JP3174285B2 - セチリジンおよびプソイドエフェドリンを含む固体剤形およびその製造方法 - Google Patents
セチリジンおよびプソイドエフェドリンを含む固体剤形およびその製造方法Info
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Description
後放出成分を共に含む、セチリジンおよびプソイドエフ
ェドリン含有剤形に関する。
ジニル]酢酸と呼ばれる化合物の種類の一員である。こ
れらの化合物は、一般に非鎮静性の抗アレルギー薬、鎮
痙薬および抗ヒスタミン薬である。米国特許第4,52
5,358号およびThe Merk index,
Eleventh Edition, 1989, p
age 310, entry 2013参照。
び硫酸塩のようなそれらの薬学的に許容される酸付加塩
は、鼻のうっ血を治療するための安全な治療薬として当
業者に公知の交感神経作用薬である。これは、アレルギ
ー性鼻炎の治療のために、鼻のうっ血治療用の抗ヒスタ
ミン薬と同時に一般に経口投与される。
イドエフェドリンは一緒に投与することができる。2つ
の薬剤を一緒に投与する方法は、1日当たり1個の10
mgセチリジン錠剤、そして1日に4回に分けて8個の
30mg直後放出プソイドエフェドリン錠剤を投与する
ものである。しかしながら、適当な間隔をおいて何回も
薬剤を服用することを記憶しておかなければならないた
め、患者が服用スケジュールに従い1日に何回も服用す
る大変さはよく知られている。従って、患者の服用方法
を好都合でより確実なものにするために、患者がセチリ
ジンとプソイドエフェドリンとを、例えば1日1回また
は1日2回、錠剤のような単位剤形として服用すること
ができれば有用である。
は、プソイドエフェドリンの少なくとも一部が、プソイ
ドエフェドリンの一部を含むコアーに含まれ、これによ
ってプソイドエフェドリンの一部の使用環境への放出が
持続され;セチリジンが直後放出成分として上記剤形に
含まれ;そして上記剤形が、分子量100未満のアルコ
ールおよびそれらの反応性誘導体を実質的に含まない、
セチリジンおよびプソイドエフェドリンを含む固体剤形
を提供する。
フェドリンの少なくとも一部が、プソイドエフェドリン
の一部を含むコアーに含まれ、コアーが透過膜によって
囲まれており、これによってプソイドエフェドリンの使
用環境への放出が持続され;セチリジンが直後放出成分
として上記剤形に含まれ;そして上記剤形が、分子量1
00未満のアルコールおよびそれらの反応性誘導体を実
質的に含まない、セチリジンおよびプソイドエフェドリ
ンを含む固体剤形を提供する。
未満のアルコールおよびそれらの反応性誘導体を実質的
に含まない。より好ましい態様では、剤形は、分子量5
00未満のアルコールおよびそれらの反応性誘導体を実
質的に含まない。さらに好ましい態様では、剤形は、分
子量1000未満のアルコールおよびそれらの反応性誘
導体を実質的に含まない。
ドエフェドリンを含む固体剤形の製造方法であって、プ
ソイドエフェドリンを含む成形持続放出コアーを、セチ
リジンおよび水溶性フィルム形成ポリマーを含む直後放
出層で被覆すること、ここで、層およびコアーは分子量
100未満のアルコールおよびそれらの反応性誘導体を
実質的に含まない、を含む上記の方法を提供する。
およびプソイドエフェドリンを含む固体剤形の好ましい
製造方法であって、次の工程プソイドエフェドリンを含
む成形組成物を透過膜で被覆すること、透過膜を、セチ
リジンおよび水溶性フィルム形成ポリマーを含む直後放
出層で被覆すること、ここで、組成物、膜および層は分
子量100未満のアルコールおよびそれらの反応性誘導
体を実質的に含まない、を含む上記の方法を提供する。
の遊離化合物ばかりでなく、その薬学的に許容される塩
も包含する。好ましいのは酸付加塩、特に二塩酸塩(こ
こでは”塩酸塩”とも言う)である。”セチリジン”は
個々の光学的対掌体、並びにラセミ化合物も包含する。
遊離塩基、および薬学的に許容される酸付加塩も包含す
る。本発明で用いるのが好ましいものは硫酸塩および塩
酸塩である。
1つ以上のヒドロキシル(−OH)基を有する化合物を
意味するのに一般に用いる。従って、この用語は、加工
および貯蔵の通常の条件下でセチリジンと反応性のジオ
ールおよびポリオール、並びにモノ−アルコールを包含
する。
ル化された、およびエステル交換によってセチリジンと
反応することができるアルコール(−OH)基を有する
物質を包含する。
るが、錠剤コアーを中につくることができる他のどのよ
うな形を意味してもよい。
ェドリンを含む剤形を提供する。セチリジンは直後放出
成分中に含まれ、実質的に摂取直後(飲み下したとき)
にこれから放出が始まる。使用環境、例えば胃腸(G
I)管の管腔液にさらされたときに生じる以外の、放出
遅延メカニズムは剤形に組み込んでいない。一般に、セ
チリジンは投与後、1時間以内に剤形から少なくとも8
0%が放出されなければならない。
続状態で放出され、剤形に含まれる薬剤の少なくとも約
75%が4〜36時間、好ましくは約8〜24時間にわ
たって放出されるが、以下で詳記するように、持続放出
の期間に、直後放出成分を有するようにすることもでき
る。ここで用いる”約”という用語は、各数値限界の±
10%を意味する。持続放出されるプソイドエフェドリ
ンは、様々な方法および態様で持続放出させることがで
きる。例えば、プソイドエフェドリンは、これを4〜3
6時間にわたって計量放出する持続放出マトリックスに
組み込むことができ、例えばマトリックスはコアーを構
成する。あるいは、プソイドエフェドリンコアーは成形
プソイドエフェドリン直後放出組成物、およびコアーに
持続放出性を付与するコアーを囲む速度制限膜を含んで
いてもよい。
与を目的とする剤形)においておよび剤形を製造すると
きの加工の際、セチリジンが分子量100未満のアルコ
ールと接触すると、セチリジンとの反応、通常はエステ
ル化が生じて、活性薬剤との反応により剤形が損なわれ
るので、セチリジンと分子量が100未満のアルコール
との接触を避けることが重要である。従って、直後放出
セチリジン成分を剤形への導入するときおよびその後、
剤形はそのような反応性成分を実質的に含有すべきでは
ない。アルコールおよび他の反応性成分は、セチリジン
の導入前に除去して減少させるかまたはそれらの存在を
なくしさえすれば、加工時に用いることができる。”分
子量が・・・未満のアルコールを実質的に含まない”と
いうフレーズは、アルコールを加工時に全く用いなかっ
たり、あるいはセチリジンの剤形への導入前にそれらを
除去することを意味する。セチリジンと反応性であるア
