JP2003528910A - 制御放出性製剤の製法 - Google Patents

制御放出性製剤の製法

Info

Publication number
JP2003528910A
JP2003528910A JP2001572081A JP2001572081A JP2003528910A JP 2003528910 A JP2003528910 A JP 2003528910A JP 2001572081 A JP2001572081 A JP 2001572081A JP 2001572081 A JP2001572081 A JP 2001572081A JP 2003528910 A JP2003528910 A JP 2003528910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
pore
weight
polymer
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001572081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4963767B2 (ja
JP2003528910A5 (ja
Inventor
ケンドラップ、ジョン
フィール、ペテル
Original Assignee
アマリン ディベラップメント アクチボラゲット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アマリン ディベラップメント アクチボラゲット filed Critical アマリン ディベラップメント アクチボラゲット
Publication of JP2003528910A publication Critical patent/JP2003528910A/ja
Publication of JP2003528910A5 publication Critical patent/JP2003528910A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4963767B2 publication Critical patent/JP4963767B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/28Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
    • A61K9/2806Coating materials
    • A61K9/2833Organic macromolecular compounds
    • A61K9/284Organic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl pyrrolidone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/28Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
    • A61K9/2806Coating materials
    • A61K9/282Organic compounds, e.g. fats
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/28Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
    • A61K9/2806Coating materials
    • A61K9/2833Organic macromolecular compounds
    • A61K9/284Organic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl pyrrolidone
    • A61K9/2846Poly(meth)acrylates

