JP2003521369A - 煙道ガス清浄化生成物の処理法 - Google Patents

煙道ガス清浄化生成物の処理法

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JP2003521369A JP2001556572A JP2001556572A JP2003521369A JP 2003521369 A JP2003521369 A JP 2003521369A JP 2001556572 A JP2001556572 A JP 2001556572A JP 2001556572 A JP2001556572 A JP 2001556572A JP 2003521369 A JP2003521369 A JP 2003521369A
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ラスムセン エリーク
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ヴァテシュ アクティーゼルスカブ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、煙道ガス清浄化法からのハロゲン含有固体又は半固体廃棄物を処理する方法であって、pH値少なくとも10をもつ前記廃棄物の水性懸濁液を提供するに充分な量のアルカリ性化合物を使用する方法において、該方法は、a)pH値少なくとも10を有する固体又は半固体廃棄物の水性懸濁液を調製する工程;b)廃棄物の水溶液及び固体廃棄物を得るために、固体及び液体物質を相互に分離し、及び固体廃棄物を集める工程からなるハロゲン含有固体又は半固体廃棄物の処理法に関する。方法は1回以上繰り返し行われ、任意に、得られた固体廃棄物を乾燥させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、煙道ガス清浄化法からのハロゲン含有固体廃棄物を処理する方法に
関する。
【0002】 焼却炉からの煙道ガスは、ガスが空気中に漏出する際の汚染を最少にするため
に、通常、有害物質から浄化されている。未浄化の煙道ガスは、通常、多量の酸
性成分、特に、イオウ酸化物及び塩化水素ガスを含有している。通常、煙道ガス
は、煙道ガススクラッバー、流動床反応器又は同様の装置において浄化される。
これら装置において、煙道ガスは、アルカリ性清浄化剤又は吸着剤(アルカリ性
成分の水溶液の形又は乾燥した粒状化アルカリ性組成物の形)と接触される。各
種の煙道ガス清浄化法及び装置は、例えば、米国特許第5,824,139号、米国特許
第5,743,469号、米国特許第5,878,677号及び米国特許第5,840,263号に開示され
ている。
【0003】 使用されるアルカリ性清浄化剤は、通常、炭酸カルシウム、石灰、ドロマイト
酸化カルシウム、水酸化カルシウム及び類似のアルカリ土類金属化合物の如き固
体のアルカリ性成分であり、ガス清浄化法の前又はその間に、水中に懸濁化され
るか、又はされなくてもよい。ガス清浄化法の間には、アルカリ性成分のいくら
かのみが、ガスからの酸性成分と反応する。残りの未使用アルカリ性清浄化成分
は、廃棄生成物として煙道ガスからの有害物質を吸着した又は有害物質と反応し
た成分と共に除去される。多くの半乾燥式フライガス清浄化法では、多量の(例
えば、約25〜50%以下)清浄化成分が未使用のままで残り、廃棄生成物の一
部として除去される。
【0004】 米国特許第5,878,677号明細書には、一度使用された清浄化剤(吸着剤)が、
清浄化システムに再循環されることが述べられている。これは、清浄化剤の利用
性を改善するが、清浄化剤中の多くの(例えば、約25重量%以下)アルカリ性
成分が、なお、未使用のままで残留する。さらに、一度使用された清浄化剤は、
非常に不安定である。通常、このような清浄化剤は、その使用前、任意にホイル
によってカバーされた地面に保存される。湿潤される際には、重金属及びハロゲ
ン化合物が清浄化剤から環境に漏出する。
【0005】 一般に、煙道ガス清浄化法から得られた廃棄物は、煙道ガスから吸着された有
機物質、例えば、重金属及び塩化物と共に、多量の未使用アルカリ性成分からな
る。
【0006】 ハロゲン化合物及び重金属から、このような廃棄生成物を清浄化するための各