ルコールのわずかなレベルは、最終剤形において許容さ
れ、正確なレベルは個々のアルコールによる。一般
に、”アルコールを実質的に含まない”ためには、分子
量100未満のアルコールの全量は、単一アルコールで
あろうと混合物であろうと、剤形中のセチリジンの5%
と反応するのに要する量未満、好ましくはセチリジンの
1%と反応するのに要する量未満にすべきである。さら
に好ましくは、単一アルコールであろうと混合物であろ
うと、分子量100未満のアルコールは、剤形中のセチ
リジンの0.5%と反応するのに要する量未満であるの
が好ましく、最も好ましくは、分子量100未満のアル
コールを全く含まないことである。
は、低分子量アルコールおよびそれらの反応性誘導体を
実質的に含んでいてはいけない。そのような物質には、
配合分野で溶媒として、そしてそれらを含有する組成物
では賦形剤または担体として、一般的ではないがしばし
ば用いられる従来公知の比較的低分子量の1価および多
価アルコールが含まれる。そのような反応性アルコール
の例は、低分子量アルコール、例えばメタノール、エタ
ノール、イソプロパノールおよびグリセリンである。グ
リセリンのような高沸点アルコールは除去が難しく問題
を生じるので、そのような成分はとにかく避けるのが好
ましい。可塑剤の多くはアルコールであり、従って、セ
チリジンとの接触は、それらが低分子量のものであるな
らばさらに避けるべきである。可塑剤の多くはエステ
ル、すなわち、アルコールの反応性誘導体である物質で
もあり、エステル基はセチリジンとエステル交換して剤
形を損なうことになるので、セチリジンとこれらの物質
との接触はさらに避けるべきである。アルコール基含有
成分が全て加工および貯蔵の通常の条件(100℃未満
の温度)下でセチリジンと反応性であるとは限らない
が、本発明のためのそのような成分は”アルコール”で
はない。それらの例は、遊離ヒドロキシル基を含むセル
ロース物質、例えば圧縮性賦形剤として用いられる微晶
質セルロース、並びにここに記載の配合物において被覆
として有用なセルロースエーテルおよびエステルであ
る。
剤、カプセル、および簡略化のために”多粒状物(mu
ltiparticulate)剤形”または”多粒状
物”とここで呼ぶ多数の粒子を含む剤形が含まれる。多
粒状物は多くの配合物に用いることができる。例えば、
多粒状物を、カプセル殻に詰めるための粉末として、あ
るいはアイスクリームのような食品と混合して味をよく
するために用い得る。
して剤形に混合することができる。例えば、これを錠剤
の外側の被覆へ混合すると、実質的に摂取直後に放出す
ることができる。被覆は下記のように剤形全体を被覆し
ても、あるいはその表面全体でなくともよい。そのよう
な被覆を、多粒状物を構成する各粒子に同様に施しても
よい。剤形がカプセルであるならば、セチリジンをカプ
セル内部の単一のペレットに含有させて、カプセル殻の
実質的な溶解直後にこれから放出させてもよい。あるい
は、セチリジンをいくつかのより小さいペレットに含有
させても、または直後放出粒子として存在させてもよ
い。この種のカプセルの態様では、プソイドエフェドリ
ンは、例えば徐放出多粒状物として一般に存在し、各粒
子は、マトリックスに混合されたまたは速度制限膜によ
って囲まれたプソイドエフェドリンの中心コアーを含ん
でいる。
うな一般的な巨視的剤形を指し、そして本発明で用いる
ように、プソイドエフェドンを4〜36時間、好ましく
は約8〜約24時間にわたって持続放出する中心コアー
を有する単位剤形を意味する。上述のように、コアー
は、プソイドエフェドリンを計り出すマトリックスでも
よい。あるいは、プソイドエフェドリンコアーは、プソ
イドエフェドリンの使用環境への拡散速度を制限するこ
とによりプソイドエフェドリンを持続放出する水不溶性
で透過性の速度制限膜によって囲まれている、直後放出
プソイドエフェドリン含有組成物から形成されていても
よい。つまり、コアーは、その表面の少なくとも一部
を、直後放出をもたらす、セチリジンと水溶性フィルム
形成ポリマーとを含む層で被覆する。直後放出セチリジ
ン含有層は、錠剤配合の都合上、コアーの全表面を被覆
するのが好ましい。直後放出層は、望ましいならば、当
業界で一般的な方法によって膜の全表面積を完全に覆わ
なくてもよい。例えば、錠剤の表面が平らであるなら
ば、セチリジン含有層は表面全体にではなく、1つ以上
の面にのみ被覆してもよい。錠剤が球状であるならば、
セチリジン含有層は球の表面全体に被覆しなくてもよ
い。錠剤剤形は、抗ヒスタミンとうっ血除去薬とを共に
含有する薬剤が必要なおよび/または望ましい患者に主
に投与することができる、既製の容易に入手しうる剤形
であるのが望ましい。
ェドリン含有コアーの場合、膜は”透過性”である。透
過性は、コアーを完全に囲み、かつ水とプソイドエフェ
ドリンが共に膜を通過することができる細孔サイズを有
する被覆によって得ることができる。この種の膜では、
水は膜を通ってコアーに入り、プソイドエフェドリンを
溶解し、その結果、プソイドエフェドリンは膜を逆に横
切ってDI管へ所望の速度、すなわち、実質的に全ての
プソイドエフェドリンが4〜36時間にわたって放出さ
れるまで、ほどよく一定の速度で放出される。この種の
膜は、例えばEP−A−0 357 369に記載され
ており、その全てを参照することによってここに記載さ
れたものとする。あるいは、膜は水のみを透過して、丸
い穴または他の形の開口(形は制限されない)のような
1つ以上の開口を有していてもよい。は開口は表面のど
こかに、例えばドリルによって、物理的に開けてプソイ
ドエフェドリンを放出させる。この種の投薬は当業界で
公知であり、多くの米国特許、例えば米国特許第4,9
15,954号、第4,915,953号、第4,91
5,952号、第4,847,093号、および第4,
810,502号に記載されており、これらはその全て
を参照することによってここに記載されたものとする。
う用語は、全体が、目的の治療に有用な投与量のセチリ
ジンおよびプソイドエフェドリンである、多数の粒子を
含む剤形を包含するものである。粒子の直径は一般に約
50ミクロン〜約0.3cm、好ましくは100μm〜
1mmである。各々の粒子は本質的にはミニ錠剤であ
り、各々はプソイドエフェドリンの中心持続放出コアー
を含み、持続放出は上記のようにしてもたらされる。各
々は、セチリジンおよび水溶性フィルム形成ポリマーを
含み直後放出層で完全にまたは部分的に被覆することも
できる。
覆のないプソイドエフェドリン含有マトリックスまたは
膜で被覆された多粒状物を用いて、カプセルを一部満た