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、粒子含有コーティングを有する制御放出性医薬品の製法であって、該コーティングを、水不溶性の膜形成性ポリマーと水溶性の細孔形成剤との水性分散液から得る上記製法に関する。細孔形成剤を溶解することに代えて、懸濁させることによって、得られるコーティングは、所定粒径であって、体液中で分解するか又は溶解したとき該ポリマー膜を通過する複数の溝又は細孔の網状組織を創り出す該粒径を有する細孔形成剤粒子を含有する。この網状組織に起因して、前記ポリマー膜は、優れた機械的安定性を獲得し、また、薬剤が放出された後、壊れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、医薬品の製法に関する。本発明はとりわけ、粒子含有コーティング
を含有する制御放出性(controlled-release)医薬品を製造する方法に関する。本
発明はまた、新規な医薬品にも関する。
【0002】 (発明の背景) 多くのポリマーが、制御放出性経口医薬品のコーティングとして使用されてい
る。これらのポリマーは、本質的に水不溶性であり、その結果として、水及び薬
剤に対する透過性(permeability)は小さい。もし薬剤が非常に可溶性であり、医
薬品の表面が大きければ(例えばペレットの場合)、透過性は小さい方が望まし
い。もし薬剤が中程度に可溶性であるか、又は医薬品の表面が小さければ(例え
ばタブレット(tablets)の場合、コーティングの透過性は増大させなければなら
ない。
【0003】 ポリマーの透過性は増大させる1つの方法は、米国特許第4,629,619
号明細書に開示されている。この特許明細書によると、その透過性は、コーティ
ング中に諸水溶性粒子を含有させることによって増大する。後で患者が製剤を飲
み込み、胃腸の分泌液と接触するとき、それら水溶性粒子は溶解し、該コーティ
ング中に細孔又は溝が形成される。薬剤は、それらの細孔又は溝を通って製剤か
ら放出される。これら水溶性の細孔形成性粒子を含有するコーティングは、有機
溶媒中にそれら水溶性粒子を懸濁させる方法によって得られる。この発明によっ
て開発された医薬品は、現在使用されており、患者にうまく受け入れられている
。しかし、欠点は、有機溶媒を使用する必要があることである。
【0004】 透過性を増大させるためのもう1つの方法は、米国特許第5,472,712
号及び同第5,639,476号明細書に開示されている。これらの2つの特許
明細書によれば、ポリマーの透過性は、該ポリマー中に水溶性物質を含有させる
ことによって増大する。水溶性物質を含有するコーティングは、膜形成性ポリマ
ーの水性分散液(aqueous dispersion)中に水溶性物質を溶解することによって
得られる。後でそのような製剤が飲み込まれ、胃腸の分泌液と接触したとき、該
水溶性物質は溶解し、そのポリマーコーティングは微細孔性となり、該コーティ
ングを通過する薬剤の放出速度は増大する。微細孔の大きさは、溶解した分子の
大きさに対応する。これら2つの特許に従って調製された医薬品の利点は、それ
ら医薬品が有機溶媒を使用しないで調製することができることである。不利な点
は、透過性が、中程度に可溶性の薬剤に対する(とりわけ、タブレットに対する
)許容レベルまで増大するとき、コーティングの機械強度が乏しいことである。
もう1つの不利な点は、微細孔の大きさが制御されないことである。このことは
、例えば、再現可能な生成物を得ることが困難であることを意味する。
【0005】 上記の2つの方法によって使用される、透過性を増大させる作用剤又は細孔形
成剤は、化学的に同一である場合もあるが、これらの作用剤の、被覆性溶液中に
おける物理的状態は相違する。
【0006】 (発明の目的) 従って、本発明の1つの目的は、有機溶媒の使用と、米国特許第5,472,
712号及び同第5,639,476号明細書による方法を使用することによっ
て生じる諸問題とを回避しながら、米国特許第4,557,925号明細書に記
述されている有効放出速度及び機械強度と同じ有効放出速度及び機械強度を有す
る制御放出性医薬品を製造する方法を得ることである。
【0007】 (発明の概要) 本目的も以下の記述から明らかとなる他の諸目的も、今や本発明に従って、請
求項1による、本質的に零次の(zero order)、粒子含有コーティングを有する制
御放出性医薬品の製法を与えることによって、達成されることとなった。
【0008】 この方法は、 薬剤含有固体コアを調製する工程; 平衡溶解度を持つ細孔形成剤を、水不溶性の膜形成性ポリマーの水性分散液に
懸濁させて、被覆性懸濁液(coating suspension)であってその中に懸濁してい
る細孔形成剤の固体粒子を所定量含有する該被覆性懸濁液を形成する工程; 前記固体コアを、前記の得られた懸濁液で被覆する工程;及び 前記の被覆済みタブレットを乾燥する工程; を含む。
【0009】 細孔形成剤の種類、量及び粒径を綿密に選定することによって、最終タブレッ
トのコーティングには、比較的大きい粒子の細孔形成剤が含有されるであろう。
次いで、最終タブレットが患者の胃腸分泌液と接触すれば、これら粒子は、溶解
して、ポリマーコーティング中に予定寸法の溝又は細孔の網状組織(network)を
創り出し、薬剤はこれら細孔又は溝を通って放出される。この網状組織に起因し
て、コーティングは優れた機械的安定性を獲得し、また、ポリマー膜は、薬剤が
放出された後、無傷のままである。
【0010】 予定の放出速度は、膜形成性ポリマーの種類及び量と組み合せながら細孔形成
剤の上記諸パラメータを選定することによって得られることがある。このように
して調製したコーティングは、優れた機械的安定性を獲得し、また、薬剤及び細
孔形成剤が放出された後、無傷のままである。
【0011】 従って、本発明によって解決すべき問題は、一方では被覆性の水性分散液に十
分に不溶性であり、他方では水性の胃腸分泌液に十分に可溶性であるという、一
見したところ両立しない2つの性質を併せ持つ細孔生成剤又は細孔形成剤を見出
すことである。このような状況において、この特徴は「平衡溶解度(balanced so
lubility)」と呼ばれる。
【0012】 (発明の詳細な記述) 決定的に重要な(critical)細孔形成剤は、医薬品として許容し得る物質であっ
