータ。
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、前記最大値と前記因数Kとを乗算するために前記ピーク検出
    器に接続された乗算器と、第2の測定用キャパシタンスと、前記乗算器の出力に
    接続されると共に前記第2の測定用キャパシタンスを介して前記ノードに接続さ
    れた比較器と、を備え、前記比較器は前記ピーク検出器の出力信号がこの比較器
    の出力信号と等しくなる瞬間を決定するために設けられていることを特徴とする
    請求項6に記載のエネルギーコンバータ。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2のキャパシタンスは、少なくとも1つまたは同一のキャパ
    シタンスにより形成されていることを特徴とする請求項7に記載のエネルギーコ
    ンバータ。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2のスイッチのノードは、前記トランスフォーマーの一次側
    に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のエネルギーコンバータ。
  10. 【請求項10】 前記スイッチングの瞬間は、少なくとも前記スイッチが閉とされたスイッチン
    グの瞬間であることを特徴とする請求項1に記載のエネルギーコンバータ。
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