してもよく、直後放出セチリジンの1つ以上のペレット
をカプセル充填物の一部として加えてもよい。多粒状物
剤形は、剤形における粒子の数を単に計ることによって
患者の体重に合わせることができるので望ましい。従っ
て、例えば、既製の錠剤で供給される薬剤よりも多量の
または少量の薬剤を必要とする個々の患者または患者グ
ループに適した重量の多粒状物を、カプセル用充填物と
して用いることができる。より多量のまたはより少量の
薬剤を必要とする患者に適したカプセルは、単に、多粒
状物の充填重量を適切に調節して増減することにより製
造することができる。
プソイドエフェドリンコアーを完全に囲み、そして使用
環境において膜が水およびプソイドエフェドリンを共に
透過するように、個々の粒子を形成するのが一般的であ
る。
てを、剤形のプソイドエフェドリンコアーを囲む別の
(すなわち、持続放出コアーとは別の)直後放出被覆に
混合し、プソイドエフェドリンの全てをコアーに混合す
る。この態様は巨視的錠剤の形、あるいはカプセル充填
物としての多粒状物の形を取ることができる。
ソイドエフェドリンの一部を、別の層の直後放出被覆に
混合し、そして残りのプソイドエフェドリンを持続放出
コアーに混合する。この別の態様では、直後放出のため
にいくらかのプソイドエフェドリンを、やはり被覆中に
ある直後放出セチリジンと共に提供する。
体重により変化させることができるが、一般に約5〜約
20mg/日である。プソイドエフェドリンの投与量は
一般に約60〜約240mg/日である。15〜60m
g/日に相当するプソイドエフェドリンの約25%まで
を、直後放出セチリジン含有層に混合して、セチリジン
と共に直後放出用に提供することもできる。しかしなが
ら、プソイドエフェドリンの全てをコアーへ混合するの
が好ましい。
らの誘導体がセチリジンを含有する配合物に有害である
ということは、セチリジンのエステル、例えばグリセロ
ールエステルの一般的な直接エステル化法による製造が
難しいという事実を考慮すると意外なことである。直接
エステル化が困難なことを考慮すると、1つ以上の工程
でセチリジンがグリセリンまたは他のアルコールにさら
される錠剤のような乾燥固体配合物の製造工程を用いる
ときに、大量のエステル形成が観察されるという、セチ
リジンのアルコールに対する反応性は意外である。
いても次の方法により試験を行って、個々のアルコール
が潜在的に有害であるかどうかを判定することができ
る。剤形は50℃で12週間、閉じた容器(閉じること
ができるならば、市販の容器を含む)に貯蔵し、次に水
に溶解する。濾過後、水性試料を液体クロマトグラフに
注入し、そして231nmでのUV検出を用いる逆相高
性能液体クロマトグラフィー(HPLC)によりセチリ
ジンエステルの存在を分析することができる。逆相シス
テムの場合、pH2.5(燐酸二水素カリウムを加える
ことによってpH調整した)の水60%およびアセトニ
トリル40%よりなるイソクラティック移動相を使用し
て、ウルトラスフィア(Ultrasphere)(ベックマン・イ
ンスツルメント社の登録商標) C−18 ODSカラ
ムと呼ばれるC−18炭化水素固定相を有するカラムを
用いることができる。流量は一般に1mL/分である。
セチリジンエステルはセチリジンの後に通常溶出する。
確認は、未知のピークと、同じ保持時間で溶出する既知
標準とを比較することによって行うことができる。
が埋め込まれたまたは分散された、そしてプソイドエフ
ェドリンの使用環境、GI管への放出を遅らせるように
働くマトリックス材料から製造される。プソイドエフェ
ドリンをこの種のマトリックスに埋め込むとき、薬剤放
出は主としてマトリックスの表面から生じる。従って、
薬剤がマトリックスを通して拡散した後、またはマトリ
ックス表面が浸食されて薬剤がさらされたとき、薬剤は
マトリックス表面から放出される。マトリックスによっ
ては、両方のメカニズムが同時に働くことがある。これ
らのタイプのシステムは当業者に公知であり、例えば、
WO 95/30422号として公開されたPCT/I
B95/00264で広範囲に論じられており、その全
体を参照することによってここに記載されたものとす
る。
水性マトリックスの形、すなわち、プソイドエフェドリ
ンと、マトリックスとしての、プソイドエフェドリンの
溶解の制御を有用な程度にするのに十分な量の親水性ポ
リマーとを含有するコアーを有する。マトリックスを形
成するのに有用な親水性ポリマーには、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピ
ルセルロース(HPC)、ポリ(エチレンオキシド)、
ポリ(ビニルアルコール)、キサンタンガム、カルボマ
ー、カラジーナンおよびズーグランが含まれる。好まし
い材料はHPMCである。他の類似親水性ポリマーも用
いうる。使用の際、親水性物質は水で膨潤させ、最終的
には水に溶解させる。プソイドエフェドリンはマトリッ
クスからの拡散とマトリックスの浸食との両方によって
放出される。親水性マトリックスコアーからのプソイド
エフェドリンの溶解速度は、用いる親水性ポリマーの量
および分子量によって制御しうる。一般に、より多量の
親水性ポリマーを用いると、より高分子量のポリマーを
用いるときと同様に、溶解速度は減少する。より低分子
量のポリマーを用いると、溶解速度は増加する。溶解速
度は糖、塩または可溶性ポリマーのような水溶性添加剤
を用いることによっても制御しうる。これらの添加剤の
例は、ラクトース、サッカロースまたはマンニトールの
ような糖、NaCl、KCl、NaHCO3のような
塩、ポリ(N−ビニル−2−ピロリジノン)またはポリ
ビニルピロリドン、低分子量HPCまたはHMPCまた
はメチルセルロースのような水溶性ポリマーである。一
般に、配合物中の可溶性物質の分率が増加するほど、放
出速度は増加する。親水性マトリックスコアーは約20
〜90重量%のプソイドエフェドリンおよび約80〜1
0重量%のポリマーを一般に含む。
クスコアーは、セチリジンおよび水溶性フィルム形成ポ
リマーを含む直後放出被覆で被覆してもよい。
クス組成物は、重量で、約50〜約80%のプソイドエ
フェドリン、約15〜約35%のHPMC、0〜約35
%のラクトース、0〜約15%のPVP、0〜約20%
の微晶質セルロース、および約0.25〜約2%のステ
アリン酸マグネシウムを含む。
からの薬剤放出が一定でないことがよくある。これは、
薬剤放出の拡散メカニズムの結果によるのかもしれず、
以下に詳記するように、薬剤放出をより一定にするのに
有利なように剤形の形状を変えることができる。
トリックスコアーを不透過性被覆で被覆してもよく、オ