て、完全に溶解することなく膜形成性ポリマーの水性分散液に添加することので
きる該物質でなければならない。膜形成剤としての重要な要素は、その溶解度及
び平均粒径である。膜形成剤の溶解度は、25℃の被覆性溶液中で200mg/
ml未満である。その溶解度は、好ましくは100mg/ml未満、一層好まし
くは50mg/ml未満、最も好ましくは30mg/ml未満である。
【0013】 被覆性溶液に添加されるときの膜形成剤の平均粒径は、0.1〜500μm、
好ましくは0.5〜100μm、最も好ましくは1.0〜25μmである。 もし一層大きい粒子を使用すれば、再現し得る製剤を得ることが困難となるし
、また、一層小さい粒子を使用すれば、製造上の諸問題が予想される。
【0014】 被覆性溶液に入っている膜形成剤の固体粒子の予定量は、使用される特定の薬
剤及びポリマーと、所望の放出速度とを当業者が考慮することによって選定され
る。 本発明の好ましい態様において、細孔形成剤は、酒石酸水素カリウム(重酒石
酸カリウム)、クレアチン、アスパラギン酸、グルタミン酸及びイノシンから成
る群から選ばれる。
【0015】 他の好ましい細孔形成剤は、キトサン及びポリ(ブチルメタクリレート,(2
−ジメチルアミノエチル)メタクリレート,メチルメタクリレート)1:2:1
である。 使用することのできる他の細孔形成剤は、カリウム塩;カルシウム塩;マグネ
シウム塩;アミノ酸;弱酸;炭水化物;アミノ官能基及び(又は)酸官能基を有
するポリマー;から成る群から選ばれる。例えば、アスパラギン;グルタミン;
ロイシン;ネロロイシン;イソロイシン;クエン酸マグネシウム;リン酸マグネ
シウム;炭酸マグネシウム;水酸化マグネシウム;酸化マグネシウム;又は組成
物であって少なくとも1つの成分が前記諸物質から選ばれる該組成物;である。
【0016】 細孔形成剤はまた、組成物であってその諸成分の少なくとも1つが前記諸物質
から選ばれる該組成物;である場合もある。 本発明による膜形成性ポリマーは、医薬品として許容される水不溶性若しくは
本質的に不溶性のポリマー、ブロック重合体又は共重合体であって、水溶液に分
散し得るものであればいかなるものでもよい。そのようなポリマーの例は、セル
ロースエステル;アクリルポリマー;ポリ酢酸ビニル;ポリ塩化ビニル;又は組
成物であって少なくとも1つの成分が前記諸物質から選ばれる該組成物;から成
る群から選ばれるポリマーである。
【0017】 好ましい物質は、ポリ酢酸ビニル;ポリメチルメタクリレート;又は、塩化ビ
ニルとビニルアルコールと酢酸ビニルの三元重合体;である。また、市販のラテ
ックス、プソイドラテックス(pseudolatexes)及びポリマーエマルションも、コ
ーティングとして使用することができる。 他の好ましいコーティングポリマーは、エチルセルロース;酢酸セルロース;
酢酸酪酸セルロース;セルロースアセテートプロピオネート;ニトロセルロース
;ポリメチルメタクリレート;ポリ(エチルアクリレート,メチルメタクリレー
ト);ポリ酢酸ビニル;ポリ塩化ビニル;ポリエチレン;ポリイソブチレン;ポ
リ(エチルアクリレート,メチルメタクリレート,トリメチルアミノエチルメタ
クリレートクロライド);である。
【0018】 本発明のもう1つの好ましい態様において、被覆性剤は、米国特許第4,55
7,925号明細書からの三元重合体であって、ポリ塩化ビニル 80〜95重
量%とポリ酢酸ビニル 0.5〜19重量%とポリビニルアルコール 0.5〜
10重量%とから成る該三元重合体の水分散液である。 本発明のもう1つの好ましい態様において、被覆性ポリマーは、ポリ塩化ビニ
ル 50〜100重量%とポリ酢酸ビニル 0〜50重量%とから成る共重合体
である。
【0019】 [乾燥コーティングの全重量]に対する[細孔形成剤の量]の重量比は、選定
したポリマー及び細孔形成剤と、所望の放出パターンとに依存するが、通常40
〜95重量%の間、好ましくは50〜90重量%の間、最も好ましくは55〜8
8重量%の間である。 該ポリマーの軟化点(Tg)を調整するために、可塑剤を添加することができ
る。Tgは、ポリマーの機械的性質を調整するのに重要な因子である。適切な可
塑剤の例は、アセチルクエン酸トリブチル;アセチルクエン酸トリエチル;ヒマ
シ油;ジアセチル化モノグリセリド;セバシン酸ジブチル;フタル酸ジエチル;
グリセリン;モノアセチル化モノグリセリド;ジアセチル化モノグリセリド;ポ
リエチレングリコール;プロピレングリコール;トリアセチン;クエン酸トリエ
チル;である。
【0020】 被覆性懸濁液中の細孔形成剤は、1種以上のイオン性界面活性剤、非イオン性
界面活性剤又は高分子界面活性剤を用いて安定化させるのが好ましい。適切な界
面活性剤の例は、ジエタノールアミン、脂肪酸、HPMC(ヒドロキシプロピル
メチルセルロース)、HPC(ヒドロキシプロピルセルロース)、モノエタノー
ルアミン、ノノキシノール、オクトキシノール、オレイン酸、ポロキサマー(pol
oxamer)、ステアリン酸ポリオキシエチレン50(polyoxyethylene 50 stearate
)、ポリオキシル脂肪酸、ポリオキシル炭化水素エーテル、ポリソルベート、ポ
ビドン、脂肪酸の塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ソルビタンエステル、トロラミ
ンである。
【0021】 ポリマーと細孔形成剤との水性分散液は、固体コアを被覆するために使用する
ことができる。この状況下、固体コアには、結晶、顆粒、ペレット、タブレット
等が包含される。 ポリマーと細孔形成剤との水性分散液は、固体コアの表面に吹付け塗装するの
が好ましい。
【0022】 得られた被覆済みコアは、熱又は水分で硬化させることができる。従って、被
覆済み製剤は、貯蔵条件よりも高い温度、又は硬化終点(curing endpoint)に
達するまでの時間の間特定される湿度で硬化させることができる。この終点は、
溶出プロフィル(dissolution profile)を、例えば、周囲湿度、40℃で3ヶ
月の加速貯蔵条件からのプロフィルと比較することによって決定される。硬化は
、塗布装置の中、又は別の乾燥機の中(例えば、乾燥室若しくは乾燥容器の中)
で行うことができる。
【0023】 固体コア中の薬剤は、例えば、精神安定剤、抗生物質、睡眠薬、抗高血圧薬、
