JP2003522034A - 手持ち工具機械 - Google Patents

手持ち工具機械

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JP2003522034A
JP2003522034A JP2001553078A JP2001553078A JP2003522034A JP 2003522034 A JP2003522034 A JP 2003522034A JP 2001553078 A JP2001553078 A JP 2001553078A JP 2001553078 A JP2001553078 A JP 2001553078A JP 2003522034 A JP2003522034 A JP 2003522034A
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sleeve
tool
component
locking member
tool machine
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JP2001553078A
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ヴァネク ヘルムート
ヘックマン マルクス
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D17/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D17/08Means for retaining and guiding the tool bit, e.g. chucks allowing axial oscillation of the tool bit
    • B25D17/084Rotating chucks or sockets
    • B25D17/088Rotating chucks or sockets with radial movable locking elements co-operating with bit shafts specially adapted therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2217/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D2217/003Details relating to chucks with radially movable locking elements
    • B25D2217/0038Locking members of special shape
    • B25D2217/0042Ball-shaped locking members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2217/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D2217/0057Details related to cleaning or cooling the tool or workpiece
    • B25D2217/0065Use of dust covers

Abstract

(57)【要約】 本発明は、手持ち工具機械、殊にドリル及び/又はたがねハンマーであって、溝付きシャフトを有する工具の受容のための打撃及び/又は回転駆動可能な工具ホルダーを備えており、工具ホルダーの本体(12)が半径方向に移動可能な少なくとも1つの係止部材(14)を有しており、係止部材が工具のシャフト端部の閉じた溝内に導入可能でかつロック部材(16)によって係止位置に保持されるようになっており、ロック部材が操作部材(18)を介して、係止部材(14)を半径方向で解放する位置へ案内可能であり、少なくとも1つのシール装置(20,22,24,26,28)を備えており、シール装置が係止部材(14)のための少なくとも1つのスペース(30,32)を外側に対して密閉している形式のものに関する。本発明に基づき、シール装置(20,22,24,26,28)が操作部材(18)から分離されたスリーブ状の少なくとも1つの構成部分(34,36,38,40,42,44)を有しており、該構成部分がスペース(30,32)を少なくとも部分的に半径方向で制限している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は、請求項1の上位概念に記載の形式の手持ち工具機械に関する。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許第19724532.3号明細書により、回転及び打撃