リフィス(例えば、丸い穴または長方形の開口)を設け
て、錠剤の内容物を水性GI管へさらすようにしてもよ
い。この態様はRanadeの米国特許第4,792,
448号によるものであり、参照することによってここ
に記載されたものとする。開口は一般に、さらされた下
にあるプソイドエフェドリン組成物成分の面積が、製剤
表面積の約40%未満、好ましくは約15%未満であ
る。コアー全体は、セチリジンおよび水溶性フィルム形
成ポリマーを含む直後放出層で被覆してもよい。
リンヒドロゲルマトリックスコアーを不透過性物質で被
覆し、そして薬剤移送用の開口を、被覆に丸い穴をあけ
ることによってつくってもよい。穴は被覆のみを貫いて
いても、あるいはコアーへの通路として延びていてもよ
い。コアー全体は、セチリジンおよび水溶性フィルム形
成ポリマーを含む直後放出層で被覆してもよい。
リン親水性マトリックスコアーを不透過性物質で被覆
し、そして薬剤移送用の通路を、錠剤全体を貫く通路を
あけることによってつくってもよい。コアー全体は、セ
チリジンおよび水溶性フィルム形成ポリマーを含む直後
放出層で被覆してもよい。
リンヒドロゲルマトリックスコアーを不透過性物質で被
覆し、そして薬剤移送用の1つ以上の通路を、不透過性
被覆から1つ以上のストリップを取り除くことにより、
あるいは、好ましくは錠剤の放射状表面にまたはランド
に、被覆を貫く1つ以上のスリットを切ることによって
つくってもよい。コアー全体は、セチリジンおよび水溶
性フィルム形成ポリマーを含む直後放出層で被覆しても
よい。
リンヒドロゲルマトリックスコアーを円錐形にし、不透
過性物質で完全に被覆してもよい。次いで、薬剤移送用
の通路を、円錐の先端を切り取ることによってつくり、
そしてコアー全体を、セチリジンおよび水溶性フィルム
形成ポリマーを含む直後放出層で被覆してもよい。
リンヒドロゲルマトリックスコアーを半球形にし、不透
過性物質で完全に被覆し、そして薬剤移送用の通路を、
半球の平らな面の中心に穴をあけることによってつくっ
てもよい。コアー全体は、セチリジンおよび水溶性フィ
ルム形成ポリマーを含む直後放出層で被覆してもよい。
リンヒドロゲルマトリックスコアーを半円筒形にし、そ
して不透過性物質で完全に被覆してもよい。薬剤移送用
の通路は、半円筒形の軸にそってまたは半円筒形の平ら
な面の中心線にそって不透過性被覆を貫くスリットを切
るか、あるいは該被覆からストリップを取り除くことに
よってつくってもよい。コアー全体は、セチリジンおよ
び水溶性フィルム形成ポリマーを含む直後放出層で被覆
してもよい。
って同様に行うことができることは当業者にとって明ら
かなことである。例えば、切断してまたは穴をあけて薬
剤移送用の通路をつくることは、所望の部分被覆を直接
施す技術によるような他の操作によって行うことができ
る。
薬剤放出時間(すなわち、4〜36時間)の間に、プソ
イドエフェドリンの有意な移送がその物質を通り抜けて
生じることがないような十分な厚さとプソイドエフェド
リンに対する不透過性とを有する物質を意味する。その
ような被覆は、プソイドエフェドリンに対して十分に低
い拡散係数を有する被覆物質を選択し、そしてこれを十
分な厚さに施すことによって得ることができる。これら
の態様の不透過性被覆を形成するための物質には、プソ
イドエフェドリンの拡散係数が約10-7cm2/s未満
の実質的に全ての材料が含まれる。上記拡散係数は上で
述べたようにマトリックス構造物に対して十分なもので
あることを述べておく。しかしながら、巨視的開口を設
けたここで論じるタイプの構造物では、この拡散係数を
有する物質かつ液体ではないほとんど全ての膜材料は、
移送のほとんどが開口によるものであるため、それはあ
たかも不透過性の状態でプソイドエフェドリンを収容し
ているように見える。好ましい被覆物質には不溶性フィ
ルム形成ポリマーおよびワックスが含まれる。特に好ま
しいのは、熱可塑性ポリマー、例えばエチレン/酢酸ビ
ニルコポリマー、ポリ塩化ビニル、エチルセルロースお
よびセルロースアセテートである。これらの物質は、約
100μm以上の厚さの被覆として施すとき、プソイド
エフェドリンに対して望ましい低い透過速度を示す。
フェドリン組成物を含むコアーを製造するとき、用いう
る膜の種類は、例えばEP 0 357 369号、米
国特許第4,847,093号および第4,915,9
53号を含めた上記特許および出版物から当業界で広く
知られている。膜は水不溶性フィルム形成ポリマー、例
えばオレフィンおよびビニルタイプポリマー、有機珪素
ポリマー、ポリスルホン、ポリアミド、ポリウレタン、
セルロースエステル、セルロースエーテル等から製造す
ることができる。ポリマーは縮合ポリマーまたは付加ポ
リマーでもよい。個々の非セルロースポリマーには、ポ
リ(メチルメタクリレート)、ポリ(ブチルメタクリレ
ート)、ポリエチレン、エチレンビニルアセテートコポ
リマー、ポリ(ジメチルシロキサン)、ポリプロピレ
ン、ポリビニルクロリド、ポリビニルアルコール、エチ
レンビニルアルコール等が含まれる。
ルおよびエーテルは、錠剤コアーを囲む膜の製造に好ま
しいものである。セルロースエステルおよびエーテルの
例は、アシル基が2〜4個の炭素原子からなるモノ−、
ジ−およびトリ−アシルエステル、およびアルキル基が
1〜4個の炭素原子からなるセルロースの低級アルキル
エーテルである。セルロースエステルは混合エステル、
例えばセルロースアセテート、ブチレート、またはセル
ロースエステルのブレンドでもよい。同じバリエーショ
ンはセルロースのエーテルにも見られ、セルロースエス
テルおよびセルロースエーテルのブレンドが含まれる。
本発明において有用な膜の製造に用いうる他のセルロー
ス誘導体には逆浸透膜に関連した材料が含まれ、例え
ば、セルロースニトレート、アセトアルデヒドジメチル
セルロース、セルロースアセテートエチルカルバメー
ト、セルロースアセテートフタレート、セルロースアセ
テートメチルカルバメート、セルロースアセテートスク
シネート、セルロースアセテートジメタミノアセテー
ト、セルロースアセテートエチルカーボネート、セルロ
ースアセテートクロロアセテート、セルロースアセテー
トエチルオキサレート、セルロースアセテートメチルス
ルホネート、セルロースアセテートブチルスルホネー
ト、セルロースアセテートp−トルエンスルホネート、
セルロースシアノアセテート、セルロースアセテートト
リメリテート、およびセルロースメタクリレートがあ
る。
当するアシル無水物またはアシルハライドとのアシル化
によって形成することができる。一般的なセルロースエ
ステルのいつかは商業的に入手しうる。アシル含有率が