抗狭心症薬、鎮痛薬、抗炎症薬、神経安定薬、抗糖尿病薬、利尿薬、抗コリン作
用薬、抗胃酸過多症薬、抗てんかん薬、アンギオテンシン転換酵素阻害薬(ACE i
nhibitors)、β受容体の拮抗薬及び作用薬、麻酔剤、食欲抑制薬、不整脈治療剤
、抗うつ薬、抗凝血薬、下痢止め剤、抗ヒスタミン剤、抗マラリア薬、抗新生物
薬、免疫抑制薬、抗パーキンソン薬、抗精神病薬、抗血小板薬、利尿薬又は抗高
脂血症薬である。
【0024】 薬剤物質は、例えば、塩化カリウム、テオフィリン、テオフィリン塩、フェニ
ルプロパノールアミン、サリチル酸ナトリウム、パラセタモール、カルビドパ、
レボドパ、ジルチアゼム、エナラプリル、ベラパミル、ナプロキセン、プソイド
エフェドリン(pseudoephedrin)、ニコランジル、オキシブチニン、モルヒネ、
オキシコドン又はプロプラノロールである。
【0025】 細孔形成剤とポリマーとの水性懸濁液は、有機溶媒で20%以下、好ましくは
10%以下、最も好ましくは5%以下に希釈することができる。有機溶媒は、ポ
リマーに可塑性を持たせて、膜の形成を促進する。有機溶媒はまた、懸濁液中の
細孔形成剤の溶解度を減少させる。従って、少量の有機溶媒を使用することによ
って、幾つかの利点が得られ、現在使用されている系と比べて、有機溶媒の量を
低減することができる。好ましい態様によると、有機溶媒は全く含有されない。
【0026】 方法の面において、本発明は、製剤中に組み込まれる薬剤又は薬剤の種類によ
っては制限されない。現在知られているか又は将来発見される、経口により作用
する薬剤のいかなる薬剤をも含有するあらゆる組成物を被覆して、本発明の非常
に好都合な制御放出性医薬品を提供することができる。
【0027】 更に、我々の知る限りにおいて、上述の好ましい細孔形成剤を含有する製剤そ
れ自体、従来知られていないし、示唆されてもいない。 本発明は、次の製剤及び実例によって更に説明するが、本発明はこれらによっ
て制限されないものとする。
【0028】 実例 コア 表1に、コアの組成を示す。諸成分は、高速剪断混合機で粒状化し、乾燥し、
その後、粉砕機にかける。その材料は、潤滑剤と混合し、次いで、タブレット成
形機で圧搾してタブレットにする。
【0029】 * 処理過程で蒸発させる。
【0030】 被覆性懸濁液 表2に、コーティングの組成を示す。被覆性懸濁液は、ポリマーの分散液と、
(25μmの特定粒径を有する)細孔形成剤と、乾燥物質の最終含有量が15%
w/wになるまでの脱イオン水とを、連続的に撹拌しながら容器に添加すること
によって調製した。
【0031】 * 処理過程で蒸発させる。
【0032】 被覆 コアは、塗料槽中、被覆性懸濁液で被覆した。被覆済みタブレットは、塗料槽
中で15分間乾燥した。 このようにして、表3に示す、本発明による製剤の種々の態様を造った。
【0033】 1KHT=酒石酸水素カリウム。2 PVAc=ポリ酢酸ビニル。3 この配合は、ポリエチレンオキシドを100mg含有する。4 P(EA−MMA)=ポリ(アクリル酸エチル−メタクリル酸メチル)2:1
【0034】 (結果) 表4は、表3からの諸配合を用いた(USP23、パドル法(paddle method)
による)生体外(in vitro)溶出試験の結果を示す。 細孔形成剤を全く添加しなかったバッチNo.1及び2は、非常に遅い放出パ
ターンを示す。細孔形成剤を添加することによって(バッチNo.3〜5)、放
出速度は増大し、所望の放出パターンに従う配合を設計することが可能となる。 バッチNo.2及び4は、類似した薬剤放出速度を有する。しかし、バッチN
o.2からのポリマー膜は、分析の間に破裂した。バッチNo.4は、バッチN
o.2と比べて、薬剤放出の変動性が小さく、また、そのポリマー膜は、分析後
も依然として優れた機械強度を有した。
【0035】
【0036】 24時間の生体外溶出試験の後、タブレットの残留物(=水で満たされたポリ
マー膜)の機械強度(MS)を調べた。ポリマー膜を破るのに必要な力を記録し
た。 次の結果が得られた。
【0037】
【0038】 米国特許第5,472,612号明細書による製剤について行った同様の試験
によると、それらポリマー膜は無視できる力(即ち、1Nより十分小さい力)で
破壊されることが証明された。 表6及び表7は、放出速度に及ぼす粒径の影響を示す。
【0039】
【0040】
【0041】 実例2 次の例は、本発明によるコーティングの安定性を開示する。 ジルチアゼム(Diltiazem)のコア、300mgを、前述の通りに調製し、2つ
のグループに分けた。グループ1のコアは、ポリマーEudragit(登録商
標)で被覆し、また、グループ2のコアは、ポリマーKollicoat(登録
商標)で被覆した。両方のコーティングは、本発明に従って、KHT 71重量
%を用いて調製した。それらタブレットについて、6ヶ月間の安定性試験を行っ
た。その結果を次の表8に示す。
【0042】 * 25℃/相対湿度(RH)75% ** 40℃ 周囲湿度
【0043】 上記から分かるように、両方のグループは、40℃における6ヶ月のような過
酷な条件下でさえも、優れた安定性を有することが実証された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/18 A61K 47/18 47/32 47/32 47/36 47/36 47/38 47/38 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4C076 AA44 BB01 CC01 CC04 CC07 CC11 CC14 CC16 CC17 CC21 CC29 CC32 CC34 DD26E DD30E DD37 DD43 DD51E EE05H EE07H EE12H EE16 EE23H EE31H EE37E FF15 FF21 FF32 FF36 GG17 4C084 AA17 AA20 AA24 MA35 NA11 NA12 ZA022 ZA052 ZA062 ZA082 ZA122 ZA182 ZA362 ZA422 ZA542 ZA662 ZA702 ZA722 ZA832 ZB082 ZB112 ZB262 ZB352 ZB382 ZC022 ZC132 ZC202 ZC332 ZC352

