JP2003520949A - 電気機械のロータの位置を決定する方法および位置センサ - Google Patents

電気機械のロータの位置を決定する方法および位置センサ

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Abstract

(57)【要約】 ラジアル方向(X,Y)および軸方向(Z)における電気機械のロータ(5)の位置を測定する方法は、歯付きリング(2)を使用し、これを通してロータ(5)のシャフト(5a)が取付けられる。シャフト(5a)は、実質的に歯付きリング(2)において取付けられる補助リング(6)を備える。歯付きリングは、少なくとも3組の歯を備え、第1組(3a1,3a2,…,3a8)の歯は、ラジアル方向(X,Y)のシャフト(5a)の移動を測定するために使用され、第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(3c1,3c2,3c3,3c4)の歯は、軸方向(Z)のシャフト(5a)の移動を測定するために使用され、第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(3c1,3c2,3c3,3c4)の歯が、軸方向(Z)において少なくとも部分的に相互に対して異なる位置に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ラジアル方向および軸方向における電気機械のロータの位置を決定
する方法に関し、該方法は歯付きリングを使用し、該歯付きリングはロータのシ
ャフトの周囲に取付けられる。本発明はまた、ラジアル方向および軸方向におけ
る電気機械のロータの位置を決定する位置センサに関し、該位置センサは歯付き
リングを含み、該歯付きリングを通してロータのシャフトが取付けられるために
配置される。
【0002】 磁気軸受において、ロータの位置は、通常、軸方向と、ロータの両端部におけ
る2つのラジアル方向とにおいて、すなわち全部で5つの座標を用いて測定され
る。この測定データに基づいて、ロータが所望の位置に浮遊されるように、磁気
の流れが制御される。位置センサは、磁気軸受システムの重要な部品である。位
置センサは、充分に正確で、かつ、実質的に線形でなければならない。位置セン
サは、良好なシグナル/ノイズ比、および高い内在感度を有していなければなら
ない。位置センサは信頼性があり、製造が安価で、かつできるだけ容易に取付け
られるべきである。さらに、それぞれの座標は、差分測定を得るために異なる方
向から、少なくとも2つのセンサ部品によって測定されることが重要である。こ
れは、熱膨張および汚れによって生じる歪みを効率よく除去するであろう。
【0003】 ドイツ特許出願DE2848173は、ラジアル方向のみならず軸方向におけ
るシャフトの偏り測定のためのセンサ構成を示している。最も重要な特徴として
、該構成は、シャフトに関連して配置された歯付きリングを含む。リングの外側
には、固定されたさらなるリングが存在し、該リングに関して測定が行われる。
この歯付きリングにおける歯の幅は、ロータの軸方向における補助リングの幅よ
りも広い。ロータに接続された歯付きリングにおいて、全ての歯はロータの軸方
向に対して同じ位置に存在せず、該歯は、2組に分類され、第1組の歯は、軸方
向に対して実質的に同じ位置に相互に取付けられ、第2組の歯は、実質的に同じ
位置に、かつ、軸方向において見て、第1組の歯よりも少なくとも部分的に異な
る位置に相互に取付けられる。リングの歯には、磁束を生成し、測定するための
巻線が備えられる。第1組および第2組の歯に形成される巻線は、それぞれ、ラ
ジアルおよび軸方向における偏りを測定することに意図されている。ロータが所
望の位置に存在するとき、補助リングに対してラジアル方向に測定している巻線
の位置は、補助リングが第1組の歯において存在するような位置である。軸方向
における測定は、第2組の歯が補助リングにおいて単に部分的に存在するように
して準備される。したがって、軸方向における移動は、リラクタンスの変化とし
て検出される。しかしながら、ドイツ出願公開公報DE2848173において
示されるこの解決手段は、磁気軸受に関する使用の点から見ていくつかの不都合
を有する。第1に、センサは、区別をつけて軸方向を測定しておらず、あるリラ
クタンスの変化として測定しているだけである。したがって、ロータおよびステ
ータ間の熱膨張は、軸方向の測定結果において明らかにされる。したがって、適
切な軸方向測定を実現するためには、平行に置かれた2つのこのようなセンサが
必要とされる。全ての必要な自由度を測定するために、類似の1組のセンサがま
た、ロータの他端部に取付けられなければならない。差分測定が、ロータの各端
部に1つのセンサだけを取付けることによって実行される場合、これはセンサを
取付けるために高い精度が要求されるという結果になるであろう。さらに、この
ような解決手段は、未だ熱膨張の影響を受け易い。第2に、示された解決手段に
おいては、歯およびコイルがロータに存在する。歯付ロータは高速度で空気抵抗
の原因となり、機械的強度が乏しい。さらに、高速度で回転するロータにおいて
、ロータ側のコイルに電力供給を用意することは困難である。
【0004】 ラジアル方向および軸方向における偏り測定のための他の周知のセンサ構成は
、ロータシャフトが円錐部分を備えるものである。位置センサは、円錐部分に関
連して配置される。したがって、軸方向およびラジアル方向の両方向における偏
りは、ロータにおいて検出され得る。このセンサ構成は、たとえばロータをこの
ような円錐に機械加工することが余計な作業段階を要求し、充分な精度をもって
機械加工することが難しいという不都合を伴う。このような円錐に対して取付け
られた位置センサによるラジアル方向測定と軸方向測定との間には、いわゆるク
ロスコネクションが存在する。すなわち、たとえば軸方向におけるロータの位置
ずれがラジアル方向における測定においても明らかにされ、ラジアル方向におけ
るロータの位置ずれが軸方向における測定においても明らかにされるということ
である。したがって、クロスコネクションを除去するために、測定結果は、比較
的複雑な方法で数的処理されなければならない。また、この解決手段は装着に高
い精度要求を伴い、熱膨張の影響を受け易い。
【0005】 本発明の目的は、1つのセンサを使用することによって、ラジアル方向および
軸方向における電気機械のロータの位置を決定する方法を提供することであり、
該センサは、差分測定を得るために、センサの歯のいくつかがラジアル方向にお
いて測定するために使用され、いくつかが軸方向において測定するために使用さ
れるように形成される。本発明の他の目的は、上述の欠点が大幅に取除かれた位
置センサを提供することである。本発明に従う方法は、補助リングが実質的にシ
ャフト上の歯付きリングの位置に備えられ、歯付きリングは少なくとも3組の歯
を備え、第1組の歯はラジアル方向におけるシャフトの移動を測定するために使
用され、第2組および第3組の歯は軸方向におけるシャフトの移動を測定するた
めに使用され、第2組および第3組の歯は、軸方向において、少なくとも部分的
に相互に対して異なる位置に取付けられることを特徴とする。本発明に従う位置
センサは、シャフトが実質的に歯付きリングの位置に取付けられた補助リングを
含み、歯付きリングが少なくとも3組の歯を含み、第1組の歯は、ラジアル方向
におけるシャフトの移動を測定するために使用されるために配置され、第2組お
よび第3組の歯が軸方向におけるシャフトの移動を測定するために使用されるた
めに配置され、第2組および第3組の歯が、軸方向において、少なくとも部分的
に相互に対し異なる位置に取付けられることを特徴とする。本発明は、位置セン
サがロータの周囲に取付けられる歯付きリングから成り、ロータが電気的特性お
よび/または磁気特性がロータシャフトの残りの構造と異なる部分を備え、軸方
向において測定するための歯が差分測定を可能にするために、軸方向に少なくと
も2つの位置に配置される、というアイデアに基づく。
【0006】 本発明は、先行技術の解決手段と比較して、注目に値する利点を示す。本発明
の位置センサを使用するとき、単一のセンサが、ラジアルおよび軸方向における
信頼性のある測定を達成するために使用されることができ、温度の影響が先行技
術の位置センサ以上に勘案され得る。本発明に従う2つの位置センサは、軸方向
における差分情報、すなわちロータの各端部における差分情報の2つの別個の項
目を出すために使用されることができる。したがって、ロータおよびステータ間
の熱膨張が検出され得る。さらに、本発明に従う位置センサは、特定の方法で、
歯が付けられた薄板を複数の薄板の組として結合させて使用することによって容
易に製造される。さらに、本発明に従う位置センサを使用するために、特定の円