種の方法が示唆されている。代表的な方法は、例えば、国際公開第WO 99/28000
号公報に開示されている。この方法は、一般に、廃棄物質をアルカリ性溶液にて
洗浄することによってハロゲン化合物を除去する工程、続いて、pH値4以下の
酸を使用する重金属を除去するための第2洗浄工程を包含する。ハロゲン化合物
及び重金属の除去の後、廃棄物は環境に排出される。しかし、この方法は、特に
、廃棄物中に多量のアルカリ性成分が存在する場合には、多量の酸の使用を必要
とする。
【0007】 本発明の目的は、煙道ガス清浄化法からのハロゲン含有固体又は半固体廃棄物
を処理する別の方法を提供することにあり、この方法は、廃棄物を、再使用され
る又は環境に排出される1以上の生成物に変換させる。
【0008】 本発明の特別な目的は、煙道ガス清浄化法からのハロゲン含有固体又は半固体
廃棄物を、1以上の有用な生成物に変換する方法を提供することにあり、この方
法は、簡単かつ経済的に実施される。
【0009】 他の目的は、煙道ガス清浄化法からのハロゲン含有固体又は半固体廃棄物を、
非汚染性廃棄生成物に変換する方法を提供することにあり、この方法は、簡単か
つ経済的に実施される。
【0010】 これらの及び他の目的は、特許請求の範囲において記載する方法によって達成
される。
【0011】 本発明による方法は、詳細には、煙道ガス清浄化法からのハロゲン含有固体又
は半固体廃棄物の処理に関し、この処理では、pH値少なくとも10をもつ前記
廃棄物の水性懸濁液を提供するに充分な量のアルカリ性化合物が使用される。
【0012】 固体又は半固体廃棄物は、完全に固体の廃棄物から流動性の廃棄物までを含む
【0013】 アルカリ性化合物の量が、pH値少なくとも10をもつ前記廃棄物の水性懸濁
液を提供するに充分な量であるとの特徴は、本明細書では、廃棄物を純水約50
重量%と混合する際、懸濁液のpH値が少なくとも10であることを意味する。
一般に、これは、本発明の方法によって処理される固体又は半固体廃棄物が、多
量の未使用アルカリ性成分を含有することを意味する。
【0014】 固体又は半固体廃棄物は、好ましくは、発電所からの清浄化煙道ガス、産業廃
棄物発電プラントの如き廃棄物焼却炉又は処理プラントからの工業廃ガスから得
られる廃棄物である。
【0015】 廃棄物を得るために煙道ガス清浄化法において使用される清浄化剤は、1以上
のアルカリ性成分少なくとも50重量%からなることが好適である。アルカリ性
成分は、原則として、各種のアルカリ性物質を含む。好ましくは、アルカリ性成
分は、アルカリ土類金属炭酸塩、石灰、ドロマイト、アルカリ土類金属酸化物、
アルカリ土類金属水酸化物、及び/又はフライアッシュから選ばれる。
【0016】 固体又は半固体廃棄物は、本発明の方法による処理の前に、例えば、細かく砕
かれる。好ましくは、廃棄物を、平均粒径10mm未満、さらに好ましくは2mm未
満に粉砕する。
【0017】 本発明による方法は、下記の工程で行われる: a)pH値少なくとも10を有する固体又は半固体廃棄物の水性懸濁液を調製す
る工程; b)廃棄物の水溶液及び固体廃棄物を得るために、固体及び液体物質を相互に分
離し、及び固体廃棄物を集める工程;及び c)前記工程a)及びb)を1回以上繰り返す工程。
【0018】 水性懸濁液を調製する際、純水が使用されるが、多くの場合、価格が低いため
水道水が使用される。
【0019】 工程a)において調製される水性懸濁液における最適な液体/固体の比は、廃
棄物の組成に大きく左右される。一般に、懸濁液における水の量は、廃棄物が多
量のハロゲン化合物(例えば、Cl-化合物)を含有する場合には、比較的多量で
あろう。
【0020】 本発明は、従来技術と比較して、明らかに少ない量の液体又は水を使用して、
廃棄物を清浄化できる方法を提供する。
【0021】 工程a)において調製される水性懸濁液の少なくとも1における液体/固体の
比が、0.5/1〜50/1(w/w)、好ましくは1/1〜25/1(w/w
)であることが好適である。好ましくは、水性懸濁液の全てにおいて、液体/固
体の比が、0.5/1〜50/1(w/w)、好ましくは1/1〜25/1(w
/w)である。さらに、工程a)の少なくとも1、好ましくは、工程a)の2又
は全てにおいて、液体/固体の比が2/1〜5/1であることが好適である。