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子含有コーティングを含有する制御放出性医薬品を製造す
    る方法において、 a)薬剤含有固体コアを調製する工程; b)平衡溶解度を持つ細孔形成剤を、本質的に水不溶性の膜形成性ポリマーの
    水性分散液に懸濁させて、被覆性懸濁液であってその中に懸濁している細孔形成
    剤の固体粒子を所定量含有する該被覆性懸濁液を形成する工程; c)前記固体コアを、前記の得られた懸濁液で被覆する工程;及び d)前記の被覆済みタブレットを乾燥する工程; を含む、上記方法。
  2. 【請求項2】 細孔形成剤の溶解度が、水性コーティング分散系中で100
    mg/ml未満、好ましくは50mg/ml未満、最も好ましくは30mg/m
    l未満である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 細孔形成剤の平均粒径が、0.1〜500μm、好ましくは
    0.5〜100μm、最も好ましくは1〜25μmである、請求項1又は2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 細孔形成剤が、カリウム塩;カルシウム塩;マグネシウム塩
    ;アミノ酸;弱酸;炭水化物;アミノ官能基及び(又は)酸官能基を有するポリ
    マー;又は組成物であってその諸成分の少なくとも1つが前記諸物質から選ばれ
    る該組成物;から成る群から選ばれる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 細孔形成剤が、酒石酸水素カリウム;クレアチン;アスパラ
    ギン;グルタミン;アスパラギン酸;グルタミン酸;ロイシン;ネロロイシン;
    イノシン;イソロイシン;クエン酸マグネシウム;リン酸マグネシウム;炭酸マ
    グネシウム;水酸化マグネシウム;酸化マグネシウム;又は組成物であって少な
    くとも1つの成分が前記諸物質から選ばれる該組成物;である、請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 細孔形成剤が、キトサン及びポリ(ブチルメタクリレート,
    (2−ジメチルアミノエチル)メタクリレート,メチルメタクリレート)1:2
    :1である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 水不溶性ポリマーが、セルロースエステル;アクリルポリマ
    ー;ポリ酢酸ビニル;ポリ塩化ビニル;又は組成物であって少なくとも1つの成
    分が前記諸物質から選ばれる該組成物;から成る群から選ばれる、請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 被覆性ポリマーが、エチルセルロース;酢酸セルロース;酢
    酸酪酸セルロース;セルロースアセテートプロピオネート;ニトロセルロース;
    ポリメチルメタクリレート;ポリ(エチルアクリレート,メチルメタクリレート
    );ポリ酢酸ビニル;ポリ塩化ビニル;ポリエチレン;ポリイソブチレン;ポリ
    (エチルアクリレート,メチルメタクリレート,トリメチルアミノエチルメタク
    リレートクロライド);それらポリマーのブロック重合体若しくは共重合体;又
    は組成物であってその諸成分の少なくとも1つが前記諸ポリマーから選ばれる該
    組成物;である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 被覆性ポリマーが、ポリ塩化ビニル 50〜100重量%と
    、ポリ酢酸ビニル 0〜50重量%とから成る共重合体である、請求項1〜7の
    いずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 被覆性ポリマーが、ポリ塩化ビニル 80〜95重量%と
    、ポリ酢酸ビニル 0.5〜19重量%と、ポリビニルアルコール 0.5〜1
    0重量%とから成る共重合体である請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 固体コアが、精神安定剤、抗生物質、睡眠薬、抗高血圧薬
    、抗狭心症薬、鎮痛薬、抗炎症薬、神経安定薬、抗糖尿病薬、利尿薬、抗コリン
    作用薬、抗胃酸過多症薬又は抗てんかん薬、アンギオテンシン転換酵素阻害薬、
    β受容体の拮抗薬及び作用薬、麻酔剤、食欲抑制薬、不整脈治療剤、抗うつ薬、
    抗凝血薬、下痢止め剤、抗ヒスタミン剤、抗マラリア薬、抗新生物薬、免疫抑制
    薬、抗パーキンソン薬、抗精神病薬、抗血小板薬、利尿薬及び抗高脂血症薬から
    成る群から選ばれる少なくとも1種の薬剤を含有する、請求項1〜10のいずれ
    か1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 固体コアのための薬剤が、塩化カリウム、テオフィリン、
    テオフィリン塩、フェニルプロパノールアミン、サリチル酸ナトリウム、コリン
    テオフィリネート、パラセタモール、カルビドパ、レボドパ、ジルチアゼム、エ
    ナラプリル、ベラパミル、ナプロキセン、プソイドエフェドリン、ニコランジル
    、オキシブチニン、モルヒネ、オキシコドン又はプロプラノロールである、請求
    項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 水性分散液が、有機溶媒を多くても20重量%、好ましく
    は多くても10重量%、最も好ましくは多くても5重量%含有する、請求項1〜
    12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 得られた被覆済みコアを熱又は水分で硬化させる、請求項
    1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 被覆性懸濁液中の細孔形成剤が、1種以上のイオン性界面
    活性剤、非イオン性界面活性剤又は高分子界面活性剤を用いて安定化される、請
    求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 被覆性ポリマーが可塑性を与えられる、請求項1〜18の
    いずれか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 薬剤含有固体コアであってその上にコーティングを有する
    該固体コアを含有する制御放出性医薬品において、前記コーティングが、水不溶
    性ポリマーであって、その中に分散している水溶性の細孔形成剤の粒子を所定量
    含有する該水不溶性ポリマーから本質的に成っており;しかも、前記細孔形成剤
    が、酒石酸水素カリウム、クレアチン、アスパラギン酸、グルタミン酸及びイノ
    シンから成る群から選ばれている;上記制御放出性医薬品。
  18. 【請求項18】 薬剤含有固体コアであってその上にコーティングを有する
    該固体コアを含有する制御放出性医薬品において、前記コーティングが、水不溶
    性ポリマーであって、その中に分散している水溶性の細孔形成剤の粒子を所定量
    含有する該水不溶性ポリマーから本質的に成っており;しかも、前記細孔形成剤
    が、アスパラギン、グルタミン、ロイシン、ネロロイシン、イソロイシン、リン
    酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、キトサン及びポリ(
    ブチルメタクリレート,(2−ジメチルアミノエチル)メタクリレート,メチル
    メタクリレート)1:2:1、又は組成物であって少なくとも1つの成分が前記
    諸物質から選ばれている該組成物;から成る群から選ばれている;上記制御放出
    性医薬品。
  19. 【請求項19】 細孔形成剤の量が、乾燥コーティングの全重量の40〜9
    5重量%、好ましくは50〜90重量%、最も好ましくは55〜88重量%であ
    る、請求項17又は18に記載の制御放出性医薬品。
  20. 【請求項20】 水不溶性ポリマーが、エチルセルロース;酢酸セルロース
    ;酢酸酪酸セルロース;セルロースアセテートプロピオネート;ニトロセルロー
    ス;ポリメチルメタクリレート;ポリ(エチルアクリレート,メチルメタクリレ
    ート);ポリ酢酸ビニル;ポリ塩化ビニル;ポリエチレン;ポリイソブチレン;
    ポリ(エチルアクリレート,メチルメタクリレート,トリメチルアミノエチルメ
    タクリレートクロライド);それらポリマーのブロック重合体若しくは共重合体
    ;又は組成物であってその諸成分の少なくとも1つが前記諸ポリマーから選ばれ
    ている該組成物;である、請求項17〜19のいずれか1項に記載の制御放出性
    医薬品。
  21. 【請求項21】 被覆性ポリマーが、ポリ塩化ビニル 50〜100重量%
    と、ポリ酢酸ビニル 0〜50重量%とから成る共重合体である、請求項17〜
    19のいずれか1項に記載の制御放出性医薬品。
  22. 【請求項22】 被覆性ポリマーが、ポリ塩化ビニル 80〜95重量%と
    、ポリ酢酸ビニル 0.5〜19重量%と、ポリビニルアルコール 0.5〜1
    0重量%とから成る共重合体である、請求項17〜19のいずれか1項に記載の
    制御放出性医薬品。
JP2001572081A 2000-03-31 2001-03-23 制御放出性製剤の製法 Expired - Fee Related JP4963767B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0001151A SE0001151D0 (sv) 2000-03-31 2000-03-31 Method for producing a controlled-release composition
SE0001151-0 2000-03-31
PCT/SE2001/000626 WO2001074336A1 (en) 2000-03-31 2001-03-23 Method for producing a controlled-release preparation