各々39.4、39.8および40%のセルロースアセ
テート394−60、398−10および400−25
は、テネシー州キングスポートのイーストマン・ケミカ
ル社から容易に入手しうる。
じるタイプの錠剤コアーは膜によって調節される系また
は貯蔵部系を構成する。この種の持続放出系では、プソ
イドエフェドリンの貯蔵部は、プソイドエフェドリンお
よび水の通過を可能にする速度制限膜によって囲まれて
いる。プソイドエフェドリンは、膜内への溶解、および
その後の膜を横切る拡散(これらに制限されない)を含
めた当業界で周知の物質移送メカニズムによって膜を横
切る。上記のように、これらの個々の貯蔵部系剤形は、
膜で各々被覆された、大きな単一貯蔵部を含む錠剤また
は多粒状物の場合のように、多数の貯蔵部粒子を含むカ
プセルの場合のように大きくてもよい。被覆は非多孔質
でもよいが、プソイドエフェドリンに対して透過性であ
っても(例えば、プソイドエフェドリンは膜を通して直
接拡散しうる)、あるいは多孔質でもよい。持続放出を
行いうる移送の個々のメカニズムは重要でないと考え
る。
は、浸透圧による放出系、すなわち、プソイドエフェド
リンコアーを囲む速度制限膜がプソイドエフェドリンに
対して不透過性または不十分な透過性であるが、水は易
透過性である、上記のような系として製造することもで
きる。水はその後、膜を横切って拡散し、コアー内のプ
ソイドエフェドリンを溶解し、プソイドエフェドリン
は、プソイドエフェドリンコアーの内部をさらすように
錠剤表面を貫いてあけたまたは他の方法によってつくら
れた1つ以上の穴を通って錠剤からでる。穴の大きさお
よび形は限定されず、通常は0.05〜2mm程度であ
る。”穴”という用語は、何と呼ばれるか(例えば穴、
オリフィス、孔、スリット等)に関係なく、どのような
出口通路をも包含する。
覆、特に、上記の水不溶性被覆のようなポリマー被覆
を、コアーを囲む膜の製造に用いてもよい。好ましい材
料は上記のようなセルロース材料である。特に好ましい
材料はエチルセルロース、セルロースアセテートおよび
セルロースアセテートブチレートである。ポリマーは有
機溶媒溶液としてまたは水性分散液もしくはラテックス
として施してもよい。被覆操作は標準的な装置、例えば
流動床コーターであるWursterコーター、または
回転穴あきパンで行いうる。望ましいならば、膜の透過
性を、2種以上の物質をブレンドすることによって調整
してもよい。
特に有用な方法は、所定量の微粉砕水溶性物質、例えば
糖、塩または水溶性ポリマーを、用いる膜形成ポリマー
の溶液または分散液(例えば、水性ラテックス)へ加え
ることを含む。さらに有用な細孔形成物質にはジメチル
スルホンおよびニコチンアミドがある。剤形をGI管の
水性媒質に取り込むと、これらの水溶性膜添加剤は膜か
ら浸出し、薬剤放出を容易にする細孔から出る。膜被覆
は、当業界で公知のように、可塑剤の添加によって調節
することもできる。これらの方法については米国特許第
4,851,228号、第4,687,660号および
第3,538,214号に詳しく記載されており、これ
らの全ては参照することによってここに記載されたもの
とする。ソルビトール、ペンタエリトリトール、マンニ
トール並びに他の芳香族および脂肪族モノオールおよび
ポリオール(ジオールおよびトリオールを含む)を含め
たアルコールも細孔形成物質として有用であることが知
られているが、細孔形成物質としてのこれらの種類のア
ルコールは、エステル化によりセチリジンと反応する傾
向にあるので、本方法では避けるべきである。
われない;むしろ被覆の全体的透過性がより重要である
と思われる。最適な細孔の大きさは個々のコアーの大き
さによって決まる。一般に、細孔の大きさは50μm未
満であり、全細孔面積は膜の全表面積の1%未満であ
る。最適な膜の厚さもコアーの大きさ、すなわち、コア
ーが1つで巨視的なもの(すなわち、単位錠剤に用い
る)であるか、または多粒状物であるかによって決ま
る。巨視的な単位コアーの場合、膜の厚さは一般に10
0〜700μmであり、最適な厚さはたいていの場合2
00〜500μmである。多粒状物の場合、膜の厚さは
一般に5〜75μmである。
顕微鏡下で測定することによって確認することができ
る。膜の厚さも細孔度も、特定の装置を用いて所望の放
出特性が得られるように調節することができる。
に記載の種類の非対称膜である。ここに記載のように、
非対称膜は2つの領域または膜層を含む。一方の層は比
較的厚い多孔質の下部構造である。この下部構造は、非
常に緻密で薄いスキンである膜の他方の部分を支持す
る。膜は上記セルロースエステルおよびエーテルのよう
な、水不溶性フィルム形成セルロース誘導体で製造する
ことができる。混合エステルおよびエーテルを用いても
よい。EP 0 357 369に記載の物質を含めた
多くの他の物質を用いることもできる。膜の製造に用い
る配合物には、少なくとも60〜90重量%の水不溶性
フィルム形成ポリマー、およびこれに対応して約40〜
10重量%の上記のような細孔形成試薬を含有させるべ
きである。最適な結果を得るには、膜配合物には65〜
75重量%、特に約68重量%の水不溶性フィルム形成
ポリマーを含め、残りを細孔形成試薬にすべきである。
膜被覆を施すための特に有用な方法は、被覆が乾燥した
とき、施した被覆溶液に転相が生じて多孔質構造を有す
る膜が得られるように選択した溶媒混合物に、被覆ポリ
マーを溶解することを含む。
7 369に記載の種類の非対称膜であるならば、1種
以上のアルコール(通常は揮発性)を細孔形成成分とし
て用いることによって細孔を予め形成する(GI管にお
いてその場で細孔を形成するのとは異なる)ことができ
るが、セチリジンを含有する直後放出層を施す前に全て
のアルコールを除去することが重要である。従って、膜
に囲まれたコアーを製造するときに、低分子量アルコー
ルの1種または混合物を細孔形成物質として用いるなら
ば、アルコールは細孔形成完了後に除去すべきである。
除去は、例えばコアーを強制空気オーブン、真空オーブ
ンまたは流動床中に数時間、一般には一晩置くことによ
って都合よく行うことができる。アルコールはメタノー
ルおよびエタノールのような室温で低沸点の揮発性液体
を用いるべきである。室温で液体であるより高沸点アル
コール、例えばグリセロール、ブタノール並びに高級モ
ノアルコールおよびジオール、例えばエチレングリコー
ルおよびプロピレングリコールのような低分子量グリコ
ールには問題があり、全て避けるべきである。
gのプソイドエフェドリン、約70〜約425mgの圧
縮性賦形剤、約2〜約17mgの結合剤、および約0.