駆動可能な工具ホルダーを備えたドリルハンマーが公知である。工具ホルダーの
本体がスピンドルスリーブに一体的に形成されている。本体に受容孔が設けられ
ており、受容孔内に工具のシャフトが差込可能でありかつ係止装置によって係止
可能である。係止装置が係止球を有しており、係止球が本体の貫通部内に配置さ
れていて、工具のシャフト端部の閉じた溝内に導入可能である。
【0003】 係止球が係止位置で半径方向外側からロックスリーブによって被われるように
なっている。ロックスリーブが軸線方向移動可能に本体に支承されている。ロッ
クスリーブが操作スリーブを用いて軸線方向に工具の挿入方向で、緊締されたコ
イルばねの力に抗して係止解除位置へ案内されて、係止解除位置でロックスリー
ブ内の空間が、工具の取り外しのために工具の溝からの係止球の半径方向の後退
を可能にする。
【0004】 スピンドルスリーブが機械ケーシング内に支承されている。操作スリーブがス
リーブ状の付加部で以て機械ケーシングの工具側の端部の外周に係合している。
機械ケーシングに対する操作スリーブの運動を保証するために、付加部と機械ケ
ーシングとの間にリング間隙が設けられている。操作スリーブによって、係止球
を取り囲むスペース(室)が半径方向外側に対して操作スリーブによって制限さ
れ、かつ半径方向内側に対して本体によって制限されている。スペースが工具側
で防塵キャップによってほこりに対して保護されており、防塵キャップが本体に
被せはめられていて、半径方向内側で本体に密閉されかつ半径方向外側で操作ス
リーブに密閉されている。スペースが機械側でシール装置によって削りくずの侵
入を防止されている。
【0005】 シール装置が支持リングを有しており、支持リングがコイルばねの機械側の支
持のために役立っていて、コイルばねのための円筒形の案内付加部を有している
。支持リングが軸線方向の機械側でスピンドルスリーブの段部によって位置決め
されている。支持リングの内周及び外周に周方向溝が設けられており、周方向溝
内にそれぞれシールリングが配置されている。半径方向外側の周方向溝内に配置
された外側のシールリングが、スペースを操作スリーブと支持リングとの間で密
閉しており、半径方向内側の周方向溝内に配置された内側のシールリングが、ス
ペースを支持リングと本体との間で密閉している。
【0006】 発明の利点 本発明は、手持ち工具機械、殊にドリル及び/又はたがねハンマーであって、
溝付きシャフトを有する工具の受容のための打撃及び/又は回転駆動可能な工具
ホルダーを備えており、工具ホルダーの本体が半径方向に移動可能な少なくとも
1つの係止部材を有しており、係止部材が工具のシャフト端部の閉じた溝内に導
入可能でかつロック部材によって係止位置に保持されるようになっており、ロッ
ク部材が操作部材を介して、係止部材を半径方向で解放する位置へ案内可能であ
り、少なくとも1つのシール装置を備えており、シール装置が係止部材のための
少なくとも1つのスペースを外側に対して密閉している形式のものから出発する
【0007】 本発明に基づき、シール装置が、操作部材から分離されたスリーブ状の少なく
とも1つの構成部分を有しており、該構成部分がスペースを少なくとも部分的に
半径方向で制限している。
【0008】 スペースが有利には操作部材に左右されずに形成され、かつシール装置が、操
作部材の静止している状態及び本体の回転する状態でも、例えば操作部材の運転
中の壁面接触の状態で、スペースを少なくとも運転時には互いに接触するシール
面対によって密閉している。これによって特に効果的なシール作用が得られ、ほ
こりの侵入が著しく避けられ、その結果、工具における、特に工具ホルダーの本
体における摩耗が少なく、従って長い耐用年数が得られる。さらに、シール装置
における摩耗が少ない。
【0009】 操作部材の静止の状態で操作部材とスリーブ状の構成部分との間の摩擦を著し
く避けるために、操作部材がスリーブ状の構成部分に対して半径方向の間隔を有
している。
【0010】 本発明の別の実施態様では、シール装置がスリーブ状の弾性的に変形可能な構
成部分を有している。ロックスリーブの作動運動にも拘わらず常に互いに接触し
たシール面対が得られる。シール面対が、運動を妨げることなく若しくは高い摩
擦値を生ぜしめることなく、大きな圧着力で互いに保持され、全体的に効果的な
シール作用が得られる。
【0011】 少なくとも1つのシール面対が、ロック部材をロック位置に保つ圧縮ばねによ
って互いに保持されると、シール面間のシール作用の助成に役立つ大きな圧着力
が、付加的な構成部分を必要とすることなしに達成される。さらに有利には、ス
リーブ状の弾性変形可能な構成部分が圧縮ばねを取り囲んでいて、端面で隣接の
構成部分に密閉されており、これによって有利には圧縮ばねとスリーブ状の構成
部分が前組立可能な構成ユニットとして形成される。さらに、スリーブ状の、特
に弾性変形可能な構成部分が、圧縮ばねを取り囲むように射出成形されていてよ
い。スリーブ状の構成部分を取り囲む圧縮ばねによって、種々の構造で実施可能
な簡単な防塵シールが達成される。スリーブ状の構成部分は圧縮ばねの半径方向
内側に若しくは半径方向外側に配置されていてよい。
【0012】 さらに本発明の実施態様では、1つのシール面対が軸線方向で係止部材の前に
配置されており、かつ1つのシール面対が軸線方向で係止部材の後に配置されて
おり、両方のシール面対の一方のシール面が本体によって形成され、若しくは本
体に取り付けられた構成部分によって形成されている。シール装置のシール作用
が改善され、係止部材を包囲するスペース内に有利には潤滑剤が導入されて、最
初の潤滑のほかに継続的な強制潤滑に用いられる。有利には係止部材のためにす
でに存在する切欠きが、潤滑剤をスペース内に導入するため、及びスペースから
工具ホルダーの受容領域内へ送り出し、かつ受容領域及び工具シャフトを潤滑し
て、摩耗を減少させるために利用される。これによって、強制潤滑のための付加
的な切欠き及び構成部分が省略される。
【0013】 良好なシール作用が、スリーブ状の構成部分を、本体の溝内に係合させること
によって構造的に簡単に得られる。さらに、安価な付加的な密閉若しくはシール
が、操作部材と隣接の構成部分、例えば本体に取り付けられた保護キャップとの
間に配置されたラビリンスシールによって達成される。ラビリンスシールが、ス
リーブ状の構成部分へ向かったほこり及び汚れの流入及びスペースから外部への
潤滑剤の流出を阻止する。
【0014】 図面には本発明の実施例を示してある。図面、明細書記載及び請求範囲は複数
の構成の組み合わせを含んでいる。各構成は単独にも、種々に組み合わせても用
いられる。
【0015】 図面: 図1は、ドリルハンマーの縦断面図であり、 図2は、ばね負荷された2つのシール面対を備えた、図1に対する変化例の縦断
面図であり、 図3は、弾性的に変形可能なシールスリーブ及び圧縮ばねから成る予め組立可能
な構成ユニットを備えた、図2に対する変化例の縦断面図であり、 図4は、軸線方向で係止部材の前及び後で工具ホルダーの本体に対して密閉され
たスペースを備えた、図1に対する変化例の縦断面図であり、 図5は、薄板スリーブを備えた、図4に対する変化例の縦断面図であり、 図6は、図5の弾性的に変形可能なシール部材の、工具ホルダーの係止位置での
断面図であり、及び 図7は、図6のシール部材の、工具ホルダーの係止解除位置での断面図である。
【0016】 実施例の説明 図1は、下側のケーシングシェル84内に配置されて工具の溝付きシャフトの
受容のための回転及び打撃駆動可能な工具ホルダー10を備えたドリルハンマー
の一部分を示している。工具ホルダー10の本体12が半径方向に移動可能な係
止球14を備えており、係止球が工具のシャフト端部の閉じた溝内に入り込みか
つ、軸線方向に限定的に運動可能なロックスリーブ16及び保持スリーブ56に
よって係止位置に保持されている。
【0017】 ロックスリーブ16が保持スリーブ56を介して圧縮ばね46によって係止位
置に向けて負荷されている。圧縮ばね46が機械側で支持リング54に支えられ
ている。ロックスリーブ16が、圧縮ばね46と逆の側でリング76及び止めリ
ング(拡開リング)78を介して本体12に支えられている。係止球14の係止
位置で、ロック16が係止球14を半径方向で被っており、保持スリーブ56が
係止球14を軸線方向で確保している。
【0018】 工具の差込に際して、係止球14が工具のシャフト端部によって切欠き74内
を工具の差込方向に移動させられる。保持スリーブ56が係止球14を介して、
圧縮ばね46に向けて移動させられ、これによってロックスリーブ16と保持ス
リーブ56との間に空間が生じ、該空間内に係止球14が半径方向外側へそらさ
れる。工具が完全に差し込まれる。次いで、締め付けられた圧縮ばね46が保持
スリーブ56を出発位置へ移動させて、係止球14を工具の溝内に押し込む。回
転連行のために、本体12の受容孔80内に回転連行ウエブ82を配置してあり
、回転連行ウエブが工具シャフトの端部の開いた溝内に係合するようになってい
る。
【0019】 工具の取り外しのために、操作スリーブ18を用いてロックスリーブ16が、
保持スリーブ56及び、保持スリーブ56を負荷する圧縮ばね46に向けて移動
させられ、その結果、係止球14が半径方向外側へ後退して、工具が取り外され
る。工具の取り外しの後に、圧縮ばねが保持スリーブ56、ロックスリーブ16
、係止球14及び操作スリーブ18を出発位置へ押し戻す。
【0020】 工具ホルダー10がシール装置20を有しており、該シール装置によって係止
球14を取り囲むスペース30が外側に対して密閉されている。本発明に基づき
、シール装置20が操作スリーブ18から分離されて弾性的に変形可能なゴムス
リーブ34を有しており、ゴムスリーブがスペース30を半径方向で制限してい
て、支持リング54、圧縮ばね46、保持スリーブ56及びロックスリーブ16
を包囲している。ゴムスリーブ34がスペース30を支持リング54及びロック
スリーブ16で外側に対して密閉している。本体12の工具側の端部に防塵キャ
ップ86が形状接続的に係合結合部88を用いて取り付けられており、防塵キャ
ップは操作スリーブ18に対する間隙シール90を介して係止球14の領域を工
具側でほこりに対して密閉している。工具ホルダー10内にさらにドッパー11
2を案内してあり、ドッパーが溝114,116内に配置されたシール(図示せ
ず)を介して受容孔80を機械側で密閉している。
【0021】 工具と工具ホルダー10との間の係止を解除するために、操作スリーブ18を
介してロックスリーブ16を圧縮ばね46に向けて移動させる場合、若しくは工
具シャフトを係止する場合に、ゴムスリーブ34が弾性的に変形でき、この場合
、支持リング54とゴムスリーブ34との間、及びゴムスリーブ34とロックス
リーブ16との間のシール面対92,94が互いに離されることはない。ゴムス
リーブ34が軸線方向で支持リング54若しくはロックスリーブ16から離れる
ことを防止するために、ゴムスリーブが支持リング54及びロックスリーブ16
に緊締され、即ち摩擦力で結合されている。
【0022】 さらに、操作スリーブ18がゴムスリーブ34に対して半径方向及び軸線方向
の間隔110を有している。運転に際して操作スリーブ18の壁面接触、ひいて
は操作スリーブ18の静止の状態で、ゴムスリーブ34が本体12と一緒に回転
できる。ゴムスリーブ34と操作スリーブ18との間の摩耗が避けられる。
【0023】 受容孔80の最初の潤滑のために、スペース30が切欠き74を介して半流動
性及び耐熱性の潤滑剤(図示せず)で満たされている。工具を挿入すると、係止
球14が半径方向外側へ移動させられ、かつスペース30の容積が減少させられ
て、潤滑剤がスペース30から受容孔80内に押し出される。
【0024】 図2に、図1の実施例に対する変化例としてのシール装置22が示してある。
両方の実施例において実質的に同じ構成部分は同じ符号で表してある。
【0025】 シール装置22は弾性的に変形可能なゴムスリーブ36を有しており、該ゴム
スリーブが圧縮ばね46及び保持スリーブ56を取り囲んでいて、かつスペース
30を支持リング54及びロックスリーブ16と協働して外側に対して密閉して
いる。支持リング54とゴムスリーブ36との間、及びゴムスリーブ36とロッ
クスリーブ16との間のシール面対48,50が、圧縮ばね46によって互いに
保持されている。
【0026】 図3に示す変化例のシール装置24は弾性的に変形可能なゴムスリーブ38を
有しており、該ゴムスリーブが圧縮ばね46と一緒に前組立可能な構成ユニット
を形成している。ゴムスリーブ38は圧縮ばね46を取り囲んでいて、スペース
30を端面で支持リング54及び保持スリーブ58と協働して外側に対して密閉
している。支持リング54とゴムスリーブ38との間、及びゴムスリーブ38と
保持スリーブ56との間のシール面対48,52が、圧縮ばね46によって互い
に保持されている。
【0027】 図4に示す実施例のシール装置26の弾性的に変形可能なゴムスリーブ40は
、支持リング54、圧縮ばね46、保持スリーブ56、ロックスリーブ16、リ
ング76、及び止めリング78を取り囲んでいて、スペース32を支持リング5
4と本体12とで密閉している。ゴムスリーブ40は機械側で支持リング54を
半径方向及び軸線方向の両方の端面側から包囲していて、工具側で本体12の溝
68内に係合している。シール面対58が軸線方向で係止球14の前に配置され
、シール面対62が軸線方向で係止球の後に配置されている。ゴムスリーブの良
好な保持及び高い耐摩耗性を得るために、ゴムスリーブが種々の領域で、例えば
支持リング54、圧縮ばね46、保持スリーブ56、及び/又はロックスリーブ
16の領域で織物で補強されていてよい。
【0028】 操作スリーブ18を用いて、ゴムスリーブ40及びリング76を介してロック
スリーブ16が圧縮ばね46に向けて移動させられる。これによって、ゴムスリ
ーブ40が弾性的に変形され、この場合、シール面対58,62のシール面が互
いに常に接触している。
【0029】 持続的な強制潤滑のためにスペース32内に切欠き74を介して、粘性のある
耐熱性の潤滑剤が導入される。工具ホルダー10内への工具の挿入に際して、係
止球14が半径方向外側へ移動させられる。スペース32の容積が減少させられ
て、潤滑剤が切欠き74を通して受容孔80内に押し込まれる。ゴムスリーブ4
0の周りの領域が、操作スリーブ18とケーシングシェル84との間に配置され
たOリング96及び、操作スリーブ18と隣接の防塵キャップ70との間のラビ
リンスシール72によって密閉されている。
【0030】 図5に、図4の実施例に対する変化例としてのシール装置28を示してあり、
該シール装置が、工具側に配置されかつ複数層に折り畳んで形成された弾性的に
変形可能なゴムスリーブ42の他に、機械側に薄板スリーブ44を有している。
薄板スリーブ44がスペース32を機械側でOリング66と協働して密閉してお
り、該Oリングが圧縮ばね46のための支持リング98の周方向溝100内に取
り付けられている。スペース32が、支持リング98と本体12との間でOリン
グ102によって密閉されており、該Oリングを介して支持リング98が機械側
で本体12の段部104に支えられている。支持リング98は工具側で止めリン
グ106を介して本体12に支えられている。
【0031】 ゴムスリーブ42が第1の端部で以てスペース32の工具側を薄板スリーブ4
4とロックスリーブ16との間で密閉し、かつ第2の端部で以て本体12と協働
して密閉している。ゴムスリーブ42の第2の端部が本体12の溝68内に係合
している。薄板スリーブ44がOリング66と一緒に、軸線方向で係止球14の
前にシール面対60を形成しており、ゴムスリーブ42が本体12と一緒に軸線
方向で係止球の後にシール面対64を形成している。
【0032】 操作スリーブ18を用いて薄板スリーブ44及びゴムスリーブ42を介してロ
ックスリーブ16が圧縮ばね46に向けて移動させられる。操作スリーブ18が
ゴムスリーブ42の複数層に折り畳まれた領域108の半径方向外側に係合して
おり、これによって、複数層に折り畳まれた領域108(図6)が係止解除過程
に際して有利に開かれる。
【0033】 図6がゴムスリーブ42を工具ホルダー10の係止位置で示しており、図7が
ゴムスリーブ42を工具ホルダーの係止解除位置で示している。薄板スリーブ4
4がOリング66に沿って摺動する。図4の実施例で述べてあるように、スペー
ス32内に持続的な強制潤滑のために切欠き74を介して、粘性のある耐熱性の
潤滑剤が導入される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ドリルハンマーの縦断面図。
【図2】 ばね負荷された2つのシール面対を備えた、図1に対する変化例の縦断面図。
【図3】 弾性的に変形可能なシールスリーブ及び圧縮ばねから成る予め組立可能な構成
ユニットを備えた、図2に対する変化例の縦断面図。
【図4】 軸線方向で係止部材の前及び後で工具ホルダーの本体に対して密閉されたスペ
ースを備えた、図1に対する変化例の縦断面図。
【図5】 薄板スリーブを備えた、図4に対する変化例の縦断面図。
【図6】 図5の弾性的に変形可能なシール部材の、工具ホルダーの係止位置での断面図
【図7】 図6のシール部材の、工具ホルダーの係止解除位置での断面図。
【符号の説明】
10 工具ホルダー、 12 本体、 14 係止球、 16 ロックスリー
ブ、 18 操作スリーブ、 20,22,24,28 シール装置、 30,
32 スペース、 34,36,38,40,42 ゴムスリーブ、 44 薄
板スリーブ、 46 圧縮ばね、 48,50 シール面対、 54 支持リン
グ、 56 保持スリーブ、 58 シール面対、 62 シール面対、 66
Oリング、 70 防塵キャップ、 72 ラビリンスシール、 74 切欠
き、 76 リング、 78 止めリング、 80 受容孔、 86 防塵キャ
ップ、 88 係合結合部、 92,94 シール面対、 96 Oリング、
98 支持リング、 100 周方向溝、 102 Oリング、 104 段部
、 106 止めリング、 110 間隔、 112 ドッパー、 114,1
16 溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手持ち工具機械であって、溝付きシャフトを有する工具の受
    容のための打撃及び/又は回転駆動可能な工具ホルダーを備えており、工具ホル
    ダーの本体(12)が半径方向に移動可能な少なくとも1つの係止部材(14)
    を有しており、係止部材が工具のシャフト端部の閉じた溝内に導入可能でかつロ
    ック部材(16)によって係止位置に保持されるようになっており、ロック部材
    が操作部材(18)を介して、係止部材(14)を半径方向で解放する位置へ案
    内可能であり、少なくとも1つのシール装置(20,22,24,26,28)
    を備えており、シール装置が係止部材(14)のための少なくとも1つのスペー
    ス(30,32)を外側に対して密閉している形式のものにおいて、シール装置
    (20,22,24,26,28)が操作部材(18)から分離されたスリーブ
    状の少なくとも1つの構成部分(34,36,38,40,42,44)を有し
    ており、該構成部分がスペース(30,32)を少なくとも部分的に半径方向で
    制限していることを特徴とする手持ち工具機械。
  2. 【請求項2】 操作部材(18)がスリーブ状の構成部分(34,36,3
    8,40,42,44)に対して半径方向の間隔(110)を有している請求項
    1記載の手持ち工具機械。
  3. 【請求項3】 シール装置(20,22,24,26,28)が、スリーブ
    状の弾性的に変形可能な構成部分(34,36,38,40,42,44)を有
    している請求項1又は2記載の手持ち工具機械。
  4. 【請求項4】 ロック部材(16)をロック位置に保持する圧縮ばね(46
    )によって、少なくとも1つのシール面対(48,50,52)が互いに保持さ
    れるようになっている請求項1から3のいずれか1項記載の手持ち工具機械。
  5. 【請求項5】 スリーブ状の構成部分(38)が圧縮ばね(46)を取り囲
    んでいて、端面で隣接の構成部分(54,56)に密接している請求項4記載の
    手持ち工具機械。
  6. 【請求項6】 1つのシール面対(58,60)が軸線方向で係止部材(1
    4)の前に配置されており、かつ1つのシール面対(62,64)が軸線方向で
    係止部材(14)の後に配置されており、両方のシール面対(58,60,62
    ,64)の一方のシール面が本体(12)によって形成され、若しくは本体(1
    2)に取り付けられた構成部分(54,66)によって形成されている請求項1
    から5のいずれか1項記載の手持ち工具機械。
  7. 【請求項7】 スペース(30,32)内に潤滑剤が導入されている請求項
    1から6のいずれか1項記載の手持ち工具機械。
  8. 【請求項8】 スリーブ状の少なくとも1つの構成部分(40,42)が、
    本体(12)の少なくとも1つの溝(68)内に係合している請求項1から7の
    いずれか1項記載の手持ち工具機械。
  9. 【請求項9】 操作部材(18)と隣接の構成部分(70)との間にラビリ
    ンスシール(72)が配置されている請求項1から8のいずれか1項記載の手持
    ち工具機械。
JP2001553078A 2000-01-22 2001-01-09 手持ち工具機械 Pending JP2003522034A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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DE10002749.0 2000-01-22
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