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003528910A true JP2003528910A (ja) 2003-09-30
JP2003528910A5 JP2003528910A5 (ja) 2011-11-17
JP4963767B2 JP4963767B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=20279094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001572081A Expired - Fee Related JP4963767B2 (ja) 2000-03-31 2001-03-23 制御放出性製剤の製法

Country Status (8)

Country Link
US (2) US6974591B2 (ja)
EP (2) EP1516616A1 (ja)
JP (1) JP4963767B2 (ja)
AT (1) ATE281156T1 (ja)
AU (1) AU2001239658A1 (ja)
DE (1) DE60106889T2 (ja)
SE (1) SE0001151D0 (ja)
WO (1) WO2001074336A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530298A (ja) * 2006-03-16 2009-08-27 トリス・フアルマ・インコーポレーテツド 薬剤−イオン交換樹脂複合体を含有する放出調節製剤
US8623409B1 (en) 2010-10-20 2014-01-07 Tris Pharma Inc. Clonidine formulation
JP2014503563A (ja) * 2011-01-27 2014-02-13 ラシオファルム ゲーエムベーハー Jak3インヒビターを含む制御型経口投与製剤
US11590228B1 (en) 2015-09-08 2023-02-28 Tris Pharma, Inc Extended release amphetamine compositions
US11590081B1 (en) 2017-09-24 2023-02-28 Tris Pharma, Inc Extended release amphetamine tablets
US11918689B1 (en) 2020-07-28 2024-03-05 Tris Pharma Inc Liquid clonidine extended release composition