錐形状がローターシャフトにおいて形成される必要はなく、真っ直ぐなシャフト
が使用され得る。
【0007】 以下において、本発明は添付図面に関連してより詳細に記載されるであろう。 以下において、本発明は、磁束の変化の測定に基づく位置センサの実施例によ
ってより詳細に記載されるであろう。まず歯付きリングおよびシャフトに関する
いくつかの用語を定義づけ、異なった観点を記載するために本明細書において以
下に使用されるであろう。シャフトに形成される歯付きリングおよび補助リング
の厚さはシャフトの軸方向Zにおいて測定される。次に、歯の幅は歯付きリング
の周方向Rにおいて測定された歯の寸法を表す。さらに、歯の幅および厚さに実
質的に垂直な方向、すなわち、円周の法線N方向における歯の高さを定義づける
であろう。ラジアル方向におけるシャフト位置は2つの異なる方向X、Yにおい
て行われる測定によって決定される。
【0008】 添付の図1は、本発明の有利な実施形態に従う位置センサの歯付きリング2を
斜視図で示す。また、上述の異なる方向のすべては、上述の用語の意味を明らか
にするために図1に示される。この歯付きリング2は、好ましくは、変圧器の薄
板のように、複数の薄板から成る。充分な数のこれらの薄板が、歯付きリングの
所望の厚さを達成するために、それぞれの上に積み重ねられる。この板は、好ま
しくは、(周方向における)歯の幅が実質的に同一であるが、(周方向に実質的
に垂直方向における)歯の高さは異なるように、実質的に2つの異なる寸法の歯
を備えるような、実質的に板である。したがって、一部の薄板は、同じ位置にそ
れぞれの上に取付けられ、その他の薄板は、3つのタイプの歯を形成するために
薄板が別の位置に回転されるようにして、それぞれの上に取付けられる。続いて
、さらに図1を参照して、これらの異なる歯のタイプをより詳細に記載する。第
1組の歯は、図1の参照符3a1,3a2,…,3a8で示される、実質的に歯
付きリングの厚さを備えた歯からなる。これに対して、第2組の歯は、幅が、好
ましくは、歯付きリングの実質的に半分の厚さであり、かつ歯付きリングの第1
面4aの側面の一部に取付けられる歯からなる。これらの歯は、参照符3b1,
3b2,3b3,3b4で示される。さらに、第3組の歯は、幅が、好ましくは
、実質的に歯付きリングの厚さが半分であり、かつ歯付きリングの第2面4bの
側面の一部に取付けられる歯からなる。この第3組の歯は、添付の図1に3c1
,3c2,3c3,3c4で示される。図1の有利な実施形態においては、これ
らの組の異なる歯が、歯1つおきに第1組の歯3a1,3a2,…,3a8が存
在し、これらの間に、第2組の歯3b1,3b2,3b3,3b4と、第3組の
歯3c1,3c2,3c3,3c4が交互に存在するように、好ましくは、交互
にされる。しかしながら、本発明の範囲内で、ここで示されるグループ分けとは
別のグループ分けを使用することも可能であることは明らかである。1つの代替
例は、第1組の2つの歯3a1,3a2,…,3a8が順に存在し、第2組の1
つの歯3b1,3b2,3b3,3b4および第3組の1つの歯3c1,3c2
,3c3,3c4が続くものである。別の代替例は、それぞれの組の歯が、たと
えば第2組、第1組、第3組の順(3b1,3a1,3c1,3b2,3a2,
3c2,…)で交互にされるものである。この後者の代替例は、たとえば位置セ
ンサが分割され得るという点で有利である。これは、ロータ周囲の所定位置に取
付けられる2またはそれ以上の部分からなる位置センサに言及する。したがって
、このようなセンサはその位置に装着される必要はなく、また、ロータは、位置
センサの取外しまたは取付けに関連して取外される必要はない。分割可能な位置
センサ2において、分離されるそれぞれの部分は、好ましくは、1つまたは2つ
の第1組の歯3a1,3a2,…,3a8、同数の第2組3b1,3b2,3b
3,3b4および第3組3c1,3c2,3c3,3c4の両組の歯を、好まし
くは、含む。
【0009】 図2はまた、歯付きリングの円周面の法線方向において歯付きリングの中心か
ら見た、かつ中心の周りを360°回転された、図1の歯付きリングの歯の位置
を示す。
【0010】 ロータ5のシャフト5aには、シャフト5aの他の部分とは明確に異なる磁気
伝導率を有する補助リング6(図3a〜3c)が設けられる。この補助リング6
は、歯付きリング2と同じ方法で薄板から形成され、または、たとえば粉末金属
もしくはフェライトで形成され得る。軸方向におけるこの補助リングの厚さは、
第1組における歯3a1,3a2,…,3a8の厚さよりも実質的に小さく、好
ましくは、この補助リング6の厚さは、第1組の歯3a1,3a2,…,3a8
の厚さの約半分、すなわち第2組および第3組における歯3b1,3b2,3b
3,3b4,3c1,3c2,3c3,3c4の厚さと実質的に同じである。し
かしながら、補助リング6の厚さは、必ずしも第2組および第3組における歯3
b1,3b2,3b3,3b4,3c1,3c2,3c3,3c4の厚さと実質
的に同じである必要はない。したがって、第1組の歯3a1,3a2,…,3a
8はラジアル方向における偏りを測定するために使用され得る。第2組の歯3b
1,3b2,3b3,3b4は、第1の差分測定結果を達成するために、軸方向
における偏りを測定するために使用されることができる。これに対して、第3組
の歯3c1,3c2,3c3,3c4は第2の差分測定結果を達成するために、
軸方向における偏りを測定するために使用され得る。これらの差分測定およびラ
ジアル測定は、本明細書において以下に示される。
【0011】 歯付きリング2がまた上述の薄板とは別の材料から成っていてもよいことは明
らかである。この文中においては、粉末金属およびフェライトが、歯付きリング
の製造に使用可能な材料として記載されるべきである。
【0012】 補助リング6はまた、それを取り囲んでいる材料よりも乏しい磁気伝導体であ
ってもよい。補助リング6は、たとえば、空気であってもよく、薄い鉄板によっ
て囲まれていてもよく、または補助リングは薄い鉄板からなり、空気によって囲
まれる。少なくとも以下の表において示される組み合わせが可能である。
【0013】
【0014】 歯付きリング2の歯3a1,3a2,…,3a8,3b1,3b2,3b3,
3b4,3c1,3c2,3c3,3c4には、巻線(添付の図3a、図3bお
よび図3cにおいて参照符8a,8b,8cで示される)が設けられ、好ましく
は、同じ巻数でそれぞれの歯に巻かれ、実質的に等しい巻ワイヤが各巻線8a,
8b,8cにおいて使用される。さらにそれぞれの巻線8a,8b,8cにおい
て使用される巻き方向は、好ましくは、同じ方向であり、その巻きは同じ点から
始められる。測定配置において、巻線8a,8b,8cが、ラジアル測定におい
て、2つの測定信号がX方向およびY方向において第1組の歯3a1,3a2,
…,3a8の実質的に反対側に存在する巻線によって形成されるように、好まし
くは、グループ分けされ、第1および第2の測定信号の変化は、それぞれX方向
およびY方向における偏りの方向および大きさを示す。これに対して、軸方向に
おける測定に関して、第2組の歯3b1,3b2,3b3,3b4の巻線8bは
、第1の差分測定値を形成するために相互に結合されることができ、これに対し
て第3組の歯3c1,3c2,3c3,3c4の巻線8cは、第2の差分測定値
を形成するために相互に結合されることができる。第1および第2の差分測定値
を組み合わせることによって、軸方向における中心位置からのシャフトの偏りを
示すことが可能である。
【0015】 図3aは、第1組の歯3a1,3a2,…,3a8の詳細にわたる拡大を断面
図で示す。セクション6の厚さが歯3a1,3a2,…,3a8の幅よりも実質
的に小さいので、補助リング6が歯3a1,3a2,…,3a8に全面的に取付
けられると、測定値はシャフト5aの位置によって有意に影響されない。しかし
ながら、ラジアル方向における偏りは、測定結果から直接に検出され得る。対応
する方法において、図3bは、第2組の歯3b1,3b2,3b3,3b4に関
する状況を示し、図3cは、第3組の歯3c1,3c2,3c3,3c4に関す
る対応する状況を示す。それぞれの場合において、補助リング6は、測定歯3b
1,3b2,3b3,3b4,3c1,3c2,3c3,3c4において単に部
分的に取付けられ、シャフトの軸方向における少しの移動でさえも、測定データ
をそれ相応に変化させるであろう。この変化は、第2の歯3b1,3b2,3b
3,3b4および第3の歯3c1,3c2,3c3,3c4の巻線8b,8cに
おいて区別をつけて検出される。このことは、第2組の巻線8bにおける測定信
号の変化が、第3組の巻線8cにおける測定信号の変化の方向と反対であること
を意味する。
【0016】 さらに、図4a、図4bおよび図4cは、本発明に従う位置センサ1に関して
適用され得る測定に関するいくつかの接続の縮小図を示す。図4aは、本発明の
有利な実施形態に従う位置センサに関してラジアル方向における有利な測定配列
を縮小図で示し、図4bは、本発明の有利な実施形態に従う位置センサに関して
軸方向における有利な測定配列を縮小図で示し、図4cは、図4aおよび4bの
測定配列に関して測定ブロック9x,9y,9zに関する有利な構造を縮小図で
示す。第1組の歯3a1,3a2,…,3a8の巻線8a1,8a2,…,8a
8には、位置センサにおいて第1組の歯3a1,3a2,…,3a8における磁
束を生成するために、電流などの測定信号を入力する手段IN+,IN−が設け
られる。この磁束は、隣接した歯、好ましくは、第2組3b1,3b2,3b3
,3b4および第3組の歯3c1,3c2,3c3,3c4に伝えられる。この
磁束は、軸方向Zにおける第2組3b1〜3b4および第3組3c1〜3c4の
これらの歯に関して、たとえば目下シャフト5aの補助リング6の位置によって
影響を受け、第2組および第3組のこれらの巻線8b1,8b2,8b3,8b
4,8c1,8c2,8c3,8c4から測定されることができる。さらに、ラ
ジアル方向における偏りは、第1組の歯の巻線8aを通って測定されるべきX方
向成分およびY方向成分に影響を及ぼすであろう。したがって、これらのX、Y
およびZの測定値を測定することによって、シャフトの位置がラジアル方向およ
び軸方向の両方向において毎回決定され得る。これを達成するためには、変圧器
7(図4c)が、測定回路からの測定信号のガルバニック分離(galvanic separ
ation)および巻線8a1,8a2,…,8a8,8b1,8b2,8b3,8
b4,8c1,8c2,8c3,8c4の分離のために、これらの測定される変
数X、YおよびZのそれぞれに、好ましくは、結合される。変圧器の二次コイル
は測定信号に比例した出力信号を生成するが、出力信号は、それぞれの測定信号
のために実行され、好ましくは、増幅器AMP、マルチプライヤブロックMIX
、およびローパスフィルタなどのフィルタLPFを含む測定ブロック9x,9y
,9zにおいて増幅される。図4cの結合は、図4aに従うラジアル方向におけ
る測定結合において、および図4bに従う軸方向における測定結合において適用
され得る。測定信号IN+,IN−と実質的に同じ周波数を有し、測定信号IN
+,IN−に関する位相差が適切に設定されるマルチプライヤ信号MODが、マ
ルチプライヤブロックMIXに送られる。この位相差は、軸方向における測定に
おいてのみならず、ラジアル方向におけるX成分およびY成分の測定においても
異なり得る。したがって、出力極OX+,OX−,OY+,OY−,OZ+,O
Z−における電流を測定することによって、異なる方向におけるシャフトの本当
の位置を計算することができる。上記電流測定の代わりに、電圧測定を利用する
ことも可能であることは明らかであり、当業者にとって周知の対応する変化が、
測定結合においてなされる。
【0017】 巻線の結合に関する、上に示された配列は、有利な解決手段の一例に過ぎず、
本発明に関して、巻線8a,8b,8cはまた多数の他の方法において実行され
得る。たとえば、巻線8a4および8a5は相互に交換可能であり、巻線8a6
および8a7も同様である。また、第2組の巻線8b1,8b2,8b3,8b
4および第3組の巻線8c1,8c2,8c3,8c4は、並列にせず直列に結
合されることができ、または、巻線のいくつかが並列に、いくつかが直列に結合
され得る。
【0018】 測定信号IN+,IN−の周波数は、好ましくは、数10キロヘルツである。 使用される増幅器AMPは、好ましくは、非常に低いインピーダンスを有する
増幅器であり、高いインピーダンスを有するものよりも広い線形測定範囲を達成
することができる。さらに、低いインピーダンスを有する増幅器を使用するとき
、高いインピーダンスを有する増幅器を使用するときよりも、ケーブルの長さが
測定結果に対して与える影響は小さい。
【0019】 さらに、添付の図6は、センサ1の歯付きリング2が軸方向における2つの部
分からなる構成を示す。したがって、第1部分2aおよび第2部分2bは軸方向
において同一のポイントに取付けられる必要はなく、これらの部分2a、2bは
たとえば、図6の実施例に示されるように、ラジアル軸受10の異なる側面に取
付けられ得る。本実施形態は、たとえば、歯付きリングの第1部分2aおよび第
2部分2bが相互に同一になり得るという利点を有する。さらに、すべての歯3
a1〜3a8,3b1〜3b4,3c1〜3c4は相互に等しくなり得る。また
、この解決手段は、使用される補助リング6が、好ましくは、薄鋼板で形成され
るラジアル軸受10に属するシャフトリングになり得るという利点を有する(図
示せず)。必要であれば、このシャフトリングの厚さは、位置センサ1における
歯付きリングの部分2a,2bがそれらの位置において取付けられるときに、シ
ャフトリングが部分的に歯3a1〜3a8,3b1〜3b4,3c1〜3c4に
配置されるように増加される。
【0020】 第1組の歯3a1〜3a8のそれぞれが、ラジアル方向において実質的に同位
置に配置された、歯付きリングの両部分2a,2bの少なくとも2つの歯からな
り、すなわち、1組の歯を形成する。これらの歯は、添付図面において参照符3
a1+〜3a8+,3a1−〜3a8−で示される。各組の歯3a1+,3a1
−;3a2+,3a2−;…;3a8+,3a8−の巻線は、好ましくは、直列
に結合される。したがって、図4aの結合に適用することができ、各コイル8a
1,8a2,…,8a8は直列に結合されたこれらの組の歯3a1+,3a1−
;3a2+,3a2−;…;3a8+,3a8−のコイルからなる。本実施形態
において、第2組の歯3b1〜3b8は、この好ましい実施形態における数は8
つであるが、たとえば、歯付きリングの第1部分2aにおいて取付けられ、これ
に応じて、第3組の歯3c1〜3c8は、この好ましい実施形態における数はま
た8つであるが、歯付きリングの第2部分2bにおいて配置される。第2組の歯
の巻線8b1〜8b4および第3組の歯の巻線8c1〜8c4は、第1実施形態
の記載に関して上に示されたようになされ得る。歯付きリングの部分2a,2b
がまた、ラジアル方向において、2つまたはそれ以上の部分に分割され得ること
は明らかであり、位置センサの取付けは、ロータが取外されることを要求しない
【0021】 位置センサ1およびラジアル軸受10が相互に非常に接近して取付けられる、
このような配置はまた、制御システムの実行を容易にする。このことは、たとえ
ば、位置センサから得られる情報がラジアル軸受における状況に実質的に対応す
るという事実のためである。
【0022】 位置センサ1が少なくとも軸方向において2つの部分に分割される、有利な実
施形態において、両部分2a,2bはさらに、歯が相互に実質的に一定の間隔を
あけてに配置されるように、歯付き部分と実質的に同一に形成され得る。この場
合においては、1組おきに歯3a1+,3a1−;3a2+,3a2−;…;3
a8+,3a8−が、ラジアル方向において測定する第1組の歯3a1〜3a8
を形成し、リングの第1部分2aにおいては、1つおきに歯が第2組の歯3b1
〜3b8を形成し、これに対して、リングの第2部分2bにおいては、1つおき
に歯が第3組の歯3c1〜3c8を形成する。
【0023】 本発明に従う位置センサにおいて、ラジアル方向および軸方向におけるクロス
コネクションが測定結果に影響するような程度で生じないという実験が示され、
クロスコネクションの補償は測定信号の後続の処理において行われる必要はない
【0024】 さらに、添付の図5は、本発明に従う2つの位置センサ1がシャフト5aの熱
膨張を検出するために使用可能な構成を示す。本発明に従う位置センサを使用す
るとき、信頼性のある軸方向の測定結果が、ロータの両端部、すなわちステータ
およびロータの共通する位置の両端部から得られ得る。これら2つの情報の項目
によって、ロータの軸方向の位置が、ロータとステータとの間の比較的小さいク
リアランス、たとえばケーシングとコンプレッサホイールとの間のクリアランス
ラビリンス(図示せず)およびアクシャル軸受間の空隙(図示せず)が、所望の
バランスで維持され得るように制御され得る。この情報から、ロータの温度を見
積もることも可能である。
【0025】 磁束の測定の利用が本発明に従う位置センサ1に関して上に示されたが、たと
えば容量性測定が本発明に関して適用され得ることは明らかである。したがって
、巻線8a,8b,8cは必要とされず、測定は電気容量の変化を検出すること
によって行われる。歯付きリングの歯3a1,3a2,…,3a8,3b1,3
b2,3b3,3b4,3c1,3c2,3c3,3c4がコンデンサの1つの
プレートを形成し、補助リング6はコンデンサの第2のプレートを形成する。補
助リング6の電気的特性はシャフト5aの電気的特性とは異なり、ラジアル方向
および軸方向におけるシャフトの位置ずれは電気容量の変化として検出され得る
。電気容量の変化は、それ自体では、たとえば電界における変化によって測定さ
れ得る。
【0026】 本発明は、上に示された実施形態だけに限定される訳ではなく、添付の特許請
求の範囲内において変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の有利な実施形態に従う位置センサの歯付きリングを斜視図で示す。
【図2】 歯付きリングの円周面の法線方向において、歯付きリングの中央から見た、か
つ360°回転された図1の歯付きリングの歯を示す。
【図3】 図3aは、ラジアル方向を測定するための歯の場合において、シャフトおよび
歯付きリングの部分に関する詳細を断面図で示し、図3bは、第1の差分方向に
おいて測定する歯の詳細を断面図で示し、図3cは、第2の差分方向において測
定する歯の詳細を断面図で示す。
【図4】 図4aは、本発明の有利な実施形態に従う位置センサに関してラジアル方向を
測定するための有利な配列を縮小図で示し、図4bは、本発明の有利な実施形態
に従う位置センサに関して軸方向を測定するための有利な配列を縮小図で示し、
図4cは、図4aおよび図4bに従う測定配列に関してブロックを測定するため
の有利な構造を縮小図で示す。
【図5】 本発明の2つの位置センサがシャフトの熱膨張を補うために使用可能な構成を
示す。
【図6】 本発明の第2の有利な実施形態に従う位置センサの歯付きリングを斜視図で示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2F063 AA04 AA10 AA37 BA03 BD02 BD16 CA08 CA29 CB01 CC04 DA01 DA05 DD06 GA05 GA06 GA08 GA30 GA36 GA43 GA50 2F077 AA13 AA14 AA21 AA25 AA41 AA43 FF04 FF13 FF31 VV02 VV11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジアル方向(X,Y)および軸方向(Z)における電気機械
    のロータ(5)の位置を決定する方法であって、ロータ(5)のシャフト(5a
    )の周囲に取付けられる歯付きリング(2)を使用する、電気機械のロータ(5
    )の位置を決定する方法において、 補助リング(6)が実質的にシャフト(5a)における歯付きリング(2)の
    位置に備えられ、歯付きリングが少なくとも3組の歯を備え、第1組の歯(3a
    1,3a2,…,3a8)はラジアル方向(X,Y)におけるシャフトの移動を
    測定するために使用され、第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第
    3組(3c1,3c2,3c3,3c4)の歯は軸方向(Z)におけるシャフト
    (5a)の移動を測定するために使用され、第2組(3b1,3b2,3b3,
    3b4)および第3組(3c1,3c2,3c3,3c4)の歯が軸方向(Z)
    に、少なくとも部分的に相互に対して異なる位置に取付けられることを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項2】 軸方向における補助リング(6)の厚さが軸方向における歯付
    きリング(2)の厚さよりも実質的に小さいことを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(3
    c1,3c2,3c3,3c4)の歯の厚さが、軸方向において第1組(3a1
    ,3a2,…,3a8)の歯の厚さの実質的に半分であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(3
    c1,3c2,3c3,3c4)の歯の厚さが、軸方向において補助リング(6
    )の厚さと実質的に同一であることを特徴とする請求項1、2または3に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(3
    c1,3c2,3c3,3c4)の歯の厚さが、軸方向において補助リング(6
    )の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項1、2または3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 歯付きリングが磁束を生成し、磁束の変化を測定するための巻
    線(8a,8b,8c)を備え、補助リング(6)の磁気特性がシャフト(5a
    )の磁気特性と実質的に異なることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ラジアル方向(X,Y)および軸方向(Z)における電気機械
    のロータ(5)の位置を測定するための位置センサ(1)であって、ロータ(5
    )のシャフト(5a)の周囲に取付けられるために配置された歯付きリング(2
    )を含む位置センサ(1)において、シャフト(5a)が実質的に歯付きリング
    (2)の位置に取付けられる補助リング(6)を含み、歯付きリングが少なくと
    も3組の歯を含み、第1組の歯(3a1,3a2,…,3a8)はラジアル方向
    (X,Y)におけるシャフト(5a)の移動を測定するために使用されるために
    配置され、第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(3c1,
    3c2,3c3,3c4)の歯は軸方向(Z)におけるシャフト(5a)の移動
    を測定するために使用されるために配置され、第2組(3b1,3b2,3b3
    ,3b4)および第3組(3c1,3c2,3c3,3c4)の歯が軸方向(Z
    )において、少なくとも部分的に相互に対して異なる位置に取付けられることを
    特徴とする位置センサ(1)。
  8. 【請求項8】 軸方向における補助リング(6)の厚さが、軸方向における歯
    付きリング(2)の厚さよりも実質的に小さいことを特徴とする請求項7に記載
    の位置センサ(1)。
  9. 【請求項9】 第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(3
    c1,3c2,3c3,3c4)の歯の厚さが、軸方向における第1組(3a1
    ,3a2,…,3a8)の歯の厚さの実質的に半分であることを特徴とする請求
    項7または8に記載の位置センサ(1)。
  10. 【請求項10】 第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(
    3c1,3c2,3c3,3c4)の歯の厚さが、軸方向における補助リング(
    6)の厚さと実質的に同一であることを特徴とする請求項7、8または9に記載
    の位置センサ(1)。
  11. 【請求項11】 第2組(3b1,3b2,3b3,3b4)および第3組(
    3c1,3c2,3c3,3c4)の歯の厚さが、軸方向における補助リング(
    6)の厚さよりも実質的に大きいことを特徴とする請求項7,8または9に記載
    の位置センサ(1)。
  12. 【請求項12】 歯付きリングが磁束を生成し、磁束の変化を測定するための
    巻線(8a,8b,8c)を備え、補助リング(6)がシャフト(5a)の磁気
    特性と実質的に異なる磁気特性を有するように配置されることを特徴とする請求
    項7〜11のうちのいずれかに記載の位置センサ(1)。
  13. 【請求項13】 歯付きリングが少なくとも第1部分(2a)と第2部分(2
    b)とから成り、第1組の歯は第1部分(2a)のいくつかの歯(3a1−〜3
    a8−)および第2部分(2b)のいくつかの歯(3a1+〜3a8+)から成
    り、歯(3b1〜3b8)が歯付きリングの第1部分(2a)に形成され、第3
    組の歯(3c1〜3c8)が歯付きリングの第2部分(2b)に形成されること
    を特徴とする請求項7〜12のうちのいずれかに記載の位置センサ(1)。
  14. 【請求項14】 ラジアル軸受(10)が、歯付きリングの第1部分(2a)
    および第2部分(2b)間に取付けられて、ロータの軸受のために用いられるこ
    とを特徴とする請求項13に記載の位置センサ(1)。
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