【0022】 好適な実施態様では、0.5/1〜2/1(w/w)の液体/固体の比を有す
ることができる。このような液体/固体の比を有することによって、処理した物
質を乾燥させるための蒸発工程を方法から排除できる。
【0023】 工程a)の各々において調製される水性懸濁液は、好ましくは、温度0〜200
℃、さらに好ましくは5〜100℃以下、最も好ましくは10〜30℃を有する。
工程a)における処理は加圧下で行われ、一般に、温度が100℃を越える場合に
は、懸濁液の沸騰を回避するため、大気圧よりも高い圧力が使用される。
【0024】 工程a)の1又は好ましくは全てにおける調製は、固体廃棄物を、任意に予熱
した水道水と混合することによって行われる。水を撹拌下で廃棄物に添加でき、
又は廃棄物を撹拌下で水に添加できる。混合は、好ましくは、全ての廃棄物が水
によって充分に湿潤されるまで続けられる。好ましくは、混合は1〜240分間続
けられる。
【0025】 工程a)の少なくとも1において調製される水性懸濁液が、pH値11〜13
を有することが好適である。
【0026】 廃棄物中のハロゲン化合物の量に応じて、工程a)及びb)は、3回以上繰り
返し行われる。一般に、工程を少なくとも5回繰り返し行うことが好適である。
【0027】 工程b)では、固体及び液体物質を相互に分離する。この分離は、好ましくは
、加圧濾過、遠心濾過又は真空濾過を使用することによって行われる。
【0028】 工程c)から得られた廃棄物は、好ましくは、乾燥工程d)に供される。工程
d)における固体廃棄物を乾燥させる工程は、各種の一般的方法、例えば、ドラ
ム乾燥によって行われる。
【0029】 工程c)又はd)から得られた固体廃棄物は、煙道ガス清浄化法において再使
用され、これによって、実質的にアルカリ性成分の全てが煙道ガス清浄化法に利
用される。工程c)又はd)から得られた廃棄物でなる清浄化剤の有効性は、新
鮮な清浄化剤を使用する場合と同程度に高い。
【0030】 工程c)又はd)から得られた固体廃棄物は、通常、Pb、Cd及びHgを含む1以
上の重金属を含有する。Fe、Zn及びCuの如き少量の他の金属も存在しうる。
【0031】 別法によれば、工程c)又はd)から得られた固体物質を、pH値4以下を有
する酸性溶液にて洗浄し、これにより、重金属及び任意に他の金属を溶解させ、
濾過によって分離して、1以上の重金属及び任意に他の金属を含有する溶液を得
ることができる。重金属又は金属の溶液を蒸発させて、重金属又は重金属の混合
物及び/又は他の金属を得ることができ、あるいは、1以上の重金属及び任意の
他の金属を含有する溶液をアルカリ性物質にて処理して、pH値を7から10と
し、これによって、重金属及び任意の他の金属を沈殿させる。得られた重金属又
は任意の他の金属を精製工程に供して、各金属をさらに抽出及び精製する。この
ような方法は、一般に、当分野において公知であり、例えば、電解による精製を
含む。
【0032】 工程b)の1以上において、例えば、工程b)の少なくとも2又は好ましくは
全てにおいて得られる廃棄物の溶液は、好ましくはプールされ、pH値7〜10
、好ましくは8〜9又は9.25〜9.75となるよう酸にて処理される。これにより、
廃棄物の溶液の重金属が沈殿する。沈殿は、好ましくは1段階で行われる。
【0033】 本発明の好適な実施態様では、工程b)の1以上において、例えば、工程b)
の少なくとも2又は好ましくは全てにおいて得られる廃棄物の溶液が、好ましく
はプールされ、pH値7〜10、好ましくは8〜9又は9.25〜9.75となるよう酸
にて処理される。ここで、酸は、工程c)又は工程d)から得られた固体物質を
、pH値4以下を有する酸性溶液にて洗浄することから得られた重金属及び任意
に他の金属の酸性溶液の形である。これにより、溶液の両方からの重金属及び任
意の他の金属が沈殿することになる。必要であれば、さらに酸性又はアルカリ性
物質を添加して、pH値を7〜10、好ましくは8〜9又は9.25〜9.75とする。
【0034】 工程b)の1以上において得られた廃棄物の溶液を、該溶液に、撹拌下、酸又
は酸性組成物を添加し、重金属を沈殿させることによって、例えば、酸性溶液形
の酸にて処理することができる。沈殿した重金属を、溶液から分離して、重金属
固状物の実質的に純粋な混合物及び1以上のハロゲン含有化合物の溶液を得る。
分離法は、濾過、好ましくは、加圧濾過、遠心濾過又は真空濾過を含む。