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6551617B1 (en) * 2000-04-20 2003-04-22 Bristol-Myers Squibb Company Taste masking coating composition
CA2359812C (en) 2000-11-20 2004-02-10 The Procter & Gamble Company Pharmaceutical dosage form with multiple coatings for reduced impact of coating fractures
US20030175349A1 (en) * 2001-01-30 2003-09-18 Council Of Scientific And Industrial Research Pharmaceutical compostion for extended/sustained release of a therapeutically active ingredient
US6960357B2 (en) 2001-05-25 2005-11-01 Mistral Pharma Inc. Chemical delivery device
US8084058B2 (en) 2002-09-20 2011-12-27 Watson Pharmaceuticals, Inc. Pharmaceutical formulation containing a biguanide and a thiazolidinedione derivative
US9060941B2 (en) 2002-09-20 2015-06-23 Actavis, Inc. Pharmaceutical formulation containing a biguanide and a thiazolidinedione derivative
US7785627B2 (en) 2002-09-20 2010-08-31 Watson Pharmaceuticals, Inc. Pharmaceutical formulation containing a biguanide and a thiazolidinedione derivative
US7959946B2 (en) 2002-09-20 2011-06-14 Watson Pharmaceuticals, Inc. Pharmaceutical formulation containing a biguanide and a thiazolidinedione derivative
KR20100137023A (ko) * 2002-09-20 2010-12-29 안드렉스 랩스 엘엘씨 약제학적 정제
GB0518579D0 (en) * 2005-09-12 2005-10-19 Cr Technologies Llp Controlled delivery creatine formulations and method of using the same
EP1896002A4 (en) 2005-06-27 2009-11-25 Biovail Lab Int Srl BUPROPIONAL SALT FORMULATIONS WITH MODIFIED RELEASE
TW200815045A (en) * 2006-06-29 2008-04-01 Jazz Pharmaceuticals Inc Pharmaceutical compositions of ropinirole and methods of use thereof
DE102006030860A1 (de) * 2006-07-04 2008-01-10 Universität Regensburg Oligomere von Isonitril-Metallkomplexen als Triplett-Emitter für OLED-Anwendungen
CN101766581B (zh) * 2008-12-30 2012-08-15 北京科信必成医药科技发展有限公司 一种群孔释放的盐酸地尔硫卓择时控释片及其制备方法
MX364974B (es) 2009-05-19 2019-05-16 Neuroderm Ltd Composiciones para la administracion continua de inhibidores de dopa descarboxilasa.
AU2010300641B2 (en) 2009-09-30 2016-03-17 Acura Pharmaceuticals, Inc. Methods and compositions for deterring abuse
ES2776734T3 (es) 2010-11-15 2020-07-31 Neuroderm Ltd Administración continua de L-dopa, inhibidores de dopa descarboxilasa, inhibidores de catecol-o-metil transferasa y composiciones para ello
CN104349768B (zh) 2012-06-05 2017-11-07 纽罗德姆有限公司 包含阿朴吗啡和有机酸的组合物及其用途
MX362838B (es) 2012-07-12 2019-02-19 SpecGx LLC Composiciones farmacéuticas de liberación prolongada para disuadir el abuso de opioides que comprenden un plastómero, un elastómero y un plastificante delicuescente.
DK2884961T3 (en) 2012-08-15 2019-04-23 Tris Pharma Inc METHYLPHENIDATE TABLE WITH EXTENDED RELEASE
MX2016011837A (es) 2014-03-13 2017-04-27 Neuroderm Ltd Composiciones de inhibidores de la dopa decarboxilasa.
US10258585B2 (en) 2014-03-13 2019-04-16 Neuroderm, Ltd. DOPA decarboxylase inhibitor compositions
US11844754B2 (en) 2020-11-17 2023-12-19 Neuroderm, Ltd. Methods for treatment of Parkinson's disease
US11331293B1 (en) 2020-11-17 2022-05-17 Neuroderm, Ltd. Method for treatment of Parkinson's disease
US11213502B1 (en) 2020-11-17 2022-01-04 Neuroderm, Ltd. Method for treatment of parkinson's disease

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02164821A (ja) * 1988-10-26 1990-06-25 Pharmacia Ab 新規な投与形態
JPH03275618A (ja) * 1989-10-23 1991-12-06 Merck & Co Inc セルロース系コーテイング
JPH06172398A (ja) * 1992-08-13 1994-06-21 Euro Celtique Sa ゼイン水性分散液およびそれから得られた制御放出コーティング
JPH07138189A (ja) * 1993-06-23 1995-05-30 Euro Celtique Sa エチルセルローズ水性分散液で被覆した放出制御製剤

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USB587055I5 (ja) * 1956-05-24
US4557925A (en) 1982-07-08 1985-12-10 Ab Ferrosan Membrane-coated sustained-release tablets and method
US4629619A (en) * 1984-09-05 1986-12-16 Ab Ferrosan Membrane-coated sustained-release tablets and method
US5376383A (en) 1988-11-21 1994-12-27 Merck & Co., Inc. Method for enhancing the lowering of plasma-cholesterol levels
US5580578A (en) * 1992-01-27 1996-12-03 Euro-Celtique, S.A. Controlled release formulations coated with aqueous dispersions of acrylic polymers
US5500227A (en) * 1993-11-23 1996-03-19 Euro-Celtique, S.A. Immediate release tablet cores of insoluble drugs having sustained-release coating
US6207190B1 (en) * 1998-08-13 2001-03-27 Chronorx, Llc Dosage forms for the treatment of the chronic glaucomas