5〜約4mgの潤滑剤を含む。好ましい剤形は240m
gのプソイドエフェドリン(または投与量を分けるなら
ば120mg)を塩酸塩として、および上記範囲内の量
の圧縮性賦形剤、結合剤および潤滑剤を含む。一般に、
より多量の塩酸プソイドエフェドリンをコアーに用いる
ほど、使用する圧縮性賦形剤の対応量はより多量にすべ
きである。
低損耗性を含めた良好な機械的性質を有する圧縮性錠剤
コアーをもたらすので有利である。上記範囲外の量を用
いると、配合物の確度および/または低い錠剤硬度、脆
砕性およびキャッピングを含めたスケールアップの困難
性が一般に増す。
物の流動性および圧縮性を改善するために配合物に用い
られる当業界で一般に公知の物質を指す。好ましいのは
アビセル(Avicel)(ペンシルベニア州フィラデルフィア
のFMC社の登録商標)として販売されている微晶質セ
ルロースのような物質である。
を一緒に保持する働きを通常する物質であり、一般に公
知の結合剤も本発明に用いることができる。適した結合
剤には水溶性ポリマー、例えばヒドロキシプロピルセル
ロース(HPC)、ポリ(N−ビニル−2−ピロリジノ
ン)(PVP)およびヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(HPMC)が含まれる。都合のよいことには、H
PMCのような結合剤を含むように予備配合された微晶
質セルロースのグレードを購入することもできる。
が好ましいが、他の潤滑剤、例えばステアリン酸および
ラウリル硫酸ナトリウムを用いてもよい。
被覆として施すならば、被覆には被覆の重量に基づいて
約40〜約85重量%のセチリジンを含め、残りは(1
5〜60重量%)水溶性フィルム形成ポリマー、例えば
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)また
はヒドロキシプロピルセルロースとヒドロキシプロピル
メチルセルロースとのブレンドにすることができ、これ
は製造しても、あるいはカラーコン社からOPADRY
という登録商標で購入してもよい。水溶性フィルム形成
成分は糖でもよい。被覆には他の成分、例えば二酸化チ
タンまたは他の適当な非ヒドロキシル基含有顔料を含有
させてもよい。(巨視的)錠剤の場合、この被覆は一般
に2.5〜20mgのセチリジンおよび4〜50mgの
フィルム形成ポリマーを含む。
法では、錠剤コアーをまず、塩酸塩としてのプソイドエ
フェドリンを微晶質セルロース(例えば、アビセル(登
録商標)PH101)および結合剤(例えば、Kluc
el、アクアロン社の登録商標)とV−ブレンダーまた
はP/Kプロセッサー(パターソン・ケリー社)でブレ
ンドすることによって形成する。得られたブレンドを次
に水(約9〜13重量%)と共に顆粒化して湿った物質
にし、そして乾燥して、水分バランスから測定した最終
水分含有率を1重量%未満にする。次に、顆粒をミル
し、追加の微晶質セルロース、例えばアビセル(登録商
標)PH 200とブレンドする。次に、潤滑剤を加
え、全体をV−ブレンダーでブレンドし、そして得られ
たブレンドを錠剤プレス上で圧縮することによって非膜
被覆コアーを形成する。
の適当な膜形成物質および細孔形成成分(例えば、カル
ボワックス(CARBOWAX)という登録商標でユニオン・カー
バイド社から販売されているPEG 3350のような
平均分子量3000以上のポリエチレングリコール)を
アセトンと水の溶媒混合物中で混合することによって形
成することができる。溶液が形成されるまで、混合物を
撹拌する。
成溶液を噴霧し、そして被覆コアーを棚型乾燥機で乾燥
する。
(Opadry、登録商標)とセチリジンとの水溶液を、乾燥
膜が被覆されたコアーに噴霧してセチリジン被覆を施す
ことができる。この時点で、錠剤はすぐに治療に用いら
れる。しかしながら、望ましいならば、最も外側の味マ
スキング層を、錠剤または多粒状物にさらにくわえても
よい。そのような層は、追加量のフィルム形成ポリマー
を全て覆う層としてセチリジン含有層上に単に被覆する
ことにより容易に加えることができる。望ましいなら
ば、二酸化チタンのような乳白剤を最も外側の層へ加え
てもよい。
に製造することができ、各多粒状物は本質的にミニ錠剤
マトリックスコアーまたは膜で囲まれたコアーである。
多粒状物コアーの好ましい製造方法は押し出し/球状化
法である。この方法では、プソイドエフェドリンを結合
剤と共に湿らせ、穴あきプレートまたはダイを通して押
し出し、そして回転円板上に置く。押し出し物は理想的
には1つ1つに壊れ、これらは回転プレート上で球、楕
円形または丸いロッドに丸められる。この種の方法およ
び組成物の例には、顆粒を湿らせる水、並びにマトリッ
クスとしての約10〜75%の微晶質セルロースおよび
これに対応して約90〜25%の塩酸プソイドエフェド
リンを含むブレンドを使用するものである。
らに好ましい方法は、ワックス顆粒の製造である。この
方法では、所望量のプソイドエフェドリンを液体ワック
スと共に撹拌して、均質な混合物を形成し、冷却し、そ
してスクリーンに無理に通して顆粒を形成する。好まし
いマトリックス材料はワックス状物質である。特に好ま
しいのは水添ひまし油およびカルナウバワックスおよび
ステアリルアルコールである。
らに好ましい方法は、プソイドエフェドリンとマトリッ
クス材料との混合を助ける有機溶媒を使用するものであ
る。この技術は、材料を溶融状態で用いると、薬剤また
はマトリックス材料の分解を引き起こしたり、あるいは
許容されない溶融粘度になってプソイドエフェドリンと
マトリックス材料との混合を妨げる、好ましくない高融
点のマトリックス材料の使用が望ましいときに用いるこ
とができる。プソイドエフェドリンおよびマトリックス
材料は控えめな量の溶媒と混ぜてペーストを形成し、ス
クリーンに無理に通して顆粒を形成し、そして溶媒を除
去する。あるいは、プソイドエフェドリンおよびマトリ
ックス材料を、マトリックス材料を完全に溶解するのに
十分な溶媒と混ぜ、そして固体薬剤粒子を含む得られた
溶液を噴霧乾燥して、粒状剤形を形成する。この技術
は、マトリックス材料が高分子量合成ポリマー、例えば
セルロースエーテルまたはセルロースエステルであると
きに好ましい。この方法に一般に用いられる溶媒にはア
セトン、エタノール、イソプロパノール、酢酸エチル、
および2種以上の混合物が含まれる。
<711>に記載のようなUSP装置2を使用する次
の方法によって試験して、セチリジンとプソイドエフェ
ドリンとの放出速度を測定することができる。装置は、
37℃の1リットルの蒸留水を用い、50rpmの櫂速
度で操作する。剤形を装置に加え、セチリジンをHPL
Cにより調べ、セチリジン濃度が定常値に達したとき、
UV検出を行って確かめる。セチリジン濃度を調べる一
般的な時間は15分、30分、45分および1時間であ
るが、異なる時間で調べてもあるいは調べる時間を追加
してもよい。直後放出セチリジン濃度が定常値に達する
ポイントは、放出が全体の80%程度となる時間であ
り、一般に1時間以内である。プソイドエフェドリン濃
度は、剤形のUSP装置2への添加後、初めの2時間の
しるしから出発して濃度が横ばいになるまで2時間間隔
で同様に調べる。
Cシステムは、セチリジンおよびプソイドエフェドリン
の場合と同じ逆相システムでよい。カラムは一般に、マ
ック−モッド社からゾルバックス(ZORBAX)の登録商標で
入手しうるタイプのC−18CNカラムである。移動相
は30℃に維持し、1:1(v/v)水/メタノールの
イソクラティク組み合わせであり、必要に応じて、燐酸
二水素ナトリウムおよび水酸化ナトリウムを適当に加え
ることによってpH6.5に調整し、1−オクタンスル
ホン酸ナトリウム塩中で5mMにしたものである。検出
は、214nmでUV検出器を用い、セチリジンおよび
プソイドエフェドリンの両方に行うことができる。一般
的な保持時間は、プソイドエフェドリンは3〜4分、セ
チリジンは8〜9分であり、従ってかなり良好な分離で
あることが確認された。
るが、これらは本発明を限定するものではない。
となることを説明する。
錠剤コアーは、次の手順によって製造した。成分1〜5
の湿った顆粒は、イソプロピルアルコールおよびエタノ
ールの50/50溶液、成分6〜7で製造した。十分な
溶媒を加え、顆粒を混合すると、ドウ状の物質が得ら
れ、これをその後、砕き、オーブン中で乾燥した。乾燥
顆粒を微粉砕することによって適当な大きさにした。上
記顆粒の5.6%を構成する許容サイズの塩化ナトリウ
ムを加えた。これに、錠剤化助剤として働くステアリン
酸マグネシウムを0.5%加えた。一般的な回転錠剤成
形機上の13/32″の標準の丸いくぼんだ成形用具を
用いて、顆粒を圧縮して約180mgのプソイドエフェ
ドリン含有錠剤コアーにした。
覆パン(ハイコーター(Hi-Coater)、HCT−30、ベ
クター社)で錠剤コアーに施した。出口温度を約19℃
に維持しながら、膜溶液を約27g/分で噴霧すること
によって、約825gの錠剤コアーバッチを被覆した。
30%(重量)の膜を施した後、強制空気オーブンの棚
で被覆コアーを約12〜16時間、50℃で乾燥させ
た。
す60mgの塩酸プソイドエフェドリンも含むセチリジ
ンHCl含有被覆を被覆した。薬剤層を、穴あき錠剤被
覆パン(ハイコーター、HCT−30、ベクター社)で
約900gの膜被覆コアー上に被覆した。出口温度を3
5〜40℃に維持しながら、薬剤溶液を約9g/分で噴
霧した。錠剤コアー上に約60mgの塩酸プソイドエフ
ェドリンおよび約10mgの塩酸セチリジンを被覆する
のに十分な薬剤層を施した。
を、オパドライ、クリアー(YS−1−7006)の5
%水溶液を噴霧することによって施して、個々の錠剤重
量を約20mg増加させた。溶液は、排気温度35℃を
維持しながら、6g/分で噴霧した。
進安定試験の一部として次の貯蔵条件下に置いた
(注:”RH”は相対湿度を意味する):50℃/20
%RH、40℃/75%RHおよび5℃。3週間後、セ
チリジンの、グリセロールのセチリジンエステル(CE
G)への劣化を測定した。
する。
コアーを、次の手順によって製造した。まず、成分1、
2および3(示された割合)を、湿式造粒用の10立方
フィートV形ブレンダー(”P−Kプロセッサー”、パ
ターソン−ケリー社、米国ペンシルベニア、イーストス
トラウズバーグ)で混ぜることによって、155kgの
顆粒を製造した。水(成分4)を加えることによって、
ブレンド成分を顆粒化した。水の添加完了後、混合を3
分間続け、そして撹拌しながら、湿った物質を真空中、
60℃にてその場で乾燥した。顆粒の水分含有量が1%
未満(乾燥減量の測定による)のレベルに達したとき、
乾燥顆粒をミルに通し、その後の処理のために同じ割合
の2つに分けた。次に、乾燥顆粒の一方を微晶質セルロ
ース(成分5)とP−Kプロセッサーで混ぜ、15分間
ブレンドし、ミルし、再び15分間ブレンドし、そして
ステアリン酸マグネシウム(成分6)と5分間ブレンド
して、高速成形機で錠剤化するのに適した最終ブレンド
を得た。このブレンドを、7/16″の標準の丸いくぼ
んだ成形用具を用いて、Manesty MarkII
a錠剤成形機で錠剤にして、公称重量が各々535mg
の錠剤コアーのバッチを得た。
コーター(”ハイコーター、HCT−60”、ベクター
社)で以下に示す溶液を被覆した。
溶液を約175g/分で噴霧することによってコアーの
10kgバッチを被覆した。その後、コアーをオーブン
中、50℃で16時間乾燥した。
び出口温度45℃で2つのスプレーガンを用い、HiC
oater中で、以下に示す溶液を噴霧することによっ
て、上で製造されたコアーにさらにシチリジンを被覆し
た。適切な量の薬剤の各錠剤への塗布は、錠剤100個
の試料の重量増加の測定により確かめ、UV分析によっ
て確認した。味マスク被覆溶液(やはり以下に示す)を
スプレーガンを用い、出口空気温度45℃、塗布速度6
0g/分で噴霧することによって、セチリジン被覆錠剤
に味マスク被覆をさらに被覆して、最終生成物を得た。
の方法および組成物を示す。
369に定義かつ記載されている非対称膜を被覆し
た。
ヒドロキシプロピルセルロースを、2立方フィートP−
K Processorで15分間ブレンドし、Fit
zミル(前進させるサイズ2AAのプレートおよびナイ
フを使用)に通してミルし、15分間ブレンドした。ブ
レンドをP−Kプロセッサー中で、9重量%の水と共に
湿式顆粒化した。ジャケット温度60℃のP−Kプロセ
ッサーで顆粒を乾燥して、1%未満の最終水分含有率に
した。乾燥顆粒をFitzミルに通してミルし(前進さ
せるサイズ2AAのプレートおよびナイフを使用)、5
立方フィートのV形ブレンダーで10分間ブレンドし
た。微晶質セルロースを加え、15分間ブレンドした。
ステアリン酸マグネシウムを加え、5分間ブレンドし
た。Kilian LX21錠剤成形機で、7/16″
SRC用具を用い、錠剤硬度10kpで顆粒を圧縮し
た。錠剤に非対称膜被覆を噴霧速度140g/分にてH
CT−60コーターで施し、ストークス強制熱風乾燥機
で16時間乾燥した。非対称膜被覆錠剤にセチリジン
を、HCT−60コーターで噴霧ノズル1個および噴霧
速度40g/分にて被覆した。次に、最終味マスク被覆
を、噴霧速度40g/分で施した。セチリジンに反応性
のモノ−アルコールを配合物に用いなかったので、配合
物はセチリジンのモノ−アルコールエステルを形成しな
かった。有意なセチリジンのエステルは、他のヒドロキ
シル含有賦形剤で形成されなかった。
次の手順により製造した。まず、成分1〜5を5立方フ
ィートのブレンダーで20分間ブレンドすることによっ
て、約56kgの湿った顆粒を製造した。次に、これを
ミルし、さらに15分間再ブレンドした。ブレンドの半
分を140クォートのホバートミキサーに移した。イソ
プロピルアルコールとエタノールとの50/50溶液
(約7.7kg)を、ブレンドを十分に湿らせ、実際
に”過湿”と思われるように12分間かけてゆっくり加
えた。顆粒はさらに約35分間混合した。湿った物質を
強制空気オーブンで50℃にて12〜16時間、棚で乾
燥した。
顆粒の2つの部分を5立方フィートブレンダーで混ぜ、
5分間ブレンドした。ブレンドの5.6%になる予めミ
ルしておいた塩化ナトリウムをブレンダーに加えた。こ
れをさらに5分間ブレンドした。これに、0.5%のス
テアリン酸マグネシウムを加え、さらに5分間ブレンド
した。潤滑剤を加えた顆粒を圧縮して、7/16″の標
準の丸いくぼんだ用具を用い、一般的な回転錠剤成形機
で重量が約600mgの錠剤コアーを得た。
覆パン(ハイコーター、HCT−30、ベクター社)中
で錠剤コアーに施した。出口温度を約24℃に維持しな
がら、膜溶液を約30g/分で噴霧することによって、
約1200gの錠剤コアーバッチを被覆した。20%
(重量)の膜を施した後、強制空気オーブンの棚で錠剤
を約16〜24時間、50℃で乾燥した。
ジンHCl含有被覆を被覆した。薬剤層を、穴あき錠剤
被覆パン(ハイコーター、HCT−30、ベクター社)
で約1100gの膜被覆錠剤上に被覆した。出口温度を
約40℃に維持しながら、薬剤溶液を約5g/分で噴霧
した。錠剤コアー上に約10mgの塩酸セチリジンを被
覆するのに十分な薬剤層をほどこした。
mg増加させるオパドライ、クリアー(YS−5−19
010)の5%水溶液を噴霧することによって施した。
溶液は、排気温度40℃を維持しながら、5g/分で噴
霧した。
進安定試験の一部として次の貯蔵条件下に置いた:50
℃、40℃、30℃および5℃。12週間および18カ
月後、次の表に示すようなPEG3350のセチリジン
エステル(CEG)への劣化を測定した。
Claims (38)
- 【請求項1】 セチリジンおよびプソイドエフェドリン
を含む固体製剤であって、 プソイドエフェドリンの少なくとも一部は、プソイドエ
フェドリンの一部を含むコアーに含まれ、これによって
プソイドエフェドリンの一部の使用環境への放出が持続
され; セチリジンは直後放出成分として上記製剤に含まれ;そ
して上記製剤は分子量が100未満のアルコールおよび
それらの反応性誘導体を実質的に含まない、 上記固体製剤。 - 【請求項2】 セチリジンが薬学的に許容される塩の形
である、請求項1に記載の製剤。 - 【請求項3】 塩が二塩酸塩である、請求項2に記載の
製剤。 - 【請求項4】 プソイドエフェドリンが薬学的に許容さ
れる塩の形である、請求項1に記載の製剤。 - 【請求項5】 塩が硫酸塩または塩酸塩である、請求項
4に記載の製剤。 - 【請求項6】 製剤が、分子量250未満のアルコール
およびそれらの反応性誘導体を実質的に含まない、請求
項1に記載の製剤。 - 【請求項7】 製剤が、分子量500未満のアルコール
およびそれらの反応性誘導体を実質的に含まない、請求
項6に記載の製剤。 - 【請求項8】 製剤が、分子量1000未満のアルコー
ルおよびそれらの反応性誘導体を実質的に含まない、請
求項7に記載の製剤。 - 【請求項9】 全てのプソイドエフェドリンが上記のコ
アーに含まれる、請求項1に記載の製剤。 - 【請求項10】 コアーが放出速度制限膜によって囲ま
れたプソイドエフェドリン含有直後放出組成物を含む、
請求項1に記載の製剤。 - 【請求項11】 コアーがプソイドエフェドリン含有持
続放出マトリックスを含む、請求項1に記載の製剤。 - 【請求項12】 マトリックスが親水性ポリマーを含
む、請求項11に記載の製剤。 - 【請求項13】 錠剤の形の請求項1に記載の製剤。
- 【請求項14】 多粒状物の形の請求項1に記載の製
剤。 - 【請求項15】 プソイドエフェドリンの一部が4〜3
6時間にわたって使用環境に放出される、請求項1に記
載の製剤。 - 【請求項16】 上記の時間が8〜24時間である、請
求項15に記載の製剤。 - 【請求項17】 セチリジンおよびプソイドエフェドリ
ンを含む固体製剤であって、 プソイドエフェドリンの少なくとも一部は、透過膜によ
って囲まれているコアーに含まれ、これによってプソイ
ドエフェドリンの一部の使用環境への放出が持続され; セチリジンは直後放出成分として上記製剤に含まれ;そ
して製剤は分子量が100未満のアルコールおよびそれ
らの反応性誘導体を実質的に含まない、 上記固体製剤。 - 【請求項18】 セチリジンが薬学的に許容される塩の
形である、請求項17に記載の製剤。 - 【請求項19】 塩が二塩酸塩である、請求項18に記
載の製剤。 - 【請求項20】 プソイドエフェドリンが薬学的に許容
される塩の形である、請求項17に記載の製剤。 - 【請求項21】 塩が硫酸塩または塩酸塩である、請求
項20に記載の製剤。 - 【請求項22】 製剤が、分子量250未満のアルコー
ルおよびそれらの反応性誘導体を実質的に含まない、請
求項17に記載の製剤。 - 【請求項23】 製剤が、分子量500未満のアルコー
ルおよびそれらの反応性誘導体を実質的に含まない、請
求項22に記載の製剤。 - 【請求項24】 製剤が、分子量1000未満のアルコ
ールおよびそれらの反応性誘導体を実質的に含まない、
請求項23に記載の製剤。 - 【請求項25】 錠剤の形の請求項17に記載の製剤。
- 【請求項26】 コアーが60〜360mgのプソイド
エフェドリン、70〜425mgの圧縮性賦形剤、2〜
17mgの結合剤、および0.5〜4mgの潤滑剤を含
む、請求項25に記載の製剤。 - 【請求項27】 多粒状物の形の請求項17に記載の製
剤。 - 【請求項28】 透過膜がセルロース材料から製造され
ている、請求項17に記載の製剤。 - 【請求項29】 プソイドエフェドリンの一部が4〜3
6時間にわたって使用環境に放出される、請求項17に
記載の製剤。 - 【請求項30】 上記の時間が8〜24時間である、請
求項29に記載の製剤。 - 【請求項31】 セチリジンおよびプソイドエフェドリ
ンを含む固体製剤の製造方法であって、 プソイドエフェドリンを含む持続放出コアーを、セチリ
ジンおよび水溶性フィルム形成ポリマーを含む直後放出
層で被覆すること、ここで、該層および該コアーは分子
量100未満のアルコールおよびそれらの反応性誘導体
を実質的に含まない、 を含む上記の方法。 - 【請求項32】 製剤が錠剤である、請求項31に記載
の方法。 - 【請求項33】 製剤が多粒状物である、請求項31に
記載の方法。 - 【請求項34】 セチリジンおよびプソイドエフェドリ
ンを含む固体製剤の製造方法であって、次の工程プソイ
ドエフェドリンを含む成形組成物を透過膜で被覆するこ
と、 透過膜を、セチリジンおよび水溶性フィルム形成ポリマ
ーを含む直後放出層で被覆すること、 ここで、組成物、膜および層は分子量100未満のアル
コールおよびそれらの反応性誘導体を実質的に含まな
い、 を含む上記の方法。 - 【請求項35】 製剤が錠剤である、請求項34に記載
の方法。 - 【請求項36】 コアーが60〜360mgのプソイド
エフェドリン、70〜425mgの圧縮性賦形剤、2〜
17mgの結合剤、および0.5〜4mgの潤滑剤を含
む、請求項35に記載の方法。 - 【請求項37】 製剤が多粒状物である、請求項34に
記載の方法。 - 【請求項38】 透過膜がセルロース材料から製造され
ている、請求項34に記載の方法。
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