【0035】 上述のようにして、金属をさらに精製することができる。
【0036】 上記工程において使用する酸性組成物は、原則として、各種の酸性組成物を含
む。好ましくは、酸性組成物は、HCl、HNO3、H2SO4及び酢酸でなる群から選ばれ
る。
【0037】 好ましくは、1以上のハロゲン含有化合物の溶液を蒸発させて、ハロゲン塩又
はハロゲン塩の混合物を得る。この塩は、例えば、雪及び氷を溶かすための路面
凍結防止塩として使用される。
【0038】 次に、実施例及び図面を参照して、本発明をさらに詳しく説明する。
【0039】
【実施例1】 デンマーク国アマゲルホルブレンディング(AF)にて、煙道ガス清浄化法か
ら、実質的に乾燥したハロゲン含有廃棄物を得た。廃棄物中のアルカリの標準量
は約6〜8モル/kgであった。
【0040】 清浄化法において使用したアルカリ性清浄化剤は、石灰(酸化カルシウム及び
水酸化カルシウム)からなるものであり、煙道ガス清浄化法を、半乾燥式煙道ガ
ス清浄化法として実施した。
【0041】 廃棄物を平均粒径1〜2mmに粉砕し、廃棄物200gを、これを水400gに懸濁さ
せることによる第1抽出工程に供した。混合物を、室温にて約30分間攪拌した
。物質を真空フィルター上にて濾過し、これによって、実質的に粒子フリーの濾
液を得た。残渣については、後述の第2抽出工程に供した。
【0042】 濾液のpH値を測定し、さらに、そのCl含量に関して、少量のサンプルを滴定
にてテストすることにより、濾液を検査した。原子吸光光度計(AAS)によって
、Cd、Pb、Zn及びCuの量を測定した。結果を表1に示す。
【0043】 濾液を、pH値が11に達するまでHClを添加することによる第1沈殿工程に
供した。この段階で、濾液を真空濾過して、沈殿した金属粒子を除去し、得られ
た濾液を、そのCl、Cd、Pb、Zn及びCu含量について、上記と同じ方法にて、再度
検査した。得られた結果を表1に示す。
【0044】 表1 抽出工程1: pH Cl(g/l) Cd(mg/l) Pb(mg/l) Zn(mg/l) Cu(mg/l) >12 65 0.00 464 6.9 0.07 11 63 0.00 262 4.3 0.04 9.5 64 0.01 0.94 0.15 0.01
【0045】 濾液を、pH値が9.5に達するまでHClを添加することによる第2沈殿工程に
供し、濾液を、再度、真空濾過し、清浄化した濾液を上述のように検査した。
【0046】 第1抽出工程から得られた残渣を、水400g中に懸濁させることによる第2抽
出工程に供し、抽出工程及び沈殿工程を上記の如く繰り返した。結果を表2に示
す。
【0047】 表2 抽出工程2: pH Cl(g/l) Cd(mg/l) Pb(mg/l) Zn(mg/l) Cu(mg/l) >12 15 0.00 12 2.4 0.07 11 16 0.00 8 2.0 0.04 9.5 15 0.00 0.06 0.06 0.00
【0048】 2つの抽出工程からの清浄化した濾液をプールした。
【0049】 プールした濾液を蒸発させたところ、得られた残渣は鉛5ppm未満及びカドミ
ウム0.03ppm未満を含有していた。この残渣は、路面凍結防止塩として使用され
る。
【0050】 第2抽出工程から得られた残渣(処理した廃棄物)を検査した。廃棄物の23
重量%以上が抽出されたことが判明した。初期廃棄物、及び処理した廃棄物にお
けるCl、Cd、Pb、Zn及びCuの各含量を表3に示す。初期廃棄物中に初めに存在し
ていたClの84重量%が抽出された。処理した廃棄物におけるアルカリの標準量
は約7.8〜10.4モル/kgであった。Ca(OH)2として算定したところ、これは290
〜385g/kgの量に相当する。
【0051】 表3 Cl(g/kg) Cd(g/kg) Pb(g/kg) Zn(g/kg) Cu(g/kg) 初期AF乾燥廃棄物1kg 142 0.17 5.8 11.2 0.9 AF乾燥廃棄物1kg 23 0.24 5.5 15 1.2
【0052】 リーチングに対する安定性 処理した廃棄物のリーチング−安定性を検査した。処理した廃棄物100gを水200
gに懸濁させ、20時間放置した。
【0053】 懸濁液を真空濾過した。抽出(又はリーチング)されたCl及び金属の量を表4
に示す。最後に、残渣についても検査した。結果を表4に示す。
【0054】 表4 Cl Cd Pb Zn Cu 濾液1lにおけるリーチ量 6.7g 0.00mg 1.0mg 0.2mg 0.01mg リーチ処理したAF残渣1kg 10g 0.24g 5.5g 15g 1.2g
【0055】 表3及び4から、Clの93%が除去されたこと及びリーチングテストにおいて
、物質からのリーチングは全く認められなかったことが理解され、これにより、
処理した廃棄物はリーチング−安定性であることが結論される。さらに、処理し
た廃棄物は、煙道ガス清浄化法において、清浄化剤として再使用され、又は物質
中に存在する金属化合物を収集するために、さらに処理される。
【0056】
【実施例2】 デンマーク国ベストホルブレンディング(VF)にて、煙道ガス清浄化法から
、実質的に乾燥してハロゲン含有廃棄物を得た。廃棄物中のアルカリの標準量は
約4.5モル/kgであった。
【0057】 清浄化法において使用したアルカリ性清浄化剤は、石灰(酸化カルシウム及び
水酸化カルシウム)からなるものであり、煙道ガス清浄化法を、湿式煙道ガス清
浄化法として実施した。
【0058】 廃棄物を平均粒径1〜2mmに粉砕し、廃棄物200gを、これを水400gに懸濁さ
せることによる第1抽出工程に供した。混合物を、室温にて約30分間攪拌した
。物質を真空フィルター上にて濾過し、これによって、実質的に粒子フリーの濾
液を得た。残渣については、後述の第2抽出工程に供した。
【0059】 濾液のpH値を測定し、さらに、そのCl含量に関して、少量のサンプルを滴定
にてテストすることにより、濾液を検査した。AASによって、Cd、Pb、Zn及びCu
の量を測定した。結果を表5に示す。
【0060】 濾液を、pH値が11に達するまでHClを添加することによる第1沈殿工程に
供した。この段階で、濾液を真空濾過して、沈殿した金属を除去し、得られた濾
液を、そのCl、Cd、Pb、Zn及びCu含量について、上記と同じ方法を使用して、再
度検査した。得られた結果を表5に示す。
【0061】 表5 抽出工程1: pH Cl(g/l) Cd(mg/l) Pb(mg/l) Zn(mg/l) Cu(mg/l) >12 26 0.00 1.8 1.3 0.01 11 27 0.00 0.9 0.2 0.00 9.5 26 0.00 0.35 0.11 0.00
【0062】 濾液を、pH値が9.5に達するまでHClを添加することによる第2沈殿工程に
供し、濾液を、再度、真空濾過し、清浄化した濾液を検査した。得られた結果を
表5に示している。
【0063】 第1抽出工程から得られた残渣を、これを水400g中に懸濁させることによる
第2抽出工程に供し、抽出工程及び沈殿工程を上記の如く繰り返した。結果を表
6に示す。
【0064】 表6 抽出工程2: pH Cl(g/l) Cd(mg/l) Pb(mg/l) Zn(mg/l) Cu(mg/l) >12 6 0.00 0.8 1.0 0.00 11 6 0.00 0.3 0.2 0.00 9.5 6 0.00 0.3 0.2 0.00
【0065】 2つの抽出工程からの清浄化した濾液をプールした。 プールした濾液を蒸発させたところ、残渣は鉛5ppm未満及びカドミウム0.03p
pm未満を含有していた。この残渣は、路面凍結防止塩として使用される。
【0066】 第2抽出工程から得られた残渣(処理した廃棄物)を検査した。廃棄物の12
重量%以上が抽出されたことが判明した。初期廃棄物、及び処理した廃棄物にお
けるCl、Cd、Pb、Zn及びCuの各含量を表7に示す。初期廃棄物中に初めに存在し
ていたClの93重量%が抽出された。処理した廃棄物におけるアルカリの標準量
は約5.2モル/kgであった。Ca(OH)2として算定したところ、これは191g/kgの
量に相当する。
【0067】 表7 Cl(g/kg) Cd(g/kg) Pb(g/kg) Zn(g/kg) Cu(g/kg) 初期VF乾燥廃棄物kg 58 0.16 7.7 10.4 1.1 処理したVF乾燥廃棄物kg 4.3 0.17 5.0 12.7 1.2
【0068】 表7から、処理した廃棄物がリーチングに対して安定である(表4に示したデ
ータと比較して)ことが認められる。処理した廃棄物は、煙道ガス清浄化法にお
いて、清浄化剤として再使用され、又は物質中に存在する金属化合物を収集する
ために、さらに処理される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、1段階法のフローシートを示す。
【図2】 図2は、2段階法のフローシートを示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年5月22日(2002.5.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22B 7/02 B09B 3/00 ZAB // C22B 13/00 C22B 13/04 15/00 17/04 17/00 19/22 19/00 15/08 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4D004 AA50 AB03 AB06 BA10 CA04 CA13 CA35 CA40 CA42 CC12 DA03 DA06 DA10 DA20 4D038 AA08 AB68 AB69 AB71 AB74 BA04 BB13 BB17 4K001 AA06 AA09 AA20 AA30 BA14 BA24 CA05 DB07

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙道ガス清浄化法からのハロゲン含有固体又は半固体廃棄物
    を処理する方法であって、pH値少なくとも10をもつ前記廃棄物の水性懸濁液
    を提供するに充分な量のアルカリ性化合物を使用する方法において、該方法は、
    a)pH値少なくとも10を有する固体又は半固体廃棄物の水性懸濁液を調製す
    る工程;b)廃棄物の水溶液及び固体廃棄物を得るために、固体及び液体物質を
    相互に分離し、及び固体廃棄物を集める工程;c)前記工程a)及びb)を1回
    以上繰り返す工程;d)得られた固体廃棄物を任意に乾燥させる工程からなるこ
    とを特徴とするハロゲン含有固体又は半固体廃棄物の処理法。
  2. 【請求項2】 工程a)の少なくとも1において調製される水性懸濁液が、
    pH値11〜13を有する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 工程a)において調製される各水性懸濁液における液体/固
    体の比が、0.5/1〜50/1(w/w)、好ましくは1/1〜25/1(w
    /w)である請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 工程a)の少なくとも1、好ましくは工程a)の2又は全て
    において、液体/固体の比が2/1〜5/1である請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 工程a)の各々で調製される水性懸濁液が、温度0〜200℃
    、好ましくは5〜100℃以下、さらに好ましくは10〜30℃を有する請求項1
    〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 工程a)の少なくとも1を、固体廃棄物を、任意に予熱した
    水道水と混合することによって行い、好ましくは、混合を1〜240分間続ける請
    求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 工程a)の少なくとも2又は全てを、固体廃棄物を、任意に
    予熱した水道水と混合することによって行い、好ましくは、混合を1〜240分間
    続ける請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 工程a)及びb)を、少なくとも3回、好ましくは、少なく
    とも5回繰り返し行う請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 工程b)の少なくとも1において、濾過、好ましくは、加圧
    濾過、遠心濾過又は真空濾過によって、固体及び液体物質を相互に分離する請求
    項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 煙道ガス清浄化法からの固体又は半固体廃棄物が、発電所
    からの清浄化煙道ガス、産業廃棄物発電プラントの如き廃棄物焼却炉又は処理プ
    ラントからの工業廃ガスから得られるものである請求項1〜9のいずれかに記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 使用するアルカリ性清浄化剤が、1以上のアルカリ性成分
    少なくとも50重量%からなるものであり、好ましくは、アルカリ性成分が、ア
    ルカリ土類金属炭酸塩、石灰、ドロマイト、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ
    土類金属水酸化物、及び/又はフライアッシュから選ばれるものである請求項1
    〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 固体又は半固体廃棄物を、処理前に、好ましくは、物質を
    平均粒径10mm未満、好ましくは2mm未満に粉砕することによって、細かく砕く
    請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 工程c)又は工程d)から得られた固体物質を、煙道ガス
    清浄化法において再使用する請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 工程c)又は工程d)から得られた固体物質を、pH値4
    以下を有する酸性溶液にて洗浄して、1以上の重金属の溶液を得る請求項1〜1
    3のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】 重金属の溶液を蒸発させて、重金属又は重金属の混合物を
    得る請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 重金属の溶液を、電解を使用して精製する請求項14記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 重金属の溶液を、工程b)の1以上から得られた廃棄物の
    溶液と共にプールする請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 重金属の酸性溶液と共に任意にプールされた、工程b)の
    少なくとも1において得られた廃棄物の溶液を回収し、酸性組成物にて処理して
    、pH値を7〜10、好ましくは8〜9とする請求項1〜17のいずれかに記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 重金属の酸性溶液と共に任意にプールされた、工程b)の
    少なくとも2又は好ましくは全てにおいて得られた廃棄物の溶液を回収し、酸性
    組成物にて処理して、pH値を7〜10、好ましくは8〜9とする請求項18記
    載の方法。
  20. 【請求項20】 工程b)から得られた廃棄物の溶液をプールし、酸性組成
    物にて処理する請求項18又は19記載の方法。
  21. 【請求項21】 廃棄物の溶液を、この溶液に、撹拌下、酸性組成物を添加
    し、重金属を沈殿させることによって、酸性組成物にて処理する請求項18〜2
    0のいずれかに記載の方法。
  22. 【請求項22】 酸性組成物が、HCl、HNO3、H2SO4及び酢酸よりなる群から
    選ばれるものである請求項18〜21のいずれかに記載の方法。
  23. 【請求項23】 沈殿した重金属を溶液から分離して、実質的に純粋な重金
    属固体の混合物及び1以上のハロゲン含有化合物の溶液を得る請求項18〜22
    のいずれかに記載の方法。
  24. 【請求項24】 沈殿した重金属を、濾過、好ましくは、加圧濾過、遠心濾
    過又は真空濾過によって、溶液から分離する請求項23記載の方法。
  25. 【請求項25】 1以上のハロゲン含有化合物の溶液を蒸発させて、ハロゲ
    ン塩又はハロゲン塩の混合物を得る請求項23又は24記載の方法。
  26. 【請求項26】 1以上のハロゲン含有化合物の溶液を再循環して、請求項
    1の工程a)に記載の固体又は半固体廃棄物の水性懸濁液を調製するために使用
    する請求項23又は24記載の方法。
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