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02164821A (ja) * 1988-10-26 1990-06-25 Pharmacia Ab 新規な投与形態
JPH03275618A (ja) * 1989-10-23 1991-12-06 Merck & Co Inc セルロース系コーテイング
JPH06172398A (ja) * 1992-08-13 1994-06-21 Euro Celtique Sa ゼイン水性分散液およびそれから得られた制御放出コーティング
JPH07138189A (ja) * 1993-06-23 1995-05-30 Euro Celtique Sa エチルセルローズ水性分散液で被覆した放出制御製剤

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10172958B2 (en) 2006-03-16 2019-01-08 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US8491935B2 (en) 2006-03-16 2013-07-23 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US9549989B2 (en) 2006-03-16 2017-01-24 Tris Pharma, Inc Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US8597684B2 (en) 2006-03-16 2013-12-03 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US9522191B2 (en) 2006-03-16 2016-12-20 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug—ion exchange resin complexes
US10933143B2 (en) 2006-03-16 2021-03-02 Tris Pharma, Inc Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US8747902B2 (en) 2006-03-16 2014-06-10 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US8790700B2 (en) 2006-03-16 2014-07-29 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US9675703B2 (en) 2006-03-16 2017-06-13 Tris Pharma, Inc Modified release formulations containing drug - ion exchange resin complexes
US9198864B2 (en) 2006-03-16 2015-12-01 Tris Pharma, Inc Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US10668163B2 (en) 2006-03-16 2020-06-02 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US8337890B2 (en) 2006-03-16 2012-12-25 Tris Pharma Inc Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US8883217B2 (en) 2006-03-16 2014-11-11 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US9675704B2 (en) 2006-03-16 2017-06-13 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
US10086087B2 (en) 2006-03-16 2018-10-02 Tris Pharma, Inc. Modified release formulations containing drug-ion exchange resin complexes
JP2009530298A (ja) * 2006-03-16 2009-08-27 トリス・フアルマ・インコーポレーテツド 薬剤−イオン交換樹脂複合体を含有する放出調節製剤
US8623409B1 (en) 2010-10-20 2014-01-07 Tris Pharma Inc. Clonidine formulation
JP2014503563A (ja) * 2011-01-27 2014-02-13 ラシオファルム ゲーエムベーハー Jak3インヒビターを含む制御型経口投与製剤
US11590228B1 (en) 2015-09-08 2023-02-28 Tris Pharma, Inc Extended release amphetamine compositions
US12076441B2 (en) 2017-09-24 2024-09-03 Tris Pharma, Inc. Extended release amphetamine tablets
US11590081B1 (en) 2017-09-24 2023-02-28 Tris Pharma, Inc Extended release amphetamine tablets
US11918689B1 (en) 2020-07-28 2024-03-05 Tris Pharma Inc Liquid clonidine extended release composition

Also Published As

Publication number Publication date
US20010038853A1 (en) 2001-11-08
EP1516616A1 (en) 2005-03-23
US6974591B2 (en) 2005-12-13
EP1267842B1 (en) 2004-11-03
DE60106889T2 (de) 2006-03-23
AU2001239658A1 (en) 2001-10-15
DE60106889D1 (de) 2004-12-09
JP4963767B2 (ja) 2012-06-27
EP1267842A1 (en) 2003-01-02
ATE281156T1 (de) 2004-11-15
WO2001074336A1 (en) 2001-10-11
US20060159755A1 (en) 2006-07-20
SE0001151D0 (sv) 2000-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003528910A (ja) 制御放出性製剤の製法
US5149542A (en) Coating membrane and compositions prepared therefrom
KR930003114B1 (ko) 2상성의 방출 단면을 가진 제어 방출되는 경구용 제제의 제조방법
FI115824B (fi) Menetelmä liukenemattoman terapeuttisesti aktiivisen aineen oraalisen jatkuvan vapautumisen formulaation valmistamiseksi
US4971805A (en) Slow-releasing granules and long acting mixed granules comprising the same
JP3174285B2 (ja) セチリジンおよびプソイドエフェドリンを含む固体剤形およびその製造方法
EP0436370A1 (en) Controlled release pharmaceutical preparation and method for producing the same
JPH0572369B2 (ja)
JP2001525358A (ja) 3種の異なるタイプの重合体を含有する持続放出性配合物及びそれから形成された錠剤
JP2009149681A (ja) 延長された放出抑制性を有するオピオイド製剤
JP2007070363A (ja) 持続性放出被覆を有する不溶性医薬品の即時放出錠剤コア
EP1722821A1 (en) Composition for oral administration of tamsulosin hydrochloride and controlled release granule formulation comprising same
JPS63230626A (ja) 持続放出性剤型
JP2012528799A (ja) 徐放製剤
CA2000932C (en) Oral pharmaceutical controlled release multiple unit dosage form
JP2005532289A (ja) 持続放出性医薬製剤及びその製造方法
JPH0791184B2 (ja) 放出制御型製剤およびその製法
JP4711499B2 (ja) 多細孔性食物防護
JP2001192344A (ja) フィルムコーティング剤及び経口固形製剤
JP5941117B2 (ja) 徐放製剤
JPH0283316A (ja) 徐放性錠剤
JPH057366B2 (ja)
JPH0971524A (ja) 徐放性粒剤およびその製造方法
PH26653A (en) Novel dosage form
WO1993010775A1 (en) Process and composition for the development of controlled release gemfibrozil dosage form

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20051026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080311

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110823

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110830

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20110922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees